A method of making a packaging equipment and packaging, including the rotation scissors device

申请号 JP2013523634 申请日 2011-08-12 公开(公告)号 JP2013533183A 公开(公告)日 2013-08-22
申请人 フリト−レイ トレーディング カンパニー ゲーエムベーハーFrito−Lay Trading Company Gmbh; 发明人 ティリー、マーク;
摘要 A packaging apparatus including a rotary jaw device, the rotary jaw device comprising an elongate holder, an elongate knife mounted on and projecting outwardly from the elongate holder, the knife having an elongate cutting edge parallel to a plane of the knife, and at least one part of a heat seal device located on the elongate holder on opposed sides of the knife. A packaging method is also disclosed.
权利要求
  • 回転挟み装置を含む包装装置であって、前記回転挟み装置は、長尺状ホルダと、該長尺状ホルダに取付けられて該長尺状ホルダから外方に突出する長尺状の扁平なナイフであって、該ナイフの平面と平行な長尺状の刃先を有する前記ナイフと、前記長尺状ホルダにおいて前記ナイフの両側に位置するヒートシール装置と、を備える包装装置。
  • 前記ホルダが、回転軸線の周りを回転する取付支持体に取付けられ、前記ナイフの前記平面が、前記回転軸線に対して傾斜している請求項1に記載の包装装置。
  • 前記刃先が、前記ナイフの中心に沿って延びる請求項1又は請求項2に記載の包装装置。
  • 前記ナイフの厚さが1〜3mmである請求項3に記載の包装装置。
  • 前記ヒートシール装置が、前記長尺状ホルダから外方に突出する2つの長尺状押圧片を含み、同押圧片のそれぞれが前記ナイフの各側面に沿って延在する請求項1乃至4の何れか一項に記載の包装装置。
  • 前記押圧片が弾性材からなる片である請求項5に記載の包装装置。
  • 前記長尺状ホルダに対向して取付けられたアンビルをさらに備え、前記長尺状ホルダ及び前記アンビルが、前記回転挟み装置における対向する挟み部であり、前記アンビルが前記ナイフの切断動作のための反応面を有する請求項1乃至6の何れか一項に記載の包装装置。
  • 前記長尺状ホルダの回転によって前記ナイフが回転すると、前記ナイフの前記刃先が前記反応面に対して漸進的に接触するとともに前記刃先と前記反応面との間の接触点が前記刃先に沿って長手方向に移動するように、前記ナイフ及び前記アンビルが相互配置されている請求項7に記載の包装装置。
  • 前記アンビルが前記反応面を加熱するためのヒータを備える請求項7又は請求項8に記載の包装装置。
  • フィルム材料のピロー包装を形成するように構成されている請求項1乃至9の何れかに記載の包装装置。
  • (a)包装用フィルムの扁平チューブを提供するステップと、
    (b)回転挟み装置とアンビルとの間に前記扁平チューブの一部を配置し、前記回転挟み装置は長尺状の平面ナイフを有し、同平面ナイフは同平面ナイフの平面と平行な長尺状の刃先を有するステップと、
    (c)回転軸線の周りにおいて前記回転挟み装置を回転させ、前記ナイフの前記平面が前記回転軸線に対して傾斜しているステップと、
    (d)前記ナイフの切断動作のための前記回転挟み装置と前記アンビルの反応面との間に位置する前記扁平チューブの部分を切断するステップであって、前記ナイフが回転すると、前記ナイフの前記刃先が前記反応面に対して漸進的に接触するとともに前記刃先と前記反応面との間の接触点が前記刃先に沿って長手方向に移動するように前記ナイフ及び前記アンビルが相互配置されているステップと、を含む包装体を作製する方法。
  • 前記刃先が前記ナイフの中心に沿って延びる請求項11に記載の方法。
  • 前記ナイフの厚さが1〜3mmである請求項12に記載の方法。
  • 前記回転挟み装置と前記アンビルがヒートシール装置を含み、該ヒートシール装置は、前記扁平チューブの両側を合わせて同時にヒートシールして、前記扁平チューブの各切断端付近に長尺状の横方向密封シールを形成する請求項11乃至13の何れか一項に記載の方法。
  • 前記ヒートシール装置が2つの長尺状押圧片を備え、各押圧片が前記ナイフ及び加熱されたアンビルの各側面に沿って延在する請求項14に記載の方法。
  • 前記押圧片が弾性材からなる片である請求項15に記載の方法。
  • 各包装体の前記切断縁部が前記密封シールから0.5〜1.5mm離れている請求項14乃至16の何れか一項に記載の方法。
  • 各包装体の前記切断縁部が前記密封シールから約1mm離れている請求項17に記載の方法。
  • 前記密封シールの幅が1〜4mmである請求項14乃至18の何れか一項に記載の方法。
  • 前記密封シールの幅が1〜2mmである請求項19に記載の方法。
  • 前記包装体がフィルム材料のピロー包装である請求項11乃至20の何れか一項に記載の方法。
  • 前記包装体がスナック食品を収容する請求項21に記載の方法。
  • 说明书全文

    本発明は、回転挟み装置を含む包装装置、及び包装体を作製する方法に関する。

    縦型製袋充填シール(VFFS:vertical form, fill, and seal)包装装置を採用して、スナック食品等の製品の袋、ピロー包装、パウチの形をした包装体を製造することが知られている。 ヒートシール可能なプラスチック材料の包装用フィルムのロールから形成され、長手方向に密封されたチューブ状フィルムが、断続的に挟み装置を通り供給される。 フィルムは、挟み装置で扁平チューブになる。 挟み装置は、チューブを横断して延在する、垂直方向に離間される密封ヒートシール対を形成し、これらのシールは、垂直方向に隣接する包装体間に配置される。 また、挟み装置は、密封シール間に配置され、チューブを横断して延在する中間部分を切断し、それにより被包装製品を収容する下側シール包装体を、上側の非密封包装体から分離する。

    このように、下側密封シールは、下側包装体の上側密封シールとなり、上側密封シールは、上側包装体の下側シールとなる。 次に、上側包装体には、製品が充填され、チューブは、下方に挟み装置を通り送出され、次に、上側包装体の上縁部、及びその次の包装体の下縁部が、挟み装置の挟み間に配置されると、このサイクルが繰り返される。

    縦型製袋充填シール(VFFS)包装装置の、そうした挟みの動作原理として、複数の原理が知られている。 挟み装置の1種では、連続的な回転挟み運動を利用するが、これについて、図1及び図2を参照して説明する。

    図1を参照すると、かかる挟み装置10では、ナイフ12は、扁平化され、長手方向に密封されたチューブ14の片側に配設され、硬化反応パッド又はアンビル16は、チューブ14の反対側に配設され、チューブは、ナイフ12とアンビル16との間に配置されている。 ナイフ12は、アンビル16に押圧付勢されて、圧潰切断動作によって、ナイフの刃18とアンビル16との間に捕捉されたチューブ14のフィルムを切断する。

    図1の矢印で示したように、ナイフ12とアンビル16の両方は、反対の回転方向に同時に回転し、それによりナイフ12とアンビル16が、後述するような扁平チューブの形で、それらの間の中央に配置された包装用フィルム材料を切断するために、噛合うようにする。

    ナイフ12は、チューブ14の長手方向Lと直交し、アンビル16の表面及び刃18の刃先20と平行な軸X周りに回転される。 図示はしないが、複数のナイフ12は、軸Xに沿って延びる共通シャフトの周りに取付けられ、度をなして互いから離間している。 このため、共通シャフトが一回転する毎に、各ナイフ12によって複数の切断が行われる。 複数のアンビル16が、各ナイフに対応して設けられる。

    また、図2及び図3で示したように、長尺状ナイフ12が、取付ブロックの形をした長尺状ホルダ21に、取付けられる。 説明を明瞭にするために、図2と図3では、寸法や角度を誇張しているものもある。

    ナイフ12の下部は、長尺状ホルダ21にある長尺状凹部30に受容され、その中に固着される。 ナイフ12の切断動作は、漸進的であり、それにより、ホルダ21のナイフ12が連続的に回転中に、まずナイフ12の一方の長手方向端部22がアンビル16と接触し、次にそれらの間の接点が、刃18の刃先20に沿って、ナイフ12の他方の長手方向端部24に向けて進む。 図2及び図3に示したように、そうした漸進的切断動作を行うために、刃18の刃先20は、ナイフ12の平面に対してある角度aをなして研削されている。 典型的には、角度aは、2度である。 従って、回転接触が進むにつれて、扁平チューブ14の全幅は同時には切断されず、その代わりに、ナイフの刃18の点接触が、回転動作が進むにつれて、チューブ14を横断して移動する。 この漸進的切断動作は、シリンダ型芝刈り機の回転刃のものと同様である。

    長尺状のヒートシール装置26、28は、アンビル16及び/又はナイフの長尺状ホルダ21のどちらかに配設され、それにより横密封シール32、34が、ナイフ12によって作られる横切断部36の両側で、扁平チューブ14に形成されるようになっている。 ヒートシール装置26、28は、多くの形を取ることができ、典型的には、横方向に延在して互いに係合する突条と溝が、アンビル16と長尺状ホルダ21の対向する各表面に形成される。

    図2に示すように、ナイフ12とヒートシール装置26、28は、互いに平行であり、長手方向Lと直交する長尺状ホルダ21の両辺40、42とも平行である。 従って、長手方向を従来通りの垂直方向とする場合、ナイフ12とヒートシール装置26、28は平方向となる。

    既知の回転挟み装置は、有効なヒートシール及び切断のメカニズムを提供し、このメカニズムにより、包装体の両端部で確実に密封シールを形成すると共に、隣接する包装体がナイフの動作によって確実に分離される。

    しかしながら、製品メーカにとって、自社製品に関連する包装材料の量を低減する必要性、特に包装費用を低減するだけでなく、包装材料及び/又は包装作業に関する、二酸化炭素排出量のトン単位で表される、カーボンフットプリントを低減する必要性が増している。

    既知の回転挟み装置は、チューブの長手方向に、かなり幅広な密封シールを形成し、隣接する密封シール間に材料の無駄があるが、これはナイフの回転切断動作によって切断されるチューブのフィルム材料の一部が、隣接する密封シール間に設けられねばならないためである。

    従って、当該技術分野において、包装材料の量を低減可能にすると共に、それと関連する包装費用やカーボンフットプリント、即ち二酸化炭素排出量を、包装体の両端部で有効な密封シールを依然として達成しながら、低減可能にする、包装装置用回転挟み装置、及び包装体を作製する方法に対する必要性が存在する。

    本発明は、そうした必要性を満たすことを、少なくとも部分的な目的とする。

    本発明の目的は、回転挟み装置を含む包装装置であって、前記回転挟み装置が、長尺状ホルダと、該長尺状ホルダに取付けられて該長尺状ホルダから外方に突出する長尺状の扁平なナイフであって、該ナイフの平面と平行な長尺状の刃先を有する前記ナイフと、前記長尺状ホルダにおいて前記ナイフの両側に位置するヒートシール装置と、を備える包装装置を提供することである。

    任意には、ホルダは、回転軸線の周りを回転する取付支持体に取付けられ、前記ナイフの前記平面が、前記回転軸線に対して傾斜している。
    通常、刃先は、ナイフの中心に沿って延びる。
    一実施例では、ナイフの厚さが1〜3mmであり、任意には、約2mmである。
    好適には、ヒートシール装置は、長尺状ホルダから外方に突出する2つの長尺状押圧片を含み、同押圧片のそれぞれが前記ナイフの各側面に沿って延在する。

    押圧片は、弾性材からなる片であってもよい。
    回転挟み装置は、長尺状ホルダに対向して取付けられたアンビルをさらに備えてもよく、長尺状ホルダ及び前記アンビルが、前記回転挟み装置における対向する挟み部であり、前記アンビルが前記ナイフの切断動作のための反応面を有していてもよい。

    好適には、長尺状ホルダの回転によって前記ナイフが回転すると、前記ナイフの前記刃先が前記反応面に対して漸進的に接触するとともに前記刃先と前記反応面との間の接触点が前記刃先に沿って長手方向に移動するように、前記ナイフ及び前記アンビルが相互配置されている。

    任意には、アンビルは、反応面を加熱するためのヒータを備える。
    典型的には、回転挟み装置は、フィルム材料のピロー包装を形成するように構成されている。 任意には、包装は、スナック食品を包装する。

    本発明は、(a)包装用フィルムの扁平チューブを提供するステップと、(b)回転挟み装置とアンビルとの間に前記扁平チューブの一部を配置し、前記回転挟み装置は長尺状の平面ナイフを有し、同平面ナイフは同平面ナイフの平面と平行な長尺状の刃先を有するステップと、(c)回転軸線の周りにおいて前記回転挟み装置を回転させ、前記ナイフの前記平面が前記回転軸線に対して傾斜しているステップと、(d)前記ナイフの切断動作のための前記回転挟み装置と前記アンビルの反応面との間に位置する前記扁平チューブの部分を切断するステップであって、前記ナイフが回転すると、前記ナイフの前記刃先が前記反応面に対して漸進的に接触するとともに前記刃先と前記反応面との間の接触点が前記刃先に沿って長手方向に移動するように前記ナイフ及び前記アンビルが相互配置されているステップと、を含む包装体を作製する方法を更に提供する。

    任意には、刃先は、ナイフの中心に沿って延びる。 典型的には、ナイフの厚さを、1〜3mm、任意には、約2mmとする。
    好適には、回転挟み装置と前記アンビルがヒートシール装置を含み、該ヒートシール装置は、前記扁平チューブの両側を合わせて同時にヒートシールして、前記扁平チューブの各切断端付近に長尺状の横方向密封シールを形成する。

    任意には、ヒートシール装置は、2つの長尺状押圧片を備え、各押圧片が前記ナイフ及び加熱されたアンビルの各側面に沿って延在する。 押圧片は、弾性材からなる片である。
    好適には、各包装体の切断縁部は、ヒートシールから、0.5〜1.5mm、典型的には約1mm離れている。

    好適には、密封シールの幅を、1〜4mm、任意には、1〜2mmとする。
    典型的には、包装体を、フィルム材料のピロー包装とし、任意には、包装は、スナック食品を包装する。

    本発明は、本発明の方法によって作製した包装体を更に提供する。
    次に、本発明の実施形態について、ほんの一例として添付図を参照して、記述する。

    既知の包装装置用回転挟み装置の略側面図である。

    図1の既知の回転挟み装置で使用されるナイフ組立体の略平面図である。

    図1の既知の回転挟み装置で使用されるナイフの略斜視図である。

    本発明の実施形態による包装装置用回転挟み装置の略側面図である。

    図4の回転挟み装置で使用されるナイフ組立体の略平面図である。

    図4の回転挟み装置で使用されるナイフの略斜視図である。

    図4の回転挟み装置によって製造された包装体対の略側面図である。

    図4乃至図6では、連続的に回転挟み運動を行う、本発明による包装装置用回転挟み装置の好適実施形態について、説明している。 該装置は、取付ブロックとナイフの構造を、包装体を形成するのに必要な包装材料の量に関して所望の低減を達成するように大幅に変更することを除いて、図1乃至図3の既知の装置と同様な方法で、構造化され、動作する。 ナイフとアンビルは、図4の矢印で示すように、反対の回転方向に同時に回転し、それによりナイフとアンビルが、それらの間の中心に位置するフィルム材料を切断するために、噛み合うようにする。

    図4の挟み装置110では、図1乃至図3の既知の装置と同様に、包装体を形成するために、ナイフ112を、扁平状にされ、長手方向に密封されている包装フィルムのチューブ114の片側に配設する。 硬化反応パッド又はアンビル116を、チューブ114の反対側に配設して、チューブ114をナイフ112とアンビル116との間に配置する。 ナイフ112を、アンビル116に押圧付勢して、圧潰切断動作によって、ナイフの刃118とアンビル116との間に捕捉したチューブ114のフィルムを切断する。

    ナイフ112は、チューブ114の長手方向Lと直交し、アンビル116の表面と刃118の刃先120に平行な軸X周りに回転する。 挟み装置110を、取付支持体111によって軸線の周りに配置され、例えば、軸線に沿って延びるシャフトに取り付けられる。

    特に図5及び図6で示すように、長尺状ナイフ112を、取付ブロックの形をした長尺状ホルダ121に取付ける。 説明を明瞭にするために、図5及び図6では、寸法や角度を誇張したものもある。

    ナイフ112の下部は、長尺状ホルダ121にある長尺状凹部130に受容され、長尺状凹部130内に固着される。 ナイフ112の切断動作は、漸進的で、それにより、まずナイフ112の一方の長手方向端部122がアンビル116と接触し、次に、接点が、刃118の刃先120に沿って、ナイフ112の他方の長手方向端部124に向かって進む。

    そうした漸進的切断動作を達成するために、図5及び図6に示したように、ナイフ112を、長尺状ホルダ121の長手方向に対して角度bをなすように取り付け、刃118の刃先120は、ナイフ112の平面に平行となるように研削されている。 典型的には、角度bを、2度とする。

    長尺状のヒートシール装置126、128を、アンビル116及び/又はナイフの長尺状ホルダ121のどちらかに配設し、その結果、横密封シール132、134が、ナイフ112によって形成される横切断部136の両側において、扁平チューブ114に形成される。 図示した実施形態の装置では、アンビル116を加熱ブロックとし、例えば耐熱性ゴム等の弾性材からなる長尺状の押圧片126、128が、ナイフ112の両側に配置されている。 ナイフ112及び押圧片126、128は、長尺状ホルダ121の取付面138から突出して立設する。

    長尺状押圧片126、128は、ナイフ112に平行をなし、従って、長尺状押圧片126、128も、長尺状ホルダ121の長手方向に対して角度bで取付ける。 ナイフ112及び押圧片126、128を、そのために、長手方向Lに直交する長尺状ホルダ121の長手方向の辺に角度bだけ傾斜させる。 その結果、長手方向を垂直方向にした場合、ナイフ112及び押圧片126、128は、水平方向に対して角度bだけ傾斜する。

    回転接触が進むにつれ、扁平チューブ114の全幅は同時に切断されず、その代わりに、回転運動が進むにつれて、ナイフ刃118の点接触がチューブ114を横断して移動する。 押圧片126、128は、加熱アンビル116に対して、チューブ114のフィルム材料を局所的に押圧して、2つの離間した密封シール132、134を形成する。

    典型的には、ナイフの幅(図5及び図6の寸法a)を、1〜3mm、最も典型的には2mmとし、刃先120を、ナイフ112の刃118の全長に沿って中心に配置する。
    対照的に、図1乃至図3の既知の装置では、刃先20がナイフ12の平面に対して傾斜されているため、ナイフ12の幅(図2及び図3では、寸法y)は、刃内に刃先の傾斜部を収めるために、本発明で使用するナイフ112よりかなり広く、典型的には5mmにならざるを得ない。 本発明の装置のナイフには、そうした傾斜はなく、むしろ、ナイフ112の刃先120や平面は、平行であり、ナイフ厚を低減するだけでなく、ナイフも製造し易くなる。

    既知の装置でのように傾斜刃を有する平行に取付けられたナイフを提供する代わりに、本発明の装置では、平行な中心刃を有するナイフが傾斜されて取り付けられている。 長尺状押圧片126、128をナイフ112と平行にするので、ナイフ112とその両側にある長尺状押圧片126、128の全組立体も、長尺状ホルダ121の長手方向に対して傾斜して取付けられる。

    平坦な表面を持つ硬質な加熱アンビルに対して押圧される弾性の長尺状押圧片126、128を設けることで、最小幅の高強度シールという利点を提供できる。 より広幅に亘り低圧シールを提供するのと比較して、押圧片126、128は、小表面積に高圧を加えることができ、ヒートシールを強化できる。 そのために、幅広なシールと比べて、幅狭なヒートシールで、密封性能や耐久性を向上できる。

    典型的には、全て長尺状ホルダ121の長手方向に傾斜しているナイフ112及び押圧片126、128の組立体の全幅は、8mmであり、それに対して既知の装置では、全て長尺状ホルダ21の長手方向に平行な、ナイフ12とヒートシール装置26、28の組立体の全幅は、20mmである。

    そうしたナイフの構造と向きを変えた結果について、図7に示している。
    図7では、ナイフ112で形成した切断部によって分離した、2個の隣接する包装体200、202を示している。 各包装体200、202には、包装体200、202の長手方向に対して、角度b(図面では、誇張されている)だけ傾斜した切断横縁部204、206を有する。 該角度は、消費者により通常気付かれない程度に十分小さくされている。 密封シール208、210を形成するヒートシールは、各包装体200、202の端部に施されている。 切断横縁部204、206に隣接する非密封の最端部212、214の幅は、ナイフ厚の半分に対応している。 そのため、非密封の最端部212、214の典型的な厚さは、0.5〜1.5mm、最も典型的には1mmとなる。 これに対し、図1乃至図3の既知の装置によって製造された、対応する非密封の最端部の典型的な厚さである2.5mmとなる。

    そのため、こうした本発明の実施形態により製造した各包装体に関して、ヒートシールの安全性に影響を与えずに、通常のフィルム材料全体で、長さ3mm分を節約できる。
    こうした材料の節約は、密封シールを形成することに関して何ら機能的な意味を持たない包装体の端部にある非密封材料の量を低減することによって達成される。

    また、このヒートシールは、加熱アンビルに対して特定の押圧片を使用することによって、既知のヒートシールより幅狭にでき、包装材料を更に節減できる。 典型的には、ヒートシールの幅を、1〜4mm、任意には、1〜2mmとする。

    こうしたフィルム材料の節約は、スナック食品等の製品を大量生産する際に、多大な影響を与え得る。
    本出願人とその関連会社は、世界で最大のスナック食品会社の1つの一部であり、こうした包装材料の節約は、累計的に、年間数千万ドルもの包装材料に関する費用を全体的に節約し、重要なことには、年間約16,000トンの二酸化炭素産生量の節約になると推測できる。 そのために、本発明は、多様な製品、特にスナック食品の包装に関するカーボンフットプリントを、極めて大幅に低減し得る。

    以上で例示した角度や寸法は、本発明に従い使用してもよい角度の大きさや寸法を示したに過ぎず、これらのパラメータは、包装体サイズ、形状、寸法を含む多数の要素に応じて可変であることは、当業者には明らかであろう。

    本挟み装置及び方法を使用して、様々な製品の一次包装体を製造してもよく、スナック食品は単に好適な実施例に過ぎない。 また、本挟み装置及び方法を、二次包装体、例えば、マルチパック包装体を製造するように適合してもよい。

    既知の装置に関して上述したように、本発明の装置では、複数のナイフを回転軸に沿って配設した共通シャフト周りに取付け、互いに角度的に分離し、それにより、共通シャフトの回転のサイクル毎に、複数の切断を、各ナイフによって行い、それに対応する複数の包装体を、シャフトの回転サイクル毎の切断動作によって分離する。 複数のアンビルも、それに対応して設ける。

    別の実施例では、ヒートシール装置を、圧着装置としてもよい、並びに/又は全組立体の片側若しくは両側、つまり長尺状ホルダ及び/若しくはアンビルを、加熱してもよい。 更にまた、長尺のヒートシール装置を、アンビル及び/又はナイフの長尺状ホルダのどちらかに配設してもよい。

    本明細書に開示した本発明の実施形態に関する他の変更例については、当業者には明らかであろう。

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