Box assembly equipment and boxes assembly method

申请号 JP51617296 申请日 1995-11-06 公开(公告)号 JP2001508709A 公开(公告)日 2001-07-03
申请人 フィデリティ インターナショナル インク; 发明人 ウィリアムズ,ケン; アール エリオット,ハリー; エイ キャニング,ティモスィー; エフ ハートマン,アンドリュ; ジェイ ヘンドリックス,クエンティン;
摘要 (57)【要約】 各々三本の折り目線(20、22、24)が形成された一対の側壁構成部(13)を有するブランク(11)から箱を組み立てる装置(10)が提供される。 この装置は 底板 (40)と、一対のサイド折り曲げ機構(44)と、一対のエンド折り曲げ機構(45)とを有する。 サイド折り曲げ機構は底板に回動自在に設けられた基端板(51)と、この基端板に回動自在に設けられた中間板(53)と、この中間板に回動自在に設けられた末端板(55)とを有する。 ハンドル(67)に連結されたリンク機構(68)により、基端板、中間板および末端板が操作される。
权利要求
  • 【特許請求の範囲】 1. 各々三本の折り目線が形成された一対の側壁構成部を有するブランクから二重構造の側壁を持つ箱を組み立てるための箱組み立て装置において、対向する一対の側縁、対向する一対の端縁および上面を有する底板と、この底板の両側縁の近傍に各々設けられた一対のサイド折り曲げ機構とを備え、各サイド折り曲げ機構は、前記底板の横に回動自在に設けられたサイド基端板と、このサイド基端板の横に回動自在に設けられた中間板と、この中間板の横に回動自在に設けられた係合手段と、前記サイド基端板および中間板を前記底板の上面に向けて回動させて中間板がサイド基端板に重なるようにするとともに前記中間板がサイド基端板に近づくときに前記係合手段をサイド基端板および底板から遠ざける方向に回動させる操作手段とを有し、ブランクの両側縁が前記サイド折り曲げ機構の係合手段に係合するようにブランクを前記底板の上に載置した状態で前記操作手段を操作することにより、前記サイド基端板が底板に近づくとブランクが第1折り目線に沿って折り曲げられ、前記中間板がサイド基端板に重なるとブランクが第2 折り目線に沿って折り曲げられて二つ折りにされ、前記中間板が底板の近傍に達するとブランクが第3折り目線に沿って折り曲げられて底側フラップを形成し、 しかして前記二重構造の側壁が形成されるようにしたことを特徴とする箱組み立て装置。 2. 前記係合手段は前記中間板に回動自在に連結されたサイド末端板と、このサイド末端板に設けられた係合部材とを有することを特徴とする請求項1記載の箱組み立て装置。 3. 前記サイド基端板は前記底板にヒンジ結合され、前記中間板は前記サイド基端板にヒンジ結合されていることを特徴とする請求項2記載の箱組み立て装置。 4. 前記底板の両端縁の近傍に各々設けられた一対のエンド折り曲げ機構を備え、各エンド折り曲げ機構は前記底板の横に回動自在に設けられたエンド基端板と、このエンド基端板の横に回動自在に設けられたエンド末端板とを有し、少なくとも二本のエンド折り目線が形成された一対の端壁構成部を有するブランクを前記底板の上面に載置した状態で前記エンド折り曲げ機構を操作することにより、前記エンド基端板が底板に近づくとブランクが第1エンド折り目線に沿って折り曲げられ、前記エンド末端板が前記エンド基端板に近づくとブランクが第2エンド折り目線に沿って折り曲げられるようにしたことを特徴とする請求項1記載の箱組み立て装置。 5. 前記サイド基端板はその両端部に弾力性のある凸部を有し、前記側壁構成部と端壁構成部との間に設けられたコーナーウエブを持つブランクを前記底板の上に載置したとき、コーナーウエブが前記凸部により内方へ押されるようにしたことを特徴とする請求項4記戟の箱組み立て装置。 6. 一対の側壁構成部と、一対の端壁構成部と、前記側壁構成部および端壁構成部の間に配されたコーナーウエブとを有するブランクから箱を組み立てるための箱組み立て装置において、対向する一対の側縁、対向する一対の端縁および上面を有する底板と、この底板の両端縁の近傍に各々設けられた一対のエンド折り曲げ機構と、前記底板の両側縁の近傍に各々設けられた一対のサイド折り曲げ機構とを備え、各エンド折り曲げ機構は前記底板の横に回動自在に設けられたエンド基端板を有し、各サイド折り曲げ機構は前記底板の横に回動自在に設けられたサイド基端板と、このサイド基端板に設けられた弾力性を有する凸部とを有し、 前記ブランクを前記装置に載置した状態で前記サイド基端板を回動操作してそのブランクの側壁構成部が折り曲げられると、前記凸部により前記コーナーウエブが内方へ押されるようにしたことを特徴とする箱組み立て装置。 7. 前記サイド折り曲げ機構は、前記サイド基端板の横に回動自在に設けられた中間板と、この中間板の横に回動自在に設けられたサイド末端板と、このサイド末端板に設けられた係合部材と、前記サイド基端板および中間板を前記底板の上面に向けて回動させて中間板がサイド基端板に重なるようにするとともに前記中間板がサイド基端板に近づくときに前記サイド末端板をサイド基端板および底板から遠ざける方向に回動させる操作手段とを有することを特徴とする請求項5 記載の箱組み立て装置。 8. 前記サイド基端板は前記底板にヒンジ結合され、前記中間板は前記サイド基端板にヒンジ結合され、前記サイド末端板は前記中間板にヒンジ結合されていることを特徴とする請求項6記載の箱組み立て装置。 9. ブランクの各側壁構成部の隣り合う二枚のパネルから二重構造の側壁が組み立てられるように、ブランクの中央パネルに対して前記側壁構成部を折り曲げるブランク側壁折り曲げ方法において、対向配置された一対の折り曲げ機構の間にブランクを配置するとともにブランクの対向する縁部を前記折り曲げ機構に各々係合させる工程と、前記折り曲げ機構を互いの方向に回動させて前記隣り合う二枚のパネルが互いに重ね合わされるまで前記側壁構成部を前記中央パネルに対して折り曲げる工程と、前記隣り合う二枚のパネルが互いに重ね合わされたときに前記ブランクの対向する縁部と前記折り曲げ機構との係合を解除する工程とを有することを特徴とするブランク側壁折り曲げ方法。 10. ブランクの各側壁構成部の隣り合う二枚のパネルから二重構造の側壁が組み立てられるように、前記側壁構成部を折り曲げるブランク側壁折り曲げ装置において、上面を有する底板と、ブランクの各側壁構成部を二つ折に折り曲げる折り曲げ機構とを備え、この折り曲げ機構は前記底板の近傍に回動自在に設けられた基端板と、この基端板に対して回動自在となるように設けられた末端板と、 前記末端板に設けられて前記側壁構成部の折り曲げ開始時に前記ブランクの両側縁に係合する係合手段と、前記基端板と末端板を前記底板の上面に向けて回動させて互いに重なり合うようにする操作手段とを有し、前記隣り合う二枚のパネルが互いに接近する間に前記係合手段が前記ブランクの両側縁を開放し、しかして前記隣り合う二枚のパネルが互いに重ね合わさるようにしたことを特徴とするブランク側壁折り曲げ装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 箱組み立て装置および箱組み立て方法技術分野本発明は、ブランクから箱を組み立てるために使用する箱組み立て装置および箱組み立て方法に関するものである。 このような装置および方法に使用されるブランクは三本の折り目線が形成された一対の側壁構成部を有する。 背景技術紙箱を組み立てるには、抜き型で打ちぬかれたブランクを折り曲げて複数の箱壁を立ち上げ、それら箱壁同士をその状態にとめあわせるのが普通である。 このような箱の組み立ては手作業で行うこともできるが、折り曲げ箇所の多いブランクを一人で扱うのは困難であるため、従来からブランクを折り曲げる装置が利用されている。 ブランクから箱を組み立て、中に物品を入れて包装体を形成する従来の自動箱形成包装装置は例えば米国特許第3,566,755号に開示されている。 この特許の装置は比較的大型であるため、設置空間が限られかつ装置使用頻度があまり高くない環境、例えば小売り店等ではあまり好都合な装置とはいえない。 小売り店のような環境では空間を効率良く利用する必要から、ブランクは折り曲げ前の平らな状態で保存され、商品が売れた場合にのみ箱が組み立てられる。 さらに、 特許に開示されたタイプの装置は箱の組み立てをすばやく行うことに重点をおいて設計されているため、構造が複雑であり、使い方が難しく、小規模店舗での使用には適していない。 自動箱形成装置の他の例は、米国特許第3,101,653号、第3,913, 466号、第3,975,994号および第5,184,998号等にも開示されているが、 どの装置も前述の装置同様、大型でかつ使い勝手が悪く小規模店舗での使用には適さない。 本発明は上記の問題点を考慮してなされたもので、使用法が簡単でかつ小型の箱組み立て装置を提供することを主たる目的とする。 発明の開示本発明は、各々三本の折り目線が形成された一対の側壁構成部を有するブランクから二重構造の側壁および底側フラップを持つ箱を組み立てるための装置を提供する。 この装置は、対向する一対の側縁、対向する一対の端縁および上面を有する底板と、この底板の近傍に設けられた一対のサイド折り曲げ機構とを有する。 各サイド折り曲げ機構は、底板の横に回動自在に設けられたサイド基端板と、 このサイド基端板の横に回動自在に設けられた中間板と、この中間板の横に回動自在に設けられたエンド末端板と、このエンド末端板に設けられた係合部材と、 サイド基端板および中間板を底板の上面に向けて回動させて中間板がサイド基端板に重なるようにするとともに中間板がサイド基端板に近づくときにサイド末端板をサイド基端板および底板から遠ざける方向に回動させる操作手段とを有する。 このような装置において、ブランクの両側縁がサイド折り曲げ機構の係合部材に係合するようにブランクを底板の上に載置し、操作手段を操作してブランクの側壁構成部を折り曲げる。 つまり、操作手段の操作により、サイド基端板が底板に近づくとブランクが第1折り目線に沿って折り曲げられ、中間板がサイド基端板に重なるとブランクが第2折り目線に沿って折り曲げられて二つ折りにされ、 中間板が底板の近傍に達するとブランクが第3折り目線に沿って折り曲げられて底側フラップが形成される。 図面の簡単な説明第1図は本発明の一実施例の箱組み立て装置を示す斜視図、第2図は第1図の装置を用いて箱に組み立てられるブランクの斜視図、第3図〜第6図は第1図の装置の一部であり、ブランクの側壁構成部が折り曲げられる様子を順を追って段階的に示した図、第7図〜第9図は第1図の装置の一部であり、ブランクの端壁構成部が折り曲げられる様子を順を追って段階的に示した図ある。 発明を実施するための最良の形態図面に基づいて説明すると、装置10はブランク11から箱、トレイ、トレーカバー等を組み立てるための装置である。 ブランク11の詳細は米国特許第4, 795,084号に開示されている。 第2図に示されるように、ブランク11は一対の側壁構成部13と一対の端壁構成部14とコーナーウエブ15とにより囲まれた中央パネル12を有する。 コーナーウエブ15は側壁構成部13に折り目線16に沿って連結され、かつ、端壁構成部14に折り目線17に沿って連結されている。 各コナーウエブ15は中央折り目線18を有する。 本願において、「 折り目線」の用語はブランクに形成された型押し溝(score line)、切り込み、 ミシン目等を含み、ブランクが箱に組み立てられた際には実際の折り目となるようなものを意味する。 各側壁構成部13は、中央パネル12に第1折り目線20 に沿って折り曲げ自在に連結された外側パネル19と、この外側パネル19に第2折り目線22に沿って折り曲げ自在に連結された内側パネル21と、この内側パネル21に第3折り目線24に沿って折り曲げ自在に連結された底側フラップ23とを有する。 ノッチ27は内側パネル21と底側フラップ23の各端部に形成されている。 各端壁構成部14は中央パネル12に折り目線30に沿って折り曲げ自在に連結された外端パネル29と、この外端パネル29に折り目線32に沿って折り曲げ自在に連結された内端パネル31と、この内端パネル31に折り目線34に沿って折り曲げ自在に連結された底端フラップ33とを有する。 側壁構成部13のノッチ27に入る大きさおよび形状のロックタブ35が底端フラップ33の両端に連結されている。 装置10は両側縁41および両端縁42を持つ矩形の底板40を有する。 一対のサイド折り曲げ機構44が底板40の両側縁41の近傍に取り付けられ、また、一対のエンド折り曲げ機構45が底板40の端縁42の近傍に取り付けられている。 サイド折り曲げ機構44は、第1図および第3図に示す開位置と第6図に示す閉位置との間を揺動自在な構成となっている。 同様に、エンド折り曲げ機構45は第7図に示す開位置と第9図に示す閉位置との間を揺動自在な構成となっている。 底板40は四本の脚47を有し。 これら脚47により支持面47の上方に支持されている。 各サイド折り曲げ機構44は、ヒンジ52により底板40に回動自在に連結されたサイド基端板51と、ヒンジ54によりサイド基端板51に回動自在に連結された中間板53と、ヒンジ56により中間板53に回動自在に連結されたサイド末端板55と、底板40、サイド基端板51、中間板53およびサイド末端板55に取り付けられた操作手段60とを有する。 サイド末端板55は係合部材として機能する細長いバー61を有する。 サイド基端板51はその各端部にスロット63を有する。 各スロット63に沿って押圧ばね64が延在している。 押圧ばね64はサイド基端板51に取り付けられている。 各操作手段60はリンク機構68に連結されたハンドル67を有する。 リンク機構68は、サイド基端板51、中間板53、およびサイド末端板55の動きを制御する。 リンク機構68は底板40の底に取り付けられた一対のベースリンク70と、サイド基端板51に取り付けられたブラケット71と、中間板53に取り付けられたブラケット72と、サイド末端板55に取り付けられたブラケット73とを有する。 リンク機構68は、さらに、ハンドル67と一体に形成されたメインリンク75を有する。 メインリンク75はピン76を介してベースリンク70に回動自在に連結されている。 V字形の基端リンク77はその折れ曲がり部がピン78を介してメインリンク75に回動自在に連結されている。 さらに基端リンク77はその一端がピン79を介して基端板ブラケット71に回動自在に連結され、かつ、他端がピン82を介して中間リンク81の一端に回動自在に連結されている。 中間リンク81の他端はピン83を介して中間板ブラケット72に回動自在に連結されている。 補助リンク85は安定性の向上を図るためにピン7 6、78に連結されている。 末端リンク86の一端はハンドル67の基部に位置するピン87を介してメインリンク75に回動自在に連結され、かつ他端はピン88を介して基端板ブラケット73 に回動自在に連結されている。 第6図に最もよく示されるように、つめ89が底板40に設けられ、リンク機構が閉位置に来たときに、このつめ89がメインリンク75に形成された凹部90にはまり込むようになっている。 各エンド折り曲げ機構45は、ヒンジ92を介して底板40に回動自在に連結されたエンド基端板91と、ヒンジ94を介してエンド基端板91に回動自在に連結されたエンド末端板93とを有する。 エンド基端板91はその各端から内方へ延びるノッチ96を有する。 L字形の支持板95が底板40の底に取り付けられ、エンド折り曲げ機構45が開位置に在るときにエンド基端板91とエンド末端板93を支持するようになっている。 このような構成は、ブランク11を底板40上に位置合わせし易くする。 このような装置を使用してブランク11を組み立てるには、まず、サイド折り曲げ機構44とエンド折り曲げ機構45の両者を開位置に移動させてから、ブランク11を装置10の上に載置する。 この時、ブランク11の両側縁が第3図に示すようにサイド末端板55のバー61に突き当たって係合し、ブランク全体が湾曲した状態になるようにする。 ブランク11が装置10の所定位置に載置されていれば、ブランク11の第1折り目線20はヒンジ52の近傍にこれとほぼ平行に配され、第2折り目線22はヒンジ54の近傍にこれとほぼ平行に配され、 第3折り目線24はヒンジ56の近傍にこれとほぼ平行に配される。 同様に、ブランク11の端部にある折り目線30はヒンジ92の近傍にこれとほぼ平行に配され、折り目線32はヒンジ94の近傍にこれとほぼ平行に配される。 両サイド折り曲げ機構44の操作は、各々の機構44のハンドル67を互いの方向に向けて動かすことにより開始する。 このようにハンドル67を動かすと、 第4図に示すように、サイド基端板51が底体40の上面へ向かって立ち上がるように回動し、同時に中間板53がサイド基端板51に向かって回動する。 中間板53の回動によりブランク11は第2折り目線22に沿って折り曲げられ、中間板53とサイド基端板51の間に捕捉される。 サイド基端板51の回動によりブランク11は第1折り目線20に沿って折り曲げられる。 しかる後、ハンドル67(即ちリンク機構)をさらに動かし続けると、サイド末端板55は底板40から離れる方向に回動してブランク11の両側縁の拘束を解除する。 第5図に示すように、サイド末端板55が上方へ退くと、中間板53が底板4 0の近傍に移動し、これによりブランク11の両側縁がブランク11の中央パネル12に当接する。 中間板53がさらにサイド基端板51に向けて移動すると、 ブランク11の側壁構成部13は第3折り目線24に沿って折り曲げられ、中間板53と底板40の間に案内される。 このとき中間板53と底板40との間に多少の隙間が開くように設計することにより中間板53がブランク11を引っ掻いたり破いたりする心配がない。 第6図では、ベースリンク70、末端板ブラケット73、および末端リンク8 6が簡略化のために省略されている。 この図のようにリンク機構44を更に回動させると、中間板53がサイド基端板51に重なり、これによりブランク11の内側パネル21が外側パネル19に重ね合わされ、かつ、底側フラップ23が中間板53と底板40との間に挟み込まれる。 サイド折り曲げ機構44が閉位置に達すると、つめ89がメインリンク75の凹部90にはまり込んでサイド折り曲げ機構44を閉位置に固定する。 このときブランク11の外側パネル19はサイド基端板51に沿って延在し、かつ、その両端のコナーウエブ15は、ばね64 の押圧により箱の内方へ湾曲させられる。 次に、エンド折り曲げ機構45を手動操作して、エンド基端板91を第1図および第7図の開位置から第8図に示す閉位置、即ち底板40に対してほぼ直となる位置まで回動させる。 この操作によりコーナーウエブ15がさらに湾曲し、 最終的に折り目線16、17、18に沿って折り曲げられる。 このとき内側パネル21が既に立ちあげられているので、コーナーウエブ15は外端パネル29に沿ってこれに重なるように折り曲げられる。 また、ばね64の弾力性により、外端パネル29の両端は損傷を受けずにばね64の上を滑りこれを通り越して閉位置に到達する。 なお、エンド基端板91が立ちあげられる際、ばね64はエンド基端板91のノッチ96を通ってエンド基端板91の外側へ抜けるので、エンド基端板91の回動操作の邪魔にならない。 次いで第9図に示すように、エンド末端板93をほぼ18 0度回動させてエンド基端板91の内側に重ねるようにする。 この操作により、 ブランク11の端壁構成部14が折り目線32に沿って折り曲げられ、内端パネル31が外端パネル29の内側に重ね合わされる。 内端パネル31の重ね合せと同時に、エンド末端板93が底板40の近傍に移動するので、底端フラップ33 がエンド末端板93の下で折り目線34に沿って折り曲げられ、エンド末端板9 3と底板40の間に挟み込まれて中央パネル12に重ねられる。 底端フラップ3 3が所定位置、即ち中央パネル12に重なる位置に配されると、ロックタブ35 がノッチ27に係合する。 これにより、端壁構成部14がもとの状態に折り返されるのが防止されるので、ブランク11が組み立て状態、即ち、箱の状態に保持される。 次に、エンド折り曲げ機構45およびサイド折り曲げ機構44を前述の回動方向と逆方向に、即ち、閉位置から開位置に移動させ、組立てられた箱の拘束を解除する。 なお、エンド折り曲げ機構45に対して、サイド折り曲げ機構44のリンク機構68と同様なリンク機構を設けてもよい。 このようなリンク機構はハンドル操作でなく、例えばソレノイドで駆動するようにしてもよい。 そのようにすれば装置の自動化が可能となる。 上述したように、本発明によれば従来の箱形成装置の問題を解決した新しい箱組み立て装置が提供される。 しかしながら上述の装置は本発明の基本的技術思想を説明するための好ましい実施態様にすぎない。 従って、本願請求の範囲に記載された発明の範囲を逸脱しない限り、上記実施例に基づく設計変更、構成の付加、構成の簡略化は可能である。

    【手続補正書】特許法第184条の8第1項【提出日】平成8年10月8日(1996.10.8) 【補正内容】 各側壁構成部13は、中央パネル12に第1折り目線20に沿って折り曲げ自在に連結された外側パネル19と、この外側パネル19に第2折り目線22に沿って折り曲げ自在に連結された内側パネル21と、この内側パネル21に第3折り目線24に沿って折り曲げ自在に連結された底側フラップ23とを有する。 ノッチ27は内側パネル21と底側フラップ23の各端部に形成されている。 各端壁構成部14は中央パネル12に折り目線30に沿って折り曲げ自在に連結された外端パネル29と、この外端パネル29に折り目線32に沿って折り曲げ自在に連結された内端パネル31と、この内端パネル31に折り目線34に沿って折り曲げ自在に連結された底端フラップ33とを有する。 側壁構成部13のノッチ27に入る大きさおよび形状のロックタブ35が底端フラップ33の両端に連結されている。 装置10は両側縁41および両端縁42を持つ矩形の底板40を有する。 一対のサイド折り曲げ機構44が底板40の両側縁41の近傍に取り付けられ、また、一対のエンド折り曲げ機構45が底板40の端縁42の近傍に取り付けられている。 サイド折り曲げ機構44は、第1図および第3図に示す開位置と第6図に示す閉位置との間を揺動自在な構成となっている。 同様に、エンド折り曲げ機構45は第7図に示す開位置と第9図に示す閉位置との間を揺動自在な構成となっている。 底板40は四本の脚47を有し。 これら脚47により支持面47の上方に支持されている。 各サイド折り曲げ機構44は、ヒンジ52により底板40に回動自在に連結されたサイド基端板51と、ヒンジ54によりサイド基端板51に回動自在に連結された中間板53と、ヒンジ56により中間板53に回動自在に連結されたサイド末端板55と、底板40、サイド基端板51、中間板53およびサイド末端板55に取り付けられた操作手段60とを有する。 サイド末端板55は係合部材として機能するバー61を有する。 サイド基端板51はその各端部にスロット63 を有する。 各スロット63に沿って弾力性を有する凸部、例えば押圧ばね64が延在している。 押圧ばね64はサイド基端板51に取り付けられている。 L字形の支持板95が底板40の底に取り付けられ、エンド折り曲げ機構45 が開位置に在るときにエンド基端板91とエンド末端板93を支持するようになっている。 このような構成は、ブランク11を底板40上に位置合わせし易くする。 このような装置を使用してブランク11を組み立てるには、まず、サイド折り曲げ機構44とエンド折り曲げ機構45の両者を開位置に移動させてから、ブランク11を装置10の上に載置する。 この時、ブランク11の両側縁が第3図に示すようにサイド末端板55のバー61に突き当たって係合することにより保持 され 、ブランク全体が湾曲した状態になるようにする。 ブランク11が装置10 の所定位置に載置されていれば、ブランク11の第1折り目線20はヒンジ52 の近傍にこれとほぼ平行に配され、第2折り目線22はヒンジ54の近傍にこれとほぼ平行に配され、第3折り目線24はヒンジ56の近傍にこれとほぼ平行に配される。 同様に、ブランク11の端部にある折り目線30はヒンジ92の近傍にこれとほぼ平行に配され、折り目線32はヒンジ94の近傍にこれとほぼ平行に配される。 両サイド折り曲げ機構44の操作は、各々の機構44のハンドル67を互いの方向に向けて動かすことにより開始する。 このようにハンドル67を動かすと、 第4図に示すように、サイド基端板51が底体40の上面へ向かって立ち上がるように回動し、同時に中間板53がサイド基端板51に向かって回動する。 中間板53の回動によりブランク11は第2折り目線22に沿って折り曲げられ、中間板53とサイド基端板51の間に捕捉される。 サイド基端板51の回動によりブランク11は第1折り目線20に沿って折り曲げられる。 しかる後、ハンドル67(即ちリンク機構)をさらに動かし続けると、サイド末端板55は底板40 から離れる方向に回動してブランク11の両側縁の拘束を解除する。 第5図に示すように、サイド末端板55が上方へ退くと、中間板53が底板4 0の近傍に移動し、これによりブランク11の両側縁がブランク11の中央パネル12に当接する。 中間板53がさらにサイド基端板51に向けて移動すると、 ブランク11の側壁構成部13は第3折り目線24に沿って折り曲げられ、中間板53 と底板40の間に案内される。 このとき中間板53と底板40との間に多少の隙間が開くように設計することにより中間板53がブランク11を引っ掻いたり破いたりする心配がない。 第6図では、ベースリンク70、末端板ブラケット73、および末端リンク8 6が簡略化のために省略されている。 この図のようにリンク機構44を更に回動させると、中間板53がサイド基端板51に重なり、これによりブランク11の内側パネル21が外側パネル19に重ね合わされ、かつ、底側フラップ23が中間板53と底板40との間に挟み込まれる。 サイド折り曲げ機構44が閉位置に達すると、つめ89がメインリンク75の凹部90にはまり込んでサイド折り曲げ機構44を閉位置に固定する。 このときブランク11の外側パネル19はサイド基端板51に沿って延在し、かつ、その両端のコナーウエブ15は、 弾力性の ある凸部 64の押圧力により箱の内方へ湾曲させられる。 次に、エンド折り曲げ機構45を手動操作して、エンド基端板91を第1図および第7図の開位置から第8図に示す閉位置、即ち底板40に対してほぼ直角となる位置まで回動させる。 この操作によりコーナーウエブ15がさらに湾曲し、 最終的に折り目線16、17、18に沿って折り曲げられる。 このとき内側パネル21が既に立ちあげられているので、コーナーウエブ15は外端パネル29に沿ってこれに重なるように折り曲げられる。 また、ばね64の弾力性により、外端パネル29の両端は損傷を受けずにばね64の上を滑りこれを通り越して閉位置に到達する。 なお、エンド基端板91が立ちあげられる際、ばね64はエンド基端板91のノッチ96を通ってエンド基端板91の外側へ抜けるので、エンド基端板91の回動操作の邪魔にならない。 次いで第9図に示すように、エンド末端板93をほぼ180度回動させてエンド基端板91の内側に重ねるようにする。 この操作により、ブランク11の端壁構成部14が折り目線32に沿って折り曲げられ、内端パネル31が外端パネル29の内側に重ね合わされる。 内端パネル31の重ね合せと同時に、エンド末端板93が底板40の近傍に移動するので、底端フラップ33がエンド末端板93の下で折り目線34に沿って折り曲げられ、エンド末端板93と底板4 0の間に挟み込まれて中央パネル12に重ねられる。 請求の範囲1. 対向する一対の側縁と、対向する一対の端縁と、各々三本の折り目線が形成された一対の側壁構成部とを有するブランクから二重構造の側壁を持つ箱を組み立てるための箱組み立て装置において、対向する一対の側縁、対向する一対の端縁および上面を有する底板と、この底板の両側縁の近傍に各々設けられた一対のサイド折り曲げ機構とを備え、各サイド折り曲げ機構は、前記底板に横付けになる位置に回動自在に設けられたサイド基端板と、このサイド基端板に横付けになる位置に回動自在に設けられた中間板と、この中間板に横付けになる位置に回動自在に設けられたサイド末端板と、このサイド末端板に設けられた係合手段と、前記サイド基端板および中間板を前記底板の上面に向けて回動させて中間板がサイド基端板に重なるようにするとともに前記中間板がサイド基端板に近づくときに前記サイド末端板を中間板および底板から遠ざける方向に回動させる操作手段とを有し、前記ブランクの両側縁が前記係合手段に係合するようにブランクを前記底板の上に載置した状態で前記操作手段を操作することにより、前記サイド基端板が底板に近づくとブランクが第1折り目線に沿って折り曲げられ、前記中間板がサイド基端板に重なるとブランクが第2折り目線に沿って折り曲げられて前記第1折り目線と第2折り目線の間の部分に被さるように二つ折りにされ、前記中間板が底板の近傍に達するとブランクが第3折り目線に沿って折り曲げられて底側フラップを形成し、しかして前記二重構造の側壁が形成されるようにしたことを特徴とする箱組み立て装置。 2. 前記係合手段は前記サイド末端板の外端縁の近傍に設けられた細長いバーを有し、このバーは前記サイド折り曲げ機構が開位置に在るときサイド末端板から上方へ突出することを特徴とする請求項1記載の箱組み立て装置。 3. 前記サイド基端板は前記底板にヒンジ結合され、前記中間板は前記サイド基端板にヒンジ結合されていることを特徴とする請求項2記載の箱組み立て装置。 4. 前記底板の両端縁の近傍に各々設けられた一対のエンド折り曲げ機構を備え、各エンド折り曲げ機構は前記底板に横付けになる位置に回動自在に設けられたエンド基端板と、このエンド基端板に横付けになる位置に回動自在に設けられたエンド末端板とを有し、少なくとも二本のエンド折り目線が形成された一対の端壁構成部を有するブランクを前記底板の上面に載置した状態で前記エンド折り曲げ機構を操作することにより、前記エンド基端板が底板に近づくとブランクが第1エンド折り目線に沿って折り曲げられ、前記エンド末端板が前記エンド基端板に近づくとブランクが第2エンド折り目線に沿って折り曲げられるようにしたことを特徴とする請求項1記載の箱組み立て装置。 5. 前記サイド基端板はその両端部に弾力性のある凸部を有し、前記側壁構成部と端壁構成部との間に設けられたコーナーウエブを持つブランクを前記底板の上に載置したとき、コーナーウエブが前記凸部により内方へ押されるようにしたことを特徴とする請求項4記載の箱組み立て装置。 6. 一対の側壁構成部と、一対の端壁構成部と、前記側壁構成部および端壁構成部の間に配されたコーナーウエブとを有するブランクから箱を組み立てるための箱組み立て装置において、対向する一対の側縁、対向する一対の端縁および上面を有する底板と、この底板の各端縁の近傍に設けられたエンド折り曲げ機構と、前記底板の各側縁の近傍に設けられたサイド折り曲げ機構とを備え、各エンド折り曲げ機構は前記底板に横付けになる位置に回動自在に設けられるとともに垂直位置に回動可能であるエンド基端板を有し、各サイド折り曲げ機構は前記底板に横付けになる位置に回動自在に設けられたサイド基端板と、このサイド基端板にヒンジ結合された中間板と、この中間板にヒンジ結合されたサイド末端板と、 前記サイド基端板を前記底板の上面に向けて回動させてから前記中間板を前記サイド基端板に向けて回動させる連動手段と、前記サイド末端板を前記中間板から引き離す方向に回動させる引き離し手段と、前記サイド末端板に設けられた弾力性を有する凸部とを有し、前記凸部は前記サイド基端板が開位置に在るとき前記サイド末端板から上方へ突出し、前記ブランクを前記サイド折り曲げ機構およびエンド折り曲げ機構の間に配置した状態で前記サイド基端板を回動操作してそのブランクの側壁構成部が折り曲げられると、前記凸部により前記コーナーウエブが上方へ押されるようにしたことを特徴とする箱組み立て装置。 7. 対向する一対の側縁と、対向する一対の端縁と、中央パネルに折り目線に沿って連結された一対の側壁構成部とを有するブランクから二重構造の側壁を有する箱を組み立てる箱組み立て方法において、該方法は装置により実施され、該装置は対向する一対の側縁および上面を有する底板と、この底板の近傍に設けられた一対の折り曲げ機構とを備え、各折り曲げ機構は前記底板に横付けになる位置に回動自在に設けられた第1側板と、この第1側板にヒンジ結合された第2側板と、この第2側板の外端縁の近傍に設けられた係合手段とを有し、前記方法は、前記折り曲げ機構の間にブランクを配置するとともにブランクの両側縁を前記係合手段に各々係合させる工程と、前記折り曲げ機構を互いの方向に回動させて前記側壁構成部が二つ折りされるまで前記側壁構成部を前記中央パネルに対して折り曲げる工程と、前記側壁構成部が二つ折りにされたときに前記ブランクの両側縁を前記係合手段の拘束から解放する工程とを有することを特徴とする箱組み立て方法。 8. 対向する一対の側縁と、対向する一対の端縁と、一対のサイド折り目線および一対のエンド折り目線により縁取られる中央パネルと、前記サイド折り目線に沿って連結された少なくとも一対の側壁構成部とを有する平板状のブランクから二重構造の側壁を有する箱を組み立てる箱組み立て装置において、上面を有する底板と、前記ブランクの各側壁構成部を二重構造の側壁に立ちあげる一対の折り曲げ機構とを有し、各折り曲げ機構は前記底板の近傍位置に回動自在に設けられた第1側板と、この第1側板にヒンジ結合された第2側板と、この第2側板に関連するとともに前記側壁構成部の立ち上げ操作中にブランクの両側縁に係合する係合手段と、前記第1側板および第2側板を前記底板の上面に向けて回動させて互いに重なり合う様にする操作手段とを有し、前記側壁構成部が二つ折りにされる間に前記ブランクの両側縁が前記係合手段の拘束から解放され、しかして前記側壁構成部が二つ折り状態に保持されて二重構造の側壁が形成されるようにしたことを特徴とする箱組み立て装置。 9. 前記操作手段は前記サイド基端板、中間板およびサイド末端板を連結する複数のリンクを有することを特徴とする請求項1記載の箱組み立て装置。

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウィリアムズ,ケン アメリカ合衆国 ノース カロライナ 27612 ラレイ ミル ラン 3523 (72)発明者 エリオット,ハリー アール アメリカ合衆国 サウス カロライナ 29662 マウルディン ヴァレイ グリー ン ロード 325 (72)発明者 ヘンドリックス,クエンティン ジェイ アメリカ合衆国 ノース カロライナ 27545 ナイトデイル リンウッド ドラ イヴ 214

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