Bag-making machine

申请号 JP2002328065 申请日 2002-11-12 公开(公告)号 JP3619228B2 公开(公告)日 2005-02-09
申请人 トタニ技研工業株式会社; 发明人 幹夫 戸谷;
摘要
权利要求
  • 所定形状のプラスチック袋を製造する製袋機であって、
    プラスチックフィルムを間欠送りする間欠送り機構と、
    前記プラスチック袋の全周またはその一部に対応する形状をもち、前記プラスチックフィルムに対向する打ち抜き刃と、
    前記プラスチックフィルムの間欠送り毎に、前記打ち抜き刃を前記プラスチックフィルムに押し付け、前記打ち抜き刃によって前記プラスチック袋を打ち抜き、そのかすが連続状態に維持されるようにする駆動機構と を備え、前記打ち抜き刃によって前記プラスチック袋が打ち抜かれたとき、前記プラスチック袋の上流側側縁において、前記プラスチック袋が完全に打ち抜かれず、前記プラスチック袋とかすが部分的接続状態に保たれるようにし、さらに、
    前記打ち抜き刃の下流位置に設けられたかすガイド部材と、
    前記プラスチック袋の打ち抜き後、前記かすを巻き取り、回収する巻き取り機構と を備え、前記巻き取り機構によって前記かすが巻き取られるとき、前記かすが前記ガイド部材に案内され、上方に引き上げられ、前記プラスチック袋から引き離されるようにし、さらに、
    前記ガイド部材の下流位置に設けられ、前記プラスチックフィルムの間欠送り毎に、前記プラスチック袋を引っ張り、前記プラスチック袋を前記かすから引きちぎり、排出する袋排出機構を備えたことを特徴とする製袋機。
  • 前記打ち抜き刃はトムソン刃からなる請求項1に記載の製袋機。
  • 前記打ち抜き刃によって前記プラスチック袋が打ち抜かれたとき、複数の微小接続部分が前記プラスチック袋の上流側側縁に沿って形成され、前記微小接続部分によって前記プラスチック袋とかすが接続されるようにした 請求項2に記載の製袋機。
  • 前記かすが前記プラスチック袋から引き離されたとき、前記ガイド部材の下流位置において、センサによって前記プラスチック袋を検出し、その傾斜状態を判定するようにした 請求項3に記載の製袋機。
  • 不良品排除機構を前記排出機構に組み込み、前記プラスチック袋が傾斜していたとき、前記センサの検出信号にもとづき、前記排除機構によって傾斜袋を排除するようにした 請求項4に記載の製袋機。
  • 说明书全文

    【0001】
    【産業上の利用分野】
    この発明は、プラスチックフィルムによってプラスチック袋を製造する製袋機に関するものである。
    【0002】
    【従来技術とその問題点】
    製袋機として種々の形式のものが開発され、提案されている。 たとえば、特開2002−67194号公報(特許文献1)に記載されている製袋機がその一例である。 同公報の製袋機では、プラスチックフィルムが複数層に重ね合わされ、間欠送り機構によってそれが間欠送りされ、その間欠送り毎に、ヒートシール装置によってプラスチックフィルムがヒートシールされる。 その後、プラスチックフィルムの間欠送り毎に、切断刃によってプラスチックフィルムが切断され、これによってプラスチック袋が製造される。
    【0003】
    さらに、同公報のプラスチック袋は変形袋であり、両側縁を湾曲させたものである。 切断刃はトムソン刃からなり、プラスチック袋の両側縁に対応する形状をもつ。 この場合、プラスチックフィルムの切断毎に、プラスチックフィルムによってプラスチック袋が製造され、そのかすが生じる。 かすは小断片からなる。 したがって、そのかすの処理にともなう問題がある。 同公報の製袋機では、かす取り機構によってかすが引きちぎられ、排除されるが、排除後、それを適宜回収し、処理せねばならない。 かすが小さすぎるか、または特別の形状であり、かす取り機構によってそれを引きちぎり、排除することができない場合もある。
    【0004】
    【特許文献1】
    特開2002−67194号公報【0005】
    【発明の目的】
    したがって、この発明は、特別の構成の製袋機を新たに提供し、所定形状のプラスチック袋を製造するにあたって、そのかすを容易に確実に処理することができるようにすべくなされたものである。
    【0006】
    【発明の構成】
    この発明によれば、間欠送り機構によってプラスチックフィルムが間欠送りされ、打ち抜き刃がそれと組み合わされる。 打ち抜き刃はプラスチック袋の全周またはその一部に対応する形状をもち、プラスチックフィルムに対向する。 さらに、プラスチックフィルムの間欠送り毎に、打ち抜き刃がプラスチックフィルムに押し付けられ、打ち抜き刃によってプラスチック袋が打ち抜かれ、そのかすが連続状態に維持される。 さらに、打ち抜き刃によってプラスチック袋が打ち抜かれたとき、プラスチック袋の上流側側縁において、プラスチック袋が完全に打ち抜かれず、プラスチック袋とかすが部分的接続状態に保たれる。 さらに、かすガイド機構が打ち抜き刃の下流位置に設けられ、プラスチック袋の打ち抜き後、巻き取り機構によってかすが巻き取られ、回収され、巻き取り機構によってかすが巻き取られるとき、かすがガイド機構に案内され、上方に引き上げられ、プラスチックフィルムから引き離される。 さらに、袋排出機構がガイド部材の下流位置に設けられ、プラスチックフィルムの間欠送り毎に、排出機構によってプラスチック袋が引っ張られ、プラスチック袋がかすから引きちぎられ、排出される。
    【0007】
    好ましい実施例では、打ち抜き刃はトムソン刃からなる。
    【0009】
    打ち抜き刃によってプラスチック袋が打ち抜かれたとき、複数の微小接続部分がプラスチック袋の上流側側縁に沿って間隔を置いて形成され、微小接続部分によってプラスチック袋とかすが接続されるようにしてもよい。
    【0011】
    さらに、好ましい実施例では、かすがプラスチック袋から引き離されたとき、ガイド部材の下流位置において、センサによってプラスチック袋が検出され、その傾斜状態が判定される。
    【0012】
    この場合、不良品排除機構を排出機構に組み込み、プラスチック袋が傾斜していたとき、センサの検出信号にもとづき、排除機構によって傾斜袋を排除するようにしてもよい。
    【0013】
    【実施例の説明】
    以下、この発明の実施例を説明する。
    【0014】
    図1はこの発明にかかる製袋機を示す。 この製袋機は所定形状のプラスチック袋1を製造するためのもので、プラスチックフィルム2が複数層に重ね合わされ、間欠送り機構によってそれが間欠送りされることは特開2002−67194号公報のものと同様である。 間欠送り機構は一対の送りローラ3からなり、プラスチックフィルム2は各送りローラ3間に挟まれ、一定長さずつ間欠送りされる。 その送り方向Xは平方向である。 プラスチックフィルム2の間欠送り毎に、ヒートシール装置によってプラスチックフィルム2がヒートシールされることも同公報のものと同様である。
    【0015】
    さらに、この製袋機では、打ち抜き刃4が送りローラ3の下流位置に設けられ、プラスチックフィルム2の上側に配置されている。 打ち抜き刃4はトムソン刃からなり、プラスチック袋1の全周に対応する形状のもので、プラスチックフィルム2に対向する。 さらに、プラスチックフィルム2の間欠送り毎に、駆動機構5によって打ち抜き刃4が駆動され、打ち抜き刃4がプラスチックフィルム2に押し付けられる。 この実施例では、駆動モータなどの駆動機構5がヒートシール装置および打ち抜き刃4に連結されており、プラスチックフィルム2の間欠送り毎に、打ち抜き刃4がヒートシール装置と同期し、プラスチックフィルム2に向かって下降し、プラスチックフィルム2に押し付けられる。 したがって、図2に示すように、打ち抜き刃4によってプラスチック袋1が打ち抜かれ、打ち抜き線6が形成され、そのかす7が連続状態に維持される。 この実施例では、プラスチック袋1が2枚ずつ打ち抜かれ、各プラスチック袋1のまわりにおいて、かす7が連続状態に維持される。 そして、プラスチック袋1の打ち抜き後、巻き取り機構8によってかす7が巻き取られ、回収される。
    【0016】
    さらに、この製袋機では、打ち抜き刃4によってプラスチック袋1が打ち抜かれたとき、プラスチック袋1の上流側側縁9において、プラスチック袋1が完全に打ち抜かれず、プラスチック袋1とかす7が部分的接続状態に保たれる。 たとえば、打ち抜き刃4によってプラスチック袋1が打ち抜かれたとき、複数の微小接続部分10がプラスチック袋1の上流側側縁9に沿って形成され、微小接続部分10によってプラスチック袋1とかす7が接続される。 微小接続部分10はマイクロジョイントと呼ばれているところのもので、便宜上誇張した状態で示されているが、0.2mm程度の大きさのものであり、きわめて小さい。 そして、その後、プラスチックフィルム2の間欠送り毎に、プラスチック袋1がかす7から引きちぎられる。
    【0017】
    さらに、この製袋機では、かすガイド部材としてガイドローラ11が使用され、これが打ち抜き刃4の下流位置に設けられており、かす7がガイドローラ11に案内され、上方に引き上げられ、プラスチック袋1から引き離され、巻き取り機構8に導かれ、巻き取られる。 さらに、プラスチック袋排出機構がガイドローラ11の下流位置に設けられており、排出機構によってプラスチック袋1が引きちぎられ、排出される。 排出機構は上側および下側ローラ12,13および上側および下側ベルト14,15からなり、上側および下側ローラ12,13がガイドローラ11の下流位置に設けられており、かす7の引き上げ後、プラスチック袋1は上側および下側ローラ12,13間に導かれる。 さらに、打ち抜き刃4と同様、駆動機構5が上側ローラ12に連結されており、プラスチックフィルム2の間欠送り毎に、駆動機構5によって上側ローラ12が押し下げられ、プラスチック袋1が上側および下側ローラ12,13間に挟まれる。 これと同時に、またはその前、駆動モータによって下側ローラ13が駆動され、回転し、上側ローラ12がそれに従動し、回転する。 下側ローラ13は図1の反時計方向に回転し、上側ローラ12は図1の時計方向に回転する。 したがって、プラスチックフィルム2の間欠送り毎に、上側および下側ローラ12,13によってプラスチック袋1が引っ張られ、これがかす7から引きちぎられるものである。 その後、プラスチック袋1は上側および下側ローラ12,13を通過し、上側および下側ベルト14,15間に放出される。 さらに、上側ベルト14において、駆動機構5がプーリ16に連結されており、プラスチック袋1の放出後、またはそれと同時に、駆動機構5によってプーリ16が押し下げられ、上側および下側ベルト14,15が閉じられ、プラスチック袋1が上側および下側ベルト14,15間に挟まれ、上側および下側ベルト14,15によってプラスチック袋1が排出される。
    【0018】
    したがって、この製袋機の場合、かす7が連続状態に維持され、巻き取り機構8によってそれが巻き取られ、回収される。 したがって、その後、かす7を容易に確実に処理することができる。
    【0019】
    さらに、この製袋機では、かす7がプラスチック袋1から引き離され、プラスチック袋1が上側および下側ローラ12,13間に導かれるとき、プラスチック袋1の先端部分にたわみまたは反りが生じ、これが下側ローラ13に接触することがある。 その抵抗によって微小接続部分10が捩じ切れ、プラスチック袋1が傾斜することもある。 プラスチック袋1が図2の鎖線位置まで傾斜し、次のプラスチック袋1と重ね合わされることもある。 この場合、次のプラスチック袋1が打ち抜かれるとき、打ち抜き刃4によって傾斜袋1が損傷し、不良品が生じる。
    【0020】
    これを踏まえ、この製袋機では、かす7がプラスチック袋1から引き離されたとき、ガイドローラ11の下流位置において、センサ17によってプラスチック袋1が検出され、その傾斜状態が判定される。 この実施例では、各プラスチック袋1に対しそれぞれ複数のセンサ17が設けられ、上側および下側ローラ12,13の下流位置において、各センサ17が互いに間隔を置いて配置されている。 センサ17は光学センサからなり、その相対位置はプラスチック袋1の下流側側縁18に対応する。 したがって、上側および下側ローラ12,13の下流位置において、センサ17によってプラスチック袋1を検出し、その傾斜状態を判定することができる。
    【0021】
    さらに、不良品排除機構がプラスチック袋排出機構に組み込まれており、プラスチック袋1が傾斜していたとき、センサ17の検出信号にもとづき、排除機構によって傾斜袋1が排除される。 この実施例では、排除機構にストッパ19が使用されている。 さらに、排出機構の上側および下側ベルト14,15については、下側ベルト15は上流側および下流側ベルトに分割され、上側ベルト14は複数のベルトからなり、上流側および下流側ベルト15間において、ストッパ19は各ベルト14間に配置されている。 さらに、駆動機構20がストッパ19に連結され、制御装置21がセンサ17および駆動機構20に接続されており、プラスチック袋1が傾斜していたとき、センサ17の検出信号にもとづき、制御装置21によって駆動機構20が駆動され、ストッパ19が下降する。 したがって、その後、上側および下側ベルト14,15によって傾斜袋1が排出されるとき、それがストッパ19に衝突し、傾斜袋1が上流側および下流側ベルト15間から落下し、排除される。
    【0022】
    この発明には種々の実施例が考えられる。 たとえば、プラスチック袋1の打ち抜き後、切断具によってかす7を切断し、その切断線22を形成し、かす7をプラスチックフィルム2の幅方向に分割し、巻き取り機構8によってそれを巻き取るようにしてもよい。
    【0023】
    さらに、図1の実施例の打ち抜き刃4はプラスチック袋1の全周に対応する形状をもつが、必ずしもその必要はない。 打ち抜き刃としてプラスチック袋1の全周ではなく、その一部に対応する形状のものを使用し、それによってプラスチック袋1を打ち抜くこともできる。 たとえば、図3に示すように、プラスチック袋1の打ち抜き前、スリット刃によってプラスチックフィルム2をスリットし、不連続スリット線23を形成する。 その後、打ち抜き刃によってそれを打ち抜き、打ち抜き線24を形成してもよい。 これによってプラスチック袋1を打ち抜き、そのかす7が連続状態に維持されるようにすることもできる。 したがって、打ち抜き刃は打ち抜き線24に対応する形状であればよく、プラスチック袋1の全周ではなく、その一部に対応する形状であってもよいものである。
    【0024】
    なお、図3の実施例において、打ち抜き刃によってプラスチック袋1を打ち抜くと、その部分でプラスチック袋1がくっつきやすいが、スリット刃によってプラスチックフィルム2をスリットしても、その部分でプラスチックフィルム2がくっつくことはない。 したがって、プラスチック袋1の両側縁を打ち抜き線24に沿って形成し、開口部および底部を不連続スリット線23に沿って形成すると、プラスチック袋1の製造後、充填物を充填するとき、プラスチック袋1の開口部を開口させやすく、好ましい。
    【0025】
    【発明の効果】
    以上説明したように、この発明によれば、かす7が連続状態に維持され、巻き取り機構8によってそれが巻き取られ、回収される。 したがって、その後、かす7を容易に確実に処理することができ、所期の目的を達成することができるものである。
    【図面の簡単な説明】
    【図1】この発明の実施例を示す側面図である。
    【図2】図1のプラスチック袋とかすの関係を示す平面図である。
    【図3】他の実施例を示す平面図である。
    【符号の説明】
    1 プラスチック袋2 プラスチックフィルム3 送りローラ4 打ち抜き刃5 駆動機構7 かす8 巻き取り機構9 上流側側縁10 微小接続部分11 ガイドローラ12,13 上側および下側ローラ14,15 上側および下側ベルト17 センサ19 ストッパ

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