The method of forming the document and a hologram image with a hologram image

申请号 JP52567595 申请日 1995-02-23 公开(公告)号 JPH09508722A 公开(公告)日 1997-09-02
申请人 ノヴァヴィジョン・インコーポレーテッド; 发明人 ボスウェル,デーヴィッド・アール;
摘要 (57)【要約】 本発明は、ホログラム像を有する複合シート(10)またはホログラム像の形成方法であって、最終製品のドキュメント(20)を作製する団体(パーティー)が、最終製品のドキュメント(20)を作製するにあたり、ホログラム像を直接最終製品のドキュメント(20)の上にプリントしたり、あるいは、ホログラム像または回折格子像が設けられるエンボス用ダイ(31)またはエンボス用シム(33)であって、ドキュメント(20)の上にホログラム像または回折格子像をエンボスするために使用される当該エンボス用シムを保有したり、保持したりして制御することを可能とするものである。 ホログラム像を直接ドキュメント(20)の上にスタンプすることができるフィルムには、剥離層(B)、厚さ20〜100ミリミクロンの金属層(C)、厚さ0.5〜3ミクロンのラッカー層(D)、熱活性接着剤層(F)および、ラッカー層(D)と熱活性接着剤層(F)の接着 力 を増加させるための結合層(E)を含んでいる。 剥離層(B)、金属層(C)、ラッカー層(D)、結合層(E)、熱活性接着剤層(F)は、これらの剥離層(B)、金属層(C)、ラッカー層(D)、結合層(E)、熱活性接着剤層(F)を、最初は使用されているプラスチックキャリアフィルム(A)からはがすための操作により、最終製品のドキュメントを形成する基材(20)に接合される。
权利要求
  • 【特許請求の範囲】 1. 基材に直接ホログラフ像を設けた複合シートの製造方法において、下記の工程を含むことを特徴とする前記製造方法。 (a)ポリエステル、二軸延伸ポリプロピレン、セルローストリアセテート、ポリスチレン、ポリエチレンおよびポリビニルクロライドからなるグループから選択される材料のフィルムを用意する工程(b)前記フィルム上に、厚さ20〜100ミリミクロンの、金属層を被覆させる工程(c)前記金属層の上に、アクリル、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さ0.5〜3ミクロンの第1のラッカー層を設ける工程(d)前記第1のラッカー層の上に、アクリル、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さ0.05〜0.2ミクロンの、第2のラッカー層を設ける工程(e)前記第2のラッカー層の上に、厚さ0.75〜4ミクロンの熱活性接着剤を適用する工程2. 基材に直接ホログラフ像を設けた複合シートの製造方法において、下記の工程を含むことを特徴とする前記製造方法。 (a)ポリエステル、二軸延伸ポリプロピレン、セルローストリアセテート、ポリスチレン、ポリエチレンおよびポリビニルクロライドからなるグループから選択される材料のフィルムを用意する工程。 (b)前記フィルム上に、ワックスおよびシロキサンからなる、剥離層を被覆させる工程。 (c)前記剥離層が設けられたフィルム上に、厚さ20〜100ミリミクロンの、金属層を被覆させる工程。 (d)前記金属層の上に、アクリル、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さ0.5〜3ミクロンの第1のラッカー層を設ける工程。 (e)前記第1のラッカー層の上に、アクリル、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さ0.05〜0.2ミクロンの、第2のラッカー層を設ける工程。 (f)前記第2のラッカー層の上に、厚さ0.75〜4ミクロンの熱活性接着剤を適用する工程。 3. 基材に直接ホログラフ像を設けた複合シートの製造方法において、下記の工程を含むことを特徴とする前記製造方法。 (a)ポリエステル、二軸延伸ポリプロピレン、セルローストリアセテート、ポリスチレン、ポリエチレンおよびポリビニルクロライドからなるグループから選択される材料のフィルムを用意する工程。 (b)前記フィルム上に、厚さ20〜100ミリミクロンの、金属層を被覆させる工程。 (c)前記金属層の上に、アクリル、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さ0.5〜3ミクロンのラッカー層を設ける工程。 (d)前記ラッカー層の上に、厚さ0.75〜4ミクロンの熱活性接着剤を適用する工程。 4. 基材に直接ホログラフ像を設けた複合シートの製造方法において、下記の工程を含むことを特徴とする前記製造方法。 (a)ポリエステル、二軸延伸ポリプロピレン、セルローストリアセテート、ポリスチレン、ポリエチレンおよびポリビニルクロライドからなるグループから選択される材料のフィルムを用意する工程。 (b)前記フィルム上に、ワックスおよびシロキサンポリマーからなるグループから選択された材料からなる剥離層を被覆させる工程。 (c)前記剥離層が設けられたフィルム上に、厚さ20〜100ミリミクロンの、金属層を被覆させる工程。 (d)前記金属層の上に、アクリル、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さ0.5〜3ミクロンのラッカー層を設ける工程。 (e)前記第2のラッカー層の上に、厚さ0.75〜4ミクロンの熱活性接着剤を適用する工程。 5. 基材に直接設けられたホログラフ像または回折格子像を適用することができる複合シートの製造方法において、下記の工程を含むことを特徴とする前記製造方法。 (a)基材上に、厚さ20〜100ミリミクロンの、金属層を被覆させる工程。 (b)前記金属層の上に、アクリル、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、ラッカー層を設ける工程。 (c)前記ラッカー層の上に、熱活性接着剤を適用する工程。 6. 前記ラッカー層の厚さが、0.5〜3ミクロンであり、さらに、当該ラッカー層の上に、アクリル、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さ0 . 05〜0.2ミクロンの第2のラッカー層を設ける工程を含むことを特徴とする、請求項5に記載の基材に直接設けられたホログラフ像または回折格子像を適用することができる複合シートの製造方法。 7. 基材に直接設けられたホログラフ像または回折格子像を適用することができる複合シートの製造方法において、下記の工程を含むことを特徴とする前記製造方法。 (a)基材上に、剥離層を被覆させる工程。 (b)前記剥離層上に、厚さ20〜100ミリミクロンの、金属層を被覆させる工程。 (c)前記金属層の上に、アクリル、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、ラッカー層を設ける工程。 (d)前記ラッカー層の上に、熱活性接着剤を適用する工程。 8. 前記剥離層が、ワックスおよびシロキサンポリマーからなるグループから選択された材料からなることを特徴とする請求項7に記載の複合シートの製造方法。 9. 前記ラッカー層の厚さが、0.5〜3ミクロンであり、さらに、当該ラッカー層の上に、アクリル、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さ0 . 05〜0.2ミクロンの第2のラッカー層を設ける工程を含むことを特徴とする、請求項7に記載の複合シートの製造方法。 10. 前記ラッカー層の厚さが、0.5〜3ミクロンであり、さらに、当該ラッカー層の上に、アクリル、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さ0.05〜0.2ミクロンの第2のラッカー層を設ける工程を含むことを特徴とする、請求項8に記載の複合シートの製造方法。 11. 基材上にホログラフ像または回折格子像を形成する方法において、下記の工程を含むことを特徴とする前記方法。 (a)次の工程により複合シートを形成する。 (i)プラスチック基材上に、厚さ20〜100ミリミクロンの、金属層を被覆させる。 (ii)前記金属層の上に、熱軟化性のラッカー層を設ける。 (iii)前記ラッカー層の上に、熱活性接着剤を適用する。 (b)前記熱活性接着剤と別の基材を接触させる。 (c)前記フィルムを加圧、加熱することにより、複合シートを別の基材に以下のように圧接する。 (i)前記接着剤を基材に接着させる。 (ii)前記金属層を前記プラスチック基材から剥離させる。 (d)前記金属層を、前記プラスチック基材から剥離し、すなわち、前記ラッカー層に接する当該金属層の第1の表面はそのままで、金属層の第2の表面を暴露させる。 (e)加熱、加圧下、金属層とホログラフ像または回折格子像を有するダイを当接し、当該金属層およびラッカー層にホログラフ像または回折格子像を形成する。 12. 前記工程(c)において、複合シートを75〜250℃に加熱することを特徴とする、請求項11に記載のホログラフ像または回折格子像を形成する方法。 13. 前記工程(e)において、前記金属層およびラッカー層を、75〜25 0℃に加熱することを特徴とする、請求項12に記載のホログラフ像または回折格子像を形成する方法。 14. 基材上にホログラフ像または回折格子像を形成する方法において、下記の工程を含むことを特徴とする前記方法。 (a)次の工程により複合シートを形成する。 (i)プラスチック基材上に、厚さ20〜100ミリミクロンの、金属層を被覆させる。 (ii)前記金属層の上に、アクリル、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さ0.5〜3ミクロンのラッカー層を設ける。 (iii)前記ラッカー層の上に、厚さ0.75〜4ミクロンの熱活性接着剤を適用する。 (b)前記熱活性接着剤と基材をもってきて接触させる。 (c)前記フィルムを加圧、加熱することにより、複合シートを基材に以下のように圧接する。 (i)前記接着剤を基材に接着させる。 (ii)前記金属層を前記プラスチック基材から剥離させる。 (d)前記プラスチック基材を、前記金属層から剥離し、すなわち、前記ラッカー層に接する当該金属層の第1の表面はそのままで、金属層の第2の表面を暴露させる。 (e)加熱、加圧下、金属層の第2の表面に、ホログラフ像または回折格子像を有するダイを当接させて、当該金属層およびラッカー層にホログラフ像または回折格子像を形成する。 15. 前記工程(c)において、複合シートを、75〜250℃に加熱することを特徴とする、請求項14に記載のホログラフ像または回折格子像を形成する方法。 16. 前記工程(e)において、前記金属層およびラッカー層を、75〜25 0℃に加熱することを特徴とする、請求項15に記載のホログラフ像または回折格子像を形成する方法。 17. 前記ラッカー層の上に、アクリル、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さ0.05〜0.2ミクロンの第2のラッカー層を設ける工程を含むことを特徴とする、請求項14に記載のホログラフ像または回折格子像を形成する方法。 18. 基材上にホログラフ像または回折格子像を形成する方法において、下記の工程を含むことを特徴とする前記方法。 (a)次の工程により複合シートを形成する。 (i)ポリエステル、二軸延伸ポリプロピレン、セルローストリアセテート、ポリスチレン、ポリエチレンおよびポリビニルクロライドからなるグループから選択される材料のフィルムを用意する。 (ii)前記フィルム上に、ワックスおよびシロキサンからなるグループから選択された材料からなる剥離層を設ける。 (iii)前記フィルム上に、厚さ20〜100ミリミクロンの、金属層を被覆させる。 (iv)前記金属層の上に、アクリル、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さ0.5〜3ミクロンの第1のラッカー層を設ける。 (v)前記第1のラッカー層の上に、アクリル、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さ0.05〜0.2ミクロンの、第2のラッカー層を設ける。 (vi)前記第2のラッカー層の上に、厚さ0.75〜4ミクロンの熱活性接着剤を適用する。 (b)前記熱活性接着剤と基材をもってきて接触させる。 (c)前記フィルムを基材側から加圧、加熱することにより、複合シートを別の基材に以下のように圧接する。 (i)前記接着剤を基材に接着させる。 (ii)前記剥離層をフィルムから剥離させる。 (d)前記フィルムを、前記剥離層から剥離し、すなわち、前記金属層に接する当該剥離層の第1の表面はそのままで、剥離層の第2の表面を暴露させる。 (e)加熱、加圧下、剥離層の第2の表面と、ホログラフ像または回折格子像を有するダイを当接させ、当該剥離層、金属層およびラッカー層にホログラフ像または回折格子像を形成する。 19. 前記工程(c)において、複合シートを、75〜250℃に加熱することを特徴とする、請求項18に記載のホログラフ像または回折格子像を形成する方法。 20. 前記工程(e)において、前記金属層およびラッカー層を、75〜25 0℃に加熱することを特徴とする、請求項19に記載のホログラフ像または回折格子像を形成する方法。 21. 以下を含むことを特徴とするドキュメント。 (a)画像面を有する基材(b)ラッカー層(c)前記画像面に対して、ラッカー層を確実に接合するための接着剤(d)片面がラッカー層に接合されている厚さ20〜100ミリミクロンの金属層であって、第1面側はラッカー層に接着される一方、もう片方の第2面側には、エンボスされた回折格子像を有している、金属層22. 前記ラッカー層が、アクリル、スチレン−アクリルニトリルポリマー、 ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さが0.5〜3ミクロンの層であることを特徴とする請求項21に記載の方法。 23. 前記接着剤が、厚さ0.75〜4ミクロンの、熱活性接着剤であることを特徴とする請求項22に記載の方法。 24. 以下を含むことを特徴とするドキュメント。 (a)基材(b)前記基材に接合された複合構造物であって、当該複合構造物は、以下を含む。 (i)ラッカー層 (ii)当該ラッカー層を、基材に確実に接合するための接着剤 (iii)ラッカー層の上に設けられた厚さ20〜100ミリミクロンの金属層(c)前記金属層およびラッカー層の上にエンボスされたホログラフ像または回折格子像であって、当該ホログラフ像または回折格子像は、前記複合構造物を、 前記基材に接合後にエンボスされて設けられたホログラフ像または回折格子像。 25. 前記ラッカー層が、アクリル、スチレン−アクリルニトリルポリマー、 ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さが0.5〜3ミクロンの層であることを特徴とする請求項24に記載のドキュメント。 26. 前記接着剤が、厚さ0.75〜4ミクロンの、熱活性接着剤であることを特徴とする請求項25に記載のドキュメント。 27. 前記金属層の上に、ワックスまたはシロキサン層をさらに含むことを特徴とする請求項24に記載のドキュメント。 28. 前記ラッカー層と前記接着剤層の間に、アクリル、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さが0.05〜0.2ミクロンの第2のラッカー層を設けることを特徴とする請求項25に記載のドキュメント29. 前記ラッカー層と前記接着剤層の間に、アクリル、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さが0.05〜0.2ミクロンの第2のラッカー層を設けることを特徴とする請求項27に記載のドキュメント。 30. 基材上にホログラフ像または回折格子像を形成する方法において、下記の工程を含むことを特徴とする方法。 (a)プラスチックフィルム、および厚さ20〜100ミリミクロンの金属層、 アクリル、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さ0.5〜3ミクロンのラッカー層および厚さ0.75〜4ミクロンの熱活性接着剤からなる複合シートを用意する。 (b)前記基材を、接着剤と接触させる。 (c)前記フィルムを加圧、加熱することにより、複合シートを前記基材に対して以下のように圧接する。 (i)前記接着剤を前記基材に接着させる。 (ii)前記金属層を前記フィルムから剥離させる。 (d)前記フィルムを、前記金属層から剥離し、すなわち、前記ラッカー層に接する当該金属層の第1の表面はそのままで、金属層の第2の表面を暴露させる。 (e)加熱、加圧下、金属層と、ホログラフ像または回折格子像を有するダイとを当接させ、当該金属層およびラッカー層にホログラフ像または回折格子像を形成する。 31. 前記工程(c)において、複合シートを、75〜250℃に加熱することを特徴とする、請求項30に記載のホログラフ像または回折格子像を形成する方法。 32. 前記工程(e)において、前記金属層およびラッカー層を、75〜25 0℃に加熱することを特徴とする、請求項31に記載のホログラフ像または回折格子像を形成する方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 ホログラム像を有するドキュメントおよびホログラム像の形成方法背景 ホログラム像は、特に、安全の目的のためにドキュメントやクレジットカードの上に設けられて使用されているが、現在では幅広い分野で使用されている。 しかしながら、かかる幅広い使用にもかかわらず、ホログラム像の使用は高価であり、一般に、ディスクリートタイプ(分離タイプ)のチップ部品の上に、一つの操作により設けられたり、あるいは、別な操作により、そのようなホログラム像を、チップに接着したり、積層したりして、株券、小切手、あるいは認証/ 証明用カード等のドキュメントや物品に使用されているのである。 ここで参照される米国特許No4,913,858には、プラスチックフィルムあるいは紙等の基材のプラスチックコーティングへのホログラム像または回折格子像のエンボス方法の一つを開示している。 本発明は、当該先行技術または他の先行技術にはない、有利な点を有していると信じられている。 また、ホログラム像または回折格子像の形成方法としては、米国特許No5,087,510、 4,773,718および4,728,377に記載されている。 本発明の開示 本発明は、新規で、唯一の、最終製品の主要部品としての基材の上に直接設けられたホログラム像または回折格子像を形成した物品または形成方法を提供することに関し、秘密義務のあるドキュメント(文書、紙類)、小切手、認証/証明用カード、あるいはホログラム像または回折格子像を有することが好適な他のドキュメントに関する。 従って、本発明の目的の一つは、集積された最終製品の上に直接ホログラム像または回折格子像を設ける方法を提供することであり、しかもそれに関して、生産効率良く、しかも安価で提供することである。 また、別な本発明の目的の一つは、集積された最終製品のドキュメントまたは製品の上に直接ホログラム像または回折格子像を設ける方法に使用される複合シートおよび当該複合シートを形成する方法を提供することである。 そして、また、別な本発明の目的の一つは、直接ホログラム像または回折格子像が設けられたドキュメントまたは他の物品を提供することである。 本発明における、これらの、そしてまた他の目的は、以下の説明や添付の図面により容易に明らかになるであろう。 本発明の他の有利な点は、最終製品のドキュメントを作製する団体(パーティー)が、ホログラム像または回折格子像が設けられるエンボス用シム(shim )であって、ドキュメントの上にホログラム像または回折格子像をエンボスするために使用されるエンボス用シムを保有したり、保持したりして制御することを可能とするという事実である。 これは、ホログラム像が設けられるチップの供給者が、将来的にドキュメントに接合することを予定している団体(パーティー) にチップのみを供給しているという、現在一般的に使用されている方法と、対比されるものである。 すなわち、本発明により、後者の方法において、ホログラム像を設けるチップの供給者が、団体(パーティー)から、安全システムの重要な要素を制御して、秘密義務のあるドキュメントを作製するという作業および検査のためや当該チップを安全に移送するための付加的な費用をかけることを取り除くことができるのである。 図面の簡単な説明 図1は、キャリアフィルムに添付された複合シートの断面を示す模式図であり、ホログラム像または回折格子像が、直接基材の上に適用された態様の複合シートを示す。 図2は、図1と同様の、キャリアフィルムからはがされた、最終製品の書類または他の物品の基材に接合した複合シートの断面を示す模式図である。 図3は、ホログラム像または回折格子像が、基材の反対側にエンボスにより設けられた最終製品の断面を示す模式図である。 図4は、図1に示される複合シートあるいは最終製品のドキュメントの主要部分を形成する基材に接合されたチップ部分の上に直接ホログラム像または回折格子像を作るための装置の一例の模式図である。 図5は、基材の上に直接ホログラム像または回折格子像を作るための別な装置の一例の模式図である。 図6は、本発明により作製された最終製品のドキュメントの斜視図である。 図7は、キャリアフィルムに接合された、ホログラム像または回折格子像が、 直接基材の上に適用された複合シートの第2の態様の断面を示す模式図である。 図8は、図7と同様の模式図であり、キャリアフィルムに接合された、別な態様の複合シートである。 図9は、図7と同様の模式図であり、キャリアフィルムに接合された、さらに別な態様の複合シートである。 本発明を実施するための最良形態 図1を参照して説明すると、複合シートの一つの構造が示されているが、説明の簡略のため、“xファクター”シートと呼び、基材に対して直接ホログラム像を適用するのに使用可能である。 すなわち、図1には、複合シート10が示されているが、フィルム基材Aに接合されている。 フィルム基材Aの厚さは、12〜 50ミクロンであり、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステルあるいは、 二軸延伸ポリプロピレン、セルローストリアセテート、ポリスチレン、ポリエチレンおよびポリビニルクロライドを含む、種々の異なる材料から選択される一つの材料からなる。 図1の態様においては、ミクロ結晶性のワックスあるいは部分的に鹸化されたモンタンワックス等のワックス類あるいはシロキサンからなる剥離層Bが、厚さ0.025〜1ミクロンで、フィルム基材Aに適用されている。 極めて薄い金属層Cが、厚さ20〜100ミリミクロンで、剥離層Bの上に、 真空金属析出法、スパッタリング法または電子ビーム析出法により設けられている。 金属層Cは、好適には、アルミニウムであるが、ステンレス、ニクローム( ニッケル−クロム−鉄合金)、金、銀、プラチナ、あるいは真空金属析出法により蒸発して金属析出可能であれば、あるいはスパッタリング法または電子ビーム析出法に適用可能であれば、いずれの金属も使用可能である。 金属層の上に、アクリル、スチレン−アクリルニトリル、ポリエチレンテレフタレートおよびニトロセルロース等の材料からなる、厚さ0.5〜3ミクロンのラッカー層Dが設けられている。 ラッカー層Dは、好適には、溶液から適用できる熱軟化性のラッカー層であり、アクリルおよび/またはニトロセルロースおよび/または塩素化ゴムを含むものである。 また、ラッカー層には、紫外線硬化樹脂を含むことも可能である。 それから、結合層Eが、ラッカー層Dの上に設けられている。 結合層Eの材料は、好適には、ラッカー層Dに使用される材料と同タイプの材料であるが、ラッカー層Dよりもかなり薄い層である。 すなわち、結合層Eの厚さは、0.05〜 0.2ミクロンである。 結合層Eを設けることにより、ラッカー層Dと接着剤層Fの間の結合を増加させることができることが判明している。 “xファクター”シート10の最後の層は、熱活性接着剤層Fであり、当該接着剤層により、最終製品のドキュメントに使用される特定の基材に接着することが可能である。 このような最終製品のドキュメントとしては、株券(公債証書) 、小切手あるいは、検証/証明用カード等が該等する。 また、このような基材としては、例えば、普通紙、印刷紙、コート紙、精巧な安全処理紙、あるいは、ポリエチレンテレフタレート、ポリビニルクロライド、配向ポリプロピレン、アセテート等のプラスチックである。 熱活性接着剤としては、公知のものが使用可能であり、上述した基材のいずれかに接着可能なものであって、入手可能なものであれば使用可能である。 例えば、基材の種類によるが、もし、グラフイック用途であれば、熱活性接着剤層Fは、ビニルアセテート、ビニルアルコールコポリマー、およびエタノールおよびの混合物に溶解可能な他の熱軟化性樹脂の混合物が使用可能である。 そして、熱活性接着剤層の厚さは、0.75〜4ミクロンの範囲が好適である。 結合層Eの目的は、前述したとおり、ラッカー層Dと接着剤層Fの間の結合力を増加させることである。 しかしながら、ここで述べた種々の変形が可能なことは明らかであり、結合層Eを取り除くことも可能である。 図2は、本発明の方法の次の工程後の構造を図示したものである。 すなわち、 図2において、フィルム基材Aから剥離された複合シートが、ドキュメントの基材20に対向し、接合するための熱活性接着剤層Fにより、ドキュメントの基材20に接合されていることを示している。 フィルム基材Aを剥離することにより複合シート10が得られ、剥離層Bが剥き出しになる。 ドキュメントの基材20 は、熱活性接着剤が接着する基材であるならば、紙に限らず、印刷紙、安全処理紙、コート紙、あるいはドキュメントの基材として使用される種々のプラスチックフィルムやプラスチックシートが該等する。 例えば、最終製品のドキュメントが、株券のように安全用途のドキュメントであれば、ドキュメント用基材20としては、印刷された安全処理紙である。 そして、もし、最終製品のドキュメントが、検証/証明用カードであれば、ドキュメントの基材としては、プラスチック材料である。 図3を参照すると、最終製品のドキュメントの第一層部分を形成する、ドキュメント用基材20に接合されている複合シートは、剥離層B、金属層Cおよびラッカー層Dについて、エンボス用シム33を有するダイあるいはスタンプヘッド31によりエンボスして作製されるホログラフ像または回折格子像がエンボスされて設けられている。 図4を参照すると、ドキュメントの基材20に対して、複合シート10の小面積を連続的に熱スタンプをする装置およびプロセスの一例の模式図であり、従って、一定面積を有するスタンプヘッドにより、チップ10´と特徴づけられる複合シート10の一部を、ドキュメントの基材20に接合するように転写し、そして、それから、チップ10´の上に、ホログラフ像または回折格子像がエンボスされ、すなわち、最終製品のドキュメントを形成するように、剥離層B、金属層Cおよびラッカー層Dについて、エンボスされることになるのである。 図示されているように、基材20は、連続的なストリップであるが、20A、20B、2 0C、20D、20Eおよび20F等からなる一連の分離された工程部分を含んでいる。 そして、供給ロール(図示せず)から、巻き取り装置(図示せず)に向かって、水平方向に供給されることとなる。 20A、20B、20C、20D、 20Eおよび20F等の部分は、ホログラフ像または回折格子像がエンボスされるとともに、印刷されたり、最終製品のドキュメントの主要部分が形成される場所である。 例えば、図6に示すように、ドキュメント25は、偽造防止のための、安全性確保のホログラフ像16を有しており、株券や小切手あるいはホログラフ像または回折格子像がエンボスされることが好適な他のドキュメント等を示している。 従って、ドキュメント用基材20は、種々のタイプや紙の性質に、成型したり変更したりすることが可能であり、紙にも、プラチックや他の材料によりコートされたものを広く含み、さらに、安全紙やポリエチレンテレフタレート、ポリビニルクロライド、配向ポリプロピレン、ポリエチレン、アセテート等からなるプラスチックフィルムも使用可能である。 ドキュメント用基材20は、安全目的のドキュメントに使用されると仮定すると、内部で連結されている20A、20B 、20C、20D、20Eおよび20F等の部分は、もしも、安全目的のホログラフ像を、第1の見える層に添付したい場合には、上方に向き合うように、第1 の印刷情報がいっしょに供給されることが好適である。 しかしながら、安全目的のホログラフ像を、反対側に添付したい場合には、明らかに、逆に供給されることが好適である。 連続的な、ストリップ状のドキュメント用基材20は、一般的には、水平方向のパスにより、矢印21で示される方向に、スタンピング場所2 2下に向かって供給され、その後、エンボス場所23に供給される。 そして、もし望むならば、保護用のオーバーレイを施す場所24を通過させることも可能である。 “x−ファクター”構造が設けられた複合シート10は、フィルム基材Aに添付されて、供給ロール11からスタンピング場所22に供給され、ドキュメント用基材20の上から、関係するように近くまで位置調節がなされる。 複合シート10とフィルム基材Aが接合されるが、最初の進行方向21と90°の方向である、矢印12で示される第2の方向からフィルム基材Aが供給される。 複合シート10は、ドキュメント用基材20とフィルム基材Aを接合させる熱活性接着剤層Fと、ドキュメント用基材29と向き合うように、あるいは離すようにして位置合わせされる。 フィルム基材Aおよびドキュメント用基材20に転写されていない複合シート10の層B、C、D、EおよびFが、巻き取りロール13により、巻き取られることとなる。 スタンピング場所22には、ダイ28を動かす加熱スタンピングヘッド26およびダイの直下にフラット支持板(図示せず)が設けられている。 加熱スタンピングヘッド26およびダイ28は、75〜250℃の温度に保たれており、図4 に示されているように、上限位置と下限位置の間で移動可能なように、プラットフォーム27に取り付けられている。 プラットフォーム27が、下限位置にある場合には、ダイ28は、フィルム基材Aに当接して、フィルム基材Aおよび複合シート10を75〜250℃の温度範囲に加熱するとともに、複合シート10を基材20の下面に対して、押圧することになる。 図4に示されているように、下面は20Bである。 ダイ28が、フィルム基材Aに当接する前のわずかな時間から加熱スタンピングヘッド26およびダイ28が上昇されるまで、フィルム基材Aを伴った複合シート10およびドキュメント用基材20の連続ストリップは、 それぞれの移動が止めるられる。 フィルム基材A、複合シート10および連続的なドキュメント用基材20を、 ダイ28と支持板との間に挟んで加熱、加圧することにより、熱活性接着剤層F が、ドキュメントの特定部分、すなわち、図4に示されるヘッドが当接された部分20Bを接合することになる。 同時に、ヘッドが当接した部分20Bの、加熱スタンピングヘッド26に相当する大きさの、剥離層B、金属層C、ラッカー層D、結合層Eおよび熱活性接着剤層Fからなる複合シート10のチップ部分10 ´に接合することにより、熱が複合シート10の剥離層部分Bをフィルム基材A からはがすことになる。 ダイ28は、複合シート10の下面および部分20Bを、作動中に、本質的に均一な加熱、加圧し、接着剤層Fが20Bを均一に接着して、フィルム基材Aから剥離層Bが確実に剥離されるようにフラットである。 加熱スタンピングヘッド26とダイ28は、75〜250℃の範囲の温度に保たれており、複合シート10の当接部分が、このような温度になるようになっている。 図4に示されているように、残った部分は、巻き取りロール13により巻き取られものの、ダイ28により加熱、加圧されるフィルム基材Aおよび複合シート10の部分は、フィルム基材Aのみを含む一連のウインドウ17として、フィルム基材AおよびB、C、D、EおよびFからなる元の複合シートのすべての層からなる。 そして、スタンピング部分22を通過した後、部分20B、20C、20D等は、エンボス場所23に、図4に示されるように、20Cおよび20Dの部分面に接着剤層Fにより接合された、層B、C、D、EおよびFからなる複合シート10のチップ10´がスタンプされた状態で移動される。 エンボス場所23は、図4に示される上限と、加熱スタンピングヘッド31が接合部分20Dに当接する位置である下限を移動可能な、プラットフォーム32 に搭載された加熱スタンピングヘッド31を含んでいる。 加熱スタンピングヘッド31は、回折格子像あるいは、安全用ドキュメントの場合においては、好適には、ホログラム像であるが、当該像を有するエンボス用シム(shim)33を有している。 部分20Dが、加熱スタンピングヘッド31の下方の位置、すなわち、加熱スタンピングヘッド31とエンボス用シム33により、スタンプされたチップ10´が部分20Dと接合できるように位置決めされると、プラットフォーム32が降りて来て、加熱スタンピングヘッド31に付随するエンボス用シム33を、スタンピング場所22において、部分20Dに接合されたチップ10´ に当接させるのである。 そして、支持板(図示せず)が、加熱スタンピングヘッド31の下方に位置して設けられている。 プラットフォーム32が下方位置にあるときは、部分20Dにおけるチップ10´は、加熱スタンピングヘッド31に付随されたエンボス用シム33とフラットな支持板との間で加圧圧縮され、回折格子像あるいはホログラム像を有するエンボス用シムにより、チップ10´の上面にエンボスされる。 加熱スタンピングヘッド31とエンボス用シム33は、7 5〜250℃の範囲の温度に保たれている。 エンボス用シム33により転写される像は、剥離層Bおよび金属層Cを通して、さらにラッカー層Dにまでエンボスされて、ホログラム層16あるいは回折格像が転写されるのである。 プラットフォーム32は、それから上昇させられ、部分20A、20B、20C、20D等を有する連続ストリップが、部分20Dに有する完全なホログラム像16とともに、部分20Eにより示される位置に移動させられる。 エンボスされて設けられた、ホログラム像16あるいは回折格子像を有する部分20Eは、連続ストリップから切断され、図6に示されるような最終製品のドキュメントが作られる。 しかしながら、多くの場合、摩擦抵抗を上げるために、ホログラム像16の上に保護層を設けることが好適である。 この場合、20F等の他の部分と同様に、 部分20Eは、連続ストリップにおいて、非切断部分を残しながら、保護オーバー層を設ける場所24に移動させられる。 図4に示されるように、部分20Fは、保護オーバー層を設ける場所24において、ホログラム像16に対して摩擦抵抗を付与するのに適当なオーバー層用ラッカーを施行するヘッド35の下に位置するホログラム像16と位置決めされる。 ヘッド35は、プラットフォーム36 の上に搭載されており、図4に示されるように、上限値と、ヘッド35が、ホログラム像16に対して、当接して、オーバー層用ラッカーを施行する下限値の間を移動可能になっている。 好適には、バックアップ板(図示せず)を、ヘッド3 5の下方に設けることである。 保護オーバー層の施工に続いて、部分的に、連続ストリップから切断され、図6に示されるような最終製品のドキュメントが作られる。 図7を参照すると、フィルム基材Aと、最初に示した複合シート10の構造を弱冠修正した態様の複合シート40からなる別な態様を示している。 複合シート40の構造は、複合シート10のそれと同様であるが、ドキュメントの作成に使用されるが後ではがされるべき剥離層が、フィルム基材と金属層の間に無いという違いがある。 すなわち、複合シート40は、金属層G、ラッカー層H、結合層Iおよび熱活性接着剤層Jからなっている。 金属層Gは極めて薄く、厚さ20〜 100ミリミクロンである。 当該金属層Gは、真空金属析出法、スパッタリング法または電子ビーム析出法により設けられる。 金属層Gは、好適には、アルミニウムであるが、ステンレス、ニクローム(ニッケル−クロム−鉄合金)、金、銀、プラチナ、あるいは真空金属析出法により蒸発して金属析出可能であるか、あるいはスパッタリング法または電子ビーム析出法に適用可能であれば、いずれの金属も使用可能である。 図1で示される態様において使用された剥離層について、必ずしも必然的なものでないことが判明してきており、実際、かかる剥離層を設けない利点も見いだされている。 すなわち、スタンピング場所22のスタンプ操作に続いて、図7に示される態様の複合シート40の他の層に沿って、容易に剥離するという結果に基づき、金属層Gが、プラスチックフィルム基材Aから、 自然と剥離する傾向があることが判明してきたのである。 図7に示される態様において、残る層は、図1に示される態様の最終製品の的な三層と同一であり、ラッカー層Hは、アクリル、スチレン−アクリルニトリル、ポリエチレンテレフタレートおよびニトロセルロース等の材料からなり金属層の上に、厚さ0.5〜3ミクロンで積層される。 ラッカー層は、好適には、溶液から適用できる熱軟化性のラッカー層であり、アクリルおよび/またはニトロセルロースおよび/または塩素化ゴムまたは紫外線硬化樹脂を含むものである。 それから、結合層Iが、ラッカー層Hの上に設けられており、図1に示される結合層Eの態様と同一である。 熱活性接着剤層Jは、結合層Iの上に設けられており、態様としては前述したとおりであり、熱活性接着剤の種類は、チップ10´が適用され、ホログラム像や回折格子像がエンボスされるドキュメント用基材20として使用される特定の基材のタイプに依存している。 図8を参照すると、フィルム基材Aに添付される、最初に示した複合シート1 0の構造を弱冠修正した態様の複合シート50からなる別な態様を示している。 複合シート50の構造は、図1に示される態様と同様であるが、結合層が、ラッカー層と熱活性接着剤層の間に無いという違いがある。 すなわち、図8の態様においては、複合シート50が添付されたフィルム基材Aが提供される。 複合シート50は、ワックスまたはシロキサンからなる、厚さ0.025〜1 ミクロンの剥離層Lを含んでいる。 ワックスは、好適には、ミクロ結晶性のワックスまたは部分的に鹸化されたモンタンワックスである。 金属層Mの厚さは、極めて薄く、20〜100ミリミクロンの範囲であり前述した方法により、剥離層Lの上に積層される。 ラッカー層Nは、前述したタイプのものが使用可能であり、金属層Mの上に、 厚さ0.5〜3ミクロンの範囲で、適用可能である。 ラッカー層Nは、前述したように、直接、熱活性接着剤層Pの上に適用できるが、最終製品のドキュメントに使用される基材の種類のタイプに依存している。 図9を参照すると、フィルム基材Aに添付される、別な態様の複合シート60 を示している。 当該態様によれば、剥離層も結合層も含んでいない。 すなわち、 図9に示される態様においては、複合シート60は、直接フィルム基材Aに適用される金属層Sを含んでいる。 金属層Sの態様は、図1に示される金属層Bに使用される態様と同様である。 ラッカー層Tも、前述したとおりであり、金属層S に適用され、厚さは、0.5〜3ミクロンである。 ラッカー層Tに直接適用される熱活性接着剤層Uも、図1に示される熱活性接着剤層Fと同様であり、最終製品のドキュメントに使用される基材の種類のタイプに依存している。 図7と9に示される態様の重要な利点は、エンボス用シム33に含まれるエンボスされるホログラム像または回折格子像を、図7の態様の場合には、金属層G に、図9の態様の場合には、金属層Sに、直接、エンボスできるということである。 エンボスされるホログラム像または回折格子像が、図7の態様の場合には、 ラッカー層Hまで、図8の態様の場合には、ラッカー層Nまで、そして図9の態様の場合には、ラッカー層Tまで到達している。 今度は、図5を参照すると、連続ベースで最終製品のドキュメントを成型するために、複合シート10のチップ10´をドキュメント用基材に適用し、そして、ホログラム像または回折格子像をエンボスするための装置の改良品を示している。 図5に示されているように、ドキュメント用基材20およびフィルム基材A が添付される複合シート10とともに供給され、面と面がニップロール42および、アルミニウムおよび他のタイプの金属ダイ45が、金属ロール43の円周に沿って間隔をあけて設けられており、もし望むならば、当該金属ダイ45にはシリコンゴム44等が付けられて設けられている、ロール43の間で重ねられる。 複合シート10の接着剤層Fは、ドキュメント用基材20に面して、接触している。 ニップロール42は、金属またはシリコンゴム層付きの金属であり、周囲温度に保持されている。 金属ロール43は、内部カートリッジヒーター46によって、加熱されている。 内部カートリッジヒーターは、400℃に達することができ、アルミニウムダイ45を加熱し、シリコンラバー44の表面温度が、75〜 250℃に保持されるのである。フィルム基材A、複合シート10およびドキュメント用シート20がいっしょになって、ニップロール42と金属ロール43の間に供給されるが、シリコンラバー44付きのアルミニウムダイ45とニップロール42の間で加熱、加圧された複合シート10の部分は、フィルム基材Aから剥離され、剥離層Bからなるチップ10´と残っている層C、D、EおよびFが、ドキュメント用基材20に接合されるのである。チップ10´は、ドキュメント用基材20に、シリコンラバー44付きアルミニウムダイ45によりスタンプされ、断続的に一連のスタンプされたチップ10´が成型されることになる。アルミニウムダイ45が接触しないフィルム基材Aの部分および複合シート10の部分は、ドキュメント用基材20 が、一対のドライブシャフト48および49を通過した後に剥離されることにより、連続的な廃棄物47として取り除かれる。アルミニウムダイ45が接触するフィルム基材Aおよび複合シート10の部分は、フィルム基材Aのみを含む、一連のウインドウ57として、廃棄物47のストリップ上に乗っているようである。シリコンラバー44付きアルミニウムダイ45によりスタンプされ、断続的に一連のスタンプされたチップ10´が接合されたドキュメント用基材20は、下のドライブシャフト49により、光学センサー51によって長さを制御されたループ59を描くように下方に進行する。それから、真空アドバンスローラー52 を超えて供給される結果、ホログラム像または回折格子像を有するエンボス用シムの部分だけ離れたニップロール53およびエンボス用ロール54の間で、水平方向に移動される。真空アドバンスローラー52は、ニップロール53およびエンボス用ロール54の間に、チップ10´が接合されたドキュメント用基材20 を押し出す。光学センサー61は、適当な工程制御を行うためにより設けられており、すなわち、ドキュメント用基材20の上面に接合されたチップ10´が、 エンボス用シム55と正確に接するように制御される。エンボス用シム55は、 剥離層Bと接し、すなわち、金属層Cおよびラッカー層Dに、エンボス用シム5 5に設けられたホログラム像または回折格子像が転写されることになる。この点において、最終製品のドキュメントを、ウェブから取り出すことができる。しかしながら、もしも、ホログラム像の上に保護用オーバーレイを設けることが望まれる場合には、ホログラム像16´がスタンプされた断続的なチップ1 0´を、一対の自由ホイールロール62の間を通過させ、光学センサー64によって長さを制御されたループ79を成型するように下方に進行させることも可能である。ホログラム像16´がスタンプされたドキュメント用基材20は、それから、真空アドバンスロール63により、別の光学センサー65下で、コーティングダイとともに、ホログラム像16´を含むチップ10´を制御しつつ、水平面方向に送りだされる。ドキュメント用基材20は、真空アドバンスロール63 により、周囲温度に保持された金属製のあるいはシリコンラバー付きの金属製のニップロール66と、ホログラム像16´が転写されたチップ10´に、保護層を施すためのヘッド71が設けられた、アルミニウムダイ69が付いた加熱ロール68の間を送りだされる。保護層を設けた後、当該部分は、適当な長さに切断され、図6に示されたものと同様な、最終的な製品のドキュメントが作られることになる。図4および5は、図1〜3の態様の複合シート10を作製するために説明されてきたが、図4および5に記載された装置およぴ方法は、複合シート40、50 、60について、図7〜9の態様を作製するためにも使用可能であることは明らかである。本発明は、ホログラム像を有するドキュメントおよび他の製品を作るための効果的、効率的な方法およびその物を提供することが可能である。従って、当業者であれば、自明の範囲で、種々の変形した態様を採ることができることは明らかである。よって、本発明の範囲は、添付の請求の範囲によって、決定されるものである。

    【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年10月10日【補正内容】 34条補正 請求の範囲1. 基材に直接ホログラフ像を設けた複合シートの製造方法において、下記の工程を含むことを特徴とする前記製造方法。 (a)ポリエステル、二軸延伸ポリプロピレン、セルローストリアセテート、ポリスチレン、ポリエチレンおよびポリビニルクロライドからなるグループから選択される材料のフィルムを用意する工程。 (b)前記フィルム上に、厚さ20〜100ミリミクロンの、金属層を被覆させる工程(c)前記金属層の上に、アクリル、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さ0.5〜3ミクロンの第1のラッカー層を設ける工程(d)前記第1のラッカー層の上に、アクリル、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さ0.05〜0.2ミクロンの、第2のラッカー層を設ける工程。 (e)前記第2のラッカー層の上に、厚さ0.75〜4ミクロンの熱活性接着剤を適用する工程。 2. 基材に直接ホログラフ像を設けた複合シートの製造方法において、下記の工程を含むことを特徴とする前記製造方法。 (a)ポリエステル、二軸延伸ポリプロピレン、セルローストリアセテート、ポリスチレン、ポリエチレンおよびポリビニルクロライドからなるグループから選択される材料のフィルムを用意する工程(b)前記フィルム上に、ワックスおよびシロキサンからなる、剥離層を被覆させる工程(c)前記剥離層が設けられたフィルム上に、厚さ20〜100ミリミクロンの、金属層を被覆させる工程(d)前記金属層の上に、アクリル、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さ0.5〜3ミクロンの第1のラッカー層を設ける工程(e)前記第1のラッカー層の上に、アクリル、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さ0.05〜0.2ミクロンの、第2のラッカー層を設ける工程(f)前記第2のラッカー層の上に、厚さ0.75〜4ミクロンの熱活性接着剤を適用する工程3. 基材に直接ホログラフ像を設けた複合シートの製造方法において、下記の工程を含むことを特徴とする前記製造方法。 (a)ポリエステル、二軸延伸ポリプロピレン、セルローストリアセテート、ポリスチレン、ポリエチレンおよびポリビニルクロライドからなるグループから選択される材料のフィルムを用意する工程(b)前記フィルム上に、厚さ20〜100ミリミクロンの、金属層を被覆させる工程(c)前記金属層の上に、アクリル、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さ0.5〜3ミクロンのラッカー層を設ける工程(d)前記ラッカー層の上に、厚さ0.75〜4ミクロンの熱活性接着剤を適用する工程4. 基材に直接ホログラフ像を設けた複合シートの製造方法において、下記の工程を含むことを特徴とする前記製造方法。 (a)ポリエステル、二軸延伸ポリプロピレン、セルローストリアセテート、ポリスチレン、ポリエチレンおよびポリビニルクロライドからなるグループから選択される材料のフィルムを用意する工程(b)前記フィルム上に、ワックスおよびシロキサンポリマーからなる、剥離層を被覆させる工程(c)前記剥離層が設けられたフィルム上に、厚さ20〜100ミリミクロンの、 金属層を被覆させる工程(d)前記金属層の上に、アクリル、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さ0.5〜3ミクロンのラッカー層を設ける工程(e)前記第2のラッカー層の上に、厚さ0.75〜4ミクロンの熱活性接着剤を適用する工程5. 基材に直接設けられたホログラフ像または回折格子像を適用することができる複合シートの製造方法において、下記の工程を含むことを特徴とする前記製造方法。 (a)基材上に、厚さ20〜100ミリミクロンの、金属層を被覆させる工程(b)前記金属層の上に、アクリル、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、ラッカー層を設ける工程(c)前記ラッカー層の上に、熱活性接着剤を適用する工程6. 前記ラッカー層の厚さが、0.5〜3ミクロンであり、さらに、当該ラッカー層の上に、アクリル、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さ0 . 05〜0.2ミクロンの第2のラッカー層を設ける工程を含むことを特徴とする、請求項5に記載の基材に直接設けられたホログラフ像または回折格子像を適用することができる複合シートの製造方法。 7. 基材に直接設けられたホログラフ像または回折格子像を適用することができる複合シートの製造方法において、下記の工程を含むことを特徴とする前記製造方法。 (a)基材上に、剥離層を被覆させる工程(b)前記剥離層上に、厚さ20〜100ミリミクロンの、金属層を被覆させる工程(c)前記金属層の上に、アクリル、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、ラッカー層を設ける工程(d)前記ラッカー層の上に、熱活性接着剤を適用する工程8. 前記剥離層が、ワックスおよびシロキサンからなることを特徴とする請求項7に記載の複合シートの製造方法。 9. 前記ラッカー層の厚さが、0.5〜3ミクロンであり、さらに、当該ラッカー層の上に、アクリル、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さ0 . 05〜0.2ミクロンの第2のラッカー層を設ける工程を含むことを特徴とする、請求項7に記載の複合シートの製造方法。 10. 前記ラッカー層の厚さが、0.5〜3ミクロンであり、さらに、当該ラッカー層の上に、アクリル、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さ0.05〜0.2ミクロンの第2のラッカー層を設ける工程を含むことを特徴とする、請求項8に記載の複合シートの製造方法。 11. 基材上にホログラフ像または回折格子像を形成する方法において、下記の工程を含むことを特徴とする前記方法。 (a)次の工程により複合シートを形成する。 (i)プラスチックフィルム上に、厚さ20〜100ミリミクロンの、金属層を被覆させる。 (ii)前記金属層の上に、熱軟化性のラッカー層を設ける。 (iii)前記ラッカー層の上に、熱活性接着剤を適用する。 (b)前記熱活性接着剤と基材をもってきて接触させる。 (c)前記フィルムを加圧、加熱することにより、複合シートを基材に以下のように圧接する。 (i)前記接着剤を基材に接着させる。 (ii)前記金属層を前記プラスチックフィルムから剥離させる。 (d)前記プラスチックフィルムを前記金属層から剥離除去し、すなわち、前記ラッカー層に接する当該金属層の第1の表面はそのままで、金属層の第2の表面を暴露させる。 (e)加熱、加圧下、金属層とホログラフ像または回折格子像を有するダイを当接合させ、当該金属層およびラッカー層にホログラフ像または回折格子像を形成する。 12. 前記工程(c)において、複合シートを75〜250℃に加熱することを特徴とする、請求項11に記載のホログラフ像または回折格子像を形成する方法。 13. 前記工程(e)において、前記金属層およびラッカー層を75〜250 ℃に加熱することを特徴とする、請求項12に記載のホログラフ像または回折格子像を形成する方法。 14. 基材上にホログラフ像または回折格子像を形成する方法において、下記の工程を含むことを特徴とする前記方法。 (a)次の工程により複合シートを形成する。 (i)プラスチックフィルム上に、厚さ20〜100ミリミクロンの、金属層を被覆させる。 (ii)前記金属層の上に、アクリル、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さ0.5〜3ミクロンのラッカー層を設ける。 (iii)前記ラッカー層の上に、厚さ0.75〜4ミクロンの熱活性接着剤を適用する。 (b)前記熱活性接着剤と基材をもってきて接触させる。 (c)前記フィルムを加圧、加熱することにより、複合シートを基材に以下のように圧接する。 (i)前記接着剤を基材に接着させる。 (ii)前記金属層を前記プラスチックフィルムから剥離させる。 (d)前記プラスチックフィルムを前記金属層から剥離し、すなわち、前記ラッカー層に接する当該金属層の第1の表面はそのままで、金属層の第2の表面を暴露させる。 (e)加熱、加圧下、金属層の第2の表面に、ホログラフ像または回折格子像を有するダイを当接させて、当該金属層およびラッカー層にホログラフ像または回折格子像を形成する。 15. 前記工程(c)において、複合シートを、75〜250℃に加熱することを特徴とする、請求項14に記載のホログラフ像または回折格子像を形成する方法。 16. 前記工程(e)において、前記金属層およびラッカー層を、75〜25 0℃に加熱することを特徴とする、請求項15に記載のホログラフ像または回折格子像を形成する方法。 17. 前記ラッカー層の上に、アクリル、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さ0.05〜0.2ミクロンの第2のラッカー層を設ける工程をさらに含むことを特徴とする、請求項14に記載のホログラフ像または回折格子像を形成する方法。 18. 基材上にホログラフ像または回折格子像を形成する方法において、下記の工程を含むことを特徴とする前記方法。 (a)次の工程により複合シートを形成する。 (i)ポリエステル、二軸延伸ポリプロピレン、セルローストリアセテート、ポリスチレン、ポリエチレンおよびポリビニルクロライドからなるグループから選択される材料のフィルムを用意する。 (ii)前記フィルム上に、ワックスおよびシロキサンからなるグループから選択される材料の剥離層を設ける。 (iii)前記フィルム上に、厚さ20〜100ミリミクロンの、金属層を被覆させる。 (iv)前記金属層の上に、アクリル、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さ0.5〜3ミクロンの第1のラッカー層を設ける。 (v)前記第1のラッカー層の上に、アクリル、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さ0.05〜0.2ミクロンの、第2のラッカー層を設ける。 (VI)前記第2のラッカー層の上に、厚さ0.75〜4ミクロンの熱活性接着剤を適用する。 (b)前記熱活性接着剤と基材をもってきて接触させる。 (c)前記フィルムを基材側から加圧、加熱することにより、複合シートを基材に以下のように圧接する。 (i)前記接着剤を基材に接着させる。 (ii)前記剥離層をフィルムから剥離させる。 (d)前記フィルムを、前記剥離層から剥離し、すなわち、前記金属層に接する当該剥離層の第1の表面はそのままで、剥離層の第2の表面を暴露させる。 (e)加熱、加圧下、剥離層の第2の表面と、ホログラフ像または回折格子像を有するダイを当接させ、当該剥離層、金属層およびラッカー層にホログラフ像または回折格子像を形成する。 19. 前記工程(c)において、複合シートを、75〜250℃に加熱することを特徴とする、請求項18に記載のホログラフ像または回折格子像を形成する方法。 20. 前記工程(e)において、前記金属層およびラッカー層を、75〜25 0℃に加熱することを特徴とする、請求項19に記載のホログラフ像または回折格子像を形成する方法。 21. 以下のものを含むことを特徴とするドキュメント。 (a)画像面を有する基材(b)ラッカー層(c)前記画像面に対して、ラッカー層を確実に接合するための接着剤(d)片面がラッカー層に接合されている厚さ20〜100ミリミクロンの金属層であって、当該金属層の第1面側はラッカー層に接着される一方、もう片方の第2面側には、エンボスされた回折格子像を有している金属層22. 前記ラッカー層が、アクリル、スチレン−アクリルニトリルポリマー、 ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さが0.5〜3ミクロンの層であることを特徴とする請求項21に記載の方法。 23. 前記接着剤が、厚さ0.75〜4ミクロンの、熱活性接着剤であることを特徴とする請求項22に記載の方法。 24. 以下を含むことを特徴とするドキュメント。 (a)基材(b)前記基材に接合された複合構造物であって、当該複合構造物は、以下を含む。 (i)ラッカー層 (ii)当該ラッカー層を、基材に確実に接合するための接着剤 (iii)ラッカー層の上に設けられた厚さ20〜100ミリミクロンの金属層(c)前記金属層およびラッカー層の上にエンボスされたホログラフ像または回折格子像であって、当該ホログラフ像または回折格子像は、前記複合構造物を、 前記基材に接合後エンボスされて設けられたホログラフ像または回折格子像。 25. 前記ラッカー層が、アクリル、スチレン−アクリルニトリルポリマー、 ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さが0.5〜3ミクロンの層であることを特徴とする請求項24に記載のドキュメント。 26. 前記接着剤が、厚さ0.75〜4ミクロンの、熱活性接着剤であることを特徴とする請求項25に記載のドキュメント。 27. 前記金属層の上に、ワックスまたはシロキサン層をさらに含むことを特徴とする請求項24に記載のドキュメント。 28. 前記ラッカー層と前記接着剤層の間に、アクリル、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さが0.05〜0.2ミクロンの第2のラッカー層を設けることを特徴とする請求項25に記載のドキュメント。 29. 前記ラッカー層と前記接着剤層の間に、アクリル、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さが0.05〜0.2ミクロンの第2のラッカー層を設けることを特徴とする請求項27に記載のドキュメント。 30. 基材上にホログラフ像または回折格子像を形成する方法において、下記の工程を含むことを特徴とする方法。 (a)プラスチックフィルム、および厚さ20〜100ミリミクロンの金属層、 アクリル、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さ0.5〜3ミクロンのラッカー層および厚さ0.75〜4ミクロンの熱活性接着剤層からなる複合シートを用意する。 (b)基材をもってきて、接着剤層と接触させる。 (c)前記フィルムを加圧、加熱することにより、複合シートを前記基材に対して以下のように圧接する。 (i)前記接着剤を前記基材に接着させる。 (ii)前記金属層を前記フィルムから剥離させる。 (d)前記フィルムを、前記金属層から剥離除去し、すなわち、前記ラッカー層に接する当該金属層の第1の表面はそのままで、金属層の第2の表面を暴露させる。 (e)加熱、加圧下、前記金属層に、ホログラフ像または回折格子像を有するダイを当接させ、当該金属層およびラッカー層にホログラフ像または回折格子像を形成する。 31. 前記工程(c)において、複合シートを、75〜250℃に加熱することを特徴とする、請求項30に記載のホログラフ像または回折格子像を形成する方法。 32. 前記工程(e)において、前記金属層およびラッカー層を、75〜25 0℃に加熱することを特徴とする、請求項31に記載のホログラフ像または回折格子像を形成する方法。 33. 下記のものを含むことを特徴とする製品。 (a)ポリエステル、二軸延伸ポリプロピレン、セルローストリアセテート、ポリスチレン、ポリエチレンおよびポリビニルクロライドからなるグループから選択されたプラスチック基材(b)当該基材に接合され、加熱、加圧により基材から剥がすことができる複合シートであって、以下のものを含んでいる、基材からの剥離後に、金属層にホログラム像または回折格子像を受容することが可能な複合シート (i)前記プラスチック基材上に面する、厚さ20〜100ミリミクロンの、金属層 (ii)前記金属層の上に接合された、アクリル、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さ0.5〜3ミクロンのラッカー層 (iii)厚さ0.75〜4ミクロンの熱活性接着剤層。 34. 前記金属層が、アルミニウムであることを特徴とする、前記請求項33 に記載の物品。 35. 前記金属層および基材の間に、ワックスまたはシロキサンからなる剥離層をさらに含むことを特徴とする、前記請求項34に記載の物品。 36. 前記剥離層の厚さが、0.025〜1ミクロンであることを特徴とする、前記請求項35に記載の物品。 37. 前記剥離層が、ミクロ結晶性のワックスまたは部分的に鹸化されたモンタンワックスであることを特徴とする、前記請求項36に記載の物品。 38. 前記ラッカー層および熱活性接着剤層の間に、厚さが、0.05〜0. 2ミクロンであって、アクリル、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースから選択されたものからなる結合層をさらに含むことを特徴とする、前記請求項34に記載の物品。 39. 前記金属層および基材の間に、ワックスまたはシロキサンからなる剥離層をさらに含むことを特徴とする、前記請求項38に記載の物品。 40. 前記剥離層の厚さが、0.025〜1ミクロンであることを特徴とする、前記請求項39に記載の物品。 41. 前記剥離層が、ミクロ結晶性のワックスまたは部分鹸化されたモンタンワックスであることを特徴とする、前記請求項40に記載の物品。 42. 下記のものを含むことを特徴とする製品。 (a)ポリエステル、二軸延伸ポリプロピレン、セルローストリアセテート、ポリスチレン、ポリエチレンおよびポリビニルクロライドからなるグループから選択されたプラスチック基材(b)当該基材に接合され、加熱、加圧により基材から剥がすことができる複合シートであって、以下のものを含んでいる、基材からの剥離後に、当該金属層にホログラム像または回折格子像を受容することが可能な複合シート (i)前記金属層および基材の間の、厚さ0.025〜1ミクロンの、ワックスまたはシロキサンからなる剥離層 (ii)前記プラスチック基材上に面する、厚さ20〜100ミリミクロンの、アルミニウムからなる金属層 (iii)前記金属層の上に接合された、アクリル、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さ0.5〜3ミクロンのラッカー層 (IV)アクリル、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さ0.0 5〜0.2ミクロンの結合層 (V)厚さ0.75〜4ミクロンの熱活性接着剤。 【手続補正書】 【提出日】1997年3月4日【補正内容】 (1)請求の範囲を次のように訂正する。 『1. 基材に直接ホログラフ像を設けた複合シートの製造方法において、下記の工程を含むことを特徴とする前記製造方法、 (a)ポリエステル、二軸配向ポリプロピレン、セルローストリアセテート、 ポリスチレン、ポリエチレンおよびポリビニルクロライドからなるグループから選択される材料のフィルムを用意する工程、 (b)前記フィルム上に、厚さ20〜100ミリミクロンの、金属層を被覆させる工程、 (c)前記金属層の上に、アクリルポリマー、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さ0.5〜3ミクロンの第1のラッカー層を設ける工程、 (d)前記第1のラッカー層の上に、アクリルポリマー、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さ0.05〜0.2ミクロンの、第2のラッカー層を設ける工程、 (e)前記第2のラッカー層の上に、厚さ0.75〜4ミクロンの熱活性化可能な接着剤を通用する工程。 2. 基材に直接ホログラフ像を設けた複合シートの製造方法において、下記の工程を含むことを特徴とする前記製造方法。 (a)ポリエステル、二軸配向ポリプロピレン、セルローストリアセテート、 ポリスチレン、ポリエチレンおよびポリビニルクロライドからなるグループから選択される材料のフィルムを用意する工程、 (b)前記フィルム上に、ワックスおよびシロキサンからなる群から選ばれた剥離層を被覆させる工程、 (c)前記剥離層が設けられたフィルム上に、厚さ20〜100ミリミクロンの、金属層を被覆させる工程、 (d)前記金属層の上に、アクリルポリマー、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さ0.5〜3ミクロンの第1のラッカー層を設ける工程、 (e)前記第1のラッカー層の上に、アクリルポリマー、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さ0.05〜0.2ミクロンの、第2のラッカー層を設ける工程、及び (f)前記第2のラッカー層の上に、厚さ0.75〜4ミクロンの熱活性化可能な接着剤を適用する工程。 3. 基材に直接ホログラフ像を設けた複合シートの製造方法において、下記の工程を含むことを特徴とする前記製造方法。 (a)ポリエステル、二軸配向ポリプロピレン、セルローストリアセテート、 ポリスチレン、ポリエチレンおよびポリビニルクロライドからなるグループから選択される材料のフィルムを用意する工程、 (b)前記フィルム上に、厚さ20〜100ミリミクロンの、金属層を被覆させる工程、 (c)前記金属層の上に、アクリルポリマー、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さ0.5〜3ミクロンのラッカー層を設ける工程、 (d)前記ラッカー層の上に、厚さ0.75〜4ミクロンの熱活性化可能な接着剤を適用する工程。 4. 基材に直接ホログラフ像を設けた複合シートの製造方法において、下記の工程を含むことを特徴とする前記製造方法。 (a)ポリエステル、二軸配向ポリプロピレン、セルローストリアセテート、 ポリスチレン、ポリエチレンおよびポリビニルクロライドからなるグループから選択される材料のフィルムを用意する工程、 (b)前記フィルム上に、ワックスおよびシロキサンからなる群から選ばれた剥離層を被覆させる工程、 (c)前記剥離層が設けられたフィルム上に、厚さ20〜100ミリミクロンの、金属層を被覆させる工程、 (d)前記金属層の上に、アクリルポリマー、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さ0.5〜3ミクロンの第1のラッカー層を設ける工程、及び (e)前記第2のラッカー層の上に、厚さ0.75〜4ミクロンの熱活性化可能な接着剤を適用する工程 5. 基材に直接設けられたホログラフ像または回折格子像を適用することができる複合シートの製造方法において、下記の工程を含むことを特徴とする前記製造方法。 (a)基材上に、厚さ20〜100ミリミクロンの、金属層を被覆させる工程、 (b)前記金属層の上に、アクリルポリマー、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、ラッカー層を設ける工程、及び (c)前記ラッカー層の上に、熱活性化可能な接着剤を適用する工程。 6. 基材に直接設けられたホログラフ像または回折格子像を適用することができる複合シートの製造方法において、下記の工程を含むことを特徴とする前記製造方法。 (a)基材上に、剥離層を被覆させる工程、 (b)前記剥離層上に、厚さ20〜100ミリミクロンの、金属層を被覆させる工程、 (c)前記金属層の上に、アクリルポリマー、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、ラッカー層を設ける工程、及び (d)前記ラッカー層の上に、熱活性化可能な接着剤を適用する工程。 7.基材上にホログラフ像または回折格子像を形成する方法において、下記の工程を含むことを特徴とする前記方法。 (a)次の工程により複合シートを形成する、 (i)プラスチックフィルム上に、厚さ20〜100ミリミクロンの、金属を被覆させる、 (ii)前記金属層の上に、熱軟化性のラッカー層を設ける、 (iii)前記ラッカー層の上に、熱活性化可能な接着剤を適用する、 (b)前記熱活性化可能な接着剤と基剤を接触させる、 (c)前記フィルムを加圧、加熱することにより、複合シートを基材に以下のように圧接する、 (i)前記接着剤を基材に接着させる、 (ii)前記金属層を前記プラスチックフィルムから剥離させる、 (d)前記プラスチックフィルムを前記金属層から剥離除去し、それによって、前記ラッカー層に接する当該金属層の第1の表面はそのままで、金属層の第2 の表面を暴露させる、及び (e)そこに形成されたホログラフ像または回折格子像を有するダイで加熱及び加圧下、前記金属層表面を係止し、当該金属層およびラッカー層中に像を形成する。 8.基材上にホログラフ像または回析格子像を形成する方法において、下記の工程を含むことを特徴とする前記方法。 (a)次の工程により複合シートを形成する。 (i)プラスチックフィルム上に、厚さ20〜100ミリミクロンの、金属を被覆させる、 (ii)前記金属層の上に、アクリルポリマー、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さ0.5〜3ミクロンのラッカー層を設ける、 (iii)前記ラッカー層の上に、厚さ0.75〜4ミクロンの熱活性化可能な接着剤を通用する、 (b)前記熱活性化可能な接着剤と基剤をもってきて接触させる、 (c)前記フィルムを加圧、加熱することにより、複合シートを基材に以下のように圧接する、 (i)前記接着剤を基材に接着させる、 (ii)前記金属層を前記プラスチックフィルムから剥離させる、 (d)前記プラスチックフィルムを前記金属層から剥離し、すなわち、前記ラッカー層に接する当該金属層の第1の表面はそのままで、金属層の第2の表面を暴露させる、 (e)そこに形成されたホログラフ像または回折格子像を有するダイで金属層の第2の表面を係止し、当該金属層およびラッカー層中に像を形成する。 9.前記ラッカー層の上に、アクリルポリマー、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さ0.05〜0.2ミクロンの第2のラッカー層を設ける工程をさらに含むことを特徴とする、請求項8に記載のホログラフ像または回折格子像を形成する方法。 10.基材上にホログラフ像または回折格子像を形成する方法において、下記の工程を含むことを特徴とする前記方法。 (a)次の工程により複合シートを形成する、 (i)ポリエステル、二軸配向ポリプロピレン、セルローストリアセテート、ポリスチレン、ポリエチレンおよびポリビニルクロライドからなるグループから選択される材料のフィルムを用意する、 (ii)前記フィルム上に、ワックスおよびシロキサンからなるグループから選択される材料の剥離層を設ける、 (iii)前記フィルム上に、厚さ20〜100ミリミクロンの、金属層を被覆させる、 (iv)前記金属層の上に、アクリルポリマー、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さ0.5〜3ミクロンの第1のラッカー層を設ける、 (v)前記第1のラッカー層の上に、アクリルポリマー、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さ0.05〜0.2ミクロンの、第2のラッカー層を設ける、及び (vi)前記第2のラッカー層の上に、厚さ0.75〜4ミクロンの熱活性化可能な接着剤を適用する (b)前記熱活性化可能な接着剤と基剤をもってきて接触させる (c)前記フィルムを基材側から加圧、加熱することにより、複合シートを基材に以下のように圧接する (i)前記接着剤を基材に接着させる、 (ii)前記剥離層をフィルムから剥離させる、 (d)前記フィルムを、前記金属層から剥離し、すなわち、前記金属層に接する当該剥離層の第1の表面はそのままで、剥離層の第2の表面を暴露させる、及び (e)そこに形成されたホログラフ像または回折格子像を有するダイで剥離層の第2の表面を係止し、当該剥離層、金属層およびラッカー層中にホログラフ像を形成する。 11.以下のものを含むことを特徴とするドキュメント。 (a)画像表面を有する基材、 (b)ラッカー層、 (c)前記画像面に対して、ラッカー層を確実に接合するための接着剤、 (d)厚さ20〜100ミリミクロンの金属層、それの1方の面はラッカー層に接着される一方、もう片方の第2面は、エンボスされた回折格子像を有している。 12.以下を含むことを特徴とするドキュメント。 (a)基材、 (b)前記基材に接合された複合構造物であって、当該複合構造物は、以下を含む、 (i)ラッカー被覆、 (ii)当該ラッカー被覆を、前記基材に確実に接合するための接着剤、 (iii)前記ラッカー被覆の上に設けられた厚さ20〜100ミリミクロンの金属層、 (c)前記金属層およびラッカー層の中にエンボスされたホログラフ像または回折格子像、当該ホログラフ像または回折格子像は、前記複合構造物を、前記基材に接合後、エンボスされている。 13.前記金属層の上に、ワックスまたはシロキサン層をさらに含むことを特徴とする請求項12に記載のドキュメント。 14.前記ラッカー層と前記接着剤層の間に、アクリルポリマー、スチレン− アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さが0.05〜0.2ミクロンの第2のラッカー層をさらに含む請求項13に記載のドキュメント。 15.前記ラッカー層と前記接着剤層の間に、アクリルポリマー、スチレン− アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さが0.05〜0.2ミクロンの第2のラッカー層をさらに含む請求項14に記載のドキュメント。 16.基材上にホログラフ像または回析格子像を形成する方法において、下記の工程を含むことを特徴とする方法。 (a)プラスチックフィルム、および厚さ20〜100ミリミクロンの金属層、アクリルポリマー、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さ0.5 〜3ミクロンのラッカー層および厚さ0.75〜4ミクロンの熱活性化可能な接着剤層を有する複合シートを用意する、 (b)基材を、前記接着剤と接触させる、 (c)前記フィルムを加圧、加熱することにより、複合シートを前記基材に対して以下のように圧接する、 (i)前記接着剤を前記基材に接着させる、 (ii)前記金属層を前記フィルムから剥離させる、 (d)前記フィルムを、前記金属層から除去し、それによって、前記ラッカー層に接合する当該金属層の第1の表面を残し、金属層の第2の表面を暴露させる、 (e)そこに形成されたホログラフ像または回折格子像を有するダイで加熱及び加圧下、前記金属層表面を係止し、当該金属層、およびラッカー層中に像を形成する。 17.下記のものを含むことを特徴とする製品。 (a)ポリエステル、二軸配向ポリプロピレン、セルローストリアセテート、 ポリスチレン、ポリエチレンおよびポリビニルクロライドからなるグループから選択されたプラスチック部材、 (b)当該基材に係止し、加熱、加圧により基材から剥がすことができる複合シート、その複合シートは (i)前記プラスチック基材上に面する、厚さ20〜100ミリミクロンの金属層 (ii)前記金属層の上に係止された、アクリルポリマー、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さ0.5〜3ミクロンのラッカー層 (iii)厚さ0.75〜4ミクロンの熱活性化可能な接着剤層を含み、 前記複合シートは、前記基材から前記複合シートの剥離後、金属層にホログラフ像または回折格子像を受容するのに通する。 18.前記金属層および基材の間に、ワックスまたはシロキサンからなる剥離層をさらに含む前記請求項17に記載の物品。 19.前記金属層および基材の間に、ワックスまたはシロキサンからなる剥離層をさらに含む前記請求項18に記載の物品。 20.下記のものを含むことを特徴とする製品。 (a)ポリエステル、二軸配向ポリプロピレン、セルローストリアセテート、 ポリスチレン、ポリエチレンおよびポリビニルクロライドからなるグループから選択されたプラスチック部材 (b)当該基材に接合され、加熱、加圧により基材から剥がすことができる複合シート、前記複合シートは (i)前記金属層および基材の間の、厚さ0.025〜1ミクロンの、ワックスまたはシロキサンからなる剥離層 (ii)前記プラスチック基材上に面する、厚さ20〜100ミリミクロンのアルミニウム層 (iii)前記金属層の上に接合された、アクリルポリマー、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さ0.5〜3ミクロンのラッカー層 (iv)アクリルポリマー、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、 厚さ0.05〜0.2ミクロンの結合層 (v)厚さ0.75〜4ミクロンの熱活性化可能な接着剤層、 を含み、前記複合シートは、その複合シートをその基材から剥離後に、前記金属層中にホログラフ像または回折格子像を受容するのに適する。 』 (2)明細書第13頁末行の次に下記に訂正する。 『 本発明の実施態様は次の通りである。 1.基材に直接ホログラフ像を設けた複合シートの製造方法において、下記の工程を含むことを特徴とする前記製造方法 (a)ポリエステル、二軸延伸ポリプロピレン、セルローストリアセテート、 ポリスチレン、ポリエチレンおよびポリビニルクロライドからなるグループから選択される材料のフィルムを用意する工程 (b)前記フィルム上に、厚さ20〜100ミリミクロンの、金属層を被覆させる工程 (c)前記金属層の上に、アクリルポリマー、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さ0.5〜3ミクロンの第1のラッカー層を設ける工程 (d)前記第1のラッカー層の上に、アクリルポリマー、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さ0.05〜0.2ミクロンの、第2のラッカー層を設ける工程 (e)前記第2のラッカー層の上に、厚さ0.75〜4ミクロンの熱活性化可能な接着剤を適用する工程。 2.基材に直接ホログラフ像を設けた複合シートの製造方法において、下記の工程を含むことを特徴とする前記製造方法。 (a)ポリエステル、二軸配向ポリプロピレン、セルローストリアセテート、 ポリスチレン、ポリエチレンおよびポリビニルクロライドからなるグループから選択される材料のフィルムを用意する工程 (b)前記フィルム上に、ワックスおよびシロキサンからなる、剥離層を被覆させる工程 (c)前記剥離層が設けられたフィルム上に、厚さ20〜100ミリミクロンの、金属層を被覆させる工程 (d)前記金属層の上に、アクリルポリマー、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さ0.5〜3ミクロンの第1のラッカー層を設ける工程 (e)前記第1のラッカー層の上に、アクリルポリマー、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さ0.05〜0.2ミクロンの、第2のラッカー層を設ける工程 (f)前記第2のラッカー層の上に、厚さ0.75〜4ミクロンの熱活性化可能な接着剤を通用する工程 3.基材に直接ホログラフ像を設けた複合シートの製造方法において、下記の工程を含むことを特徴とする前記製造方法。 (a)ポリエステル、二軸配向ポリプロピレン、セルローストリアセテート、 ポリスチレン、ポリエチレンおよびポリビニルクロライドからなるグループから選択される材料のフィルムを用意する工程 (b)前記フィルム上に、厚さ20〜100ミリミクロンの、金属層を被覆させる工程 (c)前記金属層の上に、アクリルポリマー、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さ0.5〜3ミクロンのラッカー層を設ける工程 (d)前記ラッカー層の上に、厚さ0.75〜4ミクロンの熱活性化可能な接着剤を適用する工程 4.基材に直接ホログラフ像を設けた複合シートの製造方法において、下記の工程を含むことを特徴とする前記製造方法。 (a)ポリエステル、二軸配向ポリプロピレン、セルローストリアセテート、 ポリスチレン、ポリエチレンおよびポリビニルクロライドからなるグループから選択される材料のフィルムを用意する工程 (b)前記フィルム上に、ワックスおよびシロキサンポリマーからなる、剥離層を被覆させる工程 (c)前記剥離層が設けられたフィルム上に、厚さ20〜100ミリミクロンの、金属層を被覆させる工程 (d)前記金属層の上に、アクリルポリマー、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さ0.5〜3ミクロンのラッカー層を設ける工程 (e)前記第2のラッカー層の上に、厚さ0.75〜4ミクロンの熱活性化可能な接着剤を適用する工程 5.基材に直接設けられたホログラフ橡または回折格子像を適用することができる複合シートの製造方法において、下記の工程を含むことを特徴とする前記製造方法。 (a)基材上に、厚さ20〜100ミリミクロンの、金属層を被覆させる工程 (b)前記金属層の上に、アクリルポリマー、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、ラッカー層を設ける工程 (c)前記ラッカー層の上に、熱活性化可能な接着剤を適用する工程 6.前記ラッカー層の厚さが、0.5〜3ミクロンであり、さらに、当該ラッカー層の上に、アルリル、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さ0 .05〜0.2ミクロンの第2のラッカー層を設ける工程を含むことを特徴とする、上記5に記載の基材に直接設けられたホログラフ像または回折格子像を適用することができる複合シートの製造方法。 7.基材に直接設けられたホログラフ像または回折格子像を適用することができる複合シートの製造方法において、下記の工程を含むことを特徴とする前記製造方法。 (a)基材上に、剥離層を被覆させる工程 (b)前記剥離層上に、厚さ20〜100ミリミクロンの、金属層を被覆させる工程 (c)前記金属層の上に、アクリルポリマー、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、ラッカー層を設ける工程 (d)前記ラッカー層の上に、熱活性化可能な接着剤を適用する工程 8.前記剥離層が、ワックスおよびシロキサンからなることを特徴とする上記7に記載の複合シートの製造方法。 9.前記ラッカー層の厚さが、0.5〜3ミクロンであり、さらに、当該ラッカー層の上に、アクリルポリマー、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さ0.05〜0.2ミクロンの第2のラッカー層を設ける工程を含むことを特徴とする、上記7に記載の複合シートの製造方法。 10.前記ラッカー層の厚さが、0.5〜3ミクロンであり、さらに、当該ラッカー層の上に、アクリルポリマー、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さ0.05〜0.2ミクロンの第2のラッカー層を設ける工程を含むことを特徴とする、上記8に記載の複合シートの製造方法。 11.基材上にホログラフ像または回折格子像を形成する方法において、下記の工程を含むことを特徴とする前記方法。 (a)次の工程により複合シートを形成する。 (i)プラスチックフィルム上に、厚さ20〜100ミリミクロンの、金属を被覆させる。 (ii)前記金属層の上に、熱軟化性のラッカー層を設ける。 (iii)前記ラッカー層の上に、熱活性化可能な接着剤を適用する。 (b)前記熱活性化可能な接着剤と基剤をもってきて接触させる。 (c)前記フィルムを加圧、加熱することにより、複合シートを基材に以下のように圧接する。 (i)前記接着剤を基材に接着させる。 (ii)前記金属層を前記プラスチックフィルムから剥離させる。 (d)前記プラスチックフィルムを前記金属層から剥離除去し、すなわち、前記ラッカー層に接する当該金属層の第1の表面はそのままで、金属層の第2の表面を暴露させる。 (e)加熱、加圧下、金属層とホログラフ像または回折格子像を有するダイを当接合させ、当該金属層およびラッカー層にホログラフ像または回折格子像を形成する。 12.前記工程(c)において、複合シートを75〜25℃に加熱することを特徴とする、上記11に記載のホログラフ像または回折格子像を形成する方法。 13.前記工程(e)において、前記金属層およびラッカー層を75〜250 ℃に加熱することを特徴とする、上記12に記載のホログラフ像または回折格子像を形成する方法。 14.基材上にホログラフ像または回祈格子像を形成する方法において、下記の工程を含むことを特徴とする前記方法。 (a)次の工程により複合シートを形成する。 (i)プラスチックフィルム上に、厚さ20〜100ミリミクロンの、金属を被覆させる。 (ii)前記金属層の上に、アクリル、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さ0.5〜3ミクロンのラッカー層を設ける。 (iii)前記ラッカー層の上に、厚さ0.75〜4ミクロンの熱活性化可能な接着剤を適用する。 (b)前記熱活性化可能な接着剤と基剤をもってきて接触させる。 (c)前記フィルムを加圧、加熱することにより、複合シートを基材に以下のように圧接する。 (i)前記接着剤を基材に接着させる。 (ii)前記金属層を前記プラスチックフィルムから剥離させる。 (d)前記プラスチックフィルムを前記金属層から剥離し、すなわち、前記ラッカー層に接する当該金属層の第1の表面はそのままで、金属層の第2の表面を暴露させる。 (e)加熱、加圧下、金属層の第2の表面に、ホログラフ像または回折格子像を有するダイを当接させて、当該金属層およびラッカー層にホログラフ像または回折格子像を形成する。 15.前記工程(c)において、複合シートを、75〜25℃に加熱することを特徴とする、上記14に記載のホログラフ像または回折格子像を形成する方法。 16.前記工程(e)において、前記金属層およびラッカー層を、75〜25 0℃に加熱することを特徴とする、上記15に記載のホログラフ像または回折格子像を形成する方法。 17.前記ラッカー層の上に、アクリルポリマー、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さ0.05〜0.2ミクロンの第2のラッカー層を設ける工程をさらに含むことを特徴とする、上記14に記載のホログラフ像または回折格子像を形成する方法。 18.基材上にホログラフ像または回祈格子像を形成する方法において、下記の工程を含むことを特徴とする前記方法。 (a)次の工程により複合シートを形成する。 (i)ポリエステル、二軸延伸ポリプロピレン、セルローストリアセテート、ポリスチレン、ポリエチレンおよびポリビニルクロライドからなるグループから選択される材料のフィルムを用意する。 (ii)前記フィルム上に、ワックスおよびシロキサンからなるグループから選択される材料の剥離層を設ける。 (iii)前記フィルム上に、厚さ20〜100ミリミクロンの、金属層を被覆させる。 (iv)前記金属層の上に、アクリルポリマー、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さ0.5〜3ミクロンの第1のラッカー層を設ける。 (v)前記第1のラッカー層の上に、アクリルポリマー、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さ0.05〜0.2ミクロンの、第2のラッカー層を設ける。 (vi)前記第2のラッカー層の上に、厚さ0.75〜4ミクロンの熱活性接着剤を適用する。 (b)前記熱活性化可能な接着剤と基剤をもってきて接触させる。 (c)前記フィルムを基材側から加圧、加熱することにより、複合シートを基材に以下のように圧接する。 (i)前記接着剤を基材に接着さセる。 (ii)前記剥離層をフィルムから剥離させる。 (d)前記フィルムを、前記剥離層から剥離し、すなわち、前記金属層に接する当該剥離層の第1の表面はそのままで、剥離層の第2の表面を暴露させる。 (e)加熱、加圧下、剥離層の第2の表面と、ホログラフ像または回折格子像を有するダイを当接させ、当該剥離層、金属層およびラッカー層にホログラフ像または回折格子像を形成する。 19.前記工程(c)において、複合シートを、75〜25℃に加熱することを特徴とする、上記18に記載のホログラフ像または回折格子像を形成する方法。 20.前記工程(e)において、前記金属層およびラッカー層を、75〜25 0℃に加熱することを特徴とする、上記19に記載のホログラフ像または回折格子像を形成する方法。 21.以下のものを含むことを特徴とするドキュメント。 (a)画像面を有する基材 (b)ラッカー層 (c)前記画像面に対して、ラッカー層を確実に接合するための接着剤 (d)片面がラッカー層に接合されている厚さ20〜100ミリミクロンの金属層であって、当該金属層の第1面側はラッカー層に接着される一方、もう片方の第2面側は、エンボスされた回折格子像を有している金属層。 22.前記ラッカー層が、アクリル、スチレン−アクリルニトリルポリマー、 ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さが0.5〜3ミクロンの層であることを特徴とする上記21に記載の方法。 23.前記接着剤が、厚さ0.75〜4ミクロンの、熱活性接着剤であることを特徴とする上記22に記載の方法。 24.以下を含むことを特徴とするドキュメント。 (a)基材 (b)前記基材に接合された複合構造物であって、当該複合構造物は、以下を含む。 (i)ラッカー層 (ii)当該ラッカー層を、基材に確実に接合するための接着剤 (iii)ラッカー層の上に設けられた厚さ20〜100ミリミクロンの金属層 (c)前記金属層およびラッカー層の上にエンボスされたホログラフ像または回析格子像であって、当該ホログラフ像または回折格子像は、前記複合構造物を、前記基材に接合後エンボスされて設けられたホログラフ像または回折格子像。 25.前記ラッカー層が、アクリルポリマー、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さが0.5〜3ミクロンの層であることを特徴とする上記24 に記載のドキュメント。 26.前記接着剤が、厚さ0.75〜4ミクロンの、熱活性接着剤であることを特徴とする上記25に記載のドキュメント。 27.前記金属層の上に、ワックスまたはシロキサン層をさらに含むことを特徴とする上記24に記載のドキュメント。 28.前記ラッカー層と前記接着剤層の間に、アクリルポリマー、スチレン− アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さが0.05〜0.2ミクロンの第2のラッカー層を設けることを特徴とする上記25に記載のドキュメント。 29.前記ラッカー層と前記接着剤層の間に、アクリルポリマー、スチレン− アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さが0.05〜0.2ミクロンの第2のラッカー層を設けることを特徴とする上記27に記載のドキュメント。 30.基材上にホログラフ像または回折格子像を形成する方法において、下記の工程を含むことを特徴とする方法。 (a)プラスチックフィルム、および厚さ20〜100ミリミクロンの金属層、アクリル、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さ0.5〜3ミクロンのラッカー層および厚さ0.75〜4ミクロンの熱活性化可能な接着剤層からなる複合シートを用意する。 (b)基材をもってきて、接着剤層と接触させる。 (c)前記フィルムを加圧、加熱することにより、複合シートを前記基材に対して以下のように圧接する。 (i)前記接着剤を前記基材に接着させる。 (ii)前記金属層を前記フィルムから剥離させる。 (d)前記フィルムを、前記金属層から剥離除去し、すなわち、前記ラッカー層に接する当該金属層の第1の表面はそのままで、金属層の第2の表面を暴露させる。 (e)加熱、加圧下、前記金属層に、ホログラフ像または回折格子像を有するダイを当接させ、当該金属層およびラッカー層にホログラフ像または回折格子像を形成する。 31.前記工程(c)において、複合シートを、75〜25℃に加熱することを特徴とする、上記30に記載のホログラフ像または回折格子像を形成する方法。 32.前記工程(e)において、前記金属層およびラッカー層を、75〜25 0℃に加熱することを特徴とする、上記31に記載のホログラフ像または回折格子像を形成する方法。 33.下記のものを含むことを特徴とする製品。 (a)ポリエステル、二軸延伸ポリプロピレン、セルローストリアセテート、 ポリスチレン、ポリエチレンおよびポリビニルクロライドからなるグループから選択されたプラスチック基材 (b)当該基材に接合され、加熱、加圧により基材から剥がすことができる複合シートであって、以下のものを含んでいる、基材からの剥離後に、金属層にホログラフ像または回折格子像を受容することが可能な複合シート (i)前記プラスチック基材上に面する、厚さ20〜100ミリミクロンの金属層 (ii)前記金属層の上に接合された、アクリル、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さ0.5〜3ミクロンのラッカー層 (iii)厚さ0.75〜4ミクロンの熱活性化可能な接着剤層 34.前記金属層が、アルミニウムであることを特徴とする、上記33に記載の物品。 35.前記金属層および基材の間に、ワックスまたはシロキサンからなる剥離層をさらに含むことを特徴とする、上記34に記載の物品。 36.前記剥離層の厚さが、0.025〜1ミクロンであることを特徴とする、上記35に記載の物品。 37.前記剥離層が、ミクロ結晶性のワックスまたは部分的に鹸化されたモンタンワックスであることを特徴とする、上記36に記載の物品。 38.前記ラッカー層および熱活性化可能な接着剤層の間に、厚さが、0.0 5〜0.2ミクロンであって、アクリルポリマー、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースから選択されたものからなる結合層をさらに含むことを特徴とする、上記34に記載の物品。 39.前記金属層および基材の間に、ワックスまたはシロキサンからなる剥離層をさらに含むことを特徴とする、上記38に記載の物品。 40.前記剥離層の厚さが、0.025〜1ミクロンであることを特徴とする、上記39に記載の物品。 41.前記剥離層が、ミクロ結晶性のワックスまたは部分鹸化されたモンタンワンクスであることを特徴とする、上記40に記載の物品。 42.下記のものを含むことを特徴とする製品。 (a)ポリエステル、二軸配向ポリプロピレン、セルローストリアセテート、 ポリスチレン、ポリエチレンおよびポリビニルクロライドからなるグループから選択されたプラスチック基材 (b)当該基材に接合され、加熱、加圧により基材から剥がすことができる複合シートであって、以下のものを含んでいる、基材からの剥離後に、当該金属層にホログラフ像または回折格子像を受容することが可能な複合シート (i)前記金属層および基材の間の、厚さ0.025〜1ミクロンの、ワックスまたはシロキサンからなる剥離層 (ii)前記プラスチック基材上に面する、厚さ20〜100ミリミクロンの、アルミニウムからなる金属層 (iii)前記金属層の上に接合された、アクリル、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、厚さ0.5〜3ミクロンのラッカー層 (iv)アクリルポリマー、スチレン−アクリルニトリルポリマー、ポリエステルおよびニトロセルロースからなるグループから選択される材料からなる、 厚さ0.05〜0.2ミクロンの結合層 (v)厚さ0.75〜4ミクロンの熱活性化可能な接着剤。 』 (3)明細書を次のように訂正する。

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl. 6識別記号 庁内整理番号 FI B42D 15/10 501 9417−2D B42D 15/10 501G 【要約の続き】 (B)、金属層(C)、ラッカー層(D)、結合層(E)、熱活性接着剤層(F)を、最初は使用されているプラスチックキャリアフィルム(A)からはがすための操作により、最終製品のドキュメントを形成する基材(20)に接合される。

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