Shaver performing preheating hair

申请号 JP2007519970 申请日 2004-07-06 公开(公告)号 JP2008505682A 公开(公告)日 2008-02-28
申请人 レイディアンシー インク.; 发明人 アザール・ツィオン; シャレフ・ピンチャス;
摘要 皮膚表面から生える毛を加熱するのに適した伸長した熱ワイヤ260と、少なくとも1つの刃660と、を備えた、毛を切断する装置に使用される毛切断ヘッド610であって、前記伸長した熱ワイヤの1つの側に配置され、前記少なくとも1つの刃は、熱ワイヤにより加熱された毛を切断するように 位置 し構成され、前記ワイヤは少なくとも50℃の 温度 まで加熱される、装置。
权利要求
  • 皮膚表面から生える毛を加熱するのに適した伸長した熱ワイヤと、
    少なくとも1つの刃と、
    を備えた、毛を切断する装置に使用される毛切断ヘッドであって、
    前記伸長した熱ワイヤの1つの側に配置され、前記少なくとも1つの刃は、熱ワイヤにより加熱された毛を切断するように位置し構成され、前記ワイヤは少なくとも50℃の温度まで加熱される、装置。
  • 前記伸長した熱ワイヤの少なくとも1つの側に一列の皮膚押圧要素を備える、請求項1に記載の毛切断ヘッド。
  • 前記伸長した熱ワイヤの両方の側に一列の皮膚押圧要素を備える、請求項1又は2に記載の毛切断ヘッド。
  • 前記ワイヤが、10ないし1000マイクロメータの間の直径を有する、請求項1ないし3のいずれか記載の毛切断ヘッド。
  • 請求項1ないし4のいずれか記載の毛切断ヘッドを備える毛切断装置であって、前記切断ヘッドが皮膚表面に接触するときに前記ワイヤが熱される、装置。
  • 前記ワイヤが、100℃より高い温度に熱せられる、請求項5に記載の毛切断装置。
  • 前記ワイヤが、150℃より高い温度に熱せられる、請求項6に記載の毛切断装置。
  • 前記ワイヤが、250℃より高い温度に熱せられる、請求項6に記載の毛切断装置。
  • 前記ワイヤが、350℃より高い温度に熱せられる、請求項6に記載の毛切断装置。
  • 前記ワイヤが、500℃より高い温度に熱せられる、請求項6に記載の毛切断装置。
  • 前記ワイヤが、700℃より高い温度に熱せられる、請求項6に記載の毛切断装置。
  • 前記熱ワイヤ及び刃が皮膚を横断して引かれるときに、毛が前記刃と接触する前に、前記ワイヤが、少なくとも毛の一部を切断するのに十分高い温度に熱せられる、請求項5ないし11のいずれかに記載の毛切断装置。
  • 人の皮膚にくっついた毛の部分を50℃より上の温度に加熱することと、
    加熱された部分の毛を刃で切断することと、
    を含む、皮膚から生える毛を切断する方法。
  • 前記毛が熱ワイヤによって加熱される、請求項13に記載の方法。
  • 前記ワイヤが50℃をこえる温度に加熱される、請求項14に記載の方法。
  • 前記ワイヤが100℃をこえる温度に加熱される、請求項15に記載の方法。
  • 前記ワイヤが150℃をこえる温度に加熱される、請求項15に記載の方法。
  • 前記ワイヤが250℃をこえる温度に加熱される、請求項15に記載の方法。
  • 前記ワイヤが350℃をこえる温度に加熱される、請求項15に記載の方法。
  • 前記ワイヤが500℃をこえる温度に加熱される、請求項15に記載の方法。
  • 前記ワイヤが700℃をこえる温度に加熱される、請求項15に記載の方法。
  • 一般的並行構成にあるワイヤおよび刃を脱臭することを含む、請求項14ないし21のいずれかに記載の方法。
  • 最初に前記熱ワイヤを動かし、次に前記刃を皮膚に横断して動かすことを含む、請求項22に記載の方法。
  • すくなくとも皮膚から生える毛の一部が、皮膚を横断して通過するときに、ワイヤによって切断されない、請求項23に記載の方法。
  • 前記ワイヤが毛を切断するのに十分なほど熱くない、請求項23に記載の方法。
  • 说明书全文

    関連出願

    本出願は、PCT/IL03/00219,PCT/IL03/00220及びPCT/IL03/00221の一部継続出願である。 これら出願の開示内容は、全て参照により本出願に取り込まれるものである。

    本発明は、切断要素を用いた除去に先立つ毛の予熱に関連する。

    身体からの無駄毛の除去は、剃刀、毛抜き、又はワックス等の機械化した手段によって達成できるが、これらは全て使い心地が悪く、皮膚をヒリヒリさせたり、皮膚にダメージを与えたりする。

    皮膚の表面から毛を切断するための、熱ワイヤその他の機構の使用が提案されている。 しかしながら、毛の切断に十分な量の熱を発生する発熱体は、皮膚へのダメージを防ぐために皮膚からオフセットされているので、しばしば無駄毛を残すことになる。

    Petersonの米国特許第3,934,115号では、皮膚と接触するセラミック面の上面に配置された平行な金属帯を用いて毛を切断する。 Hillsの米国特許第2,727,132号及びP. Massimoのイタリア国特許第1201364号では、連続的に加熱される素子を用いて毛を焼灼する。 P. M. Bellの米国特許第558,465号、D. Seideの米国特許第589,445号、G. S. Hillsの米国特許第2,727,132号、G. L. Johnsonの米国特許第3,093,724号、Hashimotoの米国特許第5,063,993号及び米国特許第6,307,181B1号、F. Solvintoのフランス国特許第2531655号及び欧州特許第0201189号、及び、E. Michitのフランス国特許第2612381号では、連続的に加熱される電熱線を用いて毛を焼灼する。 J. F. Carterの米国特許第3,474,224号では、鼻毛を焼灼する円形の櫛状機器が備えられている。 これらの引用文献は、皮膚レベルまで毛を除去する手段を提案するものではないようである。

    Vrtaricによる米国特許第4,254,324号には、毛の先端のみに使用され、枝毛部分を除去する加熱型毛切除システムが提案されている。

    Iderosaによる米国特許第5,065,515号には、加熱要素に密着した刃で毛を切断前に前もって加熱する加熱要素が記載されている。 しかしながら,加熱要素は皮膚に恒常的に接触しているので、その温度は、連続的に露出しても皮膚を損傷しない温度に限定されると考えられる。 これは、利用者にとって心地悪くはない。

    本出願人は、PCT公開番号WO03/009977及びWO03/009976において、毛を切断するための発熱システムを開示している。 これらの出願で開示された全てのものは、参照によりここに包含される。 これらの出願には、パルス熱又は非パルス熱を発生する熱ワイヤを用いて毛を切断する方法及び装置が記載されている。 ここで使用されるように、発熱ワイヤとは、皮膚領域から毛を切断するのに充分な程度及び/又は期間の熱を発生させることができる金属線、金属帯、又は、他のタイプの発熱要素の一つ以上を意味する。 ここで使用されるように、熱ワイヤとは、皮膚領域から毛を切断するのに充分な程度及び/又は期間の熱を発生させることができる金属線、金属帯、又は、他のタイプの発熱要素の一つ以上を意味する。 加えて、ここに記載される構造体及び方法は、それらで開示された構造体内で使用され得、或いは、それらで開示された構造体と組み合わせて使用され得る。

    先に引用されたPCT出願において、毛は、加熱されることによって皮膚の近くで切断される。 また、この毛の切断は、皮膚下部の毛の少なくとも一部を破壊するかもしれない。 ここで使用されるように、「切断(cut)」という語句は、毛のこのタイプの切断(severing)又はシェービング(shaving)を指すために用いられる。

    本発明のいくつかの実施形態の一側面は、取り外し可能な切断ヘッドで毛を切断するのに適合した構造に関する。 取り外し可能な切断ヘッドは、毛を切断するのに十分な熱を生成するワイヤを備える。 任意選択的に刃を補助的に用いる。 本発明の典型的な実施形態において、取り外し可能な切断ヘッドは、皮膚の表面をワイヤに対して位置を合わせる2つの支持体の間の構造体内に配置される。

    任意選択的に、支持体の1つは、毛が生える皮膚を横切る構造体の動きを感知するのに適合している。 例えば、移動可能ローラ、光学的運動検出器あるいは、慣性運動検出器を用いる。 本発明のいくつかの実施形態において、切断ヘッドは、前記の運動に応答して作動する。 本発明のいくつかの実施形態において、切断ヘッドは、皮膚に接触するように配置され、ワイヤの加熱により、毛を切断するように作動する。 代替的に、切断ヘッドは、通常は、支持体の下に配置され(皮膚に接触しないように)、作動したときに、皮膚にインターフェースするように、支持体のレベルに移動する。

    本発明のいくつかの実施形態において、皮膚が長時間ワイヤに接触し焼灼されるのを防止するために、ワイヤは、支持センサーによって運動が検出されたときにのみ加熱される。 代替的に、皮膚を横切る動きをしていないときには、ワイヤは皮膚と距離をとる。 後者の場合、加熱は、運動を感知することにより制御される必要がない。

    本発明のいくつかの実施形態の一側面は、切断プロセスの結果生じる破片を取り除くための、例えば、鈍なスクレーパなどの屑除去要素を備えた、熱により毛を切断するための取り外し可能な切断ヘッドに関する。 本発明の典型的な実施形態において、切断ヘッドは、毛をそれらの毛根近くまで焼灼し、毛穴及び皮膚表面に炭化した残留物を残す。 スクレーパが、任意選択的に切断ヘッドに取り付けられ、炭化した残留物及び切断プロセス中に生じたいかなる他の破片(例えば、小さな毛)をもこすり去る。

    本発明のいくつかの実施形態の一側面は、さらに、切断ヘッドの一つの側に搭載された刃を備えた、熱により毛を切断するための取り外し可能な切断ヘッドに関する。 本発明のいくつかの実施形態において、切断ヘッド中のワイヤは、毛を切断するのには十分に熱くない、あるいは、ある値以上の厚さの毛を切断するのには十分熱くない。 この場合に、刃が、毛を切断する。 しかしながら,毛の加熱は、たとえ剃毛クリームのようなものがなくても、切断行為をより速く、スムーズにする。 任意選択的に、切断ヘッドに搭載された刃は、毛の切断において、熱ワイヤを補完する。 結果として、より滑らかな剃りあがりになる。 本発明のいくつかの実施形態において、熱ワイヤは、なまった刃の使用を許容するために、切断前に毛をやわらかくする。 本発明の実施形態において、ワイヤは、50〜100℃の温度に熱せられる。 任意選択的に、100〜150℃の間、150〜250℃の間、250〜500℃の間、あるいは、500〜600℃の間である。 本発明のこの一側面は、毛を焼灼及び切断するのに十分には熱くないワイヤに利用できる一方で、また、いくつかのあるいは全ての毛を切断する、より熱いワイヤにもまた利用できる。 そこで、複数回通過を回避するために、あるいは毛の部分的切断を回避するために、予備として利用される。

    したがって、本発明の実施形態による、皮膚表面から生える毛を加熱するのに適した伸長した熱ワイヤと、少なくとも1つの刃と、を備えた、毛を切断する装置に使用される毛切断ヘッドであって、前記伸長した熱ワイヤの1つの側に配置され、前記少なくとも1つの刃は、熱ワイヤにより加熱された毛を切断するように位置し構成され、前記ワイヤは少なくとも50℃の温度まで加熱される、装置に使用する毛切断ヘッドが提供される。

    任意選択的に、ヘッドは、少なくとも前記伸長した熱ワイヤの一方の側に皮膚押圧要素のアレイを備える。 本発明の実施形態において、前記ワイヤが、10ないし1000マイクロメータの間の最小の大きさを有する。

    本発明の実施形態による、毛切断ヘッドを備える、毛切断装置が、さらに提供される。 任意選択的に、前記切断ヘッドが皮膚表面に接触するときにのみ前記ワイヤが熱される。 任意選択的に、ワイヤは、100℃、150℃、250℃、350℃、500℃あるいは、700℃より高い温度に熱せられる。 本発明の実施形態において、前記熱ワイヤ及び刃が皮膚を横断して引かれるときに、毛が前記刃と接触する前に、前記ワイヤが、少なくとも毛の一部を切断するのに十分高い温度に熱せられる。 本発明の実施の形態によれば、人の皮膚にくっついた毛の部分を50℃より上の温度に加熱することと、加熱された部分の毛を刃で切断することと、を含む、皮膚から生える毛を切断する方法が更に提供される。

    本発明の実施の形態において、毛は熱いワイヤで熱せられる。 任意選択的に、ワイヤは、100℃、150℃、250℃、350℃、500℃あるいは、700℃より高い温度に熱せられる。

    本発明の実施形態において、前記方法は、一般的並行構成にあるワイヤおよび刃を脱臭することを含む。 任意選択的に、前記方法は、最初に前記熱ワイヤを動かし、次に前記刃を皮膚に横断して動かすことを含む。 任意選択的に、すくなくとも皮膚から生える毛の一部が、皮膚を横断して通過するときに、ワイヤによって切断されない。 任意選択的に、前記ワイヤが毛を切断するのに十分なほど熱くない。

    次に、本発明の例示的で非限定的な実施形態を、添付図面の参照を交えて説明する。 複数の図面に現れる同一又は類似の構造、構成要素、若しくはその部分には、一様に同じ若しくは類似の引用符号を付けた。 図面に現される構成部品及び形態の大きさは、利便性及び表現の明確さを第一に選ばれており、必ずしも計量されるべきものではない。

    図1Aは、本発明の例示的な実施形態による、2つの支柱240及び242を備えるフレーム200に吊り下げられた発熱ワイヤ260の簡単な概略図である。

    例示的な実施形態において、支柱240及び242は、ワイヤガイド溝120及び122を備える。 発熱ワイヤ260は、任意選択で、ガイド溝120及び/又は122の中央に配置される。

    例示的な実施態様において、支柱240及び242は、例えば支柱240及び242に実質的に垂直な、ストラット244によって正しい位置に保持されている。 発熱ワイヤ260は、例えば、ワイヤ端270及び272でポスト240及び/又は242に取り付けられる。

    例示的な実施形態において、伝導支柱290には電気伝導性があり、電気伝導領域190に取り付けられおり、一方、伝導支柱292には電気伝導性があり、電気伝導領域192に取り付けられている。 更に、張付与支柱240及び242には電気伝導性があり、支柱290及び292を経由して供給される電力がワイヤ260を発熱させるために、支柱240及び242は電気伝導領域190及び192にそれぞれ接続される。

    例示的な実施形態において、張力支柱240及び242の一方または両方は、弾力のある電気伝導性材料から作られている。 この支柱を適切に配置したときに、皮膚表面を横切って動く間に発熱ワイヤ260の緊張を維持するのに役立たせるためである。 任意選択で、支柱240及び/又は242は、互いに向かい合う方向に押す力を受けるときは比較的に曲り易いため、支柱は撓む。 任意選択で、支柱240及び/又は242は、ワイヤ260の軸に垂直な方向に支柱を押す力を受けるときは比較的に曲りにくいため、支柱は撓まない。

    例示的な実施の形態において、例えば支柱のいずれか一方あるいはその両方が弾性を有するとき、製造段階で電熱線260に張力が付加される。

    ガイド溝120及び122にワイヤを配置し、ワイヤ端270及び/又は272を208の方向へ十分な力及び/又は(平な)ワイヤ260に対する適当な度で引っ張り、支柱240及び242を互いの方向に撓ませる。 次に、ワイヤ260は、支柱240及び242に、例えば、それぞれ点276及び278において、はんだ、電気伝導性ジェル(導電性エポキシ等)、及び/又はその他の既知の接続方法を用いて取り付けられる。 クランプ等の機械的な接続も使用できる。 任意選択で、若干整合した導電性の高い機械的電気的接続を提供するために、クランプは銅か金でコーティングされる。 支柱のガイド溝120及び/又は122は、ワイヤ260の張力で互いの方向に絶えず撓んでいることに注目されたい。 支柱への取り付け後に、ワイヤの自由端は取り除かれる。

    片方の支柱のみに弾力がある場合には(又は、両方に弾力がある場合でも)同様の方法が用いられる。 この場合、任意選択で、ワイヤ260は、張力付与の前か後に、不撓性の支柱(又は、任意選択でフレーム)に恒久的に取り付けられる。 次に、前述のようにワイヤの他方の端部に張力が付与され、フレーム又は支柱に取り付けられる。

    任意選択で、ワイヤが一方の支柱に予め取り付けられているときは、その支柱にガイド溝は不要である。

    任意選択で、支柱240及び/又は242とワイヤ260との間にある1つ以上のコイルばねによって、ワイヤ260に更に張力が与えられる。

    張力をかけたワイヤ260は、ワイヤ260の加熱によって、及び/又は、毛404に逆らう方向402にワイヤ260が動く(図4)ときの圧力によって発生する長さ方向の伸びの存在下でも、張力を維持する。 ワイヤ端270及び/又は272を方向208へ引っ張る1つの方法は、ワイヤ端270及び/又は272を、例えばストラット244の上に配置した1つ以上の張力付与ホイール(図の記載なし)に取り付けることによるものである。 1つ以上のホイールを回転させることにより、ワイヤ端270及び272は方向208へ引っ張られ、ワイヤ260に張力を与える。 ワイヤ260を方向208へ引っ張るための他の既知の方法には、ワイヤ端270及び/又は272にばね機構及び/又は空気圧式張力付与装置を取り付ける等がある。

    例示的な実施形態において、伝導支柱290はソケット180にはめ込まれ、伝導支柱292はソケット182にはめ込まれる。 フレーム全体の交換や、ワイヤ260のクリーニング及び/又は修理のため、フレーム200がソケット180、182から簡単に取り外せるようにする等の目的で、ソケット180、182と支柱290、292の間には摩擦ばめが提供される。 ソケット180と182は、例えば、導電性があるため電源からの電力を伝送することができ、そのため、支柱290と292、接続領域190と192、及び張力支柱240と242を経由して発熱ワイヤ260に電流を供給することが可能である。 ワイヤが破断したときには、ワイヤ、支柱、及びストラット機構の交換が一般に想定される。

    例示的な実施形態において、支柱240、242の方向168への過度の動きを防止するために、支柱支持体160が配置される。 代替として又は付加的に、支柱240、242の方向166への過度の動きを防止するために、支柱支持体162が配置される。 これにより、フレーム200に与えられる動きがワイヤに所望の動きをもたらすことが保障される。

    図1Bは、本発明の例示的な実施形態による、図1Aの代替構造の概略図である。 この実施形態においては、ワイヤ260は、張力を付与して支柱へ固着する前に、支柱240及び242にあるリング150及び152に通される。

    図2は図1Aのフレーム200上の発熱ワイヤ260の概略図であり、ワイヤは振動器支柱130及び138から突出する振動コンパートメント300内に取り付けられている。 例示的な実施形態において、支柱130及び138に接続された振動器350は、230の方向にモーター234が回転するときに振動器350の振動を起こす偏心錘232を有するモーター234を備える。 代替として又は付加的に、振動器350は支柱130及び138に横断コネクタ(transverse connector)354で接続される。

    任意選択のクロスピン132は、振動器支柱130及び138を貫通し、ピン132の周りに振動器支柱を移動可能にしている。 振動器350が振動すると、振動器支柱130及び138に振動を伝え、発熱ワイヤ260及びコンパートメント300に402方向の回転運動を起こす。

    切断される毛404(図4)において、電熱線260、フレーム200及び/又はコンパートメント300が振動することにより、皮膚400の一定の領域が保持されている間、電熱線260が毛404を容易に何度も通過する。 ワイヤ260の複数回の通過は、ワイヤが皮膚400の領域に毎回接触している間(即ち、使用者によって皮膚表面を横断して動かされているとき)の発熱ワイヤ260の切断効率を高める。 ワイヤの軌跡は0.05〜2mmであり、任意選択で0.3〜1mmである。

    例示的な実施形態において、振動コンパートメント300は、クリーニングのためにそれ自身を取り外し可能にし、及び/又は、ソケット180及び182からフレーム200を取り外し可能にするために、例えば噛み合い構造を備え、及び/又は、振動器支柱130及び138に取り外し可能に取り付けられる。

    図3でより明確に示されるように、例示的な実施形態において、コンパートメント300は皮膚押圧要素312のアレイを備える。 皮膚押圧エレメント312は、皮膚領域400(図4)を押圧し及び/又はぴんと張らせるものであり、電熱線260が皮膚領域400に食い込まない状態で毛404を切断できるようにして、可能ならばその熱を分散させ、皮膚領域400を、より低い効率で切断し及び/又は焼灼させる。

    本発明の例示的な実施の形態において、2つの皮膚押圧要素312の列が発熱ワイヤ260の両側に備えられる。 皮膚押圧器の列は上述のPCT出願で開示されているものであり、例えば支柱若しくはその類のものである。 しかしながら、本実施形態に開示される皮膚押圧器は、一様に長軸をワイヤに向けた細長い構成要素を備える前述の出願に開示されるものとは異なる。 本発明者は、本出願の開示する細長い構成要素が、より滑らかで心地よい皮膚に沿ったシェーバーの動きを提供することを発見した。 皮膚押圧要素312の他の構成、例えば、皮膚400(図4)、ワイヤ260、及び/又はコンパートメント300に対する様々な高さ・角度及び/又は面をもつ皮膚押圧要素312を供えるものも、本発明の例示的な実施の形態において意図されている。 本発明の望ましい実施の形態において、細長い構成要素の長軸が開口(ひいては皮膚)の面に対し平行若しくは小さな角度(5、10、15又は20度)をなす。

    代替として又は付加的に、支柱保護具340及び342は、支柱240と242及び/又は皮膚緊張・押圧要素312よりも先端に位置している。

    例示的な実施形態では、支柱保護具340及び342は、支柱242及び240から最も近い皮膚400の近接領域にオフセットを与えることにより、支柱242及び240からの熱及び/又は振動が皮膚400(図4)にダメージを与えることを防ぐ。 逆もまた同様である。 例示的な実施の形態において、ストラット244に並列するホイール318、320及び/又は330は、平坦部388、390及び392がそれぞれストラット244の位置を調節するために回転可能になっている。 ストラット244の位置調整は、皮膚押圧要素312に対する、従って対向する皮膚400の領域に対するワイヤ260の位置に影響を与える。 ホイール318、320及び/又は330を回転することによって、オペレータは、例えば、皮膚押圧要素312への発熱ワイヤ260の近接を制御し、248方向のワイヤ260の位置を調節することができる。 代替として又は付加的に、オペレータは皮膚押圧要素312に対するワイヤ260の角度を、例えば284又は286の方向に調節できる。

    ホイール318、320及び/又は330を使用して、オペレータは押圧器312(又は、押圧器の列が使われない場合は、開口)の先端面に対してワイヤを最適な角度に配置することができる。

    図3は、振動するコンパートメント300と、比較的振動しない構造体106を有し、隙間328の中に配置されるワイヤ260を備える、振動する毛切断ユニット100の断面図である。 任意選択で、皮膚押圧要素312は細長い構成要素であり、ワイヤ260の片側に、隙間328の方を向いて配置される。 上述の通り、皮膚押圧要素314の列は、ワイヤ260の隙間の反対側にある、隙間328を向いた細長い構成要素からなる。 任意選択で、支柱支持体160及び162は、ワイヤ260が皮膚押圧要素312及び/又は314への接触を防止するために支柱240及び242に対して配置される。

    構造体106は、例えば、皮膚400(図4)の領域等の表面に沿って回転し、ユニット100が皮膚400に対して動いていることをコントローラ118へ信号で伝える機械式動作検知器ホイール110を備える。 例示的な実施形態では、コントローラ118は動作に応じて振動器350をオン又はオフに切り替え、それにより振動器350は選択的に振動を提供する。

    任意選択で、ユニット100が皮膚400に対する最低速度以上で動くときに動作検知器ホイール110は振動器350のスイッチをオンにし、最低速度以下で動くときに動作検知器ホイール110は振動器350のスイッチをオフにする。 本発明の例示的な実施の形態において、最低速度は0.2〜1cm/秒、任意選択で約0.5cm/秒である。 本発明の一部の実施形態において、速度が適切な脱毛をもたらす値より速いときにも、動作検知器は表示を出す。 一般に、この速度は1〜3cm/秒である。 しかしながら、この値はワイヤの温度や直径によって変わる。 代替として又は付加的に、機械式動作検知器110は、振動器350のオン/オフの切り替えをコントローラ118に命令する光学式動作検知器からなる。 任意選択で、振動の制御に加えて、動作検知器110は、皮膚400に対するユニット100の動きに応じてワイヤ260によって発生する熱のオン/オフを切り替える機能も有する。 任意選択で、本システムは、熱及び/又は振動が作動中かどうかを光などで示す視覚的表示を備える。 本発明の実施の形態において、速度が望ましい範囲にあれば緑色に光り、その範囲を外れると赤色に光る。

    例示的な実施の形態において、バッテリー114は、例えば、振動器350及び/又はワイヤ260に電力を供給する。 任意選択で、バッテリー114は再充電可能であり、例えば、電源入力116によって外部電源(例えば電力変換器及び/又はAC電源コネクタ)に接続される(図示なし)。 代替として又は付加的に、電源入力116は、ワイヤ260及び/又は振動器350にバッテリー114の介在無しに直接接続され、ワイヤ260は交流電流などで給電される。

    説明を明確にするために、これら実施形態において、例えば張力支柱240及び242、及び/又は振動器350、及び電源装置114の間の接続は図示していない。 しかしながら、例示的な実施の形態においては、発熱ワイヤ260、振動器350、及び/又はユニット100のその他の構成要素への給電に用いる電気コネクタの簡単な配置を示した。

    例示的な実施の形態においては、クロスピン132は構造体106に取り付けられるエンドピン134及び136を有し、振動コンパートメント300を支柱130及び138の上で構造体106に対して振動可能にする。 支柱130及び138に接触することにより、コンパートメント300が振動している間の支柱130及び138の軌跡を制限する1つ以上の動作リミッター332が、任意選択で筐体106から突出する。 例示的な実施の形態において、動作リミッター332はシリコーン等の圧縮性の材料からなる。 代替の例示的な実施形態においては、フレーム200は振動器350及びコンパートメント300に直接に接続され、また、発熱ワイヤ260が皮膚400に対して振動している間も構造体106は静止したままとなる。

    例示的な実施の形態においては、コンパートメント300は、液体及び/又は固体のデオドラントを受け入れるように構成された容器140を備える。 容器140は、例えば、ベンチュリー開口148を有する通路146に接続する。 デオドラント142は、コンパートメント300の振動によって霧状にされ、ベンチュリー開口148を経て、ワイヤ260の周辺領域、及び/又は皮膚400に散布される。

    代替として又は付加的に、発熱ワイヤ260が供給する熱に応じてデオドラント142が蒸発する。 代替として又は付加的に、カバー310が通路146上に備えられ、また、デオドラント142からの気体又はエアロゾルを放散するためにカバー310を開く手動トリガー308が構造体106上に設けられている。

    どのタイプの分配手段が用いられても、デオドラント142が霧状化及び/又は蒸発されると、連絡通路146を通り抜けて発熱ワイヤ260及び皮膚400の領域全体に達し、そのため毛の切断中に発生する臭いが隠され、及び/又は、中和される。 デオドラント(焦げた毛の臭いを隠す香水でもよい)は、異なるよくある匂いで提供することができる。

    図1Aに示される更にもう一つの代替の例示的実施形態では、除煙及び/又は除臭フィルタ280がストラット244に空けられた換気口380の全体を覆って配置される。 臭いをフィルタ280に吸い込ませるために、回転可能な換気プロペラ翼236(又はその他のポンプ機構)が回転する。 フィルタ280の入力と穴380を接続する換気通路には、焼臭を含んだ空気のフィルタ280へのより完全な流れが提供される。

    選択的には、フィルタ280は例えば液体デオドラント等のデオドラントを吸収する多孔性の部材であり、操作者は、フィルタ280の少なくとも一部の領域に液体デオドラントを塗る。 臭いはフィルタ280を通過すると、中和され及び/又は芳香と置き換えられる。 任意選択で、除臭フィルタ280は、付加的に、切断した毛460を回収する容器374(図3)の中に又は隣接して配置される。

    任意選択で、プロペラ翼236は熱及び/又は振動とともに始動する。 任意選択で、これら要素の一方又は両方の動作停止と同時に、又は、それ以上除臭できなくなるまで長時間動作した時に動作停止する。

    本発明の例示的な実施の形態に従い、図4に、皮膚領域400から伸びた毛404を切断する振動毛切断ユニット100の簡略的な断面図を示す。

    例示的な実施の形態において、静電露出部370は、例えば動作検知器であるホイール110近傍でユニット100に組み込まれ、発熱ワイヤ260によって切断された毛460を引き寄せる。 静電露出部370は、例えばテフロンであり、皮膚との摩擦によって自身で帯電し、毛を引き寄せるのに適切な大きさを有する。 他の帯電手段及び材料もまた、使用することができる。

    任意選択で、切断されて静電気発生体370の表面に堆積した毛460を回収するため、毛回収容器374が静電気発生体370に隣接して並列配置される。 任意選択で、回収容器374は、くし又はブラシを備えて静電気発生体370の近傍にある切断された毛460を運ぶ回収補助378を有する。

    例示的な実施の形態において、ワイヤ260はKantaal D(Kantaal Group製のニッケル、クロム及びその他の金属からなる合金)から作られる。 ワイヤ260の代替材料には、ニクロムその他の抵抗線材、あるいは、他の高温動作に適した合金がある より低い温度に対しては、他のバネ鋼バネ(SS)合金が適している。 もっと高温に対しては、プラチナタングステンワイヤを使用することができる(例えば、Johnson Matthey(UK),貴金属部門あるいはGoodfellow(UK)社製造のPtWワイヤである)。 他の高温ワイヤ材料、例えば、純粋なプラチナ及びプラチナ/イリジウム合金もまた使用することができる。 しかしながら,そのようなワイヤは、非常に柔軟である。

    例示的な実施の形態において、ワイヤ260を流れる電流は0.5Aであるが、この値は寸法及び/又はワイヤ260を構成する材料によって変わる。 効率的に切断するために、ワイヤ260は、例えばワイヤ260が毛404と10〜100ミリ秒間、任意選択で25〜75ミリ秒間対向する場合、ピーク温度は700〜800℃に達する。 任意選択的に、使用されるワイヤの質量及び温度に依存して1〜10ミリ秒間とする。 本発明のいくつかの実施形態において、ワイヤの温度は、1200℃よりさらに高い。

    ワイヤ260と毛404との対向が長時間、例えば50〜150ミリ秒間持続するときは、例えば500℃の低温も毛の切断に使用できる。 ワイヤ260と毛404との対向が短時間、例えば5〜15ミリ秒間持続するときは、例えば1000℃の高温も毛の切断に使用できる。

    バッテリー114は、ワイヤ260の寸法に応じて、例えば3〜30Vおよび0.030〜5Aを発生する。 典型的な実施形態において、ワイヤ260は、直径0.01〜0.25ミリメートルの円形断面を有する。 代替的に、柔軟性の乏しい及び/又は弱い材料から作られるときには、ワイヤ260は0.25mm以上の径(例えば、0.25mm〜0.5mmの間、あるいは最大1mm)を有し、より柔軟な及び/又は強い材料から作られるときには、ワイヤ260は0.25mm以下の径を有する。

    本発明のいくつかの実施形態において、ワイヤ260は、に記載されたような円形の断面の代わりに、長方形の断面を有する帯の形状、あるいは別の幾何学的形状である。 任意選択的に、断面の幅は、円形の断面を持つワイヤ260の直径と同様である。 本発明のいくつかの実施形態において、ワイヤ260は、熱により焼灼しなかった毛を取り除くのに役立つ刃として作用するとがったヘッドを有する。

    ワイヤ260は、例えば25〜30mmの長さを有するが、1回の通過で切断するように設計された毛の量などによって、30mm以上又は25mm以下の長さを有することもある。

    支柱240及び/又は242の製造に用いられる弾力のある弾性導電性材料には、バネ鋼(SS302)やベリリウム銅がある。 任意選択で、ワイヤへの導電性及び支柱のはんだ付け性を改善するため、支柱は錫等でめっきされる。

    皮膚押圧要素312は、真直ぐな櫛状片として図示されているが、形状は変わることがある。 代替として又は付加的に、様々なデザインの皮膚押圧要素312の列をユニット100の一式(キット)に含めて提供することもできる。 例えば、キットに含まれる皮膚押圧要素312の列は、長さ方向に湾曲していたり、半円状であったり、更には先端が球状であってもよい。 多様なデザインの皮膚押圧要素312の列は、例えば、オペレータの毛の密度及び/又は嗜好などによって使い分けることができる。

    図5Aは、本発明の典型的な実施形態による、シェービングヘッドを外した毛切断ユニット500の概略図である。 本発明の典型的な実施形態において、毛切断ユニット500は、利用者の皮膚400とインターフェースする上端部に設置された2つの支持要素(510,110)を有するケース530を備える。

    本発明の典型的な実施形態において、ソケット540が、2つの支持要素の間に設けられる。 任意選択的に,図5Bに示すように、取り外し可能シェービングヘッド600が、毛を切断するために、ソケット540の中、支持体の間に配備される。 本発明の典型的な実施形態において、支持体の1つは、ヘッドの面を横断する動作を感知し、毛切断ユニット500を作動させる運動検出器ホイール110を備える。 任意選択的に、第2の支持体は、バランスローラあるいはフィンガー510を備える。 それは、毛切断ユニット500が毛を切断するために皮膚400に押し付けられている間、シェービングヘッド600が、皮膚400の表面に接するのを保つように毛切断ユニット500のバランスをとる。 任意選択的に、ローラあるいはフィンガー510は、切断ヘッドへ毛が自由に通過できるように皮膚表面400と(横断方向に)小さな接触領域のみを有する。

    本発明の典型的な実施形態において、ソケット540は、取り外し可能シェービングヘッド600が、その上に搭載される2つ以上の伝導性支柱520を備える。 任意選択的に,伝導性支柱520は、ワイヤ260を加熱するために、シェービングヘッド600に電流を供給する。 任意選択的に、他の手段により提供される切断ヘッドへの電気的接続を有し、支柱は導電性であることが可能である。

    図5Cは、シェービングヘッド600が引っ込んだ位置にある毛切断ユニット500を示す。 上に示されたように、運動検出器ホイール110は、運動を検出するのに使用される(あるいは、例えば、光学的運動検出器あるいは慣性運動検出器など、従来技術で知られている、あるいは本発明者の以前のPCT刊行物に記載されているような他の手段が使用される)。 運動が検出されるときに、任意選択的に、制御装置が、シェービングヘッド600を図5Bに示す位置にもってくるように指示する。 運動が検出されないとき、剃毛ヘッドは、図5Cに示す引っ込んだ位置にある。

    図6Aは、本発明典型的な実施形態による取り外し可能シェービングヘッド600の概略図である。 図6Aで示すように、シェービングヘッド600は、伝導性支柱520(図5Aに示す)に適合する2つ以上の結合ソケット630を備える。 任意選択的に、配備されたとき、伝導性支柱520は、結合ソケット630からワイヤ260への間を電気的に接続する結合ワイヤ620との電気的接触を形成する。

    本発明のいくつかの実施形態において、ソケット540及び取り外し可能シェービングヘッド600は、取り外し可能シェービングヘッド600が、バランスローラ510及び運動検出器110に対して整列するように設計される。 任意選択的に、毛切断ユニット500の使用において、バランスローラ510及び運動検出器110は、毛を切断するために、皮膚400の表面に対して押しつけられ、移動させ皮膚400に沿って動かされる。 任意選択的に、運動検出器110は、運動を感知し、毛切断ユニット500が熱ワイヤ260に、電流を供給するようにさせる。 皮膚押圧要素312は、表面に沿って滑り、皮膚表面をワイヤ260に対して位置させる、一方、毛は、ワイヤ260との接触点で発火する。 任意選択的に、毛切断ユニット500が運動状態にないとき、停止位置における熱による皮膚400への損傷を防止するために、電流はワイヤ260に供給されない。

    本発明のいくつかの実施形態において、ソケット540は、取り外し可能シェービングヘッド600が支持体(図5Cに示すように)、バランスローラ510及び運動検出器110の下になるように、位置する。 任意選択的に、運動検出器110が、運動を感知するとき、ソケット540は、毛を切断するために、バランスローラ510及び運動検出器110整列するように、シェービングヘッド600の最上部まで上昇する。 任意選択的に、運動をやめるとき、ソケット540は、ワイヤ260と皮膚400との間の接触を防止する元の位置まで沈む。

    本発明のいくつかの実施形態において、電流は、ワイヤ260に連続的に供給される。 毛切断ユニット500が運動状態にないとき、皮膚400は、ヘッド600が引っ込むことにより保護されるからである。

    本発明のいくつかの実施形態において、電流が、安全のために、止められる。 発明者の以前の刊行物に記載されたシェーバーにおいて、ワイヤの厚さ(質量)が、皮膚が焼灼されないように電流が止められたときに、ワイヤを素早く冷却する必要により、限定されることが理解されるべきである。 しかしながら、本発明の現在の実施形態において、開示と比較して、より厚いワイヤ260(例えば、直径100〜200マイクロメータ)が使用可能である。 運動していないときに、皮膚と接触しないようにされるからである。 さらに、ワイヤは、より高い温度に加熱することができる。 皮膚400の表面に沿って運動していないときには、ヘッド600が引っ込むからである。 こうして、焼灼されてしまう特定の位置にこないようにすることができる。 上記に代えて又は上記に加えて、電流をワイヤに、パルスとして供給することもできる。 パルスは、毛を焼灼するのに十分であるが、皮膚が焼灼されてしまうのを防止するために十分に短い。 本発明のいくつかの実施形態において、ワイヤ及び皮膚を照射するようにLEDあるいは他の光源570(図5Aに示す)を搭載するために、LED穴670が取り外し可能なヘッド600の底に設けられる。 例えば、毛切断ユニット500が使用中であること、及び/又は、ワイヤ260が熱いことを示すためである。

    本発明のいくつかの実施形態において、上に記載したような切断プロセスを強化するために、ソケット540が、使用中に振動する。 しかしながら、振動及び記載された実施形態の他の特徴は、実際の実施形態において、存在していることが必要ではないことが理解されるべきである。 一般に、本発明の特徴のそれぞれは、以前に開示された実施形態に使用可能である。 また、ここに記載された新しい特徴の他の特徴なしで、個別に実装することが可能である。

    図6Bは、本発明の典型的な実施形態による、代替の取り外し可能なヘッド605の概略図である。 本発明の典型的な実施形態において、熱ワイヤ260を用いた切断プロセスは、皮膚及び/又は毛穴に破片を残す可能性がある。 例えば、毛穴及び/又はその周囲毛の基部の炭化を引き起こした結果である。 本発明の典型的な実施形態において、切断プロセス中に、破片をこすり去るために、破片除去要素650(例えば、好ましくは鈍なスクレーパ)を有する取り外し可能なヘッド605が使用される。 任意選択的に、要素650は、毛が切断された後に皮膚をこすることができるようなどんな他の位置にも配置される。 本出願で使用される用語「鈍な(blunt)」は、当該要素が、毛を切断することができないことを表現するために用いられる。

    図6Cは、本発明の典型的な実施形態による、追加の代替の取り外し可能なヘッド610概略図である。 本発明のこの実施形態において、ワイヤ260が毛を熱した後にその毛を切断し、切断プロセスの速度を増加するために、刃660を有する取り外し可能なヘッド610が、使用される。 ワイヤ温度及び質量に依存して、ワイヤ260は、全てのあるいはいくつかの毛を切断することができる。 刃660は、当該プロセスを完全にする。 あるいは、ワイヤのより低い温度に対して、毛は、ワイヤでは切り取られない。 しかしながら、ワイヤ260からの熱は、切断をより容易にするように、毛の切断の準備を行う(例えば、それは毛をやわらかくする)。

    本発明の背景に記載された従来技術による装置と異なり、熱ワイヤは、実質的に、皮膚を損傷するような温度よりも高い温度にまで、毛を加熱するのに十分なほど、熱くなることができる。 低質量ワイヤ、ワイヤの脈動、運動が検出されたときにのみワイヤを加熱すること、及び/又は、運動が検出されないときにワイヤを皮膚と接触しないようにすること、のうちの1つ以上の手段による。 本発明のいくつかの実施形態において、ワイヤ260は、50℃、100℃、150℃よりも高い温度、あるいは1000℃のような高温にまで到達できる。

    多様な数字表示器が発熱ワイヤの寸法あるいは温度の表示に使用されている 更に、発熱ワイヤの他にも、構造体の長さ、外径、発熱ワイヤに対する皮膚押圧器の位置等の表示に多様な数字表示機が使用されている。 更に、本発明に組み込まれる技術的原理の種類、材料、用途及び設計に基づいて数字表示器が変わることが理解されるべきである。 更に、読者はここに記載された多くの特徴についての多数のバリエーションを収録する上述のPCT出願の引例を参照されたい。

    更に、上述の通り、本出願に記載される個々の特徴は、1つのシェービング装置において併用することができることを理解されたい。 あるいは,特徴の各々(又は、その組み合わせ)は、例えば上記参照したPCT国際公開で開示されている装置の1つに加えることにより、別々に使うことができる。 更に、上に挙げた例は本質的に例示的なものであって、本発明の範囲を限定することを意図したものではない。

    本出願で用いた用語「含む(include)」、「備える、〜からなる(comprise)」、「有する(have)」、その他の類語は、「含む、しかし、必ずしもこれに限定されるものではない」の意味で用いられている。

    添付された図面は、以下のようなものである。

    図1Aは、本発明の例示的な実施形態による、毛を切断するように構成された発熱ワイヤを支持する構造体の概略図である。

    図1Bは、本発明の例示的な実施の形態による、図1Aの代替的な構造体の概略図を示したものである。

    図2は、本発明の例示的な実施形態による、位置調節器を備えた図1Aの構造体の概略図である。

    図3は、本発明の例示的な実施の形態による、振動毛切断ユニットの部分等角図を示したものである

    図4は、本発明の例示的な実施の形態による、図3の振動毛切断ユニットの横断面であり、毛切断中を示したものである。

    図5Aは、本発明の典型的な実施の形態による、シェービングヘッドを除いた毛切断ユニットの概略図である。

    図5Bは、本発明の典型的な実施の形態による、皮膚に接触するように配備された取り外し可能シェービングヘッドをつけた毛切断ユニットの概略図である。

    図5Cは、本発明の典型的な実施の形態による、皮膚と距離をとるように配備された取り外し可能シェービングヘッドをつけた毛切断ユニットの概略図である。

    図6Aは、本発明の典型的な実施形態による、取り外し可能シェービングヘッドの概略図である。

    図6Bは、本発明の典型的な実施形態による、代替的な取り外し可能シェービングヘッドの概略図である。

    図6Cは、本発明の典型的な実施形態による、追加の代替的な取り外し可能シェービングヘッドの概略図である。

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