Electric motor-driven scissors |
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申请号 | JP2006197860 | 申请日 | 2006-07-20 | 公开(公告)号 | JP2008022757A | 公开(公告)日 | 2008-02-07 |
申请人 | Max Co Ltd; マックス株式会社; | 发明人 | MANIWA YOSHIHIRO; ISHII SHUICHI; | ||||
摘要 | PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a pair of electric motor-driven scissors made freely settable in its shape and operation feeling of a trigger through detecting the pulling position of the trigger with a detection means and controlling the rotation quantity of a movable blade 2 with motor rotation by a controlling part, and excellent in operability. SOLUTION: This pair of electric motor-driven scissors comprises rotating the movable blade 2 by connecting with a link 8, a nut 7 screwed together on a screw axis 6 rotating in conjunction with a motor 4 to the movable blade 2, and rotating the motor 4 by the pulling operation of the trigger 1 to move the nut 7, and cutting an object to be cut by engaging a fixing blade 2 and the movable blade 2. The scissors have a detection means 12 which detects the pulling position of the trigger 1, and a control means 15 which controls the rotation of the motor 4 based on the detection result of the detection means 12. The control means 15 controls the active position of the movable blade 2 based on the pulling position of the trigger 1. COPYRIGHT: (C)2008,JPO&INPIT |
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权利要求 | モータに連動して回転するネジ軸に螺合させたナットと可動刃とをリンクで連結し、トリガの引き操作でモータを回転させて上記ナットを移動させることにより可動刃を回動させ、固定刃と可動刃とを噛み合わせて対象物を切断する電動式ハサミであって、 上記トリガの引き位置を検出する検出手段と、該検出手段の検出結果に基づいて上記モータの回転を制御する制御手段とを備え、該制御手段は上記トリガの引き位置に基づいて上記可動刃の動作位置を制御することを特徴とする、電動式ハサミ。 前記モータをブラシレスモータで構成し、前記制御部は該ブラシレスモータの回転量に基づいて前記可動刃の動作位置を制御した、請求項1記載の電動式ハサミ。 前記ナットの位置を検出するセンサを複数設け、前記制御部は該センサの検出結果に基づいて前記可動刃の動作位置を制御した、請求項1記載の電動式ハサミ。 |
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说明书全文 | 本発明は、電動式ハサミ、詳しくは果樹栽培や造園における剪定作業や収穫作業に用いられたり、針金や薄い板金、厚紙やロープなどの切断作業に用いられたりする電動式のはさみに関するものである。 従来、人がハサミを手で開閉して庭木の剪定や枝払いなどを行なっていたが、この作業の省力化を図って電動式のはさみが提案されている(例えば、特許文献1)。 この電動式のはさみは固定刃に対し可動刃を動かして切断作業を行なうもので、可動刃の動作量をトリガの引き位置に連動させるために、ネジ軸の回転により前後動するナットに可動刃を動作させるリンクとトリガとを取り付け、トリガを引き操作したときに作動するモータによってネジ軸を回転させることにより可動刃の動作量とトリガの引き操作量とを連動させるようにしたものである。 本発明が解決しようとする問題点は、上述の電動式のはさみは可動刃の動作量をトリガの引き位置で自由に制御できるが、ナットの移動とともにトリガも前後に移動するため、その移動に合わせて指を動かさなければならず不自然な手で操作をしなければならなかったし、ナットの移動に合わせてトリガも移動するため、カバーにはトリガの移動に対応して開口部を設ける必要があり、現場で作業中にその開口部から粉塵や砂が入り込み、機械の寿命を低下させる恐れがあった。 本発明は、上記問題点を解決し、トリガの引き位置は検出手段で検出し、可動刃の回動量は制御部によるモータの回転で制御することにより、電動式ハサミの形状を自由に設定することができるとともに、トリガの操作感を自由に設定でき操作性に優れた電動式ハサミを提供することを課題とする。 前記課題を解決するために本発明に係る電動式ハサミは、モータに連動して回転するネジ軸に螺合させたナットと可動刃とをリンクで連結し、トリガの引き操作でモータを回転させて上記ナットを移動させることにより可動刃を回動させ、固定刃と可動刃とを噛み合わせて対象物を切断する電動式ハサミであって、上記トリガの引き位置を検出する検出手段と、該検出手段の検出結果に基づいて上記モータの回転を制御する制御手段とを備え、該制御手段は上記トリガの引き位置に基づいて上記可動刃の動作位置を制御することを特徴とする。 なお、前記モータをブラシレスモータで構成し、前記制御部は該ブラシレスモータの回転量に基づいて前記可動刃の動作位置を制御することが好ましい。 また、前記ナットの位置を検出するセンサを複数設け、前記制御部は該センサの検出結果に基づいて前記可動刃の動作位置を制御するようにしてもよい。 請求項1の発明によれば、トリガの引き位置と可動刃の動作量とを連動させたので、可動刃の位置を任意の場所で止めることができ、操作性に優れた電動はさみを提供することができる。 請求項2の発明によれば、ブラシレスモータを使用することにより、モータの回転量及び回転方向を容易に判断することができ、トリガの引き位置に応じて可動刃の動作を容易に制御することができる。 請求項3の発明によれば、ナットの位置を検出するセンサを設けることにより、トリガの引き操作に対応して可動刃の回動位置を容易に設定することができる電動式ハサミを実現することができる。 図1は、本発明にかかる電動式ハサミのカバー(図示せず)を外した状態の斜視図を示し、この電動式ハサミはトリガ1を引き操作することによりモータ4を作動させて可動刃2を動かし、この可動刃2を固定刃3にクローズさせることにより切断対象物を切断することができるもので、図2に示すように、モータ4の回転を複数の歯車で構成される減速機構5を介してネジ軸6を回転させ、このネジ軸6に螺合させたナット7を移動させるようにし、このナット7にリンク8の一端を連結し、リンク8の他端を可動刃2に連結させ、モータ4を正逆回転させることによりナット7を筒状のフレーム9内を前後に移動させ、ナット7の前後移動に連携して可動刃2を固定刃3に固定された軸10を中心に上下に回動させることにより、可動刃2と固定刃3とがオープン/クローズするようにしたものである。 上記トリガ1の軸にはトリガ1の引き位置を検出する検出手段12が取り付けられている。 この検出手段12は角度などの機械的変位量を電気信号(電圧)に変換するポテンショメータで構成すればよく、トリガ1の引き位置を電気的に検出し、この検出結果に基づいて後述する制御部15が可動刃2の動きを制御することができるようにしたものである。 上記モータ4はブラシレスモータで構成し、このブラシレスモータは図3のブロック図に示すように、ロータの回転位置をホールセンサH1〜H3で検出し、ホールセンサH1〜H3の検出結果に基づいて、制御部15はインバータ16に駆動信号を出力し、U相、V相、W相のステータ巻線C(C1〜C3)に駆動電流を流し、発生する磁界でロータに設けた永久磁石と吸引反発を繰り返してロータを回転させるようにしている公知のブラシレスモータで構成されていればよい。 なお、上記制御部15は上記ホールセンサH1〜H3の検出結果に基づいてロータの回転方向、回転数を把握することができるようになっている。 そして、上記制御部15にはポテンショメータ12の検出信号が入力されている。 この検出信号はトリガ1の引き位置が電圧に変換されたもので、この検出信号はADコンバータ17でデジタル信号に変換されて制御部15に入力され、制御部15ではトリガ1の引き位置をデジタルに把握できるようになっている。 制御部15ではトリガ1の引き位置に対応して、モータ4の回転を制御することにより可動刃2の動作を制御(例えば、モータの回転数をカウンタでカウントし、カウンタ値と可動刃2の回動位置とを対応させる)することができるようにプログラミングされている。 上記制御部15による制御は、制御部15の内部メモリに記憶されている制御プログラムに基づいて行なわれるが、図4のトリガの角度対可動刃の動作位置図に示すように、手ハサミの感覚で作業ができるように、ポテンショメータ12の角度と可動刃2の角度とを1:1に設定し、自在な操作感を使用者に与えることができるようにした第1の制御(グラフa参照)、切断対象物が細かい場合には可動刃2と固定刃3とがクローズする直前であり、その切断作業を慎重に行ないたいときにこの制御を行なうことで、実際に切断状態に入ったときの可動刃2の動きをトリガ1で細かく操作することができるようにした第2の制御(グラフb参照)、トリガ1を引き操作した初期には可動刃2の動きを少なくし、トリガ1を充分引いたときには可動刃2を一気に動作させるようにし、切断対象物ではないもの(例えば、作業者の指や金属の棒など)が誤って刃内に挿入されたとき、直ぐに停止させて切断対象物を取り除く余裕が生まれ安全性の確保を図ることができる第3の制御(グラフc参照)を設定することができる。 この設定は、セレクトスイッチ18で行なうことができるようにしてもよい。 次に、上記構成の電動式ハサミの作動態様を、第1の制御で行なった場合について図5のフローチャート図に基づいて説明する。 図6(a)に示すように、トリガ1が引かれていない状態では、トリガ1はバネ11に付勢されて時計方向に回動し、図示しないストッパに当接して回動が阻止された状態(レストポジション)になっている。 電源をONすると、トリガ1はレストポジションにあるのでポテンショメータ12の出力信号はゼロになっている。 この状態では、ナットはケース内の前方に位置し、リンクを介して可動刃2は最大限上方に回動させられて固定刃3と可動刃2とは目一杯広がった状態になっているので、切断対象部にはさみを移動させ、トリガ1を引き操作する(ステップST1)。 トリガ1を引き操作すると、ポテンショメータ12がトリガ1の引き位置を検出し、検出した検出信号は制御部15に入力されるので、制御部15はこのポテンショメータ12の検出信号からトリガ1の引き位置(角度)を読み取る(ステップST2)。 制御部15はこの引き位置に対応してモータを正回転させてナットを後方にスライド移動させる(ステップST3)。 図6(b)に示すように、トリガ1を途中まで引き操作した状態では、ポテンショメータ12の角度は、図4のP1地点にあり、このポテンショメータ12の角度に対応した可動刃2の回動位置はM1になっているので、制御部15は可動刃2の回動位置がM1になるまでモータの回転を継続させ、回動位置がM1になるまでモータを回転させれば(ステップST4)、モータを停止させ(ステップST5)、ステップST1に戻ってトリガ1が引き操作されるか否かを引き続き判断する。 図6(c)に示すように、トリガ1をさらに引き操作した状態では、ポテンショメータ12の角度は、図4のP2地点にあり、このポテンショメータ12の角度に対応した可動刃2の回動位置はM2になるので、制御部15はモータをさらに回転させ、ナットをさらに後方に移動させる。 ナットの移動に伴いリンクが後方に引かれるので、可動刃2は軸を中心に最大限下方に回動し、固定刃3と可動刃2とはクローズした状態になり、切断対象物は確実に切断される。 なお、上述の電動式ハサミはトリガ1の引き位置に対し、可動刃2がリニアに動作する第1の制御について説明したが、トリガ1の引き操作の初期に可動刃2が大きく動作する第2の制御も、トリガ1の引き操作の後期に可動刃2が大きく動作する第3の制御も同様に、トリガ1の引き位置をポテンショメータ12で検出し、このトリガ1の引き位置を判断して可動刃2が所定の位置まで回動するようにモータの回転量、回転方向を制御するようになっていればよい。 また、上述の電動式ハサミは、ブラシレスモータを使用してネジ軸6の回転方向及び回転量を制御していたが、使用するモータはブラシレスモータに限定されるものではなくブラシモータであっても構わない。 この場合、図7に示すように、ナット7の上面には少なくとも1つの磁石25を配置し、フレーム9の内壁面の上記磁石25の移動軌跡に対応する位置には複数のホールセンサ26を配置し、このホールセンサ26の検出信号を利用して、ナット7の位置を判断し、モータの動作を制御するようにしてもよい。 そして、電動式ハサミの一般的な使用方法としては、手ハサミも同様であるが、不使用時には可動刃2と固定刃3がクローズした状態にして保管しているが、使用時には可動刃2を動かして可動刃2と固定刃3とをオープンにする必要がある。 上述したようにトリガはスプリングで付勢されてレストポジションにあるが、可動刃がクローズした状態であるということはトリガの位置と可動刃の回動位置とは一致していない(ナットがネジ軸の先端部には位置していない)ことになり、この状態でトリガを引き操作した場合、その引き位置に対応した角度までモータを回転させて可動刃を動かそうとしてもロックしてしまうことになり、電源投入時にナットの位置とトリガの位置との整合性をとる必要がある。 図8(a)に示すように、トリガのレストポジションは角度0°よりも若干(θ°)マイナスに設定し、トリガの先端部にナットに係合する係合部1aを形成し、電源投入時には制御部はモータを逆回転させナットを前方に送り出し、ナットが係合部1aに係合してトリガを動かし、図8(b)に示すようにトリガが0°になった(ポテンショメータが0°を検出した)とき、モータを停止させるとともにトリガの原点を出すようにすればよい。 この状態ではトリガが0°に位置し、ナットがネジ軸の前部に位置しているので、可動刃は最大限開いた状態になっている。 そして、図8(c)に示すように、トリガを引き操作すれば制御部はポテンショメータの検出信号に基づいてモータを回転させ、可動刃の回動位置をトリガの引き角度に対応させて動かすことができる。 なお、トリガの位置とナットの位置との整合性を取るためには、ナットの初期位置を検出するセンサを設け、電源投入時にモータを逆回転させてナットを初期位置に向けて移動させ、センサがONした時点でモータを止め、ナットとトリガとの整合性をとるようにしても構わない。 1 トリガ 2 可動刃 3 固定刃 4 モータ 6 ネジ軸 7 ナット 12 検出手段(ポテンショメータ) |