On hand for the universal set instrument of pocket knife type

申请号 JP50724797 申请日 1996-07-29 公开(公告)号 JPH11510742A 公开(公告)日 1999-09-21
申请人 ツェーテック アーゲー; 发明人 アカレット,ペーター;
摘要 (57)【要約】 閉じた 位置 に固定でき、そこで実質的に閉じたコンパクトな本体を形成する少なくとも二つのシェルで構成されている手持ち用万能器具であって、好適には、それらシェルは、前記閉じた状態で、相互に対向合体した外形輪郭をなす。 その閉じた位置では、その本体は、それらシェルに後退した状態で組み込んであって押し出すことができるナイフ、ステープラ用針の針リムーバ、又はカッタのような、使用される装備工具のハンドルとなる。 それら二つのシェルは、好適には、枢着手段によって相互に接続しており、固定解除された後に、相対的に動かすことにより、例えば、ステープラ、孔開け器、又は鋏を作動させることができる。 更に、例えば、拡大鏡、ポインタ、又はレーザポインタなどの装備工具をそれらシェルに組み込むことができる。
权利要求
  • 【特許請求の範囲】 1. 相互に第一の位置と第二の位置の間で可動な状態に接続してある第一及び第二のシェルを有しており、その第一の位置では、それらは共に、それらの基部面同士を対向させて実質的に重なり合った外形で実質的に長方立方体の閉じた器体を形成しており、その第二の位置では、各シェルには、少なくとも第一の装備工具の作動要素を構成してあり、前記二つのシェルは、第二の位置で、 前記基部面間に、それらのシェルの相対的動作による前記第一の装備工具の作動のための自由な空間を画成しており、また、少なくとも第二の装備工具が、前記シェルの一つに収納されていてその収納位置から使用位置に移動できるようにしてあり、前記二つのシェルを手動で固定解除可能に第一の位置に固定するための手段を設け、それらが、共に前記第二の装備工具の操作のためのグリップを形成するように構成したことを特徴とする、手持ち用万能集合器具。 2. 請求項1に記載の手持ち用万能集合器具において、各シェルが、 実質的に長方立方形態をなしている、手持ち用万能集合器具。 3. 請求項2に記載の手持ち用万能集合器具において、各シェルが、 殻体状中空体をなしている、手持ち用万能集合器具。 4. 請求項2に記載の手持ち用万能集合器具において、各シェルが、 基部面、頂部面、二つの側部面そして二つの端部面で画成されている中空体をなしている、手持ち用万能集合器具。 5. 請求項4に記載の手持ち用万能集合器具において、各シェルが、 実質的に対称な形状をなし、且つそれらの基部面が対向している、手持ち用万能集合器具。 6. 請求項5に記載の手持ち用万能集合器具において、それら基部面は、側部面と端部面に平行で相互に重なって一体となるように存在する二つの対称面を介して対称となっている、手持ち用万能集合器具。 7. 請求項1に記載の手持ち用万能集合器具において、二つのシェルは枢着部によって接続してある、手持ち用万能集合器具。 8. 請求項7に記載の手持ち用万能集合器具において、前記枢動部の軸は前記シェルの側部面と交差する方向に延在する、手持ち用万能集合器具。 9. 請求項8に記載の手持ち用万能集合器具において、前記枢動部は前記シェルの端部面近傍に配置されている、手持ち用万能集合器具。 10. 請求項9に記載の手持ち用万能集合器具において、前記シェルの一つが、前記枢動部が配置されている前記他のシェルのチャンバの中に延出するベアリングブロックを有している、手持ち用万能集合器具。 11. 請求項1に記載の手持ち用万能集合器具において、前記シェルの一つが、少なくとも前記他のシェルの一部が移動できる少なくとも一つの凹部を有している、手持ち用万能集合器具。 12. 請求項1に記載の手持ち用万能集合器具において、前記シェルが、スプリングによってそれらの第二の又は開いた位置に予め付勢されている、手持ち用万能集合器具。 13. 請求項12に記載の手持ち用万能集合器具において、前記開いた位置は、ストッパによって画成されている、手持ち用万能集合器具。 14. 請求項13に記載の手持ち用万能集合器具において、前記ストッパは、非作動の状態にできる、手持ち用万能集合器具。 15. 請求項1から14の何れか一に記載の手持ち用万能集合器具において、前記シェルの外形に丸みを帯びている、手持ち用万能集合器具。 16. 請求項15に記載の手持ち用万能集合器具において、前記シェルの一つの外形に平らな横断面を有している、手持ち用万能集合器具。 17. 請求項1に記載の手持ち用万能集合器具において、前記各シェルは、実質的にそれに直角に延在する実質的に平坦な一平面中に配された基部面と、丸みを帯びた外形の頂部面及び端部面とを有している、手持ち用万能集合器具。 18. 請求項17に記載の手持ち用万能集合器具において、前記側部面は、前記頂部面及び端部面の外輪郭より後退して形成してある、手持ち用万能集合器具。 19. 請求項18に記載の手持ち用万能集合器具において、操作素子が実質的に前記頂部面と前記端部面の外輪郭と面一な状態となっていて、側部面に配してある、手持ち用万能集合器具。 20. 請求項17に記載の手持ち用万能集合器具において、第一の又は閉じた位置では、前記二つのシェルの基部面は相互に対向しており、その外形は一体に重なり合うと共に、前記二つのシェルの間には周囲に配した間隙を設けてある、手持ち用万能集合器具。 21. 請求項1に記載の手持ち用万能集合器具において、前記二つのシェルは、平行な案内手段により接続されている、手持ち用万能集合器具。 22. 請求項1に記載の手持ち用万能集合器具において、前記各シェルは、プラスチックのキャップを被蓋した金属製挿入シートで構成されている、手持ち用万能集合器具。 23. 請求項22に記載の手持ち用万能集合器具において、前記各シェルは、プラスチックのキャップを被せた金属製挿入シートで構成されている、手持ち用万能集合器具。 24. 請求項22又は23に記載の手持ち用万能集合器具において、少なくとも前記金属製挿入シートの一つは、そのシェルの両側部壁を形成している、手持ち用万能集合器具。 25. 請求項24に記載の手持ち用万能集合器具において、少なくとも前記金属製挿入シートの一つは、横断面Uの字形で比較的狭い内部空間を画成している金属製シートでなる第一のアングル材と、横断面Uの字形で比較的広い内部空間を画成している金属製シートでなる第二のアングル材とでなり、それらの金属製シートでなるアングル材は、相互に他の内側に挿入されて、それらのアングル脚部が狭い内部空間の両側にチャンネルを画成するようにした、手持ち用万能集合器具。 26. 請求項25に記載の手持ち用万能集合器具において、前記第二の金属製挿入シートのUの字形基部は、そのシェルの基部面を形成している、手持ち用万能集合器具。 27. 請求項24に記載の手持ち用万能集合器具において、少なくとも前記挿入シートの一つは、Uの字形に曲げた一枚の金属製シートの部分を形成し、その曲げた内側部は、外方に直角に曲げてあり、軸受面はその過程で形成されており、側部がそれらの軸受面から直角に曲げ戻してあり、而して、内外の側部が、それぞれにおける一つのチャンネルを画成している、手持ち用万能集合器具。 28. 請求項27に記載の手持ち用万能集合器具において、前記軸受面は、そのシェル基部面に配置されている、手持ち用万能集合器具。 29. 請求項25又は27に記載の手持ち用万能集合器具において、前記一つのシェルが、請求項25に規定する金属製挿入シートを有しており、他のシェルが請求項27に規定する金属製挿入シートを有する、手持ち用万能集合器具。 30. 請求項29に記載の手持ち用万能集合器具において、前記二つの金属製挿入シートのチャンネルは、装備工具の案内部を形成している、手持ち用万能集合器具。 31. 請求項30に記載の手持ち用万能集合器具において、前記装備工具の補助的な柄部は前記案内部に受承されている、手持ち用万能集合器具。 32. 請求項31に記載の手持ち用万能集合器具において、前記内側の金属製シートの曲げてなる脚部は柄部のスライディングブロックのための案内スロットを有している、手持ち用万能集合器具。 33. 請求項31又は32に記載の手持ち用万能集合器具において、前記内側部は、前記柄部のスライディングブロックのための案内スロットを有している、手持ち用万能集合器具。 34. 請求項31に記載の手持ち用万能集合器具において、前記柄部は、外部からアクセスできるスライド式固定棒に接続してある、手持ち用万能集合器具。 35. 請求項34に記載の手持ち用万能集合器具において、前記スライド式固定棒は、柄部のための掛止め位置を画成している、手持ち用万能集合器具。 36. 請求項34又は36に記載の手持ち用万能集合器具において、前記スライド式固定棒は、前記外方脚部又は外側部に経緯背したスロットを通じて柄部に接続している、手持ち用万能集合器具。 37. 請求項30から36の何れか一に記載の手持ち用万能集合器具において、前記それらのチャンネルは外方に開いており、前記装備工具を、その開口からそのチャンネルの中に収納された位置から使用位置に押し出すことができるように構成してある、手持ち用万能集合器具。 38. 請求項1に記載の手持ち用万能集合器具において、請求項25に記載した金属製挿入シートが、ベアリング軸を介して、請求項27に記載した金属製挿入シートに枢着したベアリングブロックに取付けてある、手持ち用万能集合器具。 39. 請求項1に記載の手持ち用万能集合器具において、それらのシェルを第一又は閉じた位置に保持固定する手段が、それらのシェル自体に配置してある、手持ち用万能集合器具。 40. 請求項39に記載の手持ち用万能集合器具において、第二又は開いた位置に固定するための手段は、使用のためにアクセス可能にしてある器具器体の範囲外に移動できる、手持ち用万能集合器具。 41. 請求項39又は40に記載の手持ち用万能集合器具において、棒状の固定機構を具備している、手持ち用万能集合器具。 42. 請求項41に記載の手持ち用万能集合器具において、前記棒状の固定機構は、手動で固定解除できる、手持ち用万能集合器具。 43. 請求項42に記載の手持ち用万能集合器具において、手動操作の固定機構を具備している、手持ち用万能集合器具。 44. 請求項43に記載の手持ち用万能集合器具において、前記固定機構スイッチが、それらのシェルの頂部壁に配されている、手持ち用万能集合器具。 45. 請求項39から44の何れか一に記載の手持ち用万能集合器具において、前記それらのシェルは、それらのシェルの一端部の近傍の枢着部を介して接続されており、前記固定手段は、その枢着部から遠いところに配置されている、手持ち用万能集合器具。 46. 請求項45に記載の手持ち用万能集合器具において、前記固定手段は、器具他端部の近傍に配置してある、手持ち用万能集合器具。 47. 請求項45に記載の手持ち用万能集合器具において、前記固定手段は、器具中央部の近傍に配置してある、手持ち用万能集合器具。 48. 請求項41に記載の手持ち用万能集合器具において、前記棒状固定機構は、固定位置と非固定位置とに掛け止めできるようになっている、手持ち用万能集合器具。 49. 請求項48に記載の手持ち用万能集合器具において、前記棒状固定機構は、前記二つのシェルが第一又は閉じた位置に設定されたときだけ固定位置にすることができるようになっている、手持ち用万能集合器具。 50. 請求項41に記載の手持ち用万能集合器具において、前記棒状固定機構は、シェルの一つの中で移動可能な固定棒と、他のシェル中の受け部材とで構成されている、手持ち用万能集合器具。 51. 請求項50に記載の手持ち用万能集合器具において、前記棒状固定棒は、ある案内手段で移動できるものである、手持ち用万能集合器具。 52. 請求項51に記載の手持ち用万能集合器具において、前記棒状固定棒がリーフスプリングで構成されている、手持ち用万能集合器具。 53. 請求項52に記載の手持ち用万能集合器具において、作動用ボタンが前記リーフスプリングの第一切欠スプリング舌片に形成されている、手持ち用万能集合器具。 54. 請求項53に記載の手持ち用万能集合器具において、第二切欠スプリング舌片が、非固定位置でアングル部材により掛止め開口に係合する、手持ち用万能集合器具。 55. 請求項54に記載の手持ち用万能集合器具において、前記受け部材は、そのアングル部材が、第一又は閉じた位置で、掛止め開口から押し出されることができるように接続されている、手持ち用万能集合器具。 56. 請求項43に記載の手持ち用万能集合器具において、前記固定機構のスイッチが固定位置に移行し、そしてそれらのシェルが第一又は閉じた位置となったときに、前記棒状固定機構が自動的に固定されるようになっている、手持ち用万能集合器具。 57. 請求項56に記載の手持ち用万能集合器具において、器具の所定の装備工具の機能は、前記固定機構のスイッチが固定位置に設定されたときに作動抑止されるようになっている、手持ち用万能集合器具。 58. 請求項57に記載の手持ち用万能集合器具において、前記固定機構のスイッチは、所定の装備工具機能が作動されるときに非固定位置に止められるようになっている、手持ち用万能集合器具。 59. 請求項1に記載の手持ち用万能集合器具において、それらの装備工具は、それらのシェルに配置され、そしてそれらがシェルの中に実質的に組み込まれた状態の収納位置からそれらシェル外に取り出すことができるようになっている、手持ち用万能集合器具。 60. 請求項59に記載の手持ち用万能集合器具において、それらの装備工具は、それらのシェルに旋回できるように取付けられていて、振出すことができるように配置されている、手持ち用万能集合器具。 61. 請求項60に記載の手持ち用万能集合器具において、それらの装備工具の枢動軸は二つのシェルを接続している、手持ち用万能集合器具。 62. 請求項61に記載の手持ち用万能集合器具において、少なくとも一つの装備工具が前記枢着部に取付けられている、手持ち用万能集合器具。 63. 請求項59に記載の手持ち用万能集合器具において、それらの前記装備工具は、前記シェルに移動可能に取付けられている、手持ち用万能集合器具。 64. 請求項63に記載の手持ち用万能集合器具において、それらの前記装備工具は、前記シェルの長手方向範囲に平行に移動できるようになっている、手持ち用万能集合器具。 65. 請求項64に記載の手持ち用万能集合器具において、それらの前シェルが、それらの装備工具がそれらの使用位置に通過移動できるように開いたスロットを有する端部面を有している、手持ち用万能集合器具。 66. 請求項59に記載の手持ち用万能集合器具において、複数の装備工具が、それらのシェルに相互に平行となるように組付けてある、手持ち用万能集合器具。 67. 請求項64に記載の手持ち用万能集合器具において、それらの装備工具は、シェルの頂部面及び/又は側部面に対して当接するように配置されている、手持ち用万能集合器具。 68. 請求項63に記載の手持ち用万能集合器具において、それらの装備工具は、押し出し方向の後端の端部に案内柄を設けてある、手持ち用万能集合器具。 69. 請求項68に記載の手持ち用万能集合器具において、それらの装備工具は、案内柄のために長手方向の案内部を設けてある、手持ち用万能集合器具。 70. 請求項69に記載の手持ち用万能集合器具において、前記長手方向案内部の少なくとも一つが、実質的にそのシェルの長さにわたって延在する、 手持ち用万能集合器具。 71. 請求項59から70の何れか一に記載の手持ち用万能集合器具において、それらの装備工具の使用位置を画成するストッパを有している、手持ち用万能集合器具。 72. 請求項59に記載の手持ち用万能集合器具において、それらの装備工具は、それらのシェルから取り外すことができるようになっている、手持ち用万能集合器具。 73. 請求項63又は72に記載の手持ち用万能集合器具において、それらのシェルが、それらの装備工具が押し込むことができるチャンネルを有している、手持ち用万能集合器具。 74. 請求項73に記載の手持ち用万能集合器具において、それらのチャンネルは、それらのシェルの端部面の押し込みスロットを通じてアクセスできるようになっている、手持ち用万能集合器具。 75. 請求項68又は72に記載の手持ち用万能集合器具において、それらの装備工具は、それらの案内柄に取外し可能に接続してある、手持ち用万能集合器具。 76. 請求項59に記載の手持ち用万能集合器具において、それらの装備工具は、それらのシェルに取付けあってしかも実質的に前記シェルの側部面に平行な幅広い側部を有している、手持ち用万能集合器具。 77. 請求項59に記載の手持ち用万能集合器具において、それらの装備工具は、それらのシェルに取付けあってしかも実質的に前記シェルの基部面に平行な幅広い側部を有している、手持ち用万能集合器具。 78. 請求項67又は76の何れか一に記載の手持ち用万能集合器具において、自由な空間が、それらの装備工具の間に設けてある、手持ち用万能集合器具。 79. 請求項59に記載の手持ち用万能集合器具において、器具は二つのシェル中に組付けてある、手持ち用万能集合器具。 80. 請求項72に記載の手持ち用万能集合器具において、器具には把持部の中空部に設けてある、手持ち用万能集合器具。 81. 請求項59から80の何れか一に記載の手持ち用万能集合器具において、シェルの一つ又は両方から振り出すことができる収納用チャンバユニットが設けてある、手持ち用万能集合器具。 82. 請求項59に記載の手持ち用万能集合器具において、それら装備工具は、それらの使用位置に向かって、スプリングによって予め付勢されている、手持ち用万能集合器具。 83. 請求項59から82の何れか一に記載の手持ち用万能集合器具において、それら装備工具は、それらの収納位置に拘束できる、手持ち用万能集合器具。 84. 請求項83に記載の手持ち用万能集合器具において、前記拘束手段は手動で解除できる、手持ち用万能集合器具。 85. 請求項84に記載の手持ち用万能集合器具において、前記拘束された装備工具には、前記拘束手段を解除できる操作素子を設けてある、手持ち用万能集合器具。 86. 請求項85に記載の手持ち用万能集合器具において、前記操作素子は、それらシェルの頂部面及び/又は側部面に設けてある、手持ち用万能集合器具。 87. 請求項59に記載の手持ち用万能集合器具において、前記それら装備工具は、それらのスロットを走行する操作素子を有する、手持ち用万能集合器具。 88. 請求項87に記載の手持ち用万能集合器具において、複数の操作素子に共通のスロットが割り当ててある、手持ち用万能集合器具。 89. 請求項86に記載の手持ち用万能集合器具において、それらスロットは、それらシェルの基部面に配置してある、手持ち用万能集合器具。 90. 請求項86に記載の手持ち用万能集合器具において、それらスロットは、それらシェルの側部面に配置してある、手持ち用万能集合器具。 91. 請求項90に記載の手持ち用万能集合器具において、前記それら側部面は、後退させて凹部を設けてある、手持ち用万能集合器具。 92. 請求項91に記載の手持ち用万能集合器具において、前記それら操作素子は、前記側部面を後退設定して凹部を設けてある対応シェルの外形と実質的に輪郭的に面一となっている、手持ち用万能集合器具。 93. 請求項92に記載の手持ち用万能集合器具において、前記それら操作素子の外形は、側部面を後退退設定して設けた凹部を補填する輪郭をなしている、手持ち用万能集合器具。 94. 請求項90に記載の手持ち用万能集合器具において、前記二つのシェルは、相互に一致する後退設定された側部面を有しており、しかもそれぞれがスロットを有している、手持ち用万能集合器具。 95. 請求項1に記載の手持ち用万能集合器具において、前記のシェル一つが、ステープラの作動要素を有し、他の一つが、前記ステープラの対応する作動要素を有している、手持ち用万能集合器具。 96. 請求項95に記載の手持ち用万能集合器具において、第一のシェルが、針マガジンと針ドライバを有し、第二のシェルが、射出された針の針先を折り曲げるための金床部を有している、手持ち用万能集合器具。 97. 請求項96に記載の手持ち用万能集合器具において、前記二つのシェルは、それらの端部の近傍の枢着部によって接続されていて、針ドライバと金床部とは、他端部の近傍に配置されている、手持ち用万能集合器具。 98. 請求項96又は97に記載の手持ち用万能集合器具において、前記針マガジンは、第一のシェルの中に移動可能に設けてある、手持ち用万能集合器具。 99. 請求項97又は98に記載の手持ち用万能集合器具において、前記針マガジンは、前記枢着部の軸の周りに枢着できるようにしてある、手持ち用万能集合器具。 100. 請求項98又は99に記載の手持ち用万能集合器具において、前記針マガジンを金床部の方向に予め付勢しているスプリングが設けてある、手持ち用万能集合器具。 101. 請求項100に記載の手持ち用万能集合器具において、前記針マガジンは、予め付与されたスプリング付勢に抗して、第一のシェル中に手動で固定解除できるように固定できるようにしてあり、前記ステープラは、前記針マガジンのその位置で作動抑止される、手持ち用万能集合器具。 102. 請求項98に記載の手持ち用万能集合器具において、前記針マガジンの端部位置は、ストッパによって画成される、手持ち用万能集合器具。 103. 請求項102に記載の手持ち用万能集合器具において、前記針マガジンの作動端部を画成するストッパは、手動で作動抑止できる、手持ち用万能集合器具。 104. 請求項103に記載の手持ち用万能集合器具において、作動抑止用固定棒が針マガジンに設けてある、手持ち用万能集合器具。 105. 請求項101に記載の手持ち用万能集合器具において、ステープラ解除ボタンが設けてある、手持ち用万能集合器具。 106. 請求項101又は105に記載の手持ち用万能集合器具において、針マガジンは、各針止め作動毎に作動抑止位置を自動的に固定される、手持ち用万能集合器具。 107. 請求項105に記載の手持ち用万能集合器具において、前記ステープラ解除ボタンには、器具端部の近傍でアクセスできる、手持ち用万能集合器具。 108. 請求項107に記載の手持ち用万能集合器具において、前記ステープラ解除ボタンの解除動作は、器具の他端に向いた成分を有する、手持ち用万能集合器具。 109. 請求項106に記載の手持ち用万能集合器具において、前記針マガジンは、固定用フックにより保持できる横継手を有している、手持ち用万能集合器具。 110. 請求項96に記載の手持ち用万能集合器具において、前記ステープラの作動範囲内に、前記第一のシェルは自由空間を有していて、針止めされる紙シート材の損傷を防止してある、手持ち用万能集合器具。 111. 請求項101に記載の手持ち用万能集合器具において、前記ステープラは、第二の又はそれらシェルが開いた位置だけで起動できる、手持ち用万能集合器具。 112. 請求項96に記載の手持ち用万能集合器具において、前記針マガジンは、外側チャンネルと、そこに案内された針キャリヤと、スプリングで付勢された針スライダとでなり、針キャリヤは、第一のシェルの中に固定できるようにした、手持ち用万能集合器具。 113. 請求項112に記載の手持ち用万能集合器具において、前記針キャリヤは、固定状態から手動で解放できるようにしてある、手持ち用万能集合器具。 114. 請求項113に記載の手持ち用万能集合器具において、前記針キャリヤは、それが外側チャンネル内に押し戻されると自動的に固定されるようにした、手持ち用万能集合器具。 115. 請求項96に記載の手持ち用万能集合器具において、前記ステープラは、フラット・クリンチステープラである、手持ち用万能集合器具。 116. 請求項101に記載の手持ち用万能集合器具において、前記第二のシェルは、針マガジンが、第二又は開いた位置にあるときに当接するストッパを有し、そして、そのステープラが起動されると、前記第一のシェルは、前記針マガジンと相対的に移動するように構成してある、手持ち用万能集合器具。 117. 請求項1又は12に記載の手持ち用万能集合器具において、前記ステープラルはそれらシェル内に配置されている、手持ち用万能集合器具。 118. 請求項117に記載の手持ち用万能集合器具において、針ディスペンサが第一のシェル内に設けられており、且つ金床部が第二のシェル内に設けられている、手持ち用万能集合器具。 119. 請求項118に記載の手持ち用万能集合器具において、前記金床部と、針ブロックから針を分離するための針ディスペンサの突き棒とは、前記枢着部とは反対端部の近傍に設けてある、手持ち用万能集合器具。 120. 請求項118又は119に記載の手持ち用万能集合器具において、 前記針ディスペンサは、針ブロックの受容するための針マガジンを具備しており、それは、第一のシェル内に可動な状態で組み込んである、手持ち用万能集合器具。 121. 請求項120に記載の手持ち用万能集合器具において、前記針マガジンは、それが前記枢着部と同心に枢動できるように取付けてある、手持ち用万能集合器具。 122. 請求項120に記載の手持ち用万能集合器具において、前記針マガジンを第二のシェルに向かって予め付勢するマガジン用スプリングが設けてある、手持ち用万能集合器具。 123. 請求項122に記載の手持ち用万能集合器具において、前記針マガジンの外側位置を画成するマガジンストッパが設けられている、手持ち用万能集合器具。 124. 請求項119又は123に記載の手持ち用万能集合器具において、前記突き棒は、前記外側位置にあるときに針マガジンの外に延出するものである、手持ち用万能集合器具。 125. 請求項123に記載の手持ち用万能集合器具において、前記マガジンストッパは手動で作動抑止されるように構成してある、手持ち用万能集合器具。 126. 請求項125に記載の手持ち用万能集合器具において、前記作動抑止は、針マガジンに備えた固定棒によって行われるように構成してある、手持ち用万能集合器具。 127. 請求項118に記載の手持ち用万能集合器具において、前記針ディスペンサを起動し又は作動抑止するための手段が設けられている、手持ち用万能集合器具。 128. 請求項127に記載の手持ち用万能集合器具において、前記針ディスペンサを起動し又は作動抑止するための手段は、操作素子を介して、手動で作動状態とされたり作動抑止されたりできるように構成してある、手持ち用万能集合器具。 129. 請求項122又は127に記載の手持ち用万能集合器具において、前記針ディスペンサを起動し又は作動抑止するための手段は、針マガジンを、 マガジンスプリングの付勢力に抗して第一のシェルの中の内側位置に固定するマガジン固定機構を具備している、手持ち用万能集合器具。 130. 請求項129に記載の手持ち用万能集合器具において、突き棒が前記内側位置で針マガジンの中に後退する、手持ち用万能集合器具。 131. 請求項128又は129に記載の手持ち用万能集合器具において、マガジン固定機構の起動と作動抑止とは、ステープラ用ボタンを介して行われる、手持ち用万能集合器具。 132. 請求項119又は131に記載の手持ち用万能集合器具において、前記ステープラ用ボタンは、枢着部がある第一のシェルの反対端部面に配置してある、手持ち用万能集合器具。 133.請求項129に記載の手持ち用万能集合器具において、前記マガジン固定機構は、内側位置で自動的に固定されるものである、手持ち用万能集合器具。 134.請求項127に記載の手持ち用万能集合器具において、前記針ディスペンサを起動し又は作動抑止するための手段は、突き棒と針ブロックとの間の作動接続を遮断するように構成してある、手持ち用万能集合器具。 135.請求項134に記載の手持ち用万能集合器具において、前記針ディスペンサを起動し又は作動抑止するための手段は、作動位置と非作動位置との間で移動できる可動な突き棒でなる、手持ち用万能集合器具。 136.請求項128又は135に記載の手持ち用万能集合器具において、前記突き棒は、スプリングの力によって非作動位置に予め付勢され、操作素子によって作動位置に移動できるようにしてある、手持ち用万能集合器具。 137.請求項128に記載の手持ち用万能集合器具において、前記針ディスペンサを起動し又は作動抑止するための手段は、針ブロックが突き棒作動軌道の外に移動できるようにする可動な針ストッパで構成されている、手持ち用万能集合器具。 138.請求項137に記載の手持ち用万能集合器具において、前記針ストッパは、針マガジンと第一のシェルとの相対的な動きで作動されるものである、手持ち用万能集合器具。 139.請求項125又は137に記載の手持ち用万能集合器具において、前記針ストッパの動きは、マガジンストッパの作動抑止によって行われるものである、手持ち用万能集合器具。 140.請求項120に記載の手持ち用万能集合器具において、前記針マガジンは、Uの字形の横断面を有している、手持ち用万能集合器具。 141.請求項140に記載の手持ち用万能集合器具において、Uの字形の前記針マガジンの開いた側が前記針マガジンの前部では、そのシェルの前頂部面に向いており、また、枢着部に隣接する後部ではシェルの基部面に向いている、手持ち用万能集合器具。 142.請求項120に記載の手持ち用万能集合器具において、スプリングの力によって針ブロックを針ストッパに対して弾圧している装填用スライダが、針ストッパの範囲で、針マガジンに固定されている、手持ち用万能集合器具。 143.請求項142に記載の手持ち用万能集合器具において、前記スプリングの力は、時計用スプリングによって提供されている、手持ち用万能集合器具。 144.請求項143に記載の手持ち用万能集合器具において、前記時計用スプリングは、装填用スライダの中に配置され、その自由端で針ストッパの範囲で針マガジンに固定されている、手持ち用万能集合器具。 145.請求項125に記載の手持ち用万能集合器具において、前記針マガジンは、針ブロックを外側位置にある針マガジンに導入できる端部側開口を有している、手持ち用万能集合器具。 146.請求項142又は143に記載の手持ち用万能集合器具において、前記針ストッパは、針ブロックの導入のために枢動することができる、手持ち用万能集合器具。 147.請求項118に記載の手持ち用万能集合器具において、複数の金床部が、第二のシェルの中に回転自在に又は滑動自在に取付けた別体のシェルに配した、手持ち用万能集合器具。 148.請求項1に記載の手持ち用万能集合器具において、前記孔開け器は、それらシェルの中に組み込んである、手持ち用万能集合器具。 149.請求項148に記載の手持ち用万能集合器具において、前記孔開け機構は、第二のシェル中に組み込んであり、しかも第一のシェルによって作動されるようにしてある、手持ち用万能集合器具。 150.請求項149に記載の手持ち用万能集合器具において、前記孔開け機構は、パンチガイドの中に取付けたパンチ部で構成されている、手持ち用万能集合器具。 151.請求項150に記載の手持ち用万能集合器具において、前記パンチガイド中のパンチ部は、実質的に、第二のシェルの基部面と頂部面と直角に動くことができる、手持ち用万能集合器具。 152.請求項151に記載の手持ち用万能集合器具において、前記二つのシェルは、枢着部によって相互接続しており、また、前記パンチ部は、前記枢着部と、その枢着部とは反対位置の端部面との間に配置されている、手持ち用万能集合器具。 153.請求項151又は152に記載の手持ち用万能集合器具において、前記パンチ部は、前記枢着部の近傍で、概ねそれらシェルの長手軸に求心して配置されている、手持ち用万能集合器具。 154.請求項150に記載の手持ち用万能集合器具において、前記パンチガイドは、前記第一のシェルに向けて前記第二のシェルに配置してある、手持ち用万能集合器具。 155.請求項154に記載の手持ち用万能集合器具において、前記パンチガイドは、基部面の上方に取付けてある、手持ち用万能集合器具。 156.請求項155に記載の手持ち用万能集合器具において、前記パンチガイドのための凹部が第一のシェルの中に設けてある、手持ち用万能集合器具。 157.請求項156に記載の手持ち用万能集合器具において、前記凹部は針マガジンの中に設けてある、手持ち用万能集合器具。 158.請求項150に記載の手持ち用万能集合器具において、前記 パンチ部は、前記第一のシェルと共動できるように接続されている、手持ち用万能集合器具。 159.請求項157又は158に記載の手持ち用万能集合器具において、 前記パンチ部は、前記針マガジンと共動できるように接続されている、手持ち用万能集合器具。 160.請求項158又は159に記載の手持ち用万能集合器具において、前記パンチ部は、キャリッジを介して、前記第一のシェル又は針マガジンにと共動できるように接続されている、手持ち用万能集合器具。 161.請求項151に記載の手持ち用万能集合器具において、前記パンチ部は、孔開け用スプリングによって予め第一の位置に付勢されている、手持ち用万能集合器具。 162.請求項161に記載の手持ち用万能集合器具において、前記それらシェルは、孔開け用スプリングによって予め第二又は開いた位置に付勢されている、手持ち用万能集合器具。 163.請求項160又は161に記載の手持ち用万能集合器具において、前記パンチ部は、前記孔開け用スプリングによってキャリッジと係合するように保持されている、手持ち用万能集合器具。 164.請求項154に記載の手持ち用万能集合器具において、前記ベアリングブロックとパンチガイドとは、共通の組合体を形成している、手持ち用万能集合器具。 165.請求項149に記載の手持ち用万能集合器具において、前記孔開け機構は、紙シート受けプラットフォームを包含している、手持ち用万能集合器具。 166.請求項165に記載の手持ち用万能集合器具において、前記導入スロットが、前記紙シート受けプラットフォームと前記パンチガイドとの間に配置してある、手持ち用万能集合器具。 167.請求項155又は166に記載の手持ち用万能集合器具において、前記紙シート受けプラットフォームは、実質的に、第二のシェルの基部面と直線的に並んでいる、手持ち用万能集合器具。 168.請求項166に記載の手持ち用万能集合器具において、前記導入スロットは、それら側部面に向いた二つの側部とそれら端部面に向いた一つ側部とに開口している、手持ち用万能集合器具。 169.請求項152又は168に記載の手持ち用万能集合器具において、前記導入スロットは、枢着部が配置されている端部とは反対端部に向けて開口している、手持ち用万能集合器具。 170.請求項152又は168に記載の手持ち用万能集合器具において、前記導入スロットは、枢着部の近傍の端部面に向けて開口している、手持ち用万能集合器具。 171.請求項170に記載の手持ち用万能集合器具において、前記導入スロットは、第二のシェル中の一つの後退段差部として形成されている、手持ち用万能集合器具。 172.請求項164又は171に記載の手持ち用万能集合器具において、前記ベアリングブロックとパンチガイドの組合せは、前記後退段差部の上方部に配置されている、手持ち用万能集合器具。 173.請求項151又は165に記載の手持ち用万能集合器具において、前記紙シート受けプラットフォームは、前記パンチ部のための通過用路を包含している、手持ち用万能集合器具。 174.請求項173に記載の手持ち用万能集合器具において、打抜き片を受け入れる空間が、前記通過用路の範囲の紙シート受けプラットフォームの下に設けてある、手持ち用万能集合器具。 175.請求項174に記載の手持ち用万能集合器具において、打抜き片を受け入れる空間が、前記側部面と頂部面に配してあってカバーによって閉めることができる開口を通じて内部を空にできるようにしてある、手持ち用万能集合器具。 176.請求項160又は166に記載の手持ち用万能集合器具において、前記パンチ部は、それらシェルの第一又は閉じた位置では全長にわたって導入スロットを通過し、それらシェルの第二又は開いた位置では全長にわたって前記導入スロットを後退解放するように構成してある、手持ち用万能集合器具。 177.請求項160又は166に記載の手持ち用万能集合器具において、前記導入スロットは、そのパンチ部がそれを全長にわたって通過するまでは自由にアクセスできる状態を保持する、手持ち用万能集合器具。 178.請求項176又は177に記載の手持ち用万能集合器具において、前記導入スロットは、前記それらシェルが第一又は閉じた位置にあるときは自由にアクセスできる状態を保持する、手持ち用万能集合器具。 179.請求項155に記載の手持ち用万能集合器具において、前記装備工具は第一のシェル中に配置され、前記パンチガイドは前記それら装備工具間の自由空間に突出している、手持ち用万能集合器具。 180.請求項148に記載の手持ち用万能集合器具において、前記紙シートの縁部の前記パンチ部からの距離が画成される紙シート用ストッパが設けられている、手持ち用万能集合器具。 181.請求項180に記載の手持ち用万能集合器具において、前記紙シート用ストッパは、第二のシェルに可動に取付けられている、手持ち用万能集合器具。 182.請求項181に記載の手持ち用万能集合器具において、前記紙シート用ストッパは、前記第二のシェルに回転自在に取付けられていて、そのシェルの長手軸に実質的に平行に配される収納位置と、前記長手軸に交差する方向の使用位置との間を枢動できるように構成してある、手持ち用万能集合器具。 183.請求項150に記載の手持ち用万能集合器具において、孔開け用テンプレートが設けられており、それによって、二つの孔の距離が画成できるようになっており、また、紙シート用ストッパ又は孔開け用テンプレートは、そのシェル中に長手軸と交差するように、案内溝の中を移動できるように取付けてある、手持ち用万能集合器具。 184.請求項1に記載の手持ち用万能集合器具において、前記孔開け器の作動要素はシェルの第一番目に、また、孔開け器の他の作動要素はシェルの第二番目に、各配置してある、手持ち用万能集合器具。 185.請求項184に記載の手持ち用万能集合器具において、前記パンチ部をダイス孔に対して相対的に移動させる手段が第一のシェルに配置され、そのダイス孔とそのダイス孔と直線的に配されたパンチ部を移動させる手段とが第二のシェルに配されている、手持ち用万能集合器具。 186.請求項185に記載の手持ち用万能集合器具において、前記パンチ部をダイス孔に対して相対的に移動させる手段は、パンチ部をダイス孔の中に押し込んだりそれをそのダイス孔より引き戻したりする手段を兼ている、手持ち用万能集合器具。 187.請求項185又は186に記載の手持ち用万能集合器具において、前記パンチ部をダイス孔に対して相対的に移動させる手段は、パンチガイド手段の上方に配してある、手持ち用万能集合器具。 188.請求項184又は187に記載の手持ち用万能集合器具において、前記孔開け器の作動要素は差動抑止できるように構成してある、手持ち用万能集合器具。 189.請求項185に記載の手持ち用万能集合器具において、前記パンチ部をダイス孔に対して相対的に移動させる手段は、一方でパンチ部に、他方で第一のシェルに連結したコネクティングロッドで構成した、手持ち用万能集合器具。 190.請求項185に記載の手持ち用万能集合器具において、前記ステープラとの結合で、金床部の作用面とダイス孔とは、第一の共通平面に配置されている、手持ち用万能集合器具。 191.請求項190に記載の手持ち用万能集合器具において、前記第一の共通平面は、第二のシェルの基部面で画成されている、手持ち用万能集合器具。 192.請求項190又は191に記載の手持ち用万能集合器具において、前記孔開け器とステープラのための紙シート案内隙間は、第一又は閉じた位置で相互に平行な第一の共通平面と第二の共通平面とによって規定されている、手持ち用万能集合器具。 193.請求項191又は192に記載の手持ち用万能集合器具において、前記第二の平面は、前記第一のシェルの基部面によって画成されている、手持ち用万能集合器具。 194.請求項184又は193に記載の手持ち用万能集合器具において、前記孔開けされるべき紙シートのためのストッパを有している、手持ち用万能集合器具。 195.請求項184に記載の手持ち用万能集合器具において、前記それらシェルは、前記第二のシェルによる枢着部ブロックの骨格によって支持されており、前記それら紙シート用のストッパは、その枢着部ブロックに配置されている、手持ち用万能集合器具。 196.請求項185に記載の手持ち用万能集合器具において、前記枢着部ブロックのそれら立上り壁が前記紙しーと用のストッパを形成している、手持ち用万能集合器具。 197.請求項50又は195又は196に記載の手持ち用万能集合器具において、前記受け部材は枢着部ブロックのそれら突起によって形成されている、手持ち用万能集合器具。 198.請求項55又は204から206までの何れか一に記載の手持ち用万能集合器具において、前記接続は前記枢着部ブロックの突起によって形成される、手持ち用万能集合器具。 199.請求項184から198までの何れか一に記載の手持ち用万能集合器具において、打抜き片を収容するためのチャンバが、ダイス孔におけるパンチ部より遠い方に向いている側で第二のシェルに形成されている、手持ち用万能集合器具。 200.請求項199に記載の手持ち用万能集合器具において、打抜き片を収容するためのチャンバの詰め込み具合を知らせるための装置が設けられている、手持ち用万能集合器具。 201.請求項200に記載の手持ち用万能集合器具において、打抜き片を収容するためのチャンバの詰め込み具合を知らせるための装置は圧力に反応するものである、手持ち用万能集合器具。 202.請求項201に記載の手持ち用万能集合器具において、打抜き片を収容するためのチャンバは圧力で移動できるカバーを有している、手持ち用万能集合器具。 203.請求項202に記載の手持ち用万能集合器具において、前記カバーは、前記打抜き片を収容するためのチャンバを空にすることができる枢動解放できるカバーである、手持ち用万能集合器具。 204.請求項203に記載の手持ち用万能集合器具において、前記枢動解放できるカバーは、摩擦固定方式で閉じた位置に保持され、圧力の作用によって前記チャンバがなお閉じた位置に移行できるようにした、手持ち用万能集合器具。 205.請求項204に記載の手持ち用万能集合器具において、前記枢動解放できるカバーには、二つの掛止め位置が存在する、手持ち用万能集合器具。 206.請求項184から205までの何れか一に記載の手持ち用万能集合器具において、前記ダイス孔は、紙シート受けプラットフォームの中に配置されている、手持ち用万能集合器具。 207.請求項194から206までの何れか一に記載の手持ち用万能集合器具において、前記紙シート用ストッパと前記パンチ部の間の前記受けプラットフォームの範囲を目視することができる、手持ち用万能集合器具。 208.請求項207に記載の手持ち用万能集合器具において、前記紙シート用ストッパと前記パンチ部の間の前記紙シート受けプラットフォームの範囲は第二のシェルを通じて目視できるように構成してある、手持ち用万能集合器具。 209.請求項207又は208に記載の手持ち用万能集合器具において、前記紙シート用ストッパと前記パンチ部の間の前記紙シート受けプラットフォームの範囲は光導器を通じて目視できるように構成してある、手持ち用万能集合器具。 210.請求項209に記載の手持ち用万能集合器具において、前記紙シート受けプラットフォームは光導器を受容するための開口部をゆうしている、手持ち用万能集合器具。 211.請求項209又は210に記載の手持ち用万能集合器具において、前記光導器はそのシェルの外側頂部面に開いている、手持ち用万能集合器具。 212.請求項207から211までの何れか一に記載の手持ち用万能集合器具において、前記目視できる範囲はパンチ部の軸と同軸にある印を有している、手持ち用万能集合器具。 213.請求項209又は212に記載の手持ち用万能集合器具において、前記印は光導器に設けてある、手持ち用万能集合器具。 214.請求項209に記載の手持ち用万能集合器具において、前記印は光導器は目視できる範囲から外方に向かって広くなっている、手持ち用万能集合器具。 215.請求項209に記載の手持ち用万能集合器具において、前記印は光導器は実質的に矩形の横断面を有している、手持ち用万能集合器具。 216.請求項1に記載の手持ち用万能集合器具において、鋏を有している、手持ち用万能集合器具。 217.請求項216に記載の手持ち用万能集合器具において、二つのシェルは、枢着部を介して相互に結合しており、鋏の軸は前記枢着部の軸と平行である、手持ち用万能集合器具。 218.請求項216又は217に記載の手持ち用万能集合器具において、鋏のブレードは、それらシェルの一つに取付けてある、手持ち用万能集合器具。 219.請求項217又は218に記載の手持ち用万能集合器具において、鋏は、枢動の方向で使用位置に移行できる、手持ち用万能集合器具。 220.請求項217から219までの何れか一に記載の手持ち用万能集合器具において、鋏の軸と枢着部の軸とは、使用の位置では、実質的に、相互に上下に配してあり、そして鋏のブレードは、それらシェルの端部面を越えて突出する、手持ち用万能集合器具。 221.請求項216から220までの何れか一に記載の手持ち用万能集合器具において、鋏はそれら二つのシェルの相対的な動きによって操作できる、 手持ち用万能集合器具。 222.請求項218から221までの何れか一に記載の手持ち用万能集合器具において、鋏の他のブレードが他のシェルに操作接続できるように接合できる、手持ち用万能集合器具。 223.請求項221に記載の手持ち用万能集合器具において、鋏の他のブレードがスプリングの力によって他のシェルに対して弾接することができる、 手持ち用万能集合器具。 224.請求項216から223までの何れか一に記載の手持ち用万能集合器具において、鋏の二本のプレードは同じシェルに一緒に揺動できる状態に組付けてある、手持ち用万能集合器具。 225.請求項218から224までの何れか一に記載の手持ち用万能集合器具において、鋏の一本のブレードは滑動によって一つのシェルに受容される、手持ち用万能集合器具。 226.請求項225に記載の手持ち用万能集合器具において、滑動する鋏のブレードは、柄部によってチャンネル中に案内されている、手持ち用万能集合器具。 227.請求項226に記載の手持ち用万能集合器具において、前記滑動する鋏のブレードは、外部からアクセスできるスライド式固定棒によって移動できるものである、手持ち用万能集合器具。 228.請求項227に記載の手持ち用万能集合器具において、前記鋏の他のブレードは、スライド式固定棒と滑動鋏ブレードとを接続するために通口を自由にしておく、手持ち用万能集合器具。 229.請求項226から228までの何れか一に記載の手持ち用万能集合器具において、前記鋏の滑動ブレードは、スライド式固定棒から離れる方に向いた鋏の側部に設けられたスライドブロックによって、スロットの中に更に案内されるように構成してある、手持ち用万能集合器具。 230.請求項229に記載の手持ち用万能集合器具において、前記鋏のスライドブロックは、前記スロットの裏側に係合するように設計されている、手持ち用万能集合器具。 231.請求項217に記載の手持ち用万能集合器具において、前記枢着部は、それらシェルの一つの中の空間に配置されており、前記鋏は、それと同じシェルに受容されている、手持ち用万能集合器具。 232.請求項224又は231に記載の手持ち用万能集合器具において、前記鋏を受容するシェルには、鋏の他のブレードが鋏の使用位置に通過するための開口が設けられている、手持ち用万能集合器具。 233.請求項216から232の何れか一に記載の手持ち用万能集合器具において、前記鋏は、使用位置にするためにそれらシェルから移動できるように構成してあり、それによると、鋏の枢着部は、それらシェルの外形輪郭の外にある、手持ち用万能集合器具。 234.請求項233に記載の手持ち用万能集合器具において、前記鋏のそれらブレードは、切った紙シート材がそれらシェルを越えて通過するための離隔通路を有している、手持ち用万能集合器具。 235.請求項233から234の何れか一に記載の手持ち用万能集合器具において、前記鋏のそれらブレードは、それらシェルに対して、その鋏で切られた紙シート材が、一方では、その装備工具の高く狭い端部を、他方では、低く広い端部を、通過指向するように、配置案内されている、手持ち用万能集合器具。 236.請求項233に記載の手持ち用万能集合器具において、前記切られた紙シート材をそれらシェルを通過指向させる手段がそれらシェル自体か鋏に設けられ、そしてそれらが前記鋏と一緒に外に移動できるようになっている、手持ち用万能集合器具。 237.請求項224又は225に記載の手持ち用万能集合器具において、使用位置に移行したときに鋏のそれらブレードを自動的に開き、また、収納位置に移行したときに鋏のそれらブレードを閉じるための制御手段が設けられている、手持ち用万能集合器具。 238.請求項216に記載の手持ち用万能集合器具において、前記鋏は、それらシェルの一つにおける収納位置から使用位置に移動でき、而して、鋏のそれらブレードの一つがそのシェルに接続し、その鋏の他のブレードが全長にわたってその器具から脱した配置となる、手持ち用万能集合器具。 239.請求項238に記載の手持ち用万能集合器具において、前記鋏の二つのブレードは、スプリングによって相互に広がる位置に予め付勢されている、手持ち用万能集合器具。 240.請求項239に記載の手持ち用万能集合器具において、前記鋏の二つのブレードを前記スプリングによる予めの付勢に抗して押し畳んだ位置に保持するための固定装置が設けられている、手持ち用万能集合器具。 241.請求項240に記載の手持ち用万能集合器具において、前記固定装置は前記鋏のそれらブレードに設けられている、手持ち用万能集合器具。 242.請求項238から241までの何れか一に記載の手持ち用万能集合器具において、前記鋏の他のブレードは、親指掛けを備えている、手持ち用万能集合器具。 243.請求項242に記載の手持ち用万能集合器具において、前記親指掛けは、内外に揺動して出し入れできる、手持ち用万能集合器具。 244.請求項241又は243に記載の手持ち用万能集合器具において、前記親指掛けは固定装置の一部をなしている、手持ち用万能集合器具。 245.請求項241に記載の手持ち用万能集合器具において、前記固定装置は、前記鋏がその使用位置に移動したときには自動的に固定解除されるように構成してある、手持ち用万能集合器具。 246.請求項241に記載の手持ち用万能集合器具において、前記固定装置の固定解除は鋏の使用位置を遮断し、固定装置の固定は鋏の使用位置を遮断解除する構成となっている、手持ち用万能集合器具。 247.請求項1に記載の手持ち用万能集合器具において、巻き尺が設けられている、手持ち用万能集合器具。 248.請求項247に記載の手持ち用万能集合器具において、前記巻き尺は、それが組み込まれているシェルの基部面と直行して延在する軸の周りに巻き付けられており、そして前記シェルは、その巻き尺のための引出しスロットが形成されている、手持ち用万能集合器具。 249.請求項248に記載の手持ち用万能集合器具において、前記巻き尺は、それが組み込まれているシェルの端部壁の裏側に直接的に配置してある、 手持ち用万能集合器具。 250.請求項248に記載の手持ち用万能集合器具において、前記巻き尺が組み込まれているシェル中に、巻き尺が光導器と打抜き片用のチャンバとの裏側に配置されると共に、これらを越えて外方に送り出すことができるように構成してある、手持ち用万能集合器具。 251.請求項247から250までの何れか一に記載の手持ち用万能集合器具において、前記巻き尺を受承するシェルは、100cmまでの長さの巻き尺を収納できる凹部を有している、手持ち用万能集合器具。 252.請求項251に記載の手持ち用万能集合器具において、前記巻き尺を受承するシェルには、直線的に案内された装備工具が組み込まれていて、直線的な案内部の少なくとも一つが前記凹部の手前で終わっている、手持ち用万能集合器具。 253.請求項252に記載の手持ち用万能集合器具において、前記直線的な案内部はカッタを受承している、手持ち用万能集合器具。 254.請求項247から251の何れか一に記載の手持ち用万能集合器具において、前記巻き尺のための手動解除可能な固定用ブレーキを有している、 手持ち用万能集合器具。 255.請求項247に記載の手持ち用万能集合器具において、前記巻き尺は、二つのシェルを接続している枢着部の軸と平行な軸の周りに巻き付けられている、手持ち用万能集合器具。 256.請求項1に記載の手持ち用万能集合器具において、照明器具が設けてある、手持ち用万能集合器具。 257.請求項256に記載の手持ち用万能集合器具において、前記照明器具は器具の内部に組み込まれていて、その光は一端の光発射開口から発射されるものである、手持ち用万能集合器具。 258.請求項256又は257に記載の手持ち用万能集合器具において、前記照明器具に電源を供給するための電池と、前記照明器具への電源のオン・ オフするために外部からアクセスできるスイッチとが、組み込まれている、手持ち用万能集合器具。 259.請求項258に記載の手持ち用万能集合器具において、スイッチは、その照明器具を組み込んだシェルの頂部面に配置してある、手持ち用万能集合器具。 260.請求項258又は259に記載の手持ち用万能集合器具において、前記電池を収納するチャンバは、閉めることができるカバーを開いて外部からアクセスできるものである、手持ち用万能集合器具。 261.請求項252から260までの何れか一に記載の手持ち用万能集合器具において、拡大鏡を有してており、前記照明器具が前記拡大鏡の視界を照明するように構成した、手持ち用万能集合器具。 262.請求項257又は261に記載の手持ち用万能集合器具において、 光の発射開口が、前記拡大鏡の下に配置されている、手持ち用万能集合器具。 263.請求項251又は262に記載の手持ち用万能集合器具において、前記拡大鏡は、器具外部に延出でき、スイッチは、延出する前記拡大鏡によって操作される構成となっている、手持ち用万能集合器具。 264.請求項1に記載の手持ち用万能集合器具において、レーザポインタが組み込んである、手持ち用万能集合器具。 265.請求項256又は264に記載の手持ち用万能集合器具において、照明器具、レーザポインタ、そして前記照明器具及びレーザポインタのための電源及びスイッチ素子が、照明器具及びレーザポインタ用の光発射開口を有する同じシェルに設けられている、手持ち用万能集合器具。 266.請求項1に記載の手持ち用万能集合器具において、拡大鏡を具備している、手持ち用万能集合器具。 267.請求項266に記載の手持ち用万能集合器具において、前記拡大鏡はそのシェルの外に延出できるように構成してある、手持ち用万能集合器具。 268.請求項267に記載の手持ち用万能集合器具において、前記拡大鏡は、スプリングの付勢に抗してハウジングの中に手動解除自在な固定手段で保持されている、手持ち用万能集合器具。 269.請求項266に記載の手持ち用万能集合器具において、前記拡大鏡は、板状のマウントに受承されている、手持ち用万能集合器具。 270.請求項269に記載の手持ち用万能集合器具において、前記マウントは、直線案内部と外側フレーム部とからなる、手持ち用万能集合器具。 271.請求項270に記載の手持ち用万能集合器具において、前記内外の部分は、拡大鏡の平面に平行に移動するように枢着部によって枢動できるように構成してある、手持ち用万能集合器具。 272.請求項270に記載の手持ち用万能集合器具において、前記内側の部分には装備工具のための凹部を形成してある、手持ち用万能集合器具。 273.請求項272に記載の手持ち用万能集合器具において、前記内側の部分には、他の装備工具のための凹部を形成してある、手持ち用万能集合器具。 274.請求項1に記載の手持ち用万能集合器具において、針リムーバが設けてある、手持ち用万能集合器具。 275.請求項274に記載の手持ち用万能集合器具において、前記針リムーバは、外方のテーパのあるUの字形横断面を有している、手持ち用万能集合器具。 276.請求項275に記載の手持ち用万能集合器具において、前記針リムーバは、それらシェルの一つの側部面にの裏側に組み込んであり、且つそのU の字形でなる脚部はこの側部面から遠い方に向いている、手持ち用万能集合器具。 277.請求項274に記載の手持ち用万能集合器具において、前記針リムーバの先端には僅かに角度をつけてある、手持ち用万能集合器具。 278.請求項274に記載の手持ち用万能集合器具において、前記針リムーバの自由端には僅かに角度をつけてある、手持ち用万能集合器具。 279.請求項275から278までの何れか一に記載の手持ち用万能集合器具において、前記僅かに角度をつけた部分は、前記Uの字形でなる脚部の方に向いている、手持ち用万能集合器具。 280.請求項274から279までの何れか一に記載の手持ち用万能集合器具において、前記針リムーバは、シェルの一つの中に走行可動に組み込んである、手持ち用万能集合器具。 281.請求項280に記載の手持ち用万能集合器具において、前記針リムーバは、外方に開口したチャンネル内に組み込んであり、その開口部分に針取外し手段を設けてある、手持ち用万能集合器具。 282.請求項274から281までの何れか一に記載の手持ち用万能集合器具において、前記針リムーバには、針の背部を下に抑える手段を設けてある、手持ち用万能集合器具。 283.請求項1に記載の手持ち用万能集合器具において、ポインタが設けてある、手持ち用万能集合器具。 284.請求項283に記載の手持ち用万能集合器具において、前記ポインタは入れ子式に引き出せる構造となっている、手持ち用万能集合器具。 285.請求項284に記載の手持ち用万能集合器具において、前記ポインタは、押し込んだ状態では、それらシェルの一つにその長手軸と平行に組み込まれている、手持ち用万能集合器具。 286.請求項285に記載の手持ち用万能集合器具において、前記ポインタは、シェル内に設けたキャリヤに配置されており、而して、そのポインタを摘んで引き出すことができる範囲にまで長手方向に移動できるものである、手持ち用万能集合器具。 287.請求項286に記載の手持ち用万能集合器具において、前記キャリヤは、スプリングで付勢してある、手持ち用万能集合器具。 288.請求項1に記載の手持ち用万能集合器具において、押し出し式のナイフを設けてある、手持ち用万能集合器具。 289.請求項1に記載の手持ち用万能集合器具において、押し出し式のカッタを設けてある、手持ち用万能集合器具。 290.請求項289に記載の手持ち用万能集合器具において、前記押し出し式のカッタは、ブレードキャリヤと、これに取外し自在に固定したカッタブレードとを有する、手持ち用万能集合器具。 291.請求項290に記載の手持ち用万能集合器具において、前記ブレードキャリヤは、前記カッタブレードに設けた孔に係合する接続部材を有する、 手持ち用万能集合器具。 292.請求項291に記載の手持ち用万能集合器具において、前記ブレードキャリヤは、その収納位置と、その使用位置と、交換位置とに係合することができるように構成した、手持ち用万能集合器具。 293.請求項291又は292に記載の手持ち用万能集合器具において、前記カッタブレードは、しっかりと固定する方法で接続部材に保持されている、手持ち用万能集合器具。 294.請求項292又は293に記載の手持ち用万能集合器具において、前記カッタブレードは、その収納位置と使用位置とで、それの周りでしっかりした方法で係合している支持体を有している、手持ち用万能集合器具。 295.請求項288又は289に記載の手持ち用万能集合器具において、前記ナイフ又はカッタの刃先は、器具の長手軸から遠い方に向いている、手持ち用万能集合器具。 296.請求項1に記載の手持ち用万能集合器具において、前記それらシェルの少なくとも一つは、外側から内側の方に張り出している凹部を有しており、しかもその中に振出し式の装備工具が組付けてある、手持ち用万能集合器具。 297.請求項296に記載の手持ち用万能集合器具において、前記振出し式の装備工具は、その振って収納した状態でそのシェルの外形輪郭と面一となっている、手持ち用万能集合器具。 298.請求項296又は297に記載の手持ち用万能集合器具において、前記振出し式の装備工具は、その振って収納する状態に予めスプリングにより付勢されている、手持ち用万能集合器具。 299.請求項296から298までの何れか一に記載の手持ち用万能集合器具において、前記振出し式の装備工具は固定用クリップである、手持ち用万能集合器具。 300.請求項296から299までの何れか一に記載の手持ち用万能集合器具において、前記振出し式の装備工具は収納室を有している、手持ち用万能集合器具。 301.請求項1に記載の手持ち用万能集合器具において、前記それらシェルは、その一つが他の中に係合する構成となっている、手持ち用万能集合器具。 302.請求項301に記載の手持ち用万能集合器具において、第一又は閉じた位置で、前記シェルの一つは他のシェルの合致凹部に押し込み又は振って収納してある、手持ち用万能集合器具。 303.請求項302に記載の手持ち用万能集合器具において、ステープラ及び/又は孔開け器を有する場合に、他のシェルが針止め又は孔開けされる紙シートを導入するためのスロットを有している、手持ち用万能集合器具。 304.請求項1又は301に記載の手持ち用万能集合器具において、選択されているそれら作動要素は、それら個々の起動要素である、手持ち用万能集合器具。 305.請求項1に記載の手持ち用万能集合器具において、粘着テープを取付けるためのマウントを包含する粘着テープディスペンサを設けてある、手持ち用万能集合器具。 306.請求項305に記載の手持ち用万能集合器具において、前記マウントは、そのシェルの基部面に直角に配されていて、粘着テープのロールを緩く回転できるように取付けることができるハブを包含している、手持ち用万能集合器具。 307.請求項306に記載の手持ち用万能集合器具において、前記マウントを包含しているシェルは、切断用縁刃を備えたテープ引出しスロットを有している、手持ち用万能集合器具。 308.請求項305又は306に記載の手持ち用万能集合器具において、前記マウントは、そのシェルの端部面に隣接する受承空間に組み込まれている、手持ち用万能集合器具。 309.請求項305に記載の手持ち用万能集合器具において、前記粘着テープディスペンサは、それらシェルの一つから振り出すことができるように構成してある、手持ち用万能集合器具。 310.請求項305又は309に記載の手持ち用万能集合器具において、前記切断用縁刃もまた振り出すことができるように構成してある、手持ち用万能集合器具。 311.請求項309に記載の手持ち用万能集合器具において、前記粘着テープディスペンサは、シェルの基部面又は側部面に枢着されている、手持ち用万能集合器具。 312.請求項305に記載の手持ち用万能集合器具において、前記マウントは、それらシェルの一つの内部に固定的に配置してあり、しかも閉めることができる開口からアクセスできるように構成してある、手持ち用万能集合器具。 313.請求項1に記載の手持ち用万能集合器具において、物差し定規が設けてある、手持ち用万能集合器具。 314.請求項313に記載の手持ち用万能集合器具において、前記物差し定規は、実質的に前記それらシェルの一つの長さ寸法にわたって延在するチャンネル内に組み込んである、手持ち用万能集合器具。 315.請求項1に記載の手持ち用万能集合器具において、前記各シェルが、相互に側部隣接して配置され且つそのシェルの長さ方向に延在する三本のチャンネルと、ステープラと孔開け器の作動要素と、それらシェルの側部面に配されたスライド式固定棒で押し出しと押し込み収納ができるその外側のチャンネルに配置された装備工具とを有する、手持ち用万能集合器具。 316.請求項315に記載の手持ち用万能集合器具において、前記各シェルは、その外形輪郭から後退していてしかも前記シェルの基部面で終端しており更に前記シェルの殆どにわたって延在する側部面を有しており、それらの二つのシェルの側部面は、第一又は閉じている位置で相互に合致しており、スライド式固定棒がそれらシェルの外形輪郭と一致させて配置されている共通の凹部を形成している、手持ち用万能集合器具。 317.請求項315又は316に記載の手持ち用万能集合器具において、前記それらシェルの外形輪郭は、曲げ加工によって形成された金属製部分の上に設けられたシェル形プラスチックキャップを構成してあり、その金属製部分の横断面形状は、Uの字形をなしてそれらシェルの基部面と側部面とを形成している、手持ち用万能集合器具。
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    【発明の詳細な説明】 発明の名称ポケットナイフ型の手持ち用万能集合器具発明の詳細な説明この発明はポケットナイフ型の手持ち用万能集合器具に関する。 ここに「ポケットナイフ型」とは、その装置が小さくて多機能で、しかもポケットに入れて携帯するのに適し、また、使用しないときには、怪我をするような切っ先や鋭利な刃の部分が露出しないようになっている。 ポケットナイフにおいては、大小のナイフの刃だけではなく、ヤスリ、ねじ回し、そして鋸などのような多数の工具を装備しているものがある。 その装備工具は、通常は本体に関節状に枢着してあり、使用するときには、スプリングのに抗してそれを振り出しさせることにより引き出すのである。 小さな装備工具については、器具本体から完全に取り外すことができるようにしたのもある。 もし、機能効果との関係から調整ができるならば、幾つかのタイプの装備工具を、一つのポケットナイフ型の手持ち用器具に又はその中に、取付けするだけはできる。 例えば、振り出し又は引出し式の鋏を具備するポケットナイフがあるが、これは、殆どの用途に対して弱い設計であり、また、多くの対象物に適用するには小さ過ぎる。 この発明の目的は、ポケットナイフ型の手持ち用万能集合器具を提供することにあり、それは、これまでに、ポケットナイフの形としてだとすると全くといってよい程に製造することが最も困難であったものを、複数の装備工具を調整して組合せることを可能にしたのである。 ここに「工具」という用語は、最も広い意味に解すべく、而して、業務用及びレジャー用の全ての考え得る補助機器を包含するものである。 かくして、例えば、通常業務や公演に関する仕事には、ステープラ、孔開け器、鋏、拡大鏡、レターオプナー、そして粘着テープディスペンサ等々のような多数の異なる種類の装備や手動利器が用いられる。 それらの装備工具・手動利器類のそれぞれは、通常、単一の機能が付与されているだけである。 それでは、所望の広さのスペースに合わせた事務所の中で生じる個々の問題に対処することができない。 しかしながら、これらの工具は、例えば、製造現場又は倉庫の中で、旅行での飛行機,列車又はホテル、のみならず、例えば、会合,講演,学校,大学又は図書館などのようなその人にとって定まった仕事の場にないときにも用いられることが度々あるものである。 そのユーザは、膨大な数の工具を持ち回らなければならず、それらは嵩高で重く、時として怪我をすることもあり、また例えば大きな工具箱に入れるなど広いスペースが必要となる。 従って、かかる仕事用の工具は、コンパクトに集合されて纏まった形で携帯できるようにすることが望ましいのである。 この発明が第一に指向するのは、特に業務用の多目的の手持ち用器具を提供することであり、これは、相互に第一の位置と第二の位置の間で可動な状態に接続してある第一及び第二のシェルを有しており、その第一の位置では、それらは共に長方形の器体を形成し、その第二の位置では、二つのシェルの間のスペースへのアクセスが確保されており、それらの二つのシェルの第一の位置を手動解除可能に固定するための手段が施される。 一つ又はそれ以上の装備工具を振り出したり引出したりすることができる単一キャリヤを具備する従来の携帯工具とは対照的に、二つのかかるシェルはここにも備えられているものの、それは、また二部分構成の装備工具、つまり、孔開け器又はステープラが、相互の関係において可動であるように装備工具を組合せることを可能にしている。 この発明が第二に指向するのは、ポケットナイフ型の手持ち用万能集合器具を提供することであり、これは、少なくとも一つの装備工具又は工具部品を包含する第一のシェルと、少なくとも一つの装備工具又は工具部品を包含ししている第二のシェルとを有しており、それは、少なくとも一つの装備工具を作動させてそれら二つのシェルを案内して相互に動かし、それらがコンパクトな実質的に合体した輪郭をなして実質的に折畳体を構成し、それらシェルが折畳体を構成した状態を、手動解除可能に固定するための手段が施されている。 全体を小さく纏めることは、閉じた状態でも開いた状態でも達成でき、また、一つ又はそれ以上の装備工具を作動させることが可能であり、これは、従来のポケットナイフであれば困難であった。 一つの装備工具が一つのシェル又は外殻部材の一つに組み合わされ、他の対応装備工具が、他のシェル又は外殻部材に組み合わされるようにした特徴的な機能には、孔開け,針止め(stapling)そして鋏で切ることなどが含まれている。 これらの機能のために必要な装備工具には、この発明の他の目的によればベアリングを具備しているものがある。 この発明が第三に目的とするのは、孔開け器とステープラを具備する結合器であるが、これは、孔開け器とステープラの作動要素を伴った第一のシェルと、孔開け器とステープラの他の作動要素を包含しており、しかも第一のシェルとの関係において開いた位置から閉じた位置にスプリングの付勢に抗して可動な第二のシェルとを有しており、二つのシェルは、その開いた位置では、針止め又は孔開けされる紙シートの挿入に十分な距離の間隔をあけ、そして、その閉じた位置では、実質的に合体した輪郭をなして実質的に折畳体を構成し、その閉じた状態を手動解除可能に固定するための手段が施される。 この発明が更に目的とするのは、孔開け器と鋏を具備する結合器であるが、それは、孔開け器の作動要素を伴った第一のシェルと孔開け器とは作動要素を包含していて第一のシェルとの関係で開いた位置から、スプリングの付勢に抗して閉じた位置に可動な第二のシェルとを有しており、二つのシェルは、その開いた位置では、孔開けされるべき紙シートの導入に十分な距離の間隔をあけ、その閉じた位置では、実質的に合体した輪郭をなして実質的に折畳体を構成し、その閉じた状態を手動解除可能に固定するための手段が施されており、そして、その鋏は、シェルの一つに組み合わされていると共に、その閉じた位置から作動位置に移行できるようになっており、而して、それらは、二つのシェルの相対的な動きによって作動できるようになっている。 他の態様としてこの発明が目的とするのは、また、ステープラと鋏を具備する結合器であるが、ステープラの作動要素を伴った第一のシェルと、ステープラの対応作動要素を包含していて第一のシェルとの関係で開いた位置から、スプリングの付勢に抗して閉じた位置に可動な第二のシェルとを有しており、二つのシェルは、その開いた位置では、針止めされるべき紙シートの導入に十分な距離の間隔をあけ、その閉じた位置では、実質的に合体した輪郭をなして実質的に折畳体を構成し、その閉じた状態を手動解除可能に固定するための手段が施されており、そして、その鋏は、シェルの一つに組み合わされていると共に、その閉じた位置から作動位置に移行できるようになっており、而して、それらは、二つのシェルの相対的な動きによって作動できるようになっている。 また、この発明が目的とするのは、ステープラと他の工具を具備する結合器であるが、ステープラの作動要素を伴った第一のシェルと、前記ステープラの対応作動要素を包含していて第一のシェルとの関係で開いた位置から、スプリングの付勢に抗して閉じた位置に可動な第二のシェルとを有しており、二つのシェルは、その開いた位置では、針止めされるべき紙シートの導入に十分な距離の間隔をあけ、その閉じた位置では、実質的に合体した輪郭をなして実質的に折畳体を構成し、その閉じた状態を手動解除可能に固定するための手段が施されており、そして、その他の装備工具は、シェルの一つに組み合わされていると共に、そのシェルから作動位置に移行できるようになっており、その場合の本体は、閉じた位置において装備工具を操作するためのハンドルを形成することになる。 また、この発明が目的とするのは、孔開け器と他の装備工具を具備する結合器であるが、孔開け器の作動要素を伴った第一のシェルと、前記孔開け器の対応作動要素を包含していて第一のシェルとの関係で開いた位置から、スプリングの付勢に抗して閉じた位置に可動な第二のシェルとを有しており、二つのシェルは、 その開いた位置では、孔開けされるべき紙シートの導入に十分な距離の間隔をあけ、その閉じた位置では、実質的に合体した輪郭をなして実質的に折畳体を構成し、その閉じた位置を手動解除可能に固定するための手段が施されており、そして、その工具は、シェルの一つに組み合わされていると共に、そのシェルから作動位置に移行できるようになっており、その場合の本体は、閉じた位置において装備工具を操作するためのハンドルを形成することになる。 更に、この発明が目的とするのは、鋏と他の工具の結合器であるが、第一のシェルと、第一のシェルとの関係で開いた位置から、スプリングの付勢に抗して閉じた位置に可動な第二のシェルとを有しており、二つのシェルは、その開いた位置では、作動に十分な間隔をあけ、その閉じた位置では、実質的に合体した輪郭をなして実質的に折畳体を構成し、その閉じた位置を手動解除可能に固定するための手段が施されており、そして、その工具は、シェルの一つに組み合わされていると共に、そのシェルから脱して作動位置に移行できるようになっており、その場合の本体は、閉じた位置において工具を操作するためのハンドルを形成している。 ステープラ,孔開け器,ステープラの針リムーバの組合せ器具は、例えば、D E−A−2625749号明細書に教示されている。 しかしながら、この装置は、明らかに机上での使用のために設計されたものであり、ポケットタイプとしてコンパクトに纏めることはできないものである。 二つのシェル又は外殻部材は、長方形で中空に構成されるのが好適であり、それは、基部面、頂部面そしてそれぞれの場合で二つの側部面と端部面とで画成される。 二つのシェルは、大体において同じ寸法にすると共に、大体において対称に形にしてあって、第一の位置又は閉じた位置では大体において上下に合致するように配置され、それらの基部面は、相互に対向するようにしてあり、而して、それらが、実質的に近接してコンパクトに纏まることができる器体を形成するようにすることが好適である。 それらのシェルの好適な輪郭は、全ての側面が丸い局面をなし、而して、その器具があらゆる使用位置に等しく保持できるようになる。 この場合、二つの側面は、平坦なものでも、また、例えば、スライドスイッチのような操作要素を組付けるために器具の輪郭表面を後退させ、以て、その操作素子がシェル部材の輪郭から突出しないようにしてもよい。 離隔継手部材を取付けて、その器具を閉じるときに人の手が間に挟まれないようにすることもできる。 もしあらゆる方向に移動できる継手又は隙間を対称なシェルの間に配するならば、特定の好適な形が得られることになる。 勿論、それらのシェルは、異なる寸法、とりわけ異なる高さにすることも可能であり、また、その輪郭もお互いに異なるものとすることも可能である。 また、勿論、それらのシェルは、第一の位置において、全体的に又は部分的に一側から他側に又は入れ替わったり、又は完全に又は部分的に重なり合ったりするように動かすことができるようにできて、そのために、それらの輪郭は、相互に相関的に合致するようにしてある。 例えば、針止め又は孔開けをしようとするときのように、その手持ち用の器具のある目的で使用する場合には、それらのシェルの間にある自由空間にアクセスするために、対応する収納開口部又はアクセス溝が、かかる実施態様でそのシェルに設けられる。 また、二つ以上のシェルを設けて、例えば、孔開け器やステープラ又は鋏のような部分的な複数の機能をそれらシェルを通じて発揮させることができる。 それらのシェルは、平行な案内部材又は好適にはそれらのシェルの端部面の近くに配され、旋回用軸がそれらのシェルの長手軸を横切って配され且つ基部面と頂部面と平行な枢着部によって相互に連結されるようにしてもよい。 その枢着部は、一つのシェルの中空部に配されて、ベアリングブロックによって他のシェルに接続している。 第一の位置では、それらのシェルは、固定機構によって固定又は固定解除されるのであるが、その固定機構は、その枢着部からある距離を置いた部分に配されており、好適にはその枢着部の反対部分の端部壁面近くの一つの頂部面に配されていて手動操作ができる固定機構のボタンで固定又は非固定位置に移行操作される。 その固定機構の設計は、非固定位置において、むしろ基部面より突出してその器具のある機能の障害となり得る場合には、それらは、それらの基部面の裏側に配したり、これらを弾力的に後退させるようにすることもできる。 好適な実施例によれば、固定は、例えば、針止めや孔開けのような器具機能のために設けられた自由空間の外側、例えばベアリングブロック上でも行なうことができる。 不注意で器具を開いたり固定したりしたときに生じる故障を避けるために、その固定機構は、固定位置及び非固定位置に掛け金施錠される。 この場合、その固定機構のスイッチは、例えば、二位置スライデングスイッチのように設計することができる。 シェルを第一の位置から第二の位置に移行させるために、好適にはレッグスプリング又は圧縮スプリングのようなもので、しかも枢着部に又はその近傍に配したスプリング部材を設けることができる。 第二の位置は、それらのシェルの通路開口を制限しているストッパによって画成されている。 そのシェルには、その器具が開かれたときに相互方向に移動する収納部が動いて入ることができる対応凹部が設けられ、この場合には、例えば、孔開け器に対する押し込み溝のような自由空間へのアクセスは開いたまま確保されるべきである。 装備工具としての作動要素が両方のシェルに組合せられている、例えば、ステープラや孔開け器の工具又は装備具の他に、また、多くの工具又は装備工具を各シェルに組合せられることができるのであり、それは、これらの工具又は装備をそのシェルから引出して収納位置から使用位置に置くことができ、そこでは、それらはシェルの中では実質的に組合せた状態にある。 それらの装備工具は、好適には基部面,頂部面又は側部面に平行な幅広い側部で以てシェルの中に配置され、そのシェルの中で、回転、旋回又は滑動するように取付けられている。 それらの装備工具を使用位置に振出し又は移行させたりするために、対応する開口スロットがそれらのシェルの外表面に設けられる。 一つ又はそれ以上の装備工具は好適には相互に平行に配して、それらのシェルの中に組合せることができ、而して、前記装備工具は、同じ又は反対方向の動きによって、その使用位置に振出したり移行させたりすることができる。 好適な設計例によれば、移行可能な装備工具は、側部面に平行でその側部面に直接摺接しているそれらの幅広い側部でそのシェルの中に取付けられており、しかも、それらは、端部面に対応して開設した溝を通じてその使用位置に移行することができる。 更に別の装備工具組合せができる自由空間を、その取付けられる装備工具間に設けて、それらが側部面に沿って配設されるようにするのが好適である。 そのシェル内の装備工具の移動を案内するために、それらの装備工具は、押出し方向の後部にあるそれらの端部で接続する案内手段を設けてもよく、その接続案内手段は、例えば、長手方向に延在するスロット内に設けた滑動子のような長手方向の案内手段としてそれらのシェルの中に取付けられている。 それらの装備工具の使用位置は、振出し又は押出しの軌道の限界を画しているストッパによって画成される。 その装備工具は、手動で解除することができる捕捉手段によって収納位置と使用位置とを固定される。 その捕捉手段は、各装備工具に個々的に、又はある数の装備工具に一つという具合に設けることができる。 それらの装備工具の振出し又は振り込み収納又は滑動は、スプリングの力によって補助されるようにすることができる。 それらの装備工具は、好適にはシェルの側部面又は頂部面に配された操作素子によって調節がなされる。 移動可能な装備工具の場合には、それらに対応する長手方向の溝状凹部が、側部面及び/又は頂部面に設けられ、また、幾つかの操作素子を共通のその凹部に合致させることができる。 操作素子のために、凹部を側部面及び/又は頂部面に設けることができ、それらの操作素子は、その凹部の中に配置されてそれら操作素子の外表面はその頂部面及び/又は側部面と面一となる。 この構成では、複数の操作素子のために共通の凹部を設けることができる。 装備工具がシェルの中に取付けられていてそれらが反対方向に移動できるような場合には、それらの操作素子は、それらが互いの方向に向かうように配置することができる。 而して、この場合には、二つの装備工具の一つだけが延出できるように保障される。 別な例として、それらの操作素子は、それらが相互にすれ違い通過して、装備工具の延長軌道が増大するように構成することができる。 それらの操作素子は、 接続案内手段の範囲内で装備工具に接続していて、しかも、それらは、同時に捕捉手段を作動又は非作動の状態にさせるようにするのが好適である。 この目的のために、それらの操作素子は、例えば、押しボタン又はスライドスイッチにしてもよく、あるいは、捕捉手段が作動され又は非作動の状態にされ得るような押しボタン又はスライドスイッチを設けてもよい。 また、所望により、全ての装備工具又は装備工具のあるグループを収納位置に固定するための中央固定手段を設けることもできる。 この所望により設けられる中央固定手段は、別体の操作素子として設計するか、又は、例えば固定機構のボタンと結合させることも可能である。 また、適当な装備工具として、例えば、拡大鏡、物差し又は,ポインタ又は筆記具,前記装備工具が把持されてそれらの使用位置に引き出され又はそれらのシェルをその全長になるまで引き出したりする端部空間を設けることができる。 ある装備工具、例えば物差し又は筆記具などは、それらをシェルに対してそこから取外しができるように組付けることが好適である。 この目的のために、それらの装備工具を押し込み、そこで捕捉して固定することができる溝状のチャンネルを設けることも可能である。 かかるチャンネルは、シェルの全長にわたって延在してよく、そして、端部面にある押し込み溝を通じてアクセスすることができる。 また、シェルを振り出すことができる受容チャンバを設けることができる。 損壊したか、あるいは欠陥のある装備工具を交換する目的で、それらの装備工具は、接続案内手段に対して着脱自在に接続してある。 この目的のために、それらの接続案内手段は、好ましくは、その装備工具を交換できる所望のところまでシェルから引き出すことができるようにする。 それらの装備工具は、各場合においてその手持ち用機器に要求されるいかなる組合せでも、所望により、一つの又は両方のシェルの中に、それらの幅広い側部を頂部面と底部面及び/又は側部面と平行にし、それらが振出し及び/又は同じ方向又は反対方向に移動できるようにする。 それらの装備工具は、固定的ブレード又は交換ブレード又は折除式ブレード( break-off blades)を有する「カッタブレード」と称するもので構成してもよいのであり、後者は、好適には、シェルの中にその長手方向に移動可能な手段で取付けられていて、しかも、またその移動軌道の途中で固定できるようにしてあるとよい。 適切な操作のために、刃先は、使用位置においてそれらが取付けられているシェルの頂部面の方向に向いていることが好ましい。 それらの装備工具は、また、ステープラの針を除去する手段を有していてもよく、それは、横断面がUの字形をなしていることが望ましく、その基部面と二つの脚部面は自由端に向かってテーパが設けてある。 更に、そのステープラの針を除去する手段の外端部は、また、ねじ回しとして設計することもできる。 最も良好な操作のために、そのステープラの針を除去する手段は、頂部面又は側部面の内側に直接的に配設されていることが好ましく、その外方に向いた基部面に対して斜めになっており、またその脚面によってそれが取付けられているシェルの長手軸の方に向けられている。 そのステープラの針を除去する手段は、その対応するシェルの中で長手方向に移動できるような手段で案内されるのが好適であり、その針を除去する手段は、 そのステープラにおける針を除去する手段のための開口スロットのところに配置するのが好適であり、その針除去部分は、そのステープラの針を除去する手段のUの字形と合致して、そのステープラの針を除去する手段が使用状態に押しだされたときに針を除去するものである。 更にまた、それらの装備工具は、一つの鋏であることもあり、それは、鋏のブレードが共に振り出されるように一つのシェルの中に長手方向の移動ができるような手段で取り付けられることが好ましい。 端部面の近くに配されてその回転軸がシェルの長手軸を横切るようになっており、しかも基部面又は頂部面と平行である枢着部を具備する実施例は好適なものであるが、この場合、その鋏のブレードは、そのシェルの中にそれらの幅広い側部がそのシェルの側部面と平行に延在し、且つその鋏の軸が枢着部の回転軸と平行に延在しており、その鋏が、その枢着部が組付けられているシェルの中に組付けられるのが好適である。 鋏を用いるためには、その鋏の刃は、枢着部の近くにある端部壁に配された開口スロットを通じて、その鋏の軸と枢着部の回転軸とが、実質的に上下に重なるか、相互に同心となるまで、シェルから引き出される。 その鋏のブレードは、鋏の柄によって鋏用の枢着部を越えて延在する。 鋏の柄の一つは、接続案内手段として設計されており、そのシェルの中に長手方向に移動可能な方法で取り付けられ、また、鋏の第二の柄は、使用位置においてその鋏のブレードを開くときに、 基部面に形成された凹部を通じて、他のシェルの方向に移動する。 鋏の使用位置では、鋏の第二の柄は、例えば鋏用スプリングによって他のシェルと共動接続状態に保たれ、それは、鋏のブレード又は柄を相互に別個に又は継手要素を介して押して、その鋏のブレードが、それらのシェルにおける第一の位置と第二の位置の間の動きによって旋回して開いたり閉じたりすることができるようになっている。 この場合、幾何学的な動きを保障するために、鋏の第二の柄は、それが支持されているか、あるいは接続されているシェルとの関係で長手方向に動けるようになっていることが確保されていなければならない。 鋏の第一の柄が、シェルの中に押し込まれると、鋏の第二の柄に接続している鋏のブレードは、頂部面のに指向している端部壁の開口スロットの終点縁部に向かって動き、 その結果、二本の鋏のブレード又は柄は共に旋回し、而して、それらの全長にわたってそれらの収納位置に押し戻されるようになっている。 別な態様によれば、勿論、それらのシェルは一番始めに第一の位置に移動させることができるのであり、そして、鋏のブレード又は柄は、その結果既に旋回しており、その後にそのシェルの中に押し戻されるのである。 適当な制御手段を設けると、それは、鋏のブレードを、そのシェルのいかなる関連位置においても、 接続し、接続離脱し、また、押出したり押し込んだりすることを可能にする。 切られる材料がシェルとぶつからないようにするために、その鋏のブレードには、対応して偏ったエッジを設け、また、シェルの端部面には対応する曲面部を設けて、これらが切られる材料をしてシェルを通過させるように案内する。 枢着部を越えて移動される鋏のブレードの枢着部によって、端部面と鋏のブレードの逸らし用エッジとの距離は増大し、その偏らせ効果は更に良好になる。 更に、別な固定的又は可動な偏らせ手段をその鋏のブレード及び/又はそれらのシェルに設けることができ、それは、その鋏の押出し又は押込み動作により作動又は非作動の状態に置くことができるものである。 鋏の収納位置と使用位置との間の移動のための滑動部は、案内する柄において構成するのが好ましく、この場合、鋏の他の柄には、対応する凹部を設けるか又はその柄を短くするかして、その鋏の柄全体を閉じることができるようにする。 また、別な実施態様として、シェルにおける相対的な動きによって作動される一つの鋏を設けることができるが、それは、シェルの一つから押し出され、又は振り出され、そして閉じた状態では手動によりシェルで操作されることが好ましい。この場合、その鋏のブレードは、鋏をシェルの中に引き込んだり又はそこから延出したりする目的で非作動状態に置くことができる別体の鋏用スプリングによって開くことができる。これは、好適には鋏に組付けた別体の固定部材、シェル中の案内部又は制御手段によることもでき、その場合、鋏を外での使用位置で固定したり非固定にしたり、また鋏のブレードを開閉したりする機能は、相互関連の状態にしておくのが好ましい。更に拡大鏡を装備工具することも可能であり、この拡大鏡は、板状マウントで組付けるのが好適であり、シェルにその幅広い側部を基部面と頂部面に平行となるようにして可動状態で取付けることが好適であり、しかも端部側の開口スロットからその使用位置に移行できるようにしてある。その拡大鏡は、スプリングにより押し出され、そして、端部側で解除できる固定装置によってシェルの中に保持される。案内部では、その拡大鏡は、分岐するか凹部を有するかして、他の装備工具のための余地を残している。その板状マウントは二つの部片で構成されており、これらは、押出し方向を横切るように配され且つ前記二つ部片の平面に平行な枢軸によって相互に接続しており、その外側の部片が拡大鏡を包含していて、それはシェルに対して度を保っており、これは、特に、端部面に配した照明器具と結合した操作性をかなりの程度改善するものである。それらの装備工具には、更に測定とテンプレートの機能を有する物差しを包含することができ、この物差しは、シェルの中に緩く組合せてあり、しかも使用の都合によってその全長にわたって取り出すことができるようになっている。押し込みチャンネルをこの装備工具の組付けのために備えてもよく、このチャンネルは、頂部面の一つの内側に直接的に配し、そして、実質的に、物差しがその幅広い側部を頂部面に平行にして押し込まれるシェルの全長にわたって延在している。その物差しは、突起部又は解除可能な固定手段によってそのシェル中で収納位置を固定され、そして、それは端部側着脱自在グリップによるか押出し用スプリングによって前記シェルから取り外すことができる。装備工具には、更に巻き尺を包含することができるのであるが、これは、一つのシェル中に組付けて、頂部面又は基部面に直角に配した軸に巻き上げるようにするのが好適であり、そして、それは、端部面及び/又は側部面に開設したスロットを通じてシェルから引き出すことができる。その巻き尺は、側部壁に配した移動可能な装備工具の移動通路の外側に配するのが好ましく、そうすることにより、そのシェルの最大内部幅がその巻き尺の組付けに使用できようになる。その巻き尺は、巻き上げスプリングと、好適には端部面に配したボタンによって作動と非作動の状態に置くことができる固定ブレーキ装置とを備えている。勿論、特に、シェル間の分離平面が中心にないか、又はそれらのシェルが他の内側又はそれを越えて移動するものであるときは、巻き尺を複数のシェルに組付け、側部面及び/又は端部面に対して直角に配した軸に巻き上げるようにすることも可能であり、而して、それらのシェルの一つの中に必要な設置高さが確保できて、縦に配した巻き尺を組付けるための余裕を生じることになる。更に、又はその代わりに、その巻き尺に対して、シェルの中で粘着テープディスペンサも組付けることができる。交換できる粘着テープ巻体を受容するために、シェルの一つは、粘着テープ巻体が回転可能に取付けられるハブを有するマウントを包含している。その粘着テープ巻体は、そこで、それらのシェルの中に巻き尺と近似的な異なる形で配することができる。粘着テープを引き出すために、好適には切取り用縁刃を備えた通路溝孔が、シェルの側部面,端部面又は頂部面の適当なところに設けられるべきである。好適な設計としては、切取り用縁刃は、そのシェルに可動に取付けたテープホルダに設けることができるが、それは、シェルから例えば振出し、その過程においてはその粘着テープを掴むのに適当な程度に先端を引き出す。テープホルダの内側は非粘着性の塗装が施されており、その結果、その粘着テープは、テープホルダが振出されるときにテープホルダから簡単に離脱することができる。そのテープホルダは、内部及び/又は外部一で掛け止められるか、スプリングの力によってその一つの位置から他の位置に移行することができる。粘着テープを交換するため、そのマウントに対して、好適にはカバーによって閉鎖することができる開口を通じてアクセスできる。別な態様として、そのマウントは、そのシェルから、その粘着テープ巻体がそのマウントに装填できるかそこから除去できる程度までに、例えばキャリヤの上で取り出すことができる。また、使用するために、その粘着テープディスペンサの全体をシェルから振出し又は押出すことができる。更に別の装備工具としては、シェルに取付けた照明器具があり、その光が発射される開口は好適には端部面に配されている。その照明器具に電源を供給するための電池がシェルの電池室内に設けられていて、その電池室は、その照明器具の裏側に配置されており、例えば頂部面に設けて閉鎖できる開口を通じてアクセスすることができる。その照明器具は、好適には光が発射される開口の近くに設けた電気スイッチで点けたり消したりすることができるようになっている。もし、この手持ち用器具が照明器具と拡大鏡とを備えるのであれば、好適な実施例によれば、共通の端部表面又は隣接する端部表面に配することができて、使用位置に延ばした拡大鏡の下の空間を照らすことが可能になる。また、かかる実施例によれば、その照明器具は、拡大鏡に直接設けること、及び/又は、拡大鏡が差し延べられたときに自動的にスイッチが入るようにすることができる。更に、又はこれに代えて、その照明器具には、更にまたレーザポインタと呼ばれているポインタ(illuminated pointer)をシェルの中で組付けることができ、 そねその光が発射される開口は、好適には同じようにして端部面に配される。照明器具とレーザポインタとを結合して設ける場合には、これらは、光を発射する共通の開口を設け、且つ共通の電源を供給するようにして、同じシェルの中でお互いに隣合わせるか、あるいは上下に配するのが好適であり、例えば、1の位置が点灯、2の位置がレーザポインタとしてあるコンビネーションスイッチで切換え操作ができるようにする。入れ子式に引き出すことができるポインタは、好適にはシェルの一つからその端部側の開口から引き出すことができるように設けられてあり、そのポインタを握ることができるまでそのシェルから押し出すことのできる押出装置を設けることができる。その装備工具には、また、ステープラを包含してもよく、この場合は、装備工具は、両シェルの中に組付けられている。好適な実施例によれば、そのステープラヘッドは、第一のシェルに設けてあり、針ドライバが第二のシェルに設けてある。この第一の変形例には、二つのシェルが、枢着部によって一端側の近くで相互に連結しているようにするのが好適であり、その回転軸は、それらのシェルの長手軸を横切る方向にしかも基部面と頂部面に対して平行に配されており、そのステープラヘッドのみならず針ドライバは、その枢着部と反対の端部面の近くに配されている。針止めのために最大数のシート材が供給される場合でも、そのステープラヘッドが針止めされる紙シート材の上に正しく配置され、その紙シート材がシェルによって損傷されることがなく、針止めされる紙シート材を押し込むことができる自由空間を包含しているシェルのその範囲は、対応して凹陥しており、ステープラヘッドが枢着してある枢動アームは、針止めされる紙シート材に向かって傾いている部分を有しており、しかも第一のシェルに配されている。そのステープラ機構は、針ブロックを受け入れるために第一のシェルの中に可動に案内された針マガジンを有している。その針マガジンは、マガジン用のスプリングによって第二のシェルの方向に予め付勢されており、その針ドライバは、針ブロックの高さを越えて針マガジンの外に延出するまで第一のシェルの外に動かされるようになっている。その針マガジンの外側位置は、例えば、第一のシェル及び/又は針マガジンに設けた滑動スイッチのようなマガジンストッパによって制限されていて、手動で解除できるようになっており、その結果、第一のシェルとその針マガジンとは、 その針ブロックが装填されるように相互に別々に枢着されることになる。別な態様として、また、そのマガジン用スプリングの通路は、第一のシェルに設けられたストッパによって制限されるようにすることもできる。従ってこれによれば、 針マガジンの外側位置を制限するためのマガジンストッパが提供され、そして、 針ブロックを装填するために、マガジンストッパを解除することなく第一のシェルと針マガジンとを別個に枢動操作ができる。針ブロックを装填するために針マガジンにアクセスするのを容易にするためには、それらのシェルの開脚軌道を制限するストッパを解除することができるようになっている。更にまた、その第二のシェルにあるストッパによって針マガジンの開脚軌道を制限し、そしてそれらのシェルがそのストッパを越えて移動させることができる。この実施例の場合には、これらのシェルを第一の位置から第二の位置に移行させるためのスプリングの力を、その針マガジンを介して第二のシェルから第一のシェルに伝導されるようにすると好適なものとなる。この実施例の場合は、針マガジンの設計によっては、針マガジンを越えたところにある開脚軌道は、固定されるか解除可能なストッパによって制限されるようにすることができる。好適な実施例によれば、そのステープラは非作動の状態に置くことができる。これは、更に別な装備工具、例えば、第一の位置と第二の位置との間でそれらシェルの相対的な動きによって作動されるような鋏や孔開け器が、その手持ち用器具の中に集積して纏められるのに必要なことである。この場合、その鋏又は孔開け器が用いられるときは勿論のこと、それらシェルが相互に固定されるときにも、そのステープラの非作動状態に保持たれることが必要である。更に、スプリングの力は孔開け器又は鋏が用いられるときと、それらシェルが相互に固定されるときには、克服されなければならないので、もし、そのステープラが用いられるときだけに、より高いマガジン用のスプリングの力が作用するようにすると効果的である。その解除機構の態様によるのであるが、第一のシェルの全高は、かなり減少され、そして、その結果その器具は、かなりの程度よりコンパクトな構造になる。ステープラの非作動の状態に置くのには数種類のやり方がある。その器具の迅速で直截な操作のためには、ステープラの作動・非作動の切換えは、好適にはそれらシェルの外側に取付けた作動部材を介して行なうことができる。有効な手段は、枢着部のある反対側の第一のシェルの端部域のステープラヘッドの近くに配した作動部材によって達成できる。その作動部材は、ここでは、押しボタン、スライド式スイッチ又はロッカースイッチのようなものが好適であり、それは、前記スイッチが操作されるときに、力のベクトルを、開いた器具が閉じる方向には向かないようにするべきである。そのステープラは、一回の針止め動作だけの各場合に機能するようにすることが好ましい。そうすると、器具使用前のステープラの作動抑止位置の固定、あるいは、例えば、孔開け器又は鋏のような他の機能の使用前のステープラの作動抑止位置の固定を「忘れ」ないようにすることが保障されるし、また、勿論、抑止機構を、作動位置とした後は、ステープラを作動位置に残したまま、作動部材を介して作動抑止状態にされるときまで、一連の針止め動作ができるようにすることも可能である。また、抑止機構には、例えば、針の取外し、針止め、単数回針止め操作などの複数の機能を選択することができるように設計することも包含している。更にまた、その器具が次に開いたときに、ステープラは、その機能がおそらくは全く必要ではないにもかかわらず作動状態となっているであろうから、そのステープラ機構を、その器具が開かれているときだけ作動状態にすることができ、その作動位置への切換えは、その器具が閉じているときはできないように設計することも可能である。これは、例えば、 その器具が閉じた状態にあるときに抑止機構が固定され(blocked)てなされる。更にまた、ステープラが作動状態にあるときに、−例えば、固定機構のスイッチが誤って動かされてしまった結果として−器具が意図せずして固定されることがないように保障される。これは、固定機構によって行なうのが好適であり、抑止機構は、ステープラが作動状態にあって固定機構が閉じた位置にできないときまで、相互に補完機能をなす。効果的な手段は、それらシェルの固定がその閉じた位置だけ可能となるように固定機構を設計とすることで達成できる。好適な実施例によれば、ステープラの作動抑止のために、後退している針ドライバで、針マガジンをマガジン用のスプリングの力に抗して第一のシェルの中に保持し固定するマガジン固定機構を提供することが可能である。固定は、ステープラの各一回だけの使用の後に自動的に行われ、ステープラを作動状態にするには、そのマガジン固定機構を手動で解除するようにすれば便利である。かくして、針マガジンは、マガジン用スプリングの力によって第一のシェルからマガジンストッパのところまで出てくると共に、その過程において、その針ドライバは、 針ブロックが針停止部の方向に向かってそこに至るまで移動できる。針マガジンの延出動作は、ここでは緩衝部材によって制動される。一回の針止め動作が行われた後に、その針マガジンは、自動的に第一のシェルの中に再固定される。そのマガジン固定手段は、そのシェルの例えばステープラヘッドの次の位置の外部表面に配置されているステープラ用のボタンを介して作動抑止されるようにするのが好ましい。好適な実施例によれば、そのマガジン固定機構は、スプリングによって予め付勢されていて、その針マガジンを各一回の針止め操作毎に固定する。各針止め動作の前にステープラ用のボタンを介して手動で行なうのはマガジン固定機構の作動抑止だけである。前述の如く、手動でスイッチを切るようになっている針マガジンを自動的に固定することや、ステープラを「一回毎の針止め」と「繰り返し針止め」とにわたって切換えてしかるべく自動的に固定することが可能である。その固定可能な針マガジンの変形例の場合では、その針マガジンに新規に装填された針ブロックは、ステープルドライバが針マガジンの中に引き込まれるまでは針停止部からある距離を保っている。これは、例えば、そのステープルドライバが針マガジンの中に引き込まれるまで、針ブロックがステープルドライバが作動範囲から後退位置に保持される別添の又は可動の針停止部や、また、例えば新規に針ブロックが装填されるときの針マガジンと第一のシェルとの間の相対的な動きによって、作動位置に置かれるか作動抑止されるようにすることで実現できる。そのステープラは、また、針ドライバと針ブロックとの操作可能な接続を直接遮断することによって作動抑止状態にすることができるのであり、それは、例えば、その針テープルドライバの引き込みをブロックメンバによって防止したり、 あるいは、針ドライバを第一のシェルの中に可動に配置して例えば移動や振出しをすることによって非作動位置から作動位置に調節することができるようにすることであり、その結果、これらの実施例の場合もまた、「一回毎の針止め」と「 繰り返し針止め」とを選択することができるようになる。ブロックメンバ又は針ドライバを、作動位置又は非作動位置にスプリングによって予め個々的に付勢したり、各針止め作動の後で積極制御装置を介してこれらの位置に戻るように誘導したり、また、それぞれの場合で、例えばステープラ用のボタンによって「一回毎の針止め」にだけの作動とすることができる。運動学的に逆なことをいえば、 勿論、また、ステープラの作動抑止をするには、針ブロックを突き棒部の作動範囲外に動かして非作動位置に置くことも可能である。最後に、ステープラの作動抑止をするには、ステープラそのものを針マガジンとその針マガジンから延出している針ドライバと共に作動部材によって第一のシェルの中に動かし、ステープラを作動状態にするには、前記第一のシェルから全体を延出させるようにすることも可能である。更に、針ドライバを動かすことも可能であり、もし必要ならば第二のシェルの基部面をステープラヘッドの動きの範囲に動かすことも可能であり、そうすると、第一のシェルから突出しているステープラ全体のこれらの部品は、その器具がステープラを作動状態にしないままで閉じたときに、第二のシェルの中に移動することができる。しかしながら、これらの実施例は、その器具の全体の高さを増すことは明らかである。その針マガジンは、Uの字形の横断面を有していることが好ましく、また、打ち抜きや曲げ加工により、一枚の金属シートから形成することができる。好適には、Uの字形の解放側は、針マガジンの前部で第一のシェルの頂部面の方と、枢着部と連結する後部で第二のシェルの方とに向かっている。この場合、前部は、 針ブロックを受ける空間にしてあり、後部には、例えば、第二のシェルに配された孔開け器のパンチガイドのための凹部と孔開けの作動装置とを具備している。このようにして短くなる針ブロックのための受入れ空間があるので、ローディングスライダは、張力スプリングを介して針用ストッパに押し付けられるようにすると好適である。ローディングスライダの中に設けられる時計スプリングを用いたて、その自由端を針用ストッパのの範囲で針マガジンに固定することにより、 コンパクトの設計ができる。針ブロックの装填のためには、また、その針用ストッパを針マガジンに可動に配したり、枢動して針ブロックが針マガジンの端部側に導入されるのを許容するようにすることが可能である。これらに代えて、針マガジンは、「スプリング用チャンバ」と称されるものとして設計することができる。この設計の場合、その針マガジンは、枢着部に設けた外側チャンネル部材に長手方向に可動な状態で取付け、そして、その針マガジンは、解除部材の作動によって、押出しスプリングの力の作用下で、その針ブロックが上から延長している針マガジンに装填できる範囲までその外側チャンネルの外方に付勢される。従って、針マガジン及び/又は第一のシェルを針装填のために振出して開く手段を構成することが可能であり、これによれば、器具の安定性と操作性とがかなりの程度改善される。ステープラの作動抑止機構の形式によっては、スプリング室は、針マガジンが作動状態に置かれたときの解除だけができて、第一のシェルの端部壁は、外側チャンネルの上に上昇しそのスプリング室がその端部壁の下に延在することができるまで上昇するものとなる。そのスプリング室は、枢着部の近くに配された第一のシェルのその端部壁の範囲に配されている作動部材を介して解除されるように構成されのが好適であり、そして、その作動部材は、解放用スプリングを横方向に越えている桁部材(webs)を介してスプリングチャンバと、−もし存在するならば−孔開け機構と操作自在に接続しているとよい。外側チャンネルの基部壁は、それぞれの針止め操作の最中に針マガジンの針出し開口が外側チャンネルの前の針止めされる材料と接触する範囲に、 ステープラヘッドのところで後退させて置くべきである。そのステープラは、また、フラットクリンチ機構(flat-clinch mechanism)と称される構成を備えており、これによって、シェルの第一段移動で針を針止めされる紙シートに刺し込み、その後に、その針は、シェルの第二段階移動で折り曲げられる。かかる機構があるにもかかわらず、この器具をできるだけ狭小に構成するためには、針マガジン及び/又は外側チャンネルに主たるスプリングにできるだけ近いところに配置された基部開口を設け、そのこれを通じて第一のシェルに配置したトランスミッションレバーを通じて下の第二のシェルの方向に突出させるようにしてもよい。かくして、そのトランスミッションレバーは、ベアリングブロックの壁の間に位置することができ、而して、損傷から保護され、その器具の中に隠れるように組合せられる。ステープラの金床部は、第二のシェルの基部面に配置するのが好適である。幾つかの金床部は、開いた針又は閉じた針のために、別体のスライダ又は回転板上の第二のシェルに対して可動に取付けられてもよい。自由な空間が、針マガジン及び/又は外側チャンネルと第一のシェルの側部面及び/又は頂部面との間に配されることが望ましく、その自由な空間には、更に、例えば、ナイフ、カッタブレード、鋏,針除去器/ねじ回し,物差し又は拡大鏡のような、特に、長手方向に移動可能な又は振出し可能の平坦な装備工具を組合せることが可能である。これらは、第一のシェル及び/又は針マガジン及び/ 又は外側チャンネル上に案内されるようにしてよい。シェルを固定するための固定機構は、そのステープラと第一のシェルの頂部面との間の空間に配置することが望ましく、それで、好適には針マガジン及び/又は外側チャンネルを横切るように越えて案内ささている継手部材を介して第二のシェルへの操作可能な接続が行われる。最後に、これらの装備工具は、また、一つの孔開け器で構成されてもよく、この場合は、作動素子は、また両シェルの間に供給される。好適な実施例によれは、その孔開け機構は、第二のシェルに配されるが適当であり、第二の位置から第一の位置への移行の最中に第一のシェルによって作動させられる。その孔開け器は、一つのパンチ部だけを備えており、それによって、手持ち用器具をかなりの程度に、簡素化、小型化、そしてコンパクト化した構造とすることができる。更に、この手持ち用器具は、国によって大変に異なる孔間基準に合わせるための付属装置を必要とすることなく簡単に使用することができるし、それは、小なる力で孔開け作業ができることを意味し、特に、この手持ち用器具がこれを支える机の上で使用されないときに効果的である。第一の位置と第二の位置との間を移行するシェルによって、孔開け器の動作でその手持ち用器具の他の用途が邪魔されることがないので、孔開け器は、これを前記シェルに沿ってそれぞれの場合に担持することが可能である。勿論、孔開け器の機能は、また、しかしながら、オン・オフの切換えができるのである。その孔開け機構は、基部面と頂部面に対して直角にして第二のシェルに配されたパンチガイド部に取付けるのが好適である。孔開け器を設けるために、それらのシェルは、それぞれの一端側部の近くで、 回転軸がそれらのシェルの長手軸を横切る方向に、且つ基部面と頂部面に平行に配されている枢着部を介して相互に連結していることが望ましく、そのパンチ部は、その枢着部とその枢着部とは反対の端部面との間に、大体においてそれらシェルの長手中心軸に沿ってしかもその枢着部の近くに配されることが望ましい。そのパンチガイドは、ベアリングブロックと共に、基部面の範囲で第二のシェルに固定されて第一のシェルの方に延出している普通のアッセンブリを形成する利点があり、その場合、対応する凹部が第一のシェル及び/又は針マガジンの外側チャンネルに設けられることになる。そのパンチ部は、第一のシェル、針マガジン又は外側チャンネルによって作動状態に置かれ、それによって、そのパンチ部は、操作可能な接続に置かれる。その操作可能な接続は、例えば、そのパンチ部と針マガジン及び/又は外側チャンネル又は第一のシェルの中に案内されている横ボルトのようなキャリッジ( carry-along member)、又はそれぞれの場合でこれらの一つ又はそれ以上の部分を押したり引いたりするための別体のキャリッジを介して行われる。この変形例の利点は、そのパンチ部が積極的制御を伴って両方向の動きを案内され、それ故に、孔開け作業の最中のパンチ部の跳ね上がりが、第一のシェルを引くことによって容易に解放されることである。また、この実施例の場合には、 ボルトを、シェル及び/又は外側チャンネル又は針マガジンの開脚軌道を制限するストッパとすることも可能である。最後に、この変形例の場合は、ステープラと鋏とが用いられるときに、そのパンチ部は、スプリングの力が負荷されていない状態で担持搬送されるから磨耗が少ない。その一つの又はそれ以上のキャリッジがパンチガイドの上に配されるならば、その全体の高さを減少することができる。力がパンチ部に伝たわるときに生じる傾きのモーメントによって生じる摩擦力を減少させるために、力の伝達は、例えば、連結棒又はパンチ部の端部面に取付けたボールを介して行うようにすることができる。勿論、そのパンチ部は、また、好適にはパンチガイドの中に配した圧縮スプリングによって非作動位置に予め付勢することもできるのであり、その場合、そのパンチ部はキャリッジを介してのみ作動状態となる。それ故に、第一のシェル及び/又は外側チャンネルと針マガジンを、パンチ部の外側ストッパを越えて枢動させることができるであり、これは、特に、針ブロックを針マガジンに導入装填するのに有利である。また、パンチ部に配された圧縮スプリングは、同時に、それらのシェルを第一の位置から第二の位置に移行させるのに用いることができる。更にまた、孔開け機構は、基面プラットフォームを有しており、これは、第二のシェルに配されていて基部面又はその平面に平行となるように配置されている。孔開けされる紙を挿入するための導入隙間が、基面プラットフォームとパンチガイドとの間に形成される。その導入スロットは、両側部面に向いて二側部とそれらシェルの端部面に向いて一側部とに開口している。それらシェルにパンチ部を同じく配置することは、本質的に両端部面からの孔開け器へのアクセスができるようにするためであるが、その器具の構造を二つの変形例で異なるものにすることも想定している。二つの変形例は、また孔開け器の用法における容易さが異なるのである。もし、枢着部の反対側にある端部面から孔開け器に紙が挿入されるならば、そこで、その二つのシェルは、その殆どの部分が紙面上に突出し、これを支えるための机がないと孔開け器を操作するのがより困難になる。圧下されるシェルによって紙シートが破損するのを避けるために、好適には孔開け作業の際のそれらのシェルの閉じる動きを制限するストッパ及び/又はシェルにおける側部面と端部面及び/又は基部面の対応する凹部が設けられなければならない。パンチ部の対応する前進は、孔開け動作が、第一のシェルの基部面及び/又は側部面と端部面の紙面接触に至る前に終了することを保障するようにするのが好ましい。他方において、シェルの第二の位置において、そのパンチ部は、導入孔から全長にわたって延出することを保障する。もし、紙シートが、枢着部の近くにある端部面から挿入されのようになっているならば、それは、孔開け器の操作はかなり改善され、そこで、ベアリングブロックは、第二のシェルに連結したパンチガイドにエクステンションアームの形で配置される。この実施例の場合も、また対応する凹部がシェルに設けられていて、シェルが閉じるときにこれらによって紙が破損しないようにしている。これらの凹部は段状の後退部分の形でよい。もし、孔開け器とステープラのために押し込み開口が設けられ、そして、その開口が共通の平面に配され、その器具が閉じているときには同じ高さにあるようにすれば器具の好適な実施例が得られる。更に、それらのシェルは、閉じた位置にあるときは、それらの基部面は相互に孔開け器のための押し込み孔の高さ実質的に対応する距離で広がって分かれており、そして、金床部と孔開け器のためのプラットフォームとは、第二のシェルの基部面の平面に配置されるように組付けられる。この場合、孔開け器のためのシートストッパは、ベアリングブロックの二側部によって都合よく形成される。パンチ部のために想定され同時にダイスを兼ねる貫通通路が、基面プラットフォームに設けられている。第二のシェルにおいてその貫通通路の下に配されているのは、孔開けを想定し、しかもカバーによって閉鎖できる開口を通じて空にできる打抜き片受入れ空間である。その受入れ空間に過分に受入れ片が詰め込まれるのを避けるために、その開口は、第二のシェルの頂部面に配されており、しかも、開口のカバーは枢着固定されて、過度の挿入の結果圧力が生じると自動的に弾力解放するようになっているのが好適である。そのカバーは、二つの掛け止め部によって固定されるのが望ましく、その結果、過度な圧力があると、それが全開しないばかりでなく、第一の掛け止め位置にしかならず、而して過度の挿入の信号となる。これは、孔開けの意図がないときの無駄打ちを防止することを意味する。パンチガイドとベアリングブロックの寸法は、シェルの第一の位置では、この器具が、針マガジン及び/又は外側チャンネルの後部に、枢着部と一緒に組付けられるように選択される。紙シートの側面を整えるために、孔開けの位置を表示する印を、例えば押し込み孔の上及び/又は下に配されたシェルの端部面に設けることも可能である。好適な実施例によれば、基面プラットフォームの中にシートストッパとパンチ部のための貫通通路の間の範囲に窓を配置してあり、孔開け用隙間に挿入された紙の後部縁の範囲は、第二のシェルに配した光導器を介して前記窓を通じて外から目視することができる。この光導器は、例えばPMMA又はPCのような光導部材によって製造されるものであり、横断面矩形の裁頭ピラミッド形をなして、その狭い端面は基面プラットフォームの窓に向かって存在し、その広い端面は第二のシェルの頂部面と並んで存在しており、支持表面がこの窓とパンチ部のための貫通通路との間に設けてある。光導器の端面は、レンズ状に設計してもよく、傷や汚れから保護するために、僅かに基面プラットフォームと頂部面から後退させておく。孔開けの中心を示す印を、基面プラットフォーム及び/又は光導器の基面プラットフォームの方に向けられたその端面に設ける。紙の境界に設けた印は、孔開けが一回の便利で迅速な方法で正確に位置決めできることを意味する。いうまでもなく、第一のシェルには、また、代わりの対応する装置を組付けることができる。手持ち用器具には、 また、第二のシェルに可動に案内されて所望の異なる孔間距離が設定できるシートストッパが設けてある。そのシートストッパは、例えば、第二のシェルに回転自在に取付けてあり、そのシェルの長手軸に平行に配置される収納位置と、その長手軸と交差する使用位置との間を枢動することができる。そして、そのシートストッパには、一本又はそれ以上のアームを構成することができ、間接部材を介して引いたり、及び/又は折り畳んだりしたり、また例えば、貫通通路と同心に第二のシェルに枢動することができる。最後に、孔間距離を設定するために、紙と共に保持れれる孔開け用テンプレートを用いることができ、これは、孔開け器に前記紙と共に挿入される。その孔開け用テンプレートは、Lの字形の横断面を有しているのが望ましく、孔開けされる紙に対してその紙縁の中央に保持される。端部ストッパが、導入隙間にあるその孔開け用テンプレートの移動を規制するようにしてもよい。その孔開け作動は、その孔間の所望の距離を提供する二つの停止位置において実施される。その孔開け用テンプレートは、案内溝の中に、第二のシェル中の長手軸と交差する配置で移動可能に取付けられる。パンチ部の範囲では、孔開け用テンプレート上に対応する凹部が形成され、その孔開け用テンプレートの中央は、その上に印が施されていてよい。好適な実施例によれば、物差しが孔開け用テンプレートを兼ねるようにしてもよい。この手持ち用器具をスーツのポケット、又はブリーフケースの仕切りの中に固定保持するために、前記手持ち用器具は、弾性固定クリップを具備してもよい。これは、第一のシェルの頂部面にある補助空隙内で固定機構のスイッチの裏側に配置するのが好適であり、而して、前記スイッチの方に振出すことができる。好適な実施例によれば、それぞれの装備工具と操作素子とは、二つの対称的なシェル間とそれらの中に提供配置され、それらは、以下に説明するように概して同じ高さを有している。針マガジンと外側チャンネルとは、第一のシェルの中央部に配されており、そのシェルの長さにわたって延在していて一端部において枢着部に取付けられているから、それらは、それらシェルと同軸的に回転することができると共に、端部面の範囲に配置されたステープラ用ボタンを介して他端部で作動状態にすることができる。パンチ部とパンチ部のための受入れ空間及び作動用素子は、針マガジン及び/又は外側チャンネルの枢着部の方に向いている部分に組付けられている。針マガジン及び/又は外側チャンネルと第一のシェルとの間には、一側部、好ましくは押出し方向に見られるように右側に、長手方向に移動可能な鋏が取付けられており、その他の側部には長手方向に移動可能な針リムーバ/ねじ回しが取付けられており、これらの二つの装備工具は、枢着部の近くに配置された端部面にある開口を通じて、その側部面に配されたスライドスイッチでそれらの使用位置に移動させることができる。固定機構は、針マガジン及び/又は外側チャンネルと第一のシェルの頂部面との間に組付けられている。その固定機構のスイッチは、枢着部とは反対側の頂部面の端部のところに配置されており、また、スプリング室のための操作素子は、枢着部の近傍の後端部に取付けられている。第二のシェルにおける中央部は、幾つかの前後に配列された部分に小分けされている。打抜き片の受入れの受入れ室が第一の部分の中に組付けられており、それは、枢着部の近傍にある後端部面と隣接している。これに隣接して、処理される材料の位置決めを行なうための窓が形成されている。隣接する部分には巻き尺が組み込まれており、それは、孔開け器のための窓を横切ったところから打抜き片の受入れ室を通過し、且つ後端側部の孔からそのシェルの外に通過する。巻き尺を捕捉するためのスイッチが、同様にしてこの後端側部に配置されている。これに隣接して電池室が設けられ、そして、枢着部の反対側の端部面には光発射開口が、照明器具とレーザポインタとのための部分も形成される。電池室と打抜き片の受入れ室とは、第二のシェルの頂部面にある回し開きカバーを介してアクセスすることができる。照明器具やレーザポインタを作動させるためのスイッチは、枢着部の反対側の第二のシェルの頂部面端部に配置されている。拡大鏡は、その端部面の光発射開口の上に延出できように、照明器具及び/又はレーザ光線の部分と第二のシェルの基部面との間に配置されている。中央部に配された部分と第二のシェルとの間には、一側において長手方向に移動可能なナイフの刃が、他側において長手方向に移動可能な折除式のカッタブレードが配置され、これらの二つの装備工具を、枢着部とは反対側の端部壁のスロットを通じて側部面に形成したスライドスイッチによってそれらの使用位置に移行させることを可能にしている。ナイフの刃の案内部は、実質的にそのシェルの全長にわたって延在し、カッタブレードの案内部は、そのシェルの側部面までカッタ側に延在する巻き尺のところまでだけ延在するものである。スライドスイッチは、側部面に配置された中空状の長くした凹部の中に配置されて、大体においてそれらシェルの全長にわたって延在して基部面に向かって開いている。その中空状の凹部は、第一及び第二のシェルにおいて対称であり、その手持ち用器具が閉じられたときには共通の中空部を形成する。シェルの頂部面と端部面とは、プラスチック材でなる一体ものシェル形キャップで形成され、そしてそれらシェルの基部面と側部面とを形成するUの字形金属製部材に配置され、その側部面は、 そのプラスチック製のキャップに合わせて僅かに後退しており、その結果として、スライドスイッチは、そのプラスチック製のキャップの輪郭と大体に面一となる。頂部面又は端部面に配した操作用素子は、プラスチック製キャップの外側と面一に配置されるのが好ましい。その手持ち用器具は、別に、又は所望により、 通常のポケットナイフの装備工具をしてもよい。その装備工具は、また、異なる態様に手持ち用器具に組み込んだり纏めたりしてもよい。同様に、その手持ち用器具は、ここに説明した装備工具又は機能の一つだけを有するものであってよい。この発明の実施の態様の例として説明したものは、添付の図面に示され、以下に詳細に説明される。図1から図10は第一の実施例を示しており、図12と図13は第二の好適な実施例を示しており、図14と図15は第一の実施例の場合に用いられる変形例を示しており、図16から図70に含まれるのは、好適な第三の実施例に関する。図1は、この器具の開いた状態の長手方向断面図、 図2は、この器具の閉じた状態の長手方向断面図、 図3は、拡大横断面図 図4は、分解斜視図 図5と図6とは、それぞれ、使用状態にある鋏とレターオプナーを有する器具を示しており、 図7は、使用状態にある鋏を有する器具の斜視図、 図8は、使用状態にあるレターオプナー,カッタブレードそして拡大鏡を有する器具の斜視図、 図9は、針除去具とある程度引き出した状態にある巻き尺を有している器具の斜視図、 図10は、孔開け器のテンプレートを開いた状態にした器具の斜視図、 図11は、孔開け器の作動要素の部分断面図、 図12と図13とは、それぞれ、この器具の第二の実施例の斜視図と長手方向断面図、 図14と図15とは、粘着テープディスペンサを伴った相互に直角に切断した二面の部分断面図、 図16と図17とは、更に好適な実施例の二側面からの斜視図、 図18は、図16/17の器具の長手方向断面図、 図19は、図18の器具の下側の近くで直角に長手方向に切断した断面図、 図20は、孔開け機構の近くの横断面図、 図21から図24は、図16/17の四つの異なる作動位置にある器具の長手方向断面図、 図23a−図23cは、図23の詳細を示す部分断面図、 図24a−図24cは、図24の詳細を示す部分断面図、 図25は、器具の「骨組み」の分解図、 図26から図30は、開閉機構を示す長手方向断面図、 図31から図33は、固定機構の変形例を示す部分断面図、 図34から図39は、スライド式固定棒の構成を示す一部破断又は部分断面図、 図40は、安全固定装置の詳細を示す部分底面図、 図41から図45は、鋏機構を示す部分断面図、 図46から図48は、鋏の変形態様を示す部分断面図、 図49から図53は、鋏の更に別な変形例を示し、 図54から図57は、カッタブレード工具を示し、 図58から図61は、この器具の変形例の詳細を示す部分断面図、 図62は、この器具の変形例の詳細を示す部分断面図、 図63から図65は、拡大鏡を示す斜視図と横断面図、 図66から図69は、打抜き片の受入れ室(チャンバ)の横断面図と長手方向部分断面図、 図70は、器具の別な態様の斜視図、 である。 全体的な構成ここに提供された器具は、特に業務用の手持ち用器具である。その器具は、上部シェル20の形をなしている第一のシェルと下部シェル22の形をなしている第二のシェルとで構成されている。それらのシェルは、それぞれ、相互に対向している基部面2,3と、相互に背中合わせに向いている頂部面4,5と、側部面6,7及び8,9と、そして端部面10,12,及び11,13とを有している。 「シェル」の用語は、それ自体で二つのシェルが幾つかの空間を有していることを意味している。そのシェルは、金属製かプラスチック製であってよく、また、例えば、プラスチックのカバーが金属製のコアに弾力的にはめ込んであるようにそれらの組合せであってもよい。上下のシェルは、枢着部によって枢着接続しており、スプリング装置によって相互に離れる方向に付勢されている。二つのシェルの相互枢動は、この実施例の場合でいえば、鋏と孔開け器とステープラのようなある装備工具の作動を許容するものである。他の装備工具が、上下のシェル内の空間に組み込まれ、そして、 その使用のために、前記シェルの押し下げや引き出しの作動をなし、適当なものであれば、そこから完全に取り外されることもある。上下のシェルは、相互にその基部面2,3が上下合致した輪郭で重合してポケットナイフ型の閉じた折畳体を形成する。固定状態は、固定機構又は固定解除ボタン26のような手段で固定解除できる二重固定棒24で固定する。上部シェルの頂部面4には、上部シェルに枢着したクリップ30が固定してある凹部28が構成されていて僅かな角度だけ枢動できるようになっており、それは、その器具をポケット類に掛けることができるようにする。例えば粘着テープ又は粘着ラベルのための収納室がそのクリップ30に又はそき下に設けることができる。 ステープラ機構 (図1,図2及び図4) 針マガジン、突き棒、マガジン用スプリング、そして固定用ボタンが上部シェルの中に配置されている。上記した固定機構の二本の固定棒は、針マガジンの両側に配置されている。下部シェルは、金床部32を有しており、それは、公知の方法で内方と外方への各針曲げをするための押し型を有しており、下部シェルの固定保障用凹部の外に引き出すことができ、且つスプリング34の予め付与れれた付勢に抗して回転できるようになっている。針マガジン36は、上部シェルが下部シェルと枢動するように、同じ枢着部の周りを上部シェルに対して枢動することができる。この部材は、打ち抜きや曲げ加工によってよって形成された部分であり、上部シェルに関しては三つの位置が想定されていて、器具が閉じられたときには、それは上部シェルの中に押し込められ(図2)、固定用ボタン38に設けてあるスプリング付勢したフック40が係合して針マガジンを保持する。従って、繰り返される針止め動作のために、その固定用ボタンは一番先に操作して、針マガジンを、ここではリーフスプリングであるマガジン用スプリングの予め付与された付勢下で作動位置に通過させなければならない。この作動位置は、固定棒42によって上部シェルとの関係で画成され、この位置では、針ブロック44の最前列の針が針押しバーの下で金床部の選択された押し型の上に固定される。その前部の針受け部46では、針マガジンが、上向きに開いたUの字形側面を有していて、それに上から針が装填されるようになっている。枢着部に枢着してあるその後部48では、対照的に、下向きに開いた中空側面を有していて、孔開け機構のための余地を残している。この理由によって、また、針ブロック44の後部に押出し付勢用の圧縮スプリングを組み込むことは困難であり、ここで使用されているのは髭ゼンマイ状クロックスプリングであり、その自由端は、針ストッパ50の近傍に固定されて、押出しブロック52に回転自在に受承されている。続けて新規に針ブロック44を装填するには、固定バー42は移動されて、針マガジンは、図1に一点鎖線で示した位置に移行し、そこでは、その針マガジンは上からアクセスすることができる。後に機能を説明する補強ビード52が、枢着部である後部48に形押し成形されている。 枢着部と孔開け機構 (図1,図3及び図4) 打ち抜きと曲げ加工で形成され、且つパンチガイド56とベアリングブロック58とが取付けられた一体成形部が下部シェルの上に取付けられている。復帰スプリング64の付勢下で直進できるように案内されているパンチ部60が、パンチガイド56の頂部板60の内側に対してカラー62を介して案内着座している。そのパンチガイドの下には、打ち抜きされる紙シートを受入れるための打ち抜きスロット68と、そのパンチ部と直線延長上に配列したダイス孔70とが設けてある。打抜き片を収容するためのチャンバ72が、そのダイス孔の下に配置されている。フラップ74を開いてその中を空にすることができる。もし、上部シェルが下部シェエルの方に押されると、ビード54は、パンチ部の上側と接合してパンチ部を起動し、つまり、それが完全にダイス孔70を通過するまで移動させる。ベアリングブロック58は、それらシェルの端部の方に延在する打抜き曲げ加工した部分の平行な二つの脚部によって形成されている。それら脚部は、直線同軸に並んだ貫通孔76を有しており、それらの貫通孔は、針マガジンの枢着部の同様の貫通孔78と合致させられる。それらの貫通孔が相互に、また、上部シェルのベアリングブロック79の孔と合致するように配置されると、枢軸80がその貫通孔76/78を通過して両側の貫通孔78を越えて突出する。何れにしても、一本のレッグスプリング80が、その巻回部分で前記枢軸の突出部に取付けられ、そのレッグスプリングのアーム部は、上下のシェルに支承される。従って、それらシェルは、開く方向に予め付勢される。それらの開脚角度は、上下のシェルの相互作用ストッパによって規制される。 装備工具の滑動部 (図3及び図5から図9) 装備工具が、下部シェルに向かって開いている上部シェルのチャンバ又はチャンネル82,84,86,88内の何れの場合も端部側に取付けられており、それらは、その対応する端部開口から押し出すことができる。チャンネル82は、 ナイフの刃(又はレターオプナ)83を受容し、チャンネル84は、鋏85を受容し、チャンネル86は、針リムーバ89を受容し、チャンネル88は、折除式ブレードを備えたいわゆるカッタ87を受容する。それら四つの装備工具に共通するのは、それらが案内された柄部を介してスライド式ボタン90の形式の操作素子に接続していることである。そき四つのボタンは、上部シェルに形成した一対の長手方向の溝に案内されていて、スプリング92によって、掛止め凹部又は捕捉手段の中に外方付勢されている。レターオープナ、鋏そして針リムーバだけが、単に内側及び外側の掛止め位置を有するのであるが、カッタは各折除式ブレードのための掛止め位置を有する。特に、図5と図6によれば、 −針マガジンの同じ側部に取付けられた装備工具が、その器具の反対端部から押し出されいること、 −その場合、その装備工具のスライド式ボタンは、他の押出し通路を限定しているしていること、そして、 −押し出された装備工具は、それぞれ、他の装備工具が押し出されるのを防止していること、 が理解できる。 −図8に符号91で示したように−カッタの場合には最後の折除式ブレードが使い果たされた後で新規にカッタブレードを装填できるということを除けば、レターオープナ,そのカッタそして針リムーバは、格別な特徴を有するものではない。 (図5から図7) 孔開け器とステープラと共に、鋏85が、第三の装備工具として設けられており、それは、二つのシェル20と22を同時に押すことによって操作される。その鋏は、四つの部材、すなわち、関連スライド式ボタンが接続している被案内ブレード100、枢着ピン102、枢動ブレード104、そして鋏用スプリング106で構成されている。それぞれのブレードは、その鋏の枢着部に近い側にカッタエッジ部を、遠い側には操作部を有しており、その被案内ブレード100 の操作部は柄を兼ねている。鋏用スプリング106は、両操作部の間に配置されており、それらを広げる方向に付勢しており、これは、しかしながら、枢動ブレード104がそのカッタエッジ部をチャンネル84の基部に当接するので、その鋏がその使用位置に押し出されたときにのみ可能である。鋏の操作位置では、その枢着ピンは、少なくとも、枢軸80と大体において同じところに並び、そして、枢動ブレード104は、鋏用スプリング106の付勢によって下部シェル22 の基部面3に対して弾圧保持される。鋏がスライド式ボタンによって再び後退すると、その鋏は、上部シェル20の中に枢動ブレード104が走入するので、自動的に閉じることになる。 引出し式装備工具 (図1,図2,図8及び図9) 下部シェル22も、また装備工具を包含している。図1に示したように、レンズ120とレンズマウント122を有する拡大鏡であり、これは、凹部124に組み込んである。押し込み収納した位置(図2)では、指掛け凹部126が、ある程度の範囲で下部シェル22の輪郭を越えて突出部を形成している。枢着部の下のチャンバには、下部シェルが巻き尺130が内蔵されている。それ自体は公知である方法で、その巻き尺は、ハブ132に巻き付けられており、 そのハブは、セルフロック装置と予め付勢を与えるためのスプリング134を設けてあり、そのセルフロック装置は、解除機構136の圧力によって解除されて、巻き尺は引き出されることができるようになっている。その引出し位置では、 下部シェルの切除部138が、その巻き尺の端部を摘むことができるようにしている(図2)。 文房具の装備工具 (図1,図2及び図13) 下部シェルには、照明器具140が配置されており、それは、ボタンスイッチ142又は(図13に示す)棒電池144によって電源供給される。スイッチ1 42は、拡大鏡を受容するための凹部手段の下部に配置されていて、その光は、 下部シェル本体に取付けられた透明な窓状の発射開口を通過発射される。図13 の実施例では、また、光導器150を有する小型レーザ装置、すなわち、いわゆるレーザポインタが、「ポインタ」として照明器具の側部に沿って配置されている。そのスイッチ146は、そこでは勿論、照明オフ、照明オン、レーザポインタオンの三点切換えスイッチとなっている。電池の交換は、フラップ152開閉によって可能である。 装備工具の取外し (図3と図10) ミリメータ及び/又はインチの物差しを設けてあり、しかも物差し定規として好適な定規は、事務所において普通に見られるものである。その機能性質を保持するのに、その物差し定規は、その手持ち用器具に固定的又は可動的でも接続していない方がよい。この実施例によれば、その物差し定規160がその器具のチャンバ162から取外すことができるようになっている。この物差し定規は、また、都合よく孔開け器用テンプレートを兼ねている。下部シェルは、ダイス孔上に形成された真っ直ぐな案内部164を有しており、その物差し定規は、長脚部166(それもまた目盛り168を有する物差し) と短脚部170を有する横断面Lの字形を有している。その長脚部は、真っ直ぐな案内部164に補合するように採寸されていてその中を移動できるようになっている。その物差し定規は、その両端部に停止突起172を有している。更にまた、その短部170には、二つの停止突起172の中央部に三角状切欠部171 が形成されている。最後に、パンチ部に合致するように、二つのダイス孔174 がその物差し定規に形成してある。その物差し定規が両停止突起172によって下部シェル22に対して当接載置されたとき、その何れの場合でも最も近いダイス孔174が、下部シェルのダイス孔70と重合合致するようになっている。二つのダイス孔174間の距離は、その国の基準に合わせてある。孔開けされる紙シート176の境界縁部を、そこで短脚部に当接し、その境界縁部の中央部を三角状切欠部171に合わせる。最初の孔開け作業は、第一のストッパ突起を下部シェルに対して当接して行われ、そこで、紙シート176はと物差し定規170とは一緒になり、真っ直ぐな案内部に沿って他のストッパ突起が下部シェルに当たるまで移動させ、そこで第二の孔開け作業が行われることになる。それ故に、たった一つだけのパンチ部が設けられているのであるが、それにもかかわらず、この手持ち用器具によって、予め定められた孔間距離での二回の孔開け作業を行うことができる。 別な態様の孔開け機構 (図11) これまでに説明した孔開け機構の操作の観点からいえば、二つのシェルが孔開けされるべき紙シートの上に突出し、それ故に、十分に器具を把握することができないので、最適なものとはいえない。図11の実施態様は、孔開けされるべき紙シートが前述のものと反対側から挿入されるものであるから、より好適なものである。言うまでもなく、ベアリングブロックの形態は、それに対応するように取付けられなければならないし、押し込みスロット180には、上部及び/又は下部のシェルの段差によって形成されなければならない。この場合は、勿論、孔開け用テンプレート160は、図11に示すように、鏡で反転したようにして導入されなければならない。 装備工具の別な態様の組付け (図12と図13) これまでに説明した実施例においては、ナイフ,鋏,針リムーバそしてカッタなどの装備工具は、全て上部シェル20に組付けられている。これは、図12と図13とに示すように、何れにしても、四つの装備工具のうち二つを上部シェルに、また残りの二つを下部シェルに、それぞれ組み込むことが可能であるにもかかわらずそれをしていないので、スライド式ボタンが相互に反対方向に走行することで押出し軌道を短くし、また、上部シェルの幅を必要以上に大きくする結果となっている。この実施例の場合では、各装備工具に対応するスライド式ボタン190は、相互にすれ違って通過するようになっている。また、図1から図11 までにおいては上部シェルは下部シェルよりかなり高くなっているが、図12と図13とに示すこの実施例では、二つのシェルは、略同じ高さにしてある。この変形実施例では、拡大鏡のマウント122には、ヒンジ121が設けてあり、照明器具140によって照らされた物体を検査するために曲げることができるのである。 別な態様の装備工具 (図14と図15) 言うまでもなく、その手持ち用器具に組み込む装備工具の選択は、全く任意に行なうことができ、また大きく用途にかかっている。それ故に、例えば、粘着テープディスペンサを、図14と図15とに示したように、巻き尺の代わりに組み込むことができる。下部シェルと一体にハブ200が形成されていて、それには、粘着テープのロール202が、弾力的な又は掛止めできるフラップ201が開かれた後に取付け配置される。引出しスロット204が、粘着テープの通過を許容している。その引出しスロット204は、配列された切取り用縁刃206を有するフラップ20 8の自由縁部によってその頂部を規制し、そこで粘着テープは切り取られる。中にある帯の端部は、ビード210のことろに引き出されてこれに当接する。もし、フラップ208が外方に引かれると、その帯の端部を掴むことが可能であり、 フラップが閉じられると、粘着テープはループを形成し、そして、ループがフラップの内側に粘着する傾向は、「テフロン」の塗装により低減させることができるものである。次に示す態様は、好適な実施例を種々の変形例で示している。この器具は、上部シェル300と下部シェル302を有しているが、これらの符号は、それらが、場所的に格別に使用位置を想定しているものではないので、 単に二つのシェルを区別するためにだけ選択されたものである。その二つのシェルは、実質的に鏡で反転したように相互に対向して配置され、それぞれが、長手方向平面と横方向平面に対して対称な曲面輪郭を有している。シェルの一つの外側は、その器具が机の上に置かれたときにぐらつかないように、ある程度平坦にしてもよい。二つのシェルは、周面に至る隙間によって分離されており、ステープラ機構を作動位置に移行させるために、「全部」と称している端部Vにおいて相互に離隔移動させると共に、孔開け器のための押し込みスロットEを、「後部」と称している端部Hにおいて相互に離隔移動させることができるようになっている。この端部では、上部シェルは、孔開けされる紙シートをその器具が開いた状態にあるときもまた押し込むことができるように傾斜Aを設けてある。 (前後の)端部側では、それらシェルの輪郭は非常に明確なテーパを有している。その側部面Sは、後退して実質的に平坦になっている。二つのシェルの輪郭は、孔開けや針止めが、片手でしかもその器具を台の上に置かないでも容易に行なうことができると共に、作動固定状態においては、それらシェルが、装備工具のハンドルとして容易に握持することができるようになっている。その器具は、図16と図17とに示したように一連の装備を有しているばかりでなく、逐次明らかにされる更に別な装備を有するものである。ステープラと孔開け器とが、図16と図17に近接して示した器具の内部に装備されている。また、以下の装備、すなわち、ナイフ304、カッタブレード306、ポインタ308、拡大鏡310、針リムーバ3 12、鋏310そして巻き尺316が設けられる。ポインタ308の代わりに、 また、いわゆるレーザポインタを装備することができる。それらナイフ、カッタブレード、鋏及び針リムーバは、その器具の内部から外方に移動され、また、スライド式固定棒318によって再び引き戻される。その器具の基本的な構成は、図18と図20とから理解できる。上部のシェル基板320と下部のシェル基板322とを有する金属製の「骨格」は、ステープラや孔開け器の部分及び/又は全部の受容手段を形成すると共に、他の装備を受容するためのチャンバを画成する。その上下のシェルには、適当な配置にプラスチック製のキャップを設けてある。三つの操作素子、すなわち、上下のシェル基板の固定と固定解除をするメインボタン326と、ステープラ作動ボタン328と、針マガジン固定解除ボタン3 30とが、上部のキャップ324に配置されている。下部のキャップ332には、拡大鏡取出しボタン334と、二つのマイクロスイッチボタン336,338と、係合解除ボタン340と、電池室へのアクセスを行うためのフラップ342と、光導器344と、孔開け器によって出来た打抜き片が通って入ったチャンバ348の中を駆逐することができるようにするフラップ346とが見える。巻き尺316には、(図示しないが)通常の復帰装置と手動でスプリング351の予め付与された付勢に抗して解放位置に移行できる制動レバー350とがもうけられている。図19に見るように、ナイフ354を受容するチャンネル352は、その器具の全長にたって縦に延在するが、カッタブレード306についてはその長さの半分だけにわたって延在し、これは巻き尺3 16の直径に見合う広さのチャンバを提供しており、これによれば、例えば、1 00cmの巻き尺引出しが達成できる。二つのボタン型電池356と照明器具35 8も、また図19に示されており、同時にマイクロスイッチ336と338の裏側にレーザポインタ360が配置されている。図21から図24を参照すると、ステープラが先ず最初に説明されている。そのステープラは、いわゆるフラットクリンチ式ステープラであり、これによれば、先ず最初に針が針止めされる紙シートの中に差し込まれ、針ドライバが最終端位置に達したときにその針先が折り曲げられる。図21は、この器具の閉じて固定された状態を示している。メインスプリング362が上部及び下部のシェル基板を予め開く方向に付勢している。図22は、開いた状態の器具を示しており、 その場合には、しかしながら、針マガジンは、まだ作動位置にはない。図23では、その針マガジンは解放され、図24では針キャリヤが押し出された状態になっている。針止めの操作は、図24にその出発点として説明されている。ステープラは押しボタン328への押圧によって操作ができる状態となる。そのボタンは、符号364で示すところに枢着されていて、レッグスプリング36 6により予めその安定位置に付勢されており、その位置でそれは、(図25に示した)二つのピン430の上に、針キャリヤ408が案内されている外側チャンネル370に横設されている二つのフック368によって係合する。そのボタンが操作されると、その外側チャンネルは解放されて、リーフスプリング372の作用で、図23で示す位置に向かって通過するが、その位置では、その外側チャンネルは、突起374で針ドライバ376に形成した端部スロットに突き当たるのである。その針ドライバ又はナイフ376は、リーフスプリング372と一体材で形成されている。図22と図23に示す位置では、その外側チャンネル370は、一端部378 でソトッパ380に当接して停止する。従って、ボタン328が操作されると、 上部のシェル基板320は、外側チャンネルが下方に動く代わりに上方に移動するが、しかし、その器具が全体的に支持されておらず、手で自由に保持されているので、かなり強力なリーフスプリング372により惹起されるガタつきは、一部がメインスプリング362によって、また一部が手それ自体によって緩衝されることになる。所望により別のダンパを設けることができる。フラットクリンチ機構のためのダブルトランスミッションレバー384がベアリング386に設けることができ、スプリングによって予め付勢されて、その長脚部387が上部のシェル基板320に弾接している。下部のシェル基板322の中では、金床部388がウエブ389上に支えられて固定されている。その作用表面は、実質的に下部のシェル基板の上側部と同じ高さとなっている。図23に示した位置では、その金床部388は、下部のシェル基板に備えられている枢着部392の周りを枢動できるプラスチックプラットフォーム390によって周囲を完全に包囲されていて、圧縮スプリング394によって(図示していない)ストッパに対して押圧されている。この構成では、そのプラットフォームは、ブロック用アングル部材396によって支えられており、そのアングル部材は、その一部に、下部のシェル基板の上側部と平行に滑動できて、圧縮スプリング398によって金床部388に対してしかるべき位置に保持されるのである。金床部を包囲するプラットフォーム390のその部分の上側部は、針脚の長さだけ金床部の作用面より高くなっている。もし、針止め作業が行われるとすれば、その針止めされる紙シートが上下のシェルにおけるシェル基板の間の間隙に挿入され、その器具が閉じられる。ステープラヘッドは、プラットフォームに支持された紙シート上に配置され、その結果、その閉じる動作が続けられると、それは、リーフスプリング372の付勢に抗して上部シェル基板の中に押し戻される。この過程で、針ドライバは、針を針キャリヤの外に押し出して紙シートに打ち込む。それ故に、そのトランスミッションレバー384は枢動し、その枢動位置は、そこで外側チャンネルと上部シェル基板との角度で表される。そのトランスミッションレバーが針ドライバによって針脚の全長の押し出された位置に対応するところにまで達すると、遮断する角度にある直立脚400を、その付勢スプリング398の力に抗してその支持がプラットフォーム390から引き上げられるまで移動し、プラットフォームは上部シェル基板によって急に押し下げられ、そして挿入されている紙シートを越えて突出した針先はその過程で折り曲げられる。この場合、その外側チャンネルは、自動的に、再びボタン328のフック368に係合する。各針止め作業のために、このボタンはかくして再操作される。これは、絶対に必要なことではないことは言うまでもなく、例えば、掛け止め凹部が、ボタンに対応して設けられて、ボタンを一連の針止め操作のために解除される。外側チャンネルには、スライドロッド402が取付けられており、これには、 スライダ406を介して、針キャリヤ408に装填されている針を前進させるスラストスプリングが着座している。もし、以下に詳述する固定手段が解除されるならば、そのスプリング404は、針キャリヤを、引出したりそれに新規の針ブロックを装填したりすることができるところまで、外側チャンネル370から外方に押し出し、その位置は、図24に示してある。その外側チャンネル、針キャリヤ、スライドロッド、スライダそして針ブロックは、共に針マガジンを形成している。図23aから図23cは、更に拡大した状態で、針マガジンの固定解除操作の幾何学的説明を示している。図24aから図24cは、針キャリヤのための固定解除ボタン330の針キャリヤにおけるフォーク形延在部分と共動する様子を示しており、その固定解除ボタン330に当接していて、枢着部331の周りを枢動できるのは小軸333であり、針キャリヤのフック434から外され、その結果として針キャリヤを解放する。その針キャリヤが再び押し込まれると、そのフックは再び自動的に係合する。そのボタン330は、予めスプリング335によってしかるく係合位置に付勢されている。上記した針止め機構の作動抑止は、主として、針が例えば孔開けの際や鋏の差動中における上部及び下部のシェルの何れの他の動作の最中に失われるような位置を回避するためのものである。外側チャンネルが上部シェル基板中において後退した状態に選択した設計をすると、強いステープラ用スプリング372を作動抑止するのを兼ねることができ、そうするとスプリングは孔開け器又は鋏の作動と別に対向作動する。更にまた、器具は、閉じた状態に纏められる。しかしながら、勿論、ステープラの作動抑止には他の手段があり、つまり、針ドライバを移動させて、針マガジンの前進を遮断したり、上部シェル基板と針マガジンの相対的な動きを遮断したり、その針ドライバが金床部に到達せず、最終的に、金床部を移動させて器具の閉じた位置で針先は自由な状態となっているように、上部シェル基板と針マガジンとを上部のシェル内に後退させたりして、それが、それ以上針マガジン中の針に接合しないようにするのである。孔開け器の作動は、図21から図24によって説明されている。業務用の通常の孔開け器は、二つ又はそれ以上のパンチ部を設けてあり、それらは、特定のファイル機構に合わせた間隔に設定してあるが、この発明の器具は一つだけのパンチ部を有している。器具が特に事務所外での使用も想定されているので、その孔開け器は、所定のファイルされる紙シートの束を手にしたときは何時でも使用できる機能となっている。そのユーザは、そこで、ファイルされる紙シートを取ってそれをフアイル機構の上に置き、例えば鉛筆で孔開けされるべき場所を正確にその紙シートの縁部に印す。矢印又はこれに類する印を器具の外側に施して、孔開けの目印とすることができる。しかしながら、かかる印が施される器具の外側輪郭からの相対的な距離が大きいと、これは、正確ではなくなる。それ故に、孔開けされるべきその(又はそれらの)紙シートは、スロット410にその目印を下にして挿入すると、その光導器344はその目印を外側から見ることができるようにする。その光導器には、矢印又はこれに類するものを設けてあり、それは、孔開け軸に合せられる。言うまでもなく、変形例において、(ここで、「上」 と「下」の用語は、既に説明されたように、図に関連していわれているのであって器具の使用位置に関連するものではない。)上から紙シートの上に照射するので、その光導器は、必ずしも、下から孔開け用プラットフォームに案内されている必要はない。要するに、その光導器344は、また、単なる孔で置き換えることができ、それを通じて、スロットに挿入された紙シートを確認することができる。引っ掻き傷から保護するために、その二端部は、僅かに後退設定されている。拡大作用を有するレンズ状曲面を、一端又は両端に一体形成することができる。その光導器は、横断面矩形とするのが好適である。パンチ部412は、有孔ブラケット414と空所又は後程この明細書で詳細に説明するブロック418の打抜き孔416真っ直ぐに案内される。パンチ部41 2への力の伝達は、上部の型付けされた外形420によってなされると共に、前記パンチ部は、上部チャンネルによって上方に戻され、この目的のために、そのパンチ部は、そのパンチ部の溝に導入されたスナップリング422が設けられている。この構成は、従来の構成に比較して空間を節約し、而して、この場合のパンチ部には復帰スプリングを設けてある。図25は、この器具の「骨格」の分解図を示している。上部キャップ324と下部キャップ332とはプラスチック製であり、対衝撃プラスチック樹脂から射出成形されたものであり、その「骨格」の他の部分は、好ましくは金属又はクロム鉄合金を用いて打抜き曲げ加工で成形されて製造された部品でなる。その上部シェル基板320は両側で直角に三回曲げられてにり、これは、中央部と、これに横方向に隣接して、それぞれ平行な側部424/429と427/429とを構成していて、それらは、(鋏や針リムーバなどの)可動な装備工具を案内するチャンネルを形成している。その中央の平坦な部分には、凹部と変形部とを設けてあり、その目的はこの明細書で後ほど説明する。内側の曲げ側部424と42 7とは、後部(「後部」は孔開け器の端部である。)のところまで延在しており、一連に配した軸孔を設けてある。外側チャンネル370は、逆Uの字形横断面形状を有しており、スライドロッド402が固定されている角度を付けた舌片4 26を設けてあり、針キャリヤを支持するための内側に突出した脚部401が前端部に配置されている。開口部428は、スプリングリング422を伴うパンチ部がそのパンチ部の導入後にその開口部の上方に押されて通過するのを許容し、 その結果、それが、上部外殻に一体に形成された舌片420と作動接続位置に向かって通過して、パンチ部が作動される。ピン430が、ステープラ解放ボタン328と共動する。二つのUの字形脚部の後方延長部には、軸受孔432が設けてある。針キャリヤ408は、横断面Uの字形をなしており、そのUの字形脚部は、後端部まで延在しており、そこには、既に説明したように、ボタン330の軸33 3と共動するフック434が設けてある。ブロック418は、打抜き曲げ加工によって成形された更なる部品である。それは、外側チャンネルと上部のシェル基板とを枢着できるベアリングシャーナル436を支持している。そのベアリングジャーナル436は、突出した側壁部4 40の中に配置されており、その下には、孔開けされるべき紙シートが挿入される自由空間が設けられている。この自由空間の端部の横縁部は、紙シートが位置決めされるためのストッパとして機能するように構成されている。それらの側部壁は、横断金属板442によって連結してあり、下側パンチガイドが設けられていて紙シート用スロットの上に配備される。ブラケット414が、例えばスポット溶接で横断金属板の上に固定される。そのブロックは、これが下部のシェル基板の中心に位置決めされて更にスポット溶接又は連続溶接により固定されるように脚部444を有している。ブロックの上部周辺部の形状については、固定機構と関連して以下に説明する。下部のシェル基板322は、逆Uの字に曲げた上下二枚の金属シートでなり、 その上部金属シート446は、孔開けのためのダイス孔448と、光導器344 を通しブロックの脚部444を案内するための凹部446と、スプリング362 のための貫通開口の他に、プラットフォーム390が移入できる開口部452を有している。曲げて形成した脚部453と455の態様は、取外し可能な装備と関連してこの明細書の後の方で説明する。下部金属シート454は、例えばスポット溶接で上部金属シートに接続している。それは、孔開け器の打抜き片の通過及び光導器の受容のための開口部456 と、ブロックの脚部のための取付け孔460と、メインスプリング362を支持するための後退凹部438と開口部452に対応する開口部462とを有している。そのメインスプリング362は、後退凹部438(図22)の中に支持されており、前記スプリングの他端は、外側チャンネル上に、パンチ部と舌片426 の間で支持されており、そのスプリングは、その直径に比してかなり短いので、 そのスプリングの曲がりを防止するための格別な手段は必要ない。上部金属シートの開口部464と下部金属シートの開口部466とは、ブロッキングアングル部材396の縦に曲げた部分400の通過を許容する。硬化した鋼でなる金床部388は、その一部が、下部金属シート454に、圧入又は他の手段で接続している。下部金属シートは、上部のそれよりも狭く形成されており、その結果、( ナイフやカッタなどの)他の交換できる装備工具を受容するための案内チャンネルが、内側になる金属シートの脚部457及び459と外側になる金属シートの脚部453及び455との間でそれぞれの場合に画成される。その下部金属シートは、曲げた脚部459に、巻き尺に必要な横方向の余地を形成する切欠470 を有している。上記した説明からは、上部のシェル基板は、ステープラ機構に必要なスペースの両側に曲げて形成した側部により画成されたチャンネルを有しており、そして、下部シェル基板もまた、一対の脚部の両側に画成されたチャンネルを有していることが集約される。上下シェルの両方に、露出して目視できる金属シェル基板のの外側部面が装備工具のための内側チャンネルを画成し、且つそれらを外部から保護する曲げた部分を形成していることが理解できる。それ故に、同時に、その器具の安定性は増大し、そしてシェルの幅の縮小ができる。図26から図30によって、この実施例における二つのシェルが、どのように相互に固定又は固定解除されるかが説明されている。器具が−図28のように− 閉じられるときは、固定解除のためには、ボタン326が、先ず始めに、舌片スプリング472の弾力に抗して押され、そして後方、つまり孔開け器の方向に移動されて、本の僅かだけ上部シェルの外に延出する。その舌片スプリング472 は、上部シェル基板320の上側部に配されたリーフスプリング474に一体に形成されていて、それに係合しているそれらタブ475によってそこに保持案内されている。ブロック418の上縁部の突起476は、固定状態(図28と図3 0)では、ボタンが開く方向に移動すると突起から解放されるリーフスプリング474の柄部465に係合する。そのリーフスプリングが、移動すると、それらに一体に形成されていて下方に向いた突起を有するそれらの端部に設けられた柄部478は、(図25に示した)又部463を越えて走行し、その結果、そのリーフスプリングには、固定端部の位置又は固定解除端部の位置の二つの安定した位置だけが想定されることになる。舌片480は、ボタン326からは離れた端部において切欠形成されて下方に曲げられ、そして、固定解除端部の位置では、 上部シェル基板320の凹部472に係合する。かくして、そのリーフスプリング474は、器具が開かれると直ぐに固定端部の位置に移動することはない。二つのシェルが、図27に示すように閉じた位置になったときにだけ、ブロックに一体に形成した突起部482が、それが凹部479から解放され、その器具が戻されたボタンによって固定され、第二の突起部428のための第二の凹部がその舌片480の上昇の均衡をとる範囲に舌片480を上昇させる。ここに示した手段は、簡素であるから好適なものである。代わりに、ブロック手段は、ブロック上の自動固定手段によって提供又は代替できるものであり、前記固定手段は、− 器具が開いているときですら−ボタン326が閉じる位置に移行すると直ぐに効いてくる。この場合は、しかしながら、一方では、ステープラ解除ボタン328 を相互に遮断しておかなければならず、もし、その器具が、ステープラ機構が解除状態にあるときに固定されると、半端に変形した針が金床部の上に残ってしまって、そこで、もし針止めされる紙材料が上下のシェルの間にまだ配置されていれば、器具は自動的に固定して、前記上下のシェルは、器具をもはや開けなくなる明確な範囲まで拡開する。また、器具が閉じたときにボタン328と330を押すことが可能であるが、針マガジンと針キャリヤとは、ボタンが解放されると再び係合するものであり、図26に示すように、器具が開いているときには作動しないようにしてある。図24によれば、ステープラ機構のための解除ボタン328は、頂部に枢着してある。しかしながら、図31から図33に示した枢着部機構が好適である。そこでは、ボタン328は、「下方」より、むしろ「後方」に動く。そのボタン3 28は、ここでは、Uの字形リーフスプリング488によって閉じる位置に予め付勢されてリンク486の当接面に対して当接する停止面484を有している。そのリンク486は、490のところで枢着されて、フック492を介して外側チャンネルのピン430の下に係合する。前述したように、そのリンクは、各針止め作業毎に自動的に固定する。上部シェル基板320中の柄部424/425と427/429及び下部シェル基板322中の脚部455/457と453/459とにより形成された側部案内チャンネルには、ナイフ、カッタ、針リムーバそして鋏が、それぞれ、一体的に前記装備に、又はそれらの周りに射出成形されるかして形成され、しかも金属又はプラスチックで包囲した金属でなる対応する柄部493,494そして4 96により、長手方向に移動可能に案内されている。その案内は、器具の強く曲がった外形によって隅部において顕著に短くなるが、特に、押し出して使用位置にする場合にはそれらの装備工具の相当に高い安定性が必要であるので、その装備工具は、案内スロット498内を滑動するスライド式ブロック497によって補助的に案内されている。スロットの両側における金属シート部分は、安定性がそれを必要とするところで、内方に圧した接続部499によって隙間を埋めているが、スライド式ブロックの案内機能の障害にはならない。この明細書の後の部分で詳しく説明するように、鋏のスライド式ブロックは、後部係合手段524を有しており、それ故に、 その鋏は、他の三つの装備工具と同様に、そのためのチャンネルの中に押し戻され、むしろ後部係合手段524が、図25に見るような分岐チャンネル433を通じて導入される。器具の案内用の柄部493と496には、器具の移動と捕捉のためのスライド式固定棒機構が配置される凹部503が設けられている。そのスライド式固定棒318は、直接接続ウエブ500を介してスライド式固定棒機構に接続しており、それは、装備工具の受け部材がまた配置される外側チャンネル境界壁425,429,453,455内に対応する長手方向スロットを必要とする。別な態様として、また、かかるスロットを、上下のシェルの基部面511に設けることも可能であり、そして、−図38/図39に示したように−スライド式固定棒への接続ウエブを、上下のシェル基板間の接続分離の範囲でUの字形に、外側チャンネル境界壁、例えば453の周りを移動できるように案内することもできる。その意図は、器具が内外の端部位置の両方で移動遮断することであり、固定解除をするには、ユーザはそれぞれのスライド式固定棒をスロットの範囲に直角方向、つまり「上方」又は「下方」(対応する受け部材は図25に示してある。) 又は「内側」に移動する。最初に説明した例の場合では、その器具は、ある程度薄い構造であるかもしれないが、全体としては、スライド式固定棒は、操作の容易性が劣る。而して、最も簡単な操作とするには、内側に押されているスライド式固定棒によって係合解除が行われる設計が望ましい。スライド式固定棒が、不注意で押されないようにするために、それらを、しかるべき範囲でシェルの外形と面一に配置する。最後に説明した設計の例は、図34から図37に示してあるが、そのボタン3 18は、固定棒ブロック504を有するリーフスプリング502が一体に形成されている枢動レバー500に受承されている。そのブロック504は、一側で下方に押されているボタンによって受け部材506から解放される。そのリーフスプリングは、そのブロックが自動的に端部一に係合するのを保障する。プラスチック製のボタンは318は、例えば射出成形によって金属製のレバーに一体的に形成され、その組合せが、外からスロット505を介して取付けられるように構成されている。図38と図39に示した構成の例では、ボタン318は、リーフスプリング510(図38)による付勢によって係合する止金308上に受承されており、この係合位置から解放位置(図39)に上昇する。図から理解できるように、ここでは、例えば453で示すそれら側壁はスロットを有しておらず、 むしろ、ボタンと装備工具との接続は、外側の自由な縁部の周り経路設定されている。各装備工具の捕捉手段に加えて、意図することなく押し出されたときにユーザに怪我を負わす可能性のあるこれらの装備工具のために、付加的に安全固定手段を設けることができ、而して、この付加した安全固定手段は、これらの装備工具を個々的に又は一纏めにして移動を規制する。図18と図40は、下部シェル基板に取付けられたロッカ512の形で付加した安全固定手段を説明するために示しているが、これはさす股状(forked-shaped)になっていて、そのアーム5 13により、ナイフやカッタの案内チャンネルに係合しており、その結果、これらの装備工具は、それらの収納位置に固定される。これらの装備工具は、ボタン340に負荷された圧力で固定解除され、そしてそれらのスライド式固定棒によって押し出すことができる。鋏の異なる変形例が説明されるに先立って、全ての変形例に適用される幾つかの点の説明をする。それは、チャンネルが鋏を包含することに関する限り重要なことではないとはいえない。その鋏は、それらシェル上に走行したり孔開け器のスロットの中に走行したりするよりは、切られた紙シート材をシェルを通過するように案内するように構成し位置づけられるべきである。これは、鋏のブレードに設けられて装備工具の形に格別に構成されて方向付けられた側面部によって行われる。しかしながら、その切られた紙シート材が特殊な紙の場合では、切った後でぶら下がり、上部のシェル中の鋏の選択された配置は、その切った紙シート材が比較的大なる幅で走行しなければならない上部のシェル上の軌道が僅かな高さの差を付与すると共に、それ故に、その紙シート材は、ステープラの針リムーバを有するチャンネルの範囲で横から突き当たることがないように保障されるのである。逆に言えば、下部シェルを越して移動するには、大きな高さを克服しなければならないが、紙シートの下部が突き当たる幅は小さいのである。言うまでもなく、鋏の組み込みと、鋏のブレードの指向している表面の構成とは、その方向付けと関連してそれぞれの場合によってなされなければならない。図41と図45とは、鋏の好適な第一変形例を示しており、図44と図45とは、図42A−A線に沿った断面である。その鋏は、案内ブレード520とこの案内ブレードに521のところで枢着されている従動ブレード522とを有している。案内ブレード520は、案内ブレード520が案内チャンネルの外側壁によって支持されないので、他の装備工具のように、真っ直ぐに前進した案内ブロックを介して案内だけされているのではなく、後部係合ブロック手段を有するそれによっても案内されている。この後部係合ブロック524は、図44に示してある。後部係合手段から遠い方に向けられた案内ブレード520の側部から対応スライド式固定棒に対する接続がなけれならないので、従動ブレード522は、 対応して短く形成されている。押し出した位置では、それは、例えば図示されているように、鋏が押し戻されたときには下部のシェルから解放されまた案内ブレード520の対応する凹部528の中に位置するスプリング付勢のフック526 によって自動的に掛け止めされる。下部のシェルにおける開口部527は、フック526が通るのを許容しており、開口部529もまたこの目的のためにある。ワイヤスプリング523は、従動ブレード522を開脚位置に予め付勢する。鋏は、同時に押される二つのシェルによって作動したり解放されたりする。切られる紙シート材のふれを最もよい状態にするために、その枢動が、ピン432と重ならない範囲まで鋏が延長できて、その結果、切っている最中に、従動ブレード522と下部のシェル302との間の相対的移動ができないようになる。図46から図48に示した変形例の場合には、その従動ブレード522が、実質的に案内ブレードの長さとなっているが、幅狭く構成してあって鋏のスライド式固定棒への接続は、それを過ぎてなお案内できるようになっている。ワイヤスプリング530が、二本のブレードを予め開く方向に付勢しており、従動ブレード522を下部シェル基板に対向する位置に保持している。ここでまた、従動ブレード522は、紙シートを切る最中には下部のシェルに沿って明らかに移動する。鋏の更に別な変形例は、図49から図53に示されている。ここでは、裁断動作はそれら移動されるシェルによってなされるものではない。むしろ、好適には閉じた状態にある器具において従動ブレード522が親指によって動かされ、残りの指はその器具の全体を把持する。従動ブレード522は、回動自在な親指掛け523を有しており、それは、時々、二本のブレードを一緒に押し込んだ位置と押し出した位置に保持する。ワイヤスプリング534が、二本のブレードを予め開いた位置に付勢している。親指掛け532は、手動で操作位置と非操作位置とに設定したり、外端部に到達したときには自動的に鋏の振り出しができると共に、それは、手動でその器具の中に鋏を押し戻す操作ができる位置に復帰する。案内ブレード520に構成してスプリングで予め付勢してある遮断レバー536 は、一旦親指掛けが揺動上昇して接続部538から外れると、鋏を押し出した位置に保持する。親指掛けが揺動下降すると、それは、接続部538と係合し、その結果、遮断レバー536は、上昇して固定された鋏のブレードはそれによって解放されて器具の中に押し込まれる。図54から図57は、カッタブレードのためのブレードホルダを示している。図54と図55とは第一の実施例を示している。好適にはプラスチックによって形成されたブレードホルダ552は、好適には金属で構成された支持部材550 の中を走行し、それは、Cの字形横断面を有しており、そしてそのブレードホルダが圧縮スプリングの作用によって押し出されたときにも、所定の距離だけ延出する。ここで、支持部は、二枚設定式のブレードの交換又は回転の目的でそのブレードホルダ552がその支持部550の係合位置を越えて押し出されてその二枚設定式のブレードが解放されて横方向に動いて導入されたときに、ブレードホルダと、中心孔558によってピン554に適合できる二枚設定式のブレード5 56とを支持する手段を兼ねる。この実施例では、後退位置と裁断位置とブレード交換位置の三つの係合位置がスライド式固定棒のために設けられている。図56と図57に示す変形例では、そのブレードの交換は、前端部から行われる。この場合、二枚設定式のブレード556は、それがブレードホルダ561の中に押し込まれたときに、斜面を形成したピン560に自動的に係合する。ブレードを引き出すためには、そのピン560は、ボタン562によって中心孔55 8から脱出させ、而して、ブレードは前端部に移動できる。図58から図61は、針リムーバ312が詳細に示されている。それは、除去されるべき針の閉じた側で、前記針と綴られた紙シートの間に差し込む差込み片570で構成されている。その側部に一体形成されて次第に高くなっているウエブ572は、紙シートから針脚をこじ開ける。曲げてある一体形成のタブ574 が針の背部の上に配置され、その針が一方だけ引き抜かれ、その結果、手間をかけて針を除去しなければならないような状況になるのを防止する。針リムーバを受容する案内チャンネルの開いている部分には、二本の小さなピン576がタブ574の両側に固定されており、これらのピンは、針リムーバが上部のシェルの中に押し戻されるときに針を針リムーバから取り外す。図70に示すように、外側チャンネルの境界域の方に向いているその外側には、その針リムーバには傾斜部を設けることが好ましく、そうすることによって、その器具が少し傾いて配置された場合でも、前記針リムーバが、針の除去を行なうべき紙シートの上に平らに位置することができる。図62には、入れ子式に引き出すことができるスリーブで構成されたポインタ580が照明器具及び/又はレーザポインタの代わりに装備されている変形例が部分的に示されている。解除ボタン592が、圧縮スプリング590によって予め安定位置に付勢された状態で保持されていて、スリーブ594の後部に係合しており、そして、操作がなされると、それらを最も内側のスリーブにあるノブ5 96を把持して引くことができるようにそれらスリーブを外方に押圧する。また、ポインタは、これとは別に、ボタンによって、好ましくは復帰スプリングの力に抗してノブ596が把持できるように押し出すことができるキャリッジ上に配置することができる。図63から65には、拡大鏡の部分の構成をより詳細に示している。二つの柄部600が脚部457と459がアングル部材状に形成されており、これらの柄部は、拡大鏡フレーム602の後方延出部を案内する機能をなす。この後方延出部は、より幅広い脚部604と狭い脚部606とを有するさす股状の非対称な形となっており、その下側には、−レーザポインタが底に配置される−部分的に円弧状の横断面をなす凹部を有している。その二本の脚部の間に電池356が配置され、拡大鏡を解放位置に予め付勢しているスプリングは、その広い方の脚部に作用するが、電池を示すためにそれを示していない。拡大鏡を下部シェルの中に固定するための固定ボタン334は、拡大鏡の上に配置される。レーザ光線及び/又は照明器具の光の透過を許容する透明挿入体608が、拡大鏡の下に配置されている。図66から図69は、打抜き片のためのチャンバ346とこの中を駆逐するためのアクセス用フラップ346とを詳細に示している。業務用の孔開け器とは対照的に、このチャンバの容量は、比較的小さく、その結果、ユーザは、正しいタイミングでそのチャンバを空にすることを度々忘れるかもしれない。この詰め込み過ぎを避けるために、ユーザが、そのチャンバの満杯状態を示す信号を得るための装置が設けられる。図66は、閉鎖した状態のチャンバの横断面を示している。下部キャップ33 2には、フラップ346が枢着されているチャンバハウジング620が一体に形成されている。そのフラップは、その一部に、チャンバハウジングと共に、打抜き片が下部のシェルの内部に入る不測の事態を防止する立上り壁が設けてある。そのフラップ346は、二重係合式固定手段を有している。その閉じた位置においては、小突起622によって、ハウジングの内方に張り出した境界部624に係合する。もし、そのチャンバ348内に圧力負荷が生じて異常に高くなると、 この第一固定手段は撓んで、フラップ346は図67に示す位置に開き、その位置で、フラップは、しかしながら、つまり大なる突起626によって再び固定される。その開いた状態を保持する力は、手動克服されようになっている。打抜き片がまだ出てくるようになっていないフラップの少し開いた位置は、ユーザに対して、チャンバはできるだけ早いうちに空にすべきことの信号を与える。図68 と図69とは、それぞれ、フラップ346の空になった状態の横断面と長手方向断面を示している。言うまでもないが、はめ込み又は取外し式のカバーも回し開き式のフラップの代わりに取付けることができるが、この場合は、この場合は満杯予告の動作はできない。最後に、図70には、更に別な変形例が示されており、そこでは、上部のシェルは下部のシェルの側部間に係合し、そして、固定状態においては、その外形と面一になっている。前後のスロットは、針止め又は孔開けされるべき紙シートの導入を許容する。言うまでもなく、また、図21から図24に示したように、針止めする部分や孔開けをするシェル基板は、レバー700の中に組み込まれている。鋏,針リムーバなどの装備工具は、立設された側部702と704の中に配置される。

    【手続補正書】特許法第184条の8第1項【提出日】1997年6月19日【補正内容】 特許請求の範囲 1. 相互に第一の位置と第二の位置の間で可動な状態に接続してある第一及び第二のシェルを有しており、その第一の位置では、それらは共に、それらの基部面同士を対向させて実質的に重なり合った外形で実質的に長方立方体の閉じた器体を形成している、特に業務用の手持ち用万能集合器具において、 前記シェルの一つは、ステープラの針マガジン及び針ドライバを包含し、他のシェルは、射出された針の先端を曲げるための金床部を包含し、及び/又は、 前記シェルの一つは、孔開け器のパンチ部及びダイス孔を包含し、他のシェルは、そのパンチ部を作動させるための押圧レバーを包含しており、 それらのシェルは、第二の位置で、前記基部面間に、それらのシェルの相対的動作による前記ステープラ及び/又は孔開け器の作動のための自由な空間を画成しており、また、少なくとも更に一つの装備工具が、前記シェルの一つに収納されていてその収納位置から使用位置に移動できるようにしてあり、前記二つのシェルを手動で固定解除可能に第一の位置に固定するための手段を設け、それらが、共に前記更に設けた一つの装備工具の操作のためのグリップを形成するように構成したことを特徴とする、手持ち用万能集合器具。 2. 請求項1に記載の手持ち用万能集合器具において、各シェルが、 実質的に長方立方形態をなしている、手持ち用万能集合器具。 3. 請求項2に記載の手持ち用万能集合器具において、各シェルが、 殻体状中空体をなしている、手持ち用万能集合器具。 4. 請求項2に記載の手持ち用万能集合器具において、各シェルが、 基部面、頂部面、二つの側部面そして二つの端部面で画成されている中空体をなしている、手持ち用万能集合器具。 5. 請求項4に記載の手持ち用万能集合器具において、各シェルが、 実質的に対称な形状をなし、且つそれらの基部面が対向している、手持ち用万能集合器具。 6. 請求項5に記載の手持ち用万能集合器具において、それら基部面は、側部面と端部面に平行で相互に重なって一体となるように存在する二つの対称面を介して対称となっている、手持ち用万能集合器具。 7. 請求項1に記載の手持ち用万能集合器具において、二つのシェルは枢着部によって接続してある、手持ち用万能集合器具。 8. 請求項7に記載の手持ち用万能集合器具において、前記枢動部の軸は前記シェルの側部面と交差する方向に延在する、手持ち用万能集合器具。

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