Hand-held multi-purpose instrument

申请号 JP53161398 申请日 1998-01-28 公开(公告)号 JP2001509088A 公开(公告)日 2001-07-10
申请人 ツェーテック アーゲー; 发明人 アカレット ペーテル;
摘要 (57)【要約】 この発明は、ステープラ及び/又は孔開けパンチャその他の折り畳み式利器工具でなる手持ち式多目的器具に関し、好適には、利器工具の単位は、ステープラー孔開けパンチャアセンブリとして一体化している。
权利要求
  • 【特許請求の範囲】 1. 格納位置で、前端面部、頂面部、側面部で画成されている長細い実質的に平行立方体をなし、しかも、ステープラ及び/又は孔開けパンチャの機能要素を具備すると共に、綴じられ又は孔開けされる材料の挿入のために前記前端面部の一つから内方に延在する少なくとも一の挿入スロットを設けてある、特に事務用手持ち式多目的器具において、 −前記少なくとも一つの挿入スロットは、前記機能要素が設けられている第一構成部材と第二構成部材との境界をなしており、 −第二構成部材は、その一つの前端面部と頂面部で開口している格納室を有していて、しかも複数利器工具の組合せを包含しており、それらは、本体の長手方向と交差方向に延在する枢軸の周りを枢動して、格納室内に格納保護されている位置から使用位置に振り出され、その状態では、本体は利器工具を操作するときのグリップをなしている、手持ち式多目的器具。 2. 請求の範囲第1項に記載の手持ち式多目的器具において、ステープラ及び/又は孔開けパンチャのための少なくとも一つの起動部材が、スプリングの付勢によって実質的に頂面部と面一であるか実際にその表面を構成している第一位置から、第二位置に移動できるものであり、しかも、その起動部材を、手動的に解除できるような方法で、第一位置に固定する手段が設けられている、手持ち式多目的器具。 3. 請求の範囲第1項又は第2項に記載の手持ち式多目的器具において、第一構成部材は第一構成部材によって形成されており、第二構成部材は第二構成部材によって構成されており、それらは、シェル状に形成されていて、それぞれが基面部、頂面部、二つの側面部そして二つの前端面部を伴っており、それらが基面部を対向させた状態で上下に重合した本体を形成している第一位置と第二位置との間を移動できるようにしてある、手持ち式多目的器具。 4. 請求の範囲第1項、第2項、又は第3項に記載の手持ち式多目的器具において、それら二つの部材は、実質的に鏡面対称な外形輪郭を有している、手持ち式多目的器具。 5. 請求の範囲第1項又は第3項に記載の手持ち式多目的器具において、前記部材は、実質的に合同の基面部を有している、手持ち式多目的器具。 6. 請求の範囲第3項に記載の手持ち式多目的器具において、前記各挿入スロットは、前記二つの部材の基面部間に設けられている、手持ち式多目的器具。 7. 請求の範囲第3項に記載の手持ち式多目的器具において、前記第一構成部材は起動部材をなしている、手持ち式多目的器具。 8. 請求の範囲第1から第7の何れか一に記載の手持ち式多目的器具におて、 前記第二構成部材は、更にステープラ及び/又は孔開けパンチャの機能要素を具備している、手持ち式多目的器具。 9. 請求の範囲第8に記載の手持ち式多目的器具において、第一構成部材は、 ステープラの綴じ針用マガジンと綴じ針リムーバト有しており、第二構成部材は、打ち出された綴じ針を曲げる金床部を有している、手持ち式多目的器具。 10. 請求の範囲第8に記載の手持ち式多目的器具において、第二構成部材は、中を移動できる突き棒を備えた突き棒案内部と孔開けパンチャの孔開けダイス部とを構成されており、第一構成部材には、突き棒を起動するための押し圧レバーが構成されている、手持ち式多目的器具。 11. 請求の範囲第10項記載の手持ち式多目的器具において、その突き棒を伴った突き棒案内部は、第一構成部材内に設けられたスペース内に突出する、手持ち式多目的器具。 12. 請求の範囲第3項又は請求の範囲第3項を引用する請求の範囲の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、それら部材は、関節部分によって、それらの前端面部の近傍で接続されており、その枢軸は、基面部に平行で且つ器具本体の長手方向と交差するように延在している、手持ち式多目的器具。 13. 請求の範囲第2項から第12項の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、格納室が、本体の起動部材から離れた一側面部に設けてある、手持ち式多目的器具。 14. 請求の範囲第3項又は第7項に記載の手持ち式多目的器具において、二つの部材は、それらの第二位置で、それらの基面部間に綴じられる材料を挿入するための自由スペースを形成する、手持ち式多目的器具。 15. 請求の範囲第3項又は第7項に記載の手持ち式多目的器具において、二つの部材は、それらの第二位置で、孔開けされる材料のための挿入スロットを開設する、手持ち式多目的器具。 16. 請求の範囲第3項から第15項の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、それらの部材を、手動的に解除可能な方法で、第一位置に固定できる手段を具備しており、その状態でそれらは一緒に利器工具を使用するときのグリップをなす、手持ち式多目的器具。 17. 請求の範囲第3項から第16項の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、利器工具アセンブリの格納室は、第二構成部材に形成されている、手持ち式多目的器具。 18. 請求の範囲第17項記載の手持ち式多目的器具において、第二構成部材は、逆Uの字形をなす金属製アングル部材でなり、そのUの字形脚部間に利器工具のアセンブリが配してある、手持ち式多目的器具。 19. 請求の範囲第18項記載の手持ち式多目的器具において、その脚部は、 第二構成部材の頂面部を具備するシェル状ハウジングによって外側を覆われている、手持ち式多目的器具。 20. 請求の範囲第19項記載の手持ち式多目的器具において、そのシェル状ハウジングは、利器工具を振り出したり格納したりすることを許容する凹部が構成してある、手持ち式多目的器具。 21. 請求の範囲第20項に記載の手持ち式多目的器具において、前記凹部は、器具の立ち上がった表面を画成している、手持ち式多目的器具。 22. 請求の範囲第18項又は第19項に記載の手持ち式多目的器具において、それらのシェル状ハウジングによって覆われた格納室は、利器工具アセンブリとUの字形脚部との間に構成されるている、手持ち式多目的器具。 23. 請求の範囲第3に記載の手持ち式多目的器具において、それら部材の少なくとも一つは、部材の頂面部、側面部そして前端面部を有するプラスチックのシェル状外側ハウジングを伴ったった金属製スケルトンで構成されている、手持ち式多目的器具。 24. 請求の範囲第23に記載の手持ち式多目的器具において、側面部は、頂面部に対して後退させてある平坦な壁部に形成してある、手持ち式多目的器具。 25. 請求の範囲第24項に記載の手持ち式多目的器具において、それら側面部はスクリーンによって覆われている、手持ち式多目的器具。 26. 請求の範囲第25項に記載の手持ち式多目的器具において、頂面部の方に向いたスクリーンの端縁部は、その頂面部の下の対応するスロットの中に設定されている、手持ち式多目的器具。 27. 請求の範囲第25項に記載の手持ち式多目的器具において、そのスクリーンは、他の部材の方に向いた端縁部で内方に直角に曲げられ、その曲げた部分はそのスクリーンが設けられた部材の基面部とあらかた面一となっている、手持ち式多目的器具。 28. 請求の範囲第3に記載の手持ち式多目的器具において、第二構成部材の基面部は、第一平坦部と第一平坦部に対して高さ方向に後退設定してある第二平坦部とからなる、手持ち式多目的器具。 29. 請求の範囲第28に記載の手持ち式多目的器具において、それら二つの平坦部は斜面部のところで連続している、手持ち式多目的器具。 30. 請求の範囲第28項又は第29項に記載のステープラ機構を備えた手持ち式多目的器具において、第一平坦部は綴じられる材料のための支持台を形成している、手持ち式多目的器具。 31. 請求の範囲第28項から第30項の何れか一に記載の孔開けパンチャを備えた手持ち式多目的器具において、第二平坦部が孔開けされる材料の支持台を形成している、手持ち式多目的器具。 32. 請求の範囲第28項から第31項の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、第一平坦部は第二平坦部より第一構成部材に近接して延在している、手持ち式多目的器具。 33. 請求の範囲第32項に記載の手持ち式多目的器具において、利器工具アセンブリが第一平坦部の下に配置させてある、手持ち式多目的器具。 34. 請求の範囲第28項から第33項の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、二つの部材を関節状の手段で相互に枢着接続するためのピン軸を支承するための軸受ブラケットを備えた手持ち式多目的器具において、その軸受ブラケットは、第一平坦部に、傾斜部の範囲で基面部に固定されている、手持ち式多目的器具。 35. 請求の範囲第34項に記載の手持ち式多目的器具において、その軸受ブラケットは、横断面Uの字形をなしていて、その傾斜部の範囲内でUの字形脚部間に凹部を有しており、その部分の輪郭と合致した縁部によってその部分に支持され、内方に曲げたタブが、その縁部上に配置されるようにその部分と平行に延在している、手持ち式多目的器具。 36. 請求の範囲第35項に記載の孔開けパンチャを備えた手持ち式多目的器具において、軸受ブラケットのUの字形横断面は、第二平坦部を越えて延在し、第二平坦部で、孔開けされる材料のための挿入隙間を画成している、手持ち式多目的器具。 37. 請求の範囲第35項又は第33項に記載の手持ち式多目的器具において、軸受ブラケットは、Uの字基部の範囲で、第一平坦部に固定され、固定用タブによって、第二構成部材の基面部の傾斜部に固定されている、手持ち式多目的器具。 38. 請求の範囲第36に記載の手持ち式多目的器具において、突き棒を案内するのに用いられる突き棒用ブシュは、第二平坦部を越えて延在する軸受ブラケットのその部分の基部内に配置されている、手持ち式多目的器具。 39. 請求の範囲第36項に記載の手持ち式多目的器具において、フック形突起が基部板中の対応凹部を通じて突出して後者の下に係合した状態で軸受ブラケットに取付けられている、手持ち式多目的器具。 40. 請求の範囲第39項に記載の手持ち式多目的器具において、Uの字形脚部の延長部がその突起を形成している、手持ち式多目的器具。 41. 請求の範囲第39項又は第40項に記載の手持ち式多目的器具において、その突起が、孔開けされる材料が挿入される深さを限定する停止部を形成している、手持ち式多目的器具。 42. 請求の範囲第17項に記載の手持ち式多目的器具において、第二構成部材の基面部を有している壁部から格納室に向けられたアタチメントポイントが、 利器工具アセンブリのために設けられている、手持ち式多目的器具。 43. 請求の範囲第39項又は第42項に記載の手持ち式多目的器具において、突起がアタチメントポイントとして設計されている、手持ち式多目的器具。 44. 請求の範囲第42項に記載の手持ち式多目的器具において、ステープラの機能要素の支持板が、支持板アタチメントポイントの配置されている前端面部の近くに配置されている、手持ち式多目的器具。 45. 請求の範囲第28項又は第29項に記載の手持ち式多目的器具において、 第一構成部材の基面部は、実質的に、第二構成部材の基面部と平行である、手持ち式多目的器具。 46. 請求の範囲第45項に記載の手持ち式多目的器具において、綴じられる材料用の挿入スロットと孔開けされる材料の挿入スロットとは、高さ方向に違えて配置されている、手持ち式多目的器具。 47. 請求の範囲第46項に記載の手持ち式多目的器具において、二つの挿入スロットは、側面部に形成されて実質的に同じ高さの傾斜スロットによって連続している、手持ち式多目的器具。 48. 請求の範囲第3項に記載の手持ち式多目的器具において、二つの部材を関節状に枢着接続する枢軸を支承するためのUの字形軸受ブラケットと、第一構成部材に配置され逆Uの字形に曲げ形成され且つその軸受ブラケットの脚部間のピン軸に関節状に枢着されている支持体とを有している、手持ち式多目的器具。 49. 請求の範囲第48項に記載の手持ち式多目的器具において、内方に曲げたタブがその軸受ブラケットのリムの上方自由縁部に形成してあり、支持体がU の字形脚部の外側に中空部を有しており、その中に、フック状の突起が一体に形成されていて、それぞれ、それらの部材の開く角度を規定するための停止部及び対向停止部を形成している、手持ち式多目的器具。 50. 請求の範囲第3項に記載の手持ち式多目的器具において、二つの部材が第二構成部材の基面部に支承されている曲げたダブルワイヤスプリングによって第二位置に付勢されている、手持ち式多目的器具。 51. 請求の範囲第1項に記載の手持ち式多目的器具において、その枢軸は、 第二構成部材の前端面部に近いところに配置してある、手持ち式多目的器具。 52. 請求の範囲第51項に記載の手持ち式多目的器具において、その枢軸は全ての利器工具に共通である、手持ち式多目的器具。 53. 請求の範囲第51項又は第52項に記載のステープラを有する手持ち式多目的器具において、その枢軸は、前端面部と金床部との間の範囲に配置されている、手持ち式多目的器具。 54. 請求の範囲第3項に記載の手持ち式多目的器具において、利器工具は、 少なくとも基面部の中心平面に対して略求心した状態で配置されている、手持ち式多目的器具。 55. 請求の範囲第3項に記載の孔開けパンチャを有する手持ち式多目的器具において、孔開けパンチャによる打ち抜き片を受けるためのコンテナが孔開けダイス部の下部に構成されていて、利器工具は、そのコンテナとそのコンテナと反対側との間の格納室に合わせてある、手持ち式多目的器具。 56. 請求の範囲第55項に記載の手持ち式多目的器具において、格納室は、 第二構成部材の長さの半分から四分の三の長さとした、手持ち式多目的器具。 57. 請求の範囲第1項に記載の手持ち式多目的器具において、格納室が第二構成部材の全長にわたって延在しており、両前端面部で開口している、手持ち式多目的器具。 58. 請求の範囲第57項に記載の手持ち式多目的器具において、それぞれの場合に、一つの利器工具アセンブリが、前端面部の近くに配置されたピン軸の周りを枢動して振り出されるようにしてある、手持ち式多目的器具。 59. 請求の範囲第1項に記載の手持ち式多目的器具において、利器工具は、 それらの第一位置では、前端面部と頂面部との輪郭の裏側に配置される、手持ち式多目的器具。 60. 請求の範囲第59項に記載のカバー部材を有する手持ち式多目的器具において、第二構成部材の頂面部又は前端面部と実質的に一直線上に並んでいる格納室のために、振り出し又は押し出しされ得るようになっている、 手持ち式多目的器具。 61. 請求の範囲第1項に記載の手持ち式多目的器具において、利器工具は、 第一位置及び/又は使用位置に捕捉される、手持ち式多目的器具。 62. 請求の範囲第61項に記載の手持ち式多目的器具において、その捕捉は、ピン軸の範囲にある利器工具シャンク部を弾圧するリーフスプリングにより行なわれる、手持ち式多目的器具。 63. 請求の範囲第3項又は第62項に記載の手持ち式多目的器具において、 そのリーフスプリングは利器工具と第二構成部材の前端面部との間に配置されている、手持ち式多目的器具。 64. 請求の範囲第1項に記載の手持ち式多目的器具において、利器工具を伴うアセンブリは、予め組付け搭載された単位としての器具本体に合致している、 手持ち式多目的器具。 65. 請求の範囲第64項に記載の手持ち式多目的器具において、ステープラ及び/又は孔開けパンチャは、利器工具単位が合致している予め搭載された第一組付けを形成している、手持ち式多目的器具。 66. 請求の範囲第64項に記載の手持ち式多目的器具において、利器工具単位は、二つの平行な外壁部を有しており、それらの間で、利器工具が外壁部を横切るように延在するピン軸上に配置されている、手持ち式多目的器具。 67. 請求の範囲第66項に記載の手持ち式多目的器具において、外壁部間のスペースは、外壁部に平行な薄い仕切りによって少なくとも一つの利器工具毎の格納室として分轄されている、手持ち式多目的器具。 68. 請求の範囲第62項又は第66項に記載の手持ち式多目的器具において、リーフスプリングが、利器工具単位上で外壁部と交差する方向に延在するピン軸上に配置してある、手持ち式多目的器具。 69. 請求の範囲第66項から第68項の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、外壁部は、それらと交差する方向に延在してそれら外壁部の外側にリベット固定されているピン軸によって接続されている、手持ち式多目的器具。 70. 請求の範囲第66項から第69項の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、外壁部と仕切りの頂面部又は前端面部のそれぞれの方に指向している輪郭が、実質的にこれらの頂面部や前端面部と実質的に面一延在している、手持ち式多目的器具。 71. 請求の範囲第64項から第70項の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、取付け手段がその利器工具単位に構成されていて、それによって、 利器工具単位は、器具本体に搭載できるようになっている、手持ち式多目的器具。 72. 請求の範囲第71項に記載の手持ち式多目的器具において、その取付け手段は、外壁部に配置されたアンカーフックでなる、手持ち式多目的器具。 73. 請求の範囲第42項から第44項の何れか一に記載の、及び請求の範囲71項又は72項に記載の手持ち式多目的器具において、そのアンカーフックは、基面部に指向して且つ外壁部に近接している側部に配置されてアタチメントポイントに固定される、手持ち式多目的器具。 74. 請求の範囲第72項又は第73項に記載の手持ち式多目的器具において、ブロック手段か、それらが押された後にアンカーフックを固定するように設けられている、手持ち式多目的器具。 75. 請求の範囲第64項から第74項の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、更に、機能要素のための自由スペースが利器工具単位と第二構成部材の側面部及び/又は基面部との間に構成されている、手持ち式多目的器具。 76. 請求の範囲第75項に記載のステープラを有する手持ち式多目的器具において、ステープラの機能要素は、基面部と利器工具単位との間のスペースに合致させてある、手持ち式多目的器具。 77. 請求の範囲第76項に記載の手持ち式多目的器具において、ステープラはいわゆる「フラットクリンチ機構」で構成されており、これらの機能要素は自由スペース内に合致格納されている、手持ち式多目的器具。 78. 請求の範囲第77項に記載の手持ち式多目的器具において、それら機能要素は、金床部、支持台、ブロック用滑動片、そしてこれらの機能要素が作動するのに必要なスプリングで構成されている、手持ち式多目的器具。 79. 請求の範囲第44項から第78項の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、金床部は、支持台上に配置されている、手持ち式多目的器具。 80. 請求の範囲第79項に記載の手持ち式多目的器具において、ブロック用滑動片は、フォークの形で金床部の周囲で係合しており、支持板上に長手方向に可動に案内されている、手持ち式多目的器具。 81. 請求の範囲第78項から第80項の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、ブロック用滑動片の後端部は基面部上に長手方向に可動に適合させてある、手持ち式多目的器具。 82. 請求の範囲第78項から第81項の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、スプリングに付勢されている支持台は、長手方向に可動に、端部が金床部から遠くしかも金床部上に支承されている基面部の凹部の後端縁部の周囲に係合している、手持ち式多目的器具。 83. 請求の範囲第78項に記載の手持ち式多目的器具において、ブロック用滑動片を金床部の方に付勢すると共に支持台を金床部から離れる方向に付勢するスプリングが、ブロック用滑動片と支持台との間に配置されている、手持ち式多目的器具。 84. 請求の範囲第78項から第83項の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、金床部は、第一構成部材の方に向いている端部に突出ヘッドを具備しており、これに対して、支持台が線状接合するようにしてある、手持ち式多目的器具。 85. 請求の範囲第84項に記載の手持ち式多目的器具において、その突出ヘッドは、スプリングによって付勢された支持台の上昇限停止部をなしている、手持ち式多目的器具。 86. 請求の範囲第78項から第85項の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、金床部の輪郭は、一方では支持台中での囲繞切欠をなし、他方ではこれを補うように非平坦な輪郭を有している、手持ち式多目的器具。 87. 請求の範囲第86項に記載の手持ち式多目的器具において、これらの輪郭は、アーチ形状に湾曲している部分を構成している、手持ち式多目的器具。 88. 請求の範囲第86項に記載の手持ち式多目的器具において、これらの輪郭は、相互に絡み合う部分を有している、手持ち式多目的器具。 89. 請求の範囲第78項から第88項の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、起動部材を有し、それによって、ブロック用滑動片が、手動的な方法でブロック位置から開放位置に移動できる、手持ち式多目的器具。 90. 請求の範囲第89項に記載の手持ち式多目的器具において、ブロック用滑動片が支持台中の開口部を通じて突出している起動ボタンを具備している、手持ち式多目的器具。 91. 請求の範囲第78項から第90項の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、突起部が、金床部の前に延在する支持台のその端部に配置されており中空状の凹部が、その突起部の下に延在する基面部のその部分に配置され、而して、その突起部は詰まった支持台を開放するためにアクセスできるように維持される、手持ち式多目的器具。 92. 請求の範囲第3項に記載のステープラを有する手持ち式多目的器具において、その綴じ針用マガジンは、手動的に開放できるロック装置によって第一構成部材内に保持されている、手持ち式多目的器具。 93. 請求の範囲第92項に記載の手持ち式多目的器具において、その綴じ針用マガジンは、ロック装置が開放されたときには第一構成部材から押し出されるようになっている、手持ち式多目的器具。 94. 請求の範囲第92項に記載の手持ち式多目的器具において、その突起部はその綴じ針用マガジンの端部に配置されていて、その突起部は、第一構成部材の基面部からアクセスできるように保たれており、而して、その綴じ針用マガジンをその内部制限位置内で自由にすることができる、手持ち式多目的器具。 95. 請求の範囲第94項に記載の手持ち式多目的器具において、対向する軸受がロック装置に構成されていて、それには、綴じ針用マガジンを開放するのに用いられる軸受工具が支持されてその詰まりロックを解除することができる、手持ち式多目的器具。 96. 請求の範囲第95項に記載の手持ち式多目的器具において、ロック状態を解消するために、第二構成部材にこれの長手方向を横切る方向に延在する枢軸に開放ボタンが枢着され、そしてそれには、前記枢軸と第一構成部材の前端面部との間に対向軸受が配置されている、手持ち式多目的器具。 97. 請求の範囲第92項に記載の手持ち式多目的器具において、そのロック装置構成は、ロッキングフックと開放ボタンとでなり、その開放ボタンが起動されるときには、そのロッキングフックは綴じ針用マガジンを開放し、そしてその器具内では、ロッキングフックは、その綴じ針用マガジンが開放された後に開放され、開放ボタンが開放位置に保持されていても閉じた位置に復帰移動することができるようになっている、手持ち式多目的器具。 98. 請求の範囲第10項に記載の手持ち式多目的器具において、突き棒は管状構造をなしており、射出成型かプレス成型かスナップ係合かによってキャップが構成されていて、キャップ頂部側はシリンダ状に湾曲している、手持ち式多目的器具。 99. 請求の範囲第12項から第98項の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、そのキャップの頂部側は、枢軸に平行な軸の周りで湾曲しており、 圧力レバーは補償ビードが設けてある、手持ち式多目的器具。 100. 請求の範囲第99項に記載の手持ち式多目的器具において、そのキャップは作動補償スプリングによってビードと接合している、手持ち式多目的器具。 101. 請求の範囲第98項から第100項の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、そのキャップは突起部を有しており、第一構成部材の突き棒は、第二位置に移動することができる、手持ち式多目的器具。 102. 請求の範囲第101項に記載の手持ち式多目的器具において、圧力レバーと閉じ針用マガジンとは、共通の枢軸によって、第一構成部材内で上下に配置してあり、そこでは、突き棒が、圧力レバーによって第二位置から第一位置に、また、閉じ針用マガジンによって第一位置から第二位置に、各移動できるようになっている、手持ち式多目的器具。 103. 請求の範囲第10項に記載の手持ち式多目的器具において、突き棒は、その打ち抜き刃の部分に、中心排出用ピンが突出して打ち抜き片を打ち抜き作動中に打ち抜き方向に付勢するようにしたノッチが形成してある、手持ち式多目的器具。 104.請求の範囲第103項に記載の手持ち式多目的器具において、打ち抜き片を受け入れるコンテナは、第二構成部材の一端部に配置されていて、そのコンテナには、第二構成部材の頂面部及び/又は前端面部の上でそのコンテナを覆うカバーが設けられている、手持ち式多目的器具。 105.請求の範囲第104項に記載の手持ち式多目的器具において、そのカバーは、横断面Uの字形のフラップとして構成してあり、長手方向と交差するように延在するピン軸によって第二構成部材に枢着してあり、前端面部から旋回開放できるようになっている、手持ち式多目的器具。 106.請求の範囲第105項に記載の手持ち式多目的器具において、そのフラップの側壁部は、開放角度の制限停止部を具備している、手持ち式多目的器具。 107.請求の範囲第10項に記載の手持ち式多目的器具において、打ち抜き片を受容するコンテナは、突き棒から遠い打ち抜きダイス部の側に配置してあり、そこでは、そのコンテナには、打ち抜き片を実質的に打ち抜き方向と交差する方向に偏らせるデフレクターリブをその孔開けダイス部の下に配置してある、手持ち式多目的器具。 108.請求の範囲第10項に記載の手持ち式多目的器具において、打ち抜き片を受容するコンテナは、カバーを伴っており、突き棒から遠い孔開けダイス部のその側に配置されており、そのコンテナは、スプリングによって閉じた位置に付勢されていて、打ち抜き片の圧力で、そのスプリングの付勢に抗して次第に開くようになっている、手持ち式多目的器具。 109.請求の範囲第108項に記載の手持ち式多目的器具において、そのスプリングは、ある開き角度を越えて移動してカバーを開きつつある位置に固定するようにしてある、手持ち式多目的器具。 110.請求の範囲第3項に記載の手持ち式多目的器具において、振り出し式の利器工具の他に少なくとも一つの押し出し式の利器工具が組み込んである、手持ち式多目的器具。 111.請求の範囲第110項に記載の手持ち式多目的器具において、押し出し式の利器工具が閉じ針リムーバである、手持ち式多目的器具。 112.請求の範囲第110項又は第111項に記載の手持ち式多目的器具において、その押し出し式の利器工具は、基面部と平行に延在している、手持ち式多目的器具。 113.請求の範囲第36項から第64項の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、その利器工具単位を取付けるために、タブが軸受ブラケット上に設けられていて、そのタブは、基面部の対応する凹部を通じて突出し、タブに利器工具単位が取付けられるようになっている、手持ち式多目的器具。 114.請求の範囲第113項に記載の手持ち式多目的器具において、軸受ブラケットのUの字形脚部の延長部がタブを構成している、手持ち式多目的器具。 115.請求の範囲第113項又は第114項に記載の手持ち式多目的器具において、そのタブには、利器工具単位が懸架されるための切り込み部が設けてある、手持ち式多目的器具。
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    【発明の詳細な説明】 手持ち式多目的器具 この発明は、手持ち式多目的器具に関するものであり、これは、特に事務用として、前端面部と頂部表面部と側面部とで画成されて、しかも、ステープラ及び/又は孔あけパンチャの機能部分を具備すると共に、綴じられたり孔開けをされる部材を挿入するために前記前端面部から内方に向かって延在してしる少なくとも一つ挿入スロットが設けられた、格納状態において実質的に折り畳んだ平行立方体をなすものである。 かかる手持ち式多目的器具は、我々における先のヨーロッパ特許出願第969 27627.8号の主題ともなっているが、本件優先日の前には公開されていなかった。 その明細書等に説明されている器具は、関節部によって相互に接合されている第一構成部材と第二構成部材とでなり、そしてそれらの相対動作によってステープラや孔開けパンチャが起動されるようになっている。 更にまた、好適には、ナイフ類や切断器具、そしてはさみ等のような多くの利器工具が、その器具のチャンネル内に摺動可能に組付けられ、これらを押し出して使用できるように、その器具上又は内部に設けられている。 安定性を得るために、これらの摺動案内部は中実部材で設計されているので、この器具は、比較的大型で重くなっている。 この発明の目的は、高い安定性を有しながら、比較的小重量で小型の前述したような器具を提供することにある。 この目的達成の手段は請求項1に集約することができる。 この発明は、また、請求項1による器具は、適当なアセンブリとしての構成単位に関するものである。 この発明は、更に、これによる器具中に用いるのに適合したステープラ機構に関する。 最終的には、この発明は、これによる器具中に用いるのに適合した孔開けパンチャ機構に関する。 この発明は、また、最初の部分で述べた構造の器具に関するものであり、そのケース内で、振り出し式の利器工具に加えて摺動式の利器工具が設けられている。 この発明の主題の実施例を、添付図面にしたがって以下のように詳細に説明する。 図1は、この発明の器具の第一実施例を斜視図で示しており、 図2は、図1の器具の長手方向に沿って縦断した説明図であり、 図3は、器具の変形例を図2と同様に示しており、 図4は、この発明の器具の第二実施例を斜視図で示しており、 図5は、図4の器具の利器工具単位部を示しており、 図6は、図4の器具の側面図であり、 図7は、図4の器具の長手方向に沿った断面図であり、 図8は、図4の器具の横断面図であり、 図9は、図4の器具の分解説明図であり、 図10は、ステープラ機構を一つの分解説明図で詳細に示しており、 図11から図13は、単位部取付け手段及び部品と共に器具の底部スケルトンを断面図で表しており、 図14は、図11から図13の器具の底部を平面図で示しており、 図15は、孔開けパンチャ機構の詳細を長手方向に沿った断面で示してあり、 図16から図18は、打ち抜き片用コンテナ(Chad container)の種々の位置を示す部分断面図であり、 図19から図21は、同様に打ち抜き片用コンテナの変形例を示しており、 図22から図25は、この発明のステープラ開放機構の詳細の部分断面説明図であり、 図26は、この発明の更に別な器具を分解説明するものであり、 図27は、図26の器具の長手方向に沿った断面図であり、 図28と図29は、金床部と支持台の詳細を平面図で示しており、 図30と図31は、金床部配置と支持台の詳細を長手方向に沿った断面図で示しており、 図32から図34は、突き棒部の態様を器具長手方向に沿った断面図で示しており、 図35は、ステープラ開放機構配置の別な態様を器具長手方向に沿った断面図で示しており、 図36は、チャドコンテナの更に別な態様を器具長手方向に沿った断面図で示しており、 図37から図40は、この発明の単位部の構造を長手方向断面図と横断面図で説明的に示しており、 図41から図47は、各構成部分の異なる態様を示しており、 図48は、図12の別な態様を示している。 二つの基本的な概念、すなわち、「集積型」態様と「単位型」態様とが提供されている。 集積型態様の場合は、全ての部材が操作手順に最も都合のよいある順序にしたがって逐次的に搭載されている。 単位型態様の場合は、ステープラ及び/又は孔開けパンチャそして利器工具単位部が、カバー部材を設けて個々的に予め組付けられている。 図1は、この発明の器具800の斜視図であり、それには、ステープラと孔開けパンチャ機構が包含されていて、携帯用の態様、すなわち全ての利器工具が折り畳んだ位置となっている。 ステープラや孔開けパンチャの機構がこの明細書の後段において説明されるのであるが、工具類、ナイフ802、はさみ804、そして綴じ針リムーバ806が、器具の下部に設けられている格納スペースから振り出すことができるように、共通の枢軸308に枢着されていてなっている。 その利器工具用の格納スペースは、実質的に器具の外形を面一に画成するカバー部材812によって被蓋されている。 通常は、たった一つの工具が振り出され、取り扱いを簡単にするためにそのカバー部材は閉じておかれる。 図2が、ナイフ802を振り出した状態と綴じ針リムーバ806を90 °だけ枢動した状態を示しているのは、単なる説明の都合でそうしてあるだけである。 工具の格納状位置び/又は使用位置を付勢して維持するためにスプリング(図示しない。)が設けられている。 図3においては、この器具が、カバー部材820が器具の長手軸と並行な軸に枢着された変形例となっている。 スプリング822がそのカバー部材を開放位置に付勢しており、掛け金手段824がそれを閉めた位置に固定する。 カバー部材は、またこれをなくしたり、あるいはスライド式、すなわちシャッター状のものにしたりすることが可能である。 以下に、図4から図25にしたがって、ステープラ/孔開けパンチャの機構を具備した基本モデルの器具と前記ステープラ/孔開けパンチャの機構中に別個の機構として挿入される利器工具ユニット部を説明する。 図4は、ナイフが振り出された状態の器具全体の斜視図であり、図5は、別体としての利器工具ユニット部を示しており、図6は、器具の側面図であり、図7は、長手方向に沿った断面図であり、図8は、横断面図である。 図9は、分解斜視図であるが、上記集合構成及び/又は上記先出願のものの詳細が参照してある。 まず初めに、図7から図14を一緒に参照することにしよう。 プラスチック製の上部シェル2000の中には、開放用ボタン2002とステープラ開放用ボタン2004と綴じ針用マガジン用ボタン2006とのための通路用切欠部が形成されている。 その開放ボタン2002は、上側構成部材201 0上で長手方向に可動に案内されたリーフスプリングと協働し、また、それら二つのシェルを第一の位置に固定する。 このことに関しては、 上記先出願の開示が参考になる。 上部シェルは、湾曲した頂面部2001と幾分後退配置してあってスクリーン2012で覆われた側板2003とを有している。 上側構成部材2010には、ベアリング孔2016を有する軸支片2014が設けられており、そのベアリング孔に主軸2018を挿通搭載してある。 ステープラ開放ボタン2004用のロッキングフック2020が、上側構成部材201 0に対して軸2022によって枢着されており、ステープルドライバ2024が前記ロッキングフックの前に固定される。 その上側構成部材2010は、断面逆Uの字形をなしているのであるが、綴じ針用チャンネル2026を受容しており、それは、主軸2018に同じようにして枢支することができ、その中に、綴じ針用マガジン2028が長手方向に可動な状態で案内されている。 ステープラ機構の上部要素としては、ロッド2030と、圧片2032と、綴じ針を前進させるための圧縮スプリング2034が充てられていて、その詳細な構造は、上記した先の出願の中に集約されている。 また、綴じ針用チャンネルには、軸203 8で枢着して、「フラット−クリンチ機構」のブロック解除レバー2036が取付けられているが、そのレバーは、スプリング2040によって予めブロック位置に付勢されている。 最後になるが、その綴じ針用チャンネルも、また、直列のスロット2042を有しており、その中にブロック解除用ピン軸2044が可動に案内されている。 そのブロック解除用ピン軸2044は、綴じ針用マガジン2 028の掛け金2046に係合すると共に、もしその綴じ針用マガジンボタン2 006が押されると、通常はスプリング2050によってブロック位置に保持されているチルトレバー2048によって開放位置に移動させることができるのである。 そのチルトレバー2048は、また、主軸2018に枢着されている。 上側構成部材は、綴じ針用チャンネルと主スプリング2052を介して下側構成部材の上に支承されている。 下側構成部材は、逆Uの字形のアングル材でなる下側構成部材2054で構成されていて、更に、ステープラ側と孔開けパンチャ側との間で高さ方向に後退した部分を有する。 ステープラ側には、ステープラ用支持台2058と金床部を受容するための開口部2056が形成されている。 その開口部の下に、金床部が支持された支持板2060が設けられている。 ブロック用滑動片2064が、そのフォーク状先端部2066を支持板2062と下側構成部材2054との問のスペースの中に突出させている。 解除ボタン2068は、ステープラの支持台の対応する開口部2070を通じて突出する。 最後に、ブロック用滑動片の起動アーム2072は、下側構成部材の開口部2074を通じて、後者が偏寄したときにブロック解除レバー2036の通路を上方に延出する。 下側構成部材における「フラット−クリンチ状組付け」は、図10に集約して説明されている。 知られているように、かかる組み立てのステープラの支持台2 058は、綴じ針が綴じ針用チャンネルから打ち出されるときにその針先部が金床部に打撃することなく綴じられる材料を最初に通過するのであるが、そのフォーク状先端部2066が内方に突出し、而してステープラの支持台が下方に傾動して、綴じ針が金床部2060に接合到達するのは、上側構成部材と綴じ針用チャンネルとの間の相対を検知するブロック解除レバーがブロック解除滑動片2 064を内方に移動させるときだけである。 ステープラの支持台2058の枢動範囲は、そのステープラの支持台の内端部によって画成され、その内端部はフォーク2076として構成されており、開口部2056の長手方向内方縁部2078に押し出される。 これによって、傾動中にステープラの支持台が長手方向に移動するのが許容される。 図28と図29の説明から明らかになるであろう理由で、ステープラの支持台の通過開口部208 0は楕円形に近いものであって、金床部2060のビードのように厚くなったヘッド2082の外形に合致させてある。 これは、 そのヘッド2082と通過開口部2080の内壁との線状接触を形成し、全枢動通路にわたって二つの間のギャップを小さく保つことを可能にし、もって二つの間に綴じ針の詰まりを生じるリスクを低くする。 ステープラの支持台は、支持板2062のポスト2086とステープラの支持台の対向ポスト2087とが差し入れられて支持されているスプリング2084によって上方に弾圧される。 その上方可動端部は、通過開口部2080内で、ヘッド2082の下側に対して着座している停止部2088によって画成されている。 圧縮スプリング2094が、 ステープラの支持台の下側連続部2090とブロック用滑動片2064の上方に突出している延長部2092との間で挟持されていて、これは、一方では、ステープラの支持台2058を、金床部2060のヘッド2082における前縁部と係合させた状態を保ちながら、他方で、ブロック滑動片2064をブロック位置に押している。 搭載組付けにおいては、その金床部2060は、通過開口部20 80を通じて挿入されて支持板2066の開口部2096内にリベット固定される。 下側構成部材2054のUの字形基部2100は、開口部2056を伴った第一平坦部2102と、その第一平坦部より低い位置でそれに並行な状態となっている第二平坦部2104と、他の二つの前記部分と接続し主たるスプリング20 52(もし、それが図7のコイルスプリングであれば)が内側フランジ2110 上に配置支持されている中空部2108を形成してある傾斜部2106とを有している。 軸受部2112がUの字形の基部2100に固定されている。 この基部は、打ち抜きと曲げ加工によって形成された部品であり、Uの字形輪郭をなしている。 そのUの字形の基部は、長軸内側端ウエブ2114と、コイル状に形成された主スプリング2052がまた延在している中心開口部と、突き棒2120のガイドブッシュ2118が挿入される小さな開口部を伴った長軸外側端ウエブ2116 とで構成されている。 この軸受部の二つの長軸端ウエブは、共通平面に位置しており、その結果、孔開けされるべき紙類を受容するための隙間が第二平面部2104と長軸外側端ウエブ2116との間に形成される。 Uの字形の脚板2122の下限部は、傾斜部2106の傾斜に合致しているが、 それぞれの場合、90°にわたって曲げられ且つその傾斜部2106と並行な固定用タブ2125と両側に一つのダブルフック2126とを有している。 そのダブルフックの上部に、軸受部の輪郭で孔開けされる紙類の位置決めをするための停止部が構成される。 組付けの最中では、これらのダブルフックは、それぞれの場合下側構成部材の一つのスリット2124を通じて挿入され、而して、その軸受部は、そのダブルフックの外側フック部2128が第二平坦部2104の下に係合するに至るまで外方に押される。 この位置で、長軸内端ウエブ2114と固定用タブ2125とは下側構成部材に例えばスポット溶接で固定される。 内側に曲げたタブ2170がUの字形の脚板の上端開放縁部に一体的に形成されていて、上側構成部材2110は側縁中空部2172を有しており、そこには、それぞれ一つの一体成形されたフック2174が突出している。 タブとフックとは、停止部と対向停止部を形成し、これらは、上側構成部材と下側構成部材との間の開口角度を画成する。 下側構成部材における平坦部2104は、また、孔開けパンチャの位置決め手段として意図される光導体2132が突出する一つの開口部2130を有すると共に、突き棒2120と協働する孔開けダイス部2134を有している。 その詳細は図15で理解できる。 既に何度も説明した先の出願のものの態様とは異なり、突き棒2120は、リーフスプリング2136によって上側構成部材の湾曲部2138に対して然るべき位置決めで保持されて、ステープラが起動されたとしても、つまり、綴じ針用チャンネル2026が降下しても、孔開けパンチャの隙間2139の中にそれは突出することない。 孔開けされる紙類のための隙間は、 その頂部で薄いカバープレート2140 によって終端している。 最後に、下側構成部材は、更に、利器工具単位2180で構成されており、それは、先部固定手段3002を介して支持板2062と、後部固定手段3004 を介してダブルフック2126の内端部5500とに適合させてあり、また、以下に突き棒2120によって打ち出された「打ち抜き片」と称するチャドを受けるためのコンテナを有するプラスチック製の下部シェル2142によって構成されている。 図8から理解できるように、自由スペースがその単位部の外壁と下側構成部材2054のUの字形脚部の内側との間に構成され、そして、その単位部に追加された機能部品がこれらの自由スペース内に配置される。 そのプラスチック製の下部シェルは、Uの字形脚部の自由縁部と単位部の外壁の自由縁部の周りに係合してそれらの自由スペースを外部に対して被蓋する。 その単位部から利器工具が振り出される位置においては、そのプラスチック製の下部シェルは、切欠部を有していて器具を下に降ろすための平坦部を画成している。 上記実施例の場合、出来上がった器具の寸法を最適にするために、スペースの分轄はことのほか重要である。 下側構成部材の高さ目盛りは、チャドのコンテナに必要な高さを比較的低く抑えながら、突き棒を孔開けダイス部上に移動させることを可能にする。 他方で、その利器工具の単位部はより高さを必要とし、また、ステープラの金床部側の下側構成部材は、特にそれが「平坦係合構成」を有するときは、またその下側構成部材の中にある程度のスペースを必要とするが、対照的に、綴じ針用チャンネルや綴じ針ドライバ更にはロック機構のために必要なスペースは、比較的低くなっている。 更に、ブラケット状の軸受部や、二つの構成部分を開いた状態に付勢する主スプリングの支持手段は、その利器工具の単位部の上に配置される。 したがって、その利器工具の単位部は、第二の厚生部の基部表面から離れて適合される。 この構造は、また、一方では綴じられ、他方では孔開けされる紙類の位置決めのために、異なる平面を構成することになる。 ここに述べられた高さのオフセットをしないと、この器具はかなり高さが大となり、そこからは機能的な利点を得ることができないであろう。 更に、ステープラと孔開けパンチャを有する実施例では、相互に連通しているところの、利器工具アセンブリの一端側受容スペース、及び孔開けパンチャからのチャドを受ける他端側受容スペース、並びにそれら二つの受容スペースの間で孔開けパンチャのための位置決め窓を搭載する追加構成でもって、下側構成部材の長手方向にわたるスペースを最適有効に用いることになる。 打ち抜き片用のコンテナの三つの態様とそのカバーが、図16から図21に示されている。 その主たる目的は、カバーが体積した打ち抜き片によって開放方向に圧される前に、コンテナを空にする必要があることをユーザに示すにある。 図18は、断面図であるが、打ち抜き片コンテナは、カバー2144が閉じられた状態を示している。 各場合において、光導体2132の両側で一つのリーフスプリング又はワイヤスプリング2146が、そのカバー上に一体形成された延出部2145上に弾圧してカバーを閉じた状態に維持する。 もし、打ち抜き片がカバーを内側から圧っしたら、前記カバーは、最初に、図17に示すように、スプリングに抗しながら、対応して打ち抜き片コンテナから幾分か持ち上がることになり、その結果、ユーザはコンテナがいっばいであることを知ることになり、 しかしながら、そのカバーは、スプリング2146によってなおも閉じた状態にあるので、シール片2148は、打ち抜き片が落ち出ることがないように保障する。 それらのスプリングは、膨張した部分2150を有しており、それは、延出部2145が、図16に示すように、開いた位置に、スプリング2146の作用でカバースプリングの前に走行させる。 この膨張した部分は、そこで、またカバーを開いた位置に維持するのであるが、これは図16に示してある。 図19の実施例では、カバーを常時閉じた位置に弾圧している脚部スプリング2152が使用されていて、そのカバーが開かれた操作がなされたときは必ず閉められるようになっている。 ここで説明された二つの実施例の場合においては、カバーがハウジングのピン軸2154に枢着されているが、図20と図21の実施例は、脚部スプリング2 156の端部が屈曲していて、それら自体がカバーに枢着さられている場合である。 これは、装備補給上の利点があり、それは、図20に見るとおり、カバーが枢動開放されるにおいて殆ど180°に開くことが可能となる。 図22から図25には、ステープラを起動し、またロッキングフック2020 でステープラボタン2004と協働する手段が示されている。 図22は、初期位置を示している。 ボタン2004は、(ここでは図示していない)スプリングの付勢に抗してピン軸2158の周りに枢着され、そこにレバー2160が関節状に取付けられてスプリング2162で(図示しない)停止部材に対して付勢されている。 ロッキングフック2020は、スプリング2164によってロック位置に付勢されており、そのロック用ピン軸2166を、綴じ針用チャンネルに提供してその綴じ針用チャンネル自体をその上昇位置に保持する。 ボタンに圧力がかけられると、そのロッキングフックは、そのピン軸2166を開放し、そのボタン2004が押し下げられていたとしてもその初期位置に枢動復帰し、もし、そのボタンが、綴じる作業をしているときに押したままになっているとすれば、フックは、決してその初期位置に枢動復帰することはなく、その場合は、レバー2 160を幾らか偏寄させるのであるが、この様子は図24に示してある。 もし、 一旦ロッキングフック2020が初期位置に枢動復帰してボタンが開放されたとすると、図25に示すように、そのレバーは、スプリング2162に抗して偏寄して、ロッキングフックのところを通過して正確な初期位置に復帰することができる。 もし、何らかの理由で、その綴じ針用チャンネルが上側構成部材の中で針詰まりを起こしたならば、ロッキングレバーは、それが綴じ針用チャンネルに突き当たるまで偏寄することができるだけであり、その場合、ボタンが押された状態にあることで、 それは開いた位置のままになっており、このことは、図23に示してある。 ロッキングフックが、既にピン軸2166を綴じ針用チャンネルが可動な範囲に開放するので、例えば利器工具類を用いるために屈曲部2168の操作をすると、綴じ針用チャンネルは開放される。 図26と図27とは、この発明の上記したような集積構造の実施例器具に関するものである。 図26は、分解斜視図であり、図27は、長手方向中央断面を示している。 この実施例器具の場合、利器工具の一つ、つまり綴じ針リムーバは、 振り出せるようにはなっていないが、その代わりに、その器具の下側で可動に案内されていて、また、それぞれの場合に、少なくとも一つ以上の振り出し式利器工具が側部のチャンネルに組付けてある。 この実施態様の利点は、綴じ針リムーバが直ちに所定の使用位置に移動することである。 図26は、実施例器具のスケルトン構成を示している。 一番上から一番下まで、その器具は、プラスチック製で湾曲した頂面部912及び幾らか後退した平坦な側壁部914並びに、これらで画成された中空部とを伴ったシェル910で構成されている。 金属製のスクリーン916が側壁部914にわたって係合している。 一つの上側構成部材918と外側チャンネル920とが、主たるピン軸92 2に枢着取付けしてある。 外側チャンネル920は、綴じ針用キャリヤ924を保持している。 その上側構成部材918は、突き棒928を起動する部分926 を具備しており、それは、好適にはアルミニウムかマグネシュウムでなるスライドブッシング930の通孔932内に案内されている。 そのスライドブッシング930は、ブロック934の対応する開放部に圧接保持される。 そのブロック934は、938で示したリベット孔と三本のリベットによって結合して基部となる下側構成部材936に取付搭載される。 その下側構成部材936は基部940とカバー部材942とでなり、後者は例えばスポット溶接によってしっかりと基部上に固定される。 基部940は、底壁部944と、頂壁部946と、頂壁部・低壁部に接続している側壁部948とでなり、而して、輪郭がチャンネル状に形成されている。 頂壁部946は、金床部950と支持台952(図27参照)のために凹陥している。 低壁部は、プラスチック製の下部シェル956に一体形成されている打ち抜き片用のコンテナ95 4を受け入れるために凹陥している。 低壁部944は、綴じ針リムーバ966を案内するための長いスロットを有しており、それぞれの場合で一つの利器工具が側壁部948とカバー部分との間に形成されたチャンネルから振り出されるようになっている。 綴じ針リムーバ966は、下部シェル956の凹陥部968に合致するような輪郭のグリップ片を有している。 その綴じ針リムーバは、その余の位置においては掛け金してあり押しボタン967でこれを外すことができる。 綴じ針リムーバが、これに着座している離脱した綴じ針を発射するために押されるときは、突部957が、逐次綴じ針リムーバと協働する。 下部シェル956は、ねじ970とスナップ式取付けアーム972とによって低壁部944に取付け搭載される。更にまた、頂壁部946は、一体形成された管状リベット960を有しており、それは、また、突き棒928の近くに下部シェル956を保持する。さて、図28から図36までを見ると、そこには別な態様のそれぞれの構成部品や組合せが説明されている。突き棒928(図26)または2120(図9)は、管状部962とシリンダ状に湾曲した上部側を有するプラスチック製キャップとで構成され、これらは、スナップアクション(図27と図34)、射出成形(図32)又はプレス接合(図33)によって接続するのが好適である。これは、キャップとビード926の丸い頭部間に線状接触をもたらす。キャップ(図26)の側部連続面9 29には、綴じ針用チャンネル920が突き棒の下で係合し、而してそれを孔開け操作にしたがってそれを引き上げる。図28から図31は、綴じ針が詰まるのをかなり防止することができ、又は、 そのような針詰まりを生じたとしても、これを好適に除去することができる装置を示している。もし、金床部950(図26)と支持台との間で綴じ針が詰まった場合には、 そこに詰まった綴じ針の除去は、凹部1000が支持台中に形成されていてブロック用の部分1002がアクセス可能となるように設けられている。そのブロック用の部分1002の連続部分は1004は、適当にその凹部1000中に延出している。そのブロック用の部分1002は、かくしてマニユアル操作で移動させることができて、支持台952がマニユアルで押し下げられて詰まった綴じ針を外すことができるようになっている。これとは別に、あるいは追加的に、金床部と支持台との隣接平面は、平坦である代わりに高さを違えることで、綴じ針が入り込むのを防止することができる。一つの実施例として、図29は、金床部9 50が鋸歯状になっている場合を示しており、それは、支持台と補合する開口部と協働する。湾曲した輪郭(図28)もまた同じ目的のものである。綴じ針が咬み込まれると、支持台は押し下げられた状態で詰まってしまう。支持台の開放は、そこで突起部1006と凹部1008とを基部板940に配置することで行ない、それは、その凹部が突起部1006に下からアクセスして支持台952引き出されるようにするものである(図28から図31)。同様に、図35によれば、もし、ユーザが非常に硬いものを綴じようとしたときに綴じ針用チャンネルが、ボタン1010が既に押し下げられているにもかかわらず上側構成部材918(図26)中に懸架されたままになっているとすれば、綴じ針は綴じ針用チャンネル中に詰まっているのである。その綴じ針用チャンネルの操作を簡単にするために、ホタン1010とレバー1012とは、そのボタン1010が押されたときに、その綴じ針用チャンネル920に直接作用して針詰まりを解消することができる連続部1014を有するように形成されている。また、その突起部1011がその綴じ針用チャンネル1011の端部側に設けられて、前記綴じ針用チャンネルが針詰まりが生じたことで突起部により引き下げられるようにすることが可能である。図36は、孔開けパンチャの打ち抜き片コンテナ、つまり突き棒928によって打ち抜かれて集められた紙のチャドを受け入れるコンテナの変形例を示すための長手方向部分断面図である。この変形例は、上記実施例とは異なり、カバー1 016が、そのカバー又は後壁部1020に接合しているポリプロピレンストリップ1018によって下部シェル956の本体に関節状の手段で接続している。そのカバーが閉じられたときの適合状態は、後壁部1020の開口部の中で光導部(これは図9と図27とに見られる。)に係合するアーム1022と、二位置ロック手段1024とによって保障される。チャド受入れコンテナに設けた孔開けダイス部の下に配置されたリブ1026が、入ってくる紙の打ち抜き片を寄せ集めて、コンテナ内により均一に詰まるようにする。図37から図40によれば、利器工具単位が説明されている。この実施例では、前記利器工具単位は、二つの合致した外壁部3000からなり、これらは、それぞれ、二つの組付けフック3002と3004とを具備している。フック30 02は、支持板2062(図9)上に適合し、フック3004は軸受部のダブルフック2126と係合する。側方に突出している突出部3006(図5)は、その利器工具単位を下側構成部材(図5)の中で求心を維持し、前記利器工具単位は、曲げ加工で張り出した脚板3008(図11)によって取付け位置に固定される。この実施例のように、外壁間のスペースは、薄い中間壁3010によって再分轄されてそれぞれの場合の一つの利器工具のための格納室となっている。利器工具は、共通のピン軸3012を中心に枢動振り出され、図37から図4 0にには、ナイフ3014のブレードが、この機器の機能を例示するために示されている。リーフスプリング3016が、それらの頭部3018を対応利器工具の脚部3020に弾接していて、図37に示すように利器工具を格納位置に付勢保持するか、あるいは図39に示すように振り出した位置に付勢保持する。枢動の最中では、摺動摩擦がそのスプリング頭部と利器工具脚部(図38)との間に働く。これによると、ポケットナイフと同じとなり、そこからは、一方のスプリング頭部と他方の利器工具脚部との幾何学的形態が導き出せる。そのスプリングは、二本アームレバーとして設計されていて、それらの関節部分はリベット30 22によって形成されており、頭部3018から遠ざかる方向に向けてあるレバーアーム3023がそのリベット3024に支持されている。取付け状態においては、利器工具やそれらの間に設けられた仕切り層3010 は、プラスチック製のシェル毎にある凹部の中で実質的に合致した輪郭で配置されている。振り出し用の軸に近いところに、単位利器工具が、下側構成部材20 54のUの字形の脚部の内側に、例えばリベット頭部3025(図5)のような突起部によって横方向に支えられていて、捩れ変形がないようにしてある。上述した実施例の幾つかの変形例が図41から図47にわたって説明される。図41と図42は、部分的な長手方向断面によって、ステープラの支持台400 0とブロック用アングル片4002を、支持台が支持されそして押し下げられた状態で示している。そのブロック用アングル片は、アングル状に形成した部分4004を有しており、これは、下から通して押され、その目的のために少し延在した状態のスロット4006を通じて下側構成部材2054 の基面部の上に懸かることになる。その支持台の開口部4008は、そこでブロック用アングル片の接続部4010の上に係合してそのブロック用アングル片の開放位置に対する停止部を形成(図42)するが、そこでは、そのアングル状に形成した部分はなお支持された状態にある。図43は、孔開けパンチャの周りにおける長手方向部分断面図である。その主たるスプリングは、この場合、一端側が下側構成部材に、他端側が上側構成部材に支持されていてしかも軸受部4026中を貫いて延在している強力曲げ加工の二重ワイヤスプリング4020として構成されており、やはり図9において参照できる。図44は、長手方向部分断面図によって、突き棒の変形例を示している。その切断刃の部分は、堀り込み溝4030によって画成されている。その結果、特に比較的頑丈な材料に孔開けをするときに、切り出された打ち抜き片は、この溝に嵌まり込むようにすることができる。これを妨げるようにして、その突き棒は、 その溝内に突出して打ち抜き片をその輪郭が完全に切り抜かれる前にその真ん中を押してそれら打ち抜き片を受入れコンテナに向ける押出器4032を包含している。したがって、打ち抜き操作が終了した後で、それは自らの弾力により突き棒から付勢されて離れる。好適には、その押出器は、キャップ4034と一体的に形成されており、中空な突き棒に圧嵌してある。図45は、孔開けパンチャからの打ち抜き片を受入れるコンテナのところの長手方向部分断面図であり、図46はその横断面図である。コンテナ5000は、 プラスチック製の下部シェルに成型で取付けてあって、それにはUの字形断面部5002のフラップが設けられてあるが、そのフラップは、強力関節部5004 によって、閉位置から図に示された空の状態の位置に移行でき、その開く側の限界は、コンテナとフラップの間にある停止部構成5006 に設定される。その閉位置は、ボス部5008が係合ノッチ5010に係合し、 その位置で、そのフラップは脚部スプリング5012によって付勢されることで固定される。コンテナが一杯になったときには、打ち抜き片がスプリングの弾力に抗して、 フラップが係合ノッチ5010から外れるまでフラップに圧力をかける。しかしながら、ボス部5008が第二の係合ノッチ5014に係合するので、そのフラップは、未だ、単に小さな角度だけ開くのである。フラップのこの位置においては、フラップとその端部側とがなおその開口部の隙間を覆うので、全ての打ち抜き片をコンテナから脱落することを不可能にする。しかしながら、フラップがもはや器具本体と面一でないことは、そのコンテナを空にするときであることのユーザへの警告である。側壁部5016がしっかりと取り付き、またフラップが長い時間にわたって係合位置となることを保障して切り抜き片の侵入に備える目的で、金属製の展延部材5018がフラップ中に固定してあり、その金属製の展延部材を横断面Uの字形をなし、且つそのUの字形の脚部で外方に押圧する。最後に、図47は、例えば、ねじまわしのような工具4060によって、その突起部4064を圧して詰まった綴じ針用チャンネルが詰まりを解消する方法を示しており、勿論、これは、ステープラ解除ボタンが押されたときに、これは作動しないのであり、そうでなければ、この器具が故障することになる。この場合に、この解除ボタン4066は、綴じ針用チャンネルから判るように、突起部4 068を設けてあり、ボタンの関節部4070を越えて延在し、而して、その工具がその突起部4068に接合するとき、そのボタンは、時計方向に旋回し、それによって開放位置に移行することになる。上記説明では「利器工具」なる用語を使用するときには、この用語は、最も広い意味に解すべく、工具、計測器、そして他の特に事務用機器として適当な機器という意味に解されるべきである。この発明は種々の器具として応用できるのであり、その例を以下に述べる。特に事務用としての携帯用多機能器具が、第一構成部材と第二構成部材を有しており、これらは相互に可動に接続していて、それらが共に実質的に一体化した輪郭で、二つの構成部材が相互に基面部を対向させて上下に配置された閉状態の長細い実質的に立方体となる第一位置と、第二位置との間を移動できて、次のように構成されている。 −構成部材の一つが綴じ針用マガジンとステープルドライバとを有しており、 他の構成部材が打ち出された綴じ針の先端を丸く曲げるための金床部を有し、及び/又は −構成部材の一つが孔開けパンチャの突き棒と打ち抜きダイス部とを有しており、他の構成部材がその突き棒を起動するための圧力レバーとを有し、 −第二位置では、それらの構成部材は、それらの基面部間に自由スペースを形成してステープラ及び/又は孔開けパンチャがそれら構成部材の相対動で作動するようにしてあり、 −少なくとも一つの部材は更に別な工具が組付けられてそれらが格納位置から使用位置に移動できるように中空に形成してあり、 −構成部材を、手動で解除できるように、第一位置でそれらが他の工具を操作するためのグリップをなしている。別な態様として、その利器工具は、多目的携帯器具、特に事務用器具として、 第一構成部材と第二構成部材を有しており、これらは相互に可動に接続していて、それらが共に実質的に一体化した輪郭で、二つの部材が相互に基面部を対向させて上下に配置された閉状態の長細い実質的に立方体となる第一位置と、第二位置との間を移動できて、次のように構成されている。構成部材の一つが綴じ針用マガジンとステープルドライバとを有しており、他の構成部材が打ち出された綴じ針の先端を丸く曲げるための金床部を有し、 及び/又は −構成部材の一つが孔開けパンチャの突き棒と打ち抜きダイス部とを有しており、他の構成部材がその突き棒を起動するための圧力レバーとを有し、 第二位置では、それらの部材は、それらの基面部間に自由スペースを形成してステープラ及び/又は孔開けパンチャがそれら構成部材の相対動で作動するようにしてあり、 −手動によって、構成部材を、それらが他の利器工具を操作するときのグリップして形成できる第一位置に固定する手段が設けてある。更に別な変形例として、多目的携帯器具、特に事務用器具として、第一構成部材と第二構成部材を有しており、これらは相互に可動に接続していて、それらが共に実質的に一体化した輪郭で、二つの部材が相互に基面部を対向させて上下に配置された閉状態の長細い実質的に立方体となる第一位置と、第二位置との間を移動できて、次のように構成されている。 −構成部材の一つが綴じ針用マガジンとステープルドライバとを有しており、 他の構成部材が打ち出された綴じ針の先端を丸く曲げるための金床部を有し、 −それら構成部材は、第二位置において、それら構成機器の相対的な動きによって綴じる作業をするためのスペースを基部表面間に形成し、 −各綴じる作業の後に、そのステープラは、自動的に動作終了し、手動で起動することができ、そして、 −手動的な解除方法によって、作動終了したステープラをその部材の第一位置に固定する。更に別な変形例として、多目的携帯器具、特に事務用器具として、第一構成部材と第二構成部材を有しており、これらは相互に可動に接続していて、それらが共に実質的に一体化した輪郭で、二つの構成部材が相互に基面部を対向させて上下に配置された閉状態の長細い実質的に立方体となる第一位置と、第二位置との間を移動できて、次のように構成されている。 −二つの構成部材は、基部表面と頂壁表面と、二つの側壁面と、両端壁部面とで画成される実質的に鏡面対称な外形輪郭を有するシェル状中空体として構成されており、その基部表面は、第一位置で、相互に離隔して両端部表面からアクセスできるチャンバを画成しており、 −二つの構成部材は、それらがその部材の基面部に並行で且つ長手方向に交差して延在するピン軸に枢着されており、 −手動で解除できる方法でその構成部材を第一位置に固定する手段が設けられている。器具は、また、特に事務用としての携帯用多目的器具であり、それは、第一構成部材と第二構成部材を有しており、これらは相互に可動に接続していて、それらが共に実質的に一体化した輪郭で、二つの部材が相互に基面部を対向させて上下に配置された閉状態の長細い実質的に立方体となる第一位置と、第二位置との間を移動できて、次のように構成されている。 −第二構成部材は、タイス部、突き棒を備えた突き棒ガイド、及び孔開けされる材料が押し込まれる深さの限界を規定する停止部を備えた支持支持台を有しており、しかも、第一構成部材は、突き棒起動用の圧力ハンマを備えており、 −構成部材の一つが、支持台のダイス部と停止部との間の範囲を見ることができる窓を有していて、孔開けされる材料の側方位置決めができるようになっており、 −手動的な方法で解除自在にそれら構成部材を第一位置に固定する手段が設けられている。器具は、また、特に事務用としての携帯用多目的器具であり、それは、第一構成部材と第二部材を有しており、これらは相互に可動に接続していて、それらが共に実質的に一体化した輪郭で、二つの構成部材が相互に基面部を対向させて上下に配置された閉状態の長細い実質的に立方体となる第一位置と、 第二位置との間を移動できて、次のように構成されている。 −第一構成部材が第一工具の作動用部材を包含し、また、第二構成部材が更に作動用部材を包含しており、 −両部材は、相互に案内状態で動くことができて、スプリングの力に抗して、 それら工具が起動されて第二位置から第一位置に移動できるようになっており、 −手動的な方法で、それら構成部材を第一位置に解除可能に固定できる手段が設けられており、その手段は、第一解除手段で構成されていて、これを作動させると工具の一つを起動させるが他の工具は動きを抑止されながらも、第二起動手段によって作動できるようになっている。最後に、この器具は、特に事務用の多目的携帯器具であってもよく、それは、 閉じた状態で細長く実質的に立方体をなして、ステープラ及び/又は孔開けパンチャの作動部材を有しており、しかも次のように構成されている。 −その立方体は、閉じられたり孔開けされる材料を挿入するために少なくとも一つのスリットを備えており、そのスリットには一端部からアクセスが可能となっていて、 −ステープラ及び/又は孔開けパンチャ用の作動部材は、その立方体の外側輪郭と面一となっている第一位置から、スプリングの弾力によって第二位置に移動できるようになっており、 −主導的な方法で解除可能に、その作動部材を第一位置に固定する手段が設けられている。図48は、同様に図11から図14に示してあるように構造の一部を示している。ブラケット状の軸受部6000は、ラグ部6002を有しており、それは、 基板6006の対応スロット6004を通じて、二本のUの字形の脚部のそれぞれに押し付けられる。両ラグ部は、孔開けパンチャの切り抜き片のために設けられたコンテナの方向に開いている切欠6008を有しており、 そこに単位器具の対応外壁部の横方向突出接続部6010が係合する。そのブラケット状の軸受部は、スポット溶接によって、内方に曲げた接続部6012を基部板に固定している。

    【手続補正書】特許法第184条の8第1項【提出日】平成11年5月6日(1999.5.6) 【補正内容】 図26は、この発明の更に別な器具を分解説明するものであり、 図27は、図26の器具の長手方向に沿った断面図でえあり、 図28と図29は、金床部と支持台の詳細な平面図で示しており、 図30と図31は、金床部配置と支持台の詳細な長手方向に沿った断面図で示しており、 図32から図34は、突き棒部の態様を器具長手方向に沿った断面図で示しており、 図35は、ステープラ開放機構配置の別な態様を器具長手方向に沿った断面図で示しており、 図36は、チャドコンテナの更に別な態様を器具長手方向に沿った断面図で示しており、 図37から図40は、この発明の単位部の構造を長手方向断面図と横断面図で説明的に示しており、 図41から図47は、各構成部分の異なる態様を示しており、 図48は、図12の別な態様を示している。 二つの基本的な概念、すなわち、「集積型」態様と「単位型」態様とが提供されている。 集積型態様の場合は、全ての部材が操作手順に最も都合のよいある順序にしたがって逐次的に搭載されている。 単位型態様の場合は、ステープラ及び/又は孔開けパンチャそして利器単位部が、カバー部材を設けて個々的に予め搭載されている。 図1は、この発明の器具800の斜視図であり、それは、二つの構成部材1, 2で構成されていて、ステープラと孔開けパンチャ機構が包含されていて、携帯用の態様、すなわち全ての利器が折り畳んだ位置となっている。 ステープラや孔開けパンチャの機構がこの明細書の後段において説明されるのであるが、工具類、ナイフ802、はさみ804、そして綴じ針リムーバ806が、器具の下部に設けられている格納スペースから振り出すことができるように、共通の枢軸308に枢着 請求の範囲1. 第一部材(1)と第二部材(2)とで構成されていて、これらは、可動に接続されており、それらが細長く実質的に閉じた平行立方体をなしている第一位置と、第二位置との間を移動できるように構成した、特に事務用手持ち式多目的器具において、 − それらの構成部材(1,2)の一つが、ステープラの綴じ針用マガジン( 920,924,2028)と綴じ針リムーバとでなり、他の部材(2,1)が、打ち出された綴じ針の端部を曲げるための金床部(950,2024)でなり、及び/又は、 − それらの構成部材(1,2)の一つが、孔開けパンチャの突き棒(928 ,2120)と孔開けダイス部(2134)とでなり、他の部材(2,1)が、 突き棒(928,2120)を起動するための圧力レバー(918,2010) でなり、 − それらの構成部材(1,2)は、第二位置で、それら構成部材(1,2) の相対動によってステープラ及び/又は孔開けパンチャにより作業を行なう共通スペースを形成しており、 − 振り出すことができる更なる利器工具(802,804,806,301 4)がそれら部材の一つの中に格納位置に組付けられて、その位置からそれらが使用位置に移動できるようにしてあり、そして −それらの部材は、第一位置で、共に前記更なる利器工具(802,804, 806,3014)を操作する際のグリップを形成するものであり、 前記更なる利器工具(802,804,806,3014)を組み込んだ前記部材(2)は、端部側とカバー側に向いて開いている格納室を有しており、前記更なる利器工具(802,804,806,3014)のアセンブリ(2180 )が組み込まれて前記構成部材(1,2)の動きの方向を横切るように延在する共通の軸(808,3025)で枢動して振り出しが可能になっている、手持ち式多目的器具。 2. 請求の範囲第1項に記載の手持ち式多目的器具において、構成部材(1, 2)を第一位置に手動的な方法で解除することができるように固定するための手段(2002,2008)が設けられていることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 3. 請求の範囲第1項又は第2項に記載の手持ち式多目的器具において、前記構成構成部材(1,2)は、それぞれが、基面部、頂面部、二つの側面部そして二つの前端面部を有してシェルの形に形成されており、相互に可動に接続されていて、それらが相互に重合して前記基面部を対向させた状態の本体を形成する第一位置と、第二位置との間を移動できるように構成したことを特徴とする、手持ち式多目的器具。 4. 請求の範囲第1項から第4項の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、構成部材(1,2)は、実質的に、鏡面対称の外形輪郭を有していることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 5. 請求の範囲第3項又は第5項に記載の手持ち式多目的器具において、構成部材(1,2)は、実質的に合致した基面部を有していることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 6. 請求の範囲第1項から第5項の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、綴じられ又は孔開けされる材料を挿入するための少なくとも一つのスロットがあり、それは、本体の端部側から内方に延在していることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 7. 請求の範囲第6項に記載の手持ち式多目的器具において、少なくとも一つの挿入スロットが二つの構成部材(1,2)の基面部間に設けられていることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 8. 請求の範囲第1項から第7項の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、金床部(950,2060)を構成してある構成部材(1,2)に格納室が設けられていることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 9. 請求の範囲第1項から第8項の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、部材の一つ(1)が、孔開けパンチャ及び/又はステープラの起動部材を形成しており、特に格納室が他の部材(2)に配置してあることを特徴とする、 手持ち式多目的器具。 10. 請求の範囲第1項から第9項の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、それら構成部材(1,2))が、それらの前端面部に近いところで枢着されており、その枢軸(2018)は、それら構成部材(1,2)の基面部と平行であり且つ本体長手方向と交差する方向に延在していることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 11. 請求の範囲第1項から第10項の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、その格納室は、孔開けパンチャ及び/又はステープラのための起動部材から遠い本体側部に設けられていることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 12. 請求の範囲第1項から第11項の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、少なくとも構成部材(1,2)の一つは、それら構成部材(1,2) の特に側面部を形成している金属製のスケルトンで構成され、構成部材(1,2 )の頂面部と前端面部とを構成するプラスチック製のカバーシェル(910,9 56,2000,2192)を伴っていることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 13. 請求の範囲第12項に記載の手持ち式多目的器具において、部材(2) のスケルトンは、金属製のアングル材(2054)でなり、それはUの字形横断面をなしており、そのUの字形脚部間には利器工具アセンブリ(2180)が組み込んであることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 14. 請求の範囲第13項に記載の手持ち式多目的器具において、その脚部は、その利器工具アセンブリ(2180)に合わせてある部材(2)の頂面部をなすハウジングシェル(2142)によって外側が覆われていることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 15. 請求の範囲第13項又は15項に記載の手持ち式多目的器具において、 ハウジングシェル(2142)によって覆われている共通スペースが、利器工具アセンブリ(2180)とUの字形脚部との間に設けられていることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 16. 請求の範囲第12項から第15項の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、構成部材(1,2)の内の少なくとも一つの、好適には頂面部に対して後退している側面部が、スクリーン(916,2012)で形成されていることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 17. 請求の範囲第16項に記載の手持ち式多目的器具において、そのスクリーン(916,2012)における頂面部に指向している端縁部が、その頂面部の下の対応スロット中に設定されていることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 18. 請求の範囲第16項又は17項に記載の手持ち式多目的器具において、 そのスクリーンル(916,2012)は、対向する部材(2)の方に指向している端縁部で直角に曲げてあり、その曲げた部分がそのスクリーン(916,2 012)が設けられた部材(1)の基面部と、あらかた面一となっていることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 19. 請求の範囲第1項から第18項の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、格納室を画成する凹部の縁部は、器具の立面部を形成していることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 20. 請求の範囲第1項から第19項の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、利器工具アセンブリ(2180)を組付けた部材(2)の基面部は、 第一平坦部とこの第一平坦部から高さで後退させてある第二平坦部2104)とでなることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 21. 請求の範囲第20項に記載の手持ち式多目的器具において、二つの平坦部(2102,2104)は傾斜連続部(2106)によって接続していることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 22. 請求の範囲第20項又は第21項に記載の手持ち式多目的器具において、第一平坦部(2102)は、綴じられる材料の支持台を形成していることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 23. 請求の範囲第20項から第22項の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、第二平坦部(2104)は,孔開けされる材料の支持台を形成していることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 24. 請求の範囲第20項から第23項の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、第一平坦部(2102)は,対向する部材(1)の頂面部に対して、第二平坦部(2104)より近接して配置されていることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 25. 請求の範囲第20項から第24項の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、利器工具アセンブリ(2180)は、第一平坦部(2102)の下に適合配置されていることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 26. 請求の範囲第20項から第25項の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、二つの構成部材(1,2)を関節状に相互接続する枢軸(927, 2018)を支承する軸受ブラケット(934,2112,6000)が設けられており、その軸受ブラケットは、第一平坦部(2102)に固定されると共に、部分(2102,2104,2106)を備えた部材(2)の基面部の連続部(2106)の部域内に固定されていることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 27. 請求の範囲第26項に記載の手持ち式多目的器具において、その軸受ブラケット(934,2112,6000)はUの字形横断面をなしており、それは接続部(2106)の部域内でそのUの字形脚部間に凹部を有していて、接続部(2106)のコーナーに適合している縁部によってこの部分に支持され、連続部(2104)と平行に延在して内方に曲げた固定用タブがその縁部に配置されていることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 28. 請求の範囲第27項に記載の手持ち式多目的器具において、その軸受ブラケット(934,2112,6000)のUの字形横断面は、第二平坦部(2 104)を越えて延在しており、後者で孔開けされる材料のための挿入スロットの限界を規定していることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 29. 請求の範囲第26項から第28項の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、その軸受ブラケット(934,2112,6000)は、そのUの字形の基部のところで、第一平坦部(2102)に固定され、固定用タブ(21 25)によって接続部(2106)に固定されていることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 30. 請求の範囲第28項に記載の手持ち式多目的器具において、突き棒(2 120)を案内する軸受ブシュ(2118)が,軸受ブラケット(934,21 12,6000)の第二平坦部(2104)を越えて延在する部分の基部内に配置されていることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 31. 請求の範囲第26項から第20項の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、基面部内の対応する凹部を通じて突出して後者の下に係合するフック形突起(2126)が、その軸受ブラケット(934,2112,6000) 上に構成されていることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 32. 請求の範囲第31項に記載の手持ち式多目的器具において、Uの字形脚部の延長部がその突起(2126)をなしていることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 33. 請求の範囲第31項から第32項の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、突起(2126)は、孔開けする材料が挿入できる深さの限界を規定する停止部を形成していることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 34. 請求の範囲第26項から第33項の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、タブ(2126,5500,6002)が、軸受ブラケット(93 4,2112,6000)上に構成されて一つの利器工具単位アセンブリ(21 80)の懸架機構をなし、そのタブ(2126,5500,6002)は、好適には軸受ブラケット(934,2112,6000)のUの字形脚部の延長部であることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 35. 請求の範囲第34項に記載の手持ち式多目的器具において、そのタブ( 2126,5500,6002)は、利器工具アセンブリ(2180)の懸架のための切り込み(6008)を有していることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 36. 請求の範囲第1項から台35項の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、利器工具アセンブリ(2180)を組み込んだ部材(2)の基面部をなしている壁部から格納室に向かうアタチメントポイントが、利器工具アセンブリのために設けられていることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 37. 請求の範囲第31項又は第36項に記載の手持ち式多目的器具において、そのアタチメントポイントは、フック状突起(2126,5500,6002 ,6008)によって形成されていることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 38. 請求の範囲第36に記載の手持ち式多目的器具において、ステープラの機能要素のための支持板(2062)は、利器工具アセンブリ(2180)を組み込んだ部材(2)の前端面部の近くに配置されており、その支持板には、アタチメントポイントが配置されていることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 39. 請求の範囲第20項から第38項の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、第一位置にあっては構成部材(1,2)の基面部は、実質的に相互に平行に延在していることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 40. 請求の範囲第39項に記載の手持ち式多目的器具において、綴じられたり孔開けされたりする材料のための挿入スロットは高さを違えて配置してあることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 41. 請求の範囲第39項に記載の手持ち式多目的器具において、二つの挿入スロットは側面部に形成され且つ実質的に同じ高さの傾斜スロットで連続していることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 42. 請求の範囲第1項から第41項の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、二つの構成部材(1,2)を関節状に接続する枢軸(2018)を組み込むために、部材(2)上に配置されたUの字形軸受ブラケット(934,2 112,6000)を、他の部材(1)の逆Uの字形に曲げ成形したブラケット支持体(2010)の脚部間に配置して、枢軸(2018)で枢着したことを特徴とする手持ち式多目的器具。 43. 請求の範囲第42項に記載の手持ち式多目的器具において、内方に曲げたタブ(2170)は、軸受ブラケット(934,2112,6000)のリム部の自由縁部の外に形成されており、支持体(2010)は、Uの字形脚部の外の中空部を形成しており、その中空部(2172)が一体的にフック(2174 )が突出し、そして、それぞれ、停止部と対向停止部とを形成して構成部材(1 ,2)の開き角を規制していることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 44. 請求の範囲第1項から第43項の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、二つの構成部材(1,2)は、特に曲げ成形したダブルワイヤスプリング(4020)が構成部材(1,2)の一つの基面部上に支持されている形の主スプリング(2052)によって第二位置に付勢されていることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 45. 請求の範囲第1項から第44項の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、振り出し式利器工具のための共通のピン軸(808,3012,30 25)は、利器工具アセンブリ(2180)を組み込んである部材(2)の前端面部に近いところに位置していることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 46. 請求の範囲第45項に記載の手持ち式多目的器具において、ピン軸(8 08,3012,3025)は、利器工具アセンブリ(2180)が組み込んである部材(2)の前端面部と金床部(950,2060)との間の部域に位置していることを特徴とする、多目的帯用器具。 47. 請求の範囲第1項から第46項の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、利器工具アセンブリ(2180)は、実質的に、その利器工具アセンブリを組み込んである部材(2)の長手軸に直列配置してあることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 48. 請求の範囲第1項から第47項の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、打ち抜き片を収容するためのコンテナ(954,5000)が孔開けダイス部(2134)の下に構成され、利器工具アセンブリ(2180)は、そのコンテナ(954,5000)とコンテナ(954,5000)に対向する利器工具アセンブリ(2180)を組み込んだ部材(2)の前端面部との間のスペースに組み込まれることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 49. 請求の範囲第1項から第48項の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、組み込み格納用のスペースは、このスペースを包含している部材(2 )の全長にわたって延在しており、両端面部で開口していることを特徴とする、 手持ち式多目的器具。 50. 請求の範囲第49項に記載の手持ち式多目的器具において、振り出し式利器工具の二つの利器工具アセンブリ(2180)は、当該部材(2) の前端面部に近いところに配置したピン軸の周りを枢動振り出されるようにして設けられていることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 51. 請求の範囲第1項から第50項の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、その振り出し式利器工具は、その振り出した位置では、その利器工具を組み込んだ部材(2)の前端面部と頂面部の輪郭の裏側に配置されていることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 52. 請求の範囲第51項に記載の手持ち式多目的器具において、格納用のスペースのために振り出したり又は押し出したりすることできるカバー(812, 820)が、利器工具アセンブリ(2180)を組み込んだ部材(2)の頂面部又は前端面部と実質的に直列となっていることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 53. 請求の範囲第1項から第52項の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、更なる利器工具は、それらの振り出し位置及び/又はそれらの使用位置に係合することを特徴とする、手持ち式多目的器具。 54. 請求の範囲第53項に記載の手持ち式多目的器具において、その係合は、ピン軸(2180)の部域で利器工具のシャンク部(3020)上にに弾圧作用するリーフスプリング(3016)によって行なわれることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 55. 請求の範囲第55項に記載の手持ち式多目的器具において、そのリーフスプリング(3016)は、利器工具と利器工具アセンブリ(2180)を組み込んだ部材(2)の基面部との間に配置されていることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 56. 請求の範囲第1項から第55項の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、利器工具アセンブリ(2180)は予め組付けた利器工具単位としての本体内に適合させてあることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 57. 請求の範囲第56項に記載の手持ち式多目的器具において、ステープラ及び/又は孔開けパンチャが、利器工具アセンブリ(2180)が予め組付けられたユニットを形成していることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 58. 請求の範囲第56項又は第57項に記載の手持ち式多目的器具において、その利器工具アセンブリ(2180)は、利器工具を二つの平行な外壁部(3 000)の間に組み込んであることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 59. 請求の範囲第58項に記載の手持ち式多目的器具において、外壁部(3 000)間の一つの共通スペースが、それら外壁部と平行な薄い仕切りによって少なくとも一つの利器工具毎の小格納室に分轄されていることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 60. 請求の範囲第58項又は第59項に記載の手持ち式多目的器具において、利器工具を予め付勢するリーフスプリング(3016)は、その利器工具アセンブリ(2180)の、外壁部(3000)と交差する方向に延在するピン軸( 3022,3024)上に配置されていることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 61. 請求の範囲第58項から第60項の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、外壁部(3000)は、前記外壁部と交差する方向に延在するピン軸(3102,3022,3024)によって接続され、それら外壁部(3 000)の外側でリベット止めされていることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 62. 請求の範囲第58項から61項の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、外壁部(3000)と薄い仕切り(3010)の、当該部材(2)の頂面部又は前端面部の方に指向する輪郭は、その頂面部と前端面部に、それぞれ実質的に合致して延在していることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 63. 請求の範囲第56項から62項の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、その利器工具アセンブリ(2180)は、これを本体に固定するための手段(3002,3004)を具備していることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 64. 請求の範囲第63項に記載の手持ち式多目的器具において、その固定手段はアンカーフック(3002,3004)でなり、これは利器工具アセンブル(2180)の外壁部に配置されていることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 65. 請求の範囲第第64項に記載の手持ち式多目的器具において、そのアンカーフック(3002,3004)は、その利器工具アセンブリ(2180)を組み込んである部材(2)の基面部の方に指向するその側部であってその利器工具アセンブリ(2180)の外壁部に近いところに設けてあり、且つその部材( 2)のアタチメントポイントに固定されることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 66. 請求の範囲第64項又は第65項に記載の手持ち式多目的器具において、ブロック手段(3008)は、アンカーフック(3002,3004)を、これらが対応する開口部に押し込まれた後で固定するようにしてあることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 67. 請求の範囲第56項から66項の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、更なる機能要素のための自由スペースは、利器工具アセンブリ(21 80)とこのアセンブリを組み込んだ部材(2)の側面部及び/又は基面部との間に設けられていることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 68. 請求の範囲第68項に記載の手持ち式多目的器具において、ステープラの機能要素は、基面部と利器工具アセンブリ(2180)との間の自由スペースに組み込んであることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 69. 請求の範囲第68項に記載の手持ち式多目的器具において、ステープラは「フラットクリンチ」機構で構成されていて、その機能要素は自由スペースに組み込んである、手持ち式多目的器具。 70. 請求の範囲第69項に記載の手持ち式多目的器具において、その機能要素は、金床部(2060)と、支持台(2058)と、ブロック用滑動片(20 64)そしてそれらが作用するのに必要なスプリング(2084,2094)とでなることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 71. 請求の範囲第70項に記載の手持ち式多目的器具において、金床部(2 060)は支持板(2062)に配置されていることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 72. 請求の範囲第71項に記載の手持ち式多目的器具において、金床部(2 060)に対面するブロック用滑動片(2064)の端部は、フォーク状に金床部(2060)の周囲に係合して、支持板(2062)上で長手方向に移動できるように案内されていることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 73.請求の範囲第70項から第72項の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、ブロック用滑動片の金床部(2060)から遠い端部は、利器工具アセンブリ(2180)を長手方向に移動可能に組み込んである部材(2)の、 特に基面部中に配置されている板部材に適合してあることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 74.請求の範囲第70項から第73項の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、支持台(2058)は、スプリング(2094)の付勢によって、 板部材中の開口部(2056)の内縁部(2078)の周囲に、長手方向に移動可能にして係合し、それは、利器工具アセンブリ(2180)を組み込んだ部材(2)の特に基面部に配置されており、その端部は、金床部(2060)より遠く且つ金床部(2060)上に支持されていることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 75.請求の範囲第70項又は第74項に記載の手持ち式多目的器具において、ブロック用滑動片(2064)を金床部(2060)の方向に、また支持台(2058)を金床部(2060)から離れる方向に、各付勢するスプリング(2094)が、ブロック用滑動片(2064)と支持台(2058)との間に配置されていることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 76.請求の範囲第70項から第75項の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、金床部(2060)は、端部が対向する部材(2)の方に向いた突出頭部を有しており、その頭部(2082)に対して支持台(2058)が線状接触で着座していることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 77.請求の範囲第76項に記載の手持ち式多目的器具において、突出頭部( 2082)は、対向する部材(2)の方向に、スプリングで付勢された支持台( 2058)のための移動制限停止部を構成していることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 78.請求の範囲第70項から第77項の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、金床部(2060)の輪郭は、一方では支持台(2058)中での囲繞切欠(2080)をなし、他方ではこれを補うように非平坦な輪郭を有していることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 79.請求の範囲第78項に記載の手持ち式多目的器具において、これらの輪郭は、アーチ形状に湾曲している部分を構成していることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 80.請求の範囲第78項又は第79項に記載の手持ち式多目的器具において、これらの非平坦な輪郭は、相互に絡み合う部分を有していることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 81.請求の範囲第70項から第80項の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、起動部材(2068)を有し、それによって、ブロック用滑動片( 2064)が、手動的な方法でブロック位置から開放位置に移動できるようにしてあることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 82.請求の範囲第81項に記載の手持ち式多目的器具において、ブロック用滑動片(2064)が支持台(2058)中の開口部2070)を通じて突出している起動ボタン(2068)を具備していることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 83.請求の範囲第70項から第82項の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、突起部が、金床部(2060)の前に延在する支持台(2058) のその端部に配置されており中空状の凹部が、その突起部の下に延在する基面部のその部分に配置され、而して、その突起部は詰まった支持台(2058)を開放するためにアクセスできるように維持されることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 84.請求の範囲第1項から第83項の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、綴じ針用マガジン(920),924)が、手動的な方法で解除できるロック装置(1010,1012,1014)によって対応する部材(1)に保持されており、それは、綴じ針用マガジン(920,924)をそのロック装置(1010,1012,1014)を解除することによって当該部材(1)から押し出すことができるようになっていることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 85.請求の範囲第84項に記載の手持ち式多目的器具において、突起が綴じ針用マガジン(920,924)の端部に配置されていて、その突起(10 11)は、対応部材(1)の基面部からアクセスできるように保持されて綴じ針用マガジンをその内方移動限界位置から自由にすることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 86.請求の範囲第85項に記載の手持ち式多目的器具において、対向軸受がロック装置(1010,1012,1014)に構成されていて、その対向軸受(4068)には、綴じ針用マガジン(920,924)を開放するために用いる利器工具(4060)が支持されてロック状態を解除することができるようになっていることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 87.請求の範囲第86項に記載の手持ち式多目的器具において、ロック装置(1010,1012,1014)を解除するために、回転ピン軸(407 0)の周りに枢支された解除ボタン(1010,4066)が存在し、その回転ピン軸は、構成部材(1,2)の長手方向と交差するように延在していて、また、それには対向軸受(4068)が、回転ピン軸(4070)とその綴じ針用マガジン920,924)を組み込んだ部材(1)の前端面部との間で配置されていることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 88.請求の範囲第84項から第87項の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、ロック装置は、ロック用フック(2020)と解除ボタン(200 4,2006)とからなり、そして、その解除ボタンがロック用フック(202 0)が起動されると、ロック用フック(2020)は綴じ針用マガジン(202 6,2028)を開放し、その綴じ針用マガジン(2026,2028)が開放された後で、ロック用フック(2020)は、その解除ホタン(2004,20 06)がその解除位置に保持されているときでも閉じた位置に復帰移動できるようにしてあることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 89.請求の範囲第1項から第88項の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、突き棒(928,2120)が管状に構成されていて、射出成形、プレス成形、又はスナップはめ込みで取付けられたシリンダ状に湾曲した頂部側を有しているキャップ(964)が設けられていることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 90.請求の範囲第89項に記載の手持ち式多目的器具において、キャップの頂部側は、ピン軸(922,2018)と平行な軸の周りで湾曲しており、その周りを構成部材(1,2)が旋回できるようになっており、圧力レバー(918 ,2010)には補充ビード(2138)を備えていることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 91.請求の範囲第90項に記載の手持ち式多目的器具において、そのキャップ(964)は、作動補償スプリング(2136)によってビード(213 8)との接合を保持されるようになっていることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 92.請求の範囲第89項から第92項の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、そのキャップ(964)は突起(929)を具備しており、それによって、部材(1)の具備する突き棒(928,2120)は第二位置に移動できるようになっていることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 93.請求の範囲第92項に記載の手持ち式多目的器具において、圧力レバー(2010)と閉じ針用マガジン(2026,2028)は、共通の枢軸により、この閉じ針用マガジンを組み込んである部材(1)の中に上下に配置されて、 突き棒(928,2120)は、解除ればー2010)によって第二位置から第一位置に、また閉じ針用マガジン(2028)によって第一位置から第二位置へ移動することができるようになっていることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 94.請求の範囲第1項から第93項の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、突き棒(928,2120)は、中央射出ピン(4032)が突入して孔開け作業の際の打ち抜き方向に打ち抜き片を押し出す溝(4030)が設けられた切断部を有していることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 95.請求の範囲第1項から第94項の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、打ち抜き片を収容するコンテナが、突き棒(928,2120)から遠い孔開けダイス部(2134)の側で、その孔開けダイス部(2134)を組み込んた部材(2)の一端に配置され、そのコンテナ(954)には、孔開けダイス部(2134)を組み込んだ部材(2)の頂面部及び/又は前端面部上でそのコンテナ(954)を覆うカバー(1016,2144,5002)が設けてあることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 96.請求の範囲第95項に記載の手持ち式多目的器具において、打ち抜き片を実質的に打ち抜き方向と交差する方向に寄せるためのリブ(1026)がコンテナ(954)の孔開けダイス部(2126)の下部に設けてあることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 97.請求の範囲第95項又は第94項に記載の手持ち式多目的器具において、カバー部材(1016,2144,5002)は、スプリンク(2146,2 152,2156)によって閉位置に付勢されていて、打ち抜き片の圧力で、徐々に、そのスプリング(2146,2152,2156)に抗して開くようになっていることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 98.請求の範囲第97項に記載の手持ち式多目的器具において、スプリング(2156)は、ある開き角を越えて係合位置のままうごき、そのカバー部材( 1016,2144,5002)をその開き位置に保持するようになっていることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 99.請求の範囲第1項から第98項の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、少なくとも一つの押し出し式の利器工具が、特に閉じ針リムーバ(9 66)がこれを組み込んである構成部材(1,2)の基面部と平行に、それら構成構成部材(1,2)の一つに配置してあることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 100.請求の範囲第99項に記載の手持ち式多目的器具において、閉じ針リムーバ(966)は、これを保持している構成部材(1,2)の凹部(968) 内に配してあり、特にその構成部材(1,2)の外形輸郭に実質的に面一となっていることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 101.請求の範囲第99項又は100項に記載の手持ち式多目的器具において閉じ針リムーバ(966)は、外部からアクセスできしかも捕捉できるグリツプ片を介して、手動的な方法で、押しボタン(967)により少なくともその制限位置の一つに起動できることを特徴とする、手持ち式多目的器具。 102.請求の範囲第101項に記載の手持ち式多目的器具において、圧カレバーと閉じ針用マガジンとは、共通の枢軸によって、第一構成部材内で上下に配置してあり、そこでは、突き棒が、圧力レバーによって第二位置から第一位置に、また、閉じ針用マガジンによって第一位置から第二位置に、各移動できるようになっている、手持ち式多目的器具。 103.請求の範囲第10項に記載の手持ち式多目的器具において、突き棒は、その打ち抜き刃の部分に、中心排出用ピンが突出して打ち抜き片を打ち抜き作動中に打ち抜き方向に付勢するようにしたノッチが形成してある、手持ち式多目的器具。 104.請求の範囲第103項に記載の手持ち式多目的器具において、打ち抜き片を受け入れるコンテナは、第二構成部材の一端部に配置されていて、そのコンテナには、第二構成部材の頂面部及び/又は前端面部の上でそのコンテナを覆うカバーが設けられている、手持ち式多目的器具。 105.請求の範囲第104項に記載の手持ち式多目的器具において、そのカバーは、横断面Uの字形のフラップとして構成してあり、長手方向と交差するように延在するピン軸によって第二構成部材に枢着してあり、前端面部から旋回開放できるようになっている、手持ち式多目的器具。 106.請求の範囲第105項に記載の手持ち式多目的器具において、そのフラップの側壁部は、開放角度の制限停止部を具備している、手持ち式多目的器具。 107.請求の範囲第10項に記載の手持ち式多目的器具において、打ち抜き片を受容するコンテナは、突き棒から遠い打ち抜きダイス部の側に配置してあり、そこでは、そのコンテナには、打ち抜き片を実質的に打ち抜き方向と交差する方向に偏らせるデフレクターリブをその孔開けダイス部の下に配置してある、手持ち式多目的器具。 108.請求の範囲第10項に記載の手持ち式多目的器具において、打ち抜き片を受容するコンテナは、カバーを伴っており、突き棒から遠い孔開けダイス部のその側に配置されており、そのコンテナは、スプリングによって閉じた位置に付勢されていて、打ち抜き片の圧力で、そのスプリングの付勢に抗して次第に開くようになっている、手持ち式多目的器具。 109.請求の範囲第108項に記載の手持ち式多目的器具において、そのスプリングは、ある開き角度を越えて移動してカバーを開きつつある位置に固定するようにしてある、手持ち式多目的器具。 110.請求の範囲第3項に記載の手持ち式多目的器具において、振り出し式の利器工具の他に少なくとも一つの押し出し式の利器工具が組み込んである、手持ち式多目的器具。 111.請求の範囲第110項に記載の手持ち式多目的器具において、押し出し式の利器工具が閉じ針リムーバである、手持ち式多目的器具。 112.請求の範囲第110項又は第111項に記載の手持ち式多目的器具において、その押し出し式の利器工具は、基面部と平行に延在している、手持ち式多目的器具。 113.請求の範囲第36項から第64項の何れか一に記載の手持ち式多目的器具において、その利器工具単位を取付けるために、タブが軸受ブラケット上に設けられていて、そのタブは、基面部の対応する凹部を通じて突出し、タブに利器工具単位が取付けられるようになっている、手持ち式多目的器具。 114.請求の範囲第113項に記載の手持ち式多目的器具において、軸受ブラケットのUの字形脚部の延長部がタブを構成している、手持ち式多目的器具。 115.請求の範囲第113項又は第114項に記載の手持ち式多目的器具において、そのタブには、利器工具単位が懸架されるための切り込み部が設けてある、手持ち式多目的器具。 【図1】

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