Stickies peeling removal device |
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申请号 | JP2004512572 | 申请日 | 2003-06-13 | 公开(公告)号 | JP3929463B2 | 公开(公告)日 | 2007-06-13 |
申请人 | 俊雄 後藤; 後藤 輝江; | 发明人 | 俊雄 後藤; | ||||
摘要 | |||||||
权利要求 | 車体等に付着した粘着物を剥離除去する粘着物剥離除去装置であって、 回転駆動手段により回転される取り付け軸と、少なくとも片面に粘着面が形成されたテープ素材をロール状に巻くことにより形成された粘着テープよりなり、かつ前記回転駆動手段により回転させた状態で外周面を剥離すべき粘着物に押し当てることにより発生する摩擦熱により前記粘着物を軟化させ、同時に前記粘着テープと前記粘着物との摩擦力により削り取られた前記粘着物を前記粘着テープの粘着面により前記粘着テープの削りカスと結合させて、固まりとした状態で前記粘着物を剥離する剥離部材と、前記取り付け軸に前記剥離部材を着脱自在に取り付ける剥離部材取り付け手段とを具備したことを特徴とする粘着物剥離除去装置。 剥離部材に、耐熱性を有するマスキングテープや、布テープ等を使用してなる請求項1に記載の粘着物剥離除去装置。 |
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说明书全文 | 本発明は自動車の車体等に付着した粘着物を効率よく剥離除去する粘着物剥離除去装置に関する。 従来自動車の車体には、粘着剤等の粘着物によりステッカや各種内外装材が接着されている。 かかる問題を改善するため、例えば特許文献1で、車体等に接着されたステッカ等を剥離除去する粘着剤剥離用回転ロールが提案されている。 しかし前記公報の粘着剤剥離用回転ロールは、ロール状の本体がゴムまたは合成樹脂により形成されたソリッド構造のため、剥離対象面に本体を庄接させると、本体と剥離対象面との摩擦により本体が摩耗して多量の摩耗粉が発生する。 本発明はかかる従来の問題点を改善するためになされたもので、微粉末の摩耗粉が周囲に飛散することがない粘着物の剥離除去装置を提供することを目的とするものである。 本発明の粘着物剥離除去装置は、車体等に付着した粘着物を剥離除去する粘着物剥離除去装置であって、回転駆動手段により回転される取り付け軸と、少なくとも片面に粘着面が形成されたテープ素材をロール状に巻くことにより形成された粘着テープよりなり、かつ回転駆動手段により回転させた状態で外周面を剥離すべき粘着物に押し当てることにより発生する摩擦熱により粘着物を軟化させ、同時に粘着テープと粘着物との摩擦力により削り取られた粘着物を粘着テープの粘着面により粘着テープの削りカスと結合させて、固まりとした状態で粘着物を剥離する剥離部材と、取り付け軸に剥離部材を着脱自在に取り付ける剥離部材取り付け手段から構成したものである 。 前記構成により、電動ドリルやエアドリルのような回転駆動手段により取り付け軸を回転させて、剥離部材の外周面を剥離すべきステッカや、車体に固着した粘着物に押し当てることにより、ステッカや粘着物と剥離部材の間に摩擦熱が発生してステッカの接着剤や粘着物を軟化させ、同時に摩擦力により粘着テープの粘着面が接着剤や粘着物と結合して車体より剥離することができるため、車体に粘着したステッカや、車体に固着した粘着物を能率よく剥離することができる。 本発明の粘着物剥離除去装置は、 剥離部材に、耐熱性を有するマスキングテープや、布テープ等を使用したものである。 前記構成により、消耗品である剥離部材が安価に得られるようになる。 本発明の粘着物剥離除去装置によれば、車体に粘着したステッカや、車体に固着した粘着物を能率よく剥離することができる上、剥離されたステッカや粘着物は、粘着テープの削りカスと共に固まりとなって脱落するようになる。 これによって従来のゴムや樹脂により形成されたローラにより剥離する場合と異なり、微細な摩耗粉が周囲に飛散することがないため、作業環境が悪化により作業能率の低下や、飛散した摩耗粉が作業者の目や鼻、ロから体内に侵入して作業者の健康を損ねる等の従来の問題を解消することができる。 本発明の実施の形態を、図面を参照して詳述する。 加圧手段4aは前記押圧板4aと、取り付け軸2のねじ部2aに螺合された一対のナット4bより構成されていて、これらナット4bを締め付けて、一対の押圧手段4abによりテープ取り付け部材3の端面を取り付け軸2の軸方向より加圧することにより、テープ取り付け部材3の外周面を半径方向へ膨張できるようになっている。 一方車体等に接着されたステッカや、内外装材を車体より取り外した後に車体に残留する粘着物を剥離する剥離部材5は、筒状の芯体5aとこの芯体5aの外周にロール状に巻かれた粘着テープ5bよりなる。 マスキングテープは、焼き付け塗装する際の高温にも耐えられるように、和紙により形成されたテープ素材の少なくとも片面に耐熱性を有するアクリル系接着剤を塗布して粘着テープ5bを形成したもので、100°C以上の高温にも耐えられるようになっている。 次に前記構成された粘着物剥離装置の作用を説明する。 これら粘着物の除去に当たっては、まず電動ドリルやエアドリルのように手で持って作業が可能な回転駆動手段を利用して、回転駆動手段のチャック(ともに図示せず)に本体1の取り付け軸2を取り付け、取り付け軸2に設けられたテープ取り付け部材3に、作業に合わせて選択した幅の剥離部材5を取り付ける。 次にこの状態で回転駆動手段により取り付け軸2を回転させて、剥離部材5の外周面を剥離すべきステッカや、車体に固着した粘着物に押し当てるもので、剥離部材5の回転に伴いステッカや粘着物を剥離部材5の間に摩擦熱が発生してステッカの接着剤や粘着物を軟化させる。 またステッカの剥離や粘着物の除去が進むのに伴い粘着テープ5bは摩耗して外径が減少するので、粘着テープ5bがほとんどなくなったら、一旦作業を中断して粘着テープ5bを新たな粘着テープ5bと交換することにより、引き続き作業が続行できるため、車体の広い範囲に貼着されたステッカや、車体の広い範囲に残留する粘着物でも効率よく剥離除去することができるようになる。 なお、作業の内容等により取り付け軸2の先端に螺装されたナット4bが車体を損傷する心配がある場合は、図3に示すようにナット4bが剥離部材5の端面より突出しないように、予め粘着テープ5bの幅より長さの短いテープ取り付け部材3に粘着テープ5bを取り付けて作業すればよい。 一方図4はテープ取り付け部材3の変形例を示すもので、この変形例では、テープ取り付け部材3をテーパ形状の2部材3a、3bより形成して、小径側端部が互いに対向するように取り付け軸2に取り付けた構造となっており、各テープ取り付け部材3a、3bのテーパ面3cで剥離部材5の芯体5a端部を支持する構造となっている。 また第5図及び第6図は粘着物剥離装置の別の変形例を示すもので、この変形例では、加圧手段4の押庄板4aの内面、すなわちテープ取り付け部材3の端面と当接する面に複数の突起4cを突設して、ナット4bを締め付けた際これら突起4cがテープ取り付け部材3の端面に食い込むようにしている。 またテープ取り付け部材3の両端側に面取り面3dを形成した上、外周面に複数本の凹溝3eを形成したことにより、加圧手段4によりテープ取り付け部材3を加圧した際、テープ取り付け部材3が径方向へ膨張しやすくなるため、テープ取り付け部材3の外周面と剥離部材5の芯材5a内周面との接触面圧が上がって、テープ取り付け部材3より剥離部材5が外れにくくなることから、作業時の安全性が向上すると共に、剥離部材5を交換するためナット4bを緩めた際、テープ取り付け部材3が元の径に瞬時に収縮するため、剥離部材5を交換する作業が短時間で能率よく行えるようになる。 さらにテープ取り付け部材3の外周面に紬線方向に形成した複数の凹溝3eによって、テープ取り付け部材3の外周面と剥離部材5の芯材5aの接触面積が少なくなる上、空気が侵入しやすくなるため、テープ取り付け部材3に剥離部材5をセットした状態で長期間放置しても、テープ取り付け部材3より剥離部材5が取り外ずせなくなることもない。 なお前記実施の形態及び変形例では、剥離部材5に紙テープよりなる粘着テープ5bを使用した例について説明したが、耐熱性があれば布テープや不織布テープ、樹脂テープ、コルクや皮等のシートをテープ状にしたものを使用してもよい。 である 。 である 。 である 。 である 。 である 。 である 。 2 取り付け軸 |