Liquid collection mat

申请号 JP50970991 申请日 1991-05-14 公开(公告)号 JP2675193B2 公开(公告)日 1997-11-12
申请人 アクティーゼルスカブ、ロールンドス、ファブリーケル; 发明人 ボルト ラスミューセン,ラルス;
摘要
权利要求 (57)【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】少なくとも一つの排出開口部を有する液密で可撓性の材料でできたマット(1)であって、このマット上に廻された航空機(13)の氷結防止中に氷結防止流体を収集するためのマットにおいて、マット上での移動方向でマットを補剛するためマット材料に埋設され且つマット上での移動方向に延びる鋼製ワイヤ(3)と、
    氷結防止流体を排出開口部に流せるようにするため前記移動方向に対して横方向に延びる溝(5)とを更に有する、ことを特徴とするマット。
  • 【請求項2】前記溝(5)のうちの幾つかの溝がマットの縁部で排出し、これらの溝の出口が排出開口部(18)
    を構成する、請求項1に記載のマット。
  • 【請求項3】マットは移動方向に対して横方向に延びる互いに平行なウェブ(14,15)からなり、これらのウェブには取付け具(19)と係合するための係合手段(21)
    がウェブ(14,15)の縁部に沿って設けられ、前記取付け具は、一方では、ウェブ(14,15)を互いに連結するとともに基礎層(12)にこれらのウェブを連結するようになっており、他方ではウェブ間の接合部をシールするようになっている、請求項1又は2に記載のマット。
  • 【請求項4】溝(5)間のマットの表面(8)は、摩擦を生ぜしめる直立した部材(11)を有し、氷結防止流体はこれらの部材間を経て溝へ排出されるようになっている、請求項1乃至3に記載のマット。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 本発明は、液密で可撓性の材料でできたマットであって、このマット上に廻された航空機の氷結防止中に氷結防止流体を収集するためのマットに関し、このマットは、少なくとも一つの排出開口部を有する。

    WO 79/00331及び米国特許第3,533,395号は、流体不透過性のコンクリート又はアスファルトで覆われた領域に駐機した航空機用の氷結防止システムに関する。 最後に言及したシステムは、スプレーした氷結防止流体を捕捉するため、コンクリート又はアスファルトで覆われた領域の周りに一連の堰を有する。 WO 79/00331によれば、
    氷結防止流体は、溜め及び地下パイプラインを通して排出され、米国特許第3,533,395号によれば、周囲堰の一部に沿った掘り溝を通して排出される。

    前記システムには以下の欠点がある。 即ち、別の場所に動かすことができないということ、コンクリート製の又はアスファルトでできた被覆に生じる漏れは修理するのに非常に手間のかかるものであるということ、及び閉鎖されるべきストリップを必要とする長い時間を必要とするということである。

    ドイツ特許3,834,375号は、洗車に関連して使用するための上述の種類の装置に関する。 この装置は、洗浄を回収するための取り外し自在で膨らまし自在の直立した側壁を備えたタブの形態を有する。 車を乗り入れるとき及び車を出すとき、側壁は取り外されるか或いは乗り越えられる。 流体を保持するこのような側壁は、タブが非常に大型であるために、使用中、作業員がタブの底に立つ必要がある場合には適当でない。 これは、第1には、底の櫂形状のためであり、第2には、側壁により自由な通過が妨げられるためである。 更に、前記材料のタブの底には、タブの底上に乗り入れた航空機の車輪の直ぐ下流を膨らませる傾向がある。 この膨らみは車輪の自由な移動を妨げ、更に、タブ底のマット材料に強い局部的な変形を生ぜしめ、マットの早期劣化をもたらす。

    本発明の目的は、このような膨らみが形成されないようにする、上述の欠点のないマットを提供することである。

    これは、本発明によれば、上述の種類のマットにおいて、マット上での移動方向でマットを補剛するためマット材料に埋設され且つマット上での移動方向に延びる鋼製ワイヤと、氷結防止流体を排出開口部に流せるようにするため前記移動方向に対して横方向に延びる溝とを更に有することを特徴とするマットが得られる。

    このように製造されたマットは、移動方向で剛性であるが移動方向に垂直な方向で可撓性であり、一つの場所から他の場所へ搬送するためロール状にすることができる。 鋼製ワイヤは、マット材料に埋設されているため、
    氷結防止流体により腐食されることがなく、天候による一般的な変質も受けない。 更に、溝をマット上で航空機の移動方向に対して横方向に延長すると、マット上の流体は航空機のエンジンからの空気流により吹き飛ばされることがないということがわかった。

    別の実施例では、幾つかの溝がマットの縁部で排出し、これらの溝の出口が排出開口部を構成する。 これらの実施例では、流体は溝を通って排出開口部へ流れる。
    排出開口部は、基礎層の収集溜めに連結されているのがよい。 また、溝をマットの縁部まで延長すると、流体は、マットの周囲に沿って延びる掘られた、予め製造された、又は注型された掘り溝に排出される。 収集された流体は、この掘り溝からプラントに送られ、このプラントで圧送され且つ再利用のため浄化される。

    本発明によるマットの別の好ましい実施例は、移動方向に対して横方向方向に延びる互いに平行なウェブからなり、これらのウェブには取付け具と係合するための係合手段が縁部に沿って設けられ、前記取付け具は、一方では、ウェブを互いに連結し且つマットが上に置かれる基礎層にこれらのウェブを連結するようになっており、
    他方ではウェブ間の接合部をシールするようになっていることを特徴とする。 かくして、航空機に氷結防止を施すときに必要な非常に大型のマットをつくることができる。

    マットの表面には、溝間に、摩擦を生ぜしめる直立した部材が設けられ、氷結防止流体はこれらの部材間を溝へ排出される。 これによって、油脂状の氷結防止流体を使用しているときでも車輛をマット上に安全に置くことができ且つ作業員が安全に立つことができる。

    本発明を添付図面を参照して以下に例として説明する。

    第1図は、本発明による、溝を備えたマットの補剛材に沿った断面図であり、 第2図は、第1図のマットのII−II線に沿った断面図であり、 第3図は、第1図のマットを上方から見た平面図であり、 第4図は、互いに接合され且つ取付け具で固定された幾つかのマットウェブからなるマットの平面図であり、 第5図は、組み立てられ且つ取付け具で固定された二つの隣接したマットウェブを示す、第4図のV−V線に沿った拡大断面図であり、 第6図は、第4図のマットの縁部に沿った掘り溝の断面図である。

    第1図及び第2図に示すマット1は加硫ゴムでできており、三本のワイヤを捩じり合わせた多数の平行な鋼製ワイヤ3の形態の補剛材が埋設された底区分2と、補剛材及びかくしてマット上での移動方向に垂直に延びる、
    直線で構成された溝5を有する上区分4とを有する。 溝5は全体に平らな底部6を有し、溝の側部7は、溝がマットの上側8に向かって僅かに開いているように、互いから僅かに傾斜している。 二つの隣接した溝5の間の材料9の面積は、単一の溝の断面積の約二倍である。 かくして、マットの上区分4の溝間に配置された部分9は、
    材料の縁部に溝のところで過度の応を及ぼすことなく車輛の車輪から加えられる集中した荷重を支持することができる 第2図は、捩じり合わせたワイヤが、垂直方向に延びるヤーンの層10を備えた織物になっているということを示す。 これらのヤーンは、この場合、マットのゴム材料の強化部材即ち補強部材として作用する。 しかしながら、独立した補強部材、例えば埋設したキャンバス布、
    を使用することもできる。

    第1図乃至第3図から明らかなように、マットの上側は、多数の非常に接近した直立した本体11からなるパターンを備えるように設計されている。

    この設計により、マットは、油脂のような又は潤滑用の処理流体を使用している場合でも滑り止めにされており、流体は本体11間を溝5に流れることができ、これによって、大きな凝集性の流体表面がマットの表面上に形成されないようにする。

    第4図は、マット上での移動方向に対して横方向に配列された多数の平行なウェブでできたマットを示す。 このマットは、氷結防止流体をスプレーされるべき航空機
    13用のタクシーストリップ12上に載っている。 ウェブ、
    例えば14及び15は、長さ方向溝5を有し、ウェブの端部が形成するマットの二つの側部に沿ってセメント製収集用掘り溝16が設けられ、この掘り溝は格子17で覆われている。 各収集用掘り溝の一端には液体溜め18が設けられ、収集された処理流体は、再使用のため、この溜めからポンプ組立体(図示せず)で浄化プラントに圧送される。 収集用掘り溝16及び溜め18は、実際には、豪雨によって増大されることのある比較的大量の水を受け入れて排出できるような寸法でなければならない。

    第5図は、マットの二つの隣接したウェブ14、15を互いに及び基礎層12に取付け具19でどのように取付けるかを示す。 取付け具19はその下側に突出区分20を備え、これらの突出区分は、ウェブの長さ方向側部に沿ってマットウェブの表面の対応する溝21にぴったりと嵌まる。 溝
    21は、溝5と同じ断面形状を有するが、所望であれば、
    変形例として、ダブテールスプインとして設計されていてもよい。 この場合、突出区分は対応する形状を備えていなければならない。 取付け具19は、その長さ方向中央線上に配置された適当な隙間の穴22を通り、マットウェブ14及び15の隣接した縁部を横切るボルト(図示せず)
    で基礎層に取付けられている。 取付け具の上側には盛り上がったパターン23が設けられ、このパターンにより取付け具は滑り止めにされている。 取付け具は、処理流体を排出するための溝24を区分20の上側に有する。 取付け具の長さ方向縁部は、マット上での転動に対する抵抗を最小にするため、傾斜している。

    取付け具19は、ウェブの全長に亘って延びている必要はないが、マットの重量、行われるべき処理の性質及び種類に応じて、均等に間隔を隔てられた短いレール区分の複合体であってもよい。

    マットが処理流体を排出できるようにするため、隣接した層が溝の方向に傾斜しているのが必要である。 これは、航空機用タクシーストリップ上で上マットを拡げる場合、一般的である。 タクシーストリップは、雨水を排出するため特定の傾斜を有する。 このようなタクシーストリップ上のマットの構成は、上述のように、マットウェブがロールの状態から拡げられ互いに及び基礎層に取付け具19で固定されることを必要とするだけである。 掘り溝16は、例えば関連した格子17とともに、処理流体が排出されるマットの周囲に沿って設けられている。

    第4図は、セメント製収集用掘り溝16を示すが、単体をなしてつくられた小さなマットの場合には、例えば、
    排出用溜めが配置されたマットの縁部まで単一の点で延びる掘り溝をマットの周囲に設けるだけで十分である。

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