Induction heating applicator system

申请号 JP2011510700 申请日 2009-05-21 公开(公告)号 JP2011520571A 公开(公告)日 2011-07-21
申请人 アクセス ビジネス グループ インターナショナル リミテッド ライアビリティ カンパニー; 发明人 ダブリュ. バールマン,デイビッド; ビルスマ,リチャード; オー. モーク,スティーブ; ジェイ レッピエン,トーマス; シー. レベレット,ジェシー;
摘要 【課題】加熱モジュール及びアプリケータペンのようなアプリケータを有する誘電加熱アプリケータシステム。
【解決手段】加熱モジュールは、アプリケータを収容するドックを有する。 加熱モジュールは、アプリケータがドッグに配置されたときにアプリケータにエネルギーを無線で供給するために選択的に電磁界を生成する回路を有する。 加熱モジュールは、アプリケータの 温度 を監視し及び/又は制御する温度制御回路を有することができる。 アプリケーションペンは、電磁界によるエネルギーによって加熱される加熱素子を有する。 加熱素子を、電磁界によって直接的に誘導して加熱することができる。 加熱素子を、製品を加熱し及び塗布するローラ要素とすることができる。 アプリケータは、電磁界が存在するときに電 力 を誘導する2次回路を有することができる。 この変形例において、電力を、抵抗による加熱を行うために加熱素子に供給することができる。
【選択図】図1
权利要求
  • 製品を塗布する誘導加熱アプリケータシステムであって、
    ドック及び電磁界を生成する誘導性1次回路を有する加熱モジュールと、
    前記ドックに取り外し自在に配置することができ、前記製品を分配するために圧力を生成するディスペンサーシステム、前記電磁界によって加熱される加熱素子、及び、前記製品を塗布するローラ要素を有する無線アプリケータと、
    を備えた誘導加熱アプリケータシステム。
  • 前記加熱素子を、前記加熱素子が適切な電磁界内にあるときに熱が前記加熱素子に誘導される直接誘導材料から製造した請求項1に記載の誘導加熱アプリケータシステム。
  • 前記無線アプリケータは、前記加熱素子に電気的に接続された誘導性2次回路を有し、前記加熱素子を、前記誘導性2次回路から電力が供給されることによって加熱される抵抗加熱器とした請求項1に記載の誘導加熱アプリケータシステム。
  • 前記無線アプリケータは、前記加熱素子から前記無線アプリケータの内側に伝達される熱の量を減少させる加熱素子絶縁体を有する請求項1に記載の誘導加熱アプリケータシステム。
  • 前記加熱素子を前記無線アプリケータの導電性先端部とした請求項1に記載の誘導加熱アプリケータシステム。
  • 前記加熱素子は前記ローラ要素を有する請求項1に記載の誘導加熱アプリケータシステム。
  • 前記無線アプリケータは、前記加熱素子を迂回する流路を規定する固定器具を有する請求項4に記載の誘導加熱アプリケータシステム。
  • 無線アプリケータであって、
    前記無線アプリケータから関心のあるエリアに製品を分配するために圧力を生成するディスペンサーシステムと、
    前記ディスペンサーシステムと連通する製品キャビティと、
    前記製品を塗布するために前記製品キャビティと連通するアプリケータシステムと、
    電磁界によって加熱することができ、前記関心のあるエリアを加熱する加熱素子と、
    前記アプリケータシステムを迂回する、前記製品キャビティから前記関心のあるエリアまでの製品流路と、
    を備えた無線アプリケータ。
  • 前記加熱素子を、前記加熱素子が適切な電磁界内にあるときに熱が前記加熱素子に誘導される直接誘導材料から製造した請求項8に記載の無線アプリケータ。
  • 前記無線アプリケータは、前記加熱素子に電気的に接続された誘導性2次回路を有し、前記加熱素子を、前記誘導性2次回路から電力が供給されることによって加熱される抵抗加熱器とした請求項8に記載の無線アプリケータ。
  • 前記無線アプリケータは、前記製品が前記製品流路を進行する間に前記加熱素子から前記製品に伝達される熱の量を減少させる加熱素子絶縁体を有する請求項8に記載の無線アプリケータ。
  • 前記加熱素子を、前記製品流路の外側に配置された、前記無線アプリケータの導電性先端部とした請求項8に記載の無線アプリケータ。
  • 前記加熱素子を、前記製品を前記関心のあるエリアに塗布する前記アプリケータシステムの少なくとも一部とした請求項8に記載の無線アプリケータ。
  • 前記アプリケータシステムはボールチェックバルブを有する請求項13に記載の無線アプリケータ。
  • 前記製品流路は前記加熱素子から熱的に絶縁された請求項8に記載の無線アプリケータ。
  • 身体の少なくとも一部に製品を塗布する方法であって、
    電磁界を生成する回路を有する加熱モジュールを設けるステップと、
    ディスペンサーシステム、ローラ要素、加熱素子及び分配される製品を有する無線アプリケータを設けるステップと、
    前記加熱モジュールと前記無線アプリケータとの間に直接の電気的な接続を有することなく前記無線アプリケータを前記加熱モジュールに近接して配置するステップと、
    前記無線アプリケータの少なくとも一部が配置される電磁界を生成するために前記加熱モジュールを動作させるステップと、
    前記電磁界からのエネルギーを介して前記加熱素子を加熱するステップと、
    前記無線アプリケータを前記加熱モジュールから取り外すステップと、
    前記製品を分配するために圧力を生成するステップと、
    前記ローラ要素によって前記製品を身体の少なくとも一部に塗布し、前記塗布された製品を前記加熱素子によって加熱するステップと、
    を備えた方法。
  • 前記加熱素子を直接誘導加熱によって加熱する請求項16に記載の方法。
  • 前記加熱するステップは、
    前記無線アプリケータに電流を誘導するステップと、
    抵抗による加熱を行うために前記誘導された電流を前記加熱素子に供給するステップと、
    を有する請求項16に記載の方法。
  • 前記加熱素子を前記ローラ要素とし、前記塗布するステップは、前記ローラ要素を前記身体の一部に沿って転がすステップを有する請求項16に記載の方法。
  • 前記身体の一部を前記加熱素子によって加熱する請求項16に記載の方法。
  • 说明书全文

    本発明は、健康製品及び美容製品用のアプリケータに関し、更に詳しくは、加熱された状態の健康製品及び美容製品を塗布するアプリケータに関する。

    様々な美容液、軟膏並びに他の健康製品及び美容製品が局所の塗布に利用されている。 一部の用途において、これらの製品は手だけで塗布される。 しかしながら、多数の製品では、ユーザが製品を塗布するのを助けるためにアプリケータが利用できる。

    アプリケータは、種々の異なるタイプで利用できる。 簡単なアプリケータは、製品を塗布するためにブラシ又はスポンジパッドを利用することができる。 一部の用途において、アプリケータは、更に複雑であり、製品用の容器を有することがある。 従来のアプリケータの一つは、製品を塗布するためのローリングボールを有する。 典型的なローリングボールアプリケータにおいて、ローリングボールは、アプリケータの外部に露出した部分を有しながら製品の容器のネックに配置される。 ローリングボールがネック内で転がされると、ローリングボールは、健康製品又は美容製品を容器から外部にくみ上げる。

    一部の用途において、製品を塗布する前に加熱するのが望ましい。 一部の製品では、加熱は、有効性を向上し、又は、製品の更によい塗り心地を簡単に提供する。

    本発明は、加熱した美容液、軟膏並びに他の健康製品及び美容製品を塗布するための誘導加熱アプリケータシステムを提供する。 誘導加熱アプリケータシステムは、一般的に、加熱モジュール及びアプリケータを有する。 加熱モジュールは、電磁波を生成する1次回路を有する回路を有し、アプリケータは、1次回路によって生成した電磁波によって直接的又は間接的に加熱することができる加熱素子を有する。 動作中、加熱モジュールは、加熱モジュールとアプリケータとの間のワイヤ又は他の直接の電気的な接続を有することなく誘導的にアプリケータを加熱する。

    一実施の形態において、アプリケータは、直接誘導により加熱される加熱素子を有する(すなわち、加熱素子は、電磁波の存在の下で十分に加熱される材料から製造される。)。 他の実施の形態において、アプリケータは、加熱素子の1次回路から電を誘導的に受信する2次回路を有することができ、誘導された電力を、加熱素子を加熱するために用いることができる。 例えば、加熱素子を、電流を供給することによって加熱される抵抗素子とすることができる。

    一実施の形態において、アプリケータは、美容液、軟膏並びに他の健康製品及び美容製品を塗布するためのローラ要素を有する。 ローラ要素を、電磁波の存在の下で十分に加熱される材料から製造する。 他の実施の形態において、アプリケータの先端部を、電磁波の存在の下で十分に加熱される材料から製造する。 他の実施の形態において、ローラ要素は、熱的に絶縁するとともにローラ要素を製品の流路から除くために部分的に絶縁体で包囲される。 固定器具が製品の流路を案内するのを助けることもできる。

    一実施の形態において、加熱モジュールは、アプリケータを取り外し自在に受けるドックを有する。 例えば、アプリケータは、スナップ適合(snap-fitted)又は摩擦適合(frictional fit)によりドックに取り付けることができる。 他の例として、アプリケータ及び加熱モジュールは、アプリケータをドックに保持するために1個以上の磁石を有することができる。 一実施の形態において、アプリケータは、ローラ要素を有し、ドックは、1次回路の略中央にアプリケータをローラ要素とともに保持するように構成される。

    一実施の形態において、誘導加熱アプリケータシステムは、温度に基づいて誘導加熱アプリケータシステムの動作を制御する温度監視回路を有する。 例えば、加熱モジュールは、アプリケーションが特定の温度に到達すると電磁波の生成を中断することができる。 温度監視回路を加熱モジュールに組み込むことができ、温度監視回路は、アプリケータの温度監視を行うことができる。 一実施の形態において、加熱モジュールは、アプリケータをドッキングしたときにアプリケーションに物理的に接触する温度センサを有することができる。 温度センサをローラ要素に直接嵌め込むことができる。 他の実施の形態において、温度監視回路をアプリケータに直接含めることができ、温度監視回路は、加熱モジュールと無線通信することができる。

    一実施の形態において、誘導加熱アプリケータシステムは、カプセル保管ベースを有する。 カプセル保管ベースを、アプリケータによる使用のために製品のカプセルを保管するよう加熱モジュールに差し込むことができる。

    本発明は、加熱された美容液、軟膏並びに他の健康製品及び美容製品を人体の局所に塗布することができる誘導加熱アプリケータシステムを提供する。 誘導加熱アプリケータシステムは、ワイヤ又は他の直接の電気的な接続を有することなく加熱されるアプリケータを有する。 特に、これは、アプリケータの使用及び操作を簡単にする。 一部の製品は、一度加熱されると劣化が速くなる。 一部の実施の形態において、一度アプリケータの外部に出た製品の加熱又は更に良好に製品に反応するエリアを準備するための関心のあるエリアの加熱を支持しながら、アプリケータ中の製品の加熱を最小にする。 熱は、一部の製品が身体に吸収される速度を増大し、室温のアプリケータによる経験より魅力的になり得る温覚を与えることができる。

    発明のこれら及び他の目的、利点及び特徴は、本実施の形態の詳細な説明及び図面を参照することによって容易に理解され及び認識される。

    本発明の実施の形態による誘導加熱アプリケータシステムの斜視図である。

    加熱モジュールから取り外されたアプリケータペンを示す誘導加熱アプリケータシステムの分解斜視図である。

    加熱モジュールにドッキングしたアプリケータペンを示す誘導加熱アプリケータシステムの断面図である。

    本発明の実施の形態によるアプリケータペンの分解図である。

    アプリケータペンの断面図である。

    閉鎖状態のアプリケータペンの断面拡大図である。

    開口状態のアプリケータペンの断面拡大図である。

    アプリケータペン先の他の例の断面拡大図である。

    固定器具の一例の斜視図である。

    制御システムの一例の回路図の第1部分である。

    制御システムの一例の回路図の第2部分である。

    制御システムの制御アルゴリズムの一例のフローチャートである。

    誘導加熱アプリケータシステムのブロック図の一例である。

    誘導加熱アプリケータシステムのブロック図の他の例である。

    本発明の一実施の形態による誘導加熱アプリケータシステムを図1〜3に示す。 アプリケータシステム10は、一般的に、加熱モジュール12及びアプリケータ14を有する。 加熱モジュール12は、変動電磁界を生成する回路16を有する。 回路16は、電磁界を生成する1次回路18を有することができる。 加熱モジュール12は、電磁界の存在の下でアプリケータ14を取り外し自在に保持するドック43を有することもできる。 加熱モジュール12は、アプリケータ14を保持するのを助ける磁石44又は他の保持機構を有することができる。 アプリケータ14は、ディスペンサーシステム、アプリケータシステム及び加熱素子22を有する。 加熱素子22は、ディスペンサーシステム若しくはアプリケータシステムから独立し又はディスペンサーシステム若しくはアプリケータシステムの一部となることができる。 図示した実施の形態において、加熱素子22を、電磁界内に配置されたときに誘導的に加熱されるローラ要素とする。 他の実施の形態において、加熱素子22を、図8に示すように、アプリケータ14の先端に取り付けられた導電性チップ86とすることができる。 アプリケータシステム12は、加熱素子22の温度を制御するために加熱素子22を監視するとともにアプリケータシステム10にフィードバックを提供する温度監視回路を有することができる。

    図示した実施の形態の加熱モジュール12は、規格110Vコンセント(standard 110V receptacle)のような電源出力に差し込まれ及び支持されるように構成される。 加熱モジュール12を、欧州規格220Vコンセント(European standard 220V outlet)のような他のタイプの電源出力を含む他の電源から電力を受信するように構成することができる。 加熱モジュール12を、任意のタイプの電源出力によって支持されるように設計することができる。 加熱モジュールを電源から独立して支持することもできる。 例えば、加熱モジュールを、電源出力に差し込まれる電源コードを有する独立ユニットとすることができる。

    図示した実施の形態において、加熱モジュール12は、一般的に、回路16と、ドック43と、ハウジング23と、プラグ24と、を有する。 加熱モジュールの回路16は、アプリケータシステム10の動作を制御する。 たぶん図12のブロック図で最もよく示すように、加熱モジュールの回路16は、一般的に、主電源サブ回路30と、タンクサブ回路32と、温度監視サブ回路34と、コントローラ36と、を有する。 図10A及び図10Bに示す実施の形態において、コントローラ36を、アリゾナ州チャンドラーのマイクロチップテクノロジー社から市販されている44ピンdsPIC30F2023エンハンストフラッシュSMPS16ビットデジタル信号コントローラ(44-Pin dsPIC30F2023 Enhanced Flash SMPS 16-Bit Digital Controller)とする。 コントローラ36は、アプリケータシステム10の動作を制御するようプログラムされ、23AA64/SOIC EEPROMのような外部の補助記憶装置38にアクセスすることができる。 コントローラ36は、(図示しない)内部記憶装置を有することもできる。 コントローラ36は、所望の場合には外部クロック発振器40を有することもできる。

    図示した実施の形態において、主電源サブ回路30は、一般的に、整流器100と、ドライバ102と、1対のスイッチ104a,104bを有する。 整流器100は、入力する交流電力を直流電力に変換する。 図示した実施の形態において、整流器100は、ジャンパー106を介して120V交流入力電力を受信する。 ジャンパー106を120V交流電力の壁コンセント又は他の電源に接続することができる。 整流器100の出力部は、スイッチ104a,104bに接続される。 図示した実施の形態のコンデンサ105のようなコンデンサを、整流された信号の高周波ノイズの分路として用いることができる。 図示した実施の形態において、スイッチ104a,104bを、メイン州サウスポートランドのフェアチャイルドセミコンダクター社から市販されているFDS2672,200V NチャネルUltraFETトレンチMOSFET(FDS2672, 200V N-Channel UltraFETs Trench MOSFETs)のようなFETとする。 本実施の形態において、ドライバ102を、スイス国ジュネーブのSTマイクロエレクトロニクス社から市販されているL6384項電圧ハーフブリッジドライバ(L6384 high-voltage half bridge driver)のようなハーフブリッジドライバとする。 ドライバ102は、タンクサブ回路32に高周波交流信号を生成するためにFET104a,104bのタイミングを制御する。 主電源サブ回路30は、アプリケータが最大温度を超える場合にハーフブリッジドライバ102の動作を停止するために温度センサに結合された「過熱防止」(overtemp)入力部を有することもできる。 主電源サブ回路30は、ドライバ102に命令を与えるためにコントローラ36に結合された「コイル0_L」(coil0_L)入力部を有することもできる。

    図示した実施の形態において、タンクサブ回路32を、直列共振タンクサブ回路とするが、図示したタンクサブ回路32を、他の適切なタンクサブ回路に置換することができる。 タンクサブ回路32は、一般的に、コンデンサ108及び1次回路110を有する。 コンデンサ108の値を、例えば、タンクサブ回路32の共振周波数を調整するためにアプリケーションごとに変更することができる。 1次回路110を、電線(例えば、リッツ線)コイル又はタンクサブ回路32に供給される電力に応答して適切な電磁界を生成することができる他の回路素子とすることができる。 例えば、1次回路110を、2007年9月28日に出願されるとともに全体を参照することによってここに組み込まれるバーマン等による「プリント回路基板コイル」(Printed Circuit Board Coil)の名称の米国特許出願第60/975,953号によるプリント回路基板コイルとすることができる。

    図示した実施の形態において、回路16は、種々の回路素子に動作電力を供給するために個別の動作電源も有する。 図10Aに示すように、動作電源サブ回路112は、15VDCで動作する論理回路、FETドライバ及び他の回路素子に電力を供給するために約15VDCを生成する。 図10Aを再び参照すると、動作電源サブ回路114は、5VDCで動作するマイクロプロセッサ、OPアンプ及び他の回路素子に電力を供給するために約5VDCを生成する。 更に多くの電源又は更に少ない電源を、他の実施の形態に含めることができる。

    図示した実施の形態において、回路16は、電流検知サブ回路116も有する。 電流検知サブ回路116を、アプリケータ14又は異物が存在するか否かを決定するために用いることができる。 電流検知サブ回路116を、診断に用いることもできる。 他の実施の形態において、電流検知サブ回路116を、追加の形態を容易にするために用いることができる。 例えば、加熱モジュールの回路16は、2004年11月30日に発行されたクーネン(Kuennen)等による「誘導結合バラスト回路」(Inductively Coupled Ballast Circuit)の名称の米国特許第6,825,620号に開示された誘導電源装置の共振探索回路(resonant seeking circuit)、2007年5月1日に発行されたバーマン(Baarman)による「適合誘導電源」(Adaptive Inductive Power Supply)の名称の米国特許第7,212,414号に開示された適合誘導電源、2003年10月20日に出願されたバーマンによる「通信用適合誘導電源」(Adaptive Inductive Power Supply with Communication)の名称の米国特許出願第10/689,148号の通信用誘導電源、2007年9月14日に出願されたバーマンによる「バッテリー充電装置及び方法」(System and Method for Charging a battery)の名称の米国特許出願第11/855,710号のリチウムイオンバッテリー無線充電用誘導電源、2007年12月27日に出願されたバーマン等による「装置識別用誘導電源」(Inductive Power Supply with Device Identification)の名称の米国特許出願第11/965,085号の装置識別用誘導電源、又は2008年1月7日に出願されたバーマンによる「デューティサイクル制御用誘導電源」(Inductive Power Supply with Duty Cycle Control)の名称の米国特許出願第61/019,411号のデューティサイクル制御用誘導電源を有することができ、これらの全ては、全体を参照することによってここに組み込まれる。

    回路16は、アプリケータ14の温度を制御するために1個以上の温度センサを有する温度監視サブ回路34を有することができる。 図示した実施の形態において、温度センサ130は、温度制御のために、アプリケータ14の温度を表す信号をコントローラ36に供給し、過熱防止(over-temperature)センサ133は、アプリケータ14が最大温度を超える場合にハーフブリッジドライバ102をシャットダウンする。 温度センサ130を、マイクロチップテクノロジー社から市販されているTC1047のような温度−電圧コンバータとすることができる。 温度センサ130の出力部を、バッファ134を通じてコントローラ36に接続することができる。 バッファ134は、温度センサのアナログ−デジタル変換の読出しのための十分な電力の供給を助ける。 過熱防止センサ133を、マイクロチップテクノロジー社から市販されているTC6501極小温度スイッチのような温度スイッチとすることができる。 過熱防止センサ133を、最大温度を超えた場合にドライバ102の動作を停止するためにドライバ102に接続する。 更に多くの温度監視回路、異なる温度監視回路又は更に少ない温度監視回路を、他の実施の形態に含めることができる。

    回路16は、所望のときにコントローラ36と無線通信を行うiRdA通信サブ回路150も有することができる。 無線通信サブ回路150を、診断、プログラミング及び他の機能のために用いることができる。

    回路16は、電圧検知サブ回路118を有することができる。 図示した実施の形態において、電圧検知サブ回路118は、診断のために用いられる。 他の実施の形態において、電圧検知サブ回路118を取り除き又は他の目的で使用することができる。

    上述したように、回路16は補助記憶装置38を有することができる。 補助記憶装置38を、アプリケータシステムパラメータ又は他の情報を保存するために用いることができる。 補助記憶装置38を、コントローラ36又は回路16の他の場所に設けることができる。

    回路16は、ユーザ入力部及びLED駆動回路120を有することもできる。 図示した実施の形態において、ユーザ入力部を簡単なオン/オフスイッチとする。 他の実施の形態において、ユーザ入力部は、更に高性能な制御を行うことができる。 例えば、ユーザ入力部を、アプリケータ14の温度範囲を調整することができるダイヤルとすることができる。 LED駆動回路を、アプリケータシステム10の状態を表すために用いることができる。 一実施の形態において、点滅光は、アプリケータ14が現在加熱されていることを表し、途切れない光は、アプリケータ14が所定の温度に到達したことを表し、高速点滅は不良状態を表す。 図示した実施の形態において、アプリケータ14が紛失し又は過熱状態が生じた二つの主要な不良状態がある。 他の実施の形態において、異なるLED形態及び異なる不良状態が存在してもよい。 他の実施の形態において、他のユーザインタフェース形態がLEDに取って代わり又はLEDを補うことができる。 例えば、音声又は他のタイプのフィードバックを、不良又は準備状態を表すために用いることができる。

    上述したように、回路16は、外部クロック発振器40を有することができる。 外部クロック発振器40を、電源回路30のFET104a,104bのタイミングを制御するのに用いる更に正確なクロックとすることができる。 他の実施の形態において、コントローラ36は、FETのタイミングを制御するために内部クロックを用いることができる。

    回路16は、電力調整回路126を有することができる。 図示した実施の形態の電力調整回路126を、プロセッサをリセットするのに用いることができる。

    ハウジング23は、回路16を含むように設計される。 図示した実施の形態において、ハウジング23は、たぶん図2に最もよく示すように、ベース26及びカバー28を有する。 ベース26は、回路16の主要部を支持し及び含む。 カバー28は、ベース26を包囲し、1次回路18を収容する。 本実施の形態において、カバー28は、ドック43を規定するように成形される。 例えば、カバー28は、アプリケーションペン14をドック43及び1次回路18の中央に挿入できるようにするために1次回路18を包囲するとともに中央開口42を規定するカウル40を有することができる。 カバー28は、アプリケータ14を取外し自在に保持するために磁石44を有することができる。 磁石44を、アプリケータ14を固定するためにローラ要素22に接触するように配置することができる。 スナップ適合(snap-fitting)や摩擦適合(frictional fitting)のような他のアプリケータ保持機構を、磁石44の代わりに又は磁石44とともに用いることができる。 ハウジング23と一体となったスイッチ及びLED25は、上述したようにユーザ制御及びユーザに対する状態フィードバックを行うためにユーザインタフェース及びLED駆動回路120と連動することができる。 他の実施の形態において、スイッチ及びLEDを取り除き又は適切な他の素子に置換することができる。

    本発明は、多様なタイプ及びスタイルのアプリケータの使用に適している。 たぶん図12に最もよく示すように、アプリケータ14は、一般的に、ディスペンサーシステム19と、アプリケータシステム21と、加熱素子22と、を有する。 図示した実施の形態において、アプリケータ14を、製品を塗布するためにアプリケータの製品及びローラ要素54に力を加えるプランジャー及びチェックバルブシステムを有するアプリケータペンとする。 さらに、本実施の形態において、ローラ要素54は加熱素子としての役割も果たす。 他のアプリケータは、更に多い構成要素を有し、異なる構成要素を有し、又は更に少ない構成要素を有することができる。 ディスペンサーシステム19を、製品を分配することができる任意のシステム又はシステムの組合せに置換することができる。 例えば、ディスペンサーシステム19を、プランジャーシステム、スプリングシステム、バキュームシステム又はスレッディングシステムとすることができる。 ディスペンサーシステム19をアプリケータ形態に内在させてもよく、例えば、アプリケータを振動し又は強く押すことによって製品をアプリケータから適切に分配することができるようにしてもよい。 ディスペンサーシステムのこれらの例は、単なる例示であり、任意の適切なディスペンサーシステムをアプリケータ14に組み込むことができる。 アプリケータシステム21を、製品を塗布することができる任意のシステム又はシステムの組合せに置換することができる。 例えば、アプリケータシステムは、ローラボールやローラシリンダのようなローラ要素54を有することができる。 アプリケータシステムは、加熱素子22を有することができる。 一部の実施の形態において、ローラ要素を加熱素子とすることもできる。 一部の実施の形態において、ローラ要素のようなアプリケータシステムを、製品をアプリケータから抽出するのに十分なディスペンサーシステムとすることもできる。 一部の実施の形態において、ローラ要素を、ディスペンサーシステム、アプリケータシステム及び加熱素子とすることができる。

    図3〜7に示す実施の形態において、アプリケータペンは、一般的に、ステム50と、ボディ66と、キャップ78と、を有する。 ステム50を、ボディ66を受け入れるために内部空間を規定する細長い要素とする。 ステム50は、製品を分配するのを助けるために内部空間53内に圧力を加えるディスペンサーシステムを収容することもできる。 図示した実施の形態において、ディスペンサーシステムは、プランジャー52と、アンブレラバルブ76と、ポンプピストン56と、ポンプスプリング58と、治具60と、チェックバルブ62と、製品ピストン64と、(後に説明する)アプリケータチェックバルブアッセンブリとを有する。 エアキャビティ51がポンプピストン56とプランジャー52との間で規定される。 図示した実施の形態のボディ66は、一般的に、製品又は製品カプセルを収容する内部空間67を規定する管状である。 ボディ66は、内部空間67に圧力を加える製品ピストン64を収容することもできる。 キャップ78を、ボディ66を受け入れるとともに内部空間67を規定するのに役立つ細長い要素とする。 キャップ78は、一般的に、ローラ要素54の形態のアプリケータシステムを有する。 図示した実施の形態において、ローラ要素54は、ディスペンサーシステムのアプリケータチェックバルブアッセンブリの一部でもある。 アプリケータチェックバルブアッセンブリは、一般的には、ばね68と、固定器具70と、絶縁体72,74と、ローラ要素54と、を有する。

    動作中、アプリケータ14は、プランジャー52を押圧することによって事前に準備され、プランジャー52は、ポンプピストン56を押圧して内部空間53に空気圧を生成する。 空気圧は、チェックバルブ62を介して内部空間53で均一にされ、製品を含む内部空間67に加えられる。 空気圧が製品ピストン64に加えられると、製品ピストン64は、製品に圧力を加え、製品がチェックバルブ62によって維持される。 製品に加えられる圧力によって、製品は、外部流路を形成するためにローラ要素54を皮膚に押し付けたときに分配される。

    プランジャー52を何度も準備することができる。 最大空気圧を、アンブレラバルブ76の設定点によって制御することができる。 アンブレラバルブは、ポンプばね58により行われる戻り行程の際に新たな空気を内部空間53に入ることができる。 すなわち、戻り行程の際に、内部空間53が真空になり、アンブレラバルブ56を通じてキャビティ51から空気を引き入れる。 キャビティ51とアプリケータ外部との間に空気の流路が存在する。 図示した実施の形態において、空気の流路がプランジャー52とステム50との間に存在する。 分配サイクルを、所望に応じて又は特定の塗布用量に基づいて繰り返すことができる。 用量を、圧力システム又は他の手段によって許容される最大圧力を調整することによって制御することができる。 一部の実施の形態において、これはユーザによって調整可能である。

    図6に示すように、ばね68は、アプリケータ14が初期設定の閉鎖状態となるように付勢される。 図7に示すように、ローラ要素54に十分な外圧を加えることによって、ばね68は、押圧されて開口状態となる。 開口状態において、内部空間67からアプリケータ14の外側までの流路がギャップ79を介して形成される。 アプリケータ14が十分に準備された場合、製品は、ギャップ79を通じて分配される。 ギャップ79を、リング、スロット、又は製品をアプリケータ14の外に分配することができる他のタイプの開口とすることができる。 ローラ要素54を、分配された製品をユーザが適切と思うように分布させるために用いることができる。

    図3〜7に示す実施の形態において、ローラ要素54は、加熱素子として機能する。 ローラ要素54を、電磁界の存在の下で誘導的に加熱することができる任意の材料から製造することができる。 例えば、ローラ要素を、金属、金属化合物、有機化合物、セラミック化合物又は金属混合プラスチックから製造することができる。 ローラ要素54を、所望の熱容量に基づいて選択した材料から製造することもできる。 例えば、ローラ要素の一部又は全てを、セラミックのような比較的高い熱容量を有する材料を用いて製造することができる。 ローラ要素が加熱素子でない他の実施の形態において、ローラ要素を、任意の適切な材料から製造することができる。 一部の実施の形態において、ローラ要素54を、塗布される製品の厚さ又は他の特性を増大し又は制御するために質感を持たせる(textured)ことができる。

    温度監視回路34の一部又は全てを、ローラ要素54付近又はそれに接触して配置する。 動作中、コントローラ36は、温度監視回路34の出力に応答して、例えば、ローラ要素54を所望の温度に維持するために主電源サブ回路30を接続し及び切り離すことによって加熱モジュール12の動作を制御する。 ローラ54が最大温度を超える場合、過熱センサ133は、コントローラ36を無視し、ドライバ102を遮断することができる。

    上述したように、図3〜7に示す実施の形態は、絶縁体72,74及び固定器具70を有する。 図示した実施の形態において、絶縁体は、内部でローラ要素54を製品の流路から隔離し、ローラ要素を製品から熱的に絶縁する。 絶縁体を、1個又は複数個の部品として製造することができる。 図3〜7に示す実施の形態において、絶縁体は、第1の部分74及び第2の部分72を有する。 ローラ要素54が加熱素子でもある実施の形態において、絶縁体は、アプリケータ14内の製品に伝達される熱の量を最小にするのを助ける。 加熱された製品は、塗布のときには所望されるが、それ以外のときには所望されない。 その理由は、加熱された製品が製品の劣化速度を増大するからである。 したがって、一部の実施の形態において、アプリケータ14内の製品に伝達される熱の量を最小にすることが所望される。 熱を最小にするのを更に助けるために、突起部80を、ローラ要素54と絶縁体72,74の壁との間の直接的な接触を最小にするために絶縁体の内側面に含むことができる。 さらに、突出部によって、ローラ要素54を絶縁体72,74の中で更に簡単に転がすことができる。

    絶縁体を有する実施の形態において、固定器具70を、ローラ要素を適切な位置に保持するとともに絶縁体の周辺に流路を形成するのを助けるよう構成することができる。 図3〜7に記載した実施の形態の固定器具の斜視図を図9に示す。 固定器具70は、一般的に、ローラ接触部71を有する円筒部75を有する。 円筒部75及びローラ接触部71は、製品が流れることができる複数の孔73を一緒に規定する。 固定器具70の他の構成において、ローラ接触部を固体物とし、円筒部70は、製品が固定器具70を流れ過ぎることができる複数の孔を有する。 図1〜2に示す実施の形態のような一部の実施の形態において、固定器具70を必要としなくてもよく、固定器具70を取り外すことができる。 後に説明する図8の実施の形態のような他の実施の形態において、固定器具は、内部空間67の製品に対してローラ要素54が直接アクセスすることができるローラ接触部71に孔を有することができる。

    アプリケータ14の他の先端部を図8に示す。 本実施の形態において、ローラ要素88を加熱素子とする必要がない。 その理由は、導電性先端部86を電磁界の存在の下で加熱することができる材料から構成しているからである。 ローラ要素88を、プラスチック又は他の非導電性材料から構成することができる。 図3〜7に示す実施の形態と同様に、本実施の形態は、アプリケータ14の内部の製品に伝達する熱を最小にする。 上述したように、本実施の形態には絶縁体が存在しないので、製品は、内部空間67からローラ要素88に直接流れることができる。 保持器具82を、内部空間67とローラ要素88との間の流体連結を許容するように構成することができる。

    上記実施の形態において、誘導加熱アプリケータシステム10は、アプリケータ14が電子機器を有さず、かつ、加熱素子が誘導的に加熱されるという意味で本質的にパッシブであるアプリケータ14を有する。 他の実施の形態において、アプリケータは、抵抗加熱素子と、電力を抵抗加熱素子に供給するために必要とされる回路と、を有する。 例えば、図13に示す他のシステムにおいて、加熱モジュール212は、電力を加熱素子222に供給するためにアプリケータ214が2次回路223を用いて電力に変換する電磁界を生成する。 アプリケータシステム221及びディスペンサーシステム219を、製品を塗布し及び分配するのに適した任意のシステムとすることができる。 コントローラ236を、加熱モジュールを制御するのに適した任意のコントローラとすることができる。 任意の電荷蓄積部225をアプリケータに含めることができる。 電荷蓄積部225を、加熱モジュールから取り外されている間にもペンを加熱することができる充電式バッテリーとすることができる。 電荷蓄積部225は、加熱素子の選択した温度を維持するために十分な量の電荷を保持することができる。 図13の実施の形態において、温度監視サブ回路234は、上述したような加熱モジュールの代わりにアプリケータに存在する。 温度監視サブ回路234は、加熱素子の温度を監視し、しきい値温度を超えた場合に電力を加熱素子222から切り離すことによって保護を行う。 一部の実施の形態において、温度監視サブ回路234は、主電源サブ回路を遮断し又は他の機能を提供するために無線通信サブ回路250と無線通信を行うことができる。

    上記実施の形態において、アプリケータ14をローラ要素に関連して説明した。 他の実施の形態において、ローラ要素を他の塗布機構に置換することができる。 さらに、アプリケータの形状を、アプリケータペンとして図示し及び説明した。 アプリケータのサイズ、形状及び形態を、アプリケーション間で変更することができる。 一実施の形態において、アプリケータを、ユーザの肩や膝のような特定の身体部分に合わせるように成形する。

    アプリケータシステム10を、アプリケータ1を任意の所望の温度まで加熱するよう構成することができる。 図示した実施の形態において、アプリケータシステム10は、0.5〜1.5Aの電流を1次回路に供給するように構成される。 本実施の形態において、アプリケータシステム10は、製品を35〜45℃の温度で塗布するように構成される。

    アプリケータシステム10の典型的な動作を、図11に示すフローチャートに関連して説明する。 一度加熱モジュールのプラグが壁に挿入される(122)と、加熱モジュールはスタンバイモード131に入る。 加熱モジュールが十分な交流電力を利用できるか否か決定する(124)。 十分な電力を利用できる場合、スタンバイモードを表示するためにLEDインジケータをオンにする(126)。 オン/オフ電源ボタンの状態を決定する(128)。 電源ボタンがオフである場合、アプリケータシステムは、電源ボタンが押圧されるまでスタンバイモード131のままである。 電源ボタンがオンである場合、アプリケータの存在についての決定を行う(130)。 アプリケータが存在する場合、加熱モード132に入る。 アプリケータが存在しない場合、アプリケータシステムは、ペン誤り処理モード152に入る。

    加熱モード132において、アプリケータの温度が測定される(134)。 現在のアプリケータの温度がしきい値温度と比較される(136)。 現在のアプリケータの温度がしきい値を超える場合、アプリケータシステムは、定常状態モード144に入る。 現在のアプリケータ温度がしきい値より下である場合、加熱工程を開始し、アプリケータが加熱されていることを反映するためにLEDインジケータを変化させる(138)。 他の温度測定が行われ、しきい値温度と比較される(140)。 現在のアプリケータ温度がしきい値温度より下である場合、アプリケータシステムは、ペンが存在するか否かチェックする(142)。 アプリケータが存在する場合、タイムアウトが生じたが否かを知るためにチェックを行う(145)。 タイムアウトが生じた場合、アプリケータをオフにし(164)、スタンバイモード131に入る。 タイムアウトが生じなかった場合、アプリケータは、温度が設定温度に到達するまで加熱を継続する(140)。 アプリケータが存在しない場合、アプリケータ誤り処理状態152に入る。 現在のアプリケータ温度がしきい値温度より上である場合、定常状態モード144に入る。

    定常状態モード144において、加熱工程を停止し(143)、アプリケータが使用の準備中であることを表示するためにLEDを変化させる(146)。 アプリケータ温度の測定が行われ、許容される温度範囲と比較される(148)。 現在のアプリケータ温度が、許容される温度範囲より下に降下した場合、加熱工程138を再び開始する。 温度が、許容される温度範囲内にある場合、アプリケータが存在するか否か決定する(150)。 アプリケータが存在しない場合、アプリケータ誤り処理状態152に入る。 アプリケータが存在する場合、定常状態モード144の経過時間としきい値との間の比較を行う(162)。 経過時間がしきい値より下である場合、温度が測定され、許容できる温度範囲と再び比較される(148)。 経過時間がしきい値より大きい場合、アプリケータシステムはオフにされ(164)、アプリケータシステムはスタンバイモード(131)に入る。

    アプリケータ誤り処理状態152において、LEDは点滅状態に変化する(154)。 アプリケータが存在するか否かの決定が行われる(156)。 アプリケータが存在する場合、アプリケータシステムは、以前の動作状態に戻る(160)。 アプリケータが存在しない場合、時間が満了したか否かの決定を行う(158)。 時間が満了しない場合、アプリケータの存在のチェックを行う(156)。 時間が満了した場合、アプリケータをオフにする(164)。

    典型的な加熱モジュールフローチャートを通じて種々のタイムアウトの参照が行われ、一部のアプリケーションにおいて、これらのタイムアウトは、単一のマスタタイムアウト状態を参照することができ、他のアプリケーションにおいて、各タイムアウト状態が、個別に存在し、任意の数の適切な要因に基づくことができる。 例えば、遮断前に定常状態モード162で待機する時間量は、ペン誤り処理状態152に入る前に加熱モード132で待機する時間量と同一となり又は異なることができる。

    加熱モジュール制御システムにヒステリシスが存在してもよい。 定常状態モード131から、アプリケータの温度は、加熱モード132に入る前に設定点からある程度降下することができる。 他の実施の形態において、設定点温度に近づくのを遅くすることができるように加熱パラメータを変更する複数の中間加熱状態が存在しても良い。

    これまでの説明は、本発明の実施の形態の説明である。 種々の変更及び変形が、本発明の精神及びより広い態様から逸脱することなく可能である。 例えば、項目「一つ」(a, an)又は上記(the, said)を用いた単数の要素に対するあらゆる参照符号は、要素を単数に制限すると解釈すべきでない。

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