Purification process of the natural calcium carbonate ore |
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申请号 | JP11452588 | 申请日 | 1988-05-11 | 公开(公告)号 | JP2695187B2 | 公开(公告)日 | 1997-12-24 |
申请人 | イーシーシー インターナショナル リミテッド; | 发明人 | ロビン ランドン ゴーリー クリストファー; | ||||
摘要 | |||||||
权利要求 | 【請求項1】炭酸カルシウム含有鉱物を精製する方法であって、次の段階、 a) 炭酸カルシウム含有鉱物を水および分散剤と混合して乾燥鉱物60〜80重量%を含む懸濁液を形成する段階、 b) 段階a)で調製した炭酸カルシウム含有鉱物の懸濁液を粉砕して、53ミクロンの公称目開を有するふるい上に保持される粒子を多くても5重量%および2クミロン相当球径(esd)より小さい粒子を50重量%以下の量で含む生成物を与える段階、 c) 段階b)で調製した乾燥粉砕鉱物60〜80重量%を含む懸濁液を、変色不純物に対する捕集剤として、10〜 24個の炭素原子を有する少なくとも1つの長鎖アルキル基をもつカチオンを含むものを用いて浮選にかけ、実質的にすべての変色不純物が除去された炭酸カルシウム含有鉱物を含むアンダフロー生成物を生成させる段階、および d) 段階c)のアンダフロー生成物をさらに粉砕して、粒子の少なくとも40重量%が2ミクロンより小さい相当球径(esd)を有する物質を与える段階、 を含む方法。 【請求項2】段階a)において分散剤が、10,000より大きくない数平均分子量を有するポリ(アクリル酸)またはポリ(メタクリル酸)のアルカリ金属またはアンモニウム塩である、請求項(1)記載の方法。 【請求項3】乾燥炭酸カルシウム含有鉱物の重量を基にして0.05〜1重量%の分散剤が使用される、請求項(2)記載の方法。 【請求項4】段階(b)において、炭酸カルシウム含有鉱物の水性懸濁液またはスラリーが、実質的にすべての粒子が53ミクロンの公称目開を有するふるいを通るまで粉砕される、請求項(1)、(2)、または(3)記載の方法。 【請求項5】段階c)において、粉砕された炭酸カルシウム含有鉱物の懸濁液を浮選機に導入し、空気入口開放で、泡立て剤で5〜90分の範囲内の時間調整し、その後変色不純物捕集剤を加え、懸濁液をさらに30〜200分の間かくはんする、請求項(1)、(2)、(3)または(4)記載の方法。 【請求項6】泡立て剤が1種またはそれ以上のポリプロピレングリコールメチルエーテルを含み、用いるその量が5〜100ppm(乾燥鉱物の百万重量部当り重量部)の範囲内にある、請求項(5)記載の方法。 【請求項7】捕集剤が10〜24個の炭素原子を有する少なくとも1つの長鎖アルキル基を含むアミンまたは第四級アンモニウム化合物であり、アミンまたは第四級アンモニウム化合物が酢酸で実質的に完全に中和されている、 請求項(1)〜(6)のいずれか一項に記載の方法。 【請求項8】用いる捕集剤の量が100〜1,000ppmの範囲内にある、請求項(1)〜(7)のいずれか一項に記載の方法。 【請求項9】浮選の間に酸化剤が添加される、請求項(1)〜(8)のいずれか一項に記載の方法。 【請求項10】請求項(1)〜(9)のいずれか一項に記載の方法により製造された精製炭酸カルシウム含有鉱物。 |
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说明书全文 | 【発明の詳細な説明】 本発明は天然炭酸カルシウム鉱石、例えば白亜、大理石または石灰石、を精製する方法、より詳しくはそのような鉱石から、鉱石から製造される炭酸カルシウム製品の明度および白色度を損なう変色不純物例えば黒鉛、歴青有機物質、鉄化合物例えば硫化鉄鉱および他の鉄汚損物質を除去する方法に関する。 炭酸カルシウム鉱石の精製に対する浮選の技術の使用が知られている。 基礎浮選操作は、例えばジョン・ワイリ・アンド・サンズ社(John Wiley & sons,Inc.,New 英国特許明細書第1,519,528号には、粒子の少くとも7 本発明の第1観点によれば、炭酸カルシウム含有鉱物を精製する方法であって、次の段階、 a) 炭酸カルシウム含有鉱物を水および分散剤と混合して乾燥鉱物60〜80重量%を含む懸濁液を形成する段階、 b) 段階a)で調製した炭酸カルシウム含有鉱物の懸濁液を粉砕して53ミクロンの公称目開を有するふるい上に保持される粒子を多くても5重量%および2ミクロン 本発明の第2観点によれば、本発明の第1観点による方法により製造された精製炭酸カルシウム含有鉱物が提供される。 2ミクロン未満の相当球径(esd)を有する粒子を 炭酸カルシウム含有鉱物の精製に用いるときに、鉱物からの不純物の有効な分離が浮選のみにより達成されれば鉱物の水性懸濁液を40重量%未満の固形分に希釈することが必要であると考えられたことはこれまで浮選法の不利益であった。 炭酸カルシウム含有鉱物が実質上乾燥状態で採掘されるので、これはかなりの量の水を鉱物と混合し、後に炭酸カルシウム製品を販売できる前に高価な機械的または熱的な脱水操作により除去されねばならなかったことを意味した。 我々は今回、浮選の技術を用いて乾燥固体60〜約80重量%の範囲内の固形分で炭酸カルシウム含有鉱物から変色不純物の有効な分離を行なうことができ、後者の数字は、この水準以上の固形分を有する懸濁液が取扱いに不十分な流動性になるので固形分に対する有効上限であることの予期しない意外な発見をした。 本発明の方法の段階a)における分散剤は、有利には 本発明の方法の段階b)における炭酸カルシウム含有鉱物の水性懸濁液またはスラリーは、好ましくは粒子の実質的にすべてが53ミクロンの公称目開を有するふるいを通ることができ、しかしその多くても35重量%が2ミクロンesdより小さくなるまで粉砕される。 本発明の方法の段階c)において、粉砕炭酸カルシウム含有鉱物の懸濁液は、好ましくは浮選機中へ導入され、空気入口開放で泡立て剤で5〜90分の範囲内の時間調整される。 この後変色不純物に対する捕集剤を添加し、好ましくは懸濁液を30〜200分の間さらにかくはんする。 泡立て剤は便宜には1種またはそれ以上のポリプロピレングリコールメチルエーテルを含むことができ、 本発明の方法の段階d)において、段階c)のアンダフローを粉砕し、粒子の少くとも60重量%が2ミクロンより小さい相当球径を有する物質を与えることが好ましい。 本発明はさらに以下の実質例により例示される。 実施例1 約20mmまでの大きさの粗砕大理石の塊を、乾燥大理石の重量を基にして0.4重量%の、1680の数平均分子量を有するポリアクリル酸ナトリウム分散剤の存在下に湿式自生粉砕して実質的にすべて53ミクロンより小さく、27 この懸濁液の試料を側15mmの方形水平断面の研究室浮選機中で浮選にかけた。 浮選分離はそれぞれ75%、70 各試験において、初めにポリプロピレングリコールメチルエーテル混合物からなる泡立て剤の1重量%溶液10 懸濁液の試料が70%および75%、重量、の固形分を有した試験においてアンダフロー生成物を補集し、それに、乾燥大理石生成物の重量を基にして0.3重量%の同じ分散剤を混合した。 すべての場合に乾燥大理石70〜75重量%を含む最終懸濁液を0.5〜1mmの大きさのけい砂の粒子からなる粉体粉砕媒とともにかくはんすることにより粉砕した。 懸濁液の試料を間隔をあけてとり、2ミクロンより小さい相当球径を有した試料中の粒子の重量パーセント並びに波長 また浮選による処理前の初めの懸濁液の試料をとり、 得られた結果は表1に示される。 これらの結果は意外にも、アンダフロー生成物中に回収された原物質の重量パーセントおよび波長457nmの青紫色光に対する%反射率の増加が、浮選を普通の低固形分または本発明による高固形分のいずれで行なっても実質的に同様であることを示す。 乾燥固体70%または75
実施例2 約20mmまでの大きさの粗砕大理石の塊を、乾燥大理石の重量を基にして0.4重量%の実施例1に記載したと同じ分散剤の存在下に湿式自生粉砕にかけ、実質的にすべて53ミクロンより小さく、27重量%が2ミクロンesd この懸濁液の試料を、側356mmの方形水平断面のパイロット規模浮選機中で浮選した。 各試験において、初めに浮選機中の非希釈懸濁液に、実施例1に用いたと同じ泡立て剤30ppmを加え、2試験の1つに過酸化水素150pp 各試験のアンダフロー生成物に、乾燥炭酸カルシウム鉱物の重量を基にして0.3重量%の、実施例1に記載したと同じ分散剤を加え、実施例1に記載したように粉砕した。 それぞれ75%、90%および95%、重量、が2ミクロンより小さい相当球径を有する粒子からなる程度に粉砕した物質に対する乾燥粉砕物質の波長457および570mm 浮選による処理前の自生粉砕懸濁液の試料もまた実施例1に記載したと同じ粉砕および測定にかけた。 得られた結果は表IIに示される。 この事例で、過酸化水素の添加が、得られた結果に有意な差異をなさなかったことを知見できる。実施例3 乾式粉砕して実質的にすべてが53ミクロンより小さい粒子からなり、8重量%が2ミクロンesdより小さい粒子からなる生成物を生成した大理石粉末の試料を水と混合して乾燥大理石70重量%および、乾燥大理石の重量を基にして0.2重量%の、実施例1に記載したと同じ分散剤を含む懸濁液を形成した。 この懸濁液7l部を実施例1に記載した型の研究室浮選機に入れ、各場合に実施例に用いたと同じ泡立て剤28pp 捕集剤を2増加分、各150ppmで加えた第2試験もまた行ない、酸不溶性残留物の最終重量パーセントを、泡およびアンダフロー生成物について試験した。 比較として浮選による処理前の乾燥粉砕鉱物に対する酸不溶性残留物の重量パーセントもまた測定した。 得られた結果は表IIIに示される。 実施例4 異なる粉末度に粉砕した大理石の試料を、実施例2に記載したパイロット規模浮選機中で浮選した。試料は、 A) 実施例2に記載したと同じ自生粉砕大理石の他の試料。 この物質の27重量%は2μmより小さい相当球径を有する粒子からなった。 B) 乾燥大理石75重量%および、乾燥大理石の重量を基にして0.4重量%の、実施例1に記載したと同じ分散剤を含む水性懸濁液中で1段階のアトリッション粉砕にかけた同じ自生粉砕大理石の試料。 粉砕媒は0.5〜1.0mm C) 原料粗砕大理石から湿式自生粉砕、次に湿式アトリッション粉砕の段階により調製した市販紙コーティング用大理石の試料。 この物質の95重量%は2μmより小さい相当球径を有する粒子からなった。 各試料を、乾燥粉砕大理石75重量%および乾燥大理石の重量を基にして0.4重量%の、実施例1に記載したと同じ分散剤を含む水性懸濁液の形態で浮選した。 各試験において、浮選機中の懸濁液に初めに乾燥大理石の重量を基にして30ppmの、実施例1に用いたと同じ泡立て剤を加えた。 次いで混合物を空気入口開放で5分間かくはんし、その後実施例1に用いたと同じ捕集剤を、乾燥大理石の重量を基にして各50ppmの連続添加を、泡生成物中に変色が視覚的に検出できなくなるまで行った。 この時点で、さらに50ppmの捕集剤の添加を行ない、次いで浮選を終えた。 試験AおよびBのアンダフロー生成物をさらにアトリッション粉砕により粉砕し、95重量%が2μmより小さい相当球径を有する粒子からなる最終生成物を与えた。 結果を表IVに示される。 これらの結果は、方解石試料を、物質の多くても50重量%が2μmより小さい相当球径を有する粒子からなるような分割の状態で浮選にかけ、次いでアンダフロー生成物を最終粉砕段階にかけて紙コーティング用物質に対する所望の粉末度を達成すれば波長457nmの青紫色光に対する反射率に小さいがしかし有意な改良が得られることを示す。 すでに95重量%が2μmより小さく粉砕された方解石試料で浮選が行なわれるならば、青紫色光に対する反射率がおよそ1%程度低く、その差異は明らかに眼で見られる。 |