Removal of glycerin from biodiesel to use a static process

申请号 JP2011534581 申请日 2009-10-05 公开(公告)号 JP2012507598A 公开(公告)日 2012-03-29
申请人 ナショナル・タンク・カンパニー; 发明人 ハリー, ジー. ウォリス,; ウィリアム, エー. サマーズ,; ゲイリー, ダブリュ. サムズ,; サラビット, エス. ランダヴァ,;
摘要 A vertical electrostatic coalescer comprises a first and second electrode surface and a horizontally disposed foraminous surface. The first electrode surface and horizontally disposed foraminous surface are at ground potential. The first and second electrode surfaces share the same planar orientation relative to the central longitudinal axis of the vessel. The unique arrangement of the vessel and opposing pairs of first and second electrode surfaces provides for a substantially uniform voltage field around a perimeter of the vessel and an effective voltage field for coalescence within a center of the vessel. A circular-shaped distributor pipe or a distributor housing serves to absorb momentum of the incoming emulsion stream and distribute the stream into an interior of the vessel.
权利要求
  • バイオディーゼル流中のグリセリンの合体を促進するための静電気コアレッサであって、
    前記静電気コアレッサは、垂直方向に配置されている、細長くて閉じている容器を有し、前記容器は、低部に置かれている流体入口部と、前記容器の低部に置かれている第1の流体出口部と、前記容器の頂部に置かれている第2の流体出口部とを有し、
    前記静電気コアレッサは、前記容器の上部に置かれ、かつ前記容器の長手方向の中心軸の周りに配列されている、少なくとも1つの第1の電極表面を有し、前記第1の電極表面の一部が前記容器の内面と連通しており、
    前記静電気コアレッサは、前記容器の上部に置かれ、かつ前記容器の前記長手方向の中心軸の周りに配列されており、かつ前記第1の電極表面と同じ平面の向きを有する、少なくとも1つの第2の電極表面を有し、
    前記静電気コアレッサは、前記流体入口部の上方で、前記容器の低部の周りに置かれ、かつ前記容器の内面と連通している、水平方向に配置されている孔付き表面を有し、
    前記静電気コアレッサは、前記容器の外にあり、かつ前記第2の電極と連通している電力供給部を有し、
    前記第1の電極表面と前記第2の電極表面と前記孔付き表面とは、前記容器の周辺部の周囲及び前記容器の中央部に、電圧場を効率的に確立し、前記電圧場は、前記バイオディーゼル流中のグリセリンを合体するように作用して前記バイオディーゼル流中の前記グリセリンの分離を増大させることを特徴とする静電気コアレッサ。
  • 前記第1の電極表面と前記第2の電極表面とは、垂直方向に配列されて、半径方向に伸びている電極表面であることを特徴とする請求項1に記載の静電気コアレッサ。
  • 前記第1の電極表面の部分は、前記第2の電極表面の一部と異なる水平方向の断面積を有することを特徴とする請求項2に記載の静電気コアレッサ。
  • 前記第1の電極表面と前記第2の電極表面とは、水平方向に配列されている電極表面であることを特徴とする請求項1に記載の静電気コアレッサ。
  • 前記第1の電極表面の部分は、中身の詰まった表面を有し、前記第2の電極表面の部分は、孔付き表面を有することを特徴とする請求項1に記載の静電気コアレッサ。
  • 前記第1の電極表面と前記第2の電極表面との間の電圧は、2kV/インチから8kV/インチの範囲にあることを特徴とする請求項1に記載の静電気コアレッサ。
  • 円形状の分散器の導管を更に有し、前記分散器の導管は、前記流体入口部と連通しており、複数のポートのアレイを有することを特徴とする請求項1に記載の静電気コアレッサ。
  • 前記容器の低部に配置されたレベルコントロールを更に有することを特徴とする請求項1に記載の静電気コアレッサ。
  • バイオディーゼル流中のグリセリンの合体を促進するための静電気コアレッサであって、
    前記静電気コアレッサは、垂直方向に配置されている、細長くて閉じた容器を有し、前記容器は、低部に置かれている流体入口部と、容器の低部に置かれている第1の流体出口部と、前記容器の頂部に置かれている第2の流体出口部とを有し、
    前記静電気コアレッサは、前記容器の上部に置かれ、かつ前記容器の長手方向の中心軸の周りに配列されている、垂直方向に配列されていて半径方向に伸びている、複数の第1電極表面を有し、前記第1の電極表面の部分が前記容器の内面と連通しており、
    前記静電気コアレッサは、前記容器の上部に置かれ、かつ前記容器の前記長手方向の中心軸の周りに配列されている、垂直方向に配列されていて半径方向に伸びている、複数の第2の電極表面を有し、前記複数の第2の電極表面は、隣接する前記第1の電極表面の組から実質的に等しい角距離にあり、
    前記静電気コアレッサは、前記容器の外にあり、かつ前記第2の電極と連通している電力供給部を有し、
    前記第1の電極表面と前記第2の電極表面とは、前記容器の周辺部の周囲に、かつ前記容器の中央部に、電圧場を効率的に確立し、前記電圧場は、前記バイオディーゼル流中のグリセリンを合体するように作用して前記バイオディーゼル流中の前記グリセリンの分離を増大させることを特徴とする静電気コアレッサ。
  • 前記流体入口部の上方の前記容器の低部に置かれ、かつ前記容器の内面と連通している、水平方向に配列されている孔付き表面をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の静電気コアレッサ。
  • さらに中空で端部が閉じている円筒状本体を含み、前記円筒状本体は、前記容器と同心円であり、かつ前記第1の電極表面と連通していることを特徴とする請求項9に記載の静電気コアレッサ。
  • 前記第1の電極表面の部分が、前記第2の電極表面の部分と異なる水平方向の断面積を有することを特徴とする請求項9に記載の静の電気コアレッサ。
  • 前記第2の電極表面の部分が曲線であることを特徴とする請求項12に記載の静電気コアレッサ。
  • 前記第1の電極表面と前記第2の電極表面のそれぞれ対向する組の間の電圧は、2kV/インチから8kV/インチの範囲にあることを特徴とする請求項9に記載の静電気コアレッサ。
  • 円形状の分散器の導管を更に有し、前記分散器の導管は、前記流体入口部と連通しており、複数のポートのアレイを有することを特徴とする請求項9に記載の静電気コアレッサ。
  • 前記容器の低部に配置されたレベルコントロールを更に有することを特徴とする請求項9に記載の静電気コアレッサ。
  • バイオディーゼル流中のグリセリンの合体を促進するための静電気コアレッサであって、
    前記静電気コアレッサは、垂直方向に配置されている、細長くて閉じた容器を有し、前記容器は、低部に置かれている流体入口部と、容器の低部に置かれている第1の流体出口部と、前記容器の頂部に置かれている第2の流体出口部とを有し、
    前記静電気コアレッサは、前記容器の上部に置かれており、水平方向に配列されている、少なくとも1つの第1の電極表面を有し、前記第1電極表面の一部が前記容器の内面と連通しており、
    前記静電気コアレッサは、互いに接続可能であり、かつ前記第1の電極表面の上方と下方とに実質的に等しい距離で、かつ前記第1の電極表面と実質的に平行に置かれている、水平方向に配列されている複数の第2の電極表面と、
    前記第2の電極と連通している前記容器の外にある電力供給部と、
    を有し、
    前記第1の電極表面と前記第2の電極表面とは、前記容器の周辺部の周囲に、かつ前記容器の中央部に、電圧場を効率的に確立し、前記電圧場は、前記バイオディーゼル流中のグリセリンを合体するように作用して前記バイオディーゼル流中の前記グリセリンの分離を増大させることを特徴とする静電気コアレッサ。
  • 前記容器の低部に置かれ、かつ前記容器の内面と連通している、水平方向に配列された孔付き表面をさらに有することを特徴とする請求項17に記載の静電気コアレッサ。
  • 前記第1の電極表面と前記第2の電極表面のうちの少なくとも1つは、グリッド構成物をさらに有することを特徴とする請求項17に記載の静電気コアレッサ。
  • 前記第2の電極表面は、互いに実質的に平行に配列されている複数のロッドを含み、各ロッドは、第1端部と第2端部とを有し、前記第1端部と前記第2端部とは、前記容器の対向する内面から実質的に等しい距離にあることを特徴とする請求項17に記載の静電気コアレッサ。
  • 1つまたはそれ以上のコネクタ通路をさらに有し、前記コネクタ通路は、前記第1の電極表面の内面に置かれ、前記1つまたはそれ以上のコネクタが通過するように前記第2の電極表面に接続可能であることを特徴とする請求項17に記載の静電気コアレッサ。
  • 前記第1の電極表面と前記第2の電極表面のそれぞれ対向する組の間の電圧は、2kV/インチから8kV/インチの範囲にあることを特徴とする請求項17に記載の静電気コアレッサ。
  • 分散器ハウジングを更に有し、前記分散器ハウジングは、前記流体入口部に接続可能であり、前記分散器ハウジングの上部に置かれている複数のポートを有するアレイを有することを特徴とする請求項17に記載の静電気コアレッサ。
  • 前記容器の低部に配置されたレベルコントロールを更に有することを特徴とする請求項17に記載の静電気コアレッサ。
  • バイオディーゼル流中でグリセリン合体を促進するための静電気コアレッサであって、
    前記静電気コアレッサは、垂直方向に配置されている、細長くて閉じている容器を有し、前記容器は、低部に置かれている流体入口部と、容器の低部に置かれている第1の流体出口部と、前記容器の頂部に置かれている第2の流体出口部とを有し、
    前記静電気コアレッサは、前記容器の上部に置かれ、かつ前記容器の長手方向の中心軸の周りに配列されている、垂直方向に配置されている円筒状の第1の電極表面を有し、前記第1の電極表面の一部が前記容器の内面と連通しており、
    前記静電気コアレッサは、前記容器の上部に置かれ、かつ前記第1の電極表面の周りに配列されていて、その間に周辺空間を有する、垂直方向に配置されている円筒状形状の第2の電極表面を有し、
    前記静電気コアレッサは、前記容器の外にあり、かつ前記第2の電極と連通している電力供給部を有し、
    前記第1の電極表面と前記第2の電極表面とは、前記容器の周辺部の周囲に、かつ前記容器の中央部にの、電圧場を効率的に確立し、前記電圧場は、前記バイオディーゼル流中のグリセリンを合体するように作用して前記バイオディーゼル流中の前記グリセリンの分離を増大させることを特徴とする静電気コアレッサ。
  • 前記容器の低部に置かれ、かつ前記容器の内面と連通する、水平方向に配列されている孔付き表面をさらに有することを特徴とする請求項25に記載の静電気コアレッサ。
  • 前記第1の電極表面の部分は、中空の端部が閉じている本体を有し、前記第2の電極表面の部分は、孔付きの表面を有することを特徴とする請求項25に記載の静電気コアレッサ。
  • 円形形状の分散器導管をさらに有し、前記分散器導管は、前記流体入口部と連通しており、複数のポートのアレイを有することを特徴とする請求項25に記載の静電気コアレッサ。
  • 前記容器の低部に置かれたレベルコントロールを更に有することを特徴とする請求項25に記載の静電気コアレッサ。
  • 说明书全文

    本発明は、一般に、静電気コアレッサ(静電気合体器)に関し、特に、バイオディーゼルからグリセリンの分離を促進するために改良された垂直方向コアレッサに関する。

    従来のバイオディーゼル製造は、種子油かまたは獣脂を脂肪酸アルキルエステルとグリセリンに変換するために均質なアルカリ触媒を使用する。 アルキルエステルのグリセリンに対する標準の体積比は10:1である。 異なる比重(グリセリンが1.26kg/Lでエステルが0.86〜0.90kg/L)を利用することによってエステル層からグリセリンを分離することは、一般的であるが、費用効率が悪い。

    多量のが、エステル層からグリセリンと使用済み触媒を除去するのに必要であり、このことは、グリセリン副産物の市場価値を低減する傾向がある。 静的または遠心分離器は、管理するのが難しくて操作するのが面倒であり、最終のアルキルエステル製品の品質に対してかなりの危険を与える。 その品質は、路上車のバイオディーゼルとして使用する前にASTM仕様書(D6751−07b)を満たさなければならない。

    不均質触媒を使用するバイオディーゼル製造のための新しい連続プロセスは、エステル交換反応が連続的に進むのを可能にする。 そのような連続プロセスは、費用効果が高く、時間効果が高く、かつアルキルエステルの流れからグリセリンの完全な分離への応用を要求する。 この新しい固体触媒プロセスでは水が全く使用されないので、グリセリンの品質は高く(約98%)、均質触媒プロセスからのグリセリンよりもその市場価値はかなり大きい。 低い体積のグリセリン流れは、通常は、経済性のために1日あたり400バレル未満から1日あたり最大1,000バレルまでの連続的で急速な分離を必要とする。

    発明者によって行われた最近のテストでは、グリセリンが静電場で容易にかつ急速に合体されることができ、分離速度は、グリセリン小滴が大きくなるにつれて増加することが示された。 静電気合体は、原油脱水のための効果的な方法であることが立証されているが、静電気コアレッサ(静電気合体器)は、バイオディーゼル製造のために十分に適合されていない。 これらの原油コアレッサは、通常は、大きくて、水平に配向された容器である。 したがって、バイオディーゼルの連続製造におけるアルキル脂肪酸エステルからのグリセリンの分離を促進するために、小さくて、垂直方向に配向された静電気コアレッサに対する必要性が存在している。

    バイオディーゼル中のグリセリンの合体を促進するための静電気コアレッサは、垂直方向に配置されている容器を有し、この容器は、低部に配置された流体入口部と、底部に配置された第1の流体出口部と、容器の頂部に配置された第2の流体出口部とを有する。 好適な実施例では、垂直方向に配置された第1の電極表面と第2の電極表面の2つまたはそれ以上が、容器の上部に配置されている。 電極は、容器の長手方向の中心軸の周りで、かつ容器の長手方向の中心軸から半径方向外側に伸びている。 容器は接地電位であり、第1の電極表面の1つ又はそれ以上の一部は、容器の内面と連通している。 第2の電極の1つ又はそれ以上の一部は、電供給部と連通している。 いろいろな種類の電力供給部と電気回路のは、乳濁液に含まれるグリセリン小滴の合体のために効果的な電場を形成するために使われるかもしれない。

    それぞれの第1の電極表面は、第2の電極表面に隣接して配置され、それぞれ隣接する第1の電極表面と第2の電極表面とは、その間で実質的に等しい度で間隔をあけて配置されている。 第1の電極表面は、好ましくは、実質的に均一な断面積を有する。 第2の電極表面は、好ましくは、涙形状の断面積を有する。 容器と対向する第1の電極表面及び第2の電極表面の組の独特の構成は、容器の周辺部の周りに実質的に均一な交流(AC)電圧場と容器の中央部内に合体のための効果的な直流(DC)場を提供する。 2kV/インチから8kV/インチの範囲の場(field)は、グリセリンを合体させるのに好ましい。

    静電気コアレッサは、入って来る乳濁液の流れの運動量を吸収するために作用する円形形状の分配管または分散器ハウジングをさらに有する。 分配管の周辺部の周囲に配置されたポートのアレイ、あるいは、ハウジングの上面に配置されたポートのアレイは、流れを容器内部へ実質的に均等に分散する。 バイオディーゼル流中のグリセリンが、電極表面によって確立される電場(electric field)に入るとき、グリセリン小滴は合体する。 小滴が引力(gravity)に打ち勝つある大きさになると、小滴は容器の低部に配置されているグリセリン相に落下する。 レベルコントロールは、グリセリン相をモニターし、出口値を制御する。

    別の好適な実施例では、静電気コアレッサは、容器の上部に配置された、水平方向に配置されている1つ又はそれ以上の第1の電極表面を有する。 電極表面は、円形形状バー格子(circular shaped bar grate)であるかもしれない。 電極表面の一部は、接地電位である容器の内部表面と連通する。 水平方向に配置された第2の電極表面の2つまたはそれ以上は、第1の電極表面と実質的に平行に配列され、かつ第1の電極表面の上方と下方とに実質的に等しい距離で配置される。 第1の電極表面を通る通路は、コネクタが第1の電極表面と連通せずに互いに第2の電極表面と接続することを可能にする。 第2の電極表面は、長さの異なる2つまたはそれ以上のロッドを含み、それぞれのロッドの端部が容器の対向する内面から実質的に等しい距離にある状態で、互いに平行に配列されているかもしれない。 容器の外にある電力供給部は、第2の電極表面の1つと連通する。

    本発明のより良い理解は、添付の図面を参照する以下に説明する好適な実施例と特許請求の範囲から得られるであろう。

    バイオディーゼルとグリセリンの入口流れを分散するために円形導管を有し、かつバイオディーゼル中のグリセリン小滴を合体させるために電場を使用するための垂直方向静電気コアレッサの断面図であり、電場は電極表面の周辺にかつ垂直方向に配置されている図である。

    図1の断面線2−2に沿って得られる静電気コアレッサの図であり、交互に現れる電荷を有する電極表面は、接地電位で電極表面間で実質的に等しく間隔をあけるて配置されている図である。

    図1の断面線3−3に沿って得られる図であり、ポートのアレイを有する円形導管が、入口流れの運動量を吸収し、かつ流れをコアレッサの内部へ均等に分散するように作用する図である。

    図1の断面線4−4に沿って得られる図であり、1セットの同心状リングが周辺に配置されるひれ(fin)形状の電極のための支持体と間隔を提供する図である。

    静電気コアレッサのための典型的な作動環境を示す図である。

    分散器ハウジングと電場を使用する垂直方向静電気コアレッサの別の実施例の断面図であり、電場は、水平方向に配置されている複数の電極表面を有し、1つの電極表面が電力供給部と同じ電荷を有し、他の電極表面が接地電位である図である。

    図6の断面線7−7に沿って得られる静電気コアレッサの図であり、開いている円形形状バッフルは、乱流と出口に向かうバイオディーゼルの流れを制御するのを補助する図である。

    図6の断面線8−8に沿って得られる図であり、充電の電極表面は、複数の異なる長さのロッドを有し、各ロッド端部がコアレッサの対向する内部表面から実質的に等しい距離にある状態で、ロッドが平行に配置されている図である。

    図6の断面線9−9に沿って得られる図であり、接地電位の電極表面は、そこを通過する円形通路を有する円形バー格子を含む図である。

    図6の断面線10−10に沿って得られる図である。

    図6の断面線11−11に沿って得られる図であり、分散器ハウジングが、入口流れの運動量を吸収し、かつ入口流れをコアレッサの内部に実質的に均等に分散するように作用するポートアレイを有する図である。

    図6の断面線12−12に沿って得られる図であり、開いている円筒形状バッフルが乱流と合体したグリセリンの出口に向かう流れを制御するのを補助する図である。

    分散器ハウジングを有し、電場を使用する垂直方向の静電気コアレッサの別の実施例の断面図であり、電場は、電力供給部として同じ電荷を有する円筒状ワイヤスクリーンと、接地電位である中心部に配置された垂直方向の閉じた円筒とを有する図である。

    図13の断面線14−14に沿って得られる図である。

    以下で説明される静電気コアレッサは、その応用が添付の図面に例示される詳細な説明に制限されない。 コアレッサは、他の実施例や、さまざまな方法で実施されるか、または実行されることができる。 したがって、本明細書で使用される言い回しと用語は、説明の目的のためのものであり、それに限定されるものではない。 図面に示されるエレメントは、以下の番号で特定される。

    10 静電気コアレッサ 12 容器 14 容器頂部 16 容器底部 18 接触ロッド 20 乳濁液入口部 22 グリセリン出口部 24 バイオディーゼル出口部 26 支持体脚部 28 バッフル 30 分散器導管 32 ポート 34 分散器ハウジング 36 ポート 38 T字出口部を有するパイプ 40 支柱 42 電極 44 締め具 46 絶縁されたコネクター 48 支持体 50 電極 52 ロッド 54 締め具 56 通路 58 支柱 60 絶縁されたハンガー 62 絶縁されたハンガー 64 リング 66 リング 68 スポーク 70 第1の電極 72 第2の電極 74 セントラライザー 76 タブ 78 キャップ 80 フロートアセンブリ 88 バッフル 90 電力供給源 92 高電圧接続部 94 電導体 96 孔付きプレート 98 電極 100 電極 102 ハンガーアセンブリ

    図1を参照すると、好適な実施例では、静電気コアレッサ(合体器)10は、垂直方向に向けられた容器12を有する。 容器12は、入口部20と、重い成分(グリセリン)の出口部22と、軽い成分(バイオディーゼル)の出口部24とを含む。 第1の電極表面70と第2の電極表面72が、容器12内に位置決めされている。 第1の電極70は、タブ76のセットを介して接地電位である容器12と連通している。 グリセリンは、低電導体であるので、容器12に取り付けられてかつ容器12の低部に配置されている孔付きプレート96の形態のグラウンドに加えることが好ましい。 また、孔付きプレート96は、ワイヤスクリーンかバー格子(bar grate)であるかもしれない。 第2の電極72は、電導体94によって電源部(図示せず)に接続されている。 電導体94は、容器12の外面に配置されているコントラクトロッド80を通って容器12の内部に入る。 電源部は、静電気合体で周知のものであり、使用される回路部品は、複数の周波数波形を含むかもしれない。 静電気合体で使用される供給源と関連する回路に関するより詳細な情報については、ゲーリーW.サムズの「2つの周波数の静電気合体」と題する2002年8月7日に発行された米国特許第6,860,979号と、ゲーリーW.サムズの「多重周波数の静電気合体」と題する2005年2月15日に米国特許出願第11/057,900号が参照される。 この両方を引用により本明細書に合体する。

    第1及び第2の電極70、72は、容器12の内部で電場を形成する。 第1及び第2の電極70、72は、バイオディーゼル流中のグリセリンが第1及び第2の電極70、72の隣接する組の周りで、かつ第1及び第2の電極70、72の間を通過し、かつ電場を通過するように、配向される。 図2と図4に示すように、各第2の電極72は、好ましくは、涙形状の断面積を有し、水平方向に向けられかつ容器12の長手方向の中心軸と同心状に配列されている1組のリング64、66によって垂直方向に吊されている。 第1の電極70は、好ましくは、実質的に均一な断面積を有する。 リング64とリング66は、接続ポイント92でリング64に印加される電荷から容器12を電気的に絶縁する、3つの絶縁されたハンガーロッド62によって順番に吊される。 4つの実質的に等しく間隔をあけて配置されているスポーク68は、リング64と66を互いに接続する。

    各隣接する第1の電極70に対する第2の電極72が、好ましくは、その間で実質的に同じ角度の間隔を有するように、第2の電極72は、容器12の長手方向の中心軸に対して半径方向外側に伸びている。 各第2の電極72の内側の横方向エッジと外側の横方向表面は、容器12の対向する内面から実質的に等しい距離に、かつ容器12の長手方向の中心軸から実質的に等しい距離に、それぞれ置かれている。 上の構成物を通して、第2の電極72は、電荷を運ぶが、容器12と第1の電極70から絶縁されて残っている。

    各第1の電極70は、中空の円筒状本体のセントラライザー74から外側に半径方向に伸びている。 第1の電極70は、好ましくは、各隣接する第2の電極72に対して各第1の電極70が実質的に同じ角度の間隔を有するように配列されている。 セントラライザー74は、容器12の長手方向の中心軸に対して同心円状に配列され、各端部に円錐形状の端部キャップ78を有する。 端部キャップ78は、乳濁液がセントラライザー74の内部に入るのを防いで、かつ容器12内で乱流を低減するように作用する。

    第1の電極70の外側の横方向端部の部分は、容器12の内面に配置されたタブ74に接続する。 第1の電極70の隣接する組は、第2の電極72が収容される空間を形成する。 各第2の電極72は、各第1の電極70から実質的に等しい角度の間隔を有する。 また、第1及び第2の電極70、72の相対的な間隔と形状は、容器12中で乱流を制御するために作用する。 さらに、セントラライザー74の外面が第1の電極70の内側の横方向エッジと接触しているので、セントラライザー74は電極として機能する。 同様に、容器12の内面は電極として機能する。 第1の電極70と第2の電極72の互いの形状と位置決め、及び容器12とセントラライザー74に対する形状と位置決めは、実質的に一様な電場を提供し、好ましくは、第1の電極70と第2の電極72の間の1インチ間隔当たり2〜8kVの範囲である電場を提供する。

    図1に戻り、また、図3を参照すると、入口部20に入るバイオディーゼル流中のグリセリンは、好ましくは円形状の分散器の導管30に送られる。 分散器の導管30は、その周辺部30aの周囲に置かれている実質的に均等に間隔をあけて配置されている円形状ポート32のアレイを有する。 分散器の導管30は、入って来るバイオディーゼル流中のグリセリンの運動量を吸収して、バイオディーゼル流中のグリセリンの速度を低減し、それにより、容器12の中で乱流を制御し、流れを容器12中で実質的に均等に分散する。 流れが容器12の内部に分散されるので、流れは第1の電極70と第2の電極72によって形成される電場に向かって上向きに移動する。 乳濁液が電場を移動するとき、分散されたグリセリンの大部分が合体する。

    合体した小滴がある大きさに成長すると、重力は第1及び第2の電極70、72の間で小滴を吊している電場に打ち勝ち、小滴は、容器12の底部16に集まるグリセリン相に落下する。 フロート(浮遊)アセンブリ80は、集められたグリセリンのレベルをモニターする。 グリセリンのレベルが予め決められたレベルに達すると、弁(図示せず)が開き、グリセリンが出口部22を通って容器12を出ることを可能する。

    図5は静電気コアレッサ10のための典型的な通常の作動環境を示す。 エステル交換反応は、トリグリセリド、メタノール、及び均質アルカリ触媒の混合物を含む従来のプロセスによってコアレッサの上流で起こるか、あるいは、トリグリセリドとメタノールが混合され、次に固体触媒とともに撹拌されるか、または固体触媒を含む固定層上を通過する不均一酸触媒を使用する新しいプロセスによってコアレッサの上流で起こる。 反応が完了すると、どちらの場合もバイオディーゼルとグリセリンを含む静電気セパレータの原料は、冷却されて、残余メタノールと水は適宜除去される。 静電気コアレッサ10の原料は、約10:1の体積比率のバイオディーゼルとグリセリンから成るだろう。

    ここで図6を参照すると、別の好適な実施例の静電気コアレッサ10が示される。 この実施例では、電極42と電極50は電場を形成する。 電極42は、電極42を内部支柱58に取り付ける締め具44を介して接地電位である容器12と連通する。 孔付きプレート96もまた接地電位である。 電極50は、電導体94によって電源部(図示せず)に接続されて、電極支持構造物46に接続する絶縁されたハンガー60によって吊される。 電極42、50は、1組の電極50aと電極50bがそれぞれ電極42の上方と下方に実質的に等しい距離でかつ実質的に平行に位置決めされている状態で、水平面中にそれぞれ配向されている。 絶縁されたコネクタ46は、電極50aと電極50bに接続される。

    図8と図10に示すように、電極50は、好ましくは、一連の異なる長さのロッド52a、ロッド52bを含み、各ロッド52a、ロッド52bは、1組の留め具54によって保持され、隣接するロッド52a、ロッド52bが互いに平行であり、各ロッド52a、ロッド52bの端部が容器12の対向する内面から実質的に等しい距離にあるように配置されている。 図9に示すように、電極42は、好ましくは、容器12に同心円状に配列されていて、その内面に配置されている2つの円形状通路56を有する円形状バー格子を有する。 絶縁されたコネクタ46は、通路56を通過し、それにより、互いに電極42と電極50を絶縁する。 また、電極42、電極52の相対的な間隔と形状は、容器12内で乱流を制御するように作用する。

    図6に戻り、また、図7、図11、図12を参照すると、入口部20に入ってくるバイオディーゼル流中のグリセリンは、端部にT字を有し、分散器ハウジング34内に配置されているパイプ38に向かう。 パイプ38のT字1つの端部は、ハウジング34の底面と係合し、他の端部は、ハウジング34の上面に置かれてている実質的に均等に間隔をあけて配置されている円形状ポート36のアレイに面している。 ハウジング34とパイプ38は、入って来るバイオディーゼル流中のグリセリンの運動量を吸収して、その速度を低減し、それにより、容器12内の乱流を制御するとともに、流れを容器12内で実質的に均等に分散する。

    流れは、容器12の内部に分散するので、流れは電極42と電極50によって形成される電場の方向に上向きに移動する。 流れが電場Fを通って移動するとき、分散したグリセリンの大部分が合体する。 合体した小滴がある大きさになると、重力が電極42と電極50との間で小滴をつるしている電場Fに打ち勝ち、小滴が容器12の底部16に落下して容器12の底部16に集まる。 円形状の開いている頂部バッフル48は、グリセリンの流れを出口部22に制御するように作用する。 同様に、円形状の開いている底部バッフルは、バイオディーゼルの流れを出口部24に制御するように作用する。

    図13と図14は、静電気コアレッサ10の別の実施例を示す。 この実施例では、電極98と電極100は、電場を形成する。 電極98は、孔付き表面であり、好ましくは、電導体94によって電源部(図示せず)に接続され、絶縁されたハンガー62によって吊されている円筒状ワイヤスクリーンである。 電極100は、ハンガーアセンブリ102を通して、接地電位である容器12と連通する、中身の詰まった表面であり、好ましくは、中空で端部が閉じている円筒である。 電極98、電極100は、それぞれ垂直面中に配向されている。 孔付きプレート96が接地電位である。

    静電気コアレッサ10は、ある程度の特徴を持って説明されたが、本開示の趣旨と範囲から逸脱せずに、多くの変更が構造物の細部とコンポーネントの構成で行われるかもしれない。 したがって、本発明は、その各エレメントが権利を与えられる均等の全範囲を含む添付の特許請求の範囲によってのみ制限される。

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