遊戯装置

申请号 JP2013511793 申请日 2011-04-25 公开(公告)号 JPWO2012147120A1 公开(公告)日 2014-07-28
申请人 ビーエルデーオリエンタル株式会社; 发明人 泰 越智; 泰 越智;
摘要 【課題】ユーザ同士のコミュニケーションが図り易い遊戯装置の提供。【解決手段】本発明は、回転機構で回転可能な回転基体120と、多 角 壁筒110と、反射鏡114と遊具とを備える。回転基体120上に配置される多角壁筒110には出入り口が形成される。そして、反射鏡114が、多角壁筒110の内面に備えられ、遊具が、多角壁筒110で囲まれる遊戯領域に配置されることで当該遊具の反射映像(虚像)が反射鏡に映ることを特徴とする。【選択図】図1
权利要求
  • 回転機構で回転可能な回転基体と、
    前記回転基体上に配置される、出入り口を有する多角壁筒と、
    前記多角壁筒の内面に備えた反射鏡と、
    前記多角壁筒で囲まれる遊戯領域に配置され、前記反射鏡に反射映像が映る遊具とを備えることを特徴とする遊戯装置。
  • 前記多角壁筒で囲まれる遊戯領域を仕切る仕切り壁と、
    前記仕切り壁の両面に反射鏡を備える請求項1に記載の遊戯装置。
  • 前記仕切り壁と前記多角壁筒の上端同士を渡す連結部材を備え、
    前記連結部材に支持される、前記遊具を上部で支持する上部支持体とを備える、請求項2に記載の遊戯装置。
  • 前記多角壁筒が六角形状である請求項3に記載の遊戯装置。
  • 前記回転基体が、
    支柱を立設する回転板と、当該回転板を回転駆動する駆動モータと、
    前記駆動モータの回転軸に装着されて、回転軸の駆動トルクが所定値以上になると駆動モータからの回転動力が前記回転板に伝達されないようにするトルクリミッタと、
    前記遊具の電飾部材に電力を供給するスリップリングを備える、請求項1から4いずれか1項に記載の遊戯装置。
  • 前記遊戯装置の一部に衝撃吸収材を被覆した請求項5に記載の遊戯装置。
  • 说明书全文

    本発明は、万華鏡を備えた遊戯装置に関し、特にユーザ自身の映像を映すことのできる遊戯装置である。

    従来、室外及び、室内に設置される遊戯装置として、様々な機能を有する遊戯装置が開発されている。 例えば、下記特許文献1には、従来技術の登り棒が開示されている。 その他、砂場、鉄棒、滑り台、ぶらんこ、ジャングルジム、登り棒、うんてい、シーソー、ジャングルジム等の遊戯装置が知られている。

    特開平11−033136号公報

    上記登り棒や、その他の上記従来技術の遊戯装置は、遊び方が単純であり、ユーザ(子供等を想定している)の興味を持続させることが困難であった。 例えば、登り棒であれば、上端付近に登ることができれば、遊具の目的が達成されることになる。 従って、ユーザが上記登り棒を登り降りすることに慣れてしまえば、当該登り棒に対する興味は減少することになる。 更に、上記従来の遊戯装置は、ユーザ同士のコミュニケーションを図ることが困難であった。 ユーザは自己の遊戯に集中するので、他のユーザの存在を忘れがちになるからである。

    一方、遊戯装置の製造メーカ等は、一つの遊戯装置にユーザの興味を持続させたいと希望するであろうし、ユーザ(子供)の保護者は、自分の子供に、他の子供とコミュニケーションを図る練習をさせたいと希望する場合も多い。 本発明は、ユーザの興味を持続させ、他のユーザとのコミュニケーションを図り易い遊戯装置の提供を目的とする。

    上記課題を達成するための本発明は、回転機構で回転可能な回転基体と、多壁筒と、反射鏡と遊具とを備える。 回転基体上に配置される多角壁筒には出入り口が形成される。 そして、反射鏡が、多角壁筒の内面に備えられ、遊具が、多角壁筒で囲まれる遊戯領域に配置されることで当該遊具の反射映像(虚像)が反射鏡に映ることを特徴とする。
    上記の構成であると、ユーザが、上記多角壁筒内の遊具で遊戯する際に、遊具及びユーザ自身の反射映像が上記反射鏡に映し出されることになる。 上記鏡は多角壁筒に張られているので、上記映像は万華鏡のように複数の映像が映ることになる。 これにより、ユーザは、鏡に映った自己の映像に対しても興味対象となることで、本発明の遊戯装置に対する興味を持続させることが可能である。 更に、遊戯装置に複数のユーザが遊戯する際には当該複数のユーザの映像が映し出されるために、ユーザ同士のコミュニケーションが図り易くなる。

    上記の構成において、多角壁筒で囲まれる遊戯領域が仕切り壁により仕切られ、当該仕切り壁の両面に反射鏡を備えることが望ましい。 仕切り壁を設けることで更に複雑な反射映像が映し出されることになる。
    上記の構成において、多角壁筒で囲まれる遊具を上端で支持する構成を採用することができる。 すなわち、仕切り壁と多角壁筒の上端同士に連結部材を渡す。 そして、遊具を上部で支持する上部支持体が、当該連結部材に支持される構成を採用することができる。 上記の構成を採用することで、例えば登り棒のように上端を固定する必要がある遊具であっても、適切に配置することが可能となる。 例えば、登り棒のポールを上記上部支持体に回転可能に支持させることで、回転可能な登り棒を配置することが可能となる。 もちろん当該ポールの下端においても回転可能に支持することになる。 または、上記上部支持体にブランコ等を吊り下げる構成を採用することも可能である。

    上記多角壁筒を六角形状で構成してもよい。 更に、回転基体が、回転板と、駆動モータと、トルクリミッタと、スリップリングとを備える構成を採用することができる。 上記駆動モータが、回転板を回転駆動する。 トルクリミッタは、駆動モータの回転軸に装着されて、回転軸の駆動トルクが所定値以上になると駆動モータからの回転動が回転板に伝達されないようになっている。 そして、スリップリングが、遊具の電飾部材に電力を供給する構成を採用することが可能である。 更に、遊戯装置の一部に衝撃吸収材を被覆する構成を採用することで、更に安全な遊戯装置となる。 上記衝撃吸収材は、ウレタンを採用すると加工が容易である。

    本発明は、回転機構で回転可能な回転基体と、多角壁筒と、反射鏡と遊具とを備える。 回転基体上に配置される多角壁筒には出入り口が形成される。 そして、反射鏡が、多角壁筒の内面に備えられ、遊具が、多角壁筒で囲まれる遊戯領域に配置されることで当該遊具の反射映像(虚像)が反射鏡にが映ることを特徴とする。 上記の構成であると、ユーザが、上記多角壁筒内の遊具で遊戯する際に、遊具及びユーザ自身の反射映像が上記反射鏡に映し出されることになる。 上記鏡は多角壁筒に張られているので、上記映像は万華鏡のように複数の映像が映ることになる。 これにより、ユーザは、鏡に映った自己の映像に対しても興味対象となることで、本発明の遊戯装置に対する興味を持続させることが可能である。 更に、遊戯装置に複数のユーザが遊戯する際には当該複数のユーザの映像が映し出されるために、ユーザ同士のコミュニケーションが図り易くなる。

    本発明の実施形態に係る遊戯装置の全体構成を示す図である。

    本発明の実施形態に係る遊戯装置の上面図(平面図)を示す図である。

    本発明の実施形態に係る遊戯装置の全体構成を示す図である。

    本発明の実施形態に係る遊戯装置の上面図(平面図)を示す図である。

    本発明の実施形態に係る遊戯装置の回転基体の例を示す図である。

    本発明の実施形態に係る遊戯装置の回転基体の例を示す図である。

    以下に、本発明の遊戯装置100について図面を参照して説明する。 図1は、本発明の遊戯装置100の概略模式図であり、図2は、上記遊戯装置100の概念図である。 ただし、本発明に直接には関係しない各部の詳細は省略している。 なお、本発明では、後述の多角壁筒110を含めた全体の装置を遊戯装置100と称し、当該遊戯装置100内に配置する乗物等を遊具と称して両者を区別する。

    図1に示すように、本発明の遊戯装置100は、回転基体120と、多角壁筒110と、遊具とを備える。 まず、回転基体120に壁部材112を立設して、本発明の遊戯装置100の多角壁筒110を形成する。 あるいは、予め、壁部材112を多角壁筒110の形状に組み立て、上記回転基体120に立設してもよい。 この回転基体120の形状は任意であり、本発明では後述の回転機構で回転可能な基体を採用した。 例えば、回転基体120上に床部材を固定し、当該床部材に上記多角壁筒110を立設する構成を採用しても構わない。

    本発明では、遊戯装置100を上方から平面視したとき、上記多角壁筒110が六角形状になるように、壁部材112を回転基体上に配置した。 上記壁部材112の配置(多角壁筒110材の形状)は、六角形状に限らず、矩形状、三角形状、五角形状であっても構わない。 後述のように、多角壁筒110に張った鏡114によって、光が反射することで、当該鏡114に対面したユーザの映像が複数映し出されるように配置すればよい。 なお、本発明では、当該多角壁筒110の上端は、丸みを帯びた形状に加工した。

    上記多角壁筒110には、鏡114が張られる。 すなわち、上記回転基体120上に上記多角壁筒110を配置する際に、当該多角壁筒110が内側になる面に、鏡114を張り付ける。 上記鏡114は、通常のガラス素材やアクリル素材の鏡114でもよいし、透明板にアルミを蒸着した鏡シートを採用しても構わない。
    更に、上記多角壁筒110で形成された遊戯空間(上方は開口していることになる)内を仕切る仕切り壁116を設けても構わない。 本発明では、上記六角形状の中央部分に、上記仕切り空間を均等に仕切るように上記仕切り壁116を立設した。 すなわち、2箇所の遊戯領域が形成されることになる。 上記仕切り壁116にも鏡114を張り付ける。 当該鏡114に対面したユーザの映像が複数映し出されるように仕切り壁116の両面に鏡114を張り付けた。 更に、上記仕切り壁116の上端においても、丸みを帯びた形状に加工した。

    もちろん、上記多角壁筒110には、ユーザが出入りするための出入り口118が設けられる。 当該多角壁筒にドアを設けて出入り口118を構成してもよいが、本発明では、多角壁筒110を構成する壁部材112を所定の形状に開口することで出入り口118を形成し、本発明の遊戯装置100本体を構成した。 本発明の遊戯装置100は回転することが前提であるので、ユーザがすぐに出入りできることが必要である。 更に、多角壁筒110を開口して出入り口を形成することで、出入り口118から内部の状態が認識可能となる。 なお、上記仕切り壁116が形成される場合には、当該仕切り壁116と多角壁筒110とで形成される各遊戯領域(本実施例では2箇所)に出入り可能なように上記出入り口118が形成される。

    上記のように構成した遊戯装置100本体に、所定の遊具を配置する。 例えば、本発明では図1に示すように、登り棒を遊具の例として上記遊戯装置100本体に配置した。 登り棒は、ユーザが掴まることが可能な程度の外周で形成されたポール142と、下部支持体144と、上部支持体140を含む。 上記下部支持体144及び、上部支持体140でポール142を支持することで登り棒を形成する。 上記ポール142がポール142の軸周りに回転可能なように、上記上部支持体140及び下部支持体144が当該ポール142を支持する構成を採用しても構わない。 例えば、下部支持体144内に軸受けを設け、当該軸受けがポール142を軸支する構成を採用する。 更に、同様の構成を上部支持体140に設けることで上記ポール142が回転可能な登り棒が構成される。 図2に示すように、本発明の遊戯装置100に、多角壁筒110と仕切り多角壁筒の上端同士を連結する連結部材130を設け、当該連結部材130に上記上部支持体140を固定する構成を採用した。 例えば、隣接する多角壁筒110間に図示しない支柱を固定し、当該支柱に連結部材130を連結することによって、当該支柱を介して多角壁筒110と仕切り壁116を上記連結部材130で連結する構成を採用することができる。 上記支柱は遊戯空間の内側に固定することが望ましい。

    登り棒の他に、図3に示すように、回転遊具150を遊戯装置100本体に配置する構成を採用してもよい。 当該回転遊具150は回転体を複数段積み重ねて構成される。 例えば、回転駆動を与える駆動モータを当該回転遊具の回転体内に備える構成を採用してもよい。 また、最上段の回転体をボール152で形成してもよい。 当該ボール152はユーザが所定高さ以上までよじ登ることを防止するよじ登り防止手段である。 図4に示すように、遊戯装置100本体に上記回転遊具150を配置する際には上記連結部材130はなくても構わない。

    遊戯装置100本体に配置される上記遊具は、登り棒及び、回転遊具150単体でもよいし、当該登り棒及び、回転遊具150の組み合わせであっても構わない。 更に、上記登り棒及び、回転遊具の他に、砂場、鉄棒、滑り台、ぶらんこ、ジャングルジム、うんてい、シーソー、ジャングルジムのような遊具及び、当該遊具の組み合わせを本発明の遊具装置本体に配置する構成を採用しても構わない。 上記遊具を上端で固定する必要がある際には、上記連結部材130が適切に使用される。

    上記遊戯装置100は、基体部分が回転する構成である。 図3を参照して、上記回転基体120の構成(回転機構)を説明する。
    上記回転基体120の回転機構としては、支持体121上に駆動モータ122を支持させるような構成を採用することができる。 上記駆動モータ122は、後述のトルクリミッタ123及び、スリップリング126を介して、回転板127を回転する構成となっている。

    駆動モータ122の出力軸(回転軸)と回転板127との間には過剰なトルクから駆動モータ122を保護するトルクリミッタ123と、回転トルクを検出するトルクセンサ125とが設けられている。 なお、トルクセンサ125としては、接触式のトルクセンサ125を用いてもよく、あるいはまた非接触式のトルクセンサ125を用いるようにしてもよい。 上記トルクセンサ125によって検出されるトルクが予想範囲を超えた場合には、トルクリミッタ123により、駆動モータ122からの回転動力が回転板127に伝達されないようになっている。

    更に、回転基体120にはスリップリング126が付設されており、このスリップリング126によって遊戯装置100の電飾部材(例えば、装置外面に設けられるLEDリボン)に電力を供給するようにしている。
    上記駆動モータ122は図示しない制御部によって回転数が制御されるように構成されてもよい。 制御部には、予め最適な回転数を記憶しており、当該回転数に基いて駆動モータ122を介して回転板127が回転駆動される構成が採用できる。

    本発明の遊戯装置100は、以下のように装飾される。 まず、各部材を所定の衝撃吸収材で被覆する。 この衝撃吸収材は、遊戯装置100の外周等にウレタン等の発泡体を被覆する。 そして、衝撃吸収材を遊戯装置100の一部(装置すべてでもよく、ユーザが接触することが予想される部分でもよい。)に被覆した後、当該衝撃吸収材の表面に、ゴム樹脂を塗布することで、衝撃吸収材の表面を撥加工する。 なお、上記衝撃吸収材は、ウレタン以外の組成物であってもよく、ポリエチレン等の発泡体等の衝撃吸収材が好適に用いられる。 なお、ゴム樹脂の他に、可撓性の装飾シートで被覆しても構わない。

    上記のように、ゴム樹脂を塗布した衝撃吸収材に、LED等の装飾具を取り付けることで、遊戯装置100を装飾することが可能となる。

    (その他)
    上記実施の形態は直線状のパイプを用いてポール142を形成した。 これに対して、図6に示すように、所定箇所を曲げて形成した曲線状のポール142を用いることも可能である。

    本発明は、本発明は、回転機構で回転可能な回転基体と、多角壁筒と、反射鏡と遊具とを備える。 回転基体上に配置される多角壁筒には出入り口が形成される。 そして、反射鏡が、多角壁筒の内面に備えられ、遊具が、多角壁筒で囲まれる遊戯領域に配置されることで当該遊具の反射映像(虚像)が反射鏡に映ることを特徴とする。 この構成であると、ユーザが、上記多角壁筒内の遊具で遊戯する際に、遊具及びユーザ自身の反射映像が上記反射鏡に映し出されることになる。 上記鏡は多角壁筒に張られているので、上記映像は万華鏡のように複数の映像が映ることになる。 これにより、ユーザは、鏡に映った自己の映像に対しても興味対象となることで、本発明の遊戯装置に対する興味を持続させることが可能である。 更に、遊戯装置に複数のユーザが遊戯する際には当該複数のユーザの映像が映し出されるために、ユーザ同士のコミュニケーションが図り易くなる。 したがって、その産業上の利用可能性は大きい。

    100 遊戯装置 110 多角壁筒 112 壁部材 114 鏡 116 仕切り壁 118 出入り口 120 回転基体 122 駆動モータ 123 トルクリミッタ 125 トルクセンサ 126 スリップリング 127 回転板 130 連結部材 140 上部支持体 142 ポール 144 下部支持体 150 回転遊具 152 ボール(よじ登り防止手段)

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