Boat for the rapids course

申请号 JP33661198 申请日 1998-11-27 公开(公告)号 JP3548928B2 公开(公告)日 2004-08-04
申请人 ハインリッヒ マック ゲー.エム.ベー.ハー ウント コンパニー,カルセル ウント ファルツォイクバウ,パークアインリッヒトゥンゲン; 发明人 ベーリンガー ゲオルク;
摘要
权利要求
  • 設定されたエネルギー吸収を走行区間にわたり保証する転輪(14)と側面導輪(16)とを有する車台(12)を備えた、急流コース用ボート(10)であって、
    側面導輪(16)の上方に配設された保護輪(18)またはランナーからなる安全装置を備え、前記安全装置が、前記走行区間に沿って配設された、浮揚力を吸収するための保護レール(19)とかみ合わせるようにし、転輪、側面導輪および保護輪(14、16、18)もしくはランナーが対応する軸(20、22)に配設し、車台(12)が、前車軸(20)と、後車軸(22)とを備えており、且つ、後車軸(22)がボート(10)の縦軸の周囲で旋回可能であることを特徴とする急流コース用ボート。
  • 前記後車軸(22)が旋回軸受(24)を介して旋回可能であることを特徴とする請求項1記載の急流コース用ボート。
  • 前記前車軸(20)がボート(10)に剛性に固定されていることを特徴とする請求項1または2に記載の急流コース用ボート。
  • 前記後車軸(10)を無負荷状態で基点位置に移動するために、旋回可能の後車軸(22)に係合する復元装置を備えていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の急流コース用ボート。
  • 前記前車軸および後車軸(20、22)の転輪(14)がキャスタとして形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の急流コース用ボート。
  • 前記転輪(14)の旋回角度が制限されていることを特徴とする請求項5に記載の急流コース用ボート。
  • 転輪保持装置のフォーク状突出部が該突出部の止めボルト(26)を係合しながら、前記止めボルト(26)が旋回角度を制限することを特徴とする請求項6に記載の急流コース用ボート。
  • 前記ボート(10)の長手方向において該ボートの下側にブレーキストリップ(28)が配設されていることを特徴とする上記請求項1乃至7のいずれか1項に記載の急流コース用ボート。
  • 車台(12)が水中で動作可能に形成されていることを特徴とする上記請求項1乃至8のいずれか1項に記載の急流コース用ボート。
  • リテイナ(30)が乗客を固定するために配設されていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の急流コース用ボート。
  • 側面導輪(16)および保護輪(18)もしくはランナーが転輪(14)の上方に配設されていることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の急流コース用ボート。
  • 说明书全文

    【0001】
    【発明の属する技術分野】
    本発明は、設定されたエネルギー吸収を走行区間にわたり保証する転輪と側面導輪とを有する車台を備えた、急流コースまたはそれと類似の乗物興行用のボートに関する。
    【0002】
    【従来の技術】
    従来の急流コースは、通常、複数の人員が着座できるボートを導路に浮遊させた走行区間を有する。
    【0003】
    さらに、車輪を備えたボートが、走行をより魅的に形成するために、たとえばリフトを使用して水中から引上げて一定の高さにまで運び、そこから滑降区間を滑り落ちる急流コースが知られている。
    【0004】
    しかし、従来は、平面図で直線的に延長する滑降区間のみが実現されていた。
    【0005】
    前述のような滑降区間を備えた急流コースは、人気があって歓ばれ、競争上の理由からのみならず、たとえばジェットコースタに類似した部分区間を挿入することにより、該急流コースの魅力をさらに増大させるという需要が生じている。
    【0006】
    ジェットコースタの車両の車台は、通常、空間的に互いに可動する複数の軸を有する。 該軸上には乗客用座席を備えた車両上部構造が支持されている。
    【0007】
    これに対応する軸には、各々以下のような各種の車輪が固定される脚室が取付けられている。
    − 車両に垂直に作用する力を吸収し走行レール上を走る転輪− 車両に方向性を与え、走行レールの横を走る側面導輪− 一定の区間部分に浮揚力が作用する場合、下から走行レールに係合し、車両の脱線を防止する保護輪またはランナー【0008】
    その際、ジェットコースタのレール断面は、全延長区間にわたり一様になることに注意する必要がある。 前記車輪は、該車輪が車両を可能な限りレールに導くように調整されている。
    【0009】
    【発明が解決しようとする課題】
    本発明が解決しようとする課題は、立体的なカーブや横傾斜を有する走行レールの進行方向に走行できる冒頭に述べた方式のボートを提供することである。
    【0010】
    【課題を解決するための手段】
    この課題は、本発明に基づき、側面導輪の上方に配設され、かつ、走行区間に沿って配設された、浮揚力を吸収するための保護レールにかみ合うように設けられている保護輪またはランナーからなる安全装置を備えることにより、解決される。
    【0011】
    【作用】
    車台の組立は、転輪、側面導輪および保護輪もしくはランナーが、対応する軸に配設されることにより、そのコストを低くすることができる。
    【0012】
    さらにまた、ボート本体が取付穴による強度低減箇所が少なくなり、これにより早期の水漏れがなくなるという別の長所もある。
    【0013】
    軸を多数設けることも考えられるが、車台が2軸からなる場合、すなわち、ボートに1つの前車軸と1つの後車軸とを有する場合には、十分であることが実証されている。
    【0014】
    ジェットコースタ状の走行区間におけるボートの簡単な誘導は、側面導輪と保護輪もしくはランナーを転輪の上方に配設した場合に達成することができる。
    【0015】
    特に多数の乗客を載せる長尺のボートは、ジェットコースタ状の区間部分の立体的なカーブを確実に通過できるようにするため、後車軸がボートの縦軸の周囲で旋回可能とし、他方、前車軸はボートに剛性に固定するとともに、安定性が保証されている場合に長所となる。
    【0016】
    本発明のもう1つ別の実施態様により、後車軸は旋回軸受を介して旋回可能であり、旋回可能の後車軸に係合する復元装置が後車軸を無負荷状態で基点位置に移動するとき、これによりボートの流れ抵抗がより少なくなるので長所となる。
    【0017】
    転輪がレールの延長に良好に従うことができるように、転輪は好ましくはキャスタとして形成される。
    【0018】
    その際、案内レールに良好な設置を保証するために、転輪の旋回度が制限される場合に長所となる。 該角度は、好ましくは、転輪保持装置のフォーク状突出部が該突出部の止めボルトを含み、該止めボルトが前記旋回角度を制限する場合に可能となる。
    【0019】
    滑降終了時、特に該ボートの走行終了時に制動するため、ボートに停止用ブレーキを備えているので、ボートの長手方向において該ボートの下側にブレーキストリップが配設されるのが好ましい。
    【0020】
    これは、該ブレーキストリップが水中走行中に舟状にボートを安定化させる追加の長所を有する。
    【0021】
    車台の保持能力を高めるために、前記車台が水中で動作可能に形成される場合に長所となる。
    【0022】
    走行時に乗客を立体カーブの通過で確実に固定するため、たとえば、乗客の下肢の高さに固定可能のリテイナを配設することができる。
    【0023】
    したがって本発明に基づくボートの車台は、同時に転輪、導輪および保護輪もしくはランナーを備え、基本的に従来のジェットコースタの車台と同様の要求事項を満たしている。 さらに車台は、走行レールでの狭軌誘導が保証され、少なくとも1つの軸の旋回が可能になるように構成されている。 特に後者は、前車軸と後車軸が走行レールを通過する際に各種の横傾斜を有する場合に長所となる。
    【0024】
    ジェットコースタの車両の場合とは異なり、急流コース用ボートは、前記ボートもしくは複数のボートが水路状のコース区間に浮遊するので、さらに以下に挙げる条件を満たすことができる。
    − 側面車輪による水路内のボートの誘導− 立体カーブを有する区間部分へのボートの「入り込み」
    − 車輪、軸受等を有する車台は水中で動作可能− 水路内に水が不足している際の水路底部での該ボートの転輪によるボートの支持【0025】
    本発明に基づくボートは、急流コースにおいて各種の横傾斜からルーピングに至るまで、を有するジェットコースタで知られているすべての立体カーブを通過することができ、個々のコース区間においては、水路内で自由に浮遊するボートの特徴がそのまま与えられている。
    【0026】
    【発明の実施の形態】
    本発明のその他の特徴および長所は、以下の実施態様の説明と図面とから明らかとなるであろう。
    【0027】
    図1は、導水路に浮かべたボート10の断面を表している。 ボート10は、軸20および22(図3ないし図9参照)につき本質的にボート10の高さ軸に対して平行に延長する2つの転輪14を有する車台12を有し、ボート10の外壁の下部に転輪14に対して垂直に延長する2つの側面導輪16が配設されている。 外側を指向する各側面導輪16の領域の上方に、側面導輪16に対して垂直に回動可能の保護輪18が配設されている。
    【0028】
    保護輪18の代わりにランナーも備えることはできるが、これは図面に示していない。
    【0029】
    図2には、図1に記載したボート10の同じ断面を示す。 ただし、ここでボートは立体カーブ用の走行区間におかれている。
    【0030】
    その際、転輪14は走行レール32上で回動し、側面導輪16は、走行区間に沿って断面U字状に形成された走行区間の脚部の内側部分に配設される側面レール34上で回動する。
    【0031】
    前記U字状に形成された走行区間の脚部の自由端には、保護輪18により下からかみ合わせる保護レール19が配設されている。
    【0032】
    この実施態様において、U字状の走行区間の脚部の自由端は、保護輪18にかみ合わせるための適切な位置での保護レール19の取付を簡単にするため、その都度内側へ曲げられている。
    【0033】
    立体カーブを有する走行区間にボート10の車台12を、いわゆる「入り込み」させるため、初めに走行区間の保護レール19をわずかに上方へ曲げることができ、これにより保護輪18を強制的に該走行区間に沈めることができ、保護レール19は下からかみ合わせられる。
    【0034】
    図3ないし5から、特に転輪14、側面導輪16および保護輪18は、その都度対応する軸20および22に配設されることが明らかである。 その際、ボート10の前車軸は符号20で表し、後車軸は22で表示する。
    【0035】
    図3に示したボート10の側面図から、車台12の各軸20および22が、転輪14、側面導輪16ならびに保護輪18を支持し、この結果、軸20もしくは22は一体型としてボート10に固定可能であることが明らかに理解できる。
    【0036】
    さらに図3から、乗客を固定するために、走行運転中に乗客の下肢の高さに固定可能のリテイナ30を備えていることが分かる。
    【0037】
    図4に示したボート10の平面図は、対応する保護輪18を備えた側面導輪16が、各々ボートの端から外側へ突出していることが明らかに示している。
    【0038】
    図5に示したボート10の断面図は、本質的に図1に記載した断面図と同じであるため、さらなる説明は不要であろう。
    【0039】
    図6ないし8から、前車軸20の構造を識別できるだろう。
    【0040】
    図6に記載した前車軸を含む正面図は、本質的に図1および5に対応する図と同じであるため、詳しい説明は省略する。
    【0041】
    図7から、前車軸20の転輪14は、前車軸20が剛性に形成されているので、走行レール32の延長に良好に従うことができ、各高さ軸の周りに旋回可能であることが分かる。 好ましくは、後車軸の転輪も旋回可能に懸架される。
    【0042】
    転輪14が転倒できないようにするため、それぞれ転輪14用の後部懸架領域に、ボート10の高軸装置に伸長する止めボルト26が配設されている。
    【0043】
    該止めボルト26は、フォーク状に形成された、転輪14用の保持装置の終端領域によって取囲まれ、その際フォーク先端間の距離は、単に境界をつける旋回角度が生じるように選択される。
    【0044】
    転輪14用の保持装置が示された図8から、止めボルト26がフォーク状の部分において転輪用保持装置に十分深くかみ合っていることが分かる。
    【0045】
    図9は、ボートの後車軸22の領域で該ボート10の概略断面を示す。
    【0046】
    後車軸22は、ボート10の縦軸の周囲を旋回可能であり、しかも後車軸22の中央に配設された旋回軸受24の周囲を旋回する。
    【0047】
    図9では、実線で後車軸22の静止位置を示し、旋回した位置は点線で具体的に示している。
    【0048】
    もちろん、ボート10の下側は、後車軸22の領域において、後車軸22の所望の旋回が可能となるように形成されている。
    【0049】
    その際、後車軸22を無負荷状態で基点位置に移動するため、旋回可能の後車軸22に係合する復元装置を備えている。 その復元装置は、図9に示していないが、旋回軸受24の領域でばね付勢装置の形態で実現することができる。
    【0050】
    ボート10の制動は、一定の走行区間後または走行終了時に、ボート10の長手方向に該ボートの下側に配設されたブレーキストリップ28に対応する制動装置がかみ合うことにより可能になる。 ブレーキストリップ28は図3に具体的に示されている。
    【0051】
    ブレーキストリップ28は、特に、ボート10が水路に浮遊する場合、導水路内のボート10を舟状に安定化させることにも利用される。
    【0052】
    車台12の寿命は、該車台が水中で動作可能となるように形成されることにより高められる。
    【図面の簡単な説明】
    【図1】導水路内に浮遊するボートの断面図、
    【図2】走行レール、保護レールおよび側面レールによって形成された走行区間で誘導されるボートの断面図、
    【図3】ボートの側面図、
    【図4】図3に記載の平面図、
    【図5】図3のV−V線に沿った断面図、
    【図6】転輪を備えた前車軸を含む正面図、
    【図7】図6に記載した前車軸の平面図、
    【図8】転輪用の保持装置及び前車軸の側面図、
    【図9】静止位置を実線で、旋回した位置を点線で示している旋回可能な後車軸の正面図。
    【符号の説明】
    10 ボート12 車台14 転輪16 側面導輪18 安全装置/保護輪19 保護レール20 前車軸22 後車軸24 旋回軸受26 止めボルト28 ブレーキストリップ30 リテイナ32 走行レール34 側面レール

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