Rocking toys for children

申请号 JP2000592062 申请日 1999-12-30 公开(公告)号 JP2002534174A 公开(公告)日 2002-10-15
申请人 キューグラル,ヨースト−ウルリヒ; 发明人 キューグラル,ヨースト−ウルリヒ;
摘要 (57)【要約】 可撓性のある人造材料で作られた一部材の基本ボディと、揺り玩具のベースを形成する単に湾曲した揺動面と、そこに成型された座席部とを有する、特に特定の型の馬の形をした、子供用の揺り玩具である。 一つの凝った工夫では、座席部は背もたれ部を作り出すに十分な深さになるようにそこに成型される。 揺れ玩具は座席に座った子供に対してサポートとして作用する馬の頭と馬の後部を有する。 基本ボディは発泡体、特にフォームラバーから作り得る。 この場合、基本ボディは、揺動のために十分な安定性を有し、かつ玩具側面に子供が横たわるときに応じるに十分なショア硬さを有する。 更に安定化させるために、基本ボディはベースに向かってその断面で広くなる。 基本ボディは好ましくは発泡体ブロックから作られ、更に凝った工夫では被覆材、もし適していれば簡単に着脱できるカバーを持ち得る。
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 可撓性のある人造材料で作られた一部材の基本ボディ(1)と、揺り玩具のベースを形成する単に湾曲した揺動面(2)と、そこに成型された座席部(3)とを有する、特に特定の型の馬の形をした、子供用の揺り玩具。
  • 【請求項2】 基本ボディ(1)がベースに向かってその断面で広くなることを特徴とする請求項1に記載の子供用の揺り玩具。
  • 【請求項3】 座席部(3)が背もたれ部(8)を付与するに十分な範囲まで基本ボディ(1)に成型されたことを特徴とする請求項1に記載の子供用の揺り玩具。
  • 【請求項4】 基本ボディ(1)が、その長手方向の2つの端部で、馬の頭(4)
    と馬の後部(5)の形をした2つの湾曲部(9,10)をそれぞれ有し、これらが座席部(
    3)に座っている子供のための付加的なサポートを形成するように、両湾曲部の垂直方向の高さが前記座席部(3)の垂直方向の高さより大きいことを特徴とする請求項1に記載の子供用の揺り玩具。
  • 【請求項5】 基本ボディ(1)を形成する材料が、一方では揺動中に十分な安定性を有し、他方では子供がその側面の一方にもたれるときにそれが応じるように十分に可撓性があって変形可能であるように、前記基本ボディ(1)のための十分なショア硬さを有することを特徴とする請求項1に記載の子供用の揺り玩具。
  • 【請求項6】 可撓性のある人造材料が発泡体であることを特徴とする請求項1に記載の子供用の揺り玩具。
  • 【請求項7】 基本ボディ(1)が発泡体ブロックから製造、特に切断されたことを特徴とする請求項6に記載の子供用の揺り玩具。
  • 【請求項8】 揺動面(2)が革又は模造の革から作られたスリップしない裏当て(2a)を有することを特徴とする請求項1に記載の子供用の揺り玩具。
  • 【請求項9】 基本ボディ(1)が被覆材で覆われていることを特徴とする請求項1に記載の子供用の揺り玩具。
  • 【請求項10】 座席部(3)が鞍のような皮革層を有することを特徴とする請求項1に記載の子供用の揺り玩具。
  • 【請求項11】 裏当て(2a)が、交換のため或いは清浄又は洗浄の目的で、
    触れて閉じるか、ジッパーか、それにボタン付けされる(スナップボタン)か、
    或いは張り出しや円い小穴を有する革ひもによって、基本ボディ(1)に連結されたことを特徴とする請求項8に記載の子供用の揺り玩具。
  • 【請求項12】 馬の頭(4)がグリップとして設計されたたてがみ(7)と耳(1
    1)を有し、馬の後部(5)が尾(6)を有することを特徴とする請求項4に記載の子供用の揺り玩具。
  • 【請求項13】 馬の後部(5)が被覆材から作られた尾(6)を有することを特徴とする請求項4に記載の子供用の揺り玩具。
  • 【請求項14】 尾(6)及び馬の頭(4)のたてがみ(7)が、本物か、人造か、
    或いは特定の型の毛からなることを特徴とする請求項12に記載の子供用の揺り玩具。
  • 【請求項15】 馬の頭(4)のたてがみ(7)が被覆材に刷り込みされたパターンとして設計されたことを特徴とする請求項10に記載の子供用の揺り玩具。
  • 【請求項16】 基本ボディ(1)が発泡体ブロックからなり、かつ安定化の目的で、ふくらませることができるポリスチレンの発泡体からなる芯を有することを特徴とする請求項1乃至6のうちのいずれか1項に記載の子供用の揺り玩具。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】 本発明は、子供用の玩具に関するものである。

    【0002】

    【従来の技術】

    動物に似た形をし、子供が座ることのできる、揺れ(rocking)を目的とした玩具が知られている。 多くの場合、動物は揺りかごの上か、又は車台の上のランナーに取付けられる。 ドイツ実用新案第7403367号は、支持部としての揺りかごと、動物の姿の形でその上に配置された座席を備え、揺りかごは座席を固定するパッド入りボディからなる玩具を開示している。 この場合、揺りかご及び座席が被覆材で覆われたパッド入りボディからなってもよい。 揺りかごにおけるU字状の補強フレームは玩具がある安定性を持つことを確実にする。 ドイツ実用新案第32987号は、一部材の、発泡体から作られた、自己支持型の脚と座席表面間の度は90度を超える、ロッキングかつリクライニング椅子を開示している。

    【0003】 公知の玩具の場合、子供が揺りかごのランナーの下でスリップするか、又は揺りかごのフレームに引っ掛かるときには、かなりの怪我のおそれがある。 あるデザインは、動物の皮をパッド入りの揺りかごの上に敷くため、子供のための自由な脚を制限することになってしまう。 もし玩具を相応に大きく作れば、それは重くなるので、子供はやっとのことでそれを揺らすことができるだけである。 安定化の目的での揺りかごにおける補強フレームはまた全体の重量を増やすことになる。

    【0004】 最後に、小さな子供が使用する場合、揺りかごは家具の部材に接触し、彼らに打ち当たるか、又は別なやり方で彼らを傷つけるかもしれない。

    【0005】 また、あまりに後方に寄りかかりすぎた子供は椅子から落ちて怪我するおそれがあるかもしれない問題がある。

    【0006】 公知のパッド入りボディの成形は被覆材を切断することにより成し遂げられ、
    そのため現存する継ぎ目は裂けるかもしれない。 そして小さな子供がバッド材料を飲み込んだり、吸うおそれがある。 加えて、この公知の玩具の製造プロセスは複雑である。

    【0007】

    【目的】

    この発明の目的は、容易に製造でき、輸送することができ、遊戯時に一般的に小さな子供であるユーザーに与える危険や、家具の近接した部材に対する損傷を十分に解消した子供用の揺り玩具を提供することにある。

    【0008】

    【目的の達成】

    この発明によれば、その目的は請求項1に係る子供用の揺り玩具によって達成される。 本発明に係る子供用の揺り玩具の適切な更なる凝った工夫は請求項2乃至16で明らかになる。

    【0009】 本発明に係る子供用の揺り玩具によって達成され得る利点は、その製造が容易であって、一部材のデザインによってその安定性が増加するという事実にある。

    【0010】 基本ボディの製造に可撓性のある人造材料を用い、またそのサイズを小さくすることによって、一方では子供が足を床について馬の首に腕を回して乗るために揺れ玩具を使用することができ、他方ではベースとして倒して子供が横になったり眠ったりするために揺れ玩具を使用することができる。 揺動面下でスリップした子供は傷つくことはない。 更に家具の部材への損傷はあり得ない。 花瓶のような家具の比較的小さな部材に揺れ玩具が接触したとしても、大抵害はない。

    【0011】 成型された座席部は、特に揺り玩具を用いる小さな子供へのより一層のサポートを与え、これにより子供は大抵落ちることから回避される。

    【0012】 揺れ玩具の特殊なデザインによって、揺れ玩具の重中心は支持面に向って下方に転じられ、従って不慮の転倒は防止される。 意図した転倒やころがりは材料やデザインにより危険を有することなく可能である。

    【0013】 座席面の前後の湾曲部は揺り馬にまたがる子供にとって良好なサポートを生み出す。 従って座席から子供が落ちることやこれに伴う怪我は大抵なくなる。

    【0014】 基本ボディは本質的に発泡体、特にフォームラバー(ラテックス)からなる。
    この材料は例えば木に比べて廉価で軽量である。 柔らかい布地のクッションに比べて発泡体は家ダニがたかる傾向を示さず、結果的にアレルギーのある人がいる家庭にとって特に適する。 それはどんな液体もほとんど吸収しないので、消毒が容易であって、湿気のある場所にもまた適する。 被覆材を有利に用いれば、子供の皮膚が空気にさらされ、皮膚と揺れ玩具間の接触面に過剰な発汗を防ぐ。

    【0015】 本発明の有利な凝った工夫においては基本ボディが芯を有する。 この芯の材料は芯を包囲する基本ボディの材料より硬い。 芯の材料は好ましくはふくらませることができるポリスチレン(例えばスチロポル(styropor))から作られた粒子発泡体である。 この芯は揺れ玩具の重量を本質的に増加することなく安定性を更に向上させる。

    【0016】 本発明に係る揺れ玩具の実施例は付図を参照して以下により詳しく説明される。

    【0017】 図1による揺れ玩具は、可撓性のある発泡体で作られた一部材の基本ボディ1
    と、単に湾曲した揺動面2と、そこに成型された座席部3とを有する、特に特定の型の馬の形をしている。 基本ボディ1はベースに向かってその断面で広くなる。 座席部3は背もたれ部8を付与するに十分な範囲まで基本ボディ1に成型されている。 基本ボディは、座席部3の両側で、馬の頭4と馬の後部5のようにデザインされた2つの湾曲部9,10を有する。 これらの湾曲部9,10は座席部3
    に座っている子供のための付加的なサポートを形成する。 基本ボディ1の発泡体のショア硬さは、基本ボディが、一方では揺動中に十分な安定性を有し(図1)
    、他方では揺れ玩具の側面に横たわる子供に対して快適なベースを提供するために十分に応じる(図2)ように、選ばれる。 基本ボディ1は発泡体ブロックから、例えば切断されて、製造されるか、或いは型に入れて作られる。 更なる実施例では基本ボディは簡単に着脱できるカバーに包囲される。

    【0018】 図2による揺れ玩具の場合、側面は子供のスリーピングベースとして使用される。 この揺れ玩具を黒馬、茶色の馬、きつね、白馬又は縞馬と認識されるように作ることも可能である。

    【0019】 裏当て2aが揺動面に設けられる。 馬の尾6及びたてがみ7は人造毛から作られる。 更なる実施例(図示せず)では、尾6及びたてがみ7は特定の型の毛(例えばコード)から作られる。 馬の頭4は、(図1及び図2に示されるように)また横に向いた、基本ボディにおけるくぼみとしての2つの目を持っているか、或いは両側に縫込まれるか、組込まれた2つの目の形を有する。 馬勒(bridle)12
    が馬の頭4の周りに配置される。 もし適していれば、座席部3は鞍(図示せず)
    で覆うことができる。 馬の頭はまたグリップとして用いられる11を有する。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】 図1は揺り玩具の斜視図を示す。

    【図2】 図2は側面で横たわった図1に対応する揺り玩具を斜視で示す。

    【符号の説明】

    1 基本ボディ 2 揺動面 2a 裏当て 3 座席部 4 馬の頭 5 馬の後部 6 尾 7 たてがみ 8 背もたれ部 9,10 湾曲部 11 耳 12 馬勒

    【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書

    【提出日】平成12年8月4日(2000.8.4)

    【手続補正1】

    【補正対象書類名】明細書

    【補正対象項目名】特許請求の範囲

    【補正方法】変更

    【補正の内容】

    【特許請求の範囲】

    【請求項可撓性のある人造材料が、一方では揺動中に十分な安定性を有し、他方では子供がその側面の一方にもたれるときにそれが応じるように十分に可撓性があって変形可能であるように、前記基本ボディ(1)のための十分なショア硬さを有することを特徴とする請求項1に記載の子供用の揺り玩具。

    【請求項 】 可撓性のある人造材料が発泡体であることを特徴とする請求項1 又は2に記載の子供用の揺り玩具。

    【請求項 】 基本ボディ(1)が発泡体ブロックから製造、特に切断されたことを特徴とする請求項に記載の子供用の揺り玩具。

    【請求項 】 基本ボディ(1)が被覆材で覆われていることを特徴とする請求項1に記載の子供用の揺り玩具。

    【請求項 】 座席部(3)が鞍のような皮革層を有することを特徴とする請求項1に記載の子供用の揺り玩具。

    【請求項 】 裏当て(2a)が、交換のため或いは清浄又は洗浄の目的で、触れて閉じるか、ジッパーか、それにボタン付けされる(スナップボタン)か、或いは張り出しや円い小穴を有するストラップ(又は革ひも)によって、基本ボディ(1)に連結されたことを特徴とする請求項に記載の子供用の揺り玩具。

    【請求項10 】 馬の頭(4)がグリップとして設計されたたてがみ(7)と耳(1
    1)を有し、馬の後部(5)が尾(6)を有することを特徴とする請求項に記載の子供用の揺り玩具。

    【請求項11 】 馬の後部(5)が被覆材から作られた尾(6)を有することを特徴とする請求項に記載の子供用の揺り玩具。

    【請求項12 】 尾(6)及び馬の頭(4)のたてがみ(7)が、本物か、人造か、
    或いは特定の型の毛からなることを特徴とする請求項10に記載の子供用の揺り玩具。

    【請求項13 】 馬の頭(4)のたてがみ(7)が被覆材に刷り込みされたパターンとして設計されたことを特徴とする請求項に記載の子供用の揺り玩具。

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