スポーツアクション中のプレーヤの前腕の運動を制限するための訓練デバイス

申请号 JP2017524068 申请日 2015-07-24 公开(公告)号 JP2017524502A 公开(公告)日 2017-08-31
申请人 ストレートシューター エルエルシー; ストレートシューター エルエルシー; 发明人 ロス ミドルトン、マイケル; ロス ミドルトン、マイケル;
摘要 スポーツアクション中のプレーヤのリード前腕の運動に抗するためのデバイス。デバイスは、プレーヤの前腕及び上腕を取外し可能にカバーするように構成される、伸長可能材料でできたスリーブと、スリーブの後方側に取付けられた伸長可能材料の2次パッチとを備える。2次パッチは少なくとも2つのチャネルを備え、少なくとも2つのチャネルは、肘ポイントの両側でスリーブの長さに沿って実質的に延在し、内部に付勢手段を収容するように適合される。付勢手段は、スポーツアクション中にプレーヤの腕の屈曲運動に抗する調整可能張 力 を提供し、スリーブによって包囲される前腕の筋肉をユーザが弛緩させると、前腕を、上腕に対して真っ直ぐな完全に伸展した姿勢に維持する。【選択図】図1
权利要求

スポーツアクション中のプレーヤのリード前腕の運動に抗するためのデバイスであって、 前記プレーヤの前腕及び上腕を取外し可能にカバーするように構成される、伸長可能材料でできたスリーブと、 前記スリーブの後方側に取付けられた、少なくとも2つのチャネルを備える伸長可能材料の2次パッチであって、前記少なくとも2つのチャネルは、肘ポイントの両側で前記スリーブの長さに沿って実質的に延在し、当該少なくとも2つのチャネル内に付勢手段を収容するように適合された、2次パッチと、 を備え、 前記付勢手段は、前記スポーツアクション中のプレーヤの腕の屈曲運動に抗する調整可能張を提供し、前記スリーブによって包囲される前記前腕の筋肉をユーザが弛緩させると、前記前腕を、前記上腕に対して真っ直ぐな完全に伸展した姿勢に維持する、 デバイス。前記付勢手段は可撓性ロッド組立体である、請求項1に記載のデバイス。前記可撓性ロッド組立体内の張力は調整され得る、請求項2に記載のデバイス。前記可撓性ロッド組立体は、内部に可撓性内側ロッド部材を受取るように適合される中空可撓性外側ロッド部材を備える、請求項3に記載のデバイス。前記内側ロッド部材は、その一端にねじ山付きスピゴット部材を更に含み、前記ねじ山付きスピゴット部材は、当該スピゴット部材から遠位に位置する対向端に調整手段を有する調整ロッドを、内部に受取るように適合される、請求項4に記載のデバイス。前記可撓性ロッド組立体内の張力は前記調整手段によって調整され得る、請求項5に記載のデバイス。ロックナットを時計方向に回すことにより、前記調整ロッドを前記ねじ山付きスピゴット部材にねじ込み、それにより、前記スピゴット部材が前記可撓性内側ロッド部材を引っ張り、それにより、前記可撓性内側ロッド部材の各長さを伸長し、それにより、前記可撓性ロッド組立体の張力を増加させる、請求項6に記載のデバイス。前記内側及び外側ロッド部材はばねである、請求項4に記載のデバイス。前記内側ロッド部材は、その両端にねじ山付きスピゴット部材を含み、前記ねじ山付きスピゴット部材の各々は、当該スピゴット部材の各々から遠位に位置する各対向端に調整手段を有する調整ロッドを、内部に受取るように適合される、請求項5に記載のデバイス。前記スリーブは、前記プレーヤの肘ポイントを内部に受取るように適合されるドックポートを更に備える、請求項1に記載のデバイス。前記スリーブの一部分は、前記スポーツアクション中のプレーヤの腕の屈曲運動中に前記肘ポイントドックポートにおいてまたはその近くで旋回する、請求項10に記載のデバイス。前記スポーツアクション中のプレーヤの腕の前記屈曲運動は、前記付勢手段を前記スリーブピボットポイントにおいてまたはその近くで屈曲させ、それにより、前記上腕に対して真っ直ぐな完全に伸展した姿勢に維持するため、前記プレーヤの前腕に付勢力を提供する、請求項10に記載のデバイス。前記ユーザの前記前腕セクション及び前記上腕セクションは、少なくとも部分的に、前記スリーブ内に一体的に包囲される、請求項1に記載のデバイス。スポーツアクション中のプレーヤのリード前腕の運動を妨げるための、取付けられたパッチを有するスリーブを備えるデバイスであって、前記取付けられたパッチは、チャネル内に可撓性ロッドを閉囲するように設計され、前記チャネルは、肘ポイントの両側でかつ主スリーブの背部に沿って走行し、前記チャネル内に、2つの前記可撓性ロッドが閉囲される、デバイス。

说明书全文

本発明は、スポーツプレーヤがスポーツアクションを実施するのを支援するためのデバイスに関する。特に、本発明は、本質的に、スポーツアクション中のプレーヤの前腕の運動を伸展させるためのデバイスに関する。

本発明は、ゴルフスイング、ローンボーリングのロール、テンピンボーリング、アーチェリ、クリケットボーリング、または、任意の他のスポーツアクションであって、プレーヤの腕が、アクションの少なくとも一部分の間に、実質的に、完全に伸展されることを必要とする、任意の他のスポーツアクションを含むスポーツアクションに関連して使用され得る。本発明は、限定はしないが、ゴルフスイング中にプレーヤのリード前腕の運動を制限するためのデバイスに特に関連するが、ゴルファのフォロー腕について同様に考えられる用途を有する。

スポーツプレーヤがスポーツアクションを実施することを支援するために多くのデバイスが開発されてきた。特に、ゴルフの人気のせいで、ゴルフプレーヤが自分のスイング技法を改善することを支援するための多くのデバイスが開発されてきた。

例えば、Mike Gonagolによる特許文献1は、ゴルフスイング中に腕が曲がることを防止するため、ゴルフプレーヤのリード腕の前腕と上腕の両方に取付けられる剛性ブレースを開示する。

開示されるデバイスは、腕が常に真っ直ぐに維持され、ユーザが自分の腕を曲げる唯一の方法がデバイスを腕から取外すことによることであるため、快適でないと共に制限的であると見なされる。

或る程度同様のデバイスは、E Jackson及びB Myersによる特許文献2に開示される。このデバイスは、ユーザの肘に巻き付けられる柔軟部材を含むため、わずかにより快適である場合がある。このデバイスは、同様に、柔軟部材内の開口端付きケーシング内に取外し可能に収容される細長い強化部材を含む。しかしながら、強化部材が取外されても、残りの柔軟部材は、腕の運動に対する抵抗を依然として提供し、したがって、デバイスを或る程度不便にさせることになる。

こうしたデバイスに対する実質的な改善は、M Manley等による、特許文献3、特許文献4、及び特許文献5に開示される。開示されるデバイスは、ピボットポイントで接続された前腕ブレース及び上腕ブレースを含む。ピボットがロックされると、ゴルファは、彼の/彼女の上腕及び肘をロック度より下に曲げることができない。しかしながら、ピボットをロック解除することによって、ゴルファは、腕を自由に曲げることができる。ピボットは、対応する表面と当接係合状態になる停止ピンによって選択的にロック可能である。センサ及びアクチュエータが、適切な時間に停止ピンを移動するために使用され得るため、ゴルファは、ボールがアドレスされるまで肘がロックされるが、その後、自由に曲げることができるプロフェッショナルのスイングをシミュレートできる。

同様な配置構成は、ゴルファのリード腕(特許文献3)及びゴルファのフォロー腕(特許文献4及び特許文献5)に取付けるために適合された。開示されるデバイスに関する1つの欠点は、デバイスが、比較的複雑であり、したがって、ユーザがデバイスを各腕に取付けることがより難しく、また同様に、製造し維持することがより難しいことである。更に、デバイスは、ゴルフスイング中にゴルファの腕をロック解除できるが、逆の機能、すなわち、ユーザが、前腕を伸展した状態でゴルフスイングを開始すること、しかしながら、ゴルフスイングにおいて通常起こる、肘関節の周りの通常の屈曲−伸展、回内運動−回外運動を可能にすることを提供するのに適さないように見える。しかしながら、こうした機能は、進歩していないゴルファにとって特に有用である場合がある。

特許文献6(Coupar)において、ゴルフスイング補正デバイスが記載され、ゴルフスイング補正デバイスは、一対の細長い入れ子式に配置される部材で形成されるブレース、及び、ブレースが肘の内側にわたって延在するようにブレースをユーザの手首及び二頭筋に締結する手段を含む。この構成は、肘関節の内側の周りで、前腕の或る程度の屈曲を妨げ、また、ユーザの腕にデバイスを取付けるための或る程度扱いにくい手段を必要とする。

ユーザのリード腕を誘導し、肘における屈曲量を制限するための1つのデバイスは、特許文献3(Manley)に示される。このデバイスを使用すると、ゴルファは、ピボット制御手段がロックされると肘を曲げることができず、逆に、ユーザは、ピボット制御手段がロック解除されると、肘を曲げることができる。このデバイスの欠点の一部は、同様に、デバイスが、ユーザの腕/前腕に対して軸方向にだけ整列することであるように見える。(ゴルフスイングで必要とされるような)肘関節における前腕の明らかな回内運動/回外運動はどれも、このデバイスを使用して容易に達成可能でない。

特許文献7(Lindy Per)は、ゴルファがゴルフスイング中に自分の腕を真っ直ぐに維持するのを支援する支持スリーブを開示する。この支持スリーブは、スリーブの長さに沿って延在する少なくとも1つのポケット、及び、少なくとも1つのポケットの内側に保持される挿入式ロッドを有する。スリーブは、ゴルファのリード腕の肘領域に装着され、挿入式ロッドは、ゴルフスイング中に肘領域におけるゴルファの腕の曲げを抑制する。この従来の特許出願において開示されるデバイスの欠点は、デバイスが、「フォロースルー」として一般に知られているゴルフスイングの後半部分において必要とされる、肘領域におけるゴルファの腕の曲げを抑制することである。

別の「スリーブ様」デバイスは、特許文献8(Proplesch)に示される。このデバイスは、プレーヤのリード腕の背部に沿ってかつ肘ポイント(肘頭)にわたって存在する弾性バンドによって取付けられる2つの接続式セクションを有する。このデバイスを構成する部品のこの組合せ及びデバイスの複数の構成要素を使用時に取付ける必要性は、ユーザにとって時間及び器用さの不利益を提供する。これに、張制限構成要素が肘ポイントにわたって走行することが付加され、そのことは、万一、肘関節の周りにおいて、通常起こる前腕の回内運動/回外運動がゴルフスイング中に起こる場合、或る程度の不快が、特に、長い使用期間にわたって肘ポイントの上で/周りで起こる可能性があることを意味する。

特許文献9(Brennan)には、ゴルファ用の訓練デバイスが示されており、訓練デバイスは、可撓性繊維スリーブ、及び、プレーヤのリード腕(右ききプレーヤの場合、左腕)上でプレーヤの肘の外側に位置決めされた長さ方向凹状金属ストリップを含むポケットからなる。ストリップを、関節の屈曲部の半径の外側にかつ支点としての尺骨の骨質突出部(肘頭)の上に位置決めすることは、ストリップが、関節の小さくかつ精密な程度の運動で可聴式に変形するようにさせる。スリーブは、肘の屈曲を制限するのではなく、腕の真っ直ぐな腕の非屈曲位置が、望ましくは、バックスイングからフォロースルーまで維持されるため、どんな屈曲も、金属ストリップがクリック音を可聴式に発するようにさせ、誤ったフォームをプレーヤに警告することになる。

ゴルファ用のこのタイプのデバイスの認識される欠点は、デバイスが、ユーザのために可聴フィードバックを提供するだけであり、ユーザは、その後、非常に短い期間で、肘関節の周りの前腕の伸展に対する身体的調整を行わなければならないことである。これは、時間及び集中力を必要とし、それは、ゴルファのスイングの実際のリズムを損ね、おそらくは、結果として生じるボール打撃及び飛翔のエラーを生成する場合がある。

したがって、スポーツ動作−特に、ゴルフスイング−中にプレーヤのリード前腕の運動を制限するための改良型デバイスであって、位置決めするのが比較的簡単かつ容易であり、ユーザのリード腕における所望の伸展量を保持するために容易に調整できるが、ユーザがスイングパターンの伸展/屈曲成分を考える必要なしで、肘関節における必要でかつ制限されない前腕の屈曲を依然として可能にする、改良型デバイスを提供することが望ましい。

米国特許第3,900,199号明細書

米国特許第4,504,054号明細書

米国特許第5,048,837号明細書

米国特許第5,076,587号明細書

米国特許第5,472,206号明細書

米国特許第3,339,926号明細書

米国特許出願公開第2010/0190564号明細書

米国特許第8,043,163号明細書

米国特許第5,743,806号明細書

したがって、この分野において過去に知られているアプローチの欠点の少なくとも幾つかの欠点を克服し、したがって、有用な代替物を提供するデバイスを提供することが本発明の目的である。

本発明の先のまた他の利点は、本発明のオプションの態様及び好ましい態様の更なる開示と共に、幅広い形態で述べられる。これらの実施形態は、この全体の文書において完全に述べられる発明に関して必ずしも制限的でない。

本発明の第1の態様によれば、スポーツアクション中のプレーヤのリード前腕の運動に抗するためのデバイスが提供される。デバイスは、プレーヤの前腕及び上腕を取外し可能にカバーするように構成される、伸長可能材料でできたスリーブと、スリーブの後方側に取付けられた伸長可能材料の2次パッチとを備える。2次パッチは少なくとも2つのチャネルを備え、少なくとも2つのチャネルは、肘ポイントの両側でスリーブの長さに沿って実質的に延在し、少なくとも2つのチャネル内に付勢手段を収容するように適合される。付勢手段は、スポーツアクション中のプレーヤの腕の屈曲運動に抗する調整可能張力を提供し、スリーブによって包囲される前腕の筋肉をユーザが弛緩させると、前腕を、上腕に対して真っ直ぐな完全に伸展した姿勢に維持する。

好ましくは、付勢手段は可撓性ロッド組立体であり、可撓性ロッド組立体内の張力は調整され得る。可撓性ロッド組立体は、内部に可撓性内側ロッド部材を受取るように適合される中空可撓性外側ロッド部材を備える。

好ましくは、内側ロッド部材は、その一端にねじ山付きスピゴット部材を更に含み、ねじ山付きスピゴット部材は、スピゴット部材から遠位に位置する対向端に調整手段を有する調整ロッドを、内部に受取るように適合される。最も好ましくは、内側ロッド部材は、その両端にねじ山付きスピゴット部材を含み、各ねじ山付きスピゴット部材は、各スピゴット部材から遠位に位置する各対向端に調整手段を有する調整ロッドを、内部に受取るように適合される。

好ましくは、可撓性ロッド組立体内の張力は調整手段によって調整され得る。ロックナットを時計方向に回すことにより、調整ロッドをねじ山付きスピゴット部材にねじ込み、それにより、スピゴット部材が可撓性内側ロッド部材を引っ張り(pull on)、それにより、可撓性内側ロッド部材の各長さを伸長し、それにより、可撓性ロッド組立体の張力を増加させる。

好ましい実施形態において、内側及び外側ロッド部材はばねである。

好ましくは、スリーブは、プレーヤの肘ポイントを内部に受取るように適合されるドックポートを更に備える。スリーブの一部分は、スポーツアクション中のプレーヤの腕の屈曲運動中に肘ポイントドックポートにおいてまたはその近くで旋回する。好ましくは、スポーツアクション中のプレーヤの腕の屈曲運動は、付勢手段を、スリーブピボットポイントにおいてまたはその近くで屈曲させ、それにより、上腕に対して真っ直ぐな完全に伸展した姿勢に維持するために、プレーヤの前腕に付勢力を提供する。

好ましくは、ユーザの前腕セクション及び上腕セクションは、少なくとも部分的に、スリーブ内に一体的に包囲される。

本発明の第2の態様によれば、スポーツアクション中のプレーヤのリード前腕の運動を妨げるためのデバイスであって、取付けられたパッチを有するスリーブを備え、取付けられたパッチは、チャネル内に可撓性ロッドを閉囲するように設計され、チャネルは、肘ポイントの両側でかつ主スリーブの背部に沿って走行し、チャネル内に、2つの可撓性ロッドが閉囲される。

本発明の好ましい実施形態が、ここで、単に例として、また、添付図面を参照して述べられる。

弛緩した構成で示され、訓練デバイスがユーザの腕に配置されている訓練デバイス「スリーブ」の後方図である。

部分的に屈曲した構成の、図1に示す訓練デバイスの側面図である。

訓練デバイスの可撓性ロッドの一実施形態の第1の態様の斜視図であり、外側ばね及び関連する張力調整ナットを示す。

訓練デバイスの可撓性ロッドの一実施形態の第1の態様の斜視図であり、外側ばねの内部に載置する内側ロッド組立体であって、スピゴット手段を有する内側ばね部材、調整ロッド、及び関連する張力調整ナットを備える、内側ロッド組立体を示す。

ユーザの腕に配置された、弛緩した構成で示した図1の訓練デバイス「スリーブ」の後方図である。

本発明の第1の態様による使用時の図1の訓練デバイスを示す。

本発明の第1の態様による使用時の図1の訓練デバイスを示す。

本発明の第1の態様による使用時の図1の訓練デバイスを示す。

本発明の第2の態様による使用時の図1の訓練デバイスを示す。

本発明の第2の態様による使用時の図1の訓練デバイスを示す。

本発明の訓練デバイスは、ゴルフスイング、ローンボーリングのロール、テンピンボーリング、クリケット、または、任意の他のスポーツアクションであって、腕及び前腕が、スポーツアクションの少なくとも一部分の間に、実質的に真っ直ぐにまたは伸展して保持されることを必要とする、任意の他のスポーツアクションを含むスポーツアクションに関連して使用され得る。

図1及び2は、本発明の訓練デバイスの第1の実施形態を示す。デバイスは、ユーザの前腕、次に、上腕の上の所定の位置に容易に摺動されるように構成されるスリーブ、及び、腕が弛緩モードにあるとき、ユーザの腕を真っ直ぐなまたはほぼ完全に伸展した姿勢に維持する2つの可撓性でかつ調整可能なロッド(または同様なデバイス)を備える。

図1及び2は、スリーブの外の後方側に配置された、2つのチャネル(6a及び6b)が形成された「オーバレイ式セクション」またはパッチ(1−2−3−4)を含む本発明の一実施形態を示す。デバイスは、概して管状の可撓性スリーブを備え、可撓性パッチはスリーブ(5)の後方セクションに沿ってほぼ中央に配置される。材料パッチ(1−2−3−4)は、伸長可能材料で作られ、デバイスの後方側に取付けられ、そして、使用中であるとき、すなわち、スリーブ(5)がユーザによってユーザの前腕及び上腕の上に装着されると、ユーザの肘ポイント(肘頭)の上になる。スリーブ(5)は、スリーブがプレーヤの腕の上を肘領域まで摺動することを可能にし、その後、スリップまたは落下することなく所望の位置にスリーブを保持する程度の弾性を有する材料で作られる。こうした材料の非制限的な例はナイロン、伸縮素材、コットン、及びネオプレンを含む可能性がある。

1つの好ましい実施形態において、図1及び2に示すように、可撓性ロッド(7a及び7b)は、2つのチャネル(6a及び6b)にそれぞれ収容され、2つのチャネル(6a及び6b)は、「可撓性材料のオーバレイ式の取付けられたセクション)」(1−2−3−4)の長さのほとんどに沿って、かつ、肘ポイントドックポート(8)内に位置しかつ保持される肘ポイントの脇を横切る。

可撓性ロッド/デバイス(7a及び7b)の調整可能張力は、訓練デバイスを実質的に真っ直ぐになった姿勢に維持する。こうした可撓性ロッド張力は、(例えば、特にゴルフスイングにおいて)ユーザが、訓練デバイスがその上に配置される自分の腕を弛緩させるときに、ユーザの「スイングの終了に対するフォロースルー」の終了時にリード腕に起こる、訓練デバイスがその真っ直ぐになった姿勢から屈曲するまたは歪む場合、訓練デバイスを実質的に真っ直ぐになった姿勢に戻すことになる。各ロッド(7a及び7b)における調整可能張力は、リード腕の伸展が、こうした「伸展」を必要とするが、スイングの終了時に肘関節の周りでユーザの腕が自然に屈曲することを依然として可能にする、スイングの部分中で、ほぼ完全に伸展されることを可能にするために重要である。

使用中であるとき、訓練デバイスは、訓練デバイスの肘ポイントドックポート(8)がプレーヤの肘関節のヒンジポイントの後部に配置されるように、人の腕に配置される。

訓練デバイスは、可撓性ロッド(7a及び7b)の張力によって完全に伸展した姿勢に維持され、したがって、訓練デバイスを装着している腕は、同様に実質的に伸展した姿勢に維持される。前腕が屈曲すると、訓練デバイスは、肘ポイントドックポート(8)に位置する肘ポイントで旋回し、2つのロッド(7a及び7b)を屈曲させ、それにより、プレーヤの前腕の屈曲アクションに抗する張力を増加させる。したがって、人/ユーザは、前腕を更に屈曲させるためより大きな力を加えることを要求され、そのより大きな力は、同様に可撓性ロッド(7a及び7b)を更に屈曲させ、完全に伸展した位置に戻るよう前腕を引張る反作用を誘起することになる。換言すれば、ユーザが、自分の前腕を自分の胴体に向かって移動させることによって自分の肘を曲げる(すなわち、屈曲)と、可撓性ロッド(7a及び7b)の張力によって生成される力は、ユーザの前腕を、ユーザの上腕と実質的に真っ直ぐな整列に戻るように付勢する。この「完全に伸展した腕位置への戻り」は、腕において生成される張力をユーザが精神的に「弛緩させる」と容易に起こる可能性があり、訓練デバイスの役割が果たされる。

訓練デバイスは、様々な張力の可撓性ロッド/デバイスとして設けられる付勢手段が、異なる腕の力を有する人々に適応するように適合されることを可能にする。可撓性ロッド(7a及び7b)は、それぞれの内側ロッドの長さを調整することによって張力の増加または減少を可能にする。可撓性ロッド/デバイスの寸法を変更することによって、上腕と前腕との間の張力が相応して調整され得る。可撓性ロッド(7a及び7b)の張力のこの調整可能性は、可撓性ロッド(7a及び7b)のそれぞれの構成要素を示す図3A及び3Bに最もよく示される。

可撓性ロッド(7a及び7b)のそれぞれは、外側ロッド部材(11)及び内側ロッド部材(12)を備える。外側ロッド部材(11)は、内側ロッド部材(12)を受取るように適合される。内側ロッド部材(12)は、その各端にねじ山付きスピゴット部材(15)を更に含み、ねじ山付きスピゴット部材は、調整ロッド(16)を内部に受取るように適合される。調整ロッド(16)は、スピゴット部材(15)から遠位に位置する端に調整ロックナット(13)を含む。調整ロックナット(13)は、プレーヤが容易に調整するために適合され、それにより、各スピゴット部材(15)内で締められるまたは緩められるよう調整ロッドを調整する。こうして、ロックナット(13)は、レンチ、自在スパナ、ソケットスパナ、スクリュードライバ、または或る他の同様なツール等のツールによって回されるように設計されたヘッドを含む。好ましくは、各ロックナット(13)のヘッドは、ソケットスパナによって回されるように適合される六角形ヘッドを含む。

プレーヤが内側ロッド部材(12)の総張力を増加または減少させるために、プレーヤは、ロックナット(13)を、時計方向または反時計方向に回すことによって締めるまたは緩める。ロックナット(13)のこの運動は、次に、調整ロッド(16)をスピゴット部材(15)にねじ込むまたはスピゴット部材から外すように調整ロッドをねじる。慣例により、ロックナット(13)を時計方向に回すことは、ロックナットを締めることになり、調整ロッド(16)をスピゴット部材(15)にねじ込むことになる。

調整ロッド(16)がスピゴット部材(15)にねじ込まれる場合、スピゴット部材は、内側ロッド部材(12)を引っ張り、それにより、(可撓性であるため)内側ロッド部材の各長さを増加させ、内側ロッド部材の張力を増加させる。これは、内側ロッド部材(12)がばねである場合に特に当てはまり、それにより、ロックナット(13)が締められ、調整ロッド(16)がスピゴット部材(15)にねじ込まれるときに、スピゴット部材はばねのコイルを引っ張り、コイルは、その後、拡張し、ばねの張力が増加する。

内側ロッド部材(12)の張力を減少させるため、プレーヤは、ロックナット(13)を緩めることによって逆のアプローチに従うだけであり、それが、次に、可撓性内側ロッド部材(12)の各長さを減少させ、可撓性ロッド組立体の張力を減少させる。

内側ロッド部材(12)が外側ロッド部材(11)内に収容されると、外側ロッド部材は、2つの調整ロックナット(13)のそれぞれの後方面との摩擦係合によって内側ロッド部材について所定の位置に保持される。

本発明の訓練デバイスが異なるプレーヤに合うよう異なるサイズを有することになることが想定される。可撓性ロッド(7a及び7b)の長さは、訓練デバイスのサイズに応じて変化することになる。例えば、訓練デバイスが子供に合っている場合、可撓性ロッド(7a及び7b)の長さは、訓練デバイスが成人プレーヤに合っている場合の可撓性ロッドの長さに比較して短いことになる。可撓性ロッド(7a及び7b)の長さは、ユーザ、したがって、使用される特定の訓練デバイスのサイズに合うように変化することになる。異なる長さのロッドの開始張力が異なることになるが、異なる長さの可撓性ロッドの開始張力は、それでも比較的一定であることになる。その理由は、張力が、スイング等のスポーツ動作中にプレーヤによって訓練デバイスの使用について最適化されているからである。

可撓性ロッド(7a及び7b)の長さと開始張力との間の関係は、内側及び外側ロッド部材(11及び12)の長さ及び直径並びに内側及び外側ロッド部材の物理的特性の関数である。特に好ましい実施形態において、外側及び内側ロッド部材はばねである。2つのばねの或る物理的特性は、同様に、可撓性ロッド(7a及び7b)の開始張力に影響を及ぼすことになる。2つのばねの或る物理的特性は、ワイヤ厚さ、ばねのコイルの数、及びばねの原材料のタイプを含む。

その関係は、本質的に次の通りに規定され得る。 T=f[dGnD] ここで、 T=開始ばね張力 d=ばねワイヤの直径 G=外側及び内側ロッド部材の剛性 n=外側及び内側ばねのコイルの数 D=内側及び外側ロッド部材の直径

こうして、例えば、 引張りばね端タイプ

(ここで、R=ばね定数、G=横弾性係数、d=線径、n=有効巻数、D=コイル平均径、P=長さLに伸展した時の荷重、Pi=初期張力、Li=自由長さ、L=伸展時の長さ、F=たわみ) 等のよく知られている力計算を利用することによって、付勢手段を形成する外側及び内側ロッド(ばね)部材(11,12)の開始張力を計算することが可能である。

上述したように、可撓性ロッド(7a及び7b)の開始張力は、プレーヤによって更に調整される可能性があり、それは、内側ロッド部材(12)の張力を調整するために、調整ロックナット(13)を締めるまたは緩めることによって行われる。

訓練デバイスは、同様に、2重厚さスリーブ(図1及び2)の中心に近接して位置するドックポート(8)を含む。ドックポート(8)は、プレーヤの肘ポイントを内部に受取る形状に作られる。これは、訓練デバイスがプレーヤの腕に嵌合されると、プレーヤが訓練デバイスを正しく配置するのを支援し、また同様に、本発明の訓練デバイスを装着したときの、プレーヤに対する快適さを増加させる。

図1に示すように、デバイスは、スリーブの両端に配置された保持ストラップ(10a及び10b)を更に含み、保持ストラップ(10a及び10b)は、可撓性ロッド(7a及び7b)の各端をユーザの腕の上に保持するために使用され得る。こうしたストラップは、訓練デバイスのユーザの間で、様々である腕囲を許容するために調整可能である。

図4は、スリーブ(5)がユーザの手首の上に設置される本発明の一構成を示す。この構成において、本発明のデバイスがユーザの手首の上に設置される場合、スリーブ(5)の手首端は、依然として下方に、かつ、ユーザのリード腕の手の後方側上に投入され、手首関節における手の考えられる過伸展を防止する。この構成を容易にするため、保持ストラップ(10b)は、ユーザの腕を下方にかつユーザの手首に向けて摺動されることによって再配置されるが、スリーブ及びロッドがユーザの手首にしっかりストラップされることを依然として可能にするように調整可能であり、保持ストラップ(10b)は、スイング等のスポーツアクションを実施するときに使用されるクラブ/バットまたは他のこうしたデバイス上にある、ユーザが持つグリップと干渉しないことになる。明らかに、この構成において、ユーザの肘は、肘ポイントドックポート(8)内に保持されないことになる。

開示される訓練デバイスが、ここで述べる特に好ましい実施形態に限定されるのではなく、同様の概念を使用する他の配置構成を同様にカバーすることが認識されるべきである。例えば、可撓性ばねは、可撓性ロッド等の他の可撓性デバイスと置換可能である。

図面に示され、本明細書で詳細に述べられる訓練デバイスの第1の実施形態は、スポーツスイング中にプレーヤのリード前腕の運動を制限するために使用される訓練デバイスを対象としており、ゴルフスイングは図5a〜5cに特に示され、ベースボールスイングは図6a〜6bに示される。

本発明の訓練デバイスの1つの特定の利点は、スポーツアクション中の必要なときに(例えば、プレーヤのゴルフクラブが実際にボールに接触するときに)プレーヤの上腕とのプレーヤの前腕の正しい真っ直ぐな整列を維持するのをデバイスが支援するようにすることであり、特に、肘ポイントドックポート(8)においてまたはその近くに位置するピボットポイントでのスリーブ(5)の柔軟性により、フォロースルー中に腕の自然な屈曲を訓練デバイスが過度に制限または妨害しないように、スイングのより自然なフォロースルーをプレーヤが維持することを可能にする。これは、本発明の訓練デバイスが、必要に応じて、スポーツアクション(ゴルフスイング等)に対する必要な(または所望の)修正または改良を提供する以外に、プレーヤのプレースタイルに対する影響を最小にすることを意味する。

しかしながら、図面に示さない他の実施形態において、訓練デバイスが、ゴルフスイング、ベースボール打撃、ローンボーリングのロール、クリケットのボーリング、テンピンボーリング、または、腕が、アクションの少なくとも一部分の間に、実質的に真っ直ぐになることを必要とする、任意の他のスポーツアクションを含む任意の適したスポーツアクションにおいて使用され得ることが理解されるべきである。これは、ゴルファまたはスポーツ人のフォロー腕を含む可能性がある。

本明細書において、文脈が別途明確に指示しない限り、語「comprising(を備える)」は、その語の排他的な意味(「consisting only of(のみからなる)」等)を持つことを意味されるのではなく、むしろ、「including at least(を少なくとも含む)」の意味で非排他的な意味を有する。同じことが、対応する文法的な変更によって、「comprise(を備える)」等のような他の形態の語に当てはまる。

本発明の一部であることが意図される明らかな変形または修正が、本発明の要旨に従って行われてもよく、任意のこうした明らかな変形または修正が、したがって、本発明の範囲内にあることが認識されるであろう。

(付記) (付記1) スポーツアクション中のプレーヤのリード前腕の運動に抗するためのデバイスであって、 前記プレーヤの前腕及び上腕を取外し可能にカバーするように構成される、伸長可能材料でできたスリーブと、 前記スリーブの後方側に取付けられた、少なくとも2つのチャネルを備える伸長可能材料の2次パッチであって、前記少なくとも2つのチャネルは、肘ポイントの両側で前記スリーブの長さに沿って実質的に延在し、当該少なくとも2つのチャネル内に付勢手段を収容するように適合された、2次パッチと、 を備え、 前記付勢手段は、前記スポーツアクション中のプレーヤの腕の屈曲運動に抗する調整可能張力を提供し、前記スリーブによって包囲される前記前腕の筋肉をユーザが弛緩させると、前記前腕を、前記上腕に対して真っ直ぐな完全に伸展した姿勢に維持する、 デバイス。

(付記2) 前記付勢手段は可撓性ロッド組立体である、付記1に記載のデバイス。

(付記3) 前記可撓性ロッド組立体内の張力は調整され得る、付記2に記載のデバイス。

(付記4) 前記可撓性ロッド組立体は、内部に可撓性内側ロッド部材を受取るように適合される中空可撓性外側ロッド部材を備える、付記3に記載のデバイス。

(付記5) 前記内側ロッド部材は、その一端にねじ山付きスピゴット部材を更に含み、前記ねじ山付きスピゴット部材は、当該スピゴット部材から遠位に位置する対向端に調整手段を有する調整ロッドを、内部に受取るように適合される、付記4に記載のデバイス。

(付記6) 前記可撓性ロッド組立体内の張力は前記調整手段によって調整され得る、付記5に記載のデバイス。

(付記7) ロックナットを時計方向に回すことにより、前記調整ロッドを前記ねじ山付きスピゴット部材にねじ込み、それにより、前記スピゴット部材が前記可撓性内側ロッド部材を引っ張り、それにより、前記可撓性内側ロッド部材の各長さを伸長し、それにより、前記可撓性ロッド組立体の張力を増加させる、付記6に記載のデバイス。

(付記8) 前記内側及び外側ロッド部材はばねである、付記4に記載のデバイス。

(付記9) 前記内側ロッド部材は、その両端にねじ山付きスピゴット部材を含み、前記ねじ山付きスピゴット部材の各々は、当該スピゴット部材の各々から遠位に位置する各対向端に調整手段を有する調整ロッドを、内部に受取るように適合される、付記5に記載のデバイス。

(付記10) 前記スリーブは、前記プレーヤの肘ポイントを内部に受取るように適合されるドックポートを更に備える、付記1に記載のデバイス。

(付記11) 前記スリーブの一部分は、前記スポーツアクション中のプレーヤの腕の屈曲運動中に前記肘ポイントドックポートにおいてまたはその近くで旋回する、付記10に記載のデバイス。

(付記12) 前記スポーツアクション中のプレーヤの腕の前記屈曲運動は、前記付勢手段を前記スリーブピボットポイントにおいてまたはその近くで屈曲させ、それにより、前記上腕に対して真っ直ぐな完全に伸展した姿勢に維持するため、前記プレーヤの前腕に付勢力を提供する、付記10に記載のデバイス。

(付記13) 前記ユーザの前記前腕セクション及び前記上腕セクションは、少なくとも部分的に、前記スリーブ内に一体的に包囲される、付記1に記載のデバイス。

(付記14) スポーツアクション中のプレーヤのリード前腕の運動を妨げるための、取付けられたパッチを有するスリーブを備えるデバイスであって、前記取付けられたパッチは、チャネル内に可撓性ロッドを閉囲するように設計され、前記チャネルは、肘ポイントの両側でかつ主スリーブの背部に沿って走行し、前記チャネル内に、2つの前記可撓性ロッドが閉囲される、デバイス。

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