Moveable target for throwing game

申请号 JP8940687 申请日 1987-06-10 公开(公告)号 JPH0630216Y2 公开(公告)日 1994-08-17
申请人 株式会社トイボックス; 发明人 啓 松本; 俊夫 鈴木;
摘要
权利要求 【実用新案登録請求の範囲】
  • 【請求項1】駆動機構と連係する歯車軸に、先端部を多角軸に形成した回転軸を軸着し、前記回転軸には係合突片を突設した回転板を遊嵌し、前記多角軸には上面に突起を突設した回転部材を軸方向に摺動可能に嵌着し、前記回転板と回転部材の間には押しバネを弾装し、横断面が矩形の揺動部材は本体上部の開口部に突設した標的部材の基端部と前記回転板に立設した一対の軸受板を貫通する支軸に揺動自在に軸承され、前記揺動部材は上端部を前記標的部材に係止し、下端面の長手方向に穿設した嵌合溝には前記回転部材の上面に突設した突起が嵌合しており、前記標的部材は前記回転板と共に回転作動し、
    前記回転板の係合突片が駆動機構と連係したカム機構と係合して回転を阻止されると、前記回転部材の突起と係合して揺動する揺動部材によって揺動作動するように構成したことを特徴とする投てき遊戯用の可動標的。
  • 说明书全文

    【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、「輪投げ遊び」や「球入れ遊び」等の投てき遊戯に使用する可動標的に関するものである。

    [従来の技術] 従来、射的ゲーム等に使用されるもので、比較的大型で複雑な駆動機構によって可動する可動標的は数多く知られているが、「輪投げ」や「球入れ」のように年齢層の低い子供達を対象にした投てき遊戯用の標的で可動式のものは見られなかった。

    [考案が解決しようとする問題点] 「輪投げ遊び」や「球入れ遊び」は遊び自体が単純で飽きられ易い特性を有しているが、特に「輪投げ遊び」の標的棒や「球入れ遊び」の標的である球収納部が固定されたものであるときは、更に一層飽きられ易い傾向が強まり、これらの「遊び」が忘れ去られてしまう恐れがあった。

    [問題点を解決するための手段] 本考案は、上記従来の技術における問題点を解消せんとしてなされたものであり、駆動機構と連係する歯車軸に、先端部を多軸に形成した回転軸を軸着し、該回転軸には係合突片を突設した回転板を回転自在に遊嵌してある。 そして、前記多角軸には上面に突起を突設した回転部材を多角軸の軸方向に摺動可能に嵌着してある。 そして、前記回転板と回転部材の間には押しバネを弾装してある。 そして、横断面が矩形の揺動部材は本体上部の開口部に突設した標的部材の基端部と前記回転板に立設した一対の軸受板を貫通する支軸に揺動自在に軸承されている。 そして、前記揺動部材は上端部を前記標的部材に係止し、揺動部材の下端面の長手方向に穿設した嵌合溝には前記回転部材の上面に突設した突起が嵌合している。 そして、前記標的部材は前記回転板と共に回転作動し、前記回転板の係合突片が駆動機構と連係して回転するカム機構と係合して回転を阻止されると、前記回転部材の突起と係合して揺動する揺動部材によって揺動作動するようにしたものである。

    [作用] 前記回転部材と回転板との間に弾装した押しバネの下端は直接に回転板の上面に圧接しており、回転板はこの圧接された弾発によって回転部材と連動して回転が可能である。 そして、回転板に立設した軸受板に揺動自在に軸承された揺動部材は回転板の係合突片が駆動機構と連係して回転するカム機構と係合して回転板の回転が阻止されると回転作動を停止する。 このとき、前記揺動部材の下端面に穿設した嵌合溝に嵌合する突起を突設した回転部材は回転作動しており、前記揺動部材は下端面を回転部材の上面に摺接しながら揺動作動するものであり、
    この揺動部材の上端部を係止した標的部材は回転作動と揺動作動を反復して行なうことができるものである。

    [実施例] 本体1は動物の胴部に模して形成されており、本体1には標的部材3,3aが回転・揺動作動自在に突設されている。 第1図に示した標的部材3は棒状の可動標的であり、「キリン」の首に模して形成してある。 この標的部材3は「輪投げ遊び」に使用するものであり、「輪」5
    が嵌合可能な構造を有している。 また、第2図に示した標的部材3aには上端を解放した籠形状の球収納部4を備えた可動標的であり、象の首に模して形成してある。
    この標的部材3aは「球入れ遊び」に使用するものである。

    本体1内には機枠6が配設されており、本体1の底部には電池収納部16が設けてあり、電池収納部16には電池18が収納されている。 電池収納部16の蓋体17は本体1の底部に枢支されて開閉自在である。

    機枠6内にはモーター7が固定されており、モーターピニオン8は歯車軸9に軸着した歯車が噛合している。 歯車軸11,13,15には複数の歯車が軸着或は遊嵌して軸承されており、歯車軸11,13,15に回転駆動力を伝達している。

    機枠6の上部に突設した歯車軸11には合成樹脂で成型した回転軸12が軸着されている。 回転軸12の先端部は多角軸に形成されている。 回転軸12には回転板22
    に一体的に形成した筒部材21の軸受孔22aが遊嵌しており、回転板22は回転軸12に回転自在に軸承されている。 また、回転板22の外周縁には一対の係合突片23,23が突設されている。 この係合突片23,23
    は前記歯車軸15の上端に軸着したカム板19に突設したピン20と係合するものである。

    回転軸12の先端部に形成した多角軸は回転板22の上面より上方に突出しており、該多角軸には多角軸と同一形状の軸受孔を穿設した軸受部材28を突設した回転部材27が嵌合している。 従って、この回転部材27は回転軸12と共に回転して多角軸の軸線方向に摺動可能に軸承されている。

    回転部材27の軸受部材28には通孔26aを遊嵌して軸受部材28の軸線方向に摺動自在であって且つ揺動自在な鍔板26が配設されている。 そして、軸受部材28
    には押しバネ25が弾装されており、押しバネ25の上端は鍔板26の下面に当接し、下端は回転板22の上面に当接している。 そして、鍔板26の上面は押しバネ2
    5の弾発力によって回転部材27の下面に当接している。 従って、押しバネ25によって回転部材27は常に上方に偏寄されている。 鍔板26は標的部材3,3aの基端部を構成する円筒部材2の下端縁と係合するものであり、後述する標的部材3,3aの揺動作動の際、下動する円筒部材2の下端縁と係合して標的部材3,3aが急激に傾動しようとする揺動作動を緩やかにする緩衝機構である。

    回転板22には一対の軸受板24,24が立設されており、この軸受板24,24の間には横断面が矩形の揺動部材30が配設されている。 揺動部材30は合成樹脂で成型され上方に係合突片33を突設しており、係合突片30の先端に形成した係止爪は、標的部材3,3aの基端部を構成する円筒部材2に架設した中板34に刻設した係合歯35に係止している。 また、揺動部材30の下端面には揺動部材30の長手方向に沿って嵌合溝32が穿設されている。 そして、揺動部材30は円筒部材2の外殻部と一対の軸受板24,24を貫通する支軸31に揺動自在に軸承されている。 従って、標的部材3,3a
    は基端部を円筒部材2に嵌着して回転板20に立設した一対の軸受板24,24に揺動自在に軸承されている。
    そして揺動部材30の下端に穿設した嵌合溝32には回転部材27の上面に突設した突起29が嵌合している。

    リング部材37は合成樹脂の薄板で形成されており、回転板22の上面に載置されている。 このリング部材37
    は本体1の開口部1aから内部駆動機構が見えないように遮蔽するためのものである。

    従って、本体1に設けたスイッチ(図示しない)を操作するとモーター7が駆動して歯車軸11が回転する。 そして、歯車軸11に軸着した回転軸12が回転し、回転軸12の先端部の多角軸に嵌着した回転部材27が回転する。 回転部材27が回転すると押しバネ25の下端部が圧接している回転板22が連動して回転し、円筒部材2に嵌着した標的部材3,3aが回転動作を行なうことになる。 そして、歯車軸15の軸端に軸着したカム板1
    9とピン20で構成されるカム機構が回転して回転板2
    2に突設した係合突片23と係合して回転板22の回転が阻止されると標的部材3,3aの回転作動は停止する。 回転作動を停止した揺動部材30の嵌合溝32内には継続して回転作動している回転部材27の突起29が嵌合しているため、揺動部材30は支軸31を支点として揺動し、標的部材3,3aは揺動作動を行なうものである。 そして、回転板22の係合突片23とカム機構を構成するピン20の係合が解除されると回転板22は再び回転し、標的部材3,3aも回転作動を行なうものである。

    なお、円筒部材2内に放射状に刻設した係合歯と揺動部材30の係合突片33の係止爪は常に係止して標的部材3,3aを支持しているが、標的部材3,3aに外力が加えられたとき、前記係止爪が係止歯を乗り越えて逃れるクラッチ機能も有しているものである。

    [効果] かくして、本体に突設した標的部材は回転作動と揺動作動を反復して行なうものであり、標的部材が不規則に作動する投てき遊戯用の標的としてゲーム効果を高める可動標的を提供できるものである。

    【図面の簡単な説明】

    図面は本考案の実施例を示すものであり、第1図および第2図は外観斜視図、第3図は駆動機構の要部を示す縦断面図、第4図は駆動機構の要部を示す分解斜視図である。 1……本体,3,3a……標的部材, 6……機枠,12……回転軸, 19……カム板,22……回転板, 23……係合突片,24……軸受板, 25……押しバネ,27……回転部材, 29……突起,30……揺動部材, 31……支軸,32……嵌合溝。

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