Full Swing Golf practice instrument

申请号 JP50368390 申请日 1990-01-08 公开(公告)号 JP2919960B2 公开(公告)日 1999-07-19
申请人 エム. ノボゼル,ジョン; 发明人 NOBOZERU JON EMU;
摘要
权利要求 (57)【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】フルスウィングを正しく行う身体の動きを訓練するためのゴルフ練習器であって、 クラブシャフトの一端に把持部を装着し、ゴルフボールより大径のボール状で前端に打撃面を有する練習用ヘッドをクラブシャフトの他端に装着した練習用クラブ; 柔軟で前記練習用ヘッドの打撃面より広い標的面を有し、プレー表面に標的面を直立させて設置される可動標的;および 前記練習用ヘッドの打撃面と前記標的の標的面に装着され、打撃時に両者を付着させるための結合手段を備えていることを特徴とするフルスウィング・ゴルフ練習器。
  • 【請求項2】前記結合手段が、フックとループの係合により相互に付着する結合用織物であることを特徴とする請求項1記載のゴルフ練習器。
  • 【請求項3】前記練習用ヘッドが、ヘッドの前端を含むヘッドの外周に前記結合用織物の帯片が巻き付けられていることを特徴とする請求項1記載のゴルフ練習器。
  • 【請求項4】前記練習用ヘッドが、ヘッドの内端に識別用のスポットを有していることを特徴とする請求項3記載のゴルフ練習器。
  • 【請求項5】前記結合用織物の帯片が、ヘッドの前端を含むヘッドの外周に上下方向に巻かれ、ヘッドの前端から直角方向にヘッドの外端および内端方向にも付着織物の帯片が延びており、ヘッドの内端に識別用のスポットが設けられていることを特徴とする請求項3記載のゴルフ練習器。
  • 【請求項6】前記可動標的の標的面が、練習用ヘッドの直径よりも大きな高さと横幅を有していることを特徴とする請求項1記載のゴルフ練習器。
  • 【請求項7】前記標的面が屈曲自在のシートで形成されていることを特徴とする請求項1記載のゴルフ練習器。
  • 【請求項8】前記可動標的の全体が、軽量で柔軟性のある材料で構成されていることを特徴とする請求項1記載のゴルフ練習器。
  • 【請求項9】前記可動標的が、プレー表面上に設置される底面を形成する柔軟なベースと、横方向に間隔を隔てた軽量で柔軟な一対のピラーと、ピラーの間に張り渡され、標的面を形成するシートとで構成され、シートの前面に結合用織物が設けられていることを特徴とする請求項1記載のゴルフ練習器。
  • 【請求項10】前記ピラーが、管状の発泡材料で形成されていることを特徴とする請求項9記載のゴルフ練習器。
  • 【請求項11】前記可動標的が、前記練習用ヘッドより軽量であることを特徴とする請求項1記載のゴルフ練習器。
  • 【請求項12】フルスイングを正しく行う身体の動きを練習するためのフルスウィングゴルフ練習方法であって、 (a)クラブシャフトの一端に把持部を装着し、ゴルフボールより大径のボール状で打撃面に結合用織物を設けた練習用ヘッドをクラブシャフトの他端に装着した練習用クラブを準備し、 (b)柔軟で前記練習用クラブの打撃面より広い標的面を有し、標的面に結合用織物を設けた可動標的を準備し、 (c)前記可動標的を、プレー表面上のゴルフボールがあるべき位置に標的面を直立させて設置し、 (d)前記練習用クラブをスウィングアップして、前記標的の標的面に狙いを定め、 (e)前記練習用クラブをスウィングして、前記練習用ヘッドの打撃面で前記可動標的の標的面を打って両者を付着させ、 (f)前記練習用ヘッドに前記可動標的を付着させた状態で、残りのスウィングをフィニッシュまで遂行することを特徴とするフルスウィング・ゴルフ練習方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ゴルフ・スウィングを正しく行う身体の動きを訓練するための改良されたゴルフ練習器および練習方法に関し、特に、ゴルファーが自然な状態で身体の緊張を緩和してスウィングでき、且つ打撃時ならびにそれ以降のスウィングにおいてクラブヘッド速度を増す訓練もでき、均衡のとれたフィニッシュで終わるフルスウィングを模倣(シミュレート)することができ、且つ当該プレーヤーが確認可能なフィードバックを提供するフルスウィング・ゴルフ練習器および練習方法に関する。

    〔従来の技術および発明が解決しようとする課題〕

    ゴルフのゲームでは、スウィングのフィニッシュ時に身体が正しい位置にあれば、プレーヤーは、自分がゴルフクラブを正しくスウィングしたことが判る。 右利きのプレーヤーの場合、理想的には、フィニッシュ時に体重の大部分を左足にかけ、右の踵(かかと)を持ち上げて右の足指で身体の平衡を保っており、プレーヤーの身体(腹部および腰部)は打球方向に向いており、さらに、
    プレーヤーの両腕および両手は、クラブシャフトがほぼ左肩の上を越えて背中を横切り、クラブヘッドが、プレー(プレーを行う地面、床面など)表面上のボールがもともとあった地点の直上に来る位置にある。

    しかし、この理想的なフィニッシュを達成することは、大多数のゴルファーにとって非常に困難である。 従来の教授方法では、全般的な目的よりもむしろゴルフスウィングの個々の要素を強制しがちであった。 スウィングの軌道を練習するための各種の練習器具がこれまでに提案されてきたが、このような器具は一般にプレーヤーの自由な動き、すなわち、自然な状態でのスウィングを助けるというよりはむしろ妨げてきた。

    我々の事前調査によると、本発明の目的に近いゴルフ練習器は発見されず、スウィング直前の測定器具、あるいはスウィングの滑らかな動きを妨げる器具があるのみである。

    〔課題を解決するための手段および作用〕

    したがって、本発明の課題は、プレーヤーの生来の勘を充分に生かし、さらにプレーヤーが何ら拘束を受けることなく自然な動きでフルスウィングを正しく実行できるように、ゴルファーを訓練するゴルフ練習器および練習方法を提供することである。

    この課題は、本発明によって解決することができる。
    すなわち、本発明のゴルフ練習器は、請求項1に記載のとおり、フルスウィングを正しく行う身体の動きを訓練するためのものであって、ゴルフボールよい大径のボール状で前端に打撃面を有する練習ヘッドをクラブシャフトの下端に装着した練習用クラブと、柔軟で練習用ヘッドの打撃面よりも広い標的面を有し、プレー表面で標的面を直立させた可動標的、および、練習用ヘッドの打撃面と可動標的の標的面に装着され、打撃時に両者を付着させるための結合手段を備えたものである。 なお、前記結合手段は、請求項2に記載のとおり、ループとフックの結合により相互に付着する結合用織物(ベルクロ材料)である。

    練習用ヘッドは、通常、ゴルフボールよりもかなり大径のボール状である。 また可動標的の標的面は、練習用ヘッドの直径よりも大きな高さと横幅を有し、通常は、
    屈曲自在なシートで形成されている。

    このように、練習用クラブが通常のゴルフクラブに比べてかなり大きな寸法のヘッドを有し、且つ可動標的が、上下方向にも横方向(プレーヤーの前後方向)にも余裕のある、かなり広いストライクゾーン(打撃領域)
    を有している。

    従って、このゴルフ練習器を使ってフルスウィングの練習をするプレーヤーは、クラブヘッドをゴルフボール・サイズの小さい標的に当てることに神経を集中する必要がなく、リラックスした状態で、正しくフルスウィングするための身体の動きを訓練することができる。

    さらに、可動標的の標的面が屈曲自在であるために、
    打撃時に、標的面が練習用ヘッドの打撃面を包むように広い面積で付着して両者がしっかりと結合し、打撃からフィニッシュに至るスウィング後半では、可動標的が練習用ヘッドと共に運ばれる。 この可動標的がかなり大きいため、可動標的の重量と空気抵抗とが、スウィング後半においてプレーヤーが感知できる抵抗が生じる。 しかし、可動標的が練習用ヘッドに比べて軽量であるため、
    後半のスウィング速度を著しく低下させるほどの抵抗は生じない。

    従って、この練習用器具でフルスウィングの練習を行うことによって、プレーヤーは、正しくフルスウィングするための身体の動の訓練ができるだけでなく、腕を強化し、標的が付着していない通常のクラブでスウィングする場合のクラブヘッドのスピードを増す訓練もできる。

    この練習器具では、標的面への練習用ヘッド付着状態からスウィングの良否を確認することができ、また、練習用ヘッドの内端に識別用のスポットが設けておくことにより、練習用ヘッドが球体であっても、プレーヤは練習用ヘッドの向きを目で容易に確認することができる。

    本発明のゴルフ練習器の、その他の目的、作用効果についても、以下の説明により明らかとなる。

    〔実施例〕

    先ず図1〜図6を参照すると、本発明の練習用クラブ
    10は、普通のクラブシャフト12を有し、その上端にプレーヤーが通常の方法で把持できるハンドル(把持部)14
    を備えている。 例示した独特の練習用クラブ10には、プレーヤーが、自己の技量に関係なく、左手と指と掌(手のひら)および右手の指で正しくハンドル14を把持できるようにリマインダー・グリップが付いている。 シャフト12の下端には、図4〜図6に示したように、中実でボール状の練習用ヘッド16が装着されている。 通常、シャフト12の長さは、同等のゴルフクラブの長さに比べて幾分短くなっている。 その理由は、練習用ヘッド16は、以下に述べるように、プレー用クラブの場合のように、プレー表面に接する位置にヘッドがあるのではなく、むしろその上方でヘッドが保持されるように設計されているからである。

    軽量の可動標的18が、地面その他のプレー表面の上に設置され、この可動標的18は、ベース20と、横方向に間隔を隔てた一対の管状のピラー(柱)22と、両ピラー22
    の間に設けられた織物その他の柔軟なシート23とで構成されている。 このシート23は、図1に見られるように、
    標的の前側で、クラブをスウィングするときに、練習用ヘッド16の衝撃を受ける標的面24を形成している。 標的
    18は、全体が曲がりやすい材料で構成されており、後述のように地面に固定されていない。

    標的面24は、ベース20から上向に延びており、ベース
    20は地面その他のプレー表面に置かれていることに特に注目すべきである。 さらに、図1から明らかなように、
    練習用ヘッド16によって打たれる標的面24は、横方向に拡がる比較的広い面積を有しているために、それに狙いを定めているプレーヤーに対して標的面24は上下方向だけでなく前後方向にも延びている。 練習用ヘッド16および標的面24はゴルフボールのサイズと比較して意図的に大きくされている。 例えば、練習用ヘッド16の好ましい外径は約3インチ(7.9cm)である。 したがって、これより大きな標的面24を打つプレーヤーは、リラックスしたスウィングで容易に標的面24を打つことができ、ゴルフボール・サイズの小さい標的を打つことに神経を集中させる必要がない。

    重量を軽減し衝撃を緩和するために、ピラー22は、図示したように、管状の発泡材料で形成されており、このピラーは、単に標的面24を直立位置で、好ましくは、練習用ヘッド16に対して約10度の度で傾斜して保持する役割を果たす。 後述のように、標的面24とベース20とがストライクゾーンを形成しており、ベース20は、プレーヤーが標的面24に狙いを定めたとき、ヘッド16に対する標的面24の位置決めを容易にするエプロンの役割を果たす。

    シャフト12の下端は、図4から明らかなように、ボールすなわちヘッド16の内部に埋め込まれている。 ベルクロ材料(フックとループの係合により互いに付着する結合用織物)の帯片26が、ヘッドの打撃面の中心、すなわち、ヘッドの前端を含むヘッド16の外周に巻き付けられ、その巻き付け方向は、もしゴルフボールがある場合、そのボールの飛行の垂直面にあたる上下方向である。 ベルクロの帯片26はヘッド16の表面に接着剤その他の適当な手段で固定されている。 そして帯片26に直角方向で、ヘッド16の相反する側に、それぞれヘッド16のトウ部分(ヘッドの外端)28とヒール部分(ヘッドの内端)30がある。

    図5と図6とを比較すると最もよくわかるように、ベルクロの帯片26と、それから直角方向に延びたベルクロの帯片32、34との交差部分31に打撃面の中心(ヘッドの前端)がある。 ベルクロの帯片32は交差部分31からヘッド16のトウ部分28にまで延びており、ベルクロの帯片34
    は交差部分31からヒール部分30にまで延びている。 ヘッド16と標的面24とが接触時にしっかりと固着するように、標的18のシート23の前面もベルクロ材料で覆われている。

    図6に示すように、ヘッド16のヒール部分30には、視覚的に認識できる、円形のスポット36が設けられていることにも注目すべきである。 このスポット36は、後述のように、スウィングのフィニッシュ時にプレーヤーが即座に識別できるようにコントラストの強い色彩で着色しておく必要がある。

    本発明の練習用クラブ10および標的18を使った練習の過程が、図7〜図11の連続図で例示されている。 図7ではプレーヤーは標的を打つ姿勢をとって(アドレスして)いる。 ヘッド16はプレー表面に接触せず、その上方の標的面24の中心とほぼ一致する高さに保たれている。
    図8はプレーヤーのバックスウィングのトップ位置を示している。 図9は打撃、すなわちヘッド16が標的18に衝突した瞬間を示している。 衝突時には、ヘッド16表面のベルクロ材料と標的24上のベルクロ材料とが接触して両者が瞬間に接着する。

    いったん標的18が打撃時にヘッドと結合すれば、標的
    18はスウィングの残りの部分が終わるまでヘッド16と共に運ばれる。 従って、練習用ヘッド16には、標的18の重量と空気抵抗が、それ以降、動作のフィニッシュまで加わる。 この状態が図10に例示されており、この図ではフォロースルーの途中にあるプレーヤーの姿勢を示す。 図
    11では、スウィングのフィニッシュ時におけるプレーヤーの姿勢を示す。 標的18は、そのつぶれやすい性質の故に、フィニッシュ時の図11に示したように、ヘッド16が部分的に標的18によって包まれている。 ここでは標的18
    を破線で図示してある。

    本発明のゴルフ練習器具は、前述のように、リラックスした練習環境を提供する。 それに加えて、標的が打撃時およびそれ以降のスウィングの抵抗を増加させるため、このゴルフ練習器具でスウィングの練習をすることによって、プレーヤーが腕を強化し、もちろん標的の付着していないクラブを使って実際のプレーをする場合に、打撃時およびフォロースルーの間のクラブヘッドスピードを増す訓練の役割も果している。

    これにより、プレーヤーは、クラブヘッドスピードを増加させるべき場所が、打撃前のスウィングのトップにあるのではなく、打撃時およびそれ以降のスウィングにあることを知り、この場所でのクラブヘッドスピードを増す訓練をすることができる。

    図12は、ヘッド16上のスポット36による視覚的なフィードバックを示している。 正しくフィニッシュすれば、
    スポット36は図示したようにヘッド16の上方に来るため、プレーヤーは、ヘッド16の向きを目ではっきりと確認することができる。 さらに、本発明のゴルフ練習器によると、フィニッシュでの別のフィードバックが、次のように提供される。

    (1)図11に示しているように、標的は、打球方向と反対側の面がヘッドに付着する。

    (2)ヘッドおよび接着した標的は、ほぼストライクゾーン上方の位置に到達する。

    (3)上述したように、プレーヤーの身体は、腹部と腰部が打球方向に向かって平衡を保った状態でフィニッシュしている。

    (4)プレーヤーが標的をヘッドから取り外すとき、同プレーヤーは、ヘッドの表面が標的面を真っ直ぐに打ったか、または打球方向に対する角度が開いていた(オープンスタンス)が閉じていた(クローズドスタンス)かどうかを付着部分から確認することができる。

    図13〜図16は、図7〜図11と同様の連続図であるが、
    左腕のみの練習を例示したものである。 標的面は前述のように狙いが定められ(図13)、フルスウィングがフィニッシュまで続く(図14)。 次に、図15および図16に示すように右手を上げて左手まで持っていくことにより、
    フィニッシュ時の身体の正しい位置を完成させる。 この練習は左腕を強化するもので、右腕のみに対しても同様な方法で利用し得る。

    好ましくは、片腕によるスウィングを練習するときの抵抗を減らすために、幾分小さめの標的18を利用することもできる。

    図面の簡単な説明 図1は、本発明の練習用クラブおよび標的の前方から見た斜視図である。

    図2は、標的のみの後方から見た斜視図である。

    図3は、図1および図2の縮尺を拡大した標的の側面図であり、構造の詳細を明らかにするために一部を断面で示している。

    図4は、図1の線4−4に沿った練習用クラブのヘッドの垂直断面図である。

    図5は、図4の線5−5に沿った練習用ヘッドの立面図であり、ヘッドをトウ部分(外端)の側から見たものである。

    図6は、図4の線6−6に沿った練習用ヘッドの立面図であり、ヘッドをヒール部分(内端)の側から見たものである。

    図7〜図11は、プレーヤーによる練習用クラブおよび標的の使用、および本発明の練習方法を例示した連続図である。

    図12は、図11の線12−12に沿った平面図であり、スウィングのフィニッシュ時におけるプレーヤーが見下ろした図である。

    図12〜図16は、左腕のみのスウィングを改善するための本発明の練習方法を例示した連続図である。

    10…練習用クラブ、12…シャフト、14…ハンドル、16
    …練習用ヘッド、18…可動標的、20…ベース、22…ピラー、23…シート、24…標的面、26、32、34…結合部材(結合用織物)、28…トウ部分(ヘッドの外端)、30…
    ヒール部分(ヘッドの内端)、31…打撃面の中心(ヘッドの前端)

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