Temporary support base

申请号 JP2010542679 申请日 2009-01-16 公开(公告)号 JP2011510191A 公开(公告)日 2011-03-31
申请人 ビーディーズィー ホールディングズ リミテッド; 发明人 カスウェル、トミー;
摘要 装置は、独立支持型の容易に立てられ運搬可能なマストによって、地面の上で一時的に支持される。 マストは、装置が連結されている第1の端部と、地面に支持される三脚に連結されている第2の端部と、を含む。 マストは、膨張時に管を補強するように用いられると共に各三脚脚部から管の第1の端部まで延在する各可撓性部材を含む、筋交い構造を有している。
【選択図】図4
权利要求
  • 地面の上で装置を支持するために一時的に用いられる独立支持型の容易に立てられて運搬可能なマストを含む装置であって、
    前記マストが、前記装置が連結されるように構成されている第1の端部と地面支持型三脚に連結されている第2の端部とを有するとともに、膨張時に前記管を補強するように用いられる筋交い構造を備え、各三脚脚部から前記管の前記第1の端部まで延在する各可撓性部材を備える、空気圧によって膨張可能な長尺管を含む、
    装置。
  • 前記三脚が、延長可能な脚部を備えて形成されている、請求項1に記載の装置。
  • 前記三脚が伸縮自在であり、予期しない崩壊に抵抗するために死点を越えて押圧することができる筋交いストラットによって互いに接続されている、請求項2に記載の装置。
  • 前記可撓性部材が、それぞれ、各脚部を前記管の第1の端部に接続し、前記管に取り付けられた一つ以上の環管へのその端部間の中間位置における更なる接続を備える単層又は多層のコードを含む、請求項1に記載の装置。
  • 前記更なる接続が、前記環管から各前記可撓性長尺部材まで延在するそれぞれのコードを含む、請求項4に記載の装置。
  • 各環管は、近位端が前記環管に連結され、遠位端が前記コードに連結された複数のスポークを備える、請求項4に記載の装置。
  • 各環管に対して、そのスポークの遠位端が更なるコードによって接続される、請求項6に記載の装置。
  • 各可撓性部材が、各前記脚部上の取り付け点を前記管の前記第1の端部及び第2の端部と接続させるそれぞれのウェブ材料を含み、前記ウェブが、前記三脚が立てられ、前記管が膨張した時、前記第1の端部と前記取り付け点の間、及び前記第1の端部と前記第2の端部の間で、張設される、請求項1に記載の装置。
  • 前記管が、非膨張時は可撓性であり、膨張時に略非可撓性であり、ゴム、その代替材料、及びプラスチックから選択される材料から形成された二層間に螺旋状に縒られた補強繊維ストランドを含み、前記ストランドが、前記管状部材の軸に対して、45°以下、より好ましくは、30°以下の角度で縒られている、請求項1に記載の装置。
  • 前記材料が塩化ビニールであり、前記補強ストランドが、繊維材料、好ましくは、ナイロンから形成される、請求項9に記載の装置。
  • 前記補強ストランドが、交差するように前記管状部材の軸周りを互いに反対方向に螺旋状に巻回される、請求項9に記載の装置。
  • 互いに反対方向に巻回された前記ストランドが織成されて、織布補強構造となっている、請求項11に記載の装置。
  • 前記補強ストランドが10〜15°の角度で縒られている、請求項9に記載の装置。
  • 前記第1の層とは異なる角度で縒られている補強ストランドの第2の層を備える、請求項9に記載の装置。
  • 前記補強ストランドの第1の層が10〜15°の角度で縒られており、補強ストランドの第2の層が約45°の角度で縒られている、請求項14に記載の装置。
  • 前記管状部材の軸に平行に延在する補強ストランドの更なる層を備える、請求項14に記載の装置。
  • 独立支持型の容易に立てることが可能で運搬可能なマストによって、地面の上で一時的に支持される装置であって、
    前記マストが、前記装置が連結されている第1の端部と地面支持型三脚に連結されている第2の端部を有するとともに、膨張時に前記管を補強するように用いられる筋交い構造を備え、各三脚脚部から前記管の前記第1の端部まで延在する各可撓性部材を備える、空気圧によって膨張可能な長尺管を含む、
    装置。
  • 独立支持型の容易に立てることが可能で運搬可能なマストによって、地面の上で一時的に支持される装置であって、
    前記マストが、前記装置が連結されている第1の端部と地面支持型三脚に連結されている第2の端部を有するとともに、膨張時に前記管を補強するように用いられる筋交い構造を備え、各三脚脚部から前記管の前記第1の端部まで延在する各可撓性部材を備える、空気圧によって膨張可能な長尺管を含み、
    前記装置が、旗、静的標識、手動で移動可能な標識、道路工事中の交通の流れを調整するための手動の「止まれ」及び/又は「進め」の表示板、電気的動作可能標識、交通標識、スポーツ関連備品、バスケットボールネット、ネットボールゴール、拡声スピーカ、一時的投光照明灯、照光式道路標識、信号灯、警備用監視カメラ、防犯カメラ、スピード違反取り締まりカメラ、衛星放送用アンテナ、テレビジョンカメラ、及びこれらの組み合わせを含む群から選択される、
    装置。
  • 说明书全文

    本発明は、地面に立てられる、標識、及び、電気的装置、特に、投光照明灯などの他の装置の仮支持台に関する。

    標識又は他の装置、特に、様々な種類の電気的装置を地面に立てた支持台に取り付けることが一時的に必要となる状況が多数想定される。 これらの状況としては、例えば、特に、一時的な道路標識又は信号、地方公演や移動サーカスのための拡声スピーカ、軍事通信用の衛星放送用アンテナ、道路工事用の非常灯、及び、事故現場の緊急出動作業員用や暗くなってから行われるスポーツ競技の付帯設備用や、特に公共の土地において、照明条件が不十分な状況用の一時的投光照明灯が挙げられる。

    大部分が機械的に接続可能な構造の形態を取っている、標識や電気的又は他の装置のための仮支持台に対して、これまで、様々な提案がされてきたが、殆どの場合、提案された構造が複雑すぎて、構造にあまり詳しくない人間が単独で容易に設置し又は解体することができない、折り畳んだ時に嵩張ばりすぎるため、例えば、小型車のトランクなどに入れて運搬しにくい、又は、安定性の面で不十分であるという問題があった。

    以下の発明の詳細な説明から明らかなように、本発明は別の方法を採用する。

    本発明の第1の態様によれば、装置は、独立支持型で、簡単に立てられて、運搬することができるマストによって、地面の上で一時的に支持されるように用いられる。 マストは、空気圧によって膨張可能な長尺の管を含み、管は、装置が連結される第1の端部と地面支持型の三脚に連結される第2の端部とを含み、膨張時に管を補強するように用いられる筋交い構造が設けられており、各三脚から管の第1の端部まで延在する各可撓性部材を含む。

    好ましくは、三脚は、延出可能であり、好ましくは、伸縮可能であり、予期しない崩れに対抗するために、死点を越えて押圧される筋交いストラット(突っ張り)によって、互いに接続されている。

    可撓性部材から形成されている筋交い構造は、非剛性であり、非膨張時に運搬し易いように、構造が全体として梱包可能とされていることが容易に理解されよう。 構造の基本的な剛性の構成要素は、上述したように、好ましくは、梱包に必要とされる空間的な要件を緩和するように伸縮自在な脚部を有する三脚と支持される装置である。 添付図面を参照することによって、及び、以下の発明の詳細な説明によって、より明確に理解されるように、この構造によって、(例えば)一時的投光照明灯を従来のショルダーバッグに入れて運搬することができ、必要な時に、三脚を開いて管を膨張させるだけで、簡単に立てることができる。

    可撓性部材は、それぞれ、各脚、好ましくは、伸長時のその端部間の中間の取付け点から、管の第1の端部まで相互接続し、好ましくは、管に取り付けられた一つ以上の環管への、その端部間の中間位置における更なる接続を備える単層又は多層のコードを含む。 更なる接続は、環管から各可撓性長尺部材まで延在するそれぞれのコードを含むことができる。 或いは、このような環管の各々には、近位端が環管に連結され、遠位端がコードに連結されている三つのスポーク(輻)が設けられている。 各環管に対して、そのスポークの遠位端が、好ましくは、三本の更なるコードに接続されている。

    使用時に管が膨張される時、コードはそれぞれ張設され、構造を全体的に補強することができる。

    他の構成において、各可撓性部材は、伸長された時に脚部の端部間の中間取り付け点と管の第1の端部と第2の端部を互いに接続するそれぞれのウェブ材料を含むことができる。

    使用の際に管が膨張され、三脚が地面の上に位置決めされた時、各ウェブは、第1の端部と取付けポイントの間、及び、第1と第2の端部の間で、張設され、構造を全体的に補強することができる。

    好ましくは、管は、非膨張時には可撓性であり、膨張時には略非可撓性であり、ゴム又はそれに代わる材料、及び、プラスチックから選択される材料から形成される二層間に螺旋状に縒られた補強繊維ストランドを含み、ストランドは、管状部材の軸に対して、45°、より好ましくは、30°以下の度で、縒られる。

    好ましい実施の形態は、以下の特性の一つ以上を有している。 上記材料は、PVC(塩化ポリビニール)である。 補強ストランドは、繊維材料、好ましくは、ナイロンから形成されている。 補強ストランドは、交差するように、管状部材の軸周りの反対方向に螺旋状に巻き付けられる。 補強ストランドは、10°〜15°の角度で配置される。 対向するストランドは、織成され、織布補強構造を得ることができる。 第1層とは異なる角度で縒られた補強ストランドの第2の層も提供されている。 補強ストランドの第1層は、10°〜15°の角度で縒られ、補強ストランドの第2層は、約45°の角度で縒られている。 管状部材の軸に平行に延在する補強ストランドの更なる層が提供されている。

    本明細書中で使用されている用語「装置」は、地上のある高さにおいて支持されるように希望される任意の形態の機械的又は電気的装置を含むように意図されており、旗、静的標識、道路工事中の交通の流れを調整するための手動の「進め」及び/又は「止まれ」の表示板などの手動で移動可能な標識、ネットボールゴール又はバスケットボールネットなどのスポーツ用備品、及び、特に、一時的投光照明灯フラグ、電気的動作可能標識、交通標識、拡声スピーカ、照光式道路標識、信号灯、警備用監視カメラ、防犯カメラ、スピード違反取り締まりカメラ、衛星放送用アンテナ、及びテレビジョンカメラを含むあらゆる種類の電気的に動作可能な装置を含む。

    地面に立てられる仮支持台のために用いられる装置の実施の形態が、以下に、添付図面を例示することによって、より具体的に記載されている。

    装置及びマストを運搬するためのバッグと手動操作可能な気圧ポンプを示す図である。

    装置、この場合、一時的投光照明灯を見せるために開かれた図1のバッグを示す図である。

    バッグから取り出され、装置及び長尺管を膨張させるためにポンプに連結されたマストを示す図である。

    立てられたマストによって支持される装置を示す図である。

    装置、及び管の一端を示す拡大図である。

    管上の環管に連結された他の中間筋交い構造を示す図である。

    図6に示された中間構造が変更された筋交い構造を含む図4と同様の図である。

    バッグに梱包するために折り畳まれている図7の装置及びマストを示す図である。

    他のウェブベースの筋交い構造を含む、図4と同様の図である。

    バッグに入れて梱包するために部分的に折り畳まれている図9の構造を示す図である。

    梱包途中の図9の構造を示す図である。

    図9に示されるような構造における管の第1の端部に取り付けられた他の形態の装置を示す図である。

    図9に示されるような構造における管の第1の端部に取り付けられた他の形態の装置を示す図である。

    図9に示されるような構造における管の第1の端部に取り付けられた他の形態の装置を示す図である。

    図9に示されるような構造における管の第1の端部に取り付けられた他の形態の装置を示す図である。

    補強ストランドが45°で巻回された場合の管を示す概略的であり不完全な側面図である。

    補強ストランドが10°で巻回された場合の管を示す同様の側面図である。

    補強ストランドが、図16及び図17に示される両角度で巻回された場合の管を示す同様の側面図である。

    ストランドを見せるために一方が部分的に切断されている二枚のプラスチック層間のストランドを示している図18の管の長手方向斜視図である。

    補強ストランドの更なる層が管の軸に平行に延びている管を示している図19と同様の斜視図である。

    図1及び図2から分かるように、以下により詳細に記載される、電気的装置、ここでは、一時的投光照明灯1と、この投光照明灯1を支持するためのマストは、ショルダーバッグ2に入れて一人で容易に運ぶことができ、電気的装置を地面に立てて一時的に支持するようにその場においてマストを張るために必要なものは、簡単な構造で手動動作可能なポンプ、即ち、スターラップポンプ3だけである。

    図3は、空気圧によって膨張可能な長尺管4の膨張前の状態を示している。 また、図3は、脚部8が拡げられた三脚7の伸長前の状態を示している。 長尺管4は、図2及び図5に最もわかり易く示されているように、投光照明灯に連結された第1の端部5と、三脚7に連結された第2の端部6とを有している。 この構成において、脚部は、伸縮自在であり、近位端が10において、管の第2の端部6に連結された三脚の中心部材11に回転可能に取り付けられている第1の脚部材9と、第1の脚部材9内を伸縮自在に摺動可能であり、伸長時に第1の脚部材9にクランプ留めされる第2の脚部材12と、を含む。 第1の脚部材の遠位端13は、これらの遠位端13に回転可能に取り付けられた突っ張り(ストラット)14によって、中心部材15に連結されている。 互いに連結されたストラットは、予測せぬ潰れ(崩壊)に遭遇した時、死点を越えて押され、三脚を筋交いによってピンと張ることができる。

    弁16は、ポンプ3に接続された空気圧ライン17に連結するために設けられる。 例えば、車(自動車)内のシガーライタ・ソケットから駆動される電気的動作可能ポンプを、手動動作可能ポンプに代えて、使用することができる。 好ましくは、弁16は、管4の第1の端部の近傍に配置され、マストを地面に横たえた時に、マストを膨張したり、折り畳んだりするために使用される。 これによって、マストを畳んでいる間に、人の上に電気的装置が落下するような事態を避けることができる。

    図2及び図5から分かるように、投光照明灯アセンブリ1は、角度調節可能にブラケット18に取り付けられ、ブラケット18は、管の第1の端部5を閉じる円板19上に取り付けられている。 投光照明灯アセンブリ1のための電線20は、気密グロメット21を介して、管4の内部へ通され、図3に最も分かり易く示されているように、管4の第2の端部6において、同様のグロメット(図示しない)から出される。

    ここでは、案内ライン22の形態の長尺可撓性部材が、第1の脚部材の遠位端と、管の第1の端部5における円板19とを互いに連結させている。 管4が十分に膨んだ時(図4)、案内ライン22は、張を受けて配置される。 案内ライン22は、単層又は多層のコードから形成することができる。 図4に示されるように、案内ライン22と協働する更なるブレーシング(筋交い)を設けることができる。 その長さ方向に沿っていくつかの環管23を備えている管4が示されている。 弾性コード24が、案内ライン22と環管23の間で連結されているのが、一つの環管のみについて図示されている。 同様の弾性コード24が他の環管23にも設けられることが理解されよう。

    図6において、案内ライン22と協働する他の中間筋交い構造が示されている。 この実施の形態において、環管23には、三つのスポーク25を取り付けており、各スポークの遠位端が、各案内ライン22に連結されている。 スポークの遠位端は、好ましくは、コード26によって互いに接続されている。

    図7は、図6と同様に、スポーク25を有するが、コード26を備えない他の筋交い構造を用いた、他の実施の形態による、電気的装置及び支持マストを示している。 図8から分かるように、図7の構造であっても、運搬するために梱包する時は、簡単に折り畳むことができる。

    三脚7には、キャスタ27を設けてあり、張られた状態のマスト及び装置を適正位置に運ぶことができる。 好ましくは、キャスタはロック可能である。

    電気的装置及びマストは、簡単に運搬することができるようにショルダーバッグに梱包でき、三脚を開き、管を膨らませることによって、簡単にその場に立てることができるので、簡単な気圧ポンプ以外のいかなる道具も必要とせず、且つ、機械的な部品の組立てや分解を必要とせずに、運搬、据付、折畳みのすべてを一人で行うことができる。

    他の構成も適用可能である。 従って、図9〜図11に示されているように、管筋交い構造が案内ラインによって提供される必要はない。 ここで、それぞれの可撓性網(ウェブ)28は、脚部8上の取付け点29と管の第1の端部5及び第2の端部6を互いに連結する。 管が膨張し、三脚7上に立てられる時、それぞれのウェブ28は、取り付け点29と第1の端部の間、及び、第1の端部と第2の端部の間で、張設される。 ここで、取り付け点29同士を相互接続する可撓性コード30が示されている。 図示されている構造は、中程度の風を受けた場合でも安定していることが分かった。 ウェブ28が帆として作用する傾向を削減するため、ウェブに空気を通すための開孔(図示しない)を形成することができる。 これらのウェブは、管4に隣接する内側縁部31に沿って、管に沿って離間している環管23に接続することができる。

    図1〜図11に示されている実施の形態は、投光照明灯の形態を取る電気的装置を含むが、当業者は、地面に立てて一時的に支持することが望まれる他の形態の装置を取り付けるために同様のマストを用いることができることを容易に理解するであろう。 他の形態の装置として、これらに限定されないが、例えば、拡声スピーカ、一時的交通標識又は照光式道路標識、防犯カメラ、監視カメラ、スピード違反取り締まりカメラ、衛星放送受信アンテナなどの通信装置、或いは、これらに限定されないが、バスケットボール又はネットボールのネットなどの非電気的な装置、又は、照明を必要としない標識が挙げられる。 図12は、他は図9に示されている構造の管の第1の端部に取り付けられたネットボールゴール32を示している。 図13は、旋回型(スイベル)ブラケット34によって、他は図9に示されている構造の管の第1の端部に取り付けられた拡声スピーカ33を示している。 図14は、調節可能な架台36によって、他は図9に示されている構造の管の第1の端部に取り付けられた防犯カメラやスピード違反取り締まりカメラなどの閉回路テレビジョンカメラ35を示している。 図15は、他は図9に示されている構造の管の第1の端部に取り付けられた静的警告標識37を示している。

    長尺管4は、膨張可能なスポーツ用ゴールを提供する際に使用するための同時係属出願の英国特許出願第0501474.1号(GB2422322Aとして公開されている)に記載されているものと同様の材料から形成することができる。 管状のストラット(突っ張り)を形成するために、GB2422322に提案されている材料は、好ましくはナイロン糸で補強された、天然ゴム又は合成ゴム、又は、プラスチック基体である。 今日まで、業務用態様のスポーツ用ゴールが、本発明の出願人の共同体商標「igoal(アイゴール(登録商標))」の下に製造販売されてきた。 そのストラット材料の厚さは約2mm、ゴールポストやクロスバーの直径は3インチ(7.62mm)を有するように形成され、約1バールの圧力印加による膨張時に満足に作用する。 管状部材には、ソフト塩化ポリビニル(PVC)製の内層と外層が用いられ、管軸に対して典型的には80°以上の角度の縒りで交差するように、二層間でナイロン糸が管軸のまわりに互いに反対方向に螺旋状に巻き付けられている。 二層のプラスチック層は、ナイロン糸同士の間の隙間において互いに融着するように軟化される。 この構造によって、使用時の管のバルーン化(直径方向に膨らむこと)が防止されることがわかった。 並列糸の更なる層が、使用時に縦に伸長することを防止するために管状部材の長手方向に延在していることが好ましい。

    同様に形成される長尺状の管は、本明細書に記載された構造と一緒に使用することによって、良好に作用する。 しかしながら、以下に説明されるように、及び、(本出願の出願日にはまだ公開されていない)本出願人の同時係属出願特許出願第0819761.8号において、記載され、例示されているように、他の管状構造によっても、改良された結果が得られることが分かった。

    図16において、管4は、補強ストランド39がオーバーレイされた、プラスチック、好ましくは、塩化ポリビニル(PVC)等の比較的ソフトなプラスチック材料、又はゴムから形成された層38を含む。 ストランド39は、繊維材料、好ましくはナイロン、を含む。 図16において、ストランド39は、管状部材の軸に対して45°の角度で層38の周りに互いに反対方向に螺旋状に巻き付けられる。 当該対向ストランドが織成され、織布補強構造40を形成する。

    図17において、同様の補強ストランド41が、角度10°で、ここでも、互いに反対方向に縒られ、対向ストランドが織成され、これによって、織布補強構造42が得られる。 実験したところ、同じ作動圧力まで膨張させた場合、図17に示される管4の剛性は、図16に示される管の構造(これは、GB242322においても既に開示されている構造上の改良である)の剛性よりも実質的に高いこと及び、かなり改良された剛性が図17の角度を45°から約30°まで下げた場合でも、大いに改良された剛性が検出されていたことが分かった。

    図18及び図19は、織布補強構造40及び42を含む2枚の重畳された補強層を有する好ましい構造を示している。

    図16〜図19のそれぞれにおいて、補強構造は、例示目的のために概略的に示されており、使用時には、補強構造が管4の全長にわたって延びることが理解されよう。

    図19に最も分かり易く示されているように、プラスチック、好ましくは、PVC(塩化ポリビニル)などの比較的柔らかいプラスチック材料、又はゴムから形成される第2の層43が、補強構造を覆っている。 図面から分かるように、繊維ストランドは、図18及び図19におけるように、二層の重なった補強構造であっても、ストランド間に隙間ができるように離間される。 第2の層43の塗布中、そして、この後も、二つの層38及び42は、十分に暖められ、補強層の隙間を介して互いに融着される。

    図20は、更なる補強ストランド44の層が用いられ、ストランドが管状部材の軸に平行に延在する、図18及び図19の構造の変形例を示している。 これらのストランドは、管4が長手方向に伸長することを防止することを助ける。

    本発明によって想定される大部分の使用目的に対して、図18及び図19又は図20に示されるように、足踏みポンプや車両のシガーライタソケットから駆動される安価なタイヤ圧力ポンプによって実現できる、約1バール、即ち、10〜20psi(6.89〜13.79×10 パスカル)の一般的な膨張圧まで膨張した時の直径が3インチ(7.62cm)であり、全体厚さが2mmである、管4が良好に作用することを発見した。 繊維ストランドは、好ましくは、細い繊維糸の形態を取っている。 繊維糸は、従来のナイロン縫糸であってよい。 しかしながら、さまざまな直径及び厚さを選択することができることを理解されよう。 管4は、畳んだ時に、簡単に撓み、その一時的な構造を梱包し、運搬することが可能となる。

    とりわけ、図18及び図19に示されるような、膨張時に増大された剛性を備える管4を用いることによって、従来よりも遥かに高い、或いは、筋交い構造を削減できる、上記したように装置を高い位置に取り付けるマストを提供する見通しが高められた。

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