Method and apparatus for message display on a golf course

申请号 JP52091196 申请日 1994-12-30 公开(公告)号 JPH10500883A 公开(公告)日 1998-01-27
申请人 ダリル ジェイ. コーニッシュ,; チャールズ ディ. ヒューストン,; 发明人 ダリル ジェイ. コーニッシュ,; チャールズ ディ. ヒューストン,;
摘要 (57)【要約】 ゴルフコース上のゴルファーにメッセージを表示する方法、装置、及びシステムが説明される。 システムは、カートに取り付けられて(又はハンドヘルドで)ゴルフ情報及び/又はメッセージを表示する多数のGPS受信機(22)を備える。 GPS受信機(22)は、ゴルフカップ迄の距離又はゴルフホール上の他の地勢までの距離を示すことができる表示装置(26)を備える。 表示装置(26)は、広告メッセージ等のメッセージをゴルファーに示すことができる。 メッセージは、都合が良く邪魔にならないときに示される。 例えば、そのようなメッセージは、第1番ホールの前、最終ホールの後、又はホールとホールとの間など、ゴルフコースにおける所定の 位置 で示される。 更に、そのようなメッセージは、受信機が移動しているか停止しているかを決定する位置情報を使用して表示することができる。 最後に、スコアカード入 力 又はリフレッシュメントのオーダなどのゴルファーの活動に基づいて、そのような情報を表示し得る。 好ましい形態では、グラフィックスを使うことができるペン入力(28)を使用する。 また、システムは、各GPS受信機のゴルフコース上での位置を示すプロショップモニタ(50)を備える。 プロショップは、全ての受信機又は個別の受信機へ、メッセージを送ることができる。
权利要求
  • 【特許請求の範囲】 1. グローバルポジショニング衛星システムを使用してゴルフコースにおけるゴルファーに広告メッセージを表示する方法であって、 該ゴルフコース上にグローバルポジショニング衛星遠隔受信機を配置するステップと、 該グローバルポジショニング衛星システムを使用して該ゴルフコース上の該遠隔受信機の位置を決定するステップと、 該遠隔受信機の該位置に基づいて、所定の位置で該ゴルファーに該広告メッセージを表示するステップと、 を包含する方法。 2. 前記位置を使用して前記遠隔受信機が移動しているかどうかを決定し、該遠隔受信機が移動しているときに前記メッセージを表示する工程を包含する、請求項1に記載の方法。 3. 前記遠隔受信機が移動しているかどうかを決定する前記工程が、該遠隔受信機の他の位置を決定し、前記位置と該他の位置とを比較して、該遠隔受信機が移動しているかどうかを決定するサブステップを包含する、請求項2に記載の方法。 4. 前記メッセージがグラフィック描写を包含する、請求項1に記載の方法。 5. 前記表示工程が、前記ゴルフコースの他の位置において、該ゴルフコースのゴルフホールレイアウトを表示することを包含する、請求項1に記載の方法。 6. 前記表示工程が、前記ゴルフコースの他の位置において、前記メッセージに加えてゴルフ情報を表示することを包含する、請求項1に記載の方法。 7. 前記ゴルフ情報がスコアカードを包含する、請求項6に記載の方法。 8. 前記ゴルフ情報がリフレッシュメント注文ページを包含する、請求項6に記載の方法。 9. 前記ゴルフコース上の地勢までのゴルフボールのおよその距離を決定するステップを包含し、該ステップは、データベースに該地勢の位置を記憶するサブステップと、前記遠隔受信機を該ゴルフボールの近くに配置するサブステップと、該記憶された地勢の位置と該遠隔受信機の位置との間の距離を決定するサブステップと、を包含する、請求項1に記載の方法。 10. 前記グローバルポジショニング衛星システムの誤差修正を決定するステップを包含し、該ステップは、 既知の位置を有する参照位置にグローバルポジショニング衛星受信機を配置するサブステップと、 該受信機を使用して該参照位置の見かけの位置を決定するサブステップと、 該参照位置の該見かけの位置と該既知の位置とに基づいて誤差修正を計算するサブステップと、 を包含する、請求項1に記載の方法。 11. グローバルポジショニング衛星システムを使用してゴルフコースにおけるゴルファーに広告メッセージを表示する装置であって、 該グローバルポジショニング衛星システムを使用して受信手段の見かけの位置を示す信号を受信する、該ゴルフカートに配置可能なグローバルポジショニング受信手段と、 該グローバルポジショニング受信手段にリンクして該ゴルフコース上の該受信手段の位置を決定する手段と、 該ゴルファーに該広告メッセージを表示する表示手段と、 を備える装置。 12. 前記表示手段が、前記メッセージのグラフィック表示を表示するように動作可能である、請求項11に記載の装置。 13. 前記表示手段が、前記グラフィック表示を重ねるデジタイザ手段と、該表示手段への入力を提供するように操作可能なペンと、を含む、請求項12に記載の装置。 14. 前記表示手段が、前記ゴルファーにゴルフホールのグラフィック表示を表示するように動作可能である、請求項11に記載の装置。 15. 異なる広告メッセージを記憶するメモリ手段と、 前記ゴルフコース上の前記受信手段の異なる位置において、異なるメッセージを表示する手段と、 を備える、請求項11に記載の装置。 16. 前記表示装置にメッセージを送る手段を備える、請求項11に記載の装置。 17. 前記表示装置が、前記グローバルポジショニング受信手段に接続されて、前記ゴルフコース上の該受信手段の所定の位置においてメッセージを表示する、請求項11に記載の装置。 18. 前記表示装置が、前記ゴルファーの活動に基づいて前記メッセージを表示するように動作可能である、請求項11に記載の装置。 19. 前記活動がゴルフスコアの入力である、請求項18に記載の装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 ゴルフコースにおけるメッセージ表示のための方法及び装置 発明の背景1. 発明の分野 本発明は、広告、プロモーション及びその他のメッセージを、ゴルフコース上においてゴルファーにより使用されるスクリーンに表示するための、方法及び装置に関する。 特に、この方法及び装置は、ゴルファーの位置又は現在の行動に基づいて、広告メッセージをゴルファーに表示する。 2. 関連技術の記述 ゴルフでは、ゴルフボールとグリーン上のゴルフカップとの間の距離を、可能な限り正確に知ることが重要である。 ゴルフボールとプレーされているホールにおけるハザードとの間の距離を知ることも、時として望ましい。 これらの距離を知ることにより、適切なクラブ選択が可能となり、プレーヤーは、ホール管理プランを立てることができる。 例えば、ボールがピンから110ヤードであることを知るプレーヤーは、9番アイアン又はプレーヤーのウェッジの中の一つのような、110ヤードに適したクラブを選択する。 そのような距離情報を決定してゴルファーに提供するために、いくつかの方法及びシステムが考案されている。 米国特許第5,364,093号では、ゴルフホール上のゴルファーの位置を決定して、ホール上の地勢(feature)、グリーンの中心又はピン位置までの距離を計算するのに、グローバルポジショニング衛星システム(Global Positioning Satellite system; GPS)を使用する方法及びシステムが述べられている。 ゴルフコースにおける距離決定のために、他のシステムが考案されている。 例えば、米国特許第5,056,106号、第5,086,390号、第5,326,095 号、及び欧州特許出願第93900126号を参照のこと。 関連した米国特許出願第08/3 13,718号及び米国特許第5,364,093号が、参照によって援用される。 このようなゴルフ位置決定システムの表示装置は、単純な3セグメントLEDからグラフィカルな高解像度ディスプレイまで、様々である。 いずれにしても、表示装置がその主要目的のために使用されていないときに(プレー情報をゴルファーに伝達していない時に)、それらの表示装置を広告又はプレーヤーサービスのために使用することが望ましい。 そのような広告又はサービス情報の表示は、気を散らさず、邪魔でなく、趣味の良いものであることが重要である。 したがって、広告又は他のプレーヤーサービスメッセージを、都合が良く邪魔でないときに表示することのできる方法及び装置は、有用である。 発明の要旨 上記の問題点は、本発明の方法及びシステムによって一般的に解決され、本発明は、広告、プロモーション、サービス、及びその他のメッセージのために、ゴルファーに同行する表示装置を都合の良いときに使用する。 表示装置は、典型的にはゴルフカート上に取り付けられ、表示装置の位置は(例えばGPSを使用して)知られている。 本方法及びシステムは、所定の都合の良い位置で広告メッセージを表示するために、位置情報を使用する。 例えば、都合の良い位置とは、第1 番ティーの前、最後のグリーンの後、ホールの間、或いはゴルフカートが移動しているときである。 広告メッセージを表示するための他の都合の良いときとは、 ゴルファーの活動に基づく。 例えば、もしゴルファーがスコアを入していたら、広告は、低いスコア等の祝うべき状況に関連し得る。 本願で使用されるように、「広告メッセージ」とは、時として、広告、プロモーション、サービス、及びその他のメッセージを意味するように使用され、メッセージの特定の内容には触れない。 好ましくは、本システムは、プレーされるゴルフホールの映像表示を含み、その映像表示は、ボールからゴルフカップまでの距離のデジタルリードアウトだけでなく、グリーン上のピン、グリーンを防御しているバンカー、ホール上のハザードの位置を包含する。 向上されたバージョンでは、表示装置は、ライトペン又はポインティング装置(圧力感知スクリーンのための指又はペン)を含み、プレーヤーはホールレイアウトの上に位置をマークすることができる。 これにより、 プレーヤーは、ボールとマークされた位置(例えばウォーターハザード)との間の距離、或いはマークとカップとの間の距離を、決定する能力を有する。 概して言えば、本発明の方法は、グローバルポジショニング衛星システム(GP S)受信機をプレーされるホール上に配置するステップ、グローバルポジショニング衛星システムを使用して遠隔受信機の位置を決定するステップ、及び、遠隔受信機の位置又はゴルファーの活動に基づいてメッセージを表示するステップ、 を包含する。 通常は、受信機はゴルフボールの近位に配置されるが、代わりに、 ボールのおよその位置をマークすることができ得る。 本装置は、一般にゴルフホール上に配置可能なGPS受信機を備える。 例えば、 装置はゴルフカート上に取り付けられ、カートはボールの近くへ動かし得る。 また、本装置は、位置決定手段と表示装置とを備える。 好ましくは、決定手段は受信機の見かけの位置を計算するGPS受信機と関連したマイクロプロセッサである。 装置の位置又は(スコアカード記入のような)ゴルファーの活動に基づき、決定手段は表示装置上にメッセージを表示する。 或いは、決定手段は、基地ステーションのマイクロプロセッサであり、GPS受信機は、単にGPS信号を基地ステーションへリレーしたり繰り返したりする。 表示装置は、好ましくはホールレイアウトのグラフィック表示を示し、好ましい形態では、ペン入力或いはタッチ式表示装置等の圧力感知型である。 好ましくは、 距離グリッドが、GPS受信機或いはマークされた位置を原点として表示される。 好ましくは、グラフィク表示装置は、ゴルフコースの都合の良い位置、或いはゴルファーの適切な活動において、グラフィック広告を表示する。 好ましい形態では、GPS遠隔受信機の見かけの位置は誤差修正をして調整されて、修正された位置を得る。 ゴルフカップ等の地勢(feature)の修正された位置と保存された位置との差が、ボールとカップとの間のおよその距離を決定するために計算される。 ゴルフカップの位置は、好ましくは、グリーン上の現在のカップ配置の実際の位置に近いが、グリーンの「真ん中」或いはグリーンの「前方」などの名目上の位置でも良い。 誤差修正は、既知の位置を有する参照位置にGPS受信機を配置することによって決定される。 GPS受信機は、視野内の利用可能なグローバルポジショニング衛星を用いて、見かけの位置を決定する。 誤差修正は、見かけの位置と既知の位置との間の差に基づいて計算される。 誤差修正は、ゴルフプレーヤーによって使用される遠隔GPS受信機での使用のために、好ましくは定期的に伝達される。 好ましくは、グリーン上のゴルフカップの位置は、(例えばプレー前にグリーンキーパによって)カップの中又は近くにGPS受信機を配置して見かけの位置を決定し、誤差修正を適用することによって決定され、プレー中に使用される保存されるゴルフカップ位置を得る。 好ましい実施態様では、基地ステーションは既知の位置に配置され、誤差修正を連続的に計算して送信する。 遠隔受信機は、オプションで基地ステーションへ自身の位置を定期的に送信するように構成され、コース管理者は、プレーの進展を連続的にモニタすることができる。 他の形態では、遠隔受信機は、自身で使用する誤差修正を計算するために使用される。 例えば、ゴルフカートに取り付けられた遠隔受信機は、各ホールの既知の位置を示すプラカードの上に移動される。 プラカードの上での遠隔受信機の見かけのGPS位置が既知の位置と比較されて、プレー中の使用のための誤差修正が計算される。 図面の簡単な説明 図1は、遠隔ユニットの好ましい実施態様の表示を模式的に示す。 図2は、本発明によるGPS受信機を含む遠隔ユニットのブロック図である。 図3は、本発明による基地ステーションのブロック図である。 図4は、誤差修正を送信するために使用されるパケット無線ネットワークの図である。 図5は、ゴルフコース上の都合の良い位置において広告メッセージが描写されている図1の表示を、模式的に示す。 図6は、広告メッセージを有するスコアカードモジュールが添えられた、図1 の表示の図である。 図7は、遠隔ユニットの制御パネル及び表示部分の他の実施態様のレイアウトを描写する。 図8は、内部較正メカニズムを含む遠隔ユニットの他の実施態様を説明するブロック図である。 図9は、好ましい実施態様のプロショップモニタを示す。 図10は、遠隔ユニットがリピータとして機能する他のシステムを描写するブロック図である。 図11は、道順と広告メッセージとが描写される図1の表示を、模式的に示す。 好ましい実施態様の説明 本発明は、Navstar又はGlonassのようなグローバルポジショニング衛星システム(GPS)を使用し、ゴルフボールから、プレーされているゴルフホールのグリーン上のカップ又はピン等のホール地勢までのおよその距離を決定する。 GPSとは、宇宙空間における衛星システムであり、正確な3次元位置(すなわち、平位置及び高度)、速度、及び時間を、無限数の受信機に提供することができる。 本発明の動作を理解するために、GPSの一般的理解が有効である。 GPSの動作及び理論に関して多くの書籍及び記事が入手可能である。 例えば、GPS-A Guide to t he Next Utility,Trimble Navigation(背景に関して参照によって援用される)を参照のこと。 グローバルポジショニング衛星システム GPSシステムは、地球を周回して受動的に信号を送信する衛星群の傘である。 各衛星は、定期的にアップデートされる非常に正確な原子時計を有する。 正確な時計を備えたGPS受信機は、衛星を認識し、衛星から受信機までの信号の送信に要する時間を決定することができる。 送信に要する時間と光の速度が毎秒186,00 0マイルであることとがわかれば、衛星から受信機までの距離を計算することが可能となる。 信号は、衛星の位置と送信時刻とを明らかにするデータを運び、GP Sシステムを衛星の時計と同期させる。 もしGPS受信機が3つ又は4つの衛星の位置を確認できるなら、各衛星からの距離を決定することができる。 これらの3つ又は4つの球面の交わりによって、 受信機の正確な位置決定(及び受信機の内部時計のタイミング誤差の補償)が可能となる。 GPSシステムは、システムが一旦完全に配備されたなら、21個の衛星と3つのスペアとを有することになる。 現時点では約14個の衛星が配備されており、一日の大半において全世界を衛星によって適切にカバーしている。 基本的に2種類のGPS受信機が存在する。 Pコード(precision;精密)及びC/A コード(coarse availability;粗利用可能)である。 Pコードは、一般に政府使用向けであり、特殊な装置を必要とする。 C/Aコード受信機は、GPS衛星が引き続き配備されるに伴い、広く利用可能になりつつある。 C/Aコード受信機におけるひとつの問題点は、政府が時として衛星信号の質を意図的に落とすこと、すなわち、「選択的利用可能性(selective availability)」である。 選択的利用可能性がオンの状態では、水平精度は50〜100メートルのオーダである。 選択的利用可能性が解除されている(disabled)状態では、水平精度は約15メートルまで向上できる。 第1の実施態様 図面を参照すると、本発明のシステムは、遠隔ユニット10、基地ステーション12、及びカップロケイタ14を備える。 遠隔ユニット10は、例えばゴルフカートに取り付けられ、ラウンド中にゴルファーに同伴する。 図2に示されるように、遠隔ユニット10は、パケット無線システム20、GPSアンテナ21と受信機22、CPU24、記憶装置25、表示装置26、及び制御装置28を備える。 GPS受信機22は、カリフォルニア州サニーベールのTrimble Navigation製造のSV-6モデルなどのマルチチャネル受信機が好ましい。 Magellan又はRockwell/C ollinsなどの製造のような、商業的に入手可能な他の代用品も使用可能である。 アンテナ21は、受信機22から離れているか或いは組み込み式であるが、いずれにしても、GPS信号の受信が最適となるように上向きの度でゴルフカートに取り付けられる。 図2に示されるように、遠隔ユニット10は、CPU24、制御装置28、不揮発メモリ記憶装置25に加え、無線インターフェース20とGPSエンジン及びアンテナ21、2 2とを備える。 好ましい遠隔ユニットでは、CPU24、メモリ記憶装置25、及び表示装置26は、先に参照されているPDA又はペンタブレットのように一体化されていて、集合的に表示装置26として参照される。 メモリ記憶装置25は、そのようなPD A又はペンタブレットと共に組み込まれる内部RAMとPCMCIAカードとを含む。 もちろん、図2の構成機器の一体化又は分離化は、単に設計選択上の問題である。 好ましくは、大量のデータグラフィック広告メッセージが容易に保存及び交換できるように、広告メッセージ(例えば図5、図6)はPCMCIAカード(メモリ25)の上に保存される。 図1及び図2に示される好ましい実施態様の表示装置26は、ペン入力表示装置である。 ペン入力表示装置26はゴルフカートに取り付けられ、ユーザは、制御装置又はペン28によって、コマンドを直接入力することができる。 好ましくは、ペン表示装置26は、アップル・ニュートン等のパーソナルデジタルアシスタント( personal digital assistant; PDA)である。 或いは、ペン表示装置26は、富士通、IBM、東芝、その他によって製造される白黒又はカラーのペンタブレットコンピュータを備え得る。 図1に示されるように、表示装置26は、ホール111のレイアウトの描写(すなわちグラフィック表示)、オプションボタン112〜114、及びインジケータ115〜1 17を包含する。 アイコン118は、プレーされているホールの上における遠隔ユニット(カート)10の位置を表している。 距離アークと距離シンボル(図1では50 〜300ヤード)とを包含するグリッド119は、ホールレイアウト111に重ねられている。 オプションボタン112〜114によって他の機能にアクセスでき、インジケータ115〜117はラベルされている通りに表示する。 図2では、パケット無線システム20は従来技術によるものであり、モデム34、 無線インターフェース36、及び無線機38(図示されていないアンテナを含む)を備える。 無線システム20は、誤差修正量及びその他の情報を受信できるだけでなく現在位置とメッセージとを基地ステーション12へ送信できる点で、双方向性を有する。 商用の半二重式無線で使用されるPAC-COM,Inc. (フロリダ州オーランド)製の2400ボーパケット無線モデムが、モデム34に好ましいと考えられる。 図2の双方向性無線システム20の代替として、無線システム20は、例えばFM周波数で全ての遠隔ユニット10に送信される誤差修正量(又は他のメッセージ)を単に受信するだけの一方向性であり得る。 セイコー製のACTT受信機チップセットが、好ましいと考えられる。 ACTTチップは、無線システム20の構成機器のほとんど全てを、現在は受信機のみである単一で低コスト且つ低パワーのチップの上に集約する。 この代替案は、(カート取り付け型の代わりである)ハンドヘルド型の遠隔ユニット10に特に適する。 図3は、望ましくはプロショップ内又はその近くに配置される基地ステーション12を示す。 基地ステーション12は、GPS受信機42とアンテナ44とを備える較正セクション40を含む。 較正セクション40は、アンテナ44の見かけの位置を連続的に決定し、その情報をCPU46に供給する。 CPUは、66MHzで動作する486型パーソナルコンピュータ等の従来技術によるものである。 制御装置47は、好ましくはマウスと標準キーボードとを含む。 コース地形データベース48は、同様にCPU46に接続され、ホールレイアウト及びその日のグリーン上のカップの現在位置等のコース情報を保存する。 モニタ50 はCPU46に結合され、初期設定に有効であるだけでなく、選択的にコース上の全ての遠隔受信ユニット10の現在位置を表示することができる。 基地ステーション12は、CPU46に結合された図2と同様のパケット無線システムを含み、モデム52 、インターフェース54、無線機56、及び無線アンテナ58を備える。 モニタ50は、図9に示されるように、ゴルフコース130を表示することができる。 遠隔ユニット(カート)10は様々なホール上に示され、図9では、示されるようにカラーコード化された「プラス」アイコンで表される。 示されるように「 $」シンボルは、飲み物のサービスをリクエストしているカートなど、サービスリクエストを表す。 カップロケイタは、その日のカップ位置(すなわちピンの配置)を正確に決定するのに使用され得て、図2の遠隔ユニットとほぼ同一である。 CPUはGPS受信機と結合され、GPS信号受信用のアンテナを含む。 メモリ(RAM、PCMCIAカード等) はCPUに結合され、カップロケイタがグリーンからグリーンへと移動されるにしたがって、各カップの位置を記憶する。 或いは、各カップの位置は、モデム、無線インターフェース、及び無線機72を使用して、基地ステーション12へ送信され得る。 動作 図4は、本発明のシステムの動作を模式的に示す。 カップロケイタユニットは、カップの位置が変更になった際に、グリーンからグリーンへと移動される。 グリーンキーパはカップロケイタユニットを新しいカップの近くに配置し、GPS受信機が見かけのカップ位置を決定するまで、数秒間待機する。 グリーンキーパによる信号捕捉が長いほど、より多くのサンプルが得られて、精度が向上する。 最初のカップについては、GPS受信機がそのアルマナック(almanac)を参照し、その視野内の衛星の位置を確認する間、いわゆる「コールドスタート」のために数分間経過し得る。 一旦GPS受信機が数分間動作すると、カップの位置決定は、見かけの位置決定に数秒間を要するのみである。 カップロケイタのGPS受信機はC/A コード受信機なので、その精度は約15メートル(選択的利用可能性が解除の状態)であり、最悪の場合の精度は約100メートルである。 グリーンキーパはカップロケイタをオンし、グリーンキーパがカップを変更する間に、カップロケイタの位置がサンプリングされる。 好ましくは、視野内の4 〜10個の衛星からのタイミング信号が、カップロケイタのメモリに記憶される。 カップロケイタが各衛星からのタイミング信号の複数個のサンプルを得ることで、精度が向上する。 見かけのカップ位置は、図3の記憶装置48の内部のコース地形データベース内にダウンロード及び保存される。 更に、コースレイアウトは、 データベース48に記憶される。 カップの見かけ位置がダウンロードされた後に誤差修正が適用され、各カップの修正後の位置を得る。 修正後の位置は、プレー前に各遠隔ユニット10のメモリ25をアップデートするために、好ましくはパケット無線システムにて送信される。 好ましい実施態様では、非修正又は見かけカップ位置は、いわゆる「処理後」 の誤差修正のために基地ステーションコンピュータ46にロードされる。 すなわち従来の差分(differential)技術を使用し、各見かけの位置の各衛星のタイミング信号を、基地ステーションの見かけの位置の同じ衛星タイミング信号と比較する。 この方式により、見かけのカップ位置が得られたときに、各衛星毎の各タイミング信号の非常に正確な修正を、基地ステーションで計算することができる。 各見かけのカップ位置は、多くの(4〜10個の)衛星タイミング信号と関連していたかもしれない。 これらのタイミング信号を修正することで、非常に正確なカップ位置が決定される。 従来技術によるサーベイ差分修正(survey differentia l correction)では、搬送波の位相及び他のパラメータに注目することにより、 数センチメートルの精度でカップ位置を決定することができる。 タイミング信号の単純な位置修正により、本願においては十分な精度と考えられる0.25メートルのオーダの精度が得られると考えられる。 例えば、Trimble Navigationによる差分修正を参照のこと(背景に関して参照によって援用される)。 見かけのカップ位置を可能な限り正確に修正することは有効である。 修正無しでは、以下の誤差が存在する。 衛星時計誤差、受信機誤差、大気/電離層誤差、 選択的利用可能性誤差(連動時)、及び位置推算表誤差である。 これらの誤差は時間と共に変化するので、見かけのカップ位置が得られる際に、後処理でタイミング信号修正を適用することが必要である。 或いは、それぞれのカップの見かけの位置は基地ステーションへ送信され得て、更にメモリに保存され得る。 図4は、パケットネットワーク上における基地ステーション12への無線送信経路を模式的に示す。 典型的には、グリーンキーパはカップを変更後に基地ステーションへ戻り、カップ情報が正しく送信されたことを確認する。 正しく送信されていない場合は、メモリ66に保存されているカップ情報が、基地ステーション12へダウンロードされる。 この代替案として、較正システム40は、カップの見かけの位置がパケット無線システムによって基地ステーション12で受信される際に、その誤差修正量を計算し且つ適用するように動作する。 これらの修正されたカップ位置はコース地形データベースに保存され、後に使用される。 この代替方法では、誤差修正量の獲得とその適用との間の時間を最小とすることにより、誤差を最小としている。 パケットネットワークによって見かけのカップ位置を送信し、直ちに誤差修正量を適用することによって、全てのGPS受信機は主として同じ衛星を観察し、同じ誤差を有する。 もちろん、好ましい実施例の後処理法の方が、より正確である。 図3及び図4に示されるように、通常のプレー中は、基地ステーション12は連続的な較正を行う。 較正中は、GPS受信機42は、その見かけの位置を連続的に計算する。 アンテナ44は、既知の位置に配置される。 見かけの位置と既知の位置との間の距離が、現在の誤差修正量である。 この技術は「差分GPS」として知られており、ランドサーベイ(land surveying)技術で適用されている。 カップロケイタ受信機62と較正受信機44との間の距離に比較すると衛星は非常に高い位置にあるので、この差分誤差修正は、システムにおける考え得る誤差のほとんどに対処する。 好ましい実施態様では、誤差修正は、遠隔ユニットが見かけの位置を見つけるために基地ステーションと同じ衛星を使用する場合に、妥当に正確であるベクトル又は位置修正を包含し得る。 或いは、誤差修正は、視野内の衛星のタイミング信号のためのタイミング修正又は「デルタ」を包含する。 10〜15メートルという非修正精度においては、較正又は修正された精度は全ての場合5メートル未満であり、通常1メートルの精度に近づく。 プレーヤーがコース上にいる時、現在の誤差修正は、パケット無線ネットワーク(図4)によって、定期的に全ての遠隔ユニット10に送信される。 好ましくは、5〜15秒毎に1度、各遠隔ユニット10に小さい時間窓(例えば5秒)が開けられ、現在の誤差修正を受信する。 図2では、遠隔ユニットは、好ましくはゴルフカート上に取り付けられる。 現在のハードウェア技術により、ゴルフカートへの取り付けが最も実行可能であるサイズ、重量、及びパワー要件が決定される。 しかし、小型化は、将来においてハンドヘルドの実施態様を可能にする。 遠隔ユニット10は、好ましくは連続的に動作し、ユニット10からプレーされているホール上のカップまでの距離を計算する。 GPS受信機22は見かけの位置を決定し、その後に、メモリ25に保存された現在の誤差修正を読み出す。 CPU24は、 見かけの位置に現在の誤差修正を適用し、修正された位置を計算する。 修正された位置は、メモリ25から取り出された修正されたカップ位置と比較され、その差が決定されて、表示装置26にピンまでの距離として示される。 好ましい実施態様では、誤差修正は、特定の衛星にとって15秒間の較正ループ中に有用である多くのタイミング信号修正を包含する。 CPU24は、これらのタイミング信号修正を、 その見かけの位置のタイミング信号に適用する。 図1の表示は、プレーヤーの能力に合わせて使用される。 プレーヤーが何もしない場合、カート(すなわち遠隔ユニット)10が停止する度にグリッド119が表示され、その原点はカートに置かれる。 この場合、インジケータ116及び117の両方が、カートからカップ位置までの距離である同じ数字を表示する。 グリッドを観察することによって、プレーヤーは、その他の地勢までのおおよその距離、例えばハザードを飛び越え得る距離或いはハザードに達しない距離をも、知ることができる。 カートのシンボル118は常に存在し、ホールレイアウト111の上でのカートの位置を示す。 遠隔ユニットの位置が次のホールのティーに近づくと、表示は自動的に次のホールに切り替わる。 或いは、プレーヤーはペン28で「ホール」 インジケータ115の矢印を触り、プレーされているホールを一つ進める(又は戻す)ことができる。 すなわち、17番ホールが終了した時、プレーヤーはインジケータ115の上部の矢印を触り、18番ホールを表示するように一つ進める。 好ましい実施態様は、カートが停止しているかどうかを決定する方法を採用する。カートが停止するとグリッド119が表示装置上に現れ、カート(遠隔ユニット10)は、(周波数帯域要件を減少するために)基地ステーション12に自らの位置を再送信しない。更に、停止時にGPS受信機22は、見かけ位置の測定値の平均化を開始し得て、より正確な「見かけの位置」を得る。カートが停止しているかどうかを決定する方法は、カートの見かけの位置(典型的には2サンプル)を所定の誤差(Derror)と比較する(本願では1.5メートルを使用する)。双方のサンプルともDerrorの範囲内である場合には、カートは停止していると推測される。選択的利用可能性誤差(Derror)は5秒当たり1メートルにすぎないと考えられ、ランダムであるが、カートが停止すれば、第2のサンプルは、カートが停止すれば第1のサンプルから1メートル以内にある。第2のサンプルが1メートルを越える場合には、カートは動いていると推測され、第2のサンプルが新しい現在の見かけの位置となる。プレーヤーが拡張機能を使用するように選択する場合には、更に多くのオプションが使用可能である。プレーヤーがペン28でホールレイアウト111を触ると、 触った位置にグリッドが現れ、インジケータ116はグリッドの頂点又は原点からピンまでのヤードを表示する。図1では、プレーヤーは、ハザードまでの距離をより正確に判断するために、中間のティーボックス(プレーヤーがボールを置くところ)を触っている。この機能は、ホール、ショット計画、又はドライバー距離の見積もりに、特に有効である。例えば、プレーヤーは、ホールレイアウト11 1の150ヤードアークと200ヤードアークとの間を触り、プレーヤーの次打におけるピンまで110ヤードのターゲットを決定する。もう一つの機能は、先にプレーしているグループの最も近いカートを描写するアイコン120である。わかるとおり、アイコン120は約230ヤード前方であり、したがって、230ヤードに達するクラブが無い場合には、安全にティーショットを行うことができる。前方のカートまでの距離を決定するこの能力により、ゲームエチケットを保ちつつプレーのスピードアップが図れ、特に、前方のカートが見えない、いわゆるブラインドホールの場合に有効である。好ましい実施態様では、単に、プレーされているホール上の全てのカート(遠隔ユニット)10を示している。オプションボタン112〜114により、プレーヤーはそれぞれ「チップ(tips)」 (例えばキャディーヒント)、「飲み物(drinks)」及び「その他(more)」にアクセス可能である。チップとは、単に、メモリ記憶装置25がカートの現在位置でのキャディーヒントを含むことである。例えば、ここでのヒントは、「遠方のバンカーとグリーンとの間を狙ってバンカーを越える」であり得る。 「その他」 メニューにより、プレーヤーは、プレーヤーが各プレーヤーのラウンドのスコアを入力することのできるスコアカード、或いはフードサービス等、他のメニューにアクセスできる。ペン入力がデジタルインクとしてスコア数字を示すそのようなスコアカードを、図6に示す。望みに応じて、ハンディキャップ入力のために、スコアは無線ネットワークによって基地ステーション12に送信及びダウンロードされ得て、トーナメントの際は特に有効である。 「飲み物」ボタンによって、 プレーヤーは飲み物を即時に配達するようにオーダすることが可能である。図9 に示されるように、プレーヤーが即時の食べ物或いは飲み物をリクエストすると、 モニタ130はそのリクエストを反映し、配達人を送り出すことができる。遠隔ユニット10がユニット10からカップ(或いは任意のグリーン位置)までの距離を計算して表示する好ましい実施態様では、5〜15秒毎に現在の誤差修正を受け取り、そして更に5〜15秒毎に基地ステーションへ現在位置を送信する。これにより、コース管理者又はプロが図3及び図9のモニタを見て、コース上の各遠隔ユニットの位置を検討することが可能となる。図5に示されるように、グラフィック広告メッセージ121が都合の良い又は適切なときに表示される。遠隔ユニット10は、遠隔ユニット10のゴルフコース上での位置に基づき、都合の良いときに広告を表示する。例えば、広告メッセージ12 1は、第1のティーボックスの前にプレーヤーがカートにクラブを積み込むのをカートが待っている間に、表示され得る。広告メッセージ121は、18番ホールの終了後にも表示され得る。更に、広告メッセージ121は、遠隔ユニット10があるホールのグリーンと次のティーとの間にあるときなど、邪魔にならない時間に表示され得る。もちろん、異なる位置での表示用に、異なるメッセージをメモリ25 (例えばPCMCIAカード)に保存することができる。遠隔受信機10(例えばゴルフカート)が移動している間は、ゴルファーが表示装置26の上に全ての情報を必要とすることはあまりない。例えば、遠隔受信機が移動している間は、ゴルファーは、カートからピンまで117又はグリッドの中心からピンまで116の正確な距離には、興味ないであろう。このスクリーン領域は、図5のように、カートの移動中に広告又は他のメッセージのために使用することができる。ホール間を移動中に、その日のそのときに関連する広告と共に次のホールへの行き方を示す地図を示し、及びゴルファーがコースの特定地点に接近中である事実を表示することが、可能である。図11は、ゴルファーがまもなく彼等のラウンドを終了し、且つ午後4時を過ぎているので、彼等は食べる場所を捜すということを知った上で、16番ティーへの道順を示す広告を示す。 「その他」キー114(図1及び図5)を使用して、ユーザのリクエスト時に「 サービス」及び「製品」メニューが表示される。サービスは、図11に示されるように、コース設備、レストラン、ショップ等の広告を含み得る。製品は、ローカルエリアで入手可能な製品の特定の広告を含み得る。図6は、ゴルファーの活動に基づく広告メッセージの表示を示す。図6では、 ゴルファーの活動はスコアの記入であり、表示装置26には静止メッセージが表示される。そのような活動とは、スコアカードの入力、リフレッシュメントのオーダ、賭の記録などである。或いは、例えばそのホールでの良いスコア(又は悪いスコア)に反応しているメッセージのような、動的な(dynamic)メッセージを表示することができる。第2の実施態様 図8は、好ましくはゴルフカートに取り付けられたり或いは手に持って運ばれる、他の実施態様での遠隔ユニット80を示す。図8に示されるシステムでは、基地ステーションはパケット無線システムと共に削除されている。遠隔ユニット80 は、GPS受信機82、GPSアンテナ84、CPU86、表示装置88、制御装置90、記憶装置9 2、及び較正94を備える。ハードウェアは好ましい実施態様の場合と同じであり得るが、しかし、手で持ち運び用の遠隔ユニットでは、パワー要件がハードウェア選択時の要因である。特に、記憶装置92は、同様にコース地形データベースと広告メッセージとを含むが、加えて各ホール用の較正位置の位置を含む。そのような較正位置は、好ましくは、プレーされるホールのティーボックスに隣接するカート路の地面の上のプラカードである。他の実施態様では、図1又は図7のような制御装置が、キーパッド6を「較正」という表記で付加的にラベルされた状態で使用される。図8 の較正ボックス94は好ましくはEEPROMであり、較正ルーチンを含む。もちろん、 較正ルーチンは、代わりに記憶装置92に保存されることができる。使用時には、各ホールのカップの現在位置は、記憶装置92の内部のコース地形データベースにロードされる。好ましくは、カップロケイタを、パケット無線システムを削除した状態で使用する。カップ位置は、メモリ66に保存され且つ遠隔ユニット80に転送される。較正無しで且つC/Aコード受信機82を使用すると、遠隔ユニット80は、100メートル以内(S/A連動時)又は20メートル以内(S/A解除時)の距離精度を与える。もちろん、GPS技術における技術的向上が、この精度をある程度向上し得る。これらの精度を向上するために、較正手順が利用される。ゴルファーは、遠隔ユニット80をカート路のプラカードの上に配置し、プレーされているホールの表示を呼び出し、「較正」パッド6を押す。較正ルーチンが開始され、現在の見かけのGPS位置をホールプラカードのために記憶されたGPS位置と比較することによって、誤差修正が決定される。この較正手順は、そのホールでのプレー期間における十分に正確な誤差修正を実現する。もしプレーヤーがホールでの較正を忘れたら、単純に以前の誤差修正が引き継がれて適用される。精度は、ゴルファーの要求に大きく依存する。較正がホール毎に行われるならば、選択的利用可能性が解除された状態で(或いは広域差分修正又は疑似のもの(pseudolite)を連動した状態で)、ほとんどのホールにおいて1メートル以内の精度が可能である。プレーに先立って、プロショップにおいてシステムが較正されたなら、その精度は、新しい衛星が視野に入り使用されるまでの数時間は、 非常に良好である(例えば3メートルより小さい)と見積もられる。第3の実施態様 図7は、制御装置28と表示装置26との他の実施態様を示す。 12個のファンクションキー112は、ラベルされている通りに機能する。表示装置は、単純且つ低コストのLED又はLCDによるアルファベット数字式スクリーンである。ピンまでの距離又はキャディーチップ等のプレーヤー情報は、遠隔ユニット10の現在位置に基づいて表示され得る。更に、都合の良い時刻(位置又は活動時)に、図7に示されるような広告メッセージを表示し得る。ペンに基づく制御システムは、図7に示される装置28に対して機能的に好ましい一方で、装置28及び表示装置26のコストは顕著に低くなり得る。第4の実施態様 この実施態様を、図10に示す。遠隔ユニットにおいてGPS「エンジン」が削除されている。代わりに各遠隔ユニット10は、スコットランド、エディンバラのNa vsys Corp.製のTidget GPSセンサーのような、GPSリピータを備える。リピータ1 20は、GPS衛星から生データタイミング信号を受信し、タイミング信号をデジタル化及び圧縮するように動作する。好ましくは、リピータ120は、ある数の衛星、例えば5個の衛星を見るようにセットすることができる。衛星タイミング信号は処理されない。その代わりに、信号は増幅されて、周期的に基地ステーション12にリレーされる。望みに応じて、フィルタリング及び圧縮等の異なった信号処理技術を採用し得る。基地ステーションは、リピータからの各タイミング信号を収集し、タイミング信号を処理してリピータ位置を決定する。基地ステーション12は、リピータの精度見積もりを向上するために、タイミング信号に望まれる処理量、すなわち、利用可能時間、処理ロード、望まれる精度などと同程度の処理を行う。望みに応じて、リピータに関するグリーンカップまでの距離を送信することができ、リピータのカートの上に表示することができる。そのようなリピータシステムの好ましい実施態様を、図10に示す。各リピータ120はIDを含む。各リピータ120には、例えば80ミリ秒の送信時間窓及び20ミリ秒の受信時間窓が割り当てられる。基地ステーション12及び全てのリピータ120 は正確なGPSタイミング信号を有するので、そのような時間窓の割り当てが可能である。リピータ120は4つの衛星からのタイミング信号を受信し、割り当てられた時間窓で送信するために、仮のメモリバッファに信号を記憶する(望みに応じて圧縮する)。タイミング信号は、衛星のIDを含む。基地ステーション12は、あるリピータ120からのタイミング信号を、リピータの割り当てられた時間窓において受信する。基地ステーションは、すでに各衛星のタイミング信号に対してタイミング修正を処理しており、したがって、リピータタイミング信号の受信と同時に修正を適用できる。リピータ120は、タイミング信号を主として同じ衛星から受信しており、したがって基地ステーションは、 限られた数の衛星に対してのみ現在の修正を保持するだけでよい。修正されたタイミング信号を使用して、基地ステーションは正確にリピータタイミング信号を処理することができて、ゴルフコース上でのリピータの位置を得ることができる。本実施態様では、リピータの位置を使用し、その位置をゴルフカップ位置(或いは、グリーンの中心などのグリーン上の任意の位置)のデータベースと比較する。差は、リピータ120からカップ位置までの距離である。この距離は、リピータに割り当てられた20ミリ秒の時間窓において、そのリピータ120に送信される。距離はカート上に表示されて、ゴルファーにピンまでの距離の見積もりを与える。本実施態様では、ハンドシェークプロトコルに関連したコミュニケーションオーバーヘッドを回避するために、時間窓の使用が考えられている。この方法では、50台のカートの上のリピータは自らのタイミング信号を発信し、5秒毎にアップデートされるピンまでの距離見積もりを受信すると信じられる。ゴルファーの観点からは、カップまでの距離の新しい見積もりが5秒毎に表示される。プロショップでは、コース上のカートの位置が5秒毎に更新される。本実施態様の他の構成は、多くのかたちで存在する。例えば、リピータはデジタルペーパのフォームファクタをとり得て、さらに、手で持ち運び可能であっても良い。更に、時間窓を割り当てる代わりに、リピータ120は質問ボタンを含み得て、ゴルファーがそのボタンをオンすると、直ちに処理される最新の衛星タイミング信号を送信して、距離の見積もりが戻される。本実施態様の主要な利点が遠隔受信機ハードウェアの低減されたコストであることは、明確である。コミュニケーションリンク及びシンプルなLED表示装置を有するリピータが、遠隔ユニットとして要求される全てである。もう一つの利点は、可能な限りの小さいサイズ及び低減されたパワー要件である。不利益は、基地ステーションで要求される処理ロードであり、コミュニケーションリンクへの依存である。第5の実施態様 低価格で高解像度の表示装置の登場により、本実施態様は、遠隔ユニット内でGPS又は他の位置確認システム(例えば、Loran又は無線三角測量)を使用しないで、遠隔ユニットからゴルフカップ位置までの距離の見積もりを行う。図1に示されるようなペン表示装置は、好ましくは1020×680画素より大きい解像度で使用される。この解像度では、500ヤードのゴルフホールの長さに関して1ヤード当たり約2画素であり、200ヤードのゴルフホールに関しては1ヤード当たり約5画素である。例えば、500ヤードのゴルフホールにおいて、ゴルファーがグリーンから約200 ヤードのところにおり、それに応じて、表示装置上のボールのおよその位置をペンで触れる。表示は、ゴルフホールのグリーンから指定の位置迄の部分に約10% をプラスして含むように、直ちにズームする。本実施例では、ズーム後のゴルフホール表示の部分は、約220ヤードである。新しい220ヤードの表示において、ゴルファーはペン28で、表示上のボールの位置を再指定することができる。 1ヤード当たり約5画素であるために、この再指定は明らかに、より正確である。ゴルファーは、表示上で彼等自身の位置を20画素以内に指定することが期待できて、 したがって指定における誤差は4ヤード以内である。精度を向上するために、グリーン上のゴルフカップの位置は、好ましくは遠隔ユニットのデータベースにロードされる。すなわち、GPSユニットが使用されてグリーン上のゴルフカップの位置を1ヤード以内にサーベイし、このデータベースは、カップの位置が変更になるときはいつでもロードされる。グリーン位置の中心が名目上のカップ位置として使用されると、精度が低下する。他の実施態様 他の代替案も、もちろん可能である。限定しない実施例として、表示装置26を、遠隔ユニットからカップまでの距離を表示するのみのシンプルなLEDと交換することができる。更に、グリーンキーパが単に手入力で各カップのおよそのグリッド座標を基地ステーション12に入力することで、カップロケイタユニット14を削除することができる。明らかに、コースを各カップのおよそのグリッド座標にセットしたくない場合には、名目上のグリッド座標、例えばグリーンの中心又は正面を、各グリーンについて入力することができる。しかし、精度は明らかに減少する。 「カップ位置(cup position; cup locaion)」等の用語は、測定された位置、又は通常はグリーンの中心である静止グリッド位置を含むと理解されるべきである。 「カップ」及び「ピン」という用語は、本願では、しばしば相互に交換可能なように使用される。 「グローバルポジショニング衛星システム;GPS」は、米国のNavstarシステム、ロシアのGlonass、及び欧州共同体の提案されているシステム等の未来の同様なシステムを含む。

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ),AM, AU,BB,BG,BR,BY,CA,CN,CZ,E E,FI,GE,HU,JP,KG,KP,KR,KZ ,LK,LR,LT,LV,MD,MG,MN,NO, NZ,PL,RO,RU,SI,SK,TJ,TT,U A,UZ,VN (72)発明者 コーニッシュ, ダリル ジェイ. アメリカ合衆国 テキサス 78726, オ ースティン,デイビス マウンテン パス 8017 【要約の続き】 上での位置を示すプロショップモニタ(50)を備える。 プロショップは、全ての受信機又は個別の受信機へ、メッセージを送ることができる。

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