Method and system for golf ball fitting analysis

申请号 JP2010153774 申请日 2010-07-06 公开(公告)号 JP2011015968A 公开(公告)日 2011-01-27
申请人 Nike Internatl Ltd; ナイキ インターナショナル リミテッド; 发明人 ICHIKAWA YASUSHI; ISHII HIDEYUKI; KABESHITA YUTAKA; LEECH NICHOLAS A; MOLINARI ARTHUR;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a method and system for golf ball fitting analysis which will eliminate the need for a tester to have deep knowledge or experience, quantify the subjective parameters in order to compare and contrast a recommended ball based on the subjective criteria and a recommended ball based on objective criteria, and present the correlation between information gathered and the recommended golf ball in an easily understood way.SOLUTION: The present invention provides three golf ball recommendations correlating to ball fit values calculated using subject criteria and objective criteria, and a composite fit value employing both subjective and objective criteria. The concept of the invention is to attempt to quantify even the subjective parameters of golfer's game and answers to survey questions in order to provide an avenue for quantitative analysis for golf ball fitting. The ball fit values are a construct based on a scale devised for this method to quantify how difficult or easy a golf ball is to play.
权利要求
  • コンピュータによって実行される、ゴルフボール適合値を決定するための方法であって、下記の工程:
    一群のゴルフボールのプロファイリングを実行するためのスケールを指定すること;
    一群のゴルフボールにおいて、各ゴルフボールのプロフィールとして少なくとも一つのスケール値を取得し、保存すること;
    ゴルファーのプレイ、ゲーム、およびスコアに関する主観的基準を入力し、該主観的基準を表すスケールにおいて主観的ボール適合値を決定すること;
    該主観的ボール適合値と相関する、保存ボールプロフィールを選択し、該プロフィールを表示すること;
    ゴルファーのスウィング力学に関する客観的基準を入力し、客観的基準を表すスケールにおいて客観的ボール適合値を決定すること;
    該客観的ボール適合値と相関する、保存ボールプロフィールを選択し、該プロフィールを表示すること;
    該主観的ボール適合値、および客観的ボール適合値を用いて複合的ボール適合値を計算すること;
    該複合的ボール適合値と相関する保存ボールプロフィールを選択し、該プロフィールを推薦ボールとして表示すること、
    を含む前記方法。
  • 主観的基準を入力する前記工程が、ユーザーインプット用のコンピュータディスプレイ画面において、設問および記入回答フィールドを提供する工程を含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  • 客観的基準を入力する前記工程が、打ち上げモニターを使用して、ゴルファーのスウィングのパラメータを測定し、測定値を入力する工程を含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  • 客観的基準を入力する前記工程が、ゴルフボールの、ドライバースピン、サイドスピン、上昇角度、および打撃角度を測定する工程を含むことを特徴とする、請求項3に記載の方法。
  • 前記入力情報および推薦プロフィールを、コンピュータ読み取り可能な媒体に保存する工程をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  • 客観的基準を入力する前記工程が、データベースから、ゴルフコースの気候、高度、および天候条件を抽出する工程を含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  • コンピュータにおいて、ゴルフボール適合値、およびその最適マッチゴルフボールプロフィールを図式的に表す方法であって、下記の工程:
    測定可能なパラメータを用いて一群のゴルフボールのプロファイリングを実行するためのスケールを指定すること;
    一群のゴルフボールにおいて、各ゴルフボールのプロフィールとして少なくとも一つのスケール値を取得し、保存すること;
    スウィング分析デバイスからゴルファーの測定パラメータを入力すること;
    ゴルファーの該測定パラメータからスケール値を決定すること;
    ゴルファーの該測定パラメータからの該スケール値、および、前記ボールプロフィールのスケール値を図式的に表示して、どれがもっとも最適マッチであるかを決定すること、
    を含む前記方法。
  • 前記測定可能なパラメータがドライブスピンであることを特徴とする、請求項7に記載の方法。
  • 前記測定可能なパラメータが上昇角度であることを特徴とする、請求項7に記載の方法。
  • 前記測定可能なパラメータが打撃角度であることを特徴とする、請求項7に記載の方法。
  • 前記測定可能なパラメータがサイドスピンであることを特徴とする、請求項7に記載の方法。
  • コンピュータ用ゴルフボール適合分析システムであって:
    少なくとも一つのスケール値による保存ゴルフボールプロフィールのデータベース;
    ゴルファーのプレイ、ゲーム、およびスコアに関する主観的基準を入力するためのインプットデバイス;
    該主観的基準に一致する、該スケールにおける主観的ボール適合値の保存参照テーブル;
    該主観的ボール適合値と相関する保存ボールプロフィールを選ぶための選択デバイス;
    該決定主観的適合値を表示するためのディスプレイ;
    ゴルファーのスウィング力学に関する客観的基準を入力するためのインプットデバイス;
    客観的基準を表すスケールにおいて客観的ボール適合値を決定するためのデバイス;
    該客観的ボール適合値と相関する保存ボールプロフィールを選ぶための選択デバイス;
    該客観的ボール適合値を表示するためのディスプレイ;
    該主観的ボール適合値および客観的ボール適合値を用いて、複合ボール適合値を計算するための保存指令;
    該複合ボール適合値と相関する保存ボールプロフィールを選ぶための選択デバイス;および、
    該複合ボール適合値および推薦ボールプロフィールを表示するためのディスプレイ、
    を含むシステム。
  • 说明书全文

    本発明は、ゴルフボールを、ゴルファーのゲームおよび練度に適合させるための、ゴルフボール適合分析法およびシステムに関する。

    ゴルフボールの設計が進歩し、特定のプレイレベル用に設計されるゴルフ装備に対する意識が高まり、そのような装備の生産が拡大するにつれて、ゴルファーに対し、適切なゴルフボールをマッチさせる点についても関心が高まって来ている。 ゴルフクラブの適合試験は周知されるようになり、ゴルフプロショップの通例サービスとなっているが、ゴルフボール適合試験は、比較的新しいプロセスであり、ゴルファーに対し単純に一連の設問を課すことによってまだ多くのことをなし得る。 一般に、これらの質問は、ゴルファーの平均スコア、ハンディキャップ、ゲームにおけるゴルファーの目標、しばしば互いに矛盾するコントロール目標におけるゴルファーの願望、距離、ゴルフボールの操作性に関する。 いくつかのゴルフボール適合調査では、プレイ条件、例えば、グリーンスピード、ターフの堅さ、対象コースの気候および大気条件などにも考慮が払われる。 回答が発せられると、プロまたはフィッター(適合試験員)は、必要な妥協を考慮し、そのプレイヤーのためにゴルフボールを推薦する。 この設問および回答プロセスは、純粋に主観的であり、あまり測定可能な基準を考慮に入れない。 ゴルファーの自己申告による平均スコアまたはハンディキャップがそのまま受容される。 このプロセスは、ゴルファーが、距離、コントロール、ボールをどのぐらいの頻度でスライスするかなどに関して、実際のものではなく、こうであったらよいなぁという回答を無意識に与える可能性があるという事実を斟酌しない。

    ゴルフボール適合試験における最近の進歩では、純粋に主観的な質問・回答プロセスにおける欠点のいくつかは、飛球モニター、ビデオ、およびその他の測定デバイスによって監視しながら、ゴルファーにボールに向かってスウィングさせることによって対処される。 一般に採用される測定値は、クラブヘッドスピード、ボールスピード、上昇度、打撃角度、バックスピン、サイドスピン、および総距離の範囲に亘る。 既存のボール適合法では、これらの測定値は、いくつかの仮定の枠内で考慮される。 ゴルフボールを、ドライバー、フェアウェイメタル、またはロングアイアンで打つと、ボールは衝撃時変形されること、かつ、大きな変形は、比較的少ないスピン、長い距離を意味することが知られる。 従来のボール適合法における仮定の例として、ボールが、ある特定のゴルフスウィングにおいて適切な変形量を与えるように選ばれた場合、距離が最大となる、というのがある。 この既存のボール適合法では、ゴルフボールは、主に、スピンおよび感触にしたがって分類され、測定値および調査設問は、このタイプの二次元ボールプロフィールを用いてゴルフボールを推薦するために用いられる。 この既存のボール適合法は、推薦ボールに到達するために測定パラメータを用いる際、試験員の側に、ある程度の知識と主観的判断を要求する。

    これらの調査法、および測定・試験法のいずれにおいても、広範囲のパラメータおよびインプットが得られたならば、それは望ましいと考えられる。 しかしながら、ボール適合試験の所要工程を考え合わせるとき、課題は、ゴルファーに不便をかけずに比較的短い時間内に大量の情報を収集することである。 もう一つの課題は、収集された情報と、推薦ゴルフボール(単数または複数)の間の相関を、簡単に理解されるやり方で提供することである。

    当該技術分野において、上述の従来技術の欠点に対処する、ゴルフボール適合分析のための方法およびシステムが求められている。 具体的に言うと、ゴルフボール適合試験工程を実行するに際し、試験員が、深い知識または経験を持たずにすませることを可能にする方法である。 さらに、主観的基準に基づく推薦ボールを、客観的基準に基づく推薦ボールと比較および対比するために、主観的パラメータを定量化することが求められる。 この相関によって、調査において使用される設問に対する洞察が得られ、かつ、これらの設問を、ゴルファーの実際のゲーム、能、およびスウィング力学により一致させる微細調整が促進される。 さらに、自らのゲームおよび能力に対するゴルファーの認識を、該ゴルファーの、実際のスウィングおよびボール打撃能力と融合または調和させること、および、簡単に理解される相関を提供することが求められている。 このようなやり方でゴルファーが、自らのゲームおよび感触を理解することによって、ゴルフボールの適合がより改善されるだけでなく、そのプレイヤーが、ゴルファーとしてどのように向上することが可能であるかについてより良い理解が得られるものと思われる。

    ゴルフボール適合分析のための方法およびシステムにおいて、一群のゴルフボールの特徴認識(プロファイリング)のために指定のスケールを使用し、そのスケール値を、主観的基準および客観的基準と比較し、三つの異なる値:主観的ボール適合値、客観的ボール適合値、および複合的ボール適合値を用いて推薦ゴルフボールを処方する、方法およびシステム。 これは、試験群のゴルフボールをプロファイリングし、主観的インプットと客観的測定値に相関するスケール値を割り当てるのに使用される、ゴルフボール適合値スケールを指定することによって達成される。 このゴルフボールプロフィールは、参照テーブルまたはデータベースに保存され、本発明の方法およびシステムによって定量または計算されるボール適合値と比較される。 これらは比較され、もっとも緊密なマッチが、推薦ボールと判断される。 本発明は、主観的基準のみに基づく推薦;客観的基準のみに基づく別の推薦;および、主観的基準と客観的基準の複合に基づく、さらに別の推薦、を考慮の対象とする。 これは、これら複数のボール適合値の単純平均として計算されてもよいし、あるいは、試験条件または主観的基準の微細調整によって指示される、重み付け平均として計算されてもよい。

    本発明の別局面は、全て同じスケールに相関する、複数の測定パラメータを使用することであり、これによって、試験群のボールプロフィールが図式的に表わされ、かつ、あるゴルファーのスウィングに対するボール適合値が図式的に表わされる。 これらのグラフ表現は比較されて、該ゴルファーのスウィングに一致する、もっとも近似的ボールプロフィールが決定される。 このようにして、ゴルファーがボール推薦を確認することができ、改善のための指導補助としても使用されるように、簡単に理解される結果が表示される。

    本発明の別局面では、上記分析を実行するためのプログラムを含むコンピュータまたはサーバーは、ゴルフボール適合試験においてもう一つのパラメータを設けるために、高度、気象、および天候条件などのゴルフコース情報を含むデータベースにアクセスするか、または連結される。

    本発明の他のシステム、方法、特徴、および利点は、当業者においては、下記の図面および詳細な説明を精査することによって明らかであるか、または明らかになろう。 そのような追加のシステム、方法、特徴、および利点は、全て、本説明およびその要約の中に含まれ、本発明の範囲内に納まり、かつ、後述の特許請求の範囲によって保護されることが意図される。
    本発明は、下記の図面と説明を参照するとさらによく理解することが可能である。 図面の成分は、必ずしも実尺に合致するものではなく、むしろ、本発明の原理の具体的例示に力点が置かれる。 さらに、図面では、同じ参照数字は、異なる外観図を通じて対応部分を表示する。

    本発明によるゴルフボール適合分析法およびシステムの、全体プロセスのフローダイアグラムである。

    このプロセスにおいて収集されるゲーム情報のタイプのフローダイアグラムである。

    このプロセスにおいて収集されるボール嗜好情報のタイプのフローダイアグラムである。

    試験群のゴルフボールを等級分け、またはプロファイリングするためのパラメータを含む表である。

    本発明によるゴルフボール適合工程を実行するコンピュータディスプレイの例示のスクリーン画面である。

    ゴルファーの接触情報スクリーンの例示のスクリーン画面である。

    ゲームおよびボール嗜好情報を収集するための質問表の、例示スクリーン画面である。

    得られたスウィングデータを示す、ドライバー試験の例示のスクリーン画面である。

    得られたスウィングデータを示す、打撃角度試験の例示のスクリーン画面である。

    推薦ゴルフボールを示す、例示のスクリーン画面である。

    11Aは、図4の表にしたがって等級分けされた試験群におけるボールAのプロフィールの図式表現である。 11Bは、図4の表にしたがって等級分けされた試験群におけるボールBのプロフィールの図式表現である。 11Cは、図4の表にしたがって等級分けされた試験群におけるボールCのプロフィールの図式表現である。 11Dは、ゴルファーのスウィングデータの図式表現である。

    ゴルフ適合分析システムの模式図である。

    本発明のゴルフ適合分析法の概観を図1に示す。 簡単に言うと、本発明は、主観的基準、客観的基準、および主観的および客観的基準の両方を用いる複合的適合値を用いて計算される、ボール適合値に相関する、三つのゴルフボール推薦種を提供する。 図1では、ダイアグラムのセクション100は、本法の主観的基準部分を表し、セクション200は、本法の客観的基準部分を表す。 中央において、主観的および客観的適合値を用いて、複合適合値を計算する。 全体として、本発明の目論見は、ゴルフボール適合試験の定量分析のための道を切り拓くために、ゴルファーのゲームに対する主観的パラメータ、および、調査の設問に対する回答までも定量化しようと試みることである。

    ボール適合値とは、あるゴルフボールでプレイすることがどのくらい難しいか、または易しいかを定量化するために、本法のために工夫された1から5段階のスケールに基づく構成値である。 この1から5段階のスケールは、ゴルフボールのパラメータ:ドライバースピン、スウィングの一貫性、サイドスピン、打撃角度、および上昇角度と共に図4に示される。 これらのパラメータは、本明細書の後で詳述されるように、簡単に測定される客観的パラメータである。 主観的基準までも可能な程度にまで定量化するために、プレイすることが比較的困難な1から、プレイすることが比較的易しい5の範囲を持つ、このスケールが本明細書を通じて使用される。

    特に図1について述べると、インプット102は、質問表、または何らかの種類の調査を用いてゴルファーのゲーム情報を収集することを表す。 図2は、インプット102のための可能な設問を表す詳細ダイアグラムであって、三つのセクション:プレイの頻度およびコース成分104、ゲームの一貫性成分106、およびスコア成分108に分けられる。 もっとも定量化され易い成分は、ゲーム一貫性成分106およびスコア成分108である。 これらの成分を定量化するためには、恐らく5階級の練度、例えば、ビギナー、素人(高ハンディキャップ)、中間(中ハンディキャップ)、上級またはスクラッチ(低ハンディキャップ)、およびプロに基づく1から5段階スケールに相関する範囲を持つ、参照テーブルまたはデータベースの使用が可能と考えられる。 これらの基準は、ゴルファーが、設問に対して情報を提供するが、例えば、平均スコアについて何の確認も取られないという意味で主観的と考えられる。 インプット102において成分を定量化するために、他にも様々な、1から5段階スケールを運用する方法の使用が可能である。

    プレイおよびコース成分104では、もっとも高頻度にプレイされるコース、および実際にプレイされるコースは、必ずしも等級分けまたはスケール分類の対象にはならないが、ゴルフボール適合試験のための追加パラメータとして使用することが可能と考えられる。 インターネットの天候ウェブサイトによるリアルタイムの天候条件への参照を、本ゴルフボール適合法における別のインプットとして、ゴルフコースデータベースの中に組み込むことを可能とする、コースの気象および高度条件を含むゴルフコースデータベースも、創出しようと思えば創出可能であると考えられる。 気象、高度、および天候は、ゴルフボールのプレイ振りを条件づけるものであるから、これらを考慮に入れるゴルフボール推薦は、本システムおよび方法と一体化させることが可能と考えられる。 これはさらに、馴れないコースでプレイするために移動する予定を持つゴルファーにとって有用である可能性がある。 例えば、ゴルファーのホームコースはオハイオにあるが、移動してデンバーのような、より高い土地でプレイすることが要求される場合、それに合わせたゴルフボール推薦が次に求められよう。 同様に、ゴルファーのホームコースは、ヒューストンのような雨の多い、湿った気候にあるが、移動してツーソンのような乾燥気候の中でプレイすることを要求される場合、それに合わせたゴルフボール推薦が次に求められよう。 この調整は、プレイの予定コースが入力されるか、要求されるかした場合にのみ起動される別出力であってもよい。

    図1では、インプット110は、ゴルファーのボール嗜好情報の収集を表し、その詳細は、図3に示される。 ボール嗜好は、ドライバー/ウッド、アイアン、およびウェッジにおけるパフォーマンスとして分類される。 これらのパフォーマンス基準は、ゴルファーの嗜好にのみ関連するので純粋に主観的である。 これらの基準に対しては、恐らく、高ハンディキャップゴルファーが何を好むか、対、低ハンディキャップゴルファーが何を好むかに関連して嗜好を分類することによって、1から5段階スケールが適用される。 例えば、ウェッジに関しては、低ハンディキャップゴルファーは、より多くのスピンを好むと考えられる。 なぜなら、そのような上級ゴルファーは、望みのスピンを付与するように自らのスウィングを調節することが可能だからである。 したがって、ウェッジにおいて高スピンを求める嗜好は、比較的プレイするのが難しく、本発明のスケールにおいて1、または1により近くランクされるゴルフボールと相関すると考えられる。 スケールを適用するもう一つの例は、ドライバー/ウッド、およびアイアンにおける飛球に対してである。 この場合、上級ゴルファーは、より操作可能なボールを好むのに対し、一方、高ハンディキャップゴルファーは、より直線的飛球を好む傾向がある。 これは、それらのゴルファーが持つコントロールレベルに帰着するので、飛球においてより操作性を求める嗜好は、よりプレイすることが困難であり、したがって、本スケールにおいて1であるか、または1により近いボールであると考えられる。

    同様に、三つ全てのタイプのクラブにおけるゴルフボールの感触についても、柔軟度と難度の間の相関を等級分けするのにスケールを用いることが可能である。 これは、ゴルフボールの感触およびゴルファーの個人的嗜好が主観的性質を帯びるために、理論的には必然的に不完全な相関となる。 ゴルフボールの柔軟感触と、難度の間の相関の不完全は対処することが可能であり、ボール適合データを収集するにつれて、時間をかけて繰り返し分析し、多くのゴルファーがどのようにして自らの嗜好に注目するのかを決定し、かつ、それらの嗜好を、同じゴルファーのスウィング、スコア、および他のデータと比較することによって解決することが可能である。 先ず、一方法は、距離、および他の補償的特徴を獲得するために、低ハンディキャップゴルファーは、比較的堅い感触を好む高ハンディキャップゴルファーに比べ、比較的柔らかい感触を好むと仮定することが可能である。 したがって、この1から5段階スケールにおいて、より柔軟な感触を求める嗜好は、1か、または1により近く、より堅い感触を求める嗜好は、5か、または5により近い。 しかしながら、考慮の対象とされるもう一つの方法は、ハンディキャップとは無関係に、高いクラブヘッドスピードを持つゴルファーは、より堅いボールを好む可能性がある、なぜなら、高速のクラブヘッドは、「柔らかい」ボールをあまりに圧縮するので、そのゴルファーにはあまりにも柔弱な感触を与える可能性があると仮定することである。 相関に関する仮定が、ハンディキャップではなくクラブヘッドスピードに基づく場合、1から5段階スケール上では、より柔らかい感触を好む嗜好は、5か、または5により近く、堅い感触を求める嗜好は、1か、または1により近い。 実際、ゴルフボールの感触を等級分けしたり、評価することは、ハンディキャップおよびクラブヘッドスピードなどの要因、すなわち、その相関が、ボール適合プロセスを完了した、比較的大きなサンプルサイズのゴルファー達から得られるデータを分析することによって平均化され、情報化される要因同士の融合である可能性がある。 どのような調査にも言えることであるが、設問それ自体ばかりでなく、設問の順序、およびそれらの配列などの微妙な点に対しても目配りをしながら結果を精査することによって、ボール適合分析にとってもっとも有用な回答を得るために質問表をどのように改善したらよいかについても貴重な洞察が得られる。

    本スケールを用いる、これらのボール評価基準のいずれにおいても、範囲は、任意の適切な等級分類において1から5の間に分割され、ゴルファーの嗜好は、当該技術分野における一般的理解にしたがって相関される。

    図2および3は、ボール適合プロセスの主観的部分、および、1から5段階スケールによるその定量化を取り扱う。 その際、数値を平均して、主観的基準に基づくボール適合値を計算することが可能である。 単純平均は考慮の対象とされるが、方法が発達し、基準が微調整されるにつれて、基準の重み付け平均を用いることも、本発明の意図の範囲内に納められる。

    次に、計算されるボール適合値は、ボール試験群のボールプロフィールと相関させられる。 さらに、図4の表と同じ、1から5段階の難度スケールを用いて、ボールプロフィールまたは等級が計算される。

    本法では、図4の表に示すものと同様の、少なくとも五つの分類を用いて、ゴルフボールを等級分け、または特徴分類する。 これらのパラメータの理解は当業者の認識範囲内に十分納まるが、完全を期すため、それぞれについて手短に説明をここで行う。

    ドライバースピンとは、衝撃時ボールに付与されるバックスピンを指す。 高スピンゴルフボールは、空中にあるとき多量のボールスピンを生ずるように設計される。 高スピンボールは、衝撃時のバックスピンによってより長い飛距離を生ずるが、フェアウェイでは大きなランを与えない。 しかしながら、高スピンボールは、グリーン上では有利である。 なぜなら、熟練ゴルファーは、望みのスピンを付与するにはどのようにボールを叩けばよいかを知っているので、これによって、僅かではあるがより多くのコントロールを得ることができるからである。 高スピンボールは、一般に、これらの特徴を生かすことのできる比較的低いハンディキャップの層によって使用される。 このスペクトラムの他端には、特に、空中移動時のスピン量を最小とするように設計される、低スピンゴルフボールがある。 これらの低スピンボールは、サイドスピンの排除を助ける。 これは、ボールをスライスまたはフックする機会を抑えることを意味する。 低スピンボールは、空中を比較的真っ直ぐ飛ぶ傾向を持つが、高スピンボールほど遠くまで飛ばない場合が多い。 これは、ボールが着地すると若干補償される。 なぜなら、このボールはより遠くまで転がり、スピンバックすることがないからである。 低スピンボールは、比較的高いハンディキャップを持つプレイヤーのために設計される。 なぜなら、このボールでは、空中における比較的真っ直ぐな打球、および、フェアウェイにおける転がり移動が可能とされるからである。 中等スピンゴルフボールは、この高および低スピンボールの間の隙間を埋めるもので、感触と距離の両方を最適化するように設計される。 中等範囲のハンディキャップを持つゴルファーは、これらのボールが、距離とコントロールの間の適切な妥協点を提供するものと判断する可能性が高い。 スピンとの関連で言うと、図4に見られるように、ゴルファーは、ボールにスピンを付与するのがどれくらい易しいかに応じて、プレイするのが難しいボール、またはプレイするのが易しいボールと呼ぶ。 高スピンボールは、一般にプレイするのが比較的難しいと見なされ、低スピンボールは、プレイするのが比較的易しいと考えられる。

    スウィングパラメータの一貫性とは、単純に、同じ飛距離およびコントロールを実現するのに、あるボールが、プレイヤーのスウィングがきわめて一貫することを要求するかどうか、または、プレイヤーのスウィングの一貫性に対して比較的寛容であるかどうか、を指す。

    サイドスピンパラメータは、ゴルフボールの同じ特徴が関与するという意味で、ドライバースピンパラメータと結びつく。 高スピンボールは、サイドスピンを付与することが比較的容易である。 これは、ボールをスライスまたはフックする機会が増すことを意味する。 低スピンボールは、比較的スピンさせにくく、したがって、スライス性またはフック性打ち込みに対して比較的寛容である。

    打撃角度は、クラブヘッドが、ゴルフボールに向かって移動し、接触する際に描く、クラブヘッド軌道の角度を表す。 打撃角度は、ゴルファースウィングの力学測定によって定量される。 参照点として、大抵のゴルフ教程は、打撃のゼロ角度を、クラブヘッドが、衝撃時、グラウンドに対し等高に移動することを意味するものとする。 これは時に、打撃スウィープ角度とも呼ばれる。 ゴルファーのスウィングは、正の打撃角度を生ずる場合の方がはるかに多い、すなわち、ボールの下に移動し、衝撃によって打ち上げることが多く、あるいは、負の打撃角度を生じ、すなわち、ゴルフボールに向かって打ち下ろし、衝撃後ボールの下に移動する。 したがって、ドライバーでは、「比較的平坦な」スウィングの方が、一般に、距離および正確性の両方を向上させる。 浅い打撃角度は、比較的スピンの少ない、よりしっかりしたボール打撃をもたらし、比較的長く、真っ直ぐなショットを生じる。 ディボットは、ゴルファーが、アイアンで打つ場合に、その打撃角度を見直す一つの方法となる。 なぜなら、浅い打撃角度で打つゴルファーは、一般に、浅いディボットを残すが、一方、急峻な打撃角度で打つゴルファーは、一般に、より深いディボットを残すからである。 ツアープレイヤーなどの熟練プレイヤーでは、一般に、打撃角度は浅く、比較的ハンディキャップの高いプレイヤーでは、一般に、打撃角度はより急峻である。 ゴルフボールは、図4の範囲に示すように、これらのスウィング力学の補償を助長するように設計される。

    打ち上げ条件とは、ボールが、衝撃時、どのようにクラブフェースから離れるかを指す。 距離に関して、問題となるのは三つの打ち上げ条件:(i)どのくらい速くボールが飛ぶか、初期速度、(ii)どのくらいのバックスピンをボールが持つか、ドライバースピン率、および、(iii)上向きの角度、上昇角度、である。 初期速度は、クラブヘッドスピードに依存し、後者は、ある程度はスウィング力学に依存し、ある程度はゴルファーの強度に依存する。 研究によって、ある任意のクラブヘッドスピードにおいて、距離を最大にするのに最適なドライバースピン率および上昇角度が存在することが示されている。 距離は、上昇角度が高ければ高いほど、バックスピンが小さければ小さいほど増大する。 上昇角度は、平線の上の角度で測定されるが、図4を参照すると、任意の打撃において、衝撃によってより高く上昇するように設計されるボールの方が、低い上昇角度を持つボールよりもプレイし易いボールであると考えられる。

    これらのパラメータを用いて、試験群のボールを、図4に示すように、1から5段階スケールにそって評価または等級分けする。 分かり易くするために、本出願では、試験群には3個のボール:ボールA、ボールB、およびボールCがあること、かつ、それぞれ異なるプロフィールを持つことを仮定する。 これら五つのパラメータに基づく試験群のプロフィールを、それぞれ、図11A、11B、および11Cに図式的に示す。 これらの図式は、コンピュータモニターに表示させてもよい。 各プロフィールの周囲の、波状の境界線は、図が、コンピュータディスプレイの一部にあることを示すことを意図している。

    試験群のボールに対し数値を割り当てるには、ある程度の主観性が必然的に入ることになるが、ボールプロフィールは、メーカーまたは他の専門家によって完成され、次いで、データベースまたは参照テーブルに保存され、そのため、ボール適性試験員または検査者は、ボール相関または推薦種に到達するのにまったく主観的判断を要することがないようにすることも考えられる。 これは、練度の不適切な試験員、または十分な知識が無い試験員が、プレイヤーに対し誤った推薦種を提供する問題に対処するものである。 同じスケールにおいて専門的に準備された一組のボールプロフィールが提供されるので、どのようなプロショップまたは小売店員であっても、余分なトレーニングおよび監視を最小に留めたままで、本法およびシステムを使用することが可能となる。 このため、ボール適合プロセスが、現在可能な状態よりももっと広く行うことが可能となり、そのため、より多くのゴルファーが、自らのゲームを分析してもらって適正なボール適合を取得することを可能とする。

    再び図1を参照すると、右側セクションは、ゴルフボール適合分析のための、客観的または測定可能インプットであるインプット200を示す。 ゴルファーにスウィングをさせて、種々の機械を用いて、その力学およびボール打撃を測定しながら、一連のスウィングデータ試験を実行することが可能である。 現在考えられているように、スウィングデータを集めるためにドライブ試験が実行される。 第2のインプットボックスに見られるように、クラブの打撃角度を測定するために、もう一つのスウィングデータ試験が行われる。 さらに、収集が考慮されるもう一組のデータがあり、第3インプットボックスにおいてゴルファーの「スウィングプリント」と命名され、これは、ゴルファーのスウィング力学を捕捉しようとする試みである。 ゴルファーのスウィングプリントを定めるために使用することが可能なパラメータの例としては、特に、打ち上げ条件、打撃角度、体重移動、グリップ圧、スウィングテンポ、クラブヘッドスピードが挙げられるが、ただしこれらに限定されない。 これらは、種々のデバイスによって測定することが可能であり、そのデータは、ボール適合プロセスに入力される。 このインプットデータは全て、客観的基準に基づくボール適合値を計算するために、コンピュータに入力されるか、または、直接測定値を中継する測定デバイスから自動集約されて、コンピュータに送られる。 保存されるボールプロフィールを用いてボール適合値を推薦ゴルフボールに相関させるために、同じ相関工程が主観的計算においても使用される。 次に、ゴルファーには、これらの測定データに基づいて試験群の中から推薦ボールが与えられる。

    図1の中央部分には、主観的計算および客観的計算によるボール適合値を用いて、ボール適合複合値を計算する本発明の別局面が示される。 これは、二つの適合値の単純平均であってもよいし、あるいは、本法が、あるパラメータを含むように、または排除するように発達するにつれて、かつ、ボール適合による総合的向上を予測させる点で、あるパラメータが、他のパラメータよりもより重要性が高いか、または低いことが判明するにつれて、判断することが可能となる、重み付け平均値であってもよい。 この複合ボール適合値は、試験群の、保存されるボールプロフィールと比較され、もっとも高近似のものに対して相関が計算されて推薦ボールを決定する。 この方法によって、ゴルファーには少なくとも三つのアウトプットが与えられる:主観的情報に基づく推薦、客観的情報に基づく推薦、および、主観的および客観的基準の複合に基づく推薦である。 結果は、三つの全ての推薦において同じボールであることが可能であるが;三つの計算のそれぞれについて異なるボールが推薦されることも同様に可能である。 より高頻度に起こる可能性のあるもう一つの可能性は、あるボールが、ボール適合値の内の二つに相関し、別のボールが、第3のボール適合値に相関する場合である。

    ここで図5-10を参照すると、本法のコンピュータプログラムについて、コンピュータディスプレイの、いくつかの例示のスクリーン画像が示される。 図5は、オペレータが、新規プレイヤーまたは既存プレイヤーのどちらかを選択することが可能な、例示の進入画面である。 コンピュータマウスで選ぶことによってこれらの選択肢の一方が選択されると、接触情報画面が現れる、図6。 既存プレイヤーを選んだ場合、プレイヤーのファーストネーム(名前)およびラストネーム(姓)、または他の、何かの特定情報フィールド、例えば、e-メールアドレスを入力すると、残りのフィールドが自動的に充填されることが考えられる。 さらに、既存プレイヤーは、コンピュータデータベース、または、取り外し可能な媒体の上に自分のプロフィールを保存させ、コンピュータは、この情報を取り出し、接触情報を満たすことも考えられる。 接触情報が入力されるか、充填された後、オペレータが、"Next"アイコンを選ぶと、図7のような質問表画面が出現する。 この見本の質問表は、図1のダイアグラムの主観的部分を表す各種インプットを示す。 インプットフィールドであるフィールドもあれば、クリックおよびドラッグフィールドであるフィールドもある。 後者では、例えば、卵形アイコンを、図示の直線またはスケールにそってドラッグして配置させることが可能である。 これらは、1から5段階スケールに相関される。 さらに、このタイプのインプットは、ポインターおよびカーソルによる相互作用の外に、直接コンピュータディスプレイにおいてタッチスクリーンインターフェイスを介して実行することも可能である。

    図面には、一つの見本の質問表が示されるが、質問表情報は、複数スクリーン、またはその他の種類の入力方法を用いて収集することが可能である。

    ボール適合プロセスの質問表部分の後、ゴルファーは、各種測定器具が使用のために配置される、特に準備された区域においてスウィングを実行することによって、客観的インプットに関して試験される。 図8および9のスウィングデータスクリーン画像は、データを取得し、それを、試験の進行につれて画面に表示する、打ち上げモニターなどの装置を用いることによって生成される。 一つの試験は、図8に示すようなドライバースウィングに関するもので、もう一つの試験は、図9に示すような打撃角度に関するものである。 スウィングデータのグラフ表示を用いて、ゴルファーに対し、彼のスウィングの視覚的相関および推薦ボールを提供することが可能である。

    本説明の都合のために、試験群のボールは、3個:ボールA、ボールB、およびボールCから成る。 図4に示す1から5段階スケールに基づくこれらのボールのプロフィールは、それぞれ、図11A、11B、および11Cに図式的に表され、5本の軸の中心はゼロである。 図において見られるように、このようにして描かれるパラメータのグラフ表示は、これらのボールについて独特の形状、および可能な特定符号を提供する。 このスケールに基づくボール性能プロフィールは、該ボール独特のものであり、指紋(フィンガープリント)、すなわちボール適合プリントに擬らえることが可能である。 ゴルファーに対し、本ボール適合法の結果を表示する、一つの可能な方法として、図11Dに見られるようなスウィング試験のグラフ表示を用いて、試験群のボールとの相関を示すことが考えられる。 この場合、これらのボール適合プリントが、コンピュータディスプレイにおいて、一緒に、または重ねて表示されたならば、図11BのボールBが、ゴルファーのボール適合プリント図11Dに対しもっとも近似的形状を持つことを容易に見て取ることができよう。 このようにすれば、客観的基準に基づいて測定された対象ゴルファーのスウィングにとって、何故、ボールBが推薦ボールになるのか、その理由が、該ゴルファーにとって簡単に理解されるやり方で視覚的に実証されることになろう。 ゴルファーのスウィングデータに関する、このようなグラフ表現はさらに、該ゴルファーのスウィングおよびゲームにおける改善の余地を示すので、教程補助としても役立つことが考えられる。

    図10に見られるように、結果画面の見本スクリーン画像は、本実施例では、ボールBが、複合計算に基づく推薦ボールであることを示す。 ボールCは、質問表の結果である。 ボールBはまた、スウィングデータ試験の結果でもある。 図10に示す回答画面に加えて、前述の、図11A-11Dに示す比較のグラフ表示は、役に立ち、表示に有用であろうと考えられる。

    もちろん他のグラフ表示も可能であり、かつ、本発明の意図の中に完全に納まる。 例えば、ボールプロフィールに対する適合、または適合近似を示すに当たって、五つのパラメータは、棒グラフで表すことも可能であるし、さらにゴルファーのスウィングも棒グラフで表すことが可能である。 本出願では、五つのパラメータを示し、詳細に論じたけれども、ボール適合値を計算し、その結果をグラフ表示するに当たって、五つよりも少数の、または多数のパラメータを使用することも可能である。 さらに、上に詳細に論じたスケールは、1から5までの数値範囲を持つが、それよりも少ないか、または多い段階を持つように、すなわち、異なる数値範囲を持つようにスケールを修飾することも本発明の範囲内にある。 それとは別に、スケールは、アルファベットスケール、またはカラースケール、またはその他のタイプのスケールであってもよく、数字スケールに限定されない。 本発明は、主観的基準の定量化、それを、専門家または知識を有する人に実行させること、そして、その結果の保存に関する。

    図12は、本発明のボール適合法を実行するシステムの模式図である。 該システムは、インプットを収集し、本明細書において論じた計算を実行するためのソフトウェアを動かすコンピュータ300を含む。 コンピュータ300は、有線的または無線的に、各種測定装置、例えば、打ち上げモニター302、レーダースウィングスピード検出器304、運動捕捉デバイス306、または、任意の数の、そのようなデバイスに機能的に接続される。 クラブの打撃角度および上昇角度を捕捉するために、パットモニターを使用することも可能と考えられる。 ゴルファーの客観的データを収集するために、他の、様々な光学的、写真的、赤外線、強磁性、またはレーザーセンサーまたは測定デバイスの使用も全て考慮の対象とされる。

    本法のためのソフトウェアは、孤立型汎用コンピュータ300の上で走らせることが可能であるが、同時に、コンピュータ300は、インターネットに接続されるサーバーであってもよいし、あるいは、該ソフトウェアが搭載されるか、または宿主とされる場所から離れて、オンラインで、または、遠隔的に本法を使用するための端末であってもよい。 コンピュータはさらに、キーボード、マウス、および、ディスプレイカードによって制御されるモニターを含んでもよい。 コンピュータはさらに、ハードディスク、または、他の、固定式の、高密度媒体ドライブ、および、取り外し可能な媒体ドライブであって、ディスクなどの取り外し可能な磁気・光学媒体が、挿入され、読み出しおよび/または書き込みされるドライブを含んでもよい。 これらの個別成分は、適切なデバイス-バスを用いて接続される。 コンピュータはさらに、インプット、中間計算、および必要に応じて選択される見積もり価格のいずれかの印刷リストを提供するために、プリンター(図示せず)に接続されてもよい。 図12に示すシステム中に存在する、コンピュータ読み取り可能な媒体の例としては、メモリー、ハードディスク、および取り外し可能な媒体が挙げられる。 本発明は、コンピュータ読み取り可能な媒体の内のいずれか一つ、またはそれらの組み合わせの上に保存され、コンピュータハードウェアを制御し、コンピュータとユーザー間の相互対話を可能とするソフトウェアを含む。 ソフトウェアは、ただしこれらに限定されないが、デバイスドライバー、オペレーティングシステム、およびユーザーアプリケーションを含んでもよい。 コンピュータ読み取り可能な媒体はさらに、必要に応じて選択される見積もり価格を計算するための、本発明のコンピュータプログラム産物を含む。 さらに、ゴルファーのインプットおよび情報を保存するために、コンピュータ300と共にフラッシュメモリー308などの取り外し可能な媒体デバイスの使用も可能であることが考えられる。 これによって、ゴルファーは、しばらく経過した後、自らのゲームが時間と共にどのように変化したかを判断するために再評価することが可能とされる。 これによってさらに、ゴルファーは、異なる高度および気候を持つ異なる場所でプレイする場合、保存データに対しそれらのインプットを変えるだけで、その地でプレイする準備を整えることが可能とされる。 さらに、移動または転居の場合には、その情報の携帯も可能となると考えられる。

    取り外し可能なメモリーは、フラッシュメモリーとして描かれているが、他のタイプの媒体、例えば、磁気デバイス、光学デバイスなども、本発明の範囲内に入る。

    本法はさらに、より広い競技選手のデータ保存、分析、および抽出システムの一部となることも可能であると考えられる。 すなわち、そのゲームに適した新規装備を推薦するよう、その人口動態統計およびゲーム統計が、各種プログラムによる見直しまたは分析のために保存されるシステムである。 このようなプログラムまたはデータは、スマートフォンなどの携帯デバイス、または、その他のパソコン装置の上で走らせることが可能であろうと考えられ、その場合、互いの承認を得た後にデータを見直しするユーザー同士によってデータが共有される可能性がある。 プライバシーに対する保護策も、本発明の意図の範囲内にあると考えられる。

    本発明について種々の実施態様が記載されたわけであるが、この説明は、限定的なものではなく例示的であることを意図するものであって、本発明の範囲内において、さらに多くの実施態様および実行例が可能であることは当業者には明白であろう。 したがって、本発明は、添付の特許請求の範囲およびその等価物に徴する場合を除いて、限定されてはならない。 さらに、添付の特許請求の範囲内においても種々の修飾および改変を実行することが可能である。

    100 主観的基準 102 インプット 104 プレイの頻度およびコース成分 106 ゲームの一貫性成分 108 スコア成分 110 インプット 200 客観的基準 300 コンピュータ 302 打ち上げモニター 304 レーダースウィングスピード検出器 306 運動捕捉デバイス 308 フラッシュメモリー

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