シャフト保持装置

申请号 JP2017548254 申请日 2016-02-12 公开(公告)号 JP2018508293A 公开(公告)日 2018-03-29
申请人 デザインリンクス・プロダクツ,エルエルシー; 发明人 オーム,ブライアン・エム; ファリス,ジェレミー・エム; コーター,マイケル・エイ; シャナハン,ダニエル; ナワ,ニコラス・ジェイ;
摘要 シャフト保持装置は、上部と、底部と、上部及び底部の間を延びる中心軸と、を有する本体を有する。中心軸に沿って測定される本体の長さは中心軸に直交して測定される最大寸法よりも大きい。複数のスロットが、本体によって形成され、各々はその内部に開放可能にシャフトを固定するように構成される。複数のスロットの各々は、中心軸から離間し且つ中心軸と概して平行な軸を有する。複数のスロットの各々は、本体の側部に沿って開口し、中心軸と直交する平面に関して得られる本体の長さに沿った各断面に関して、複数のスロットの各々の開口の各内側円周方向幅は、複数のスロットの各々の直径よりも小さい。【選択図】図2B
权利要求

上部と、底部と、前記上部及び前記底部の間を延びる中心軸と、を有する本体であって、前記中心軸に沿って測定される前記本体の長さは前記中心軸に直交して測定される最大寸法よりも大きい、本体と、 前記本体によって形成される複数のスロットであって、各々はその内部に開放可能にシャフトを固定するように構成され、前記複数のスロットの各々は、前記中心軸から離間し且つ前記中心軸と概して平行な軸を有し、前記複数のスロットの各々は、前記本体の側部に沿って開口し、前記中心軸と直交する平面に関して得られる前記本体の長さに沿った各断面に関して、前記複数のスロットの各々の開口の各内側円周方向幅は前記複数のスロットの各々の直径よりも小さい、スロットと、を有するシャフト保持装置。請求項1に記載されたシャフト保持装置において、 前記本体は、コアと、前記コアに取り付けられた外側スリーブと、を含む、シャフト保持装置。請求項2に記載されたシャフト保持装置において、 前記外側スリーブは、エラストマー材料を含む、シャフト保持装置。請求項2に記載されたシャフト保持装置において、 前記コアは、複数のアームを有し、前記複数のアームの各々は、前記複数のスロットの二つの隣接するスロット間に径方向に延びる、シャフト保持装置。請求項4に記載されたシャフト保持装置において、 前記複数のアームの各々は、前記複数のアームの各々の円周方向幅が縮小されることを許容するための分割指端部を含む、シャフト保持装置。請求項2に記載されたシャフト保持装置において、 前記コアは、前記外側スリーブの内側で互いに結合する上半及び下半を含み、前記コアの前記上半は、前記外側スリーブの上部から部分的に延び、前記コアの前記下半は、前記外側スリーブの底部から部分的に延びる、シャフト保持装置。請求項2に記載されたシャフト保持装置において、 前記外側スリーブは、前記複数のスロットを含み、三つの平面に関して対称であり、前記三つの平面の各々は、互いに直交する、シャフト保持装置。請求項1に記載されたシャフト保持装置において、 前記本体は、前記底部を通じて延び、且つ前記複数のスロットよりも前記中心軸に径方向に近く位置決めされる少なくとも一つの開口を含む、シャフト保持装置。請求項8に記載されたシャフト保持装置において、 前記少なくとも一つの開口内に開放可能に取り付けるように構成されたスパイクを含み、前記スパイクは、前記少なくとも一つの開口に取り付けられたとき前記中心軸に概して平行であり、前記スパイクは、前記複数のスロットの一つに開放可能に固定されるように構成される、シャフト保持装置。請求項8に記載されたシャフト保持装置において、 前記少なくとも一つの開口の各々は、ゴルフティーを開放可能に保持するように構成される、シャフト保持装置。請求項1に記載されたシャフト保持装置において、 ゴルフボールマーカーであって、前記本体の前記上部が前記ゴルフボールマーカーを受けるように構成された凹部を含む、ゴルフボールマーカーと、 前記凹部内で前記本体に取り付けられ、前記ゴルフボールマーカーを開放可能に保持するように構成された磁石と、を含む、シャフト保持装置。請求項11に記載されたシャフト保持装置において、 前記凹部内で前記本体に取り付けられ、ストラップループを前記本体に開放可能に取り付けるように構成されたねじ式インサートを有する、シャフト保持装置。請求項1に記載されたシャフト保持装置において、 前記本体は、前記複数のスロットの各々の間に、圧縮可能な空間を形成する、シャフト保持装置。請求項1に記載されたシャフト保持装置において、 前記複数のスロットの各々の直径及び前記複数のスロットの各開口部の外側円周方向幅は、前記本体の前記上部と前記底部の間の前記本体の中央部における対応する寸法よりも、前記本体の前記上部及び前記底部に向かって大きい、シャフト保持装置。請求項1に記載されたシャフト保持装置において、 前記本体の前記上部及び前記底部に開放可能に結合するキャリーストラップを有する、シャフト保持装置。請求項1に記載されたシャフト保持装置において、 前記本体の前記長さは、6インチ(15.24センチメートル)よりも小さく、その最も外側の直径は2.5インチ(6.35センチメートル)よりも小さい、シャフト保持装置。請求項1に記載されたシャフト保持装置において、 前記本体は、前記上部と前記底部との間の中心に向かって径方向内側に先細になる、シャフト保持装置。請求項1に記載されたシャフト保持装置において、 前記複数のスロットは、前記中心軸周りで均等に離間した6つのスロットを含む、シャフト保持装置。上部と、底部と、前記上部及び前記底部の間を延びる中心軸と、を有する本体であって、前記中心軸に沿って測定される前記本体の長さは前記中心軸に直交して測定される最大寸法よりも大きく、前記本体は、エラストマー材料を含み且つ前記上部と前記底部との間で中心に向かって径方向内側に先細になる、本体と、 前記本体によって形成される複数のスロットであって、各々はその内部に開放可能にシャフトを固定するように構成され、前記複数のスロットの各々は、前記中心軸から離間し且つ前記中心軸と概して平行な軸を有し、前記複数のスロットの各々は、前記本体の側部に沿って開口し、前記中心軸と直交する平面に関して得られる前記本体の長さに沿った各断面に関して、前記複数のスロットの各々の開口の各内側円周方向幅は前記複数のスロットの各々の直径よりも小さく、前記複数のスロットの各々の直径及び前記複数のスロットの各開口部の外側円周方向幅は、前記本体の前記上部と前記底部の間の前記本体の中央部における対応する寸法よりも、前記本体の前記上部及び前記底部に向かって大きい、スロットと、 前記本体を通じて延びるコアであって、前記コアの上半は、前記外側スリーブの前記上部から部分的に延び且つ前記コアの下半は、前記外側スリーブの前記底部から部分的に延び、前記コアは複数のアームを含み、前記複数のアームの各々は前記複数のスロットの二つの隣接するスロット間に径方向に延び、前記複数のアームの各々は前記複数のアームの各々の円周方向幅が縮小されることを許容するための分割指端部を含む、コアと、を有するシャフト保持装置。上部と、底部と、前記上部及び前記底部の間を延びる軸と、を有する本体と、 前記本体によって形成され、その内部に開放可能にシャフトを固定するように構成された少なくとも一つのスロットであって、前記少なくとも一つのスロットは、前記本体の前記軸から離間し且つ前記本体の前記軸と概して平行な軸を有し、前記少なくとも一つのスロットは、前記本体の側部に沿って開口し、且つ前記少なくとも一つのスロットの直径よりも小さい内側円周方向幅を有し、前記少なくとも一つのスロットの直径及び前記少なくとも一つのスロットの外側円周方向幅は、前記本体の前記上部と前記底部の間の前記本体の中央部における対応する寸法よりも、前記本体の前記上部及び前記底部に向かって大きい、スロットと、を有するシャフト保持装置。

上部と、底部と、前記上部及び前記底部の間を延びる中心軸と、を有する本体であって、前記中心軸に沿って測定される前記本体の長さは前記中心軸に直交して測定される最大寸法よりも大きい、本体と、 前記本体によって形成される複数のスロットであって、各々はその内部に開放可能にシャフトを固定するように構成され、前記複数のスロットの各々は、前記中心軸から離間し且つ前記中心軸と概して平行な軸を有し、前記複数のスロットの各々は、前記本体の側部に沿って開口し、前記中心軸と直交する平面に関して得られる前記本体の長さに沿った各断面に関して、前記複数のスロットの各々の開口の各内側円周方向幅は前記複数のスロットの各々の直径よりも小さい、スロットと、を有し、 前記本体は、コアと、前記コアに取り付けられた外側スリーブと、を含み、 前記コアは、複数のアームを有し、前記複数のアームの各々は、前記複数のスロットの二つの隣接するスロット間に径方向に延び、 前記複数のアームの各々は、前記複数のアームの各々の円周方向幅が縮小されることを許容するための分割指端部を含む、シャフト保持装置。上部と、底部と、前記上部及び前記底部の間を延びる中心軸と、を有する本体であって、前記中心軸に沿って測定される前記本体の長さは前記中心軸に直交して測定される最大寸法よりも大きい、本体と、 前記本体によって形成される複数のスロットであって、各々はその内部に開放可能にシャフトを固定するように構成され、前記複数のスロットの各々は、前記中心軸から離間し且つ前記中心軸と概して平行な軸を有し、前記複数のスロットの各々は、前記本体の側部に沿って開口し、前記中心軸と直交する平面に関して得られる前記本体の長さに沿った各断面に関して、前記複数のスロットの各々の開口の各内側円周方向幅は前記複数のスロットの各々の直径よりも小さい、スロットと、を有し、 前記本体は、コアと、前記コアに取り付けられた外側スリーブと、を含み、 前記コアは、前記外側スリーブの内側で互いに結合する上半及び下半を含み、前記コアの前記上半は、前記外側スリーブの上部から部分的に延び、前記コアの前記下半は、前記外側スリーブの底部から部分的に延びる、シャフト保持装置。請求項1に記載されたシャフト保持装置において、 前記外側スリーブは、エラストマー材料を含む、シャフト保持装置。請求項2に記載されたシャフト保持装置において、 前記コアは、複数のアームを有し、前記複数のアームの各々は、前記複数のスロットの二つの隣接するスロット間に径方向に延びる、シャフト保持装置。請求項4に記載されたシャフト保持装置において、 前記複数のアームの各々は、前記複数のアームの各々の円周方向幅が縮小されることを許容するための分割指端部を含む、シャフト保持装置。請求項1に記載されたシャフト保持装置において、 前記外側スリーブは、前記複数のスロットを含み、三つの平面に関して対称であり、前記三つの平面の各々は、互いに直交する、シャフト保持装置。請求項1に記載されたシャフト保持装置において、 前記本体は、前記底部を通じて延び、且つ前記複数のスロットよりも前記中心軸に径方向に近く位置決めされる少なくとも一つの開口を含む、シャフト保持装置。請求項7に記載されたシャフト保持装置において、 前記少なくとも一つの開口内に開放可能に取り付けるように構成されたスパイクを含み、前記スパイクは、前記少なくとも一つの開口に取り付けられたとき前記中心軸に概して平行であり、前記スパイクは、前記複数のスロットの一つに開放可能に固定されるように構成される、シャフト保持装置。請求項7に記載されたシャフト保持装置において、 前記少なくとも一つの開口の各々は、ゴルフティーを開放可能に保持するように構成される、シャフト保持装置。請求項1に記載されたシャフト保持装置において、 ゴルフボールマーカーであって、前記本体の前記上部が前記ゴルフボールマーカーを受けるように構成された凹部を含む、ゴルフボールマーカーと、 前記凹部内で前記本体に取り付けられ、前記ゴルフボールマーカーを開放可能に保持するように構成された磁石と、を含む、シャフト保持装置。請求項10に記載されたシャフト保持装置において、 前記凹部内で前記本体に取り付けられ、ストラップループを前記本体に開放可能に取り付けるように構成されたねじ式インサートを有する、シャフト保持装置。請求項1に記載されたシャフト保持装置において、 前記本体は、前記複数のスロットの各々の間に、圧縮可能な空間を形成する、シャフト保持装置。請求項1に記載されたシャフト保持装置において、 前記複数のスロットの各々の直径及び前記複数のスロットの各開口部の外側円周方向幅は、前記本体の前記上部と前記底部の間の前記本体の中央部における対応する寸法よりも、前記本体の前記上部及び前記底部に向かって大きい、シャフト保持装置。請求項1に記載されたシャフト保持装置において、 前記本体の前記上部及び前記底部に開放可能に結合するキャリーストラップを有する、シャフト保持装置。請求項1に記載されたシャフト保持装置において、 前記本体の前記長さは、6インチ(15.24センチメートル)よりも小さく、その最も外側の直径は2.5インチ(6.35センチメートル)よりも小さい、シャフト保持装置。請求項1に記載されたシャフト保持装置において、 前記本体は、前記上部と前記底部との間の中心に向かって径方向内側に先細になる、シャフト保持装置。請求項1に記載されたシャフト保持装置において、 前記複数のスロットは、前記中心軸周りで均等に離間した6つのスロットを含む、シャフト保持装置。上部と、底部と、前記上部及び前記底部の間を延びる中心軸と、を有する本体であって、前記中心軸に沿って測定される前記本体の長さは前記中心軸に直交して測定される最大寸法よりも大きく、前記本体は、エラストマー材料を含み且つ前記上部と前記底部との間で中心に向かって径方向内側に先細になる、本体と、 前記本体によって形成される複数のスロットであって、各々はその内部に開放可能にシャフトを固定するように構成され、前記複数のスロットの各々は、前記中心軸から離間し且つ前記中心軸と概して平行な軸を有し、前記複数のスロットの各々は、前記本体の側部に沿って開口し、前記中心軸と直交する平面に関して得られる前記本体の長さに沿った各断面に関して、前記複数のスロットの各々の開口の各内側円周方向幅は前記複数のスロットの各々の直径よりも小さく、前記複数のスロットの各々の直径及び前記複数のスロットの各開口部の外側円周方向幅は、前記本体の前記上部と前記底部の間の前記本体の中央部における対応する寸法よりも、前記本体の前記上部及び前記底部に向かって大きい、スロットと、 前記本体を通じて延びるコアであって、前記コアの上半は、前記外側スリーブの前記上部から部分的に延び且つ前記コアの下半は、前記外側スリーブの前記底部から部分的に延び、前記コアは複数のアームを含み、前記複数のアームの各々は前記複数のスロットの二つの隣接するスロット間に径方向に延び、前記複数のアームの各々は前記複数のアームの各々の円周方向幅が縮小されることを許容するための分割指端部を含む、コアと、を有するシャフト保持装置。請求項2に記載されたシャフト保持装置において、 前記外側スリーブは、エラストマー材料を含む、シャフト保持装置。

说明书全文

関連出願の相互参照 [0002]本出願は、2015年2月13日に出願された「シャフト保持装置」のタイトルの米国仮特許出願番号62/115,645号の利益を主張し、その全体が参照によりここに組み込まれる。

[0003]本発明は、概して、ゴルフクラブ等の細長い部材を固定して運ぶための装置及び方法に関する。

[0004]品物の組は、しばしば、その品物をまとめて輸送できるように、ケース、容器、又はバッグに入れられた状態にされる必要がある。例えば、ゴルフクラブは典型的にゴルフバッグにおおざっぱに保管され、運ばれる。しかしながら、ゴルフバッグはかさばり、容易には運ばれず又は保管されない。また、ゴルフバッグは、車のトランク等のスペースに容易に納まらないことがあり、また、限られた数のクラブのみが必要とされる状況には必要ではないかもしれない。さらに、都市的な環境又は公共輸送機関において、ゴルフバッグに入れたクラブを屋内のゴルフセンタ又はゴルフ練習場に運ぶのは、困難か又は現実的ではないことがあり得る。

[0005]限られた数のゴルフクラブが使用されるとき、例えばアプローチショットのためにカートにバッグを置いておく、又はバッグを置いておく他の状況において、クラブは、しばしば、使用者の手でおおざっぱに運ばれる。ゴルフクラブをおおざっぱに運ぶか保管することは、心地よくなく、落ち着かないことがある。容器に入れられていないゴルフクラブは、落とされたり、無くしたり、又は誰か若しくは何かにぶつかる傾向があり、クラブの一つが使用されている間は追加のクラブをグラウンドに置くか又は物体に立て掛けなければならない。

[0006]限られた数のクラブを保持するための現行製品が存在する。例えば、限られた数のクラブを運ぶ小さな「サンデーバッグ」がある。しかしながら、バッグの中では、クラブは完全に固定されていないことがあり、クラブにアクセスするためにはバッグが開閉されなければならず、バッグはさらに相当な重量を追加する。

[0007]限られた数のクラブを保持するためのラック又はスタンドもある。しかしながら、ラックはクラブを固定せず、携帯性を許容しないし、携帯用スタンドは、効果的な保管、組織化、又はクラブの運搬ができない。クラブを運ぶための携帯性で折り畳み可能なラックは、重く、また、使用し難く且つ組み立て難くなり得る複数のピースであり得る。

[0008]さらに、販売場所では、ゴムバンド及びフックループストラップが、ゴルフクラブを固定するために時々使用される。しかしながら、バンドとストラップは、クラブの二つの端部に対して使用されなくてはならず、それらは容易に壊れやすく、クラブに容易にアクセスできない。ストラップの面ファスナーは、掃除し難く、摩滅し得る。また、単一のクラブにアクセスするため、バンドとストラップは、取り外され又は開かれなくてはならず、全てのクラブを緩めることになる。素早くクラブにアクセスすることは、プレーのペースが重要なときには危機的になり得る。

[0009]したがって、ゴルフクラブ等の細長いアイテムを固定し且つ運ぶための改善された装置及び方法が望まれる。

[0010]一実施形態では、上部と、底部と、前記上部及び前記底部の間を延びる中心軸と、を有する本体であって、前記中心軸に沿って測定される前記本体の長さは前記中心軸に直交して測定される最大寸法よりも大きい、本体と、前記本体によって形成される複数のスロットであって、各々はその内部に開放可能にシャフトを固定するように構成され、前記複数のスロットの各々は、前記中心軸から離間し且つ前記中心軸と概して平行な軸を有し、前記複数のスロットの各々は、前記本体の側部に沿って開口し、前記中心軸と直交する平面に関して得られる前記本体の長さに沿った各断面に関して、前記複数のスロットの各々の開口の各内側円周方向幅は前記複数のスロットの各々の直径よりも小さい、スロットと、を有するシャフト保持装置が存在する。

[0011]一実施形態では、前記本体は、コアと、前記コアに取り付けられた外側スリーブと、を含む。一実施形態では、前記外側スリーブは、エラストマー材料を含む。一実施形態では、前記コアは、複数のアームを有し、前記複数のアームの各々は、前記複数のスロットの二つの隣接するスロット間に径方向に延びる。一実施形態では、前記複数のアームの各々は、前記複数のアームの各々の円周方向幅が縮小されることを許容するための分割指端部を含む。一実施形態では、前記コアは、前記外側スリーブの内側で互いに結合する上半及び下半を含み、前記コアの前記上半は、前記外側スリーブの上部から部分的に延び、前記コアの前記下半は、前記外側スリーブの底部から部分的に延びる。一実施形態では、前記外側スリーブは、前記複数のスロットを含み、三つの平面に関して対称であり、前記三つの平面の各々は、互いに直交する。

[0012]一実施形態では、前記複数のスロットは第1スロットであり、前記本体は前記底部を通じて延び且つ前記複数のスロットよりも前記中心軸に径方向に近く位置決めされた少なくとも一つの第2スロットを含む。さらなる実施形態においては、前記少なくとも一つの第スロット内に開放可能に取り付けるように構成されたスパイクを含み、前記スパイクは、前記少なくとも一つの第スロットに取り付けられたとき前記中心軸に概して平行である。一実施形態では、前記少なくとも一つの第スロットの各々は、ゴルフティーを開放可能に保持するように構成される。さらなる実施形態では、シャフト保持装置は、ゴルフボールマーカーであって、前記本体の前記上部が前記ゴルフボールマーカーを受けるように構成された凹部を含む、ゴルフボールマーカーと、前記凹部内で前記本体に取り付けられ、前記ゴルフボールマーカーを開放可能に保持するように構成された磁石と、を含む。一実施形態では、シャフト保持装置は、前記凹部内で前記本体に取り付けられ、ストラップループを前記本体に開放可能に取り付けるように構成されたねじ式インサートを有する。

[0013]一実施形態では、前記本体は、前記複数のスロットの各々の間に、圧縮可能な空間を形成する。一実施形態では、前記複数のスロットの各々の直径及び前記複数のスロットの各開口部の外側円周方向幅は、前記本体の前記上部と前記底部の間の前記本体の中央部における対応する寸法よりも、前記本体の前記上部及び前記底部に向かって大きい。さらなる実施形態では、シャフト保持装置は、前記本体の前記上部及び前記底部に開放可能に結合するキャリーストラップを有する。一実施形態では、前記本体の前記長さは、6インチ(15.24センチメートル)よりも小さく、その最も外側の直径は2.5インチ(6.35センチメートル)よりも小さい。一実施形態では、前記本体は、前記上部と前記底部との間の中心に向かって径方向内側に先細になる。一実施形態では、前記複数のスロットは、前記中心軸周りで均等に離間した6つのスロットを含む。

[0014]一実施形態では、上部と、底部と、前記上部及び前記底部の間を延びる中心軸と、を有する本体であって、前記中心軸に沿って測定される前記本体の長さは前記中心軸に直交して測定される最大寸法よりも大きく、前記本体は、エラストマー材料を含み且つ前記上部と前記底部との間で中心に向かって径方向内側に先細になる、本体と、前記本体によって形成される複数のスロットであって、各々はその内部に開放可能にシャフトを固定するように構成され、前記複数のスロットの各々は、前記中心軸から離間し且つ前記中心軸と概して平行な軸を有し、前記複数のスロットの各々は、前記本体の側部に沿って開口し、前記中心軸と直交する平面に関して得られる前記本体の長さに沿った各断面に関して、前記複数のスロットの各々の開口の各内側円周方向幅は前記複数のスロットの各々の直径よりも小さく、前記複数のスロットの各々の直径及び前記複数のスロットの各開口部の外側円周方向幅は、前記本体の前記上部と前記底部の間の前記本体の中央部における対応する寸法よりも、前記本体の前記上部及び前記底部に向かって大きい、スロットと、前記本体を通じて延びるコアであって、前記コアの上半は、前記外側スリーブの前記上部から部分的に延び且つ前記コアの下半は、前記外側スリーブの前記底部から部分的に延び、前記コアは複数のアームを含み、前記複数のアームの各々は前記複数のスロットの二つの隣接するスロット間に径方向に延び、前記複数のアームの各々は前記複数のアームの各々の円周方向幅が縮小されることを許容するための分割指端部を含む、コアと、を有するシャフト保持装置が存在する。

[0015]一実施形態では、上部と、底部と、前記上部及び前記底部の間を延びる軸と、を有する本体と、前記本体によって形成され、その内部に開放可能にシャフトを固定するように構成された少なくとも一つのスロットであって、前記少なくとも一つのスロットは、前記本体の前記軸から離間し且つ前記本体の前記軸と概して平行な軸を有し、前記少なくとも一つのスロットは、前記本体の側部に沿って開口し、且つ前記少なくとも一つのスロットの直径よりも小さい内側円周方向幅を有し、前記少なくとも一つのスロットの直径及び前記少なくとも一つのスロットの外側円周方向幅は、前記本体の前記上部と前記底部の間の前記本体の中央部における対応する寸法よりも、前記本体の前記上部及び前記底部に向かって大きい、スロットと、を有するシャフト保持装置が存在する。

[0016]前述の要約、及び以下のシャフト保持装置の実施形態の詳細な説明が、例示の実施形態の添付された図面と共に読まれたときにより理解される。しかしながら、本発明は示される正確な配置及び手段に限定されるものではないことが理解されるべきである。

[0017]図面において、

[0018]図1は、複数のゴルフクラブを保持して示される本発明の例示的な実施形態によるシャフト保持装置の斜視図である。

[0019]図2A及び図2Bは、それぞれ図1のシャフト保持装置の上部及び底部斜視図である。

[0019]図2A及び図2Bは、それぞれ図1のシャフト保持装置の上部及び底部斜視図である。

[0020]図2C−図2Hは、それぞれ図1のシャフト保持装置の右、正面、左、後ろ、上、底の側面図である。

[0020]図2C−図2Hは、それぞれ図1のシャフト保持装置の右、正面、左、後ろ、上、底の側面図である。

[0020]図2C−図2Hは、それぞれ図1のシャフト保持装置の右、正面、左、後ろ、上、底の側面図である。

[0020]図2C−図2Hは、それぞれ図1のシャフト保持装置の右、正面、左、後ろ、上、底の側面図である。

[0020]図2C−図2Hは、それぞれ図1のシャフト保持装置の右、正面、左、後ろ、上、底の側面図である。

[0020]図2C−図2Hは、それぞれ図1のシャフト保持装置の右、正面、左、後ろ、上、底の側面図である。

[0021]図2Iは、ボールマーカーが除去された状態の図1のシャフト保持装置の上部斜視図である。

[0022]図3A−図3Cは、シャフト保持装置にゴルフクラブを挿入する方法を図示している図1のシャフト保持装置の略図である。

[0022]図3A−図3Cは、シャフト保持装置にゴルフクラブを挿入する方法を図示している図1のシャフト保持装置の略図である。

[0022]図3A−図3Cは、シャフト保持装置にゴルフクラブを挿入する方法を図示している図1のシャフト保持装置の略図である。

[0023]図4は、図1のシャフト保持装置の分解側面図である。

[0024]図5は、図1のシャフト保持装置の側底断面斜視図である。

[0025]図6は、外側スリーブが除去された状態で示される図1のシャフト保持装置のコアの分解斜視図である。

[0026]図7は、5つのシャフトが挿入され1つのシャフトが除去された状態で示される図1のシャフト保持装置の上部断面図である。

[0027]図8は、複数のゴルフティーが底部に取り付けられた状態で示される図1のシャフト保持装置の底部斜視図である。

[0028]図9A及び図9Bは、それぞれ、スパイクが取り外された位置及び取り付けられた位置で示される図1のシャフト保持装置の斜視図である。

[0028]図9A及び図9Bは、それぞれ、スパイクが取り外された位置及び取り付けられた位置で示される図1のシャフト保持装置の斜視図である。

[0029]図10は、ボールマーカーが除去され且つアタッチメントアダプタが取り付けられた状態で示される図1のシャフト保持装置の上部斜視図である。

[0030]図11A及び図11Bは、それぞれ、ハンドストラップが両端に取り付けられた状態で示される図1のシャフト保持装置の底部及び上部斜視図である。

[0030]図11A及び図11Bは、それぞれ、ハンドストラップが両端に取り付けられた状態で示される図1のシャフト保持装置の底部及び上部斜視図である。

[0031]図12A及び図12Bは、それぞれ、ショルダストラップが両端に取り付けられた状態で示される図1のシャフト保持装置の底部及び上部斜視図である。

[0031]図12A及び図12Bは、それぞれ、ショルダストラップが両端に取り付けられた状態で示される図1のシャフト保持装置の底部及び上部斜視図である。

[0032]図13A及び図13Bは、それぞれ、ショルダストラップ取付アクセサリが取り外された位置及び取り付けられた位置で示される図1のシャフト保持装置の斜視図である。

[0032]図13A及び図13Bは、それぞれ、ショルダストラップ取付アクセサリが取り外された位置及び取り付けられた位置で示される図1のシャフト保持装置の斜視図である。

[0033]図14A−図14Hは、それぞれ本発明の他の一つの例示的な実施形態によるシャフト保持装置の底部正面斜視図、底部後部斜視図、左側面図、右側面図、正面図、上面図、底面図である。

[0033]図14A−図14Hは、それぞれ本発明の他の一つの例示的な実施形態によるシャフト保持装置の底部正面斜視図、底部後部斜視図、左側面図、右側面図、正面図、上面図、底面図である。

[0033]図14A−図14Hは、それぞれ本発明の他の一つの例示的な実施形態によるシャフト保持装置の底部正面斜視図、底部後部斜視図、左側面図、右側面図、正面図、上面図、底面図である。

[0033]図14A−図14Hは、それぞれ本発明の他の一つの例示的な実施形態によるシャフト保持装置の底部正面斜視図、底部後部斜視図、左側面図、右側面図、正面図、上面図、底面図である。

[0033]図14A−図14Hは、それぞれ本発明の他の一つの例示的な実施形態によるシャフト保持装置の底部正面斜視図、底部後部斜視図、左側面図、右側面図、正面図、上面図、底面図である。

[0033]図14A−図14Hは、それぞれ本発明の他の一つの例示的な実施形態によるシャフト保持装置の底部正面斜視図、底部後部斜視図、左側面図、右側面図、正面図、上面図、底面図である。

[0033]図14A−図14Hは、それぞれ本発明の他の一つの例示的な実施形態によるシャフト保持装置の底部正面斜視図、底部後部斜視図、左側面図、右側面図、正面図、上面図、底面図である。

[0033]図14A−図14Hは、それぞれ本発明の他の一つの例示的な実施形態によるシャフト保持装置の底部正面斜視図、底部後部斜視図、左側面図、右側面図、正面図、上面図、底面図である。

[0034]図15A及び図15Bは、それぞれ開位置及び閉位置で示される本発明の他の一つの例示的な実施形態によるシャフト保持装置の斜視図である。

[0034]図15A及び図15Bは、それぞれ開位置及び閉位置で示される本発明の他の一つの例示的な実施形態によるシャフト保持装置の斜視図である。

[0035]図16A−図16Bは、それぞれ本発明の他の一つの例示的な実施形態によるシャフト保持装置の上面図および斜視図である。

[0035]図16A−図16Bは、それぞれ本発明の他の一つの例示的な実施形態によるシャフト保持装置の上面図および斜視図である。

[0036]図17A−図17Bは、それぞれ本発明の他の一つの例示的な実施形態によるシャフト保持装置の上面図および側面図である。

[0036]図17A−図17Bは、それぞれ本発明の他の一つの例示的な実施形態によるシャフト保持装置の上面図および側面図である。

[0037]図18A−図18Bは、それぞれ本発明の他の一つの例示的な実施形態によるシャフト保持装置の上面図および側面図である。

[0037]図18A−図18Bは、それぞれ本発明の他の一つの例示的な実施形態によるシャフト保持装置の上面図および側面図である。

[0038]図19A−図19Bは、それぞれ本発明の他の一つの例示的な実施形態によるシャフト保持装置の上面図および側面図である。

[0038]図19A−図19Bは、それぞれ本発明の他の一つの例示的な実施形態によるシャフト保持装置の上面図および側面図である。

[0039]図20A−図20Bは、それぞれ本発明の他の一つの例示的な実施形態によるシャフト保持装置の上面図および側面図である。

[0039]図20A−図20Bは、それぞれ本発明の他の一つの例示的な実施形態によるシャフト保持装置の上面図および側面図である。




[0040]図1を参照すると、全体として10で指定される、本発明の例示的なシャフト保持装置が、各々がシャフト40を有する一組のゴルフクラブと共に使用されて示される。本開示の一実施形態によれば、ゴルフクラブのシャフト等のシャフト40を保持するためのシャフト保持装置10は、片手で容易に運ばれる能を有し、各シャフト40が構造内にぴったりフィットするように構成される一又は複数のスロットを有する。シャフト保持装置10は、スペースを節約し且つユーザの片手で運搬することを許容しながら、運搬又は保管のためにシャフト40を固定するために使用され得る。以下のさらなる説明で議論されるように複数のスロットを有するように構成されるとき、シャフト保持装置10は、他のシャフト40を固定したままにしながら、一つのシャフト40にアクセスでき、使用可能にするように構成される。シャフト保持装置10は、異なる長さ及び直径を有する様々なシャフト40を運ぶように構成され得る。シャフト保持装置10は、シャフト40の重心の近位(ゴルフクラブのクラブヘッドの近位)でシャフト40と結合するように構成され得、ユーザはシャフト保持装置10無しでシャフト40を握る傾向がある。


[0041]本開示の実施形態は、シャフト保持装置10を使用するゴルファーに対していくつかの利点を提供し得る。例えば、ユーザは、複数のゴルフクラブを、複数のクラブでアプローチする間に、ゴルフ練習場に、又は都市的な状況に、より容易に運ぶことができる。シャフト保持装置10により、スペースが限られたとき、ユーザはより容易且つ安全にゴルフクラブを保管し且つ組織化することができる。


[0042]ゴルフのとき、一部のゴルファーは、グリーンの近くにあるボールにアプローチするとき、パターウェッジ、及び場合によっては他のクラブを持っていく。ゴルファーは、組織化されていない態様ですぐにクラブを保持して試さなければならないかもしれない。いったん彼らがグリーンにチップショットで乗せたら、ゴルファーはパターの間、グラウンドにいくつかのクラブを置かなければならない。これにより、クラブヘッドは濡れ、忘れられてグリーンの近くで無くすことさえある。一部の実施形態において、シャフト保持装置10は、グリップが乾燥するのに十分なようにそれらを支えることによりグリップを乾燥した状態に維持し、且つ/又は自身でクラブが鉛直に立つようにすることができる(図1)。シャフト保持装置10は、明るい色又はホールが完了した後にユーザにクラブを拾うことを視覚的に思い出させる色を含み得る。シャフト保持装置10はまた、ゴルフバッグ内での素早いアクセス及び組織化のために、クラブをまとめるのに組織化され且つ簡単な方法を提供し得る。


[0043]シャフト保持装置10はまた、輸送されている間、クラブが一緒にガチャガチャすることを避けるのを手助けし得る。シャフト保持装置10は、ティー、ゴルフグローブ、ボール、又は望まれ得る他のアイテム等のアクセサリを保持するための機構をも含み得る。チップ及びパットコースに特に仕立てられたシャフト保持装置10は、2又は3のクラブ、ゴルフグローブ、ボールマーカー、及びティーを保持するスロットを提供し得る。そのような装置は、ゴルファーのクラブ及びアクセサリを組織化された状態に維持し、コースを通じて容易にアクセス可能にすることで、プレーのペースを増大させ得る。


[0044]シャフト保持装置10は、運搬の間最適な重量バランスのためにクラブのヘッド近くでクラブをしっかりと保持し、全体的に平坦な表面上に3又はそれ以上のクラブを垂直に立たせることができる。シャフト保持装置10は、2−6つのクラブ等の複数のクラブの片手での運搬を可能にし得る。シャフト保持装置10は、より快適な片手での運搬を可能にするために、中央部に向かって先細になり得る。シャフト保持装置10は、シャフト40に対するシャフト保持装置10の長手方向が素早い組立を可能にするのに問題にならないように、中心軸に直交する中央部周りで概して対称であり得る。


[0045]シャフト保持装置10の様々な実施形態及び形状が、小売り又は博覧会の状況においてそのようなアイテムの展示のために使用され得る。シャフト保持装置10は、販売されるクラブのセットが付属され得る。例えば、博覧会において、卸売販売業者は、アイアンのセットを販売し、それらをまとめて保持するためにゴムバンドで包む。シャフト保持装置10は、クラブの組をよりよく保持するだけでなく、輸送のための運搬グリップも提供し、卸売販売業者のロゴ及びブランドを宣伝するために使用され得る再使用可能なアイテムを卸売販売業者に提供し得る。


[0046]シャフト保持装置10は、他の産業及び計画に適合し得る。例えば、シャフト保持装置10は、フライ返し、トング、グリルフォーク、グリルブラシ、及び焼き串を含むグリル道具セットを運搬及び組織化するように構成され得る。シャフト保持装置10は、何らかの方法で焼き網をつかみ、焼き網から垂れ下がるように構成され得る。シャフト保持装置10は、代替的に、ビリヤードキュー、釣り竿、並びに/又はハイキング及びテントポールを保持するように構成され得る。


[0047]全体を通じて同様の参照符号が同様の要素を示す図面を詳細に参照すると、図2A—13Bに、例示的なシャフト保持装置10の追加的な図が示される。シャフト保持装置10の様々な実施形態が、図面に示される例示的な実施形態を参照して、以下さらに詳細に説明される。


[0048]図2A−2Hを参照すると、シャフト保持装置10は、上部12a及び底部12bを有する本体12と、上部12aと底部12bとの間を延在する中心軸A1とを含む。シャフト保持装置10は、中心軸A1に沿って測定される本体12の長さLが、中心軸A1と直交して測定される最大直径D1よりも大きくなるように、全体的に細長くされ得る。一実施形態では、本体12の長さLは、最も外側の直径D1よりも少なくとも2倍大きい。一実施形態では、本体12の長さLは約6インチ(15.24センチメートル)よりも小さく、最も外側の直径D1は約2.5インチ(6.35センチメートル)よりも小さい。一実施形態では、本体12の長さLはおよそ5.5インチ(13.97センチメートル)であり、最も外側の直径D1はおよそ約2.2インチ(5.588センチメートル)である。一実施形態では、本体12の長さLはおよそ5インチ(12.7センチメートル)からおよそ6インチ(15.24センチメートル)である。一実施形態では、最も外側の直径D1はおよそ約1インチ(2.54センチメートル)からおよそ3インチ(7.62センチメートル)である。本体12は、平均的な大人の男性の手のひらの幅よりもわずかに長くあり得る。一実施形態では、シャフト保持装置10はだいたいソーダ缶の大きさである。本体12は、上部12aと底部12bの間の中央部に向かって径方向内側に徐々に細くなり得る。一実施形態では、本体12の中央部に近い最も外側の直径D2は約2インチ(5.08センチメートル)であり、上部及び底部の端部12a,12bに近い最も外側の直径D1は約2.2インチ(5.588センチメートル)である。


[0049]本体12は、全体的に円筒の形状であり得る。一実施形態では、本体12は、全体的に双曲面形状である。一実施形態では、本体12は、全体的に砂時計形状である。本体12の先細形状は、特に小さい手のユーザに、グリップの改善を支援し得る。一実施形態では、本体12は、長方形、六柱、又は三角柱等の任意の所望の形状である。一実施形態では、本体12は、ユーザが片手でシャフト保持装置10を握るのを支援するために、凹み、リブ、隆起部を含む。本体12の側面の一又はそれ以上の部分は、ロゴ、メッセージ、イニシャル、並びに/又は、オーダーメード、宣伝、及び/若しくは装飾を許容する絵等のしるし12dを含み得る。一実施形態では、しるし12dは、例えば本体12の側部にスナップフィットする除去可能なプレートを含むことにより、交換可能である。


[0050]本体12は、各々がシャフト40をその内部に開放可能に固定するように構成された複数のスロット14を形成し得る(図1参照)。一実施形態では、各スロット14は、概して円形の断面を有する。スロット14は、開口部又は溝として交換可能にみなされ得る。複数のスロット14の各々は、中心軸A1から離間し且つ概して平行な軸A2を有し得る。一実施形態では、スロット14の軸A2は、中心軸A1に対して傾斜した角度であり得る。例えば、スロット14の軸A2は、シャフト保持装置10に取り付けられたときに互いに整合することになる太グリップ40bのための十分な余地があるように、本体12の底部12aよりも底部12bに向かって軸A1に開口がより近くなるように、中心軸A1に対して傾斜した角度であり得る。一実施形態では、その様な角度は、「概して平行」と考えられる。他の実施形態では、スロット14の軸A2は、中心軸A1と正確に平行である。複数のスロット14の各々は、シャフト40が各スロット14内に径方向に挿入され得るように、本体12の側部に沿って開口し得る。スロット14の開口14aは、シャフト40がスロット14内に挿入されることを許容するために開口14aが拡張しなければならないように、部分的に円周方向に閉じられ得る。別の言い方として、中心軸A1と直交する平面について得られる本体12の長さに沿った各断面にとって、複数のスロット14の各々の開口14aの各内側円周幅W1は、複数のスロット14の各々の直径D3よりも小さい。一実施形態では、開口14aの内側円周幅W1は、スロット14の長さに沿って概して一定である。一実施形態では、開口14aの内側円周幅W1は、およそ0.374インチ(およそ0.95センチメートル)である。開口14aの内側円周幅W1は、本体12の中央部に向かってわずかに先細になり得る。一実施形態では、開口14aの内側円周幅W1は、本体12の端部近くでおよそ0.349インチ(およそ0.8865センチメートル)から本体12の中央部に向かっておよそ0.304インチ(およそ0.7722センチメートル)にわずかに先細になる。


[0051]スロット14の形状は、シャフト40をシャフト保持装置10から取り除く偶発的な力以上を要求する頑丈な固定を形成するためにシャフト40周りにスナップフィットし得る。一実施形態では、一又はそれ以上のスロット14は、いったんスロット14内でシャフト40をさらに固定するためにシャフト40が配置されると、シャフト40の直径全体の周りでスロット14の少なくとも一部を閉じるフラップ又はラッチを含み得る。一実施形態では、本体の一つ又は両方の端部12a,12bは、ロッキング機構を有し得、このロッキング機構は、ロッキング機構が開放されない限り各スロット14の少なくとも一部分を閉じ且つスロット14内にシャフト40を保持するために、中心軸A1周りで回転される。


[0052]図2Bから図2Gを参照すると、スロット14は、シャフト40の挿入をより容易にし且つ改善された保持を可能にするように形作られ得る。開口部40の断面形状は、概してシャフト40に対応し得る。一実施形態では、各スロット14の直径D3は、本体12の上部12aと底部12bとの間の本体12の中央部における直径D4よりも、本体12の上部12a及び底部12bに向かって大きい(図2G及び図5参照)。一実施形態では、各スロット14は概して砂時計形状である。スロット直径D3、D4のこの先細、又は反対方向に広がるのは、スロット14内にシャフト40を保持し、且つ互いに異なる直径を有するシャフト40を収容する支援をし得る。一実施形態では、直径D3は、一端部の近くでおよそ0.380インチ(およそ0.965センチメートル)から、本体12の中央部近くでおよそ0.346インチ(およそ0.879センチメートル)の直径D4に先細になり、そして本体12の他方の一端部の近くでおよそ0.380インチ(およそ0.965センチメートル)の直径D3へ広がって戻る。シャフト40はスロット14の長さに沿ってスロット14全体と接触し得るが、シャフト40は、本体12の中央部に向かって最も堅く保持され得る。


[0053]一実施形態では、複数のスロット14の各々の開口14aの外側円周幅W2は、本体12の上部12a及び底部12bに向かって、本体12の上部12aと底部12bとの間の本体12の中央部におけるより大きくなる。一実施形態では、外側円周幅W2は、端部に向かっておよそ0.518インチ(およそ1.316センチメートル)であり、本体12の中央部に向かっておよそ0.374インチ(およそ0.950センチメートル)である。開口14aのこの先細、又は反対方向への広がりは、シャフト40を最初に受ける傾斜壁16をもたらし、シャフト40の残りの部分をスロット14内に留める前に、スロット14内にシャフトをガイドしてシャフト40の初期の挿入を可能にする(そして上述した広がるスロット14を有する実施形態にとって容易にする)支援をし得る。一実施形態では、傾斜壁16は、本体12の各端部の近くで、本体12の先細による中央部分よりも厚い。一実施形態では、開口部14の対向する傾斜壁16は、本体12の端部12a,12bに向かって互いに対して斜角にあり、本体12の中央部に向かって互いに対して全体的に平行である(図2I参照)。一実施形態では、傾斜壁16は、凸状に湾曲している。一実施形態では、傾斜壁16は平坦である。


[0054]本体12は、一又はそれ以上のスロット14を含み得る。例えば、本体12は、1,2,3,4,5,6,7,8,又はそれ以上のスロット14を含み得る。複数のスロット14は、中心軸A1周りに均等に離間し得る。以下で説明するように、他の実施形態では、スロット14は、本体12の一方の側に向かって非対称的に離間又はまとめられ得る。一実施形態では、複数のスロット14は、中心軸A1周りに均等に離間する。一実施形態では、各スロット14は互いに同一である。他の実施形態では、一又はそれ以上のスロット14は異なるサイズである。一実施形態では、6つのスロット14の内5つが同一であり、スロット14の1つが異なるサイズのシャフト40を固定するためにより大きい又はより小さい直径を有する。一実施形態では、異なるサイズのスロット14は、容易に特定されるように、色分けされる。例えば、小さい直径の開口部は、パター等の特定のクラブのために提供され得、パターが挿入されるべき場所を示すために、開口部を取り囲む壁は赤に色づけられ得、一方で本体12の残りは黒で色づけられる。


[0055]シャフト40が長手方向のどちらからもスロット14内に挿入され得るように、スロット14は両方の長手方向において概して同一の形状であり得る(例えば、図2Aの平面P1に関して対称)。そのような対称性により、ユーザは、シャフト保持装置10が適切に機能するためにシャフト40がシャフト保持装置10に対してある方向に行っていることを確認する必要なくシャフト保持装置10を使用することができる。一部の実施形態では、シャフト40は互いに同一の長手方向でシャフト保持装置10内に挿入される(図1参照)。シャフト保持装置10の一端部から延在するクラブヘッド40aの重量は、シャフト保持装置10の他端部から延在するより長いシャフトの重量と釣り合い得る。他の実施形態では、シャフト40は、互いに対して様々な方向で挿入され得る。そうすることはアセンブリの長さを増加させ得るが、ユーザは、クラブヘッド40aが互いに接触することを防止し又はシャフト保持装置10の各端部から延在する重量を釣り合わせるために、互いに対して様々な方向にクラブを挿入することを決定し得る。他の実施形態では、開口14は、先細のシャフト40をよりうまく収容するために、長手方向において非対称である(即ち、一端から他端へ先細になる)。


[0056]図3A−図3Cを参照すると、シャフト保持装置10のスロット14内にシャフト40を挿入する例示的な方法が図示されている。図3Aに示されるように、ユーザは、スロット14がそれらに対向した状態でシャフト保持装置10を片手で握り得る。ユーザはその後、シャフト40が中心軸A1に対して傾斜角にあるようにシャフト保持装置10の端部12aに向かってホーゼルに最も近いシャフト40の端部を挿入し得る。ユーザは、もう片方の手を使用して、シャフト40の一部をスロット内に押し込み、保持させ得る。図3Bを参照すると、シャフト40が中心軸A1と概して平行になり、シャフト40がスロット14内に完全に挿入されるまで、ユーザはシャフト保持装置10に向かってシャフトの残りの部分を枢動させ得る。一実施形態では、シャフト40はスロット14内に嵌まり込み、カチッと音を立てる。図3Cを参照すると、シャフト40がスロット14内に着座すると、ユーザは続いて、クラブヘッド40aが中心軸A1から径方向に離れる方向を向くまでシャフト40をスロット14の軸A2周りで捩じることができ、それによりクラブが垂直に立っているときに(図1参照)、クラブヘッド40aが他のクラブヘッドと接触せず、且つ/又はベースとして作用することを支援する。シャフト40をシャフト保持装置10から取り除くためには、ユーザは片手でシャフト保持装置10を握り、他方の手を使用してシャフト保持装置10からシャフトを引っ張ることができる。一実施形態では、シャフト40を開口14からシャフト保持装置の底部に向かって開放するために、シャフト40がシャフト保持装置の上部に対してシャフト保持装置10から枢動される。シャフト40は、シャフト40全体が開口14から開放されるまでさらに枢動され得る。


[0057]シャフト保持装置10の本体12は、シャフト40をスロット14内に挿入することで他のスロット14への衝撃を減少するように、複数のスロット14の各々の間で圧縮可能な空間を形成し得る。一実施形態では、本体12は、一体の物質片で形成される。開口間の圧縮を許容するために、中空の空間が隣接するスロット14間に設けられ得る。一実施形態では、本体12は、二つ又はそれ以上の部品が互いに結合して形成される。スペース及び又は内側フレーム又はコアは、スロット14がシャフト40をよりうまく保持すること、及び互いに独立して作動することができるようにし得る。例えば、本体12がスロット間に空間がない一体の物質片で形成される場合は、シャフト40を各スロット14内に挿入することは、各スロット14を拡張させ且つ一又はそれ以上の他のスロット14を圧縮し得、それにより5本のシャフト40が挿入された後、最後のシャフト40を六番目のスロット14内に挿入することが困難になる。


[0058]図4−7を参照すると、本体12はコア18と、コア18に取り付けられた外側スリーブ20と、を含み得る。コア18は、より柔らかい外側スリーブ20ために、より固いフレームを提供し得る。コア18は、外側スリーブ20よりも堅い材料から成り得、且つ/又は所定の領域に固さを追加するように構成され得る。コア18は、スリーブ20のデュロメータよりも高いデュロメータを有し得る。一実施形態では、外側スリーブ20は、エラストマー材料から成り得る。外側スリーブ20は、シリコーンゴムから成り得る。一実施形態では、外側スリーブ20は30−90Aのデュロメータを有する。一実施形態では、外側スリーブ20は65Aのデュロメータを有する。一実施形態では、コア18は、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)から成る。一実施形態では、コア18は、80−100Aのデュロメータを有する。一実施形態では、各スロット14は、外側スリーブ20の物質とは異なる物質で覆われ得る。例えば、各スロット14は、一層柔らかいエラストマー材料で覆われ得る。コア18及び外側スリーブ20は、互いへの各スロットの衝撃を除外又は低減するために各スロット14を隔離するように構成される。コア18は、シャフト40を各スロット内に保持することを支援するように構成され得る。外側スリーブ20は、シャフト40と直接的に係合するためのクッション及びより柔らかい材料を提供するように構成され得る。


[0059]図4を参照すると、コア18は、外側スリーブ20の内側で互いに結合する上半18aと下半18bから成り得る。コア18の上半18aと下半18bは、外側スリーブ20の一端部内に挿入され、嵌めこまれ、且つ/又は接着剤を使用して互いに結合され得る。コア18は、径方向に延びる溝18c及び突起18dを含み得る。径方向に延在する溝18c及び突起18dは、上半18aを下半18bに結合するために互いに部分的に重なり得る(図7参照)。溝18c及び突起18dはまた、コア18に径方向の強度を追加し得る。


[0060]図5を参照すると、コア18の上半18aが、外側スリーブ20の上部から部分的に延在し得、コアの下半18bが、外側スリーブ20の底部から部分的に延在し得る。コア18の一又は複数のアーム22が、外側スリーブ20の上縁部20aを越えて径方向及び長手方向に延在するように構成されるラッチ18eを含み得る。上縁部20aは、二つの隣接するスロット14の間に位置決めされ得る。一実施形態では、上縁部20aは軸方向に傾斜した表面を有する。一実施形態では、コア18は、スリーブ20の端部と概してぴったり重なる。一実施形態では、コア18は、スリーブ20端部内に長手方向に窪む。コア18の露出した部分は、ユーザにクラブの場所を気づかせることを支援するため及びクラブを紛失することを防止するために、容易に認識可能な端部キャップを形成する特徴的なマーク又は色を有し得る。コア18の露出された部分は、光源、暗闇で光るマーク、及び/又は衛星利用測位システム(GPS)、ブルートゥース、無線自動識別(RFID)、又は省電力広域ネットワーク(LPWAN)トラッカー等の追跡装置を含み得る。


[0061]図6を参照すると、コア18は、複数のアーム22を含み得る。各アーム22は、隣接するスロット14の間において長手方向に延在し且つコア18から径方向に突出し得る。各アーム22は、二つの長手方向に延在し且つ径方向に突出する指部22b,22cにアーム22を分裂させるスプリット22aを含み得、円周方向に収縮するために複数のアーム22の各々の円周幅W3(図7参照)を可能にする。各アーム22は、概してY型の断面を有し得る。一実施形態では、指部22b,22cは、スプリット22aを部分的に閉じるために各端部において互いに向かって円周方向に延在する。一実施形態では、各アーム22は、概して中空の端部を有する。一実施形態では、指部22b,22cは、パイ状又は三角形状の断面を有する中空部分を形成する。コア18は、概して円筒形状のベース18fを有し得、ベース18fからアーム22が延在する。一実施形態では、ベース18fは概して中空である。


[0062]一実施形態では、複数のスロット14を含む外側スリーブ20は、3つの平面P1,P2,P3に関して対称であり、3つの平面P1,P2,P3の各々は、互いに直交する(図2B参照)。一実施形態では、各端部の取り付け機構、複数のスロット14を除いて、シャフト保持装置10の全体は、3つの平面P1,P2,P3に関して対称であり、3つの平面P1,P2,P3の各々は、互いに直交する(図2B参照)。


[0063]図7を参照すると、シャフト40をスロットに挿入するとき、開口14aは、シャフト40のより大きい直径により円周方向に拡張される。開口14aが拡張するとき、アーム22のスプリット指部22b,22cは、その拡張にいくらかの抵抗を与えるが、アーム22が無い場合に比べてより大きな抵抗を備えつつ拡張を許容するために互いに対して収縮する。シャフト40がスロット内に挿入されると、アーム22はそれらの初期位置に向かって拡張して戻り、シャフト40をスロット14内に保持する支援をする。一実施形態では、内側指部22b,22cの支持とエラストマーの外側スリーブ20の可撓性との間の釣り合いのため、シャフト保持装置10は、自身の重さ又は小さな衝突のためにシャフト40が落ちるのを防止するために十分な退出力(exit force)を備えてほとんどのシャフト40を保持することができる。スロット14は、コア18の堅いアーム22により互いに隔離されているので、各スロットは、どれだけの数のシャフト40を収容しているかに関わらず所定の許容範囲内で、ユーザに対して概して一貫性のある進入/退出力を有する。隣接するスロット間のアーム22と隙間が省略された場合、シャフト保持装置10に挿入された最後のシャフト40は、シャフト保持装置10に挿入された最初のシャフト40よりも非常に大きな侵入/退出力を有し得る。隣接するスロット14間の隙間は、非常に様々なシャフト直径を許容し得る。スロット14は、互いに0.5インチ(1.27センチメートル)未満で異なる直径を有するシャフト40を固定し得る。一実施形態では、互いに0.4インチ(1.016センチメートル)未満で異なる直径を有するシャフト40を固定する。


[0064]本体12は任意の適切な材料から、任意の適切な製造プロセスから形成され得る。例えば、ここで説明されるシャフト保持装置10は、ゴム、プラスチック、又は他の鋳造可能な材料等の材料で作られ得る。一実施形態では、シャフト保持装置10は、コア18を組立て、且つ以下で説明する取り付け機構の一部を追加するように実行される追加的なプロセスとともに、二片の型として製造され得る。例示的な製造プロセスは、限定されないが、射出成形、共成形(co−molding)又は被覆成形(over−molding)、圧縮成形、及び押出成形又は共押出を含む。


[0065]本体12は、アクセサリをシャフト保持装置10に取り付けるための一又は複数の取付具を含み得る。シャフト保持装置10はゴルフバッグの代わりで、又はこれから離れて使用され得るので、取付具、ポケット、及びアタッチメントを有することは所定のアクセサリを運ぶのに便利であり得る。


[0066]図8を参照すると、本体12は、底部を通じて延在する少なくとも一つの開口24を含み得る。開口24は、複数のスロット14の各々よりも中心軸A1に径方向に近くに位置決めされ得る。一実施形態では、各開口24は、ゴルフティー26を開放可能に保持するように構成される。ゴルフティー26は、プレスフィットによりスロット24内に開放可能に取り付けられ得る。開口24は、ゴルフティー26を保持するのを支援するために、一つ又は複数の長手方向に延在し且つ径方向に突出する圧縮可能な頂部24aを含み得る。一実施形態では、3つの開口24が設けられ、中心軸A1周りに全体的に離間される。


[0067]図9A−9Bを参照すると、アタッチメントスパイク28が設けられ得る。スパイク28は、開口24内に開放可能にプレスフィットするサイズで構成される一又は複数の突起物(prong)又は突起(projection)28cを含み得る。一実施形態では、スパイク28は、概して均等に離間した三つの突起28cを含む。スパイク28は、グラウンドに挿入するための鈍い先端28aを有し、グラウンド表面Gに概して直角にシャフト保持装置10を支持し得る。スパイク28は、複数の溝28bを含み得る。溝28bは、グラウンドに垂直にスパイク28を維持する支援をし、必要とされる軽量化の材料量を低減し得る。一実施形態では、スパイク28は、約6インチ(約15.24センチメートル)から約12インチ(約30.48インチ)の長さである。スパイク28の本体は、スパイク28が使用されないときにスロット14の一つを使用して、シャフト保持装置10に取り付けられるように構成され得る。シャフト保持装置10は、特に3つ又はそれ以上のクラブヘッド40aがアセンブリをバランスさせる支援をし、三脚ベースを提供するために使用される場合には自立し得るが、スパイク28は、風の強い条件、起伏のある表面、及び/又はクラブヘッド40aが平坦なベースを提供しないとき(例えば二つのみのクラブを使用している)、追加的な支持を提供し得る。シャフト40を垂直に維持することは、クラブを配置すること、及びグリップ40bが汚れる又は濡れることを防止する支援をし得る。一実施形態では、ユーザは、スパイク28がシャフト20間に延びるように、アセンブリを輸送するときに底部12bにスパイクが取り付けられた状態でクラブに対してシャフト保持装置10をひっくり返し得る。


[0068]図2A及び2Iを参照すると、シャフト保持装置10は、本体12に開放可能に取り付けられたゴルフボールマーカー30を含み得る。本体12は、概してゴルフボールマーカー30を受け入れるようにサイズ決めされた凹部32を含み得る。凹部32は、取付表面32bと、さらに凹んだ表面32bを含み得る。取付表面32bは、ゴルフボールマーカー30を本体12に保持する磁石36を含み得る。さらに凹んだ表面32bは、ゴルフボールマーカー30がさらに凹んだ表面32bに渡って延在するゴルフボールマーカー30の領域内にゴルフボールマーカー30を押すことによって磁石36から開放され得るように、取付表面32bよりもさらに長手方向に本体内に設定され得る。さらに凹んだ表面32bの延在するゴルフボールマーカー30の領域内にゴルフボールマーカー30を押すことで、ゴルフボールマーカー30を磁石から開放するようにゴルフボールマーカー30が枢動し、ユーザがゴルフボールマーカー30の縁部を把持できるようにし得る。本体12は、ゴルフボールマーカー30を磁石から開放するためにゴルフボールマーカー30が押されるべき場所をユーザに示すために、さらに凹んだ表面32bの近くにしるし34を含み得る。さらに凹んだ表面32bは、以下で説明するように追加的なアクセサリを本体12に取り付けるためのねじ式インサート等の取付具38を含み得る。


[0069]図10を参照すると、ストラップ取付具42が本体12に結合され得る。一実施形態では、ストラップ取付具42は開放可能に本体12に取り付けられる。ストラップ取付具42は、シャフト保持装置10を運ぶ又は吊るためのキャリーストラップ(図11A−12B参照)を受け入れるように構成された開口44aを備えたフックループ(hook or loop)44を含み得る。ストラップ取付具42は、取付具38と結合するためのファスナー46を含み得る(図2I参照)。一実施形態では、ファスナー46は、取付具38の対応するねじと係合するねじを含み得る。


[0070]図11A及び11Bを参照すると、シャフト保持装置10と結合したハンドストラップ48が示される。ハンドストラップ48は、ストラップ取付具42に取り付けることにより本体12の上部12aと開放可能に結合し得る。一実施形態では、ハンドストラップ48は、クリップ50を介してストラップ取付具42に付着する。ハンドストラップ48は、本体12の底部12bから延在するフックループ52に取り付けることで、本体12の底部12bに開放可能に結合し得る。一実施形態では、フックループ52は、一又は複数の開口を有する突起である。ハンドストラップ48は、タイ54を使用してフックループ52に取り付けられ得る。タイ54は、フックループ52に結びつけられるか、ループされ得る。他の実施形態では、ハンドストラップ48は、上述したクリップ50と類似したクリップを使用して本体12の底部12bに取り付けられる。ハンドストラップ48は、本体12の上部12aから本体12の底部12bまで延在して、シャフト保持装置10を運搬する間ユーザの手のさらなる支持を提供するためにユーザの手の裏側に及び得る。ハンドストラップ48の長さは調節可能であり得る。ハンドストラップ48は、ゴルフティー26及びボールマーカー等のアクセサリを取り付けるためのポケット及び取付具62を含み得る。


[0071]図12A及び12Bを参照すると、シャフト保持装置10に結合されたショルダストラップ56が示される。ショルダストラップ56は、ストラップ取付具42に取り付けることにより本体12の上部12aと開放可能に結合し得る。一実施形態では、ショルダストラップ54は、クリップ50を介してストラップ取付具42に付着する。ショルダストラップ56は、本体12の底部12bから延在するフックループ52に取り付けることで、本体12の底部12bに開放可能に結合し得る。一実施形態では、フックループ52は、一又は複数の開口を有する突起である。ショルダストラップ56は、タイ54を使用してフックループ52に取り付けられ得る。タイ54は、フックループ52に結びつけられるか、ループされ得る。他の実施形態では、ショルダストラップ56は、上述したクリップ50と類似したクリップを使用して本体12の底部12bに取り付けられる。ショルダストラップ56は、本体12の上部12aから本体12の底部12bまで延在して、シャフト保持装置を伝統的なゴルフバッグと同様に運搬できるようにユーザの肩に及び得る。ショルダストラップ56の長さは調節可能であり得る。ショルダストラップ56は、ゴルフグラブ、タオル、帽子、ゴルフボール、電話、財布、鍵、ゴルフティー26、及びボールマーカー30等のアクセサリを収容及び取付け、又は収容するための、一又は複数のポケット58、リング60、又は取付具62を含み得る。


[0072]図13A及び13Bを参照すると、シャフト保持装置10と共に使用するためのストラップ取付アクセサリ64が提供され得る。ストラップ取付アクセサリ64は、シャフト保持装置10のための運搬用ハンドル又はストラップを提供するために、スロット14の一つ内に素早く且つ容易に取り付けられ得る。ストラップ取付アクセサリ64は、上述したハンドストラップ48又はショルダストラップ56等のストラップを受けるための開口66aを形成する一又は複数のループ66を含み得る。ストラップ取付アクセサリ64は、スロット14と概して同一の形状である細長い本体64aを含み得る。一実施形態では、本体64aは、本体64aがスロット14内にぴったりと保持されるように、スロット14よりも径方向にわずかに大きい。開口14内に挿入されたとき、ストラップ取付アクセサリ64の本体64aは、シャフト保持装置10の本体12と概して同一平面であり得る。ストラップ取付アクセサリ64は、円周方向に延在し且つ径方向に突出する複数のリブ64bを含み得る。リブ64bは、必要とされる材料の量を減少させ、径方向の強度を維持しながら本体64aをより軽くする支援をし得る。本体64aは、必要とされる材料の量を減少させ、本体64aをより軽くするために概して中空であり得る。他の実施形態では、ストラップ取付アクセサリ64は、シャフト保持装置10を運ぶためのハンドルを含むか形成する。他の実施形態では、ハンドル又はストラップが、本体12の側部に取り付けられるか、本体12の側部から延在する。


[0073]他の実施形態では、シャフト保持装置10が概して平にペースダウンしたときにクラブヘッドがグラウンドから離れた状態を維持するためのスタンドを提供するために、シャフト保持装置10に取り付けられるが、クラブヘッドの長さよりも径方向外側に本体12の端部に向かって延在するスタンド取付具(図示せず)が提供され得る。そのようなスタンドは、シャフト保持装置10が垂直に立つことが実用的でない又は望まれていない状況において、好ましい可能性がある。


[0074]図面を詳細に参照すると、同様の参照符号が通じて同様の要素を示し、概して210,310,410,510,610,710,810で指定され、本発明の第2、第3、第4、第5、第6、第7、第8の例示的な実施形態であるシャフト保持装置が図14A−20Bに示される。シャフト保持装置210,310,410,510,610,710,810の様々な実施形態が、図に示される例示的な実施形態を参照して以下にさらに詳細に説明される。以下で説明されるシャフト保持装置210,310,410,510,610,710,810を参照して議論される一又は複数の実施形態は、ここで説明される他のシャフト保持装置210,310,410,510,610,710,810を参照して議論される一又は複数の実施形態の望ましい特徴と結合され得る。


[0075]図14A−14Hを参照すると、シャフト保持装置210は、二つ又はそれ以上(例えば三つ)のスロット214が主に本体212の一方の側に向かって設けられるように、中心軸に対して非対称であり得る。一実施形態では、本体212の他方の側は、概してスロット214がなくてよい。一実施形態では、本体212の片側は、ロゴ、メッセージ、イニシャル、並びに/又は、オーダーメード、宣伝、及び/若しくは装飾を許容する絵等のしるし212cを含み得る。一実施形態では、しるし212cは、本体212と概して同一平面となるために本体212に結合されるしるし212cを許容するために本体212に埋め込まれる。一実施形態では、本体212の側部は、スコアカードを保持するか、又は回転可能若しくはデジタルのナンバリングを備えた再使用可能なスコアカードを含むように構成され得る。


[0076]中心軸A1に直交して得られる本体212の横断面形状は、第1幅W1が、第1幅W1に対して概して直交して得られる第2幅W2よりも小さくなり得るように、非対称であり得る。一実施形態では、幅W1はおよそ2.25インチ(5.72センチメートル)である。一実施形態では、幅W2はおよそ2.0インチ(5.08センチメートル)である。一実施形態では、シャフト保持装置210の長さLはおよそ4.3インチ(10.9センチメートル)である。


[0077]図15A及び15Bを参照すると、シャフト保持装置310は、開位置及び閉位置でそれぞれ示される。外側に開くスロット14を有するシャフト保持装置10が上に示され説明されてきたが、シャフト保持装置310は、上述したのと同様の態様でシャフト40を保持するために径方向内側に開いたスロット314を含む。シャフト保持装置310の本体312は、リビングヒンジ368を介して取り付けられた複数のセグメント366を含む。セグメント366は、シャフト保持装置210が中心軸A1に関して「巻き上げ」られ得るように形作られ得、それにより本体312は、シャフトを包み込み、保管の間シャフトをスロット314内にさらに固定する。一実施形態では、セグメント366はパイ形状又は三角形断面を有する。任意の数のセグメント366が使用され得、図示される4つのセグメント366に渡ってシャフト保持装置310により保持されるシャフトの数を増加又は減少させる。ラッチ等のロッキング機構370が、閉位置においてシャフト保持装置310を固定するために設けられ得る。ロッキング機構370は、ロック370bと開放可能に結合する、径方向に枢動可能なタブ370aを含み得る。一実施形態では、ロッキング機構370は、スナップ式である。一実施形態では、ロッキング機構370は磁石を含む。


[0078]図16A−16Bを参照すると、シャフト保持装置410が一体の物質片で形成され得る。一実施形態では、シャフト保持装置410はシリコーンゴムから成る。一実施形態では、シャフト保持装置410は、およそ40−60Aのデュロメータを有する。一実施形態では、シャフト保持装置410は、シャフト保持装置410の上部及び/又は底部に形成された取り付け開口424,430を除いて中実である。一実施形態では、シャフト保持装置410は、一又は複数の内側空間を含む。一実施形態では、シャフト保持装置410は、4つのスロット414を含む。他の実施形態では、シャフト保持装置410は、1つ,2つ,3つ,4つ,5つ,6つ,7つ,8つ,又はそれ以上のスロット414を含む。スロット414は、互いに近い二組のスロット14と同じグループになり得る。他の実施形態では、スロット414は、シャフト保持装置410の外周周りで均等に離間され得るか、又は全て片側に向かってグループ化され得る。


[0079]図17A−17Bを参照すると、各スロット514は、さらなる凹部514bを含み得る。凹部514bは、シャフトを挿入したときに対応するスロット514が円周方向に曲がることができることを支援するように構成され得る。凹部514bは、概して円形断面を有し得る。他の実施形態では、凹部514bは、正方形、長方形、又は三角形等の他の横断面形状を有する。一実施形態では、凹部514bの径は、スロット514の径よりも小さい。凹部514bは、スロット514の全体長さに沿って延在し得る。他の実施形態では、凹部514bは、スロット514の長さの一部だけに沿って延在する。


[0080]図18A−18Bを参照すると、本体612は、二つの隣接するスロット614間の本体612の側部において長手方向に延在し且つ径方向内側に突出する凹部614cを含み得る。凹部614cは、シャフトを挿入したときに対応するスロット614が円周方向に曲がることができることを支援するように構成され得る。凹部614cは、二等辺四辺形断面を有し得る。他の実施形態では、凹部514bは、正方形、長方形、円形、又は三角形等の他の横断面形状を有する。凹部514bは、スロット514の全体長さに実質的に沿って延在し得る。他の実施形態では、凹部514bは、スロット514の長さの一部だけに沿って延在する。


[0081]図19A−19Bを参照すると、本体712は、スロット714の内側表面から円周方向に延在し且つ径方向外側に突出する一又は複数のリブ714dを含み得る。リブ714bは、エラストマー材料で形成され得、且つ/又はスロット714内にシャフトを保持するために押し潰され得る。一実施形態では、リブ714dは、本体712と一体に形成される。他の実施形態では、リブ714dは、本体714dに取り付けられる。リブ714bは、スロット714の長さに沿って均等に離間し得る。他の実施形態では、リブ714bは、例えばスロット714の径がより大きい端部に向かってグループ化される。一実施形態では、リブ714dは、互いに対して概して均等な距離で、本体712から突出する。他の実施形態では、リブ714dは、互いに比べて異なる量で、本体712から突出する。例えば、スロット714dは、概して一定の径を有し得るが、リブ714dの突出幅は、本体712の中央部に向かって増加し得る。


[0082]図20A−20Bを参照すると、各スロット814は、複数のリブ814eを形成するうね付き断面を有し得る。リブは、シャフトと係合し且つ保持する支援をするように構成され得る。各リブ814eは、スロット814の全体長さに沿って延在し得る。他の実施形態では、リブ814eは、スロット814の長さの一部だけに沿って延在する。


[0083]その広い発明の概念を逸脱しない範囲で、図示され且つ上述された例示的な実施形態が変更可能であることが当業者であれば理解される。したがって、図示され且つ説明された例示的な実施形態に本発明は限定されないが、特許請求の範囲によって画定された本発明の精神及び範囲内の改良をカバーすることが意図される。例えば、例示的な実施形態の特定の特徴が、特許請求の範囲に記載された発明の一部であってもなくてもよく、開示された実施形態の様々な特徴が組み合され得る。ここで具体的に説明されない場合には、用語「a(単数)」、「an(単数)」、及び「the」という用語は一要素に限定されず、代わりに「少なくとも一つ」の意味として読まれるべきである。


[0084]発明の図及び説明の少なくとも一部が、発明の明快な理解に適切な要素に焦点を合わせるために単純化されていることが理解されるべきである一方、明瞭性を目的として当業者が理解する他の要素を除外することは発明の一部分をも構成得る。しかしながら、その様な要素は当技術分野でよく知られており、それらは必ずしも発明のよりよい理解を促進するものではないので、そのような要素の説明はここでは提供されない。


[0085]さらに、本発明の方法がここで説明される工程の特定の順番に頼らない限りは、工程の特定の順番は、特許請求の範囲の限定として解釈されるべきではない。本発明の方法を対象とする任意の特許請求の範囲は、記載された順番での工程の動作に限定されるべきではなく、当業者は、工程が変わり得ること及び本発明の精神及び範囲内になお残り得ることが容易に理解できる。



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