ゴルフクラブ支持具

申请号 JP2014533983 申请日 2012-10-03 公开(公告)号 JP2014531286A 公开(公告)日 2014-11-27
申请人 ナギ,ランジット; 发明人 ナギ,ランジット;
摘要 本発明は、第一シャフト端部12a及び第二シャフト端部12bを有する細長いシャフト12、第一シャフト端部側に 位置 する地面係合部材14、第二シャフト端部側に位置するシャフト上のゴルフクラブレスト16を有し、ゴルフクラブレストは、第一支持部材端部20a及び第二支持部材端部20b及び長手軸を有する細長い支持部材20及び長手軸Yを有し、第一支持部材端部20aはシャフト12に固定され、部材20はシャフトから実質的に直 角 に延び、第二支持部材端部20bで、エンドストップ22により、部材から実質的に直角な少なくとも二つの方向に延びる、ゴルフクラブ支持具10を提供する。このような配置は、複数のゴルフクラブの支持を可能にする。
权利要求
  • 第一シャフト端部及び第二シャフト端部を有する細長いシャフト;
    前記第一シャフト端部側に位置する地面係合部材;及び 前記第二シャフト端部側に位置できる前記シャフト上のゴルフクラブレストを有し、
    該ゴルフクラブレストは、第一支持部材端部及び第二支持部材端部及び長手軸を有する細長い支持部材を有し、前記第一支持部材端部は前記シャフトに固定でき、前記支持部材は、前記シャフトから実質的に直角に延び、前記第二支持部材端部で、エンドストップにより、前記支持部材から実質的に直角な少なくとも二つの方向に延びる;
    ことを特徴とする、
    ゴルフクラブ支持具。
  • 前記支持部材は、実質的に管状であり、単一のゴルフクラブの幅よりも大きな長さを有することにより、複数のクラブの支持を可能にする、請求項1記載のゴルフクラブ支持具。
  • 前記エンドストップは、同一平面上の複数の方向に延びる円形部材を有する、請求項1又は請求項2記載のゴルフクラブ支持具。
  • 前記エンドストップは、円盤を有する、請求項3記載のゴルフクラブ支持具。
  • 二つの支持部材を有する、請求項1乃至4のいずれか一項に記載のゴルフクラブ支持具。
  • 前記シャフトの周囲にあり、内側開口を有するカラー部を有し、
    一つ又はそれ以上の前記支持部材は、前記カラー部に係合している、
    請求項1乃至5のいずれか一項に記載のゴルフクラブ支持具。
  • 前記カラー部は側面に取り付け開口を有し、
    該取り付け開口内に前記支持部材の前記第一支持部材端部が取り付けられている、
    請求項6記載のゴルフクラブ支持具。
  • 前記開口は、ネジ部を有し、
    前記第一支持部材端部は、前記ネジ部に係合するネジ部を有する、
    請求項7記載のゴルフクラブ支持具。
  • 前記支持部材の前記第一支持部材端部は、前記内側開口内に挿入された前記シャフトに係合するための、シャフト係合部を有する、請求項7又は請求項8記載のゴルフクラブ支持具。
  • 前記係合部は、前記シャフトに侵入するための尖頭部を有する、請求項9記載のゴルフクラブ支持具。
  • 前記地面係合部材は、スパイクを有する。 請求項1乃至10のいずれか一項に記載のゴルフクラブ支持具。
  • 前記スパイクは、取り外し可能なスパイクを有する、請求項11記載のゴルフクラブ支持具。
  • 前記スパイクは、第一スパイク状端、及び前記スパイクを前記シャフトの第一シャフト端部に固定するための固定部を持つ第二固定端部を有する、請求項12記載のゴルフクラブ支持具。
  • 前記スパイクは、ネジ部を有し、
    前記第一シャフト端部は、前記スパイクを受容及び任意の態様及び時期に第一地面係合位置に前記シャフトへ固定するための対応するネジ部を有する、
    請求項13記載のゴルフクラブ支持具。
  • 前記地面係合部は、内部開口を有し、
    前記スパイクは、前記スパイク状端が前記開口に挿入された場合に、シャフト上のネジ部と係合するための第二ネジ部を更に有する、
    請求項12乃至14のいずれか一項に記載のゴルフクラブ支持具。
  • 前記スパイクは、曲線的な端を有する、請求項11乃至15のいずれか一項に記載のゴルフクラブ支持具。
  • 前記地面係合部材は、スパイク、及び該スパイクを取り囲む、引き込み可能な外側のスリーブ部を更に有する、請求項1乃至10のいずれか一項に記載のゴルフクラブ支持具。
  • 前記スリーブ部は、バネ部材によってバネ付勢されている、請求項17に記載のゴルフクラブ支持具。
  • 前記スリーブ部は、望まれない限り該スリーブ部の引き込みを防止する安全ロックを有する、請求項17又は請求項18記載のゴルフクラブ支持具。
  • 前記安全ロックは、前記シャフトの地面への接触及び地面に対するツイストに際してのみ、前記スリーブの引き込みを許容するツイストロックを有する、請求項19記載のゴルフクラブ支持具。
  • 前記安全ロックは、前記細長いシャフトに結合して設けられたピン及び該ピンと係合するための前記スリーブ内のスロットを有し、該スロットは、ほぼ周方向に延びる部分及びほぼ軸方向に延びる部分を有し、
    前記スリーブは、該スリーブの故意でない変位を防止するように、前記軸方向に延びる部分から離れ、前記周囲に延びる部分内に入る第一の方向に付勢される、
    ことを特徴とする、請求項19又は請求項20記載のゴルフクラブ支持具。
  • 前記スリーブは、前記バネ部材によって前記第一の方向へ付勢されている、ことを特徴とする、請求項21記載のゴルフクラブ支持具。
  • 前記安全ロックは、動作制限部を有する、ことを特徴とする、請求項19記載のゴルフクラブ支持具。
  • 前記スパイクは、該スパイクの長さに沿って一つ又はそれ以上の刻み目を有し、
    前記動作制限部は、一つ又はそれ以上のバネ付勢された係合部材を有し、該係合部材は前記刻み目内に向かって付勢されている、
    ことを特徴とする、請求項23記載のゴルフクラブ支持具。
  • 前記一つ又はそれ以上の係合部材は、一つ又はそれ以上のバネによって付勢されたボールベアリングを有することを特徴とする、請求項24記載のゴルフクラブ支持具。
  • 说明书全文

    本発明は、細長い物品を支持する支持具に関し、特に、ただし非排他的にではなく、地面に対して高い位置にゴルフクラブを支持するのに適した支持具に関する。

    ゴルフのラウンドをプレイする際に、ゴルファーは、一般に手押しカート(トロリー)又はバギー車に乗せて一組のクラブを運ぶ。 グリーンに接近する毎に、ゴルファーはそれぞれの手押しカート又はバギー車がグリーンに隣接した最適な位置に操縦されることを確かにしなければならない。 こうすることで、ひとたびグリーンサイドのプレイを終えると、ゴルファーが次のティー領域に向かって迅速に退出することが可能になる。 この順序に従うことで、グリーンサイドのプレイの間に異なるボール/ショット位置が交差することによって、最終的にその領域を退出する前に手押しカート又はバギー車が遅れを生じさせることがなく、ゴルファーによる活気のあるプレイ速度が維持される。 その結果として、グリーンの近くではストロークと最終的なパットを終了するために、ゴルファーは頻繁に手押しカート又はバギー車から1本よりも多くのゴルフクラブを抜き取って手で運ばなければならない。 一般に、ゴルファーは、次のストロークをプレイするために、複数の選択したゴルフクラブのうちのいずれを使用しなくてはならないかを決めた後に、使用しないゴルフクラブの選択を地面に置く。 隣接する地面は、濡れ、砂で覆われ、泥だらけであり、又は深いラフの芝であるかも知れず、それらクラブのグリップが濡れ、汚れてしまう原因となる。 グリップの濡れや汚れは、その後のストロークに悪影響を与え、遅らせるかもしれない。 さらに、使用されないクラブはしばしば取り残され、遺失される。 なぜなら、使用されないクラブは地面に横たえられざるを得ず、ゴルファーが次のストロークに向けて素早く移動する際に明瞭に目に見えないためである。 世界中の全てのゴルフコースで期待されかつ奨励されるように、相当な速度でプレイするというゴルファーの取り組みの中で、これはゴルファーを更に心配にさせ、遅れを引き起こす。 以上説明した状況において、数本のクラブが地面に横たわる状態では、大切なクラブを遺失するリスクを別にして、全ての年齢のゴルファーは、頻繁にかがんでクラブを回収する過程で腰痛又は膝の痛みを発症または悪化させる恐れがある。

    複数の選択されたクラブの一本を用いてショットをプレイするときに、ゴルファーが複数の選択された予備のクラブを高い位置に置くことができる、いくつかの種類の支持具が知られている。 そのような器具の一つの例は、米国特許第6578719号公報に開示されており、大きな重量のベース及び細長いシャフトを有し、細長いシャフトは個別のゴルフクラブがそれに対して静止可能に個々のフック装置を有する。 米国特許第5285990号公報は、細長いシャフトの上端部にゴルフクラブが載置され得るフック又は揺籠の構成が備えられた台を開示している。 この構成は、載置されるクラブの位置を確実にするために、台が鉛直方向から傾けられることを要求しているように見える。 米国特許第5417334号公報は、スパイクによって地面内に係合されることができるゴルフクラブのラックを開示するが、これは、クラブを単に支持するよりもむしろ、概してクラブを個々の位置にしっかりと固定して運搬することを意図されている。 米国特許第5636754号公報もまた、クラブを実質的に鉛直な方向でループ内に置くことができる多方向性の、平面的な四分の一ループの支持部を有するゴルフクラブのスタンドを開示する。 ループは制限された開口を設けられ、クラブが取り出せるようになっているが、一度に1本より多いクラブが置かれている場合はクラブを取り出すことが困難であるかも知れない。 独国特許第19900252号公報もまた、地面用のスパイク及び長さに沿った二つの位置でクラブをしっかりと固定する手段を有するクラブの運搬具を開示する。 その固定機構は運搬の間にクラブを固定することを第一に意図されており、取り出しは容易に達成できない。 米国特許公開2004/0198527号公報は、ゴルフクラブの支持に使用され、ゴルフクラブが固定的に保持されるタイトクリップを含む、はめ込み式に伸縮可能な棒状の保持具を開示する。 取り外しは、容易又は意図されたものでは無いようである。 米国特許公開2010/0130301号公報もまた、平面上のベース及び上端部にV字状の支持部を有するゴルフクラブのスタンドを開示する。 支持部は末端の拘束具を有していない。 仏国特許第2177198号公報は、概して大きな四い平面状のクラブ台を有し、個々のゴルフクラブ用に設計された特殊な形状の切欠きを有するゴルフクラブ支持具及び地面の補修器具を開示する。 切欠きがバッグ内の他のクラブと干渉したり絡んだりしてバッグから取り出すことを難しくするため、大きな平面状のクラブ台は、ゴルフバッグの内部に運び込むことができない。 バッグの外側で運搬された場合は、一つの固定点でクリップされているのみであるためにそれはプレイの間に外れて遺失しがちである。 または、ゴルフバッグの外側に見えているためにそれはゴルフ場にいる間に盗難にあいやすい。 グリーン上のボールマークの補修具としては、底板の下側の放射リブは、ボールマーク以上にグリーン表面への更なる損傷を与える可能性があり、仲間のゴルファーへの過度の心配や遅延の原因となる。 米国特許公開2003/0102414号公報は、脚及びゴルフクラブレストとして使用され得るほぼ平な支持部材を有する、折り畳み可能な支持具を開示する。 しかし、この支持台は末端の拘束具を全く含まず、容易にゴルフバッグ内部に運びこむことができない。

    米国特許第6578719号公報

    米国特許第5285990号公報

    米国特許第5417334号公報

    米国特許第5636754号公報

    独国特許第19900252号公報

    米国特許公開2004/0198527号公報

    米国特許公開2010/0130301号公報

    仏国特許第2177198号公報

    米国特許公開2003/0102414号公報

    上記した複数の支持具は、要求されるようなゴルフクラブ支持の問題に少なくとも部分的な解決を提供するが、それらは使用することが困難であるか又は容易な運搬に役に立たないことが見出された。 本発明は、適当にゴルフバッグ内に運び込むことができ、容易に運搬可能であり、所望の方法及び時にてクラブへの簡単かつ迅速なアクセスを可能にする便利な方式で一つ又はそれ以上のゴルフクラブを支持することができるゴルフクラブレストを供給することの課題への単純な解決策を提供することを助ける。

    それに応じて、本発明は、第一シャフト端部及び第二シャフト端部を有する細長いシャフト、第一シャフト端部側に位置する地面係合部材、第二シャフト端部側に位置できるシャフト上のゴルフクラブレストを有し、ゴルフクラブレストは、第一支持部材端部及び第二支持部材端部及び長手軸Yを有する細長い支持部材を有し、第一支持部材端部はシャフトに固定でき、支持部材はシャフトから実質的に直角に延び、第二支持部材端部で、エンドストップにより、前記部材から実質的に直角な少なくとも二つの方向に延びる、ことを特徴とする、ゴルフクラブ支持具を提供する。

    好ましくは、支持部材は、実質的に管状であり、単一のゴルフクラブの幅よりも大きな長さを有しており、それにより複数のクラブを支持することを可能にする。

    有利には、エンドストップは、同一平面上の複数の方向に延びる円形部材を有する。

    好ましくは、エンドストップは円盤を有する。

    有利には、支持具は二つの支持部材を有する。

    一つの好ましいアレンジにおいて、支持具は、シャフトの周りに内側開口を有するカラー部を含み、一つ又はそれ以上の支持部材は、カラー部に係合している 好ましくは、カラー部は側面に取り付け開口を有し、取り付け開口内に支持部材の第一支持部材端部が取り付けられている。

    有利には、開口はネジ部を有し、第一支持部材端部は開口のネジ部に係合するネジ部を有する。

    好ましくは、支持部材の第一支持部材端部は、開口内に挿入されたシャフトに係合するための、シャフト係合部を有する。

    有利には、係合部は、前記シャフトに侵入するための尖頭部を有する。

    好ましくは、地面係合部材はスパイクを有する。 スパイクはまた、取り外すことも可能なスパイクである。

    有利には、スパイクは、第一スパイク状端、及びスパイクをシャフトの第一シャフト端部に固定するための固定部を持つ第二固定端部を有する。
    一つのアレンジにおいて、スパイクは、ネジ部を有し、前記第一シャフト端部は、スパイクを受容及び任意の態様及び時期に第一地面係合位置にシャフトへ固定するための対応するネジ部を有する。

    好ましくは、地面係合部は内部開口を有し、スパイクは、スパイク状端が開口に挿入された場合に、シャフト上のネジ部と係合するための第二ネジ部を更に有する。

    いくつかのアレンジにおいて、スパイクは曲線的な端を有する。

    一つの代替的なアレンジにおいて、地面係合部材は、スパイク、及びスパイクを取り囲む、引き込み可能な外側のスリーブ部を更に有する 好ましくは、スリーブ部は、バネ部材によって荷重されて、バネ付勢されている。

    有利には、スリーブ部は、望まれない限りスリーブ部の引き込みを阻む安全ロックを有する。

    安全ロックは、シャフトの地面への接触及び地面に対するツイストに際してのみ、スリーブの引き込みを許容するツイストロックを有してもよい。

    一つのアレンジにおいて、安全ロックは、細長いシャフトと関連して取り付けられたピン及び該ピンと係合するためのスリーブ内のスロットを有し、スロットは、ほぼ周囲に延びる部分及びほぼ軸方向に延びる部分を有する。 スリーブは、該スリーブの不用意なずれを防止するように、軸方向に延びる部分から離れ、周囲に延びる部分内に入る第一の方向に付勢される。 好ましくは、スリーブはバネ部材によって第一の方向へ付勢されている。

    有利には、安全ロックは動作制限部を有する。

    一つのアレンジにおいて、スパイクは、該スパイクの長さに沿って一つ又はそれ以上の刻み目を有し、動作制限部は、一つ又はそれ以上のバネ付勢された係合部材を有し、該係合部材は刻み目内に向かって付勢されている。

    幸便には、一つ又はそれ以上の係合部材は、一つ又はそれ以上のバネによって付勢されたボールベアリングを有する。

    以下、本発明は、より詳細について、より具体的に説明される。

    図1は、本発明の一つの態様による支持具の正面図である。

    図2は、図1に示される支持具の側面図である。

    図3は、図2の矢印A方向に取得された部分断面図である。

    図4は、図1乃至3の配置の代替となり得るカラー部の断面図である。

    図5乃至7は、様々な代替的な支持具の配置の平面図である。

    図5乃至7は、様々な代替的な支持具の配置の平面図である。

    図5乃至7は、様々な代替的な支持具の配置の平面図である。

    図8及び9は、取り外し可能及び収容可能なスパイク配置の断面図である。

    図8及び9は、取り外し可能及び収容可能なスパイク配置の断面図である。

    図10及び11は、引き込み可能な安全カラーを有するスパイク配置の断面図である。

    図10及び11は、引き込み可能な安全カラーを有するスパイク配置の断面図である。

    図12は、本発明によって受け入れ可能な様々な角度位置のクラブを示す。

    全体として各図面を、特に図1乃至図3を参照すると、ゴルフクラブ支持具10は、第一(下方)シャフト端部12a及び第二(上方)シャフト端部12bを有する細長いシャフト12、長手軸X、及び概して14で示され第一(下方)シャフト端部12a側に位置する地面係合部材を有する。 一つ又はそれ以上のゴルフクラブレスト16は、シャフト12上の第二(上方)シャフト端部12b側に備えられ得る。 ただし好ましくは、ゴルフクラブレスト16はハンドル部18の下方に備えられ得る。 ハンドル部18は、上方端部12bに備えられてもよく、また上方端部自体を形成してもよい。 好ましくは、ゴルフクラブレスト16は、第一支持部材端部20a及び第二支持部材端部20bを持ち、長手軸Yに延びる細長い支持部材20を有する。 軸Yは、好ましくは軸Xに実質的に直角である。 支持部材20は、好ましくは断面が管状であり、断面が円環状でもよいが、他の形状もまた使用され得る。 好ましくは、使用者が多数の予備の又は類似のクラブを一緒に置くことができるように、支持部材はどの時点でも複数のゴルフクラブを受け入れるために十分な長さLを有している。 一つ又はそれ以上のゴルフクラブレスト16の第一支持部材端部20aは、例えば本明細書において後に詳細に記述するいくつかの方法の一つによって、シャフト12に固定されている。 一方で、第二支持部材端部20bは、実質的に直角な少なくとも二つの方向へ前記部材20から延び、それによってゴルフクラブを保持することを補助する水平境界及び鉛直境界を形成するエンドストップ22を備えている。 ゴルフクラブは、支持部材20に立てかけて置かれることができる。 実際には、エンドストップ22が同一平面上で多方向に延びる円形部材を有する構成が、より容易に異なる角度でゴルフクラブを支持することに適合できるため、好ましいことが見出された。 エンドストップ22は、好ましくは平面状又は円盤状のエンドストップを有し、ネジ24又は他のそのような器具によって支持部材に固定され得る旋盤加工品(turned component)として形成されてもよい。 上記の支持具10は単一の支持部材20を有してもよいが、好ましくは一つよりも多くの支持部材を有する。 多数の構成の例は、図1乃至図3及び図6及び図7に示される。 これらの各構成は、同じ方法でシャフト12に固定されることができる。 したがって、続く記述は全てのこのような代替的な構成に関係する。 支持部材20のシャフトへの固定は、図1乃至3に最もよく見られるように、シャフト12自体に特に設けられたシャフトの穴26内への直接的な固定であってもよく、又は図4及び図5に見られる、シャフト12の周りに設けられたカラー(collar)部30を用いた固定であってもよい。 図1乃至3を簡単に参照すると、簡潔な構成はシャフト12に一つ又はそれ以上の穴26を提供する。 穴26は、一つ又はそれ以上の支持部材20が挿入されて固定されることができる空間を提供するように、シャフト12自体を貫通して軸Xに対してほぼ直角に延びる。 異なる固定方法は、接着剤の使用、締まり嵌めを用いた摩擦係合、及び一つ又はそれ以上の支持部材の第一支持部材端部20aに設けられたネジ山34の使用を含む。 図1に示されるように支持部材がシャフト12の二つの向かい合う面に延びる場合は、シャフト12を貫通して延びる単一の支持部材20を提供してもよい。 また、支持部材20をシャフト12に対して適切な位置で接着するか、又は支持部材20自体の中央部に設けられたネジ山34を用いることで支持部材20を固定するかのいずれかにしてもよい。 実際には、第一の半分20fが穴を通ってネジ山が穴に係合するまで押し込まれ、次いで支持部材は穴の内部に固定されるまで穴にねじ込まれる。 この構成は完全に受け入れ可能な取り付け構造を提供するものである一方、シャフト12を取り囲むカラー36の使用もまた使用され得ることが見出された。 そのような構成は、穴によってシャフト12を弱体化させることがないという利点を有し、また、いくつかのシャフトのうちの任意の一つについてのレトロフィットデバイスとして使用可能であるという更なる利点を有する。 さらに、この構成は、新しいシャフト12に適用されてもよく、また、この構成を適用して、特定の使用者の望みを満足させるために使用可能な高さを調整してもよい。 カラーの構成は図4及び図5に最もよく見られる。 図4及び図5から、カラーは内側開口38を有すること、及び支持部材20の第一支持部材端部20aを受容するように、一つ又はそれ以上の取り付け開口40がカラー36の壁44を通って設けられることが理解されるであろう。 支持部材は、取り付け開口40内に接着されても良い。 一方で、使用する際に、支持部材がカラー36内にねじ込まれて係合し、カラー36に固定されることができるように、支持部材20のネジ山34に対応する取り付け開口内にネジ山42を設けてもよい。 好ましくは、第一支持部材端部20aは、シャフト係合部20eを有する。 シャフト係合部20eは、ネジ山34及びネジ山36が係合する場合に、内側開口38内に位置するシャフト12に接触し、シャフト係合部20eが尖っている(尖頭部を形成する)場合には、好ましくはシャフト12に侵入するように内側開口38内に突出する。 この構成は、支持部材20の簡単な組み立て及び支持部材20のシャフト12への固定を容易にする。 一方で、この構成は、望まれる場合はなお、構成が調整されることを許容する。 加えて、この構成は、出荷される製品が分解された状態であり、エンドユーザーによるかも知れない、受け取りの場所で組み立てられることを許容する。 また、図4に、エンドストップ22を固定するために使用される可能性があるものとして、上述のネジ24が示されている。 また、図4乃至7から明らかなことは、エンドストップ22自体の、同一平面上で一つ又はそれ以上の方向P1乃至P9に延びる概して平面的な構成である。 エンドストップ22は、支持具10に過剰な幅を追加することを回避するように、好ましくは比較的薄く、10mm以下の厚みTを有する。 加えて、そして好ましくは、この構成は、エンドストップが、支持部材20から鉛直上方U、鉛直下方D及び支持軸Xの各側面S1、S2の両方に、支持部材20から離れる多様な方向に延びるものである。 そのような構成は、本発明の一つの好ましい構成である、図4乃至7の概して円形で平面状のエンドストップ部によって例示される。 他の特有な複数の形状が当業者に提示され得るが、読者は、上記の構成はU、D及びS1、S2の各方向のエンドストップ部を提示することを理解するであろう。 図12の参照により最もよく見られ、理解され、本明細書において詳細に後述するように、この構成は、ゴルフクラブが多種多様な角度θで支持具20に対して置かれ、エンドストップによって保持されることを可能にする。

    取り外し可能なスパイク48の形態の地面係合部材14の一つの実施形態を示す、図8及び図9を参照する。 地面係合部材は、地面係合スパイク端部50及び第二固定端部52を有する。 第二固定端52は、シャフト12の第一シャフト端部12aにおいて、地面係合部材をシャフト12に固定するための固定部54を有する。 本実施形態において、固定部54は、第一ネジ部56を有する。 第一ネジ部56は、シャフト12の第一シャフト端部12aの、ぴったり合わさるネジ部58に対応する。 ネジ部58は、第一ネジ部56を受容し、固定する。 図8は配備位置を示し、一方で図9は格納位置を示す。 図8から、シャフト12にもまた、しまい込む場合にスパイク部を受容するための内部開口60が設けられており、内部開口60は指係合部62も収容可能であることが理解されるであろう。 スパイク端部は、偶発的な損傷の可能性を低減するような鈍いスパイクを含んでもよい。 スパイクは地面の中に押し込まれ、スパイクと地面との間の摩擦はたやすく外れてしまうことを防止するのにほぼ十分であるので、スパイク自体が非常に長い必要はない(図8)。 明らかに、スパイクが長いほど支持具10はより安定するが、ほとんどの状況において、最大4インチ(約10.16cm)のスパイクは支持具10を安定させるためにほぼ十分であることが見出された。 エンドキャップ66は、シャフト12上に設けられてもよく、ネジ部58を包含してもよく、また、接着剤(図示なし)又は複数のネジ68によってシャフトに固定されてもよい。 図9は、スパイク端50が地面から取り外され、ネジ部58からネジが取り外され、そして反対向きにされた後に再びネジ部58にねじ止めされることを可能にするために十分に開口60の中に挿入された、格納位置を示す。 この目的のために、使用者は指係合部62と係合することができる。

    これから、地面係合部材14についてのいくつかの更なる選択肢を示す図10及び図11を参照する。 図10及び図11に示される選択肢の両方は、スパイク端部50の周りの安全スリーブ又は安全シールドを提供する。 図10において、シャフト12の第一シャフト端部12aには、従来の手段によって第一シャフト端部12aに固定されたスパイク端部50sが設けられている。 シールド70aは、スパイク端部50aを取り囲み、一端部の地面係合部72及び他端部のバネ係合部74を含む。 バネ76は、シャフト12の周りに設けられ、バネ係合部74に接触している。 この係合は、バネ係合部74の溝78内であってもよく、又はバネ係合部74自体に直接的であってもよい。 反発部材80はシャフト12上に設けられており、圧縮された場合に、係合して上記のスリーブ70aを反発部材80から離れる方向に付勢するように、その間に前記のバネが延びている。 反発部材80はシャフト12の一部分であってもよく、又は別個の構成要素であってもよい。 別個の構成要素である場合には、反発部材80は、従来の手段、例えば、複数のネジ82によって、シャフトに固定されてもよい。 この構成におけるスパイク端部50sには、望まれない限りスリーブが戻されることを防止する安全ロック84が更に設けられている。 ロック84自体は、スパイクの長さに沿って一つ又はそれ以上の刻み目86を有してもよい。 刻み目86は、刻み目86に向かって、かつ刻み目86内に付勢された、複数のバネ付勢係合部材88と協働する。 図10の実施形態において、付勢手段は、一つ又はそれ以上のバネ90を有し、係合部材88は、一つ又はそれ以上のボールベアリングを有する。 使用する際に、バネは刻み目の中にボールを付勢して、望まれない限りスリーブ70aの軸方向変位に抗する。 多数のそのような構成の提供又はバネの強さは、スリーブ70aが軸方向変位に対して有する抵抗に影響すること、及び、抵抗力は、故意ではない変位を回避するのに十分であるように選択されるべきである一方、安全面に悪影響をおこさないようにも選択されるべきであることが理解されるであろう。 動きに対する抵抗力を乗り越えるためには、確かな、そして意図的な程度の圧力が要求されるために、そのような構成は、器具の安全性を大きく改善するであろうこと、及び加えられる力はまた、スパイク端部が露出する前にバネ76に打ち勝たなければならないこともまた理解されるであろう。 通常の使用において、使用者は、シャフト12をほぼ地面に対して垂直な姿勢で地面係合部材72を地面に接触させ、その後にバネ76を圧縮して係合部材88を刻み目86との相互作用を通じて戻させるように、しっかりと下方向に押す。 圧力は、スパイク部が完全に地面(破線で示されている)に接触するまで維持され、その後圧力は開放される。 その時、係合部材88は全て、スパイクの対応する刻み目86を有さない部分に向かって位置し、したがって、単純にスパイクの表面上に置かれるであろう。 スパイクは、部分的には地面の中に推し進められたことによる把持力によって、地面内に保持される。 支持具10の地面からの取り外しは、単純に鉛直方向上向きに引くだけでよく、次いでバネ76は、スパイク部上でシールド70aをスライドさせて戻す。 手による補助は、バネ90が提供する動きに対する如何なる抵抗力に打ち勝つことを助けることができる。

    図11は、安全ロック84aの更なる構成を示す。 安全ロック84aは、シャフト12に結合して設けられたピン92及びピン92との係合のためにシールド70b内に設けられたスロット94を有する。 スロット自体は、ほぼ周方向に延びる部分96、ほぼ軸方向に延びる部分98及び実質的に軸方向に延びる短い長さの任意的な安全スロット100を有する。 シールド70bは、図11に全体が示される位置に向けて周方向に付勢されている。 これは、バネ76を反発部材80及びシールド自体の上端部74のそれぞれに固定することによってなされてもよい。 スパイクのシールドされた位置は破線で示され、一方、露出された位置は実線で示されている。 バネ76は、図11に示されるように、シールド70bを概して下方向に付勢し、それ故にスパイクをシールドする。 スパイクを露出するためには、使用者は第一に地面係合部材72を押して地面に接触させ、地面との間にある程度の結びつきを生じさせ、その後に、シャフト12を矢印D1の方向にねじる(ツイストさせる)。 この動作は、ピン92を軸方向部分98の上端にある位置102へ移動させる。 その後、図10を参照して説明した方式でスパイクが地面に侵入し、地面内に保持される場合に、シャフト12上への押し下げは、ピンが、符号104で示されるスパイク露出ピン位置へ軸方向スロット98内をスライドするにつれてシャフト及びスパイク48を下方に動かす。 支持具10の地面からの取り外しは、矢印U2の方向に単純に鉛直方向上向きに引くだけでよく、バネ76は、スリーブ70bがスパイクを覆う位置へ戻すこと及び図11において符号92で示された位置へ戻るようにスリーブ70bを周方向に動かすことの両方の働きをすることができる。 安全スロット100は、第一にスリーブを回転させずに、故意ではなくスパイクを露出させることを防ぐために採用され得ることが理解されるであろう。 使用者が単純に地面係合部材72を対象物又は地面に接触するように置き、次いで第一にスリーブを回転させず下方に押す場合は、ピンは下方に移動して、スロット100の下部100L内に入る。 その位置では、回転が阻害される。 安全スロット100が符号100Uで示されるように上方に向かって延長される場合は、その結果バネ76はまた、ピン92を安全位置に戻すようにも動作することができることもまた理解されるであろう。 この安全位置においても、故意ではないスリーブ70bの回転が防止される。 望まれる場合は、スリーブには、下端部に、より確かな地面との係合のための突出部又はピン108が設けられてもよい。

    図12から、多くの異なる角度θ1θ2のいずれにおいても複数のクラブ106が支持部材20に対して載置されことができ、支持部材上の複数のクラブの安全又はそれらが取り出される際の容易さに悪影響を及ぼすことがないことが理解されるであろう。 実際に、多数のクラブが図6において平面図で示されるように並んで載置されることもできる。 複数のクラブが支持部材から落ちることなく収容され得ることは、部分的に多方向に延びるエンドストップによるものであることが理解されるであろう。 図6及び図7の複数の構成の間の隙間Gは、好ましくは、多数のクラブが容易に挿入及び支持部材の範囲から引き抜き可能であるように選択される。 加えて、クラブ置き20及びエンドストップ22が、多くの異なる角度のいずれにおいてもクラブが載置されることを可能にするため、支持具10自体は使用時に垂直である必要はないことが理解されるであろう。

    QQ群二维码
    意见反馈