Apparatus and method for cleaning golf balls

申请号 JP2001570339 申请日 2001-03-29 公开(公告)号 JP2003527943A 公开(公告)日 2003-09-24
申请人 エイエム アセット マネジメント ピィティワイ リミテッド; 发明人 マレイ,マイケル,ジョン;
摘要 (57)【要約】 【課題】 ゴルフボールをクリーニングするための改善された装置および方法を提供する。 【解決手段】 エアゾル缶のノズル端部(30)に着脱可能に取り付けられるように形成されたキャップ(10)であって、キャップ(10)はゴルフボールを受け入れる収容部(22)を有し、収容部(22)の内部にゴルフボールを保持しキャップ(10)がエアゾル缶のノズル端部(30)に取り付けられると、収容部(22)がエアゾル缶のノズル(32)と連通し、ゴルフボールが収容部(22)の内部で自由に回転可能となるように、収容部(22)が構成されている。
权利要求
  • 【特許請求の範囲】 【請求項1】 エアゾル缶のノズル端部に着脱自在に取り付けられるキャップにおいて、ゴルフボールを受け入れるための収容部を設け、前記収容部にゴルフボールを受け入れ前記キャップが前記エアゾル缶のノズル端部に取り付けられると、前記収容部が前記エアゾル缶のノズルと連通し、前記ゴルフボールが前記収容部内で自由に回転可能となるように、前記収容部を形成したことを特徴とするキャップ。 【請求項2】 前記キャップは、前記エアゾル缶のノズル端部に着脱可能に取り付けられるための開口端部を有する単一体として形成され、前記収容部は前記キャップ内に形成されたチャンバである、ことを特徴とする請求項1記載のキャップ。 【請求項3】 前記キャップは、前記チャンバに隣接して形成された縁部を含み、前記縁部はゴルフボールの直径よりも僅かに小さい開口幅を有し、当該縁部の弾性的しなやかさによってゴルフボールが前記チャンバの中へと挿入可能であることを特徴とする請求項2記載のキャップ。 【請求項4】 前記キャップは、第1の部分と当該第1の部分に対して回動可能な第2の部分とを含み、前記第1の部分は第1開口端部および第2開口端部を有し、前記第1開口端部は前記エアゾル缶のノズル端部に着脱可能に取り付けられるように形成され、前記第2の部分は、開いた位置と、当該第2の部分が前記第1の部分の前記第2開口端部を実質的に閉塞する閉じた位置と、の間で前記第1の部分に対して回動可能であり、前記収容部は、前記閉じた位置において、
    前記第1の部分と前記第2の部分との内部に形成されたチャンバである、ことを特徴とする請求項1記載のキャップ。 【請求項5】 前記キャップは、前記エアゾル缶のノズル端部に装着された時、前記エアゾル缶のノズルにアクセスするためのノズル開口部を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のキャップ。 【請求項6】 前記キャップは、前記エアゾル缶のノズル端部に装着された時、前記エアゾル缶のノズルを作動させるための作動可能なアクチュエータを当該キャップ内に有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のキャップ。 【請求項7】 前記キャップは、第1の部分と当該第1の部分に対して回動可能な第2の部分とを含み、前記第1の部分は第1開口端部および第2開口端部を有し、前記第1開口端部は前記エアゾル缶のノズル端部に着脱可能に取り付けられるように形成され、前記キャップが前記エアゾル缶に装着されているとき、
    前記エアゾル缶のノズルは前記第1の部分の前記第2開口端部を通して延びており、前記第2の部分が前記収容部を形成する、ことを特徴とする請求項1記載のキャップ。 【請求項8】 前記キャップは、前記エアゾル缶に取り付けられたときに、
    前記エアゾル缶のノズルを前記収容部に対して位置合わせするための位置合わせ手段を含むことを特徴とする請求項7記載のキャップ。 【請求項9】 前記位置合わせ手段は前記第1の部分の前記第2開口端部の突出部であることを特徴とする請求項8記載のキャップ。 【請求項10】 前記キャップの第2の部分は、前記第2の部分が前記収容部を形成する開いた位置と、前記第2の部分が前記第1の部分の前記第2開口端部を実質的に閉塞する閉じた位置と、の間で前記第1の部分に対して回動可能であることを特徴とする請求項7、8または9に記載のキャップ。 【請求項11】 前記収容部は、当該収容部にゴルフボールを収容して前記キャップがエアゾル缶に装着された時に、前記ゴルフボールを前記ノズルの放出方向軸に対してずれた位置に位置づけるように形成されたことを特徴とする請求項1〜4および請求項7〜9のいずれか1項に記載のキャップ。 【請求項12】 前記キャップは、エアゾルを放出するための放出用開口部を有することを特徴とする請求項1〜4および請求項7〜9のいずれか1項に記載のキャップ。 【請求項13】 前記キャップは、前記収容部内に配設されてゴルフボールと係接するようにした内部剛毛を有することを特徴とする請求項1〜4および請求項7〜9のいずれか1項に記載のキャップ。 【請求項14】 前記キャップが、その外表面上に配設された外部剛毛を有することを特徴とする請求項1〜4および請求項7〜9のいずれか1項に記載のキャップ。 【請求項15】 ノズル端部に作動可能な供給ノズルを備えたエアゾル缶と、 前記エアゾル缶の内部に収納され前記供給ノズルを通って供給可能なクリーニング液と、 前記エアゾル缶のノズル端部に着脱可能に取り付けられた請求項1〜14のいずれか1項に記載されたキャップと、 を有することを特徴とするゴルフボールクリーニング装置。 【請求項16】 クリーニング液を供給させるために作動可能な供給ノズルをノズル端部に備えたエアゾル缶と、収容部を有し、前記エアゾル缶のノズル端部に着脱自在に装着されるように構成されたキャップと、を用いるゴルフボールのクリーニング方法であって、 (a)ゴルフボールを前記収容部に挿入し、 (b)前記キャップを前記エアゾル缶のノズル端部に取り付け、 (c)前記エアゾル缶のノズルを操作することで、前記エアゾル缶からクリーニング液を放出させ、前記クリーニング液の流れが前記収容部内でゴルフボールを回転させて前記ゴルフボールがクリーニング液に曝されるようにする、 ことを特徴とするゴルフボールのクリーニング方法。 【請求項17】 上記ステップ(b)は上記ステップ(a)よりも前に行われることを特徴とする請求項16記載のゴルフボールのクリーニング方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】 本発明は、ゴルフボールをクリーニングするための装置および方法に関する。 【0002】 【従来の技術】 ゴルフをプレイする際、ゴルフクラブで打たれたゴルフボールが地面に落ちると、その表面に土や芝生の小片が付着する。 これらの小片は、ボールの飛球特性や転がり特性に対して不利な影響を与えるために、典型的にはタオルあるいはブラシを用いてボール表面から除去される。 場合によっては、ゴルフボールを十分きれいにするために、クリーニング液を使用することが必要である。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】 この種のクリーニング液はゴルフコース上で通常即座に利用することはできないし、ゴルフコースの周囲に無作為に置かれた回転式の装置は、たいていの場合、が入っているだけである。 しかも、これら回転式装置はゴルファーのごく近い場所にある時に使用されるだけである。 【0004】 本発明の目的は、ゴルフボールをクリーニングするための改善された装置および方法を提供することである。 【0005】 【課題を解決するための手段】 一つの観点において、本発明は、エアゾル缶(噴霧器缶、スプレー缶など)のノズル端部に着脱自在に取り付けられるキャップにおいて、ゴルフボールを受け入れるための収容部を設け、前記収容部にゴルフボールを受け入れ前記キャップが前記エアゾル缶のノズル端部に取り付けられると、前記収容部が前記エアゾル缶のノズルと連通し、前記ゴルフボールが前記収容部内で自由に回転可能となるように、前記収容部を形成したキャップを提供する。 【0006】 1つの形態において、前記キャップは、前記エアゾル缶のノズル端部に着脱可能に取り付けられるための開口端部を有する単一体として形成され、前記収容部は前記キャップ内に形成されたチャンバである。 この形態において、前記キャップは、前記チャンバに隣接して形成された縁部(rim)を含み、前記縁部はゴルフボールの直径よりも僅かに小さい開口幅を有し、当該縁部の弾性的しなやかさによってゴルフボールが前記チャンバの中へと挿入可能である。 【0007】 他の形態において、前記キャップは、第1の部分と当該第1の部分に対して回動可能な第2の部分とを含み、前記第1の部分は第1開口端部および第2開口端部を有し、前記第1開口端部は前記エアゾル缶のノズル端部に着脱可能に取り付けられるように形成され、前記第2の部分は、開いた位置と、当該第2の部分が前記第1の部分の前記第2開口端部を実質的に閉塞する閉じた位置と、の間で前記第1の部分に対して回動可能であり、前記収容部は、前記閉じた位置において、前記第1の部分と前記第2の部分との内部に形成されたチャンバである。 【0008】 上記形態において、前記キャップは、前記エアゾル缶のノズル端部に装着された時、前記エアゾル缶のノズルに届くようにするためのノズル開口部を有することが望ましい。 あるいは、前記キャップは、前記エアゾル缶のノズル端部に装着された時、前記エアゾル缶のノズルを作動させるための作動可能なアクチュエータを当該キャップ内に有することも可能である。 【0009】 好ましい実施形態において、前記キャップは、第1の部分と当該第1の部分に対して回動可能な第2の部分とを含み、前記第1の部分は第1開口端部および第2開口端部を有し、前記第1開口端部は前記エアゾル缶のノズル端部に着脱可能に取り付けられるように形成され、前記キャップが前記エアゾル缶に装着されているとき、前記エアゾル缶のノズルは前記第1の部分の前記第2開口端部を通して延びており、前記第2の部分が前記収容部を形成する。 【0010】 この実施形態において、前記キャップは、前記エアゾル缶に取り付けられたときに、前記エアゾル缶のノズルを前記収容部に対して位置合わせするための位置合わせ手段を含むことが望ましい。 前記位置合わせ手段は前記第1の部分の前記第2開口端部の突出部であってもよい。 前記キャップの第2の部分は、望ましくは、前記第2の部分が前記収容部を形成する開いた位置と、前記第2の部分が前記第1の部分の前記第2開口端部を実質的に閉塞する閉じた位置と、の間で前記第1の部分に対して回動可能である。 【0011】 上記実施形態において、前記収容部は、望ましくは、当該収容部にゴルフボールを収容して前記キャップがエアゾル缶に装着された時に、前記ゴルフボールを前記ノズルの放出方向軸に対してずれた位置に位置づけるように形成される。 前記キャップは、エアゾルを放出するための放出用開口部を有してもよい。 前記キャップは、前記収容部内に配設されてゴルフボールと係接するようにした内部剛毛を有することもできる。 あるいは、前記キャップが、その外表面上に配設された外部剛毛を有してもよい。 【0012】 他の観点において、本発明は、ノズル端部に作動可能な供給ノズルを備えたエアゾル缶と、 前記エアゾル缶の内部に収納され前記供給ノズルを通って供給可能なクリーニング液と、 前記エアゾル缶のノズル端部に着脱可能に取り付けられた請求項1〜14のいずれか1項に記載されたキャップと、 を有するゴルフボールクリーニング装置を提供する。 【0013】 さらに他の観点において、本発明は、クリーニング液を供給させるために作動可能な供給ノズルをノズル端部に備えたエアゾル缶と、収容部を有し、前記エアゾル缶のノズル端部に着脱自在に装着されるように構成されたキャップと、を用いるゴルフボールのクリーニング方法であって、 (a)ゴルフボールを前記収容部に挿入し、 (b)前記キャップを前記エアゾル缶のノズル端部に取り付け、 (c)前記エアゾル缶のノズルを操作することで、前記エアゾル缶からクリーニング液を放出させ、前記クリーニング液の流れが前記収容部内でゴルフボールを回転させて前記ゴルフボールにクリーニング液が絡まるようにする、 ゴルフボールのクリーニング方法を提供する。 【0014】 1つの実施形態では、上記ステップ(b)は上記ステップ(a)よりも前に行われてもよい。 【0015】 【発明の実施の形態】 図1の(a)〜(d) は、それぞれ、本発明の第1実施例によるキャップ10の、(
    a) 斜視図、(b) 背面図、(c) 上面図、および(d) 側面図である。 【0016】 キャップ10は、取り付けリングの形態の第1部材12と、ふたを延ばした形態の第2部材14とを含む。 取り付けリング12は、ふた14にヒンジ(蝶番)
    16を介して回動可能に取り付けられている。 【0017】 取り付けリング12は、第1下部開口端部18と第2上部開口端部20とを有する。 下部開口端部18は、従来知られている手段、たとえば、カバーキャップのエアゾル缶への取り付けが着脱可能になるような手段によってエアゾル缶のノズル端への取り付けが着脱可能となるように形成される。 この手段として、下部開口端部18の近傍に、エアゾル缶のノズル端部のくぼみ(recess)と係合するような内側へ突出したリブ23を設けることができる。 ふた14は、第1下部開口端部19と、通常閉じられた第2上部端部21とを有する。 【0018】 ふた14はその中に収容部22を形成し、この収容部のサイズは、取り付けリング12の下端部18がエアゾル缶のノズル端部に取り付けられた場合に、この収容部の内側でゴルフボールが自由に回転可能となるような大きさに決められる。 ゴルフボールは、典型的には42.5mmないし43.7mmの直径を持っているから、ゴルフボールの自由な回転を保証するためには、収容部22は45m
    m前後以上の直径を有するべきである。 ふた14は、閉端部21に形成されたエアゾル(噴霧)放出用の開口24も有している。 取り付けリング12は、上端部20に形成された位置合わせ突出部26を有している。 位置合わせ突出部26の使い方は後述される。 【0019】 ふた14は、取り付けリング12に対して、図1(a) 〜図1(d) に示された収容部22を形成する開いた位置と、ふた14の下端部19が取り付けリング12
    の上端部と当接する閉じた位置との間で回転可能である。 こうして、閉じた位置では、ふた14は取り付けリングの上端部20を実質的に閉ざす。 この閉じた位置を用いて、例えば輸送時などに発生するエアゾル缶ノズルの偶発的な放出を防ぐ。 【0020】 図1(e) および (f)は、ノズル32およびノズルアクチュエータ34を有するエアゾル缶ノズル端部30に取り付けられるキャップ10の (e) 斜視図および
    (f) 側面図をそれぞれ示す。 エアゾル缶の本体部分は、簡単化のために図示されていないが、周知のように、ノズル端部30から下方に延びている。 【0021】 図1(e) および(f) に示されるように、キャップ10は開いた位置で使用される。 このキャップ10がノズル端部30に装着されると、ノズル32とアクチュエータ34とは取り付けリングの上端部20を貫通して延びる。 ユーザはノズル32またはキャップ10を回転させてノズル32を位置合わせ突出部26に当接させる。 この位置で、収容部22はノズル32と連通する。 ゴルフボール(図示せず)を収容部22に挿入し、ノズルアクチュエータ34を作動させると、ゴルフボールはエアゾル缶内のエアゾル(クリーニング液を含むのが好ましい)に曝される(engaged)。 その際、放出されたエアゾルは放出開口24を通って排出されうる。 【0022】 キャップ10は、その収容部22がその内部に受け入れるゴルフボールをノズル32の放出軸に対して偏って位置づけるように、寸法決定されている。 位置合わせ突出部32によって、放出されたエアゾルは確実にゴルフボールの側面に当たるようになり、これによってボールは収容部22の内部で回転する。 さらにユーザは、開いた位置で、取り付けリング12に対するふた14の度を調整し、
    放出されたエアゾルとゴルフボールとの接触を最適にすることができる。 【0023】 キャップ10において、ふた14はその形状が円錐台(frustoconical)である。 然しながら、形状はこの形に限定されず、たとえば円柱の部材であっても良い。 キャップ10は、市販されている様々なエアゾル缶のいずれに対しても装着可能なサイズに形成されうる。 【0024】 ヒンジ26は、ふた14を開いた位置あるいは閉じた位置でそのまま保持するように形成されていることが好ましい。 すなわち、キャップ10は、ふた14を開いた位置あるいは閉じた位置に保持するために、例えばタブやクリップ(図示せず)のような何らかの慣用的なロック手段を含むことができる。 キャップ10
    は、また、収容部22の内部に配設された内部剛毛(図示せず)と、ふた14の閉端部21に配設された外部剛毛(図示せず) とを備えるようにしても良い。 【0025】 外部剛毛は、噴霧器によるクリーニングに先立って、手によって粘土と土の大きなかたまりをゴルフボールから取り除くために使用できる。 また、外部剛毛はクラブのヘッド部をクリーニングすることにも使用できる。 内部剛毛は、ゴルフボールの回転を過度に抑制しないような長さと堅さとするのが好ましい。 内部剛毛は、キャップ10に本質的に必要なものでなく、それらがゴルフボールの回転を過度に妨げるようならば省略しても良い。 【0026】 キャップ10は任意の材料で形成できるが、ポリプロピレン(APD L60等級または同程度のポリマー)が好ましい。 これは、噴霧器用カバーキャップ製造で主として使用されている等級である。 【0027】 エアゾル(エアゾル )は、クリーニング溶液と推進剤(propellant)から成る。 クリーニング溶液は、水をベースにしたものが好ましい。 水は、他の共溶剤
    (co-solvents) および界面活性剤 (surfactants) が溶解する低コストの溶剤だからである。 【0028】 好適なクリーニング添加剤としては、次のものが含まれる。 (a)エタノール。 緑の芝生の染料を溶解するのに有用であり、かなり速く蒸発するのに十分な高い蒸気圧を有し、水の凝固点を下げてキャップ内での「氷結」
    を防止するという化学的性質を有する。 (b)界面活性剤には次のものが含まれる: i)非イオン型界面活性剤。 エトキシレート化直鎖アルコール(ethoxylated
    linear alcohols)およびエトキシレート化アルキルフェノール(ethoxylated al
    kyl phenols)等が含まれる; ii)陰イオン(アニオン)界面活性剤。 アルキルアリルスルホン酸塩(alk
    yl aryl sulphonates)、オレフィンスルホン酸塩(olefin sulphonates)、アルキル硫酸ナトリウム(sodium alkyl sulphates)、及びアルキルエーテル硫酸ナトリウム(sodium alkyl ether sulphates)が含まれる; iii)陽イオン(カチオン)界面活性剤。 第4級アンモニウム化合物(qua
    ternary ammonium compounds)が含まれる; iv)両性界面活性剤。 コカミドプロピルベタイン(cocamidopropyl betain
    es)が含まれる。 (c)ポリアクリル酸ナトリウム(sodium polyacrylates)。 粘土その他の土の溶解に有効である。 (d)ボールの光沢を維持し且つ乾燥後に表面を低摩擦化するシリコーン液(sil
    icone fluids); (e)適切な芳香、粘性、pH値、および配合組成の安定性を保証するための他の添加剤。 【0029】 クリーニング溶液は、ゴルフボールのどのような外層ポリマーコーティングにも影響を与えることなしに、粘土、芝生および土に対して作用するように配合(
    formulated)されるべきである。 クリーニング溶液は水の凝固点を下げてキャップ10内での氷結傾向を抑制するのにも寄与するだろう。 クリーニング溶液は、
    ゴルフボールおよびキャップ10の乾燥を速めるように、水単独の場合より速い速度で蒸発するのが好ましい。 より好ましくは、クリーニング溶液は高い揮発性の成分を有し、ゴルフボールの表面で乾燥してボールの重さや飛翔特性に影響を与える残留物をできるだけ少なくする。 更に、クリーニング溶液は、エアゾル缶やバルブカップの内側面に腐食を引き起こすべきではない。 使用されるいかなる界面活性剤も生物分解性であるべきである。 クリーニング液に関しては、自然に由来する (naturally derived) 溶媒が優先されるべきである。 【0030】 推進剤としては、クリーニング溶液と適合する既知の推進剤であればどのようなものでも用いることができる。 推進剤は、単にクリーニング液を押し出すためだけでなく、キャップ10に収容されたゴルフボールを回転させるためにも十分な圧を有するべきである。 推進剤は、噴霧器製品の寿命まで持続する充分な量でなければならず、法的あるいは工業的ないかなるガイドラインにも違反せず、
    非毒性で、かつ、可能な限り、いかなる揮発性有機化合物 (VOC: Volatile Orga
    nic Components) 削減法にも違反しないものであるべきである。 可能な限り、推進剤は不燃性であるべきである。 適切な推進剤としては、ジメチルエーテル、炭化水素、圧縮窒素、圧縮空気、圧縮二酸化炭素、Forane 134a (1,1,1,2-テトラフルオロエタン(1,1,1,2-tetrafluoroethane) の商標名) 、または、Forane 152
    a (1,2-ジフルオロエタン(1,2-difluoroethane) の商標名) が挙げられる。 プロパンおよびブタンの混合物などの高圧炭化水素を用いて75psi(0.52M
    Pa) までの圧力を得ることも可能である。 【0031】 クリーニング液と推進剤との組み合わせは、政府のデセプティブ(deceptive)
    なパッケージング規定に従うべきであり、そのエアゾルは、一般にはオーストラリア標準AS 2278-2000およびその後の発行又は補遺に従うべきである。 【0032】 図2は、エアゾル缶100のノズル端部102に取り付けられた本発明の第2
    実施例によるキャップ30を示している。 キャップ30は、取り付けリングの形をした第1部材32とふた形状をした第2部材34を含む。 取り付けリング32
    は、ふた34にヒンジ33を介して回動可能に取り付けられている。 取り付けリング32は、第1の下方の開口端部36と第2の上方の開口端部38とを有している。 下端部36は、エアゾル缶ノズル端部102へ着脱可能に取り付けられるように形成されている。 ふた34は、第1の下方の開口端部39と第2の上方の通常閉じた端部41とを有する。 【0033】 ふた34は、下端部39が取り付けリング上端部38から角度をもって離れている開いた位置と、図2に示されているように上端部38と下端部39とが互いに当接する閉じた位置との間で、取り付けリング32に対して回動可能である。
    こうして、ふた34は、閉じた位置では取り付けリング上端部38を実質的に閉塞する。 【0034】 取り付けリング32とふた34とは、キャップの閉じた位置で、内部にチャンバ(小室)42を形成する。 チャンバ42の大きさは、キャップ30がエアゾル缶のノズル端部102 に装着された時に、その内部でゴルフボールが自由に回転可能なようにゴルフボールを収容する寸法に決められる。 【0035】 ふた34には、エアゾルの放出のための放出開口44が閉端部41に形成されている。 取り付けリング32にはノズル開口部46が設けられ、キャップ30がエアゾル缶ノズル端部32に取り付けられた時に、エアゾル缶100 のノズル104 を作動させるためのアクセスが可能となる。 キャップ30は、チャンバ42の内面に配設された内部剛毛48と、キャップの閉端部41の表面上に配設された外部外剛毛49と、を有する。 【0036】 キャップ10の場合と同様に、ヒンジ33は、キャップ30が閉じた位置にある時、ふた34をこの閉じた位置に保持するように構成されることが望ましい。
    あるいは、キャップ30が、なんらかの従来のロック手段を備えるようにしても良い。 【0037】 エアゾル缶100 のノズル104 は、エアゾル缶100 の軸と実質的に一致した方向にエアゾルを供給する。 【0038】 使用に際して、取り付けリング32は、缶のノズル端部102に装着される。
    ふた34はヒンジ33を軸として開いた位置へ開かれ、クリーニングすべきゴルフボール(図示せず)が、取り付けリング32あるいはふた34の内側へ入れられる。 それから、ふた34が閉じられ、その閉じた位置で、取り付けリング32
    およびふた34によってゴルフボールを収容するチャンバ42が形成される。 チャンバ42は、ノズル104から供給を受けるように位置づけ、内部でゴルフボールが自由に回転できるようにする。 【0039】 作動時には、ユーザの指がノズル104に到達するように設けられたノズル開口部46を通して、ユーザによってノズル104が駆動される。 ノズル104
    を作動させることによってエアゾルがエアゾル缶100から供給され、ゴルフボールがエアゾルの流れによってチャンバ42内で回転し、エアゾルと絡み合う。
    ゴルフボールがチャンバ42内で回転している時、内部剛毛48はゴルフボールに接触しうるから、クリーニングが促進される。 チャンバ42を通過したエアゾルは放出開口部44から放出されうる。 【0040】 エアゾルの流れによるゴルフボールの回転を助長するために、チャンバ42は、取り付けリング下端部36の中心を通るキャップ30の縦軸に関して偏って位置するように構成されても良い。 これにより、ゴルフボールをノズル104 から放出されるエアゾル流に対してずれた関係で位置づけることになる。 他の手段として、キャップ30の縦軸に関して角度をもってエアゾルを放出するように、
    ノズル104 を形成することも可能である。 【0041】 上述したように、チャンバ42は、さまざまなプロゴルフ協会 (Professional
    Golf Associations) によって決定され認可されたサイズのゴルフボールを受け入れることができるように寸法決定される。 典型的には53mmより大きい直径を持った大直径のエアゾル缶では、それに応じてキャップ10も大きな直径を有し、より大きなチャンバ42が得られるであろう。 チャンバ42がより大きくなることで、ゴルフボールをエアゾル缶100 の中心軸からわずかにずれた位置に置くことが可能になり、ゴルフボールに対するエアゾルのオフセット放出を自然に実現することができる。 エアゾル缶100 は使用時に傾けられるのが通常であろうから、ゴルフボールは取り付けリング32およびふた34上に置かれることとなり、ゴルフボールがノズル104 からのエアゾルの放出に対してオフセットの位置関係になるのは確実であろう。 【0042】 図3は、本発明の第3実施例によるキャップ50のいくつかの外観を表わしている。 キャップ50は一体形成され、壁セクション52、上部セクション53、
    および上部セクション53と向かい合った開口端部54を含む。 開口端部54は、エアゾル缶のノズル端部に着脱自在に取り付けられるように形成されている。
    上部セクション53は放出用開口56を含み、壁セクション52はノズル開口5
    8を含む。 キャップ50は内部のチャンバ60を規定し、このチャンバ60は開口端部54と連通し、ゴルフボールを収容する大きさを有する。 また、キャップ50は、上部セクション53の表面に配設された外部剛毛(図示せず)と、チャンバ60内部に配設された内部剛毛(図示せず)とを含んでもよい。 【0043】 使用にあたり、ゴルフボール(図示せず)は、開口端部54を通してチャンバ60に挿入される。 それから開口端部54はエアゾル缶のノズル端部へ取り付けられる。 その後、本装置の操作者は、ノズル開口部58を通してエアゾル缶を作動させる。 これによりチャンバ60内でゴルフボールが回転し、スピンしながら放出されたエアゾルの内容物と接触する。 【0044】 この実施形態では、壁セクション52は、上部セクション53の断面積よりも開口端部54の断面積の方が大きい円錐台(frustoconical) 形状を有する。 【0045】 図4は本発明の第4実施例によるキャップ70を示し、キャップ70は第3実施例のエアゾル缶110 に取り付けられている。 このエアゾル缶110 はノズル端部112にノズル114を有している。 ノズル114 は、従来知られた方法によって折り目を付けたクリンプ(crimped)バルブセクション115を有している。 キャップ70は、接続軸部(connection stem)74を備えた第1セクション72を含む。 接続軸部74は、クリンプバルブセクション115に対して着脱可能に取り付けるための開口端部76を有する。 キャップ70は、ヒンジ8
    6によって第1セクション72に取り付けられた第2セクション84も含む。 第2セクション84は第1セクション72から離れて開いた位置へ回動可能であり、この開いた位置でゴルフボール90を第1セクション72の内部に配置することができる。 続いて、第2セクション84を閉じた位置まで回動することで、第1セクション72と第2セクション84とがチャンバ88を形成し、その内部にゴルフボール90を収容することができる。 キャップ70の接続軸部74には、
    ノズル114 を作動させるための作動レバー92が配置されている。 【0046】 図5は本発明の第5実施例によるキャップ130 を示し、第3実施例のエアゾル缶110 に取り付けられる。 キャップ130 は、壁セクション132と開口端部137を有する接続セクション134とを含む。 この接続セクションは、
    折り目を付けたクリンプバルブセクション115に対して着脱可能に取り付けられるように形成されている。 【0047】 壁セクション132は、開口端部137 の反対側に開口スリット形状の縁部(
    rim)136 を備えている。 縁部136 は、典型的には約40mmの幅寸法13
    8 を有し、この幅はゴルフボール120の直径よりわずかに小さい。 壁セクション132は曲がりやすく弾力性のある原料からなり、縁部136が弾性的で曲がりやすいことによって、ゴルフボール120 を壁セクション132によって規定されるチャンバ135内へと押し込むことが可能となる。 接続軸部134には、ノズル114 を作動させるための作動レバー139が設けられている。 縁部136は、チャンバ135を通過したエアゾルを放出させるための放出開口としても機能する。 【0048】 上述したようにキャップの好ましい実施例を説明したが、キャップを他の形状で実施し、あるいは、上述した好ましい実施例に対して各種の変更を行うことは当業者にとっては明らかに容易である。 【図面の簡単な説明】 【図1】 (a)〜(d)は、それぞれ、本発明の第1実施例によるキャップの斜視図、
    背面図、上面図、および側面図であり、図1(e)および(f)は、ぞれぞれ、
    エアゾル缶ノズル端部の第1例に取り付けられる第1実施例の斜視図および側面図である。 【図2】 エアゾル缶の第2例に取り付けられる本発明の第2実施例によるキャップを示す図である。 【図3】 図3(a)〜(d)は、それぞれ本発明の第3実施例によるキャップの斜視図、底面図、第1の側面図、そして(第1の側面図を90度回転させた)第2の側面図である。 【図4】 図4は、エアゾル缶の第3例に取り付けられる本発明の第4実施例によるキャップを示す図である。 【図5】 図5は、エアゾル缶の第3例に取り付けられる本発明の第5実施例によるキャップを示す図である。

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