Takuro ball

申请号 JP2007540698 申请日 2005-04-12 公开(公告)号 JP2008519627A 公开(公告)日 2008-06-12
申请人 サティアン・インダストリーズ・カンパニー・リテミッドSatian Industries Co Ltd; 发明人 ローピパタナ、ブーンサクディ; ローピパット、ブーンチャイ;
摘要 タクローボールは、柔軟な材料のパッド(42)が帯材面(28)の凹部(30)に取り付けられていることが好ましい、弾性的な材料のタクローボール帯材(10)から編み込まれ、パッドは、帯材に剛性を与え、且つ/又はパッドの縁を保護し、且つ/又はパッドを帯材に取り付けるのを補助する機能を果たす帯材面部分(32、34、36)と少なくとも部分的に接する。
权利要求
  • 片面(28)が柔軟な材料から成る部分(42)から構成される弾性的な材料のタクローボール帯材(10)であって、前記片面(28)に柔軟な材料のパッド(42)を有し、各パッドの周縁(32、34、36)の少なくとも一部が帯材面と接することを特徴とするタクローボール帯材。
  • 前記パッド(42)を受け入れる凹部(30)を有することを特徴とする請求項1に記載のタクローボール帯材。
  • 前記各凹部(30)の底部に、長手方向の溝(38、40)が設けられることを特徴とする請求項2に記載のタクローボール帯材。
  • 少なくとも前記凹部(30)の付近に、半径方向に厚い境界リップ(32)を有する凸状側縁(12)を有することを特徴とする請求項2または3に記載のタクローボール帯材。
  • 少なくとも前記凹部(30)の付近に、半径方向に厚い境界リップ(36)を有する正弦波状側縁(14、16)を有することを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載のタクローボール帯材。
  • 前記パッド(42)は、湾曲した上面(56)を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のタクローボール帯材。
  • 前記パッド(42)は、横方向及び/または長手方向にテーパ状になっていることを特徴とする請求項6に記載のタクローボール帯材。
  • 前記パッド(42)は、前記凸側リップ(32)のすぐ内側で前記凹部(30)の一定の長さ部分(52)だけ存在せず、横方向のパッド両端(54)は、凹部の横方向の両端(34)に届かないことを特徴とする請求項4〜7のいずれか1項に記載のタクローボール帯材。
  • 前記パッド(30)の前記上面(56)は、長手方向に溝が付いていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載のタクローボール帯材。
  • パッドの凸状側縁(50)が、帯材の前記凸状側縁(12)と面一であることを特徴とする請求項4〜9のいずれか1項に記載のタクローボール帯材。
  • 熱可塑性工業用プラスチック材料から成形されることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載のタクローボール帯材。
  • 前記工業用プラスチック材料は、ポリエチレン及びポリプロピレンの混合物であることを特徴とする請求項11に記載のタクローボール帯材。
  • 前記パッド(42)は、エラストマー材料から成形されることを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載のタクローボール。
  • 前記エラストマー材料は、熱可塑性エラストマー又は合成ゴムであることを特徴とする請求項13に記載のタクローボール。
  • i)弾性的な材料の帯材(10)を成形するステップと、
    ii)前記帯材の片面(28)に柔軟な材料から成る部分(42)を成形するステップと を含むタクローボール帯材の製造方法であって、
    iii)前記帯材の面(28)に柔軟な材料のパッド(42)を成形するステップと、
    iv)前記帯材の面を各パッドの周縁(32、34、36)の少なくとも一部と接するように形成するステップと を備えたことを特徴とするタクローボール帯材の製造方法。
  • i)前記帯材の面(28)に一連の凹部(30)を成形するステップと、
    ii)前記凹部内に前記パッド(42)を成形するステップと を含むことを特徴とする請求項15に記載のタクローボール帯材の製造方法。
  • i)各凹部(42)と位置合わせされるキャビティゲートを有する成形型内にタクローボール帯材(10)を入れるステップと、
    ii)前記キャビティゲートで、前記帯材の周辺の面(28)を溶融することなく凹部の表面を溶融させるのに十分であるような最高温度を生じさせるステップと を含むことを特徴とする請求項16に記載のタクローボール帯材の製造方法。
  • 請求項1〜14のいずれか1項に記載のタクローボール帯材から編み込まれるか、または請求項15〜17のいずれか1項に記載の方法によって製造されることを特徴とするタクローボール。
  • ボールの形状に編み込まれたときに前記タクローボールの露出する外面を構成する帯材の面(28)の部分のみにパッド(42)が限られることを特徴とする請求項18に記載のタクローボール。
  • フープ状のタクローボール帯材(10)の対から編み込まれることを特徴とする請求項18または19に記載のタクローボール。
  • 前記フープ状のタクローボール帯材(10)の対は、フープ状の中央帯材によって隔てられることを特徴とする請求項20に記載のタクローボール。
  • 说明书全文

    [序論]
    本発明は、タクローボールに関し、特に、プラスチック材料製のタクローボール帯材、タクローボール帯材から編まれるタクローボール、及びタクローボール帯材を製造する方法に関する。

    [背景]
    セパタクローは、対抗するチームがプレイヤーの足、膝、頭、肩等、すなわち手及び腕を除くあらゆる体の部分を用いて胸より高いネット越しにタクローボールを行き来させて競技される。 ゲームの目的はボールを相手チームのコートに落とすことであり、ゲームのルールはバレーボールに類似している。 タクローのもう1つの形式はフープタクローであり、一度に1つのチームのみがプレイし、プレイヤーが協同してボールを地上5m程度の高さに垂直に向けられたフープ(輪)の中に入れるものである。

    [従来技術]
    英国特許第2,196,861号(Lorhpipat)には、通常、縦に裂けた籐の帯材を球形のバスケットの形状に編むことにより従来のタクローボールを製造する方法と、プラスチック材料製の帯材をフープの形状に織り込むことによりタクローボールを製造する方法とが記載されている。 英国特許第2,196,861号の図1に示されるように、タクローボール1は、開口部が規則的に並ぶようにプラスチック材料製の帯材2、3から編み込まれた球形の構造を有している。

    国際公開特許第95/28206号(Satian Industries Co. Ltd.)には、少なくとも主要部が柔軟な材料から成る一構成部分と弾性的な材料から成る他の構成部分とを有する複合帯材であるような帯材から編み込まれ、柔軟な材料と弾性的な材料は所定の反発特性を生じるように選択される、タクローボールが開示されている。 一実施の形態では、複合帯材は、ボールの形状に編み込まれるときに少なくともボールの露出する外面が上記柔軟な部分から構成されるように形成され配置される。

    国際公開特許第95/28206号により作製されるタクローボールの問題は、規定のボール重量及びサイズで、衝撃吸収(柔軟性)に対する反発特性を維持することである。 例えば、規定のセパタクローボールは、12個の孔及び20個の交点を有するように1層で織り込まれた球形を有する。 これは、合成繊維又は天然の籐からできている。 籐製である場合、9〜11本の茎(strain)から成っている。 円周は0.42m〜0.44m(女性用は0.43m〜0.45m)である。 競技前の重量は、170g〜180g(女性用は150g〜160g)である。 より詳細な情報については、www.takrawworld.com.を参照されたい。 ボールをより大きな0.425mの円周で190gにするのと同様に、円周を0.40mに縮小することが現在提案されている。

    [目的]
    本発明の目的は、必要な反発特性及び/又は耐久性を保ちながらも、規定のタクローボールの衝撃吸収性を高めることである。

    [発明の説明]
    本発明によれば、弾性的な材料のタクローボール帯材は、帯材の片面に柔軟な材料のパッドを有し、各パッドの周縁の少なくとも一部がその帯材面と接している。 タクローボール帯材は、本明細書では、フープを形成するようにその端同士を接合して、タクローボールの形状に編み込むことができる、薄く細長い弾性的な材料の帯材として定義される。 帯材面の境界線は、以下の機能、すなわち:
    帯材に剛性を与える機能、
    パッドの縁を保護する機能、及び パッドを帯材に取り付けるのを補助する機能の1つ又は複数を有する。

    本発明の一実施の形態によれば、各タクローボール帯材は、パッドを受け入れる凹部を有する。

    本発明のさらなる実施の形態によれば、タクローボール帯材は、少なくとも凹部の付近に、半径方向に厚い境界リップを有する凸状側縁を有する。

    本発明のさらに他の実施の形態によれば、タクローボール帯材は、少なくとも凹部の付近に、半径方向に厚い境界リップを有する正弦波状側縁を有する。

    パッドは、丸みがあり長手方向にリブの付いた上面を有するとともに、横方向及び長手方向の両方に向かってテーパ状であり得る。

    本発明によるタクローボール帯材を製造する方法は、
    i)弾性的な材料の帯材を成形するステップと、
    ii)帯材の片面に柔軟な材料のパッドを成形するステップとを含み、帯材面は、各パッドの周縁の少なくとも一部と接するように形成される。

    本発明の方法の一実施の形態は、
    i)帯材面に一連の凹部を成形するステップと、
    ii)凹部内にパッドを成形するステップとを含む。

    本発明は、本発明によるタクローボール帯材から編み込まれるタクローボールも含む。 本発明の一実施の形態によるタクローボールでは、ボールの形状に編み込まれたときにその露出する外面を構成するタクローボール帯材の領域のみにパッドが限られている。

    本発明の上記の特徴及びさらなる特徴が、例として図面に示されている。

    本発明のタクローボールは、英国特許第2,196,861号(Lorhpipat)及び国際公開特許第95/28206号(Satian Industries Co. Ltd.)に記載されているタクローボールの発展形態であり、これら文献はいずれも本明細書にて参照される。

    図1〜図3は、工業用プラスチック等の弾性的な熱可塑性材料の薄く細長い概ね平坦な成形品としてタクローボール帯材10を示しており、この帯材10は、一定半径の凸状側縁12と、5つの等間隔の山14及びその間にある谷16を有する正弦波状に起伏した輪郭の他方の側縁とを有する。 各谷は、ノッチ18が片側にある非対称形である。

    帯材10の一端20は、一点に向かって先細りになっており孔22を有し、他端24は、上面28に窪み26を有している。 窪み26は、帯材の尖った端を収容して、フープ接合部の上面を面一にするような形状である。 ポップリベット(図示せず)が、孔22と窪み26に開けられた相補的な孔とに通されて、帯材10の端同士を接合して円錐台形フープを形成する。

    帯材は、長さが約40.5cmであり、最大幅が2cmであり、最大厚さが3mmである。 帯材は、ポリエチレン及びポリプロピレンを含む均等質の混合物であるポリオレフィンブレンドから成形され、ポリエチレン及びポリプロピレンの割合は、初心者、アマチュアからプロの競技プレイヤーに至るまでの、タクローボールが使用される特定用途に適合するように変えられる。

    帯材の上面28は、谷16と谷16の間の山14の領域に等間隔に、一連の成形によるほぼ直線状の5つの凹部30a、30b、30c、30d、30eを有している。 各凹部の境界線は、凸状側縁12と平行な側縁リップ32、一対の対向する横方向端34a、34b、及び山14と平行な山側リップ36を画定する。 各凹部は、一連の3つの長手方向のU字形断面の溝38a、38b、38cと、山側リップ36に近い第4の平底幅広の溝40とを有する。 代替的な図示しない実施形態では、U字形断面の溝には、成形時又は成形後の圧入時にアンダカットを形成することができる。

    柔軟な弾性材料のパッド42a、42b、42c、42d、42eが、それぞれ対応する凹部30a、30b、30c、30d、30e内に設けられる。 タクローボール帯材10は、成形型に入れられ、パッドが帯材に射出成型される。 成形型は、パッドが成形される凹部と位置合わせされる各キャビティゲートで最高温度が生じるようになっている。 この温度は、帯材の周囲の上面を溶融することなく凹部表面を溶融させるのに十分であり、パッドと凹部とを良好に接着させる温度である。

    パッドの最大厚さが3mmである場合、ポリウレタン(PU)又はポリエチレン(PE)フォーム等の海綿状材料は十分な衝撃吸収性を提供しないが軽量であることが判明した。 熱可塑性エラストマー(TPE)等のエラストマー材料、及びポリプロピレン(PP)等の合成ゴムは、上記のパッド厚さ限度内で十分な衝撃吸収性を提供することが分かった。 しかしながら、これらの材料は比較的重い(PPの密度は0.98であり、TPEは1である)。 これは、ボールの設計に制限を課すこととなる。 TPEの厚さが増すほど、ボールが与えることができる感触が軟らかく衝撃吸収性が高くなる。 しかしながら、TPEの厚さが増すほど、タクローボール帯材は、ボールの総重量を満たすために軽量でなければならない。 タクローボール帯材の重量を減らす場合、タクローボール帯材の厚さを薄くせざるを得ず、その結果として反発力が失われる。 本発明によるタクローボールの設計は、規定の範囲内で必要な反発特性、重量、及び円周と、実用的な軟らかい感触及び衝撃吸収性とをボールに提供するように最適化されている。

    タクローボール帯材は、最軽量で最大の曲げモーメント又は弾性率を有するように設計されている。 図2を参照すると、帯材の最大半径方向厚さは、凸状側縁12の全長に沿って維持されており、帯材の厚さは正弦波状縁14、16に向かって漸減する。 これにより、帯材の側縁12と平行な凹部30の境界線が補強リップ32を形成している。 凹部内の溝38、40はいずれも局所的に、帯材の厚さを減らし(重量の削減)、パッドと帯材との接着力を高める機械的手段を提供する。 溝38cと40との間の幅広の凹部の表面44も、帯材を局所的に補強するのに役立ち、溝40の大きな表面積もまた、パッドと帯材との結合力を高める。 機械的結合は、上述の図示しないアンダカット溝によってさらに高められる。

    パッド42は、図5及び図6に示されるように湾曲した上面を有するように成形され、山側縁48及び横方向端54a、54bの全てが、対向する凹部の境界部36、34a、34bそれぞれよりも低くなっている。 帯材の山側境界部36は、パッドの山側縁48よりも高い半径方向に厚いリップであるため、ボールが床面に当たるときに山側縁48に近いパッド表面から構成される「スイートスポット」に当たるようになる。 ボールが斜めの度で床面に当たる場合、パッドの山側縁は、ボールに対するサイドスラストによって生じる剪断力を受けることになり、これは、柔軟なパッドをタクローボール帯材から剥がす傾向があるため、パッドの寿命を徐々に短くする。 帯材凹部の山側境界部36は、このような剪断力によってパッドが損傷を受けないように保護する直立リップである。 フープ状の帯材の側縁12は、編み込まれたタクローボールにおいて互いに当接するため、パッドの側縁50を同様に保護する必要はない。 実際には、この縁はテーパ状である必要はなく、凸側リップ32と等しいか又はこれよりも大きな半径方向高さを有することができる。

    ボールが床に当たるか又は打たれるとき、ボール全体が圧迫されて卵形になり、フープ状の帯材は、特に交点において変位して互いの上でスライドする(英国特許第2,196,861号の2ページ第95〜110行を参照)。 多くの場合、1つのフープ状帯材は、隣接するフープ状帯材のパッドを越えて又はパッドの上にスライドし、ボールが床から跳ね返って球形に戻ると、元の静止位置に戻る。

    凸側リップ32のすぐ内側で凹部30を約2mm幅の長さ部分52だけパッドが存在せず、パッドの横方向端54a、54bそれぞれが凹部の横方向端34a、34bに届かないままにするようにパッドを成形することが、変位して上に重なったフープ状帯材がその静止位置に戻る際の助けになる、すなわち、重なったフープが互いに引っ掛かるのを軽減することが判明した。 柔軟なパッド材料の摩擦係数は、弾性的な帯材材料の摩擦係数よりも必然的に大きく、上に重なったフープ状帯材のスライド動作に抵抗する。 また、この2mmの余裕は、パッド成形品の縁に平坦な表面を与えるため、成形プロセス中にパッド材料が設計されたパッド範囲から漏出せず、成形後のトリミングの必要がない整った明確なバリなしの縁を成形帯材に与える。

    パッドの湾曲形状がその中央領域に最大高さを与えて緩衝性を最大にすると共に、パッドの横方向及び長手方向のテーパも、変位したフープ状帯材の復帰を助ける。 さらに、パッド表面が山側縁40に向かってテーパ状になっていることで、その側縁が凹部から剥がれることを防止するのに役立つ。

    柔軟なパッド42の上面56は、パッド材料の重量を減らすために長手方向のリブを有している。

    帯材の横方向テーパ及びパッドの湾曲形状は、編み込まれたボールの球形の全体形状にも寄与する。

    タクローボールは、図1〜図7に示されるタクローボール帯材10によってそれぞれ形成されるフープ状帯材の対から編み込まれる。

    さらに他の図示しない実施形態では、タクローボールは、英国特許第2,196,861号(Lorhpipat)の中央フープ3又は国際公開特許第95/28206号(Satian Industries Co. Ltd.)の中央ストリップ26とほぼ同等の付加的な中央フープを対向する側部フープ対間に配置して編み込まれる。 中央フープの効果は、ボールの編み方が2ループボールよりも緩くなり得ることであり、その結果、より軟らかい感触がボールに与えられ、上に重なったフープの上述の変位及び引っ掛かりが軽減される。 これは、タクローボール帯材が側縁リップ及び/又はパッドのない凹部長さを必要とせず、パッドの凸状側縁が帯材の凸状側縁と面一になることを意味する。

    上記は、本発明の実施形態を図示、説明、及び記載するために提供されている。 これらの実施形態のさらなる変更及び適合は、当業者には明らかであり、本発明の精神すなわち添付の特許請求の範囲から逸脱せずに行うことができる。 例えば、図示されたものと異なる形状及びサイズのタクローボール帯材を用いてもよい。 同様に、タクローボールを異なる数の帯材から編み込むこともできる。

    本発明の第1の実施形態による、パッドを成形する前のタクローボール帯材の平面図である。

    図1の線I−Iにおける帯材凹部の拡大断面図である。

    図1の帯材及び凹部の一部の拡大平面図である。

    パッドが成形された第1の実施形態による帯材の平面図である。

    図4の線II−IIにおけるパッド及び凹部の拡大断面図である。

    図4の線III−IIIにおけるパッド及び凹部の拡大長手方向断面図である。

    図4の帯材並びにパッド及び凹部の一部の拡大平面図である。

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