Billiards set

申请号 JP35471995 申请日 1995-12-27 公开(公告)号 JP2724992B2 公开(公告)日 1998-03-09
申请人 邦弘 河辺; 发明人 KAWABE KUNIHIRO;
摘要
权利要求 (57)【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 所定の色彩で着色されると共に、第1番から第5番までの番号が付されてなる5個のボールの組合せよりなる第1の色彩の球体群と、 第1の色彩とは異なる色彩で着色されると共に、第1番から第5番の番号が付されてなる5個のボールの組合せよりなる第2の色彩の球体群と、第1の色彩と第2の色彩とも異なる色彩で着色されると共に、第1番から第5番の番号が付されてなる5個のボールの組合せよりなる第3の色彩の球体群とを備えることを特徴とするビリヤード・セット。
  • 【請求項2】 所定の色彩で着色されると共に、第1番から第4番までの番号が付されてなる4個のボール、及び、これと同一色彩で着色されかつストライブなど格別な視認性が施されると共に、第5番の符号が付されてなる1個のボールの組合せよりなる第1の色彩の球体群と、第1の色彩とは異なる色彩で着色されると共に、第1番から第4番までの番号が付されてなる4個のボール、及び、これと同一色彩で着色されかつストライブなど格別な視認性が施されると共に、第5番の符号が付されてなる1個のボールの組合せよりなる第2の色彩の球体群と、第1の色彩と第2の色彩とも異なる色彩で着色されると共に、第1番から第4番までの番号が付されてなる4個のボール、及び、これと同一色彩で着色されかつストライブなど格別な視認性が施されると共に、第5
    番の符号が付されてなる1個のボールの組合せよりなる第3の色彩の球体群とを備えることを特徴とするビリヤード・セット。
  • 【請求項3】 第1の色彩は赤色、第2の色彩は青色、
    第3の色彩は黄色であることを特徴とする請求項1または2記載のビリヤード・セット。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】この発明は、特に3人プレイに好適で、かつ娯楽性に富んだプレイを行うことが可能な新規なビリヤード・セットに関するものである。

    【0002】

    【従来の技術】周知のように、ビリヤード・ゲームにおける現在の主流はポケット・ゲーム方式であり、この方式はエイトボール・プレイ方式とナインボール・プレイ方式とに大別されるが、主として2人または2組で行うプレイ方式が中心であり、3人ではほぼナインボール・
    プレイ方式のみとなっている。

    【0003】そして、このような従来のプレイ方式で用いられるボールは、それぞれ異なる色彩にベタ塗りされ第1番から第8番までの番号が付された8個のボールと、ストライブなどの模様が施され第9番から第15番までの番号が付された7個のボールによって構成されている。

    【0004】しかして、エイトボール・プレイ方式は、
    15個の色違いのボールを使用し、例えばプレーヤーA
    が第1番から第7番のボールを持ち玉とし、プレーヤーBが第9番から第15番のボールを持ち玉とする。 そして、各人の持ち玉をそれぞれ落とした後、最後に第8番ボールを落とした者が勝者となる。 このようなエイトボール・プレイ方式は、2人または2組でしかプレイすることができない。

    【0005】また、ナインボール・プレイ方式は、第1
    番から第9番までのボールを使用し、第1番から順次に各ボールを落としてゆくのであるが、最後に第9番を落とした者が勝者となる。 このようなナインボール・プレイ方式は、2人でも3人でもプレイが可能であるが、玉数が少なく、淡白なゲームとなる。

    【0006】

    【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のように色違いの15個のボールよりなるビリヤード・セットでは、主として2人または2組であればゲームの種類を選ぶことができるが、3人の場合にはナインボール・プレイ方式以外には適切なゲームを行うことができないなどの問題を有している。

    【0007】しかしながら、近年は若者を含め幅広い年令層にビリヤード・ゲームが浸透してきている。 本願出願人は、ビリヤード・ゲームを行うプレイ人口の増加により、従来のように2人または2組としてプレイを行うプレイ方式を主流とするのみならず、3人が1組としても楽しくプレイすることが可能なビリヤード・セットの必要性を感じ、係るプレイの可能なビリヤード・セットにつき鋭意研究を行ったものである。

    【0008】この発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、特に3人プレイに好適で、かつ娯楽性に富んだプレイを行うことが可能な新規なビリヤード・セットを提供することにある。

    【0009】

    【課題を解決するための手段】この発明は、上記のような目的を達成するために、請求項1記載のように、所定の色彩で着色されると共に、第1番から第5番までの番号が付されてなる5個のボールの組合せよりなる第1の色彩の球体群と、第1の色彩とは異なる色彩で着色されると共に、第1番から第5番の番号が付されてなる5個のボールの組合せよりなる第2の色彩の球体群と、第1
    の色彩と第2の色彩とも異なる色彩で着色されると共に、第1番から第5番の番号が付されてなる5個のボールの組合せよりなる第3の色彩の球体群とを備えることを特徴とする。

    【0010】また、請求項2記載のように、所定の色彩で着色されると共に、第1番から第4番までの番号が付されてなる4個のボール、及び、これと同一色彩で着色されかつストライブなど格別な視認性が施されると共に、第5番の符号が付されてなる1個のボールの組合せよりなる第1の色彩の球体群と、第1の色彩とは異なる色彩で着色されると共に、第1番から第4番までの番号が付されてなる4個のボール、及び、これと同一色彩で着色されかつストライブなど格別な視認性が施されると共に、第5番の符号が付されてなる1個のボールの組合せよりなる第2の色彩の球体群と、第1の色彩と第2の色彩とも異なる色彩で着色されると共に、第1番から第4番までの番号が付されてなる4個のボール、及び、これと同一色彩で着色されかつストライブなど格別な視認性が施されると共に、第5番の符号が付されてなる1個のボールの組合せよりなる第3の色彩の球体群とを備えることを特徴とする。

    【0011】さらに、請求項3記載のように、第1の色彩は赤色、第2の色彩は青色、第3の色彩は黄色であることを特徴とする。

    【0012】

    【発明の実施の形態】以下、この発明の実施例を図面に基づき詳細に説明する。 図1乃至図3は、この発明に係るビリヤード・セットの球体群の説明図であり、図4
    は、この発明に係るビリヤード・セットにおけるプレイ開始時の説明図である。

    【0013】図1は、第1の色彩の球体群1を示しており、この球体群1は、所定の色彩(例えば、赤色)で着色されると共に、第1番から第4番までの番号が付されてなる4個のボール1a〜1dを有している。

    【0014】また、第5番のボール1eとして、ボール1a〜1dと同一色彩で着色され、かつストライブなど格別な視認性X,Yが施されると共に、第5番の符号が付されてなるボール1個が組合されている。

    【0015】図2は、第2の色彩の球体群2を示しており、この球体群2は、第1の色彩とは異なる色彩(例えば、青色)で着色されると共に、第1番から第4番までの番号が付されてなる4個のボール2a〜2dを有している。

    【0016】また、第5番のボール2eとして、ボール2a〜2dと同一色彩で着色され、かつストライブなど格別な視認性X,Yが施されると共に、第5番の符号が付されてなるボール1個が組合されている。

    【0017】図3は、第3の色彩の球体群3を示しており、この球体群3は、第1の色彩と第2の色彩とも異なる色彩(例えば、黄色)で着色されると共に、第1番から第4番での番号が付されてなる4個のボール3a〜3
    dを有している。

    【0018】また、第5番のボール3eとして、ボール3a〜3dと同一色彩で着色され、かつストライブなど格別な視認性X,Yが施されると共に、第5番の符号が付されてなるボール1個が組合されている。

    【0019】この発明に係るビリヤード・セットにおける各球体群1〜3の好適な実施例としては、上記したように構成されることが好ましいが、各球体群1〜3における第5番のボール1e,2e,3eは、その他のボールと同様に格別な視認性X,Yを施さずベタ塗りのものとしてもよい(図示略)。

    【0020】このように構成されたビリヤード・セットが、3人でプレイするのに好適であることを知るために、以下にプレイの概略について説明する。

    【0021】(1)プレイ開始時には、従来のエイトボールの場合のセットと同様に、ビリヤード台5のフットポイントに各ボール1a〜3eを正三形状に並べる(図4参照)。 なお、中心に置かれた第5番ボール1
    e,2e,3eの回りの12個のボールは、色彩の異なるボールを交互に並べる(例えば、赤色→青色→黄色→
    赤色・・・)。

    【0022】(2)図示はしないがプレイヤーA,プレイヤーB,プレイヤーC中から、例えばプレイヤーAが手玉(白玉)4を介してブレイクショットを行い、第1
    の色彩の球体群1における第3番ボール1cが落ちたとする。 この際には、プレイヤーAの持ち玉は第1の色彩の球体群1となる。

    【0023】(3)次いで、プレイヤーBがショットし、第2の色彩の球体群2における第3番ボール2cが落ちたとすれば、プレイヤーBの持ち玉は第2の色彩の球体群2となる。 この際には、プレイヤーCの持ち玉は必然的に第3の色彩の球体群3となる。

    【0024】(4)その後、各プレイヤーA〜Cは、手玉4を介して各人の持ち玉である球体群の第1番から第4番までのボールを落とすことに専念する。 落としていくボールは第1番から第4番のうちのどの番号のボールから落としていってもよい。 この際、他のプレイヤーの持ち玉である球体群のボールを落としてもファールにはならない。 しかし、自分の持ち玉が一緒に落ちなければプレイの順番は次のプレイヤーに移る。

    【0025】(5)そして、自分の持ち玉である球体群の第1番から第4番までのボールを落とし終われば、ここで初めて自分の持ち玉である球体群における第5番のボールを落とす権利が発生する。

    【0026】(6)自分の持ち玉である球体群の第1番から第5番のボールを総て落しきったプレイヤーは、他の2人のプレイヤーのいずれかの第5番ボールを指定し、落とすポケット(図示略)も指定してショットを行う(コールショット)。 ここで、指定したポケットに指定した他のプレイヤーの第5番ボールを落とせた場合には、ゲームセットとなる。

    【0027】この発明に係るビリヤード・セットは概略的には以上のように用いられてプレイされるが、次に図5に示したようなより具体例に基づいて説明する。

    【0028】(1)ビリヤード台5の上には、第2の色彩の球体群2における第2番ボール2bと第5番ボール2e、第3の色彩の球体群3における第5番ボール3e
    の合計3個のボールが残されているとする。 そして、手番は、第1の色彩の球体群1を持ち玉とするプレイヤーAとする。

    【0029】(2)プレイヤーAは、自分の持ち玉を総て落としているので、プレイヤーBの第5番ボール2e
    あるいはプレイヤーCの第5番ボール3eを狙う権利を有している。 従って、プレイヤーAが「第2の色彩の球体群2における第5番ボール2e」をコールし、落とすべきポケットもコールし、ショットを行う。 この際、手玉4をどのボールに当てようが構わないが、ともかくコールした第5番ボール2eを、コールしたポケットに落とせたならばゲームセットとなる。

    【0030】(3)この場合、プレイヤーAは3点、第5番ボール2eを落とされたプレイヤーBは0点、プレイヤーCは1点という得点状態となり、新たにプレイが再開される。

    【0031】次に、ファールとぺナルティについて説明する。

    【0032】(1)手玉4がどのボールにも当たらなかった場合には、ファールとされる。 ペナルティは、既に落とした持ち玉の第1番から第4番までのいずれかのボールを1個フットポイントに戻し、プレイの順番は次のプレイヤーに移る。 手玉4は、動かさずそのままの停止位置からショットする。

    【0033】(2)まだ落としてはいけない場面で第5
    番ボールを落とした場合には、ファールとされる。 ペナルティは、まず落とした第5番のボールをセンターポイントに戻し、さらに既に落としている持ち玉の第1番から第4番までのいずれかのボールを1個フットポイントに戻し、プレイの順番は次のプレイヤーに移る。 手玉4
    は、動かさずそのままの停止位置からショットする。

    【0034】(3)手玉4を落としてしまった場合には、ファールとされる。 ペナルティは、既に落としている持ち玉の第1番から第4番までのいずれかのボールを1個フットポイントに戻し、プレイの順番は次のプレイヤーに移る。 手玉4は、ヘッドラインの内側のエリアであれば所望の位置に置きショットする。

    【0035】(4)コールショットの際に指定したポケット以外のポケットに第5番ボールを落としてしまった場合、または、指定した第5番ボール以外のボールを落としてしまった場合には、ファールとされる。 ペナルティは、落としてしまった第5番ボールをフットポイントに戻し、プレイの順番は次のプレイヤーに移る。 手玉4
    は、動かさずそのままの位置からショットする。

    【0036】(5)なお、持ち玉の第5番ボールを既に落としているプレイヤーが、その後にファールを犯した場合には、フットポイントに既に落としている持ち玉の第5番ボールを戻すこととなる。

    【0037】このようにしてプレイを行うことにより、
    従来はエイトボール・プレイ方式で行うには難かった3
    人プレイをスムーズに行うことができ、しかも、3人のプレイヤーは各人の持ち玉の球体群のボールを他のプレイヤーよりも早く落とすというスリルを味わうと共に、
    他のプレイヤーの持ち玉を狙うというスリルを味わうことができる。

    【0038】加えて、各人の持ち玉は異なる色彩の球体群のボールとされるので、プレイに際する視認性に優れ、かつカラフルなゲーム展開となりプレイ中の審美性にも優れるなどの効果を有する。

    【0039】次に、2人プレイの場合も可能であり、この場合のプレイの概略について説明する。

    【0040】(1)3人プレイの場合と同様に、プレイ開始時には、ビリヤード台5のフットポイントに各ボールを1a〜3eを正三角形状に並べる。 なお、中心に置かれた第5番ボール1e,2e,3eの回りの12個のボールは、色彩の異なるボールを交互に並べる(例えば、赤色→青色→黄色→赤色・・・)。 但し、この場合にはブレイクショットを行うプレイヤーは、プレイヤーAであり第1の色彩の球体群1におけるボール1a〜1
    eが持ち玉、プレイヤーBは第2の色彩の球体群2におけるボール2a〜2eが持ち玉と予め決めておく必要がある。

    【0041】(2)そして、手玉4を最初に当てる的玉はどのボールでも構わない。 この場合にも、プレイヤーAは持ち玉である第1の色彩の球体群1における第1番から第4番のボール1a〜1dを早く落とすことに専念し、プレイヤーBは持ち玉である第2の色彩の球体群2
    における第1番から第4番のボール2a〜2dを早く落とすことに専念する。 但し、落としていく順番はどのボールからでもよい。

    【0042】(3)次いで、自分の持ち玉1a〜1dあるいは2a〜2dを総て落としきれば、相手方の第5番のボールを落とす権利が発生する。 なお、プレイ途中においては、第3の色彩の球体群3における各ボール3a
    〜3eはファールボールであり、これを落とせばぺナルティが課せられる。 また、相手方の持ち玉を落としてもファールにはならないが、自分の持ち玉が一緒に落ちなければプレイの順番は次のプレイヤーに移る。

    【0043】次に、このプレイの場合のファールとペナルティについて説明する。

    【0044】(1)手玉4がどのボールにも当たらなかった場合には、ファールとされる。 ペナルティは、既に落とした持ち玉の第1番から第4番までのいずれかのボールを1個フットポイントに戻し、プレイの順番は次のプレイヤーに移る。 手玉4は、動かさずそのままの停止位置からショットする。

    【0045】(2)まだ落としてはいけない場面で第3
    の色彩の球体群3における各ボール3a〜3eを落とした場合には、ファールとされる。 ペナルティは、まず落とした第3の色彩の球体群3におけるボール3a〜3e
    は戻す必要はなく、既に落としている持ち玉の第1番から第4番までのいずれかのボールを1個フットポイントに戻し、プレイの順番は次のプレイヤーに移る。 手玉4
    は、動かさずそのままの停止位置からショットする。

    【0046】(3)手玉4を落としてしまった場合には、ファールとされる。 ぺナルティは、既に落としている持ち玉の第1番から第4番までのいずれかのボールを1個フットポイントに戻し、プレイの順番は次のプレイヤーに移る。 手玉4は、ヘッドラインの内側のエリアであれば所望の位置に置きショットする。

    【0047】(4)第1番から第4番のボールを落としきっていない場面で、自分の持ち玉の第5番ボールを落とした場合、または、相手方の第5番ボールを落とした場合には、ファールとされる。 ぺナルティは、すでに落とした自分の持ち玉のボールを1個フットポイントに戻し、落とした第5番ボールをセンターポイントに戻し、
    プレイの順番は次のプレイヤーに移る。 手玉4は、動かさずそのままの位置からショットする。

    【0048】このように、この発明に係るビリヤード・
    セットは、先に述べたように3人プレイのみではなく2
    人プレイとしてプレイを楽しむこともできる。 また、この発明に係るビリヤード・セットは、初心者向きのシンプルなルールを設定するのに好適で、また、従来のエイトボール,ナインボールに加えビリヤード・ゲームの愛好者を楽しませかつ愛好者の増加を図ることができる。

    【0049】プレイ進行の概略やファールあるいはぺナルティなどは、1例として説明したが、この発明に係るビリヤード・セットの構成に基づいて種々設定できることは勿論である。

    【0050】さらに、2人プレイの場合の他のプレイの概略について説明する。

    【0051】(1)このプレイの場合には、プレイヤーAとプレイヤーBが、第1の色彩の球体群1における第1番から第4番のボール1a1d、第2の色彩の球体群2における第1番から第4番のボール2a〜2d、第3
    の色彩の球体群3における第5番のボール3eを使用し、合計9個のボールでプレイを行うものである。

    【0052】(2)プレイ開始時には、ビリヤード台5
    のフットポイントに各ボールを、従来のナインボール・
    プレイ方式の場合と同様に菱形形状に並べる。 すなわち、真ん中に第3の色彩の球体群3における第5番のボール3eを置き、周囲に互い違いに第1の色彩の球体群1における第1番から第4番のボール1a〜1d、第2
    の色彩の球体群2における第1番から第4番のボール2
    a〜2dを配置する。

    【0053】(3)この場合には、プレイヤーAは例えば第1の色彩の球体群1におけるボール1a〜1dが持ち玉、プレイヤーBは第2の色彩の球体群2におけるボール2a〜2dが持ち玉と予め決めておく。

    【0054】(4)そして、自分の持ち玉を総て落としきれば、第3の色彩の球体群3における第5番のボール3eを落とす権利が発生し、第3の色彩の球体群3における第5番のボール3eをコールショットし(落とすポケットも指定する)、先に第3の色彩の球体群3における第5番のボール3eを落とした者が勝者となる。

    【0055】なお、この場合には、手玉4は必ず自分の持ち玉に先に当てなければならない。 また、自分の持ち玉が総て落としきらない場面で先に第3の色彩の球体群3における第5番のボール3eを落とした場合にはファールとなり、既に落とした自分の持ち玉を1個フットポイントに戻さなければならない。 その他、ファールに関しては先に述べた例に準ずる。

    【0056】また、上記した実施例において特に言及しないが、ビリヤード台の規格やボールの大きさ,質量,
    材質などは従来の既製のものと同様に形成してよいものである。

    【0057】

    【発明の効果】以上説明したように、この発明に係るビリヤード・セットによれば、3人プレイをスムーズに行うことができ、しかも、3人のプレイヤーは各人の持ち玉の球体群のボールを他のプレイヤーよりも早く落とすというスリルを味わうと共に、他のプレイヤーの持ち玉を狙うというスリルを味わうことができる。

    【0058】加えて、各人の持ち玉は異なる色彩の球体群のボールとされるので、プレイに際する視認性に優れ、かつカラフルなゲーム展開となりプレイ中の審美性にも優れるなどの効果を有する。

    【0059】よって、ビリヤード・ゲームの幅を広げ、
    増加するビリヤード・プレイヤーに満足を与えると共に、ビリヤード業界の振興に寄与することができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】この発明に係るビリヤード・セットの第1の色彩の球体群における各ボールを示す説明図である。

    【図2】この発明に係るビリヤード・セットの第2の色彩の球体群における各ボールを示す説明図である。

    【図3】この発明に係るビリヤード・セットの第3の色彩の球体群における各ボールを示す説明図である。

    【図4】この発明に係るビリヤード・セットにおけるプレイ開始時の説明図である。

    【図5】この発明に係るビリヤード・セットにおけるプレイ中の1例を示す説明図である。

    【符号の説明】

    1 第1の球体群 1a 第1の球体群の第1番ボール 1b 第1の球体群の第2番ボール 1c 第1の球体群の第3番ボール 1d 第1の球体群の第4番ボール 1e 第1の球体群の第5番ボール 2 第2の球体群 2a 第2の球体群の第1番ボール 2b 第2の球体群の第2番ボール 2c 第2の球体群の第3番ボール 2d 第2の球体群の第4番ボール 2e 第2の球体群の第5番ボール 3 第3の球体群 3a 第3の球体群の第1番ボール 3b 第3の球体群の第2番ボール 3c 第3の球体群の第3番ボール 3d 第3の球体群の第4番ボール 3e 第3の球体群の第5番ボール 4 手玉 5 ビリヤード台

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