モバイルデバイスを用いるフィットネス・モニタリングの方法、装置、コンピュータ読取り可能媒体、及びシステム

申请号 JP2015054869 申请日 2015-03-18 公开(公告)号 JP6144710B2 公开(公告)日 2017-06-07
申请人 ナイキ イノベイト シーブイ; 发明人 ホフマン,マイケル,ティー; クランクソン,クワミナ; ニムス,ジェイソン; オレンスタイン,マイケル,レビ; ホワイト,クリステン,レイナ;
摘要
权利要求

コンピュータ実装される方法であって、 センサ・デバイスから、そのセンサ・デバイスがユーザによって装着されている間に、あらかじめ決定済みの運動活動ルートに沿った前記ユーザの動きの結果として前記センサ・デバイスによって生成された動きデータを受信することと、 前記受信した動きデータの少なくとも一部から前記ユーザの地理的位置および運動パフォーマンス測度を計算することと、 表示デバイス上における表示のために、マップ上に表示される地勢に重ねられるあらかじめ決定済みの運動活動ルートを識別するマーカおよび前記ユーザの地理的位置を含むマップを出することと、 前記マップ上における同時表示のために、前記ユーザの前記運動パフォーマンス測度対時間のグラフ表現を含む二次的なウィンドウを生成することと、 を有し、 前記あらかじめ決定済みの運動活動ルートがラップを含み、 前記地勢に重ねられる前記マーカは、運動活動ルートのセグメントに対応する前記ユーザの前記運動パフォーマンス測度の値に基づいて、複数のカラー・コード付きセグメントに分割され、 新しいラップの検出時に、前記運動パフォーマンス測度対時間のグラフ表現が、前記新しいラップの間に完了される前記運動活動ルートの部分に対応する太さの増加を伴ったグラフの線を表示するべく逐次更新される、 コンピュータ実装される方法。さらに、 前記動きデータをセンサ・デバイスから非一過性のコンピュータ読取り可能媒体へワイヤレス通信することを有する、 請求項1に記載のコンピュータ実装される方法。前記動きデータは、前記ユーザの外肢に装着されるべく構成されたセンサ・デバイスから獲得される、請求項1に記載のコンピュータ実装される方法。前記複数のセグメントの或るセグメントが、パフォーマンス測度しきい値を満たす前記運動パフォーマンス測度の値に基づいて着色される、請求項1に記載のコンピュータ実装される方法。さらに前記方法が、 センサ・データから、前記パフォーマンスの間に前記ユーザが前記あらかじめ決定済みの運動活動ルートの前記ラップの第1の実現値を移動したこと、および前記あらかじめ決定済みの運動活動ルートの前記ラップの移動の第2の実現値を開始していることを検出し、かつそれに応答して、 新しい運動活動パフォーマンス測度情報に基づいて前記マップ上に表示される前記マーカを逐次更新することを有し、前記マーカの一部が新しいラップの間に完了された前記運動活動ルートの部分に対応する太さの増加を表示するべく更新される、 請求項1に記載のコンピュータ実装される方法。前記動きデータは、加速度計センサを含むセンサ・デバイスから受信される、請求項1に記載の方法。前記動きデータは、位置決定センサを含むセンサ・デバイスから受信される、請求項1に記載の方法。前記運動活動ルートは、ランニング・ルートである、請求項1に記載の方法。前記運動活動ルートは、サイクリング・ルートである、請求項1に記載の方法。前記運動パフォーマンス測度は、ペース、速度、心拍数、および燃焼カロリーからなるグループから選択される、請求項1に記載の方法。前記二次的なウィンドウは、さらに、前記あらかじめ決定済みの運動活動ルート上のユーザの高度における変化対時間のグラフを含む、請求項1に記載の方法。

说明书全文

本発明は、モバイルデバイスを用いるフィットネス・モニタリングの方法、装置、コンピュータ読取り可能媒体、及びシステムに関する。

ほとんどの人々は、体の重要性を認識しているが、規則正しい運動プログラムを持続するのに必要なモチベーションを見出すのに苦労する人が多くいる。人々のなかには、ランニング、ウォーキング、サイクリングなどの絶えず繰り返す動作を伴う激しい運動訓練を持続するのが特に難しいことに気づく人もいる。さらに、個人は、ワークアウトの結果を記録し、追跡する際に必要となる余分の労力のために、しばしば、運動しようとは思わなくなるかもしれない。例えば、個人は、自分の進歩を追跡するために、走行マイル数、走行ルート、平均心拍数などのようなワークアウト情報をデータベースに手操作で入力することが求められることがある。他の例では、個人は、ワークアウトの結果を自動的に追跡するために、特別のフィットネス専用デバイスを使用する必要があるかもしれない。ときには、個人が屋内または屋外においてトレッドミルでワークアウトしているか、あるいは、屋外ルートなどを走っているかどうかにより、異なるタイプのフィットネス装備品が求められることがある。

個人のフィットネスレベルの向上が得られることからもモチベーションがもたらされることがある。しかしながら、向上はしばしば、激しいワークアウト訓練を増やすなどして、訓練内容を変えることになる。例えば、個人は、もっと速く走り出すか、あるいは、もっと長い間走って、持久力を高めることがある。ときには、個人は、同じワークアウトを繰り返し、したがって、自分自身、以前のパフォーマンスを改善したいという気が起こらなくなるかもしれない。より激しいワークアウトを行うよう駆り立てられなければ、個人は、すぐに結果を見ないし、また、まったく結果を見ず、したがって、やる気がなくなるかもしれない。

本発明は、運動プログラムを持続するのに必要なモチベーションを見出すことを援助することが可能な技術を提供することにある。

1つまたは複数の面により、ユーザーは、GPS(全地球測位システム)や、リモートシステムに依存しない加速度計、または他のタイプのデバイス(例えば、歩数計)などの複数タイプの位置決定システムを有するモバイルデバイスを用いて、運動活動を記録し、追加することがある。GPSデバイスと加速度計を両方とも使用することで、このモバイルデバイスは、屋内(例えば、移動しない)ワークアウトと屋外ワークアウトの両方に対して、ワークアウト・データを記録することがある。このモバイルデバイスは、条件により、一方のデバイスの使用から他方のデバイスの使用に切り換わることがある。例えば、GPS信号を見失う場合には、加速度計が作動して、バックアップとして加速度計が使用されて、ワークアウト関連データを提供する。GPS信号が再補足されると、このシステムは、GPSデータをもう一度、記録し始める。このシステムは、信号の可用性および/または強度、検出された動き、位置(屋内対屋外)、ユーザーの好み(例えば、好ましいタイプのワークアウト・データ、好ましい精度)などにより、これら2つのセンサの切換えを自動的に行う(あるいは、両方のセンサを使用する)ことがある。

他の面により、ここに述べられるシステムおよび方法は、改善ワークアウトへの挑戦または提案をもたらすことがある。例えば、このシステムは、以前のランニングまたは他の運動活動を改善するオプションをユーザーに与える。ユーザーは、提案された改善ランニングのリストから選択するか、あるいは、以前に記録されたランニングまたはワークアウトに基づいて、カスタマイズされたランニングを作り出す。具体的な例では、このシステムは、ペース、距離、消費されたカロリー、または、走行時間を5%だけ増やす改善ランニングを提案する。他の例では、このシステムは、一週間、一ヶ月、6ヶ月などのようにあらかじめ定められた期間にわたってアスリートの傾向を分析して、一週間または一日当たりの平均進歩度を見極めることがある。その場合、このシステムは、その決定された平均進歩度を組み入れた改善ワークアウトを提案する。アスリートが1つまたは複数の運動活動測度を向上させるのに役立つように、他の活動改善アルゴリズムを使用して、提案されたワークアウトを作り出すことがある。

さらに他の面により、ユーザーは、データを運動活動モニタリング・サービスプロバイダと同期させて、運動活動モニタリング・サービスプロバイダからデータを見ることがある。ユーザーは、データをフィットネス・モニタリング用モバイルデバイスにダウンロードして、履歴ランニングと、指定した期間にわたる自分の進歩を追跡する。それに加えて、または、その代わりに、或るデータをユーザーのモバイルデバイスにローカル保存し、そのデータを、リモート・ネットワークサイト(例えば、運動活動モニタリング・サービスプロバイダ)からのデータで補うことがある。さらに、このモバイルデバイスで記録されたデータ(例えば、GPSデータまたは加速度計データ)は、上記リモート・ネットワークサイトと同期させておき、このモバイルデバイスの記憶要件を軽減する。さらに、上記リモート・ネットワークサイトとの同期により、ユーザーは、他の位置およびデバイスからの運動活動情報を見ることができる。さらに、このワークアウト情報は、1つまたは複数のソーシャル・アウトレットを通じて共有される。

他の面により、位置決定デバイスを用いて達成されたランニングは、ルート情報とともに保存されることがある。ルート情報は、ワークアウト中、ユーザーにより取られた進路を含む。このルートは、ランニングに関する様々な情報および統計値をユーザーに見させるために、マップを背景にして表示される。例えば、距離マーカ、ペース・マーカ、高度マーカが表示される。さらに、最高速・最低速ペース、最高・最低心拍数、最高・最低高度などを示すインジケータも提供される。ペース、心拍数、かけられている音楽のタイプ、温度(周囲温度または体温)などを含め、様々なタイプの運動情報を示すために、そのルートの色および他のビジュアル要素が使用される。このルートは、ユーザーの好みにより、カスタマイズできる。ユーザーはさらに、スタートラインから、あるいは、以前に記録されたGPSルート/ランニングに基づいて、ルートを作り出す。

さらに他の面により、改善と目標達成に役立つように、ユーザーにコーチングが提供されることがある。一例では、コーチングは、特定目標を達成するか、または特定目標を超えるために、ユーザーが講じる特定の処置を示す指導的な意見を含む。コーチングは、アスリート、映画俳優、歌手、ミュージシャンなどのような有名人の音声オーバーレイまたはビデオ・オーバーレイを含むことがある。コーチングはまた、天候や地勢などの自動的に決定される特定位置向けパラメータも考慮に入れることもあり、さらに、同一位置または類似位置にて果たされる他のユーザーによるパフォーマンスも評価することがある。

さらに他の面により、運動活動モニタリング・モバイルデバイスはさらに、ランニングまたは運動ワークアウトの前、間、後にユーザーにコメント、提案、励ましの言葉も与えることがある。例えば、ユーザーが、ランニング中に、あらかじめ定められた距離に到達すれば、上記モバイルデバイスは、文字メッセージ、オーディオ・メッセージ、および/または、ビデオ・メッセージを作成して、そのメッセージをユーザーに伝える。1つまたは複数の構成では、祝いのメッセージ、またはやる気を起こさせるメッセージとして、有名人メッセージが含まれることもある。他の例では、或る距離への到達、または、指定したペースの達成など、セット・トリガに基づいて、祝いのメッセージ、またはやる気を起こさせるメッセージが与えられることがある。一構成では、ユーザーが友人から、しきい数のメッセージを受け取るときに、或るサウンド・フィードバック、ビジュアル・フィードバック、または触覚フィードバックがユーザーに与えられることがある(例えば、TWITTERまたはFACEBOOKなどのソーシャルネットワーキングサイトを通じて)。

なおさらに、ユーザーは、タグを付けるなどして、様々なパラメータおよびメモをワークアウト・セッションに結びつけることがある。これらのタグ、メモ、および/または、パラメータは、ときには、自動的に検出されることがある。例えば、天候、地勢、勾配、高度、体温などは、GPS受信機、心拍計、ジャイロスコープ、加速度計、体温計などのようなデバイスを通じて決定される情報に基づいて、ワークアウト・セッションのパラメータまたはタグ付きパラメータとして自動的に記録される。いくつかの例では、ワークアウト中に使用される運動装備品にタグが付けられることがある。その場合、このような情報を利用して、上記運動装備品の磨耗をモニタリングし、新品、補助、および/または取替えの装備品を推奨し、どの装備品がより良い結果をもたらすかなどを決定する。

さらに他の面により、ユーザーを自動的に特定して、そのユーザーを他の挑戦参加者と比較する方法およびシステムが提供されることがある。例えば、このシステムは、ランニングに着手する要請、また、1人または複数人の他のユーザーに、このランニングを申し込む要請を、最初のユーザーから受ける。このシステムにより、ユーザーは、特定のユーザーを選択して、それらのユーザーに挑戦するように求めるか、あるいは、その代わりに、またはそれに加えて、そのような他のユーザーを自動的に特定することができる。一例では、最初のユーザーの属性を決定して、それらの属性を、他のユーザーの属性と比較することがある。このシステムは、目下オンラインになっている挑戦だけを特定するかもしれない。その場合、これらの特定されたユーザーは、そのような挑戦への参加が求められる。ユーザーがこの挑戦を受理する場合には、該当参加者は、この挑戦に参加し、その終了時に、優勝者が発表される。優勝者には、報酬金、賞、および、他の表彰が与えられる。それに加えて、または、その代わりに、このシステムは、改善と運動活動を奨励するために、2人の参加者間でさらなる挑戦に向けたスケジュールを自動的に提案することがある。

本開示内容の上記および他の特徴は、以下の詳細な説明から明らかになろう。

本発明の様々な例を実施するのに使用できるコンピューティングデバイスを示す。

本発明の様々な例により使用できる運動情報モニタリングデバイスの一例を示す。

本発明の様々な例により使用できる運動情報モニタリングデバイスの一例を示す。

本発明の様々な例による運動パラメータ測定デバイスを使用できる一環境を示す。

本発明の様々な実施例により運動データを収集および/または表示するのに使用できる運動情報収集・表示デバイスの一例を示す。

本発明の様々な例により使用できる運動データ表示構成デバイスの一例を示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面による模範的な運動活動モニタリング・モバイルデバイスを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面によりワークアウトを規定する模範的な方法を示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面によりワークアウトを規定する模範的な方法を示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面によりワークアウトを規定する模範的な方法を示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面によりワークアウトを規定する模範的な方法を示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、個人が最初のランニングを始めるときに作成および表示できるユーザーインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、個人が最初のランニングを始めるときに作成および表示できるユーザーインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、個人が最初のランニングを始めるときに作成および表示できるユーザーインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、個人が最初のランニングを始めるときに作成および表示できるユーザーインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、個人が最初のランニングを始めるときに作成および表示できるユーザーインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、個人が最初のランニングを始めるときに作成および表示できるユーザーインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、個人が最初のランニングを始めるときに作成および表示できるユーザーインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ユーザーが最初のランニングを達成し、記録した後で、作成および表示できるユーザーインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ユーザーが最初のランニングを達成し、記録した後で、作成および表示できるユーザーインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ユーザーが最初のランニングを達成し、記録した後で、作成および表示できるユーザーインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ユーザーが最初のランニングを達成し、記録した後で、作成および表示できるユーザーインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ユーザーが最初のランニングを達成し、記録した後で、作成および表示できるユーザーインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、作成および表示できる別の模範的なホームスクリーン・インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、作成および表示できる別の模範的なホームスクリーン・インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ユーザーが以前のランニング履歴をまったく持たないときに表示する模範的なランニングタイプ選択インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ユーザーが記録されたランニング履歴を持っているときに表示できる模範的なランニングタイプ選択インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、時間ランニングを規定する模範的なユーザーインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、時間ランニングを規定する模範的なユーザーインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、時間ランニングを規定する模範的なユーザーインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、時間ランニングを規定する模範的なユーザーインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、時間ランニングを規定する模範的なユーザーインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、時間ランニングを規定する模範的なユーザーインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、時間ランニングを規定する模範的なユーザーインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、距離ランニングのタイプをユーザーが選択するときに表示できる模範的なユーザーインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、距離ランニングのタイプをユーザーが選択するときに表示できる模範的なユーザーインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、距離ランニングのタイプをユーザーが選択するときに表示できる模範的なユーザーインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、距離ランニングのタイプをユーザーが選択するときに表示できる模範的なユーザーインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、距離ランニングのタイプをユーザーが選択するときに表示できる模範的なユーザーインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、距離ランニングのタイプをユーザーが選択するときに表示できる模範的なユーザーインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、距離ランニングのタイプをユーザーが選択するときに表示できる模範的なユーザーインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、改善ランニングタイプをユーザーが選択するときに作成および表示できる模範的なユーザーインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、改善ランニングタイプをユーザーが選択するときに作成および表示できる模範的なユーザーインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、改善ランニングタイプをユーザーが選択するときに作成および表示できる模範的なユーザーインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、改善ランニングタイプをユーザーが選択するときに作成および表示できる模範的なユーザーインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、改善ランニングタイプをユーザーが選択するときに作成および表示できる模範的なユーザーインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、改善ランニングタイプをユーザーが選択するときに作成および表示できる模範的なユーザーインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、音楽規定のオプションをユーザーに選択させる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、オーディオコンテンツ規定のオプションを選択するときに作成および表示できる模範的なオーディオコンテンツ選択インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、オーディオコンテンツ規定のオプションを選択するときに作成および表示できる模範的なオーディオコンテンツ選択インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、オーディオコンテンツ規定のオプションを選択するときに作成および表示できる模範的なオーディオコンテンツ選択インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、オーディオコンテンツ規定のオプションを選択するときに作成および表示できる模範的なオーディオコンテンツ選択インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、オーディオコンテンツ規定のオプションを選択するときに作成および表示できる模範的なオーディオコンテンツ選択インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面による模範的な場所規定インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面による模範的な場所規定インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面による模範的な場所規定インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ランニングのセットアップのために表示できるさらなる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ランニングのセットアップのために表示できるさらなる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ランニングのセットアップのために表示できるさらなる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ランニングのセットアップのために表示できるさらなる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ランニングのセットアップのために表示できるさらなる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ランニングのセットアップのために表示できるさらなる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ランニングのセットアップのために表示できるさらなる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ランニングのセットアップのために表示できるさらなる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ランニングのセットアップのために表示できるさらなる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ランニングのセットアップのために表示できるさらなる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ランニングのセットアップのために表示できるさらなる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ランニングのセットアップのために表示できるさらなる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ランニングのセットアップのために表示できるさらなる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ランニングのセットアップのために表示できるさらなる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ランニングのセットアップのために表示できるさらなる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ランニングのセットアップのために表示できるさらなる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ランニングのセットアップのために表示できるさらなる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ランニングのセットアップのために表示できるさらなる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ランニングのセットアップのために表示できるさらなる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ランニングのセットアップのために表示できるさらなる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ランニングのセットアップのために表示できるさらなる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ランニングのセットアップのために表示できるさらなる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ランニングのセットアップのために表示できるさらなる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ランニングのセットアップのために表示できるさらなる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ランニングのセットアップのために表示できるさらなる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ランニングのセットアップのために表示できるさらなる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ランニングのセットアップのために表示できるさらなる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ランニングのセットアップのために表示できるさらなる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ランニングのセットアップのために表示できるさらなる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ランニングのセットアップのために表示できるさらなる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ユーザーのワークアウト中にユーザーに表示できる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ユーザーのワークアウト中にユーザーに表示できる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ユーザーのワークアウト中にユーザーに表示できる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ユーザーのワークアウト中にユーザーに表示できる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、パワーソングのオプションなしにワークアウト情報を表示する模範的なランニング中インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、パワーソングのオプションなしにワークアウト情報を表示する模範的なランニング中インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、インターフェースをユーザーがロックする(例えば、入力を防止するため)ときに、あるいは、ユーザー入力がまったく検出されない期間の終了時に、表示できる模範的なロック・インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、インターフェースをユーザーがロックする(例えば、入力を防止するため)ときに、あるいは、ユーザー入力がまったく検出されない期間の終了時に、表示できる模範的なロック・インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、インターフェースをユーザーがロックする(例えば、入力を防止するため)ときに、あるいは、ユーザー入力がまったく検出されない期間の終了時に、表示できる模範的なロック・インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、インターフェースをユーザーがロックする(例えば、入力を防止するため)ときに、あるいは、ユーザー入力がまったく検出されない期間の終了時に、表示できる模範的なロック・インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、インターフェースをユーザーがロックする(例えば、入力を防止するため)ときに、あるいは、ユーザー入力がまったく検出されない期間の終了時に、表示できる模範的なロック・インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、インターフェースをユーザーがロックする(例えば、入力を防止するため)ときに、あるいは、ユーザー入力がまったく検出されない期間の終了時に、表示できる模範的なロック・インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、GPSの可用性と現状を伝えるのに使用できる模範的なユーザーインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、GPSの可用性と現状を伝えるのに使用できる模範的なユーザーインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、GPSの可用性と現状を伝えるのに使用できる模範的なユーザーインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、GPSの可用性と現状を伝えるのに使用できる模範的なユーザーインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、GPSの可用性と現状を伝えるのに使用できる模範的なユーザーインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、GPSの可用性と現状を伝えるのに使用できる模範的なユーザーインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ユーザーに出すことのできる模範的なアラートを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ユーザーに出すことのできる模範的なアラートを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ユーザーがランニングを行っている間、表示できる追加または代りのユーザーインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ユーザーがランニングを行っている間、表示できる追加または代りのユーザーインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ユーザーがランニングを行っている間、表示できる追加または代りのユーザーインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ユーザーがランニングを行っている間、表示できる追加または代りのユーザーインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ユーザーがランニングを行っている間、表示できる追加または代りのユーザーインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ユーザーがランニングを行っている間、表示できる追加または代りのユーザーインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ユーザーがランニングを行っている間、表示できる追加または代りのユーザーインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ユーザーがランニングを行っている間、表示できる追加または代りのユーザーインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、本来文字であって、対応するオーディオ・メッセージを伴うことのある追加の模範的なアラートを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、本来文字であって、対応するオーディオ・メッセージを伴うことのある追加の模範的なアラートを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、屋内ランニング用の模範的なワークアウト・サマリーを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、走行距離をユーザーが校正できる模範的なユーザーインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、走行距離をユーザーが校正できる模範的なユーザーインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、走行距離をユーザーが校正できる模範的なユーザーインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、加速度計または非GPSのランニングをユーザーに校正させるさらなる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、加速度計または非GPSのランニングをユーザーに校正させるさらなる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、加速度計または非GPSのランニングをユーザーに校正させるさらなる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ベースとなるランニングに、様々なタイプの情報を表わすタグをユーザーに付けさせる模範的なユーザーインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ベースとなるランニングに、様々なタイプの情報を表わすタグをユーザーに付けさせる模範的なユーザーインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ベースとなるランニングに、様々なタイプの情報を表わすタグをユーザーに付けさせる模範的なユーザーインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ベースとなるランニングに、様々なタイプの情報を表わすタグをユーザーに付けさせる模範的なユーザーインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、屋外ランニング用の模範的なワークアウト・サマリーを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、屋外ランニング用の模範的なワークアウト・サマリーを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、屋外ランニング用の模範的なワークアウト・サマリーを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、模範的なルート情報インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、マップを表示できる模範的なルート・サマリー・インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、マップを表示できる模範的なルート・サマリー・インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、マップを表示できる模範的なルート・サマリー・インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面による模範的なルート命名インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、マイレージ・メダルを表示して距離の新記録を設定する模範的な・サマリー・インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ユーザーが目的または目標を達成できない場合に表示できる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、模範的なワークアウト助言インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ユーザーに表示できるさらに模範的なアラートおよび助言メッセージを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ユーザーに表示できるさらに模範的なアラートおよび助言メッセージを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ユーザーが、運動活動モニタリング・サービスプロバイダにより提供されるサービスの会員である場合に表示できる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、登録のオプションを含む模範的なワークアウト・サマリー・インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、データをサービスプロバイダと同期させておく模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、データをサービスプロバイダと同期させておく模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、データをサービスプロバイダと同期させておく模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、同期を行わせる模範的なワークアウト・サマリー・インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、同期を行わせる模範的なワークアウト・サマリー・インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、同期を行わせる模範的なワークアウト・サマリー・インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、サービスプロバイダのアカウントにログインするか、あるいは、そのアカウントを作成することで、ユーザーが運動活動データを同期させるときに用いる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、サービスプロバイダのアカウントにログインするか、あるいは、そのアカウントを作成することで、ユーザーが運動活動データを同期させるときに用いる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、サービスプロバイダのアカウントにログインするか、あるいは、そのアカウントを作成することで、ユーザーが運動活動データを同期させるときに用いる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ワークアウトがタイムアウトしていることを示すメッセージを持つ模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、同期処理が行われる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、同期処理が行われる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、同期処理が行われる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ユーザーにワークアウト履歴から記載項目(エントリ)を削除させるインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ユーザーにワークアウト履歴から記載項目を削除させるインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、表示して、ユーザーに履歴情報を伝えることのできるさらなる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、表示して、ユーザーに履歴情報を伝えることのできるさらなる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、表示して、ユーザーに履歴情報を伝えることのできるさらなる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、運動活動モニタリングのデバイスおよびアプリケーションを設定する様々な設定インターフェースの模範的な部分を示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、運動活動モニタリングのデバイスおよびアプリケーションを設定する様々な設定インターフェースの模範的な部分を示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、利用できる特徴および機能を表す詳細な情報を与える模範的な巡回インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、利用できる特徴および機能を表す詳細な情報を与える模範的な巡回インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、利用できる特徴および機能を表す詳細な情報を与える模範的な巡回インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、利用できる特徴および機能を表す詳細な情報を与える模範的な巡回インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、利用できる特徴および機能を表す詳細な情報を与える模範的な巡回インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、利用できる特徴および機能を表す詳細な情報を与える模範的な巡回インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ユーザーがサービスプロバイダに登録するときに用いられる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ユーザーがサービスプロバイダに登録するときに用いられる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ユーザーがサービスプロバイダに登録するときに用いられる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ユーザーがサービスプロバイダに登録するときに用いられる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ユーザーがサービスプロバイダに登録するときに用いられる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ユーザーがパワーソングのオプションを選択できる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ユーザーがソングリストから歌を選択できる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、距離測度をユーザーに設定させる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、フィードバック頻度をユーザーに設定させる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、スクリーンの向きのロックをユーザーに設定させる模範的なインターフェースを示す。

運動活動統計値をより正確にモニタリングおよび追跡できるようにする様々なユーザーの属性と好みを規定する模範的な校正インターフェースを示す。

運動活動統計値をより正確にモニタリングおよび追跡できるようにする様々なユーザーの属性と好みを規定する模範的な校正インターフェースを示す。

運動活動統計値をより正確にモニタリングおよび追跡できるようにする様々なユーザーの属性と好みを規定する模範的な校正インターフェースを示す。

運動活動統計値をより正確にモニタリングおよび追跡できるようにする様々なユーザーの属性と好みを規定する模範的な校正インターフェースを示す。

運動活動統計値をより正確にモニタリングおよび追跡できるようにする様々なユーザーの属性と好みを規定する模範的な校正インターフェースを示す。

運動活動統計値をより正確にモニタリングおよび追跡できるようにする様々なユーザーの属性と好みを規定する模範的な校正インターフェースを示す。

運動活動統計値をより正確にモニタリングおよび追跡できるようにする様々なユーザーの属性と好みを規定する模範的な校正インターフェースを示す。

運動活動統計値をより正確にモニタリングおよび追跡できるようにする様々なユーザーの属性と好みを規定する模範的な校正インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、フィットネス・モニタリング用モバイルデバイスによって作成および表示できる代わりのまたは追加の設定インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、フィットネス・モニタリング用モバイルデバイスによって作成および表示できる代わりのまたは追加の設定インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、フィットネス・モニタリング用モバイルデバイスによって作成および表示できる代わりのまたは追加の設定インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、フィットネス・モニタリング用モバイルデバイスによって作成および表示できる代わりのまたは追加の設定インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、フィットネス・モニタリング用モバイルデバイスによって作成および表示できる代わりのまたは追加の設定インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、フィットネス・モニタリング用モバイルデバイスによって作成および表示できる代わりのまたは追加の設定インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、フィットネス・モニタリング用モバイルデバイスによって作成および表示できる代わりのまたは追加の設定インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、フィットネス・モニタリング用モバイルデバイスによって作成および表示できる代わりのまたは追加の設定インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、フィットネス・モニタリング用モバイルデバイスによって作成および表示できる代わりのまたは追加の設定インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、フィットネス・モニタリング用モバイルデバイスによって作成および表示できる代わりのまたは追加の設定インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、フィットネス・モニタリング用モバイルデバイスによって作成および表示できる代わりのまたは追加の設定インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、フィットネス・モニタリング用モバイルデバイスによって作成および表示できる代わりのまたは追加の設定インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、フィットネス・モニタリング用モバイルデバイスによって作成および表示できる代わりのまたは追加の設定インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、フィットネス・モニタリング用モバイルデバイスによって作成および表示できる代わりのまたは追加の設定インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、フィットネス・モニタリング用モバイルデバイスによって作成および表示できる代わりのまたは追加の設定インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、フィットネス・モニタリング用モバイルデバイスによって作成および表示できる代わりのまたは追加の設定インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、フィットネス・モニタリング用モバイルデバイスによって作成および表示できる代わりのまたは追加の設定インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、フィットネス・モニタリング用モバイルデバイスによって作成および表示できる代わりのまたは追加の設定インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、フィットネス・モニタリング用モバイルデバイスによって作成および表示できる代わりのまたは追加の設定インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、フィットネス・モニタリング用モバイルデバイスによって作成および表示できる代わりのまたは追加の設定インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、フィットネス・モニタリング用モバイルデバイスによって作成および表示できる代わりのまたは追加の設定インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、フィットネス・モニタリング用モバイルデバイスによって作成および表示できる代わりのまたは追加の設定インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ソーシャルネットワーキングサイトおよびニュースフィード上でワークアウト情報をユーザーに共有させる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ソーシャルネットワーキングサイトおよびニュースフィード上でワークアウト情報をユーザーに共有させる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ソーシャルネットワーキングサイトおよびニュースフィード上でワークアウト情報をユーザーに共有させる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ワークアウト/ランニング情報を共有する他の模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ワークアウト/ランニング情報を共有する他の模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ワークアウト情報をポストし、伝えることのできる模範的なソーシャルネットワーキングサイト・インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、友人または他のユーザーに激励メッセージを入力させる模範的なメッセージ入力インターフェースを示す。

図57のインターフェースを通じて出されたメッセージを表示する模範的なモバイルデバイス・インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面による運動活動モニタリング・サービス用のログイン・インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、リモート・フィットネス・モニタリングサイトから少なくとも一部受け取られるワークアウト情報をナビゲートして、見るのに使用できる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、リモート・フィットネス・モニタリングサイトから少なくとも一部受け取られるワークアウト情報をナビゲートして、見るのに使用できる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、リモート・フィットネス・モニタリングサイトから少なくとも一部受け取られるワークアウト情報をナビゲートして、見るのに使用できる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、リモート・フィットネス・モニタリングサイトから少なくとも一部受け取られるワークアウト情報をナビゲートして、見るのに使用できる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、リモート・フィットネス・モニタリングサイトから少なくとも一部受け取られるワークアウト情報をナビゲートして、見るのに使用できる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、リモート・フィットネス・モニタリングサイトから少なくとも一部受け取られるワークアウト情報をナビゲートして、見るのに使用できる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面による模範的な目標規定インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面による模範的な目標規定インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面による模範的な目標規定インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ワークアウトと目標の助言を提供する模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ワークアウトと目標の助言を提供する模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、1つまたは複数の祝いのメッセージ、またはやる気を起こさせるメッセージをリストに表示できる模範的な祝いのインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、1つまたは複数の祝いのメッセージ、またはやる気を起こさせるメッセージをリストに表示できる模範的な祝いのインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、1つまたは複数の祝いのメッセージ、またはやる気を起こさせるメッセージをリストに表示できる模範的な祝いのインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、有名人メッセージを含む模範的な祝いのインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、有名人メッセージを含む模範的な祝いのインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、有名人メッセージを含む模範的な祝いのインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、有名人メッセージを含む模範的な祝いのインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、有名人メッセージを含む模範的な祝いのインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、模範的なワークアウト・アナウンスメントを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、模範的なワークアウト・アナウンスメントを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、模範的なワークアウト・アナウンスメントを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、模範的なワークアウト・アナウンスメントを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ワークアウト・レビューを含む模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ワークアウト・レビューを含む模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ワークアウト・レビューを含む模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ワークアウト・レビューを含む模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ワークアウト・レビューを含む模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ワークアウト・レビューを含む模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ワークアウト・レビューを含む模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ワークアウト・レビューを含む模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ワークアウト・レビューを含む模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ワークアウト・レビューを含む模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ワークアウト・レビューを含む模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ルート情報を表示できる模範的なルート詳細インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ルート情報を表示できる模範的なルート詳細インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ルート情報を表示できる模範的なルート詳細インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ルート情報を表示できる模範的なルート詳細インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ルート情報を表示できる模範的なルート詳細インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ルート情報を表示できる模範的なルート詳細インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ルート情報を表示できる模範的なルート詳細インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面による別の模範的なルート詳細インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ユーザーにルートをセーブさせ、またルート詳細を追加させる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ユーザーが走り、作成し、かつ/またはセーブしている様々なルートをリストする模範的なセーブ済みルート・インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ユーザーがルートリストからルートを選択するときに表示できる模範的なルート・インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ユーザーに新ルートを規定させる模範的なルート作成インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、以前に記録された複数のルートが表示される模範的な選択メニューを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、1つまたは複数のフィールドに自動的にデータを追加できる別の模範的なルート作成インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ルート情報を見るためのさらなる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ルート情報を見るためのさらなる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面によるさらなる模範的なルート追跡・閲覧インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面によるさらなる模範的なルート追跡・閲覧インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面によるさらなる模範的なルート追跡・閲覧インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面によるさらなる模範的なルート追跡・閲覧インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面によるさらなる模範的なルート追跡・閲覧インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面によるさらなる模範的なルート追跡・閲覧インターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、特定ルート向け統計値が表示される模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、生の挑戦を作り出して、処理するための模範的な方法を示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ワークアウト・セッションの前にウォームアップ活動をユーザーに選択させる模範的なインターフェースを示す。

ここに述べられる1つまたは複数の面により、ワークアウト・セッションの後でクールダウン活動をユーザーに選択させる模範的なインターフェースを示す。

(運動活動の概要) 本開示内容の複数の面は、運動および運動以外の情報の測定、収集、表示、管理に関するものである。通常の当業者で理解されるように、運動情報は、まず最初に個々の人から得られなければならない。本発明の様々な実施例では、1つまたは複数の異なる運動情報モニタリングデバイスを使用して、或る人が行う運動活動に対応する運動データを測定および記録して、その情報を一流通形態に変換することがある。一般に、運動情報モニタリングデバイスは、モニタリングされている人に関するパラメータを測定する1つまたは複数のセンサと、そのセンサ(1つまたは複数)により測定されたパラメータを処理するコンピューティングデバイスとを組み込む。

運動情報モニタリングデバイスは、或る人の運動活動に対して運動情報を記録すると、その人は、記録された運動情報を1つまたは複数の別々のデバイスに転送して、その記録された運動データを見ることがある。例えば、ユーザーは、記録された運動情報を、運動情報モニタリングデバイスから別個の収集デバイスにダウンロードする。次に、この収集デバイスは、運動情報モニタリングデバイスから収集された運動情報を、別個の表示構成デバイスに転送し、そこで、その運動情報を編成し、構成して、後で、例えばさらに別のデバイスを用いて見ることができる。以下でさらに詳しく説明されるように、本発明の様々な実施例により、人は、インターネットなどのネットワーク上でやり取りする一群のコンピューティングデバイスを用いて運動情報を記録し、収集し、表示することができることになる。

例えば、ここに述べられるいくつかの面により、人は、専用のコンピューティングデバイスを用いて、運動情報を測定し、記録することができる。次に、ユーザーは、記録された運動情報を、デスクトップまたはラップトップのパソコンなどのローカルなコンピューティングデバイスに転送できる。さらに具体的に言えば、ユーザーは、運動情報モニタリングデバイスから記録された運動情報を、コンピュータネットワーク上の「クライアント」として働くローカルコンピュータの収集ソフトウェアツールにダウンロードできる。次に、この収集ソフトウェアツールは、ダウンロードされた運動情報をネットワークを通じてリモート「サーバー」コンピュータに転送する。次に、リモートサーバーコンピュータ上の表示構成ソフトウェアツールは、転送された運動情報をセーブする。後で、人は、クライアントコンピュータまたは別のローカルコンピュータを使用して、サーバーコンピュータに保存された運動情報を検索できる。ローカルコンピュータからの表示要求に答えて、表示構成ソウトウェアツールは、要求された運動情報を構成して、ローカルコンピュータ上に表示し、次に、構成された運動情報をローカルコンピュータに送って表示させる。 (コンピューティングデバイス)

本発明の様々な例は、1つまたは複数の機能を果たすように構成された電子回路を用いて実施されることがある。例えば、本発明のいくつかの実施形態では、運動情報モニタリングデバイス、収集デバイス、表示デバイス、あるいは、それらを任意に組み合わせたものが、1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)を用いて実現される。しかしながら、より一般的には、本発明の様々な例の構成要素は、ファームウェア命令またはソフトウェア命令を実行するプログラマブル・コンピューティングデバイスを用いて、あるいは、特定用途向け電子回路と、プログラマブル・コンピューティングデバイス上で実行するファームウェア命令またはソフトウェア命令との何らかの組合せにより、実現される。

よって、図1は、本発明の様々な実施形態を実現するのに使用できるコンピュータ101の一図解例を示している。この図でわかるように、コンピュータ101は、コンピューティングユニット103を持っている。コンピューティングユニット103は、一般に、処理ユニット105とシステムメモリ107とを含む。処理ユニット105は、ソフトウェア命令を実行するのに、どんなタイプの処理デバイスであってもよいが、従来の通り、マイクロプロセッサ・デバイスであろう。システムメモリ107は、リードオンリーメモリ(ROM)109とランダムアクセスメモリ(RAM)111を両方とも含むことがある。通常の当業者で理解されるように、リードオンリーメモリ(ROM)109とランダムアクセスメモリ(RAM)111は両方とも、処理ユニット105で実行されるソフトウェア命令を保存する。

処理ユニット105とシステムメモリ107は、バス113または代替通信構造物を通じて、1つまたは複数の周辺デバイスに、直接または間接に接続される。例えば、処理ユニット105またはシステムメモリ107は、ハードディスクドライブ115、リムーバブル磁気ディスクドライブ117、光ディスクドライブ119、フラッシュメモリカード121などの補助的な記憶装置に直接または間接に接続されることがある。処理ユニット105とシステムメモリ107はまた、1つまたは複数の入力デバイス123および1つまたは複数の出力デバイス125にも直接または間接に接続されることがある。入力デバイス123は、例えば、キーボード、タッチスクリーン、リモートコントロールパッド、ポインティングデバイス(例えば、マウス、タッチパッド、スタイラス、トラックボール、または、ジョイスティック)、スキャナー、カメラ、または、マイクロホンを含むことがある。出力デバイス125は、例えば、表示デバイス、触覚フィードバック・デバイス、テレビ、プリンタ、ステレオ、または、スピーカーを含むことがある。

なおさらに、コンピューティングユニット103は、ネットワークとやり取りするために、1つまたは複数のネットワークインターフェース127に直接または間接に接続される。この種のネットワークインターフェース127は、ときには、ネットワークアダプタまたはネットワークインターフェース・カード(NIC)とも呼ばれることがあるが、これは、TCP(Transmission Control Protocol)、IP(Internet Protocol)、UDP(User Datagram Protocol)などの1つまたは複数の通信プロトコルにより、コンピューティングユニット103からのデータおよび制御信号をネットワークメッセージに変換する。これらのプロトコルは、当技術分野においてよく知られており、したがって、ここでさらに詳しく説明されることはなかろう。インターフェース127は、例えば、ワイヤレストランシーバ、電源アダプター、モデム、またはイーサネット・コネクションを含め、ネットワークに接続するのに適した任意の接続エージェントを使用することがある。

上に具体的に列挙された入力、出力、記憶用の周辺デバイスに加えて、コンピューティングデバイスは、入力機能、出力機能、記憶機能、あるいは、それらの機能の何らかの組合せを果たせる一部のものを含め、他の様々な周辺デバイスに接続できると理解されるべきである。例えば、コンピュータ101は、Apple社(Cupertino、California)から入手できるIPOD(R:登録商標)ブランドのデジタル音楽プレーヤなどのデジタル音楽プレーヤに接続できる。当技術分野において知られているように、この種のデジタル音楽プレーヤは、コンピュータ用の出力デバイス(例えば、サウンド・ファイルから音楽、あるいは、画像ファイルから映像を出力する)としても、記憶デバイスとしても役立つことができる。さらに、この種のデジタル音楽プレーはまた、以下でさらに詳しく説明されるように、記録された運動情報を入力する入力デバイスとしても役立つことができる。

デジタル音楽プレーヤに加えて、コンピュータ101は、電話などの1つまたは複数の他の周辺デバイスに接続されるなどして、それらの周辺デバイスを含むことがある。この電話は、例えば、ワイヤレス「スマートフォン」であることもある。一例では、この通信デバイスは、Apple社(Cupertino、California)から入手できるIPHONE(R)商標の携帯型通信デバイスである。当技術分野において知られているように、この種の電話は、RF(無線周波)通信を用いるワイヤレスネットワーク上でやり取りする。単純な通信機能に加えて、「スマートフォン」はまた、電子メッセージ(例えば、電子メール・メッセージ、SMSテキストメッセージなど)を送り、受け取り、見ること、サウンド・ファイルを録音または再生すること、画像ファイル(例えば、静止映像または動画ファイル)を録画または再生すること、文章を伴うファイル(例えば、Microsoft WordまたはExcelファイル、またはAdobe Acrobatファイル)を見て、編集することなどのような1つまたは複数のデータ管理機能をユーザーに提供することもある。この種の電話のデータ管理機能のために、ユーザーは、この電話をコンピュータ101に接続して、維持されたそれらのデータを同期させるようにする。

もちろん、さらに他の周辺デバイスは、当技術分野においてよく知られているように、図1に示されるタイプのコンピュータ101に組み込まれるなどして、コンピュータ101に接続されることがある。ときには、周辺デバイスは、コンピューティングユニット103に恒久的にまたは半恒久的に接続されることもある。例えば、多くのコンピュータでは、コンピューティングユニット103、ハードディスクドライブ117、リムーバブル光ディスクドライブ119、ディスプレイは、ただ1つのハウジングに半恒久的に収容されている。しかしながら、さらに他の周辺デバイスは、コンピュータ101に着脱自在に接続されることがある。コンピュータ101は、例えば、コンピューティングユニット103に周辺デバイスを接続させる(バス113を通じて直接または間接に接続させる)1つまたは複数の通信ポートを含むことがある。したがって、これらの通信ポートは、パラレルバスポート、あるいは、USB(Universal Serial Bus)規格またはIEEE1394のHigh Speed Serial Bus規格(例えば、Firewireポート)を用いるシリアルバスポートなどのシリアルバスポートを含む。その代わりに、またはそれに加えて、コンピュータ101は、Bluetoothインターフェース、Wi−Fiインターフェース、赤外線データポートなどのようなワイヤレスデータ「ポート」を含むことがある。

本発明の様々な例により使用されるコンピューティングデバイスは、図1に示されるコンピュータ101よりも多くの構成要素、コンピュータ101よりも少ない構成要素、あるいは、コンピュータ101とは異なる構成要素の組合せを含むことがあると理解されるべきである。本発明のいくつかの実施例は、例えば、デジタル音楽プレーヤまたはサーバーコンピュータのように、極めて特定的な機能を持つように意図されている1つまたは複数のコンピューティングデバイスを用いることがある。したがって、これらのコンピューティングデバイスは、ネットワークインターフェース115、リムーバブル光ディスクドライブ119、プリンター、スキャナー、外部ハードディスクドライブなどの不必要な周辺デバイスを省く。本発明のいくつかの実施例は、その代わりに、またはそれに加えて、デスクトップまたはラップトップのパソコンのように、多種多様の機能を果たせるように意図されているコンピューティングデバイスを用いることがある。これらのコンピューティングデバイスは、都合で、周辺デバイスの任意の組合せまたは追加の構成要素を持つことがある。 (運動情報モニタリングデバイス)

図2は、ユーザーの運動活動に対応する運動情報を測定するために、本発明の様々な例により使用できる運動情報モニタリングデバイス201の一例を示している。この図に示されるように、運動情報モニタリングデバイス201は、デジタル音楽プレーヤ203、電子インターフェースデバイス205、運動パラメータ測定デバイス207を含む。さらに詳しく述べられるように、デジタル音楽プレーヤ203は、電子インターフェースデバイス205に(釈放自在に)接続され、また、その結合したものは、ユーザーがランニングまたはウォーキングなどの運動活動を実行している間、ユーザーの身に付けられるなどして、ユーザーにより持ち運ばれる。さらに、デジタル音楽プレーヤ203は、電話通信、テキストメッセージ、マルチメディアメッセージなどを作成し、受け取るための通信構成要素も含むことがある。1つまたは複数の例では、デジタル音楽プレーヤ203は、コンピュータ・アプリケーションを実行し、通信機能を提供し、オーディオ、ビデオを再生し、触覚フィードバックを提供し、ローカルエリアネットワークや広域ネットワークにアクセスすることなど行うように構成されたスマートフォンに相当することがある。

運動パラメータ測定デバイス207は、ユーザーが運動活動を実行している間、ユーザーの身に付けられるか、またはユーザーにより持ち運ばれることがあり、ユーザーで果たされる運動パフォーマンスに関する1つまたは複数の運動パラメータを測定する。運動パラメータ測定デバイス207は、測定された運動パラメータに対応する信号を電子インターフェースデバイス205に送る。電子インターフェースデバイス205は、これらの信号を運動パラメータ測定デバイス207から受け取って、その受け取った情報をデジタル音楽プレーヤ203に提供する。1つまたは複数の構成では、電子インターフェースデバイス205は、運動情報モニタリングデバイス201の一部として含まれないかもしれない。その代わり、デジタル音楽プレーヤ203は、1つまたは複数の運動測定センサからセンサデータを受け取り、また上記運動測定センサに指示を送るように構成された通信デバイスを含むことがある。

図3にさらに詳しく示されているように、運動パラメータ測定デバイス207は、運動パラメータ測定デバイス207を身に付けるなどして、その測定デバイスを使用する人に関連する運動パラメータを測定するために、1つまたは複数のセンサ301を含む。例示された実施形態では、例えば、センサ301Aとセンサ301Bは、運動パラメータ測定デバイス207の加速度を2つの直交する方向で測定する加速度計(例えば、圧電型加速度計)であることもある。運動パラメータ測定デバイス207は、ユーザーにより持ち運ばれるなどして、ユーザーの身に付けられることで、ユーザーが運動をしている間、所望の運動パラメータを測定する。例えば、図4に示されるように、ユーザーがウォーキングまたはランニングをしている間、運動パラメータ測定デバイス207は、ユーザーのシューズ401の靴底に位置づけられることがある。このような配置では、センサ301は、ユーザーの足の動きに対応する電気信号を生じさせる。次に、当技術分野において知られているように、これらの電気信号を利用すれば、ユーザーで実行される運動活動を表わす運動データを生成できる。他の例では、運動パラメータ測定デバイス207は、チェストストラップまたはユーザーの手首に付けられるか、あるいは、デジタル音楽プレーヤ203に組み込まれることがある。

運動パラメータ測定デバイス207はまた、センサ301により出力された電気信号を処理するプロセッサ303も含む。本発明のいくつかの実施例では、プロセッサ303は、プログラマブル・マイクロプロセッサであることがある。しかしながら、本発明のさらに他の実施例では、プロセッサ303は、ASICなどの特定用途向け回路デバイスであることもある。プロセッサ303は、センサ301から出力された信号に、曲線スムージング、ノイズフィルタリング、外れ値除去、増幅、加算、積分などのような所望の任意処理を実行することがある。プロセッサ303は、処理された信号を送信部307に提供する。運動パラメータ測定デバイス207はまた、必要に応じて、センサ301、プロセッサ303、送信部305に電力を供給する電源307も含む。電源307は、例えば、電池であることもある。

運動パラメータ測定デバイス207は、処理された信号を、図4に見られるように電子インターフェースデバイス205に送るか、あるいは、じかにデジタル音楽プレーヤ203に送る。ここで、図3に戻って、電子インターフェースデバイス205は、運動パラメータ測定デバイス207内の送信部305により送られた処理済み信号を受け取る受信部309を含む。受信部309は、その処理済み信号を第2のプロセッサ311に取り次ぎ、そこで、それらの信号をさらに処理する。プロセッサ303と同様に、プロセッサ311は、処理された信号に、曲線スムージング、ノイズフィルタリング、外れ値除去、増幅、加算、積分などのような所望の任意処理を実行することがある。

プロセッサ303は、処理された信号をデジタル音楽プレーヤ203に提供する。ここで、戻って図2を参照すると、一構成において、電子インターフェースデバイス205は、コネクタシステム209を含む。コネクタシステム209は、デジタル音楽プレーヤ203上に設けられた従来の入力ポート211に物理的に差し込んで、接続する。電子インターフェースデバイス205のコネクタシステム209が差し込み接続する入力ポート211は、データを転送する所望の任意タイプの入力ポート(例えば、パラレルデータポート、シリアルデータポート、イアホンまたはマイクロホンのジャックなど)であってもよい。コネクタシステム209は、デジタル音楽プレーヤ203の入力ポート211に設けられた対応する要素と、電気的な接続または他の適切な接続を行うために(例えば、このインターフェースデバイス205と電子インターフェースデバイス205との間で、電子的なやり取りおよび/またはデータのやり取りを可能にするために)、ワイヤ、ピン、電気コネクタなどのような適切な任意の接続デバイスを含むことがある。必要であれば、あるいは要望があれば、電子インターフェースデバイス205をデジタル音楽プレーヤ203に確実に接続するために、ストラップ、フック、バックル、クリップ、クランプ、クラスプ、保持(止め)要素、機械式の接合具などのような追加的な固定要素が設けられてもよい。

ここで、図3に戻って、プロセッサ311は、処理された信号をコンピューティングユニット313に提供する。コンピューティングユニット313は、処理された信号を最初にメモリ315に格納することがある。さらに、本発明のいくつかの実施例では、コンピューティングユニット313は、運動情報モニタリングデバイス201により提供された処理済み信号を演算して、ユーザーで実行される運動活動に対応する一組の運動データを生成することがある。例えば、運動情報モニタリングデバイス201が、ユーザーの足の動きを測定する加速度計を含む場合には、コンピューティングユニット313は、運動情報モニタリングデバイス201からの処理済み信号を解析して、ユーザーの運動活動中の特定段階におけるユーザーの速度と、これらの特定段階のそれぞれにおいてユーザーが走行する総距離とを表わす一組の運動データを生成することがある。加速度計信号からユーザーの速度を決定する様々な技法は、例えば、2005年5月24日に発行され、かつ、「Monitoring Activity Of A User In Locomotion On Foot」と称するBlackadar氏らに付与された米国特許第6,898,550号、2005年4月19日に発行され、かつ、「Monitoring Activity Of A User In Locomotion On Foot」と称するOhlenbusch氏らに付与された米国特許第6,882,955号、2005年4月5日に発行され、かつ、「Monitoring Activity Of A User In Locomotion On Foot」と称するDarley氏らに付与された米国特許第6,876,947号、2002年12月10日に発行され、かつ、「Monitoring Activity Of A User In Locomotion On Foot」と称するOhlenbusch氏らに付与された米国特許第6,493,652号、2001年10月2日に発行され、かつ、「Detecting The Starting And Stopping Of Movement Of A Person On Foot」と称するBlackadar氏らに付与された米国特許第6,298,314号、2000年4月18日に発行され、かつ、「Measuring Foot Contact Time And Foot Loft Time Of A Person In Locomotion」と称するGaudet氏らに付与された米国特許第6,052,654号、2000年1月25日に発行され、かつ、「Measuring Foot Contact Time And Foot Loft Time Of A Person In Locomotion」と称するGaudet氏らに付与された米国特許第6,018,705号に記載されている。これらの米国特許はそれぞれ、参照によって、その全体が本明細書中に組み入れられている。

運動データセットはまた、各速度値および/または各距離値に関連する時間値も含むことがある。運動情報モニタリングデバイス201を使用して、異なるユーザーから運動情報を収集できる場合には、運動データ・コンピューティングユニット313はさらに、何らかのやり方で自分自身を識別するようユーザーに促すことがある。その場合、このような識別情報は、運動情報モニタリングデバイス201により提供される情報から生成された運動データセットに添付される。コンピューティングユニット313が、運動情報モニタリングデバイス201により提供される情報から一組の運動データを生成すると、コンピューティングユニット313は、この運動データセットをメモリ315に格納する。以下でさらに詳しく説明されるように、後でデジタル音楽プレーヤ203が、運動情報収集ツールを実現するコンピューティングデバイスに接続されるときには、コンピューティングユニット313は、その運動データを、リモート・コンピューティングデバイス上でホストされている表示構成ツールにダウンロードする。

図2〜図4に示される実施形態では、運動パラメータ測定デバイス207とインターフェースデバイス205との間のワイヤレス通信が描かれているが、有線接続を含め、運動パラメータ測定デバイス207とインターフェースデバイス205との間でやり取りするどんな所望のやり方も、本発明から逸脱することなく使用できる。さらに、運動パラメータ測定デバイス207からの身体的データまたは生理的データから得られたデータを、電子デバイス210上の表示、あるいは電子デバイス210から出力される表示に適した形式またはフォーマットにするどんな所望のやり方も、本発明から逸脱することなく提供できる。例えば、要望があれば、運動パラメータ測定デバイス207は、1つまたは複数の特定電子デバイス用に特別に設計および/またはプログラムされてもよく、例えば、特定デバイス(1つまたは複数)で動作するように、また、これらのデバイスに適した形式またはフォーマットで出力データを提供するように、あらかじめプログラムされ、かつ/または、配線されてもよい。このような場合、インターフェースデバイス205は、特定モデルのデジタル音楽プレーヤなどのいくつかの電子デバイス、および、電話、腕時計、携帯情報端末などのような他の電子デバイスさえも具体的に目標とするように、市場に出され、かつ販売されてもよい。他の代替方法として、要望があれば、インターフェースデバイス205は、例えば、特定電子デバイス用のディスプレイまたはデバイスドライバおよび/またはフォーマットデータをインターネットから、ディスクから、あるいは、別のソースからダウンロードすることで、多種多様な異なる電子デバイスで動作できるように後でプログラムされてもよい。

要望があれば、本発明の少なくとも一部の例により、電子インターフェースデバイス205はさらに、ディスプレイ220、および/または、1つまたは複数のロータリ入力デバイス、スイッチ、ボタン(図2に図解された例に示される通り)、マウスまたはトラックボール要素、タッチスクリーンなど、あるいは、それらの何らかの組合せのようなユーザー入力システム222も含めてもよい。ディスプレイ220は、例えば、デジタル音楽プレーヤ203により再生される音楽に関する情報、デジタル音楽プレーヤ203により受け取られる運動情報信号に関する情報、受け取られた運動情報信号からデジタル音楽プレーヤ203により生成される運動データなどを表示するために使用される。ユーザー入力システム222は、例えば、インターフェースデバイス205を介して受け取られた入力データの処理の1つまたは複数の面を制御するため、また、入力データの受取り(例えば、タイミング、受け取られる情報のタイプ、オンデマンドのデータ要求など)を制御するため、また、電子デバイス203に出力されるか、または電子デバイス203により出力されたデータを制御するため、さらに、運動パラメータ測定デバイス207を制御するためなどに、使用される。その代わりに、またはそれに加えて、要望があれば、ユーザー入力データをインターフェースデバイス205および/または運動パラメータ測定デバイス207に提供するために、デジタル音楽プレーヤ203上の入力システム(例えば、ボタン222、タッチスクリーン、デジタイザ/スタイラスをベースとする入力、ロータリ入力デバイス、トラックボールまたはローラーボール、マウスなど)を使用してもよい。さらに他の例として、要望があれば、例えば、音声コマンドを介してユーザー入力を可能にするために、インターフェースデバイス205および/またはデジタル音楽プレーヤ203を音声入力システムに付けてもよい。任意システム要素の制御に用い、かつ/または任意目的に用いる他のどんな所望タイプのユーザー入力システムも、本発明から逸脱することなく提供できる。

デジタル音楽プレーヤ203は、例えば、ヘッドホン(または、他のオーディオ出力)、電源、ワイヤレス通信、赤外線入力、マイクロホン入力、または他のデバイス用の追加的な入力要素および/または出力要素(例えば、図2に示されるポート224やポート226など)を含むことがある。要望があれば、また、電子デバイス203にインターフェースデバイス205を装着するときに、これらのポート(224および/または226)が覆い隠されることになれば、インターフェースデバイス205は、ポート224および/またはポート226に類似する外部ポートを装備してもよく、また、同一の追加デバイスがデジタル音楽プレーヤ203に差し込まれて、なお、同一機能を利用するかもしれないから、ユーザーがそれらの追加デバイスをインターフェースデバイス205に差し込むことができるように(例えば、それにより、必要なデータ、信号、電力、および/または、情報を、インターフェースデバイス205を通じて、ユーザーに、別の出力に、かつ/または、デジタル音楽プレーヤ203に渡すことができるように)、インターフェースデバイス205に内部回路が設けられてもよい。

上で説明される本発明のいくつかの特定の実施形態は、デジタル音楽プレーヤ203に関わるものであるが、本発明の代替例は、任意の携帯型電子デバイスを用いて実現できると理解されるべきである。例えば、本発明のいくつかの実施例では、運動パラメータ測定デバイス207は、携帯電話、腕時計、携帯情報端末、別のタイプの音楽プレーヤ(例えば、コンパクトディスク、または衛星ラジオ音楽プレーヤ)、ポータブルコンピュータ、あるいは、他の任意の所望の電子デバイスといっしょに使用されてもよい。なおさらに、本発明のいくつかの実施例は、その代わりに、またはそれに加えて、インターフェースデバイス205の使用を省いてもよい。例えば、運動パラメータ測定デバイス207は、Bluetoothワイヤレス通信プロトコルを用いてやり取りするように構成されており、したがって、Bluetooth対応の携帯電話、携帯情報端末、腕時計、またはパソコンに運動パラメータ測定デバイス207が使用できる。もちろん、インターフェースデバイス205を省きながら、さらに他のワイヤレスまたは有線の通信技法を使用できるであろう。

運動パラメータ測定デバイス207の特定の例が、理解しやすいように上で説明されてきたが、本発明の様々な実施形態には、所望のどんなタイプの運動パラメータ測定デバイス207も使用できることも理解されるべきである。例えば、本発明のいくつかの実施例では、運動パラメータ測定デバイス207は、心拍計、血液酸素モニタ、衛星測位デバイス(例えば、全地球測位衛星(GPS)ナビゲーション・デバイス)または他の位置決定システム、ユーザーの電気的活動を測定するデバイス(例えば、EKGモニタ)、あるいは、ユーザーの1つまたは複数の身体的パラメータを測定する他の任意のデバイスであってもよい。なおさらに、運動パラメータ測定デバイス207は、ユーザーにより操作される或るデバイスの1つまたは複数の動作パラメータ、例えば、自転車の速度および/または距離、トレッドミル、ローイング・マシン、エリプティカル・マシン、ステーショナリ・バイシクルにより果たされる速度および/または仕事、ユーザーが付けているスキー板(スキーまたは上スキー)、スケート靴(ローラースケートまたはアイススケート)、または、スノーシューズなどによる走行速度および/または走行距離なども測定できる。

さらに、運動パラメータ測定デバイス207は、運動パラメータ測定デバイス207から信号を受け取るデジタル音楽プレーヤ203または他の携帯型電子デバイスに対して別々なものとして述べられてきたが、本発明のいくつかの実施例では、運動パラメータ測定デバイス207は、デジタル音楽プレーヤ203または他の携帯型電子デバイスに組み込まれることがある。例えば、本発明のいくつかの実施例は、音楽プレーヤ、携帯電話、加速度計を組み込んでいる腕時計または携帯情報端末、衛星測位デバイス、あるいは、運動活動を測定する他の任意の所望のデバイスを使用する。なおさらに、本発明の様々な実施例は、デジタル音楽プレーヤ203または他の携帯型電子デバイスに組み込まれたり、デジタル音楽プレーヤ203または他の携帯型電子デバイスとは別々である複数の運動パラメータ測定デバイス207、あるいは、それらの何らの組合せを使用できると理解されるべきである。 (運動収集・表示ツール)

図5は、本発明の様々な実施例により、運動データを収集および/または表示するのに使用できる運動情報収集・表示デバイス501の一例を示している。以下でさらに詳しく説明されるように、運動情報収集・表示デバイス501は、運動データを収集することも、表示することもできる。運動情報収集・表示デバイス501は、前に述べられたコンピューティングデバイス101の適切などんな変形を用いても実現できる。しかしながら、ときには、運動情報収集・表示デバイス501は、例えば、Microsoft社(Redmond、Washington)から入手できるMicrosoft Windowsオペレーティングシステムの1バージョン、Apple社(Cuperino、California)からから入手できるApple Macintoshオペレーティングシステムの1バージョン、あるいは、複数のベンダーから入手できるUnixまたはLinuxのオペレーティングシステムの1バージョンを用いるデスクトップまたはラップトップのパソコンを利用して、商業的に実現されることがある。

図5に示されるように、運動情報収集・表示デバイス501は、運動情報モニタリングデバイス201からデータを受け取るインターフェース503を含む。インターフェース503は、例えば、電気コンポーネント、ソフトウェア・コンポーネント(API(application program interfaces)など)、あるいは、それらの何らかの組合せを用いて実現されることがある。運動情報収集・表示デバイス501はまた、運動データ収集モジュール505も持っている。本発明の様々な例では、運動データ収集モジュール505は、1つまたは複数の運動データセットを保存しているデジタル音楽プレーヤ203または他の携帯型電子デバイスが、いつインターフェース503を通じて運動情報収集・表示デバイス501に接続されるのか検出し、デジタル音楽プレーヤ203または他の携帯型電子デバイスとの通信セッションを確立して、運動データセット(1つまたは複数)を検索することがある。本発明のいくつかの実施例では、運動データ収集モジュール505は、これらの運動データセットを検索した後で、運動データセットをデジタル音楽プレーヤ203または他の携帯型電子デバイスから削除することがある。

本発明のいくつかの例では、運動データ収集モジュール505は、デジタル音楽プレーヤ203または他の携帯型電子デバイスから取り出された運動データセットに何らかのさらなる処理を行うことがある。例えば、運動情報モニタリングデバイス201を利用して、異なるユーザーから運動情報を収集できる場合には、運動データ収集モジュール505は、さらに、自分自身を識別するようユーザーに促す(この情報が、以前に運動情報収集・表示デバイス501によって得られなかった場合)。その場合、このような識別情報は、検索された運動データセットに添付される。

前述の通り、運動情報収集・表示デバイス501は一般に、1つまたは複数の運動パラメータ測定デバイス207により測定された情報から複数組の運動データを生成する。しかしながら、本発明のいくつかの実施形態では、運動情報収集・表示デバイス501は、それどころか、運動パラメータ測定デバイス207により提供された生の情報を保存することがある。これらの実施形態では、運動データ収集モジュール505は、デジタル音楽プレーヤ203または他の携帯型電子デバイスにある生の情報を検索し、次に、その生の情報自体から、運動データセットを生成する。もちろん、本発明のさらに他の例は、運動パラメータ測定デバイス207により測定された生の情報からの運動データ生成に関する機能を、都合で運動データ収集モジュール505と、デジタル音楽プレーヤ203または他の携帯型電子デバイスとに振り分けることがある。

運動データ収集モジュール505は、例えば、コンピューティングデバイス101のコンピューティングユニット113で実行されるソフトウェア命令により実現されることがある。本発明のいくつかの例では、運動データ収集モジュール505は、ブラウザなどの従来のソフトウェアツールにより実現されることがある。別法として、運動データ収集モジュール505は、特定用途向けソフトウェアツールにより、あるいは、運動データ収集機能を果たすために強化された従来のソフトウェアツールにより実現されることがある。例えば、運動データ収集モジュール505は、様々な機能を果たすために従来のブラウザを組み込んだソフトウェアツールで実現される。これらの機能は、デジタル音楽プレーヤ203または他の携帯型電子デバイスから運動データを収集することに加えて、例えば、音楽およびビデオコンテンツを選択し、購入し、ダウンロードすることも含む。

運動データ収集モジュール505は、運動情報モニタリングデバイス201により提供された処理済み信号を収集すると、運動データ収集モジュール505は、運動データセットを、インターフェースモジュール507を通じて運動データ表示構成デバイス601に送る。運動情報収集・表示デバイス501は、インターネットなどの従来のネットワークを通じて、運動データ表示構成デバイス601とやり取りすることがある。これらの構成では、インターフェースモジュール507は、ネットワークインターフェース・カードなどの従来の任意タイプのネットワークインターフェースを用いて実現されることがある。もちろん、別法として、収集された運動データを運動データ収集モジュール505が運動データ表示構成デバイス601に送ることができるように、所望のどんなタイプのハードウェア組合せも、またはソフトウェア組合せも使用できる。本発明のいくつかの実施例では、運動データ収集モジュール505は、収集された運動データを、運動データ表示構成デバイス601に自動的に転送することがある。例えば、運動データ収集モジュール505は、収集された運動データを、収集直後に、また、あらかじめ予定された間隔で、また、運動データ表示構成デバイス601へのネットワーク接続の検出時に、あるいは、それらの何らかの組合せで、運動データ表示構成デバイス601に転送しようとする。その代わりに、またはそれに加えて、運動データ収集モジュール505は、収集された運動データをいつ運動データ表示構成デバイス601に送るのか指定するようユーザーに促すことがある。

図6は、本発明の様々な例により使用できる運動データ表示構成デバイス601の一例を示している。この図に見られるように、運動データ表示構成デバイス601は、運動情報収集・表示デバイス501とやり取りするインターフェースモジュール603を含む。前述の通り、運動情報収集・表示デバイス501は、インターネットなどの従来のネットワークを通じて、運動データ表示構成デバイス601とやり取りすることがある。これらの構成では、インターフェースモジュール603は、ネットワークインターフェース・カードなどの従来の任意タイプのネットワークインターフェースを用いて実現される。もちろん、別法として、運動データ表示構成デバイス601が運動情報収集・表示デバイス501とやり取りできるように、所望のどんなタイプのハードウェア組合せも、またはソフトウェア組合せも使用できる。

運動データ表示構成デバイス601はまた、運動データ表示構成モジュール605と運動データ記憶デバイス607も含む。運動データ表示構成デバイス601のインターフェース603が、運動情報収集・表示デバイス501から運動データを受け取ると、インターフェース603は、受け取られた運動データを運動データ表示構成モジュール605に提供する。次に、運動データ表示構成モジュール603は、その運動データを、将来の使用のために運動データ記憶装置607に格納することがある。以下でさらに詳しく説明されるように、運動データ表示構成モジュール605はまた、運動データ記憶装置607にある運動データを検索し、その検索された運動データを、ユーザーにとって有意義となるやり方で1つまたは複数のユーザーインターフェースを通じて表示するように構成する。

ここで、図5に戻って、ユーザーが自分の運動活動(あるいは、以下でさらに詳しく説明されるように、他の人の運動活動)に関する情報を見たいと思うときには、ユーザーは、この要求を運動情報収集・表示デバイス501に出す。さらに具体的に言えば、ユーザーは、キーボード、マウス、ディスプレイなどのような従来の入出力デバイスを使用できる。その場合、この表示要求は、従来のインターフェース入出力インターフェース511を介して運動データ表示モジュール509に出される。当技術分野においてよく知られているように、インターフェース入出力インターフェース511は、入力デバイスからの入力を検出および処理するのに、また出力デバイスにデータを送るなどして出力デバイスを制御するのに使用されるAPI(application program interfaces)などのハードウェアコンポーネントとソフトウェアコンポーネントの所望の任意の組合せを用いて実現されることがある。

本発明のいくつかの例では、運動データ表示モジュール509は、データの表示を要求し、制御する入力を受け取り、次に、そのデータを要求されるやり方で表示する従来の任意ツールを用いて実現されることがある。例えば、運動データ表示モジュール509は、コンピューティングユニット113上で実行するMicrosoft Internet Explorer、Mozilla Firefox、またはOperaなどの従来のブラウザ・プログラムを用いて実現される。本発明のさらに他の実施形態では、運動データ表示モジュール509は、ActiveXプラグイン、Javaスクリプト、あるいは、Aobe Systems社(San Jose、California)から入手できるMacromedia Flash PlayerまたはAdobe Flash Playerの1バージョンなどの1つまたは複数の表示ツールで強化されてきた従来のブラウザ・プログラムを用いて実現されることがある。本発明のさらに他の実施形態では、運動データ表示モジュール509は、例えば、運動データを表示する特定用途向けソフトウェアツールにより実現されることがある。

以下でさらに詳しく説明されるように、ユーザーが運動データ表示モジュール509を起動すると、自分がどんな収集運動データを見たいと思うか、また、ユーザーがその収集運動データを見たいと思うフォーマットなどを選択するよう促すユーザーインターフェースがユーザーに与えられる。このユーザーインターフェースは、運動データ表示モジュール509、運動データ表示構成モジュール605、または、それらの何らかの組合せによって生成されることがある。ユーザーが、与えられたユーザーインターフェースを使用して、運動データを見る要求を出すと、運動データ表示モジュール509は、その要求を、運動データ表示構成モジュール605に取り次ぐ。それに答えて、運動データ表示構成モジュール605は、その要求された運動データを、運動データ表示モジュール509で表示するように構成する。例えば、以下でさらに詳しく説明されるように、ユーザーは、1週間の期間、毎日、ユーザーが走った総距離を見るよう要求することがある。それに答えて、運動データ表示構成モジュール605は、運動データ記憶装置607にある関連距離データを検索する。次に、運動データ表示構成モジュール605は、その検索された距離データを、所望の画像(例えば、棒グラフ)によって表示されるように構成し、また、その構成された運動データを運動データ表示モジュール509に提供して、ユーザーに表示する。

本発明のいくつかの実施形態では、データ表示構成機能は、運動データ表示モジュール509と運動データ表示構成モジュール605とに振り分けられる場合があることに留意されたい。例えば、運動データ表示モジュール509が単純なブラウザにより実現される場合には、運動データ表示モジュール509は、運動データ表示構成モジュール605に対して「シンクライアント」として役立つ。すなわち、データ表示構成機能のすべてが、運動データ表示構成モジュール605によって果たされる。その場合、運動データ表示モジュール509は、運動データ表示モジュール509に提供された情報しか表示しなくなる。別法として、運動データ表示モジュール509が、特定用途向けソフトウェアツールにより実現される場合には、データ表示構成機能の大部分またはすべては、運動データ表示モジュール509によって果たされることがある。これらの例では、運動データ表示構成モジュール605は、運動データを保存し、また、運動データ記憶装置607にある運動データを検索するためにのみ、使用される。 (GPS対応のモバイルデバイスを用いる運動活動モニタリング)

上述の通り、様々なソフトウェア(例えば、図5の運動表示モジュール509)とハードウェア(例えば、図2のデジタル音楽プレーヤ203、および/または、図5の運動情報収集・表示デバイス501)を使用して、運動活動を追跡して、そのような情報を個人に提供することがある。一構成では、このソフトウェアおよび/またはハードウェアは、モバイル通信デバイスまたはモバイル・コンピューティングデバイスなどのモバイルデバイスに組み込まれることがある。運動情報の検出、収集、処理、表示にモバイルデバイスを使用すると、様々な環境における運動活動情報がアスリートに提供されることがある。例えば、処理されたか、あるいは収集された運動活動情報を見るために、アスリートは、ステーショナリ・コンピューティングシステムの使用を必要とせずに、自分のモバイルデバイスを使用する。そのようなモバイルデバイスは、スマートフォン、携帯電話、携帯情報端末(PDA)、ラップトップ・コンピューティングデバイス、デジタル音楽プレーヤ、タブレットコンピュータ、手首装着のデバイスなどを含むことがある。ソフトウェアアプリケーションまたはアプレットの形式を取るコンピュータ実行命令が、モバイルデバイスに格納されることで、そのモバイルデバイスは、様々な運動活動追跡・モニタリング機能を果たすことができる。例えば、このモバイルデバイスは、個人の運動パフォーマンスに応じて、フィードバック、挑戦、提案、激励、および他のデータを提供する。一例では、このコンピューティングデバイスは、個人が向上して、より大きな進歩を得るのに役立つように、以前のワークアウト・セッションの場合よりも激しいか、または難しいワークアウトを行う気を個人に起こさせることがある。より実質的な進歩を得ることで、個人が規則正しく運動を続けようとするモチベーションが高まる。他の例では、このモバイルデバイスは、自分のパフォーマンス、および/または、他の個人から受けたコメントと激励に基づいて、個人を元気づけて、やり気を起こさせるように構成されることがある。

図7は、運動活動情報を追跡して、様々なタイプのフィードバックを個人に与えるのに使用できる模範的なモバイルデバイスのブロック図を示している。具体的な例では、このモバイルデバイスは、図2のデジタル音楽プレーヤ203などのデジタル音楽プレーヤに相当することがある。モバイルデバイス700は、プロセッサ701、RAM703、ROM705、データベース707、無線トランシーバ709、ネットワークアダプタ711、全地球測位システム(GPS)デバイス713、加速度計715、I/Oアダプタ717を含むことがある。RAM703やROM703などのコンピュータ読取り可能媒体は、実行時に、モバイルデバイス700などの装置に、ここに述べられる1つまたは複数の機能を果たさせるコンピュータ読取り可能命令を保存するように構成される。プロセッサ701は、様々な計算を行って、RAM703およびROM705に格納された命令を実行するように構成される。データベース707は、ユーザー情報、電話番号、ネットワークアドレス、eメールアドレス、ソフトウェア、画像、文書などを含むデータを保存する。I/Oアダプタ717は、タッチスクリーン・ディスプレイ、スピーカ、オーディオジャック、物理キーボード、マイクロホンなどを含む1つまたは複数の入力デバイスまたは出力デバイスに対して、データの受取りと出力を容易ならしめるように構成される。

GPSデバイス713と加速度計715を単一のモバイルデバイス700に組み込めば、モバイルデバイス700は、運動活動データを複数のワークアウト設定で記録することができる。例えば、個人がトレッドミル上で走っているときには、その個人は一般に移動のないままであって、また、GPS衛星信号が利用できない場合があるから、GPSデバイス713は、おそらく、有意な鍛錬データを検出または提供できないであろう。したがって、このモバイルデバイスは、代わりに加速度計を使用して、個人が取っている歩数、個人の速度/加速度(例えば、ペース)などを決定することがある。その一方、個人が、屋外において或る位置から別の位置へ移動するように走っている場合には、GPSデバイス713、またはGPSデバイス713からのデータの記録(例えば、GPSデバイスは常にアクティブであるが、ただし、記録はオン・オフする)が、起動され、代わりに使用される。1つまたは複数の構成では、モバイルデバイス700は、GPSデバイス713を使用すべきか、加速度計715を使用すべきかどうか(あるいは、データをGPSデバイス713から記録すべきか、データを加速度計715から記録すべきかどうか)自動的に検出することがある。例えば、個人の位置が変化していないことがデバイス700により判定される場合には、加速度計715、または加速度計715からのデータの記録が、起動され、使用される(この場合も、GPSデバイスは常にアクティブであるかもしれないが、ただし、GPSデバイスからのデータの記録はオン・オフする)。いくつかの構成では、GPSデバイス713と加速度計715が双方とも、互いに共同して使用されて、さらなるデータ粒度を提供し、かつ/または、データの精度を高めることがある。さらなるタイプの活動データを提供するために、心拍数モニタリングデバイスを含むモバイルデバイス700に、他のセンサも組み込まれることがある。さらに、ときには、GPSが利用できない場合に、携帯電話三測量を用いて、位置が決定されることもある。

1つまたは複数の構成では、モバイルデバイス700は、加速度計なしGPSの設定、GPSなし加速度計の設定、または、GPSと加速度計の組合せ設定(および、ときには、加速度計モードを用いる携帯電話三角測量)の切換えを自動的に行うことがある。このような切換えと、どのモードを使用すべきかの決定は、検出される動き、GPSの信号強度と可用性、ユーザーの好み、位置などを含む様々なファクタによって決まる。例えば、GPS信号が弱い(例えば、50%の信号強度よりも弱い、30%の信号強度よりも弱い、10%の信号強度よりも弱い、など)場合には、モバイルデバイス700は、GPSデバイス713と加速度計715を両方とも動作させて(例えば、双方からデータを記録して)、加速度計715のデータが、潜在的に欠けているか、または不正確な任意のGPS情報を補うようにしている。その代わりに、またはそれに加えて、GPSデータと加速度計データは、均分されるなどして組み合わされて、ユーザーにより行われた運動活動の量を決定することがある。他の例では、信号強度が所定レベル(例えば、50%、70%、90%など)よりも強いときには、加速度計715からのデータを使用することも、記録することもせず、GPSデバイス613からのデータを使用し、記録することがある。さらに他の例では、モバイルデバイス700が、加速度計715を介して動きを検出するが、ただし、GPSデバイス713を用いて位置の変化を検出することがない場合には、モバイルデバイス700は、そのワークアウトに対して、GPSデバイス713なしで加速度計715を使用することがある。さらに、モバイルデバイス700がGPS信号の検出を始める場合には、モバイルデバイス700は、GPSモード、またはGPS/加速度計の組合せモードに切り換わる。他の場合には、GPS信号がまったく利用できず、かつ/または、ユーザーの位置が屋内であれば、GPSデバイス713なしで、加速度計715が使用されることがある。そのユーザー位置は、GPSを用いて(例えば、位置、信号強度)、あるいは、手動入力に基づいて、自動的に決定される。

1つまたは複数の構成により、モバイルデバイス700は、あらかじめ定められたペースで取られる足取りを検出し、運動活動スタートのユーザー指示を受け取り、心拍数の上昇を検出する(例えば、心拍数センサにより)ことなどにより、ユーザーがステーショナリ(定常)運動活動を実行しているものと、モバイルデバイス700により判定されることがある。一例では、モバイルデバイス700は、加速度計715からのデータを用いて、しきいペースを越えて取られている足取りを検出することがある。取られている足取りを検出すると、モバイルデバイス700は、GPSデバイス713からのGPSデータが利用でき、かつ/または、位置の変化を示しているかどうか判定する。そうでなければ(例えば、GPS信号がまったくないか、あるいは、位置の変化がまったくない)、モバイルデバイス700は、ユーザーがステーショナリ運動活動を実行していることを記憶する。モバイルデバイス700はさらに、このような判定に関してユーザーに確認する。それに加えて、または、その代わりに、モバイルデバイス700はまた、心拍数の上昇が検出されているかどうかも判定することがある。

他の例では、代わりまたは追加の活動情報を提供するために、位置決定システムと協働して他のセンサが使用されることがある。例えば、位置決定システムがユーザーの物理的位置の変化(あるいは、あらかじめ定められたしきい距離またはしきい高度を越える変化)を検出しなければ、ユーザーが運動活動を実行しているかどうか判定するために、心拍数センサが使用される。それに加えて、または、その代わりに、GPSデバイス713および/または加速度計715は、モバイルデバイス700とは物理的に別々のデバイスであることもある。例えば、加速度計715は、手首装着のセンサ、またはシューズ合体のセンサに相当する。例えば、GPSデバイス713は、手首装着のデバイスに組み込まれることもある。モバイルデバイス700は、BLUETOOTH、Wi−Fi、赤外線などを含む様々なワイヤレスまたは有線の通信システムを用いて、これらの別々のデバイスのそれぞれからデータを伝え、受け取ることがある。

モバイルデバイス700または他のコンピューティングシステムは、ワークアウトを規定するための様々な機能およびオプションを提供することがある。例えば、このシステムは、スタートラインからランニングを開始するか、あるいは、以前に達成されたランニングを改善するユーザーオプションを提供する。次に、このランニングをカスタマイズし、また、ランニング中とランニング後に激励および/または現状の情報を個人に提供する。 (ランニングを規定する − 概要)

図7のデバイス700などの運動活動モニタリングデバイスを用いて、ユーザーは、運動活動セッションを登録して、その運動活動セッションからデータを記録することがある。運動活動セッションの登録は、活動のタイプ、活動の持続時間、提供されるオーディオ、ビデオ、または触覚のフィードバックなどを規定することを含む。このような情報は、デバイス700上の1つまたは複数のアプリケーション実行を通じて入力される。よって、ユーザーは、この運動活動セッションに携わるすぐ前に、モバイル環境において運動活動セッションをセットアップする。

図8(図8A、図8B)は、図7のデバイス700または他のフィットネス・モニタリングデバイスなどのモバイルデバイスを用いて、ユーザーにランニングを規定させる模範的なプロセスを示す流れ図である。ステップ800において、システムは、ワークアウトを開始させるコマンドに対応するユーザー入力を受け取ることがある。例えば、このユーザー入力は、システム上で利用できるアプリケーションまたは機能のメニューからワークアウト・オプションのユーザー選択を含む。次に、ブロック805において、このシステムは、上記コマンドに応じて、ユーザーに複数のワークアウト・オプションを提供する。例えば、このシステムは、前回ランニングを繰り返すオプション、基本ランニングを開始するオプション、過去のランニングを改善するオプション、1つまたは複数の検出デバイスを校正するオプション、ワークアウト履歴を見るオプション、および/または、目標を設定するオプションを提供する。これらのオプションは、分類されて、ユーザーインターフェースの別々のセクションまたはスクリーンに表示されることがある。例えば、ホームスクリーンは、前回ランニング繰返しのオプション、改善のオプション、基本ランニングのオプションを含むが、一方、ワークアウトスクリーンは、基本ランニングのオプション、改善のオプション、目標設定のオプション、履歴のオプション、校正のオプションを含む。

ユーザーが前回ランニング繰返しのオプションを選択する場合には、ステップ810において、データベースから、ユーザーの最近のランニングが取り出されることがある。このデータベースは、このシステムにはローカルであるか、あるいは、リモートサーバーに常駐している。次に、この活動の追跡にどのようなセンサが用いられるかは、ランニングの位置で決まるから、このシステムは、ステップ815において、そのランニングが行われた場所(例えば、屋外または屋内)について決定することがある。例えば、以前のランニングが屋外で行われた場合には、このシステムは、ブロック820において、GPSデバイスを用いて追跡され、モニタリングされるランニングを開始させる。その一方、このランニングが屋内で行われた場合には、このシステムは、ブロック825に示されるように、加速度計システムを用いて追跡され、モニタリングされるランニングを開始させる。このようなランニングの開始は、ワークアウト・パラメータを規定し(例えば、「屋内用のカロリー消費目標」対「屋外用の距離目標」を設定する)、ワークアウト・インターフェース(例えば、屋内ランニング用の体育館(ジム)画像と、屋外ランニング用の屋外風景)を作り出すことなどする関連するファームウェア、ハードウェア、および/または、ソフトウェアの起動を含むことがある。ここに記される通り、いくつかの構成では、このワークアウトがGPSの使用を可能ならしめる一方で、屋内ワークアウトにはGPS以外のデバイスしか使用できない場合には、加速度計とGPSシステムを両方とも使用して、様々なワークアウト統計値を追跡することがある。デバイスの使用は、そのデバイスからデータを記録することと、指定した時間に(あるいは、間断なく)データを伝えるようそのデバイスに指示することを含む。前回ランニングの繰返しはまた、以前のランニングと同一の音楽プレイリストまたは他のオーディオコンテンツを使用することも含む。その代わりに、またはそれに加えて、ユーザーには、現在のランニング向けにオーディオコンテンツをカスタマイズするオプションおよび機会が与えられることがある。

ユーザーが、自分のワークアウト・パフォーマンスを改善することに決める場合には、ブロック830において、ユーザーに第2の組のオプションが提示されることがある。これらのオプションは、特定ルートを走ること、より速く走ること、より長く走ること、より遠く走ること、1Kまたは5Kにおいて個人ベスト(時間的に)を設定すること、あるいは、距離ランニングにおいて個人ベストを設定することを含め、様々な改善方法を提供する。ユーザーが特定ルートを完走するオプションを選択する場合には、ブロック835において、ルートリストがユーザーに提示されることがある。このルートリストは、以前にユーザーが走り、かつ/またはセーブしたルート、リモート・ネットワークサイトからダウンロードされたルート、友人または他の知人が走ったルートなどを含む。いくつかの構成では、以前に走ったルートのタイプを含め、ユーザーの過去の運動パフォーマンスに基づいて、これらのルートがユーザーに推奨されることがある。例えば、ユーザーは以前に、ほぼ平坦な地勢にて、3マイル走った。このモバイルデバイスまたは別のシステムは、同じ地勢を持つ同じ距離のルートを特定する。いくつかの構成では、これらの推奨されたルートは、このユーザーに挑戦しようとするルートを含むことがある。例えば、これらの推奨ルートは、3.5マイルまたは4マイルのルート、あるいは、ユーザーの改善に役立つように、より有意な坂道形状を呈するルートを含む。

その一方、ユーザーが他のオプションの1つを選択する場合には、ブロック840において、対応する改善量を入力するようユーザーに求めることがある。次に、このシステムは、ブロック845において、ユーザー入力に基づいて、そのワークアウトに対して目標を設定する。ユーザーに自分のパフォーマンスを改善させたいと思わせる量は、百分率または絶対値によって規定される。例えば、ユーザーがより遠く走りたいと思う場合には、ユーザーは、自分が走りたいと思う追加マイル数、またはマイル数の増加率を規定する。次に、最近のランニングに基づいて、または、選択された改善タイプによって決まる個人ベストに基づいて、総マイル数が計算される。一例では、ユーザーがより遠く走るオプションを選択する場合には、その改善目標は、ユーザーの前回ランニングに基づいて規定されることがある。しかしながら、ユーザーが、距離ランニングにおいて個人ベストを設定するオプションを選択する場合には、その改善目標は、距離における以前または現在の個人ベストに基づいて、自動的に、半自動的に、かつ/または手動で規定されることがある。例えば、このシステムは、距離におけるユーザーの個人ベストよりも或るパーセント(例えば、5%)越えるものとして、自動的に目標を設定する。その代わりに、またはそれに加えて、自分が改善したい思うワークアウトを、以前に記録されたすべてのワークアウトから選択するオプションがユーザーに与えられることがある。

ユーザーが、ワークアウト・メニューから目標設定のオプションを選択する場合には、ブロック850において、自分が設定したいと思う目標タイプを選択するようユーザーに求めることがある。様々な目標タイプは、距離、時間、カロリーを含む。ペース、心拍数、斜面ランニング率などのような他の目標タイプも設定される。1つまたは複数の構成では、ユーザーは、2つ以上の目標タイプを選択し、したがって、そのランニングに対して、複数の目標パラメータを設定することがある。この目標タイプを選択すると、このシステムは、ブロック855において、目標リストをユーザーに表示する。この目標リストは、マラソン、指定時間(例えば、30分)のランニング、および/または、或るカロリー数(例えば、300カロリー)の消費など、あらかじめ定められ、かつ/または自動的に規定された1つまたは複数の目標を含む。この目標リストはまた、ユーザーが目標をカスタマイズするオプションも提供する。例えば、10マイル走るのに、あらかじめ定められた選択がまったく利用できない場合には、ユーザーは、10マイル走るのに、カスタマイズされた目標を設定する。他の例では、ユーザーが500カロリー消費したいと思うが、ただし、あらかじめ定められたカロリー目標が200カロリー刻みである場合には、ユーザーは、400カロリーか、600カロリーのいずれかを無理に選択するのではなく、カスタマイズされた500カロリー目標を設定できる。

ユーザーがワークアウト・タイプを選択し、かつ/または、このワークアウト・タイプに対して目標を規定すると、このシステムは、ブロック860において、ワークアウト中に自分が聞きたいと思う音楽タイプを選択するようユーザーに促すことがある。これらの様々な選択は、あらかじめ定められたプレイリスト(ユーザーまたはシステムが作成した)、シャッフル(例えば、歌のランダムな選択、または歌のランダムな順序)、または、ノーミュージックを含む。ブロック865において、このシステムは、ユーザーが、FACEBOOKなどのソーシャルネットワーキングサイト上にワークアウト情報を公表したいと思うかどうか判定することがある。その代わりに、またはそれに加えて、このシステムは、ユーザーが、ワークアウト・データを運動活動モニタリング・サービスと同期させたいと思うかどうか判定することがある。もしそうであれば、様々な識別情報またはログイン情報を入力するようユーザーに促すことで、このシステムが、ユーザーのアカウントに自動的にアクセスして、情報を上記アカウントと同期させるか、あるいは上記アカウントにポストできるようにする。この情報を、一般大衆、選ばれたグループの友人またはユーザーに利用できるようにすべきかどうか、すべてのデータが同期がとられているかどうか、あるいは、ただの特定タイプのデータ(例えば、カロリー、走行距離、ルートなど)などを含め、公表または同期のオプションを入力するよう、ユーザーに促すことがある。

ユーザーがこのデータを公表したくないし、また、このデータを同期させたくもない場合、あるいは、ブロック870において、ユーザーが、同期/公表の情報の書き入れを完了すると、ブロック875において、このシステムは、ワークアウトが行われる環境をユーザーに規定させることがある。例えば、ユーザーは、屋外か、屋内のいずれかのワークアウトを選択する。いくつかの構成では、ユーザーはまた、特定の位置、または特定タイプの装備品も選択することがある。例えば、ユーザーは、自分が、トレッドミル上で走りたいか、あるいは、エリプティカル・マシンを使用したいことを示す。規定された環境により、このシステムは、ブロック820とブロック825に関して述べられる通り、そのワークアウトの結果を検出するのに適したデバイスおよびセンサを特定し、選択し、起動する。いくつかの構成では、位置または環境の選択によっても、このデバイスは、その特定環境に対して、そのセンサおよびデバイスをさらに正確に校正できることもある。異なるワークアウト、ワークアウト・タイプ、ワークタイプ環境に対して、異なる組の校正データが保存される。

進行中に、他の運動活動セッション設定のオプションも提供されることがある。例えば、このような設定は、パフォーマンス情報をソーシャルネットワーキングサイトまたはニュースフィードにポストすべきかどうか、データを運動活動パフォーマンス・モニタリング・サービスと同期させるか、またはデータを運動活動パフォーマンス・モニタリング・サービスに送るべきかどうかなどをアスリートに指定させる。

図9(図9A、図9B)は、ユーザーにワークアウトを規定させて、開始させる他の模範的なプロセスフローを示している。図9のプロセスフローは、図8に描かれているものと類似しているが、ただし、さらなるオプションおよび特徴を含む。例えば、図9のプロセスフローは、ブロック901〜ブロック905において、改善すべき過去のランニングをユーザーに選択させる改善のオプションを含むことがある。ユーザーが改善することになっているワークアウト・パラメータを、このシステムが自動的に選択するか、あるいは、ユーザーが改善したいと思うパラメータを自分が選択することがある。別法として、ユーザーは、ワークアウト中、複数またはすべてのパラメータ(例えば、カロリーと距離)を選択するか、あるいは、それらのパラメータを改善するものと期待されていることがある。さらに、このプロセスフローは、ブロック907において、都市の騒音(例えば、車のクラクション/走行通過音(driving by)、パトカーのサイレン、子供たちの遊び声など)、田舎のサウンド(例えば、コオロギの声、風が吹く音、農場飼育動物の騒音)などのような周囲の様々な騒音およびサウンドをユーザーがかぶせることのできるオーディオのオプションを含むことがある。これらの周囲の騒音およびサウンドをユーザーに提示して、都市、場所および/または環境のリストと関連させて選択を行わせる。例えば、このリストは、ニューヨーク、コロンビア特別区、ボストン、ロサンゼルス、シカゴなどの都市、および、バー、クラブ、公園、ビーチなどの場所を含む。

このプロセスフローは、ブロック909において、個人のワークアウトをさらに改善するために、ワークアウト中、自分がプロンプト(指示メッセージ)を受け取りたいと思うかどうかユーザーに選択させる別のオプションを含むことがある。例えば、このワークアウトの半ばで、このシステムは、個人がランニング時間をさらに5分だけ増やしたいと思うかどうか、あるいは、個人がもう50カロリー消費したいと思うかどうかを問うプロンプトを自動的に生成し、表示する。この改善量または追加量は、変更されてない目標/ワークアウトの割合、すなわち、このワークアウトを増やして、運動活動の測度などで個人ベストを更新することになる量に相当する。ユーザーがそのようなプロンプトまたは通知を受け取りたくないと思う場合には、これらのプロンプトは、そのワークアウトに対して停止状態になる。別法として、ユーザーがプロンプトを受け取るオプションを選択する場合には、これらのプロンプトがいつ与えられ、また、どのような条件のもとに与えられるのかもユーザーに規定させることがある。例えば、ユーザーは、1時間ランニングの最後の30分の間でのみ、また、ユーザーの心拍数が或る量よりも少ないときにのみ、プロンプトが与えられるものと明示する。他の例では、個人がこのままのペースでは距離目標を越え、かつ予想されるペースよりも速く走っているときに、ユーザーはプロンプトが与えられるよう求めることがある。個人のワークアウト・パフォーマンスをさらに改善しようとするプロンプトのきっかけを規定するために、他の様々なタイプのパラメータおよび条件も使用されることがある。

1つまたは複数の構成により、2つのタイプの改善ワークアウト・オプションがユーザーに与えられることがある。第1の改善ワークアウト・オプションは、以前のワークアウトに勝る標準改善量(例えば、個人に関係なく5%の改善)に基づいてもたらされる改善ワークアウト選択を実現するように構成される。第2の改善ワークアウト・オプションは、ユーザーの属性および/または過去のワークアウト統計値に基づく改善ワークアウトを作り出すように構成される。一例では、第2の改善ワークアウト・オプションに対して改善ワークアウトに取り入れられる改善量は、ユーザーの以前の傾向に基づいて動的に決定されることがある。その代わりに、またはそれに加えて、第2の改善ワークアウト・オプションにおいて改善ワークアウトに設定される改善量は、ユーザーの体重、身長、性別、および/または、それらの組合せを考慮に入れることがある。例えば、ユーザーの傾向が、指定した期間(例えば、1ヶ月)にわたって、よりゆっくりした、またはより漸進的な進歩を示す場合には、より小さい改善量(例えば、改善率)が設定されるが、一方、ユーザーの傾向が、指定した期間にわたって、より速い進歩を示す場合には、より大きい改善量を使用して、ユーザーに対して改善ワークアウトを作り出す。改善ランニングまたは改善ワークアウトのための勧告には、指定の推奨ルート、ワークアウトに対する1つまたは複数の曜日の推奨時間も含まれることがある。一例では、このような勧告は、GPSなどの位置決定システムによって決定された場所に固有の天気予報に基づくこともある。

ユーザーがワークアウト・セッションをより容易にセットアップできるように、様々なタイプのユーザーインターフェースが作成されることがある。例えば、ワークアウトタイプの選択および規定、オーディオ選択などが、グラフィカルに示される。ユーザーをより論理的に、かつより効率的に導いて活動セッションのセットアップを切り抜けさせるために、一連のユーザーインターフェースも規定されることがある。

図10A〜図10Gは、個人が最初のランニングを始めるときに、作成および表示できる一連のユーザーインターフェースを示している。最初のランニングは、以前に記録されたワークアウト履歴をまったく持っていない個人に対する初めてのランニングであるかもしれない。ユーザーが最初のランニングをもたらすときに、初めに図10Aの歓迎インターフェース1000がユーザーに提示されることがある。インターフェース1000は、ユーザーと、以前のランニングの回数1001(例えば、このユーザーは、以前に記録されたランニングをまったく持っていないから、0である)、平均ペース1003、持続時間1005、および、消費されたカロリー1007を含むワークアウト情報とを表示することがある。持続時間1005と消費されたカロリー1007の測定は、実行されたすべてのランニングを通して、それぞれ全持続時間と、消費された全カロリーであるか、あるいは、毎回のランニングに対する平均である。インターフェース1000はさらに、初めてのランニングを開始するオプション1009と、ワークアウト・アプリケーション1011の特徴を見て回るオプションを含め、複数のオプションを表示することがある。それに加えて、または、その代わりに、インターフェース1000は、以前に記録されたワークアウトのリストを表示する履歴のオプション1013と、設定のオプション1015を含め、ワークアウト・アプリケーションの他の面を利用するオプションを含む。設定のオプション1015を選択すると、プロフィール・セットアップ/編集インターフェースが表示される。一構成では、初めてのランニングのオプション1009を選択することによっても、ユーザーが以前のランニング履歴をまったく持っていなければ、プロフィール・セットアップ/編集インターフェースが表示されることがある。

一例では、以前にランニングがまったく記録されてない場合に、履歴インターフェースが空であることがある。図10Gは、セーブされたランニングがまったくないというメッセージ1051を表示する履歴インターフェース(例えば、図10Aの履歴のオプション1013を選択すると表示される)を示している。このインターフェースはさらに、ユーザーに最初のランニングに参加するように勧める、ランニングのセットアップまたは開始のオプション1053も含む。

図10Bは、様々なワークアウト・パラメータとワークアウト登録(記録)パラメータをユーザーに設定させるプロフィール・セットアップ/編集インターフェース1020を示している。例えば、インターフェース1020により、ユーザーは、使用する測定単位を規定でき、また、ユーザーの身長、体重、性別を設定できることがある。プロフィール・セットアップ/編集インターフェース1020は、新たなランニング・セッションを開始するオプション(図10Aに示される)をユーザーが選択し、かつ/または、設定のオプション1015(図10A)をユーザーが選択すると、表示されることがある。追加パラメータまたは代替パラメータは、インターフェース1020を通じて変更できることがある。プロフィール・セットアップ/編集機能をスキップするオプション1021がユーザーに与えられることがある。ユーザーがプロフィールのセットアップを達成することに決める場合には、ユーザーは、オプション1023を用いて、プロフィール情報をセーブすることがある。ユーザーは、ホームナビゲーションのオプション1005を選択することで、他のインターフェースおよびスクリーン(例えば、ホームスクリーン1000(図10A))にナビゲートすることがある。

ユーザーが自分のプロフィールのセットアップを達成すると、あるいは、ユーザーがプロフィール規定メニューをスキップすることに決めると、図10Cに示されるように、ランニング・セットアップ・インターフェース1030がユーザーに提示されることがある。ランニング・セットアップ・インターフェース1030は、初めてのランニングに対してワークアウト・パラメータをユーザーに規定させるように構成されることがある。例えば、ユーザーは、ランニングタイプ、ワークアウト中に再生される音楽、および、位置(それぞれが、ここでさらに詳しく説明される)を規定する。これらのパラメータが規定されると、ユーザーは、オプション1031を用いて、ランニングを始める。

図10Dは、ペース1038、およびワークアウトに費やされた時間1040とともに現在の走行距離1037を表示するランニング中インターフェース1035を示している。オーディオコンテンツの再生を制御するオプション1039、再生されているオーディオコンテンツを変更するオプション1041、および、ワークアウトを終了するオプション1043もユーザーに与えられることがある。

図10Eでは、インターフェース1045は、ランニングの達成時または終了時にワークアウト・サマリーを表示した。例えば、サマリー・インターフェース1045は、全走行距離1051、ペース1052、ランニング時間1053、消費カロリー1055を含む。インターフェース1045はさらに、GPSデバイスを用いてランニングを記録した場合に、ユーザーが走ったルートを表示するオプション1054も表示することがある。他のオプションとして、このランニングにユーザーの感情状態または精神状態(例えば、気分)を表わすタグを付けるオプション1056と、運動活動サービスプロバイダのサイトにアクセスするオプション1057がある。タグを付けることは、この活動データの1つまたは複数のパラメータまたは測度と関連させて、メタデータ、属性、または他のタイプの情報を保存することになる。ワークアウト中に使用される運動装備品(例えば、シューズ)を特定するタグや、ワークアウト中に天候を指定するタグを含め、その他または追加のタグも使用されることがある。使用される運動装備品を表わすタグをワークアウトに付けれることにより、システムは、この運動装備品への磨耗をモニタリングし、また、磨耗または使用のしきい量(例えば、この運動装備品を使用して行われた運動活動の量)に達すると、取替えを勧めることがある。一例では、磨耗、あるいは、使用/行われた運動活動の量は、走行距離で測られ、また、この運動装備品にはシューズが含まれることがある。他の例では、行われた運動活動の量は、消費カロリーおよび/またはペースに基づいて決定されることがある。運動装備品にタグを付けることはまた、製品を使用する方法および場所の洞察力(例えば、追跡)、予想される製品寿命、人気(例えば、それぞれ異なるスポーツに固有のもの)などももたらすかもしれない。よって、運動活動モニタリング・サービスプロバイダまたは製品提供者は、このような情報を利用して、製品をより有利に目標とし、開発し、かつ/または、改善することがある。運動活動サービスプロバイダのサイトにアクセスすれば、ユーザーは、ユーザーのために運動活動サービスプロバイダが収集しているさらなるワークアウト情報を見ることができる。これにより、モバイルデバイスは、そのモバイルデバイスに必要な記憶量を最小限に抑えて、代わりに、運動活動サービスプロバイダのサイトにワークアウト・データを格納することができる。

ユーザーが自分の最初のランニングを達成すると、図10Fのインターフェース1070などの履歴インターフェースは、この最初のランニングに対応する記載項目1075を含むことがある。このワークアウト記載項目1075は、走行距離などの1つまたは複数のワークアウト統計値により、インターフェース1070内で特定される。それに加えて、または、その代わりに、記載項目1075と関連させて、アイコン1073などの様々なアイコンまたはタグを表示して、記載項目1075に対して、いくつかのタイプの情報が利用できることを示すことがある。例えば、アイコン1073は、このワークアウトに対してGPSルートを記録したことを示す。記載項目1075を選択すれば、ユーザーは、記録されたGPSルートを、このワークアウトの他の詳細(例えば、消費カロリー、ワークアウトの持続時間、ワークアウト後のユーザーの気分)とともに見ることができる。

それに加えて、または、その代わりに、図10Aのインターフェース1000などの歓迎インターフェースまたはホームインターフェースはさらに、自分のワークアウト用のフィードバックを活動状態または停止状態にできる能力をユーザーに与えるフィードバックのオプションも含むことがある。フィードバックは、オーディオ、ビデオ、または、触覚のフィードバックを含み、また、他のアスリート、友人、有名人、家族、サービスプロバイダ(例えば、運動トレーニング・モニタリング・サービス)などから生じることがある。いくつかの例では、このフィードバックは、ワークアウト中、ユーザーが或る目標を達成するか、あるいは指定したしきい値に到達すると、配信されるように構成されたオーディオ、ビデオ、または、触覚のコンテンツを含むことがある。ユーザーが或る目標を達成するか、あるいは、しきい値に到達する場合には、ワークアウト後にもフィードバックが提供される。他の例では、FACEBOOKやTWITTERなどのソーシャルネットワーキングのアウトレットを通じて、他人から受け取ったいくつかのコメントなど、他のきっかけとなるイベントに基づいて、フィードバックが与えられることがある。このフィードバックのオプションはまた、ワークアウト中、要望されるフィードバックの出所と要望されないフィードバックの出所をユーザーに選択させるために、様々な粒度レベルも含むことがある。さらなるフィードバックのオプションは、このワークアウト中に再生しているオーディオが、フィードバック中に一時停止されるかどうかを含むことがある。

フィードバックは、祝いのもの、元気づけるもの、あるいは、やる気を起こさせるものであることがある。例えば、ユーザーが或る目標を達成する場合には、このフィードバックメッセージは、祝いのものである。いくつかの例では、ユーザーが目標を達成しそうでない場合には、このメッセージは、やる気を起こさせるか、あるいは元気づけるものである。フィードバックはまた、改善のための提案も含むことがある。よって、ユーザーに与えられるメッセージのタイプは、ユーザーのワークアウトの結果または現状によって決まる。このモニタリングデバイスまたはシステムは、ワークアウトの結果または現状によって決まる適切なタイプのメッセージを自動的に選択するように構成されることがある。

1つまたは複数の例では、ワークアウトのセットアップは、所望のコーチングを追加または規定することを含むことがある。コーチングは、指導的であり、厳しく訓練され、かつ組織化されるようにもくろまれ、また、ワークアウト前、ワークアウト中、またはワークアウト後に提供されるようにもくろまれているタイプのフィードバックを表わし、また、特定イベント向け、および/または特定ユーザー向けのものである。例えば、ユーザーがワークアウト・イベントのタイプとしてマラソンを選択している場合に、コーチングは、マラソンに固有の指導をもたらすことがある。他の例では、コーチングは、インターバルトレーニング(例えば、第1のペースまでゆっくりと走り、第2のペースまで加速し、クールダウン、ウォームアップなど)に対して特定の指導をもたらすことがある。これらの間隔は、身長、体重、性別、ワークアウト履歴などを含むユーザー属性に基づいて規定される。よって、特定ユーザー向けの間隔、あるいは講じられる特定イベント向けの他の処置に基づいて、時間的にまたは距離的に、このような指導が与えられる。所望のランニングをユーザーが規定すると、所望のランニングタイプ、距離、ペースなどの選択を含む適切なコーチング(例えば、指導)が選択されることがある。コーチングはさらに、ワークアウト前、ワークアウト中、および/または、ワークアウト後にユーザーに与えられる秘訣またはアドバイスも含み、また、聞き取れるように、目に見えるように、かつ/または、触覚に基づいて提供されることもある。例えば、振動、ビジュアルインジケータ、あるいは、オーディオトーンまたは音声指示の利用によって、指導が示される。

コーチングはまた、特定の場所または時刻に固有のものであることもある。例えば、所与の場所が、より有意な坂道形状を呈する場合に(例えば、サンフランシスコ)、コーチングは、斜面ランニングを改善するための勧告を含む。他の例では、コーチングは、代謝サイクル、ユーザーの好み、食事時間などに応じて、早い段階か、またはもっと遅い段階で、より激しくないワークアウトを推奨することがある。さらに他の例では、コーチングは、様々なタイプの地勢に対して、かつ/または、異なるタイプの天候状態の間、いかに速く走るべきか(例えば、ペース)について勧告を与えることがある。

ユーザーが最初のランニングを完了すると、このアプリケーションは、記録されたワークアウト履歴を映し出す異なるユーザーインターフェースを提供することがある。例えば、図11A〜図11Fは、ユーザーが最初のランニングを完了して、記録した後で、作成および表示できる一連のインターフェースを示している。図11Aは、その後のランニングまたはワークアウトに対して表示できるホームインターフェース1100を示している。ホームインターフェース1100は、巡回のオプション(例えば、図10Aの1011)を表示せずに、以前のワークアウトを改善するワークアウトをユーザーに実行させるオプション1101を表示することがある。以前のワークアウトは、ユーザーにより選択されるか、あるいは、自動的に選択される。一例では、選択された以前のワークアウトは、最近記録されたワークアウトであることもある。さらに、図10Aのインターフェース1000で表示される一般画像とは対照的に、記録されたすべてのワークアウトに対する総距離1103または他の測度も、インターフェース1100で表示されることがある。

図11Bは、ユーザーが選択できる異なる様々なワークアウト1111またはワークアウトタイプを表示するインターフェース1110を示している。ワークアウト1111はそれぞれ、以前のワークアウトを、あらかじめ定められた量だけ改善する目標を設定して、作り出されることがある。例えば、インターフェース1110では、ワークアウト1111は、以前のワークアウトの1つまたは複数のパラメータを、5%または他の或る割合、あるいはあらかじめ定められた量だけ増やすことで、自動的に作り出される。よって、ユーザーは自分自身に、より遠く、より長く、またはより速く走ろうとする気を起こさせることができる。1つまたは複数の構成では、ユーザーは、以前のワークアウトの結果を向上させる量を選択して、提案されたワークアウト1111を規定することがある。提案されたワークアウト1111はそれぞれ、現在のワークアウトに対して提案された目標測度1115といっしょに、以前のワークアウト1113に対して記録された測度も表示する。これにより、ユーザーは、提案されたワークアウト1111をそれぞれ選択するときに、自分が達成しようとする改善量を決定できる。

図11Cのインターフェース1120を通じて改善ワークアウトを選択する代わりに、ユーザーは、以前のワークアウトには基づかないランニングを規定することに決めることがある。図10Cのインターフェース1030と同様に、インターフェース1120は、ランニングタイプ、ワークアウト中に再生されるオーディオコンテンツ、および、位置を含め、このランニングの様々なパラメータをユーザーに規定させる。

1つまたは複数の構成では、ユーザーが改善ランニングを完了する場合に、ワークアウト・サマリーは、追加情報を含むことがある。例えば、図11Dのサマリー・インターフェース1130は、ユーザーが改善ランニングを完了したことを祝うメダルまたは他のインジケータ/メッセージ1131を含む。オーディオ・アイコン1133は、オーディオメッセージがユーザーに提供されるという指示を与えることがある。例えば、このオーディオメッセージは、激励の言葉(例えば、有名人、友人、または、汎用ボイスから)を含む。声援または祝いのメッセージは、以下でさらに詳しく説明される。アイコン1133を選択すると、そのメッセージが再生される。50回のトレーニングを行うこと、合計100マイル走ること(例えば、以前のすべてのワークアウトを通して)、1セッションで10マイル走ること、1セッションで26.2マイル走ること、ただ1つのセッションで30分間走ること、すべてのセッションを通して100時間走ることなどのような、あらかじめ定められた他の目標を達成するときにも、インジケータ/メッセージ1131が表示されることがある。達成結果、目標、報酬金は、ユーザーにより、運動トレーニングおよび/またはモニタリング・サービスプロバイダにより、あるいは、家族、友人、知人により規定されることがある。例えば、ユーザーが5日で10マイル走る場合には、友人は、そのユーザーにクーポンを提供する。

図11Eは、以前に記録された複数のワークアウトのリストを含む他の模範的な履歴インターフェース1140を示している。リスト中のそれぞれの記載項目1141は、ランニングタイプ・ラベル1151により特定されることがある。例えば、ランニングタイプ・ラベル1151は、このランニングが、時間ランニング、改善ランニング、距離ランニング、および/または、基本ランニングであることを示す。ルートインジケータ1143に加えて、リスト1141は、それぞれの記載項目に対して、対応するワークアウトの様々な属性を示すさらなるインジケータを含むことがある。例えば、アイコン1145などの顔アイコンは、ワークアウトに対して気分情報のタグが付けられたことを示す。さらに、道路アイコン1147は、ワークアウトが屋外で実行されたことを示すが、一方、メダルアイコン1149は、ワークアウト中に達成を完了したことを示す。ワークアウト中に使用される運動装備品のタイプを特定する運動装備品インジケータと、ワークアウト中に天候を指定する天候アイコンとを含む他のインジケータも使用されることがある。履歴インターフェース1140は、このデバイスに保存されたすべてのワークアウトのリストを表示するか、あるいは、ときには、あらかじめ定められた数の最近記録されたワークアウトだけを表示することもある。

図12Aと図12Bは、作成および表示できる他の模範的なホームスクリーン・インターフェースを示している。

ランニング前、ランニング中、またはランニング後にユーザーに提供されるメッセージは、ユーザー運動活動レベルに基づいて選択されることがある。よって、ユーザーが、あらかじめ定められた期間にわたって、高レベルの運動活動(例えば、指定したしきい値よりも高い平均ペースで走るか、あるいは、或るしきい値よりも長い平均距離を走る)を呈する場合には、ユーザーは、第1の運動活動レベルに分類される。ユーザーが、中レベルの活動(例えば、平均ペースまたは平均距離の2つのしきい値の間)を呈する場合には、ユーザーは、第2の運動活動レベルに分類される。ユーザーが、低レベルの活動(例えば、指定したしきい値よりも低い)を呈する場合には、ユーザーは、第3の運動活動レベルに分類される。それに加えて、または、その代わりに、活動レベルは、都合で、または必要に応じて、規定されることがある。次に、ユーザーの運動活動レベルの分類に基づいて、メッセージ、秘訣、情報、コーチング、アドバイスなどが選択されることがある。例えば、ユーザーが低レベルの活動に分類される場合には、さらに指導メッセージがユーザーに提供される。さらに、このデバイスは、ユーザーに製品を推奨するときに、より特定されることがある。

その一方、ユーザーが、高活動レベルに分類される場合には、低活動レベルのユーザーほど多くの指導も、充分な指導も、ユーザーには提供されないかもしれない。例えば、高活動レベルのユーザーには磨耗警告(例えば、製品勧告を持たない)が提供されるが、一方、擦り切れた製品の危険性を説明する特定の製品勧告および情報を持つ磨耗警告が、低活動レベルのユーザーに提供される。中活動レベルのユーザーには、高活動レベルのユーザーに提供される情報と、低活動レベルのユーザーに提供される情報の中間にある情報レベルが提供される。一例では、製品勧告を持つ磨耗警告は、説明情報なしに、中活動レベルのユーザーに提供されることがある。

メッセージはまた、ユーザーの活動レベルに応じて、語調、言い回し、期待されるものなどが異なることがある。例えば、高活動レベルのユーザーは、指定した目標に達しようとする気、または設定目標を越えようとする気をより強力に起こさせるメッセージを受け取る。さらに低い活動レベルのユーザーでは、このメッセージは、挑戦すること以上に元気づけることである。例えば、このユーザーが指定した目標に届かないと予測されるときでも、そのメッセージは、激励の言葉を提供する。他の例では、これらのメッセージは、このユーザーが到達する次の活動レベルと、次のレベルに達するのに必要な運動活動量とを示す。よって、このようなメッセージは、活動レベルおよびユーザーに特有のものである。様々なユーザー活動レベルに基づいて、メッセージにおける他のタイプの区別も適用されることがある。 (ランニングを規定する − ランニングタイプの選択)

図10Cに示されるように、ランニング・セットアップ・インターフェースにより、ユーザーは、ランニングタイプを規定できることがある。例えば、ユーザーは、或る距離に到達することを目的とする距離ランニング、或る時間の間、走ることを目標とする時間ランニング、および/または、まったく目標を設定しない基本ランニングを実行したいと思う。ユーザーが少なくとも最初のランニングを完了し、記録している場合には、ユーザーはまた、以前のワークアウトから少なくとも1つの測度を改善することを目標とする改善ランニングタイプも選択できることもある。この後者のオプションは、以前のランニングを完了し、かつ記録している場合にのみ、利用可能であって、かつ表示されるかもしれない。

図13Aと図13Bは、ユーザーが以前のランニング履歴をまったく持ってないときに表示するランニングタイプ選択インターフェース1300と、ユーザーが、記録されたランニング履歴を持っているときに表示できるランニングタイプ選択インターフェース1350をそれぞれ示している。図13Bのインターフェース1350に「Do More」または改善ランニングのオプション1353が含まれていることを除き、インターフェース1300とインターフェース1350は同じであることがある。現在選択されているランニングタイプは、チェックマーク1303などのインジケータにより特定されることがある。

図14A〜図14Gは、時間ランニングを規定する一連のユーザーインターフェースを示している。図14Aでは、ユーザーは、時間のオプションを選択している。よって、この時間ランニングタイプは、他の利用できるランニングタイプとは異なるように表示されることがある。次に、ユーザーには、図14Bの時間選択インターフェース1400が提示されることがある。時間選択インターフェース1400は、あらかじめ定められた複数の時間(例えば、5分、15分、30分、45分、60分)とカスタム時間のオプションを含む。現在選択されている時間(例えば、30分)は、選択マーク1403で特定される。ユーザーが時間を選択すると、ユーザーは、ランニングタイプ選択インターフェースに戻ることがあり、そこでは、選択されたランニング時間が、時間ランニングタイプのオプションと関連させて表示される。図14Cは、ユーザーが時間ランニングタイプを選択し、かつ、対応する時間を選択する(例えば、図14Bのインターフェース1400によって)と、表示されるランニングタイプ・インターフェース1430を示している。

図14Dは、ユーザーがカスタム時間のオプションを選択するときに用いるインターフェース1440を示している。図14Eでは、ユーザーに手操作でランニング時間を規定させるインターフェース1450がユーザーに提示されることがある。例えば、時間数と分数をそれぞれユーザーに規定させるために、スクロールホイール(1453と1455)が提供される。現在選択されている時間は、部分1457に表示される。図14Cと同様に、図14Fは、選択された時間を選択されたランニングタイプと関連させて表示させるインターフェース1460などのインターフェースを示す。他の例では、図14Gは、このランニングタイプを30分ランニングとして示すランニング・セットアップ・メインメニューを示している。このランニングを「30 min」のタグで特定することで、このアプリケーションとデバイスは、現在規定されているランニングタイプが時間ランニングであることと、現在の時間設定が30分であることをユーザーに示すことがある。

図15A〜図15Fは、ユーザーが距離ランニングタイプを選択するときに表示できる一連のユーザーインターフェースを示している。時間選択と同様に、ユーザーは、図15Aのインターフェース1510において距離のオプションを選択し、次に、図15Bのインターフェース1520において走行距離のオプションのリストがユーザーに提示されることがある。例えば、このリストは、1Kランニング、5マイル・ランニング、5Kランニング、10Kランニング、ハーフマラソン、マラソン、カスタム距離を含む。5Kランニングなど、あらかじめ定められた距離の1つを選択すると、この5Kのあらかじめ定められた距離は、選択インジケータを含む。別法として、また、図15Cと図15Dに示される通り、ユーザーは、図15Cのインターフェース1530においてカスタム距離を選択し、次に、図15Dのインターフェース1540において手操作でカスタム距離を規定することがある。カスタム距離が規定されると、ユーザーは、ランニングタイプ選択インターフェースに戻って、そこで、図15Eと図15Fに示されるように、選択インジケータを用いて距離のオプションを表示する。この選択された距離も、距離ランニングタイプのオプションと関連させて表示されることがある。例えば、図15Eのインターフェース1550では、「5K」は、距離ランニングタイプのオプションに表示されて、このランニングの目標として5Kの距離を規定していることを示す。他の例では、図15Fは、4.25マイルなどのカスタム走行距離を表示するインターフェース1560を示している。

ユーザーは、このランニングタイプとランニングタイプ設定が間違いないことを確かめて、オプション1563を用いてメイン・セットアップ・インターフェースに戻ることがある。このメイン・ランニング・セットアップ・メニューに戻ると、ユーザーは、現在規定されているランニング・パラメータを見ることがある。例えば、図15Gは、このランニングタイプ・パラメータとともに12.3マイルの距離を表示するインターフェース1570を示している。時間ではなくマイル数を表示していることは、このランニングが、時間ランニングではなくて、距離ランニングであることを意味する。

図16A〜図16Fは、ユーザーが改善ランニングタイプを選択するときに作成および表示できる一連のユーザーインターフェースを示している。図16Aの図1600に示されるように、「Do More」または改善ランニングタイプは、ユーザーがこの改善ランニングタイプを選択するときに、代替状態(時間ランニング、基本ランニング、距離ランニングのタイプと比べて)で表示されることがある。図16Bと図16Cは、改善のオプションのリスト・選択インターフェース1605の部分1610と部分1620を示している。例えば、部分1610では、ユーザーは、もっとも遠いランニング、もっとも長時間のランニング、および、もっとも速い1Kランニングを、前回ランニングのオプションから選択する(例えば、以前のランニングの1つまたは複数の統計値を更新するため)ことがある。部分1620は、もっとも速い10Kランニング、もっとも速いハーフマラソン、もっとも速いマラソン、および、履歴選択のオプションを含むことがある。改善ランニングの目標は、以前のランニング(例えば、もっとも長いランニング、もっとも遠いランニング、または、もっとも速い1Kランニング)を、所定の量だけ越えるように自動的に規定されることがある。一例では、この目標は、以前のワークアウトを5%だけ越えることである。この改善量は、図16Bの部分1607に示される。この改善量は、ユーザーで規定され、このデバイスまたはアプリケーションにより自動的に設定され、運動活動モニタリング・サービスプロバイダにより規定されるなどして、定められる。

例えば、図16Cの部分1620から履歴のオプションが選択される場合には、記録されたランニングのリストがユーザーに提示されることがある。図16Dは、記録された以前のランニングのリストを表示する履歴インターフェース1630を示している。次に、ユーザーは、以前に記録されたランニングの1つを選択して、改善することがある。例えば、ユーザーは、以前の14.7マイル・ランニングを5%だけ改善することに決める。以前に記録された14.7マイル・ランニングを選択すると、図16Eのインターフェース1640がユーザーに提示され、そこで、ユーザーは、14.7マイルで記録された統計値または測度を選択して、それを改善することがある。このシステムおよびアプリケーションは、その改善量を加算して、これらの目標を自動的に計算することがある。例えば、ユーザーは、より遠く走るオプション、より長い間走るオプション、およびより速いペースで走るオプションを選択する。

所望の改善が選択されて、規定されると、ユーザーは、図16Fのインターフェース1650などのランニング・セットアップ・メニューに戻されて、そこで、この選択された目標が、該当ランニングタイプと関連させて表示されることがある。

1つまたは複数の構成では、所望のランニングタイプが規定されると、このデバイスはさらに、規定されたランニング・パラメータに基づいて、コーチングをもたらすことがある。一例では、ランニングがより短い距離(例えば、3マイル)であった場合よりも所期のランニングが長い距離(例えば、10マイル)である場合には、上記コーチングは、より長い期間、ウォームアップするようユーザーに勧める。その代わりに、またはそれに加えて、所望のペースまたは距離に応じて、異なるウォームアップ活動が推奨されることがある。このようなコーチングは、アスリートまたは有名人からオーディオとして提供されることがある。具体的な例では、ユーザーは、有名人またはよく知られているコーチを選択することがある。それぞれのコーチは、それぞれに異なるレベルのトレーニングの難しさおよび積極性に対応することがある。例えば、或るコーチは、ユーザーに、自分の規定された目標を10%だけ越えようとする気を起こさせる(例えば、ワークアウト中、平均ペースよりも速く走るようユーザーに助言を与えることで)。他のコーチは、ユーザーに、自分の規定された目標を30%だけ越えようとする気を起こさせる(例えば、ワークアウト中、平均ペースよりも速く、より多くの回数、さらに、より長時間、走るようユーザーに助言を与えることで)。幾人かのコーチは、それぞれに異なるタイプのワークアウトに対応することがある。例えば、或るコーチは、インターバルトレーニングの方を選ぶが、一方、別のコーチは、より長く、よりゆっくりしたランニングよりも、短距離走の方を選ぶ。

さらに、ユーザーに提供される秘訣とアドバイスは、運動装備品、サービス、および他の製品の勧告も含むことがある。例えば、ユーザーが初めてのワークアウトを計画していると判断すると、このデバイスは、ユーザーの現在のシューズが、しきい磨耗状態に達しているのであれば、新品の一対のシューズを購入するよう勧める。このデバイスはまた、圧迫靴下、レギンス、tシャツ、ショーツ、パンツなど、風の強いエリア用のウインドブレーカ、より寒い場所用の保温下着、より暑い気候でのヘッドバンドまたは汗止めバンドなどのような様々なタイプの衣類も推奨する。1つまたは複数の面により、この製品勧告は、以前のワークアウトのユーザー説明に基づいて作り出されることがある。例えば、ワークアウトが疲れさせるものであるとユーザーがほのめかした場合には、このデバイスは、次のワークアウトを始める前にスポーツドリンクを購入するよう勧める。他の例では、以前のワークアウト(1つまたは複数)において指定された気候または地勢は、推奨される製品のタイプに影響を及ぼすことがある。例えば、ロードランニングでは、或るタイプのシューズが推奨されるが、一方、トラックランニングでは、別のタイプのシューズが推奨される。さらに他の例では、より暖かい気候に対して、吸汗速乾性の衣類が推奨されるが、一方、より寒い気候に対して、保温性の衣類が推奨されることがある。

ここに述べられる面とともに、他の様々なタイプの勧告および推奨ファクタが使用されることがある。例えば、推奨される製品は、デジタル関係またはサービス関係のものである。特に、このデバイスは、ルートの地理マップに対してランニングの様々な属性をユーザーがより良く可視化できるようにするために、このランニングの完了時に、ルートマッピングのアプリケーションまたはサービスにアクセスするよう勧める。他の例では、コーチングまたは他のタイプの秘訣および情報は、特定位置向けのアドバイスを含むことがある。ユーザーが特定ルートに入ろうとしているのをモバイルデバイスが検出すれば、このモバイルデバイスは、そのルートに沿った様々な地勢に関してアドバイスを提供する。具体的な例では、このデバイスは、地勢、天候、勾配、高度などを含む特定位置向けの情報または属性に応じて、コーチング(例えば、いかに速く走るべきか、どこで、よりゆっくりと、またはより速く走るべきか、このルートのいくつかの部分にて、どれくらいのエネルギーを使うべきか)を提供する。この位置は、ここに述べられる通りに、GPSデバイスを用いて、あるいは、座標、郵便番号、市外局番、都市名、および/または、それらの組合せを用いて、位置を手操作で特定することにより、検出される。他のタイプの位置情報は、特定エリア(世界、国の地域、特定のルート、市、州、郵便番号、市外局番など)内を走っているユーザーの数を含む。ワークアウト中、ユーザーが或る位置に到達するか、あるいはその位置からあらかじめ定められた距離の所にやってくると、特定位置向けの情報も提供されることもある。 (ランニングを規定する − トレーニング用オーディオ&環境の選択)

ランニングタイプの選択とともに、ユーザーはまた、ワークアウト中に再生されるオーディオコンテンツも選択することがある。ユーザーはまた、ワークアウト中、どのオーディオコンテンツも再生させないことに決めることもある。図17は、ユーザーがインターフェース1700から音楽のオプションを選択しているのを示している。この音楽のオプションは、現在選択されているオーディオのオプションの表示を含むことがある。例えば、オーディオコンテンツがまったく選択されていなければ、「None」という語が、選択ボタン内に表示される。別法として、選択されたプレイリスト名または選択アルゴリズム/パラメータ(例えば、ランダム、音楽の種類)が表示されることがある。

図18A〜図18Eは、オーディオコンテンツ規定のオプションを選択するときに、作成および表示できる一連のオーディオコンテンツ選択インターフェースを示している。例えば、図18Aでは、インターフェース1800は、プレイリスト選択のオプション、シャッフルのオプション、「今再生」のオプション、「音楽なし」のオプションを含め、あらかじめ定められた複数のオーディオコンテンツのオプションを含むことがある。シャッフルのオプションにより、ユーザーは、利用できるすべての歌からランダムに歌を選択できる。いくつかの構成では、このシャッフルのオプションは、オーディオコンテンツを、ランダムな順序でも(例えば、利用できるすべての歌のデータベースにこのオーディオコンテンツが格納またはリストされている順序には必ずしも従わない)再生することがある。「今再生」のオプションを選択すると、現在のプレイリストまたはオーディオコンテンツの種類、アーティスト、アルバムなどが選択される。オーディオが現在、まったく再生されていない場合でも、「今再生」のオプションは、最近再生または選択されたオーディオコンテンツを選択する。図18Bは、音楽選択のオプションにおいて、「今再生」のオプションのユーザー選択が反映されているランニング・セットアップ・インターフェース1810を示している。

その一方、ユーザーがプレイリストのオプション(図18Cに示される通り)を選択する場合には、プレイリスト選択インターフェースがユーザーに提示されることがある。図18Dは、模範的なプレイリスト選択インターフェース、すなわち、ユーザーが新たなプレイリストを作成し、お気に入りのランニングミックス・プレイリスト、購入されたすべての音楽を含むプレイリスト、および、もっとも多く再生された上位25曲のオーディオ・アイテム(楽曲)を含むプレイリストをユーザーが選択することのできるインターフェース1830を示している。お気に入りのランニングミックス・プレイリストは、ワークアウト中、オーディオコンテンツまたはオーディオコンテンツ・プレイリストを再生する頻度に基づいて、このデバイスにより自動的に作成されることがある。よって、もっとも多く再生された上位25曲は、ワークアウト中とワークアウト以外の時間中の総頻度に基づいて決定される一方で、お気に入りのランニングミックス・プレイリストは、ワークアウト中に再生されたオーディオコンテンツだけに基づいて作成させるから、お気に入りのランニングミックス・プレイリストは、もっとも多く再生された上位25曲のオーディオ・アイテムとは異なることがある。

プレイリスト作成のオプションを選択することで、図18Eの歌選択インターフェース1840において、オーディオコンテンツ・リスト1841がユーザーに提示されることがある。ユーザーは、オプション1843を用いて、これらのオーディオコンテンツ・アイテムのリストをソートできることがある。例えば、ユーザーは、プレイリストの会員別に、アーティスト別に、歌別に、ビデオ別に、上記リストをソートするか、あるいは見る。ユーザーは、上記リストから所望のアイテムをそれぞれ選択して、プレイリストにオーディオコンテンツ・アイテムを追加することがある。対応するオーディオコンテンツ・アイテムが目下、作成されているプレイリストの中にあるかどうかにより、追加/除去インジケータ1845は、その表示が変わることがある。例えば、オーディオコンテンツ・アイテムがプレイリストの中にない場合には、追加/除去インジケータ1845は、プラス符号として表示されるが、一方、オーディオコンテンツがプレイリストの中にある場合には、追加/除去インジケータ1845は、マイナス符号として表示される。ユーザーがプレイリストへのオーディオコンテンツの追加を終了すると、ユーザーは、ランニング・セットアップを続けるオプション1847を選択する。別法として、ユーザーは、選択取消しのオプション1849により、プレイリストの作成を取り消すことがある。1つまたは複数の構成では、上記オーディオコンテンツ・アイテムでのユーザーの以前のワークアウト・パフォーマンスに基づいて、オーディオコンテンツが提案されるか、あるいは、ユーザーに推奨されることがある。例えば、特定のオーディオコンテンツ・アイテムにて、平均ペースを越えるペースで走ったか、あるいは、平均距離を越える距離を走った場合には、このデバイスは、そのオーディオコンテンツ・アイテムをプレイリストに追加するよう提案する。同一プロセスを利用して、提案されたプレイリストを自動的に作成することもある。例えば、ユーザーが最高のワークアウト・パフォーマンス(例えば、消費カロリー、距離、ペース、および/または、それらの組合せなどの特定の統計値または測度により規定される)を発揮した25曲、30曲、40曲、50曲、または、他の曲数の歌を選択することで、プレイリストが作成される。

1つまたは複数の構成により、このモバイルデバイスとワークアウト・モニタリング・アプリケーションは、ワークアウトの持続時間に基づいて、オーディオを選択および/または提案することがある。このようなワークアウトの持続時間は、ユーザーで規定されるか、あるいは、同一の長さまたはタイプの以前のワークアウトに基づいて、概算/推定されることがある。例えば、ユーザーが以前に45分で5マイル走ったことがある場合には、このモバイルデバイスまたはトレーニング・アプリケーションは、来るべき5マイル・ランニングのワークアウトに対して持続時間を概算する。次に、この持続時間が決定されると、このモバイルデバイスまたはアプリケーションは、予想される持続時間に基づいて、来るべきワークアウトに対して、音楽、オーディオブック、コメディーショー、インターネットラジオなどのような1つまたは複数のオーディオコンテンツ・アイテムを選択する。よって、上記の例では、このモバイルデバイスは、45分間のランニングにマッチするようにコンテンツを選択することがある。いくつかの構成では、このモバイルデバイスは、毎回のコンテンツ選択のあらかじめ定められた間隔(例えば、1秒、2秒、3秒、5秒、10秒など)を追加することがある。この間隔は、オーディオコンテンツの総持続時間に盛り込まれる。同様なやり方で、ビデオコンテンツ、あるいは、ビデオコンテンツとオーディオコンテンツをミックスしたものが選択される。

ユーザーは、提案されたプレイリストを受理または拒否するか、あるいは、都合でプレイリストを編集することがある。このプレイリストは、総持続時間の示度(差しはさまれたコンテンツ・アイテム間の間隔を付けて、かつ/または、付けずに)とともに表示される。よって、ユーザーがプレイリストを変更するときに、この持続時間をリアルタイムで更新することがある。さらに、このコンテンツ持続時間は、目で見て容易に比較できるように、ワークアウトの持続時間と対照して表示されることがある。例えば、ワークアウトの持続時間は、第1のバーとして表示されるが、一方、コンテンツの持続時間は、第1のバーに重なる第2のバーとして表示される。他のビジュアル表現(例えば、円グラフ)も使用されることがある。

音楽の選択とランニングタイプの規定に加えて、ユーザーはさらに、ワークアウトの場所も規定することがある。図19A〜図19Cは、一連の場所規定インターフェースを示している。ユーザーが場所セットアップのオプションを選択すると、図19Bのインターフェース1900において、あらかじめ定められた利用できる複数の場所1901がユーザーに提示されることがある。場所1901は、屋外環境と屋内ワークアウト環境を含む。都市、ランドマーク、および、他の種類の場所(例えば、公園)のように、他の場所および場所タイプが規定されることがある。ここに記されるように、特定の場所または場所タイプの選択は、運動活動モニタリングに使用できるセンサまたはデバイスのタイプに影響を及ぼすことがある。それに加えて、または、その代わりに、運動活動を測定するのに用いられるアルゴリズムも、選択された場所から影響を及ぼされるかもしれない。

図20A〜図20Zと図21A〜図21Dは、ランニングのセットアップのために表示できるさらなる模範的なインターフェースを示している。例えば、図20Nは、ユーザーに以前のランニングを繰り返させる(例えば、同一の目標、ルート、装備品、音楽で)インターフェースを示している。図20P、図20Q、図20S、図20Tは、改善ランニングに対して、手操作でユーザーに目標を規定させる模範的なユーザーインターフェースを示している。ユーザーは、そのようなランニングに対してユーザーが達成したいと思うペースを変更することがある。これらのインターフェースは、選択されたペースで反映される改善量を指示することがある。例えば、8:00/miは、8:15/miというもっとも速いペースに勝る3%改善を表わしている。他の例では、3.5miは、3.2miという以前のもっとも遠いランニングの10%改善を表わしている。さらに他の例では、16mi目標の設定は、14.7miという以前のもっとも遠いランニングに勝る9%改善を表わしている。

図20Xと図20Yは、ユーザーがルートランニングを選択するときに表示できるインターフェースを示している。ルートランニングは、ユーザーが特定ルートを選択したいと思うランニングを含むことがある。そのルートは、そのルートに対する以前のランニング時間、またはそのルートの距離などの対応するルート情報とともに、図20Yに示される通りにリストされることがある。このランニング時間は、このルートに対して達成されるもっとも速い時間に対応し、また、達成される最近の時間に対応する。他のルート情報として、そのルートに使用された運動装備品の特定、そのルートの平均ペース、最低ペース、および/または、最高ペース、そのルートを走ってきたユーザーの数などがある。 (ランニング中)

図22A〜図22Dは、ユーザーのワークアウト中、ユーザーに表示できる様々な模範的なインターフェースを示している。図22Aと図22Bは例えば、ランドスケープ(横向き)モードでランニング中インターフェースを示しているが、一方、図22Cと図22Dは、プロフィール(縦向き)モードでランニング中インターフェースを示している。図22Aと図22Cでは、インターフェース2200は、現在のワークアウト進捗2203(例えば、距離、時間、ペース)、再生されている現在のオーディオコンテンツ2205、ランニングタイプ2207を表示するが、一方、オーディオコンテンツは一時停止されている。インターフェース2200はさらに、再生のオプション2209(例えば、オーディオコンテンツの再生を再開または開始するため)も含むことがある。オーディオが一時停止されているが、インターフェース2200は、音楽を変更するオプション2211とワークアウトを終了するオプション2213を提供する。インターフェース2200はさらに、GPS情報/データがいつ利用できるのか特定するGPSインジケータ2215と、このデバイスの入力がロックされているか(例えば、過失による入力を防止するため)どうか示すロック・インジケータ2217などの追加インジケータも提供する。1つまたは複数の構成では、インターフェース2200の1つまたは複数のビジュアル要素に特有な背景色または他のビジュアル外観は、現在のペース、距離、目標に向けての進歩などに応じて、変化することがある。一例では、色または他のビジュアル特徴は、ユーザーが目標を越えると予測されるかどうか、ユーザーが目標を達成しそうであるかどうか、かつ/または、ユーザーが目標に届かないと予測されるかどうかにより、変化することがある。例えば、緑色の背景は、ユーザーが目標を、指定した量だけ越えると予測されることを示すが、一方、黄色は、ユーザーが目標を達成する(例えば、目標に到達するが、ただし、その目標を、指定した量だけ越えることはない)と予測されることを示す。赤は、ユーザーが目標に届かないと予測されることを示す。

図22Bと図22Dに示されるインターフェース2250は、オーディオコンテンツがまだ再生しているときに、進歩情報を表示する。インターフェース2250は、図22Aおよび図22Cのインターフェース2200に表示されるものに類する情報を含むことがあるが、ただし、インターフェース2250は、音楽変更のオプションとワークアウト終了のオプションを表示するのではなく、パワーソングのオプション2251を含むことがある。パワーソングのオプション2251により、ユーザーは、自分が特にやる気を起こさせることを見出せる歌を起動することができる。したがって、ユーザーが自分がスローダウンしているか、あるいは、エネルギーを充分持っていると感じる場合には、ユーザーは、パワーソングを起動して、ワークアウトの該当部分でのパフォーマンスを最大にする。1つまたは複数の構成では、インターフェース2250は、過失による入力を防止するためにインターフェース2250をロックする方法についてアドバイスする指導メッセージを含むことがある。このメッセージは、例えば、タップなどして、ロック・インジケータ2253と対話することを含む。

いくつかの構成では、パワーソングがまったく選択されていないし、また利用できないこともある。よって、このインターフェースは、パワーソングのオプションを提供しないかもしれない。図23Aと図23Bは、パワーソングのオプションなしでワークアウト情報を表示する模範的なランニング中インターフェースを示している。

図24A〜図24Fは、ユーザーがロック・インターフェースをロックする(例えば、入力を防止するために)ときに、あるいは、ユーザー入力をまったく検出しない期間の満了時に表示できる模範的なロック・インターフェースを示している。例えば、図24A〜図24Cは、ユーザーがロック記号2401を左位置から右位置に移動させることでロック・インターフェースをロック解除できることを示している。ロック解除の進行は、ロック記号2401の位置によるだけでなく、画像2403などの白抜き画像を埋めることによっても示されることがある。すなわち、このデバイスは、画像2403が完全に埋められると、入力の受取りがロック解除される。画像2403を埋める処置は、ロック記号2401を左位置から右位置に移動させることで達成される。このデバイスをロック解除するには、様々な異なる動き、パターン、画像が用いられることがある。例えば、図24D〜図24Fは、インターフェース2410を示しており、そこでは、ロック解除記号がプラス符号2413で表わされ、また、ユーザーが、2415からの曲線状のチェックマーク経路に沿って記号2413を移動させなければならない。この移動経路は、画像(例えば、画像2417)または画像の一部の形状あるいは外観に対応することがある。

いくつかの実施形態では、これらのロック・アイコンまたはロック画像は、あらかじめ定められ、かつ、ロック・アイコンまたはロック画像のメニューから選択できることがある。例えば、利用できるロック・アイコンおよびロック画像は、オンラインのサイトからダウンロードされる。よって、ユーザーは、ワークアウト・トレーニング・アプリケーションにて使用されるロック・アイコンまたはロック画像をカスタマイズできる。さらに、いくつかの例では、このワークアウト・トレーニング・アプリケーションに使用されるロック・アイコンまたはロック画像は、このデバイス上で上記ワークアウト・トレーニング・アプリケーションが使用されてないときに使用されるロック・アイコンまたはロック画像とは異なることがある。

図25A〜図25Eは、GPSの可用性と現状を伝えるのに使用できる模範的な様々のユーザーインターフェースを示している。例えば、図25Aは、信号探索モードでのGPSインジケータ2501を示している。図25Bは、信号がまったく利用できず、検出もされない場合のGPSインジケータ2501を示している。特に、GPSインジケータ2501の外リングは、第1の状態で(例えば、輪郭か、または、ほぼ透明なものとして)表示されることがある。図25Cと図25Dはそれぞれ、弱い信号を示す第2の状態と強い信号を示す第3の状態でGPSインジケータ2501を示している。その信号強度は、透明度レベル(例えば、信号が弱くなると透明になる)、色、パターン、アニメーション(例えば、旋回、フラッシング、フェードイン、フェードアウトなど)、および/または、それらの組合せを含むインジケータ2501の様々な面により表現されることがある。

1つまたは複数の構成では、GPS信号が弱い場合に、このことをユーザーに知らせるメッセージが表示されることがある。例えば、図25Eのインターフェース2520は、GPS信号が弱いことと、また、ランニングの時間と距離をまだ追跡できることを示すメッセージ2521を表示している。例えば、GPSデータが利用できないときにGPSデータを使用せずに、このデバイスは、加速度計データを起動し、かつ/または、加速度計データを記録し始めることがある。1つまたは複数の構成では、加速度計または他のセンサーの利用(例えば、携帯電話三角測量)も、インターフェースに視覚的に(例えば、アイコン、語など)示されることがある。

さらに、ユーザーは、図25A〜図25DのGPSインジケータ2501を選択して、ユーザーの現在位置を特定するマップを見ることがある。ユーザーがマップモードを利用できるようにするために、他のオプションまたはインジケータも表示されることがある。図25Fは、ユーザーの現在位置をインジケータ2533で特定するマップ2530を示している。

ランニング中、様々なイベントを検出すると、様々なアラートがユーザーに出されることがある。例えば、図26Aのインターフェース2600では、ランニングが一時停止されたことを示すメッセージがユーザーに与えられる。このメッセージはさらに、ワークアウトを再開する方法についての指示(例えば、タップして再開する)も含む。他の例では、図26Bのインターフェース2650は、電池が切れようとしているのを検出すると、メッセージを表示することがある。このメッセージは、電池が消耗する前に、ワークアウトをセーブするようにユーザーにアドバイスする。この電池が、指定した時間(例えば、5分、10分、15分、30秒など)で消耗すると予測されるときに、上記メッセージが表示される。

図27A〜図27Hは、ユーザーがランニングを行っている間、表示できる追加または代りのユーザーインターフェースを示している。例えば、図27Cは、ボタンを停止状態にし、かつジェスチャーコマンドを起動する指示を与える通知メッセージを表示するインターフェースを示している。ジェスチャーは、様々なコマンドに対応するタッチ感応形の動きを含むことがある。例えば、右方へのユーザーの指のスワイプを用いて、以前のオーディオコンテンツ・アイテムに進み、また、左方へのユーザーの指のスワイプを用いて、次のオーディオコンテンツ・アイテムに進む。他の例では、ユーザーは、下方に(例えば、このデバイスの向きに対して)フリックまたはスワイプして、音声フィードバックを受けることがある。音声フィードバックは、現在の進行量(例えば、現在走行距離、時間、ペース、消費カロリー)の発声を含む。さらに、1回のタップは、ランニングおよび/またはオーディオコンテンツを一時停止することに対応するが、一方、2回のタップは、パワーソングを自動的に起動する。よって、ユーザーは、このデバイスを制御するのに、その表示を見る必要はないかもしれない。さらに、このアプリケーションおよびデバイスの機能および特徴を適切に調整するのにも、目に見えるオプションおよびボタンを含む情報は、ユーザーに対して表示する必要はまったくないかもしれない。

図27Gでは、ユーザーがワークアウト中に音声呼を受け入れるときには、インターフェースが表示される。このインターフェースは、自動的に表示されて、図27Cおよび図27Dに表示されるランニング中インターフェースに取って代わることがある。ユーザーがその音声呼に答える場合には、このワークアウトと、オーディオコンテンツの再生が自動的に一時停止される。別法として、ユーザーがこの音声呼を拒否する場合には、このワークアウトは、中断せずに自動的に継続されることがある(例えば、図27Cと図27Dのインターフェースが、以前のように表示される)。

選択されたオーディオコンテンツに加えて、このフィットネス・モニタリングデバイスおよびアプリケーションは、ユーザーを元気づけるか、あるいは、いくつかのイベントまたは状況をユーザーに知らせるように構成された他のオーディオコンテンツを再生することがある。例えば、ユーザーが、各1マイルを完走し、1Kを走り、指定した距離に新たな最速ペースを設定することなどのような、いくつかのマイルストーンまたは目標にユーザーが達すると、トランペット、拍手喝采、花火、または、他の一般に元気づけるオーディオなどの様々なサウンドが再生される。他の例では、「あなたは、目標のペースよりも5秒遅れています。速度を上げなさい」、あるいは、「あなたは、目標のペースよりも20秒早い。その調子でがんばってください」などの元気付けるメッセージまたは指導メッセージがユーザーに与えられることがある。他のメッセージとして、「あなたは、目標の半ばにいて、目標のペースよりも(早く/遅れて)走っています」や、「あなたは、ほぼ到達点にいます。もう一曲の歌の初めから終わりまで走れるでしょうか?、2回のタップで、受理してください!」がある。この後者の例では、ランニング中、このランニングをさらに改善しようとする気をユーザーに起こさせることがある。ユーザーは、このような挑戦を受け入れ、その時点において、このような挑戦により、ワークアウトを自動的に延長する(例えば、もう1曲の歌のためにランニングを延長する)。

図28Aと図28Bは、本来文字であって、対応するオーディオ・メッセージを伴うことのあるさらなるアラートを示している。例えば、図28Aのインターフェースでは、特定のルート(以前にこのルートを走った場合)に対するベストタイムを更新しようとする気を自分に起こさせるアラートがユーザーに提示される。図28Bのインターフェースでは、ベスト・ルートタイムを達成するために、現在のペースをキープする挑戦アラートがユーザーに提示されることがある。それぞれの場合に、様々なタイプのジェスチャまたは他の対話(インタラクション)を利用して、このような挑戦を受け入れることがある。このような対話には、このデバイスのスクリーンをタップすること、ジェスチャをすること、音声コマンドを伝えること、このデバイス上の物理ボタンを押すことなどがある。

オーディオ・メッセージはまた、アドバイスまたは警告も与えることがある。例えば、或るメッセージは、途中に(例えば、0.25マイル内、0.5マイル内など)上り坂があることを示す。

さらに、このデバイスは、指定した目標をユーザーが達成するのに役立つランニング中秘訣を提供することがある。この秘訣または情報は、例えば、あらかじめ定められた時間の間ゆっくりスタートし、また、第2の時間をかけて所望のペースまたは目標ペースまで加速するように、ユーザーにアドバイスすることを含む。上記の通り、この秘訣およびアドバイスは、実在のアスリートおよび/または他のフィットネス有名人によって提供されることがある。いくつかの構成では、この秘訣およびアドバイスは、特定位置向けのものであることがある。例えば、このモバイルデバイスは、GPS情報に基づいて、ルート上を走っている他のユーザーを検出し、また、ユーザーが、それらの他のユーザーに対して、いかにして成果を上げるのか指示する。他の例では、このモバイルデバイスは、ランドマーク、地勢、天候、勾配などに関する情報を提供することがある。具体的な例では、ルートの一部、そのルートの一部に到達するまでのあらかじめ定められた時間に関するアドバイスがユーザーに提供される。このシステムは、現在のペースおよび距離に基づいて、ユーザーが上記ルートの一部に到達するまでの時間を計算することがある。

他の例または構成では、このランニング中、特定位置向けの情報をユーザーに提供することがある。例えば、GPSまたは他の位置決定システムの信号に基づいて、運動モニタリングデバイスは、該当するランドマークまたは地点を通りすぎようとしていると判定する。したがって、運動モニタリングデバイスは、該当するランドマークまたは地点に関連するオーディオ情報またはビデオ情報を検索して、このランニング中、また、ときにはユーザーが該当地点を通過するときに、その情報をユーザーに提供する。例えば、オーディオ情報とビデオ情報をレンダリングするタイミングは、ユーザーの現在の検出ペースと、該当地点からの距離に基づいて、決定される。

(ランニング後) ユーザーが自分のランニングを完了した後で、ワークアウト・サマリーがユーザーに提示されることがある。さらに、このデバイスは、激励の言葉、あるいは、ユーザーが目標またはマイルストーンに達したという指標を選択し、作成し、かつ/または表示することがある。例えば、ユーザーが、自分のもっとも長いランニング(持続時間または距離)、あるいはもっとも速いランニング(例えば、1K、10K、または他のあらかじめ定められた距離に対して)を記録したときに、ユーザーは、賞、またはやる気を起こさせるメッセージを受け取る。このメッセージは、本来文字であって、オーディオ出力を含み、触覚フィードバックおよび/またはそれらを組み合わせたものを提供する。ワークアウト・サマリーは、ワークアウトの場所(例えば、屋内または屋外)により、異なる情報またはオプションを含むことがある。例えば、屋内ワークアウトに関するワークアウト・サマリーは、記録されたデータの精度を保証するために、校正機能を含むことがあるが、一方、屋外ワークアウト・サマリーは、その校正機能を含まないかもしれない。このようなワークアウト・サマリーの機能の相違は、GPSデバイスが距離および/またはペースを追跡できるときの精度によるものである。

図29は、屋内ランニングに関するワークアウト・サマリーを示している。走行距離、ペース、時間、消費カロリーなどのランニング統計値に加えて、インターフェース2900は、ランニング校正のオプション2901、気分のタグ付きのオプション2903、サービスプロバイダサイトのオプション2905を含む。ランニング校正のオプション2901を選択すると、ユーザーは、このランニングの記録された統計値が正確であることを保証できることがある。例えば、ユーザーが4マイル走ったことがあるが、ただし、実際にはユーザーが4.25マイル走ったと、このデバイスで判定される場合には、ユーザーは、校正のオプション2901によって、その距離数を調整することがある。

図30A〜図30Cは、ユーザーが走行距離を校正できる一連のユーザーインターフェースを示している。例えば、図30Aのインターフェース3001では、このワークアウト・サマリーは、ユーザーによる合計4.03マイルの走行を検出したことを示している。この値が正確でない場合には、ユーザーは、校正のオプション3003を選択することがある。図30Bは、ユーザーが、スクロールホイール(3011と3013)を用いて、実際に走ったマイル数を選択できる校正インターフェース3010を示している。ユーザーがこのような校正を完了させると、ユーザーは、図30Cのインターフェース3020などのワークアウト・サマリー・インターフェースに戻ることがある。その場合、インターフェース3020は、このデバイスで検出された元の距離ではなくて、校正された距離を含む。

図31A〜図31Cは、加速度計または非GPSのランニングをユーザーに校正させるさらなる模範的なインターフェースを示している。

図32A〜図32Dは、ベースとなるランニングに、様々なタイプの情報を持つタグをユーザーに付けさせる模範的なユーザーインターフェースを示しており、また、パラメータは、特定位置向けの属性を含む。例えば、図32Bのインターフェース3201では、ユーザーは、気分のインジケータ3203を選択することでランニング後に自分がどのように感じたか、天候のオプション3205を選択することでランニング中の天候状態、地勢のオプション3207を選択することで地勢タイプを指定し、また、メモ・セクション3209にメモを入力することがある。ときには、GPS機能を用いて自動的に天候のタグを付けることもある。すなわち、モバイルデバイスは、GPSデバイスを用いて検出された所与の位置の天候を自動的に検出し、また、検出された天候データを用いて、ワークアウトにタグを付ける。地勢のオプション3207は、トレッドミルなどの鍛錬装備品、まっすぐな道路、無舗装の道、曲がりくねった道路などのような屋外地勢を含むことがある。地勢はまた、受け取ったGPS情報に基づいて、自動的に登録されるかもしれない。ときには、ユーザーは、これらのタグのどれも入力する必要はないかもしれない。これらのタグの一部は、自動的に登録または入力されるが、ユーザーは、これらの記載項目を編集できることがある。したがって、ユーザーは、自分が望むときに、タグ付けのオプション(3203〜3209)のうち、1つ、2つ、または全部のタグを付けることがある。

他のタグも使用され、また、ユーザーは、同様に自分自身でカスタマイズされたタグも規定することがある。例えば、図32Cでは、ワークアウト中に使用または磨耗された運動装備品のタイプを示すために、運動装備品のタグをユーザーに選択させることがある。具体的な例では、ユーザーは、ランニング中に磨耗されたシューズまたは特定の一対のシューズのタイプを特定する。特定のシューズは、ユーザーにより規定されて、このデバイスまたはリモートシステムに保存される。運動装備品にタグを付ければ、このアプリケーション、デバイス、またはリモートシステムは、他の情報の中で、この運動装備品の磨耗または使用(例えば、行われた運動活動の量)を追跡することができる。この磨耗が、或るしきい値(例えば、マイル数またはワークアウト回数)に達すると、このデバイスは、取替えが勧められることをユーザーに警告することがある。このデバイスはまた、例えば、ユーザーのシューズまたは他の運動装備品の現行タイプ、身長、体重、性別、シューズのサイズ、走り方の特徴などに基づいて、取替え装備品も推奨することがある。勧告はいつでも行われて、取替え条件には限定されない。例えば、現在または過去の装備品、行われた活動、ユーザーがたびたび走る地勢、共通の天候状態などに基づいて、ユーザーにマッチするか、またはユーザーにふさわしいと判断される新製品が発売されると、システムが勧告を出すことがある。

それに加えて、または、その代わりに、ユーザーは、このセッション中に使用された1つまたは複数のデバイス(例えば、センサ、音楽デバイス、運動活動データ収集デバイスなど)を表わすタグをワークアウトに付けることがある。例えば、ユーザーは、GPSデバイスが使用されたこと、および/または、心拍数センサまたは加速度計が使用されたことを明らかにする。いくつかの構成では、ワークアウト中に使用されたデバイスは、タグ付けのメニューに自動的に登録されることがある。ユーザーは、自動的にデータが追加されたデバイスを、都合で、または必要に応じて編集することがある。

モニタリング・トレーニングアプリケーションはさらに、ユーザーが、ワークアウト・セッションに関連する友人または他の個人にタグを付けるなどして、彼らを登録できるようにすることもある。したがって、ユーザーが友人といっしょにランニングを行った場合には、ユーザーは、そのランニングに、友人の情報を表わすタグを付けることがある。具体的な例では、ユーザーは、この友人に関連するユーザー名または他の識別子を、このアプリケーションのタグ付けメニューの中で選択する。このユーザー名または識別子は、運動追跡・モニタリングサービス、ソーシャルネットワーキングサイト、電話番号、ユーザーの電話帳の中で指定されたニックネームなどに登録される識別子に相当する。複数の友人またはワークアウト仲間のタグを、適宜、単一のワークアウト・セッションに付けることがある。いくつかの構成では、このデバイスは、同一ルートを同時に走っている既知の個人を表わすタグを、そのワークアウト・セッションに自動的に付けることがある。このデバイスは、ユーザーとの確認された関係を持つ個人を表わすタグだけをそのワークアウト・セッションに付けるかもしれない。例えば、互いに確認された相互関係を持つ個人のみを表わすタグを、互いのワークアウト・セッションに付けることがある。

タグを使用すれば、ユーザーは、1つまたは複数のタグ付きパラメータ別にソートできることがある。したがって、ユーザーは、天候、使用されるデバイスのタイプ、ワークアウト仲間、使用される装備品などのような1つまたは複数のフィルタリング・パラメータに基づいて、ワークアウト履歴および他のワークアウト関連情報に関する自分の見解を、所望の組に限定する。

ユーザーが所望のタグの入力を完了すると、このデバイスは、ユーザーをワークアウト・サマリー・インターフェースに戻すことがある。図32Dは、ワークアウト・サマリーにおいてユーザーで規定されるタグを表示するサマリー・インターフェース3210を示している。特に、タグ・アイコン(例えば、良い気分に対して嬉しい顔、あるいは、雨降りの状態に対して傘)が、タグ・オプション・セクション3213内に表示されることがある。これらのタグ・アイコンは、以前に、タグ付けを完了するまで表示された文字(例えば、図32Aのインターフェースに示される通り)に取って代わる。1つまたは複数の構成では、タグ付きアイコンを選択したり、タグ付きアイコンの上に移動するなどして、タグ付きアイコンと対話することで、詳細な情報が表示される(例えば、インフォメーションバブルの形式で)ことがある。

図33A〜図33Cは、屋外ランニング用のワークアウト・サマリーを示している。図33Aは、基本ランニング(例えば、目的も目標もまったくないランニング)用のワークアウト・サマリーを示しているが、一方、図33Bは距離ランニング用のワークアウト・サマリーを示し、また、図33Cは、時間ランニング用のワークアウト・サマリーを示している。このランニングタイプは、アイコン3301により特定されることがある。上述の通り、GPSは、屋内ワークアウトを判定するのに使用されるセンサ(例えば、加速度計)よりも信頼でき、かつ正確であると見なされることがあるから、屋外ワークアウト・サマリーは、校正機能を含まないかもしれない。よって、図33A〜図33Cのインターフェースはそれぞれ、ランニング中、ユーザーにより取られるルートを表示するルート情報のオプションを含むことがある。例えば、このルート情報のオプションを選択すると、取られた経路を特定するラインを持つマップがユーザーに提示されることがある。

図34は、ユーザーのランニング経路を表わすライン3403とともに、マップ3401を表示するルート情報インターフェースを示している。マイルマーカ3405も、ライン3403上に表示されて、このランニングの様々なマイル数地点を特定することがある。さらに、開始インジケータ3407と完了インジケータ3409がそれぞれ、このインターフェース内に与えられることがある。なおさらに、ユーザーのもっとも速いペース地点がマーカ3411により特定され、また、ユーザーのもっとも遅いペース地点がマーカ3413により特定されることがある。ユーザーの好みにより、他の情報もユーザーに表示されることがある。例えば、ユーザーは、時間マーカを表示する(例えば、5分ごとに、1分ごとに、10分ごとに、1時間ごとに)よう求める。マーカ(3405〜3413)を選択するか、マーカの上に移動するなどして、マーカと対話すると、このマーカにより特定された地点にて再生される歌、ペース、距離、時間、ユーザーの心拍数、および/または、他の情報を含め、さらなる詳細な情報が提供される。高度地点を示すマーカを含め、他のマークもマップ3401に追加されることがある。例えば、或るルートのもっとも高い高度ともっとも低い高度がマップ3401上で指定される。別の例では、マップ3401上で、50フィートの高度変化が示される。ユーザーがもっとも高いペースともっとも低いペースを登録した地点にも、高度マーカが付けられることがある。

その代わりに、または、それに加えて、ユーザーは、GPSで検出された位置に基づいて、タグを入力することがある。例えば、ユーザーは、このルートに沿った或る地点にて自分が疲れたと感じたことを示すメモを登録したいと思う。その場合、このメモは、そのメモを入力した位置に対応する特定のGPS座標に自動的に登録される。別法として、このメモは、このランニング後に入力され、また、その位置は、GPS座標を用いてユーザーにより手操作で指定されることがある。注目すべきランドマークなどの特定位置向けの描写などの他の情報も、検出されたGSP位置に基づいて、自動的に登録されることがある。

図35A〜図35Cは、このランニングがGPSまたは他の位置決定システムを用いて記録された場合にマップを表示できる模範的なルート・サマリー・インターフェースを示しているが、一方、非GPSで記録されたランニングはマップを含まないかもしれない。例えば、図35Aでは、マップ3501は、このランニング中にユーザーが取ったルートを表わすライン3503とともに表示される。サマリー表示3505も、このルートを命名するオプション3507とともに表示される。このルートを命名すれば、ユーザーは、将来のワークアウトに対して、ルートをより容易に特定し、選択することができる。1つまたは複数の構成により、このインターフェースはさらに、ユーザーが、メッセージ、賞、またはやる気を起こさせるアイテムを受け取ったことを示す通知3509と、これらのメッセージ、賞、およびやる気を起こさせるアイテムを利用するオプション3511も含むことがある。一例では、ユーザーの運動活動モニタリングデバイスおよび/またはアカウントにリンクできるソーシャルネットワーキングサイトを通じて、これらのメッセージまたはやる気を起こさせるアイテムが提供される。

図36は、模範的なルート命名インターフェースを示している。いくつかの例では、このルート命名インターフェースは、GPS情報を用いてユーザーのワークアウト・ルートを記録した場合にのみ提供されるかもしれない。そうでなければ、命名されようとするルートを見分けるのに充分な情報がないかもしれない。別法として、ユーザーは、すべてのルートを命名できることがある。例えば、GPS情報が付加されなかった場合に、手操作でマップ上のルートを特定する。その代わりに、または、それに加えて、ユーザーは、GPSを用いて自動的に検出されたルートを、必要に応じて、または都合で変更することがある。ユーザーが走ってきたルートを命名して、保存することで、このシステムは、その後のワークアウトにおいて、ルートが以前の保存ルートにいつ一致するか特定することがある。その場合、このシステムは、次のワークアウトを、特定されたルートと関連させて自動的に保存する。

図35Cは、GPSデバイスを用いて一部分だけ記録されたランニング用のルート・サマリーを含むマップ3521を示している。よって、このランニングの上記部分についてGPSデータがないために、ルート3523の一部が欠けていることがある。それに加えて、または、その代わりに、ルートとワークアウトの情報は、1つまたは複数の他のユーザー、友人、ソーシャルネットワークサイトなどと共有されることがある。例えば、共有のオプション3525は、この情報を共有するために、表示されて、ユーザーによって選択される。ワークアウトとルートの情報、達成結果などの共有は、以下でさらに詳しく説明される。1つまたは複数の構成では、GPSデータが利用できない場合に、モバイルデバイスは、携帯電話信号三角測量に切り換えて、現在の位置を決定することがある。このような情報は、加速度計データとともに、代用ワークアウト情報を提供して、どんな欠けている情報も埋めることがある。例えば、携帯電話三角測量は、あらかじめ定められたスケジュール(例えば、連続する、30秒ごとに、5秒ごとに、15秒ごとに、1分ごとに、不規則なスケジュール)に基づいて、ランナーの位置を提供するが、一方、加速度計は、三角測量データを用いて決定されたユーザーの位置を裏付けるために、ペースと距離の情報を提供する。携帯電話三角測量と加速度計のシステムを用いて測定されるルート(例えば、ルート3523)の一部は、GPSデータを用いて記録されたルートの一部とは異なるように(例えば、異なる色、異なるパターン)表示されることがある。

ユーザーが改善ランニングを完了すると、ワークアウト・サマリーにおいて追加情報がユーザーに提示されることがある。例えば、ユーザーが、改善ランニングにおいて設定された目標を達成した場合には、その達成に対して、メダルまたは他のインジケータがユーザーに提供される。図37Aでは、サマリー・インターフェース3700は、距離の新記録を立てるためのマイレージ・メダルを表示している。このメダルは、ワークアウト履歴内のワークアウト記載項目用のインジケータまたはタグとして追加されることもある。

しかしながら、ユーザーが改善ランニングの目標または目的に届かない場合には、このデバイスは、もう一度、改善ランニングにトライする(例えば、同一の目的または目標を持って)ようユーザーを励ますような図37Bのインターフェース3710を表示することがある。例えば、インタフェース3710は、期間を設定して(例えば、3日、1週間、2週間などに)改善ランニングに再びトライするようユーザーに求める選択メニューを提供する。

ユーザーが改善ランニングを完了したかどうかに関係なく、ユーザーに助言が与えられることがある。この助言を利用して、ユーザーにさらなる改善を達成しようとする気にさせるか、あるいは、自分が以前に試みたが、達成しなかった改善ランニングに再びトライすることをユーザーに気づかせることがある。図37Cは、模範的な助言インターフェースを示している。インターフェース3720では、ユーザーは、ランニングを始めるか、または予定するか、あるいは、この助言を退けることに決めることがある。

図38A〜図38Bは、ユーザーに表示できるさらなる模範的なアラートと助言メッセージを示している。これらのアラートまたはメッセージは、このモバイルデバイスにより起動および作成されるか、あるいは、リモートネットワークサーバーから受け取られることがある。例えば、このモバイルデバイスは、リモート・フィットネス・モニタリングサービスプロバイダからプッシュ通知を受け取る。通知はまた、他のユーザー、友人、システムアドミニストレータ、コーチなどからのメッセージも含む。

ここに述べられるように、ユーザーは、ワークアウト・データを運動活動モニタリングサービスプロバイダと同期させておくことがある。ユーザーが自分の最初のランニングを完了した場合には、このデバイスは、ユーザーが自分のデータを運動活動モニタリングサービスプロバイダと同期させておくことができるようにする様々なインターフェースを、ワークアウト・サマリーとともに表示することがある。図39Aは、ユーザーが、フィットネス・モニタリングサービスプロバイダにより提供されるサービスの会員である場合に表示できるインターフェース3901を示している。その一方、図39Bは、フィットネス・モニタリングサービスプロバイダに登録するオプション3905を含むワークアウト・サマリー・インターフェース3903を示している。

ワークアウト・データは、ワークアウト・サマリー段階の間、あるいはワークアウト履歴を見ている間、同期がとられることがある。図40A〜図40Cは、データを上記サービスプロバイダと同期させておく一連のインターフェースを示している。例えば、図40Aのインターフェースでは、このインターフェースは、同期進行中のメッセージを示しているが、一方、図40Bのインターフェースは、同期成功のメッセージを示していることがある。他の例では、図40Cのインターフェースは、この同期をやり直すオプション4001とともに、同期失敗のメッセージを示している。

同期はまた、図41A〜図41Cに示されているようなルート・サマリー・スクリーンでも実行されることがある。例えば、これらのルート・サマリー・インターフェースのそれぞれには、データが同期しようとしているか、同期したか、あるいは、コネクションが得られないことを示す半透明なメッセージが重ね書きされることがある。

それに加えて、または、その代わりに、同期メッセージは、図42Aに示されるように、登録またはログインするようにユーザーに求めることを含む場合がある。次に、ユーザーは、図42Bのインターフェースによってアカウントにログインするか、あるいは、図42Cのインタフェースによってアカウントを作成することがある。

1つまたは複数の面により、ランニングが、完了するではなくてタイムアウトした場合には、このような通知を持つアラートメッセージがユーザーに提供されることがある。図43は、このようなメッセージを持つインターフェースを示している。指定した時間の間、運動活動がまったく検出されない場合には、ランニングはタイムアウトすることがある。例えば、ユーザーが連続5分間、連続10分間、連続30分間など、運動活動をまったく見せない場合には、このデバイスは、このランニングを自動的に終わらせて、タイムアウト状態を知らせるアラートメッセージを持つワークアウト・サマリーを作成することがある。1つまたは複数の面により、GPSまたは他の位置決定システムを用いてこのランニングが追跡された場合には、このランニングがタイムアウトした地点は、ルートマップ上に表示されることがある。他の位置決定システムとして、携帯電話信号を使用する三角測量、ネットワークサービスプロバイダーの位置を決定するWi−Fi(例えば、ユーザーの位置は、Wi−Fiサービスプロバイダーの位置と同一視されている)などがある。

コーチングを含む他のタイプのランニング後メッセージがユーザーに提供されることがある。1つまたは複数の例では、ランニング後メッセージを作成して、完了したばかりのランニングの1つまたは複数の測度を、次のワークアウト・セッションにおいて越えようとする気をユーザーに起こさせることがある。これらのメッセージはまた、或る達成結果に到達するのに必要な距離、ペース、時間も示すことがある。それに加えて、または、その代わりに、これらのメッセージは、完了したワークアウトでのユーザーのパフォーマンスに基づいて生み出された改善秘訣を提供することもある。例えば、ユーザーが、坂道にて、明らかによりゆっくりとしたペース(例えば、平均ペースよりも30%低い)を見せた場合には、このデバイスは、斜面でのパフォーマンスを改善する秘訣を提供する。他の例では、第3の1マイルの後で、ユーザーのペースが、急下降(例えば、10%、20%、30%、40%、50%、60%、または、それ以上の下降)を見せた場合には、このデバイスは、第4の1マイルよりも前のペースを維持し、かつ/または、このワークアウトの全体を通して、より規則正しいペースを維持するアドバイスを与えることがある。

ビジュアルメッセージ(例えば、文字および/またはグラフィックメッセージ)に加えて、ランニングの完了時にオーディオメッセージも与えられることがある。例えば、もっとも長い(例えば、持続時間か、距離のいずれかの点で)ワークアウトを完了したことで、ユーザーにお祝いを述べる。ランニング中の挑戦を受け入れて、そのような挑戦をかなえるために、他のメッセージが与えられることがある。オーディオメッセージは、自動音声により、あるいは、有名人または友人により、与えられる。 (履歴)

履歴リストの閲覧において、ユーザーは、以前に実行され、記録されたワークアウトの詳細およびサマリーを閲覧できることがある。それに加えて、または、その代わりに、このデータは、履歴閲覧において、サービスプロバイダと同期させておくことがある。図44A〜図44Cは、その同期プロセスを図解する一連のインターフェースを示している。同期は、自動的なものか、あるいは、ユーザーコマンドにより起動されることがある。同期が失敗する場合には、その同期は、あらかじめ定められた再試行スケジュールに基づいて、ユーザーコマンドにより、あるいは自動的に再試行されることがある。履歴閲覧がロードされるたびに、あるいは、前の同期時間以来、新たなワークアウトが追加されたときに、同期が行われることがある。同期履歴は、将来の同期のスケジューリングを容易ならしめるために、保存されることがある。

ユーザーはさらに、上記履歴リストを編集して、望まれないどんなワークアウト記録も削除することがある。例えば、図45Aのインターフェース4500では、ユーザーは、編集のオプション01を選択する。編集のオプション4501を選択すると、インターフェース4500は、切り替わって、削除のオプションを提供する。図45Bは、ユーザーに1つまたは複数の記載項目を削除させる削除インターフェース4503を示している。ユーザーは、オプション4505を利用して、自分が削除したいと思う記載項目を選択する。ユーザーは、続いて第2の削除のオプション4507を選択することで、その削除を確認する必要がある。別法として、ユーザーは、オプション4505を選択して、削除される予定の記載項目に印を付けることがある。完了または確認のオプション4509を選択すると、上記の印の付けられた記載項目が自動的に削除される。ユーザーは、どちらかの場合でその削除を確認するように要求されることがある。

図46A〜図46Cは、表示して、ユーザーに履歴情報を伝えることのできるさらなる模範的なインターフェースを示している。例えば、図46Bと図46Cでは、これらのインターフェースは、いかなるランニング情報も、サービスプロバイダとまだ同期させておいてないかどうか明らかにするインジケータまたはメッセージを表示することがある。もしそうでなければ、このインターフェースは、同期のオプションを提供して、ユーザーがそのデータを直ちに同期できるようにする(図46Cに示されるように)。その代わりに、または、それに加えて、ユーザーは、将来のために同期を予定することがある。 (設定)

ユーザーは、ワークアウトのモニタリング、データの記録、および、データの同期に影響を及ぼす様々な設定を規定することがある。図47Aと図47Bは、様々な設定インターフェースの模範的な部分を示している。図47Aは、距離測度(例えば、マイル、フィート、メートル)、フィードバックの頻度、スクリーンをロックすべきかどうか、校正のオプション、および、サービスプロバイダのアカウント情報(例えば、データ同期を可能にするため)をユーザーに規定させるオプションを含む。図47Aでは、ユーザーは、サービスプロバイダを規定してないし、サービスプロバイダに登録されてもない。よって、ユーザーが登録するときにこのサービスプロバイダにより提供される特徴またはサービスをユーザーに巡回させるために、巡回のオプションも含むことがある。

巡回のオプションを選択すると、基礎になるアプリケーションおよびデバイスのフィットネス・モニタリングとモチベーションの特徴および機能に関する追加情報がユーザーに提供されることがある。例えば、図48A〜図48Fは、利用できる特徴および機能を表す詳細な情報を与える巡回インターフェースを示している。

図47Bは、ユーザーがサービスプロバイダのアカウント情報を提供している場合に表示できる設定インターフェース部分を示している。サービスプロバイダのアカウント情報を規定することで、自動的な同期が行われるべきかどうか規定するさらなるオプションがユーザーに提供されることがある。図47Aに含まれる巡回のオプションは、図47Bのインターフェースには含まれないかもしれない。このサービスプロバイダからログアウトするオプションもユーザーに提供されることがある。ログアウトすることで、このインターフェースは、図47Aのインターフェースに切り替わる。別法として、このサービスプロバイダのアカウント情報は保存され、また、このログアウトのオプションは、ログインのオプションに代えられることがある。

図49A〜図49Eは、ユーザーがサービスプロバイダに登録するときに用いられる一連のインターフェースを示している。ユーザー名、eメール、パスワード、誕生日などを含む何らかの情報は、必須であるか、あるいは任意であることもある。

パワーソングを選択するようにユーザーに求めるか、あるいは、パワーソングをユーザーに選択させることがある。パワーソングは、ユーザーが、特にやる気を起こさせるものと認めるオーディオコンテンツに相当する。図50Aと図50Bは、ユーザーが初めにパワーソングのオプションを選択し、次にソングリストから歌を選択するような一連のインターフェースを示している。このソングリストは、ユーザーがすでに所有している歌のリストであるか、あるいは、オーディオコンテンツ提供者を通じて入手できる歌を含むことがある。図50Aでは、パワーソングを選択しない場合に、パワーソングのオプションは、選択ボタンの一部にそのことを示すことがある。これと対照的に、パワーソングを選択する場合には、そのパワーソングの名称を、選択ボタンの一部に表示することがある。

図51A〜図51Cは、距離測度、フィードバック頻度、スクリーンの向きのロックをそれぞれ、ユーザーに設定させるインターフェースを示している。例えば、図51Aは、測定単位としてマイルか、キロメートルのいずれかをユーザーに選択させるインターフェースを示している。その一方、図51Bは、どれくらいの頻度でフィードバック(オーディオまたはビジュアル)を行うべきかユーザーに規定させる。このような頻度は、距離ベースのものか、あるいは、時間ベースのものであることもある。図51Cは、インターフェースをロックする向きをユーザーに規定させるインタフェースを示している。例えば、ユーザーは、ポートレート向き(縦向き)、または、ランドスケープ向き(横向き)を選択する。このような選択は、ユーザーの好み、ランニング中のデバイスの向き、および/または、それらの組合せに基づいて、行われる。

図52A〜図52Hは、運動活動統計値をより正確にモニタリングおよび追跡できるようにする様々なユーザーの属性と好みを規定する校正インターフェースを示している。校正メニュー(例えば、図52Bに表示される通り)を通じて、ユーザーは、測定単位、ユーザーの身長、ユーザーの体重、ユーザーの性別を選択することがある。例えば、測定単位は、英語と測度を含むオプションから選択する。身長と体重は、スクロールホイールまたはスクローリング方法を用いて規定され、また、選択された測定単位の値から選択できるようにする。このデバイスは、このデータを利用して、ユーザーの運動活動の結果をより良く決定することがある。例えば、加速度計の読みは、ユーザーの体重、身長、性別を用いて、消費カロリーまたは走行距離に変換される。

図53A〜図53Vは、フィットネス・モニタリング用モバイルデバイスによって作成および表示できる代わりのまたは追加の設定インターフェースを示している。図53A〜図53Cのインターフェースは、1つまたは複数の例では、初心者ユーザー向けに構成されているが、一方、図53D〜図53Fのインターフェースは、上級ユーザーまたはパワーユーザー向けに構成されることがある。上級ユーザーまたはパワーユーザーは、フィットネス・モニタリングサービスプロバイダにすでに登録しているユーザーを含む。よって、図53Eは、普通なら、登録されてないユーザーには表示されないかもしれない追加的なアカウントおよびモニタリング設定情報を含む。さらに、ユーザーは、図53Fのインターフェースにおいてプライバシー設定を選択できる。ユーザーがプライベート設定を選ぶ場合には、他のユーザーは、ユーザーを見つけ出したり、または、そのユーザーの情報を見ることができないかもしれない。その一方、パブリック設定を選択する場合には、他のユーザーは、公にそのユーザーを探索して、そのユーザーに関する様々なタイプの情報を閲覧できることがある。このようなパブリック設定はまた、ソーシャルネットワークサイトおよびニュースフィードなどのなどの他のサイト上で情報を共有できるようにする。

他の面では、ユーザーは、情報共有設定を規定することがある。例えば、図53S〜図53Vは、情報アカウントおよび共有設定を構成するのに利用できる様々な設定インターフェースを示している。図53Sは、ユーザーがニュースフィード・サービスにログインすると自動的に、ワークアウト情報をニュースフィードにじかに送れることを示している。ニュースフィード・サービスにログインすることは、自動共有機能が承認されることに相応することがある。

その一方、図53Vは、FACEBOOKのようなソーシャルネットワークサイトなどのネットワークサイト上で共有する情報に対して様々な設定をユーザーに行わせることがある。特に、ユーザーは、活動ブロードキャストを有効または無効にできる。活動ブロードキャストは、完了したランニング、目標、挑戦を自動的に共有することを含む場合がある。それに加えて、または、その代わりに、ユーザーは、ユーザーがランニングまたは他のワークアウトの最中であるときはいつでも、他のユーザーに知らせる機能(例えば、ユーザーのネットワークサイトのページに、ポストまたは現状の更新を載せる)を有効または無効にすることがある。これにより、他のユーザーは、激励のメッセージをポストでき、また、ランニング中、ユーザーの進歩を追跡できる。ワークアウト・データは、ランニング中、リアルタイムで、ソーシャルネットワークサイトおよびソーシャルネットワーキング・フィードにもポストされることがある。情報を共有するために、ユーザーにより、様々な他の特徴および機能も構成されることがある。 (ワークアウトの共有)

ユーザーは、一人または複数人の他のユーザー、友人と、または、ソーシャルネットワーキングサイトを通じて、ワークアウト情報、またはその一部を共有することに決める場合がある。図54A〜図54Cは、ソーシャルネットワーキングサイトおよびニュースフィード上でワークアウト情報をユーザーに共有させる模範的なインターフェースを示している。図54Aでは、FACEBOOKとTWITTERを含む複数の共有アウトレットを含む共有メニュー5401がユーザーに提示されることがある。メニュー5401はまた、ワークアウト情報をフィットネス・モニタリングサービスプロバイダと同期させておくオプションも含むことがある。

ユーザーが、FACEBOOKなどのソーシャルネットワークサイトを通じて、ワークアウト・データを共有することに決める場合には、図54Bのインターフェース5410などのインターフェースが表示されることがある。インターフェース5410は、自動的に作成されたワークアウト更新メッセージ5413を含み、また、ユーザーが、追加の情報またはメモをフォーム5415に記入できるようにすることがある。このメッセージを承認すると、ユーザーは、公表のオプション5417を選択することで、このデータをソーシャルネットワークサイトに公表することがある。

TWITTERなどのニュースフィード・サービスを通じてワークアウト・データを共有する作業が、図54Cのインターフェース5420などのインターフェースによって実行されることがある。特に、インターフェース5420は、ニュースフィード・サービスに自動的にアクセスするために、ユーザーのログインとパスワード情報を必要とする。このニュースフィード・メッセージは、ワークアウトおよび/またはルート情報を含む、自動的に作成されたメッセージであることもある。ユーザーに、このメッセージを編集させ、かつ/または、自分自身のメッセージを作成させることがある。

図55Aと図55Bは、ワークアウト/ランニング情報を共有する他の模範的なインターフェースを示している。例えば、図55Bのインターフェース5501により、ユーザーは、ソーシャルネットワーキングサイトまたは他の情報アウトレット用のログイン情報を入力できる。このログイン情報は、保存されて、フィットネス・モニタリングサービスプロバイダと関連させて使用されることで、自動的にデータを情報アウトレットと同期させて、データを情報アウトレットに公表することがある。ユーザーがログインすると、このシステムは、情報アウトレットを通じて、新たなランニング情報を自動的に共有することがある。いくつかの構成では、ユーザーコマンドまたは確認の受取りに応じてのみ、この情報が共有されかもしれない。

フィットネス・モニタリングサービスプロバイダのサイト、個人ホームページなどを含む他のチャンネルを通じて、ワークアウト情報が共有されることがある。いくつかの構成では、ユーザーは、単一の共有インターフェースを通じて、同時にまたは非同時に、複数のサイトまたはサービスにワークアウト情報を公表できることがある。

図56は、ワークアウト情報をポストし、伝えることのできる模範的なソーシャルネットワーキングサイト・インターフェースを示している。インターフェース5600は、ユーザーの個人ページに相応することがある。インターフェース5600は、ユーザーがランニングしに行っており、また、協力的なコメントを出すよう他のユーザーに勧めていることを示す現状メッセージ5601を含む。

図57は、友人または他のユーザーが激励メッセージを文字記入フォーム5701に入力できるようにする模範的なメッセージ入力インターフェース5700を示している。ユーザーはまた、あらかじめ定められたサウンドのリスト5703からオーディオコンテンツを選択することがある。

図58は、図57のインターフェース5700を通じて出され、かつ、ユーザーのモバイルデバイス上に表示される通りのメッセージを示している。

1つまたは複数の構成により、ユーザーはさらに、リモート・フィットネス・モニタリングサービスサイトにアクセスして、フィットネス・モニタリング用モバイルデバイスを通じてデータを受け取ることがある。例えば、インターフェースは、ネットワークを通じてリモート・フィットネス・モニタリングサイトから受け取られたデータに基づいて、フィットネス・モニタリング用モバイルデバイスによって作成されることがある。ユーザーは、図59のインターフェース5900などのインターフェースによって、リモート・フィットネス・モニタリングサービスにログインし、かつ/または、そのモニタリングサービスに登録することがある。

ユーザーがユーザー情報および/またはログイン情報を入力すると、ユーザーは、ユーザーの運動活動記録、達成結果、スケジュール、進歩などを表示する様々なユーザーインターフェースをナビゲートすることがある。図60A〜図60Dは、リモート・フィットネス・モニタリングサイトから少なくとも一部受け取られるワークアウト情報をナビゲートして、見るのに使用できる模範的なインターフェースを示している。図60Aでは、リモートサイトとまだ同期させておいてないいくつかのランニングまたはワークアウトをユーザーに知らせることがある。このデバイスは、データをこのデバイスとリモートサイトのデータベースとの間で両立させて、まだ同期の必要があるワークアウトまたはランニングを特定することがある。この同期メッセージは、ユーザーがかち取ったか、または得たいくつかの賞品やトロフィーのサマリーの一部として表示される。これらのランニングの同期は、自動的に起動されるか、あるいは、マニュアルコマンドによって起動される。

図60Bでは、インターフェース6010は、友人勧誘6013、日別進歩インジケータ6015、目標インジケータ(6017と6019)を含む様々なワークアウトおよびユーザーデータのサマリーを含むことがある。友人勧誘6013により、運動活動モニタリングサイトのユーザーは、互いに対話できることがある。友人には、非友人と違って、様々なレベルの特典が与えれることがある。例えば、友人は、ユーザーに関する写真、詳細なワークアウト情報、および他の個人データを見ることができる場合があるが、一方、非友人には、名前、性別、全体活動レベルなどの一般的なプロフィールデータしか見させないかもしれない。よって、ユーザーは、友人の要求を確かめるか、または受け入れることで、だれを友人に分類するか照査することがある。日別進歩インジケータ6015は、日別目標6019などの日別目標の最後の仕上げをするために、まだ達成しなければならない追加運動活動の量(例えば、マイル数)を特定する。日別目標に加えて、目標6017が規定されることがある。目標6017は、ユーザーが到達したいと思う別の達成結果に相応する。その代わりに、またはそれに加えて、目標6017は、あらかじめ定められたフィットネスレベルの向上に該当するか、あるいは、複数のフィットネスユーザーの中でのユーザーの順位を高めることがある。

図60Cは、少なくとも一部、リモート・フィットネス・モニタリング・サービスから受け取られ、かつ/またはリモート・フィットネス・モニタリング・サービスによって作成されることのある他の模範的なワークアウトデータ・サマリーを表示するインターフェース6020を示している。例えば、サマリー6021は、友人勧誘(friend invetes)回数、友人フィードの更新回数、および、賞品閲覧のオプションに加えて、前回ランニングのサマリー(例えば、走行マイル数)も含むことがある。それに加えて、または、その代わりに、サマリー6021は、走ってきた総マイル数と、運動活動の実行に費やした総時間を含むことがある。友人フィードのインジケータは、ユーザーの友人(1人または複数人)に対してポストされてきた更新の回数を示すことがある。例えば、友人が初めてのランニングを完了し、また、友人のプロフィールが、その情報で更新された場合には、友人フィードのインジケータは、そのさらなる更新を反映する。フィードはまた、自動の更新およびポストに加えて、手動ポスト(例えば、ユーザーのコメントまたはメッセージ)も含むことがある。ユーザーは、賞品閲覧のオプションを利用して、ユーザーが自分のランニング履歴に蓄積してきた賞、成果、達成結果、目標を見ることがある。リモート・フィットネス・モニタリングサイトからのデータを利用すれば、ユーザーは、以前にモニタリング用モバイルデバイスに保存されなかったワークアウト情報および履歴も見ることができる。よって、ユーザーは、その当時モバイルデバイス上にあるものだけではなく、全体のワークアウト履歴を見ることができる。 (目標)

ユーザーが改善ランニングを規定して、即時ランニングに対する目標を設定するが、複数のランニングにわたる長期目標もユーザーに選択させることがある。図61A〜図61Cは、模範的な目標規定インタフェースを示している。図61Aと図61Bでは、ユーザーは、改善のオプション、次に、距離改善のオプションをそれぞれ選択することがある。次に、図61Cでは、ユーザーは、ユーザーが走りたいと思う距離数と、その距離を走るのに費やす時間を選択することで、距離改善目標を規定することがある。ユーザーはまた、規定された目標を達成するために、ユーザーが走りたいと思う日も選択することがある。様々なパラメータが選択されると、ユーザーは、その目標を設定するか、またはその目標に着手する。時間目標、ペース目標、カロリー目標などを含む他のタイプの目標に対して、同様なインターフェースおよびオプションが規定されることがある。ユーザーは日別目標も規定することがある。例えば、ユーザーは、自分がいかにして、総合目標(例えば、4週間で40マイル走る)を1日1日で達成したいと明示することがある。よって、ユーザーは、自分が、月曜日に3マイル走り、水曜日に5マイル走りたいと明示する。目標も組み合わされることがある。例えば、ユーザーは、自分が、4週間で40マイル走り、かつ、8.5マイル/時間のペースを達成したいと思うことを明らかにする。

1つまたは複数の目標に向けての進行は、様々なやり方で追跡されることがある。例えば、図60Dは、目標リストと、目標リストに関連する進行とを表示する目標追跡インターフェースを示している。例えば、毎月の目標は、月にまだ6回走れることを示している。距離目標は、まだ30マイル走れることを示す一方で、ユーザーが目標を達成するのに、なお2766カロリー消費する必要があるということをカロリーの目標または目的が示すこともある。

図60Eと図60Fは、さらなる模範的な目標追跡インターフェースを示している。例えば、図60Eでは、目標タイプまたは目標が選択されるか、あるいは、その目標タイプまたは目標にユーザーが焦点を置くまで、進行バーは表示されないかもしれない。図60Fでは、このインターフェースは、目標と目標進行の詳細を表示することがある。例えば、インターフェース6030は、ユーザーが目標を達成するのに26.3マイルあることを示しており、また、目標が12月1日までに40マイル走ることであることも示している。さらに、直ちに次のワークアウト(例えば、2.2マイル走る)へ移るオプション6033もユーザーに提供されることがある。

目標とワークアウトのことをユーザーに思い起こさせて、様々なインターフェースを通じて目標を達成することがある。図62Aと図62Bは、そのような助言を提供する模範的なインターフェースを示している。図62Aでは、インターフェース6200は、ユーザーが、自分のあらかじめ定められた目標に到達するのに2.2マイル走らなければならないという通知を出す。図62Bでは、インターフェース6210は、ランニング中、様々な音声通知を出すことがある。この音声通知は、目標に向かって為される進行をユーザーに知らせる。例えば、この目標のうちの現行部分が完了したことと、また、この進行が総合目標に為されてきたことを示すメッセージがユーザーに提供される。このメッセージは、本来文字であって、さらに、「あなたの次回ランニングは、土曜日の3マイルです」、または、「あなたが目標を達成するまでに、毎回2.2マイルのランニングが5回以上あるよ!」などの助言情報も含むことがある。 (モチベーション − 祝典と声援)

ユーザーが目標を達成するか、マイルストーンに到達するか、目的を完了するか、進歩するか、あるいは、改善ランニングを完了するときに、ユーザーには、激励または祝いのメッセージが与えられることがある。その代わりに、または、それに加えて、声援、激励の言葉、および/または、他のメッセージが、ランニング前またはランニング中に与えられることがある。これらのメッセージは、オーディオ、ビデオ、画像、動画、触知または触覚のフィードバック(例えば、振動)などを含むことがある。1つまたは複数の構成では、祝いのメッセージは、よく知られているアスリートなどの有名人からのオーディオメッセージおよび/またはビデオメッセージを含むことがある。このようなメッセージを、いつユーザーに提出して、伝えることになるかユーザーに設定させることがある。例えば、ユーザーは、ランニング中、祝いのメッセージを望まないかもしれず、したがって、ワークアウト後、または、非ワークアウト時間中に、すべてのメッセージを再生するという選好を示すことがある。よって、ユーザーは、同様に、いつメッセージを伝えないかも指定することがある。それに加えて、または、その代わりに、祝いのメッセージは、おおぜいの声援、メガホン、カウベル(鈴)の鳴り響く音、ブブゼラの音、花火の破裂音、なかでもスロットマシンの大当たりのサウンドのようなサウンド効果を含むことがある。

図63A〜図63Cは、1つまたは複数の祝いのメッセージまたはやる気を起こさせるメッセージをリストに表示できる模範的な祝いのインターフェースを示している。モバイルデバイスにより作成されるメッセージがある一方で、それ以外のメッセージは、他のユーザーから受け取られることがある。1つまたは複数の例では、これらのメッセージは、音声合成システムを用いて変換されて、オーディオ出力デバイスによって再生されることがある。その代わりに、または、それに加えて、他のユーザーは、オーディオメッセージおよび/またはビデオメッセージを送ることがある。このメッセージの送り手は、ユーザーにこのメッセージをいつ伝えるのかについて、きっかけとなるイベントを示すことがある。例えば、ただ1つのワークアウト中に、ユーザーが5マイル標示に到達すると、送り手は、ユーザーにこのメッセージを表示または再生することを明示する。

いくつかの例では、ユーザーは、有名人からお祝いを述べられることがある。図64A〜図64Eは、有名人メッセージを含む模範的な祝いのインターフェースを示している。このメッセージは、オーディオおよび/またはビデオを含むことがある。このようなメッセージは、改善ランニングを達成し、マイルストーン(例えば、1週間に25マイル)に到達し、もっとも速いペース、もっとも速い距離、またはもっとも速い時間を設定することなどの様々な達成結果に対して、伝えられることがある。1つまたは複数の構成では、達成結果は、異なるフィットネスレベルに到達することを含む場合がある。例えば、1週間で5マイル以下の距離を走ることは、第1のフィットネスレベルであると見なされるが、一方、1週間で5マイルよりも長いが10マイルよりも短い距離を走ることは、第2のフィットネスレベルであると見なされる。さらなるフィットネスレベルが規定され、また、それらのフィットネスレベルには、様々な賞品または特典が結び付けられることがある。例えば、ユーザーは、異なるワークアウトの利用権利を受け取り、様々な賞品(例えば、音楽、製品、サービス)を受け取り、様々なパブリックチャンネルを通じて(例えば、フィットネス・モニタリングサイトのメインページ上で)、表彰を受けるなどすることがある。

いくつかの面により、リモート・ソーシャルネットワーキングサイトなどのオンライン・コミュニティを通じて他のユーザーから受け取ったコメントまたは他のインタラクションの数に基づいて、ユーザーへの配信(例えば、伝送、提出、プレイバックなど)のために、祝いのメッセージのタイプが選択されることがある。例えば、他のユーザーは、ワークアウト・セッションの前か、またはワークアウト・セッション中に、ユーザーによりポストされたワークアウト・アナウンスメントを「好き」であることについてコメントするか、あるいは、「好き」であるとほのめかす。他のユーザーはまた、このアナウンスメントを他の人に転送すること、他のサイトからのアナウンスメントにリンクすること、このアナウンスメントに他のタグ(例えば、顔文字)を付けることなどを含む他のやり方で、このワークアウト・アナウンスメントとも対話することがある。次に、運動活動モニタリングのアプリケーションまたはサービスは、このアナウンスメントと関連させて、ソーシャルネットワーキングサイトを通じて受け取ったインタラクションの数を決定することがある。次に、その決定されたインタラクション数に応じて、異なるタイプの祝いのメッセージ(例えば、異なるサウンド効果または異なる種類のメッセージ)が選択されて、起動されることがある。例えば、このインタラクション数が増すにつれて、より大きいか、または、より目立つか、あるいは、明確に区別できるサウンド効果またはメッセージが選択されて、起動されることがある。いくつかの構成では、他のユーザーからのポジティブなインタラクションだけがカウントされることがある。したがって、ユーザーのワークアウト・アナウンスメントの「嫌い」または不賛成表現は、祝いのメッセージを選択または起動するのに用いられるインタラクション合計には含まれないかもしれない。

ときには、サウンド効果または祝いのメッセージはそれぞれ、フィードバック量のレンジ、および/または、フィードバックのコンテンツに対応することがある。例えば、第1〜第3のコメントまたは他のタイプのフィードバックは、第1のメッセージを起動するが、一方、第4〜第7のコメントは、第2のメッセージを起動することがある。異なるメッセージに対しては、異なるしきい値、トリガ、レンジを設定することがある。都合でレンジは、いくつでも規定できる。

図65Aは、ユーザーのソーシャルネットワーキングサイトなどのオンライン・コミュニティにポストされるなどして提供されるか、あるいは、ワークアウト前、ワークアウト中、またはワークアウト後に、ソーシャルネットワーキングサービス(例えば、TWITTER)などのオンライン・コミュニティを通じて伝えられる模範的なワークアウト・セッションのアナウンスメントを示している。アナウンスメント6500は、ユーザーが追い求めているワークアウトのタイプ(例えば、マラソン・トレーニング走)と、コメントを残すよう他のユーザー(例えば、友人や家族)に勧めるメッセージとを示すか、あるいは、このワークアウトの賛成(または不賛成)を示すことがある。コメント数6501または賛成指示数6503は、そのアナウンスメントもいっしょに表示されることがある。いくつかの構成では、複数タイプのフィードバック、および/または、異なり、かつ/または区別できる複数のオンライン・コミュニティまたはリモート・ネットワークサイト(例えば、ソーシャルネットワーキングサービス)からのフィードバックを集計して、受け取られたフィードバックの量を決定することがある。例えば、受け取られた賛成インジケータの数に、コメントの数が加算される。他の構成では、それぞれのタイプのフィードバックが、別々にカウントされることがある。それに加えて、または、その代わりに、ポジティブなフィードバック、あるいは、1つまたは複数のあらかじめ定められてルールまたはパラメータ(例えば、フィードバックに使用されるコンテンツのタイプ、言葉、文字、記号など、作成者/コメンテータの識別子など)に一致するフィードバックだけが、このフィードバック量に含まれることがある。さらに他の例では、ユーザーへの配信のために選択されたコンテンツ・タイプまたはメッセージは、フィードバック量以外の、またはフィードバック量に加えての1つまたは複数のあらかじめ定められたパラメータまたはルールに一致することに基づくことがある。例えば、このようなパラメータまたはルールは、フィードバックに使用されるコンテンツ・タイプ(ビデオ、オーディオ、文章)、言葉、文字、記号など、作成者/コメンテータの識別子などを含む。

受け取られたフィードバックの量を決定する処置は、オンライン・コミュニティ(例えば、ソーシャルネットワーキングサイト)からコメントを受け取ることと、受け取られたフィードバックの量(例えば、コメント数)をカウントすることを含む場合がある。他の例では、このフィードバック量を決定する処置は、ポストされたワークアウト情報に答えて受け取られるコメントまたはフィードバックの数の指標を受け取ることを含む。他の例では、このフィードバック量を決定する処置は、別のデバイスにより行われる。次に、このような他のデバイスは、運動モニタリングシステムへのフィードバック量の決定をもたらすことがある。他のデバイスはまた、ユーザーに提供されるコンテンツ(例えば、サウンド効果、ビデオ、文字、触覚フィードバック)を選択するように構成される。このフィードバック量の決定をもたらす処置はまた、デバイス(例えば、運動パフォーマンス・モニタリングデバイス)の或るソフトウェアモジュールまたはハードウェアモジュールから、同一デバイスの別のソフトウェアモジュールまたはハードウェアモジュールまで実行される。このフィードバック量の決定をもたらす処置はまた、このフィードバック量の決定をメモリに格納することも含む。

いくつかの構成により、フィードバック量の決定とコンテンツの選択は、運動パフォーマンス・モニタリングサービスや運動パフォーマンス・モニタリングデバイスなどの異なるデバイスにより実行されることがある。別法として、このような決定とコンテンツ選択は、同一のデバイスにより実行されることがある。さらに他の構成では、フィードバック量の決定および/またはコンテンツの選択は、オンライン・コミュニティ(例えば、ソーシャルネットワーキングシステム)により実行されることがある。

図65Bと図65Cは、ユーザーがワークアウトを完了した後で表示できる模範的なワークアウト・アナウンスメントを示している。これらの図解例におけるワークアウト・アナウンスメントは、完了したワークアウトに関連する統計値および測度を提供することがある。例えば、走行距離、走行時間、および/または、ペース(例えば、平均ペース、もっとも速いペース、もっとも遅いペースなど)は、ワークアウト・アナウンスメントに表示される。上述の通り、このアナウンスメントについて他のユーザーにコメントさせ、また、ユーザーに祝いのメッセージを与えることがある。

図65Dは、関連する友人または他のユーザーのフィードバックを持つ他の模範的なワークアウト・アナウンスメントを示している。ワークアウト・アナウンスメントに答えて、文字のコメントおよび/または賛成インジケータを提出する代わりに、あるいは、提出することに加えて、友人および他のユーザーはまた、ユーザーに再生されるオーディオメッセージおよび/またはビデオメッセージも録音・録画することがある。例えば、アナウンスメント6511では、友人は、アナウンスメント6511に答えてオーディオメッセージ6513を録音している。オーディオメッセージ6513は、直ちにユーザーに再生されるか、あるいは、オーディオメッセージ6513(例えば、ワークアウトの完了、指定した距離、時間、またはペースの目標に達すること、一定数の合計コメントまたは他のタイプのフィードバックを受け取ることなど)の作成者により選択されたトリガにより再生されることがある。それに加えて、または、その代わりに、ワークアウトを実行するユーザーは、きっかけとなるイベントを選択して、友人および他の個人により残されたオーディオメッセージを受け取ることがある。

サウンド効果は、長たらしいオーディオメッセージまたはビデオメッセージを聞いたり、見たりするようユーザーに求めることなく、一定量のボジティブなフィードバックを彼らが受け取っていることをユーザーに知らせる効率的な方法として使用されることがある。

(運動活動データの表示) 運動活動情報と、運動活動情報から生み出される情報(例えば、統計値、傾向、勧告など)は、ここに述べられるように、1つまたは複数のインターフェースに表示されることがある。一構成では、運動活動モニタリングサービスに登録されたユーザー向けに運動活動情報を作成し、表示するリモート・ネットワークサイトにユーザーがアクセスすることがある。1つまたは複数の構成では、モバイルデバイス、および/または、このモバイルデバイス上で実行されるフィットネス・モニタリング・アプリケーションを通じて、このような情報表示およびインタフェースを利用できる。別法として、ユーザーは、別のコンピューティングデバイスを通じて、情報表示を利用できる。いくつかの構成では、このような情報表示は、リモート・フィットネス・モニタリングサーバーにより作成されて、提供されるために、ユーザーは、データを、これらのデバイスまたは位置のそれぞれに同期する必要も、転送する必要もなく、様々な位置およびデバイスからワークアウト情報を利用できる。

図66Aと図66Bは、ワークアウト・レビューを含む模範的なインターフェースを示している。このワークアウト・レビューは、選択されたランニングに対して、全走行距離にわたるユーザーのペースのグラフ6601を含むことがある。ユーザーは、異なるランニングを選択して、リスト6605などのワークアウト・リストから見ることがある。リスト6605は、あらかじめ定められた数の最近のワークアウトを含む。グラフ6601は、1マイル、1キロメートル、0.5マイルなどのような距離増分(刻み)に対応するランニング地点を示すインジケータまたはマーカ6607を含む。このワークアウト・レビュー・インターフェースはさらに、GPSインジケータ6609などのワークアウト属性インジケータも含むことがある。GPSインジケータ6609は、このワークアウトがGPS情報といっしょに記録されたことを知らせる。よって、ユーザーのルートは、ワークアウト情報の一部として記録されている。さらに、ユーザーは、さらなる属性またはパラメータをワークアウトに追加することがある。例えば、ユーザーは、気分セレクタのオプション6611を選択して、ランニング後のユーザーの気分を入力する。この気分は、ワークアウトを完了した後で、ユーザーが感情的に、かつ/または肉体的にどのように感じたかを含む。ニュースフィードまたはメッセージフィード、前回ランニングの簡潔なサマリー、目標進行(または、目標に到達するまでの残りの距離数)、挑戦の進行または位置などを含め、他の情報も、このワークアウト・レビューに含まれることもある。

図66Cと図66Dは、ランニングまたはワークアウトの属性を入力するためのインターフェースを示している。例えば、図66Cでは、インターフェース6620は、ユーザーの気分、天候状態、および/または地勢を指定するための入力ウィンドウ6623を含む。ウィンドウ6623はさらに、このワークアウトについてのさらなるユーザーコメントを受け取るように構成された文字入力フォームも提供することがある。1つまたは複数の構成では、このワークアウトが、GPSデバイスなどの位置決定システムを用いて記録された場合には、ウィンドウ6623は、インジケータ6625を表示することがある。

図66Eと図66Fは、複数のワークアウト用のワークアウト・サマリーの日程表または予定表の一覧を示している。それぞれの日には、該当する日(あるいは、時間、週、月などのような他の時単位)の走行距離を示す棒グラフが含まれることがある。それぞれの棒グラフの上に移動するなどして、その棒グラフと対話することで、図66E中のウィンドウ6631などの詳細ウィンドウが、このランニングに関する追加情報とともに表示される。例えば、ウィンドウ6631は、ランニング後のユーザーの気分、天候状態、地勢、および、このワークアウトが位置とルートの情報を含んでいるかどうかを示す。ユーザーがマニュアル・メモまたはカスタム・メモを入力した場合には、メモ・アイコン6635は、対応するワークアウトを表わす棒グラフと関連させて表示されることがある。現在表示されている期間において、すべてのワークアウトに対して、合計時間、ワークアウト、距離、消費カロリーを示すサマリーデータ6637も表示されることがある。

特定のワークアウトを選択して、閲覧および/または分析すると、選択されたワークアウトに関する詳細を提供するインターフェースがユーザーに提示されることがある。図66Gと図66Hは、このランニングに対して記録された統計値のサマリーを提供する模範的なランニング詳細ページを示している。図66Gに示される図解例では、編集のオプション6641を用いて、このワークアウトに対して保存された様々なパラメータをユーザーに編集させることがある。いくつかの構成では、走行距離と走行時間、および/または消費カロリーなどのいくつかのパラメータは、変更できないかもしれない。このランニングが、GPSデバイスまたは他の測位システムを用いて記録された場合には、そのランニング詳細インターフェースは、GPSインジケータ6643を含むことがある。さらに、このランニングが、位置情報を用いて記録された場合には、このインターフェースは、ルート閲覧のオプション6645を表示することがある。ルートとルート情報は、以下でさらに詳しく説明される。

図66Iと図66Jは、記録されたワークアウト情報の1つまたは複数のパラメータを変更するための編集インターフェースを示している。例えば、ランニング後のユーザーの気分、天候状態、地勢、および/または、メモを変更するオプションがユーザーに提供されることがある。ユーザーの好み、サービスプロバイダの要件およびルールなどに応じて、他のパラメータも変更されることがある。

図66Kは、ワークアウト・セッションに対して統計値を表示する模範的なワークアウト・データ・インターフェース6660を示している。インターフェース6660は、時間と距離、距離とペース、時間とペース、および/または、それらの様々な組合せに対応する走行曲線6661を含むことがある。いくつかの構成では、走行曲線6661は、ワークアウトの測度を表わすために、1つまたは複数のビジュアル特性を含むことがある。例えば、異なる色を使用して、このワークアウトにわたってユーザーが見せる異なるペースを表わす。他の例では、この走行曲線の異なるパターンまたは透明度を使用して、異なる心拍数を表わす。インターフェース6660はさらに、スプリットおよびインターバルの時間とペースを含むさらなるワークアウト・データ粒度も提供することがある。いくつかの構成では、このワークアウトの記録のために、あるいはワークアウト・データを見るために、ユーザーが特定モードを選択した場合にのみ、上記のような追加情報が提供または記録されるかもしれない。他の構成では、この追加情報は、ワークアウト記録モードに関係なく、利用できるかもしれない。

他のタイプのワークアウト・データ可視化は、平均ペース曲線と対照して、または平均ペース曲線の上に現在走行ペース曲線を表示する(例えば、すべてのランニングまたは指定した期間内のすべてのランニング、同一ルートに対するすべてのランニングなどのように、一組のランニングに対して)ことを含む場合がある。それに加えて、または、その代わりに、上記走行曲線または他のワークアウト・データ可視化は、ワークアウト中に使用された音楽プレイリストとともに表示されることがある。 (ルートの追跡、表示、作成)

ここに述べられるように、いくつかの構成では、ユーザーのワークアウトは、位置決定システムを用いて記録されることがある。よって、ユーザーのルートは、ワークアウト・データの一部として記録されて、保存される。このワークアウト・データを検索すると、このルートが表示されて、ユーザーの反省がなされる。

図67A〜図67Gは、ルート情報を表示できる一連のルート詳細インターフェースを示している。例えば、図67Aのインターフェース6700では、ユーザーのルート6701は、マップ上で動きが与えられるように描写されることがある。ユーザーを表わすアイコン6703は、動きが与えられて、このランニングのルートに従って移動する。アイコン6703がこのルートの一部を横切ると、手始めのルートライン6705の後に二次的なルートライン6707が続くことで、そのルートが示される。アイコン6703には、このルートに沿って、ユーザーの速度に応じた動きが与えられる。例えば、ルート6701のうちユーザーがより遅いペースを見せた部分ではアイコン6703は、よりゆっくりと移動し、また、ルート6701のうちユーザーがより速いペースを見せた部分ではアイコン6703は、より速く移動する。このように与えられた動きは、ユーザーのペースに比例し、また、ユーザーのペースに基づくアルゴリズムを用いて計算される(例えば、マイル/時間は、ピクセル/秒に変換される)ことがある。インタフェース6700はさらに、距離増分(例えば、1マイル、1キロメートル、0.5マイルなど)を示すために、このルートに沿って距離マーカ6709も含むことがある。ペース・マーカ6711も、このルート上で、ユーザーがもっとも速いペースともっとも遅いペースを見せた地点を示すために、含まれることがある。より高い高度またはもっとも高い高度の地点を示すために、高度マーカ6713を用いて、高度情報も提供されることがある。

部分6715では、インターフェース6700は、時間に対するユーザーのペースおよび高度のグラフ6717を含むことがある。アイコン6703を用いてのユーザーのランニングの動きが進行すると、線6719と線6721は、その外観が変化する(例えば、動きが与えられるように)ことがある。例えば、線6719の部分6723は、より肉太であるように見え、これは、その動きがルートの該当部分を横切っていることを示す。マーカ6725は、ルート中のこの動きの現在位置を示している。同様に、距離、時間、ペース、高度を含む該当位置に関する詳細な情報も提供されることがある。リプレイのオプション6272を選択して、この動きをリプレイすることもある。1つまたは複数の構成では、リプレイは、このランニングおよびルートの詳細の初期ロード時にこの動きが示されるペースと比較して、より遅いペースで、この動きを再生することがある。凡例6729は、マーカ(6709、6711、6713)のそれぞれ、並びに、対応するワークアウト・データについて説明を与えることがある。例えば、もっとも良い1マイルともっとも悪い1マイルのペースが表示されるが、一方、もっとも速いペースともっとも遅いペースの情報も提供される。さらに、最高高度マーカ6713に対応する高度データも表示される。ユーザーはまた、自分自身のマーカを手操作で作成して、ランニングまたはワークアウトのルートに沿った特定の位置を、一組のパフォーマンス統計値に関連づけるのに役立てることがある。

マーカ(6709、6711、6713)の1つまたは複数と対話することにより、対応するワークアウト・データが、ユーザーのワークアウトの特定地点に対して表示されることがある。図67Cは、ユーザーがマーカ6713を選択するときの模範的なインターフェースを示している。この選択に応じて、グラフ6717は、適宜に変更されて、対応するデータを表示することがある。1つまたは複数の構成では、ユーザーのアイコン(例えば、図67Aのアイコン6703)は、選択された位置まで直ちに動かされることがある。それに加えて、または、その代わりに、この表示されたルートはまた、ユーザーのアイコンの位置を反映するように変更される(例えば、選択された地点までのルートの一部は、横断を反映するように変更される)ことがある。標示の付いてない部分も、ワークアウト・データを見るために選択できることがある。ルート上のマーカまたは他の地点を選択するときに、凡例6729も更新されることがある。

1つまたは複数の追加面により、マップ・ドロップダウン・メニューのオプション6731(図67A)は、下にあるマップに対して様々なオプションを表示することがある。例えば、ユーザーは、このマップの外観を変更して、衛星画像、コンピュータで作成される表現(図67Aに示される通り)、地勢画像、および/または、衛星と地勢を組み合わせている混成画像を表示できる。図67Fは、衛星画像モードでのマップ上のルートを示している。

それに加えて、または、その代わりに、ルートまたはワークアウトの様々なタイプの特性が、ビジュアル属性を用いて、視覚的に伝えられることがある。例えば、ルートは、ランニング中にユーザーが見せた異なる速度またはペース、心拍数などを示す複数の色を含むことがある。具体的な例では、このルートラインのうち、ユーザーが第1のしきい値よりも高いペースを見せた部分は緑色で表示されるが、一方、このルートラインのうち、ユーザーが第2のしきい値よりも低いペースを見せた他の部分は赤色で表示される。このルートラインのうち、ユーザーが第1のしきい値と第2のしきい値との間のペースを見せたさらに他の部分は、黄色で表示される。様々なカラーグラデーションおよび特性表示を使用して、ペース、速度、心拍数、高度、地勢、天候などを表わすことがある。他のビジュアル属性を使用して、パターン、透明度、シェーディング、点描などを含む様々なワークアウト属性を示すことがある。

図67Gは、心拍数情報が利用できる場合に、心拍数タブ6751を表示するルート情報インターフェース6750を示している。心拍数タブ6751を選択すると、時間または距離またはペースに対する心拍数を表示するグラフが現れることがある。心拍数情報が利用できる場合には、ルート情報と詳細には、このデータも補足されることがある。例えば、もっとも高い心拍数マーカともっとも低い心拍数マーカが、このルート上に表示される。

図68Aは、別の模範的なルート詳細インターフェース6800を示している。インターフェース6800は、ランニングの洞察力などの追加情報、あるいは、このルートに時間新記録を設定するために、最後の0.25マイルに対してパワーソングを再生することを勧める提案6801などの提案を含むことがある。このような提案は、様々なアルゴリズムおよびパラメータに基づいて生み出され、一例では、このランニングのうち、ユーザーがもっとも遅いスペースを持った部分を特定することと、やる気を起こさせる歌を再生して、そのペースを高めようと提案することを含む。他の例では、ユーザーが、ランニング/ルートの第1の部分において多大な努力をしている(例えば、心拍数の情報に基づいて)ように思われる場合には、このシステムは、ユーザーが、その第1の部分の間、より遅いペースで走ることで、そのルートの残りの部分に対しては疲れ切らないよう提案することがある。

1つまたは複数の構成では、ルート情報は、公表のオプション6803を選択することで、公表されることがある。ユーザーは、FACEBOOK、TWITTER、および/または、他のソーシャルネットワーキングサイトやニューズフィード・サービスを含む様々なアウトレットに情報を公表する。アカウント情報と公表のオプションを指定するメニュー(図示されてない)は、公表のオプション6803を選択すると表示される。

インターフェース6800はさらに、同一ルートまたは類似するルートに関する以前のワークアウトのリスト6805も含むことがある。リスト6805は、1つまたは複数の記載項目を含み、また、例えば、走行時間や、どんな達成結果も記録されたかどうかを含め、ワークアウト詳細の簡潔なサマリーを含む。例えば、ユーザーが、1月21日に、もっとも速いタイムでこのルートを走った場合には、その記載項目は、そのような達成または意義の指標としてトロフィー・アイコン6807を含む。さらに、インターフェース6800は、部分6809において、改善ランニングの提案も出すことがある。特に、インターフェース6800は、現行ルートを、あらかじめ定められた距離量だけ改善する他のルートを表示する。このようなルート提案は、ユーザーが以前に走ったことのあるルート、あるいは他のユーザーが走ったことのあるルートに基づいて、生み出される。

図68Bは、ユーザーがルートをセーブでき、また、ルート詳細を追加できるインターフェースを示している。インターフェース6810は、キーワードおよび説明に加えて、ルート名を指定できるプロンプト(入力ウインドウ)6811も含む。キーワードは、検索用語として使用できる1つまたは複数の語を含むことがあり、ユーザーまたは他のユーザーが、ルート・データベースから該当ルートをより容易に見つけ出せるようにしている。上記説明は、風景、地勢、障害(難事)、天候、交通量、騒音などを含め、このルートのさらに長くて詳しい説明を含むことがある。ユーザーはさらに、オプション6813を用いて、ルートのプライバシも選択することがある。例えば、このルートをプライベートに設定することで、他のユーザーは、このルートを見つけることも、閲覧することもできないかもしれない。このルートを見つけ、かつ/または、閲覧できる特定の個人または特定の個人グループを選択するオプションを含め、さらなるプライバシ用のパラメータおよび設定も与えられることがある。他のオプションとして、それぞれの個人または個人グループに対して、どのような閲覧およびアクセス(利用)の特典が認められるか規定することがある。

図69Aは、ユーザーが走り、作成し、かつ/またはセーブしている様々なルートをリストするセーブ済みルート・インターフェースを示している。例えば、ルートリスト6901は、ユーザーによりセーブされた4つの異なるルートを含む。ルート6903など、GPSを利用して作成/記録されたルートは、1つまたは複数のインジケータを含むか、あるいは、異なるやり方で表示されることがある。例えば、距離インジケータ6905は、ルート6915など、非GPSで作成されたルートの場合とは異なる外観を呈している。セーブ済みルート・リスト6901は、マップを背景にして表示されることがある。このマップは、これらのルートの位置を示す1つまたは複数のマーカを含み、また、リスト6901中のルートには番号が付けられるなどして、これらのルートが上記マーカに対応するように識別されることがある。ルートはまた、ユーザー、またはそのルートを走ってきた他のユーザーにより評価されることもある。このような評価は、例えば、評価インジケータ6907により反映されるか、または示される。このインタフェース内の他のタブは、データベースまたはルートリストを検索する検索タブ6909と、ルートを作成する作成タブ6911を含むことがある。さらに、キーワード検索には高速検索バー6913が使用されるが、一方、検索タブ6909は、距離、地勢、天候などのような詳細(advanced)検索のオプションを提供する。

図69Bは、ユーザーがルートリスト(例えば、図69Aのルートリスト6901)からルート(例えば、図69Aのルート6905)を選択するときに表示できるルート・インターフェース6920を示している。ルートを選択すると、ルートリスト6921は、選択されたルートだけを表示し、また、複数ルートを含むルートリスト(例えば、図69Aのルートリスト6901)に表示されたもの以上のさらなる詳細をもたらすかもしれない。このようなさらなる詳細は、ルートおよび説明と関連させて保存されたキーワードを含むことがある。この情報はさらに、このルートの作成者も示すことがある。下にあるマップ6923はまた、切り替わって、このルートの各部分が見分けられる縮尺でルートを表示することがある。一例では、マップ6923は、このルートの境界線よりも、あらかじめ定められた大きさだけ広いエリアを表示する。例えば、マップ6923の表示エリアは、このルートが、その表示エリアの60%、75%、90%、または他の割合を占めるように規定される。

図70Aは、ユーザーに新ルートを規定させる模範的なルート作成インターフェースを示している。新ルートを作成するために、ユーザーは、フォーム7001によって開始位置を規定することがある。別法として、ユーザーは、記録されたGPSルートを土台にしてこの新ルートを作成することがある。ユーザーはさらに、名称、キーワード(例えば、検索のため)、説明、および、このルートを共有すべきかどうかも指定することがある。開始位置を選択すると、終了位置フォーム(図示されてない)が表示される。開始位置と終了位置は、マップ7003と対話することで、あるいは、アドレスを入力することで選択される。1つまたは複数の構成では、ユーザーはさらに、ランニング中、ユーザーが横切りたいと思う中間地点もさらに指定することがある。ユーザーはさらに、自分が走りたいと思う距離と、このランニングが道路をたどるべきかどうかも指定することがある。これらのパラメータに基づいて、このシステムとインターフェースは、提案されたルートを作成し、また、そのようなルートをマップ7003上に表示する。ユーザーは、追加の中間地点を含めマップ7003上に表示されたルートラインと対話し、その距離を調整し、開始地点と終了地点を変更することなどして、これらのルートを変更することがある。ユーザーはさらに、講じられた以前の処置(1つまたは複数)を除去するオプション7005も使用することがある。例えば、ユーザーが、初めにこのルートを走るか、または歩くことによって、ルートを作成しているが、一方、その作成インタフェースがアクティブであって、しかも、ユーザーが、自分の道筋の点で誤りをする場合には、ユーザーは、休止して、その道筋の前回の部分を除去する。

別法として、ユーザーは、データベースにある以前に記録されたGPSルートを検索することで、ルートを作成することがある。例えば、ユーザーは、GPSルートを検索するオプション7007を選択する。図70Bは、以前に記録された複数のルートがリスト7011に表示されている選択メニュー7010を示している。このルートの形状および位置の全体像を与えるために、ミニマップ7013が表示される。リスト7011は、逆日付順に、アルファベット順に、距離別などで表示される。

ユーザーが、以前に記録されたGPSルートを選択する場合には、それがルート作成インターフェース内の様々なフィールドに自動的に追加されることがある。例えば、図70Cでは、作成インターフェース7050には、このルートの開始アドレス、距離、名称があらかじめ追加されている。選択されたルートとともに、キーワードまたは説明が保存されるとすれば、それらが、自動的に上記フィールドにもあらかじめ追加されるかもしれない。このルートは、GPSデバイスを用いて作成されたために、前回処置のオプションと、道路をたどるオプションが停止状態になることがある。別法として、GPSデバイスにより記録されたルートをユーザーに変更させるために、これらのオプションが引き続きアクティブであることもある。

図71Aと図71Bは、ルート情報を見るためのさらなる模範的なインターフェースを示している。図71Aでは、ルート情報表示7100は、同一ルート、または類似するルートを走ろうとするか、あるいは、走ったことのある友人のリストをユーザーに見させる友人タブ7101を含むことがある。図71Bは、このルートに関連する挑戦のために、現在成績を示す順に友人7111が表示されている友人リスト表示7110を示している。例えば、このルートに対して、ペースへの挑戦が規定され、したがって、リスト表示7110は、もっとも速いペースから、もっとも遅いペースまでの順に友人をリストすることがある。ペース・データのない人も、下側にアルファベット順にリストされている。友人は、アルファベット順、年齢順、ユーザーがこのルートを走った回数の順、ペース順などを含む他の順番によっても、表示されることがある。

図72A〜図72Fは、さらなる模範的なルート追跡・閲覧インターフェースを示している。1つまたは複数の構成では、ルート追跡は、個人情報、自動的に決定される情報、および/または、ユーザー入力情報を表わすタグを、このルートに付けるオプションを含むことがある。例えば、ユーザーは、このルートに沿って鍛錬しながら自分がいかに感じたか、このルートの名称、ルートの評価(例えば、ユーザーがこのルートをどれくらい楽しんだか、風景の評価、騒音の評価、地勢の評価)、音楽の提案、天候、地勢、このルートに沿ったランドマークまたは興味ある場所などを表わすタグをこのルートに付ける。その場合、この情報は、利用するルートを捜し求めている他の個人と共有されることがある。異なるユーザーは、このルートを複数のタグとともに表示できるように、このルートにタグを付けることもある。

ユーザーのルートを追跡および保存することで、運動活動モニタリング・追跡システムはさらに、同一ルートを走ったことのある他のユーザーと対照して、そのルートでのユーザーのパフォーマンスも評価することがある。よって、このシステムは、他のユーザーと比較したユーザーのパフォーマンスに基づいて、様々な達成結果を規定することがある。達成結果の例として、あらかじめ定められた期間内に、このルートをもっとも多く走ることに対する賞、および/または、あらかじめ定められた期間内に、このルートをもっとも速く走ることに対する賞がある。このようなあらかじめ定められた期間は、全時間(all-time)、指定した数の最近の週、月、年などに相当する。

図73は、特定ルートに対してルート・リーダーボード(7301と7303)が表示される模範的なインターフェース7300を示している。このルートは、マップエリア7305内に表示されることがある。リーダーボード7301は、このルートを走ったことのあるユーザーを、その走った回数によってリストしている。その一方、リーダーボード7303は、このルートを走ったことのあるユーザーを、もっとも速いペースによってリストしている。いくつかの構成では、リーダーボード(7301と7303)は、ユーザーを、それぞれのリーダーボード(7301と7303)の首位の人と比較させるために、現在のユーザーと、対応する走行時間数およびペースをそれぞれ、常に表示するかもしれない。ユーザーが、リーダーボード上の或る位置(例えば、1位、2位、3位、上位10%、上位20%など)に到達すると、そのユーザーに通知が出されることがある。一例では、この通知は、ユーザーがその達成にすぐに気づくように、ユーザーの携帯型デバイスに配信されるプッシュ通知である。他の例では、この通知は、eメール、文字メッセージ、マルチメディア・メッセージ、ボイスメール、テレフォンコールなどによって、配信されることがある。

ときには、図73に示されるように、システムは、ルートまたはトラックに沿っての様々な距離ランニングも追跡するかもしれない。例えば、リーダーボード7301は、特定された距離を、もっとも多く走ったことのあるユーザーを示している。これらのタイプのリーダーボードを、例えばトラックに使用することがあり、そこでは、これらのトラックが、異なる距離マーカを備えつけて、特定の距離ランニングを可能にする。

ユーザーがワークアウトを行ってきた場所を可視化するのに役立つように、マップ上にルートを表示するか、または特定することがある。このマップは、ユーザーのワークアウトを特定することに加えて、友人など他の個人に対するワークアウトの場所も特定することがある。いくつかの構成では、このマップは、ユーザーの友人の現在記録ワークアウトまたは前回記録ワークアウトしか表示しないかもしれない。他の構成では、このマップは、或る期間(例えば、全時間、指定した数の月、日、週、年、時間など)にわたって、ユーザーの友人の全記録ワークアウトを表示するかもしれない。さらに他の追加構成または代替構成では、ユーザーは、マップ上にワークアウトを表示するためにフィルタを指定することがある。これらのフィルタは、距離、ペース、高度、勾配、天候、地理的領域(例えば、州、国、大陸、半球、時間帯、郵便番号など)のようなパラメータを含む。他のユーザーのルート位置インジケータを選択すると、ユーザーは、このルートの詳細、このルート上の他のユーザーのワークアウト・セッションなどを見ることができる。

GPSおよび他の位置決定システムを利用すれば、運動パフォーマンスを追跡し、モニタリングするための粒度と機能が向上する。さらに、位置検出により、ユーザーは、他のユーザーとパフォーマンスを比較できるようになり、また、自分が走るかもしれない他の潜在的な場所を特定できるようになる。位置決定およびルート追跡の他の様々な利点および特徴も、ここに述べられる面を利用すれば達成できる。 (生の挑戦)

1つまたは複数の追加面または代替面により、モニタリングデバイスおよび/またはサービスプロバイダは、生の挑戦環境において、ユーザーと競争相手との取り組みを容易ならしめることがある。図74は、生の挑戦を作り出して、処理するための模範的な方法を示している。例えば、ステップ7400において、ユーザーは、1Kランニングなどのワークアウトに決めることがある。このワークアウトは、フィットネス・モニタリング用モバイルデバイスなどのデバイスによって規定され、始められる。ユーザーは、あらかじめ定められたランニングタイプ/構成を選択するか、あるいは、自分自身のランニングをカスタマイズすることがある。次にステップ7405において、ユーザーは、1人または複数人の他のユーザーへの1Kランニングの挑戦を始めることがある。ステップ7410において、挑戦取り組みシステムは、ユーザーが、挑戦する特定のユーザーを指定しているかどうか判定することがある。例えば、挑戦する友人を選択したかもしれない。もしそうであれば、このシステムは、ステップ7415において、この選択されたユーザーが、取り組みシステムに関連する運動活動サービスと目下オンラインとなっているどうか判定する。例えば、ユーザーが、このサービスにログインしていない場合には、ユーザーは、オフラインになっていると判定される。別法として、ユーザーがオンラインになっている場合には、ユーザーは、オンラインになっていると見なされることがある。1つまたは複数の構成では、オンラインになっていることはさらに、ユーザーとのアクティグなデータ通信接続も含むことがある。したがって、選択されたユーザーとのアクティブなデータ接続が利用できない場合には、ユーザーは、オフラインになっていると見なされることがある。選択されたユーザーがオフラインになっていると判定される場合には、このシステムは、ステップ7420において、この選択されたユーザーが見つからないことを示すメッセージを送ることがある。次に、このシステムは、ステップ7425において、ユーザーが別のユーザーに挑戦できるようにするか、あるいは、じかにこのランニングに進むことができるようにするインターフェースを表示することがある。ユーザーが別のユーザーに挑戦することに決める場合には、このシステムは、ステップ7410に戻る。別法として、このシステムは、ステップ7430に進み、そこで、このような挑戦の要素もなく、ランニングが始められることがある。

ユーザーが、挑戦する特定のユーザーを選択していない場合には、このシステムは、1人または複数人のユーザーを自動的に特定し、選択することがある。例えば、ステップ7435において、このシステムは、ランニングを始める本ユーザーの1つまたは複数の属性を特定することがある。これらの属性には、年齢、体重、身長、フィットネスレベル、休止状態の心拍数などがある。ステップ7440において、このシステムは、本ユーザーとのしきい類似レベルを持つオンライン・ユーザーを探すことがある。次に、このシステムは、ステップ7445において、取り組むオンライン・ユーザーのそれぞれに挑戦案内状を送ることがある。いくつかの構成では、この挑戦取り組みシステムは、目下運動活動を行っているユーザーをフィルタで除く(例えば、これらのユーザーの邪魔をしないように)ことがある。他の構成では、この挑戦取り組みシステムは、同一の経路またはルート、あるいは類似するルート(例えば、類似する距離のもの)の近くにいるユーザーを特定することがある。挑戦する他のユーザーを見出すために、他の様々な取り組みパラメータおよびアルゴリズムが利用されることがある。例えば、ときには、その検索範囲を、このサービスのすべてのユーザーではなくて、ユーザーの友人のリストに限定することがある。

ステップ7450において、この挑戦取り組みシステムは、誘われたユーザーがこの挑戦を受け入れたかどうか判定することがある。もし挑戦を受け入れない場合には、このシステムは、ステップ7455において、ユーザーの挑戦案内状に応じない旨を、ユーザーに知らせることがある。次に、このシステムは、ステップ7425において作成され、表示されるようなメニューを表示することがある。誘われたユーザーのうち1人または複数人が、この挑戦を受け入れた場合には、ステップ7460において、そのような受理を本ユーザーに知らせることがある。次に、受け入れた参加者間の挑戦として、ステップ7430において、このワークアウトが始められることがある。

1つまたは複数の構成において、参加者は、挑戦中(例えば、ランニング中)、目標量(例えば、距離、消費カロリー、ペース)を増すオプションを選択することで、このような挑戦を向上させることがある。次に、他の参加者が、この挑戦の変更に同意してくれるかどうか尋ねる通知を、それらの他の参加者に送ることがある。その場合、あらかじめ定められた人数の参加者が同意する場合には、このような挑戦は、自動的に、かつ直ちに、その場で変更されることがある。例えば、これらの参加者の大多数が同意するか、または、これらの参加者の少なくとも75%が同意するか、あるいは、すべての参加者が同意する(あるいは、他の何らかのしきい値またはルールが満たされる)場合にのみ、このような挑戦が変更されるかもしれない。他の例では、この挑戦は、この挑戦の変更に同意しない参加者ではなくて、同意する参加者のために変更されることがある。そのような場合、2つの別々の挑戦(一方は、元の目標/挑戦に対応するものであり、また、他方は、変更された目標/挑戦に対応するものである)が、ランニング中に作り出されることがある。変更された目標/挑戦が、元の目標/挑戦よりも大きい場合には、変更された目標/挑戦の参加者はまた、元の目標/挑戦の参加者にも居残ることがある。

この挑戦の終わりに当たって、ユーザーの結果が比較されて、勝利者が発表されることがある。いくつかの構成では、このサービスプロバイダは、勝利者に、賞、仮想メダル、仮想貨幣、または他の賞品を与えることがある。それに加えて、または、その代わりに、このシステムは、これらの挑戦参加者に、別の予定時間において別のランニングに加わってもらうことで、これらの参加者をさらに元気づけて運動活動に参加させるよう促すことがある。 (ワークアウト前挑戦とワークアウト後挑戦)

ユーザーに、運動活動に加わって、興味を失わないようにする気をさらに起こさせるために、トレーニング用のアプリケーションとデバイスは、ワークアウト前および/またはワークアウト後に、さらなる挑戦をもたらすことがある。例えば、このトレーニング用アプリケーションを使用して、新たなランニング(例えば、時間ランニング、距離ランニング、または、基本ランニング)を規定させる前に、あるいは、規定されたワークアウトを開始させる前に、このアプリケーションはユーザーに、ワークアウト前挑戦を達成するよう求めることがある。

図75は、ワークアウト・セッションに加わる前にウォームアップのワークアウトを達成しようとする気をユーザーに起こさせるように構成された模範的なインターフェースを示している。インターフェース7500は、あらかじめ定められた複数のウォームアップ活動が追加された回転円盤7501などの対話型選択機構を含むことがある。あらかじめ定められたウォームアップ活動が選択機構7501にあらかじめ追加されていることで、適切で、かつ効果的なウォームアップ・ルーチンに関する教示またはアドバイスがユーザーにさらにもたらされる。ユーザーは、指をインターフェース・スクリーンの端から端までスワイプするか、または、「スピン」ボタン(図示されてない)を押すことで、回転円盤7501と対話する(例えば、この回転円盤を高速回転させる)ことがある。このデバイスは、回転円盤7501に追加されたものから、ウォームアップ活動の1つをランダムに、または擬似ランダムに選択するアルゴリズムを有する。ポインタ7503を使用して、このような高速回転を視覚的に例示し、また、選択されたウォームアップ活動を特定する。いくつかの構成では、このデバイスとアプリケーションは、ユーザーにワークアウト・セッションを始めさせる前に、この選択されたウォームアップ活動の完了を求めることがある。例えば、このアプリケーションは、ウォームアップ活動を完了するまで、そのインターフェースをウォームアップ活動にロックする。完了は、このデバイスにより(例えば、GPSまたは加速度計のアルゴリズムを用いて)検出されるか、あるいは、自己報告される。いくつかの構成では、回転円盤7501には、ウォームアップ活動のデータベースから選択されたウォームアップ活動が追加されることがある。よって、回転円盤7501には、異なる時間に(例えば、異なるワークアウト・セッションに対して)、異なるウォームアップ活動が追加される。

図75に描かれるワークアウト前ウォームアップ活動選択機構と同様に、運動トレーニング・アプリケーションはさらに、クールダウン活動選択機構も提供することがある。例えば、図76は、ワークアウトの完了後にクールダウン活動を選択するクールダウン活動選択インターフェースを示している。運動トレーニング・アプリケーションは、このインターフェースを提供して、ワークアウトの後でクールダウンの重要性と、そうするための効果的な方法についてユーザーにアドバイスすることがある。インターフェース7600の選択機構7601は、図75の回転円盤選択機構7501と同様な働きをすることがある。特に、回転円盤7601には、クールダウン活動がいくつでも(例えば、1、2、5、10、15、20など)追加され、また、高速回転を例示し、かつ、選択された作業を特定するポインタ7603が含まれる。いくつかの環境において、回転円盤7601には、少なくとも2つのクールダウン活動が追加されることがある。クールダウン作業は、痛みを減らし、かつ柔軟性を高めるのに役立つように、ストレッチ、ウォーキング、ゆっくりしたジョギングなどを含むことがある。ときには、クールダウンを行わなければ、関連ワークアウトを記録しないし、また関連ワークアウトに対して信用も与えないことから、クールダウンを必要とし、かつ、強要することがある。例えば、ワークアウトを利用して、仮想の貨幣または測度を得ることもある。よって、ユーザーがこのクールダウンを行わない場合には、自分は、対応する数量の仮想貨幣または仮想運動パフォーマンス測度を得ないかもしれない。

図75と図76の模範的な回転円盤選択機構に加えて、またはその代わりに、他の選択機構も使用されることがある。例えば、ユーザーが腕を引き寄せて、実行されるべきウォームアップ活動またはクールダウン活動を特定するようなスロットマシーン型の選択機構が提供される。他の例では、このアプリケーションは、1つまたは複数のさいころをころがすことに見せかけており、そこでは、このさいころの各面が、異なるクールダウン活動またはウォームアップ活動を記している。 (他の特徴)

ここに記述される運動トレーニング用のアプリケーション、デバイス、システムの一部として、さらなる特徴が含まれることがある。例えば、この運動トレーニング用のアプリケーションまたはシステムは、ワークアウト・セッション中、ユーザーが競う仮想競争相手を作り出すことがある。この仮想競争相手は、ユーザーに対してモチベーションを高めさせる。一例では、ユーザーは、仮想競争相手に対する所望の平均ペースと、所期のワークアウトの距離または持続時間を指定することがある。次に、このアプリケーションまたはシステムは、指定した平均ペースに基づいて仮想競争相手の進歩をシミュレートし、また、この仮想競争相手のシミュレートされた進歩を、ユーザーの実際の進歩と比較する。次に、このような比較結果をユーザーに伝える。一例では、「スピードを上げて!競争相手があなたに追いつこうとしています」、あるいは、「その調子でがんばって。あなたは、競争相手の前方にいます」などの可聴メッセージがユーザーに提供されて、相対的なパフォーマンスを指示することがある。他の例では、ユーザーの進歩に対する仮想競争相手の進歩の仮想表示が、ルートマップに沿って表示されることがある。さらに他の例では、仮想競争相手のパフォーマンスの数値測度が、ユーザーのパフォーマンスと対照して表示される。同様に、他のタイプの相対的パフォーマンス・インジケータも使用される。 (結論)

ここに述べられる特徴の1つまたは複数を持つ活動モニタリングシステムおよび環境を提供することにより、ユーザーを激励し、また、運動活動に加わって自分のフィットネスを改善しようとする気をユーザーに起こさせる没入型の経験がユーザーにもたらされる。ユーザーを激励して、他のランニングにおいて設定された以前の統計値を越えさせることで、ユーザーは、自分が為すことのできる改善により、モチベーションが与えられることがある。さらに、ユーザーは、屋内のワークアウトでも屋外のワークアウトでも、単一のデバイスを使用できることがあり、したがって、単一のデバイス上でワークアウト・データを集計できる。さらに、ユーザーは、他のユーザーに生の挑戦を出せることにより、鍛錬する気にならされることがある。よって、ユーザーは、たとえユーザーが肉体的に一人で走っていても、自分が他のユーザーといっしょにワークアウトしているような気がすることもある。

301A:センサ、301B:センサ、303:プロセッサ、311:プロセッサ、313:コンピューティングユニット、315:メモリ

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