System and method for managing an exercise program

(関連出願の相互参照)
本出願は、米国特許法第119条(e)項に基づく、2005年10月19日出願の米国仮特許出願第11/254,289号明細書の利点を要求し、それにより全体を参照により本明細書に組み込む。

(発明の分野)
本発明の分野は、健康及び体力(fitness)の向上に関心を持つ対象者のための等尺性収縮運動プログラムを容易にするために使用されるシステム及び方法に関する。

(発明の背景)
スポーツ医学の分野の専門家は、運動に関連した傷害の問題の増加を確認している。 GO Matheson, MD, Ph.D.及びThe Physician and Sports Medicineの編集者は、「約20年前、傷害に対する保護として、体力、手法、及び機器の設計に大いに注意が払われた。これらの対策が傷害を減らすであろうという希望は高かった。しかし、最近の統計によれば、傷害の発生率は、高まるばかりである」と書いている。 一例として、米国消費者製品安全委員会は、2001年、ベビーブーム世代の人口統計により、スポーツ/運動の参加の継続的、段階的な増加を報告している。 当然ながら、スポーツ/運動に関連した傷害が同時に増加している。 同じ報告では、35歳から54歳の年齢層のスポーツ及び運動の傷害が1991年から1998年の間に約33パーセント増加していることを記録する。 さらに、最近リリースされたFrost and Sullivan Fitness Industry Statisticsは、55歳以上の体力の驚異的な伸びを示しており、「老人スポーツ医学」の部門の台頭を示唆していると言ってもよい。

既存のフィットネスプログラムの持続可能性の欠如も、フィットネス産業における増加しつつある問題である。 成人の生涯を通じて筋力及び体力を常に維持しているのは、米国人口の5パーセント未満である。 多数のフィットネスプログラム及びセンターが開発されており、過去30年にわたって文字通り無数のフィットネス製品の販売が促進されているが、これらのプログラムは、大部分が不十分である。 Fitness Management Magazineは、2005年、フロストアンドサリバンデータを公開しており、平均的な家庭用運動機器は、わずか1年しか使用されておらず、平均的なフィットネスセンターの会員は、わずか2年しか続かないと述べている。 失望させるようなこれらの統計は、その第1の目的として、フィットネス産業が安全性、長寿命及び持続可能性を備える新しい解決策を必要とするという主張を支持している。

さらに、ほぼ例外なく、フィットネス産業は、組織回復時間を許容する重要性を過小評価している。 結果として、運動の参加の潜在的な利益は、しばしば低減され、傷害の可能性が増える。 さらに、今日のフィットネス産業は、適切な回復期間を計算するのに必要なデータのタイプを生成又は訂正することさえしないどころか、それをサポートするための機器又はビジネス方法及びシステムさえない。 フィットネス産業の状態は、正確なデータ及び再現可能なデータが使用できないほどである。 業界筋は、一般にフィットネス機器が50パーセント以内の確率で不正確であると報告している。 いくつかのメーカーは、より明瞭であり、例えば、「任意の一般的な目的又は特定の目的への妥当性や適合性の、又はこうした機器の使用で予想される又は経験される結果の、特に、それだけには限定されないが、機器によって提供される任意のデータの正確さ又は不正確さを含む、商品性に関するあらゆる種類の表明又は保証を行わない」としている。

既存のフィットネスプログラムの失敗は明らかであり、ほとんどの熱心なフィットネス好きでさえ、しばしば体力及び筋力を維持する努力を怠るという事実によって立証される。 失敗の一般的な理由には、個人及び専門コミットメントとのスケジュールの競合、失望させるような遅い又は限りある進歩をもたらすお粗末な作りの運動ルーチン、既存の家庭用運動機器の本来備わっている限界、地方のフィットネス施設のしばしばどうしようもない不便さ又は不備、及び最も深刻な、よくある、生活に支障が及ぶような傷害などがある。

上記の背景から、当分野では、運動プログラムを実施するための改良されたシステム及び方法が必要である。

(発明の要旨)
本発明の一態様は、その過程で被り得る運動に関連した傷害の数を最低限に抑えながら、個人の筋力及び全体的な体力を向上させるために設計された改良された運動プログラムを提供する。 運動に関連した傷害の数を総合的に低減させる構成要素が提供される。 こうした構成要素は、それだけには限定されないが、(i)カスタム設計された固体運動機器(solid state exercise equipment)を使用する等尺性収縮運動; (ii)機器の使用間の必須の回復期間; (iii)運動の参加前の医学的、生理学的情報の収集; (iv)運動結果の収集、及びこうしたデータを使用した適切な回復時間の算出; (v)パフォーマンスの追跡及び必須の回復期間の計算のための運動者の漸増的な運動結果の中央処理; 及び(vii)個別の運動プログラムのカスタマイズのためのタイムリーなフィードバック及び提案の提供を含む。 これらの構成要素が連携して、本発明の一態様による、等尺性収縮モデルと呼ばれる、最適化された、安全な、個別の筋組織の発達及びフィットネスプログラムが生み出される。

上述したように、本発明の一態様は、必須の回復期間を使用する。 数ある利点の中でも、この必須の回復期間は、傷害を防止し、骨格筋を発達させる身体能力を最適化する。 休息及び回復は、傷害のない運動の成功に必須である。 これは、筋力の構築には特に当てはまる。 全体を参照により本明細書に組み込む、Berardi及びMejiaのScrawny to Brawnyにおける「自然な方法で筋肉を構築するための完全ガイド(The Complete Guide to Building Muscle the Natural Way)」(Rodale Inc., 2005)では、身体の免疫系が運動中に壊された筋繊維を再構築するのに約7日から14日かかると述べている。 さらに重要なことには、このプロセス中、これらの筋繊維は、運動が始まる前に存在した繊維よりさらに強く再構築される。

本発明は、さらに、便利なスケジューリング及び個人専用の状況での個人用トレーニングを提供し、固体フィットネス機器において等尺性収縮を使用し、運動者の医学情報を分析し、あらゆるアポイント時に、運動者ごとに、適切な量の筋組織の回復及び発達時間を決定できるようにする。 運動アポイント間の必須の回復時間及び個別仕様を提供することによって、回復時間の長さは、個人の生理的な必要性に合わせて調整される。 したがって、本発明のシステム及び方法は、運動に関連した傷害の問題の増加を改善する。

さらに、主な運動療法として、最大静的収縮法(maximum static contraction method)としても知られる等尺性収縮モデルを使用することによって、本発明は、その参加者に便利で有効な運動プログラムを提供する。 フィットネス及び医学の文献の多数の著者は、筋力及び体力トレーニングの最大静的収縮法の有効性を述べている。 このモデルは、筋肉の代謝効率を向上させ、エネルギーの使用を最適化し、通常の老化の過程に関連する避けられない筋肉質量の損失を最低限に抑えるものとして、説得力をもって示されている。 次いで、筋肉質量の維持は、この増加した筋肉質量に関連するより高い基礎代謝率を維持することによって、体重増加を間接的に防止する。 鍵となるのは、成長及び発達を刺激するために筋力面での最適な取り組みを行うことと、その一方で完全な回復のための適切な休息を可能にすることとの組み合わせである。 回復の重要性は、全体を参照により本明細書に組み込む、M. Doug McGuff, MDによる「トレーニングの最大化(Maximize Your Training)」(Brzycki (ed.)、McGraw-Hill)によって強調されており、「一般に、7日間の回復は、大多数にとっては十分に長く、誰にとっても長すぎることはないことが判明している」と述べている。 さらに、本発明の運動プログラムは、運動者の最低量の時間しか必要とせず、これは、このプログラムへの運動者の長期的な関与を増加させる可能性が高い。

したがって、本発明の運動プログラム及び管理システム以前は、究極な安全性を便利さ及び持続可能性と組み合わせた、使用可能な、科学に基づいた体力システムはなかった。 本発明は、運動者がプログラムを進め、体力の必要性が年々より重要になるにつれて、傷害の低減及び/又は除去から運動者の興味の維持まで、筋力の発達のありとあらゆる側面に取り組む。

本発明は、その参加者に最低量の時間しか要求せず、ほとんど苦労を要求しない新しい方法の筋力トレーニングを提供することによって、個人が身体を鍛える方法を変えようと努める。 さらに、本発明は、傷害のリスク要因を低減することを保証しながら、より一層幅広い人口基盤の興味を引く持続可能な筋力トレーニングプログラムを作成することによって、フィットネス産業の現在のトレンドの多くに挑む。 このプログラムは、高齢化社会において肥満を増やし、体力を減らす、スポーツ医学における重要な問題に対処する点で進歩しながら、傷害はスポーツに内在するという前提に異議を唱える。 また、本発明は、生命には心臓の働きが不可欠であるが、生命を享受するには、骨格筋力も必要であることを大人に教えることを目的とする。 したがって、本発明によるシステム及び方法は、持続可能な、時間効率の良い、安全に対する意識が高い、従来のフィットネスプログラムの代替を提供することによって、その健康及び体力を向上させることに興味があり、しかし既存の運動プログラムに満足していない個人を対象とする。

上記の目的を達成するために、本発明のシステム及び方法は、「等尺性収縮」法又は最大静的収縮法として知られている比較的新しい筋肉構築概念を使用して、運動者が骨格筋力を構築するのを助ける。 かなり繰り返しの多いレジスタンストレーニング(フリーウェイトを使用した)プログラムを実施する従来のプログラムと異なり、本発明の等尺性収縮法は、相対的にまれな最大筋収縮を使用して骨格筋を構築する。 さらに、この等尺性収縮運動療法の次に、本発明のカスタムソフトウェア及び中央データ処理システムによって監視される新しい休息及び回復技術が続く。

このプログラムの運動者は、ベンチプレス、レッグプレス、ベントロー、及びデッドリフトの少なくとも4つの異なる等尺性収縮運動の任意の組み合わせを実行する。 これらの運動はすべて、特にこのビジネス方法の発明のために設計された固体運動機器において実行される。 本発明上、「固体」機器は、可動部がほとんど又はまったくない運動機器を意味する。 言い換えれば、従来の運動機器と異なり、固体機器では、運動者が重りの塊を持ち上げたり降ろしたりする必要がない。 さらに、本発明による運動者は、座っている又は立っている間に機器に対する圧力を生み出す。 圧力が増すにつれて、運動者は、姿勢をできるだけ長く保つ必要がある。 運動者は、筋肉がもはや圧力に耐えることができなくなると、機器を放す。 機器が放された後、運動者によって加えられた最後の力が決定され、将来の運動の基礎として使用される。

本発明の利点の1つは、筋群が再生するとき、筋群をより強くするために、完全に収縮した特定の筋群に過度の圧力をかける原理の使用である。 したがって、この静的収縮プログラムにおける運動者の経験によって経験される瞬時の筋肉衰弱(muscle failure)は、実際には、単に、運動者の筋肉を刺激して、発達させ、成長させる手段である。

最適な筋肉の発達は、プログラムの目的であるその運動者の筋力及び体力の向上の中心となる。 このプログラムは、その前提として、休息時の筋肉質量が、脂肪の多い又は筋肉のない組織より多くのカロリーを燃焼するという原理を利用している。 実際に、10ポンドの筋肉を得ると、このさらなる筋肉は、1日5マイルを週7日走ることに等しいカロリーを燃焼する。 したがって、この筋肉構築プログラムに参加することによって、運動者は、本質的に、筋肉質量及び代謝率の両方を付随的に増加させることができる。

しかし、最適な筋肉の発達を達成するために、本発明のシステム及び方法は、運動者の運動アポイント間の戦略的休息期間も使用する。 最適な休息期間を達成するために、このプログラムは、各運動者のパフォーマンスを分析し、どれだけの回復時間が必要かを決定するために、そのカスタムソフトウェアプログラムに依存する。 本発明の重要な一態様は、傷害の恐れなく筋肉が適切に元の状態に戻ることができるようにするための運動間の休息間隔の最適化である。

平均休息期間を考慮に入れて、本発明によるプログラムに登録した運動者は、発明の療法に従うために、隔週1回、2、3分の間企業オフィスを訪れるだけでよい。 さらに、運動者は、一般に、プログラムに携わるために、運動服に着替える必要さえない。 というのは、本発明による運動では、一般に、汗をかかない。 したがって、本発明のプログラムは、多くの既知の運動プログラムより実質的に参加時間が短くて済む。 したがって、こうした既知のフィットネスプログラムに専念し続けることができなかった多くの人は、本発明の運動療法の恩恵を受ける。

運動者ごとに最適な休息期間を識別することに加えて、本発明の一意の機器、ソフトウェア、及び中央データシステムは、総合的な管理システムの構成要素でもある。 例えば、本発明で使用される機器は、運動結果を正確に収集する。 こうした結果を、企業Webサイトを介して、運動アポイント中及び/又はアポイントの後いつでも、グラフィカルディスプレイ上に表示することができる。 また、このデータは、最大の力、次の運動セッション前に運動者が待たなければならない最適な時間量を含めて、運動者の次の運動アポイントに最適な運動療法を識別するために使用される。

アポイントスケジューリングを容易にすることに加えて、本発明の実施態様で提供される中央処理システムは、体内生理研究、企業の管理、電子請求書発行、及びマーチャントバンキングを十分サポートし、さらに、異なる場所(例えば、町、州、国の至る所など)にいる複数の運動者が、医学情報を暗号化し、機密に扱うことができるようにする。

本発明の一態様は、ある対象者のための等尺性収縮運動療法を容易にする方法を提供する。 この方法は、対象者の医療健康情報の関数として、1つ以上の運動制約(exercise constraint)を作成することを含む。 次に、対象者は、フィットネストレーナーの立ち会いのもとで、運動機器を使用して複数の等尺性収縮運動を実行し、それによって1組の運動結果を生み出す。 運動機器は、1つ以上の運動制約の中のいくつかの運動制約を課し、又は監視するために、1つ以上の歪みゲージを有する。 複数の等尺性収縮運動を実行した後、対象者に必須の回復期間が課され、その間対象者は等尺性収縮運動を実行しない。 必須の回復期間の間に挿入される運動は、以前の運動結果に基づいて改良された新しい1組の1つ以上の運動制約を使用して繰り返される。 好ましい実施態様では、対象者がフィットネストレーナーによって監督される運動を行っているとき、フィットネストレーナーは、他の任意の対象者に割り当てられない。

本発明のさらに別の態様は、コンピュータシステムとともに使用するためのコンピュータプログラム製品を提供する。 コンピュータプログラム製品は、コンピュータ可読記憶媒体、及びそれに組み込まれているコンピュータプログラム機構を含む。 コンピュータプログラム機構は、等尺性収縮運動療法に参加している対象者の医療健康情報を受信する命令を含む。 このコンピュータプログラム機構は、対象者の医療健康情報の関数として、1つ以上の運動制約を作成する命令をさらに含む。 コンピュータプログラム機構は、フィットネストレーナーの立ち会いのもとで、運動機器を使用して対象者によって実行された複数の等尺性収縮運動から運動結果を受信する命令をさらに含む。 運動機器は、1つ以上の運動制約の中のいくつかの運動制約を課し、又は監視するために、歪みゲージを有する。 歪みゲージからのデータは、運動結果内で見られる。 コンピュータプログラム機構は、対象者が運動を実行した後、対象者に必須の回復期間を設ける命令をさらに含む。 運動者は、この回復期間中、等尺性収縮運動を形成しない。 コンピュータプログラム機構は、以前の運動結果に基づいて改良された新しい1組の1つ以上の運動制約を使用して上記の命令を繰り返す命令をさらに含む。

本発明のさらに別の一態様は、ある対象者のための等尺性収縮運動療法を容易にするコンピュータシステムを提供する。 コンピュータシステムは、中央処理装置、及び中央処理装置に結合されているメモリを含む。 メモリは、コンピュータプログラム機構を格納する。 コンピュータプログラム機構は、等尺性収縮運動療法に参加している対象者の医療健康情報を受信する命令を含む。 このコンピュータプログラム機構は、対象者の医療健康情報の関数として、1つ以上の運動制約を作成する命令をさらに含む。 コンピュータプログラム機構は、フィットネストレーナーの立ち会いのもとで、運動機器を使用して対象者によって実行された複数の等尺性収縮運動から運動結果を受信する命令をさらに含む。 運動機器は、1つ以上の運動制約の中のいくつかの運動制約を課し、又は監視するために、歪みゲージを有する。 歪みゲージからのデータは、運動結果内で見られる。 コンピュータプログラム機構は、その間対象者が等尺性収縮運動を実行しない、対象者に必須の回復期間を設ける命令をさらに含む。 コンピュータプログラム機構は、受信する命令及び作成する命令を、受信する命令の前のインスタンスの運動結果に基づいて改良された新しい1組の1つ以上の運動制約を使用して繰り返す命令をさらに含む。

本発明のさらに別の一態様は、ある対象者のための等尺性収縮運動療法を容易にする運動装置を提供する。 この運動装置は、ケーシング、ケーシング内に収納された歪みゲージ、ケーシング内に収納された中央処理装置、及びケーシング内に収納され、中央処理装置に結合されており、コンピュータプログラム機構を格納するメモリを含む。 コンピュータプログラム機構は、1つ以上の運動制約を受信する命令を含む。 1つ以上の運動制約は、リモートコンピュータによって対象者の医療健康情報の関数として、決定される。 コンピュータプログラム機構は、フィットネストレーナーの立ち会いのもとで、運動装置を使用して対象者によって実行された1つの等尺性収縮運動から運動結果を算出する命令をさらに含む。 運動装置は、1つ以上の運動制約の中の1つの運動制約を課すために、歪みゲージを使用する。 コンピュータプログラム機構は、運動結果をリモートコンピュータに送信する命令、及び新しい1組の1つ以上の運動制約が算出の命令の前のインスタンスの運動結果に基づいて改良されるように、新しい1組の1つ以上の運動制約を使用して、上記の命令を繰り返す命令をさらに含む。 さらに、算出の命令の前のインスタンスの運動結果によって決定された対象者に必須の回復期間の後、繰り返す命令が行われる。

(詳細な説明)
以下の段落で、本発明の実施態様について説明する。 図1は、運動者10にとってより安全でより持続可能な体力及び筋力構築プログラムを提供する新規のシステム及び方法を示す。 この新しい運動プログラムでは、運動者の健康リスク要因が決定され、次いで、運動者の現在の健康状態に基づいて、運動者10に一意のフィットネス療法30が作成される。 各個別の運動療法30は、運動に関連した傷害を低減するように設計された、カスタム設計された、固体運動機器40を使用する。

図1に示されているように、一部の実施態様では、見込みの運動者10を、医師11又は他の任意の推薦者12によってこの運動プログラムへ導くことができる。 次いで、図2に詳しく示されているように、見込みの運動者10は、各自の運動療法30を開始する前に、初期健康リスク事前検査プロセス(initial health risk prescreening process)21を行う。 一部の実施態様では、事前検査プロセス21は、運動者の医師11からの入力により行われる。

図2にまとめられているように、初期検査プロセス21中、各運動者10は、腕、足及び脊椎へのこれまでの任意の傷害、これまでの任意の外科手術、不整脈(不規則な心拍)、心筋梗塞(心臓発作)、これまでの心臓手術、他の問題などこれまでの任意の心臓の問題、高血圧についてのこれまでの任意の診断又は治療、現在服用している任意の薬、任意の現在の特別食、現在服用している任意の栄養剤/健康食品、過去6カ月間の予期せぬ又は予期された体重変化、他の運動プログラムに参加している間に受けた任意の傷害、又は家族の任意の異常な病歴を記載する。 総合すれば、上記の質問に対する運動者の回答は、以下、「事前検査医学情報」20と呼ばれる。 さらに、上記の質問は、尋ねることができる多様な質問の例にすぎないことを理解されたい。 さらに、事前検査医学情報20一式を得るために、上記の質問がすべて必要であるとは限らない。 この事前検査プロセス21が完了すると、必要な場合のみ、一部の運動者10を、安全で有効な運動プログラムを作成するのに医学的にどんな制約が必要かを決定することができる医師へ導くこともできる。

図2に示されているように、次いで事前検査医学情報20及び任意の必要な医師のアドバイスが使用されて、それぞれの肉体的制限及び/又は健康リスク要因を考慮に入れた、運動者10ごとの個々に合わせた運動療法30を作成する。 以下「制約要素」24と呼ばれ、本明細書では「運動制約」とも呼ばれる運動者専用の1組の運動制限が、このプロセスで作成される。 事前に決定された制約要素24に適合するフィットネス「目標要素」23もこのプロセスで作成される。 一部の実施態様で、運動者の制約要素24及び目標要素23は、ネットワークを介して中央データ処理システム70に送信される(図5参照)。 一部の実施態様では、この送信が暗号化される。

図2に戻って、一部の実施態様では、各運動者10には、アポイント単位22(「アポイントごとの検査」とも呼ばれる)での検査も行われる。 オプションのアポイントごとの検査プロセス22において、各運動者10は、任意選択で、運動の参加に先立ち、該当するいくつかの健康問題の電子提示を見る。 一部の実施態様では、運動者10は、このプロセス中、(i)運動プログラムに携わる能力を損なう可能性のある任意の新しい傷害を腕、足又は脊椎に負ったか、(ii)浮遊感、眩暈を含めて、運動プログラムに携わる能力を損なう可能性のある任意の新しい又は異なる医学的問題を経験したか、及び(iii)心臓の鼓動、頭痛など、最後の信頼できる検査以降、血圧が上昇したかもしれないと思われる何らかの理由があるかなどの特定の質問にも答える。 質問(iii)への回答は、運動前に運動者の血圧を測る必要があるかどうかを決定するために使用することもできる。 本発明の一実施態様は、運動者専用の医学的データの処理に電子的に接続された、施設内にある自動化された臨床品質血圧測定マシン(on-site, automated, clinical quality blood pressure measuring machine)を使用して、運動者の血圧を測定することを含む。

一部の実施態様では、各運動者10は、個人用アクセスコードを使用して、アポイントごとの検査プロセスが確実に終了するようにするために、電子ディスプレイ上に運動者に対して表示される特定の健康に関する質問に答える。 さらに、予防措置として、電子的に制御されたシステムは、これらすべての質問に答えるまで、運動者10に運動させないようにすることができる。 一部の場合、運動者のプログラムへの参加中に任意の医学的問題が表面化した場合、運動者は、事前検査プロセス21に再度入り、追加の医学情報及び特定の医学的評価を再度提供する必要がある場合もある。

一部の実施態様では、初期事前検査21及びアポイントごとの検査22にはいずれも、主な目的として、傷害の防止がある。 その結果、こうした実施態様では、運動者のフィットネスの目標及び医学的制約は、大部分、本発明の管理システムによって作成されたカスタマイズされた運動プログラムの特徴を決定づける。

本発明では、運動療法中、運動者10とともにフィットネストレーナーがいる。 以下で開示されるように、フィットネストレーナーは、このプログラムにおけるいくつかの役目を果たすことができる。

図2を参照すると、一部の実施態様では、運動者10が新しい運動セッションを開始する前に、初期事前検査21及び/又はアポイントごとの検査プロセス22の結果が個人用トレーナー30及び運動者10に提示される。 また、このプログラムの技術、機器、及び筋力トレーニングの方法の利点を各運動者10に説明するとともに、運動者が以前に使用した他の一般のフィットネスプログラムから本発明がどのように逸脱しているかを強調することも、個人用トレーナー30の仕事とすることができる。 また、フィットネストレーナーは、運動者10を助け、何をしているか及びその理由を運動者が不注意に誤解しないようにすることもでき、結果として、運動者10は、このプログラムにおいて非常に高い値を実現することができる。

本発明の一部の実施態様では、運動者10及び関連の個人フィットネストレーナーは、他の運動者10又は環境的な妨げから切り離される。 例えば、個別の小個室や、場合によっては、プライベートルームさえ使用することができる。 こうした環境によって、運動者10は、より自由に質問に答えたり、運動トレーニングやテストを行ったりすることができる。 個人専用の状況で、リアルタイムの個人用トレーニング療法30を提供することは、連続的な専門家の監督/動機付けが運動者に提供され、「ジム」や「フィットネスセンター」の雰囲気による社会的/精神的抑止力がないために、一般のフィットネス産業プログラムに関して運動者10が現在有している問題の多くをなくすこともできる。

図4を参照すると、この運動プログラムの安全性を確実にするために、本発明で使用される運動機器から、多くの可動部が取り外されている。 例えば、こうした機器40を使用する運動者10にはすべて危険な重金属の重り、滑車、ケーブル、ばね、レバー、チェーンなどから成る従来のフィットネス機器とは異なり、本発明による機器は、その構造において、重りではなく歪みゲージ42を使用しており、倒れて運動者10に怪我をさせる可能性のある可動部はまったくない。 この機器から可動部を取り除くことは、しばしばマシンの誤用、不適切な運動経験、又は傷害さえも招く可能性がある、適切な指示なく、運動者がマシンを調整しなければならないことを防止する。

本発明の一部の実施態様では、運動者10は、ここでは「運動装置」とも呼ばれるカスタム設計された固体フィットネス機器40を使用して運動する。 図3は、この機器41、46のいくつかの異なる実施態様を示しており、ある人物が、この機器で行うことができる4つの運動、デッドリフト、ベントロー、ベンチプレス、及びレッグプレスを行っているところを示している。 有利なことに、本発明の固体フィットネス機器40は、関連する筋群を、その筋群が完全に収縮した状態である間に衰えさせることによって、ある人物がこれらの運動を実行できるようにする。 完全に収縮された筋力が最大にされるため、本発明の好ましい実施態様では、固体フィットネス機器40は、5000ポンドの運動者の加荷重に持ちこたえる。 さらに、本発明の運動中、動きは必要とされないため、固体フィットネス機器40は、運動者10が、加荷重を最大にするために常に快適な姿勢にあるように構成されなければならない。 固体フィットネス機器40は、運動マシンではないため、運動者10間の解剖学的な違いに対応するように構成されている。 このため、本発明に従って行われる運動には、調整を、運動者10によって行われる任意の動作とは別にするために、健康アドバイザが存在する。

本発明のシステム及び方法で使用される機器40は、以下の特徴の任意の組み合わせを有することができる。 こうした特徴の1つは、歪みゲージである。 一部の実施態様では、この歪みゲージは、非常に正確で、異なる運動者の身体のタイプに合わせて、機器40を容易に調整できる。 一部の実施態様では、この歪みゲージは、安全のためにアジャスタスクリュー43によって囲まれている。 一部の実施態様では、機器40は、任意の可動構成要素なしに動作する特徴を有する。 一部の実施態様では、機器40は、運動者10及びその個人用トレーナーが運動者の漸増的な運動結果をリアルタイムに見ることができる電子ディスプレイを有する。 一部の実施態様では、機器40は、極めて正確で再現可能な運動結果を生み出すように特に設計されているという特徴を有する。 一部の実施態様では、機器40は、現在のフィットネス産業機器より約10倍正確な体力トレーニング/テスト結果を生み出すことができるという特徴を有する。 これらの実施態様では、こうした結果は、各運動者の個別の運動療法30を作成し、カスタマイズされた必要な回復期間63を計算する(図4など)ために使用される。

一部の実施態様では、運動セッション中に運動者10が機器40に力を加える実際の方法、及びこれらの力が測定され、処理され、ユーザ固有の医学情報と結合される方法はいずれも、任意の健康及びフィットネスプロバイダによっても以前は求められていなかった結果であり、従来のフィットネス機器又はフィットネス概念を使用しても現在使用できないものを生み出す。

一部の実施態様では、運動者10は、企業サイトでアポイントを行うことによって運動プログラムを開始する。 一部の実施態様では、このアポイントは、専門的な方法で行われ、その手続きが医師のアポイントに似ている。 一部の実施態様では、運動プログラムの値について、見込みの運動者10と話し合う。

運動者10は、最初のアポイントで得た情報が満足できることがわかると、プログラムに入会することを選択することができる。 一部の実施態様では、運動者10は、健康状態、事前検査医学情報20、及び識別情報を含むことができるいくつかの必要な一般情報を提供する。 健康情報及び連絡情報の提供に加えて、運動者10は、中央電子請求書発行プログラム75(図5)に適切な請求書発行情報を提供することもできる。 一部の場合、運動者10は、プログラムに入会するために医師の承認を得る必要がある場合もある。 一部の実施態様では、最初のアポイントは、約30分である。 次いで、運動者10に、管理識別が割り当てられる。 一部の実施態様では、この識別は、本発明の管理システムと接続することができる識別カード上に符号化される。

一部の実施態様では、フィットネストレーナーは、最初のアポイントが完了すると、このプログラムを構成する運動タイプ、機器40、データ収集方法、及び回復期間63についての情報を含めて、プログラムについてのさらなる指示及び情報を運動者10に提供し始める。 他の実施態様では、運動者10は、フィットネストレーナーの立ち会いのもとで、十分な運動療法30を行う2回目のアポイントを予定する。 一部の実施態様では、この2回目のアポイントは、20分以下である。

本発明の運動療法30は、運動の等尺性収縮法に基づく運動を使用する。 本発明で行われる運動は、これまで「等尺性収縮運動」と呼ばれている。 等尺性収縮運動は、運動者が、1つ以上の筋群を完全に収縮された状態にし、1つ以上の筋群が完全に収縮された状態で保たれている間に、1つ以上の筋群がそれ以上力を生み出さなくなる(筋肉衰弱)まで、力の量の増加を生み出す運動である。 したがって、等尺性収縮運動によって、筋肉に力を出させるが、長さは変わらない。 等尺性収縮運動は、最大筋収縮を必要とし、筋群がそれ以上力を生み出さなくなるまで特定の筋群が力の量の増加を生み出すことを必要とする。

一部の実施態様では、療法30は、異なるいくつかのタイプの等尺性収縮運動を含む。 一部の実施態様では、運動者10は、最初に、あまり複雑ではない等尺性収縮運動に携わり、次いで、運動療法が進むにつれて、より要求の厳しい複合の等尺性収縮運動に携わる。

一部の実施態様では、等尺性収縮運動は、すべての主な筋群を働かせ、それによって十分な身体トレーニングを達成する。 一部の実施態様では、運動者10は、4つの等尺性収縮運動、すなわち、図3に示されているように、ベンチプレス、レッグプレス、ベントロー、及びデッドレフトを行う。 これらの等尺性収縮運動のそれぞれにおいて、関連の筋群は、筋肉衰弱が得られるまで、力の量の増加を生み出しながら、完全に収縮された状態で維持される。 一部の場合、これらすべての運動は、運動者が関連の筋群を完全に収縮させると同時に、完全に収縮された筋群により力の量の増加を生み出すことができるように特に設計された固体運動機器40上で行われる。

次に、本発明の一部の実施態様による等尺性収縮運動について説明する。 この等尺性収縮運動のそれぞれの目標は、最大レベルの筋繊維の関与を達成することである。 任意の特定の理論に限定されることを意図せず、等尺性収縮運動は、(i)筋繊維は、その長さを縮めることによって収縮する、(ii)筋肉は、筋肉のすべての繊維が同時に収縮したときに完全に収縮している(ピーク位置)、及び(iii)筋肉のすべての繊維を同時に収縮させるために、すべての筋繊維を稼働させるほど強い負荷が課される必要があるという観察に基づく。 ここに記載されている4つの基本的な等尺性収縮運動は、従来の複合の多関節運動の改良バージョンである。

ベンチプレス等尺性収縮運動。 本発明のベンチプレス等尺性収縮運動についての運動者の適切な姿勢は、腕を、肩関節を通る水平面に置き、この運動の最も強い部分である、腕が完全に伸びたところから約2〜3インチ短く保った状態で、運動者が座った姿勢であることを必要とする。 この姿勢で、運動者は、上腕三頭筋、三角筋、及び胸筋の100パーセントの筋繊維を使用して、衰弱に至ることができる。 運動は、この姿勢で始まり、この姿勢で終わり、身体内の結合組織及び運動者の背後に置かれているパッドの圧縮による名目上の動きがあるだけである。

レッグプレス等尺性収縮運動。 本発明のレッグプレス等尺性収縮運動についての運動者の適切な姿勢は、運動者が、決して立て膝での仰向けではなく、垂直に座わる必要がある。 運動者は、高い背もたれ付きで、運動を行うときに椅子においてずり上がるのを避けるために握るハンドグリップ付きの椅子に座る。 垂直の姿勢は、おそらくスカートを履いている可能性のある外出着の女性が足を垂直の姿勢にするのを常に避けることができるようにする必要性によって決定づけられる。 運動が行われるとき、運動者の足は、この運動の最も強い部分である、そうでなければ足が完全に伸びる位置から4〜6インチのところにある。 この範囲で、運動者は、大腿四頭筋及び大臀筋の100パーセントの筋繊維を使用して、衰弱に至ることができる。 運動は、この姿勢で始まり、この姿勢で終わり、身体内の結合組織及び運動者の背後に置かれているパッドの圧縮による名目上の動きがあるだけである。

ベントロー等尺性収縮運動。 本発明のベントロー等尺性収縮運動についての運動者の適切な姿勢は、運動者が持ち上げるバーの近くに足がある状態で立つことを必要とする。 バーは、運動者の膝の2〜3インチ上に置かれる。 ベントロー等尺性収縮運動を行う運動者は、運動者が膝を曲げた姿勢で、上体を前方に45度に傾けているとき、胸郭の下にほぼ触れそうなところでバーを保つ必要がある。 この範囲で、運動者は、上腕二頭筋及び広背筋の100パーセントの筋繊維を使用して、衰弱に至ることができる。 運動は、この姿勢で始まり、この姿勢で終わり、身体内の結合組織の圧縮による名目上の動きがあるだけである。

デッドリフト等尺性収縮運動。 本発明のデッドリフト等尺性収縮運動の運動者の適切な姿勢は、運動者がデッドリフトバーに近づいて立つことを必要とし、この場合、バーは、運動者の膝の2〜3インチ上に置かれ、最上位では、バーは大腿部上に置かれ、重心が身体に近づくにつれて引っ張る動きによって負荷がかかるように握られており、これによって、運動者は、適切なバランスを取り、身体の背後のほぼすべての筋肉が収縮する。 この姿勢で、運動者は、ハムストリング筋、脊椎起立筋、僧帽筋、腹筋、ふくらはぎ、及び前腕の100パーセントの筋繊維を使用して、衰弱に至ることができる。 運動は、この姿勢で始まり、この姿勢で終わり、身体内の結合組織の圧縮による名目上の動きがあるだけである。

本発明では、運動者10は、その筋肉を使用して、機器40によって抵抗され、測定される力を生み出す。 一部の実施態様では、運動機器40上の歪みゲージが使用されて、等尺性収縮運動で使用される力の量を測定する。 他の実施態様では、歪みゲージは、運動者10が自発的に生み出している力の量を監視する。 一部の例では、運動者10は、座っている間又は立っている間に圧力を生み出す。

一部の実施態様では、運動者10は、力の増加をできるだけ長く生み出す。 運動者10は、運動者の対象の筋群がこれ以上圧力に耐えることができなくなると、機器40を放す。 一部の実施態様では、運動者10が機器40を放した後、本発明のコンピュータシステム及びソフトウェアは、運動者10が生み出すことができた最大の力を測定するように設計されている。 最大の力は、本発明による1つの形の「運動結果」の一例である。 他の実施態様では、運動者が完了する反復数が運動結果である。 さらに別の実施態様では、運動者が力を生み出した時間の長さが運動結果である。

一部の実施態様では、運動者10は、企業Webサイト78(図5)を介して、運動アポイント中及び/又は運動アポイントの後いつでも、運動結果のグラフィカルな表示を表示することができる。 一部の実施態様では、この情報は、図3に示されているように、運動機器40に接続されているディスプレイ45上でも入手可能である。 さらに、一部の実施態様では、各運動者は、アポイントごとに見られた漸増的な進歩61、及び/又は長期目標要素62(図4)に対する進歩を目で見ることができる。 一部の例では、運動者の運動結果は、ネットワークを介して暗号化された方法で中央データ処理システム70に転送される。

本発明の一実施態様では、運動者10は、最初に、急速に筋力を構築するが、次いで、その筋力の増加は、それだけには限定されないが、ベンチプレス運動の進捗において進歩が見られない、又はそこにかかる負荷を手で処理することができないことなどを含み得る物理的制限により減速される。 こうした実施態様では、運動療法30の強度は、わずかに低減する。 プログラムの強度は、同時に(i)連続的な収縮の数を増加させ、(ii)こうした収縮の完了に割り当てられる時間量を減らすことによって回復する。 一部の実施態様では、運動者の療法30は、まず、最大の等尺性負荷/力を下回る力の数値を計算することによって決定される。 次いで、その負荷/力の数値に何回達することができるかに関する決定が行われる。 クライアントが進歩するにつれて、より高い収縮値が選択され、最も短時間で意図された力で収縮を何回達成することができるかを調べることによって進歩が監視される。 次いで、これらの値は、同じ力が付加されている状態で、以前のパフォーマンスと比較される。 こうした一実施態様における進歩は、図4にグラフ62として図示されている。

有利なことに、運動者10は、本発明の運動を行うのに洋服を着替える必要はなく、実際に、どんな洋服で行うこともできる。 一部の実施態様では、運動者10は、外出着で気楽にやって来て、しばらくして、アポイントのためにやって来たときと同様の装いで帰ることができる。 一部の実施態様では、全運動アポイントの継続時間は、20分以下、15分以下、10分以下、又は5分以下でさえある。 ある運動療法30を終了した後、運動者10は、別の運動療法30を終了する前に、身体が回復し、次いで追加の骨格筋の発達を可能にする指定された時間量だけ待つ。 運動者が等尺性収縮運動を行わないこの期間は、本明細書では、「回復期間」63と呼ばれる(本明細書では「回復サイクル」とも呼ばれる)。 一部の実施態様では、運動者10は、紙に印字した適切な回復期間63のプリントアウトを受け取るか、インターネットを介して回復期間63にアクセスすることができる。 一部の実施態様では、この情報は、運動機器40上に配置されたディスプレイ45上でも入手可能である(図45)。

一部の実施態様では、回復期間は、以前の運動結果及び運動者の事前検査医学情報に基づいて計算される。 一部の実施態様では、回復期間は、運動者の運動結果、及び本発明の等尺性収縮運動療法を使用する他の運動者の結果又は経験の傾向の関数である。 一部の例では、これらの他の運動者には、運動者10と共通する1つ以上の特徴がある。 こうした特徴には、健康状態、年齢、又は性別などがある。

回復期間63が終了すると、運動者10は、機器40に戻って、フィットネストレーナーの立ち会いのもとで、別の1組の運動を行う。 こうした行動は、「その後の運動アポイント」と呼ばれる。 一部の実施態様では、運動のタイプ、反復、運動者により生み出された力、又は他の変数は、その後の運動アポイントで異なる。

一部の実施態様では、システム70が、2つ以上の運動結果を受信すると、データ分析73が行われる。 一部の例では、複数の運動アポイントにわたって任意の所与の運動について生み出された力は、パフォーマンスの変化を決定するために、合わせて評価される。 一例として、ある運動アポイント中に特定の運動タイプで生み出された力は、別の運動アポイント中の同じ運動タイプの運動で生み出された力と比較することができ、2つの結果は、パフォーマンスの変化について、合わせて評価することができる。 一部の実施態様では、データ分析73の結果は、運動者のプログラムの詳細の変更を決定するために、医師によって設定された任意の運動制約と結合される。 こうした変更には、それだけには限定されないが、回復期間長63、生み出された力の量、運動反復の回数、行われた運動のタイプ、瞬時の負荷/力制限、静的負荷/力制限、及び総発揮強度(total exertion intensity)などがある。

一部の実施態様では、おそらく過度のトレーニングから、運動者の漸増的な進歩が遅くなり始めると、より多くの時間を回復期間63に追加することができる。 こうした例では、例えば、運動アポイントは、隔週で予定することができる。 一部の実施態様では、結合組織により低い要求が課されるが、依然として似たタイプの瞬時の筋肉衰弱が達成され、運動者10は、筋力発達を続けることができる。 さらに、運動者10が筋肉の遺伝的潜在能力に近づき始めると、このことは、可能な最高限度まで本発明の運動療法によって働かされた筋肉を発達させたことを意味し、こうした状態の維持には、月にわずか1つから2つのアポイントだけでよい。 その結果、本発明の一部の実施態様は、一部には、運動者が目指して取り組むことができ、長期間をかけて達成される、徐々に増大していく長期的な目標があるため、運動者10のニーズを満たすことができる。
本発明は、本発明の運動プログラムの管理を助ける、「中央システム」とも呼ばれる中央データ処理システム70を含む。 本発明による中央システムの態様は、図4及び図5に示されている。

一部の実施態様では、この中央システムは、医学情報に必要なプライバシー、すべてのタイプの情報収集についての総合的に統制の取れた構造、事前検査医学情報がアポイントによって集められる首尾一貫した方法、及びすべての報告書作成、課金、及び電子請求書発行75を含む一般的なビジネスの管理のうちの1つ以上を保証する。 他の実施態様では、本発明の中央システム70は、ネットワーク50を介して複数のサイトからそのデータを受信し、続いて、将来のアクセス及び細分化分析のために、暗号化されたdbファイル71及び抽出されたデータベースファイル72を処理し、配信し、格納する。

一部の実施態様では、本発明の通信制御、アプリケーションプログラム、データベース管理システム、及びオペレーティングシステムデータ管理は、中央システム70内にある。 これらの要素の併用で、運動プログラムの動作に必要な情報を保護し、処理し、格納し、配信する。

本発明の一部の実施態様、50では、複数の運動トレーニングサイトは、それだけには限定されないが、運動結果、制約、又は目標要素を含む運動者の医学情報及び運動データを、その過程における各運動者の機密データのプライバシーを維持しながら、ネットワーク/インターネット/イントラネット又は無線接続50を使用して中央データ処理施設に送信することができる。 一部の実施態様では、このデータは、送信中に暗号化される。

一部の実施態様では、このデータが中央データ処理システム70に到達すると、運動者固有の分析73が行われる。 他の実施態様では、この分析73は、医療産業で一般的に使用されているデータベース、独占アルゴリズム、及び標準統計技術の間の相互作用を使用する。 さらに、一部の実施態様では、結果として得られた出力情報は、アポイントごとの運動者の進歩61、長期目標達成62、及び次の回復期間63の命令を含む。 本発明では、定められた回復期間63は、運動者が次の運動アポイントを行うことができるようになる前の時間量を決定する。

ネットワーク50を介して複数のサイトからデータを送信することができる能力は、個々の運動者10ごとの運動データの処理及び格納を可能にすることもできる。 一部の実施態様では、このデータは、トレーニングセッション中に運動者10が行う運動ごとに処理され、格納される。 さらに、正確で再現可能なデータ収集方法を有する実施態様は、信頼できる正確なデータ計算を行い、保存することができる。 一部の実施態様では、これらのデータ計算の結果61、62、及び63は、各運動者10が各自の進歩を図で見ることができるように表示される。

一部の実施態様では、個人用トレーナー及び他の関係者の両方に、運動者固有のデータ及び進行情報が提供される。 さらに、一部の実施態様は、個人用トレーナーのリアルタイムのサポートも提供する。 一部の例では、中央サーバ70におけるデータ処理の自動化及び集中化によって、個人用トレーナーが任意のデータを変更するのを防止する。 一部の実施態様では、中央サーバの中央処理機能は、個人用トレーナーが、分散ネットワークにわたって配置されている複数の個人用トレーナーから、正しく首尾一貫して任意の運動者10のニーズに対処できるようにする、ソフトウェアで駆動されるヘルプ機能によって十分にサポートされることを保証する。

また、一部の実施態様では、中央システム70は、必要な課金及び請求書発行75を行うとともに、76で企業を適切に管理するために必要な多岐にわたる情報を処理する。 また、一部の実施態様は、医師、運動者の雇用者、及び一部の場合、運動者の保険業者77と電子的に対話する。 一部の例では、企業管理チームには、本発明のプログラムの継続的な向上をサポートする一般的な及び医学的に固有の情報74、及びデータ収集技術及び戦略の両方が提供される。

本発明の一部の実施態様では、情報の中央自動化処理、プライバシー制御、医学的リスク管理、及び固体機器40の設計は、1つの統合された管理システム60、70として扱われる。 さらに、一部の実施態様では、運動者は、複数の固体マシン40をサポートする中央システム、及びこの運動プログラムを構成するフィットネストレーナーにほとんど気づかない。 こうした実施態様では、運動者10は、機器40にある電子ディスプレイ上に表示される個人用運動結果を見るだけである。

図6A〜6Jは、本発明のシステム及び方法を使用している10人の異なる運動者の結果を示す。 運動者ごとに、特定の運動セッション中に異なる4つの等尺性収縮運動(ベンチプレス、レッグプレス、ベントロー、及びデッドリフト)のそれぞれにおいて運動者が加えることができる力の量が図示されている。 さらに、運動セッション間の推薦される回復時間量(例えば、1週間未満の休息、1週間の休息、2週間の休息、3週間の休息、4週間の休息など)が提供される。 さらに、本発明のアルゴリズムを使用して算出された前向きなアドバイスが提供される。 以下、こうした1つのアルゴリズムの詳細について説明する。

回復時間及び前向きなアドバイスを算出するアルゴリズム例。 ここに記載されるアルゴリズム例は、運動者を助けるための慎重な要素(フィードバックオプション)の概説である。 これらのフィードバックオプションは、運動結果(例えば図6A〜6Jなど)の運動者のプリントアウト上及び/又は画面のログ上に表示される。 ユーザの運動データは、どのフィードバックオプションが適切であるかを決定づけるために分析される。 特定のフィードバックオプションを選択するために考慮するデータは、(i)ベンチプレス(B)、レッグプレス(L)、デッドリフト(D)、及びベンチロー(R)の等尺性収縮運動からの最終結果の結論、及び(ii)加えられた力の量に関して、これらの特定の4つの運動において進歩があったかどうかである。 以下の表では、「x」は、最後の運動セッションの直前の運動セッションに対して、最後の運動セッション中の特定の等尺性収縮運動において進歩が見られたことを示す。 さらに、「o」は、最後の運動セッションの直前の運動セッションに対して、最後の運動セッションにおける特定の等尺性収縮運動において進歩が見られなかったことを示す。

この運動者への提案は、現在の回復スケジュールを保つことである。

この運動者への提案は、現在の回復スケジュールを保つことである。

この運動者への提案は、現在の回復スケジュールを保つことである。

この運動者への提案は、現在の回復スケジュールを保つことである。

運動者へのメッセージは、次の通りである。 「[あ]なたは、すべてのプル運動において進歩していますが、プッシュ運動は停滞しています。これは、いくつかのことを意味する可能性がありますが、最も高い可能性は、単に調子の悪い日があったということです。プル運動が進歩しているときに過度のトレーニングを示す可能性は低く、より重要なことは、レッグプレスで使用された筋群は、身体の中で最も大きい筋群であり、一般に、資源の過度のトレーニングを最も示しそうにない筋群です。」
この運動者への提案は、現在の回復スケジュールを保つことである。

この運動者への提案は、現在の回復スケジュールを保つことである。

この運動者への提案は、運動スケジュールにさらなる回復時間を追加することである。

この運動者への提案は、現在の回復スケジュールを保つことである。

この運動者への提案は、現在の回復スケジュールを保つことである。

運動者へのメッセージは、次の通りである。 「[あ]なたは、すべてのプッシュ運動において進歩していますが、プル運動は停滞しています。これは、いくつかのことを意味する可能性がありますが、最も高い可能性は、単に調子の悪い日があったということです。プル運動が進歩しているときに過度のトレーニングを示す可能性は低く、より重要なことは、レッグプレスで使用された筋群は、身体の中で最も大きい筋群であり、一般に、資源の過度のトレーニングを最も示しそうにない筋群です。」
この運動者への提案は、現在の回復スケジュールを保つことである。

この運動者への提案は、運動スケジュールにさらなる回復時間を追加することである。

この運動者への提案は、運動スケジュールにさらなる回復時間を追加することである。

運動者へのメッセージは、次の通りである。 「[あ]なたは、デッドリフトにおいてのみ進歩しています。これは、病気を克服しているか、場合によっては、何らかの理由で、一般的なエネルギー不足を示す可能性がありますが、これは、過度のトレーニングをしていることを示す可能性が高いです。運動セッション間により多くの時間を追加することをお勧めします。これによって、より多くの回復時間が提供され、最初の回復及び組織の強化が起こると、進歩することができます。」
この運動者への提案は、運動スケジュールにさらなる回復時間を追加することである。

この運動者への提案は、運動スケジュールにさらなる回復時間を追加することである。

この運動者への提案は、運動スケジュールにさらなる回復時間を追加することである。

運動者が必ずしも予定されていない1週間の休みを取ったとき、又はトレーニング間に1週間の休息時間を追加したとき、休止後の最初の運動の分析は、同じ運動が行われた前のセッションで行われたことと比較して、現在のセッションを調べるだけでよい。 例えば、運動者が1週間プッシュ運動を行い、翌週はプル運動を行い、次いで休暇を取り、1週間お休みする分割プログラム(split program)を行っている場合、休暇の前に行われた運動の分析は、さらなる回復変数を無視することになり、したがって、考慮すべきではない。

この運動者への提案は、現在の回復スケジュールを保つことである。

この運動者への提案は、現在の回復スケジュールを保つことである。

この運動者への提案は、現在の回復スケジュールを保つことである。

この運動者への提案は、現在の回復スケジュールを保つことである。

運動者へのメッセージは、次の通りである。 「[あ]なたはベンチプレスでは進歩していますが、レッグプレスでは進歩していません。これは、場合によってはまったく気づいていない何らかの傷害があることを意味する可能性が高いです。これは、ベンチプレスをしている間に、運動を衰えさせないように補っていることを示します。運動フォームに特に注意を払うために、次にベンチプレスを行うときに、ベンチプレスに細心の注意を払う必要があります。最後のプルセッション以降回復変数が変わったので、これらの結果を分析する必要はありません。」
この運動者への提案は、現在の回復スケジュールを保つことである。

この運動者への提案は、現在の回復スケジュールを保つことである。

追加の実施態様例。 「運動プログラム及び管理システム」とも呼ばれる、身体的発達のための自動化された健康リスク管理システムにかかわる本発明の実施態様について、上記で説明してきた。 以下では、こうしたシステム及び方法、並びにそれを含むオプションの実施態様についてさらに説明する。

一般に、本発明のシステム及び方法は、選択された場所において、医師などによって委ねられる関係者などに、体力及び筋力トレーニング/テストの新規の本質的に安全な方法を提供する科学ベースの固体データ駆動型身体発達技術プログラムを使用する。 主な健康リスク要因は、最初及び進行中に、受け入れられない傷害のリスクを審査するために使用される。 これらの事前検査テストを満たす運動者について、極めて正確で再現可能な筋力テスト結果が、個人用トレーナー付き添いの個人専用の状況で導出される。 こうした結果が、好ましくは暗号化された方法で送信され、中央プロセッサによって分析される。 こうした分析によって、筋肉発達/筋力を刺激する十分な筋肉圧力と、進行中の等尺性トレーニングセッション間に必要とされる最適な筋組織回復期間との間のバランスを最大にする科学的ベースの漸増的な発達プログラムが可能になる。

本発明は、極めて安全で、生涯の健康フィットネス及び筋力構築運動システムを提供する。 本発明の一部の実施態様では、カスタム設計されたフィットネス機器及びカスタム設計されたソフトウェアのエンタープライズワイドシステム(enterprise wide system)がある。 機器は、可動部のない固体設計のものであり、実質的に、従来のフィットネス機器に関連した運動者の傷害をなくす。 中央ソフトウェアは、各運動者から収集された極めて正確な医学情報及び極めて正確なフィットネス機器データを使用して、予め示されている目標に対する進歩を分析し、計画し、管理し、各運動者に報告し、それによって、改良された筋力及び体力を通じたより良い健康への各自の興味及び生涯にわたる関与を維持する。

一部の実施態様では、本発明は、医学ベースの傷害の回避及び長期の筋力構築エンタープライズをサポートするために、運動プログラム及び管理システムを含む閉ループの完全に統合された、完全な健康及び体力ソリューションを提供する。 一部の例では、この実施態様は、高レベルの機器の利用、限られた床面積、及び高度の分散システムが有効により多くの成人に届くモデルを提供する。 また、高度に構築されたデータ収集及び処理能力も有し、ますます多くの運動者人口における傾向の科学ベースの分析がより一層可能になり、確実に、個々の運動者レベルでの改良された分析をもたらす。

本発明の一部の実施態様は、他のサーバを反映するサーバを提供し、それによって、複数のサイトがネットワークを介して中央データセンターに接続することなく経済的に達成できなかったような方法で、すべての企業データを保護する。 本発明の一部の実施態様は、成人人口の改良された予防医療への関与の一部として雇用者及び保険業者によってサポートできる健康科学ベースのサービスも提供する。

本発明の別の態様は、傷害のない設計、並びに力測定及びデータ収集のための歪みゲージを使用したトレーニング/テストサブシステムを構成する固体フィットネスマシンの種類と個人用トレーナーとを、個人専用の状況で組み合わせ、本発明のすべての態様に適切な医学的焦点を提供する。 一部の例では、データ収集は、極めて正確で極めて再現可能であり、それによって漸増的な進歩の正確な分析及び報告が可能になり、特に示されている目標に対する長期的な進捗状況の報告が提供され、各運動者の回復プロセスの調節が可能になる。

さらに、本発明の一部の実施態様は、可動構成要素を使用しないカスタム構築された運動マシンを含み、それによって、従来のフィットネス機器が一般のフィットネスセンターで使用されるときにしばしばもたらされる機器の故障をなくす。 一部の場合では、本発明は、運動者が調整機構にアクセスできず、それによって傷害を防止する、運動者の異なる解剖学上の特徴に対応するための調整機構も含んでいる場合もある。 一部の例では、調整機構は、各運動者の解剖学上の違いを自動的に補うために、負荷テストされ、校正されている場合があり、したがって、測定されたパフォーマンスパラメータは、正確なままであり、それによって、科学的に認められたトレーニングを運動者ごとに行われた分析に使用できるようになり、複数の運動者からのすべてのデータを広範なグループ/タイプ分析に使用できるようになる。 本発明は、運動者が傷害をもたらす誤りを行わないようにする簡単な機器設計を有することもできる。 また、本発明は、それによって伸張性収縮及び関連の傷害をなくす短縮性等尺負荷(concentric isometric loading)のみを有していてもよい。

一部の場合、本発明の固体設計は、蓄えられたエネルギーの可能性をなくし、したがって、自発的な収縮が止まると、エネルギーはすぐに完全に分散して、運動者が加える負荷又は力のみを経験することができるようにする。 別の例では、加えられる負荷/力は運動者によって加えられるため、固体設計は、運動者が扱うことができない任意の負荷が運動者に加えられないようにする。

本発明の一部の実施態様は、設計概念においてすべて新しい複数の固体マシンを提供し、従来のトレーニング機器に関連していない、極めて正確なトレーニング/テスト測定技術を使用する。 また、運動者が加えた負荷、時間、及びサイクルを測定するための極めて正確なロードセルを含んでいてもよく、結果として、複数の運動者からの正確なデータが処理されて、運動者のフィットネスプログラム及び定められた回復スケジュールの調整にさらに使用される。

本発明の一部の実施態様は、医師の目的及び運動者の目標を満たすためのカスタム化された運動プログラムを提供する。 一部の例では、本発明は、一般に従来の全範囲の運動フィットネス機器から生じる全範囲の運動及び傷害をなくすことができる能力も有する。 また、この機器は、主なすべての筋群を働かせ、それによって、主な筋群を衰えさせる全身エクササイズを達成する能力も有する。

本発明の一部の実施態様では、運動プログラムをサポートするために必要な暗号化された医学的データ、運動データ、及び管理情報は、ネットワークを介して伝えられる。 また、本発明の一部の実施態様は、複数のサイト中への機器及び技術の均一な適用も含み、それによって、任意の個々の運動者は、任意の場所で、任意のマシンを使用し、機器及び場所に関係なくトレーニング/テスト結果を生み出すことができ、したがって、個々人は、任意の特定の時にどこにいようと関係なく、本発明のプログラムに参加することができる。

本発明の別の態様は、本明細書では「中央システム」とも呼ばれる、自動中央エンタープライズワイド処理センターシステムであり、運動者の医学情報のプライバシー、運動データの統制の取れた分析、及びプログラムにおける進歩についての各運動者への正確な報告を提供すると同時に、情報管理システムが、企業の効率良い正常な動作に必要なすべての情報及びデータサービスを提供できるようにする。

一部の例では、中央システムは、本発明の方法をサポートするのに必要な暗号化された医学的データ、運動データ、及び管理情報のすべてを、ネットワークを介して受信する特徴を有する。 また、暗号化された医学的ファイル及び抽出されたファイルを格納し、オペレーティングシステムデータ管理とインターフェイスして、処理及び報告をサポートする能力を有することもできる。 また、中央システムは、運動者のすべてのアポイントのためのユーザインターフェイスの1つの要素として、電子事前検査機能も有し、運動者が指定されたいくつかの健康上の前提条件を満たすことなく進めることができないことをさらに保証する。 さらに、中央システムは、運動者の健康情報、及びトレーニング/テストデータを処理して、運動者固有のフィットネスプログラムを作成し、将来の運動及び回復のために、安全上の制約及び目標を定義するために使用されるレポートを運動者に提供する能力を有することもできる。

さらに、一部の実施態様では、中央システムは、多くの特徴の中でも、健康状態、年齢、及び性別など、様々な類似の特徴を有する他の運動者において測定された経験の傾向とのバランスが取れた個人データに基づいて、個別の運動者ごとに定められた回復期間を計算する重要な能力を有する。 さらに、中央システムは、ユーザインターフェイスに表示される、データベース情報に基づいて、各運動者に、漸増的な体力の進歩、及び長期の目標に対するコメントを提供する能力を有することもできる。 一部の場合、中央サーバは、数年にわたる筋力の構築及び筋力の維持に関する理解可能かつ比較可能な表現の漸増的な長期の進歩を示すグラフィカルな表示を作成することもできる。

中央システムの別の特徴は、複数のサイト及び指定された中央場所に、効率的な操作に必要なエンタープライズワイドな管理情報、及び標準医療及び会社運営に影響を及ぼす法への順守を提供する能力である。 一部の場合、本発明は、複数のサイトで使用可能な対話型電子情報ツール、及び指定された中央ビジネス機能も含む。 中央処理及び分散操作を備える企業を動かすのに欠くことのできない管理情報。

中央システムのさらに別の特徴は、複数のサイトが操作プログラムを局所的にインストールし、維持することを求められた場合に存在することになる理不尽な保守の負担を回避する、コンピュータプログラムのサーバベースのファミリに接続されているサイトのネットワークの存在である。 一部の場合、複数のサイトは、ブラウザを介した更新及び操作の変更のために中央サポートサービスにアクセスすることもできる。

中央サーバの別の態様は、極めて正確な歪みゲージ測定データを使用して、正確な結果を正確に計算することができるその能力である。 さらに、中央サーバは、(医師により)定められた及び/又は(雇用者又は他の関係者により)支払われた運動のプログラムへの参加及び順守を監視することもでき、それによって、正確な進行中のフィードバックを、運動者を医学的及び/又は経済的にサポートする責任のある関係者に提供することもできる。

一部の実施態様では、中央サーバは、雇用者、保険業者、個々の運動者、及び他の関係者に請求を行うのに必要な欠くことのできない課金及び請求書発行機能を含むこともできる。 一部の例では、中央サーバは、自動クレジットカード借方記入をサポートするのに必要な機能的インターフェイス、並びにサービス及び商品についての運動者の全請求書発行を容易にする自動支払処理装置(ACH)電子資金移動も有し、それによって、任意の個人用トレーナー及び運動者が複数の場所で任意の金融取引に個人的に関与する必要性をなくす。 また、中央サーバは、課金、企業金融、法規制の順守、及び一般の企業管理を全面的にサポートするのに必要な追加の金融機能を有することもできる。

一部の実施態様では、プログラムへの運動者の適合性を決定し、任意の特定の運動者が安全性を維持するために必要とする可能性のある特定の制約を提供するために、任意の運動が実行される前に各運動者を事前検査する中央サーバ健康情報収集サブシステム。 一部の例では、自動化中央サーバは、目標及び定められた回復に対する進歩の処理及び報告をサポートするために、医学的データのプライバシー、及び漸増的な運動者データのためのアクセスを提供する。

一部の例では、医学的な基準も、本発明におけるアポイントごとの運動療法を決定し、定義し、かつ/又は制約し、個々の運動者ごとに適切な回復期間を定める。 一部の例では、運動療法は、運動者に一意であり、標準プログラムのファミリから選択されない。 また、本発明は、運動者及び運動者を助ける個人用トレーナー用に、ヘルプ、及びトレーニング/テスト結果の形でオンラインビデオサポート機能を有することもできる。

本発明は、運動後の回復を容易にする補助として、運動前の筋力構築プログラムを特に定義するために、医師及びその関係者に提供されるサービスも含む。 別の実施態様では、本発明は、長い間をかけて達成することができる長期的な運動者の目標を設定するサービスを含み、それによって、従来のフィットネス産業機器、施設及びプログラムを使用した際に運動者が示してきた非常に短期的な関与が回避される。

(結論)
詳細な説明は、多くの詳細を含んでいるが、これらは、本発明の範囲を制限するものと解釈されるべきものではなく、単に、本発明の異なる例及び態様を示すものと解釈される。 本発明の範囲が、上記に詳しく説明されていない他の実施態様を含むことを理解されたい。 当業者であれば明らかな様々な他の修正、変更、及び変形を、添付の特許請求の範囲で定義された本発明の意図及び範囲から逸脱することなく、本明細書に開示された本発明の方法及び装置の構成、操作及び詳細において加えることができる。 したがって、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲及びその法的な均等物によって決定されるものとする。

本発明は、コンピュータ可読記憶媒体に組み込まれたコンピュータプログラム機構を含むコンピュータプログラム製品として実装することができる。 例えば、コンピュータプログラム製品は、図5のプログラムモジュールを含むことができる。 これらのプログラムモジュールは、CD-ROM、DVD、磁気ディスク記憶製品、又は他の任意のコンピュータ可読データ又はプログラム記憶製品に格納することができる。 コンピュータプログラム製品内のソフトウェアモジュールは、電子的に、インターネットなどを介して、又はそうでなければ搬送波を介したコンピュータデータ信号(ソフトウェアモジュールが組み込まれた)の送信によって配信することもできる。
特許請求の範囲内に明示的に列挙されているのが素子であるか、構成要素であるか、方法ステップであるかにかかわらず、素子、構成要素、方法ステップは、一般公衆に開放されないものとする。

本発明は、多くの利点及び特徴を有しており、これらは、以下の図、図面、説明、及び特許請求の範囲から、より容易に明らかになる。

本発明の一実施態様による傷害の危険性なく達成される筋力の向上を介して改良された健康及び体力を運動者に提供する方法を示す。

本発明の一実施態様による、すべての許容可能な運動者が、各自の運動プログラム及び定められた回復により、システムを使用できるようにする、集められた医学情報が決定づけるところに運動制約及び目標を設定するための医師の助けを借りたプロセスを示す図である。

本発明の一実施態様による、個々の運動者のデータの収集、及び筋力トレーニング/テスト結果のリアルタイムの表示のための複数の固体運動機器の組を示す図である。

運動者の医学的データ制約、現在の運動強度、負荷/力、時間、回数及び長期目標達成のデータベース処理、及び図2に示されている医学的制約、及び図3に示されている現在の運動データを使用した、回復固有のアルゴリズムからの出力を示す図である。

図1に示されているネットワーク/インターネット/イントラネットで接続された施設から、運動者への医学情報のプライバシー、運動者への進行情報、企業情報、課金、及び管理サポートを提供すると同時に、適切な運動者情報を医師、雇用者、及び保険業者にも提供する中央ビジネス情報処理及びビジネス管理システムを示す図である。

本発明のシステム及び方法を使用している個々の運動者の運動結果を示す図である。

本発明のシステム及び方法を使用している個々の運動者の運動結果を示す図である。

本発明のシステム及び方法を使用している個々の運動者の運動結果を示す図である。

本発明のシステム及び方法を使用している個々の運動者の運動結果を示す図である。

本発明のシステム及び方法を使用している個々の運動者の運動結果を示す図である。

本発明のシステム及び方法を使用している個々の運動者の運動結果を示す図である。

本発明のシステム及び方法を使用している個々の運動者の運動結果を示す図である。

本発明のシステム及び方法を使用している個々の運動者の運動結果を示す図である。

本発明のシステム及び方法を使用している個々の運動者の運動結果を示す図である。

本発明のシステム及び方法を使用している個々の運動者の運動結果を示す図である。