運動トレーニング用トレーニングプログラムおよび楽曲プレイリスト生成法

申请号 JP2014259944 申请日 2014-12-24 公开(公告)号 JP6212025B2 公开(公告)日 2017-10-11
申请人 ナイキ イノベイト セー. フェー.; 发明人 ジョンソン オマー;
摘要
权利要求

プロセッサと、命令を記憶するメモリとを備えたシステムを含む装置であって、前記プロセッサにより前記命令が実行されると、前記装置が、下記手段(a)〜(e)を行う、前記装置: (a)入デバイスを介して運動活動ワークアウトのためのユーザ指定のトレーニングパラメータを受け取る手段; (b)該入力デバイスを介して楽曲選択パラメータを受け取る手段; (c)該ユーザ指定のトレーニングパラメータに基づいて、目標を含む少なくとも1つのワークアウトを含むユーザの運動活動トレーニングスケジュールを生成する手段; (d)該少なくとも1つのワークアウトの目標と、該ユーザの1つ以上の以前のワークアウトのために選択された歌および該ワークアウトに関連づけられた運動活動統計とに基づいて、該少なくとも1つのワークアウト中に再生される1つ以上の歌を自動的に選択する手段;ならびに (e)前記少なくとも1つのワークアウトの完了時にワークアウトサマリを生成する手段であって、該ワークアウトサマリが、少なくとも1つのワークアウト統計の表示と、該表示における歌の開始部分を表す1つ以上のインジケータとを含む、前記手段。前記プロセッサにより前記命令が実行されると、前記装置が、さらに少なくとも、 前記ワークアウトの一部の間に第1の歌を再生する手段;および 前記ユーザのペースが指定のペース閾値未満であるとの判定に応じて、該第1の歌よりもテンポの速い第2の歌を選択する手段、 を行う、請求項1記載の装置。前記ワークアウトが少なくとも第1の部分と第2の部分とを含み; 該第1の部分と第2の部分が互いに異なりかつ別々の運動活動目標を有し;ならびに 前記1つ以上の歌の選択が、 該第1の部分に関連づけられた第1の運動活動目標に基づいて、該第1の部分用の第1の歌を選択することと、 該第2の部分に関連づけられた第2の運動活動目標に基づいて、該第2の部分用の第2の歌を選択することと をさらに含む、請求項1記載の装置。前記目標が走行距離を含む、請求項1記載の装置。前記1つ以上の歌の自動的な選択が、 以前のワークアウト中に実施された運動活動量を決定することと、 該以前のワークアウト中に実施された運動活動量が該以前のワークアウトのために規定された目標を上回るとの判定に応じて、該以前のワークアウト中に再生された歌を、前記少なくとも1つのワークアウト中に再生される前記1つ以上の歌のうちの1つとして選択することと を含む、請求項1記載の装置。前記プロセッサにより前記命令が実行されると、前記装置が、さらに少なくとも、 前記1つ以上のインジケータとのユーザの対話を検知したのに応じて歌詳細を表示する手段 を行う、請求項1記載の装置。前記プロセッサにより前記命令が実行されると、前記装置が、さらに少なくとも、 前記1つ以上の歌の順序を自動的に規定する手段 を行う、請求項1記載の装置。プロセッサと、命令を記憶するメモリとを備えたシステムを含む装置であって、前記プロセッサにより前記命令が実行されると、前記装置が、下記手段(a)〜(c) を行う、前記装置: (a)入力デバイスを介して運動活動ワークアウトのためのユーザ指定のトレーニングパラメータであって、前記ワークアウトのためのコーチのユーザ選択を含む前記トレーニングパラメータを受け取る手段; (b)該ユーザ指定のトレーニングパラメータに基づいてユーザの運動活動トレーニングスケジュールを生成する手段;ならびに (c)該トレーニングスケジュールに対応する運動ワークアウト中に再生される楽曲プレイリスト用の1つ以上の歌を自動的に選定する手段であって、前記1つ以上の歌の自動的選択が、前記コーチのワークアウトに使用された1つ以上の歌に基づいて実施されることを特徴とする、前記手段。前記プロセッサにより前記命令が実行されると、前記装置が、さらに少なくとも、 前記ワークアウトの一部の間に第1の歌を再生する手段;および 前記ユーザのペースが指定のペース閾値未満であるとの判定に応じて、該第1の歌よりもテンポの速い第2の歌を選択する手段、 を行う、請求項8記載の装置。前記ワークアウトが少なくとも第1の部分と第2の部分とを含み; 該第1の部分と第2の部分が互いに異なりかつ別々の運動活動目標を有し;ならびに 前記1つ以上の歌の選択が、 該第1の部分に関連づけられた第1の運動活動目標に基づいて、該第1の部分用の第1の歌を選択することと、 該第2の部分に関連づけられた第2の運動活動目標に基づいて、該第2の部分用の第2の歌を選択することと をさらに含む、請求項8記載の装置。前記プロセッサにより前記命令が実行されると、前記装置が、さらに少なくとも、 前記1つ以上の歌の自動的選択を、該1つ以上の歌が購入された回数に基づいて実施する手段 を行うことを特徴とする、請求項1または8記載の装置。前記プロセッサにより前記命令が実行されると、前記装置が、さらに少なくとも、 前記ワークアウトの一部の間に第1の歌を再生する手段;および 前記ユーザのペースが指定のペース閾値未満であるとの判定に応じて、該第1の歌よりもテンポの速い第2の歌を選択する手段、 を行う、請求項11記載の装置。前記ワークアウトが少なくとも第1の部分と第2の部分とを含み; 該第1の部分と第2の部分が互いに異なりかつ別々の運動活動目標を有し;ならびに 前記1つ以上の歌の選択が、 該第1の部分に関連づけられた第1の運動活動目標に基づいて、該第1の部分用の第1の歌を選択することと、 該第2の部分に関連づけられた第2の運動活動目標に基づいて、該第2の部分用の第2の歌を選択することと をさらに含む、請求項11記載の装置。前記プロセッサにより前記命令が実行されると、前記装置が、さらに少なくとも、 前記1つ以上の歌の自動的選択を、該1つ以上の歌がワークアウトのために選択された回数に基づいて実施する手段 を行うことを特徴とする、請求項1または8記載の装置。前記プロセッサにより前記命令が実行されると、前記装置が、さらに少なくとも、 前記ワークアウトの一部の間に第1の歌を再生する手段;および 前記ユーザのペースが指定のペース閾値未満であるとの判定に応じて、該第1の歌よりもテンポの速い第2の歌を選択する手段、 を行う、請求項14記載の装置。前記ワークアウトが少なくとも第1の部分と第2の部分とを含み; 該第1の部分と第2の部分が互いに異なりかつ別々の運動活動目標を有し;ならびに 前記1つ以上の歌の選択が、 該第1の部分に関連づけられた第1の運動活動目標に基づいて、該第1の部分用の第1の歌を選択することと、 該第2の部分に関連づけられた第2の運動活動目標に基づいて、該第2の部分用の第2の歌を選択することと をさらに含む、請求項14記載の装置。前記プロセッサにより前記命令が実行されると、前記装置が、さらに少なくとも、 前記1つ以上の歌の自動的選択を、前記ワークアウト中の前記ユーザの地理的位置に基づいて実施する手段 を行うことを特徴とする、請求項1または8記載の装置。前記プロセッサにより前記命令が実行されると、前記装置が、さらに少なくとも、 前記ワークアウトの一部の間に第1の歌を再生する手段;および 前記ユーザのペースが指定のペース閾値未満であるとの判定に応じて、該第1の歌よりもテンポの速い第2の歌を選択する手段、 を行う、請求項17記載の装置。前記ワークアウトが少なくとも第1の部分と第2の部分とを含み; 該第1の部分と第2の部分が互いに異なりかつ別々の運動活動目標を有し;ならびに 前記1つ以上の歌の選択が、 該第1の部分に関連づけられた第1の運動活動目標に基づいて、該第1の部分用の第1の歌を選択することと、 該第2の部分に関連づけられた第2の運動活動目標に基づいて、該第2の部分用の第2の歌を選択することと をさらに含む、請求項17記載の装置。前記プロセッサにより前記命令が実行されると、前記装置が、さらに少なくとも、 該トレーニングスケジュールに対応する運動ワークアウト中に再生される楽曲プレイリスト用の1つ以上の歌を、前記ユーザのペースに基づいて自動的に選定する手段; 前記ワークアウトの一部の間に第1の歌を再生する手段;ならびに 前記ユーザのペースが指定のペース閾値未満であるとの判定に応じて、該第1の歌よりもテンポの速い第2の歌を選択する手段 を行うことを特徴とする、請求項1または8記載の装置。前記ワークアウトが少なくとも第1の部分と第2の部分とを含み; 該第1の部分と第2の部分が互いに異なりかつ別々の運動活動目標を有し;ならびに 前記1つ以上の歌の選択が、 該第1の部分に関連づけられた第1の運動活動目標に基づいて、該第1の部分用の第1の歌を選択することと、 該第2の部分に関連づけられた第2の運動活動目標に基づいて、該第2の部分用の第2の歌を選択することと をさらに含む、請求項20記載の装置。前記メモリが、前記1つ以上の歌の自動的選択を、さらに以前のワークアウトに関して選択された歌に基づいて実施する手段をさらに備えることを特徴とする、請求項1または8記載の装置。

说明书全文

関連出願の相互参照 本出願は、2009年4月27日に出願され、"Training Program and Music Playlist Generation for Athletic Training"と題された米国仮特許出願第61/172,990号および2009年6月2日に出願され、"Training Program and Music Playlist Generation for Athletic Training"と題された米国仮特許出願第61/183,172号の非仮出願であり、それらの優先権を主張する。上記の出願の内容は、その全体が参照により本明細書に組み入れられる。

技術分野 本発明は、トレーニングスケジュールの生成およびそれに関連する楽曲選択に関する。

背景 ほとんどの人々が身体の健康の重要性を認識しているが、多くはその所望の目標に到達するための適切な練習プログラムを決定するのに苦労している。さらに、練習プログラムの間に意欲を維持するための音楽などの何らかの娯楽なしに練習計画を続けることは難しいと感じる人もいる。

アスリートたちは、走りながら音楽を聴くことがアスリートの持久および身体活動の楽しみを向上させ得ることに気付いている。とりわけ、ある種の音楽は、他のものよりも、個人の運動活動を高めるのに有益で有り得る。例えば、速いテンポの音楽は、アスリートをより速くあるいはより遠くまで走らせ得る。音楽の使用は、音楽がなければ退屈と見なされ得る事や反復的な身体活動からアスリートの気持ちをそらせるのに役立ち得る。

概要 本発明の様々な局面は、運動情報の収集および表示に関する。本発明のいくつかの実装により、個人に関する運動データが、該個人が自己のパフォーマンスを十分に批評できるように収集および表示される。例えば、ある人が第1の期間にわたって行った運動活動に対応する運動データが、グラフとして表示され得る。この運動データが例えばランニング中またはウォーキング中の個人から作成されると、該個人の速度が当該活動の期間にわたって距離に対してプロットされ得る。いくつかの実装では、運動データを分析でき、その分析結果を同時にグラフで表示できる。例えば、ランニング中の個人から得られた運動データを用いて、当該データを分析し、一定の距離(1マイル目、2マイル目など)間の速度変化(つまり加速または減速)を測定できる。その後この情報をグラフで表示できるため、その人はランニング中に速度を変えた時期および頻度を検討できる。

本発明のさらに他の実装により、運動データを所望の特性を有する別の運動データと比較することができる。例えば、選択された運動データが例えば特定の期間にわたってランニングしている人から作成されたものである場合、該個人が当該「ランニング」についての自己の成績を以前の類似のランニングについての自己の最高速度と比較することを望むことがある。したがって、当該ランニングが例えば4マイルの距離を走ったものであれば、以前の運動データが分析されて、どのデータセットがおよそ4マイルのランニングに相当するかが決定される。そして、例えば最高平均速度を有するデータセットが特定でき、その以前のデータセットからのデータが選択されたデータセットからのデータと同時に表示される。例えば、それぞれの運動データセットからのデータがグラフとしてプロットされ、ディスプレイ上に描画され得る。当該個人は、選択した運動データセットを自己の「最高」速度を表す運動データと詳細に比較できる。

またさらに、いくつかのその他の実装では、異なる期間にわたって得られた運動データセットを収集すると同時にこれらのセットからのデータを表示し得る。したがって、数日間に複数回のランニングを行う場合は、各回のランニングからのデータが同時に表示され得る。例えば、バーやラインなどのアイコンを各データセットに対して表示できる。アイコンのサイズ、例えば高さなどは、当該データセット内のいくつかのデータ、例えばランニング速度の中央値またはランニング中の走った全距離に対応している。いくつかの実装では、複数のセットからのデータが総計されて表示され得る。例えば特定カテゴリに該当するランニング(同一週間または月間中に行われるなど)を分類でき、あるグループ内の各データセットについての総距離データ(または総時間データ)を合計することができる。その場合には、各グループからのデータ合計を表すためにバーやラインなどのアイコンを表示することができる。アイコンのサイズ、例えば高さなどは、対応するデータセットグループから合計されたデータに対応し得る。

さらに、本発明のいくつかの実施例は、個人が運動活動に関連した目標を指定することができるようにし得る。個人は、例えば、ランニングの目標を指定時間内での指定総距離に設定し得る。本発明のこれらの実装により、個人の運動データの複数のセットからのデータが総計され、個人の指定目標と対比して表示され得る。目標は、例えば楕円などの中空形状として表示され得る。次いで、総計されたデータが中空形状内の充填割合として表示され得る。したがって、総計されたデータが個人がその目標の80%以内であることを示している場合は、目標を表す形状は80%充填されて表示される。

いくつかの実装により、運動データセットが複数の異なる人々から得られて表示され得る。例えば、複数の異なる人々のそれぞれからの1つ以上のデータセットが収集され得る。次に各人のデータセットからのデータを総計して、各人に表示できる。例えば運動データを、ある個人が行う各ランニングに対して作成できる。各人ごとに、距離データなどのデータセットからのデータを合計することができる。その後、バーまたはラインなどのアイコンを、各人ごとに自身のデータセットからのデータの合計を表すために表示できる。アイコンのサイズ、例えば高さなどは、個人のデータセットのそれぞれから加えられたデータの合計に対応し得る。

さらに、本発明のいくつかの実施例により、個人がひとりまたは複数の人を「招待」して、彼らの運動活動に対応する運動データを共有することができる。本発明のいくつかの実装により、例えば、ユーザが、電子メールまたは類似の電子メディアを介して、ひとりまたは複数の他人に対して招待状を送り得る。次に、これらの招待された人たちのみからの運動データが、同時に上記のように表示され得る。この構成により、招待された各人(本質的に自身を招待するので、同様に被招待者とみなされる招待主を含む)は、自己の運動データをその他の被招待者と比較することができる。

本発明のさらに他の実装により、個人は被招待者に対する共通の目標を代替的または追加的に指定し得る。例えば、招待主は被招待者たち(招待主を含む)が指定時間内に走るべき総合算距離を指定し得る。被招待者ごとの運動データの複数のセットからのデータが総計されて、個人の指定目標と対比して表示され得る。ここでもやはり、例えば楕円などの中空形状の表示により目標が表され得る。次に、被招待者それぞれから総計されたデータが、中空形状内の充填割合として表示され得る。したがって、総計されたデータが被招待者たちの集合的運動活動が指定目標の60%以内であることを示している場合は、目標を表す形状は60%充填されて表示される。

さらに別の局面によれば、ユーザの所望の目標、所望の走行距離、速度と持久力のどちらを優先するか、時間、強度レベル、および/または燃焼すべきカロリーに基づいて、トレーニングスケジュールが自動的に作成され得る。ランニングスケジュールなどのトレーニング計画は、指定パラメータを達成するために策定され得る。トレーニング計画は、練習の単調さや反復性を軽減するために変化させ得る。例えば、ランニングスケジュールは、速度、心拍数などを変化させ得る。Lance Armstrongなどの人気のあるまたは著名なアスリートたちのトレーニングプログラムを模倣するトレーニングプログラムも作成され得る。

ランニングおよびその他の運動活動の娯楽性を高めるために、楽曲プレイリストジェネレータを用いて、トレーニングプログラム用楽曲を自動的に選択し得る。楽曲選択は、トレーニングの特定セグメントの強度、トレーニング期間、トレーニングの傾向(強度が上がるか下がるかなど)、ユーザ位置(高度、緯度、経度)、ユーザ速度、時間、ユーザの楽曲嗜好(アーティスト、ジャンル、時代、アルバムなど)などの要因に基づき得る。一例では、ビートまたはテンポの速い楽曲がランニングスケジュールの強度の高いセグメントに対して自動的に選択され得る。別の例では、スローな楽曲がスケジュールのクールダウン期間に対して選択され得る。楽曲は、公共のデータベースから、あるいは代替的または追加的に、当該アスリートの個人的コレクションから選択され得る。楽曲がトレーニングプログラム期間全体にわたって提供されることを確実にするために楽曲の長さが考慮され得る。

別の局面によると、楽曲プレイリストジェネレータは、新しい楽曲がトレーニング計画に加えられるように楽曲ライブラリに追加すべき楽曲を推薦してもよい。楽曲は、テンポ、ビート、アーティスト名、長さ、およびジャンルに基づくことを含む様々な方法で推薦され得る。例えば、強度の高い走りに対に対して新しいダンス楽曲が特定され、アスリートに推薦され得る。

以下に、本発明の基本的な諸特徴および種々の態様を列挙する。 [1] プロセッサと、 該プロセッサに機能的に結合され、コンピュータ読み取り可能な命令を記憶するメモリであって、 該命令が実行されると、ユーザ指定のトレーニングパラメータを受け取りかつ該ユーザ指定のトレーニングパラメータに基づいてユーザの運動活動トレーニングスケジュールを生成するように構成されたトレーニングプログラムジェネレータモジュール、および 該トレーニングスケジュールに対応する運動ワークアウト中に再生される楽曲プレイリスト用の1つ以上の歌を自動的に選定するように構成された楽曲プレイリストジェネレータモジュール が提供される、メモリと を含む、システム。 [2] 前記楽曲プレイリストジェネレータモジュールが、前記運動ワークアウトの継続期間に基づいて1つ以上の歌を選択するようにさらに構成されている、[1]記載のシステム。 [3] 前記楽曲プレイリストジェネレータモジュールが、ユーザ指定のアーティストに基づいて1つ以上の歌を選択するようにさらに構成されている、[1]記載のシステム。 [4] 前記楽曲プレイリストジェネレータモジュールが、ユーザ指定のライブラリから前記1つ以上の歌を選択せよとのユーザ命令を受け取るようにさらに構成されている、[1]記載のシステム。 [5] 前記ユーザ指定のライブラリが、前記ユーザの個人的楽曲ライブラリを含む、[4]記載のシステム。 [6] 楽曲プレイリストジェネレータが、前記楽曲プレイリストジェネレータモジュールによる1つ以上の追加の歌の推薦を要求するユーザ命令を受け取るようにさらに構成されている、[1]記載のシステム。 [7] 前記楽曲プレイリストジェネレータモジュールが、第1の歌と第2の歌の間の類似性を判定することにより前記1つ以上の追加の歌を推薦するようにさらに構成されており、該第1の歌が、前記運動ワークアウトおよび以前の運動ワークアウトの少なくとも一方に関してユーザにより指定される、[6]記載のシステム。 [8] 前記第1の歌と第2の歌の間の類似性が、該第1および第2の歌の両方を購入している少なくとも1人の他のユーザに基づいて判定される、[7]記載のシステム。 [9] 前記第1の歌と第2の歌の間の類似性が、該第1および第2の歌それぞれの人気レベルに基づいて判定される、[7]記載のシステム。 [10] 前記第1の歌と第2の歌の間の類似性が、該第1および第2の歌それぞれのジャンルに基づいて判定される、[7]記載のシステム。 [11] 前記第1の歌と第2の歌の間の類似性が、該第1および第2の歌それぞれのアーティストに基づいて判定される、[7]記載のシステム。 [12] 前記楽曲プレイリストジェネレータモジュールが、前記楽曲プレイリスト用の前記1つ以上の歌を、該1つ以上の歌によって前記ユーザに提供される動機付けレベルに基づいて選択するように構成されている、[1]記載のシステム。 [13] 前記楽曲プレイリストジェネレータモジュールが、前記1つ以上の歌によって提供される動機付けレベルを、該1つ以上の歌の再生中に前記ユーザによって以前に実施された運動活動量を決定することによって判定するように構成されている、[12]記載のシステム。 [14] 前記ユーザによって以前に実施された前記運動活動量が、以前のワークアウト中に実施された運動活動量を含み、かつ、前記楽曲プレイリストジェネレータが、該以前のワークアウト中に実施された運動活動量が該以前のワークアウトについての所定の目的運動活動量を上回ったとの判定に応じて、前記楽曲プレイリスト用の前記1つ以上の歌を選択するように構成されている、[13]記載のシステム。 [15] 前記楽曲プレイリストジェネレータが、前記動機付けレベルが指定の閾値を上回るとの判定に応じて、前記楽曲プレイリスト用の前記1つ以上の歌を選択するように構成されている、[12]記載のシステム。 [16] 前記指定の閾値が運動活動量の閾値を含む、[15]記載のシステム。 [17] コンピューティングデバイスにおいて、運動活動ワークアウトのためのユーザ指定のトレーニングパラメータを受け取る工程と、 該コンピューティングデバイスによって、該ユーザ指定のトレーニングパラメータに基づいて、ユーザの運動活動トレーニングスケジュールを生成する工程と、 該コンピューティングデバイスによって、該トレーニングスケジュールに対応する該ワークアウト中に再生される楽曲プレイリスト用の1つ以上の歌を自動的に選択する工程と を含む、方法。 [18] 前記1つ以上の歌の自動的選択が、以前のワークアウトに関して選択された歌に基づいて実施される、[17]記載の方法。 [19] 前記1つ以上の歌が再生された前記以前のワークアウトの少なくとも一部の間のユーザの運動活動が、該以前のワークアウトの少なくとも一部についての所定の目的運動活動量を上回った、[18]記載の方法。 [20] 前記コンピューティングデバイスによって、前記ワークアウトのためのコーチのユーザ選択を受け取る工程をさらに含み、前記1つ以上の歌の前記自動的選択が、該コーチのワークアウトに使用された1つ以上の歌に基づいて実施される、[17]記載の方法。 [21] 前記1つ以上の歌の自動的選択が、該1つ以上の歌が購入された回数に基づく、[17]記載の方法。 [22] 前記1つ以上の歌の自動的選択が、該1つ以上の歌がワークアウトのために選択された回数に基づく、[17]記載の方法。 [23] 前記1つ以上の歌の自動的選択が、前記ワークアウト中の前記ユーザの地理的位置に基づく、[17]記載の方法。 [24] 前記1つ以上の歌の自動的選択が、前記ユーザのペースに基づく、[17]記載の方法。 [25] 前記ワークアウトの一部の間に第1の歌を再生する工程と、 前記ユーザのペースが指定のペース閾値未満であるとの判定に応じて、該第1の歌よりもテンポの速い第2の歌を選択する工程と をさらに含む、[24]記載の方法。 [26] 前記ワークアウトが少なくとも第1の部分と第2の部分とを含み、該第1の部分と第2の部分が互いに異なりかつ別々の運動活動目標を有し、前記1つ以上の歌の選択が、 該第1の部分に関連づけられた第1の運動活動目標に基づいて、該第1の部分用の第1の歌を選択することと、 該第2の部分に関連づけられた第2の運動活動目標に基づいて、該第2の部分用の第2の歌を選択することと を含む、[17]記載の方法。 [27] コンピューティングデバイスにおいて、運動活動ワークアウトのためのユーザ指定のトレーニングパラメータを受け取る工程と、 該コンピューティングデバイスによって、楽曲選択パラメータを受け取る工程と、 該コンピューティングデバイスによって、該ユーザ指定のトレーニングパラメータに基づいて、目標を含む少なくとも1つのワークアウトを含むユーザの運動活動トレーニングスケジュールを生成する工程と、 該コンピューティングデバイスによって、該少なくとも1つのワークアウトの目標と、該ユーザの1つ以上の以前のワークアウトのために選択された歌および該ワークアウトに関連づけられた運動活動統計とに基づいて、該少なくとも1つのワークアウト中に再生される1つ以上の歌を自動的に選択する工程と を含む、方法。 [28] 前記目標が走行距離を含む、[27]記載の方法。 [29] 前記1つ以上の歌を自動的に選択する工程が、 以前のワークアウト中に実施された運動活動量を決定することと、 該以前のワークアウト中に実施された運動活動量が該以前のワークアウトのために規定された目標を上回るとの判定に応じて、該以前のワークアウト中に再生された歌を、前記少なくとも1つのワークアウト中に再生される前記1つ以上の歌のうちの1つとして選択することと を含む、[27]記載の方法。 [30] 前記少なくとも1つのワークアウトの完了時にワークアウトサマリを生成する工程をさらに含み、該ワークアウトサマリが、少なくとも1つのワークアウト統計の表示と、該少なくとも1つのワークアウト統計の表示における1つ以上の指標とを含み、該1つ以上の指標が歌の開始を特定する、[27]記載の方法。 [31] 前記1つ以上の指標とのユーザの対話を検知したのに応じて、歌詳細を表示する工程をさらに含む、[30]記載の方法。 [32] 前記1つ以上の歌の順序を自動的に規定する工程をさらに含む、[27]記載の方法。 本発明の上記およびその他の特徴は、以下の詳細な説明から明らかとなるであろう。

本発明の様々な実施例を実施するために使用され得るコンピューティングデバイスを表す。

本発明の様々な実施例にしたがって採用され得る運動情報モニタデバイスの例を表す。

本発明の様々な実施例にしたがって採用され得る運動情報モニタデバイスの例を表す。

本発明の様々な実施例による運動パラメータ測定デバイスが採用され得る一環境を表す。

本発明の様々な実施例による運動データを収集および/または表示するために採用され得る運動情報収集・表示デバイスの例を表す。

本発明の様々な実施例にしたがって採用され得る運動データ表示コンフィギュレーションデバイスの例を表す。

運動データ表示コンフィギュレーションデバイスと本発明の様々な実施例にしたがって採用され得る種類の複数のクライアントデバイスとを含むネットワークを表す。

本発明の様々な実装にしたがってユーザの運動データを表示するために提供され得るユーザインターフェースの例を表す。

本発明の様々な実装にしたがってユーザの運動データを表示するために提供され得るユーザインターフェースの例を表す。

本発明の様々な実装にしたがってユーザの運動データを表示するために提供され得るユーザインターフェースの例を表す。

本発明の様々な実装にしたがってユーザの運動データを表示するために提供され得るユーザインターフェースの例を表す。

本発明の様々な実装にしたがってユーザの運動データを表示するために提供され得るユーザインターフェースの例を表す。

本発明の様々な実装にしたがってユーザの運動データを表示するために提供され得るユーザインターフェースの例を表す。

本発明の様々な実装にしたがってユーザの運動データを表示するために提供され得るユーザインターフェースの例を表す。

本発明の様々な実装にしたがってユーザの運動データを表示するために提供され得るユーザインターフェースの例を表す。

本発明の様々な実装にしたがってユーザの目標を選択するために提供され得るユーザインターフェースの例を表す。

本発明の様々な実装にしたがってユーザの目標を選択するために提供され得るユーザインターフェースの例を表す。

本発明の様々な実装にしたがってユーザの目標を選択するために提供され得るユーザインターフェースの例を表す。

本発明の様々な実装にしたがってユーザの目標を選択するために提供され得るユーザインターフェースの例を表す。

本発明の様々な実装にしたがってユーザの目標を選択するために提供され得るユーザインターフェースの例を表す。

本発明の様々な実装にしたがってユーザの目標を選択するために提供され得るユーザインターフェースの例を表す。

本発明の様々な実装にしたがって運動活動目標の達成に向けてのユーザの進捗を表すために提供され得るユーザインターフェースの例を表す。

本発明の様々な実装にしたがって他のユーザに対する挑戦状を作成するために提供され得るユーザインターフェースの例を表す。

本発明の様々な実装にしたがって他のユーザに対する挑戦状を作成するために提供され得るユーザインターフェースの例を表す。

本発明の様々な実装にしたがって他のユーザに対する挑戦状を作成するために提供され得るユーザインターフェースの例を表す。

本発明の様々な実装にしたがって他のユーザに対する挑戦状を作成するために提供され得るユーザインターフェースの例を表す。

本発明の様々な実装にしたがって他のユーザに対する挑戦状を作成するために提供され得るユーザインターフェースの例を表す。

本発明の様々な実装にしたがって他のユーザに対する挑戦状を作成するために提供され得るユーザインターフェースの例を表す。

本発明の様々な実装にしたがってユーザの運動データを他の参加ユーザの運動データと比較するために提供され得るユーザインターフェースの例を表す。

本発明の様々な実装にしたがってユーザの運動データを他の参加ユーザの運動データと比較するために提供され得るユーザインターフェースの例を表す。

本発明の様々な実装にしたがってユーザの運動データを他の参加ユーザの運動データと比較するために提供され得るユーザインターフェースの例を表す。

本発明の様々な実装にしたがってユーザの運動データを他の参加ユーザの運動データと比較するために提供され得るユーザインターフェースの例を表す。

本発明の様々な実装にしたがってユーザの運動データを他の参加ユーザの運動データと比較するために提供され得るユーザインターフェースの例を表す。

本発明の様々な実装にしたがってユーザの運動データを他の参加ユーザの運動データと比較するために提供され得るユーザインターフェースの例を表す。

本発明の様々な実装にしたがってユーザの運動成果を記念するために提供され得るユーザインターフェースの例を表す。

本発明の様々な実装にしたがってある運動成果を実行するための決意を作成するために提供され得るユーザインターフェースの例を表す。

一態様のユーザインターフェースの別の例を表す。

アスリートがルートを作るかまたは見つけるための地図作成ユーティリティを含むユーザインターフェースの例を表す。

地図作成ユーティリティと選択されたルートとを含むユーザインターフェースの例を表す。

地図作成ユーティリティと選択されたルートの詳細を含むユーザインターフェースの例を表す。

目標またはマイルストーンを達成するためのアスリートへの報償を含むユーザインターフェースの例を表す。

目標またはマイルストーンを達成した複数のアスリートたちのクラブを含むユーザインターフェースの例を表す。

目標またはマイルストーンを達成した複数のアスリートたちのクラブを含むユーザインターフェースの例を表す。

複数のアスリートたちの間での挑戦を含むユーザインターフェースの例を表す。

アスリートにより発せられた挑戦を含むユーザインターフェースの例を表す。

グループ挑戦と組織挑戦を含むユーザインターフェースの例を表す。

挑戦の詳細を含むユーザインターフェースの例を表す。

挑戦に参加するアスリートたちの進捗を含むユーザインターフェースの例を表す。

個々のアスリートのウェブページの一部として含まれ得るユーザインターフェースの例を表す。

決意を含むユーザインターフェースの例を表す。

本発明の別のユーザインターフェースの例を表す。

地図作成ユーティリティとユーザ注釈とを含むユーザインターフェースの例を表す。

地図作成ユーティリティと天候注釈とを含むユーザインターフェースの例を表す。

本明細書に記載の1つ以上の局面によるトレーニング計画および楽曲プレイリストジェネレータインターフェースの別の例を表す。

本明細書に記載の1つ以上の局面によるトレーニング計画および楽曲プレイリストジェネレータインターフェースの別の例を表す。

本明細書に記載の1つ以上の局面によるポップアップウィンドウが歌の詳細を表示するトレーニング計画および楽曲プレイリストジェネレータインターフェースの例を表す。

本明細書に記載の1つ以上の局面によるトレーニング計画および楽曲プレイリストジェネレータインターフェースの別の例を表す。

楽曲ソースが選定されているトレーニング計画および楽曲プレイリストジェネレータインターフェースの別の例を表す。

トレーニング計画および楽曲プレイリストジェネレータインターフェースの別の例を表す。

本明細書に記載の1つ以上の局面によるムードおよび楽曲種類のパラメータ選択オプションを有するトレーニング計画および楽曲プレイリストジェネレータインターフェースの別の例を表す。

本明細書に記載の1つ以上の局面によるコーチング、トレーニングの焦点、および楽曲ジャンル選択オプションを有するトレーニング計画および楽曲プレイリストジェネレータインターフェースの別の例を表す。

本明細書に記載の1つ以上の局面による推奨ワークアウトの様々な属性を表示する推奨された走行サマリーを表す。

本明細書に記載の1つ以上の局面による改善され得るワークアウト部分と改善提案とを示すワークアウトサマリーレポートを表す。

本明細書に記載の1つ以上の局面によって楽曲プレイリストの歌がマッピングされた走行曲線を表す。

歌本明細書に記載の1つ以上の局面による、選択された歌に対して歌編集ボックスが表示されたワークアウトおよび楽曲プレイリスト生成インターフェースの例を表す。

詳細な説明 操作環境 概要 本発明の局面は、運動情報の測定、収集および表示に関する。当業者により理解されるように、まず運動情報が個人から取得されなければならない。本発明の様々な実装により、1つ以上の異なる運動情報モニタデバイスを用いて、個人により行われた運動活動に対応する運動データが測定および記録され得る。典型的には、運動情報モニタデバイスは、モニタされる個人に関するパラメータを測定するためのセンサと該センサにより測定されたパラメータを処理するためのコンピューティングデバイスとを組み込む。

運動情報モニタデバイスが個人の運動活動についての運動情報を記録すると、該個人は記録された運動データを見るために、記録された運動情報を1つ以上の別のデバイスへ転送し得る。ユーザは、例えば、記録された運動情報を運動情報モニタデバイスから別の収集デバイスへダウンロードし得る。次に、収集デバイスが運動情報モニタデバイスから収集した運動情報を別の表示コンフィギュレーションデバイスへ転送し、そこでは運動情報を、例えばさらに別のデバイスで後で見るために編成および構成できる。以下に詳細に述べるように、本発明の様々な実装により、個人がインターネットなどのネットワークにより通信する一群のコンピューティングデバイスを用いて運動情報を記録、収集および表示できる。

例えば、本発明のいくつかの実装は、個人が特定目的向けコンピューティングデバイスを用いて、運動情報を測定および記録することを可能にする。次にユーザは、記録された運動情報をパーソナルデスクトップまたはラップトップコンピュータなどのローカルコンピューティングデバイスへ転送できる。より詳細には、ユーザは記録された運動情報を運動情報モニタデバイスから、コンピュータネットワークにおいて「クライアント」として機能するローカルコンピュータ上の収集ソフトウェアツールへダウンロードできる。次に収集ソフトウェアツールは、ダウンロードされた運動情報をネットワークを介して遠隔の「サーバ」コンピュータへ転送する。次に遠隔サーバコンピュータ上の表示コンフィギュレーションソフトウェアツールは、転送された運動情報を保存する。後に、個人はクライアントコンピュータまたは別のローカルコンピュータを用いて、サーバコンピュータから保存された運動情報を取り出すことができる。ローカルコンピュータからの表示要求に応答して、表示コンフィギュレーションソフトウェアツールはローカルコンピュータでの表示のために要求された運動情報を構成し、その後、構成された運動情報を表示のためにローカルコンピュータへ転送する。

コンピューティングデバイス 本発明の様々な実施例は、1つ以上の機能を果たすために構成された電子回路を用いて実施され得る。例えば、本発明のいくつかの態様では、運動情報モニタデバイス、収集デバイス、表示デバイスまたはそれらの任意の組み合わせを、1つ以上の特定用途向け集積回路(ASIC)を用いて実現できる。しかし、より典型的には、本発明の様々な実施例の構成要素は、ファームウェアまたはソフトウェア命令を実行するプログラマブルコンピューティングデバイスを用いて、あるいは特定目的向け電子回路とプログラマブルコンピューティングデバイス上で実行されるファームウェアまたはソフトウェア命令との何らかの組み合わせにより実現される。

したがって、図1は本発明の様々な態様を実施するために使用できるコンピュータ101の説明のための一例を示す。本図から見てとれるように、コンピュータ101はコンピューティングユニット103を有する。コンピューティングユニット103は、典型的には処理ユニット105とシステムメモリ107とを含む。処理ユニット105はソフトウェア命令を実行するための任意の種類の処理デバイスでよいが、従来はマイクロプロセッサデバイスとされている。システムメモリ107は、読出し専用メモリ(ROM)109とランダムアクセスメモリ(RAM)111の両方を含み得る。当業者により理解されるように、読出し専用メモリ(ROM)109およびランダムアクセスメモリ(RAM)111のいずれも、処理ユニット105により実行するためのソフトウェア命令を保存し得る。

処理ユニット105とシステムメモリ107は、バス113または代替通信構造を介して、直接的あるいは間接的に1つ以上の周辺デバイスに接続される。例えば、処理ユニット105またはシステムメモリ107は、ハードディスクドライブ117、リムーバブル磁気ディスクドライブ(図示せず)、リムーバブル光ディスクドライブ119、およびフラッシュメモリカード(図示せず)などの追加的メモリストレージに、直接的あるいは間接的に接続され得る。処理ユニット105とシステムメモリ107は、1つ以上の入力デバイス121および1つ以上の出力デバイス123にも、直接的あるいは間接的に接続され得る。入力デバイス121は、例えばキーボード、タッチスクリーン、遠隔制御パッド、ポインティングデバイス(マウス、タッチパッド、スタイラス、トラックボール、ジョイスティックなど)、スキャナ、カメラ、またはマイクロフォンなどを含み得る。出力デバイス123は、例えばモニタディスプレイ、テレビ、プリンタ、ステレオ、またはスピーカなどを含み得る。

またさらに、コンピューティングユニット103は、ネットワークと通信するための1つ以上のネットワークインターフェース115に、直接的あるいは間接的に接続される。この種類のネットワークインターフェース115はネットワークアダプタまたはネットワークインターフェースカード(NIC)と呼ばれることもあり、伝送制御プロトコル(TCP)、インターネットプロトコル(IP)およびユーザデータグラムプロトコル(UDP)などの1つ以上の通信プロトコルにしたがって、コンピューティングユニット103からのデータおよび制御信号をネットワークメッセージに変換する。これらのプロトコル類は当技術分野において公知であるため、本明細書ではこれより詳細には述べない。インターフェース115は、ネットワークへ接続するための任意の適切な接続エージェント、例えば無線トランシーバ、パワーラインアダプタ、モデム、またはイーサネット接続などを採用できる。

上記に具体的に挙げた入力、出力、およびストレージ周辺デバイスに加えて、コンピューティングデバイスは、入力、出力、およびストレージ機能またはそれらの機能の何らかの組み合わせを果たし得るデバイスを含む多様なその他の周辺デバイスに接続され得ることが理解されるべきである。例えば、コンピュータ101は、カリフォルニア州CupertinoのApple, Inc.から入手可能なIPOD(登録商標)ブランドのデジタル楽曲プレーヤなどのデジタル楽曲プレーヤに接続され得る。当技術分野において公知のように、この種類のデジタル楽曲プレーヤは、コンピュータ用出力デバイス(例えばサウンドファイルからの楽曲またはイメージファイルからのピクチャーの出力)およびストレージデバイスの両方として機能できる。その上、この種類のデジタル楽曲プレーヤは、以下により詳細に述べるように、記録された運動情報を入力するための入力デバイスとしても機能できる。

デジタル楽曲プレーヤに加えて、コンピュータ101は電話などの1つ以上のその他の周辺デバイスに接続され得るかまたはそれらを含み得る。電話は、例えば無線「スマートフォン」であり得る。当技術分野において公知のように、この種類の電話は、無線周波数伝送を用いて無線ネットワークを介して通信する。単純な通信機能に加えて、「スマートフォン」は1つ以上のデータ管理機能、例えば、電子メッセージ(例えば電子メールメッセージ、SMSテキストメッセージなど)の送信、受信および閲覧、サウンドファイルの記録または再生、イメージファイル(例えば静止画もしくは動画ビデオイメージファイル)の記録または再生、テキスト付きファイル(例えば、Microsoft WordもしくはExcelファイルまたはAdobe Acrobatファイル)の閲覧および編集などもユーザに提供し得る。この種類の電話のデータ管理能力のゆえに、ユーザは、電話をコンピュータ101と接続し、それにより保持されているデータを同期させ得る。

もちろん、当技術分野において周知のように、さらに他の周辺デバイスも、図1に示された種類のコンピュータ101に含まれ得るかまたは接続され得る。場合によっては、周辺デバイスは永久的または半永久的にコンピューティングユニット103に接続され得る。例えば、多くのコンピュータで、コンピューティングユニット103、ハードディスクドライブ117、リムーバブル光ハードディスクドライブ119およびディスプレイが、半永久的に単一のケーシングに入れられる。ただし、さらに他の周辺デバイスは、コンピュータ101に着脱可能に接続され得る。コンピュータ101は、例えば、周辺デバイスをコンピューティングユニット103に(バス113を介して直接的または間接的に)接続できる1つ以上の通信ポートを含み得る。したがって、これらの通信ポートは、パラレルバスポートまたはシリアルバスポート、例えばユニバーサルシリアルバス(USB)規格もしくはIEEE 1394 高速シリアルバス規格(例えばファイアワイヤポート)を用いるシリアルバスポートを含み得る。もしくは、またはさらに、コンピュータ101はBluetoothインターフェース、Wi-Fiインターフェース、赤外線データポートなどの無線データ「ポート」を含み得る。

本発明の様々な実施例にしたがって採用されるコンピューティングデバイスは図1に示されたコンピュータ101よりも多くの構成要素、コンピュータ101よりも少ない構成要素、またはコンピュータ101とは異なる構成要素の組み合わせを含み得ることが理解されるべきである。例えば、本発明のいくつかの実装は、デジタル楽曲プレーヤまたはサーバコンピュータなどの極めて特異な機能を有すべく意図された1つ以上のコンピューティングデバイスを採用し得る。したがって、これらのコンピューティングデバイスは、ネットワークインターフェース115、リムーバブル光ディスクドライブ119、プリンタ、スキャナ、外部ハードドライブなどの不要な周辺機器を省略し得る。もしくは、またはさらに、本発明のいくつかの実装は、デスクトップ型またはラップトップ型パーソナルコンピュータのような、広範な機能を発揮できるべく意図されたコンピューティングデバイスを代替的または追加的に採用し得る。これらのコンピューティングデバイスは、要望に応じて周辺デバイスまたは追加の構成要素の任意の組み合わせを有し得る。

運動情報モニタデバイス 図2は、ユーザの運動活動に対応する運動情報を測定するために、本発明の様々な実施例にしたがって採用され得る運動情報モニタデバイス201の一例を表す。同図に示すように、運動情報モニタデバイス201はデジタル楽曲プレーヤ203、電子インターフェースデバイス205、および運動パラメータ測定デバイス207を含む。以下により詳細に説明するように、デジタル楽曲プレーヤ203は電子インターフェースデバイス205に(取外し可能に)接続され、当該組み合わせは、ユーザがランニングまたはウォーキングなどの運動活動を行う間に、ユーザにより装着または携帯される。運動パラメータ測定デバイス207も、ユーザが運動活動を行う間にユーザにより装着または携帯され、ユーザが行っている運動パフォーマンスに関する1つ以上の運動パラメータを測定する。運動パラメータ測定デバイス207は、測定された運動パラメータに対応する信号を電子インターフェースデバイス205に伝送する。電子インターフェースデバイス205は運動パラメータ測定デバイス207からの信号を受信し、受信した情報をデジタル楽曲プレーヤ203に提供する。

図3により詳細に示すように、運動パラメータ測定デバイス207は運動パラメータ測定デバイス207を装着または使用する個人に関係づけられた運動パラメータを測定するための1つ以上のセンサ301を含む。図示された実装では、例えば、センサ301Aおよび301Bは、運動パラメータ測定デバイス207の加速度を2つの直交方向において測定するための加速度計(圧電型加速度計など)であり得る。運動パラメータ測定デバイス207は、ユーザが練習中に所望の運動パラメータを測定するために、ユーザにより携帯または装着される。例えば、図4に示すように、運動パラメータ測定デバイス207はユーザが歩くかまたは走る間、ユーザの靴401の底に取り付けられ得る。この配置により、センサ301はユーザの足の動きに対応した電気信号を発生させる。当技術分野において公知のように、その後、これらの信号を、ユーザによって行われた運動活動を表す運動データを生成するために使用できる。

運動パラメータ測定デバイス207は、センサ301によって出力された電気信号を処理するためのプロセッサ303も含む。本発明のいくつかの実装では、プロセッサ303はプログラマブルマイクロプロセッサであり得る。しかし、本発明のさらに別の実装では、プロセッサ303はASICなどの特定目的向け回路デバイスであり得る。プロセッサ303はセンサ301から出力された信号に対して任意の操作、例えば曲線平滑化、ノイズフィルタリング、アウトライア除去、増幅、加法、積分などを実行する。プロセッサ303は、処理された信号をトランスミッタ307へ提供する。運動パラメータ測定デバイス207は、必要に応じて電力をセンサ301、プロセッサ303およびトランスミッタ305へ供給するための電源307も含む。電源307は、例えばバッテリであり得る。

運動パラメータ測定デバイス207は、図4に示すように、処理された信号を電子インターフェースデバイス205へ伝送する。ここで図3に戻ると、電子インターフェースデバイス205は、運動パラメータ測定デバイス207においてトランスミッタ305により伝送された処理済み信号を受信するレシーバ309を含む。レシーバ309は処理済み信号を第2のプロセッサ311へ中継し、該プロセッサは信号をさらに処理する。プロセッサ303と同じく、プロセッサ311は処理済み信号に対して任意の操作、例えば曲線平滑化、ノイズフィルタリング、アウトライア除去、増幅、加法、積分などを実行し得る。

プロセッサ303は、処理済み信号をデジタル楽曲プレーヤ203に提供する。ここで図2に戻ると、電子インターフェースデバイス205は、デジタル楽曲プレーヤ203上に設けられた従来の入力ポート211に物理的に差し込まれて接続されるコネクタシステム209を含む。電子インターフェースデバイス205のコネクタシステム209が接続する入力ポート211は、データを転送するための任意の種類の入力ポート、例えばパラレルデータポート、シリアルデータポート、イヤホン、またはマイクロホンジャックなどであり得る。コネクタシステム209は、デジタル楽曲プレーヤ203の入力ポート211に設けられた対応する要素との電気接続またはその他の適切な接続を行うことができる(例えば、インターフェースデバイス205と電子インターフェースデバイス205との間の電子および/またはデータ通信を可能にする)ように、ワイヤ、ピン、電気コネクタなどの任意の適切な接続デバイスを含み得る。必要あるいは所望であれば、インターフェースデバイス205をデジタル楽曲プレーヤ203に確実に接続するためにストラップ、フック、バックル、クリップ、クランプ、保持要素、機械的コネクタなどの追加的な固定要素が設けられ得る。

ここで図3に戻ると、プロセッサ311は処理された信号をコンピューティングユニット313へ提供する。コンピューティングユニット313は、まず、処理された信号をメモリ315に記憶し得る。さらに、本発明のいくつかの実装により、コンピューティングユニット313は運動情報モニタデバイス201により提供された処理済み信号に対して演算を行い、ユーザにより行われた運動活動に対応する運動データを生成し得る。例えば、運動情報モニタデバイス201がユーザの足の動きを測定するための加速度計を含む場合は、コンピューティングユニット313は運動情報モニタデバイス201からの処理された信号を分析し、ユーザの運動活動中の特定段階におけるユーザの速度とこれらの特定段階のそれぞれにおけるユーザが進んだ総距離を表す運動データを生成し得る。加速度計信号からユーザの速度を決定するための様々な技術が、例えば、"Monitoring Activity Of A User In Locomotion On Foot"と題され2005年5月24日に付与されたBlackadarらへの米国特許第6,898,550号、"Monitoring Activity Of A User In Locomotion On Foot"と題され2005年4月19日に付与されたOhlenbuschらへの米国特許第6,882,955号、"Monitoring Activity Of A User In Locomotion Of Foot"と題され2005年4月5日に付与されたDarleyらへの米国特許第6,876,947号、"Monitoring Activity Of A User In Locomotion Of Foot"と題され2002年12月10日に付与されたOhlenbuschらへの米国特許第6,493,652号、"Detecting The Starting And Stopping Of Movement Of A Person On Foot"と題され2001年10月2日に付与されたBlackadarらへの米国特許第6,298,314号、"Measuring Foot Contact Time And Foot Loft Time Of A Person In Locomotion"と題され2000年4月18日に付与されたGaudetらへの米国特許第6,052,654号、"Measuring Foot Contact Time And Foot Loft Time Of A Person In Locomotion"と題され2000年1月25日に付与されたGaudetらへの米国特許第6,018,705号に記載されており、これらのそれぞれは参照によりその全体が本明細書に組み入れられる。

運動データセットは、各速度値および/または各距離値と関係づけられる時間値も含み得る。運動情報モニタデバイス201を異なるユーザから運動情報を収集するために用いることができる場合は、運動データコンピューティングユニット313は、追加的にユーザが何らかの方法で自己を識別するように促し得る。その後、この識別情報は、運動情報モニタデバイス201により提供された情報から生成された運動データセットに含められ得る。コンピューティングユニット313が運動情報モニタデバイス201により提供された情報から運動データを生成すると、コンピューティングユニット313はメモリ315に運動データセットを記憶し得る。以下により詳細に述べるように、デジタル楽曲プレーヤ203が運動情報収集ツールを実現するコンピューティングデバイスに接続されていると、コンピューティングユニット313は運動データを遠隔コンピューティングデバイスをホストとする表示コンフィギュレーションツールへダウンロードする。

図2〜図4に示す態様について運動パラメータ測定デバイス207とインターフェースデバイス205との間の無線通信が記載されるが、運動パラメータ測定デバイス207とインターフェースデバイス205との間で有線接続を含む任意の通信方法を本発明から逸脱することなく用い得る。また、運動パラメータ測定デバイス207からの身体的または生理学的データから導出されたデータを電子デバイス210での表示または電子デバイス210からの出力のための正しい形式またはフォーマットにする任意の方法が、本発明から逸脱することなく提供され得る。例えば、所望であれば、運動パラメータ測定デバイス207は1つ以上の特定電子デバイスとの使用のために特別に設計および/またはプログラムされ得る。例えば、特定の1つまたは複数のデバイスと一緒に動作し、それらのデバイスに適切な形式およびフォーマットの出力データを提供するために予めプログラムされ、かつ/または配線され得る。この状況で、インターフェースデバイス205は、特定のモデルのデジタル楽曲プレーヤや、電話、時計、パーソナルデジタルアシスタントなどのその他の電子デバイスまでもが例としれ挙げられるある一定の電子デバイスを特に対象として市場に出され、販売され得る。別の代案として、所望であれば、インターフェースデバイス205は、後で、例えばインターネット、ディスクまたは別のソースなどから特定の電子デバイス用のディスプレイもしくはデバイスドライバおよび/またはフォーマットデータをダウンロードすることにより、多種多様な異なる電子デバイスと一緒に動作するようにプログラムされ得る。

所望であれば、本発明の少なくともいくつかの実施例にしたがって、インターフェースデバイス205は、ディスプレイ220および/あるいはユーザ入力システム222、例えば1つ以上の回転入力デバイス、スイッチ、ボタン(図2の例に図示)、マウスもしくはトラックボール要素、タッチスクリーンなど、またはそれらの何らかの組み合わせをさらに含み得る。ディスプレイ220は、例えば、デジタル楽曲プレーヤ203により再生されている楽曲に関連する情報、デジタル楽曲プレーヤ203により受信されている運動情報信号に関連する情報、受信された運動情報信号からデジタル楽曲プレーヤ203により生成されている運動データなどを示すために採用され得る。ユーザ入力システム222は、例えば、インターフェースデバイス205を介して受け取られた入力データの処理という1つ以上の局面を制御するため、入力データの受信(例えばタイミング、受け取られた情報の種類、オンデマンドデータ要求など)を制御するため、電子デバイス203へのデータ出力または電子デバイス203によるデータ出力を制御するため、運動パラメータ測定デバイス207を制御するためなどに採用され得る。もしくは、またはさらに、所望であれば、デジタル楽曲プレーヤ203上の入力システム(例えばボタン222、タッチスクリーン、ディジタイザ/スタイラスによる入力、回転入力デバイス、トラックボールまたはローラボール、マウスなど)を用いて、ユーザ入力データをインターフェースデバイス205および/または運動パラメータ測定デバイス207へ提供し得る。さらに別の例として、所望であれば、音声入力システムにインターフェースデバイス205および/またはデジタル楽曲プレーヤ203を設け、例えばユーザ入力を音声コマンドを介して行うことを可能にし得る。任意のシステム要素の制御のためおよび/または任意の目的のためのその他の所望の種類のユーザ入力システムが、本発明から逸脱することなく提供され得る。

デジタル楽曲プレーヤ203は、追加の入力および/または出力要素、例えば図2に示すポート224および226などを、例えばヘッドフォン(もしくは他の音響出力)、電源、無線通信、赤外線入力、マイクロフォン入力、またはその他のデバイス用に含み得る。所望ならば、インターフェースデバイス205が電子デバイス203に取り付けられるとこれらのポート224および/または226がカバーされるならば、インターフェースデバイス205にポート224および/または226に対する類似の外部ポートを装備し得、内部回路をインターフェースデバイス205に設けてユーザが同じ追加デバイスを、それらがデジタル楽曲プレーヤ203へ差し込まれたようにインターフェースデバイス205へ差し込み、やはり同じ機能を利用する(例えば、それにより必要なデータ、信号、電力および/または情報をインターフェースデバイス205を介してユーザ、別の出力および/またはデジタル楽曲プレーヤ203へ送ることができる)ことを可能にし得る。

上記の本発明のいくつかの特定の態様はデジタル楽曲プレーヤ203に関するが、本発明の代替的実施例は任意の携帯式電子デバイスを用いて実施され得ることが理解されるべきである。例えば、本発明のいくつかの実装により、運動パラメータ測定デバイス207は携帯電話、時計、パーソナルデジタルアシスタント、別種類の楽曲プレーヤ(コンパクトディスクもしくは衛星ラジオ楽曲プレーヤなど)、ポータブルコンピュータ、またはその他の所望の電子デバイスと関連して用いられ得る。さらに、本発明のいくつかの実装は代替的または追加的に、インターフェースデバイス205の使用を省くことができる。例えば、運動パラメータ測定デバイス207は、Bluetooth無線通信プロトコルを用いて通信すべく構成され得るため、Bluetooth可能な携帯電話、パーソナルデジタルアシスタント、時計またはパソコンと共に採用できる。もちろん、インターフェースデバイス205を省きながらさらに他の無線または有線通信技術を採用することができるであろう。

運動パラメータ測定デバイス207の特定の例が理解しやくするために前述されているが、任意の種類の所望の運動パラメータ測定デバイス207が本発明の様々な態様と共に採用できることも理解されるべきである。例えば本発明のいくつかの実装では、運動パラメータ測定デバイス207は心拍計、血液酸素計、衛星測位デバイス(例えば全地球測位衛星(GPS)ナビゲーションデバイス)、ユーザの電気的活動を測定するためのデバイス(EKGモニタなど)、またはユーザの1つ以上の身体的パラメータを測定するためのその他のデバイスであり得る。さらに、運動パラメータ測定デバイス207は、ユーザにより操作される何らかのデバイスの1つ以上の動作パラメータ、例えば自転車の速度および/または距離、トレッドミル、ローイングマシン、楕円マシン、固定自転車により行われた速度および/または作業、ユーザが装着したスキー(上または上)、スケート(ローラまたは氷上)、スノーシューズなどにより走行した速度および/または距離などを測定し得る。

また、運動パラメータ測定デバイス207は運動パラメータ測定デバイス207からの信号を受け取るデジタル楽曲プレーヤ203または他のポータブル電子デバイスに対して別個のものとして記載されているが、本発明のいくつかの実装では、運動パラメータ測定デバイス207はデジタル楽曲プレーヤ203または他のポータブル電子デバイスに組み込まれ得る。例えば、本発明のいくつかの実装は、加速度計、衛星測位デバイス、もしくは運動活動を測定するためのその他の所望のデバイスを組み込んだ楽曲プレーヤ、携帯電話、時計、またはパーソナルデジタルアシスタントを採用し得る。さらに、本発明の様々な実装は、デジタル楽曲プレーヤ203または他のポータブル電子デバイスに組み込まれていたり、デジタル楽曲プレーヤ203または他のポータブル電子デバイスから分離されていたり、それらの何らかの組み合わせであったりする複数の運動パラメータ測定デバイス207を採用し得ることが理解されるべきである。

運動収集および表示ツール 図5は、本発明の様々な実装にしたがって運動データを収集および/または表示するために採用できる運動情報収集および表示デバイス501の例を表す。以下により詳細に述べるように、運動情報収集および表示デバイス501は、運動データの収集および表示の両方を行い得る。運動情報収集および表示デバイス501は、前述のコンピューティングデバイス101の適切な変形例を用いて実現され得る。しかし、状況によっては、運動情報収集および表示デバイス501は、例えばワシントン州RedmondのMicrosoft Corporationから入手可能なMicrosoft Windowsオペレーティングシステムのあるバージョン、カリフォルニア州CupertinoのApple Corporationから入手可能なMacintoshオペレーティングシステムのあるバージョンまたは複数のベンダーから入手可能なUnixもしくはLinuxオペレーティングシステムのあるバージョンを用いるデスクトップまたはラップトップパーソナルコンピュータを使用して、商業的に実現され得る。

図5に示すように、運動情報収集および表示デバイス501は、運動情報モニタデバイス201からデータを受け取るためのインターフェース503を含む。このインターフェース503は、例えば電気構成要素、ソフトウェア構成要素(アプリケーションプログラムインターフェース(API)またはそれらの何らかの組み合わせを用いて実現され得る。運動情報収集および表示デバイス501は、運動データ収集モジュール505も有する。本発明の様々な実施例では、運動データ収集モジュール505は、1つ以上の運動データセットを記憶するデジタル楽曲プレーヤ203または他のポータブル電子デバイスがインターフェース503を介して運動情報収集および表示デバイス501に接続されるとそれを検知して、当該1つまたは複数の運動データセットを取り出すためにデジタル楽曲プレーヤ203または他のポータブル電子デバイスとの通信セッションを設け得る。本発明のいくつかの実装においては、運動データ収集モジュール505は運動データセットが取り出された後に、デジタル楽曲プレーヤ203または他のポータブル電子デバイスから運動データセットを削除し得る。

本発明のいくつかの実装では、運動データ収集モジュール505はデジタル楽曲プレーヤ203または他のポータブル電子デバイスから取り出された運動データセットに対していくつかのさらなる操作を実行し得る。例えば、異なるユーザから運動情報を収集するために運動情報モニタデバイス201を採用できるならば、運動データ収集モジュール505は追加的にユーザが自分の識別を行うように促し得る(この情報が運動情報収集および表示デバイス501により前もって得られていない場合)。この識別情報は、その後、取り出された運動データセットに含められ得る。

前述のように、運動情報収集および表示デバイス501は典型的には、1つ以上の運動パラメータ測定デバイス207により測定された情報から運動データセットを生成する。しかし、本発明のいくつかの態様では、運動情報収集および表示デバイス501はその代わりに、運動パラメータ測定デバイス207により提供された生情報を記憶し得る。これらの態様では、運動データ収集モジュール505はデジタル楽曲プレーヤ203または他のポータブル電子デバイスから生情報を取り出し、その後、該生情報そのものから運動データセットを生成し得る。当然ながら、本発明のさらに他の実施例は、必要に応じて、運動パラメータ測定デバイス207により測定された生情報からの運動データの生成に関する機能を運動データ収集モジュール505とデジタル楽曲プレーヤ203または他のポータブル電子デバイスとに割り振ってもよい。

運動データ収集モジュール505は、例えばコンピューティングデバイス101のコンピューティングユニット113により実行されるソフトウェア命令によって実現され得る。本発明のいくつかの実施例では、運動データ収集モジュール505はブラウザなどの従来のソフトウェアツールにより実現され得る。あるいは、運動データ収集モジュール505は、特定目的向けソフトウェアツールまたは運動データ収集機能を果たすために高度化された従来のソフトウェアツールにより実現され得る。例えば、運動データ収集モジュール505は、様々な機能を実施するために従来のブラウザを組み込んだソフトウェアツールにより実現され得る。これらの機能は、デジタル楽曲プレーヤ203または他のポータブル電子デバイスから運動データを収集することに加えて、例えば楽曲およびビデオコンテンツを選択、購入、およびダウンロードすることを含み得る。

運動データ収集モジュール505が運動情報モニタデバイス201により提供された処理済み信号を収集すると、運動データ収集モジュール505は運動データセットをインターフェースモジュール507を介して運動データ表示コンフィギュレーションデバイス601へ伝送する。運動情報収集および表示デバイス501は、インターネットなどの従来のネットワークを介して、運動データ表示コンフィギュレーションデバイス601と通信し得る。これらの構成では、インターフェースモジュール507は、ネットワークインターフェースカードなどの任意の従来の種類のネットワークインターフェースを用いて実現され得る。当然ながら、任意の種類の所望のハードウェアまたはソフトウェアの組み合わせを代わりに用いて、運動データ収集モジュール505が収集された運動データを運動データ表示コンフィギュレーションデバイス601へ送ることを可能にしてもよい。本発明のいくつかの実装では、運動データ収集モジュール505は収集された運動データを自動的に運動データ表示コンフィギュレーションデバイス601へ送り得る。例えば、運動データ収集モジュール505は、収集された運動データを、収集直後に、事前規定された間隔で、運動データ表示コンフィギュレーションデバイス601へのネットワーク接続の検知時に、またはそれらの組み合わせにおいて運動データ表示コンフィギュレーションデバイス601に送ることを試みてもよい。もしくは、またはさらに、運動データ収集モジュール505は、ユーザに収集された運動データがいつ運動データ表示コンフィギュレーションデバイス601へ送られるかを指定するように促してもよい。

図6は、本発明の様々な実施例にしたがって採用され得る運動データ表示コンフィギュレーションデバイス601の例を表す。同図から見てとれるように、運動データ表示コンフィギュレーションデバイス601は運動情報収集および表示デバイス501と通信するためのインターフェースモジュール603を含む。前述のように、運動情報収集および表示デバイス501は、インターネットなどの従来のネットワークを介して運動データ表示コンフィギュレーションデバイス601と通信し得る。これらの構成では、インターフェースモジュール603は、ネットワークインターフェースカードなどの任意の従来種類のネットワークインターフェースを用いて実現され得る。当然ながら、任意の種類の所望のハードウェアまたはソフトウェアの組み合わせを代替的に用いて、運動データ表示コンフィギュレーションデバイス601が運動情報収集および表示デバイス501と通信できるようにしてもよい。

運動データ表示コンフィギュレーションデバイス601は、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605および運動データストレージ607も含む。運動データ表示コンフィギュレーションデバイス601のインターフェース603は、運動情報収集および表示デバイス501から運動データを受け取ると、受け取った運動データを運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605へ提供する。その後、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール603は、今後の使用のために運動データを運動データストレージ607に記憶することができる。以下により詳細に述べるように、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605は運動データストレージ607からの運動データの取り出しも行い、ユーザにとって有意義な方法で1つ以上のユーザインターフェースを介して表示するために取り出された運動データを構成する。

ここで図5に戻ると、ユーザが自己の運動活動(または、以下により詳細に述べるように他者の運動活動)に関する情報を見たい場合には、ユーザはこの要求を運動情報収集および表示デバイス501へ提出する。具体的には、ユーザはキーボード、マウス、ディスプレイなどの従来の入出力デバイスを採用できる。この表示要求は、従来のインターフェース入力/出力インターフェース511を介して運動データ表示モジュール509へ提供される。当技術分野において周知のように、インターフェース入力/出力インターフェース511は、ハードウェアおよびソフトウェア構成要素の任意の組み合わせ、例えば入力デバイスからの入力を検知および処理し、データを出力デバイスへ送るかまたは出力デバイスを制御するために使用される従来のアプリケーションプログラミングインターフェース(API)などを用いて実現され得る。

本発明のいくつかの実施例では、運動データ表示モジュール509は、データ表示を要求および制御する入力を受け取り、次に、要求された方法でデータを表示するための任意の従来のツールを用いて実現され得る。例えば、運動データ表示モジュール509は従来のブラウザプログラム、例えばコンピューティングユニット113上で実行するMicrosoft Internet Explorer, Mozilla Firefox、またはOperaを用いて実現され得る。本発明のさらに他の態様では、運動データ表示モジュール509は、ActiveXプラグイン、Javaスクリプト、またはカリフォルニア州San JoseのAdobe Systems Incorporatedから入手可能なMacromedia Flash PlayerまたはAdobe Flash Playerなどの1つ以上の表示ツールにより高度化された従来のブラウザプログラムを用いて実現され得る。本発明のさらに他の態様において、運動データ表示モジュール509は、例えば運動データを表示するための特定目的向けソフトウェアツールにより実現され得る。

以下により詳細に述べるように、ユーザが運動データ表示モジュール509を起動すると、ユーザは、自己が見たい収集された運動データ、収集された運動データを見たいフォーマットなどを選択することを促すユーザインターフェースを提供される。このユーザインターフェースは、運動データ表示モジュール509、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605、またはそれらの何らかの組み合わせにより生成され得る。ユーザが提供されたインターフェースを用いて運動データを見る要求を提出すると、運動データ表示モジュール509は該要求を運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605へ中継する。それに応じて、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605は、要求された運動データを運動データ表示モジュール509による表示のために構成する。例えば、以下により詳細に述べるように、ユーザは1週間の各日ごとにユーザが走った総距離を見ることを要求し得る。それに応じて、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605は、運動データストレージ607から該当する距離データを取り出す。次に、取り出された距離データを所望の画像(棒グラフなど)によって表示されるように構成し、構成された運動データをユーザへの表示のために運動データ表示モジュール509へ提供する。

本発明のいくつかの態様では、データ表示コンフィギュレーション機能を運動データ表示モジュール509と運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605とに割り振ってもよいことに留意されたい。例えば、運動データ表示モジュール509が単純なブラウザにより実現される場合は、運動データ表示モジュール509は運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605用の「シンクライアント」となり得る。すなわち、データ表示コンフィギュレーション機能のすべてが、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605により実行され得る。運動データ表示モジュール509は、提供された情報を表示するだけである。あるいは、運動データ表示モジュール509が特定目的向けソフトウェアツールにより実現される場合は、データ表示コンフィギュレーション機能の大半またはすべてが、運動データ表示モジュール509により実行され得る。これらの実施例では、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605は、運動データストレージ607からの運動データの記憶および取り出しにのみ用いられ得る。

典型的には、運動データ表示コンフィギュレーションデバイス601は、運動情報収集および表示デバイス501から遠隔位置で実現される。そして、運動情報収集および表示デバイス501は、前述のように、電子通信ネットワークを介して運動データ表示コンフィギュレーションデバイス601に接続され得る。電子通信ネットワークはインターネットなどの公共ネットワーク、私的ネットワーク、または両者の何らかの組み合わせを含むものであり得る。例えば、図7は、運動データ表示コンフィギュレーションデバイス601ならびに運動データを収集および/または表示するための複数のクライアントデバイス705を含むネットワーク701を表す。これらのクライアントデバイス705は、ワシントン州RedmondのMicrosoft Corporationから入手可能なMicrosoft Windowsオペレーティングシステムのいずれかのバージョンを用いるパーソナルコンピュータ705A、Appleオペレーティングシステムのいずれかのバージョンを用いるパーソナルコンピュータ705B、パーソナルデジタルアシスタント705C、および電話705Dを含み得る。当然ながら、本発明の様々な実施例は、上記のように運動データを収集および/または表示するために構成できるその他の所望の電子デバイスを、代替的または追加的に含み得る。

クライアントデバイス705が運動データ収集機能、運動データ表示機能、またはその両方を実行し得ることが理解されるべきである。すなわち、前述の運動情報収集・表示デバイス501の例は運動データの収集および表示の両方が可能であるのに対して、いくつかのクライアントデバイス705は運動データを収集するだけでよい。また、いくつかのクライアントデバイスは運動データを表示するだけでよい。例えば、ユーザはGPS搭載型スマートフォンを用いて、運動データを収集し、収集した運動データを運動データ表示コンフィギュレーションデバイス601に伝送し得る。次に、ユーザは従来のブラウザのみを備えたパーソナルコンピュータを用いて、収集した運動データのダウンロードおよび表示を行い得る。

ユーザの運動情報の表示 運動活動値の表示 運動データ表示モジュール509を介してユーザから運動情報を見る要求を受け取ったのに応じて、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605は、ユーザが本人であることを判定する。その後、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605は、運動データストレージ607から、ユーザに関連づけられた運動データを取り出す。次に、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605は、要求された運動データを表示するためのユーザインターフェースを準備し、当該ユーザインターフェースおよび運動データを運動データ表示モジュール509に伝送して、ユーザに対して表示する。

図8Aは、本発明の様々な実装によってユーザに提供され得る初期ユーザインターフェースの例を示す。同図に示すように、ユーザインターフェース801は複数のアイコン803を含む。各アイコン803は、ユーザが指定期間にわたって行う運動活動に対応する運動データ値を表す。具体的には、各アイコン803は、ユーザが行う運動活動に対応する距離値を表す。図8に示すように、各アイコン803に関連づけられたカレンダー日付フィールド805は、各アイコン803の下部に表示され、対応する運動活動を行った日付を示す。ユーザインターフェース801はユーザがどの運動データ値をユーザインターフェースに表示するかと運動データ値を表示する期間とを選択することを可能にする多数のコントロールボタン807〜819も表示する。さらに、インターフェース801は、以下により詳細に述べるタブ821〜825を含む。

図8Aに示すように、ユーザは「Distance」ボタン809および「Run」ボタン813を起動している。それに応じて、ディスプレイ801は、まず、ユーザに対応するサーバにより収集された直近の例えば12の運動データセットそれぞれのアイコン803を表示する。前述のように、各データセットは、個人が特定期間にわたって行った単一かつ個別の運動活動において測定された運動情報から生成された運動データ値を含む。さらに、各アイコン803の高さは、アイコン803が表す運動データセットに含まれる総距離値に相当する。例えば、10月22日にはユーザはランニングで総距離4.05マイルを走ったのに対して、12月23日には1回目のランニングで総距離1.59マイルしか走らなかった。したがって、当図に示すように、10月22日の運動活動に対応するアイコン803Aは、12月23日のユーザの1回目のランニングに関して収集された運動データを表すアイコン803Bよりも比例的に大きくなる。ユーザは、表示されたアイコン803に対応する運動活動の前後に行った運動活動のアイコン803を見たい場合には、所望の矢印ボタン807を起動することにより、さらなるアイコン803を見ることができる。

次に、ユーザが「Time」ボタン811を選択すると、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605は、各アイコン827が各データセットの総時間値を表すようにユーザインターフェース801を再構成して新しいアイコン827を表示させる。例えば、図8Bに示すように、各アイコン827の高さは、それによって表される各データセットにおける総時間値に相当する。例えば、10月22日のユーザのランニング時間の長さが54分2秒であったのに対して12月23日のユーザの1回目のランニング時間が18分11秒のみであった場合には、10月22日の運動データセットに対応するアイコン827Aは、12月23日のユーザのランニングに関して収集された運動データセットを表すアイコン827Bよりも比例的に高くなる。

距離および時間情報のみの表示に加えて、ユーザインターフェース801は、任意に追加情報を表示し得る。例えば、本発明のいくつかの実装により、ユーザはポインティングデバイスを用いて、特定のアイコン803または827を選択し得る。カーソルをアイコン上に位置させることなどによる選択に応じて、ユーザインターフェース801は、選択されたアイコンにより表される運動データセットからの追加情報を表示し得る。例えば、ユーザインターフェース801は、ポップアップ表示(図示せず)などを用いて、選択されたアイコン803または827により表される運動活動の総距離、時間、速度および燃焼カロリーに関するデータ値を表示し得る。さらに、ユーザインターフェースは、色情報などを用いて、直近に収集された運動データセットとそれ以前に収集された運動データセットとを区別し得る。このため、運動情報モニタデバイス201からの直近のダウンロードにおいて収集されたデータセットを表すアイコン803または827が薄緑色などを用いて表示され得、それに対して、以前に収集された運動データセットを表すアイコン803または827が暗緑色で表示され得る。

本発明のいくつかの実装により、ユーザは、ある運動データセットに関する詳細情報をその運動データセットを表すアイコン803または827を「起動」することによって取得し得る。例えば、ユーザはポインティングデバイスを用いてカーソルを所望のアイコン803または827上に位置させ、選択ボタンを押して、当該アイコン803または827を起動し得る。それに応じて、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605は、対応する運動データセットにおけるデータ値をより詳細にグラフィック表示するユーザインターフェースを構成および提供する。例えば、図9Aに示すように、本発明の様々な実装により、データセットにおける第1の種類のデータをデータセットにおける第2の種類のデータに対してプロットするユーザインターフェース901を表示して、視覚化グラフ903を提供し得る。具体的には、当図に示すように、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605は、運動データセットにおける速度値を運動データセットにおける距離値データに対してプロットし、グラフ903を提供する。このようにして、ユーザはランニング中の様々な地点において自己の瞬間速度がどうであったかを見ることができる。また、グラフ903は、例えば運動活動の種類(ランニングなど)を示すアイコンおよび総移動距離に関する表示などのその他の関連情報を含み得る。

本発明のいくつかの実装では、グラフ903は特定の距離ウェイポイント905も含み得、それにより、ウェイポイント905の位置で表される運動活動中の距離において測定された特定の速度値が示される。例えば、ユーザがポインティングデバイスを用いてカーソルをウェイポイント905A上に動かすと、ユーザインターフェース901は、ユーザの1マイル目における平均速度が12分12秒であったことを示すポップアップウィンドウ(図示せず)を表示する。同様に、ユーザがポインティングデバイスを用いてカーソルをウェイポイント905B上に動かすと、ユーザインターフェース901は、ユーザの2マイル目における平均速度が12分17秒であったことを示すポップアップウィンドウ(図示せず)を表示する。また、ユーザがポインティングデバイスを用いてカーソルをウェイポイント905C上に動かすと、ユーザインターフェース901は、ユーザの3マイル目における平均速度が12分3秒であったことを示すポップアップウィンドウ(図示せず)を表示する。

ユーザインターフェース901は、総距離値、総時間値、総平均ペース値、総燃焼カロリー値、および表された運動活動に対応する運動活動種類値を示す値フィールド907も含み得る。また、「Options」ボタン909も含み得る。ユーザが「Options」ボタン909を起動すると、インターフェース901は、ユーザが選択された運動データセットの命名または運動データセットの削除を行うことを可能にするさらなるコマンドボタン(図示せず)を表示し得る。さらに、当該インターフェースは、「Comparison」ボタン911を含み得る。

ユーザが「Comparison」ボタン911を選択すると、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605は、選択された運動活動に関する時間または距離の分類を決定する。例えば、選択された運動活動について収集された総距離値がおよそ6キロメートルであるならば、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605は、選択された運動活動に対応する運動データセットを「6キロメートル」運動データセットとして分類する。同様に、選択された運動活動について収集された総距離値が、別の指定距離区分(例えば、1マイル、10キロメートル、15キロメートル、10マイル、26マイルなど)に近い場合には、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605は、適切な区分に基づいて当該運動データセットを分類する。

運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605は、運動データセットを分類した後に、当該区分のその他の運動データセットを調べ、どの運動データセットが最高総距離値(または、当該区分が時間もしくは速度に基づく場合には、最低総時間値または最高総平均速度値)を有するかを判定する。運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605は、判定された区分の「最良の」運動データセットを特定すると、ユーザインターフェース901を再構成して図9Bに示すように該「最良の」運動データセットのグラフを含むようにする。当図に示すように、グラフ915は、選択された運動活動セッションを表すグラフ905と同一の特性および特徴を有し得る。

ユーザが「See My Runs」ボタン913を選択すると、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605は、図8Aおよび8Bに示すように、表示用のインターフェース801を構成および提供する。ここでそれらの図に戻り、ユーザが「Week」ボタン815または「Month」ボタン817を選択すると、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605は、多数の運動データセットの総計を表す1つ以上のアイコンを表示するようにユーザインターフェース801を修正する。具体的には、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605は、指定された期間に基づく各運動データセットからのデータ値を総計する。

例えば、ユーザが「Week」ボタン815に加えて「Distance」ボタン809を選択すると、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605は、特定の暦週内に発生した運動活動セッションに対応する運動データセット毎の総距離データ値を合計する。次に、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605は、アイコン829を含むようにユーザインターフェース801を修正し、そこで各アイコン829は、特定の週に生成された運動データセットにおける総距離値の合計をグラフィックで表す。また、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605は、各アイコン829が関連づけられた暦週を指定する暦週フィールド831を含むようにユーザインターフェース801を修正し得る。図8Cに示すように、各アイコンの高さは、指定された週間の運動データセットごとの総距離値の合計を表す。例えば、ユーザが10月22日から10月28日までの1週間に合計4.05マイル走ったとする。その一方で、ユーザは12月3日から12月9日までの1週間に総距離20.25マイル走ったとする。その結果、12月3日から12月9日までの1週間について総計された運動データを表すアイコン829Bは、10月22日から10月28日までの1週間に得られた運動データセットから総計された運動データを表すアイコン829Aよりも比例的に大きくなる。

同様に、ユーザが「Time」ボタン811を選択すると、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605は、総計済み運動データセットの総時間値の合計を表すアイコン833を表示するようにユーザインターフェース801を修正する。具体的には、図8Dに示すように、各アイコン833の高さは、対応する1週間に得られた運動データセット毎の総時間値の合計を表す。例えば、ユーザが10月22日から10月28日までの週には総時間54分2秒走ったが、12月3日から12月9日までの週には総時間4時間7分24秒走ったとすると、12月3日から12月9日までの週の運動データの総計を表すアイコン833Bは、10月22日から10月28日までの週の運動データの総計を表すアイコン833Aよりも比例的に大きくなる。

同様に、ユーザが「Month」ボタン817を選択すると、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605は、月間毎に得られた運動データセットからのデータ値の総計を表すアイコンを表示するようにユーザインターフェース801を修正する。例えば、ユーザが「Distance」ボタン809も選択した場合には、図8Eに示すように、ユーザインターフェース801は、各暦月に行われた運動活動セッションについて得られたデータセットからの総距離値の総計を表すアイコン835を表示し得る。また、ユーザインターフェース801は、各アイコン835が関連づけられた暦月を指定する暦月フィールド837も含み得る。このため、当図に示すように、ユーザインターフェース801は、8月に行われた運動活動セッションについて得られたデータセットからの総距離値の総計を表すアイコン835Aと、1月に行われた運動活動セッションについて得られたデータセットからの総距離値の総計を表す別のアイコン835Bを含む。アイコン835Aの高さは、8月に行われた運動活動セッションについて得られた運動データセット毎の総距離値の合計(すなわち18.84マイル)を表し、これに対して、アイコン835Bの高さは、1月に行われた運動活動セッションについて得られた運動データセット毎の総距離データ値それぞれの合計(すなわち58.84マイル)に相当する。

一方、ユーザが「Time」ボタン811を選択すると、ユーザインターフェース801は、図8Fに示すように、各暦月に行われた運動活動セッションについて得られたデータセットからの総時間値の総計を表すアイコン839を表示し得る。このため、当図に示すように、ユーザインターフェース801は、8月に行われた運動活動セッションについて得られたデータセットからの総距離値の総計を表すアイコン839Aと、1月に行われた運動活動セッションについて得られたデータセットからの総時間値の総計を表す別のアイコン839Bとを含む。アイコン839Aの高さは、8月に行われた運動活動セッションについて得られた運動データセット毎の総時間値の合計(すなわち4時間6分1秒)を表し、これに対して、アイコン839Bの高さは、1月に行われた運動活動セッションについて得られた運動データセット毎の総時間データ値の合計(すなわち10時間47分27秒)に相当する。

距離および時間の情報のみの表示に加えて、ユーザインターフェース801は、多数の運動データセットから総計された追加情報を任意に表示し得る。例えば、本発明のいくつかの実装では、ユーザはポインティングデバイスを用いて、特定のアイコン829、833、835または839を選択し得る。カーソルをアイコン上に位置させることなどによる選択に応じて、ユーザインターフェース801は、選択されたアイコンにより表される運動データセットの総計からの追加情報を表示し得る。例えば、ユーザインターフェース801は、選択されたアイコンにより表される運動活動情報の総計に対応する総距離データ値の合計、選択されたアイコンにより表される運動活動情報の総計に対応する総時間データ値の合計、選択されたアイコン速度により表される運動活動情報の総計に対応する平均速度データ値の平均、および選択されたアイコンにより表される運動活動情報の総計に対応する燃焼カロリーデータ値データ値の合計を表示するために、ポップアップ表示(図示せず)などを提供し得る。

運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605(または、本発明のいくつかの実装では、運動データ表示モジュール509)は、総計済み運動データの表示要求をユーザから受け取る前に、多数の運動データセットからのデータを総計してもよいことに留意されたい。あるいは、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605(または、本発明のいくつかの実装では、運動データ表示モジュール509)は、ユーザからの総計済みデータを見る特定の要求に応じてのみ、多数の運動データセットからのデータを総計してもよい。

目標の表示 特定の運動データ値あるいは運動データ値の総計の表示に加えて、本発明の様々な態様は、代替的にまたは追加的に、ユーザが自己の運動活動に関する目標を設定し、それらの目標達成に向けたユーザの進捗度をグラフィック表示する1つ以上の画像を見ることができるようにし得る。例えば、図8A〜図9Bに示す態様では、ユーザはこれらの図に示す「Goals」タブ823を選択できる。それに応じて、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605は、図10に示すユーザインターフェース1001を構成および提供し得る。当図に示すように、ユーザインターフェース1001は、ユーザに自己の運動活動に関する所望の目標を選択することを促す「Set A Goal」ボタン1003を含む。

ユーザが「Set A Goal」ボタン1003を起動すると、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605は、図11に示すユーザインターフェース1101を構成および提供する。当図に示すように、ユーザインターフェース1101は、「More Often」ボタン1103、「Distance」ボタン1105、「Burn More Calories」ボタン1107、「Faster」ボタン1109、および「Back」ボタン1111を含む。当技術分野において公知のように、「Back」ボタン1111を起動することにより、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605(または、本発明のいくつかの実施例では、運動データ表示モジュール509)が、ユーザインターフェース1101の以前に表示されたコンフィギュレーション、または、ユーザインターフェース1101の現在表示されているコンフィギュレーションがその初期コンフィギュレーションである場合には、以前に示されたユーザインターフェースを構成および表示する。

ユーザが運動活動の頻度を増加したい場合には、ユーザは「More Often」ボタン1103を起動する。それに応じて、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605は、サブインターフェース1113を含むようにユーザインターフェース1101を再構成する。図11Bに示すように、サブインターフェース1113は、「Number Of Runs」コントロール部1115、「Number Of Weeks」コントロール部1117、および「Set Goal」ボタン1119を含む。「Number Of Runs」コントロール部1115を用いて、ユーザは所望期間内に実施したいランニング回数(または、必要に応じて、何らかの他の運動活動を行う回数)を指定できる。同様に、「Number Of Weeks」コントロール部1117を用いて、ユーザは所望の目標に到達するのに割り当てられる所望の期間を構成する週数を指定できる。図示した例において、「Number Of Runs」コントロール部1115はフィールドコントロール(すなわち、値を入力できるフィールドを有している)であり、「Number Of Weeks」コントロール部1117はラジオコントロールであるが、本発明の様々な実施例では、要望に応じて代替種類のコントロールを用い得る。ユーザが実施しなければならないランニング回数を指定し、所望の目標を満たすためにそのランニング回数を実施しなければならない期間を指定すると、ユーザは「Set Goal」ボタン1119を起動することによって目標パラメータを確定できる。

同様に、ユーザが所与の期間においてより長い距離を走りたい場合には、ユーザは「Distance」ボタン1105を起動する。それに応じて、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605は、サブインターフェース1121を含むようにユーザインターフェース1101を再構成する。図11Cに示すように、サブインターフェース1121は、「Total Distance」コントロール部1123、「Number Of Weeks」コントロール部1125、および「Set Goal」ボタン1127を含む。「Total Distance」コントロール部1123を用いて、ユーザは所望の期間内に走りたい総距離を指定できる。同様に、「Number Of Weeks」制御部1125を用いて、ユーザは所望の目標に到達するのに割り当てられる所望の期間を構成する週数を指定できる。図示した例において、「Total Distance」コントロール部1123は、フィールドコントロール (すなわち、値を入力できるフィールド)とドロップダウンメニュー制御部(すなわち、ユーザが距離を測定する単位を選択できる)との両方を備えたコンビネーションコントロールである。また、図11Cに示す「Number Of Weeks」コントロール部1125は、ラジオコントロールである。しかしながら、本発明の様々な実施例では、要望に応じて代替種類のコントロールを用い得る。ユーザが実施しなければならないランニング回数を指定し、所望の目標を達成するためにそのランニング回数を実施しなければならない期間を指定すると、ユーザは「Set Goal」ボタン1127をアクティブにすることによって目標パラメータを確定できる。

ユーザが特定の期間において燃焼カロリーを増加したい場合には、ユーザは「Burn More Calories」ボタン1107を起動する。それに応じて、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605は、サブインターフェース1129を含むようにユーザインターフェース1101を再構成する。図11Dに示すように、サブインターフェース1129は、「Number Of Calories」コントロール部1131、「Number Of Weeks」コントロール部1133および「Set Goal」ボタン1135を含む。「Number Of Calories」コントロール部1131を用いて、ユーザは所望期間内に燃焼したいカロリー数を指定できる。同様に、「Number Of Weeks」コントロール部1133を用いて、ユーザは所望カロリー数を燃焼するのに割り当てられる所望の期間を構成する週数を指定できる。図示した例において、「Number Of Calories」コントロール部1131はフィールドコントロール(すなわち、値を入力できるフィールドを有している)であり、「Number Of Weeks」コントロール部1133はラジオコントロールであるが、本発明の様々な実施例では、要望に応じて代替種類のコントロールを用い得る。ユーザが実施しなければならないランニング回数と、所望目標を達成するためにそのランニング回数を実施しなければならない期間とを指定すると、ユーザは「Set Goal」ボタン1135を起動することによって目標パラメータを確定できる。

最後に、ユーザが所望ランニング回数に関してより速く走りたい場合には、ユーザは「Faster」ボタン1109を起動する。それに応じて、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605は、サブインターフェース1137を含むようにユーザインターフェース1101を再構成する。図11Eに示すように、サブインターフェース1137は、「Average Pace」コントロール部1139、「Number Of Runs」コントロール部1141、および「Set Goal」ボタン1143を含む。「Average Pace」コントロール部1139を用いて、ユーザは所望ランニング回数に関して走りたい最小ペースを指定できる。同様に、「Number Of Runs」コントロール部1141を用いて、ユーザは所望の目標に到達するためにより速く走りたいランニング回数を指定できる。図示した例において、「Average Pace」コントロール部1139はフィールドコントロール(すなわち、値を入力できるフィールドを有している)であり、「Number Of Runs」コントロール部1141はラジオコントロールであるが、本発明の様々な実施例では、要望に応じて代替種類のコントロールを用い得る。ユーザが平均ペースと、所望の目標を達成するために指定の平均ペース以上で走らなければならないランニング回数とを指定すると、ユーザは「Set Goal」ボタン1143を起動することによって目標パラメータを確定できる。

ユーザが所望の目標を指定した後に、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605は、運動データ収集モジュール505により収集した運動データをモニタする。次に、ユーザが(「Goals」タブを選択することなどにより)指定目標達成に向けた自己の進捗度を見たい際には、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605は、収集した運動データセットから該当データを総計し、指定目標達成に向けたユーザの進捗度をグラフィック表示するユーザインターフェースを構成する。例えば、本発明のいくつかの実装では、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605は、図12に示す棒グラフ1201などの棒グラフを表示するユーザインターフェースを構成し得る。ユーザの進捗度に相当する棒グラフの一部は、塗りつぶし1203でマーキングされる。このため、図示した例において、棒グラフ1203の塗りつぶし1203は、ユーザが自己の目標成就のために要する運動活動の50 %超を達成したことを示す。いくつかの実装により、ユーザが設定した目標毎の棒グラフまたはその他の進捗度インジケータが同時に表示され得る。本発明のさらに別の実装により、ユーザがユーザインターフェースにおいて表示される単一の棒グラフまたは他の進捗度インジケータを選択することを可能にするコントロール部が提供され得る。

他のユーザの運動データの表示 挑戦 本発明の様々な実施例は、ユーザは1人以上の他のユーザ(すなわち、本発明の態様を用いるアスリート)に対して、運動活動に関する競争を「挑む」ことを可能にし得る。例えば、本発明のいくつかの実装では、ユーザは図13Aに示すユーザインターフェース1301を要求することによって、1人以上の他のアスリートに挑戦状を出し得る。当図に示すように、インターフェース1301は、「Distance Race」ボタン1303、「Most Miles」ボタン1305、「Fastest Run」ボタン1307、「Distance Goal」ボタン1309、および「Back」ボタン1311を含む。当技術分野において公知のように、「Back」ボタン1311を起動することにより、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605(または、本発明のいくつかの実施例では、運動データ表示モジュール509)が、ユーザインターフェース1301の以前に表示されたコンフィギュレーション(または、ユーザインターフェース1301の現在表示されているコンフィギュレーションがその初期コンフィギュレーションである場合には、以前に示されたユーザインターフェース)を構成および表示する。

ユーザが、誰が指定距離を1位で走ることができるかについて挑戦を行いたい場合には、ユーザは「Distance Race」ボタン1303を起動する。それに応じて、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605は、サブインターフェース1313を含むようにユーザインターフェース1301を再構成する。図13Bに示すように、サブインターフェース1313は、「Total Distance」コントロール部1315、「Challenge Name」コントロール部1317、「Start Date」コントロール部1319、および「Next Step」ボタン1321を含む。「Total Distance」コントロール部1315を用いて、ユーザは挑戦参加者が挑戦に勝つために1位で走らなければならない総距離を指定できる。次に、ユーザは「Challenge Name」コントロール部1317を用いて、挑戦に固有名称を付与できる。各挑戦に命名することにより、アスリートは、自己が同時に参加してい得る複数の異なる挑戦を識別し、常に把握することができる。また、ユーザは「Start Date」コントロール部1319を用いて、挑戦の開始日を指定できる。図示した例において、「Total Distance」コントロール部1315および「Challenge Name」コントロール部1317はそれぞれフィールドコントロール(すなわち、値を入力できるフィールドを有するコントロール)であり、「Start Date」コントロール部1319は多数のドロップダウンメニューにより構成される。しかしながら、本発明の様々な実施例では、要望に応じて代替種類のコントロールが使用され得ることが理解されるべきである。ユーザが挑戦のパラメータを指定すると、ユーザは「Next Step」ボタン1321を起動することにより、特定のアスリートを挑戦に参加するよう招待するプロセスを開始できる。

ユーザが「Next Step」ボタン1321を起動すると、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605は、図13Cに示す通り、「Distance Race」ボタン1303の代わりにサブインターフェース1323を含むように、ユーザインターフェース1301を再構成する。当図に示すように、サブインターフェース1323は、「Personal Message」コントロール部1325、「Email Address」コントロール部1327、および「Set Challenge」ボタン1329を含む。ユーザは「Personal Message」コントロール部1325を用いて、ユーザが挑戦に参加するよう招待したい各アスリートへの個人的メッセージを作成できる。「Email Address」コントロール部1327を用いて、ユーザは自身が挑戦に参加するよう招待したい各人物のEメールアドレスを指定できる。図示した例において、「Personal Message」コントロール部1325および「Challenge Name」コントロール部1317はそれぞれフィールドコントロール(すなわち、値を入力できるフィールドを有するコントロール)であるが、本発明の様々な実施例では、要望に応じて代替種類のコントロールが用いられ得る。

ユーザが各所望の参加者のEメールアドレスを提供すると、ユーザは「Set Challenge」ボタン1329を起動することにより、挑戦を開始できる。ユーザが「Set Challenge」ボタン1329を起動したのに応じて、運動データ表示コンフィギュレーションデバイス601(または、本発明のいくつかの実装では、ユーザの運動情報収集・表示デバイス501)が、指定された各被招待者にEメールを送信する。Eメールは、個人的メッセージと、挑戦への参加を促す対話型プロンプトなどとを含む。被招待者がプロンプトに応答することにより挑戦への参加を承諾した場合には、運動データ表示コンフィギュレーションデバイス601に対して、被招待者が挑戦への参加を承諾したことが通知される。この種のEメール対話型プロンプト(ワシントン州RedmondのMicrosoft Corporationから入手可能なOutlookソフトウェアツールの複数バージョンにおいて提供されている「voting」ボタンなど)は当技術分野において公知であるため、ここでは詳細は説明しない。

運動データ表示コンフィギュレーションデバイス601は、挑戦の参加者を特定した後に、参加者それぞれの収集された運動データをモニタし、収集された運動データにおける該当データ値を総計する。例えば、挑戦が誰が100マイルを1番に走ることができるかを決定するレースである場合には、参加者毎に、運動データ表示コンフィギュレーションデバイス601が、開始日以降に当該参加者について収集された各運動データセットにおける総距離値を合算する。参加者の総距離値合計が指定された挑戦距離以上である(かつそうなった最初の被招待者である)場合には、運動データ表示コンフィギュレーションデバイス601が、当該参加者を挑戦の勝者として特定する。それに応じて、運動データ表示コンフィギュレーションデバイス601は、各参加者に勝者を通知する。運動データ表示コンフィギュレーションデバイス601は、所望の技術を用いて、例えば、電子メールメッセージを送信することや各参加者が運動データ表示コンフィギュレーションデバイス601に接続すると専用インターフェースを表示することなどによって、参加者に通知を行い得る。様々なこのような通知技術は、当技術分野において周知であるため、ここでは詳細は説明しない。

本発明の様々な実施例では、運動データ表示コンフィギュレーションデバイス601は、他の参加者と比較した参加者のステータスに関する最新情報を追加的に提供し得る。また、当該最新情報は、所望の技術を用いて、例えば、電子メールメッセージを送信することや各参加者が運動データ表示コンフィギュレーションデバイス601に接続すると専用インターフェースを表示することなどによって提供することもできる。例えば、運動データ表示コンフィギュレーションデバイス601は、個々の目標のモニタリングに関して前述した種類の参加者毎の棒グラフなどを用いて、挑戦の目標に向けた各参加者の進捗度を示すユーザインターフェースを構成および提供し得る。

ここで図13Aに戻り、ユーザが誰が所与の期間内に最長マイルを走ることができるかについて挑戦を行いたい場合には、ユーザは「Most Miles」ボタン1305を起動する。それに応じて、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605は、図13Dに示す通り、サブインターフェース1331を含むようにユーザインターフェース1301を再構成する。サブインターフェース1331は、「Challenge Duration」コントロール部1333、「Challenge Name」コントロール部1335、「Start Date」コントロール部1337、および「Next Step」ボタン1339を含む。「Challenge Duration」コントロール部1333を用いて、ユーザは挑戦参加者が挑戦に勝つために最長総距離を走らなければならない総時間を指定できる。次に、ユーザは「Challenge Name」コントロール部1335を用いて、挑戦に固有名称を付与できる。また、ユーザは「Start Date」コントロール部1337を用いて、挑戦の開始日を指定できる。図示した例において、「Challenge Duration」コントロール部1333および「Challenge Name」コントロール部1335はそれぞれフィールドコントロール(すなわち、値を入力できるフィールドを有するコントロール)であり、「Start Date」コントロール部1337は多数のドロップダウンメニューにより構成される。しかしながら、本発明の様々な実施例では、要望に応じて代替種類のコントロールが使用され得ることが理解されるべきである。

ユーザが挑戦のパラメータを指定すると、ユーザは「Next Step」ボタン1339を起動することにより、特定のアスリートを挑戦に参加するよう招待するプロセスを開始できる。それに応じて、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605は、「Most Miles」ボタン1305の代わりにサブインターフェース1323を含むように、ユーザインターフェース1301を再構成する。(サブインターフェース1323の例を図13Cに示す。)上記に詳細に述べたように、ユーザはサブインターフェース1323を用いて、他者を挑戦に参加するよう招待することができると共に、運動データ表示コンフィギュレーションデバイス601が挑戦の参加者を確実に知らされるようにすることができる。これもやはり前述したように、運動データ表示コンフィギュレーションデバイス601は、参加者毎の収集された運動データをモニタし、挑戦の勝者を決定するために、収集された運動データから該当データ値を総計する。さらに、運動データ表示コンフィギュレーションデバイス601は、挑戦の勝者を参加者に通知することができ、本発明の様々な実施例では、前述したように、挑戦の間の各参加者のステータスも通知できる。

ユーザが、誰が所与の期間内に最も速く走ることができるかについて挑戦を行いたい場合には、ユーザは「Fastest Run」ボタン1307を起動する。それに応じて、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605は、図13Eに示す通り、サブインターフェース1341を含むようにユーザインターフェース1301を再構成する。サブインターフェース1341は、「Total Distance」コントロール部1343、「Challenge Name」コントロール部1345、「Start Date」コントロール部1347、および「Next Step」ボタン1349を含む。「Total Distance」コントロール部1343を用いて、ユーザは自己のタイムを挑戦に勝利するのに適格とするために走らなければならない総距離を指定できる。次に、ユーザは「Challenge Name」コントロール部1345を用いて、挑戦に固有名称を付与できる。また、ユーザは「Start Date」コントロール部1347を用いて、挑戦の開始日を指定できる。図示した例において、「Total Distance」コントロール部1343および「Challenge Name」コントロール部1345はそれぞれフィールドコントロール(すなわち、値を入力できるフィールドを有するコントロール)であり、「Start Date」コントロール部1347は多数のドロップダウンメニューにより構成されるが、本発明の様々な実施例では、要望に応じて代替種類のコントロールが用いられ得る。

ユーザが挑戦のパラメータを指定すると、ユーザは「Next Step」ボタン1349を起動することにより、特定のアスリートを挑戦に参加するよう招待するプロセスを開始できる。それに応じて、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605は、「Fastest Run」ボタン1307の代わりにサブインターフェース1323を含むように、ユーザインターフェース1301を再構成する。(サブインターフェース1323の例を図13Cに示す。)上記に詳細に述べたように、ユーザはサブインターフェース1323を用いて、他者を挑戦に参加するよう招待することができると共に、運動データ表示コンフィギュレーションデバイス601が挑戦の参加者を確実に知らされるようにすることができる。これもやはり前述したように、運動データ表示コンフィギュレーションデバイス601は、参加者毎の収集された運動データをモニタし、挑戦の勝者を決定するために、収集された運動データから該当データ値を総計する。さらに、運動データ表示コンフィギュレーションデバイス601は、挑戦の勝者を参加者に通知することができ、本発明の様々な実施例では、前述したように、挑戦の間の各参加者のステータスも通知できる。

最後に、ユーザが、誰が所与の期間内に指定された距離を走ることができるかについて挑戦を行いたい場合には、ユーザは「Distance Goal」ボタン1309を起動する。それに応じて、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605は、サブインターフェース1351を含むようにユーザインターフェース1301を再構成する。図13Fに示すように、サブインターフェース1351は、「Total Distance」コントロール部1353、「Challenge Name」コントロール部1355、「Start Date」コントロール部1357、および「Next Step」ボタン1359を含む。「Total Distance」コントロール部1353を用いて、ユーザは挑戦に応じるためにユーザが指定期間にわたって走らなければならない総距離を指定できる。次に、ユーザは「Challenge Name」コントロール部1355を用いて、挑戦に固有名称を付与できる。また、ユーザは「Start Date」コントロール部1357を用いて、挑戦の開始日を指定できる。図示した例において、「Total Distance」コントロール部1353および「Challenge Name」コントロール部1355はそれぞれフィールドコントロール(すなわち、値を入力できるフィールドを有するコントロール)であり、「Start Date」コントロール部1357は多数のドロップダウンメニューにより構成されるが、本発明の様々な実施例では、要望に応じて代替種類のコントロールが用いられ得る。

ユーザが挑戦のパラメータを指定すると、ユーザは「Next Step」ボタン1359を起動することにより、特定のアスリートを挑戦に参加するよう招待するプロセスを開始できる。それに応じて、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605は、「Distance Goal」ボタン1309の代わりにサブインターフェース1323を含むように、ユーザインターフェース1301を再構成する。(サブインターフェース1323の例を図13Cに示す。)上記に詳細に述べたように、ユーザはサブインターフェース1323を用いて、他者を挑戦に参加するよう招待することができると共に、運動データ表示コンフィギュレーションデバイス601が挑戦の参加者を確実に知らされるようにすることができる。これもやはり前述したように、運動データ表示コンフィギュレーションデバイス601は、参加者毎の収集された運動データをモニタし、挑戦の勝者を決定するために、収集された運動データから該当データ値を総計する。さらに、運動データ表示コンフィギュレーションデバイス601は、挑戦の勝者を参加者に通知することができ、本発明の様々な実施例では、前述したように、挑戦の間の各参加者のステータスも通知できる。

一覧 上記に詳細に述べた目標および挑戦などのユーザの運動データの他のユーザとの対話型比較に加えて、本発明のいくつかの実装により、代替的または追加的に、ユーザが自己の運動データを他のユーザと受動的に比較することが可能になり得る。例えば、本発明のいくつかの実装により、他のユーザに対するユーザの順位が提供され得る。当該順位は単純な比較に基づくものであってもよく、もしくは特定の人口層、特定の地域、またはそれらの何らかの組み合わせに限定されるものであってもよい。

例えば、本発明のいくつかの実装では、ユーザは運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605が図14Aに示すユーザインターフェース1401を作成および表示するように要求し得る。当図に示すように、ユーザインターフェース1401は、比較基準領域1403、フィルタ領域1405、および表示領域1407を含む。比較基準領域1403は複数の「ラジオ」方式コントロール部1409を含み、これに対してフィルタ領域1405は複数の「ドロップダウン」コントロール部1411-1413を含む。また、表示領域1407は、コントロール部1409-1413を用いて選択された比較およびフィルタ情報を用いて選択された運動データに基づくユーザ情報を表示する。

詳細には、ユーザは「ラジオ」方式コントロール部1409を用いて、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605が複数のユーザについて運動データを比較するための基本的な基準を指定する。これらのコントロール部のうちの1つ(例えばコントロール部1409C)を選択することにより、以前に選択したコントロール部が自動的に選択解除され、いつでも1つのコントロール部しか選択し得ないため、これらのコントロール部1409を本明細書において「ラジオ」方式コントロール部と呼ぶ。当然のことながら、本発明のその他の実装では、他の種類のコントロール部を含む他の種類の選択ツールを代替的または追加的に使用してもよいことが理解されるべきである。各コントロール部1409は、測定された運動データを分類するための分類基準と、比較される運動データを測定しなければならなかった期間を指定する時間基準との両方に関連づけられる。例えば、コントロール部1409A〜1409Cのそれぞれは分類基準としての総距離に関連づけられており、その一方でコントロール部1409Aが週間にづけられ、コントロール部1409Bが月間に関連づけられ、コントロール部1409Cが無限期間に関連づけられている。また、コントロール部1409Dは、継続期間分類基準と週間とに関連づけられている。

図14Aに示すインターフェース1401の例では、以下により詳細に述べる通り、各フィルタコントロール部1411〜1415は「ALL」となるように選択されている。さらに、コントロール部1409Aが選択されている。コントロール部1409Aは「distance」分類基準および「week」時間基準に関連づけられているため、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605は、前週に測定された参加ユーザの総計済み距離データを分類する。また、フィルタ領域1405において上位10番目までの総計済み距離データ値を有する参加ユーザの名前を一覧にする。それに加えて、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605は、特定された参加ユーザ毎に前週に測定された総計済み距離データ値を表示する。さらに、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605は、前週に測定されたユーザの対応する総計済み距離を表示する。また、本発明のいくつかの実装では、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605は、前週に測定されたユーザの対応する集計済み距離情報の順位を、前週に測定された集計済み距離がより長い参加ユーザと比較して表示することもできる。したがって、図示した例において、ユーザ「Rauchholz」の順位は、他の参加ユーザと比較して2932位である。

本発明のいくつかの実装では、参加ユーザは運動データを運動データストレージ607(または関連する運動データストレージ)に提供する任意のユーザである。ただし、本発明の別の実装では、参加ユーザは運動データストレージ607または関連する運動データストレージに運動データを提供するすべてのユーザのサブセットであってもよい。例えば、参加ユーザは自己のデータを他のユーザと共有することに事前同意するユーザのみであってもよく、自己の運動データを非公開にしたいと明確に表明していないユーザであってもよい。当然のことながら、さらに他の基準を用いてどのユーザが参加ユーザとして扱われるかを決定してもよい。

図14Bは、インターフェースの1401の別の例を示す。ここでもやはり、各フィルタコントロール部1411〜1415は「ALL」となるように選択されている。さらに、「duration」分類基準および「month」時間基準に関連づけられたコントロール部1409Eが選択されている。したがって、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605が、前月に測定された参加ユーザの総計済みランニング(またはウォーキング)継続期間データを分類する。また、フィルタ領域1405において上位10番目までの総計済み継続期間データ値を有する参加ユーザの名前を一覧にする。それに加えて、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605は、特定された参加ユーザ毎に前月に測定された総計済み継続期間データ値を表示する。さらに、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605は、前月に測定されたユーザの対応する総計済み継続期間を表示する。ここでもやはり、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605は、前月に測定されたユーザの対応する集計済み継続期間データの順位を、前月に測定された集計済み継続期間値がより大きい参加ユーザと比較して表示する。したがって、図示した例において、ユーザ「Rauchholz」の順位は、他の参加ユーザと比較して28636位である。

図14Cは、インターフェース1401のさらに別の例を示す。ここでもやはり、各フィルタコントロール部1411〜1415は「ALL」となるように選択されている。さらに、「fastest 5K」分類基準および「ever」時間基準に関連づけられたコントロール部1409Iが選択されている。したがって、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605は、ユーザがコントロール部1409Iを選択する前の任意の時点で測定された5kランニングの上位10番目までのランニングタイムを有する参加ユーザを特定および表示する。それに加えて、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605は、特定された各参加ユーザの最速5kタイム値を表示する。さらに、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605は、5kランニングに関するユーザの最速測定タイムを、5kランニングについてより速い測定タイムを有する参加ユーザと比較した当該タイムの順位と共に表示する。したがって、図示した例において、ユーザ「Rauchholz」の順位は、他の参加ユーザと比較して40822位である。

状況によっては、ユーザはユーザが比較される参加ユーザの集まりを限定することを希望し得る。前述したように、フィルタ領域1405はフィルタコントロール部1411〜1415を含む。当該フィルタコントロール部を用いて、所望の比較の対象とする参加ユーザを限定し得る。例えば、図14Dに示すように、ユーザはフィルタコントロール部1411を用いて、すべての参加ユーザを比較対象とするか、男性の参加ユーザのみを比較対象とするか、女性の参加ユーザのみを比較対象とするかを選択できる。同様に、図14Eに示すように、ユーザはフィルタコントロール部1413を用いて、所望の年齢グループ内の参加ユーザのみに比較を限定できる。さらに、図14Fに示すように、ユーザはフィルタコントロール部1415を用いて、一定地域内の参加ユーザのみに比較を限定できる。

本発明のいくつかの実装では、ユーザが各フィルタ1411〜1415を同時に使用できることが理解されるべきである。例えば、ユーザはフィルタコントロール部1411〜1415を用いて、ユーザの運動データとの比較対象とする参加ユーザを、米国在住の40〜44歳の男性のみに限定し得る。参加ユーザをフィルタリングするために必要な情報は、任意の入手可能なソースから得られ得る。ただし、好都合なことに、当該情報は、初期登録プロセスにおいてユーザプロフィール用に当該情報を提出するようにユーザに依頼することにより得られ得る。当然のことながら、3種類の専用フィルタリング基準を開示したが、所望の種類の特性および/または特性の組み合わせがフィルタとして使用されることが理解されるべきである。

他の特徴 成果の記録 上記で詳細に述べたように、本発明の様々な実装はアスリートに正の強化を提供し得る。例えば、前述のように、ユーザは、発明の様々な実装を用いて、自身の目標を設定し、その目標の達成へ向けた進捗を追跡することができる。同様にユーザは、本発明の様々な態様を用いて、挑戦に参加し得る。しかし、一旦目標に到達するかまたは挑戦に勝利すると、これらの成果は忘れられ、それゆえユーザにさらなる正の強化を提供しない恐れがある。

そのため、本発明のいくつかの実装は、ユーザの様々な運動成果を記念するための特徴を提供し得る。例えば、本発明のいくつかの実施例では、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605は、ユーザのために記録された運動成果を表示するための、図15に示すユーザインターフェース1501のようなユーザインターフェースを提供し得る。当図に示すように、ユーザインターフェース1501は「goal」領域1503、「challenges」領域1505、「events」領域1507、および「milestones」領域1509を含む。これらそれぞれの領域は、ユーザの以前の成果を示すアイコンを表示するために使用できる。

例えば、ユーザが目標を設定し、その後に目標に到達した場合、この目標の成果は運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605によって記録される。それに応じて、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605は、その成果をグラフィックで祝う、メダルの描写のようなアイコンを表示する。同様に、ユーザが挑戦に勝った場合、その成果は運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605によって記録される。それに応じて、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605は、その成果をグラフィックで祝う、トロフィの描写のようなアイコンを表示する。

またさらに、ユーザは、本発明の1つ以上の実装に関連づけられたイベントに参加し得る。例えば、マラソンレースのスポンサーなどのレースのスポンサーは、本発明の態様と提携し得る。ユーザがレースで走ったり、レースを完走したり、レースで入賞したりした場合、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605は、その成果を記録し得る。それに応じて、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605は、その成果をグラフィックで祝う、レースのゼッケンの描写のようなアイコンを表示する。運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605は、ユーザがレースに参加したことを記録するのに所望の技術を使用し得る。例えば、レースのスポンサーがユーザの参加を物理的にモニタし、後で直接運動データストレージ607をアップデートしてもよい。あるいは、ユーザが自主申告システムに基づいて運動データストレージ607をアップデートしてもよい。

当然ながら、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605にユーザの成果を記録させるために、より高度な技術を使用することができる。例えば、レースのスポンサーまたは第三者は、ユーザに、レース中を通してユーザの進捗を記録する電子記録デバイスを提供し得る。ユーザは電子記録デバイスから運動データストレージ607または運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605にそのデータをダウンロード可能である。本発明のいくつかの実装では、電子インターフェースデバイス205または運動パラメータ測定デバイス207が、レース中を通してユーザの進捗を記録し、電子記録デバイスから運動データストレージ607または運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605に後でデータをダウンロードするためにさえ用いられ得る。

またさらに、ユーザは自身の運動パフォーマンスに関連づけられた他のマイルストーンも有し得る。例えば、ユーザは100キロメートル、100マイル、250キロメートル、250マイルなどの比較的長い総距離を達成するために走ったり、5分未満で1マイルなどの特に速い速度で走ったり、1000時間などの比較的長い総期間走ったりし得る。それに応じて、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605は、そのマイルストーン成果として記録し、その成果をグラフィックで祝う、受賞リボンの描写のようなアイコンを表示し得る。

このように、本発明の様々な実装は、ユーザに肯定的なフィードバックを提供して将来な運動パフォーマンスに刺激を与えるために、ユーザの過去の成果を記念することができる。当然ながら、本発明のいくつかの実装は、代替的または追加的な成果を記念し得る。

決意 本発明のいくつかの実装は、ユーザが特定の運動の成果を達成することを決意し、その決意を保持するのを支援し得る。例えば、本発明の様々な実装は、図16に示すユーザインターフェース1601のようなユーザインターフェースを提供し得る。本図に示されるように、インターフェース1601は決意表明1603に達成フィールド1605と結果フィールド1607を提供する。ユーザインターフェースは、申請ボタン1609をも含む。ユーザは、決意をしたいとき、所望の成果目標(距離など)を成果フィールド1605に、そしてユーザが表明した成果に到達しない場合に生じるタスクまたは他のアクションを結果フィールド1607に挿入することができる。ユーザは、成果フィールド1605と結果フィールド1607に情報を入力し終えると、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605に決意情報を提出するために提出ボタン1609を起動する。

決意情報を受け取った後、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605は、ユーザが自身の決意に従ったかどうかを判定するために、ユーザの運動活動をモニタする。運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605が、ユーザが表明した決意を達成したと判定すると、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605は、ユーザに何らかの種類の肯定的なフィードバックを提供し得る。例えば、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605は、ユーザが決意を守ったことを誉める電子メールメッセージをユーザに送り得る。もしくは、またはさらに、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605は上記のように成果を記念し得る。しかし、ユーザが表明した決意を達成していない場合は、運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605は、特定のタスクまたはアクションを実行するようにユーザを励まし得る。運動データ表示コンフィギュレーションモジュール605は、例えば、ユーザに自身の決意を思い出させるために、電子メールメッセージをユーザに送信し得る。当然ながら、本発明の様々な実装は、ユーザが指定のタスクまたはアクションを実行するように励ますために代替的または追加的なアクションを行ってもよい。

図30は、ユーザまたはアスリートが図16を参照しながら説明したように公式な決意をしたことに基づいて目標を達成するのを支援する代替のユーザインターフェースを示す。例えば、ユーザまたはアスリートは、個人的に決意を述べている決意映像3010を投稿することができる。決意映像3010に決意表明3020が付随していてもよい。決意映像3010、決意表明、またはその両方のいずれかを提供した後、ユーザまたはアスリートは、図16を参照しながら説明したように決意とそれに関連する詳細とを提出し得る。

地図作成 ランナーなどのユーザやアスリートが、情報を収集するために本発明の態様のシステムを利用する際、一態様のユーザインターフェースは、アスリートが自身の身体活動に関する情報を使用および共有するために追加の特徴および機能を提供し得る。発明の1つの例示的な形態においては、図18〜図33を参照しながら以下により詳細に説明するように運動情報がユーザインターフェース1700に表示される。

例えば、図17〜図21は、概して、一態様のユーザインターフェース1700の地図作成ユーティリティ1800特徴を示す。ランナーのようなアスリートは、ある特定の地理的エリアおよび所望の距離に応じて、走るルートを計画および作成することができる。例えば、図18において、ルートプロンプト1810は、ユーザがルートを計画するために特定の位置を入力することを可能にし得る。位置は、例えば、郵便番号、市、州、国、またはそれらの組み合わせであり得る。その後、入力された位置に基づいて、地図作成ユーティリティ1800は概略位置の地図を表示し得る。地図作成ユーティリティは、例えばズームバー1840を用いて地図上でズームおよび/またはパンすることが可能であり得る。

ルートプロンプト1810は、アスリートが例えば他の地図作成ユーティリティ1800ユーザまたはアスリートによる既存あるいは以前に提出されたルートを検索することを可能にし得る。地図は、検索に応答して、5.35マイルのランニングを示すルート吹き出し1850のようなルート吹き出しまたはラベルを表示し得る。例えば、追加のルート吹き出しまたはラベル1860は、そのエリアで複数のルートが選択可能であることを示している。アスリートは、ルート吹き出しまたはラベル1860を選択し、それが表す個々のルートについてのさらなる詳細を見得る。アスリートは、例えば地図上でマウスまたはキーボード入力によってルートを選択するかまたは描くことによって自分自身のルートを描くためにルートプロンプト1810を利用し得る。地図作成ユーティリティは、アスリートが所望の位置および長さを表すルートを作成し得るように、アスリートがルートを描く際および/またはルートを描き終えたときに総距離も表示し得る。

特に、大都市圏内などの地理的位置については、選択可能なルートが相当数存在している可能性がある。アスリートが特定の長さのルートを選択するのに役立つように、地図作成ユーティリティは距離フィルタ1820を含み得る。一態様において、アスリートは、選択された距離よりも長いルート、選択された距離よりも短いルート、または2つの選択された距離の範囲内のルートを選択し得る。さらに、アスリートは、キーワードまたはユーザ名フィルタ1830を用いてルートを検索し得る。特に、個々のユーザが投稿したルートについては、以下により十分に述べるように、アスリートは、ユーザ名によって特定される1人または複数の個々のユーザによって提出または投稿されたルートを検索し得る。

図19は、アスリートによって描かれたかまたは選択されたルート1900の詳細を示す。ルート1900は通り、道、および路地などの1つ以上のハイライトされた部分として示され得る。距離吹き出しまたはラベル1910は、アスリートが充分確信をもって自身のルートの距離を知ることができるようにルートの総距離を一態様においては0.01マイルごとに分けて示す。アスリートはまた、選択されたルートまたは現在のルートの詳細を表示させるためにdetails1940を選択し得、走りの評価1930を見得る。代替ルートを選択するために、アスリートは、show all routes1920を選択して、例えば図18に示すようなさらなるルートを表示させ得る。

図20は、選択されたかまたは描かれたルート1900の詳細を示す。ルート詳細2000は、例えば、ルートの名前、ルートの距離、ルートの大まかな形状、ルートの解説、およびこのルートを提供したアスリートのユーザ名を表示し得る。さらなる情報は、ルートの評価(すなわち評価1930で表示されるのと同じもの)を含み得る。一態様の評価は、ルートについて評価またはコメントをつけたアスリートたちによって提供されたものの平均評価として計算された累積評価であり得る。一態様の詳細ウィンドウは、そのルートを一番速く完走したアスリートのユーザ名とタイムをさらに提供し得る。

一態様において、オプション選択2010がルート詳細2000内に表示される。特に個々のアスリートによって指定されたルートについては、アスリートは、オプション選択2010を利用して、走ることを定め、その走りを1人以上のアスリートと共有し(全ての地図作成ユーティリティ1800ユーザに見せるためにルートを公にすることを含む)、ルートの詳細を作成および/または編集し、ルートについての挑戦を作成し、個々のアスリートに関連づけられたルートの一覧からそのルートを削除し得る。

図31〜図33は、ユーザインターフェース1700の地図作成ユーティリティ1800が提供する追加の特徴を示す。例えば、ユーザは地図3100上で自身の好きな場所、ルート、または挑戦を表すアイコンを投稿することができる。さらに、ユーザは写真(例えば図32によって示されるもの)、映像、または天気(例えば図33によって示されるもの)などの他の情報を、自身の好きな場所、ルートまたは挑戦と関連づけ得る。アイコンのデザインはユーザによって制御され得る。

報償およびクラブ 図21〜図25は、ユーザインターフェース1700に表示されるユーザプロフィールに関する本発明の追加の特徴を示す。ランナーはユーザインターフェース1700によって登録ユーザとなることができ、登録ユーザに関連づけられた運動データはユーザインターフェース1700上に定期的にアップロードされ、維持されることが分かる。例えば、ユーザインターフェース1700は、登録ユーザがユーザインターフェース1700にプログラムされているかまたはユーザ自身によって提供されたある一定のマイルストーンを達成するとある一定の報償を提供するように設計され得る。例えば、ランナーが合計で所定マイル数を走ると、そのランナーはその所定マイル数を走るという同じ目標を達成した他のユーザやアスリートとのクラブまたは協会に入れてもらえる。例えば、ランナーまたはアスリートが500マイルを走り、その時点で500マイルクラブのメンバーになり、図21の報償2100が示すようなある一定の承認が与えられることがある。ランナーはさらに自身の成果を表す証明書をユーザインターフェース1700から印刷したり、友人たちに自身の成果を自慢したり、自身の成果に基づいてユーザインターフェース1700のエグゼクティブエリアを訪問したりすることができ得る。印刷された証明書は、一態様においては、有名な著名人やアスリートのサインを含んでいてもよく、ランナーやアスリートが1つ以上のマイルストーンに到達するために有し得る動機付けにさらに貢献する。追加の報償2100は、有名な著名人やアスリートの映像または音声メッセージを含む、ランナーやアスリートに送信されるEメールを含んでいてもよい。

一態様において、1000マイルクラブや1500マイルクラブなどの、距離を伸ばすための追加のクラブおよび/または報償が提供されてもよい。例えば、図22はマイルクラブ2200を示している。マイルクラブ2200はクラブのメンバーに、クラブの他のメンバーや入会を許可された新しいメンバーを調べることを可能にする。例えば新しいメンバー2210は、それぞれのユーザ名、アバター、走った総距離、およびマイルクラブ2200のメンバーになった日付によってリスト化され得る。代わりの画面において、マイルクラブ2300は、ユーザ名、アバター、メンバーになっているマイルクラブ(例えば100マイル、200マイル、500マイル、1000マイルなど)、およびマイルクラブ2300になった日付を含む既存のマイルクラブメンバー2310のグループ全体を表示し得る。

一態様において、フィットネスのさらなる動機付けのために、マイルクラブメンバーへおよびメンバー間でメンバーだけの挑戦状が発せられ得る。メンバーだけの挑戦状は、個々のグループメンバーによって(例えば、500マイルクラブのメンバーの1人によって既に450マイル以上走っている既存メンバーに向けて、別のマイルクラブステータスまたはカテゴリへの昇進を励ますために発せられる挑戦状)、または全世界的にユーザインターフェース1700によって、1つ以上の選択基準に基づいて1人、複数もしくは全てのグループメンバーに向けて発せられる。例えば挑戦状2400は複数のユーザ間の挑戦状を示している。挑戦状の詳細2410は、特定の挑戦の参加者の詳細、例えばそれぞれの出身地、最近走った距離、走った総距離、コメント、および追加の参加者を挑戦に招待できる能力などを表示し得る。さらに、ダイアログプロンプト2420は参加者が「トラッシュトークをする」つまり挑戦への参加者に動機付けまたは励ましとなるテキストを提出することを可能にし得る。図25は、ユーザが追加の参加者へ挑戦をすすめるために写真、映像、テキスト、または他のコンテンツを提供し得る挑戦状2500を示す。

さらに、衣服やデジタル楽曲ダウンロードなどの特別な商品が、設定したマイルストーンに到達し、マイルクラブメンバーになった会員に限定的に提供されてもよい。ユーザインターフェース1700は、メンバー間での議論のためのフォーラムを提供し得る。加えて、クラブのメンバーは、例えば走った総距離に基づくマイルクラブメンバーの階級を見ることができる。これは、メンバーに、フィットネスのレベルを上げるのと同時に順位を上げるためにさらなるランニングマイルを記録するように追加の動機付けを提供し得る。

また、特定の色またはカラースキームを、各マイルストーンまたはクラブメンバーシップと関連付け、そのクラブの人だけが、特定の色ないしはカラースキームをユーザインターフェース1700のユーザの個人ページに関連付けるようにすることができる。この色は特定のウェブページの背景またはユーザが達成したマイルストーンを示す何らかの他の色印に含まれるであろう。

組織 図26〜図28は、本発明の一態様のユーザインターフェース1700のさらなる特徴を開示している。図26に示されるように、ユーザインターフェース1700は組織インターフェース2600を提供し得る。例えば、企業体、学校などの組織2620は、それらの事業体に関連づけられた個々のランナーに関する情報を収集および投稿し得る。事業体2620は様々であろうが、ジム、フィットネスクラブ、および大学も含むであろう。事業体2620は、挑戦者の募集2610、例えば、ユーザインターフェース1700が挑戦者の募集2610を容易化または推進し得るマラソンイベントへの参加など、を行うことができる。さらに、ユーザインターフェース1700は、事業体2620間でのリーグおよびトーナメントの創設および主宰を容易にし得る。

図27は事業体2620間での挑戦、リーグまたはトーナメントに関連づけられた詳細およびツールを示している。例えば、ユーザインターフェース1700の組織インターフェース2600の態様は、組織または事業体2620のメンバーが、走った総マイル数に基づいてチャリティーに寄付することを可能にする寄付の約束ツール2700を提供し得る。図27によってさらに示されるように、ユーザインターフェース1700はユーザに、例えば、よくある質問(「FAQ」)2710およびユーザフォーラム2720などの、ランニングやフィットネスの活動に関するさらなる情報を提供し得る。さらに、アスリートショーケース2740は、ユーザインターフェース1700のある一定のユーザを紹介し、引き立て得る。同様に、挑戦ショーケース2760は、最近のまたは特に興味深い挑戦を紹介し、引き立て得る。コツ2750は、トレーニングのアドバイス、コツ、およびヒントもユーザに提供し得る。最後に、ヘッドライン2730は、ユーザへあらゆる種類のさらなる世界の情報を提供し得る。

図28は、ユーザインターフェース1700が、各事業体2620(例えば、学生、選手、チームメイト、組織の同僚など)へのパーソナルトレーナー、コーチ、チームリーダーなどに関連する機能も備え得ることを示している。例えば、ユーザインターフェース1700は、複数の学生、選手、チームメイト、または組織の同僚の運動データ2810を収集、編集、および表示できる。パーソナルトレーナー、コーチ、またはチームリーダーは1人以上の学生、選手、チームメイト、または組織の同僚にコメント2830を提供し得る。例えば、パーソナルトレーナー、コーチ、またはチームリーダーは、運動データ2810を調べ、他者に遅れを取っている学生、プレーヤ、チームメイト、または組織の同僚に激励を与えることができる。フォーラムも追加の議論のために設置することができる。

個人のウェブページ 図29は、ユーザ、アスリート、ランナーなどに関連して上記で説明したいかなる情報も、当該ユーザ、アスリート、またはランナーが自身のウェブページに書き込むかまたは投稿するため当該ユーザ、アスリート、またはランナーに提供され得ることを示している。例えば、ユーザ、アスリート、またはランナーは、自身のウェブページまたはソーシャルネットワークページにブログ2900を含み得る。ブログ2900は、ユーザの所在または故郷、直近の走りの詳細、コメント、写真、映像、およびブログ2900の閲覧者がフィードバックを投稿するための能力を含み得る。ブログ2900に関連して説明したが、本明細書に記載のいかなる運動情報も、ユーザ、アスリート、またはランナーに、彼らの個人的ウェブページまたはソーシャルネットワークページの一部として提供され得ることが理解されるべきである。

トレーニング計画ジェネレータ 図34は、アスリートがトレーニングパラメータを指定し、それらのパラメータに従って自動的に生成されるスケジュールを要求し得るランニング計画ジェネレータインターフェース3400を示す。例えば、インターフェース3400は、アスリートに距離3405、伸ばす対象の属性3410、強度レベル3415などのファクタを決定する能力を提供する。ファクタ3405、3410、および3415のそれぞれは、例えばスライドバーを使って調整または決定され得る。これらのパラメータ3405、3410、および3415を決定するために用いられ得る他の制御要素は、ドロップダウンメニュー、ラジオボタンおよび/またはそれらの組み合わせを含む。パラメータ3405、3410、および3415それぞれの現在の設定は、位置インジケータ3420、3425および3430の隣に表示され得る。例えば、距離パラメータ3405は、アスリートが34分走ることを選択したことを示し得、スキルパラメータ3410は、インジケータ3405の近くにワークアウトフォーカスを示す。ワークアウトフォーカスは、持久力、インターバル(例えば持久力と速度の混合)、および速度を特定し得る。さらに、75%の強度レベルが位置インジケータ3430の近くに示されている。年齢、体重、運動活動の種類(複数種類の運動活動を含むコンビネーションワークアウトを作成するため)、安静時の心拍数、時間、および目的とするワークアウトの目標(例えば、有酸素運動に対して脂肪燃焼)を含む他のパラメータも、ワークアウトの自動作成およびカスタマイズのために用いられ得る。ランニング計画ジェネレータインターフェース3400の局面は、同様に、他の種類の運動活動トレーニングプログラムおよびスケジュールを生成するために用いられ得る。

上記のパラメータ3405、3410、および3415に加えて、ユーザはさらに、ドロップダウンメニュー3430を用いて、一緒にトレーニングする特定のコーチまたはアスリートを選択することができる。例えば、ユーザが、よく知られているアスリート(例えば著名人)をコーチまたはトレーニングアスリートとして選択する場合、トレーニングジェネレータモジュールは、そのよく知られているアスリートが実行するであろう、または実行したトレーニング計画をシミュレーションするトレーニング計画を作成し得る。選択されたアスリートおよびその他の著名人またはアスリートのトレーニング情報は、例えば、遠隔データベースからアクセスされ得る。選択されたアスリートのトレーニングプログラムは、ユーザ指定のパラメータ3405、3410、および3415に基づいて修正され得る。ユーザが50%の強度を選択した場合、例えば、選択されたアスリートのトレーニングプログラムは、50%の走る速度または他の対応する強度の活動属性(例えば、トレーニングがウェイトリフティングを含む場合は重量、またはトレーニングが楕円マシンを含む場合は1分あたりのステップ数)だけ低減され得る。さらに、アスリートが持久力に的を絞りたいことを示した場合は、選択されたアスリートのトレーニングプログラムの継続期間が延長される一方で強度が低減される。一旦、パラメータ3405、3410、3415、および3430のうちの1つ以上が決定されると、ユーザは、ワークアウトオプション作成3445を選択し、トレーニングジェネレータモジュールにカスタマイズされたワークアウトを決定されたパラメータに従って自動的に作成させ得る。

インターフェース3400は、ユーザのカスタマイズされたワークアウトを当該カスタマイズされたワークアウトを通じて燃焼されるカロリー数の推定値と共に表示エリア3440に図示するためにトレーニングスケジュールグラフ3435を含み得る。1つ以上の構成において、表示エリア3440に提供される推定燃焼カロリー数は、決定されたトレーニングパラメータ3405、3410、3415、および3430に基づいて決定または生成され得る。例えば、システムは、75%の強度で30分間走って燃焼される推定カロリーを計算し得る。別の例において、システムは、楽曲パラメータ、歌または楽曲プレイリスト選択に基づき推定燃焼カロリーを計算し得る。例えば、システムは、以前のワークアウトに基づき、特定の歌、歌の種類、アーティスト、ジャンルなどが再生されるときはいつもユーザが特定の目標または目的カロリー数(例えば、楽曲なしのトレーニングパラメータが指定されたことに基づいて決定された予想燃焼カロリー数)を典型的に上回ると判定し得る。したがってシステムは、(例えばワークアウト履歴に基づく)該歌の間に燃焼される平均カロリー数、および、目標カロリー数を平均何%上回るかなどに基づいて、ワークアウトの該セグメントに対する推定燃焼カロリー数を増大させ得る。

追加的または代替的に、トレーニングスケジュールグラフ3435は時間対速度のチャートとして提示され、それゆえアスリートの作成されたワークアウトの視覚表示を提供する。ユーザがワークアウトを変更したい場合は、ユーザは、パラメータ3405、3410、および3415を修正することによって変更し得る。もしくはまたはさらに、ユーザは例えば特定の時間の速度レベルを調整することにより、ワークアウトの特定の部分を手動で調整し得る。グラフ3435は、その他または追加のパラメータの点から示されてもよい。例えば速度対時間対カロリーのチャートが、三次元グラフで表示されてもよい。グラフの色は、強度を示し得る。したがって、速い速度は赤または明るい色によって示し得、遅い速度は黒またはより暗い色によって表し得る。1つ以上の構成において、グラフ3435中のバーの1つ以上の辺りを行き来するかまたは対話することで、ワークアウトのそのセグメントについての詳細を表示するポップアップウィンドウが生成され得る。

アスリートがワークアウトをカスタマイズできるようにすることは、アスリートが練習することに対して感じる投資と献身を増大させ得る。さらに、アスリートにこのようにワークアウトを管理させることにより、アスリートが自身の運動能力の自己評価にふさわしいワークアウトを作成することが可能になる。しばしば、アスリートは、中程度に健康な個人や運動競技をする個人に向けられた包括的なワークアウトに圧倒され得る。1つ以上の構成において、ユーザは、燃焼カロリー表示領域3440に値を入力することによって、燃焼したいカロリーの量を指定することができる。他のパラメータ3405、3410、および3415は、燃焼カロリー目標に到達するために自動的に調整され得る。例えば、ワークアウトの継続期間が増減され得る。

図35は、インターフェース3400(図34)中で表示されるようなユーザ指定パラメータに基づいて作成された生成済みワークアウトを表示するワークアウトインターフェース3500を示す。例えば、インターフェース3500は、速度ではなく持久力に焦点を合わせた中程度の強度(55%)の40分の運動を表示し得る。インターフェース3500はさらに、ワークアウトが、ユーザが一緒にトレーニングをしたい有名またはよく知られているアスリートもしくはコーチのような特定のアスリートの選択に基づいていることを示す。

図36は図35と同じワークアウトを示しているが、図36では、トレーニングプログラムグラフ3535は、ワークアウトの特定のセグメントの間に再生される歌の詳細を表示するポップアップウィンドウ3650を含む。楽曲選択モジュールを介した楽曲の組み込みは、以下でより詳細に説明する。

図37は、別の態様によるワークアウトインターフェース3700を示す。ワークアウトインターフェース3700は、ワークアウト計画3705をワークアウトの間に再生される選択された歌3710と共に示す。

図38は、距離がより短いワークアウト(図35〜図37に示される40分に対して22分)を示す。このワークアウトはまた、速度により焦点が合わせられ、かつ、より高い強度のものである。図35に示したワークアウトと比較して、図38のワークアウトはカロリーの燃焼が低く推定されている。

図39は、異なるオプション(図34のインターフェース3400と図35のインターフェース3500と対比して)が提供され得るインターフェース3900を示す。例えば、インターフェース3900は、速度対持久力を選択するためのパラメータを含まなくてもよいが、コーチングを追加するオプション3905を含み得る。コーチングの一例では、いくつかの音声記録がワークアウトデバイス(例えば楽曲プレーヤやワークアウトマシン)にダウンロードされ、さらなる動機付けを提供するためにユーザがワークアウトをしている間再生され得る。アスリートが速度を落とすと、該デバイスは「速度を落とすな!もうすぐそこだ!」やそれに類似した激励/動機付けの言葉を言う音声記録を再生し得る。あるいは、音声記録は「よくやった!」や「君は本当に進歩している!」などの祝辞または正の強化の言葉を提供し得る。音声記録に加えて、または音声記録の代わりに、該デバイスは、テキストに基づいてスピーチを生じさせるためにスピーチ生成ハードウェア、ソフトウェア、および/またはファームウェアを有し得る。ユーザの現在または過去のパフォーマンスに基づいてトレーニング計画を修正または推奨するためにコーチングが用いられてもよい。

図40は、ワークアウトの好みを指定するために用いられ得るワークアウト計画生成インターフェース4000の別の態様を示している。インターフェース4000は、所望のワークアウト長さ4003a、燃焼カロリー数4003b、ペース4003c、ペース変動4003d、気分/エネルギーのレベル4003e、および楽曲の種類4003fを指定するためのパラメータを含み得る。具体的には、ペース4003cはワークアウトの速度を決定し得、ペース変動4003dは、ペースがワークアウトにわたって変動する(例えばインターバル)かどうかを決定するために用いられ得る。変動はさらなる持久力または強さを必要とし得るため、より多くのカロリーを燃焼させるのに役立ち得る。気分/エネルギーのレベル4003eは、計画生成システムがワークアウトを作成する難しさを判定するのに役立つように用いられ得る。例えば、アスリートが意欲があると感じていない場合は、ワークアウトをそれほど激しいものではなくし得る。他方で、アスリートの調子がよく、エネルギーが沢山ある場合には、ワークアウト計画生成システムはユーザに対してより困難なワークアウトを作成することによって、そのエネルギーを活用し得る。さらにまたはもしくは、本明細書においてさらに詳細に説明するように、気分/エネルギーのレベル4003eはワークアウトと関連付けられる楽曲の種類を決定するために用いられ得る。

図41は、ワークアウトの好みを決定するために用いられ得るインターフェース4100のさらに別の態様を示す。例えば、計画作成パラメータ4105は、ワークアウト強度4105a、速度対距離のオプション4105b、カロリー対リラクゼーションのオプション4105c、強さ対回復のオプション4105d、および楽曲選択方法オプション4105eを含み得る。オプション4105のそれぞれは、両端間で様々な位置に動かすことができるスライドバーを介して制御され得る。一例では、ユーザは距離に50%、速度に50%、焦点を当てたワークアウトをしたいと指定し得る。同様に、ユーザがカロリーの燃焼に焦点を当てたい場合は、スライダはオプション4105cのカロリー燃焼側寄りに位置決めされ得る。さらにまたはもしくは、ユーザは一緒にワークアウトを作成するコーチのタイプを選択し得る。コーチングタイプは、厳格な監督者4110aのような厳しいコーチ、またはよりゆったりした態度の禅師4110bのようなコーチを含み得る。ユーザがコーチングを受けることを望まない場合、ユーザはオプション4110cを選択できる。

インターフェース4100において、アスリートはさらにトレーニングの焦点を選択し得る。例えばユーザは、運動活動を始めること4115a、5キロを走ること4115b、10キロを走ること4115c、ハーフマラソンを走ること4115d、マラソンを走ること4115e、および/または現在のフィットネスレベルを維持すること4115fに自分のトレーニングの焦点を当て得る。現在のフィットネスレベルは、記憶されたワークアウトデータから決定され得る。指定の距離を走るためのトレーニング計画は、距離および/または速度を次第に増やすランニングワークアウトを含み得る。ユーザが予め作成されたワークアウトを選びたい場合、ユーザは、それを特集ワークアウトオプション4120を選択し、予め生成されたワークアウト4125のうちの1つを選択し得る。楽曲プレイリスト生成に関してさらに詳細に述べるように、ワークアウトの伴奏をする楽曲を選択する方法を選ぶためのオプション4105eが提供され得る。所望のオプションが選択されると、推奨または提案ワークアウト4130がチャート形式で表示され得る。

加えて、図35〜図40に示したインターフェースのそれぞれにおいて、ユーザは図35のテキストボックス3510のようなテキストボックスに所望の名前を入れることにより、自身のワークアウトに名前を付けて、保存することを選び得る。インターフェースはさらに、以下により詳細に述べるように、様々な楽曲選択パラメータを含み得る。

図42は、時間対速度を図示する計画されたワークアウトグラフ4205を表示する推奨ワークアウトサマリ4200を示す。ワークアウト情報4210は、継続期間、カロリー、ペース、ワークアウトの種類、気分、楽曲のジャンルなどの様々なワークアウト属性のサマリーを提供するためにテキスト形式で表示され得る。ワークアウトは、ワークアウトの様々な部分においてコーチングセグメントおよび楽曲選択を提供するように組み立てられ得る。コーチングセグメントおよび楽曲選択は、交互であってもよく、組み合わされた形態であってもよく、ランダムな順番であってもよく、その他の構成であってもよい。ワークアウトは、オプション4215を用いて名前がつけられ、かつ/またはオプション4220を用いて保存され得る。一旦保存されると、ワークアウトはさらに、楽曲プレーヤやパフォーマンスモニタリングデバイス(歩数計など)のような運動ワークアウトデバイスへ流され得る。

図43はユーザがワークアウトを行った後のインターフェース4300を示す。ワークアウト4301の様々な部分4305が、ワークアウトのユーザが進歩した部分を示すために強調(例えば異なる色によって)され得る。コーチングや推奨されるコツ4310が、ユーザがより良い結果を達成するのに役立つように表示され得る。異なる強調部分4305に、異なる推奨または提案4310が提供され得る。ユーザはさらに、ワークアウト(例えば、新しいワークアウト)をプログラムするため、またはワークアウトを終了したことについてのコメントもしくはレポートを投稿するために、それぞれオプション4320および4325を提供され得る。

図44は、ペース対時間をグラフ表示するカスタマイズされたワークアウトのグラフを示す。楽曲バー4405は、カスタマイズされたワークアウト用に生成された楽曲リスト中の歌の開始部分を示す複数の区切りを表示し得る。それに応じて、歌はワークアウト4401の様々な部分にマップされ得る。マッピングは、本明細書において説明するように、ランダムに行われてもよく、様々な規則に従って決定されてもよい。

楽曲プレイリスト選択および生成 本明細書に記載のトレーニングジェネレータモジュールによって作成されたトレーニングスケジュールは、カスタマイズされたワークアウトの間に再生される楽曲のプレイリストを生成する楽曲選択モジュールを伴い得る。図34は、ユーザが歌またはアーティストエントリフォーム3460、ステーション選択メニュー3465、楽曲源オプション3470、および推薦楽曲オプション3475を含む様々な楽曲選択パラメータを選択し得るインターフェース3400を示している。楽曲/アーティストエントリブロック3460は、アスリートが自分が好きな特定の歌またはアーティストを識別する方法を提供する。フォーム3460に歌をエントリすると、例えば、楽曲ジェネレータモジュールは、選択された歌および楽曲を対応するワークアウトの間に再生するためのプレイリストに追加し得る。あるいは、アーティストがフォーム3460にエントリされた場合は、楽曲ジェネレータは、当該アーティストによる歌および/または似たようなアーティストによる歌を識別し、選択し得る。

歌またはアーティストの類似性は、他のユーザの楽曲購入および選択行動に基づいて判断され得る。したがって、例えば第1のアーティストによる歌を購入するユーザが一般的に第2のアーティストによる歌も購入する場合、アスリートが第1のアーティストを所望のアーティストとして、または第1のアーティストによる歌を所望の歌として指定すると、推定される類似性により、第2のアーティストの歌も楽曲選択モジュールによって識別および選択され得る。類似性は、テンポ(例えば1分当たりのビート)、メロディ、音調などを比較するなどの他の方法を用いて判断されてもよい。本質的に動機付けとなり得るかまたは特定のアスリートに対して特に動機付けとなり得る歌の選択も、該モジュールによっても判断され得る。加えて、歌の選択は進行中(例えば歌が再生されるべきワークアウトの最中)に、またはワークアウトに先立って行われ得る。例えば、現在再生中の歌の終了30秒前に、ユーザのライブラリ(または遠隔ライブラリ)から歌を選択することによって、歌を進行中に選択し得る。

ステーション選択メニュー3465は、ユーザが各自のワークアウトのための楽曲源として生の楽曲ステーションを選択することを可能にする。生の楽曲ステーションは、無線(OTA)放送や、もしくはまたはさらに、インターネットなどのネットワークを通じて提供される楽曲のストリーミングステーションであり得る。他方で、楽曲源オプション3470は楽曲を選択するための特定ソースを識別するために使用され得る。例えば、アスリートが、選択オプション3470によりアスリート本人の個人ライブラリからの楽曲を引出す(つまり選択する)ことを望むことを示し得る。この個人ライブラリまたは他の楽曲源は、ローカルデータベース(例えばローカルハードドライブ)内もしくはリモートネットワークサイト上またはその両方に格納され得る。1つの構成において、ローカル楽曲ライブラリは、アプリケーションプロトコルを用いてワークアウトおよび楽曲プレイリスト生成システムとインターフェースをとり、ライブラリ内の使用可能な楽曲をシステムに通知し得る。アプリケーションプロトコルは、ワークアウト計画およびプレイリスト生成システムにより、楽曲ライブラリを管理するアプリケーションに提供され得る。

上述のように、インターフェース3400はコーチ選択オプション3430を含み得る。選択されたコーチに類似したワークアウトを作成することに加えて、またはその代わりに、コーチ選択オプション3430を、選択されたコーチがトレーニングに使用するであろうプレイリストと同じかまたは類似した楽曲プレイリストを生成するために用いてもよい。例えば、楽曲選択モジュールは、選択されたコーチがトレーニングプレイリストを生成するために聴くであろう歌を特定し得る。楽曲推薦オプション3475は、ユーザの楽曲ライブラリ、選択された歌、頻繁に再生される歌のリストなどに基づいてユーザが好むであろうとシステムが考える歌を特定するために使用され得る。頻繁に再生される歌のリストは、ワークアウト中(一般的にではなく)に最も頻繁に再生される歌を含み得る。システムは、類似性(本明細書に置いて述べたた)、類似の購入品、コスト、テンポ、ジャンル、期間、生産国などのファクタに基づいて、楽曲を推薦し得る。楽曲プレイリスト生成のための上記オプションが設定されると、ユーザはワークアウトオプション作成3445を選択し得る。

ワークアウトが作成され、それに関連づけられた楽曲プレイリストが生成された後、図35のインターフェース3500は、ユーザのワークアウトを示すトレーニングスケジュールグラフ3535を含み得る。グラフ3535と連動して、インターフェース3500は、プレイリスト中の各歌の開始部分を表示すべく構成されている楽曲スケジュールタイムライン3575を含み得る。例えば、タイムライン3575は、それぞれの歌を、その歌が再生されるトレーニング計画の対応する部分と合わせられたチェックマーク3580として表示する。チェックマーク3580の1つの上を行き来するまたはそれと対話することにより、図36のポップアップウィンドウ3650および/または図45のウィンドウ4505のようなポップアップウィンドウが生成および表示され得る。ポップアップウィンドウ3650は、特定のチェックマークに対応する歌の詳細を提供し得る。いくつかの構成において、ポップアップウィンドウ3650は編集可能であり、ユーザがトレーニング計画の当該チェックマークおよび部分に関連づけられた歌を変更することを可能にし得る。

図45は、選択された歌の歌編集ボックス4505が表示されているワークアウトおよび楽曲プレイリスト生成インターフェース4500を示す。ユーザは、その歌を好きか嫌いか、このスロットに新しい歌を推薦するか、またはその歌をユーザが選択した歌に入れ替えるべきかを指定し得る。read my mindオプション4510は、楽曲プレイリストシステムがその歌についてのユーザの感情(例えば好き嫌いの程度)を最も良好に推測することを可能にするために含まれ得る。この推測は、ユーザが特定の種類の歌を入れ替えたこと、特定のジャンルの楽曲が嫌いであることを示したこと、特定のテンポの楽曲を追加したことなどのこれまでのユーザの行動に基づいて行われ得る。1つ以上の構成において、生成インターフェース4500は、予め選択された歌(またはユーザライブラリからの歌)に入れ替えるオプション、および/またはシステムに別の歌を推薦するように依頼する推薦オプションを含み得る。その推薦は、ユーザが過去にパフォーマンスが良かった(例えば期待値を達成したかまたは上回った)楽曲もしくは他のオーディオコンテンツ、または本明細書において述べた他のパラメータに基づき得る。

楽曲スケジュールおよび楽曲プレイリストは、歌の変更を考慮して修正されてもよい。例えば、新しい歌が入れ替えられた歌よりも短い場合は、中断が生じないことを保証するために、入れ替えられた歌の後に再生されるようにスケジュールされた歌を時間的に前にずらし得る。もしくは、またはさらに、トレーニング計画を最大限カバーするために、元のプレイリスト中の他の歌を変更が変更され得る。すなわち、新しい歌によってプレイリストの継続期間が変わる場合は、トレーニング計画の継続期間を実質的に埋めるために歌が選ばれ得る。

図40は、歌選択パラメータを決定するためのオプション4003eおよび4003fを表す。楽曲プレイリスト生成システムは、ライブラリまたは他の源から歌を選択するために、ユーザの気分4003eと楽曲のジャンル4003fとを使用し得る。ユーザがくつろいだ気分ならば、システムは遅めペースの歌を選択背いる。一方、ユーザが陽気な気分ならば、システムは速めペース(例えば1分当たりのビートが多い)の歌を選ぶことができる。インターフェース4000は、ユーザが楽曲のために単一の源または複数の源を選択することも可能にする。例えば、ユーザは、プレイリスト生成システムにライブラリから歌を引き出させるオプション4010aおよび/またはラジオ源またはプレイリストから歌を引き出させるオプション4010bを選択し得る。

図41を参照すると、ユーザはさらに、ワークアウト4125の1つなどの予め生成されたワークアウト4125を選択し得る。予め生成されたワークアウト4125は、ワークアウト計画に関連づけられた予め選択された/生成されたプレイリストを有し得る。予め生成されたワークアウト4125および対応するプレイリストは、他のユーザ、著名なトレーナ/アスリート、および/またはコーチによって生成されたものであってもよい。予め生成されたワークアウト4125および/またはプレイリストは、ネットワークサーバに記憶されたワークアウトのデータベースから取り出されてもよく、ローカルストレージから取得されてもよい。さらにまたはもしくは、ユーザは、自身がワークアウト中に聞きたい1つ以上の楽曲ジャンル4130を選択し得る。ジャンルオプション4130のうちの1つは、ユーザが、楽曲ジャンルに加えて、または楽曲ジャンルではなく、特定の歌手または作曲家を選ぶことを可能にする歌手/作曲家オプションを含み得る。

代替的または追加的に、選択されたコーチのタイプは、ワークアウトプレイリストのために選択された楽曲の種類に影響を及ぼし得る。例えば、ユーザが厳格な監督タイプ4110aのコーチを選択する場合は、楽曲はより速いビートでよりボリュームの大きいものになり得る。ユーザが禅師(すなわち、より静かな)タイプ4110bのコーチを選択する場合は、楽曲プレイリスト生成システムはよりゆっくりかつソフトな歌を選択し得る。

選択または作成されたワークアウト計画は、ユーザがワークアウトを受け入れる前に生成されたワークアウトおよび楽曲プレイリストをプレビューすることを可能にするために、部分4135に直ちに表示され得る。本明細書に記載のように、ユーザはさらに、ワークアウトの特定部分をワークアウトの他の部分とは無関係に修正し得る。例えば、ユーザは編集ボックス(図示せず)が出現し得る表示されたワークアウトの一部の上を行き来するまたはそれと対話し得る。

図42を参照すると、推奨ワークアウトサマリ4200は、コーチングが提供されるワークアウトのセグメントの識別を提供し得る。例えば、当該セグメントは、コーチングがワークアウトの当該部分中に提供されることが予定されていることを特定するために、「Coach 1」または他のインジケータにより標識され得る。

図44は提案されたペース対時間のワークアウト曲線4401を示し、該ワークアウト曲線ではプレイリスト(楽曲バー4405で区分されている)中の様々な歌が選択され、ワークアウトの部分にマッピングされている。歌を選択してワークアウトにマッピングする1つの方法は、アスリートに動機づけるか沈静させるのに役立つ歌を決定することを含み得る。このため、アスリートがペースを落とすべきワークアウトのセグメントに対しては、より落ち着いたまたはそれほど動機付けとならない歌4403aが再生され得る。あるいは、ユーザが自身のペースを上げるべきワークアウトのセグメント対しては、歌4403bのようなより動機付けとなる歌が再生され得る。歌は、長さなどのファクタに基づいて選択およびマッピングされてもよい。ワークアウト曲線4401が生成されたプレイリストに対してマッピングされると、ユーザは、パフォーマンスが上がるかまたは下がった時にどの歌がかかっていたかをより容易に決定することもできる。例えば、ユーザにとって特に動機付けとなる歌は、ユーザの走るペースを有意に向上させることにつながりうる。ユーザのペースが思いがけず減少した場合、ユーザはどの歌が再生されていたかを判断し、その歌がパフォーマンスの要因であったかを決定することができ、将来のワークアウトにおいてそのような歌を除くべくプレイリストを見直し得る。ユーザは特定の歌がユーザにとって長期間一定のペースを維持できるものであったと判断し得、その期間においてはワークアウト曲線が長い水平セグメントとなるであろうことがさらに理解される。したがって、グラフィカルユーザインターフェースのこれらの機能を組み入れることにより、ユーザが運動パフォーマンスのモニタリングをさらに向上させることが可能になる。

1つ以上の局面によると、ユーザは歌を変更するかどうかに関する助言を得ることができる。例えば、過去に、ある歌の間ユーザのパフォーマンスが良かった場合、楽曲選択システムはその歌を変更することに反対の助言を与え得る。歌の変更に反対する助言を与える他の理由は、1分当たりのビートがある一定の閾値を下回ること、ジャンルが練習に貢献しないこと、長さが短過ぎるか長すぎることなどが挙げられる。システムは、歌の入れ替えを勧めることもし得る。さらにまたはもしくは、ユーザは、含まれるべきではない歌を具体的に特定し得る。したがって、歌はユーザの明確な指示に基づいて選択競争から選別除去され得る。ユーザは選択データベースから選別除去するために、ジャンル、時代、アーティストなども指定し得る。

トレーニング計画は、プレワークアウトまたはプレ走行(例えばウォームアップ)、ワークアウトまたは走行、ポストワークアウトまたはポスト走行(例えばクールダウン)などの様々な段階に分けられ得る。これらの段階毎に異なる楽曲プレイリストが自動的に生成され得る。これらの段階毎の楽曲の選択も、段階毎に異なる目的を考慮して異なり得る。例えば、プレ走行用の楽曲プレイリストは徐々にテンポが速くなる歌を含み得、それに対して走行用の楽曲プレイリストは一貫してビート/テンポの速い歌を含み得る。他方で、ポスト走行用の楽曲プレイリストは、ユーザをより落ち着いた状態に移行させるために、徐々にテンポがゆっくりとなる歌を含み得る。これらの諸段階およびそれに関連づけられた楽曲選択パラメータは、自動的に決定されてもよく、ユーザによって手動で指定されてもよい。1つ以上の例において、ポスト走行用の楽曲プレイリストはユーザの走行の最後に直ちに作成され得る。ポスト走行用の楽曲プレイリストは、他の歌よりもユーザにとって動機付けとなり得る歌に基づいて、自動的に生成され得る。ポスト走行用の楽曲プレイリストは、生の楽曲フィードを含み得る。

1つ以上の局面によると、楽曲の選択は、別個または内蔵のGPSデバイスまたは他の位置決定システムに基づいて行われてもよい。例えば、位置情報は、当該位置に最も適した歌を選択するために使用され得る。例えば、システムがユーザはより田園的な環境で走っていると判断した場合、その環境に合致するようによりスローで(例えば1分あたりのビート数がより少ない)よりソフトな歌が選択され得る。他方で、ユーザが都市で走っている場合は、よりアップビートでかつ/またはより音量の大きい歌が選択され得る。他の構成において、ユーザの現在の高度または予想される高度を決定することによって歌が選択され得る。特にユーザのパフォーマンスが目的のレベルまたは期待されるレベル(ペース、燃焼カロリー数、距離など)以上でる場合には、同様の高度における以前の運動活動時に再生されていた歌が、現在のワークアウトまたは運動活動のために選択され得る。他の歌選択パラメータは時刻および速度を含み得、その両方がGPSまたは他の位置決定システムを用いて決定され得る。

作成されたワークアウトおよび/またはそれに関連づけられた楽曲プレイリストは、楽曲プレーヤ、楕円マシンまたはトレッドミルなどのワークアウト装置、携帯電話、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、ホームメディアサーバなどの様々な運動競技用デバイスに分散され得る。例えば、アスリートがトレッドミルマシンでワークアウトを開始することになった場合は、アスリートは、カスタマイズされたワークアウトをトレッドミルにアップロードし、計画に対する進捗および順守を追跡し得る。トレッドミルまたは他のワークアウト装置もしくはセンサデバイスによって記録されたデータは、さらに運動トレーニングサイト(例えばウェブサイトまたはデータベース)、アスリート個人の楽曲プレーヤまたはその他のコンピューティングデバイスなどへ送信され得る。その情報は、アスリートが自身がワークアウト計画にいかに良く従ったか、および目標を達成したかどうかを調べられるように記憶され得る。データの送信は、有線、無線、またはそれらを組み合わせによって行われ得る。さらにまたはもしくは、楽曲プレイリスト生成システムは、多数の楽曲ファイルを組み合わせて楽曲ファイルを作成し得る。この楽曲ファイルの組み合せは、1つ以上の例において、1つのフォーマットから別のフォーマットへの楽曲のコード変換を含み得る。

追加的または代替的に、楽曲選択システムは楽曲情報に関連して、ユーザの運動パフォーマンスを追跡し得る。例えば、ランニング計画の間推奨ペースを維持するユーザの能力が、その時に再生されている楽曲に基づいて追跡され得る。したがって、楽曲選択システムは、アスリートが様々な目標(例えば、ユーザ統計値およびワークアウトパラメータに基づいて決定されている、期待または推定されるワークアウト統計値)または運動パフォーマンス閾値を達成するかまたは上回るように動機付ける傾向のある歌を特定可能であり得る。この情報は、今後のワークアウトのために歌を選択するために用いられ得る。トレーニングデバイスは、ユーザの運動パフォーマンスを時間的に記録し得る。トレーニングデバイスまたは運動パフォーマンス追跡システムは、アスリートがトレーニング計画の目標を上回るかまたは達成した時間およびアスリートが指定の目標を達成しなかった時間を決定するために、運動パフォーマンスデータを使用し得る。このため、運動パフォーマンス追跡システムは、ユーザが最初の歌が再生されていた時には計画の目標を達成するかまたは上回り、2番目の歌が再生されていた時には目標を達成できなかったと判定し得る。したがって、楽曲選択システムは2番目の歌のよりも1番目の歌またはそれに類似した歌を選択する優先傾向を指定することにより、この事実を記録し得る。

さらに、選択された歌の順番つまり順序も、様々な運動活動またはトレーニングパラメータに基づいて、自動的に決定またはカスタマイズされ得る。例えば、ワークアウトの一部の間にユーザが10分間にわたってペースを速めることを期待されている場合は、複数の歌が選択され、後続の各歌の1分あたりビート数が増えていくように順番づけられ得る。別の例において、ユーザがワークアウトのクールダウン部分にある場合は、システムは次第にソフトでゆっくりなペースの歌になるように歌の選択および順番づけを行い得る。

記録されたデータは、練習曲線として表示され得、例えば、歌インジケータが当該曲線に沿って示される。練習曲線は、上記のように、モバイルデバイスまたは運動トレーニングサイト上で表示され得る。その後、アスリートは、自身がより優れたパフォーマンスを達成したかまたはパフォーマンスレベルが低下した歌を特定するためにこの表示を使用し得る。楽曲選択モジュールは、今後のワークアウトのための歌の修正を提供し得る。

結論 本発明を、本発明の現在の好ましい実施のモードを含む特定の例に関して説明したが、当業者は添付の特許請求項に記載されている本発明の精神および範囲に包含される上記の各システムおよび技術の数多くの変更態様と変形態様があることを理解するであろう。

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