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Movement history system, exercise history equipment, program for exercise history system, and a recording medium in which it was recorded

申请号 JP2002105707 申请日 2002-04-08 公开(公告)号 JP3735309B2 公开(公告)日 2006-01-18
申请人 コナミスポーツライフ株式会社; 发明人 陽子 柳田; 泰生 鶴貝;
摘要 A computer program of exercise recording system of recording user's body exercise performs, in the exercise recording system, an exercise contents setting step of setting exercise contents for a plurality of body exercising parts, an exercise contents displaying step of displaying exercise contents images having a plurality of display areas corresponding to the plurality of exercising parts.
权利要求
  • 使用者の身体を用いた運動の履歴を行う運動履歴システムのプログラムであって、運動履歴システムに、
    前記身体の複数の運動箇所における運動内容を定める運動内容設定ステップと、
    定められた前記運動内容に基づいて、前記複数の運動箇所におのおの対応した複数の表示部分を有する運動内容画像を表示する運動内容表示ステップとを実行させ、
    前記運動内容設定ステップは、
    前記複数の運動箇所のトレーニング具合を示す運動内容パラメータを格納する運動内容格納ステップと、
    前記運動内容格納ステップにより格納されている前記運動内容に、新たに定められた前記運動内容パラメータを積算して、運動内容を更新する運動更新積算ステップとを有し、
    前記運動内容表示ステップは、
    前記運動更新積算ステップで積算された前記複数の運動箇所の前記運動内容のうちの最大値を決定する最大値決定ステップと、
    前記最大値と前記最大値以外の前記複数の運動箇所の前記運動内容とを比較する最大値比較ステップと、
    前記最大値比較ステップの比較に基づいて、前記運動内容画像の前記複数の表示部分を設定する最大基準表示ステップとを有し、
    前記最大基準表示ステップは、
    前記運動内容の値がゼロの前記運動箇所に対応する前記表示部分に第1の所定の色を設定し、
    前記最大値の前記運動箇所に対応する前記表示部分に第2の所定の色を設定し、
    前記最大値以外の前記複数の運動箇所に対応する前記表示部分に、前記第1の所定の色から前記第2の所定の色へ段階的に変化させた色のうち、前記最大値比較ステップの比較に基づいて、前記最大値により近い前記運動箇所に対応する表示部分に、前記第2の色により近い色を設定する色設定ステップを含むことを特徴とするプログラム。
  • 使用者の身体を用いた運動の履歴を行う運動履歴システムのプログラムであって、運動履歴システムに、
    前記身体の複数の運動箇所における運動内容を定める運動内容設定ステップと、
    定められた前記運動内容に基づいて、前記複数の運動箇所におのおの対応した複数の表示部分を有する運動内容画像を表示する運動内容表示ステップとを実行させ、
    前記運動内容設定ステップは、
    前記複数の運動箇所のトレーニング具合を示す運動内容パラメータを格納する運動内容格納ステップと、
    前記運動内容格納ステップにより格納されている前記運動内容に、新たに定められた前記運動内容パラメータを積算して、運動内容を更新する運動更新積算ステップとを有し、
    前記運動内容表示ステップは、
    前記運動更新積算ステップで積算された前記複数の運動箇所の前記運動内容のうちの最大値を決定する最大値決定ステップと、
    前記最大値と所定の基準値とを比較する最大基準比較ステップと、
    前記最大値が前記所定の基準値未満の場合に、前記所定の基準値と前記複数の運動箇所の前記運動内容とを比較し、この比較に基づいて前記運動内容画像の前記複数の表示部分を設定し、前記最大値が前記所定の基準値以上の場合に、前記最大値と前記最大値以外の前記複数の運動箇所の前記運動内容とを比較し、この比較に基づいて前記運動内容画像の前記複数の表示部分を設定する設定基準表示ステップとを有し、
    前記設定基準表示ステップは、
    前記運動内容の値がゼロの前記運動箇所に対応する前記表示部分に第1の所定の色を設定し、
    前記最大値が前記所定の基準値未満の場合に、
    前記所定の基準値以上の運動履歴の前記運動箇所に対応する前記表示部分に第2の所定の色を設定し、
    前記所定の基準値未満の運動履歴の前記運動箇所に対応する前記表示部分に、前記第1の所定の色から前記第2の所定の色へ段階的に変化させた色のうち、前記基準値ステップの比較に基づいて、前記所定の基準値により近い前記運動箇所に対応する表示部分に、前記第2の色により近い色を設定し、
    前記最大値が前記所定の基準値以上の場合に、
    前記最大値の前記運動箇所に対応する前記表示部分に第2の所定の色を設定し、
    前記最大値以外の前記複数の運動箇所に対応する前記表示部分に、前記第1の所定の色から前記第2の所定の色へ段階的に変化させた色のうち、前記最大値比較ステップの比較に基づいて、前記最大値により近い前記運動箇所に対応する表示部分に、前記第2の色により近い色を設定する色設定ステップを含むことを特徴とするプログラム。
  • 前記運動内容設定ステップは、
    前記複数の運動箇所のおのおのに対応した運動内容パラメータをそれぞれ有する複数の運動パターンを設定する運動パターン設定ステップと、
    前記運動パターン設定ステップにより設定された前記複数の運動パターンから所定の運動パターンを選択する運動パターン選択ステップと、
    前記運動パターン選択ステップにより選択された前記所定の運動パターンの前記運動内容パラメータを、前記運動更新積算ステップで積算される前記新たな運動内容とする運動パターン積算ステップとをさらに有することを特徴とする請求項1または2に記載のプログラム。
  • 前記運動履歴システムに、
    前記運動パターン選択ステップにより選択された前記所定の運動パターンに対応づけられ、前記使用者へ前記運動パターンの運動を指示する前記運動指示画像を表示する指示画像表示ステップをさらに実行させることを特徴とする請求項3に記載のプログラム。
  • 前記運動内容設定ステップは、
    前記指示画像表示ステップにおいて、前記所定の運動パターンの前記運動指示画像の表示が完了したか否かを判定し、
    前記運動指示画像の表示が完了したと判定された場合に、運動パターン積算ステップにおいて、前記所定の運動パターンの前記運動内容パラメータを前記運動更新積算ステップで積算される前記新たな運動内容とする指示完了判定ステップをさらに有することを特徴とする請求項4に記載のプログラム。
  • 前記運動履歴システムに、
    前記運動パターン選択ステップにより選択された前記所定の運動パターンに対応づけられた音声を出力する音声出力ステップをさらに実行させることを特徴とする請求項3または4に記載のプログラム。
  • 前記運動内容設定ステップは、
    前記音声出力ステップにおいて、前記所定の運動パターンの前記音声の出力が完了したか否かを判定し、
    前記音声の出力が完了したと判定された場合に、運動パターン積算ステップにおいて、前記所定の運動パターンの前記運動内容パラメータを前記運動更新積算ステップで積算される前記新たな運動内容とする音声完了判定ステップをさらに有することを特徴とする請求項6に記載のプログラム。
  • 前記運動内容設定ステップは、
    実際に前記使用者が前記身体を運動したことに基づいた運動実行情報を取得し、
    前記運動実行情報に基づいた運動実行パラメータを、前記運動内容更新ステップで積算される前記複数の運動箇所の前記新たな運動内容とする運動実行情報取得ステップをさらに有することを特徴とする請求項1または2に記載のプログラム。
  • 使用者の身体を用いた運動の履歴を行う運動履歴システムのプログラムを運動履歴システム読み取り可能に記録した記録媒体であって、請求項1から8のいずれかのプログラムを格納した記録媒体。
  • 使用者の身体を用いた運動の履歴を行う運動履歴装置であって、
    前記身体の複数の運動箇所における運動内容を定める運動内容設定部と、
    前記運動内容に基づいて、前記複数の運動箇所におのおの対応した複数の表示部分を有する運動内容画像を表示させる内容表示信号を出力する内容表示信号出力部とを備え、
    前記運動内容設定部は、
    前記複数の運動箇所のトレーニング具合を示す運動内容パラメータを格納する運動内容格納部と、
    前記運動内容格納部により格納された前記運動内容に、新たに設定された前記運動内容パラメータを積算して、運動内容を更新する運動更新積算部とを含み、
    前記内容画像出力部は、
    前記運動内容積算部で積算された前記複数の運動箇所の前記運動内容のうちの最大値を決定する最大値決定部と、
    前記最大値と前記最大値以外の前記複数の運動箇所の前記運動内容とを比較する最大値比較部と、
    前記最大値比較部の比較に基づいて、前記複数の表示部分の前記運動内容画像を設定する最大基準表示部とを含み、
    前記内容画像出力部の前記最大基準表示部は、
    前記運動内容の値がゼロの前記運動箇所に対応する前記表示部分に第1の所定の色を設定し、
    前記最大値の前記運動箇所に対応する前記表示部分に第2の所定の色を設定し、
    前記最大値以外の前記複数の運動箇所に対応する前記表示部分に、前記第1の所定の色から前記第2の所定の色へ段階的に変化させた色のうち、前記最大値比較部の比較に基づいて、前記最大値により近い前記運動箇所に対応する表示部分に、前記第2の色により近い色を設定する色設定部を含むことを特徴とする運動履歴装置。
  • 使用者の身体を用いた運動の履歴を行う運動履歴装置であって、
    前記身体の複数の運動箇所における運動内容を定める運動内容設定部と、
    前記運動内容に基づいて、前記複数の運動箇所におのおの対応した複数の表示部分を有する運動内容画像を表示させる内容表示信号を出力する内容表示信号出力部とを備え、
    前記運動内容設定部は、
    前記複数の運動箇所のトレーニング具合を示す運動内容パラメータを格納する運動内容格納部と、
    前記運動内容格納部により格納された前記運動内容に、新たに設定された前記運動内容パラメータを積算して、運動内容を更新する運動更新積算部とを含み、
    前記内容画像出力部は、
    前記運動内容積算部で積算された前記複数の運動箇所の前記運動内容のうちの最大値を決定する最大値決定部と、
    前記最大値と所定の基準値とを比較する最大基準比較部と、
    前記最大値が前記所定の基準値未満の場合に、前記所定の基準値と前記複数の運動箇所の前記運動内容とを比較し、この比較に基づいて前記複数の表示部分の前記画像を設定し、 前記最大値が前記所定の基準値以上の場合に、前記最大値と前記最大値以外の前記複数の運動箇所の前記運動内容とを比較し、この比較に基づいて前記複数の表示部分の前記画像を設定する設定基準表示部とを含み、
    前記内容画像出力部の前記設定基準表示部は、
    前記運動内容の値がゼロの前記運動箇所に対応する前記表示部分に第1の所定の色を設定し、
    前記最大値が前記所定の基準値未満の場合に、
    前記所定の基準値以上の運動履歴の前記運動箇所に対応する前記表示部分に第2の所定の色を設定し、
    前記所定の基準値未満の運動履歴の前記運動箇所に対応する前記表示部分に、前記第1の所定の色から前記第2の所定の色へ段階的に変化させた色のうち、前記所定の基準値により近い前記運動箇所に対応する表示部分には前記第2の色により近い色を設定し、
    前記最大値が前記所定の基準値以上の場合に、
    前記最大値の前記運動箇所に対応する前記表示部分に第2の所定の色を設定し、
    前記最大値以外の前記複数の運動箇所に対応する前記表示部分に、前記第1の所定の色から前記第2の所定の色へ段階的に変化させた色のうち、前記最大値により近い前記運動箇所に対応する表示部分に、前記第2の色により近い色を設定する色設定部を含むことを特徴とする運動履歴装置。
  • 使用者の身体を用いた運動の履歴を行う運動履歴システムであって、
    前記身体の複数の運動箇所における運動内容を定める運動内容設定部と、前記運動内容に基づいて、前記身体の複数の運動箇所におのおの対応した複数の表示部分を有する運動内容画像の信号を出力する内容画像出力部とを有する運動履歴装置と、
    前記運動履歴装置の前記内容画像出力部の信号に基づいた前記運動内容画像と、前記使用者へ前記運動を指示する運動指示画像とを選択的に表示する表示装置とを備え、
    前記運動履歴装置の前記運動内容設定部は、
    前記複数の運動箇所のトレーニング具合を示す運動内容パラメータを格納する運動内容格納部と、
    前記運動内容格納部により格納された前記運動内容に、新たに設定された前記運動内容パラメータを積算して、運動内容を更新する運動更新積算部とを含み、
    前記運動履歴装置の前記内容画像出力部は、
    前記運動内容積算部で積算された前記複数の運動箇所の前記運動内容のうちの最大値を決定する最大値決定部と、
    前記最大値と前記最大値以外の前記複数の運動箇所の前記運動内容とを比較する最大値比較部と、
    前記最大値比較部の比較に基づいて、前記複数の表示部分の前記運動内容画像を設定する最大基準表示部とを含み、
    前記運動履歴装置における前記内容画像出力部の前記最大基準表示部は、
    前記運動内容の値がゼロの前記運動箇所に対応する前記表示部分に第1の所定の色を設定し、
    前記最大値の前記運動箇所に対応する前記表示部分に第2の所定の色を設定し、
    前記最大値以外の前記複数の運動箇所に対応する前記表示部分に、前記第1の所定の色から前記第2の所定の色へ段階的に変化させた色のうち、前記最大値比較部の比較に基づいて、前記最大値により近い前記運動箇所に対応する表示部分に、前記第2の色により近い色を設定する色設定部を含むことを特徴とする運動履歴システム。
  • 使用者の身体を用いた運動の履歴を行う運動履歴システムであって、
    前記身体の複数の運動箇所における運動内容を定める運動内容設定部と、前記運動内容に基づいて、前記身体の複数の運動箇所におのおの対応した複数の表示部分を有する運動内容画像の信号を出力する内容画像出力部とを有する運動履歴装置と、
    前記運動履歴装置の前記内容画像出力部の信号に基づいた前記運動内容画像と、前記使用者へ前記運動を指示する運動指示画像とを選択的に表示する表示装置とを備え、
    前記運動履歴装置の前記運動内容設定部は、
    前記複数の運動箇所のトレーニング具合を示す運動内容パラメータを格納する運動内容格納部と、
    前記運動内容格納部により格納された前記運動内容に、新たに設定された前記運動内容パラメータを積算して、運動内容を更新する運動更新積算部とを含み、
    前記運動履歴装置の前記内容画像出力部は、
    前記運動内容積算部で積算された前記複数の運動箇所の前記運動内容のうちの最大値を決定する最大値決定部と、
    前記最大値と所定の基準値とを比較する最大基準比較部と、
    前記最大値が前記所定の基準値未満の場合に、前記所定の基準値と前記複数の運動箇所の前記運動内容とを比較し、この比較に基づいて前記複数の表示部分の前記画像を設定し、 前記最大値が前記所定の基準値以上の場合に、前記最大値と前記最大値以外の前記複数の運動箇所の前記運動内容とを比較し、この比較に基づいて前記複数の表示部分の前記画像を設定する設定基準表示部とを含み、
    前記運動履歴装置における前記内容画像出力部の前記設定基準表示部は、
    前記運動内容の値がゼロの前記運動箇所に対応する前記表示部分に第1の所定の色を設定し、
    前記最大値が前記所定の基準値未満の場合に、
    前記所定の基準値以上の運動履歴の前記運動箇所に対応する前記表示部分に第2の所定の色を設定し、
    前記所定の基準値未満の運動履歴の前記運動箇所に対応する前記表示部分に、前記第1の所定の色から前記第2の所定の色へ段階的に変化させた色のうち、前記所定の基準値により近い前記運動箇所に対応する表示部分には前記第2の色により近い色を設定し、
    前記最大値が前記所定の基準値以上の場合に、
    前記最大値の前記運動箇所に対応する前記表示部分に第2の所定の色を設定し、
    前記最大値以外の前記複数の運動箇所に対応する前記表示部分に、前記第1の所定の色から前記第2の所定の色へ段階的に変化させた色のうち、前記最大値により近い前記運動箇所に対応する表示部分に、前記第2の色により近い色を設定する色設定部を含むことを特徴とする運動履歴システム。
  • 前記運動履歴装置の前記運動内容設定部は、
    前記複数の運動箇所のおのおのに対応した運動内容パラメータをそれぞれ有する複数の運動パターンを設定する運動パターン設定部と、
    前記運動パターン設定部により設定された前記複数の運動パターンから所定の運動パターンを選択する運動パターン選択部と、
    前記運動パターン選択部により選択された前記所定の運動パターンの前記運動内容パラメータを、前記運動更新積算部で積算される前記新たな運動内容とする運動パターン積算部とをさらに含むことを特徴とする 請求項12または13に記載の運動履歴システム。
  • 前記運動履歴装置は、
    前記運動パターン選択部により選択された前記所定の運動パターンに対応づけられた前記運動指示画像を前記表示装置に表示させる信号を出力する指示画像出力部をさらに有することを特徴とする 請求項14に記載の運動履歴システム。
  • 前記運動履歴装置の前記運動内容設定部は、
    前記指示画像出力部において、前記所定の運動パターンの前記運動指示画像の信号の出力が完了したか否かを判定し、
    前記運動指示画像の信号の出力が完了したと判定された場合に、運動パターン積算部において、前記所定の運動パターンの前記運動内容パラメータを前記運動更新積算部で積算される前記新たな運動内容とする指示完了判定部をさらに有することを特徴とする 請求項15に記載の運動履歴システム。
  • 前記運動パターン選択部により選択された前記所定の運動パターンに対応づけられた音声を出力する音声出力装置をさらに備えることを特徴とする 請求項15または16に記載の運動履歴システム。
  • 前記運動履歴装置の前記運動内容設定部は、
    前記音声出力装置において、前記所定の運動パターンの前記音声の出力が完了したか否かを判定し、
    前記音声の出力が完了したと判定された場合に、運動パターン積算部において、前記所定の運動パターンの前記運動内容パラメータを前記運動更新積算部で積算される前記新たな運動内容とする音声完了判定部をさらに有することを特徴とする 請求項16に記載の運動履歴システム。
  • 前記使用者が実際に前記身体を運動したことを検知する運動検知装置をさらに備え、
    前記運動内容設定部は、
    前記運動検知装置の検知に基づいた運動実行情報を取得する運動実行情報取得部と、
    前記運動実行情報に基づいた運動実行パラメータを、前記運動内容更新部で積算される前記複数の運動箇所の前記新たな運動内容とする運動実行情報積算部とをさらに有することを特徴とする 請求項12または13に記載の運動履歴システム。
  • 前記運動検知装置は、
    前記使用者の複数の身体箇所に取り付けられ、前記使用者が実際に前記身体箇所を運動した場合に、前記身体箇所に対応づけられた運動検知信号を発信する複数の運動検知発信部と、
    前記複数の運動検知発信部からの前記運動検知信号を受信し、受信した前記運動検知信号に基づいて運動箇所を同定する情報とともに運動がなされた旨の情報を運動実行情報として出力する運動検知受信部とを有することを特徴とする 請求項19に記載の運動履歴システム。
  • 说明书全文

    【0001】
    【発明の属する技術分野】
    本発明は、運動履歴システム、運動履歴装置、運動履歴システム用プログラムおよびそれを記録した記録媒体に関する。 特に本発明は、使用者の身体を用いた運動の履歴を行う運動履歴システム、運動履歴装置、運動履歴システム用プログラムおよびそれを記録した記録媒体に関する。
    【0002】
    【従来の技術】
    健康を保持したり筋を増強したりする運動のために、スポーツクラブが利用される。 スポーツクラブでは、上記の目的のためにスポーツクラブの各会員について、各会員が自己申告により所定の用紙に記入する等より、そのスポーツクラブでの運動の履歴を記録する。
    【0003】
    一方で、家庭用ゲーム機やアミューズメントパークのアーケードゲーム機において、特殊なコントローラを用いて使用者が実際に身体を動かすゲームがある。
    【0004】
    【発明が解決しようとする課題】
    しかしながら、スポーツクラブでの所定の用紙に記入する方法では、それまでの履歴の全体を把握することが難しい。 特に、所定の用紙に記入された運動から、その履歴を視覚的に把握することは困難である。 さらに、履歴からその会員が今後トレーニングすべき身体の箇所を判断するのも難しい。
    【0005】
    また、使用者が実際に身体を動かすゲームにおいては、使用者の運動について過去の履歴がないため、健康を増進したり筋力を増強したりするために用いることが難しい。
    【0006】
    そこで本発明は、上記の課題を解決することのできる運動履歴システム、運動履歴装置、運動履歴システム用プログラムおよびそれを記録した記録媒体を提供することを目的とする。 この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。 また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
    【0007】
    【課題を解決するための手段】
    即ち、本発明の第1の形態によると、使用者の身体を用いた運動の履歴を行う運動履歴システムのプログラムであって、運動履歴システムに、前記身体の複数の運動箇所における運動内容を定める運動内容設定ステップと、定められた前記運動内容に基づいて、前記複数の運動箇所におのおの対応した複数の表示部分を有する運動内容画像を表示する運動内容表示ステップとを実行させる。
    【0008】
    前記プログラムにおいて、前記運動内容設定ステップは、前記複数の運動箇所の前記運動内容を格納する運動内容格納ステップと、前記運動内容格納ステップにより格納された前記運動内容に、新たに設定された運動内容を積算して運動内容を更新する運動更新積算ステップとを有してもよい。
    【0009】
    前記プログラムにおいて、前記運動内容設定ステップは、前記複数の運動箇所のおのおのに対応した運動内容パラメータをそれぞれ有する複数の運動パターンを設定する運動パターン設定ステップと、前記運動パターン設定ステップにより設定された前記複数の運動パターンから所定の運動パターンを選択する運動パターン選択ステップと、前記運動パターン選択ステップにより選択された前記所定の運動パターンの前記運動内容パラメータを、前記運動更新積算ステップで積算される前記新たな運動内容とする運動パターン積算ステップとをさらに有してもよい。
    【0010】
    前記プログラムは、前記運動履歴システムに、前記運動パターン選択ステップにより選択された前記所定の運動パターンに対応づけられ、前記使用者へ前記運動パターンの運動を指示する前記運動指示画像を表示する指示画像表示ステップをさらに実行させてもよい。
    【0011】
    前記プログラムにおいて、前記運動内容設定ステップは、前記指示画像表示ステップにおいて、前記所定の運動パターンの前記運動指示画像の表示が完了したか否かを判定し、前記運動指示画像の表示が完了したと判定された場合に、運動パターン積算ステップにおいて、前記所定の運動パターンの前記運動内容パラメータを前記運動更新積算ステップで積算される前記新たな運動内容とする指示完了判定ステップをさらに有してもよい。
    【0012】
    前記プログラムは、前記運動履歴システムに、前記運動パターン選択ステップにより選択された前記所定の運動パターンに対応づけられた音声を出力する音声出力ステップをさらに実行させてもよい。
    【0013】
    前記プログラムにおいて、前記運動内容設定ステップは、前記音声出力ステップにおいて、前記所定の運動パターンの前記音声の出力が完了したか否かを判定し、前記音声の出力が完了したと判定された場合に、運動パターン積算ステップにおいて、前記所定の運動パターンの前記運動内容パラメータを前記運動更新積算ステップで積算される前記新たな運動内容とする音声完了判定ステップをさらに有してもよい。
    【0014】
    前記プログラムにおいて、前記運動内容設定ステップは、実際に前記使用者が前記身体を運動したことに基づいた運動実行情報を取得し、前記運動実行情報に基づいた運動実行パラメータを、前記運動内容更新ステップで積算される前記複数の運動箇所の前記新たな運動内容とする運動実行情報取得ステップをさらに有してもよい。
    【0015】
    前記プログラムにおいて、前記運動内容表示ステップは、前記運動内容に基づいて、前記複数の運動箇所におのおの対応した前記運動内容画像の前記複数の表示部分における色を設定する色設定ステップを有してもよい。
    【0016】
    前記プログラムにおいて、前記運動内容表示ステップは、前記運動更新積算ステップで積算された前記複数の運動箇所の前記運動内容のうちの最大値を決定する最大値決定ステップと、前記最大値と前記最大値以外の前記複数の運動箇所の前記運動内容とを比較する最大値比較ステップと、前記最大値比較ステップの比較に基づいて、前記運動内容画像の前記複数の表示部分を設定する最大基準表示ステップとを有してもよい。
    【0017】
    前記プログラムにおいて、前記最大基準表示ステップは、前記運動内容の値がゼロの前記運動箇所に対応する前記表示部分に第1の所定の色を設定し、前記最大値の前記運動箇所に対応する前記表示部分に第2の所定の色を設定し、前記最大値以外の前記複数の運動箇所に対応する前記表示部分に、前記第1の所定の色から前記第2の所定の色へ段階的に変化させた色のうち、前記最大値比較ステップの比較に基づいて、前記最大値により近い前記運動箇所に対応する表示部分に、前記第2の色により近い色を設定する色設定ステップを含んでもよい。
    【0018】
    前記プログラムにおいて、前記運動内容表示ステップは、前記運動更新積算ステップで積算された前記複数の運動箇所の前記運動内容と所定の基準値とを比較する基準値比較ステップと、前記基準値比較ステップの比較に基づいて、前記運動内容画像の前記複数の表示部分を設定する所定基準表示ステップとを有してもよい。
    【0019】
    前記プログラムにおいて、前記所定基準表示ステップは、前記運動内容の値がゼロの前記運動箇所に対応する前記表示部分に第1の所定の色を設定し、前記所定の基準値以上の運動履歴の前記運動箇所に対応する前記表示部分に第2の所定の色を設定し、前記所定の基準値未満の運動履歴の前記運動箇所に対応する前記表示部分に、前記第1の所定の色から前記第2の所定の色へ段階的に変化させた色のうち、前記基準値ステップの比較に基づいて、前記所定の基準値により近い前記運動箇所に対応する表示部分に、前記第2の色により近い色を設定する色設定ステップを含んでもよい。
    【0020】
    前記プログラムにおいて、前記運動内容表示ステップは、前記運動更新積算ステップで積算された前記複数の運動箇所の前記運動内容のうちの最大値を決定する最大値決定ステップと、前記最大値と所定の基準値とを比較する最大基準比較ステップと、前記最大値が前記所定の基準値未満の場合に、前記所定の基準値と前記複数の運動箇所の前記運動内容とを比較し、この比較に基づいて前記運動内容画像の前記複数の表示部分を設定し、前記最大値が前記所定の基準値以上の場合に、前記最大値と前記最大値以外の前記複数の運動箇所の前記運動内容とを比較し、この比較に基づいて前記運動内容画像の前記複数の表示部分を設定する設定基準表示ステップとを有してもよい。
    【0021】
    前記プログラムにおいて、前記設定基準表示ステップは、前記運動内容の値がゼロの前記運動箇所に対応する前記表示部分に第1の所定の色を設定し、前記最大値が前記所定の基準値未満の場合に、前記所定の基準値以上の運動履歴の前記運動箇所に対応する前記表示部分に第2の所定の色を設定し、前記所定の基準値未満の運動履歴の前記運動箇所に対応する前記表示部分に、前記第1の所定の色から前記第2の所定の色へ段階的に変化させた色のうち、前記基準値ステップの比較に基づいて、前記所定の基準値により近い前記運動箇所に対応する表示部分に、前記第2の色により近い色を設定し、前記最大値が前記所定の基準値以上の場合に、前記最大値の前記運動箇所に対応する前記表示部分に第2の所定の色を設定し、前記最大値以外の前記複数の運動箇所に対応する前記表示部分に、前記第1の所定の色から前記第2の所定の色へ段階的に変化させた色のうち、前記最大値比較ステップの比較に基づいて、前記最大値により近い前記運動箇所に対応する表示部分に、前記第2の色により近い色を設定する色設定ステップを含んでもよい。
    【0022】
    本発明の第2の形態によると、使用者の身体を用いた運動の履歴を行う運動履歴システムのプログラムを運動履歴システム読み取り可能に記録した記録媒体であって、運動履歴システムに、前記身体の複数の運動箇所における運動内容を定める運動内容設定ステップと、前記運動内容に基づいて、前記複数の運動箇所におのおの対応した複数の表示部分を有する運動内容画像を表示する運動内容表示ステップとを実行させる。
    【0023】
    本発明の第3の形態によると、使用者の身体を用いた運動の履歴を行う運動履歴装置であって、前記身体の複数の運動箇所における運動内容を定める運動内容設定部と、前記運動内容に基づいて、前記複数の運動箇所におのおの対応した複数の表示部分を有する運動内容画像を表示させる内容表示信号を出力する内容表示信号出力部とを備える。
    【0024】
    本発明の第4の形態によると、使用者の身体を用いた運動の履歴を行う運動履歴システムであって、前記身体の複数の運動箇所における運動内容を定める運動内容設定部と、前記運動内容に基づいて、前記身体の複数の運動箇所におのおの対応した複数の表示部分を有する運動内容画像の信号を出力する内容画像出力部とを有する運動履歴装置と、前記運動履歴装置の前記内容画像出力部の信号に基づいた前記運動内容画像と、前記使用者へ前記運動を指示する運動指示画像とを選択的に表示する表示装置とを備える。
    【0025】
    前記運動履歴システムにおいて、前記運動履歴装置の前記運動内容設定部は、前記複数の運動箇所の前記運動内容を格納する運動内容格納部と、前記運動内容格納部により格納された前記運動内容に、新たに設定された運動内容を積算して運動内容を更新する運動更新積算部とを含んでもよい。
    【0026】
    前記運動履歴システムにおいて、前記運動履歴装置の前記運動内容設定部は、前記複数の運動箇所のおのおのに対応した運動内容パラメータをそれぞれ有する複数の運動パターンを設定する運動パターン設定部と、前記運動パターン設定部により設定された前記複数の運動パターンから所定の運動パターンを選択する運動パターン選択部と、前記運動パターン選択部により選択された前記所定の運動パターンの前記運動内容パラメータを、前記運動更新積算部で積算される前記新たな運動内容とする運動パターン積算部とをさらに含んでもよい。
    【0027】
    前記運動履歴システムにおいて、前記運動履歴装置は、前記運動パターン選択部により選択された前記所定の運動パターンに対応づけられた前記運動指示画像を前記表示装置に表示させる信号を出力する指示画像出力部をさらに有してもよい。
    【0028】
    前記運動履歴システムにおいて、前記運動履歴装置の前記運動内容設定部は、前記指示画像出力部において、前記所定の運動パターンの前記運動指示画像の信号の出力が完了したか否かを判定し、前記運動指示画像の信号の出力が完了したと判定された場合に、運動パターン積算部において、前記所定の運動パターンの前記運動内容パラメータを前記運動更新積算部で積算される前記新たな運動内容とする指示完了判定部をさらに有してもよい。
    【0029】
    前記運動履歴システムは、前記運動パターン選択部により選択された前記所定の運動パターンに対応づけられた音声を出力する音声出力装置をさらに備える。
    【0030】
    前記運動履歴システムにおいて、前記運動履歴装置の前記運動内容設定部は、前記音声出力装置において、前記所定の運動パターンの前記音声の出力が完了したか否かを判定し、前記音声の出力が完了したと判定された場合に、運動パターン積算部において、前記所定の運動パターンの前記運動内容パラメータを前記運動更新積算部で積算される前記新たな運動内容とする音声完了判定部をさらに有してもよい。
    【0031】
    前記運動履歴システムは、前記使用者が実際に前記身体を運動したことを検知する運動検知装置をさらに備え、前記運動内容設定部は、前記運動検知装置の検知に基づいた運動実行情報を取得する運動実行情報取得部と、前記運動実行情報に基づいた運動実行パラメータを、前記運動内容更新部で積算される前記複数の運動箇所の前記新たな運動内容とする運動実行情報積算部とをさらに有してもよい。
    【0032】
    前記運動履歴システムにおいて、前記運動検知装置は、前記使用者の複数の身体箇所に取り付けられ、前記使用者が実際に前記身体箇所を運動した場合に、前記身体箇所に対応づけられた運動検知信号を発信する複数の運動検知発信部と、前記複数の運動検知発信部からの前記運動検知信号を受信し、受信した前記運動検知信号に基づいて運動箇所を同定する情報とともに運動がなされた旨の情報を運動実行情報として出力する運動検知受信部とを有してもよい。
    【0033】
    前記運動履歴システムにおいて、前記運動履歴装置の前記内容画像出力部は、前記運動内容に基づいて、前記複数の運動箇所におのおの対応した前記複数の表示部分の運動内容画像の色を設定する色設定部を含んでもよい。
    【0034】
    前記運動履歴システムにおいて、前記運動履歴装置の前記内容画像出力部は、前記運動内容積算部で積算された前記複数の運動箇所の前記運動内容のうちの最大値を決定する最大値決定部と、前記最大値と前記最大値以外の前記複数の運動箇所の前記運動内容とを比較する最大値比較部と、前記最大値比較部の比較に基づいて、前記複数の表示部分の前記運動内容画像を設定する最大基準表示部とを含んでもよい。
    【0035】
    前記運動履歴システムにおいて、前記運動履歴装置における前記内容画像出力部の前記最大基準表示部は、前記運動内容の値がゼロの前記運動箇所に対応する前記表示部分に第1の所定の色を設定し、前記最大値の前記運動箇所に対応する前記表示部分に第2の所定の色を設定し、前記最大値以外の前記複数の運動箇所に対応する前記表示部分に、前記第1の所定の色から前記第2の所定の色へ段階的に変化させた色のうち、前記最大値比較部の比較に基づいて、前記最大値により近い前記運動箇所に対応する表示部分に、前記第2の色により近い色を設定する色設定部を含んでもよい。
    【0036】
    前記運動履歴システムにおいて、前記運動履歴装置の前記内容画像出力は、前記運動内容積算部で積算された前記複数の運動箇所の前記運動内容と所定の基準値とを比較する基準値比較部と、前記基準値比較部の比較に基づいて、前記複数の表示部分の前記運動内容画像を設定する所定基準表示部とを含んでもよい。
    【0037】
    前記運動履歴システムにおいて、前記運動履歴装置における前記内容画像出力部の前記所定基準表示部は、前記運動内容の値がゼロの前記運動箇所に対応する前記表示部分に第1の所定の色を設定し、前記所定の基準値以上の運動履歴の前記運動箇所に対応する前記表示部分に第2の所定の色を設定し、前記所定の基準値未満の運動履歴の前記運動箇所に対応する前記表示部分に、前記第1の所定の色から前記第2の所定の色へ段階的に変化させた色のうち、前記基準値部の比較に基づいて、前記所定の基準値により近い前記運動箇所に対応する表示部分に、前記第2の色により近い色を設定する色設定部を含んでもよい。
    【0038】
    前記運動履歴システムにおいて、前記運動履歴装置の前記内容画像出力部は、前記運動内容積算部で積算された前記複数の運動箇所の前記運動内容のうちの最大値を決定する最大値決定部と、前記最大値と所定の基準値とを比較する最大基準比較部と、前記最大値が前記所定の基準値未満の場合に、前記所定の基準値と前記複数の運動箇所の前記運動内容とを比較し、この比較に基づいて前記複数の表示部分の前記画像を設定し、前記最大値が前記所定の基準値以上の場合に、前記最大値と前記最大値以外の前記複数の運動箇所の前記運動内容とを比較し、この比較に基づいて前記複数の表示部分の前記画像を設定する設定基準表示部とを含んでもよい。
    【0039】
    前記運動履歴システムにおいて、前記運動履歴装置における前記内容画像出力部の前記設定基準表示部は、前記運動内容の値がゼロの前記運動箇所に対応する前記表示部分に第1の所定の色を設定し、前記最大値が前記所定の基準値未満の場合に、前記所定の基準値以上の運動履歴の前記運動箇所に対応する前記表示部分に第2の所定の色を設定し、前記所定の基準値未満の運動履歴の前記運動箇所に対応する前記表示部分に、前記第1の所定の色から前記第2の所定の色へ段階的に変化させた色のうち、前記所定の基準値により近い前記運動箇所に対応する表示部分には前記第2の色により近い色を設定し、前記最大値が前記所定の基準値以上の場合に、前記最大値の前記運動箇所に対応する前記表示部分に第2の所定の色を設定し、前記最大値以外の前記複数の運動箇所に対応する前記表示部分に、前記第1の所定の色から前記第2の所定の色へ段階的に変化させた色のうち、前記最大値により近い前記運動箇所に対応する表示部分に、前記第2の色により近い色を設定する色設定部を含んでもよい。
    【0040】
    なお上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションも又発明となりうる。
    【0041】
    【発明の実施の形態】
    以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態はクレームにかかる発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
    【0042】
    図1は、本発明の実施形態にかかる運動履歴システム10の全体図である。 運動履歴システム10は、使用者20の身体を用いた運動の履歴を行う。 運動履歴システム10は、運動履歴装置100と、表示装置200とを備える。
    【0043】
    表示装置200は、運動履歴装置100の内容画像出力部120の信号に基づいた運動内容画像と、使用者20へ運動を指示する運動指示画像とを選択的に表示する。 本実施形態において、表示装置200は運動履歴装置100と別体である。 ただし、これにかぎられず、表示装置200は運動履歴装置100と一体でもよい。
    【0044】
    運動履歴システム10はさらに、音声を出力する音声出力装置300を備える。 本実施形態において、音声出力装置300は表示装置200と別体である。 ただし、これにかぎられず、音声出力装置300は表示装置200と一体でもよい。
    【0045】
    運動履歴システム10はさらに、使用者20が実際に身体を運動したことを検知する運動検知装置400を備える。 この運動検知装置400は、複数の運動検知発信部410、420、430、440と、運動検知受信部450とを有する。
    【0046】
    これらの運動検知発信部410、420、430、440は、使用者20の複数の身体箇所に取り付けられ、使用者20が実際に身体箇所を運動した場合に、身体箇所に対応づけられた運動検知信号を発信する。 本実施形態において運動検知発信部410、420、430、440は、使用者の左腕に取り付けられる左手運動検知発信部410と、右腕に取り付けられる右手運動検知発信部420と、左足に取り付けられる左足運動検知発信部430と、右足に取り付けられる右足運動検知発信部440とを含む。 一例として、これら4個の運動検知発信部の各々は、振動を検知する振動センサーと、その検知に基づいて運動検知信号の一例としての電波を発信する電波発信部を有する。 これら4個の運動検知発信部の電波発信部はそれぞれ異なる周波数の電波を発信する。 発信された電波の周波数から、いずれの運動検知発信部から発信された電波であるかを同定することができる。
    【0047】
    運動検知受信部450は、運動検知発信部410、420、430、440からの運動検知信号を受信し、受信した運動検知信号に基づいて運動箇所を同定する情報とともに運動がなされた旨の情報を運動実行情報として出力する。
    【0048】
    図2は、運動履歴装置100の機能ブロック図である。 運動履歴装置100は、運動内容設定部110と内容画像出力部120とを有する。
    【0049】
    運動内容設定部110は、身体の複数の運動箇所における運動内容を定める。 本実施形態において、運動設定部110は、一例としてテーブルを参照して運動内容のデータを設定する。 ただし、これに限られない。 運動設定部110の他の例は、予め与えられた関数等を用いて数値演算により運動内容のデータを導出する。 身体の複数の運動箇所は、運動により鍛錬する筋肉部分で分ける。 ここでは説明の簡略化のため、身体を、胴体、肩から肘までの左右上腕、肘から先の左右下腕、脚の付け根から膝までの左右上脚、膝から先の左右下脚に分けてこれらを運動箇所と呼ぶ。
    【0050】
    内容画像出力部120は、運動内容に基づいて、身体の複数の運動箇所におのおの対応した複数の表示部分を有する運動内容画像の信号を表示装置200へ出力する。 本実施形態において複数の表示部分を有する運動内容画像の一例は、人間の身体を表す外形を有しており、この外形を胴体、肩から肘までの左右上腕、肘から先の左右下腕、脚の付け根から膝までの左右上脚、膝から先の左右下脚に対応する表示部分に分けた、モデル画である。 なお、本実施形態の運動内容画像は人間の身体の正面図に対応している。 しかし、これに限られない。 例えば、背面図に対応したモデル画を加えてもよい。 他の例として、人間の身体をいわゆるポリゴンモデルを用いて三次元的に表したモデル画であってもよい。 この場合に、運動箇所に対応する表示部分もそれぞれ三次元的に表してもよい。 さらにこの場合に、使用者からの入力に基づいて視点を移動させたモデル画を随時、表示してもよい。
    【0051】
    運動内容設定部110は、運動内容格納部112と、運動更新積算部114とを含む。 本実施形態において、運動内容設定部110はさらに、運動パターン設定部116と、運動パターン選択部117と、運動パターン積算部118とを含む。
    【0052】
    内容画像表示出力部120は、最大値決定部121と、最大値比較部122と、最大基準表示部123とを含む。 最大基準表示部123は、色設定部124を含む。
    【0053】
    また、本実施形態において、運動履歴装置100は指示画像出力部130をさらに有する。 指示画像出力部130は、運動パターン選択部117により選択された所定の運動パターンに対応づけられた運動指示画像を表示装置200に表示させる信号を出力する。
    【0054】
    図3は、本実施形態における運動履歴システム10が使用者20の運動の履歴を行う処理のうち、運動内容を定めるフローチャートを示す。
    【0055】
    運動履歴装置100において、運動内容格納部112は、複数の運動箇所の運動内容を格納する(S10)。 なお、各運動箇所の運動内容の初期値として、運動内容格納部112はゼロ(0)を格納する。
    【0056】
    運動パターン設定部116は、複数の運動箇所のおのおのに対応した運動内容パラメータをそれぞれ有する複数の運動パターンを設定する(S12)。 本実施形態において、運動パターン設定部116は、設定された運動パターンと、それぞれの運動パターンに対応付けられた運動内容パラメータとをテーブルとして保存する。 ここで、運動パターンは連続した動作の組をいう。 運動パターンの一例は、武道の型を取り入れたエクササイズにおいて順に、基本姿勢、右手パンチ、左足キック、右手パンチ、基本姿勢などの連続した動作の組である。
    【0057】
    運動パターン選択部117は、運動パターン設定部116により設定された複数の運動パターンから所定の運動パターンを選択する(S14)。
    【0058】
    本実施形態において、使用者20が運動パターン選択部117に所望の運動パターンに対応する信号を入力する。 運動パターン選択部117は、その入力に基づいて、運動パターン設定部116により設定された複数の運動パターンから所定の運動パターンを選択する。 一例として、使用者20からの入力は左手運動検知発信部410および右手運動検知発信部420が用いられる。 例えば、左手運動検知発信部410からの運動検知信号が1回入力する毎に、運動パターン選択部117は運動パターンを切替える。 右手運動検知発信部420から運動検知信号が入力された場合には、運動パターン選択部117は現在選択されている運動パターンが選択されたことを決定する。 これにより、使用者20は別個のコントローラを必要とせずに、身体に装着された運動検知発信部で運動パターンが選択できて、使い勝手が良い。
    【0059】
    指示画像出力部130は、運動パターン選択部117により選択された所定の運動パターンに対応づけられた運動指示画像を、表示装置200に表示させる信号を出力する(S16)。 これに基づいて、表示装置200は運動指示画像を表示する。
    【0060】
    次に、運動パターン積算部118は、運動パターン選択部117により選択された所定の運動パターンの運動内容パラメータを、運動更新積算部114で積算される新たな運動内容として設定する(S18)。
    【0061】
    運動更新積算部114は、運動内容格納部112により格納された前回までの複数の運動箇所の運動内容に、この新たに設定された運動内容を積算し、その積算結果を現在の運動内容として更新する(S20)。 すなわち、今回の運動パターンが選択される前までの運動内容に、新たな運動内容として設定された運動パターンの運動内容パラメータを、運動箇所ごとに積算する。 運動更新積算部114は、その積算結果を現在の運動内容とする。
    【0062】
    図4は、運動パターンと運動内容パラメータとの対応テーブルの一例を示す。 この対応テーブルは、複数の運動パターンが運動パターン名で特定される。 運動パターン名で特定されるそれぞれの運動パターンが、消費カロリーおよび複数の運動箇所の運動内容パラメータを有する。 例えば、上述の例のように運動パターンが基本姿勢、右手パンチ、左足キック、右手パンチおよび基本姿勢の組である場合に、これらの一連の動作を行ったときに平均的に想定される消費カロリーを対応テーブルのデータとする。 同様に、これらの一連の動作を行ったときに平均的に想定される筋力または身体の運動箇所のトレーニング度合いを、対応テーブルにおいて、それぞれの運動箇所の運動内容パラメータとする。
    【0063】
    図5は、運動パターン選択部117が使用者20の入力に基づいて複数の運動パターンから特定の運動パターンを選択する場合に、表示装置200が表示する運動パターン選択画像500の一例である。 運動パターン選択画像500は、運動パターンを特定する運動パターン名が表示されるフィールド530と、選択された運動パターンに対応する運動内容パラメータが表示されるフィールド510と、このフィールド510に表示される運動内容パラメータの凡例を表示するフィールド520とを有する。 この例において、図4に示す対応テーブルに対応して「運動パターン1」、「運動パターン2」、「運動パターン3」の3個の運動パターン名がフィールド530に表示される。 なお、この運動パターン選択画面において、使用者20が本人であることを特定するために、ユーザIDやパスワードを入力させるようにしてもよい。
    【0064】
    説明のために、「運動パターン1」が選択される場合を考える。 現在選択されている「運動パターン1」の運動パターン名531に枠が表示される。 例えば、画面上のポインタが運動パターン名531の上に来たときに、枠を表示してもよい。 これにより、現在「運動パターン1」が選択されていることを使用者20が知ることができる。 ただし、選択されていることを示すのは枠に限られず、例えば、他の運動パターン名と異なる色にしてもよい。 現在選択されている運動パターンを最終的な選択であると決定する場合に、例えばダブルクリックなど、ユーザーからの確認を求めるようにしてもよい。 「運動パターン1」が選択されたことに対応して、図4の対応テーブルが参照されて、運動内容パラメータに基づく画像がフィールド510に表示される。
    【0065】
    図5においては、「運動パターン1」は左右下腕部分が最も大きく、次いで左右上腕が大きく、他がゼロ(0)である運動内容パラメータを有することがわかる。 これにより、使用者20は、運動パターンを決定する前に各運動パターンに対応した運動内容パラメータを視覚的に知ることができる。 「色」の一例として、運動内容が高い表示部分には赤などの暖色を設定し、運動内容が低い表示部分には青などの寒色を設定する。 この色設定により、使用者20は運動内容パラメータをより容易に視認することができる。 なお、図5においてはハッチングを用いて「色」を表現している。
    【0066】
    図6は、表示装置200に表示された運動指示画像600の一例である。 本実施形態において運動指示画像600は、人物、例えばインストラクター610が、選択された運動パターンに基づいて運動する様子を表示する動画である。 表示装置200に表示されたこの運動指示画像600に従い、使用者20はインストラクター610に追従して、身体の複数の運動箇所で運動する。 例えば図6において、インストラクター610は、選択された「運動パターン1」における右手パンチの動作を使用者20に対して指示している。
    【0067】
    ここで、使用者20がインストラクター610の動作と整合して動作すると、効果音や画面に特別な表示がされる。 これにより使用者が楽しく運動をすることができる。 使用者20の動作がインストラクター610の指示する動作と整合するかどうかは、運動検知装置400の出力に基づいて判定することができる。
    【0068】
    上述のように、本実施形態において、運動検知装置400は、使用者20の複数の身体箇所に取り付けられて運動検知信号を発信する複数の運動検知発信部410、420、430、440と、これらの運動検知信号を受信する運動検知受信部450とを有する。 しかしながら、これに限られない。
    【0069】
    図18は、他の運動検知装置460の斜視図である。 運動検知装置460は、台座部462と、複数の発光部463と、枠体464と、天井部466と、複数の受光部467とを有する。 台座部462は、使用者20にその上で運動をさせるステージである。 発光部463は、台座部462の所定位置に配され、それぞれが上方へ光を発光する。 発光部463は、一例として指向性のある赤外光を発する。 枠体464は、台座部462から使用者20の頭上にまで延出して設けられる。 天井部466は、枠体46に支持されて、使用者20の頭上に配される。 受光部467は、天井部466に設けられ、その各々が対応する発光部463に対向する位置に配される。 これにより、発光部463から発せられた光線が、受光部467により感知される。 ここで、使用者20が運動をすると、手足等の身体が特定の発光部463の上に位置することがある。 これにより、使用者20の身体がこの発光部463からそれに対応する受光部464へ向かう光線を切ることになり、この受光部464は光を感知できない。 よって、光を感知していない受光部464により、使用者20の身体が運動していることが検知される。 なお、台座部462に使用者20の足の初期位置を指示するマーキングをし、その位置に発光部463R、463Lを設けてもよい。
    【0070】
    図19は、さらに他の運動検知装置480の分解斜視図である。 運動装置480は、使用者20の正面に配される人工網膜センサである。 この運動装置480は、レンズ482と、CMOSセンサ484と、制御部486とを有する。 レンズ482は使用者20の像をCMOSセンサ484の上に結像する。 CMOSセンサ484は、半導体上に形成された複数の受光画素により、使用者20の像を受光して電気信号を出力する。 処理部486は、CMOSセンサ484を制御するとともに、CMOSセンサ484から出力された電気信号を、画像として処理する。 運動検知装置480は、処理部486において所定時間間隔の使用者20の画像を比較することにより、使用者20が運動したことを検知することができる。 運動検知装置480は、検知した使用者20の運動を運動履歴装置100へ出力する。
    【0071】
    図7は、本実施形態における運動履歴システム10が使用者20の運動の履歴を行う処理のうち、運動内容に基づいて画像を表示する処理(S200)のフローチャートを示す。 図7のフローチャートは、 図3に示すフローチャートにおける運動内容を定める一連の処理 (S100)に引き続いて処理される。
    【0072】
    最大値決定部121は、運動内容設定部110の運動更新積算部114で積算された複数の運動箇所の運動内容のうちの最大値を決定する(S30)。 以下、説明のために、例えば左右下腕部の運動内容が最大であるとする。
    【0073】
    最大値比較部122は、この最大値と最大値以外の複数の運動箇所の運動内容とを比較する(S32)。 この左右下腕部の運動内容と、左右上腕部、胴体、左右上脚部および左右下脚部のそれぞれの運動内容を比較する。 この比較の一例として、最大値を100%と置いたときの他の値を百分率で表す。 上述の例において、最大値である左右下腕部の運動内容の値が10であるときに、左右上腕部の運動内容の値が7であれば、この運動内容は70%と表される。 また、最大値である左右下腕部の運動内容の値が20であるときに、左右上腕部の運動内容の値が7であれば、この運動内容は35%と表される。
    【0074】
    最大基準表示部123は、最大値比較部122の比較に基づいて、複数の表示部分の画像を設定する。 本実施形態においては、複数の表示部分に次のように画像を設定する。
    【0075】
    最大基準表示部123の色設定部124は、運動内容の値がゼロ(0)の運動箇所に対応する表示部分に第1の所定の色を設定し、最大値の運動箇所に対応する表示部分に第2の所定の色を設定する(S34)。 一例として、第1の所定の色として青色などの寒色を設定し、第2の所定の色として赤色などの暖色を設定する。 この色設定により、使用者20は過去からの運動内容をより容易に視認することができる。 上述の例においては、左右下腕部に対応する表示部分には赤色が設定される。 また、左右上脚部の運動内容の値がゼロであったとすると、これらに対応する表示部分には青色が設定される。
    【0076】
    さらに色設定部124は、最大値以外の複数の運動箇所に対応する表示部分に、第1の所定の色から第2の所定の色へ段階的に変化させた色のうち、最大値比較部の比較に基づいて、最大値により近い前記運動箇所に対応する表示部分に第2の色により近い色を設定する(S36)。 一例として、青色から赤色まで全5段階の色を準備する。 最大値比較部の比較により、色設定部124は運動内容の表示部分に、0%には青色、0%から20%までには色、20%から40%までには緑色、40%から60%までには黄色、60%から80%までには橙色、80%から100%までには赤色を設定する。
    【0077】
    よって、最大値に対して相対的に他の表示部分が示されるので、その絶対値に関わらず相対的に運動内容が小さい箇所を容易に把握することができる。 特に、一部の箇所のみについて非常に運動内容が大きくなるような偏った運動の履歴の場合には、その履歴が顕著に表示される。
    【0078】
    図8は、表示装置200に表示される運動内容画像700の一例である。 表示装置200は、上述のように設定された複数の表示部分を有する運動内容画像710をフィールド710に表示する(S38)。 これにより、使用者20は、運動後に運動内容を視覚的に知ることができる。 なお、図8は、図5と同様にハッチングを用いて「色」を表現している。
    【0079】
    また、本実施形態において、今回の運動パターンによる消費カロリーがフィールド730に表示される。 また、表示装置200に表示された運動内容画像700において、現在運動内容が低い運動箇所の運動内容を高くするような運動パターンが、「おすすめの運動パターン」のフィールド740に表示される。 よって、使用者20はバランスの良い運動を容易に選択することができる。
    【0080】
    以上、第1実施形態によれば、使用者は運動履歴を容易に視覚的に把握することができる。 これにより、使用者は今後トレーニングすべき身体の箇所を容易に判断することができる。
    【0081】
    図9は、本発明の第2実施形態にかかる運動システムにおける運動履歴装置102の機能ブロック図である。 第2実施形態の運動履歴システムは、第1実施形態の運動履歴システムとは運動履歴装置102のみ異なるため、異なる構成のみ説明する。
    【0082】
    第2実施形態の運動履歴装置102は、第1実施形態の運動履歴装置100の構成に加え、運動内容設定部111に指示完了判定部119を有する。 この指示完了判定部119は、使用者20に指示された所定の運動パターンの運動指示画像600の信号出力が指示画像出力部130から完了したか否かを判定する。 指示完了判定部119は、運動指示画像600の信号の出力が完了したと判定された場合に、運動パターン積算部118において、使用者20に指示された所定の運動パターンの運動内容パラメータを、運動更新積算部114で積算される新たな運動内容とする。 この場合に、運動積算部114は、積算した結果としての新たな運動内容を、運動内容格納部112に格納してもよい。
    【0083】
    一方、指示完了判定部119は、運動指示画像600の信号の出力が完了したと判定されない場合には、運動パターン積算部118において、運動更新積算部114で積算される新たな運動内容をゼロ(0)とする。 これにより所定の運動パターンを最後までこなさなかった使用者20に対しては、運動内容を積算しない。
    【0084】
    以上、第2実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。 さらに、運動パターンを最後までこなした場合にのみ運動内容が積算されるので、使用者の実際の運動量により近い運動履歴を得ることができる。 また、使用者に最後まで運動パターンの動作を続けさせる動機付けとすることができる。
    【0085】
    なお、第2実施形態において、指示完了判定部119は所定の運動パターンの運動指示画像600の信号の出力が完了した場合に、運動内容を更新させる。 しかしながらこれに限られない。
    【0086】
    例えば、運動パターンの中に含まれる特定の動作の組について運動指示画像600の信号の出力が完了したことを判定してもよい。 この場合には、特定の動作の組について運動指示画像600が完了した場合には、その後に途中で運動指示画像600の信号の出力が中断しても、その特定の動作の組に基づいた運動内容パラメータを運動更新積算部114で積算される新たな運動内容としてもよい。
    【0087】
    他の例として、指示完了判定部119は所定の運動パターンの運動指示画像600の信号の半分の出力が完了し、その後に出力が中断した場合には、運動内容パラメータの半分の値を運動更新積算部114で積算される新たな運動内容としてもよい。
    【0088】
    図10は、本発明の第3実施形態にかかる運動システムにおける運動履歴装置104の機能ブロック図である。 第3実施形態の運動履歴システムは、第1実施形態の運動履歴システムとは運動履歴装置104のみが異なるため、異なる構成のみ説明する。
    【0089】
    第3実施形態の運動履歴装置104は、第1実施形態の運動履歴装置100の構成に加え、音声出力装置300に音声を出力する音声出力部140と、運動内容設定部141に音声完了判定部142とを有する。
    【0090】
    音声出力装置300は、運動パターン選択部117により選択された所定の運動パターンに対応づけられた音声を出力する。
    【0091】
    音声完了判定部142は、音声出力装置300において、所定の運動パターンの音声の出力が完了したか否かを判定する。 音声の出力が完了したと判定された場合に、音声完了判定部142は、運動パターン積算部において、前記所定の運動パターンの前記運動内容パラメータを前記運動更新積算部で積算される前記新たな運動内容とする。 なお、音声完了判定部142は、音声出力部140における音声の出力が完了したと判定されない場合には、運動パターン積算部118において、運動更新積算部114で積算される新たな運動内容をゼロ(0)とする。 これにより所定の運動パターンを最後までこなさなかった使用者20に対しては、運動内容を積算しない。
    【0092】
    以上、第3実施形態によれば、第1実施形態および第2実施形態と同様の効果を得ることができる。 さらに、例えば音声としてダンサブルなビートを有する音楽を使用することにより、使用者が音楽の連続性を求めて、最後まで運動パターンの動作を続ける動機付けとすることができる。
    【0093】
    図11は、本発明の第4実施形態にかかる運動システムにおける運動履歴装置106の機能ブロック図である。 第3実施形態の運動履歴システムは、第1実施形態の運動履歴システムとは運動履歴装置106が異なる。
    【0094】
    第4実施形態の運動履歴装置106は、運動内容設定部150と内容画像出力部120と、指示画像出力部130とを有する。 運動内容設定部150は、第1実施形態と同様に、運動内容格納部112と運動更新積算部114とを含む。 本実施形態の運動内容設定部150は、さらに、 運動実行情報取得部152と、運動実行情報積算部154とを含む。
    【0095】
    運動内容設定部150の運動実行情報取得部152は、運動検知装置400の検知に基づいた運動実行情報を取得する。 上述のように、運動検知装置400の運動検知発信部410、420、430、440は、使用者20の複数の身体箇所に取り付けられる。 これら運動検知発信部410、420、430、440は、使用者20が実際に身体箇所を運動した場合に、身体箇所に対応づけられた運動検知信号を発信する。
    【0096】
    例えば、運動指示画像600の指示により、使用者20が右手でパンチをしたとする。 この場合には、右手に取り付けられた右手運動検知発信部410は、その振動を検知して、予め設定された所定の周波数による運動検知信号を発信する。 運動検知受信部450は、この運動検知信号を受信し、この運動検知信号の周波数に基づいて信号を発したのが右手運動検知発信部であると同定する。 これに基づき、運動検知受信部450は、運動履歴装置100の運動実行情報取得部152へ運動実行情報を出力する。
    【0097】
    運動実行情報積算部154は、 運動実行情報取得部152により取得された運動実行情報に基づいた運動実行パラメータを、運動更新積算部114で積算される複数の運動箇所の新たな運動内容とする。 本実施形態においては、 運動実行情報積算部154は、指示画像出力部130が表示装置200へ一連の連続した運動を指示する運動指示画像を出力している間において、運動実行情報取得部152からの運動実行情報が入力される毎に、運動箇所ごとの運動実行パラメータに換算して積算する。 運動実行情報積算部154は、この積算値をそれぞれの運動箇所における運動実行パラメータとする。
    【0098】
    なお、本実施形態において、運動箇所の個数は上述の通り、胴体、肩から肘までの左右上腕、肘から先の左右下腕、脚の付け根から膝までの左右上脚、膝から先の左右下脚の9個である。 一方、運動を検知する運動検知発信部は、左手運動検知発信部410、右手運動検知発信部420、左足運動検知発信部430および右足運動検知発信部440の4個である。 ここで、運動箇所の個数と運動検知発信部の個数は必ずしも一致しなくても良い。 ある特定の動作に対して使用する運動箇所は予め分かっているからである。 例えば、右パンチの動作に対してどの筋肉が使われるかは運動学的に把握されている。 さらに、特定の運動の指示に対して、その運動に対応する運動検知部の検知の有無から、その運動が行われたとするのは妥当な推定である。 上述の例でいえば、右パンチの指示に対して少なくとも右手運動検知発信部420が運動を検知すれば、使用者が右パンチの動作をしたであろうと推定することができる。 よって、運動が指示された場合に、4個の運動検知発信部410、420、430、440の検知に基づいてその運動がなされたことを推定し、その運動に対する運動学的に既知な身体の箇所の運動から9個のそれぞれの運動箇所の運動実行パラメータに換算することができる。 なお、この場合に特定の運動検知部、例えば右足運動検知発信部440が運動を検知しないことを条件に加えてもよい。
    【0099】
    図12は、表示装置200に表示される運動内容画像800の一例である。 本実施形態において、第1実施形態と同様に運動内容の最大値と比較して設定された色に基づいて、運動内容画像がフィールド810に表示される。 さらに、今回の一連の連続した運動の指示に対して、使用者20が実際に動作が整合した割合がフィールド830に表示される。 よって、使用者20がどの程度整合した動作を行ったかが視認できる。 なお、図12も、図5と同様にハッチングを用いて「色」を表現している。
    【0100】
    以上、第4実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。 さらに、表示される運動内容画像は、使用者が実際にした運動に基づいているので、使用者は、より正確に実際の運動履歴を知ることができる。
    【0101】
    図13は、本発明の第5実施形態にかかる運動システムにおける運動履歴装置108の機能ブロック図である。 第5実施形態の運動履歴システムは、第1実施形態の運動履歴システムとは運動履歴装置108が異なる。
    【0102】
    本実施形態の運動履歴装置108は、運動内容設定部110と、指示画像出力部130と、内容画像出力部160とを有する。 運動履歴装置108の運動内容設定部110および指示画像出力部130は、第1実施形態と同様であり、説明を省略する。
    【0103】
    本実施形態における運動履歴装置108の内容画像出力部160は、基準値比較部162と、所定基準表示部164とを含む。 所定基準表示部164は、色設定部168を含む。
    【0104】
    図14は、本実施形態における運動履歴システム10が使用者20の運動の履歴を行う処理のうち、運動内容に基づいて画像を表示する処理のフローチャートを示す。 運動内容設定の一連処理(S100)は、第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
    【0105】
    運動履歴装置108における内容画像出力部160の基準値比較部162は、運動内容積算部114で積算された複数の運動箇所の運動内容と所定の基準値とを比較する(S40)。 第1実施形態と同様の例を用いて説明すれば、この所定の基準値と、左右上腕部、左右下腕部、胴体、左右上脚部および左右下脚部のそれぞれの運動内容を比較する。
    【0106】
    この比較の一例として、基準値を100%とおいたときの他の値を百分率で表す。 ここで、説明のために、所定の基準値が20であるとする。 上述の例において、左右上腕部の運動内容の値が14であれば、この運動内容は70%と表される。 また、左右下腕部の運動内容の値が25であれば、この運動内容は125%と表される。
    【0107】
    内容画像出力部160の所定基準表示部164は、基準値比較部162の比較に基づいて、複数の表示部分の運動内容画像を設定する。 本実施形態においては、複数の表示部分に次のように画像を設定する。
    【0108】
    所定基準表示部164の色設定部168は、運動内容の値がゼロの運動箇所に対応する表示部分に第1の所定の色を設定する。 さらに色設定部168は、所定の基準値以上の運動履歴の運動箇所に対応する表示部分に第2の所定の色を設定する(S42)。 一例として、第1の所定の色として青色などの寒色を設定し、第2の所定の色として赤色などの暖色を設定する。 この色設定により、使用者20は過去からの運動内容をより容易に視認することができる。 上述の例においては、左右下腕部に対応する表示部分には赤色が設定される。 また、左右上脚部の運動内容の値がゼロであったとすると、これらに対応する表示部分には青色が設定される。
    【0109】
    続いて、色設定部168は、所定の基準値未満の運動履歴の運動箇所に対応する表示部分に、第1の所定の色から第2の所定の色へ段階的に変化させた色のうち、基準値部の比較に基づいて、所定の基準値により近い運動箇所に対応する表示部分に、前記第2の色により近い色を設定する(S44)。 一例として、青色から赤色まで全5段階の色を準備する。 基準値比較部の比較により、色設定部168は運動内容の表示部分に、0%には青色、0%から20%までには水色、20%から40%までには緑色、40%から60%までには黄色、60%から80%までには橙色、80%から100%までには赤色に設定する。 なお、上述のように色設定部168は100%以上の運動内容の表示部分も赤色に設定する。
    【0110】
    表示装置200は、上述のように設定された複数の表示部分を有する運動内容画像に表示する(S46)。 運動内容画像の表示は、第1実施形態と同様である。
    【0111】
    以上、第5実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。 さらに、基準値に比較して他の表示部分が示されるので、運動内容の絶対値が小さい箇所を容易に把握することができる。 特に、運動箇所全体について運動内容が小さいすなわちこの運動履歴システムにおいてあまり運動をしていない場合には、その履歴が顕著に表示される。
    【0112】
    図15は、本発明の第6実施形態にかかる運動システムにおける運動履歴装置109の機能ブロック図である。 第6実施形態の運動履歴システムは、第1実施形態の運動履歴システムと、運動履歴装置109が異なる。
    【0113】
    本実施形態の運動履歴装置109は、運動内容設定部110と、指示画像出力部130と、内容画像出力部170とを有する。 運動履歴装置109の運動内容設定部110および指示画像出力部130は、第1実施形態と同様であり、説明を省略する。
    【0114】
    本実施形態における運動履歴装置109の内容画像出力部170は、最大値決定部172と、最大基準比較部174と、設定基準表示部176とを含む。 設定基準表示部176は、色設定部178を含む。
    【0115】
    図16は、本実施形態における運動履歴システム10が使用者20の運動の履歴を行う処理のうち、運動内容に基づいて画像を表示する処理のフローチャートを示す。 運動内容設定の一連処理(S100)は、第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
    【0116】
    運動履歴装置109における内容表示部170の最大値決定部172は、運動内容積算部114で積算された複数の運動箇所の運動内容のうちの最大値を決定する(S50)。 最大基準比較部174は、最大値と所定の基準値とを比較する(S52)。
    【0117】
    設定基準表示部176は、最大値が前記所定の基準値未満の場合に、第5実施形態における図14と同様の処理をする(S40からS46)。 なお図16ではこれらの処理を「所定基準表示」として示した。 一方、設定基準表示部176は、最大値が所定の基準値以上の場合に、第1実施形態における図7と同様の処理をする(S34からS38)。 なお図16ではこれらの処理を「最大基準表示」として示した。
    【0118】
    以上、第6実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。 さらに、運動履歴に応じて、最大値に対して相対的な表示と基準値を考慮した絶対的な表示とのいずれかを用いることができる。 よって、運動箇所全体について運動内容が小さいすなわちこの運動履歴システムにおいてあまり運動をしていない場合には、その履歴が顕著に表示される一方で、一部の箇所のみについて非常に運動内容が大きくなるような偏った運動の履歴の場合には、その履歴が顕著に表示される。
    【0119】
    図17は、第7実施形態による運動履歴システム10の運動履歴装置900のハードウェア構成を示すブロック図である。 運動履歴装置900は、CPU910と、ROM920と、RAM930と、通信インターフェース940と、入出力ポート950と、ハードディスクドライブ960を備える。 CPU910は、ROM920及びRAM930に格納されたプログラムに基づいて動作する。 通信インターフェース940は、通信網を介して外部と通信する。 格納装置の一例としてのハードディスクドライブ960は、対応テーブル及びCPU910が動作するプログラムを格納する。 また、本実施形態で、ハードディスクドライブ960は、運動内容格納部112として、複数の運動箇所の運動内容を格納する。 入出力ポート950は、運動検知装置400とデータの送受信を行う。
    【0120】
    運動履歴装置900はさらに、フレキシブルディスクドライブ970と、CD−ROMドライブ980とを備える。 フレキシブルディスクドライブ970はフレキシブルディスク972からデータまたはプログラムを読み取りCPU910に提供する。 CD−ROMドライブ980はCD−ROM982からデータまたはプログラムを読み取りCPU910に提供する。 通信インターフェース940は、インターネットに接続してデータを送受信する。
    【0121】
    CPU910が実行するソフトウェアは、フレキシブルディスク972またはCD−ROM982等の記録媒体に格納されてユーザに提供される。 記録媒体に格納されたソフトウェアは圧縮されていても非圧縮であっても良い。 ソフトウェアは記録媒体からハードディスクドライブ960にインストールされ、RAM930に読み出されてCPU910により実行される。
    【0122】
    記録媒体に格納されて提供されるソフトウェア、即ちハードディスクドライブ960にインストールされるソフトウェアは、機能構成として、運動履歴システムに、身体の複数の運動箇所における運動内容を定める運動内容設定ステップと、運動内容に基づいて、複数の運動箇所におのおの対応した複数の表示部分を有する運動内容画像を表示する運動内容表示ステップとを有する。 当該ソフトウェアは、本発明に係る運動履歴システムのプログラムの一例である。 このソフトウェアに含まれる各ステップに従って、CPU910に実行させる処理は、それぞれ本実施形態における運動履歴システム100における、対応する部材の機能及び動作と同一であるから説明を省略する。
    【0123】
    以上、図17に示した、記録媒体の例としてのフレキシブルディスク972、またはCD−ROM982には、本出願で説明する全ての実施形態における運動履歴システム10の運動履歴装置900の動作の一部または全ての機能を格納することができる。
    【0124】
    これらのプログラムは記録媒体から直接RAMに読み出されて実行されても、一旦ハードディスクドライブにインストールされた後にRAMに読み出されて実行されても良い。 さらに、上記プログラムは単一の記録媒体に格納されても複数の記録媒体に格納されても良い。 また記録媒体に格納されるプログラムの各ステップは、オペレーティングシステムとの共同によってそれぞれの機能を提供してもよい。 例えば機能の一部または全部を行うことをオペレーティングシステムに依頼し、オペレーティングシステムからの応答に基づいて機能を提供するものであってもよい。
    【0125】
    記録媒体としては、フレキシブルディスク、CD−ROMの他にも、DVD等の光学記録媒体、MD等の磁気記録媒体、PD等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、ICカードやミニチュアーカードなどの半導体メモリー等を用いることができる。 この場合の記録媒体は、本発明に係る記録媒体の一例である。 又、専用通信ネットワークやインターネットに接続されたサーバシステムに設けたハードディスクまたはRAM等の格納装置を記録媒体として使用し、通信網を介してプログラムを運動履歴システム10の運動履歴装置900に提供してもよい。
    【0126】
    運動履歴システム10の運動履歴装置900の一例は、家庭用ビデオゲーム機である。 しかしこれに限られない。 他の例は、スポーツクラブに設置される運動支援装置や、テーマパーク等に設置されるアーケードゲーム機等である。
    【0127】
    また、ハードディスクドライブ960に格納された複数の運動箇所の運動内容を、フレキシブルディスク972に書き込み、他の運動履歴システム等で読み出し、書き込み、またはその両方を可能にしてもよい。
    【0128】
    以上、本発明を実施(の)形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。 上記実施形態に、多様な変更または改良を加えることができる。 そのような変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
    【0129】
    【発明の効果】
    上記説明から明らかなように、本発明によれば使用者は運動履歴を容易に視覚的に把握することができる。 これにより、使用者は今後トレーニングすべき身体の箇所を容易に判断することができる。
    【図面の簡単な説明】
    【図1】本発明の実施形態にかかる運動履歴システムの全体図【図2】運動履歴装置の機能ブロック図【図3】本実施形態における運動履歴システムが使用者の運動の履歴を行う処理のうち、運動内容を定めるフローチャート【図4】運動パターンと運動内容パラメータとの対応テーブルの一例【図5】複数の運動パターンを選択する場合に表示装置が表示する運動パターン選択画像の一例【図6】表示装置に表示された運動指示画像の一例【図7】本実施形態における運動履歴システムが使用者の運動の履歴を行う処理のうち、運動内容に基づいて画像を表示する処理のフローチャート【図8】表示装置に表示された運動内容画像の一例【図9】本発明の第2実施形態にかかる運動システムにおける運動履歴装置の機能ブロック図【図10】本発明の第3実施形態にかかる運動システムにおける運動履歴装置の機能ブロック図【図11】本発明の第4実施形態にかかる運動システムにおける運動履歴装置の機能ブロック図【図12】表示装置に表示される運動内容画像の一例【図13】本発明の第5実施形態にかかる運動システムにおける運動履歴装置の機能ブロック図【図14】本実施形態における運動履歴システムが運動内容に基づいて画像を表示する処理のフローチャート【図15】本発明の第6実施形態にかかる運動システムにおける運動履歴装置の機能ブロック図【図16】本実施形態における運動履歴システムが運動内容に基づいて画像を表示する処理のフローチャート【図17】第7実施形態による運動履歴システムの運動履歴装置のハードウェア構成を示すブロック図【図18】他の運動検知装置の斜視図【図19】さらに他の運動検知装置の分解斜視図【符号の説明】
    10 運動履歴システム20 使用者100、102、104、106、108、900 運動履歴装置110、111、141、150 運動内容設定部120、160、170 内容画像出力部130 指示画像出力部140 音声出力部200 表示装置300 音声出力装置400 運動検知装置410、420、430、440 運動検知発信部450 運動検知受信部600 運動指示画像700、800 運動内容画像

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