Golf tee

申请号 JP8235089 申请日 1989-03-30 公开(公告)号 JPH0634844B2 公开(公告)日 1994-05-11
申请人 勝次 竹野; 发明人 TAKENO KATSUJI;
摘要 The golf tee comprising a clay substance which is efflorescent and a resin layer formed on the surface of the substance by applying a resin ultraviolet rays thereto. The resin layer increases the strength of the golf tee but becomes weak when placed in contact with water. The strength of the golf tee is very high, so that it can be easily inserted into a tee area of a golf course. Even though the golf tee is left in the ground, the resin layer is weakened when contacted with water and thereafter, the clay substance effloresces. Therefore, the golf tee does not pollute the environment of a golf course or adversely affect the operation of a lawn mower.
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】風化する粘土状物質で形成され、その表面に水によって脆弱化する紫外線硬化形樹脂層が形成された、ゴルフ用ティ。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はゴルフ用ティに関する。

    (従来技術) 従来のゴルフ用ティとしては、たとえば木材を切削することによって形成したものや、合成樹脂などを成形することによって形成したものがあった。 このようなゴルフ用ティでは、ティグラウンドなどに放置されたり、折れて飛散したりすると、風化したり朽ちることがないため、ティグラウンド周辺を汚損し、環境破壊の原因となる。 また、これらのゴルフ用ティが芝刈機などに引っ掛かるという不都合が生じる。

    このような欠点を無くすために、土などを成形して乾燥することによって、ゴルフ用ティを形成することが考えられる。 このようなゴルフ用ティでは、たとえ放置されても風化して土に同化するため、環境破壊が起こらず、
    しかも芝刈機などに引っ掛かる心配がない。

    (発明が解決しようとする課題) しかしながら、土を成形しさらに乾燥することによって形成されたゴルフ用ティでは、その強度が弱いため、ティグラウンドに突き刺すときに折れてしまう。 また、強度を大きくするためにゴルフ用ティを太くすると、重くなりかつティグラウンドに突き刺しにくくなる。

    それゆえに、この発明の主たる目的は、強度が大きく、
    かつゴルフ場の環境を破壊しない、ゴルフ用ティを提供することである。

    (課題を解決するための手段) この発明は、風化する粘土状物質で形成され、その表面にによって脆弱化する紫外線硬化形樹脂層が形成された、ゴルフ用ティである。

    (作用) 表面に硬化した紫外線硬化形樹脂層を形成することによって、ゴルフ用ティの強度が大きくなる。 しかも、紫外線硬化形樹脂層は、水によって脆弱化し、かつ粘土状物質は風化する。

    (発明の効果) この発明によれば、強度が大きく、ティグラウンドなどに簡単に突き刺すことができる、ゴルフ用ティを得ることができる。 しかも、このゴルフ用ティがティグラウンドなどに放置されても、水分によって紫外線硬化形樹脂層が脆弱化し、その後粘土状物質が風化してしまうため、ゴルフ場の環境破壊や芝刈機などに引っ掛かるという不都合が生じない。

    この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。

    (実施例) 第1図はこの発明の一実施例を示す斜視図であり、第2
    図は第1図実施例の線II−IIにおける断面図である。 このゴルフ用ティ10は、その一端が先鋭状の軸部12を含む。 この軸部12の他端には、皿状の載置部14が形成される。 このゴルフ用ティ10の内部は、たとえば主として風化する粘土16などを用いて形成される。 粘土16にはバインダが添加され、均一に混練される。 このとき、真空ポンプなどを用いて、粘土16中の空気が除去される。 これは、粘土16中に含まれる空気によって、成形後のゴルフ用ティにクラックが発生することを防ぐためである。

    次に、たとえば石膏製の型を用いて粘土をプレス成形し、これを乾燥機内で約80℃の温度で2時間程度乾燥することによって硬化させられる。 石膏製の型を用いれば、離型剤などを使用せずに簡単に成形物を型から外すことができる。

    さらに、ゴルフ用ティ10の表面には、紫外線硬化形樹脂層18が形成される。 紫外線硬化形樹脂層18の材料としては、たとえば反応性オリゴマー,反応性モノマー,光開始剤および消泡剤などの混合物が用いられる。
    これらの混合物が粘土の成形物に塗布され、たとえば2
    00〜400nmの波長の紫外線が照射される。 紫外線を照射することによって、塗布された混合物の分子にブリッジが生じて混合物が硬化し、紫外線硬化形樹脂層1
    8が形成される。 なお、この紫外線硬化形樹脂層18
    は、水に接触することによって、約24時間で脆弱化するものである。

    このゴルフ用ティ10を使用する場合、軸部12がティグラウンドに突き刺される。 そして、載置部14にゴルフボールが載置される。

    このゴルフ用ティ10では、紫外線硬化形樹脂層18によって、ゴルフ用ティ10の強度が大きくなっている。
    したがって、ティグラウンドにゴルフ用ティ10を突き刺すときも、折れたりすることなく、木製や合成樹脂製のゴルフ用ティと同じように使用することができる。 しかも、このゴルフ用ティ10がティグラウンドに放置されても、水分によって紫外線硬化形樹脂層18が脆弱化し、さらに内部の粘土16が風化してしまう。 そのため、ゴルフ場の環境を破壊することがない。 また、芝刈機などにゴルフ用ティが引っ掛かったりする不都合も防止することができる。

    なお、上述の実施例では、ゴルフ用ティ10を成形するために粘土を用いたが、材料としてその他の粘土状物質を用いてもよい。 たとえば、粘土状物質として、花崗岩や炭酸カルシウムなどの粉体の混合物を90重量%,パルプを8重量%,化学澱粉などの合成糊を1.5重量%,防腐剤および防黴剤を0.5重量%含んだものを練り合わせた混練物を使用することができる。 この混練物を型で成形し、これを50〜65℃で3時間程度乾燥,
    硬化させることによって、ゴルフ用ティ10が形成される。 このような材料を用いたゴルフ用ティ10では、パルプの含水量を調整することによって、ゴルフ用ティ1
    0の強度を調整することができる。 さらに、防腐剤および防黴剤によって、使用前のゴルフ用ティ10の腐敗が防がれる。 このようなゴルフ用ティ10でも、その表面に紫外線硬化形樹脂層18が形成されることは言うまでもない。

    【図面の簡単な説明】

    第1図はこの発明の一実施例を示す斜視図である。 第2図は第1図実施例における線II−IIにおける断面図である。 図において、10はゴルフ用ティ、12は軸部、14は載置部、16は粘土、18は紫外線硬化形樹脂層を示す。

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