ゴルフティー

申请号 JP2011003588 申请日 2011-06-24 公开(公告)号 JP3170715U 公开(公告)日 2011-09-29
申请人 株式会社インフォトレーディング; 发明人 清城 早見; 清城 早見;
摘要 【課題】取り扱いが面倒でなく、使用時に安定したゴルフティーであって、曇天時や野外照明点灯前の夕方のプレーにおいて抜地飛去したゴルフティーを容易に発見可能なゴルフティーを提供する。【解決手段】地面に差し込み自立させる先細り形状の支持部分と、その支持部分に連なり地面よりも上方へ突出してゴルフボールを載せる載置部分とからなり、発光体及び電源を内蔵する。【選択図】図1
权利要求
  • 地面に差し込み自立させる先細り形状の支持部分と、その支持部分に連なり地面よりも上方へ突出してゴルフボールを載せる載置部分とからなるゴルフティーであって、発光体び電源を内蔵したゴルフティー。
  • 支持部分に発光体を内蔵した請求項1のゴルフティー。
  • 発光体は点滅することを特徴とする請求項1又は請求項2のゴルフティー。
  • 说明书全文

    本考案は、ゴルフ用のティーに関し、発光体のうち特に発光素子を内蔵したゴルフティーに関する。

    ゴルフ競技においてゴルフティーは、ティーグランドやプレーインググランド上で打球の際に使用され、先端を地面に差し込み、上端にゴルフボールを載置し、ウッドあるいはアイアンのクラブで載置されたゴルフボールを打つものである。

    しかし、このゴルフティーは、ボールを打ち放った際、前後左右のいずれかに飛んでしまうことがある上、見つけることが難しく、そのために時間を要し、プレー遅延をもたらし後続のパーティーにも迷惑がかかるという問題が指摘されてきた。
    また、プレーヤーは打ち放ったボールの行方を早く追いすぎてヘッドアップの原因となっていた。

    この点に関して、打撃後に拡開板が外方へ開き、空気抵抗により遠方まで飛ばされない構成としたゴルフ用ティー(特許文献1)や、側面に通気孔を設けた円筒台状とし、中空部や通気孔からの空気抵抗により共飛びする距離を抑制するゴルフティー(特許文献2)など、ゴルフティーが抜地飛去したときに遠方まで飛ばないような特徴を備えた技術が開示されている。

    一方、ボールを打ち放った際に飛んでいったゴルフティーを容易に発見できるよう、原料樹脂に蛍光物質を混合して成形したゴルフゲーム付属品(特許文献3)や、蛍光塗料を塗布したゴルフ用ティー(特許文献4)が開示されている。

    実開昭59−030267号公報

    WO/2007−15379号公報

    実開平03−096891号公報

    実開平04−035467号公報

    特許文献1に記載のゴルフ用ティーは、拡開板をゴルフクラブで直接打撃することによる破損が危惧される。 特にアイアンによるティーショット時にはアイアンのソール部分が拡開板を直撃して破損する可能性が高い。 また、通常、ティーショット後はズボン等のポケットにしまうことが多いため、ティーショットを打つたびに拡開板を閉じなければならず、取り扱いが面倒である。

    特許文献2に記載のゴルフティーは、形状が従来のゴルフティーと極めて相違することから、プレイヤーがアドレス(打撃準備)に入るときに抱くであろう違和感が拭えない。 また、地中に突き刺して使用するものではなく、また、空気抵抗を受けるように設計された円筒状という形状のため、ティーアップ時においても空気抵抗を受けてしまうので、風が強い日のプレーでは安定しない。

    一方、原料樹脂に蛍光物質を混合して成形したゴルフゲーム付属品(特許文献3)や蛍光塗料を塗布したゴルフ用ティー(特許文献4)は、蛍光物質を混合しない樹脂で成形したゴルフティー、或いは蛍光塗料を塗布しないゴルフティーと比べると抜地飛去したゴルフティーを見つけるのは容易となろう。 しかし、曇天時や野外照明点灯前の夕方のプレーにおいては蛍光物質の効果が常に発揮しうるとは限らない。

    そこで本考案の目的は、取り扱いが面倒でなく、外見上は従来のゴルフティーと変わりなく、且つ使用時に安定し、そして曇天時や夕方のプレーにおいても抜地飛去したゴルフティーを容易に発見可能なゴルフティーを提供することを課題とする。

    上記課題を解決するため、請求項1に係るゴルフティーは、地面に差し込み自立させる先細り形状の支持部分と、その支持部分に連なり地面よりも上方へ突出してゴルフボールを載せる載置部分とからなり、発光素子び電源を内蔵したことを特徴とする。

    請求項2に係るゴルフティーは、請求項1に記載の構成において、支持部分に発光素子を内蔵したことを特徴とする。

    請求項3に係るゴルフティーは、請求項1又は請求項2の構成において、発光素子は点滅することを特徴とする。

    請求項1に記載のゴルフティーによれば、内臓した発光素子が放つ光により曇天時や野外照明点灯前の夕方のプレーにおいても、抜地飛去したゴルフティーを容易に見つけ出すことが可能である。

    請求項2に記載のゴルフティーによれば、更に支持部分に発光素子や電源を内蔵したことで、クラブヘッドが発光素子や電源を直撃するおそれがなく、ゴルフティーの耐久性が確保される。

    請求項3に記載のゴルフティーによれば、発光素子が点滅して光を放つことにより、プレイヤーはゴルフティーの所在をより容易に発見することが可能となる。

    第一の実施形態のゴルフティーを示す断面概略図である。

    第一の実施形態のゴルフティーを点滅させた状態を示す断面概略図である。

    第一の実施形態のゴルフティーの使用状態を示す図である。

    第二の実施形態のゴルフティーを示す断面概略図である。

    第二の実施形態のゴルフティーを点滅させた状態を示す断面概略図である。

    〔第一の実施形態〕
    以下、本考案の第一の実施形態について図1〜図3を参照しながら説明する。
    本実施の形態は、発光体として、発振回路が内臓された高速自己点滅型赤色発光ダイオード(以下、本実施の形態において単に発光ダイオードと称す。)・5mm径(「OSER5X31A−2.8H」オプトサプライリミテッド社製)を1つ用い、これをピン形リチウム電池(「BR425/2B」パナソニック社製)で点滅点灯させるものである。

    図中、10は本体、11は支持部分、12は載置部分、13はスイッチ、14は発光ダイオード、15はピン形リチウム電池、16はコイルスプリングである。

    本実施形態に係る全長略77mmのゴルフティー10は、地面に差し込んで自立させる直径略7mm径の先細り形状をなした支持部分11と、その支持部分に連なり地面よりも上方へ突出し、先端にゴルフボールを載せる直径略10mmの載置部分12とからなり、該支持部分11の内側に発光体である発光ダイオード14を設けてなる(図1)。

    更に本体1内にはピン型リチウム電池15が1本内蔵され、載置部分12のうち上端のゴルフボールを支える部分を螺合式のスイッチ13とした(図1)。

    発光ダイオード14とピン形リチウム電池15との間には電気伝導体からなるコイルスプリング16が張架され、設定Aと接点Bを接続する。 接点Aは発光ダイオード14の一本の端子に接している(図1)。

    また、コイルスプリング16により、ピン形リチウム電池15は長手方向上方に付勢され、通常、接点Cと接点Dとを適宜離間している。 ここで接点Cは発光ダイオード14の他方の端子につながれ、接点Dはピン形リチウム電池15の電極を示す(図1)。
    なお、必要に応じて電圧や電量を制御するために接点Aと接点Bとの間に抵抗を設けても良い。

    また、支持部分11及び載置部分12の内部には、上記構成部品を適宜内蔵可能な空間を設けてなる。

    本実施形態に係るゴルフティー10は、スイッチ13を回転させてピン形リチウム電池15をコイルスプリング16の付勢に抗って下方へ進め、接点Cと接点Dとを接触させて発光ダイオード14を点滅点灯させる(図2)。

    プレイヤーは、この点滅点灯させた状態でゴルフティー10の支持部分11を地面に差し込み自立させ、その支持部分に連なり地面よりも上方へ突出した載置部分12の上端へゴルフボールSを載置する(図3)。

    このとき、ゴルフティーは地中で点滅点灯していることから、アドレス(ボールを打つための構え)に入ったプレーヤーの集中を妨げることはない。 そして、打球後、抜地飛去したゴルフティーは点滅点灯を続けていることから、どこに落下したか発見が容易である。

    本実施形態におけるゴルフティー10の支持部分11と、スイッチ13を除く載置部分12の材質はポリカーボネートなどの硬質樹脂製とし、スイッチ13はポリウレタンなど軟質樹脂製が好ましい。 なお、本考案の目的達成を妨げない限り他の材質を使用することとしてもよく、発光ダイオードの取付手段やスイッチについても種々の手段が利用可能である。 また、本考案の趣旨から、少なくとも支持部分11は透明又は半透明とする。

    〔第二の実施形態〕
    次に、本考案の第二の実施形態について図4、図5を参照しながら説明する。
    本実施の形態は、発光体として、高輝度発光ダイオード(以下、本実施の形態において単に発光ダイオードと称す。)・1.6mm径を赤、黄、緑各色1個ずつ並列につなぎ、これらを直列につないだ2本のピン形リチウム電池(BR425/2B:パナソニック製)で点滅点灯させるものである。

    図中、20は本体、21は支持部分、22は載置部分、23はスイッチ、24は発光ダイオード、25はピン形リチウム電池、26はコイルスプリングである。

    さらに、図示しないが、各発光ダイオードを点滅点灯させるために0.125秒周期のLEDフラッシャーIC(M34−8L:Bowin Electronic Company製)と、所定値の抵抗を実装する。

    本実施の形態において、ピン形リチウム電池25aのプラス極は接触片αと接しており、該接触片αは発光ダイオードの(−)端子と接続する(図4)。

    接点G、即ちピン形リチウム電池25aの(−極)は、接点Hと接続し、さらに接点Hから遊架した接触片βは、電源ONのときにピン形リチウム電池25bのプラス極に接触する(図4)。

    ピン形リチウム電池25bはコイルスプリング26により長手方向上方に付勢され、通常、接点Eと接点Fとを適宜離間している(図4)。

    本実施形態に係るゴルフティー20は、スイッチ23を回転させてピン形リチウム電池25bをコイルスプリング26の付勢に抗って下方へ進め、接点Eと接点Fとを接触させて発光ダイオード24を点滅点灯させる(図5)。

    本実施の形態においても、前記の実施形態同様、ゴルフティー20は地中で点滅点灯していることから、アドレス(ボールを打つための構え)に入ったプレーヤーの集中を妨げることはない。 そして、打球後、抜地飛去したゴルフティーは複数の色を組み合わせて点滅点灯を続けていることから、どこに落下したか発見がより一層容易である。

    本実施形態におけるゴルフティー20の支持部分21と、スイッチ23を除く載置部分22の材質はポリカーボネートなどの硬質樹脂製とし、スイッチ23はポリウレタンなど軟質樹脂製が好ましい。 なお、本考案の目的達成を妨げない限り他の材質を使用することとしてもよく、発光ダイオードの取付手段やスイッチについても種々の手段が利用可能である。 また、本考案の趣旨から、少なくとも支持部分21は透明又は半透明とする。

    本考案のゴルフティーは、晴天時や昼間に加え、曇天時や野外照明点灯前の夕方のプレーにおいて有効に利用される。

    10,20 本体11,21 支持部分12,22 載置部分13,23 スイッチ14,24 発光ダイオード15,25 ピン形リチウム電池16,26 コイルスプリングS ゴルフボール

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