Stair-climbing type exercise device

申请号 JP2009211772 申请日 2009-09-14 公开(公告)号 JP2011056168A 公开(公告)日 2011-03-24
申请人 Daito Denki Kogyo Kk; 大東電機工業株式会社; 发明人 SHIRAISHI SATORU;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an exercise device for performing an effective exercise with respect to, especially, a lower body. SOLUTION: There is provided a stair-climbing type exercise device in which step bodies 3 on which a user can mount are juxtaposed in stair shape with differences in height between the step bodies, and the step bodies 3 are continuously movable from the higher side to the lower side. Each of the step bodies 3 is movable by circulation along an endless passage 15 having a usage track 10, a return track 11, and two turning parts 12, 13 for connecting both tracks 10, 11 at the higher side and the lower side, and are driven by a circulation driving mechanism 16. COPYRIGHT: (C)2011,JPO&INPIT
权利要求
  • 使用者が搭乗するステップ体が高低差を生じさせて階段状に並設されており、これらステップ体が高位側から低位側へ向けて連続的に移動可能となるように構成されていることを特徴とする階段昇り型の運動装置。
  • 前記ステップ体は、当該ステップ体を高位側から低位側へ向けて案内する使用軌道と、この使用軌道の下部側でステップ体を逆送り方向に案内する復帰軌道と、これら両軌道を高位側及び低位側で接続する2カ所のターン部とを有した無端通路に沿って移動自在に保持されており、
    この無端通路に沿って各ステップ体を駆動する循環駆動機構が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の階段昇り型の運動装置。
  • 前記ステップ体又は当該ステップ体の近傍には、保安機構が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の階段昇り型の運動装置。
  • 前記ステップ体自体又は近傍には、当該ステップ体の高位側で格納状態から出現する動作及び低位側で格納状態へ戻る動作を円滑に行わせるためのコンパクト機構が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の階段昇り型の運動装置。
  • 说明书全文

    本発明は、階段昇り型の運動装置に関するものである。

    現代人にとって運動不足の問題は、肉体的な衰えを早めさせる原因であるだけでなく、精神的なストレスからくる病気、怪我、事件や事故などの大きな一因となっており、より深刻さを増している。 そこで、運動不足の解消を図ることを目的の一つとして、近年、各種の運動装置が提案されるようになってきている。
    その一例として、歩行に似た運動ができるように、左右一対のステップ体が交互に上下動可能とされた運動装置は公知である(例えば、特許文献1等参照)。 また、ランニングに似た運動ができるように、エンドレスベルトが循環動可能とされた運動装置は公知である(例えば、特許文献2等参照)。

    特開2002−325860号公報

    特開2000−84035号公報

    歩行に似た運動やランニングに似た運動を行えるようにした従来公知の運動装置では、使用者に対し、左右の脚を交互に動かさせるのに伴い、腰のひねりや腕振りなどの運動を促すことを主な狙いとする。
    しかしながら、運動強度として更に高負荷なものが要求される場合や、これまで鍛えにくいとされていた筋の開発を行う場合などに、従来の運動装置ではそれらを満足させるうえで不十分とされていた。

    本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、バランス感覚、運動強度、筋力開発などに関して、従来公知の運動装置では不十分とされたものを満足させることができるようにした新規な運動装置を提供することを目的とする。

    前記目的を達成するために、本発明は次の手段を講じた。
    本発明に係る階段昇り型の運動装置は、使用者が搭乗するステップ体が高低差を生じさせて階段状に並設されており、これらステップ体が高位側から低位側へ向けて連続的に移動可能となるように構成されていることを特徴とする。
    このような構成であると、使用者は高位側から低位側へ連続移動するステップ体に対して次々に乗り移るような運動を行うことになり、あたかも階段を登るような状態となる。 そのため、使用者にとっては、単に、歩行に似た運動やランニングに似た運動を行う場合などに比べて、高負荷なものが行えるものであり、更にこれまで鍛えにくいとされていた筋力の開発に役立つようになる。

    好ましくは、前記ステップ体は、当該ステップ体を高位側から低位側へ向けて案内する使用軌道と、この使用軌道の下部側でステップ体を逆送り方向に案内する復帰軌道と、これら両軌道を高位側及び低位側で接続する2カ所のターン部とを有した無端通路に沿って移動自在に保持されており、この無端通路に沿って各ステップ体を駆動する循環駆動機構が設けられているとよい。

    ここにおいて「使用軌道の下部側」とは、傾斜の低位側を指すものではなく、使用軌道において下向きとなる面(裏面側)の下方を指すものである。
    さらに好ましくは、前記ステップ体又は当該ステップ体の近傍には、保安機構が設けられているとよい。
    前記ステップ体自体又は近傍には、当該ステップ体の高位側で格納状態から出現する動作及び低位側で格納状態へ戻る動作を円滑に行わせるためのコンパクト機構が設けられていてもよい。

    本発明に係る運動装置は、バランス感覚、運動強度、筋力開発などに関して、従来公知の運動装置では不十分とされたものを満足させることができる。

    本発明に係る運動装置の斜視図である。

    本発明に係る運動装置の右側面図である。

    本発明に係る運動装置の平面図である。

    図3のC−C線断面図である。

    図3のD−D線断面図である。

    ステップ体の裏面構造を示した分解斜視図である。

    以下、本発明の実施の形態を、図面に基づき説明する。
    図1〜図6は、本発明に係る運動装置1の一実施形態を示している。
    図1に示すように、この運動装置1は、使用者が乗って運動するための使用スペースSを有した装置本体2に対し、この使用スペースS内に、互いに所定間隔をおいて複数のステップ体3が並設されたものである。

    使用スペースSは傾斜状態で形成されており、各ステップ体3は、この使用スペースSの傾斜に沿った方向で、相互に高低差を生じさせながら階段状に配置されている。 そして、各ステップ体3は、使用スペースSの高位側から低位側へ向けるように、連続して移動可能となっている。
    なお、以下では、図3の右側を運動装置1の「前」とし、図3の左側を運動装置1の「後」として説明する。 また図3の上下方向を運動装置1の「左右方向」とし、図3の紙面貫通方向(図2の上下方向)を運動装置1の「上下方向」として説明する。 これら運動装置1における前後、左右、上下の各方向は、運動装置1を使用して運動する際の使用者から見た方向に一致する。

    装置本体2は、長手方向を前後方向へ向け、且つ左右方向で互いに所定間隔をおいて平行に配置された一対の側壁部材5を有しており、これら側壁部材5の相互間に使用スペースS(ステップ体3が移動するスペース)が形成されるようになっている。 これら側壁部材5は、使用スペースSの傾斜向きを前側ほど高位とさせ後側ほど低位とさせるように、形成されている。

    図4,図5に示すように、装置本体2には、使用スペースS内でステップ体3を高位側から低位側へ向けて案内する使用軌道10と、この使用軌道10の下部側(使用軌道10において下向きとなる面(裏面側)の下方)でステップ体3を逆送り方向に案内する復帰軌道11と、これら両軌道10,11を高位側及び低位側で接続する2カ所のターン部12,13とを有した無端通路15が形成されるようになっている。

    なお、図例では復帰軌道11を使用軌道10に対して平行させてあるが、必ずしも平行させなくてもよい。
    ステップ体3は、ステップ面(使用者が踏む面)を平らにさせた部材であって、使用軌道10ではステップ面を上向きにし、且つ略平に保持させるように設けられ、復帰軌道11ではステップ面を下向きにさせるように設けられている。

    これらすべてのステップ体3は、無端通路15を、使用軌道10→低位側のターン部12→復帰軌道11→高位側のターン部13→使用軌道10の順番で通過するように循環移動する。 そのため装置本体2には、この無端通路15に沿った各ステップ体3の移動を駆動するための循環駆動機構16が設けられている。
    次に、無端通路15に沿わせて各ステップ体3を移動させるための具体的な構造の一例を説明する。

    図4〜図6に示すように、各ステップ体3の下面には、進行方向(ステップ体3が前側から後ろ側へ進む方向)の後行側から下方へ向けて突出する左右一対の小型脚17と、進行方向の先行側から下方へ向けて突出する左右一対の大型脚18とが設けられている。 小型脚17よりも大型脚18のほうが下方への突出量が大きく(高く)形成されており、これら両脚17,18の下端部を使用スペースSに付与された傾斜に一致させることで、ステップ面に水平状態が得られるようになっている。

    小型脚17には、軸心を左右方向へ向けたローラ軸20を介して回転自在となる後行ローラ21が設けられ、大型脚18の下端部には、軸心を左右方向へ向けたローラ軸22を介して回転自在となる先行ローラ23が設けられている。
    また、ステップ体3は、前後中央部を境として後行板3Aと先行板3Bとに二分割されており、これら両板3A,3Bが裏面間をヒンジ部材25により揺動自在に連結された構造となっている。

    これに対し、図3及び図4に示すように、装置本体2における左右の側壁部材5には、それらの高位側内面部にスプロケット27が回転自在に設けられ、また左右の低位側内面部にスプロケット28が回転自在に設けられ、これら両スプロケット27,28間にエンドレスチェーン29が架け渡されている。
    左右の高位側スプロケット27及び左右の低位側スプロケット28の少なくとも一方(両方でもよい)が、互いに連動軸30を介して一体回転するようになっており、これによって左右のエンドレスチェーン29も同期して連動するようになっている。

    そして、各ステップ体3のローラ軸20,22が両側のエンドレスチェーン29に対してそれぞれ所定間隔を保持させつつ連結されることにより、各ステップ体3が無端通路15に沿う方向で互いに所定間隔を保持されるようになっている。
    また装置本体2における左右の側壁部材5には、エンドレスチェーン29の上張り側チェーンに沿って設けられた上レール37と、エンドレスチェーン29の下張り側チェーンに沿って設けられた下レール38と、これら上下のレール37,38の上下中間位置にこれらと平行して設けられた基礎レール39とが設けられている。

    上レール37と基礎レール39との上下間で、ステップ体3の後行ローラ21及び先行ローラ23を案内させる往路を生じさせ、基礎レール39と下レール38との上下間で、ステップ体3の後行ローラ21及び先行ローラ23を案内させる復路を生じさせている。
    なお、上下のレール37,38は断面L型の条材等により形成することができ、基礎レール39は角パイプ材等により形成することができる。

    前記したように、エンドレスチェーン29が左右の側壁部材5に対して設けられ6ている(左右一対ある)関係上、上下のレール37,38や基礎レール39も、左右の側壁部材5に各対応して左右一対配置されたものとしてある。 なお、基礎レール39に関しては、左右の側壁部材5の相互間を渡るような大きさの板材で形成することも可能である。
    高位側スプロケット27のうち、右側配置のものに対して電動モータ42と減速機43とを有した駆動部44が連結されている(図1〜図3参照)。 従って、この駆動部44を作動させることにより、左右のエンドレスチェーン29が同期して駆動され、すべてのステップ体3が一斉に移動するようになっている。 これにより、前記した循環駆動機構16が構成されている。

    前記したようにステップ体3は、後行板3Aと先行板3Bとがヒンジ部材25を介して揺動自在に連結されているため、無端通路15における高位側のターン部13で格納状態から出現するときのステップ体3の動作は、両板3A,3Bがヒンジ部材25を介して折れ曲がる動作を伴ったものとなる。
    ここにおいて格納状態とは、復帰軌道11を通過していることに伴って使用スペースS側からは殆ど見えない状態になっていることを言う。

    同様に、無端通路15における低位側のターン部12で格納状態へ戻るときのステップ体3の動作についても、両板3A,3Bがヒンジ部材25を介して折れ曲がる動作を伴ったものとなる。
    これらにより、ステップ体3に対し、高位側での出現動作及び低位側での格納動作を小スペースで行わせるためのコンパクト機構40が構成されている。

    なお、図6に示すように、このコンパクト機構40には、両板3A,3Bが折れ曲がり状態を迅速且つ確実に解消して、元の平らな状態にさせるのを促すための弾発部材47を付設するのが好適である。 弾発部材47は、例えばゴム板や樹脂板、又は金属板などを用いた板バネとすることができる。
    またコンパクト機構40では、後行板3Aにおける後行側の下面から小型脚17とは別に、下方へ向けて突出する摺動部材48を設けると共に、左右の側壁部材5の相互間を渡る板材52によって基礎レール39を形成することで、この基礎レール39の左右方向中央部(板材52)に対して摺動部材48をも摺接させる構造を採用するのが好適である。

    この摺動部材48は、回転自在なローラコロ等としておくとなおよい。 また、基礎レール39の高位側端(後端)や低位側端(前端)は、表裏面を繋ぐ円弧面として形成しておくのがよい。
    これらの措置を講ずることで、両板3A,3Bが折れ曲がり動作をした後に、折れ曲がり状態を迅速且つ確実に解消して元の平らな状態に戻るようにさせるうえで、一層効果的となる。

    更にコンパクト機構40において、後行板3Aに対する大型脚18の基端は、大型脚18の進行面側(無端通路15の使用軌道10では後面となり復帰軌道11では前面となる側)をヒンジ部材49で連結して、このヒンジ部材49を支点に揺動自在な連結状態にしておくとよい。
    このような措置を講ずることで、ステップ体3が高位側で出現動作をするときや、低位側で格納動作をするときに、連動軸30まわりでの大型脚18の回転を円滑に促すといった利点が得られる。 また、連動軸30のまわりでステップ体3が大きく張り出すのを防止できるので、ステップ体3が目障りとなったり、使用者にとって邪魔となったりすることがないという利点もある。

    ところで、ステップ体3又はこのステップ体3の近傍には、以下のような保安機構50を設けることが好ましいとされる。
    例えば、図2に示したように、装置本体2(左右の側壁部材5等)に対し、その左右両側又は一方側、或いは前側に、使用者の握ることのできるハンドルや柵などのガード材51を設けるとよい。

    また、このガード材51に対し、使用者が握っている状態を検出することのできるセンサを設けておき、このセンサが使用者を検出しているときだけ、循環駆動機構16の駆動部44が動作可能となる回路を設けるとよい。 すなわち、使用者がガード材51から手を離したとき(又はガード材51から一定距離以上、離れたとき)には、循環駆動機構16の駆動部44を非常停止させ又は動作不可にする。

    また、ステップ体3が万が一、逆方向に移動したり設定を超える高速で移動したりした場合、或いは回路的に設定された非常停止状態や動作不可状態に無いにも拘わらず循環駆動機構16が動作しない場合(異物の噛み込み時等)などに、これらを迅速に検出して循環駆動機構16の駆動部44を非常停止させ又は動作不可にするような回路又はセンサ・機構を設けるとよい。

    また、ステップ体3が高位側で出現動作をする位置や低位側で格納動作をする位置に対して、使用者の足や履き物を含む異物を検出したときに、循環駆動機構16の駆動部44を非常停止させ又は動作不可にする回路又はセンサ・機構を設けるとよい。
    このような構成の運動装置1では、装置本体2の使用スペースS上(ステップ面を上向きにしたステップ体3上)に使用者が乗り、この使用者が運転スイッチを始動操作するか、又はガード材51を握る操作をするか、或いは使用者が乗ったことを適宜センサが検出した後にしばらくして循環駆動機構16の駆動部44が始動するものとしておけばよい。

    使用者が乗る前に循環駆動機構16の駆動部44を始動させてから、その後に使用者が使用スペースS上に乗るように構成させてもよい。
    循環駆動機構16の駆動部44が始動すると、使用スペースSではステップ体3が高位側から低位側へ向けて連続的に移動するようになるので、使用者は、左右の脚を交互に動かしながら連続移動するステップ体3に対して次々に乗り移るような運動(恰も階段を登ってゆくような運動)をすることになる。

    この運動により、使用者にとっては、身体が左右に揺れるのを安定させるようなバランス感覚を養うことができるだけでなく、それに加えて、身体が前後に揺れるのを安定させるようなバランス感覚をも養うことができるようになる。 また、そのときの運動強度としても、単に、歩行に似た運動やランニングに似た運動を行う場合などに比べて、高負荷なものが行えるものであり、更にこれまで鍛えにくいとされていた筋力の開発にも役立つようになる。

    なお、このとき使用者は、ガード材51に手を掛けるようにすることで身体が許容範囲を超えて揺れないように抑えたり、ステップ体3の移動に流されて後方へ振れないようにしたりするとよい。
    タイマー回路などによる自動的な駆動部44の停止、又は使用者が運転スイッチを停止操作することによる駆動部44の停止で、この運動装置1の使用を終了し、使用者は使用スペースSから降りればよい。

    本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施の形態に応じて適宜変更可能である。
    例えば、装置本体2の構成、形状などは何ら限定されるものではない。 この運動装置1の設置位置を移動するための車輪や、設置後の位置ズレ防止措置としての設置脚を設けるなどは、適宜実施できる。

    また、ステップ体3は、二つ折りとすることが限定されるものではなく、折り曲げ不可構造としてもよいし、反対に折り箇所を二カ所以上としてもよい。 ステップ体3の形体を板状以外としてもよいし、その使用個数も何ら限定されるものではない。

    1 運動装置 3 ステップ体 10 使用軌道 11 復帰軌道 12 ターン部 13 ターン部 15 無端通路 16 循環駆動機構 40 コンパクト機構 50 保安機構

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