腹臥位式爬行運動器具

申请号 JP2010538315 申请日 2008-07-07 公开(公告)号 JP5627466B2 公开(公告)日 2014-11-19
申请人 フィットクロール (シャンハイ) インダストリー カンパニー リミテッド; フィットクロール (シャンハイ) インダストリー カンパニー リミテッド; 发明人 チヨウ,リシヤ; ラオ,ミンフー;
摘要
权利要求
  • 上肢サポートと、
    左右レッグスライドと、
    軌道システムと、
    プーリ・ケーブル・システムと、
    を含み、
    前記左右レッグスライドはそれぞれ 第1の車輪上に取り付けられ、
    前記軌道システムは、平行した2本の左右軌道と、軌道サポートとを含み、前記左右軌道は、地面から離れて前記軌道サポート上に取り付けられ、
    前記上肢サポートは、前記軌道システム上に取り付けられ、
    前記左右レッグスライドは、 使用者により駆動され、前記左右軌道上に取り付けられ、前記 第1の車輪によって前記左右軌道上を摺動するよう構成され、
    前記プーリ・ケーブル・システムは、複数のプーリと、少なくとも1本のケーブルとを含み、前記プーリは前記軌道システム上に取り付けられ、前記ケーブルは前記プーリ上に巻かれ、少なくとも前記左右レッグスライドを接続し、
    前記上肢サポートは、
    前記軌道サポートに固定され、使用者の上肢を支持するための上肢サポートキャリッジと、
    前記左右軌道に摺動可能に取り付けられる左右アームスライドとを含む、
    ことを特徴とする腹臥位式爬行運動器具。
  • 前記上肢サポートは、
    記左右アームスライド上に取り付けられた 第2の輪を含み、
    前記左右アームスライドは 、前第2の車輪によって前記左右軌道上を摺動するよう構成され、
    前記プーリ・ケーブル・システムのケーブルは、前記左右アームスライドおよび前記左右レッグスライドを接続することを特徴とする請求項1に記載の腹臥位式爬行運動器具。
  • 前記上肢サポートは、
    右肘サポートパッドと、左右ハンドルバーとを含み
    前記左右肘サポートパッドおよび左右ハンドルバーは前記上 サポートキャリッジ上に取り付けられ、 前記左右軌道 上方に位 置することを特徴とする請求項1に記載の腹臥位式爬行運動器具。
  • 前記上肢サポートは、
    右肘サポートパッドと、左右ハンドルバーと 、前記左右アームスライド上に取り付けられた第2の車輪とを含み
    前記左右肘サポートパッドおよび前記左右ハンドルバーは前記上 サポートキャリッジ上に取り付けられ、前記左右軌道の上方に位置し、
    前記左右アームスライドは、 前記第2の車輪によっ て前記左右軌道上を摺動するよう構成され、
    前記プーリ・ケーブル・システムのケーブルは前記プーリ上に巻かれ、前記左右アームスライドおよび前記左右レッグスライドを接続することを特徴とする請求項1に記載の腹臥位式爬行運動器具。
  • 前記左右アームスライドは、それぞれソフト・ライニング・ハンドグリップを含むことを特徴とする請求項4に記載の腹臥位式爬行運動器具。
  • 前記左右レッグスライドは、各レッグスライドの前部に取り付けられたソフト・ライニング・ニーパッドと、各レッグスライドの後部に取り付けられたフットプレートとを含み、前記フットプレートは使用者の足の長さに基づき前後に調節可能であることを特徴とする請求項1に記載の腹臥位式爬行運動器具。
  • 前記プーリ・ケーブル・システム中の前記複数のプーリは、
    前記左右軌道の前部に取り付けられた少なくとも2個のフロントプーリと、
    前記左右軌道の後部に取り付けられた少なくとも2個のリアプーリと、
    少なくとも2個が同軸で取り付けられた、前記左右軌道の中央に取り付けられた少なくとも4個のミドルプーリと、
    を含み、
    前記プーリ・ケーブル・システムの前記ケーブルは前記複数のプーリ上に巻かれ、前記左右アームスライドおよび左右レッグスライドを接続し、前記左右アームスライドおよび前記左右レッグスライドを前記左右軌道上で同方向または逆方向に前後に移動させることを特徴とする請求項2又は4に記載の腹臥位式爬行運動器具。
  • 前記上 サポートキャリッジは、前記左右肘サポートパッドおよび前記左右ハンドルバーの位置を前後に調節するよう構成された調節穴を含み、前記左右肘サポートパッドおよび左右ハンドルバーの位置を上下に調節する調節穴をさらに含むことを特徴とする請求項3に記載の腹臥位式爬行運動器具。
  • 各前記左右レッグスライドの後部にある第 1のストップブロックと、
    前記左軌道および前記右軌道の後部にある第 2のストップブロックと、
    を含み、
    前記第 および第 2のストップブロックは、衝撃を吸収し、前記左右レッグスライドの移動距離を制限するよう構成され、
    前記第 および第 2のストップブロックは、前後に調節可能なことを特徴とする請求項1に記載の腹臥位式爬行運動器具。
  • 各前記ニーパッドは、選択された高さで前記左右レッグスライドの面に取り付けられ、左右レッグスライドの面と角度(a)を形成することを特徴とする請求項6に記載の腹臥位式爬行運動器具。
  • 前記上 サポートキャリッジは、縦バーの上部に取り付けられたマイクロコンピュータ・プログラミングを含むディスプレイを含むことを特徴とする請求項3に記載の腹臥位式爬行運動器具。
  • 前記左右ハンドルバーは、それぞれ手脈拍センサーを含むことを特徴とする請求項3又は4に記載の腹臥位式爬行運動器具。
  • 前記左右レッグスライドは、エアシリンダ、液圧シリンダ、螺旋ばね、および錘の少なくとも1つを含む調整可能な抵抗機構をそれぞれ含むことを特徴とする請求項1から12に記載の腹臥位式爬行運動器具。
  • 上肢サポートと、
    左右レッグスライドと、
    軌道システムと、
    プーリ・ケーブル・システムと、
    を含み、
    前記左右レッグスライドはそれぞれ 第1の車輪上に取り付けられ、
    前記軌道システムは、平行した2本の左右軌道と、軌道サポートとを含み、前記左右軌道は、地面から離れて前記軌道サポート上に取り付けられ、
    前記上肢サポートは、前記軌道システム上に取り付けられ、
    前記左右レッグスライドは、前記左右軌道上に取り付けられ、前記 第1の車輪によって前記左右軌道上を摺動するよう構成され、
    前記プーリ・ケーブル・システムは、複数のプーリと、少なくとも1本のケーブルとを含み、前記プーリは軌道システム上に取り付けられ、
    前記上肢サポートは、
    左右アームスライドと、上 サポートキャリッジと、左右肘サポートパッドと、左右ハンドルバーとを含み、
    前記上 サポートキャリッジは前記軌道システム上に取り付けられ、
    前記左右肘サポートパッドおよび前記左右ハンドルバーは前記上 サポートキャリッジ上に取り付けられ、前記左右軌道の上方に位置し、
    前記左右アームスライドは、 第2の車輪上に取り付けられ、 該第2の車輪によって前記左右アームスライドが前記左右軌道上を摺動するよう構成され、
    前記プーリ・ケーブル・システムのケーブルは前記プーリ上に巻かれ、前記左右アームスライドおよび前記左右レッグスライドを接続することを特徴とする腹臥位式爬行運動器具。
  • 前記プーリ・ケーブル・システム中の前記複数のプーリは、
    前記左右軌道の前部に取り付けられた少なくとも2個のフロントプーリと、
    前記左右軌道の後部に取り付けられた少なくとも2個のリアプーリと、
    少なくとも2個が同軸で取り付けられた、前記左右軌道の中央に取り付けられた少なくとも4個のミドルプーリと、
    を含み、
    前記プーリ・ケーブル・システムの前記ケーブルは前記複数のプーリ上に巻かれ、前記左右アームスライドおよび左右レッグスライドを接続し、前記左右アームスライドおよび前記左右レッグスライドを前記左右軌道上で同方向または逆方向に前後に移動させることを特徴とする請求項1 に記載の腹臥位式爬行運動器具。
  • 前記左右レッグスライドは、エアシリンダ、液圧シリンダ、螺旋ばね、および錘の少なくとも1つを含む調整可能な抵抗機構をそれぞれ含むことを特徴とする請求項1 に記載の腹臥位式爬行運動器具。
  • 各前記左右レッグスライドの後部にある第 1のストップブロックと、
    前記左軌道および前記右軌道の後部にある第 2のストップブロックと、
    を含み、
    前記第 および第 2のストップブロックは、衝撃を吸収し、前記左右レッグスライドの移動距離を制限するよう構成され、
    前記第 および第 2のストップブロックは、前後に調節可能なことを特徴とする請求項1 に記載の腹臥位式爬行運動器具。
  • 说明书全文

    本発明は、運動器具に関し、特に動物の爬行動作を模倣した腹臥位式爬行運動器具に関する。

    動物の爬行の模倣は、新型のフィットネスの方法であり、多くの国で流行している。 爬行運動によるフィットネスの主な原理と機能は、以下のとおりである。

    ヒトと動物の最大の違いは、ヒトは直立して歩くことができることである。 しかしながら、四肢を下向きにして爬行する動物に比べ、ヒトは直立歩行するため、ヒトの身体に欠陥および弊害がもたらされている。 中でも、最も主要な欠陥および弊害は以下の2点である。

    1つ目は、人体の脊椎がを受ける状態が不合理なことである。 人体の脊椎は、主に頚椎、胸椎、腰椎、仙骨および尾骨からなる。 ヒトの脊椎の力学構造から見て、直立歩行には適していない。 人体が直立するときに、頭部の重量は主に頚椎に依存して支持され、上肢全体の重量はほぼすべて腰椎に依存して支持される。 このように長期にわたって負荷が加えられた脊椎は、変形、脱臼、増殖、椎間板ヘルニアが起こり、疾患がもたらされやすい。 頚椎疾患、腰椎疾患、腰の筋肉の張りなど、各種の脊椎に関連する疾患を患う人が増えていることが認められている。

    2つ目は、血液の流れの方向の不合理である。 人体が直立歩行するときに、人体は地面と垂直になり、血液の流れの方向上、心臓から大脳へは垂直に上向きに流れ、地球の引力を克服する必要があるため、心血管の消耗エネルギーが大きくなる。 かつ、下肢の血液が心臓に戻るのも比較的困難である。 そのため、ヒトは心・脳血管疾患にかかりやすい。

    それに対し、爬行運動は、これらの不合理な状態を改変することができ、これによって、ヒトが直立歩行することにより生じる欠陥および弊害を克服することができる。

    第一に、爬行時に、人体の脊椎の力学構造および力を受ける状態が改変される。 爬行時に、体重が手足に分散され、これによって、頚椎、胸椎、腰椎の負担が大幅に軽減する。 さらに重要なことは、爬行時に、人体の脊椎は合理的な力学構造状態に戻り、すなわち自由で弛緩したS字形の平な位置にある。 このとき、頚椎、胸椎、腰椎は、正常な生理解剖構造の位置に戻る。 このようにして、腰の筋肉の張り、坐骨神経痛、頚椎疾患および腰椎疾患などの脊椎に関連する疾患の予防と治療の目的を達成することができる。

    第二に、爬行時に、血液の流れの方向が改変される。 爬行時に、血液の流れの方向上、心臓から大脳へは、ほぼ地面と平行な線をなし、全身の大部分の血液は心臓と同一水平の位置にある。 ヒトが立って横方向に運動するときの血液の垂直の流れと比べ、爬行時には、動脈と静脈の循環がさらに円滑であり、さらに十分であり、心血管は大きなエネルギーを消耗せずに、人体の各部の血液の栄養の需要を満たすことができ、そのために循環系の仕事量が大幅に減る。 これによって、脳への血液供給不足、動脈硬化などの心・脳血管疾患の予防および治療に対して相当の受益をもたらす。 爬行運動は、大多数の哺乳動物の歩行、走行および疾走の主な活動方式である。 そのため、爬虫類および4つ足で歩行する哺乳類は、心・脳血管疾患にかかることがほとんどない。 また、心臓の位置を下げることは、下肢の血液が心臓に戻ることを助け、下肢静脈瘤および痔の発生を比較的よく予防することができる。

    また、爬行時に、呼吸方法が改変される。 ヒトは、立っているときには胸式呼吸が主であるが、爬行時には複式呼吸が主である。 複式呼吸時には、横隔膜の上下運動の幅が増大し、胞が拡大する。 腹腔の各種臓器、血管も、呼吸頻度に伴い律動的に運動し、肺活量が大きくなり、心肺機能が強化される。

    爬行運動は、確実に比較的よいフィットネス方法である。 しかしながら、爬行運動は場所の制限を受け、運動の強さも調節や制御が難しく、特に屋外で爬行する場合には、良好な保護を行わないと、手足や膝などを怪我する可能性がある。

    現在、大部分のフィットネス器材の設計は、現在流行しているランニングマシン、クロストレーナー、ローイングマシンなど、人体が直立または着座した状態で使用することを基礎としている。 こうした人体が直立した状態で使用するフィットネス器材は、ヒトが直立歩行および運動することによりヒトの身体自体に生じる前記欠陥および弊害をなくし、克服することはできない。 プッシュアップバー、車輪式腹臥位トレーニングマシン(特許文献1)など、人体が腹臥位にある状態で使用するフィットネス器材も現れている。 しかしながら、これらのフィットネス器材は、主に筋力トレーニング用であり、腹臥位状態で手足の動作を協調させる運動や、身体の腰、腹部または下肢部分で異なる運動量を行うトレーニングはできない。 特に、高齢者や体が弱い人、上肢に障害がある人などは使用することができない。 最近、英国の発明者ジンナー・アクメトフの特許「心血管脊椎運動器具」(特許文献2)において、使用者がその上に横になり(またはうつ伏せになり)、手足を協調させて運動するフィットネス器材を提供しているが、その提供する運動の動作は、爬行動作には及ばず、手足を一定のラジアンで振り動かすだけである。

    中国特許第200610074574.9号

    中国特許第1618488A号、英国特許326735.8号

    本発明は、動物の爬行動作に類似した腹臥位式爬行運動器具を提供することを目的とする。

    本発明が提供する腹臥位式爬行運動器具は、上肢サポートと、左右レッグスライドと、軌道装置と、プーリケーブル装置とを含む。 左右レッグスライドには、いずれも車輪が装着されている。 軌道装置は、相互に平行した2本の左右軌道と、軌道サポートとを含む。 左右軌道は、地面から一定距離離れて軌道サポート上に取り付けられ、上肢サポートは、左右軌道または軌道サポート上に取り付けられている。 左右レッグスライドは、左右軌道上に取り付けられ、前記車輪によってそれぞれ左右軌道上を摺動することができる。 プーリケーブル装置は、プーリとケーブルとを含み、前記プーリは軌道装置上に取り付けられ、ケーブルは前記プーリ上に巻かれ、少なくとも左右レッグスライドを一緒に接続する。

    本発明で提供するこの種の腹臥位式爬行運動器具の第一実施形態は、上肢サポートと、左右レッグスライドと、軌道装置と、プーリケーブル装置とを含む。

    前記上肢サポートは、左右アームスライドと、左右アームスライド上に取り付けられた車輪とを含む。 前記左右アームスライドは、それぞれ左右軌道上に取り付けられ、車輪によって前記左右軌道上を摺動することができる。 プーリケーブル装置のケーブルは、左右アームスライドおよび左右レッグスライドを一緒に接続し、前記左右アームスライドおよび左右レッグスライドを左右軌道上で同方向または逆方向に前後に交互に移動させることができる。

    本発明で提供するこの種の腹臥位式爬行運動器具の第二実施形態は、上肢サポートと、左右レッグスライドと、軌道装置と、プーリケーブル装置とを含む。

    前記上肢サポートは、上肢サポートキャリッジと、左右肘サポートパッドと、左右ハンドルバーとを含む。 上肢サポートキャリッジは軌道装置上に取り付けられ、左右肘サポートパッドおよび左右ハンドルバーは上肢サポートキャリッジ上に取り付けられ、かつ左右軌道の上方に位置する。 前記プーリケーブル装置のケーブルは、左右レッグスライドを接続し、前記左右レッグスライドを左右軌道上で前後に交互に移動させることができる。

    本発明で提供するこの種の腹臥位式爬行運動器具の第三実施形態は、上肢サポートと、左右レッグスライドと、軌道装置と、プーリケーブル装置とを含む。

    前記上肢サポートは、左右アームスライドと、上肢サポートキャリッジと、左右肘サポートパッドと、左右ハンドルバーとを含む。 上肢サポートキャリッジは軌道装置上に取り付けられ、左右肘サポートパッドおよび左右ハンドルバーは上肢サポートキャリッジ上に取り付けられ、かつ左右軌道の上方に位置する。 前記左右アームスライド上にはそれぞれ車輪が取り付けられ、車輪によって左右アームスライドはそれぞれ摺動可能に左右軌道上に装着されている。 前記プーリケーブル装置のケーブルは前記プーリ上に巻かれ、左右アームスライドおよび左右レッグスライドを一緒に接続し、前記左右アームスライドおよび左右レッグスライドを左右軌道上で同方向または逆方向に前後に交互に移動させることができる。

    本発明で提供するこの種の腹臥位式爬行運動器具の第二および第三実施形態における前記プーリケーブル装置中のプーリは、左右軌道の前端に取り付けられた少なくとも2個のフロントプーリと、左右軌道の後端に取り付けられた少なくとも2個のリアプーリと、左右軌道の中央に取り付けられた少なくとも4個のミドルプーリとを含み、少なくとも2個のミドルプーリは同軸で取り付けられている。

    本発明で提供するこの種の腹臥位式爬行運動器具は、運動の強さを調整可能な抵抗装置を含む。

    本発明は、使用者の脊椎を正常な生理解剖構造および正常な力を受ける状態にし、すなわち自由で弛緩したS字形の水平な位置で、手足を下向きにした腹臥位の状態で使用できるようにし、動物の爬行動作に類似したものを実現することができる。 運動の強さを自由に調節可能であり、各種体質および様々な年齢の使用者に適しており、上肢障害者にも適している。 身体の腰、腹部、骨盤または下肢部に重点をおいて様々な運動量のトレーニングを行うことができる。

    本発明の腹臥位式爬行運動器具を使用してトレーニングを行うとき、脊椎が自由で弛緩したS字形の水平な状態にあるため、頚椎、胸椎、腰椎が正常な生理解剖構造の位置に戻るだけでなく、手足が協調し一致した動作によって、使用者は以下の独特な運動効果を得ることができる。

    脊椎で完全なトレーニングが得られ、脊椎の柔軟性、伸展性、平衡性が高まる。 このようにして、腰の筋肉の張り、坐骨神経痛、頚椎疾患および腰椎疾患などの脊椎に関連する疾患の予防と治療の目的を達成することができる。

    大脳の血液供給を改善し、大脳の酸素含有量を高め、脳の疲れを取り除く。 大脳の休息および健康に役立ち、頭がすっきりするだけでなく、聴覚や視覚がはっきりとし、足腰が活発になり、頭脳労働者に対する長所は非常に顕著である。 特に、脳への血液供給不足、動脈硬化などの心・脳血管疾患に対して、予防と補助治療の効果を有する。

    下肢の血液が心臓に戻るのを助け、下肢静脈瘤および痔の発生を比較的良好に予防することができる。

    肺活量を上げ、心肺機能が強化される。

    大脳を刺激し、脳細胞の退化プロセスを阻止および遅延し、認知症の予防に非常に有益である。

    本発明の実施形態の1種の使用状態の概略図である。

    本発明の実施形態のもう1種の使用状態の概略図である。

    本発明の好ましい実施形態の正面図である。

    本発明の好ましい実施形態の上面図である。

    本発明の好ましい実施形態の左側面図である。

    本発明の好ましい実施形態の正面図図3のA−A断面図である。

    本発明の好ましい実施形態のプーリケーブルシステムの概略図である。

    本発明の好ましい実施形態のプーリケーブルシステムの正面図である。

    本発明の好ましい実施形態のレッグスライドの概略図である。

    次に、最も好ましい実施形態によって、図面と合わせ、本発明の爬行運動器具についてさらに説明する。

    本実施形態の具体的な構造は、図3〜図9のとおりである。

    図3〜図5に示すように、本発明は、上肢サポート1と、左右レッグスライド3、4と、軌道装置2と、プーリケーブル装置5とを含む。

    軌道装置2は、左軌道21と、右軌道22と、軌道サポート23とを含む。 前記軌道サポートは、左軌道ブラケット211、212、213、214、215と、右軌道ブラケット221、222、223、224、225と、フロントクロスバー236と、ミドルクロスバー237と、リアクロスバー238と、ミドルサポートボード239とを接続してなり、左軌道21および右軌道22は平行に軌道サポート23上に取り付けられている。

    左右レッグスライド3、4内には、カムを有する車輪がそれぞれ4対装着され(左レッグスライド内に装着された4対の車輪31、右レッグスライド内に装着された4対の車輪41)、両レッグスライドは、いずれも対応する車輪によって左右軌道21、22上に取り付けられ、左右レッグスライド3、4が軌道上で前後に自由に摺動できるようにし、軌道から脱線しないようにする。 前記レッグスライドの前部には、ソフトライニングを有するニーパッド32、42がさらに装着され、各ニーパッド32、42はそのレッグスライドのパネルよりも高く、かつレッグスライドのパネルと挟aを形成する(図9参照)。 レッグスライドの後部には、フットプレート33、34が装着され、フットプレートの位置は、使用者の下肢の長短によって調節することができる。 図3、4に示すように、前記左右レッグスライド3、4の後部に、それぞれストップブロック7が装着されている。 また、左軌道21および右軌道22の後部にも、それぞれストップブロック8が装着されている。 両レッグスライドが後ろ向きに摺動するときに、ストップブロック7がストップブロック8に当たり、これによって制限の作用をもたらす。 ストップブロックの位置も、前後に調節することができ、これによってレッグスライドのストロークを調節する。

    上肢サポート1の構造によって、本発明の爬行運動器具が全身爬行運動なのか上肢静止下肢爬行運動なのかが決まる。 次に、3種類の実施形態を開示する。

    実施形態1は、全身爬行運動を採用する場合である(図1参照)。 上肢サポート1は、左アームスライド11と、右アームスライド12とを含む。 各アームスライド内には、カムを有する車輪がそれぞれ3対装着され(左アームスライド内の3対の車輪111、右アームスライド内の3対の車輪121)、2対は軌道の上方に装着され、1対は軌道の下方に装着される。 左右アームスライド11、12上には、ソフトライニングを有するハンドルバー112、122がそれぞれ装着され、使用者が握れるようにする。

    このとき、これに対応するプーリケーブル装置を採用する。 前記装置の構造は、図7および図8のとおりである、図に示すように、プーリケーブル装置5は、プーリ51とケーブル52からなる。 プーリ51は、フロントプーリ511、512と、ミドルプーリ513、514、515、516と、リアプーリ517、518とを含む。 ミドルプーリ515、516は、1対の同軸で接続された上下プーリセットである。 ケーブル52は、左軌道の前部のプーリ511から始まり、右軌道の前部のプーリ512を貫通し、右軌道の中央の上下プーリセットの上プーリ515を貫通する。 折り返して左軌道の中央のプーリ514を貫通してから、軌道の後部のプーリ517、518を貫通し、右軌道の中央の上下プーリセットの下プーリ516を貫通する。 折り返して左軌道の中央のプーリ513を貫通し、最後に左軌道の前部のプーリ511に戻る。

    図7に示すように、図中のA、B、C、Dの各点は、それぞれ左右アームスライド21、22および左右レッグスライド3、4を表す。 ケーブル52上のA点が前に移動したとき、B点は後ろに移動し、同時に、C点が後ろに移動したときに、D点は前に移動する。 このようにして、アームスライド11、12およびレッグスライド3、4がいずれも前後に交互に移動することができるだけでなく、アームスライドおよびレッグスライドは、同方向または逆方向の移動を保つことができる。 このような移動の順序および相互の位置によって、爬行動作は協調が保たれ、一致し、動物の爬行の動作に基本的に合致する。 左右アームスライド11、12と左右レッグスライド3、4との間の距離、および爬行の幅は、各自ケーブル52上の位置を変えることによって調整することができる。

    この種の実施形態は、若い人または体質の比較的よい人に比較的適している。

    実施形態2は、上肢静止下肢爬行運動を採用する場合である(図2参照)。 上肢サポート1は、上肢サポートキャリッジ13と、左右肘サポートパッド14と、左右ハンドルバー15とを含む。 上肢サポートキャリッジ13は、軌道装置2のフロントクロスバー236およびミドルクロスバー237上に取り付けられ、左右軌道21、22の間に位置する。 前記上肢サポートキャリッジ13は、縦バー137と、接続バー131と、U字型構造の左右アーム132、133からなり、接続バー131上には調整穴134が開けられている。 左右ハンドルバー15は、接続バー131上に前後に調節して装着することができる。 前記U字型構造の左右アーム132、133は、ミドルクロスサポートプレート239上に固定した左右スリーブ管238中に直立部分を被せ、U字型構造の他端は、接続バー131上に接続する。 左右アーム132、133上には、ソフトライニングを有する肘サポートパッド14がそれぞれ装着されている。 左右アーム132、133上には、その上下位置を調節するための調節穴135があけられ、縦バー137上には、接続バー131の上下位置を調節するための調節穴138があけられている。 両者を同時に調節することにより、上肢サポートキャリッジ13を上下に移動させることができる。 これによって、左右ハンドルバー15および左右肘サポートパッド14の高さを調節する。 このとき、これに対応するプーリケーブル装置には、ミドルプーリ2個およびリアプーリ2個の4個のプーリしか必要ない。 ケーブルは、4個のプーリを1周して環状をなし、左右レッグスライドをケーブルに接続すればよい。 図3、4、5に示すように、本実施形態の縦バー137の上端には、マイクロコンピュータ・プログラム・コントローラと、ディスプレイ9とが装着されている。 左右ハンドルバー15上には、脈拍心拍数センサー10が装着されている。 ディスプレイには、心拍数または脈拍の動く状況を表示することができる。 この種の実施形態は、上肢に障害のある人または身体が比較的虚弱で全身爬行運動ができない人に比較的適している。

    実施形態3は、全身爬行運動も上肢静止下肢爬行運動も行うことができる実施形態である(図1および図2参照)。 本実施形態における上肢サポート1は、実施形態1および実施形態2に記載された上肢サポートのすべての構成要素が含まれ、かつ各構成要素の取り付け位置は変わらない。 プーリケーブル装置5は、実施形態1に記載のものを採用する。

    本実施形態の使用時に、全身爬行運動をして疲れを感じた場合には上肢静止下肢爬行運動に切り替え、上肢を休ませることができる。 この実施形態は、各種グループのトレーニングに適している。

    図3、5、6に示すように、前記3種類の実施形態の左右レッグスライド3、4の下方には、抵抗装置6がそれぞれ装着されている。 前記抵抗装置は、エアシリンダ、液圧シリンダ、螺旋ばねまたは錘とすることができる。 本実施例で採用するのは、一端はミドルクロスバー237上に固定され、他端はレッグスライドの下方に固定されたエアシリンダである。 レッグスライドが後ろに摺動するときに、抵抗装置6のエアシリンダとして、そのピストンロッドをシリンダの中から引き出し、これによって抵抗力を得る。 図4に示すように、左右レッグスライド3、4の後部には、それぞれストップブロック7が装着されているとともに、左軌道21および右軌道22の後部にも、それぞれストップブロック8が装着されている。 レッグスライドが後ろに摺動するときに、ストップブロック7がストップブロック8に当たり、これによって制限の作用をもたらす。 ストップブロック7、8の位置も、前後に調節することができ、これによってレッグスライドのストロークを調節する。

    本発明の使用方法:
    まず、
    左右のアームスライドの間の移動幅とレッグスライドの間の移動幅、
    ソフトニーパッドとフットプレートとの間の距離、
    上肢サポートキャリッジの軌道面に対する高さ、
    ハンドルバーと肘サポートパッドとの間の距離、
    トレーニングの負荷に必要なレベル、
    を調節する。

    本発明の腹臥位式爬行運動器具の操作は以下のように行う。 使用者は、前記上肢サポートキャリッジの左右アームに手をかけ、ゆっくりと腰を曲げてしゃがみ、前記レッグスライドの前部のソフトニーパッドに膝を置く。 レッグスライド後部のフットプレートに足の裏を後ろ向きに置く。 次いで、アームスライドのハンドグリップを両手でそれぞれ握る。 このようにして、使用者は、両手と両膝で支えた手足が下に向いた爬行姿勢で爬行運動器具上に乗る。 使用者は、頭をやや上げ、前方を見て、両手と両足を前後に交互に移動させて動作が協調した爬行運動を容易に行うことができる。 脈拍および心拍数を測定する場合、または上肢を休める必要がある場合には、下肢で爬行運動を行うだけで、両手をアームスライドから離し、上肢サポートキャリッジ前方のセンサーを有するハンドルバーを握り、両肘を上肢サポートキャリッジの左右肘サポートパッド上に乗せることができる。 このとき、使用者の上半身は、実際に上肢サポートキャリッジ上にうつ伏せ(または腹ばい)になっており、両足を前後に交互に移動させるだけで、腰、腹部、骨盤および下肢に対して重点的なトレーニングを行うことができる。 この種の下肢爬行の姿勢は、上肢で身体を支える力のない高齢者や体の弱い人、または腰、腹部、骨盤および下肢に対して重点的なトレーニングを行う必要のある使用者、さらには上肢障害者に特に適している。

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