Pectoralis strengthening orthosis

申请号 JP2005207366 申请日 2005-07-15 公开(公告)号 JP2007020875A 公开(公告)日 2007-02-01
申请人 Health Support Japan:Kk; 株式会社ヘルスサポートジャパン; 发明人 HIUGA MAKOTO;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a pectoralis strengthening orthosis which does not require hard training that may cause an unwomanly muscular figure, permits the efficient and continuous training of the parts near the pectoralis minor only by daily living actions and consequently is expected to have a breast supporting effect. SOLUTION: The pectoralis strengthening orthosis is worn on the body, and strengthen and train the pectoralis major and the pectoralis minor by arm swinging actions by being removably additionally attached along the surface of the body ranging from a part p1 on the pectoralis minor and pectoralis major to a part p2 in a position different from the part p1 which moves with arm swinging actions and by converting the arm swinging actions to the pumping motion of the pectoralis minor and the pectoralis minor and transmitting the motion. COPYRIGHT: (C)2007,JPO&INPIT
权利要求
  • 身体に添着して使用する装具であって、小胸筋および大胸筋上の部位と、この部位とは別位置の腕振り動作に伴って運動する部位とにまたがる体表面部に沿って着脱可能に添着され、腕振り動作を小胸筋および大胸筋のポンピング運動に変換して伝達することにより、大胸筋および小胸筋の増強鍛錬を腕振り動作で行わせることを特徴とするバスト筋力増強装具。
  • 請求項1において、小胸筋および大胸筋上の部位と、上腕部の肩部に近い部位との間の体表面部に帯状に沿って着脱可能に添着されることにより、腕振り動作を小胸筋および大胸筋のポンピング運動に変換して伝達させることを特徴とするバスト筋力増強装具。
  • 請求項1または2において、小胸筋および大胸筋上の部位と、この部位とは別位置の腕振り動作に伴って運動する部位との間に、運動の伝達方向を変換させる中間支点部を設定し、この中間支点部で屈曲する帯状部位に添着されることにより、腕振り動作による運動を方向変換して小胸筋および大胸筋に伝達させることを特徴とするバスト筋力増強装具。
  • 請求項3において、上記中間支点部を通って上腕部と肩部にまたがる部位に沿って添着される第1の運動伝達帯部と、この第1の運動伝達帯部の1または複数位置から小胸筋および大胸筋上の部位に運動を伝達する第2の運動伝達帯部とを備えたことを特徴とするバスト筋力増強装具。
  • 請求項3または4において、上記中間支点部が複数位置に設定されることを特徴とするバスト筋力増強装具。

  • 说明书全文

    この発明は、バストアップにとくに有効なバスト筋増強装具に関する。

    人のプロポーション(体型)、とくに女性のプロポーションでは、バスト(乳房)の形が大きな比重を占める。 したがって、このバストの形を保つこと、あるいは美しく見せることに対する関心と要望は非常に強い。

    しかし、バストは年齢と共に張りを失い、形が崩れてくる。 主な原因は加齢に伴う筋肉の衰えにある。 突出が大きい女性のバストは重力の影響を受けて垂れ下りやすい。 その重力に抗するだけの筋力があれば、バストの垂れ下りを抑えて良好な形を保つことができる。 ところが、筋力は年齢と共に衰えてくる。 筋力が衰えると、バストは重力により垂れ下って形が崩れてくる。 この重力による垂れ下りは、大きく突出したバストほど顕著に現れる。

    バストの形を保つには、バストを重力に抗して持ち上げること、いわゆるバストアップが必要である。 このバストアップを担う筋肉は小胸筋および大胸筋である。

    小胸筋および大胸筋は胸部の主要な筋肉である。 小胸筋は乳腺(乳房)と肩甲骨の間に位置し、大胸筋は乳腺と鎖骨の間に位置する。 胸の最表層側にある大きな筋肉は大胸筋であって、小胸筋はその下層に隠れている。 両筋肉は連繋する。 これらの筋肉がバストを重力に抗して持ち上げる作用をなす。 しかし、これらの筋肉は、腕や脚の運動を担う筋肉と異なり、歩いたり走ったりする通常の運動トレーニングではほとんど鍛えられない。

    歩く、走る、腕を振るなどの運動は人間本来の自然動作であって、これらの運動能力を高めることは、生活の質を高めるのに非常に有効かつ必要である。 しかし、これらの運動を担う筋肉とバストアップを担う筋肉とは、互いに独立した筋肉であって相互の連動はとくに無い。 歩く、走る、腕を振るなどの運動は日常の生活活動でも定常的に行われているので、その運動を担う筋肉については意識しなくても自然に鍛えることができる。 しかし、バストアップを担う筋肉すなわち小胸筋および大胸筋については、通常の運動動作あるいは日常の生活活動で鍛えられることがほとんどないため、年齢と共に衰えるのを避けられなかった。

    そこで、従来においては、衰えた筋肉を補う形でのバストアップが行われていた。 たとえば、女性用インナーウェアであるブラジャーは、本来の機能は衣類であるが、バストの形を整えるバスト矯正装具としての機能を兼ね備えている。 ブラジャーは、バストの形を保つ矯正装具としての機能に着目した製品が多く開発されている。 バスト矯正装具としてのブラジャーは、たとえば特許文献1に記載のように、バストを下から支えて垂れ下りを矯正し、形を整える方式を基本としている。 つまり、バストが受ける重力を筋肉に代わって受けることにより、バストの形を保つバストアップを行っていた。

    特開2001−254205

    ブラジャーに代表される従来のバスト矯正装具は、バストの垂れ下りを下からの支えで矯正するだけであって、その効果は当然、装着時だけである。 矯正装具を外せば、支えを失ったバストは当然、重力により自然に垂れ下がってしまう。

    上述したように、バストの垂れ下りは小胸筋および大胸筋の衰えが関係しているので、この筋肉を増強させることができれば、ブラジャーなどのバスト矯正装具で人工的に持ち上げることをしなくても、自然な状態でのバストアップをはかることができる。

    しかし、上述したように、バストアップ効果をもたらす小胸筋および大胸筋は運動トレーニングの効果が及び難い筋肉であって、この筋肉を増強させるためには、たとえば腕立て伏せなどのようなハード・トレーニングを多量に行う必要があった。 スポーツクラプなどの専門施設を利用すれば、効率的な筋肉トレーニングを行うことができるが、この場合も、増強鍛錬されるのは、上腕ニ頭筋、三筋、僧帽筋などであって、小胸筋および大胸筋については、トレーニングの激しさと量の割にそれほどの増強鍛錬効果は得られない。

    また、小胸筋および大胸筋を従来の運動トレーニングで増強鍛錬しようとすると、必ずしも望まれていない部位の筋肉が発達し過ぎてしまうという問題が生じる。 つまり、女性らしいプロポーションではなく、男性的な筋肉質体型となってしまう。 これは女性的な体型と背反するので望まれていない。

    筋肉の増強鍛錬は、筋肉の伸縮を繰り返すポンピング運動によって行われる。 腕立て伏せやベンチプレスなどの運動トレーニングも、その基本はポンピング運動である。 このポンピング運動は周期的な電気刺激を与えることによっても可能である。 筋肉は電気刺激を受けて伸縮反応するが、この電気刺激による伸縮動作の繰り返しがポンピング運動に似た効果をもたらす。 この電気刺激法は腹筋や太腿筋などに適用して効果のあることが確かめられている。

    そこで、この電気刺激法を小胸筋および大胸筋の増強鍛錬に適用することが考えられる。 しかし、心臓の至近に位置する小胸筋および大胸筋への電気刺激は、心臓への危険を伴う。 このため、小胸筋および大胸筋の増強鍛錬に電気刺激法を適用することはできない。

    この発明は以上のような背景を鑑みてなされたもので、その目的は、費用のかかるトレーニング施設などで、非女性的な筋肉質体型を来すようなハード・トレーニングを行わなくても、簡単な装具の取り付けと日常運動だけで、小胸筋および大胸筋の増強鍛錬に特異的に効果のあるポンピング運動を定常的に行えるようにし、これにより、人工的に持ち上げるだけのバストアップとは根本的に異なる、自然な状態でのバストアップをはかることができるようにしたバスト筋力増強装具を提供することにある。

    本発明の上記以外の目的および構成については、本明細書の記述および添付図面からあきらかになるであろう。

    上記課題を解決するため、本発明は以下の手段を提供する。

    (1)身体に添着して使用する装具であって、小胸筋および大胸筋上の部位と、この部位とは別位置の腕振り動作に伴って運動する部位とにまたがる体表面部に沿って着脱可能に添着され、腕振り動作を小胸筋および大胸筋のポンピング運動に変換して伝達することにより、大胸筋および小胸筋の増強鍛錬を腕振り動作で行わせることを特徴とするバスト筋力増強装具。

    (2)上記手段(1)において、小胸筋および大胸筋上の部位と、上腕部の肩部に近い部位との間の体表面部に帯状に沿って着脱可能に添着されることにより、腕振り動作を小胸筋および大胸筋のポンピング運動に変換して伝達させることを特徴とするバスト筋力増強装具。

    (3)上記手段(1)または(2)において、小胸筋および大胸筋上の部位と、この部位とは別位置の腕振り動作に伴って運動する部位との間に、運動の伝達方向を変換させる中間支点部を設定し、この中間支点部で屈曲する帯状部位に添着されることにより、腕振り動作による運動を方向変換して小胸筋および大胸筋に伝達させることを特徴とするバスト筋力増強装具。

    (4)上記手段(3)において、上記中間支点部を通って上腕部と肩部にまたがる部位に沿って添着される第1の運動伝達帯部と、この第1の運動伝達帯部の1または複数位置から小胸筋および大胸筋上の部位に運動を伝達する第2の運動伝達帯部とを備えたことを特徴とするバスト筋力増強装具。

    (5)上記手段(3)または(4)において、上記中間支点部が複数位置に設定されることを特徴とするバスト筋力増強装具。

    費用のかかるトレーニング施設などで、非女性的な筋肉質体型を来すようなハード・トレーニングを行わなくても、簡単な装具の取り付けと日常運動だけで、小胸筋および大胸筋の増強鍛錬に特異的に効果のあるポンピング運動を定常的に行うことができる。 これにより、人工的に持ち上げるだけのバストアップとは根本的に異なる、自然な状態でのバストアップをはかることができる。

    上記以外の作用/効果については、本明細書の記述および添付図面からあきらかになるであろう。

    図1は本発明に係るバスト筋力増強装具の第1実施形態を示す。 同図において、(a)は装具の外側面、(b)はその裏側の添着面、(c)は使用状態をそれぞれ示す。

    この実施形態のバスト筋力増強装具10は、同図の(a)(b)に示すように、可撓性のシート状素材をベースにして作製された所定長さの帯状体であって、裏面(片面)には系粘着剤による粘着面21が設けられ、女性の身体表面に着脱自在に添着して使用するように構成されている。 シート状素材は非伸縮性または弱伸縮性であって、織布または不織布、あるいは軟らかい樹脂シートまたはフィルムが使用されている。 また、装具10の素材全体を粘着性の材質で構成してもよい。

    この実施形態のバスト筋力増強装具10は、同図(c)に示すように、小胸筋および大胸筋上の部位p1と、上腕部の肩部に近い部位p2との間の体表面部に帯状に沿って着脱可能に添着されることにより、腕振り動作を小胸筋および大胸筋のポンピング運動に変換して伝達させるように構成されている。

    具体的には、図示のように、その一端側11が小胸筋および大胸筋上の部位p1に位置するとともに、その他端部12が肩部に近い上腕外側の部位p2に位置する状態で添着されて使用される。

    上記のように、本発明に係るバスト筋力増強装具10は、身体の所定箇所に添着するだけで誰でも簡単に装着して使用することができる。 また、就寝や入浴などの際は、簡単に剥がして取り外すことができる。

    この装具10の装着により、部位p2の運動が装具10を介して部位p1に伝達されるようになる。 部位p2の運動は腕を前後に動かすことにより生じるが、この前後運動に従動する形で部位p1がポンピング運動させられる(図中の矢印参照)。 これにより、腕を振るという日常的な運動が小胸筋および大胸筋のポンピング運動に変換される。

    腕を振るという運動は、腕だけを意識的に動かす場合以外に、歩く、走るなどの基本動作に伴って生じる非常に自然な運動である。 この運動は、とくに意識しなくても、日常の生活活動で絶え間無く繰り返される。 この絶え間無い繰り返し運動のエネルギーが小胸筋および大胸筋のポンピング運動に変換されることにより、たとえばハードな腕立て伏せ運動を絶え間無く繰り返すのと同じようなポンピング運動効果を、小胸筋および大胸筋にもたらすことができる。

    したがって、費用のかかるトレーニング施設などで、非女性的な筋肉質体型を来すようなハード・トレーニングを行わなくても、簡単な装具10の取り付けと日常運動だけで、小胸筋および大胸筋の増強鍛錬に特異的に効果のあるポンピング運動を定常的に行わせることができる。 これにより、人工的に持ち上げるだけのバストアップとは根本的に異なる、自然な状態でのバストアップをはかることができる。

    なお、図1に示したバスト筋力増強装具10は1つだけ示しているが、実際は2つを左右の胸に使用する。 以下に説明する実施形態でも同様である。

    上記粘着面21,21を形成する素材としては、素材自身に粘着力があり、剥がした跡がきれいで、洗えば粘着力が回復するようなものが望ましい。 具体的には、水系粘着剤あるいは水系ゲル状粘着剤が好適である。 水系粘着剤としては、たとえば、アクリルエステルベースに界面活性剤を付けて共重合させたもの、ビニルカプロラクタム/アクリレートコーポリマー、アクリルアミド/アクリレートコーポリマー等が適している。

    図2は本発明に係るバスト筋力増強装具の第2実施形態を示す。 この第2実施形態の基本原理は上記第1実施形態と同じである。 その特徴的な構成だけを説明すると、この実施形態のバスト筋力増強装具10は、同図に示すように、小胸筋および大胸筋上の部位p1と、この部位p1とは別位置の腕振り動作に伴って運動する部位p2との間に、運動の伝達方向を変換させる中間支点部p3を設定し、この中間支点部p3で屈曲する帯状部位に添着されることにより、腕振り動作による運動を方向変換して小胸筋および大胸筋に伝達させるように構成されている(図中の矢印参照)。

    このため、この実施形態の装具10は、同図にその平面図を示すように、略L字状に屈曲する帯状体をなしている。 そのL字の屈曲部13が中間支点部p3に位置させられるとともに、その一端側11が部位p1に、他端側12が部位p2にそれぞれ位置させられた状態で使用されるようになっている。

    この実施形態では、腕振りの運動を方向変換しながら小胸筋および大胸筋に伝達することができるので、小胸筋および大胸筋の増強鍛錬にとくに適した方向からポンピング運動を行わせることが可能になる。 つまり、日常的な腕振り運動を一層効率的に小胸筋および大胸筋のポンピング運動に変換させることができる。

    図3は本発明に係るバスト筋力増強装具の第3実施形態を示す。 この第3の実施形態の基本原理は上記第2実施形態と同じである。 その特徴的な構成だけを説明すると、この実施形態のバスト筋力増強装具10は、同図に示すように、上記中間支点部p3が複数位置(2個所)に設定されている。

    中間支点部p3は運動の伝達方向を変換する個所であるが、この方向変換個所を複数個所に分散して設置することにより、小胸筋および大胸筋上の部位p1に伝達されるポンピング運動のモードを最適化することができるようになる。 これにより、バストアップ効果を得るための筋力増強効果もさらに高めることができる。

    図4は本発明に係るバスト筋力増強装具の第4実施形態を示す。 この第4実施形態の基本原理は上記第3実施形態と同じである。 その特徴的な構成だけを説明すると、この実施形態のバスト筋力増強装具10は、同図に示すように、中間支点部p3を通って上腕部と肩部にまたがる部位p21〜p23に沿って添着される第1の運動伝達帯部101と、この第1の運動伝達帯部101から小胸筋および大胸筋上の部位p1に運動を伝達する第2の運動伝達帯部102とを備えている。

    この実施形態では、同図に示すように、第2の運動伝達帯部102は3本設けられ、肩部の2個所と、肩部に近い上腕部の1個所の計3個所、すなわち互いに離れた3つの部位p21〜p23に生じる運動をそれぞれに伝達することにより、小胸筋および大胸筋上の部位p1にポンピング運動を生じさせる(図中の矢印参照)。 これにより、小胸筋および大胸筋に伝達されるポンピング運動のモードをさらに最適化することが可能になって、バストアップ効果を得るための筋力増強効果をさらに高めることができる。 なお、第2の運動伝達帯部102は3本に限らず、1本または4本以上であってもよい。

    以上、本発明をその代表的な実施例に基づいて説明したが、本発明は上述した以外にも種々の態様が可能である。 たとえば、本発明のバスト筋力増強装具は、ブラジャーなどの衣類に組み込んだ状態で構成してもよい。

    費用のかかるトレーニング施設などで、非女性的な筋肉質体型を来すようなハード・トレーニングを行わなくても、簡単な装具の取り付けと日常運動だけで、小胸筋および大胸筋の増強鍛錬に特異的に効果のあるポンピング運動を定常的に行うことができる。 これにより、人工的に持ち上げるだけのバストアップとは根本的に異なる、自然な状態でのバストアップをはかることができる。

    本発明に係るバスト筋力増強装具の第1実施形態を示す斜視図および使用状態図である。

    本発明に係るバスト筋力増強装具の第2実施形態を示す平面図および斜視図である。

    本発明に係るバスト筋力増強装具の第3実施形態を示す平面図および使用状態図である。

    本発明に係るバスト筋力増強装具の第4実施形態を示す平面図および使用状態図である。

    符号の説明

    10 バスト筋力増強装具 101 第1の運動伝達帯部 102 第2の運動伝達帯部 11 一端側 12 他端側 13 屈曲部 21 粘着面 p3 中間支点部

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