Target assembly for a golf putt game

申请号 JP2011519167 申请日 2009-07-22 公开(公告)号 JP2011528599A 公开(公告)日 2011-11-24
申请人 ウォゴ スポーツ リミテッド; 发明人 パトリック イーガン,キーラン; マーティン ノートン,ジョセフ;
摘要 本発明は、複数の並行したゴルフボール受け細長ルートから構成されるゴルフボールを受けるための標的アセンブリを対象としている。 各ルートは他のルートと実質的に同じ幅を有し、各ルートは複数の個別ゴルフボール受けゾーンから構成される。 複数のゴルフボール受けルートを備え、それぞれが他のルートとほぼ同じ幅を有し、各ルートが個別ゴルフボール受けゾーンを備えることで、ルートを調整または適合して、ゴルフボールパット練習装置でプレーヤーが狙う1つ又は複数の統合された標的を提供することができる。 各ルートの下位区分および複数のルートは格子構造を形成する。 各ルートの異なる下位区分に異なるスコアを割り当てることで、1つ又は実質的に複数の標的を形成することができる。 次に、これらの標的を変更して、高スコアを出すのにプレーヤーを補助しないように「筋肉記憶」作用を防止することができる。
【選択図】図1
权利要求
  • 複数の並行したゴルフボール受け細長ルートから構成されるゴルフボールを受けるための標的アセンブリであって、各ルートは他のルートと実質的に同じ幅を有し、且つ複数の個別ゴルフボール受けゾーンから構成される標的アセンブリ。
  • 各ルートが、ゴルフボール受けガイドトラックを形成する隣接した協働レールの対で画定される請求項1に記載の標的アセンブリ。
  • 隣接するルートが、この隣接するルート双方のためのガイドトラックをそれぞれ形成するのに使用される共通レールを共有する請求項2に記載の標的アセンブリ。
  • 各ルートは、そのルートのためのガイドトラックを形成するのに使用される独自のレールの対を有している請求項2に記載の標的アセンブリ。
  • 前記個別ゴルフボール受けゾーンは、各細長ルートの長さに沿って発生する突出部によって画定される請求項1〜4のいずれかに記載の標的アセンブリ。
  • 前記突出部は、各レールの周囲に形成される周囲突出部である請求項5に記載の標的アセンブリ。
  • 前記周囲突出部が、各レールに沿って取り付けられたゴムリングで構成される請求項6に記載の標的アセンブリ。
  • 前記周囲突出部が、各レールに沿って形成されたレールの放射状に延びる部分から構成される請求項6に記載の標的アセンブリ。
  • 前記個別ゴルフボール受けゾーンは、その一部が各細長ルートの長さに沿って発生する窪みから少なくとも形成される請求項1〜4のいずれかに記載の標的アセンブリ。
  • 前記窪みが、各レールの周囲に形成される周囲溝である請求項9に記載の標的アセンブリ。
  • 前記窪みが、ゴルフボール受け通路のゴルフボール支持面上に形成される請求項9に記載の標的アセンブリ。
  • ルートの各レールが複数の鋸歯のような撓みから構成され、そのルート上で複数の個別ゴルフボール受けゾーンの間の境界を画定する請求項2〜4のいずれかに記載の標的アセンブリ。
  • 複数のレールのいずれかの上の複数の鋸歯のような撓みのそれぞれが、他のレールのそれぞれの上の対応する鋸歯のような撓みと一致している請求項12に記載の標的アセンブリ。
  • ルートの各レールが該レールに沿った複数の垂直アンジュレーションから構成され、各垂直アンジュレーションの谷部はそのルートの複数の個別ゴルフボール受けゾーンの1つを形成する請求項2〜4のいずれかに記載の標的アセンブリ。
  • 複数のレールのいずれかの上の複数の垂直アンジュレーションのそれぞれは、他のレールのそれぞれの上の対応する垂直アンジュレーションと一致している請求項14に記載の標的アセンブリ。
  • 前記個別ゴルフボール受けゾーンが、各レールに沿った水平アンジュレーションを使用して各ルートの長さに沿って各細長ルートの幅を変更することで画定される請求項1〜5のいずれかに記載の標的アセンブリ。
  • 各レールに沿った前記水平アンジュレーションのそれぞれが、各ルートの長さに沿って幅が拡張および縮小するルートを形成するように、隣接するレールに沿った水平アンジュレーションと一致している請求項16に記載の標的アセンブリ。
  • 前記水平アンジュレーションにより、隣接するルートに共通するレールに沿って、1つのルートの幅の拡張が隣接するルートの幅の縮小と一致するようになっている請求項17に記載の標的アセンブリ。
  • 各ルートが、ゴルフボール受け通路を形成する隣接した隔壁の対で画定される請求項1に記載の標的アセンブリ。
  • 前記個別ゴルフボール受けゾーンが、各細長ルートの長さに沿って発生する突出部によって画定される請求項19に記載の標的アセンブリ。
  • 前記突出部が、ゴルフボール受け通路のゴルフボール支持面上に形成される請求項20に記載の標的アセンブリ。
  • 前記標的アセンブリが、前記個別ゴルフボール受けゾーンのそれぞれのスコア値を示すように作動する複数の発光ダイオード(LED)から構成される請求項1〜21のいずれかに記載の標的アセンブリ。
  • 前記標的アセンブリが、前記複数の個別ゴルフボール受けゾーンのうちのいずれが標的の中心かを示すように作動する複数の発光ダイオード(LED)から構成される請求項1〜22のいずれかに記載の標的アセンブリ。
  • 前記LEDの特性を変更することで、前記個別ゴルフボール受けゾーンのそれぞれのスコア値または新しい標的の中心を形成する請求項22または23に記載の標的アセンブリ。
  • 前記個別ゴルフボール受けゾーンのそれぞれの新しいスコア値または新しい標的の中心が任意に選択される請求項22、23または24に記載の標的アセンブリ。
  • 前記LEDがそれぞれ、前記個別ゴルフボール受けゾーンのそれぞれの実質的に下方に取り付けられている請求項22〜25のいずれかに記載の標的アセンブリ。
  • 前記LEDは、前記標的アセンブリの後方板に取り付けられている請求項22〜25のいずれかに記載の標的アセンブリ。
  • 各ルートの一部が傾斜している請求項1〜27のいずれかに記載の標的アセンブリ。
  • 各ルートの前記傾斜部分が該ルートの最も前方部分に配置されている請求項28に記載の標的アセンブリ。
  • 前記標的アセンブリが、さらにゴルフボールを回収して該ゴルフボールをプレーヤーへ戻す戻り溝を各ルートの最も後方部分に備えている請求項1〜29のいずれかに記載の標的アセンブリ。
  • 前記標的アセンブリが、該標的アセンブリが受け取ったゴルフボールの止まり位置を検出する少なくとも1つのセンサーを備えている請求項1〜30のいずれかに記載の標的アセンブリ。
  • 前記センサーが、前記標的アセンブリが受け取ったゴルフボールの止まり位置をプロセッサ、メモリおよび出力機器から構成される採点システムに送信する請求項31に記載の標的アセンブリ。
  • 前記出力機器はディスプレイである請求項32に記載の標的アセンブリ。
  • 前記出力機器は発光ダイオード(LED)の配列である請求項32に記載の標的アセンブリ。
  • 前記出力機器はオーディオユニットである請求項32に記載の標的アセンブリ。
  • 複数のルートがそれぞれ所定の幅を備えており、ゴルフボールが、隣接するルート内の静止したゴルフボールに接触することなく最初のルートの長さを横断することができる請求項1〜35のいずれかに記載の標的アセンブリ。
  • 細長マットを備えたパットゲームであって、該マットは平らな支持面上に配置するための下面と通常のゴルフグリーンの特性を実質的に再現する繊維材料からなる上面とを有し、
    請求項1〜36のいずれかに記載の標的アセンブリが前記マットの前記上面の一端部に実質的に配置され、複数のマーカーが該標的アセンブリから異なる長さの位置、且つ前記マットの前記上面の長手方向の反対側の端部に実質的に配置されているパットゲーム。
  • 前記複数のマーカーが異なるパットポイントを表している請求項37に記載のパットゲーム。
  • 前記マット上に多数の9つのマーカーが設けられている請求項38に記載のパットゲーム。
  • 前記標的アセンブリは、パットゲームの難易度を調整するために前記マットに対して傾斜させることができる請求項37または38に記載のパットゲーム。
  • 複数の個別ゴルフボール受けゾーンから構成され、通常のゴルフボールの直径よりも相対的に小さい幅を有する細長ルートから構成されるゴルフボールを受けるための標的アセンブリ。
  • 说明书全文

    本発明は、ゴルフパットゲームのための標的アセンブリに関するものである。 特に、本発明は、一定の適切な平面、好ましくはパットマット上で使用することができるゴルフパットゲームのための標的アセンブリに関するものである。

    ゴルフパットゲームやその補助器具のための標的アセンブリは各種存在している。 これらのアセンブリは二つの異なるタイプに大別される。 一つは、1つの標的を有し、パットを上達させるために1人で使用することを目的とする標的アセンブリであり、もう一つは、多数のプレーヤーが同時にゴルフボールパットアセンブリを使用し、グレード別採点システムでゲームをすることができる標的アセンブリである。

    一般に、1つの標的を有し、パットを上達させるために1人で使用することを目的とする標的アセンブリは、プレーヤーがゴルフボールを入れることを目的とするゴルフホールやゴルフボールキャプチャマウスを備えている。 通常、装置には機械的に操作されるプランジャを使用したボール戻しシステムやキックバックシステムが装備され、ゴルフボールをプレーヤーへ戻すようになっている。 この装置は、一度に1人がパット技術を繰り返し練習するために使用されることを目的としている。

    このような装置はパット技術の上達には適しているものの、一度に1人以上のプレーヤーで使用するようには設計されておらず、この装置では、複数のプレーヤーの間でパットゲームで競争することはできない。 また、この装置では、ゴルフボールをホールやキャプチャマウスに入れるか、あるいはゴルフボールをホールやキャプチャマウスに入れないかに関する簡単な採点システムしか使用することができないため、多数のプレーヤーで楽しく競争ゲームをプレーするのには勧められない。

    標的アセンブリの2番目のタイプは、複数のプレーヤーが標的アセンブリを使用して、楽しく競争ゲームをすることができるものである。 一般に、これらの標的アセンブリは、グレード別採点エリアを備えている。 通常、このような採点エリアは、標的の中心円を形成する直径の異なる複数の同心円と、中心円の周りの複数の隣接する環から構成される。 標的の中心円および各環には、採点システムの特定のスコアまたは値が割り振られ、通常、標的の中心円は最高値を有し、最も外側の環は最低値を有し、標的の中心円と最も外側の環の間の中間の環は標的の中心円との距離が離れるに従って低い値が割り振られている。 このように、標的の中心円と隣接する環はすべて異なる採点ゾーンとなる。 採点ゾーンの大きさは、同心円および/または標的の中心円の直径を変更することで変更することができる。

    多数のプレーヤーは、競技台表面の所定の位置からグレード別標的エリアへゴルフボールを交代でパットすることで、標的アセンブリの使用に参加することができる。 各プレーヤーは、ゴルフボールが競技台の表面上を転がり、標的の中心円に止まるように、十分なスピードまたは代わりにいわゆる加重(weight)でゴルフボールをパットしようとする。 プレーヤーが速すぎるスピードまたは加重でゴルフボールをパットすると、ゴルフボールは標的の中心円を通過して環の1つに入るか、あるいは完全にグレード別標的エリアから出てしまう。 さらに、プレーヤーは、標的の中心円に向かって比較的直線状にボールをパットしなければならない。 その直線から外れ過ぎると、ゴルフボールが中心円の側方の隣接する環で止まったり、ゴルフボールがグレード別標的エリアから完全に外れたりすることとなる。 そして、ゴルフボールが止まった採点ゾーンに基づいて各プレーヤーにポイントが与えられる。 各プレーヤーのポイントの累積およびプレーヤー間の累積ポイントの合計のその後の比較によって、楽しく競争ゲームをすることができる。 このような装置は米国特許公報US 5,607,360(Shiffman)に開示されている。

    通常、これらのタイプのゴルフボールパット練習装置はパットマットを備え、該マットにはグレード別標的エリアが予め印字されており、この印字線が異なる採点ゾーンの間の境界線を表している。 したがって、ゴルフボールは、2つの異なる採点ゾーンの間の境界線上および/または2つの隣接する採点ゾーン内に部分的に止まることがある。 これにより、ゲーム中のスコア決定が曖昧になったり、不確定になったりする。

    さらに、これらのゴルフボールパット練習器装置で使用する採点ゾーンの構造は、標的の中心円と複数の隣接する同心環を有するという点で、簡単に適応できる採点システムを利用できるものではない。 標的の中心円と隣接する環に異なる値を再割り振りできるものの、隣接する環の1つの値を最高値に再割り振りすると、環全体がこの値となり、プレーヤーが狙うべき統合された標的がなくなってしまう。 最高値の採点ゾーンが環であるために、主な標的が分離されることとなる。 したがって、実際は、プレーヤーは標的の中心円を最高値の標的としなければならないという制限がある。 このことは、プレーヤーが同じ標的ポイントを狙い続けるために問題となり得る。 そのため、一定の時間が経過すると、プレーヤーは、パット技術ではなく、いわゆる「筋肉記憶」(muscle memory)によってゴルフボールを標的の中心円に入れるのに必要なペースやラインを覚えてしまうこととなる。 したがって、これら2番目のタイプのゴルフボールパット練習装置では、プレーヤーのパット技術が大きく上達することには繋がらない。

    米国特許公報US 3,722,889には、ポータブルゴルフパット器具が開示されている。 この器具は、それぞれ離れた2つの標的を備えている。 各標的には5つのルートがあり、各ルートには多数のスコアポケットがあり、各ルートのスコアポケットは、並行したルートを分離する持ち上げられた隔壁と、各ルートの長さに沿って隣接するポケットを分離する境界ランプによって画定される。 各ルートのポケットの数は隣接するルートに対して異なり、各ルートの幅もまた異なっている。

    US 3,722,889に開示されたポータブルゴルフパット器具の1つの問題は、ポータブルゴルフパット器具でプレーヤーが同じパットストロークを繰り返し練習することで、プレーヤーの本当のパット技術ではなく、「筋肉記憶」に基づいてプレーヤーのパット技術が人工的に上達してしまうことである。 これは、標的のルートがスコアパターンに対して意味のある変更を防ぐように形成されているという事実に起因する。 特に、中央のルートは他のルートよりもかなり幅が広く、ゴルフボールが中で止まれるような3つのポケットを備えている。 また、残りのルートも、それぞれが含むポケットの数や幅で異なっている。

    ゴルフボールがポケットの1つの中に入る確率は、異なる幅や長さのルートやポケットを形成する構造の一定の特性に基づいて計算される。 これらの確率によって、US 3,722,889の図の参照(1)、(2)、(3)および(5)によって示される一定の採点パターンが発生する。 US 3,722,889では、弾性のないコードの長さによってパット器具を設定する度に2つの標的を互いに同じ距離で設定するため、プレーヤーは毎回同じ所定の距離から標的に向かってゴルフボールをパットするようになっていることに留意すべきである。 2人のプレーヤーがそれぞれ、標的のそれぞれに隣接して立ち、弾力性のないコードで画定された距離から交代で反対の標的にパットをするようになっている。 このように、採点システムが数学的確率を基準としており、この数学的確率が今度は一定の標的構造に基づいているため、ルートやポケットの構造を再調整することなく採点パターンを再調整すると、ゲームから大きく逸脱した無意味な感性のない採点システムとなってしまう。

    US 3,722,889で開示されている採点システムは変更することができず、プレーヤーは、毎回同じ距離から標的にパットするようになっている。 そのため、US 3,722,889で開示されているポータブルゴルフパット器具によれば、プレーヤーは、同じパットストロークの練習を繰り返し行うようになり、プレーヤーのパット技術が人工的に上達する結果となってしまう。

    さらに、US 3,722,889で開示されているポータブルゴルフパット器具の問題は、中央のルートが通常のゴルフボールよりもかなり広い幅を有していることである。 その結果、プレーヤーが中央のルートの真ん中を目指して中央線に沿って狙い、パットが不正確なためにゴルフボールが線外に転がったとしても、ゴルフボールは中央のルートの長さに沿ったポケットの1つの中に入ったままで終わってしまうことがある。 パターが不正確であっても、US 3,722,889で開示されている標的ではペナルティとはならない。

    多数のプレーヤーが楽しんで競争ゲームをしながら、同時にプレーヤーのパット技術を上達させることが本発明の目的である。 したがって、本発明によれば上記問題点の少なくとも一つが克服される。

    本発明は、複数の並行したゴルフボール受け細長ルートから構成されたゴルフボールを受けるための標的アセンブリであって、各ルートは他のルートと実質的に同じ幅を有し、各ルートは複数の個別ゴルフボール受けゾーンから構成される標的アセンブリを対象としている。

    以下の記載と請求では、「個別ゴルフボール受けゾーン」なる用語は、採点ゾーンの中ではなく、採点ゾーン内全体でゴルフボールを受けるように設計されているゾーンを定義するものと解釈されるべきである。 隣接するゾーンの間の境界は、ゴルフボールを複数の隣接するゾーンの1つに直接入れるように形成されているものの、ゴルフボールが1つ以上の隣接するゾーンおよび/またはその境界自体の上に部分的に入って止まることはできない。 同様に、採点ゾーンは、ゴルフボールを複数の隣接するゾーンの1つに直接入れるように形成されているものの、ゴルフボールが1つ以上の隣接するゾーンおよび/またはその境界自体の上に部分的に入って止まることはできない。

    当該標的アセンブリを提供する利点は、個別ゴルフボール受けゾーンと関連した採点システムを調整または適合して、プレーヤーがゴルフボールパット練習装置で狙う標的や「ホール・イン・ワン」等の1つ以上の統合された標的を提供することができることである。 各ルートの個別ゴルフボール受けゾーンおよび複数のルートは格子構造を形成する。 各ルートの異なる個別ゴルフボール受けゾーンに異なるスコアを割り当てることで、1つまたは実質的に複数の標的を形成することができる。 次に、これらの標的および採点システムを変更することで、高スコアを出すのにプレーヤーを補助しないように「筋肉記憶」作用を回避することができる。 プレーヤーはむしろ、曖昧な採点構造に苦しむことなく楽しい競争ゲームを楽しみながら、パットの異なるペース、ライン、加重および/またはスピードを通して自身のパット技術を向上させることができる。

    更なる実施態様において、各ルートが、ゴルフボール受けガイドトラックを形成する隣接した協働レールの対で画定される。

    更なる実施態様において、隣接するルートは、この隣接するルート双方のためのガイドトラックをそれぞれ形成するのに使用される共通レールを共有している。

    更なる実施態様において、各ルートは、そのルートのためのガイドトラックを形成するのに使用される独自のレールの対を有している。

    更なる実施態様において、個別ゴルフボール受けゾーンは、各細長ルートの長さに沿って発生する突出部によって画定される。

    各ルートに沿って間隔を置いて配置した複数の突出部を使用して各ルートを分割し、隣接するゾーンの間の境界を画定する利点は、ルートが突出部を使用することで個別採点ゾーンに分割されることである。

    更なる実施態様において、突出部は、各レールの周囲に形成される周囲突出部である。

    更なる実施態様において、周囲突出部は、各レールに沿って取り付けたゴムリングで構成されている。

    更なる実施態様において、周囲突出部は、各レールに沿って形成されたレールの放射状に延びる部分から構成されている。

    更なる実施態様において、個別ゴルフボール受けゾーンは、その一部が各細長ルートの長さに沿って発生する窪みから少なくとも形成されている。

    窪みを使用する利点は、ゴルフボールが窪み自体に入ることである。 このように、窪みが個別ゴルフボール受けゾーンを形成する場合、またはレールの先行または後続部分に沿ってゴルフボール受けゾーンの一部を形成する場合、レールの長さに沿った窪みは採点ゾーンを画定するのに使用される。 このような実施態様では、ゴルフボールのスピードまたは加重のかなりのコントロールが必要とされると思われる。

    更なる実施態様において、窪みは、各レールの周囲に形成される周囲溝である。

    更なる実施態様において、窪みは、ゴルフボール受け通路のゴルフボール支持面上に形成されている。

    更なる実施態様において、ルートの各レールは、複数の鋸歯のような撓みから構成され、そのルート上で複数の個別ゴルフボール受けゾーンの間の境界を画定する。

    複数の鋸歯のような撓みを使用する利点は、鋸歯のような撓みが、個別ゴルフボール受けゾーンを形成する以外に、ゴルフボールを減速させることである。

    更なる実施態様において、複数のレール上のいずれかの上の複数の鋸歯のような撓みのそれぞれが、他のレールのそれぞれの上の対応する鋸歯のような撓みと一致している。

    更なる実施態様において、ルートの各レールは、レールに沿った垂直アンジュレーションから構成され、各垂直アンジュレーションの谷部がそのルート上の複数の個別ゴルフボール受けゾーンの1つを形成している。

    垂直アンジュレーションを使用する利点は、垂直アンジュレーションが個別ゴルフボール受けゾーンを形成する以外に、ゴルフボールをかなり減速させることである。

    更なる実施態様において、複数のレール上のいずれかの上の複数の垂直アンジュレーションのそれぞれが、他のレールのそれぞれの上の対応する垂直アンジュレーションと一致している。

    更なる実施態様において、個別ゴルフボール受けゾーンは、各レールに沿った平アンジュレーションを使用して各ルートの長さに沿って各細長ルートの幅を変更することで画定される。

    水平アンジュレーションを使用する利点は、水平アンジュレーションが個別ゴルフボール受けゾーンを形成する以外に、ゴルフボールをかなり減速させることである。

    更なる実施態様において、各レールに沿った水平アンジュレーションのそれぞれが、各ルートの長さに沿って幅が拡張および収縮するルートを形成するように、隣接レールに沿った水平アンジュレーションと一致している。

    更なる実施態様において、水平アンジュレーションにより、隣接するルートに共通するレールに沿って、1つのルートの幅の拡張が隣接するルートの幅の縮小と一致するようになっている。

    更なる実施態様において、各ルートは、ゴルフボール受け通路を形成する隣接した隔壁の対で画定される。

    更なる実施態様において、個別ゴルフボール受けゾーンは、各細長ルートの長さに沿って発生する突出部によって画定される。

    更なる実施態様において、突出部は、ゴルフボール受け通路のゴルフボール支持面上に形成されている。

    更なる実施態様において、標的アセンブリは、個別ゴルフボール受けゾーンのそれぞれのスコア値を示すように作動する複数の発光ダイオード(LED)から構成される。

    更なる実施態様において、標的アセンブリは、複数の個別ゴルフボール受けゾーンのうちのいずれが標的の中心かを示すように作動する複数の発光ダイオード(LED)から構成される。

    更なる実施態様において、LEDの特性を変更することで、個別ゴルフボール受けゾーンのそれぞれのスコア値または新しい標的の中心を作成する。

    更なる実施態様において、個別ゴルフボール受けゾーンのそれぞれの新しいスコア値または新しい標的の中心が任意に選択される。

    更なる実施態様において、LEDはそれぞれ、個別ゴルフボール受けゾーンのそれぞれの実質的に下方に取り付けられている。

    更なる実施態様において、LEDは標的アセンブリの後方板に取り付けられている。

    更なる実施態様において、各ルートの一部が傾斜している。

    各ルートの一部を傾斜させる利点は、ランプが形成されることで、プレーヤーが標的アセンブリを狙う際にランプを考慮しなければならないことである。 ランプによってプレーヤーにとっての難度が増加し、標的アセンブリを狙ったゴルフボールのペースが重要となり、プレーヤーが自身のパット技術を上達させざるを得なくなる。

    更なる実施態様において、各ルートの傾斜部分は、ルートの最も前方部分に配置されている。

    更なる実施態様において、標的アセンブリは、さらにゴルフボールを回収してボルフボールをプレーヤーへ戻す戻し溝を各ルートの最も後方部分に備えている。

    更なる実施態様において、標的アセンブリは、さらに標的アセンブリが受け取ったゴルフボールの止まり位置を検出する少なくとも1つのセンサーを備えている。

    更なる実施態様において、センサーは、標的アセンブリが受け取ったゴルフボールの止まり位置を、プロセッサ、メモリおよび出力機器から構成される採点システムに送信する。

    更なる実施態様において、出力機器はディスプレイである。

    更なる実施態様において、出力機器は発光ダイオード(LED)配列である。

    更なる実施態様において、出力機器はオーディオユニットである。

    更なる実施態様において、複数のルートはそれぞれ、ゴルフボールが隣接するルート内の静止したゴルフボールに接触することなく最初のルートの長さを横断することができる所定の幅を備えている。

    本発明は、細長マットを備えたパターゲームを対象とし、このマットは平らな支持面上に配置するための下面と通常のゴルフグリーンの特性を実質的に再現する繊維材料からなる上面とを有し、前掲の請求項に記載の標的アセンブリがマットの上面の一端部に実質的に配置され、複数のマーカーが標的アセンブリから異なる長さの位置で、マットの上面の長手方向の反対側の端部に実質的に配置されている。

    更なる実施態様において、複数のマーカーは異なるパットポイントを表している。

    更なる実施態様において、マット上に多数の9つのマーカーがある。

    更なる実施態様において、標的アセンブリは、パットゲームの難易度を調整するためにマットに対して傾斜させることができる。

    マットに対して傾斜可能な標的アセンブリを提供する利点は、標的アセンブリを含むパットゲームの難易度が、プレーヤーに向かってまたは離れる方向で標的を傾斜させることで調整されることである。

    本発明はさらに、複数の個別ゴルフボール受けゾーンから構成され、通常のゴルフボールの直径よりも相対的に小さい幅を有する細長ルートから構成されるゴルフボールを受けるための標的アセンブリを対象とする。

    本発明は、添付の図面を参照して例示することで、以下に記載のいくつかの実施形態によってさらに明確に理解できるであろう。

    本発明に係る標的アセンブリの斜視図である。

    図1に示した標的アセンブリの側面図である。

    図1に示した標的アセンブリの上面図である。

    本発明の更なる実施態様の標的アセンブリの側面図である。

    本発明の更なる実施態様の標的アセンブリの正面図である。

    図5に示した標的アセンブリの側面斜視図である。

    図5に示した標的アセンブリの一部の詳細図である。

    本発明の更なる実施態様の標的アセンブリの上面図である。

    本発明の更なる実施態様の標的アセンブリの正面斜視図である。

    図9に示した標的アセンブリの後方斜視図である。

    図9に示した標的アセンブリの上面図である。

    それぞれが本発明の実施態様の複数の鋸歯のような撓みから構成される、2つのレールの一部の斜視図である。

    それぞれが本発明の実施態様の複数の水平アンジュレーションから構成される、4つの隣接するレールの一部の平面図である。

    本発明の実施態様の複数の垂直アンジュレーションから構成されるレールの一部の側面図である。

    図1〜3を参照して、全体的に参照番号100で示される本発明に係る標的アセンブリが提供される。 標的アセンブリ100は、全体的に参照番号102A〜102Kで示される複数の並列したゴルフボール受けルートから構成される。 各ゴルフボール受けルート102A〜102Kは、全体的に参照番号104A〜104Kで示される複数の個別ゴルフボール受けゾーンに下位分類される。 ゴルフボール受けルート102A〜102Kは、基板110の上に取り付けられた複数の並列したレール106A〜106Lによって形成される。 レール106A〜106Lは、前方支柱112と後方支柱114の間の基板110に対して上方の位置に取り付けられる。 各レール106A〜106Lは、各レール106A〜106Lが前方支柱112と後方支柱114の間で実質的に水平に通ることで用意される。 また、各レール106A〜106Lの最も前方部分は、基板110に対して前方支柱112から下向きに度が付いていて、各ゴルフボール受けルート102A〜102Kに対して傾斜部分108を形成する。 各レールの端部は、基板110または平らな競技面(不図示)のいずれかと隣接する平面を提供するように寸法が定められている。 後方板116は、後方支柱114と基板110に固定されている。 更なる実施態様(不図示)において、後方板はプラスチック等のエネルギー吸収材料で構成されていて、後方板116からのゴルフボールの跳ね返りの大きさを低減する。

    使用中、プレーヤー(不図示)は、競技面の所定の位置から競技面上に配置された標的アセンブリ100に向けて、ゴルフボールをパットする。 ゴルフボールは、複数のゴルフボール受けルート102A〜102Kの1つに入る。 各ゴルフボール受けルート102A〜102Kは、特定のスコアまたは値が割り振られている。 図1〜3に示した例では、ルート102Fに7ポイントが割り振られ、ルート102Eと102Gには5ポイントが割り振られ、ルート102Dと102Hには4ポイントが割り振られ、ルート102Cと102Iには3ポイントが割り振られ、ルート102Bと102Jには2ポイントが割り振られ、ルート102Aと102Kには1ポイントが割り振られている。 ゴルフボールがルート102A〜102Kに入る場合、プレーヤー(不図示)が十分なペースでゴルフボールをパットしたという条件で、ゴルフボールはそのルートの傾斜部分108に到達し、ルートに沿って一定距離を移動して、ルートの個別ゴルフボール受けゾーン104A〜104Kの1つの中で止まる。 各ゴルフボール受けルート102A〜102Kの各個別ゴルフボール受けゾーン104A〜104Kには特定のスコアまたは値が割り振られる。 図1〜3に示した例では、個別ゴルフボール受けゾーン104Aには10ポイントが割り振られ、個別ゴルフボール受けゾーン104Bには9ポイントが割り振られ、個別ゴルフボール受けゾーン104Cには8ポイントが割り振られ、個別ゴルフボール受けゾーン104Dには7ポイントが割り振られ、個別ゴルフボール受けゾーン104Eには6ポイントが割り振られ、個別ゴルフボール受けゾーン104Fには5ポイントが割り振られ、個別ゴルフボール受けゾーン104Gには4ポイントが割り振られ、個別ゴルフボール受けゾーン104Hには3ポイントが割り振られ、個別ゴルフボール受けゾーン104Iには2ポイントが割り振られ、個別ゴルフボール受けゾーン104Jには1ポイントが割り振られ、個別ゴルフボール受けゾーン104Kには0ポイントが割り振られている。

    このように、プレーヤーは、所定の距離から標的アセンブリ100に向かってゴルフボールをパットし、ゴルフボールがゴルフボール受けルート102A〜102Kの1つの個別ゴルフボール受けゾーン104A〜104Kの1つに止まると、ゴルフボールが止まったゴルフボール受けルート102A〜102Kおよび個別ゴルフボール受けゾーン104A〜104Kに基づいて、プレーヤーにスコアが与えられる。 ゴルフボールが各レール106A〜106Lの最も前方部分に到達するのに十分なペースを有していない場合、プレーヤーにはスコアが与えられない。 ゴルフボールが十分なペースを有し、各レール106A〜106Lの最も前方部分に到達し、そのルートの個別ゴルフボール受けゾーン104A〜104Kの全てを通って、標的アセンブリ100の最も後方部分に止まる場合には、プレーヤーにスコアが与えられない。 プレーヤーらは交代で、標的アセンブリ100に向かって所定の位置からゴルフボールをパットし、与えられるスコアを比較して最高スコアのプレーヤーを決定して、勝者を宣言することができる。 標的アセンブリ100から異なる所定の距離から、各プレーヤーが多数のパットを行うことができる。 それぞれの順番で出したスコアはプレーヤーごとに加算され、各プレーヤーの累積スコアを作成することができる。 好ましくは、各プレーヤーに1ラウンドで3個のゴルフボールを与えてパットさせる。 異なるルート102A〜102Kおよび異なる個別ゴルフボール受けゾーン104A〜104Kにゴルフボールをパットして与えられるスコアを変更することできる。

    更なる実施態様において、明示されていない発光ダイオード(LED)が、各個別ゴルフボール受けゾーン104A〜104Kの下方の基板110上に取り付けられる。 色、輝度、点灯シーケンス等のLED特性を使用して、各個別ゴルフボール受けゾーン104A〜104Kのスコア値を示すことができる。 標的アセンブリ100のスコアパターンは、LEDを変更することで簡単に変更することができる。 したがって、標的の中心は、プレーヤーにゴルフボールをパットする異なる距離や角度を提供することでパット技術を上達させる補助ができるように、各パットに対して標的アセンブリ100の異なる場所に移動させることができる。

    LEDはそれぞれ、個別ゴルフボール受けゾーンのそれぞれの実質的に下方に取り付けられることができるか、あるいは標的アセンブリ100の後方板116に並べて配置することができる。 更なる実施態様において、LEDは、標的アセンブリ内のゴルフボールの止まり位置を検出するのに使用される1つ以上のセンサーと組み合わせて使用される。 この場合、センサーは、プレーヤーが出したスコアを検出できると共に、自動採点システムを使用して、異なるプレーヤーの各種スコアを表示することができる。 セントラルプロセッサ、メモリ、およびスイッチ、ポート、ディスプレイ、オーディオ出力ユニット等の入出力機器を使用して、標的アセンブリ100のLED、自動採点システムや疑似ランダム、またはスコアパターンのランダム生成を制御することができる。 プレーヤーがパットするポイントを変更することで同じ効果を奏することもできる。 マット(不図示)は標的アセンブリ100に接続され、このマットは1〜18の番号を付した3つのグループのパットポイントを備え、各グループは、正方形、三角形、星形等の異なる形状で番号付けをすることで区別される。 マット上に1〜18の番号を付した3つの異なるパットポイントを配置することで、3つの異なるパットゲームを形成することができる。 更なる実施態様において、1つ以上のスコアシート(不図示)を、標的アセンブリ100の透明な板(不図示)の下方に配置することができる。 スコアシートは、標的アセンブリ100の異なる個別ゴルフボール受けゾーン104A〜104Kに属するスコアを表示する。 多数のスコアシートを提供することで、プレーヤーが標的アセンブリ100の異なる個別ゴルフボール受けゾーン104A〜104Kに属するスコアを変更することができる。

    図4を参照して、前述の部分のように同じ参照番号を付した、全体的に参照番号400で示した標的アセンブリの更なる実施態様が提供される。 標的アセンブリ400は、前方支柱112と下方後方支柱402の間に取り付けられる複数のレール(不図示)によって形成される複数のゴルフボール受けルート(不図示)から構成される。 前方支柱112と下方後方支柱402の両方とも基板110の上に取り付けられ、後方板116も基板110の後方端部に垂直に取り付けられる。 ルート(不図示)の傾斜部分108は、ルートのそれぞれの最も前方区間に形成される。 ルートのそれぞれの最も後方区間では、全体的に参照番号404で表示される溝が形成される。

    使用中、0ポイントを割り振られた各ゴルフボール受けルートの個別ゴルフボール受けゾーンは、溝404に配置されており、溝404は後方板116からリバウンドするゴルフボールを受け、ゴルフボールをプレーヤーへ戻す補助を行う。 溝404で止まるゴルフボールをパットするプレーヤーには、ゴルフボールを受け取って移動させたゴルフボール受けルートのポイント値に関係なく、0ポイントが与えられる。

    図5〜7を参照して、前述の部分のように同じ参照番号を付した、全体的に参照番号500で示した標的アセンブリの更なる実施態様が提供される。 この標的アセンブリは、図1〜3に示した標的アセンブリとは多少構造が異なる。 標的アセンブリ500は、複数のゴルフボール受けルートを画定する複数のレール106A〜106Lから構成される。 前方支柱112と下方後方支柱114によって、レール106A〜106Lが基板110の上に取り付けられる。 後方板116も基板110の後方端部に垂直に取り付けられる。 各ゴルフボール受けルートの傾斜部分108は、各ゴルフボール受けルートの最も前方区間に配置される。 ゴルフボール受けルートは、前方支柱112と後方支柱114の中間位置から基板110に向かって下方に傾斜している。 さらに、標的アセンブリ500は、各ゴルフボール受けルートの傾斜部分108に沿ってレール106A〜106Lを支持するのに使用される半支柱502から構成される。

    使用中、標的アセンブリ500は競技面504の上に配置される。 競技面504は、平らな支持面に配置するための下面と通常のゴルフグリーンの特性を実質的に再現する繊維材料からなる上面を有する細長マットから構成されるパットマットとすることができる。 さらに、競技面504は、既述の通り、標的アセンブリ500から所定の距離に事前印字された複数のマーカー(不図示)を備える。 3つのゴルフボール506は、いくつかのゴルフボール受けルートの異なる個別ゴルフボール受けゾーンに止まって表示されている。 特に、図7を参照して、3つのゴルフボール506は、いくつかのゴルフボール受けルートの異なる個別ゴルフボール受けゾーンに止まって表示されている。 最も左側のゴルフボール506は、レール106Eと106Fで形成されるゴルフボール受けルート102Gに止まっている。 各レールは、各レールの長さに沿った複数の周囲突出部を使用して下位分類される。 レール106Fに見られるように、ゴムリング700A、700Bおよび700Cが、レール106Fの長さに沿った周囲突出部を形成する。

    明確にするために、図7で示したゴムリングのうち3個のみに参照番号が割り振られている。 ゴムリング700A〜700Cの参照が、標的アセンブリ500で使用されるすべてのゴムリングを示すものと考えられると幸いである。 ゴムリング700A〜700Cは、レール106Fに沿って等間隔で配置されている。 隣接するレール106A〜106Lの上の隣接するゴムリング700A〜700Cは互いに一致して配置されており、標的アセンブリ500の格子構造を形成する。 また、周囲突出部は各レールの成型処理中に各レールの放射状に延びる部分として形成されることもできる。

    図8を参照して、前述の部分のように同じ参照番号を付した、全体的に参照番号800で示した標的アセンブリの更なる実施態様が提供される。 単一レール106A〜106Lは、2つの隣接するゴルフボール受けルート802A〜802Fを画定するのに使用されない。 各ゴルフボール受けルート802A〜802Fは、他のゴルフボール受けルート802A〜802Fを画定するのに使用されない2本の並行した隣接レールで画定される。 このような実施態様において、1つのゴルフボール受けルート802A〜802Fの最も左側のレールおよび隣接するゴルフボール受けルート802A〜802Fの最も右側のレールは、ゴルフボールが転がる可能性のある不要なルートを形成することとなる。 この状況を回避するために、標的アセンブリ800の最も先端部のレールの自由端は、各ゴルフボール受けルート802A〜802Fに対してキャプチャマウス804A〜804Fを形成し、ゴルフボールを不要且つ不適切な形状のルートから分離するように形成されている。

    図9〜11を参照して、前述の部分のように同じ参照番号を付した、全体的に参照番号900で示した標的アセンブリの更なる実施態様が提供される。 標的アセンブリ900は、通常のゴルフボール506の直径よりも幅が小さい単一ゴルフボール受けルート902から構成される。 複数の水平アンジュレーション(波状起伏)904がルート902の側面に沿って形成され、個別ゴルフボール受けゾーンを形成する。 複数の水平アンジュレーション904は、ルート902の左側と右側に現れる。 ルート902の左側の水平アンジュレーション904は、ルート902の中央の中心線に沿って走る対称線に対して、ルート902の右側の水平アンジュレーション904と水平対称になっている。 標的アセンブリ900は、個別ゴルフボール受けゾーンとゴルフボールキャプチャマウス908に繋がる傾斜ランプ906から構成される。 戻り溝404は、後方板116に隣接する標的アセンブリ900の最も後方部分に提供される。 更なる実施態様では、複数のルート902が提供され得る。

    図12を参照して、ルート102、802、902を形成する2つの隣接したレール106の一部に沿った、谷部と頂部から構成される複数の鋸歯のような撓みが示されている。 1本のレール106に沿った鋸歯のような撓みの頂部は、他のレール106に沿った鋸歯のような撓みの対応する頂部と一致している。

    図13を参照して、3つのルート102、802、902を形成する4つの隣接したレール106の一部に沿った複数の水平アンジュレーションが示されている。 この水平アンジュレーションは、広い区間と狭い区間、すなわちルート102、802、902の拡張および縮小部分を形成する。 ゴルフボール(不図示)は、その球状のために水平アンジュレーションと協働し、ゴルフボールが広い区間と狭い区間をそれぞれ移動する場合に昇降するとなる。 そして、ゴルフボールの勢いが低減されて、ルート102、802、902の広い区間によって形成される個別ゴルフボ−ル受けゾーンに落ち着くようになる。 ルート102、802、902を横切る水平線上では、ルート102、802、902の広い区間とルート102、802、902の狭い区間が、隣接するルート102、802、902で交互に発生する。 水平アンジュレーションの屈曲角度を、レールに沿って穏やかなアンジュレーションとなるように、またはレールに沿って激しいアンジュレーションとなるように選択することができる。 アンジュレーションの屈曲角度が異なると、プレーヤーの難易度レベルも変化することになる。

    図14を参照して、レール106の一部に沿った垂直アンジュレーションが示されている。 レール106に沿った垂直アンジュレーションの頂部が別のレール(不図示)に沿った垂直アンジュレーションの対応する頂部と一致すると想定される。

    複数の個別ゴルフボール受けゾーン104A〜104Kおよび複数のゴルフボール受けルート102A〜102Kによって形成される格子構造が、適合可能な採点システムを考慮していると幸いである。 たとえば、既述の例では、ゴルフボール受けルート106Fの個別ゴルフボール受けゾーン104Aが主に狙う標的である。 しかしながら、個別ゴルフボール受けゾーン104A〜104Fのスコア値が維持されて10ポイントから5ポイントに減少し、個別ゴルフボール受けゾーン104Kのスコア値が0ポイントで維持され、個別ゴルフボール受けゾーン104G〜104Jのスコア値がそれぞれ変更されて6ポイントから10ポイントに増加した場合、ゴルフボール受けルート106Fの個別ゴルフボール受けゾーン104Aとゴルフボール受けルート106Fの個別ゴルフボール受けゾーン104Jの両方が狙う標的となる。 標的アセンブリ100、400、500、800、900の構造は、ゲームの難易度を増減させる異なる採点システムを容易に提供できるようになっている。 基板110は、受け取りホールの直上の個別ゴルフボール受けゾーンのスコア値を示すのに使用されるマーカー用の受け取りホールから構成され得る。 そのため、プレーヤーはマーカーを移動させて、標的アセンブリの採点システムを変更することができる。

    他の実施態様において、複数のゴルフボール受けルートは、複数の境界を画定する隔壁とこの隔壁間の走行面で形成されることが理解される。 この隔壁は各ルートの壁となり、走行面は各ルート内の壁の間の床となる。 走行面は、ゴルフボール受けルートの最も前端部で上向きに傾斜(ramp)して、既述の通りランプを形成し、隣接する隔壁の間のゴルフボール支持および走行面の突出部は、ゴルフボール受けルートのそれぞれの内部の個別ゴルフボール受けゾーンを画定することができる。 同様に、相対的に小さいランプや窪み等の他の個別ゴルフボール受けゾーンを画定する物を、その突出部の代わりに使用することもできる。

    また、突出部または窪みを隣接するレール上で一致させることができる、または隣接するレールの1つのみが突出部または窪みから構成され得ることが理解される。

    本願明細書において、「構成する(comprise, comprises)、構成される(comprised)、構成している(comprising)」なる用語あるいはその変形、および「含む(include, includes)、含まれる(included)、含んでいる(including)」なる用語あるいはその変形は、全く相互に変更可能であると考え、これらの用語には可能な限り幅広い解釈が可能であり、その反対も同様である。

    本発明は、構造および付属の請求項の範囲の詳細において変わる可能性のある既述の実施形態に限られない。

    QQ群二维码
    意见反馈