Batting swing training machine and method

申请号 JP2002540808 申请日 2001-11-01 公开(公告)号 JP4053879B2 公开(公告)日 2008-02-27
申请人 ベースボール・マーケティング・アイデアス・エル・エル・シー; 发明人 ケンドール、ジェームス・ダブリュ; シーザー、ジョン・シー; マッシング、スコット;
摘要 A device and method for teaching a person to swing a baseball bat. The device comprises an elongated shaft having a circular cross-section with a grip handle on one end and a head on to other end. A stop is located where the shaft and handle meet and a slide is mounted on the shaft for movement along the shaft between the head and the stop. A user may place one hand on the handle and the other hand on the slide with the slide at a location spaced from the handle. During swinging, the user moves the slide along the shaft toward and into contact with the stop. Alternatively, a user may grip and swing the trainer as if it were a conventional bat, thereby causing the slide to move from a position adjacent the handle along the shaft until it strikes the head and causes an audible sound.
权利要求
  • ほぼ均一な円周を有し、第1の端部及びシャフトの残りの部分に対して外周が大きくなった部分を有する第2の端部を備えたシャフトと、
    前記第1の端部に取り付けられたハンドル部と、
    前記シャフト 表面に設けられ、 片手で持って移動させることができる大きさの表面を有し、第1の端部と第2の端部との間を移動可能な摺動部と、
    前記シャフト 表面で、ハンドル部の近くに位置され、ハンドル部の方向への摺動部の動きを止めるための止め手段とを具備し、
    前記ハンドル部には、バッティングの姿勢をシミュレーションするように、一方の手が置かれ、摺動部には他方の手が置かれ、また、使用者に、摺動部を、前記第2の端部に近い第1の位置からハンドル部に近い第2の位置へとシャフトに沿って動かすようにトレーニングマシンをスウィングさせることによって、バッティングのシミュレーションをさせることができる、バッティングスウィングトレーニングマシン。
  • 前記ハンドル部と摺動部とには、発泡体把持部が夫々設けられている請求項1の バッティングスウィングトレーニングマシン
  • 前記ハンドル部と摺動部とは、革の把持部で覆われている請求項1の バッティングスウィングトレーニングマシン
  • 前記シャフトは、中空であり、このシャフト中に挿入及び取着されるよう適合された重り部材を有する請求項1 ないし3のいずれか1のバッティングスウィングトレーニングマシン
  • 前記ハンドル部は、取り外し可能で、異なるサイズ及び重さを有するハンドル部と交換可能である請求項1 ないし4のいずれか1のバッティングスウィングトレーニングマシン
  • 前記止め手段は、シャフトを囲むリングを形成するように、互いに組み合わせられるよう適合される第1の部分と第2の部分とを有し、このような第1の部分と第2の部分とは、締付具によって互いに取着されている請求項1 ないし5のいずれか1のバッティングスウィングトレーニングマシン
  • 前記締付具は、互いに共働するねじ部材を有する請求項 のバッティングスウィングトレーニングマシン。
  • 前記止め手段は、シャフトに取着されたリングを有する請求項1 ないし5のいずれか1のバッティングスウィングトレーニングマシン
  • 前記止め手段は、プラスチックでできている請求項 8のバッティングスウィングトレーニングマシン
  • 前記止め手段は、ピンによって、シャフトに取着されている請求項 8のバッティングスウィングトレーニングマシン
  • 前記止め手段は、エポキシ系接着剤によってシャフトに取着されている請求項 8のバッティングスウィングトレーニングマシン
  • 前記シャフトの第2の端部の外周が大きくなった部分は、シャフトに永久的に取着されたヘッドである請求項1 ないし11のいずれか1のバッティングスウィングトレーニングマシン
  • 前記ヘッドは、異なる重さを有するように適合される請求項 12のバッティングスウィングトレーニングマシン
  • 前記ヘッドは、12、16、20、26、32オンスのグループのうちから選択された交換可能な重り部材を受けるように適合されている請求項 12のバッティングスウィングトレーニングマシン
  • 前記シャフトの第2の端部の外周が大きくなった部分は、シャフトに取り外し可能なように取着され、異なった重さを有するヘッドと交換され得る ヘッドである請求項1 ないし11のいずれか1のバッティングスウィングトレーニングマシン
  • 前記ヘッドは、ピンによって、シャフトに取着される請求項 15のバッティングスウィングトレーニングマシン
  • 前記ヘッドは、エポキシ系接着剤によってシャフトに取着されている請求項 12のバッティングスウィングトレーニングマシン
  • 前記摺動部は、 この摺動部が移動されているときに使用者の手が止め手段に接触するのを防止することにより、使用者の手が止め手段により傷がつかないように保護するための 保護手段一方の端部に有する請求項 1ないし17のいずれか1のバッティングスウィングトレーニングマシン
  • 前記摺動部は、 この摺動部が移動されているときに使用者の手がヘッドに接触するのを防止することにより、使用者の手がヘッドにより傷つかないように保護するための 保護手段を 他方の端部に有する請求項 12ないし17のいずれか1のバッティングスウィングトレーニングマシン
  • 前記保護手段は、摺動部の先端に取着されたリングである請求項 19のバッティングスウィングトレーニングマシン
  • 前記ハンドル部 と、摺動部とは、実質的に同じ直径を有する請求項1 ないし20のいずれか1のバッティングスウィングトレーニングマシン
  • 前記ハンドル部 と、摺動部とは、実質的に同じ外側カバーを有する請求項1 ないし21のいずれか1のバッティングスウィングトレーニングマシン
  • 前記シャフト と、ハンドル部とは、実質的にアルミニウムで形成されている請求項1 ないし22のいずれか1のバッティングスウィングトレーニングマシン
  • 前記シャフト と、ハンドル部とは、実質的に合金で形成されている請求項1 ないし22のいずれか1のバッティングスウィングトレーニングマシン
  • 第1の端部と第2の端部とを備え、この第1の端部はハンドル部を有し、第2の端部は外周が大きくなった部分を有しているシャフトと、このシャフト 表面で、ハンドル部の近くに位置付けられた止め部と、第1の位置と第2の位置との間を移動可能である摺動部とを有するバッティングスウィングトレーニングマシンを用いて、バットをスウィングするための適切な技術を人に教える方法であって、この方法は、
    前記ハンドル部を一方の手で、摺動部を他方の手で把持させる工程と、
    前記摺動部を、これが第2の端部に近い第1の位置から止め部に近い第2の位置へと 把持した手で動かすように、トレーニングマシンをスウィングさせる工程とを具備する方法。
  • 使用者に、止め部に近いハンドル部を把持させる請求項 25の方法。
  • 使用者に、バットのヘッドを、使用者の体から離れるように外方へスウィングさせる請求項 25の方法。
  • 前記ハンドル部の止め部に近い位置に、把持する手を位置させる請求項 25の方法。
  • 使用者に、トレーニングマシンをスウィングさせる工程を少なくとも2回繰り返し、続いて、摺動部を止め部の近くに位置付けさせる工程と、従来の野球バットを握るのと同じように、ハンドル部を両手で把持させる工程と、従来のバットと同様の方法でバットをスウィングさせる工程と、摺動部を、これがシャフトの第2の端部の外周が大きくなった部分に到達するまで、シャフトに沿って動かさせ、可聴音を発するようにさせる工程とを更に行い、かくして、使用者にスウィングの力を決定させることができる、請求項 25の方法。
  • 使用者に、最初に、ハンドル部を止め部の近くで把持させる請求項 29の方法。
  • 使用者に、最初に、バットのヘッドを、使用者の体から離れるように外方へスウィングさせる請求項 29の方法。
  • ほぼ均一な円周を有し、第1の端部及びシャフトの残りの部分に対し て外周が大きくなりシャフトと同軸の第2の端部を備えた直線状のシャフトと、
    前記第1の端部に取り付けられたハンドル部と、
    前記シャフト 表面に設けられ、シャフトの第1の端部と第2の端部との間を移動可能 で、片手で持って移動させることができる大きさの表面を有する摺動部と、
    前記シャフト 表面で、ハンドル部の近くに位置された、ハンドル部の方向への摺動部の動きを止めるための止め手段とを具備し、
    前記ハンドル部には、バッティングの姿勢をシミュレーションするように、一方の手が置かれ、摺動部には他方の手が置かれ、また、使用者に、摺動部を、前記第2の端部に近い第1の位置からハンドル部に近い第2の位置へとシャフトに沿って動かすようにトレーニングマシンをスウィングさせることによって、バッティングのシミュレーションをさせることができる、バッティングスウィングトレーニングマシン。
  • 说明书全文

    【0001】
    【発明の属する技術分野】
    本発明は、野球のバットなどをスウィングする適切な方法を人に教えるための装置とシステムとに関する。
    【0002】
    【従来の技術】
    本出願は、2000年11月7日に出願された仮出願番号60/246、465号に基づくものである。
    バットの適切なスウィング技術を人に教えるのは、難しい仕事である。 バッターのスウィングを完全にするためには、経験のあるコーチによって何年も練習及びトレーニングを積む必要がある。 適切なスウィング技術には、適切な手の置き位置付け及び体の動きと、バットの最適な加速と、ボールを打つための十分なとが含まれ、これは、野球やソフトボールのようなスポーツをする際に最も重要である。
    【0003】
    本発明は、ボールに衝撃を与える最大のバッティング速度及びパワーを果たすために適切なバットのスウィング技術を人に教える、スウィングトレーニングマシンに関する。 特に、このスウィングトレーニングマシンは、使用者に、バットをスウィングするための適切な体のフォームと、スウィングを実行する際に最も効果的な体の使い方とを教える。
    あらゆる種類のバッティングトレーニングマシン及びウォーミングアップのための装置が、従来より提案され、使用されてきた。 装置の1つのカテゴリーは、バッターが、ボールに接触する前に、彼らの手首を“たたむ(break)”もしくは“曲げる(bend)”させる練習を行うのを手伝うものである。 これは、ボールに接触する前に、バッターの腕より先に手首をたたむことによって、ボールがバットに接触したときには長い距離を飛ばすことができるという理論に基づく。 初期のバッティングトレーニングマシンは、標準的なバットのボールがあたる端部の周りに適合する重りリングを使用していた。 バッターがバットをスウィングすると、重りをかけられた端部は、バッターの手首をたたむようにし、理論的には、ボールの飛距離を向上させる。 米国特許3、955、816号は、これに基づいて、重りの位置とサイズとを変えているものである。 同様に、米国特許4、555、111号は、しなる中央部に接続された、重りをかけられたバットのヘッドを含む練習用バットを開示している。 スウィングの最初には、しなる部分のモーメントが、重りをかけられたバットのヘッドが把持ハンドル部より遅れて動くようにさせる。 スウィングの最後には、しなる部分のモーメントが、重りをかけられた端部が把持ハンドル部より先に動くようにさせる。 これは、バッターに、スウィング中に手及び手首を“曲げる”もしくは“たたませる”適切なタイミングを教える。
    【0004】
    米国特許3、246、894号に示されているような他の装置は、どこでいつボールがバットに接触するかを視覚的に認知できる練習用バットである。 前述されたトレーニングマシンは、スウィング中、バッターが手並びに/もしくは手首をいつ動かせばよいのかを決定するか、バットがボールに接触する最適な位置を認知する手助けをするが、これらの説明された発明は、いずれも、バッターの適切なスウィング技術を教えていなかった。
    バッターのスウィングを向上させる手助けをする装置は、市販されているが、これら装置は、代表的には、バッターが、バットをスウィングする際に使用する肩と腕の筋肉を鍛え、筋肉の調整を向上させるのを助けるものである。 こうしたトレーニングマシンの多くは、バットのシャフトに設けられた重りを有する。 例えば、米国特許5、360、209号には、ハンドル部と、このハンドル部から延びたロッドに取り付けられ、重りをかけられたシャフト部とを有するバッティングのトレーニングマシンが開示されている。 重りをかけられたシャフト部は、バッターがスウィング中にバットを加速させるにつれて、把持ハンドル部から離れるように摺動する。 この装置は、バットの加速によって重りをかけられたシャフトがロッド上を摺動するポイントを実際に示すことによって、バッターがスウィング中によりよいバットの加速タイミングをつかめるように訓練するものである。
    【0005】
    米国特許4、634、121号は、バットのシャフト表面で複数の位置に設けられ得る重りを備えた野球バットを有する、野球バットのスウィングトレーニングマシンを開示している。 把持ハンドル部に対して重りの位置を変えることによって、バットの重心の中心部を変え、バットをスウィングするためにバッターに必要とされる作用力を変えている。
    バットのスウィングトレーニングマシンの他のカテゴリーが、米国特許4、399、996号に説明されている。 この特許は、ばねによって接続された、分かれた胴部(barrel)及び把持ハンドル部を有する野球バットを示している。 このばねは、バッターの手が、ばねの反対側でバットを把持し得るように位置されている。 このような構成により、バッターが、バットがボールにあたるときに適切な加速を識別して果たし得るように教示する。
    【0006】
    また、スウィングトレーニングマシンは、他のスポーツで使用することも可能である。 例えば、商標Kallassy Swing Magicは、どのようにすればゴルフクラブを適切にスウィングできるかを人に教えるために、予め形成された握り部、受けレセプタクル、移動可能なフード部を有する従来のゴルフクラブを使用している。 使用時に、使用者は、従来のゴルフの姿勢を想定しながら、片手を握り部に、他方の手を移動可能なフード部に位置させる。 このような姿勢、互いに近づけられた手、体の中心線に対して直交されたクラブが、静止位置を構成する。 スウィングの最初には、使用者は、フード部をクラブのシャフトに沿ってクラブのヘッドに向けて動かしながら、腕を伸ばすように、クラブを後方にスウィングする。 使用者の腕が十分に伸びると、使用者は、フードを手の握り部に向かって動かしながら、クラブを、開始位置を過ぎるように前方へスウィングし始める。 使用者がスウィングを振り切るに従って、使用者の手は、静止位置と同様に、互いに近づく。 このクラブを繰り返し使用することで、ゴルファーは、適切なスウィング技術を学ぶことができる。 ゴルフクラブが野球バットのスウィングと異なっていることから、商標Kallassy Swing Magic装置は、野球バットの適切なスウィング技術を教えるときには効果がない。
    【0007】
    【発明が解決しようとする課題】
    説明されたスウィングトレーニングマシンの大部分は、バッターが最適なバットの加速を決定するのを手助けするか、もしくは、バットの重さを増すことによってバットの抵抗を大きくするのみである。 バッターは、スウィングするバットの重さを増すことによって、筋肉量を増やすことができるが、スウィング技術は上達しないままである。 更に、最適なバットの加速をマスターすることは、バッターのスウィング技術が低くても、果たされ得る。 かくして、上述されたトレーニングバットは、いずれも、バッターに適切なスウィング技術を教えることはできない。
    【0008】
    従って、本発明の目的は、バッターに適切なスウィング技術及びフォームを教示するスウィングトレーニングツールを提供することである。 トレーニングマシンは、個々のバッターに適合可能で、骨格、身長、体力の違いに対応できる。 適切なスウィング技術が、各バッターの独自の特徴及び経験に関係なく、教えられ得る。
    本発明の他の目的は、バッターに、スウィング中の、バットに対する体の位置を教えることである。 この先行技術では、バットの基部に対して、バットのヘッドが体から離れるように外方へスウィングする適切な方法を、バッターに、教えていない。 バッターが手首を曲げるもしくはたたませるのを単に助けるトレーニングマシンは、バットの適切なスウィング技術に含まれる、体の他部の動きについては無視している。 更に、重りをかけられたバットを単にスウィングするだけでは、バッターに、バットをスウィングする際の、腕、手、肩、胴の適切な配置を教えることはできない。 手、前腕を体の近くに維持しながら、外方へスウィングすることで、バッターは、スウィング時により多く体を使うことができ、かくして、バットのより早い速度及びより大きな力を果たすことができる。 市販されているスウィングトレーニングマシンは、いずれも、バッターが、このような技術を習得及び熟練するようにさせることができない。
    【0009】
    本発明の1つの目的は、バッターが、バットをスウィングする際に、適切なフォーム及び体の位置を直感的に習得し得るように、実際に示すことである。 バッターがトレーニングマシンをスウィングする際、このバッターは、スウィング中及び後の、手、腕、体の最適な位置はどこであるかを容易に感じ取ることができる。 スウィングトレーニングマシンを繰り返し使用することによって、適切なスウィング技術を筋肉に記憶させるのを助け、かくして、バッターが、トレーニング用ではないバットを実際にスウィングする際に、適切な技術を用いるためにこうした記憶に頼ることができるようにする。
    【0010】
    また、本発明は、使用者がトレーニングマシンの結果をチェックできるようにする。 本発明の摺動トレーニング機構を用いて、一連のスウィング練習を行った後、使用者は、従来のバットと同じようにトレーニングマシンを把持して、使用者がバットの速度及び力の増加を果たせたかどうかチェックするようにトレーニングマシンを使用することができる。 本発明の更なる目的は、バッターが、経験のあるコーチを必要とせずに一人で使用できる独習トレーニングツールを提供することである。 経験のないバッターは、バットを適切かつ正しい技術でスウィングするにはどうすればよいかを学ぶことができるだろう。 同様に、経験のあるバッターは、現在のスウィング技術を向上させるために、もしくは、既にマスターされたスウィングの力を増すために、トレーニングマシンを使用することができる。 更に、トレーニングマシンは、野球に限らず、ソフトボール、クリケットなどを含んだ、バット等を使用を必要とする多くのスポーツで使用され得る。
    【0011】
    【課題を解決するための手段】
    一般に、スウィングトレーニングマシンは、バッティングを行うスポーツで使用される、バッターに適切なスウィング技術及びフォームを教えるための練習用バットである。 トレーニングマシンは、アルミニウムもしくは他の適当な材料でできており、一方の端部に把持ハンドル部、他方の端部にヘッドを備え、円形断面を有した細長いシャフトを具備する。 好ましくは、シャフトは、全長に渡ってほぼ均一な円周を有する。 把持ハンドル部は、従来の野球バットのハンドル部と類似している。 革のカバー、発泡体把持部もしくは他の適当な部材が、快適かつ滑りにくい把持表面部を使用者に与えるように、ハンドル部を覆っている。
    【0012】
    把持可能な摺動部は、ヘッドと止め部との間をシャフトに沿って移動可能なように、シャフト表面に設けられている。 止め部は、ハンドル部の近くもしくはこれに隣接するように位置されている。 摺動部は、革のカバー、発泡体把持部、もしくは、ハンドル部を覆うのに適した他の適当な部材によって覆われている。 止め部は、ハンドル部が取着される前にシャフト表面を摺動するワンピース型の円形部材であるか、または、シャフトを囲むように一緒に取り付けられる2つの分かれた半円形部材でもよい。 止め部は、アルミニウムもしくは他の適当な材料で形成されている。 止め部は、ハンドル部上に、使用中に動いたり外れたりすることのないように設けられなくてはならない。 バッファーが、バッターの手が傷つくのを防ぎ、摺動部が不意にシャフトから外れることのないように付加的な保護を与えるために、ハンドル部に最も近い摺動部の端に取着されている。 バッファーは、ナイロンもしくはポリエチレンのようなプラスチックもしくは他の適当な材料で形成されている。 好ましくは、上バンパーが、摺動部とバットのヘッドとの間でバッターの手が傷つけられるのを防ぐために、摺動部に取着されている。 ヘッドは、摺動部がシャフトから分離されるのを防ぐための手段として働く。 一般に、ヘッドは、重りをかけられ、1つのトレーニングマシンで交換するための異なったサイズの重りを収容するように、もしくは、比較的長いシャフトを収容するように構成され得る。 ヘッドは、エポキシ系接着剤、ピン、並びに/もしくは他の適当な手段によって、シャフトに接続されている。 例えば、標準的なせん断方法、ばね方法、もしくは、固定ロール方法(standard shear, spring or roll method of pinning)が、ハンドル部と同様に、シャフトにヘッドを取着するように使用され得る。 他の実施形態では、ヘッドは、取り外し可能で、かつ、他のサイズ及び重さを有するヘッドと交換可能である。
    【0013】
    シャフトは、長さを変えることができ、様々の重さのロッドを受けて保持し得るるように適合された中空の管を有することができる。 ロッドの重さを増すことによって、使用者によって経験される抵抗を大きくすることができ、かくして、トレーニングマシンの難易度のレベルを上げることができる。
    トレーニングマシンを使用するためには、使用者は、手を、スウィングトレーニングマシンのハンドル部に位置させる。 右手が利き腕のバッターの場合は、この手は、左手である。 使用者の他方の手は、ヘッドに接触するようにシャフトの上部まで動かされる摺動部に位置される。 これは、静止位置もしくは最初の位置を構成する。
    【0014】
    スウィングの開始時には、バッターの手は、シャフトのほぼ全長の各把持部上で、離れて位置される。 スウィングが進むと、摺動部は、これがハンドル部のちょうど上にあたる止め部に接触するまで、シャフト表面をハンドル部に向かって下へ動かされる。 スウィング中のこのような手の動きによって、バッターは、手及び前腕を体の近くに維持しながら、バットのヘッドを体から離れるように外方へスウィングするようにされる。 このようなスウィングトレーニングマシンを繰り返し使用することによって、バッターは、従来のバットをより効果的にスウィングすることができるように筋肉を鍛えることができる。
    【0015】
    本発明のトレーニングマシンを使用してトレーニングを進めると、使用者は、摺動部をハンドル部に最も近い位置に位置させて、このトレーニングマシンを従来のバットと同じような方法で、即ちハンドル部に両手を置いて把持することによって、自らの進歩を試すことができる。 次に、バッターは、従来のバットのようにトレーニングマシンをスウィングする。 スウィング中、摺動部は、ヘッドに当接するまで、ハンドル部の領域からシャフトに沿って動く。 摺動部は、スウィングしてヘッドに当接する間、ハンドル部を上方へ動かす。 このような運動から発せられる音は、バットの速度と力とが増すにつれて、大きくなる。 かくして、使用者は、トレーニング効果を、で聞くことによって伝えられる。 理解されるように、本発明は、バットなどを使用する多くのスポーツで適用されることができる。
    【0016】
    【発明の実施の形態】
    図1乃至4を参照すると、スウィングトレーニングマシン10の1つの実施形態が示されている。 具体的には、図1は、一方の端部にハンドル部14及び他方の端部にヘッド16を備えたシャフト12を有するスウィングトレーニングマシン10を示す。 ハンドル部14は、従来の野球バットのハンドル部と類似しており、エンドキャップ18と、革もしくは布のカバー、発泡体把持部(foam grip)もしくは他の適当な部材(material)で覆われた把持部20とを有する。 止め部22が、標準的なロールピン、せん断ピンもしくはばねピン17もしくは他の適当な手段によって、ハンドル部14に隣接するように、シャフト12に取り付けられている。 シャフト12、エンドキャップ18、並びに止め部22は、アルミニウムもしくは他の適当な材料で形成されている。
    【0017】
    把持可能な摺動部24が、シャフト12に設けられ、このシャフト12に沿って、止め部22とヘッド16との間を動く。 摺動部24は、端部に、夫々第1のバッファー26及び第2のバッファー28を有し、ハンドル部14と同様に、少なくとも片手を収容し得るように、革もしくは布のカバー、発泡体把持部もしくは他の適当な部材によって覆われている。 好ましくは、摺動部24と、ハンドル部14とは、同じ直径を有し、これら各々のためのカバーは、実質的に同じである。 バッファー26、28は、ナイロンのようなプラスチック、もしくは繰り返しの衝撃に耐え得る他の適当な材料で形成されることができる。 ヘッド16は、重量があり、摺動部24のための上止め部として機能する。 図2に示されるように、ヘッド16は、シャフト12を受ける穴部30を有する。 ヘッド16とシャフト12とは、標準的なロールピン、せん断ピンもしくはばねピン31によって、永久的に相互接続されている。 あるいは、ヘッド16とシャフト12とは、エポキシ系接着剤もしくは他の適当な付着手段によって一緒に接着され得る。
    【0018】
    図2、3、4を参照すると、トレーニングマシン10がかなり詳細に示されている。 シャフト12は、重りロッド34を収容するように形成された中空の芯32を有する(図4)。 このロッド34は、使用者の必要及び要求と、シャフト12の長さとに応じて、重さと長さとが変えられ得る。
    【0019】
    トレーニングマシン10は、第1のバッファー26、第2のバッファー28を摺動部24の端部に取着させ、摺動部24をシャフト12表面に設けることにより構成されている。 そして、止め部22が、シャフト12表面に摺動され、ハンドル部14が、シャフト12の一端部に取り付けられる。 重りロッド34が、シャフト12の芯32中に挿入され、シャフト12は、溶接、エポキシ系接着剤、ピン31もしくは他の取着手段によって、ヘッド16に取着される。 エンドキャップ18が、溶接、エポキシ系接着剤、ピン、もしくは他の適当な手段によって、シャフト12のハンドル部の端に取り付けられる。
    【0020】
    図7乃至9を参照すると、トレーニングマシン10の他の実施形態が示されている。 この実施形態では、トレーニングマシン10は、一方の端部にハンドル部14及び他方の端部にヘッド16を備えたシャフト12を有する。 ハンドル部14は、エンドキャップ18と、図1乃至4の実施形態と同様に革もしくは布のカバーもしくは他の適当な部材によって覆われた把持部20とを有する。 止め部22は、ハンドル部14に隣接するように、シャフト12に取り付けられている。 第1の実施形態の摺動部と同様に、摺動部24は、シャフト12に設けられ、このシャフト12に沿って、止め部22とヘッド16との間を動く。 摺動部24は、各端部に、第1のバッファー26、第2のバッファー28を有し、少なくとも片手を収容し得る。 ヘッド16は、レセプタクル38、キャップ40を有し、摺動部24の上止め部として機能する。
    【0021】
    図8、9に示されるように、シャフト12のハンドル部の端部は、ねじ部42を有する。 エンドキャップ18は、エンドキャップ18内の相補的なねじ44によって、ねじ部42に取り付けられ得る。 芯32が、ロッド34を受けるように、シャフト12内に設けられており、使用者の必要及び要求と、シャフト12の長さとに応じて、長さと重さとが変えられる。
    この実施形態のアッセンブリーは、幾つかの点を除いて、第1の実施形態と類似している(図8)。 第1のバッファー26、第2のバッファー28は、シャフト12表面に設けられた摺動部24の端部に取り付けられる。 ハンドル部14は、シャフト12に取り付けられる。 重りロッド34は、シャフト12中に挿入される。 エンドキャップ18は、シャフト12の端部に取り付けられる。 ハンドル部14は、所定位置に設けられ、止め部22は、図8に示されるように、シャフト12に取着される。 止め部22は、シャフト12を囲んだ第1の半体46、第2の半体48を有する。 半体46、48は、ねじ50、52、もしくは止め部22をシャフト12に固定的に保持する他の手段によって、相互取着されている。 図8に示されるように、ねじ50、52は、ねじ部54、56中で受けられる。 キャップ40は、ヘッド16のレセプタクル38中に挿入され、スウィングトレーニングマシン10を使用する間、外れないように取着される。
    【0022】
    望ましい場合には、本発明のバッティングトレーニングマシンは、様々の手のサイズを有する人に適合するように、様々の大きさにされるハンドル部と把持部とを有するように作ることができる。 シャフト12は、様々の長さで使用されることができ、交換可能なヘッド16、キャップ40は、スウィングトレーニングマシン10の難易度レベルを変えるために、重さが変えられるように作られる。
    【0023】
    図5の(A)、(B)、(C)を参照すると、スウィングトレーニングマシンの代表的な使用例が示されている。 使用者58は、スウィングトレーニングマシン10を、片方の手60はハンドル部14で、第2の手62は摺動部24で把持する。 好ましくは、ハンドル部14の手を止め部22の近くに位置することによって、使用者は、ハンドル部14上の“短い(choked-up)”位置を有するようにされる。 最初もしくは開始位置(図5の(A))では、使用者は、この使用者が、快適なアーム延長部もしくは第2のバッファー28を、これがヘッド16の基部で静止するように到達させるまで、摺動部24をヘッド16へ向けて動かす。 かくして、開始位置では、使用者の両手は離されている。 この間隔は、使用者のサイズと範囲(reach)とに応じて変化する。
    【0024】
    使用者がトレーニングマシン10をスウィングし始めるのに従って、摺動部24は、図5の(B)に示されるように、シャフト12に沿ってハンドル部14に向かって動かされる。 これは、使用者に、手と前腕とを体の近くに維持させながら、バットのヘッド16を、外方及びその人の体から離れるほうへスウィングするようにさせる。 使用者がスウィングを終了させるのに従って(図5の(C))、摺動部24は、これが止め部22で止められるまで、シャフト12に沿って更に動かされる。 このようにして、スウィングが終了するにつれて、使用者の手60、62は、従来の野球バットの場合と同様に、近づく。 ここで、第1のバッファー26は、止め部22に接触する(図5の(C))。 スウィングトレーニングマシン10をこのように使用することで、使用者は、手と前腕とを体に近づけておいて、従来のバットヘッドを、体から離れるほうへ外側にスウィングするトレーニングを行うことができ、かくして、使用者は、スウィングを行う際に、自身の体をより一層多く使用することができる。 トレーニングマシン10を使用して繰り返しスウィング練習を行うことによって、適切なフォームと技術とが、使用者が従来の野球バットをスウィングする際にこのようなフォームと技術とを再現できるような、最終的に、十分に熟練されたものになる。 使用者が、スウィングトレーニングマシン10を使用することで次第に熟練してくると、トレーニングマシン10の抵抗を、ヘッド16の重さを増すか(第2の実施形態にのみ示されている)、シャフト12内のロッド40の重さを増すことによって、もしくはこの両方によって、大きくすることができる。 使用者の技術と体に必要とされるもの(physical requirement)が変化するに従って、ハンドル部14のサイズ、シャフト12の長さもしくはバットヘッド16の重さは、この変化に適合し得るように、変えることができる。
    【0025】
    図6の(A)、(B)、(C)を参照すると、スウィングトレーニングマシンの他の使用例が示されている。 この使用例の目的は、本発明のトレーニングマシンによる、使用者のトレーニング効果をチェックすることである。 使用者58は、図6の(A)に示されるように、両方の手をハンドル部14に位置させるように、スウィングトレーニングマシン10を把持する。 最初もしくは開始位置では(図6の(A))、使用者の手は、従来の野球バットと同様に、ハンドル部14で互いに近づけられており、摺動部24は、ハンドル部の近くに位置され、シャフト12に沿って自由に動くようにされている。
    【0026】
    使用者がトレーニングマシン10をスウィングし始めるのに従って、摺動部24は、図6の(B)に示されるように、シャフト12に沿ってヘッド16に向かって動き、最終的には、ヘッド16に接触し、使用者がスウィングによって生じさせた力を示す可聴音を発する。 音が大きくなるほど、スウィングの力は強くなる。 使用者がスウィングを終了するに従って(図6の(C))、摺動部24は、ヘッド16に近づいていく。 このように、即ちチェックモードでトレーニングマシン10を使用することで、使用者は、本発明のトレーニングマシンを摺動トレーニングモードで使用した結果(図5の(A)乃至(C)に示されている)、大きい力でバットのスウィングを果たせたか否かを決定できる。 図6の(A)乃至(C)に示されるように、可聴音は、ヘッド16に摺動部24が衝突することによって引き起こされるが、他の機械的もしくは電子手段がまた、ベル等の音を発するために使用され得る。
    先の実施形態は、本発明の単なる説明と考えられる。 本発明の目的から外れることなく、変形が成されることが、当業者には明らかであろう。 これらの変形例は、添付請求項に記載された本発明の範囲内に含まれるように意図されている。 それ以外で、限定されることを意図していない。
    【図面の簡単な説明】
    【図1】 図1は、本発明の1実施形態の斜視図である。
    【図2】 図2は、極めて細い線で中空の芯部と穴部とを示した、図1の実施形態の正面図である。
    【図3】 図3は、図2の3−3線に沿った断面図である。
    【図4】 図4は、図3の4−4線に沿った断面図である。
    【図5】 図5は、片手をハンドル部におき、他方の手を摺動握り部に置いた図1のバッターのスウィングを示し、(A)は、開始位置からの開始、(B)は、スウィングの中間の位置、(C)は、スウィングの終了を、夫々示す。
    【図6】 図6の(A)、(B)、(C)は、図1の実施形態のバッターのスウィングを示し、(A)は、開始位置からの開始、(B)は、摺動握り部がヘッドに接触する、スウィングの中間の位置、(C)は、スウィングの終了を、夫々示す。
    【図7】 図7は、本発明の他の実施形態の斜視図を示す。
    【図8】 図8は、図7の実施形態の分解斜視図を示す。
    【図9】 図9は、図7の9−9線に沿った断面図を示す。

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