Swing practicing equipment

申请号 JP2001232330 申请日 2001-07-31 公开(公告)号 JP2003038699A 公开(公告)日 2003-02-12
申请人 Toshinobu Katsuya; 利信 勝谷; 发明人 KATSUYA TOSHINOBU;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a swing practice equipment which enable a user to surely and easily master not only a desirable golf swing but a desirable bat swing of baseball and softball common to the golf swing. SOLUTION: This swing practice equipment has a grip 10, a shaft 20 and a head 30 and is used for practicing the swing in the golf, baseball and softball. A hollow section 31 is formed within the head 30 and liquid, such as water, or particulate solid of a sandy or small granular form is put in a half filled state into this hollow section 31.
权利要求
  • 【特許請求の範囲】 【請求項1】 グリップ部とシャフト部とヘッド部を有し、ゴルフ、野球、ソフトボールにおけるスイングを練習するスイング練習具であって、ヘッド部の内部に中空部を形成すると共に、該中空部に水等の液体または砂状や小粒状の粒子状固体を半充足状態に入れてあることを特徴とするスイング練習具。 【請求項2】 ゴルフスイング用として全体をゴルフクラブの様に形成し、且つゴルフクラブのヘッドの内部に構成した中空部に水等の液体または砂状や小粒状の粒子状固体を半充足状態に入れてあることを特徴とする請求項1に記載のスイング練習具。 【請求項3】 バットスイング用として全体を野球やソフトボールのバットのように形成し、且つバットのヘッド付近の内部に構成した中空部に水等の液体または砂状や小粒状の粒子状固体を半充足状態に入れてあることを特徴とする請求項1に記載のスイング練習具。 【請求項4】 全体を筒形状若しくはリング形状として、その中心穴部でバットやゴルフクラブに着脱自在に嵌合させるように構成しており、且つ前記筒形状若しくはリング形状の本体の内部には中空部を構成して該中空部に水等の液体または砂状や小粒状の粒子状固体を半充足状態に入れてあることを特徴とするスイング練習具。 【請求項5】 グリップ部とシャフト部とヘッド部を有し、ゴルフ、野球、ソフトボールにおけるスイングを練習するスイング練習具であって、前記グリップ部とヘッド部に空気流によって鳴る笛を配備し、ダウンスイングによりグリップ部が勢いよく下動した際に生じる空気流によって前記グリップ部の笛が鳴り、またヘッド部が勢いよく回転した際に生じる空気流によって前記ヘッド部の笛が鳴るようにしてあることを特徴とするスイング練習具。 【請求項6】 グリップ部とヘッド部における笛の音を異ならせていることを特徴とする請求項5に記載のスイング練習具。 【請求項7】 全体を筒形状若しくはリング形状として、その中心穴部でバットやゴルフクラブに着脱自在に嵌合させるように構成しており、且つ前記筒形状若しくはリング形状の本体に空気流によって鳴る笛を配備してあることを特徴とするスイング練習具。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はゴルフのスイングや野球のスイングを練習するためのスイング練習具に関する。 【0002】 【従来の技術】米国特許第4614343号には、ゴルフスイングの練習具として、グリップ部とシャフト部とがゴルフクラブと同様に作られ、ヘッド部をゴルフクラブのヘッド部とは異なる独自の構成とした練習具が開示されている。 この練習具においては、ヘッド部内にクリックフィンガーと称する金属棒のようなものがロック状態に配備され、スイングの遠心が一定以上になると前記ロックが自動的に解除されて、前記クリックフィンガーが落下し、カチンという衝突音が鳴る構成となっている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところが上記の米国特許に係るゴルフスイング練習具では、ゴルフの好ましいスイングでなくとも、スイング時におけるクラブの遠心力が一定以上になるとロックが外れて音が鳴るため、スイングの矯正、修正に必ずしも十分な効果を発揮することができないものであった。 【0004】そこで本発明は上記従来のゴルフスイング練習具の欠点を解消し、好ましいゴルフスイングは元より、ゴルフスイングに共通する野球やソフトボールの好ましいバットスイングについても、これを確実、容易に身につけることができるスイング練習具の提供を課題とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため、本発明のスイング練習具は、グリップ部とシャフト部とヘッド部を有し、ゴルフ、野球、ソフトボールにおけるスイングを練習するスイング練習具であって、ヘッド部の内部に中空部を形成すると共に、該中空部に等の液体または砂状や小粒状の粒子状固体を半充足状態に入れてあることを第1の特徴としている。 また本発明のスイング練習具は、上記第1の特徴に加えて、ゴルフスイング用として全体をゴルフクラブの様に形成し、且つゴルフクラブのヘッドの内部に構成した中空部に水等の液体または砂状や小粒状の粒子状固体を半充足状態に入れてあることを第2の特徴としている。 また本発明のスイング練習具は、上記第1の特徴に加えて、バットスイング用として全体を野球やソフトボールのバットのように形成し、且つバットのヘッド付近の内部に構成した中空部に水等の液体または砂状や小粒状の粒子状固体を半充足状態に入れてあることを第3の特徴としている。 また本発明のスイング練習具は、全体を筒形状若しくはリング形状として、その中心穴部でバットやゴルフクラブに着脱自在に嵌合させるように構成しており、且つ前記筒形状若しくはリング形状の本体の内部には中空部を構成して該中空部に水等の液体または砂状や小粒状の粒子状固体を半充足状態に入れてあることを4の特徴としている。 また本発明のスイング練習具は、グリップ部とシャフト部とヘッド部を有し、ゴルフ、野球、ソフトボールにおけるスイングを練習するスイング練習具であって、前記グリップ部とヘッド部に空気流によって鳴る笛を配備し、ダウンスイングによりグリップ部が勢いよく下動した際に生じる空気流によって前記グリップ部の笛が鳴り、またヘッド部が勢いよく回転した際に生じる空気流によって前記ヘッド部の笛が鳴るようにしてあることを第5の特徴としている。 また本発明のスイング練習具は、上記第5の特徴に加えて、グリップ部とヘッド部における笛の音を異ならせていることを第6の特徴としている。 また本発明のスイング練習具は、全体を筒形状若しくはリング形状として、その中心穴部でバットやゴルフクラブに着脱自在に嵌合させるように構成しており、且つ前記筒形状若しくはリング形状の本体に空気流によって鳴る笛を配備してあることを第7の特徴としている。 【0006】 【発明の実施の形態】本発明のスイング練習具の実施形態について、以下の図面を参照しながら更に説明する。
    図1は本発明のスイング練習具の第1の実施形態を示し、(A)は全体斜視図、(B)は要部の断面図である。 図2はゴルフスイングの好ましいスイング軌道を説明する図、図3は本発明の第1の実施形態に係るスイング練習具をゴルフに用いた場合におけるスイング動作を説明する図である。 図4は本発明の第1の実施形態の変形例を示し、(A)、(B)、(C)はそれぞれゴルフ用のスイング練習具の要部を示す一部断面図である。 図5は本発明のスイング練習具の第2の実施形態を示し、
    (A)は全体図、(B)は要部の断面図である。 図6は本発明のスイング練習具の第3の実施形態を示し、
    (A)は外観図、(B)は断面図である。 図7は本発明の第3の実施形態の変形例を示し、スイング練習具をゴルフクラブに取り付けた状態を示す外観図、図8は図7
    に示したスイング練習具の詳細図である。 図9は本発明のスイング練習具の第4の実施形態を示し、(A)はゴルフ用のスイング練習具の外観図、(B)は野球、ソフトボール用のスイング練習具の外観図である。 図10は本発明のスイング練習具の第5の実施形態を示す外観図である。 【0007】先ず図1に示す第1の実施形態について説明する。 10はスイング練習具のグリップ部、20はシャフト部で、30はヘッド部である。 前記ヘッド部30
    には内部に中空部31を構成し、該中空部31に小粒状の固体からなる内容物32を半充足状態に入れてある。
    内容物32は砂状の固体でもよい。 また内容物32は水等の液体であってもよい。 前記半充足状態というのは、
    広い概念として中空部31に内容物32が一杯には充填されていない意味とする。 が、実際には半分若しくはもう少し少ない状態が好ましいといえる。 何故なら、ヘッド部30は中空部31と内容物32との組み合わせによって、あたかも楽器のマラカスのような役割を持たせるところに本発明の意味があるからである。 第1の実施形態においては、グリップ部10及びシャフト部20が何れもゴルフクラブと同様な形状、寸法としており、またヘッド部30もゴルフクラブのヘッド部のような形状とすることで、スイング練習具の形状、寸法、重さ、バランスを全体としてゴルフクラブに近い状態としている。
    ヘッド部30の形状は本物のゴルフクラブのヘッド部と同じである必要はなく、シャフト部20の先端に単純に膨らんだ形のヘッド部やその他の形をしたヘッド部であってもよい。 ただし、ヘッド部の中に中空部と該中空部に上記の内容物が入れられていることが条件である。 【0008】図2、図3も参照して、上記スイング練習具を用いてゴルフのスイング練習を行う場合の作用を説明する。 ゴルフのスイングは一般にアドレス(A)の状態からバックスイング(B)、トップスイング(T)、
    ダウンスイング(D)、インパクト(I)、フォロースロー(F)という一連の動作からなる。 前記バックスイング(B)は、一般的には肩と腕とクラブとを一体に動かして行うことから、比較的大きな円弧を描く。 その一方、トップスイング(T)に続くダウンスイング(D)
    においては、図3にも示すように、シャフト部20を立てたまま引き下ろすようにスイングするのが好ましいとされている。 そしてダウンスイング(D)からインパクト(I)へはグリップ部10をアドレス(A)の位置に戻すことで、ヘッド部30が急激に回転し、強力なインパクトをゴルフボールに与える。 【0009】好ましいスイングにおけるスイング練習具の各位置は、図3に示すような位置となる。 ここでトップスイング(T)位置付近からダウンスイング(D)位置においては、ヘッド部30はその先端が上向き方向にあり、しかも前記の好ましいダウンスイングではシャフト部20を立てたまま引き下ろすようにスイングを行うことから、このダウンスイング(D)の時点では未だゴルフクラブには大きな遠心力も加わっていない状態となる。 従って前記好ましいダウンスイングの状態においては、ヘッド部30の中空部31内の内容物32は、重力が遠心力に勝ることから中空部31内においてシャフト部20側に配置されることになる。 そして前記ダウンスイング(D)からインパクト(I)への移行位置(E)
    において、グリップ部10が返されることで、ヘッド部30が急激に回転し、強力な遠心力を発生する。 よってこの時、内容物32が中空部31内をシャフト部20側から先端側に急激に移動し、先端側の内壁に衝突して、
    音を鳴らす。 この作用は楽器のマラカスにおける場合と同様である。 即ち、内容物32が一気に勢いよく移動しないと、はっきりとした音が出ないのである。 【0010】練習者が未だ良好なスイングを行うことができない者である場合には、トップスイング(T)からシャフト部20を立てたまま引き下ろすダウンスイング(D)をうまくこなすことができず、ハンマースイングのような脇を締めることなく行うスイングに陥りやすい。 この場合には、ヘッド部30の中空部31内の内容物32は、トップスイング(T)に続くハンマースイングの遠心力により、スイング初期において早々と、しかもだらだらと、音を殆ど立てることなく中空部31内の先端側に移行してしまう。 その結果、インパクト(I)
    の位置に至っても、何らはっきりとした音を発することなくスイングを終えることになるのである。 即ち本発明のスイング練習具によれば、トップスイング(T)よりのきっちりとしたフォームによるダウンスイング(D)
    からインパクト(I)への移動が行われない限り、クラブを振り下ろした際の「音」は出ないのである。 よって練習者は、クラブを振り下ろした際に「音」が出るようにスイング動作を直していくことで、好ましいフォームを身につけることができるのである。 【0011】図4の(A)、(B)、(C)は、それぞれ本発明の第1の実施形態の変形例を示し、ゴルフ用のスイング練習具として、上記のグリップ部10、シャフト部20は元より、ヘッド部30も外見上において普通のゴルフクラブと変わらないようにしている。 即ち、図4の(A)はスイング練習具のヘッド部30を通常のゴルフクラブのアイアンのヘッド部と同様に構成すると共に、そのヘッド部30の内部には上記した中空部31を設け、該中空部31に内容物32を半充足状態に入れる。 これによって、アイアンクラブを用いた場合を想定したスイング練習ができる。 また図4の(B)は、ヘッド部30を通常のゴルフクラブのウッド(ドライバー)
    と同様に構成したものである。 ヘッド部30内に内容物32を半充足状態に入れた中空部31を設けている。 これによって、ウッドクラブを用いた場合を想定したスイング練習ができる。 以上のように、ヘッド部30もグリップ部10やシャフト部20と共にゴルフクラブと同様に構成すると、あたかも本当のゴルフクラブを持ってスイングを行っているかのようにして、スイング練習を行うことができる。 またこのようなゴルフクラブと同様のスイング練習具を用いることで、正式なプレイではないにしろ、実際にコースに出てプレーを楽しむことができる。 この場合は、本スイング練習具はゴルフクラブであると言える。 本発明はこのようなゴルフクラブとしてのスイング練習具もその範疇に含むものとする。 【0012】本発明のスイング練習具をゴルフクラブとしてプレーに用いる場合には、ヘッド部30によるゴルフボールのインパクトの際に、中空部31内の内容物3
    2が前記インパクトを更に高めることができる。 即ち、
    ヘッド部30がそのフェース面でゴルフボールにヒットした際に、中空部31内の内容物32が慣性により中空部31内のフェース面側の内壁に衝突し、二次的な衝撃(インパクト)をゴルフボールに与える。 これによってゴルフボールはその飛距離が増大することになる。 前記二次的なインパクトを大きくするには、内容物32を比重の大きい金属球等にするなど、内容物全体の重さをより重くすればよい。 【0013】図4の(C)は図4の(B)の場合と同じく、スイング練習具のヘッド部30をゴルフクラブのウッド(ドライバー)のヘッド部と同様に構成したものである。 しかし、ここではヘッド部30内の中空部31の位置を、図4の(B)の場合より高位置に設けている。
    このように中空部31の位置を上下に変更調整することで、前記内容物32が中空部31内壁に衝突することによってゴルフボールに加わる二次的インパクトの位置を変更することができる。 これによりゴルフボールの飛行度を調整することが可能となる。 【0014】図5に本発明のスイング練習具の第2の実施形態を示す。 この実施形態に係るスイング練習具は、
    バットのグリップと同様なグリップ部100、バットの胴部と同様なシャフト部200、バットのヘッドと同様なヘッド部300を有し、全体として野球やソフトボールのバットのように構成したものである。 前記ヘッド部300の内部に中空部310を構成し、該中空部310
    に小粒状の固体からなる内容物320を半充足状態に入れてある。 内容物320は砂状の固体でもよいし、また水等の液体であってもよい。 バットスイングの場合においても、ゴルフスイングと共通する点があり、トップ位置(バットを構えた位置)から、バット(シャフト部2
    00)を立てたまま引き下ろすようにダウンスイングを行い、それに続いてグリップ(グリップ部100)を返してバット(ヘッド部300)を回転させ、これによって強力なインパクトをボールに与えるのがよいとされている。 このような好ましいダウンスイングとそれに続くグリップの返しを行うことで、ダウンスイングからインパクトへの移行位置において、バットのヘッド部300
    が急激に回転し、強力な遠心力を発生する。 よってこの時、内容物320が中空部310内をシャフト部200
    側から先端側に急激に移動し、先端側の内壁に衝突して音を鳴らす。 脇を締めることなく行うハンマースイングのようなスイングでは、内容物320がスイングの初期からだらだらと中空部31内の先端側に移行してしまい、インパクト付近の位置に至っても、はっきりとした音を発することがない。 練習者はインパクト付近ではっきりと音が鳴るようなスイングになるように練習を行うことで、好ましいバットスイングを身につけることができ、またスイングをチェックすることができる。 なおバットスイング用の練習具であっても、ゴルフクラブのような細いグリップ部、細いシャフト部を持つものであってもよい。 ただしヘッド部はシャフト部の先端にシャフト部の軸に同芯に構成する必要がある。 ゴルフヘッドのようにシャフト部に対して偏芯したものはだめである。 【0015】図6の(A)、(B)に本発明のスイング練習具の第3の実施形態を示す。 この実施形態は簡易型のスイング練習具であり、ウェイティングサークルやその他の場所でのバットスイングの練習の際に、バットに着脱自在に嵌めて使用するものである。 全体を筒形状若しくはリング形状とし、その本体40には、バットのヘッド部300付近に装着するための中心穴部43を設けており、また本体40の内部に中空部41を構成している。 前記中空部41には水等の液体からなる内容物42
    を半充足状態に入れてある。 内容物42は砂状や小粒状の固体であってもよい。 また本体40には、中空部41
    に内容物42を入れたり出したりすることができるキャップ付きの投入口44を設けることができる。 投入口4
    4を設けることにより、必要な場合に水等の内容物42
    を入れ、不要時には内容物42を取り除いておくことができる。 また内容物42の量を調整して、バットの重さを調整することもできる。 本実施例の簡易型のスイング練習具によれば、これをバットのヘッド部300付近に着脱自在に嵌合させてバットスイングを行えば、上記図5で説明した第2の実施形態の場合と同様に、好ましいスイングをした時にインパクト付近の位置で音が鳴る。
    よって練習者は、自己のスイングを好ましいスイングに修正してゆくことができると共に、自己のスイングをチェックすることができる。 【0016】図7と図8に、上記図6で説明した本発明の第3の実施形態である簡易型のスイング練習具の変形例を示す。 即ち本実施形態は、ゴルフクラブに着脱自在に装着してスイング練習を行えるようにした簡易型のスイング練習具であって、図7に示すようにゴルフクラブのシャフト部20の先端、ヘッド部30の付け根付近に装着するようにする。 図6に示すものと同様に、筒形状若しくはリング形状とした本体40には、内部に図示しない中空部を設け、その中空部には図示しない水等の液体からなる内容物を半充足状態に入れてある。 またゴルフクラブに装着するための中心穴部43を設けている。
    前記本体40には、ゴルフクラブに通した本体をシャフト部20に固定状態に締め付けて動かないようにするための手段として、例えば図8に示す締め付け片44と締め付けリング45を備えている。 前記締め付け片44
    は、複数片(図面では4片)が中心穴部43に通されたシャフト部20に対して、周囲から半径方向(X方向)
    に進退できるように構成している。 締め付け片44のシャフト部20への当接部分44aはゴムで構成することで、締め付けを確実にすることができる。 46は締め付け片44の取り付けストッパである。 締め付け片44を挿通されたシャフト部20の周りから押し付けた状態で、締め付けリング45を軸方向(Y方向)に移動させて、締め付け片44を本体40上に固定する。 なお、本体40をシャフト部20に固定状態に締め付けて動かないようにするための手段は、前記の締め付け片44や締め付けリング45に限定されるものではない。 【0017】その他、上記の中空部(31、310)と内容物(32、320)とを、ヘッド部(30、30
    0)の他にグリップ部(10、100)内にも設ける構成とすることが可能である。 この場合には、正しいゴルフスイング或いはバットスイングをした場合には、ダウンスイングの際にグリップ部(10、100)で内容物(32、320)による衝突音が鳴り、更にインパクト付近でヘッド部(30、300)で内容物(32、32
    0)による衝突音が鳴るようにすることも可能である。 【0018】図9に本発明のスイング練習具の第4の実施形態を示す。 (A)は本スイング練習具をゴルフ用のスイング練習具としたもので、グリップ部10とシャフト部20とヘッド部30とを有し、全体をゴルフクラブ状にしたスイング練習具の本体に対して、グリップ部1
    0とヘッド部30とにそれぞれ笛51、52を配備してある。 また(B)は野球、ソフトボール用のスイング練習具としたもので、グリップ部100とシャフト部20
    0とヘッド部300とを有し、全体をバット状にしたスイング練習具の本体に対して、グリップ部100とヘッド部300とにそれぞれ笛51、52を配備してある。
    笛51、52は、空気流がその中を通過することで鳴るように構成されている。 笛51、52はそれぞれグリップ部10、100の内部及びヘッド部30、300の内部に配備することができる。 【0019】グリップ部10、100内に笛51を配備したゴルフクラブ状或いはバット状にしたスイング練習具をスイングする場合、ダウンスイングによってグリップ先端10a、100aが下向きのままグリップ部1
    0、100が勢いよく下動された際に、グリップ先端1
    0a、100aから入ってきて笛51を通り抜ける空気流により音が鳴るように構成してある。 例えば前記グリップ先端10a、100aに開口61aを設けてグリップ部10、100内に空気通路61を構成して、その途中に笛51を配備し、その笛51の中を通過した空気流が更に開口61bから外部に流出されるような構造とすることができる。 なお笛51が鳴るのは、グリップ部1
    0、100のグリップ先端10a、100aが下向きの姿勢を保った状態で勢いよく下動された場合のみとするように、予め調整しておく。 【0020】一方、ヘッド部30、300の内部に笛5
    2を配備したゴルフクラブ状或いはバット状にしたスイング練習具をスイングする場合、ヘッド部30、300
    が勢いよく回転した際に生じる空気流によって、音が鳴るように構成してある。 例えばゴルフクラブ状のスイング練習具の場合は、ヘッド部30に開口62a、62b
    を設けてスイングの回転方向に貫通する空気通路62を構成し、該空気通路62内の途中に笛52を配置する構造とすることができる。 またヘッド部30の外部の一部に、スイングの回転方向に空気流を通過させるように方向付けられた笛52を固定するようにしてもよい。 また例えばバット状のスイング練習具の場合は、ヘッド部3
    00の側面に開口62aを設けて空気通路62をヘッド部300内に構成し、該空気通路62内の途中に笛52
    を配置する構造とすることができる。 笛52を通過した空気流は、再びヘッド部300の他の側面62b或いはヘッド部300の先端からバットの外に流出されるようにする。 前記ヘッド部300の側面に設けられる開口6
    2aは空気流取り入れ口として、ヘッド部300の周囲に複数個設けるようにしてもよい。 前記バットのヘッド部300に配備される笛52は、バットをどのように把持した場合でもよいように、ヘッド部300の周りに複数個設けることができる。 【0021】以上のように笛51、52をそれぞれグリップ部10、100とヘッド部30、300とに配備することで、スイングの練習においてダウンスイングが好ましく行われた場合には、適当な空気流が笛51を通過することで、笛51が鳴る。 そしてヘッド部30、30
    0が、好ましいダウンスイングに続いて行われることで勢いよく回転された場合には、適当な空気流が笛52に流れて音が鳴る。 ダウンスイングが好ましく行われない場合には、笛51がうまく鳴らない。 またヘッド部3
    0、300が勢いよく回らない場合も笛52がうまく鳴らない。 【0022】前記グリップ部10、100に配備される笛51の音とヘッド部30、300に配備される笛52
    の音とは、生じるトーン等を変えるようにして、相互に異なる音とすることができる。 音を異ならせることで、
    スイングのどの部分が悪いかを容易に知ることができる。 【0023】図10に本発明のスイング練習具の第5の実施形態を示す。 この実施形態は、図6で説明したものと同様に簡易型のスイング練習具であり、ウェイティングサークルやその他の場所でのバットスイングの練習の際に、バットに着脱自在に嵌めて使用するものである。
    全体を筒形状若しくはリング形状とした本体40に、バットのヘッド部300付近に装着するための中心穴部4
    3を設け、また本体40には笛53を配備している。 本体40に設けた開口63a、63bにより水平方向に貫通する空気通路63を本体40に1乃至複数個設け、この空気通路63内の途中に前記笛53を配備するようにすることができる。 また笛53は、本体40の外面部に1乃至複数個を、水平方向に空気流が通過するようにして取り付けるようにしてもよい。 以上のように構成した簡易型のスイング練習具を、バットに取り付けてスイングの練習をすることで、前記簡易型のスイング練習具の笛53に上記図9の(B)に示す固定型の笛52の場合と同様な作用を期待することができる。 勿論、図10に示すような簡易型のスイング練習具は、適当にその寸法や形を変えることで、バットのグリップ部100用にも用いることができる。 この場合には、本体40の形状をグリップ部100に着脱自在に固定できるような形にすると共に、笛53はその姿勢として、笛を通過する空気流の方向がグリップ部100の軸方向と同方向になるように(図9の(B)の笛51と同様な作用を果たすように)、本体40に対して配備すればよい。 更に簡易型のスイング練習具を同様にゴルフクラブ用に構成してもよい。 ゴルフクラブ用とする場合には、上記図10に示す本体40の形状をそれぞれゴルフクラブのヘッド部30
    付近に着脱自在に固定できるような形状、機構に変形し、また笛53はその姿勢として、笛を通過する空気流がゴルフスイングの方向と同方向になるように(図9の(A)の笛52と同様な作用を果たすように)、本体4
    0に対して配備すればよい。 またゴルフクラブのグリップ部10用とする場合には、本体40の形状をゴルフクラブのグリップ部10に着脱自在に固定できるような形状、機構にすると共に、笛53はその姿勢として、笛を通過する空気流がグリップ部10の軸方向と同方向になるように(図9の(A)の笛51と同様な作用を果たすように)、本体40に対して配備すればよい。 【0024】 【発明の効果】本発明は以上の構成、作用よりなり、請求項1に記載のスイング練習具によれば、グリップ部とシャフト部とヘッド部を有し、ゴルフ、野球、ソフトボールにおけるスイングを練習するスイング練習具であって、ヘッド部の内部に中空部を形成すると共に、該中空部に水等の液体または砂状や小粒状の粒子状固体を半充足状態に入れてあるので、このスイング練習具を用いて、ゴルフ、野球、ソフトボールにおける正しいスイングをスイングの際の音やその発生位置を聞き分けながらマスターしていくことができる。 またスイングの際に発生する音やその発生位置を聞きながら自己のスイングのチェックを行うことができる。 また請求項2に記載のスイング練習具によれば、上記請求項1に記載の構成による効果に加えて、ゴルフスイング用として全体をゴルフクラブの様に形成し、且つゴルフクラブのヘッドの内部に構成した中空部に水等の液体または砂状や小粒状の粒子状固体を半充足状態に入れてあるので、ゴルフクラブと同様な感触で、スイングした際の音の発生の有無、発生位置を確認しながらゴルフスイングの矯正、或いは自己のスイングのチェックを行うことができると共に、正式なプレイには使用できないにしろ、実際のゴルフクラブとしても使用可能であるので、コースに出てプレイをしながらフォームを直したりすることも可能である。 また実際のゴルフクラブとして使用する場合には、フェース面でのインパクトに加えて中空部に入れた液体や固体による二次的インパクトも期待できる。 また請求項3に記載のスイング練習具によれば、上記請求項1に記載の構成による効果に加えて、バットスイング用として全体を野球やソフトボールのバットのように形成し、且つバットのヘッド付近の内部に構成した中空部に水等の液体または砂状や小粒状の粒子状固体を半充足状態に入れてあるので、野球やソフトボールで使用するバットと同様な感触で、スイングした際の音の発生の有無、発生位置を確認しながらバットスイングの矯正、自己のスイングのチェックを行うことができる。 また正式な試合には使用できないにしろ、実際のバットとしても使用可能であるので、練習試合等で使用しながらバッティングフォームを直したりすることも可能である。 また実際のバットとして使用する場合には、ボールをヒットする際に、中空部に入れた液体や固体による二次的インパクトも期待できる。 また請求項4に記載のスイング練習具によれば、全体を筒形状若しくはリング形状として、その中心穴部でバットやゴルフクラブに着脱自在に嵌合させるように構成しており、且つ前記筒形状若しくはリング形状の本体の内部には中空部を構成して該中空部に水等の液体または砂状や小粒状の粒子状固体を半充足状態に入れてあるので、野球のバットやゴルフクラブに着脱自在に嵌合させて取り付けることで、簡易に、ゴルフ、野球、
    ソフトボールにおける正しいスイングをスイングの際の音やその発生位置を聞き分けながらマスターしていくことができる。 また自己のスイングのチェックを行うことができる。 また請求項5に記載のスイング練習具によれば、グリップ部とシャフト部とヘッド部を有し、ゴルフ、野球、ソフトボールにおけるスイングを練習するスイング練習具であって、前記グリップ部とヘッド部に空気流によって鳴る笛を配備し、ダウンスイングによりグリップ部が勢いよく下動した際に生じる空気流によって前記グリップ部の笛が鳴り、またヘッド部が勢いよく回転した際に生じる空気流によって前記ヘッド部の笛が鳴るようにしてあるので、グリップ部とヘッド部とに配備された各笛が鳴るか否かを確認しながら或いは各笛の音の良否を聞きながら、ゴルフ、野球、ソフトボールにおける正しいスイングをマスターしていくことができる。
    またスイングの際における2つの笛の音を聞きながら自己のスイングのチェックを行うことができる。 また請求項6に記載のスイング練習具によれば、上記請求項5の構成による効果に加えて、グリップ部とヘッド部における笛の音を異ならせているので、スイング練習においてダウンスイングの良否の確認とインパクトに至るヘッド部の回転の良否の確認を、それぞれ異なる音により判別を容易に行うことができる。 また請求項7に記載のスイング練習具によれば、全体を筒形状若しくはリング形状として、その中心穴部でバットやゴルフクラブに着脱自在に嵌合させるように構成しており、且つ前記筒形状若しくはリング形状の本体に空気流によって鳴る笛を配備してあるので、野球のバットやゴルフクラブに着脱自在に取り付けることで、ゴルフ、野球、ソフトボールにおける正しいスイングを、スイングの際の笛の音を聞き分けながら簡易にマスターしていくことができる。 また自己のスイングのチェックを行うことができる。

    【図面の簡単な説明】 【図1】本発明のスイング練習具の第1の実施形態を示し、(A)は全体斜視図、(B)は要部の断面図である。 【図2】ゴルフスイングの好ましいスイング軌道を説明する図である。 【図3】本発明の第1の実施形態に係るスイング練習具をゴルフに用いた場合におけるスイング動作を説明する図である。 【図4】本発明の第1の実施形態の変形例を示し、
    (A)、(B)、(C)はそれぞれゴルフ用のスイング練習具の要部を示す一部断面図である。 【図5】本発明のスイング練習具の第2の実施形態を示し、(A)は全体図、(B)は要部の断面図である。 【図6】本発明のスイング練習具の第3の実施形態を示し、(A)は外観図、(B)は断面図である。 【図7】本発明の第3の実施形態の変形例を示し、スイング練習具をゴルフクラブに取り付けた状態を示す外観図である。 【図8】図7に示したスイング練習具の詳細図である。 【図9】本発明のスイング練習具の第4の実施形態を示し、(A)はゴルフ用のスイング練習具の外観図、
    (B)は野球、ソフトボール用のスイング練習具の外観図である。 【図10】本発明のスイング練習具の第5の実施形態を示す外観図である。 【符号の説明】 10、100 グリップ部20、200 シャフト部30、300 ヘッド部31、310 中空部32、320 内容物40 本体41 中空部42 内容物43 中心穴部44 投入口44 締め付け片45 締め付けリング51、52、53 笛61、62、63 空気通路61a、61b、62a、62b、63a、63b 開口

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