Pitching practicing implement

申请号 JP2000034034 申请日 2000-02-10 公开(公告)号 JP2001218881A 公开(公告)日 2001-08-14
申请人 Yasuyuki Imato; 靖之 今任; 发明人 IMATO YASUYUKI;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To healthily and easily obtain an ideal pitching form while easily recognizing one's own pitching action.
SOLUTION: This pitching practicing implement is provided with a rod body 2 ligher in weight than a regulation hard ball for baseball and having a desired lateral cross sectional form, a grip part 3 formed at one end part of the rod body 2, a rotation number detector included on the grip part side of the rod body 2 to detect the rotation number when the rod body 2 is swung, and a display 6 disposed on the grip part side of the rod body 2 to display the rotation number detected by the rotation number detector.
COPYRIGHT: (C)2001,JPO
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 野球用公認硬球よりも軽量で軸横断面形状が任意の棒状体と、 この棒状体の一端部に形成された握り部と、 上記棒状体の握り部側に内蔵されてこの棒状体が振り回されたときの回転数を検出する回転数検出器と、 上記棒状体の握り部側に配設されて上記回転数検出器により検出された回転数を表示する表示器と、を具備していることを特徴とする投球練習具。
  • 【請求項2】 上記棒状体の握り部側には、その棒状体の回転速度を検出し、この回転速度およびこの回転速度に基づき換算された投球速度の少なくとも一方を上記表示器に表示させる回転速度検出器を配設していることを特徴とする請求項1記載の投球練習具。
  • 【請求項3】 上記棒状体の握り部側には、上記回転検出器により検出された回転速度の複数段階に応じて音色がそれぞれ相違する音響をそれぞれ出力する音響出力装置を内蔵していることを特徴とする請求項1または2記載の投球練習具。
  • 【請求項4】 棒状体は伸縮自在に構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の投球練習具。
  • 【請求項5】 握り部は、棒状体の一端部外周に、握り手の滑りを防止する滑り止め部を形成すると共に、この滑り止め部の外端部に、上記滑り止め部よりも大径の大径端部を形成していることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の投球練習具。
  • 【請求項6】 握り部は、野球用公認硬球よりも軽量で棒状体よりも大径の球体または棒状体の軸直角方向長さよりも大形の三角形等任意形状体を備えていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の投球練習具。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は主に野球をする際の投手や内,外野手等選手に理想的な投球フォームを健康的かつ楽に修得させるための投球練習具に関する。

    【0002】

    【従来の技術】従来、野球のピッチャー(投手)がピッチングフォームを作るための方法として、例えば何百球,何千球もの大量のボールを投げ込みする方法がある。

    【0003】しかし、この方法では、投げ込みに使用する例えばプロ公認の硬球の重さが約140〜142g程度あるので、利腕や肩,肘およびこれらの関節に大きな負担が負荷される。 このために、上記過酷な投げ込みにより肩が消耗し、投手生命を短かくするこという課題がある。

    【0004】そこで、従来から硬球の代りに洗顔用等の通常の細長タオルの一端を持ってシャドーピッチングをする方法も知られている。 このタオルシャドーピッチングによれば、タオルが極めて軽量であるので、利腕や肩,肘およびこれらの関節の消耗も軽く、投手生命を短かくするという不具合は殆どない。

    【0005】

    【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このような従来のタオルシャドーピッチングでは、タオルが柔らかく腰がないので、タオルが握った手から下に垂れて手に絡んでしまう。 このために、任意の投球フォームによりタオルを握って振り回すために、利手を投球フォームのトップの位置に持ち上げたときに、その利腕と手のトップの位置、例えば利腕の肘が肩より上の所定の位置にあるか否かや、利手の手首が外側に捻転させているか否かやその状態、あるいは利手や腕の軌道等を自覚ないし確認しながらシャドーピッチングをし難いという課題がある。

    【0006】また、利腕を振り下ろしたときのタオルの風切り音が鈍く不鮮明であるので、例えばボールのリリースポイント等、所要のチェック箇所で振り回し速度に応じて風切り音が変化するのを容易に聴き分けることが極めて困難である。 このために、腕の振り回しのスピード感を自覚し難いという課題がある。

    【0007】したがって、自己の投球フォームを自らチェックしながら作ったり、新しい投球フォームを修得するには効果が低いという課題がある。

    【0008】本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、その目的は、自己の投球動作を容易に確認しながら理想的な投球フォームを健康的かつ楽に修得することができるようにした投球練習具を提供することを目的とする。

    【0009】

    【課題を解決するための手段】本願請求項1に係る発明は、野球用公認硬球よりも軽量で軸横断面形状が任意の棒状体と、この棒状体の一端部に形成された握り部と、
    上記棒状体の握り部側に内蔵されてこの棒状体が振り回されたときの回転数を検出する回転数検出器と、上記棒状体の握り部側に配設されて上記回転数検出器により検出された回転数を表示する表示器と、を具備していることを特徴とする投球練習具である。

    【0010】この発明によれば、この投球練習具の握り部を利手で握り、任意の投球フォームにより振り回すシャドーピッチングを行うと、この投球練習具があたかも利腕の肩関節,肘関節,手首関節の3つの関節に続く第4の関節の如くに自覚させられる。

    【0011】このために、利腕や手のトップの位置や、
    手首の捻転やその状態、利腕や手の軌道等を自覚しながらシャドーピッチングを行なうことができる。

    【0012】また、利腕を振り回した際に、撓る棒状体が鋭い風切り音を発生するので、その風切り音の高低等の音色により腕の振り下ろし速度を自覚できる。 このために、投球のリリースポイント等要所要所でのスピードを自覚しながらシャドーピッチングを行なうことができる。 さらに、投球練習具の振り回し回数は表示器に表示されるので、その回数も確認できる。

    【0013】このために、自己の投球動作ないしフォームの良否を容易に確認(チェック)することができるので、このシャドーピッチングを繰り返すことにより自己の投球動作ないしフォームを修正しながら自己のピッチング等の投球フォームを容易に作り、あるいは任意の投球フォームを容易に修得することができる。

    【0014】しかも、この投球練習具の全体の重さは、
    プロまたはアマチュア公認硬球よりも軽量であるので、
    利腕や肩,肘およびこれらの関節に負荷される負担を大幅に軽減することができる。 このために、利腕や肩,肘およびこれらの関節を消耗することもなく、また投手生命を短かくすることなく、健康的かつ楽にシャドーピッチングを行なうことができる。

    【0015】また、利腕や肩,肘およびこれらの負荷が軽いうえに、投球動作は全身運動であるので、肩凝りや四十肩,五十肩の防止効果も有し、健康を増進させることができる。

    【0016】さらにまた、回転数検出器と表示器とを棒状体の先端部側に設けずに、握り部側に配設しているので、投球練習具を振り下ろしたときに、万一棒状体先端部が地面等に衝突しても、これら回転数検出器と表示器の破損を防止できる。

    【0017】請求項2に係る発明は、上記棒状体の握り部側には、その棒状体の回転速度を検出し、この回転速度およびこの回転速度に基づき換算された投球速度の少なくとも一方を上記表示器に表示させる回転速度検出器を配設していることを特徴とする請求項1記載の投球練習具である。

    【0018】この発明によれば、シャドーピッチング等により投球練習具を振り回したときの回転速度を、表示器により棒状体の風切り音の音色の相違を聴き分けるよりも正確に確認することができる。 また、この回転速度検出器は、その回転速度検出値を、その腕の振り回し速度で仮にボールを投げたときの当該ボールの投球速度を表示器に表示するので、シャドーピッチングの楽しさを増大させることができる。

    【0019】請求項3に係る発明は、上記棒状体の握り部側には、上記回転検出器により検出された回転速度の複数段階に応じて音色がそれぞれ相違する音響をそれぞれ出する音響出力装置を内蔵していることを特徴とする請求項1または2記載の投球練習具である。

    【0020】この発明によれば、棒状体の風切り音とは別途に、投球練習具の回転速度に応じて相違する複数の音色の音が音響出力装置から出力されるので、その音色を聴くことにより風切り音よりも正確に棒状体の振り回し速度ないし投球速度をシャドーピッチング等をしながら知ることができる。

    【0021】このために、投球練習具の回転速度を表示する表示器を見るために、その都度シャドーピッチングを途中で中断させる必要がないので、練習の効果を向上させることができる。

    【0022】請求項4に係る発明は、棒状体は伸縮自在に構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の投球練習具である。

    【0023】この発明によれば、ユーザーの身体の大きさ、特に身長や練習方法等に応じて投球練習具の棒状体の長さを適宜調節できるので、1本の投球練習具を大人から子供まで幅広く使用することができる。

    【0024】請求項5に係る発明は、握り部は、棒状体の一端部外周に、握り手の滑りを防止する滑り止め部を形成すると共に、この滑り止め部の外端部に、上記滑り止め部よりも大径の大径端部を形成していることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の投球練習具である。

    【0025】この発明によれば、ユーザーが投球練習具の握り部を握ったときの滑りを滑り止め部と大径端部とにより防止することができる。 このために、投球練習具の振り下ろし時に、この投球練習具が握り手からすっぽ抜けるのを防止することができるので、周囲の安全性を向上させることができる。

    【0026】請求項6に係る発明は、握り部は、野球用公認硬球よりも軽量で棒状体よりも大径の球体または棒状体の軸直方向長さよりも大形の三角形等任意形状体を備えていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の投球練習具である。

    【0027】この発明によれば、投球練習具の握り部が公認硬球に類似の球体または任意の形状体を備えているので、これら握り部を公認硬球とほぼ同様に確実に握ることができる一方、すっぽ抜けを防止することができる。

    【0028】

    【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1〜
    図13に基づいて説明する。 なお、これらの図中、同一または相当部分には同一符号を付している。

    【0029】図1は本発明の第1の実施形態に係る投球練習具1の正面図である。 この投球練習具1は棒状体である若干撓曲性を有する中空円筒状のシャフト2の一端部に、握り部であるグリップ3を形成し、このグリップ3の一端部には、その外径よりも若干大径のグリップエンド4を一体ないし一体的に形成し、このグリップエンド4の外端からシャフト2の先端までの長さを例えばピッチングプレートの長さとほぼ等しい長さの約610m
    m程度または約450mm程度に形成している。

    【0030】シャフト2は例えばグラスファイバーやチタン、カーボン等により直径が例えば約10mm〜30
    mm程度のいずれかで、長さが例えば300mm〜70
    0mm程度のいずれかの中空円筒状に形成され、両端部は一体的に密閉されている。 但し、シャフト2は、三,
    四,五,六角筒やこれ以上の多角筒でもよい。

    【0031】図2に示すようにグリップ3は、ユーザーの手5により握ることができるのに十分な長さを有し、
    グリップ3の外周にラバー等を巻き付け固着して滑り止め部を形成している。 この滑り止め部としては、ラバーに代えてグリップ3の外周面に複数の溝を所定のピッチで直接形成し、またはグリップ3の外周面全体に握り用の凹部を形成してもよい。 そして、グリップエンド4には、所持用のループ状のストラップを取り付けている。

    【0032】そして、このグリップ3側のシャフト2の外表面には、LED(発光ダイオード)7セグメントや小型液晶ディスプレイ(LCD)等よりなる表示器6
    を、その外表面がシャフト2の外周面とほぼ面一になるように下部を埋設しており、この表示器6の近傍のシャフト2内には図示しない筒状のケーシングが配設され固定されている。 このケーシング内には、表示器6にそれぞれ電気的に接続されている図示しない回転回数検出器および回転速度検出器と、この回転速度検出器に電気的に接続されている図示しない音響出力装置と、これら各検出器や装置に電力を給電する図示しない小型電池とが収容され、かつ固着されている。 小型電池は交換可能にケーシング内に配設されている。

    【0033】回転回数検出器はユーザーがグリップ3を握って所要の投球フォーム等により振り回したときに、
    その回転数を検出し、表示器6に表示するものであり、
    例えば投球練習具1の振り回しに応じて揺動する図示しない小型振り子の揺動回数や投球練習具1の振り回しに応じて往復動する小球の往復回数のカウント等に基づいて投球練習具1の回転(振り回し)回数をカウントするように構成されているが、この構成には限定されない。
    なお、ここで投球練習具1の振り回しとは、純オーバースローにおける振り下ろしや、スリークォータ,サイドスロー,アンダースロー等各種投球法における利腕の振り回しをいう。

    【0034】一方、回転速度検出器は、投球練習具1の振り回し速度を検出するものであり、例えば上記回転回数検出器と同様の小型の振り子の揺動速度や小球の往復速度等に基づいて検出するように構成されているが、その構成には限定されない。

    【0035】また、この回転速度検出器は、その回転速度検出値を、その回転速度で仮に公認硬球や軟式ボール等のボールが投じられた時の投球速度に換算して表示器6に表示させるように構成されている。 また表示器6
    は、表示モードを選択するための表示モード選択スイッチを備えており、投球速度の表示と共に、初級,中級,
    上級等の到達度を表示し得るように構成されている。

    【0036】一方、音響出力装置は、回転速度検出器により検出された投球練習具1の回転速度検出値を複数段階に区分し、その区分に応じて音色を変えて音響を出力するものである。 例えば、ピー音の単位時間当りの長さを順次変えてピー音からピッピ音まで制御するように構成してもよく、その音色の制御方法には限定されない。
    なお、上記シャフト2を伸縮自在に構成すると共に、その伸縮させた長さを適宜保持し得るように構成してもよい。 また、投球練習具1,1A,1Bを投球速度に応じて初級,中級,上級用にそれぞれ構成してもよい。

    【0037】このように構成される投球練習具1の全体の重量は、例えば約141.1〜141.8gの公認硬球よりも軽量であればよいが、例えばその1/2ないし1/3、または1/4以下が望ましい。 これはユーザーの利腕や肩,肘、これらの関節に負荷される負担を軽減するためである。

    【0038】なお、図3に示す投球練習具1Aのように上記図1で示すグリップ3を、球体であるボール状グリップ7に形成し、あるいは図5に示す投球練習具1Bのように三角状グリップ8に形成してもよく、グリップ3
    の形状は任意でよい。

    【0039】ボール状グリップ7は、中空球体等により公認硬球とほぼ同形同大同質状に形成されるが、公認硬球よりも軽量に形成されている。

    【0040】図4と図6に示すようにボール状グリップ7と三角状グリップ8は、例えばユーザーの手5の人差し指と中指と親指とにより握られ、その人差し指と中指との間にシャフト2の根元部が位置するように握られる。 但し、その握り方は任意でよい。

    【0041】そして、このように構成された投球練習具1,1A,1Bは、ユーザーが自己のピッチンクフォームを作るため、あるいは本発明者が開発した、いわゆる今任式投球理論に基づく理想的なピッチングフォームを習得するためのシャドーピッチングに使用されるものであるので、次に、この今任式投球理論を説明する。

    【0042】(1)この理論は、主にピッチャーの投球の際の身体の動きを、腰の回転(小さな円)と腕の回転(大きな円)の2つの円運動と、3つの三角形としてとらえ、この「2つの円運動」と「3つの三角形」とがタイミングよく噛み合ったときに、ほぼ思い通りの投球コースに投げ、しかも、球威を落さずに理想の投球ができるというものであり、以下概説する。

    【0043】(2)「2つの円」 ここで2つの円とは、左右の腰骨を両端にして体軸回りに回転する円(小さな円または下の円)と、胸の檀中(だんちゅう)から左右の腕へ広がる中心線が描く円(大きな円または上の円)とをいう。 ちなみに檀中とは、両胸の間のみぞおち近くにあるツボである。

    【0044】これら2つの円は頭の頂上にある「百会」
    から「檀中」(中丹田)「下丹田」「膝」そして「足底」に至る「センターライン(体軸)」を中心軸として回転する。 オーバー、サイド、アンダーとそれぞれの投法によって腕の出口の角度は変わるが、いずれも2つの円は、同じ角度を保ち、平行して回転しなければならない。

    【0045】ところで、2つの円運動によって「球威とコントロール」が共にアップするための大切なことがある。 従来の技術書では身体の回転を「コマが回転するように」との表現を使っているが、本理論では、むしろ2
    つの「時差」を基本にしている。 すなわち、その第1
    は、「下の円」が先に回転を始め、それにつられるように「上の円」が回転するという「時差」の存在である。
    その第2は、これら2つの円の回転をより加速させるための踏みだし動作、つまり重心移動に伴う「時差」である。 バットスイングやゴルフスイングなども同じであるが、この「2つの時差」による身体の「ねじれ」と「しなり」が反発力を生み、投球に力を与えるのである。 仮に、投球で「2つの円」が同時に回転したら、右投手なら左肩の開きが早くなり、それにつられて投球のリリースも早くなるために、ボールは力がなくシュート回転してしまうだろうし、コントロールも甘くなる。

    【0046】(3)下の円の優越性と2つの円軌道の角度 2つの円のうち、「下の円」をより正しく回転させることを意識する必要がある。 これは「下の円」の方が身体の「重心」に近いため、軌道を崩せば投球の根幹であるバランスにまで影響を与えるからである。 極論すれば、
    「センターライン(体軸)」を意識して「下の円」を正確に回転させ、余計な力みを与えなければ、上の円は自然に「同じ角度で回転」するものである。

    【0047】投手によっては、オーバースローであるのに「下の円」が横に回転している場合を数多く目にすることがある。 この場合、後述する「3つの三角形」の最初の三角形を高くする、つまり、着地側の脚をより高く上げることによって、腰を斜めの回転に変えることができる。 しかし、先にも述べたが、「下の円」の軌道を変えると、その投手が持っている基礎的なバランスそのものを崩し易い。 また、腰を中心とした運動は個人の身体の特性(柔軟性や筋力)を反映している場合が多く、無理な矯正は故障につながり易い。 したがって、この場合、思い切って「腰の回転角度に合せた」投法、つまりサイドスローへ転向した方がよい場合がある。

    【0048】このように2つの円は、「上の円」に対して「下の円」の方が優位性を持っている運動構造であるとともに、「2つの円起動の角度」を一致させることが大切である。

    【0049】(4)3つの三角形 上記「3つの三角形」とは図7の(A),(B),
    (C)に示す三角形α,β,γである。 なお、図7は左投げオーバースローの場合を示しているが、この投法には限定されない。

    【0050】 図7(A)で示す第1の三角形αはステップ側の脚を上げた時、プレート(ピッチングプレート)P側の足の踵をA、ステップ側脚の膝をB、着地点をCとしたA,B,C3点を結ぶ三角形である。 図7(B)で示す第2の三角形βは、利腕の「トップの位置」でつくる三角形である。 ここで、「トップの位置」とは、体重心がプレートP側の脚から着地側の脚に移動する途中において、腕の円運動によってつくられる軌道のトップにできる三角形のことである。 図7(C)で示す第3の三角形γは、上記下の円を回転させながら体重心が乗っていく着地側の膝がつくる三角形である。

    【0051】次に、この「3つの三角形」の理想的な形をそれぞれ解説する。

    【0052】(a)第1の三角形α セットポジションにしろワインドアップにしろ、着地側の脚が最も高い位置にきて一本足になった時、上記A,
    B,Cを結ぶ三角形αの面積が大きくなればなるほど、
    制球力・球威ともに増す力を生み出す。 三角形αの底辺にあたるスライドの幅はスパイクの5足半〜6足半と不変のため、足は高く上がれば上がるほど三角形αの面積が大きくなる。

    【0053】また、着地側の膝をトップにもってきた時に、次の2つの点に注意する必要がある。 1つは、プレートP側の足に重心をきちんと乗せること。 この乗り方によって前方移動の際、「タメ」をつくるがその正否を決定する。 タメがないと身体が開く原因となる。 2つ目は、「胸の十字架(センターラインと「上の円」の中心点)が、正しく三塁ベース方向に向いているか、である。

    【0054】上の2点が守られていない場合は、着地側の膝がトップの位置にきて、多少の間ができた時にバランスを整え矯正する。

    【0055】(b)第2の三角形β 利腕がつくる「第2の三角形β」は、できるだけ「センターライン」に近い所につくる。 この三角形βが身体から離れてしまうと腕のスイングの加速がつかず制球力も乱れてしまうからである。

    【0056】次に、「第2の三角形β」をつくるタイミングについて述べる。

    【0057】「第2の三角形β」をつくるタイミングは、重心移動との関係で決まる。 つまり、着地側の脚が着地したと同時に利腕は「トップの位置」にくる。 「第1の三角形α」の状態からの重心移動が早すぎると、この「第2の三角形β」(「トップの位置」)はつくり切れずに、センターラインから離れてしまう。

    【0058】したがって、上記(a)で説明した通り、
    プレートP側の軸足にしっかり重心を乗せ、前方移動時に「タメて残しておく」ことがグットタイミングで「第2の三角形β」をつくる条件である。

    【0059】(c)第3の三角形γ 着地側の脚の膝は、「90度を保つ」(当然だが、膝から下は地面に対して垂直になる)。 この膝の角度は、
    「高低の制球力」を司り、90度以上の鈍角になるとつっかえ棒のように重心を後ろに跳ね返してボールは高めに浮かせてしまう。 逆に90度以下の鋭角だと重心を支えきれずに状態は前屈みになってボールは沈んでしまう。 また、身体の「しなりの度合い」を決め「球威の有無」をも左右する。

    【0060】また、「着地側の膝が90度」となった時、そこを回転軸の起点にして「上の円」が回転していく。 この時に「胸の十字架」が膝の上に乗るようにして、投球方向と正対する。 こうして、「第3の三角形γ」を使って、先の「2つの円」は回転速度を高め、つられて腕の振りも速くなり、球威を増していく。

    【0061】以上のように、「3つの三角形α〜γ」が上手くつくれないと、「2つの円」も正しく回転しない。 両者は不可分の存在である。 この5つの図形ができないと、球威、制球力ともにつかず、変化球も切れない。

    【0062】(5)2つの投球リズム 投球のリズムは、重心を何処に置くかによって二つに分けられる。 一つは「上半身に重心」を置き、そこを中心に投球する「高重心投法」と、もう一つは「下半身に重心」を置き、そこを中心に投球する「低重心投法」である。 前者は、「1,2,3」という等間隔の投球リズムとなり、後者は「1,2〜,3」と間にタメが入る投球リズムになる。

    【0063】(a)「高重心投法」の投球リズム 等間隔のリズムである投球法は、「胸の位置に重心」を置き、上半身が下半身をリードして「大木が倒れる」ように投げ下ろす投げ方になる。 この投法は、上半身の強い者がその筋力を主導的に利用して下半身の力を従的にしか使わない、いわゆる身体全体のしなりが少ないフォームとなる。 米大リーグに代表されるアメリカの投手の多くはこのような直線的なフォームである。

    【0064】この投法を分析すると、ステップした足が着地した時に既にボールを持った腕は、「トップの位置」(腕の円運動によって描かれる軌跡の頂点)になっており、そのまま「大木が倒れるように投げ下ろしている。この投法はボールを持つ側の腕とグラブを持つ腕が離れるタイミング、いわゆる「両腕の割れ」が早く「胸の位置で割れる」のも特徴の一つである。

    【0065】また、上半身が強いという特性を生かしているため「さらに速い球を投げよう」と意識すると、肩や腕に力が入り投球が高めに浮くという短所が出易い。
    さらに、ボールが浮くだけでなく、打者から見ると非常にタイミングがとり易いリズムとも言える。 打者のタイミングの取り方は、投手が左脚を上げ前方移動に合せてテイクバックを開始し投球を待ち構える。 打者の球を待つまでのリズムが「1,2」であるからそのタイミングで投手が同じ「1,2」のリズムで投げれば、打者のスイングのタイミング「3」にピッタリと合ってしまい、
    いとも簡単に弾き返されるのは目に見えている。

    【0066】この投法では、如何にボールに変化を与えるかが重要になってくる。 アメリカの野球を見ても分かる通り、直球でもボールが沈んだり左右に変化する「ムービングファストボール」や、チェンジアップを多投する投手が増えているのも頷ける。 それはおろか、ワセリン(油脂)を手に付けたり、やすりでボールに傷を付けて変化を大きくするといった不正投球にまでエスカレートしているのも事実である。

    【0067】(b)「低重心投法」の投球リズム 反対に、重心の位置が低く、間に「タメ」が入る「1,
    2〜,3」のリズムの投法は、下半身の円運動に対して上半身の円運動がついてくるものである。 また、身体全体の筋力や身長で劣る日本人の投手に適した投げ方でもある。

    【0068】このフォームではワインドアップでもセットポジションでも、ボールを握る手とグラブを持つ手がプレートの上で、しかも「丹田(たんでん)の位置」で割れる。 先のフォームでは両手が「胸の位置」で割れていたが、このフォームでは「丹田の位置」までゆっくりと落としてくる。 この方がボールをできるだけ長く持つことができ、下半身主導の投球となる最も大切なチェックポイントである。

    【0069】特徴としては、右投手なら左足が着地直前までボールを持った右手は右膝の下、つまり「トップの位置」に対して「アンダーの位置」(テイクバックの一番深い位置)にあることが挙げられる。

    【0070】この「2〜」のリズムの投法は、下半身の円運動が主導で上半身の円運動をリードして身体の「しなり」を利用しているため、低めにボールが集まり易く、制球力がつき球威も出てくる。 バッターにとっても球の出所が見えにくい、いわゆる「ボールを長く持つ」
    フォームとなる。

    【0071】(c)何故「2」でなく、「2〜」のリズムなのか その前に「球威」について述べる。 球威とは、字の如く球の「威力」のことだが、大切なことは打者に対して威力があるかどうかである。 球速だけでなく、「キレ」、
    つまり打者の手元でホップする(伸びる)球質こそ「威力」の本質である。 投球速度が時速140km台後半のスピードがあっても打たれてマウンドを降りる投手と、
    時速120km台でも通用する投手がいるという事例は、「キレという威力」があるかないかということなのである。

    【0072】一般的には制球力をつけようとすれば、球速を落とさなければならなく、球速を上げようとすると制球力が乱れるというように「制球力と球速は相反する関係」にある。 本投球理論は、「キレと制球力は相乗効果」の関係という前提に成り立っている。 何故そうなのかという前に実際にキレのある投手を見て分かるように総じてコントロールがいい。 球速のみ上げようとしている投手はノーコントロールなのである。 「キレ」、「コントロール」そして「スピード」の三つが揃ってこそ真の意味の「球威」であり、マウンドに立ち続けることができるのである。

    【0073】そのための欠かすことができない条件が「2〜」リズムであり、この中に「球威」を生み出す秘密が隠されている。 なお念のため「2〜」のリズムをつくるための三つのチェックポイントは次の3点にある。

    【0074】 丹田の位置で両腕が割れているか。 着地寸前に投球側のスナップが「アンダーの位置」
    にあるか。 「重心の位置」に伴ってタイミングよく「アンダーの位置」から「トップの位置」まで加速的に腕がスイングアップされているか。

    【0075】(6)「1,2〜,3」のリズムを身につける練習 (a)クイック投法 セットポジションをとって「1」を省き、クイックモーションで「2〜,3」で投球練習を続ける。 ステップ側の脚は上に上げずに素早く前へ移動する「素早い重心移動」に連動させて、「ダウンの位置」から「トップの位置」に腕を「加速的にスイングアップさせるタイミング」を掴む。 あとは身体をピボットさせ、投球するだけである。

    【0076】このスピーディーな投球動作においても、
    「2〜」のリズムを保持していることが「球威とコントロール」を統一的に得ることになる。 脚を上げるというモーションを省くのは、意識が「2〜」のリズム感に集中し易くなるためである。

    【0077】(b)「2〜」のリズム感を掴むために 常日頃から「良いテンポで投げる」ことを念頭に置く。
    練習でも試合でも捕手がボールを捕ったら直ぐに返してもらい、即座に投球に入る。 1日の投球練習が50球と決まっていたら、かかる時間をできるだけ短くする。 このような短い投球テンポの投球練習によって「1,2
    〜,3」のリズムが掴めれば、約5〜10%の球威を極く短時間に増すことができる。

    【0078】実際にこのような練習をしてみれば、惰性で何百球投げるよりも肉体的にかなりキツイことが分かる筈である。 この練習は投球のスタミナもつけてくれる。

    【0079】図8〜図13はこのような今任式投球理論に基づく理想的な投球フォームを健康的かつ楽に修得させるための上記投球練習具1,1A,1Bのいずれか、
    例えば1の使用方法を左投手の場合について第1〜第4
    段階に分けて図示している。 なお、これらの各図中各(A)はホームベース側から見たときの正面図、各図(B)は同各図(A)の側面図である。

    【0080】(第1段階)まず、図2に示すように、ユーザーuは、その利手5により投球練習具1のグリップ3を握り、図8(A),(B)に示すように、両足をプレート(ピッチングプレート)Pの両端に乗せ、左膝は伸ばして左足の方に重心をかけ、その状態で上半身を9
    0度オープンにすると、自然に右足はつま先だけがプレートP上に残る(この時の軸足は左ということになる)。 投球練習具1を持つ方の腕(左腕)は肘が直角になるように上げる。 肘はあくまで肩の延長線上である。
    かつ、投球練習具1のシャフト2の先端は真上に向け、
    それを握る手首は掌を外側に捻転させる。

    【0081】次に、図9(A),(B)に示すように、
    そのフォームより今度は重心を右に移動し同時に投球練習具1を振り下ろしながら肩は重心が乗った右の方へ回転する。

    【0082】(第2段階)次に図10(A),(B)に示すように、ユーザーuは、まず、軸足の左足をプレートP上にほぼ平行に置き、右足はプレートPの長手方向中央部から直角にプレートP方向に三足分ほどの離れた所に置く。 このとき、腕は上記第1段階と同じで振り下ろすときには右に重心を移し、右膝はほぼ90度に曲げ、左腕の振り下ろした肘が右膝に着く状態にする。

    【0083】(第3段階)図12(A),(B)に示すようにユーザーuは、まず、左足(軸足)を、プレートP上の中央部にほぼ平行に置いて、真直ぐにバランス良く立ち、反対の右足は膝を高く上げ、次に図13
    (A),(B)に示すように上げた右足を5足位前方の所でステップし、投球練習具1は上記第2段階と同じフォームで振り下ろす。 その時の右足つま先はプレートP
    に接し、膝が伸びた状態が望ましい。

    【0084】(第4段階)図12(A),(B)に示すように上記第3段階のフォームから始まり、図13
    (A),(B)に示すフィニッシュの時に軸足の右足で立ち、左足のスパイクの底が上を向いている状態を所要時間保持して、バランス感覚を養う。

    【0085】(第5段階)以上の第1〜第4段階を連動させて行なってから、最後に両足の着地は両肩より少々広めで腰を落として構える形にする。 この一連の動作を1セットとして所要セット数を行なう。

    【0086】そして、このような投球練習具1,1A,
    1Bの使用方法によれば、この投球練習具1,1A,1
    Bがあたかも利腕の肩関節,肘関節,手首関節の3つの関節に続く第4の関節の如くに自覚させられる。

    【0087】このために、利腕や手のトップの位置や、
    手首の捻転やその状態、利腕や手の軌道等を自覚しながらシャドーピッチングを行なうことができる。

    【0088】また、利腕を振り下ろした際に、撓るシャフト2が鋭い風切り音を発生するので、その風切り音の高低等の音色により腕の振り回し速度を自覚できる。 このために、投球のリリースポイント等要所要所でのスピードを自覚しながらシャドーピッチングを行なうことができる。 さらに、投球練習具の振り回し回数は表示器に表示されるので、その回数も確認できる。

    【0089】このために、自己の投球動作ないしフォームの良否を容易に確認(チェック)することができるので、このシャドーピッチングを繰り返すことにより自己の投球動作ないしフォームを修正しながら自己のピッチング等の投球フォームを容易に作り、あるいは今任式等任意の投球フォームを容易に修得することができる。

    【0090】しかも、この投球練習具1,1A,1B全体の重さは、公認硬球よりも軽量であるので、利腕や肩,肘およびこれらの関節に負荷される負担を大幅に軽減することができる。 このために、利腕や肩,肘およびこれらの関節を消耗することもなく、また投手生命を短かくすることなく、健康的かつ楽にシャドーピッチングを行なうことができる。

    【0091】また、利腕や肩,肘およびこれらの負荷が軽いうえに、投球動作は全身運動であるので、肩凝りや四十肩,五十肩の防止効果も有し、健康を増進させることができる。

    【0092】さらにまた、回転数検出器と表示器とを棒状体の先端部側に設けずに、握り部側に配設しているので、投球練習具を振り下ろしたときに、万一棒状体先端部が地面等に衝突しても、これら回転数検出器と表示器の破損を防止できる。

    【0093】さらに、投球練習具1,1A,1Bを振り回したときの回転速度を、表示器6によりシャフト2の風切り音よりも正確に確認することができる。 また、この回転速度検出器は、その回転速度検出値を、その腕の振り回し速度で仮にボールを投げたときの当該ボールの投球速度を表示器6に表示するので、シャドーピッチングの楽しさを増大させることができる。

    【0094】そして、シャフト2の風切り音とは別途に、投球練習具1,1A,1Bの回転速度に応じて相違する複数の音色の音が音響出力装置から出力されるので、その音を聴くことにより風切り音よりも正確にシャフト2の振り回し速度ないし投球速度をシャドーピッチング等をしながら知ることができる。

    【0095】このために、投球練習具1,1A,1Bの回転速度を表示する表示器6を見るために、その都度シャドーピッチングを途中で中断させる必要がないので、
    練習の効果を向上させることができる。

    【0096】また、ユーザーuの身体の大きさ、特に身長や練習方法等に応じて投球練習具1,1A,1Bのシャフト2の長さを適宜調節できるので、1本の投球練習具1,1A,1Bを大人から子供まで幅広く使用することができる。

    【0097】さらに、ユーザーuが投球練習具1,1
    A,1Bの握り部3を握ったときの滑りを滑り止めとグリップエンド4とにより防止することができる。 このために、投球練習具1,1A,1Bの振り下ろし時に、この投球練習具1,1A,1Bが握り手からすっぽ抜けるのを防止することができるので、周囲の安全性を向上させることができる。

    【0098】さらにまた、投球練習具1,1A,1Bの握り部3が公認硬球に類似のボール状グリップ7または三角状グリップ8等任意の形状体に形成されているので、これらグリップ7,8を公認硬球とほぼ同様に確実に握ることができる一方、すっぽ抜けを防止することができる。 なお、上記各実施形態では、各投球練習具1,
    1A,1Bをピッチャーのシャドーピッチングに使用する場合について説明したが、野手の投球動作のシャドーピッチングに使用してもよい。

    【0099】

    【発明の効果】以上説明したように本発明は、この投球練習具の握り部を利手で握り、任意の投球フォームにより振り回すシャドーピッチングを行うと、この投球練習具があたかも利腕の肩関節,肘関節,手首関節の3つの関節に続く第4の関節の如くに自覚させられる。

    【0100】このために、利腕や手のトップの位置や、
    手首の捻転やその状態、利腕や手の軌道等を自覚しながらシャドーピッチングを行なうことができる。

    【0101】また、利腕を振り回した際に、撓る棒状体が鋭い風切り音を発生するので、その風切り音の高低等の音色により腕の振り回し速度を自覚できる。 このために、投球のリリースポイント等要所要所でのスピードを自覚しながらシャドーピッチングを行なうことができる。 さらに、投球練習具の振り回し回数は表示器に表示されるので、その回数も確認できる。

    【0102】このために、自己の投球動作ないしフォームの良否を容易に確認(チェック)することができるので、このシャドーピッチングを繰り返すことにより自己の投球動作ないしフォームを修正しながら自己のピッチング等の投球フォームを容易に作り、あるいは任意の投球フォームを容易に修得することができる。

    【0103】しかも、この投球練習具の全体の重さは、
    公認硬球よりも軽量であるので、利腕や肩,肘およびこれらの関節に負荷される負担を大幅に軽減することができる。 このために、利腕や肩,肘およびこれらの関節を消耗することもなく、また投手生命を短かくすることなく、健康的かつ楽にシャドーピッチングを行なうことができる。

    【0104】また、利腕や肩,肘およびこれらの負荷が軽いうえに、投球動作は全身運動であるので、肩凝りや四十肩,五十肩の防止効果も有し、健康を増進させることができる。

    【0105】さらにまた、回転数検出器と表示器とを棒状体の先端部側に設けずに、握り部側に配設しているので、投球練習具を振り回したときに、万一棒状体先端部が地面等に衝突しても、これら回転数検出器と表示器の破損を防止できる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の第1の実施形態に係る投球練習具の正面図。

    【図2】図1で示す投球練習具の握り部の握り状態を示す図。

    【図3】本発明の第2の実施形態に係る投球練習具の正面図。

    【図4】図2で示す投球練習具のボール状握り部の握り状態を示す図。

    【図5】本発明の第3の実施形態に係る投球練習具の正面図。

    【図6】図5で示す投球練習具のボール状握り部の握り状態を示す図。

    【図7】(A),(B),(C)は今任式投球理論による3つの三角形をそれぞれ示す図。

    【図8】(A)は図1で示す投球練習具の使用方法の第1段階の第1ステップの正面図、(B)は同(A)の側面図。

    【図9】(A)は図1で示す投球練習具の使用方法の第1段階の第2ステップの正面図、(B)は同(A)の側面図。

    【図10】(A)は図1で示す投球練習具の使用方法の第2段階の第1ステップの正面図、(B)は同(A)の側面図。

    【図11】(A)は図1で示す投球練習具の使用方法の第2段階の第2ステップの正面図、(B)は同(A)の側面図。

    【図12】(A)は図1で示す投球練習具の使用方法の第3段階の第1ステップの正面図、(B)は同(A)の側面図。

    【図13】(A)は図1で示す投球練習具の使用方法の第3段階の第2ステップの正面図、(B)は同(A)の側面図。

    【符号の説明】

    1,1A,1B 棒状体 2 シャフト 3 グリップ(握り部) 4 グリップエンド 6 表示器 7 ボール状グリップ

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