Bed variable wheelchair with a patient for indoor toilet bowl

申请号 JP2010515661 申请日 2008-06-26 公开(公告)号 JP5411852B2 公开(公告)日 2014-02-12
申请人 バスカール ヴィサール パトワーダン; 发明人 バスカール ヴィサール パトワーダン;
摘要
权利要求
  • ベッドに変換する、患者用室内便器付き車椅子において、
    a. ホイールを備えた少なくとも四つの脚部に載った、患者の身体の臀部を支持する矩形の主外フレームと、
    b. ピボット又はヒンジによって互いに連結された四つの外フレームであって、これらの四つのフレームのうちの第1フレームが患者の身体の頭部を支持し、第2フレームが患者の身体の上体部分を支持し、第3フレームが患者の身体の脚部分を支持し、第4フレームが患者の身体の脚の足部分を支持し、前記主フレームは、前記第2フレームと前記第3フレームとの間に配置され、前記第1フレームは前記主フレームの後脚部にリンクを介して連結されており且つ前記第2フレームにヒンジによって連結されており、前記第2フレームは前記第3フレームに別のリンクを介して連結されており、前記第3及び第4のフレームはヒンジによって互いに連結されており、前記第4フレームの下にはキャスタが設けられている、フレームと、
    c. リンクによって第3フレーム と連動するように連結され 前記主フレームの後ホイールよりも後方に位置する一対の追加のホイールであって、前記リンク 追加のホイールを前記主フレームの前記後ホイール 近づけたり遠ざけたりするように引っ張 ることで追加のホイールは、前記椅子又は前記ベッドが前記第1及び第2のフレームの重量及び患者の体重によって後方に傾かないようにする、追加のホイールと、
    d. 前記第1フレーム、前記第2フレーム、前記第3フレーム、及び前記第4フレームを移動して前記椅子を前記ベッドに変換し、又はその逆を行うための手段であって、該手段は、前記主フレームの下側に取り付けられており、ギヤボックス、並びにギヤ又はケーブル 含む、手段と、
    e. 前記外フレームの内側に摺動自在に嵌着された内フレームであって前記車椅子を椅子として使用する場合には前記外フレームの内側に引き込まれ、前記車椅子をベッドとして使用する場合には引き出されて前記ベッドの寸法を大きくする、内フレームと、
    f. 前記主フレームの下にヒンジ及びリンクを含む構成によって装着された室内便器であって、前記主フレームと前記室内便器との間にクッションが設けられており、前記室内便器及びクッションの位置は一対のギヤボックスによって制御され、これらのギヤボックスのうちの一方のギヤボックスは、前記室内便器の近くに設けられており、他方のギヤボックスは前記主外フレームの前記後ホイールのところに設けられている、室内便器と
    備え
    前記室内便器に触れることなく前記クッションを取り外すことができるように、二つのギヤボックスが車椅子のフレームに装着されていて、第1のギヤボックスの駆動ギヤを第1の方向に回すと、便器がクッションパッドとともに下がり、クッションパッド支持体の一端がリンクの一端に係止し、さらに第2のギヤボックスの駆動ギヤを一方の方向に回転させると、便器を覆っていたクッションパッド及び支持プレートが引き出され、その後、第1のギヤボックスの駆動ギヤを第1の方向と逆に回すことで、クッションパッドの外れた便器が元の位置に戻る、
    者用室内便器付き のベッド可変式車椅子。
  • 請求項1に記載 の患者用室内便器付き のベッド可変式車椅子において、
    前記外フレームは、中空正方形パイプで形成されている 、患者用室内便器付き のベッド可変式車椅子。
  • 請求項1に記載 の患者用室内便器付き のベッド可変式車椅子において、
    前記内フレームの移動は、ねじ山を備えたロッドによって制御され、これらのロッドは、鋼製ストリップ及びリベット又はナットボルトによって前記フレームに取り付けられている 、患者用室内便器付き のベッド可変式車椅子。
  • 請求項 に記載 の患者用室内便器付き のベッド可変式車椅子において、
    前記内フレームの全てのねじ山を備えたロッドは、ハンドルを回すとこれらのロッドが全て一斉に回転するように、チェーン−ハンドルアッセンブリによって連結されている 、患者用室内便器付き のベッド可変式車椅子。
  • 請求項1に記載 の患者用室内便器付き のベッド可変式車椅子において、
    前記ギヤボックスは機械的に作動される 、患者用室内便器付き のベッド可変式車椅子。
  • 請求項1に記載 の患者用室内便器付き のベッド可変式車椅子において、
    前記ギヤボックスは電動モータによって電気的に作動される 、患者用室内便器付き のベッド可変式車椅子。
  • 請求項1に記載 の患者用室内便器付き のベッド可変式車椅子において、
    前記ギヤボックスは空気圧力によって空気圧式に作動される 、患者用室内便器付き のベッド可変式車椅子。
  • 請求項1に記載 の患者用室内便器付き のベッド可変式車椅子において、
    前記ギヤボックスは液圧力によって液圧式に作動される 、患者用室内便器付き のベッド可変式車椅子。
  • 说明书全文

    本発明は、患者用の多目的車椅子に関する。 更に詳細には、ベッドに変換できる、室内便器付き車椅子に関する。

    身体障害者や寝たきりの人を持ち上げたり移動したりすることは、困難であり、危険であり、問題がある。 こうした持ち上げや移動は、訓練を受けていない人が行った場合、危険であり、障害を持つ人にとって苦痛である。 患者は、滑ったり落とされたりして怪我を負う危険があるため、この手順を怖がる。

    持ち上げや移動は、介護を行う上で骨の折れる仕事である。 彼らが患者を持ち上げようとするとき、患者に被さって持ち上げようとする。 この姿勢は、長期に亘り、介護者に背中の痛みを生じさせ、これは永久的な背中の問題となってしまう場合がある。 これが介護者にとって非常に一般的であり、背中の問題について多くの医学書が役立つ。

    身体障害者は、主として、ベッドやベッドシートの交換を行うため、ベッドを降りる必要がある。 病人用便器(bed pan) を身体障害者の下に入れるため、身体障害者を持ち上げる必要がある。 こうした持ち上げや移動は、身体障害者や寝たきりの人にとって苦痛であり且つ危険である。

    多くの持ち上げ−移動装置が市販されている。 これらの装置は、全て、高価であり、家庭で使用するには実際的でない。 これは大きな空間を必要とし、使用者の訓練を必要とするためである。 病院では、補助が得られるが、家庭では補助がなく持ち上げたり移動したりすることは非常に困難である。

    寝たきりの人を介護するのが非常に困難であるのは以下の主な理由による。 即ち、
    I. 患者を、移動のためにベッドから車椅子に移すのは困難である。
    II. 患者を、眠ったり休んだりするために車椅子からベッドに移すのは困難である。
    III. 病人用便器を患者の下に入れるために患者を持ち上げるのは困難である。

    JP10179645には、介護用車椅子が開示されている。 この介護用車椅子は、保持フレーム及びペデスタルを備えたL字形状支持フレームと、フレームが設置されるトラックとを含む。 トラックは、全ての方向に自由に移動できるキャスタを有し、介護を行うためにトラックをベッドの下の空間に導入できる所定の高さを有する。 更に、トラックは、横部分に取り付けられた持ち上げ駆動デバイスを有する。 このデバイスはU字形状であり、一方の側部が開放している。 従って、患者を、トラック4がスツールを保持するようにスツールの上に正しく置くことができる。 また、通常の種類の平らなトラックを使用でき、この車椅子にモータ駆動式トラックを適用できる。 持ち上げ駆動デバイスは、シリンダ又はラックアンドピニオン機構、又はチェーン又はモータ駆動式であるように形成されている。

    DE10241008には、ホイールベースを連続的に調節できるようにする入れ子式フレーム、及び枢動ホイール軸線とフレームとの間の距離を調節できるようにする設定穴を有し、フレームフォークでの着座位置が調節自在の車椅子が開示されている。

    更に、市販の車椅子は、移動の目的でしか使用されない。 ベッドの便益は提供されない。 更に、室内便器(commode) の便益は提供されない。

    従って、持ち上げ及び移動をなくす改良車椅子兼ベッドが必要とされている。 この装置自体はベッドから椅子への変換及びその逆を行うため、患者をベッドから持ち上げて椅子に移したりその逆を行う必要がない。 患者用のこの改良装置は、従来技術の車椅子又はベッド又は持ち上げ及び移動装置の全ての問題に対処し、解決する。

    JP10179645

    DE10241008

    本発明の主な目的は、持ち上げ及び移動をなくす、車椅子兼ベッドを提供することである。 このような患者用装置は、従来技術の椅子又はベッド又は持ち上げ−移動装置の全ての問題に対処し、解決する。

    本発明の別の目的は、持ち上げ及び移動をなくす、車椅子兼ベッドを提供することである。 患者用のこのような装置は、椅子として並びにベッドとして使用される。

    本発明の更に別の目的は、患者の持ち上げ及び移動をなくす、車椅子兼ベッドを提供することである。

    本発明の他の目的は、患者の持ち上げ及び移動をなくす、車椅子兼ベッドを提供することである。 患者用のこの装置には、室内便器が組み込まれている。

    従って、ベッドに変換する、患者用室内便器付き車椅子において、
    d. ホイールを備えた少なくとも四つの脚部に載った、患者の身体の臀部を支持する矩形の主外フレームと、
    e. ピボット又はヒンジによって互いに連結された四つの外フレームであって、これらの四つのフレームのうちの第1フレームが患者の身体の頭部を支持し、第2フレームが患者の身体の上体部分を支持し、第3フレームが患者の身体の脚部分を支持し、第4フレームが患者の身体の脚の足部分を支持し、前記主フレームは、第2フレームと第3フレームとの間に配置され、前記第1フレームは主フレームの後脚部にリンクを介して連結されており且つ第2フレームにヒンジによって連結されており、前記第2フレームは第3フレームに別のリンクを介して連結されており、前記第3及び第4のフレームはヒンジによって互いに連結されており、前記第4フレームの下にはキャスタが設けられている、フレームと、
    f. リンクによって第3フレームの後脚部に連結された一対の追加のホイールであって、前記リンクは、追加のホイールを前記主フレームの後ホイールを近づけたり遠ざけたりするように引っ張り、前記追加のホイールは、椅子又はベッドが第1及び第2のフレームの重量及び患者の体重によって後方に傾かないようにする、追加のホイールと、第1フレーム、第2フレーム、第3フレーム、及び第4フレームを移動して椅子をベッドに変換し、又はその逆を行うための手段であって、この手段は、主フレームの下側に取り付けられており、ギヤボックス、並びにギヤ又はケーブル含む、手段と、
    g. 外フレームの内側に摺動自在に嵌着された内フレームであって車椅子を椅子として使用する場合には外フレームの内側に引き込まれ、車椅子をベッドとして使用する場合には引き出されてベッドの寸法を大きくする、内フレームと、
    h. 主フレームの下にヒンジ及びリンクを含む構成によって装着された室内便器であって、前記主フレームと室内便器との間にクッションが設けられており、室内便器及びクッションの位置は一対のギヤボックスによって制御され、これらのギヤボックスのうちの一方のギヤボックスは、室内便器の近くに設けられており、他方のギヤボックスは主外フレームの後ホイールのところに設けられている、室内便器とを含む、ベッドに変換する、患者用室内便器付き車椅子が提供される。

    本発明の一実施例によれば、外フレームは、中空正方形パイプで形成されている、ベッドに変換する。

    本発明の別の実施例によれば、内フレームの移動は、ねじ山を備えたロッドによって制御され、これらのロッドは、鋼製ストリップ及びリベット又はナットボルトによってフレームに取り付けられている。 内フレームの全てのねじ山を備えたロッドは、ハンドルを回すとこれらのロッドが全て一斉に回転するように、チェーン−ハンドルアッセンブリによって連結されている。 全ての内フレームは、別々に、機械的に、電動モータによって電気的に、空気圧によって空気圧式に、又は液圧力によって液圧式に作動されてもよい。

    本発明の別の実施例によれば、ギヤボックスは、機械的に、電動モータによって電気的に、空気圧力によって空気圧式に、又は液圧力によって液圧式に作動されてもよい。

    本発明の更に別の実施例によれば、ギヤボックスを機械的に、電動モータによって電気的に、液圧力によって液圧式に、空気圧力によって空気圧式に作動できる。

    図1は、本発明による、ベッドに変換する、室内便器付き患者用車椅子の側面図である。

    図2は、椅子として使用した場合の車椅子の側面図である。

    図3は、安楽椅子として使用した場合の車椅子の側面図である。

    図4は、ベッドとして使用した場合の車椅子の側面図である。

    図5(a)及び図5(b)は、車椅子をベッドに変換するのにギヤボックス及びギヤがどのように使用されるのかを示す図である。

    図6(a)、図6(b)、及び図6(c)は、車椅子を室内便器の様々な作動位置で示す本発明の概略図である。

    図7(a)乃至図7(d)は、クッションパッドの取り外し及び室内便器の使用にギヤボックス及びギヤがどのように使用されるのかを示す図である。

    図8(a)及び図8(b)は、ベッドの幅を内フレームを使用して変化させる方法を示す図である。

    本発明の上述の及び他の目的、特徴、及び利点は、添付図面を参照して以下の説明を読むことにより明らかになるであろう。

    次に、添付図面を参照すると、本発明の車椅子は、主外フレーム(c)を含む。 この矩形形状のフレームは、ホイールを備えた四本の脚部(o、p)で立っている。 これよりも多くの脚部が設けられていてもよい。 このフレームは、基本的には、患者の身体の臀部を支持する。

    車椅子は、更に四つの外フレーム(a、b、d、e)を含む。 これらの四つのフレームは、ピボット又はヒンジで互いに連結されている。

    フレーム(a)は患者の頭部を支持する。 このフレームは、主フレーム(c)の後脚部(p)にリンク(f)を介して連結されており、フレーム(b)にヒンジ(r)によって連結されている。

    フレーム(b)は患者の上体部分を支持する。 フレーム(b)は、リンク(g)を介してフレーム(d)に連結されている。

    フレーム(d)は患者の脚部分を支持し、フレーム(e)にヒンジ(r)によって連結されている。 ヒンジ(r)には、フレームの更なる移動を停止するため、ストッパが設けられている。

    フレーム(e)は患者の脚の足部分を支持し、下側にキャスタが設けられている。 フレーム(a、b、d、e)を移動することによる車椅子からベッドへの変換又はその逆の変換は、ギヤボックス(j)並びにケーブル(k)又はギヤ(k11、k12)によって制御される。 このギヤボックスは、主フレーム(c)の下に設けられている。

    椅子又はベッドがフレーム(a、b)の重力で後方に傾かないようにするため、追加のホイール(n)が設けられている。 これらの追加のホイール(n)は、フレーム(d)にリンク(i、h)によって連結されている。 これらのリンクは、追加のホイール(n)を引っ張り、ホイールを備えた後脚部(p)のホイールに近づけるか或いは遠ざけるかのいずれかを行う。

    本発明の車椅子は、更に、ベッドに変換できる。 椅子の幅は約24インチである。 ベッドに変換した後、ベッドの幅を大きくする必要がある。

    本発明の車椅子はベッド位置において、約36インチの幅を提供する。 この幅の増大は、内フレーム(t)によって可能となる。 これらの内フレーム(t)は、外フレーム(a、b、c、d、e)の内側に摺動自在に嵌着してある。

    本発明の外フレームは、正方形の中空パイプで形成されており、内フレームを摺動自在に受け入れる。 車椅子を椅子として使用する場合には、内フレーム(t)を外フレーム(a、b、c、d、e)の内側に引き入れ、車椅子をベッドとして使用する場合には、引き出し、ベッドの幅を大きくする。

    全ての内フレームは、隣接した内フレームにヒンジ(x)を使用して連結されている。 内フレーム(f)の移動は、ねじ山を備えたロッド(y)によって制御される。 これらのロッドは、鋼製ストリップ(z)及びリベット又はナットボルトによってフレームに取り付けられている。 内フレーム(t)の全てのねじ山を備えたロッド(y)は、チェーン(u)−ハンドル(w)によって、ハンドル(w)を回したときに一斉に回転するように連結されている。

    本発明の車椅子は、更に、ヒンジ(r)及びリンク(s)によって主フレーム(c)の下に装着された室内便器(m)を含む。 主フレーム(c)と室内便器(m)との間には、クッションが設けられる。 室内便器(m)及びクッションの位置は、一対のギヤボックス(j1、j2)によって制御される。

    一方のギヤボックス(j1)は室内便器(m)の近くに設けられ、他方のギヤボックス(j2)は主外フレームの後ホイールのところに配置される。 これらのギヤボックスにはギヤ(k1、k2)が含まれる。

    本発明で使用される全てのギヤボックスは、機械作動式であってもよいし、電動モータで電気的に作動してもよいし、空気圧力によって空気圧式に作動してもよいし、液圧力によって液圧式に作動してもよい。

    [本発明の車椅子には以下の適用モードがある]
    i. 椅子ii. 安楽椅子iii. ベッドiv. 室内便器

    次に、添付図面を参照してこれらの適用モードの各々を詳細に説明する。

    i. 椅子 図2を参照すると、ギヤボックス(j)の駆動シャフトを回し、ケーブル(k)を巻き取り器(l)に一杯に巻き取る。 このケーブル(k)がフレーム(d)を椅子の前脚部(o)に向かって引っ張る。 フレーム(d)及びフレーム(b)は、リンク(g)によって連結されている。 このリンクは、フレーム(b)を直立位置に押す。

    フレーム(a)は、椅子の後脚部(p)にリンク(f)を介して連結されている。 これにより、フレーム(a)は後方に折り畳まれる。 フレーム(e)の下にはキャスタが設けられている。 キャスタが地面と接触するため、フレーム(e)は、フレーム(d)に関してほぼ直位置に押される。 追加のホイール(n)は、椅子の後脚部(p)のホイールに近づくように引っ張られる。

    ii. 安楽椅子 図3を参照すると、フレーム(a)、フレーム(b)、及びリンク(g)は、自重により平位置になる傾向がある。 ギヤボックス(j)のシャフトを回してケーブル(k)を巻き解すと、フレーム(d)が椅子の前脚部(o)から遠ざかる方向に移動する。

    フレーム(a)及びフレーム(b)は、その自重により、水平位置に向かって移動を開始する。 フレーム(d)は、脚に対して支持を提供し、フレーム(c)は、着座部を提供し、フレーム(b)は、背もたれを提供する。 ケーブル(k)を巻き解すプロセスにおいて、これらのフレーム(b)及び(d)は、様々な快適位置で停止できる。

    追加のホイール(n)は、リンク(i+j)により、後脚部(p)から遠ざかる方向に移動し始める。 これらの追加のホイール(n)は、フレーム(a)、(b)の重量及び患者の体重により椅子が後方に傾くのを停止する。 このようにして、椅子を安楽椅子に変換できる。

    iii. ベッド 図4に示すように、ギヤボックス(j)を回すことによってケーブル(k)を更に巻き解くと、フレーム(d)を水平位置にすることができる。 フレーム(e)はフレーム(d)にヒンジ(r)及びストッパ(q)によって連結されている。 フレーム(e)はフレーム(d)によって引っ張り上げられ、ストッパ(q)によってフレーム(d)と平行な位置で停止される。

    フレーム(b)及びフレーム(a)は重量により水平位置にまで更に移動する。 フレーム(b)及びフレーム(d)はリンク連結されており、水平且つ平行になる。

    フレーム(a)もまた、フレーム(b)とともに下方に移動する。 フレーム(a)はフレーム(b)にヒンジ(r)によって連結されている。 フレーム(a)がフレーム(b)とともに下がるとき、リンク(f)がフレーム(a)を押して水平にする。 ケーブル(k)が一杯に巻き解かれると、フレーム(a、b、c、d、e)が水平且つ平行になり、及びかくして椅子が快適なベッドに変換する。

    追加のホイール(n)は、リンク(h+i)によって、車椅子の後脚部(p)から離れる方向に更に大きく押される。 これらの追加のホイール(n)は、安定性を提供し、ベッドが傾くのを停止し、及びかくしてベッドは、利用できるホイールによって安定する。 ベッドの長さは、約78インチ又はそれ以上である。

    ケーブル(k)の巻き取り及び巻き解きにより車椅子を安楽椅子及びベッドに変換し、又はその逆を行う方法は上文中に説明した。 図5(a)及び図5(b)は、これをギヤボックス及びギヤでどのように行うのかを説明する。

    ギヤボックス(j)は、車椅子のフレーム(c)に装着されている。 このギヤボックスは、駆動ギヤ(k11)を含む。 被駆動ギヤ(k12)はフレーム(b)に溶接されている。 駆動ギヤ(k11)を一方の方向に回転すると、被駆動ギヤ(k12)が引っ張られる。 被駆動ギヤ(k12)はフレーム(b)に溶接されており、フレーム(b)を下方に引っ張る。 フレーム(b)がフレーム(d)にリンク(g)によって連結されているため、フレーム(d)は上方に押される。

    フレーム(a)が車椅子のフレーム(c)にリンク(f)を介して連結されているため、フレームは水平位置に向かって押される。 駆動ギヤ(k11)を更に回すと、車椅子は、安楽椅子位置に達する。 被駆動ギヤ(k12)を更に回すと全てのフレームが真っ直ぐな水平線上に並ぶ。 以上が車椅子を平らなベッドにする方法である。 駆動ギヤ(k11)を逆方向に回すと、ベッドの様々なフレームが折り畳まれ、かくしてベッドが車椅子に戻る。

    椅子の幅は24インチである。 椅子をベッド位置に変換した後、ベッドの幅を大きくする必要がある。 フレーム(a、b、c、d、e)は正方形の中空パイプで形成されている。 これらのパイプは、比較的小さなフレーム(t)、即ち内フレームを正方形パイプの内側で摺動できるように形成されている。

    これらのフレーム(t)は、ねじ山を備えたロッド又はジャッキ(y)によって制御される。 フレーム(t)は、ねじ山を備えたロッドによって、鋼製ストリップ(z)及びリベット又はナット−ボルトによって制御される。

    これらのフレーム(t)は、ねじ山を備えたロッド又はジャケット(y)に装着したナットに取り付けられる。 ねじ山を備えたロッド(y)を回すと、ナットが前後に移動し、鋼製ストリップを押し、これにより内フレーム(t)を押してフレーム(a、b、c、d、e)に向かって又はこれらのフレームから遠ざかる方向に摺動する。

    ねじ山を備えたロッド又はジャッキ(y)は、全て、ハンドル(w)を回すと一斉に回転するようにチェーンによって連結されている。 構造が椅子の形態をなしている場合には、内フレームを引き込んで椅子の幅24インチを形成する。

    椅子をベッドに変換した場合には、ねじ山を備えたロッドを回して内フレーム(t)をフレーム(a、b、c、d、e)から引き出す。 このように内フレーム(t)を引き出すことにより、ベッドの幅を約36インチにする。 かくして、椅子を幅が36インチの快適なベッドにする。

    iv. 室内便器 図6(a)、図6(b)、及び図6(c)に示すように、便器(pan) がフレーム(c)の下に装着されている。 この便器は、ヒンジ(r)及び制御リンク(s)によってフレーム(c)に連結されている。 制御リンク(s)を引っ張ると、便器は下方に下げられる。 便器は、ベッド及びクッションのパッドから下げられる。

    クッションのパッドは、便器を使用しようとする場合に便器から分離できる。 制御リンク(s)を押すことによって便器を(パッドカバーなしで)元に戻し、いつでも使用できる状態にする。

    様々な部分のこれらの作用/機能を逆の順番で行うと、ベッドは椅子位置に戻る。 ギヤボックスを用いてケーブル(k)を巻き取ることにより、フレーム(d)を車椅子の前脚部(o)に向かって引っ張り、リンク(f、g、h、i)を介してベッドを車椅子に変換する。

    図7(a)乃至図7(d)に示すように、二つのギヤボックス(j1、j2)が車椅子のフレームに装着されている。 ギヤボックス(j1)の駆動ギヤ (k1) を一方の方向に回し、便器をクッションパッドとともに下げる。 便器を下げると、クッションパッド支持体の一端がリンク(s)の一端に係止る。 ギヤボックス(j2)の駆動ギヤ(k2) を一方の方向に回転させ 、クッションパッド及び支持プレートを引き出す。 これにより、病人用便器のカバーが外れる。

    次に、ギヤボックス(j1)の駆動ギヤ (k1) を逆方向に回し、カバーを外した便器を、使用のため、元の位置に戻す。 以上説明した操作は全て、逆の順番で行うと、便器及びカバーパッドをその元の位置に戻すのを補助する。

    車椅子のフレーム及び他の構成要素は、アルミニウム、ステンレス鋼、銅、真鍮、又はその合金等の金属を使用することによって製造できる。 全ての部品は、ベッドの重量を低減するため、ゴム、プラスチック、ナイロン、テフロン(登録商標)、ファイバ又は他の合成材料等の材料から形成されていてもよい。 本発明のベッドは、様々な体格の人/患者に適した様々な大きさで製造できる。

    [本発明の車椅子の利点]
    1. 本発明の車椅子は、角度を変えることによって完全なベッド位置を形成できる多くのフレームを有する。 これらのフレームは、更に、角度を変えることによって快適な安楽椅子位置を形成できる。
    2. 本発明のベッドには室内便器が備え付けられている。
    3. これにより、患者を移動するのに必要な人間の労働がなくなる。
    4. これにより、患者を誤って落としてしまう危険がなくなる。

    本発明の多目的車椅子は、椅子として、並びにベッドとして使用できる。 この多目的車椅子は、高齢者、永久的な又は一時的な身体障害者、痙性麻痺患者、麻痺者、又は何らかの他の理由で移動が制限されている人にとって有用である。 この車椅子は、病院において、個人的な介護において、及び家族が寝たきりの患者の介護を行う上で有用である。 仕事を容易に安全にし、そしてストレスをなくす。

    本発明は、上文中に説明した実施例に限定されず、所望であれば、特許請求の範囲及び本明細書全体から読み取ることができる本発明の要旨及び精神から逸脱することなく、様々な変更を加えることができる。 これらの変更は全て、本発明の技術的範囲に含まれる。

    a 外フレーム b 外フレーム c 主外フレーム d 外フレーム e 外フレーム f リンク g リンク h リンク i リンク j ギヤボックス j1 ギヤボックス j2 ギヤボックス k ケーブル k1 駆動ギヤ k2 被駆動ギヤ k11 駆動ギヤ k12 被駆動ギヤ l 巻き取り器 m 室内便器 n 追加のホイール o 前脚部 p 後脚部 q ストッパ r ヒンジ s リンク t 内フレーム u チェーン v ギヤ w ハンドル x ヒンジ y ねじ山を備えたロッド z 鋼製ストリップ

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