Low voltage regulator for circular induction accelerator

申请号 JP26510591 申请日 1991-10-14 公开(公告)号 JPH05343199A 公开(公告)日 1993-12-24
申请人 Schlumberger Overseas Sa; シュルンベルジェ オーバーシーズ エス.エイ.; 发明人 FUERITSUKUSU KEI CHIEN;
摘要 PURPOSE: To provide a low voltage power source circuit adapted to the drive of a betatron for a piercing logging device.
CONSTITUTION: An independent low voltage DC power source 18, an intermediate low voltage capacitor 20 connected to one side portion of a betatron winding 26, and a high voltage capacitor 32 connected to the other side portion of the betatron winding are provided. Single direction current devices 24, 28, 30, 34 allow current flow from the low voltage capacitor to the high voltage capacitor normally via the betatron winding. At that time, energy is transferred from the power source and the low voltage capacitor to the high voltage capacitor via the betatron winding. Switches 36, 38 are selectively provided for reversing the current flow, and then discharging energy stored in both capacitors in the betatron winding so as to excite a betatron magnetic circuit.
COPYRIGHT: (C)1993,JPO
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 少なくとも1個の磁化巻線を持ったベータトロン用の変調器回路において、低電圧DC電源が設けられており、前記電源を横断して結合して低電圧容量手段が設けられており、前記電源を横断して結合して高電圧容量手段が設けられており、前記低電圧容量手段の容量は前記高電圧容量手段の容量よりも著しく大きく、
    前記ベータトロンの巻線は前記低電圧容量手段と前記高電圧容量手段との間において誘導性充電関係で結合されており、前記ベータトロン巻線と前記高電圧容量手段との間に動作結合されており前記ベータトロン巻線を介して前記低電圧容量手段から前記高電圧容量手段への電流の流れを通常許容するが逆の電流の流れを防止する単一方向電流手段が設けられており、前記高電圧容量手段及び前記低電圧容量手段内に格納されたエネルギを前記ベータトロン巻線内へ放電させるために前記低電圧容量手段と前記高電圧容量手段との間での電流の流れの方向を選択的に逆とさせるスイッチング手段が設けられていることを特徴とする変調器回路。
  • 【請求項2】 請求項1において、更に、前記電源を回路過渡状態から分離させるために前記低電圧容量手段と前記電源との間に動作結合して分離手段が設けられていることを特徴とする変調器回路。
  • 【請求項3】 請求項2において、前記分離手段がチョークと単一方向電流装置とを有することを特徴とする変調器回路。
  • 【請求項4】 請求項1において、前記低電圧容量手段の容量が、実質的に100倍以上前記高電圧容量手段の容量よりも大きいことを特徴とする変調器回路。
  • 【請求項5】 請求項1において、前記スイッチング手段が、前記高電圧容量手段の負側と前記巻線の正側との間に動作結合された第一スイッチと、前記高電圧容量手段の正側と電気的接地との間に動作結合された第二スイッチとを有することを特徴とする変調器回路。
  • 【請求項6】 請求項5において、前記第一スイッチ及び第二スイッチが、前記高電圧容量手段をそれぞれ充電及び放電させるために非導通状態と導通状態との間で同時的にスイッチされることを特徴とする変調器回路。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、ベータトロン型の磁気誘導加速器に関するものであって、更に詳細には、独立的な低電圧電源を使用することによりベータトロンを駆動するための改良型変調器回路に関するものである。 更に詳細には、本発明は、穿孔検層装置環境においてベータトロンを駆動すべく適合された低電圧電源回路に関するものである。

    【0002】

    【従来の技術】図1は従来のベータトロン駆動回路を示している。 高電圧DC電源10がコンデンサ12を横断して変調器(パルス発生用)回路14へ結合されており、該変調器回路は、ベータトロン磁界内にトラップされた電子を加速するために時間と共に変化する電圧パルスで所望の繰返し速度において一次ベータトロンコイル回路16をパルス動作する。 各加速サイクル期間中、コンデンサ12内に格納乃至は蓄積されたエネルギが、スイッチング回路網(変調器14内に設けられている)を介してベータトロン磁気回路へ転送され、且つ各サイクルの終わりに、磁気回路内の残存エネルギは回復回路(これも変調器14内に設けられている)を介してコンデンサ12へ帰還される。 磁気回路、コンデンサ及びスイッチング/回復回路網における損失のために、元のエネルギの一部は回復されることがなく電源によって補充されねばならない。 このことは、電源10は、コンデンサ12に対して意図された最大電圧と少なくとも等しいか又はそれより大きな出電圧を有するものでなければならず、換言すると、ベータトロン回路へ印加される最大励起電圧と少なくとも等しいか又はそれより大きな出力電圧を有するものでなければならないことを意味している。

    【0003】典型的な穿孔検層装置においては、この様な最大電圧は1乃至2KVの程度であるか又はそれより高いものである。 研究室の環境においては問題ではないが、高電圧コンデンサ/充電用電源システムに対する要求は、穿孔検層装置の厳しく且つ閉込められた環境においては困難な問題であると共にコスト高の原因となる。

    【0004】独立した低電圧電源を持ったベータトロン用のパルス発生回路は、非静止条件下での欠陥検知において使用する場合に関して、Pribory i Te
    khnika Eksperimenta、No. 4、
    pp. 16−18、7月−8月、1988年の文献からの翻訳である「独立的な低電圧源を有するベータトロン電磁マグネット用サイリスタ電流−パルス発生器(Th
    ylistor Current−Pulse Gen
    erator for Betatron Elect
    romagnet with Independent
    Low−Voltage Supply)」、原子核実験技術(Nuclear Experimental
    Techniques)、Vol. 31、No. 4、
    PartI、pp. 832−835、1989年の文献においてBaginskiiet al. によって記載されている。 この文献に記載された回路では、従来の整流ブリッジが使用されており、そのDC対線はベータトロン巻線を有しており、且つそのAC対角線はベータトロンに対して高電圧励起エネルギを供給するための高電圧格納コンデンサを有している。 該回路内の損失を補充するためのエネルギは、中間誘導格納回路を介して、
    低電圧電源から高電圧格納コンデンサへ転送される。 この回路は、27V DC電源を使用するベータトロン巻線上で1.5KVの電圧を発生させたことが報告されている。 誘導性格納装置は、低電圧電源と高電圧格納コンデンサとの間の効果的なバッファとして作用することが可能であるが、この様な回路は過剰なエネルギ損失を発生する場合がある。 なぜならば、そのエネルギは、インダクタ内を流れる電流によって支持される磁界内に格納されるからである。 従って、ゼロでない電流に起因してインダクタ内に格納される一方、エネルギが損失される。

    【0005】

    【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の点に鑑みなされたものであって、上述した如き従来技術の欠点を解消し、独立的な低電圧電源を使用することによりベータトロンを駆動する改良した変調器回路を提供することを目的とする。

    【0006】

    【課題を解決するための手段】本発明によれば、ベータトロンを駆動するための変調器回路は、独立した低電圧DC電源と、中間の低電圧充電用コンデンサと、高電圧励起コンデンサとを有している。 ベータトロン巻線は、
    高電圧コンデンサと低電圧コンデンサとの間において誘導的充電関係で結合されている。 単一方向電流装置は、
    ベータトロン巻線を介して低電圧コンデンサから高電圧コンデンサへの放電用の電流の流れを許容するが、逆方向の電流の流れを阻止する。 両方のコンデンサは、初期的に、同一の電源電圧に遭遇し且つその電圧へ充電される。 低電圧コンデンサは、高電圧コンデンサよりも極めて大きな容量を有するべく選択されており、従って低電圧コンデンサは、高電圧コンデンサによって獲得されるものよりも著しく大きな全電荷を獲得する。

    【0007】両方のコンデンサが電源電圧へ充電されると、スイッチング回路が動作されて該回路内の電流の流れの方向を逆とさせ、その際に両方のコンデンサ内に格納されているエネルギをベータトロン巻線内へ放電させ且つ磁気回路を励起させる。 q 1 >>q 2であるから、
    高電圧コンデンサは、低電圧コンデンサよりも一層迅速に放電する。 高電圧コンデンサが放電すると、スイッチング回路が再度動作されて高電圧コンデンサを介しての電流の流れの方向を回復させる。 このことは、低電圧コンデンサ内に格納されたエネルギの一部が、ベータトロン電磁石を介して、高電圧コンデンサへ転送させることとなる。 次いで、低電圧コンデンサ上の電圧が、電源によって、その初期値へ復帰される。

    【0008】前述したサイクルが繰返され、且つ回路損失が、低電圧コンデンサから引出されたエネルギによって正確にバランスされるまで、高電圧コンデンサ上に電荷をポンプアップする。 次いで、該回路は、ベータトロンの動作励起電圧において平衡状態となる。 この様に、
    本発明の変調器回路は、大きな電圧利得及び高いエネルギ回復効率を与えると共に、単に低電圧DC電源を必要とするに過ぎない。

    【0009】

    【実施例】図2に示した本発明の好適実施例においては、例えば10乃至100Vのオーダーの独立した低電圧DC電源18の正端子が、分離チョーク22及びダイオード24を介して中間の低電圧格納コンデンサ20へ接続されると共に、ベータトロン巻線26の正側へ接続されている。 簡単化のために、ベータトロン巻線は、単一のコイル26によって図2において示されている。 該巻線は、勿論、典型的には、より複雑なものであり、且つ図2の簡単なコイル26は、単に、実際の巻線を例示的に示すためのものに過ぎないものであることを理解すべきである。 ダイオード28は、巻線26の正側を電気的接地から分離している。 ベータトロン巻線の負側は、
    ブロッキングダイオード30を介して高電圧格納コンデンサ32へ接続されている。 ダイオード34は、コンデンサ32を接地から分離している。 理解される如く、コンデンサ20、チョーク22及びダイオード24は、ダイオード30と、コンデンサ32と、ダイオード34とによって構成される高電圧励起回路へベータトロン巻線26を介してエネルギを転送するための中間低電圧充電用回路を構成している。 後に更に詳細に説明する如く、
    スイッチ36及び38は、開放状態乃至は非導通状態にある場合に、ベータトロン巻線26を介して低電圧コンデンサ20から高電圧コンデンサ32への電流の流れを許容し、且つ、閉成乃至は導通状態にある場合に、電流の流れを逆とさせて両方のコンデンサの結合された電荷を該巻線を介して放電させ且つその際にベータトロン磁気回路を励起させるために選択的に設けられている。

    【0010】コンデンサ20は、チョーク22を介して、電源18によって連続的に充電される。 このことは、DC電源18を、該回路内のAC及びその他の時間と共に変化する過渡的状態から分離している。 ダイオード24は、更に、電源18を回路の過渡的状態から分離すべく作用する。 一方、充電用スイッチをその目的のために使用することが可能である。

    【0011】各充電用サイクル(図3参照)の開始時(t=0)において、高エネルギFET装置とすることが可能なスイッチ36及び38は開放状態であり、且つ、コンデンサ20(V 1 )が定DC電源18の電圧V
    0 (例えば、10V)へ完全に充電される時間(t=t
    1 )まで、開放状態を維持する。 メインのコンデンサ3
    2(V 2 )は、同様に、巻線26及びダイオード30及び34を介して10Vへ充電される。 コンデンサ20及び32は、コンデンサ20の容量C 1が、コンデンサ3
    2の容量C 2よりも著しく大きい、例えば100倍又はそれ以上大きく、且つコンデンサ20上の初期的電荷q
    1がコンデンサ32上の初期的電荷q 2よりも著しく大きいように、選択されている。 時間t=t 1において、
    スイッチ36,38が閉成され、一方ダイオード30が逆バイアス状態となり、且つコンデンサ20,32上の電荷は、電流経路20,26,36,32,38を介してベータトロン巻線26内へ放電される。 従って、巻線26を横断しての電圧は、コンデンサ20及び32上の電圧及びコンデンサ32内に格納された全てのエネルギの和に等しく、且つコンデンサ20内のエネルギの一部は巻線26へ転送される。

    【0012】q 2はq 1よりも著しく小さいので、コンデンサ32はコンデンサ20よりも前に放電される。 適用状態に依存して、スイッチ36,38は、コンデンサ32(V 2 )が放電される前、それと同時に、又はその後に、時間t=t 3において再度開放させることが可能である。 該スイッチの開成と共に、ダイオード30及び34は順方向バイアス状態となり、その際にコンデンサ32を介して流れる電流の極性を変化させる。 従って、
    ベータトロン磁石内のエネルギは、電流経路20,2
    6,30,32,34を介してコンデンサ32へ復帰される。 該回路内の電流(I)は、究極的に、ゼロへ降下し、その時間t=t 5において、コンデンサ32は完全に再充電され(図3におけるV 2 )、且つダイオード3
    0及び34は再度逆バイアス状態とされる。 これにより、一つの充電及び回復サイクルが完了する。

    【0013】この様に、コンデンサ32を横断しての電圧V 2は、回路内の損失がサイクル期間中コンデンサ2
    0から放電されたエネルギの量と等しくなるまで、充電/回復回路が繰返される場合に増加される。 サイクル期間中にコンデンサ20から引出されるエネルギの量が回路損失を超えると、その差はコンデンサ32へ移行し且つq 2を増加させる。 回路損失がコンデンサ20から放電されたエネルギと等しくなる点に到達すると、システムは平衡状態となり、且つ、その後は、サイクルの開始時及び終了時におけるコンデンサ32上の電圧は実質的に一定のままとなる。

    【0014】変調器回路のエネルギ効率ηは、パルス当り変調器回路内へ放電されたエネルギに対する回復されたエネルギの比である。 それは、回路内の個々の構成要素の効率に依存し、最大放電電流及び変調周波数fの関数であり、次式で表わされる。

    【0015】

    【数1】

    【0016】尚、Lはベータトロンインダクタンスであり、且つC 2はコンデンサ32の容量である。 この回路において遭遇する損失には三つのタイプのものがある。
    即ち、(i)磁石内のヒステリシス損失であり、それは主に磁石内において到達された最大磁界に依存する。
    (ii)磁石及びコイル内の渦電流損失であり、それは磁界及び変調周波数と共に迅速に増加する。 (iii)
    オーミック損失があり、それは、放電電流と共に増加し、且つ、与えられた最大電流に対して、変調周波数f
    と共に減少する。 最良の全体的効率は、通常、Lを可及的に大きくすることにより達成され、それは、最大放電電流と変調周波数の両方を減少させる。 低いfの回路におけるより長い電流循環時間に起因するオーミック損失における増加は、同一の量のエネルギをベータトロン磁石へ送給するのに必要な最大電流における減少によって補償され尚余りがある。

    【0017】電圧利得を決定するために、コンデンサ3
    2が放電された時間、即ちt 3において、スイッチ3
    6,38が開成するものと仮定する。 以下の説明を容易とするために、充電用スイッチを開成することにより各放電/回復サイクル期間中に、容量C 1を持ったコンデンサ20が電源から切断されるものと仮定する。 V 1及びV 1fがそれぞれコンデンサ20の初期電圧及び最終電圧であるとすると、V 2は放電/回復サイクル前後の両方におけるコンデンサ32の電圧であり、且つC 1及びC 2はそれぞれコンデンサ20及び32の容量であり、
    各サイクルにおけるエネルギ損失は次式で表わされる。

    【0018】

    【数2】

    【0019】且つ、

    【0020】

    【数3】

    【0021】各サイクルにおいてコンデンサ20から流出す全電荷は2Q 2 =2C 22であり、且つコンデンサ20内に残存する電荷はC 11f =C 11 −2Q 2
    =C 11 −2C 22 、即ち、次式が得られる。

    【0022】

    【数4】

    【0023】従って、以下の電圧利得は式(2)乃至(4)を結合することにより得られる。

    【0024】

    【数5】

    【0025】この電圧利得は以下の漸近的な値へ近付く。

    【0026】

    【数6】

    【0027】但し、

    【0028】

    【数7】

    【0029】図2に基づいて構成され且つL=20μ
    H、C 1 =270μf、C 2 =2.5μf、V 1 =26
    V、V 2 =650Vを有するテスト回路は89%の効率及び電圧利得25を達成した。 コンデンサ20及び32
    のそれぞれを横断しての電圧V 1及びV 2波形及びベータトロン26における電流波形Iを図3に示してある。 以上、本発明の具体的実施の態様について詳細に説明したが、本発明は、これら具体例にのみ限定されるべきものではなく、本発明の技術的範囲を逸脱することなしに種々の変形が可能であることは勿論である。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】 ベータトロン用の従来の駆動回路を示した概略ブロック図。

    【図2】 本発明の一実施例に基づいて構成したベータトロン用の低電圧駆動型変調器回路を示した概略図。

    【図3】 低電圧コンデンサ上の電圧V 1 、高電圧コンデンサ上の電圧V 2及び回路内の電流Iの時間的な変化を示したグラフ図。

    【符号の説明】

    18 独立的低電圧DC電源 20 中間の低電圧格納コンデンサ 22 分離チョーク 24 ダイオード 26 ベータトロン巻線 28 ダイオード 30 ブロッキングダイオード 32 高電圧格納コンデンサ 34 ダイオード 36,38 スイッチ

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