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MBMSサービス継続性と計数および局部的MBMSサービスのサポート方法

申请号 JP2014087610 申请日 2014-04-21 公开(公告)号 JP6014622B2 公开(公告)日 2016-10-25
申请人 聯發科技股▲ふん▼有限公司; MEDIATEK INC.; 发明人 スー チアチュン; チェン イシェン;
摘要
权利要求

方法であって、 基地局がMBMS単一周波数ネットワーク(MBSFN)領域内の局部的マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)を提供し、特定の位置内の前記局部的MBMSサービスが可用である工程と、 前記基地局が、ネットワーク制御エンティティから、前記局部的MBMSサービスの位置情報を獲得する工程と、 前記基地局が、マルチキャスト制御チャネル(MCCH)により、前記局部的MBMSサービスの前記位置情報を、ひとつまたはそれ以上のユーザー装置(UE)に提供する工程と、 を含むことを特徴とする方法。前記局部的MBMSサービスは擬似静的で、前記位置情報は、前記局部的MBMSサービス期間中、同じに維持されることを特徴とする請求項1に記載の方法。前記局部的MBMSサービスは動的で、前記位置情報は、前記局部的MBMSサービス期間中、動的に変化することを特徴とする請求項1に記載の方法。前記位置情報は、特定位置のセルIDを含む非幾何学的描写を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。前記位置情報は、局部的MBMSサービスの境界を定義する幾何学的描写を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。

说明书全文

この出願は、2010年6月15日に出願された「Methods to Support MBMS Mobility and Dedicated MCCH LCID Enhancement」と題された米国特許仮出願番号第61/354791号と、2010年6月23日に出願された「Methods to Support MBMS Mobility and Status Report」と題された米国特許仮出願番号第61/357706号とから、合衆国法典第35編第119条の下、優先権を主張するものであり、その内容は引用によって本願に援用される。この出願は、2011年6月15日に出願されたまた別の優先権を主張するものであり、その内容は引用によって本願に援用される。

本発明は、マルチメディアブロードキャストとマルチキャストサービス(MBMS)に関するものであって、特に、無線通信ネットワーク中、ユーザー装置(UE)のMBMSサービス継続性、計数および局部的MBMSサービスのサポートに関するものである。

ロングタームエボリューション(LTE)システムは、簡単なネットワーク機構により、高ピークデータレート、低レイテンシー、改善されたシステム容量および低操作コストの長所を提供することができる。LTEシステムは、従来の無線ネットワーク、たとえば、グローバルシステムフォーモバイルコミュニケーションズ(GSM)、符号分割多重アクセス(CDMA)およびユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)に、シームレス統合(seamless integration)も提供する。LTEシステムにおいて、進化型UTRAN(E-UTRAN)は複数の移動局と通信する複数の進化型Node-Bs(eNB)を含み、進化型Node-Bsはユーザー装置(UE)と称される。

LTEシステムの増強は、スリージーピーピー(3GPP)により考慮されるので、それらは、第4世代移動通信システム(IMT-Advanced)(4G)基準に符合または超越する。鍵となる増強のひとつは、100MHzに達するバンド幅をサポートし、且つ、存在する無線ネットワークシステムと下位互換性(backwards compatible)がある。二個以上の搬送波成分(CC)が凝集されるキャリアアグリゲーション(CA)がLTE-先進システムに導入されて、システムスループット全体を改善する。

マルチメディアブロードキャストとマルチキャストサービス(MBMS)は、存在するGSMとUMTSセルラーネットワークにより提供される放送サービスである。最近、進化型MBMS(E-MBMS)がLTE仕様に導入されて、TV、映画の放送や同報および別の情報、たとえば、デジタル形式の新聞の夜間伝送を行う。LTEシステム中のMBMSを促進するため、各MBMS単一周波数ネットワーク(MBSFN)領域中で、マルチキャスト制御チャネル(MCCH)がMBMS制御情報の伝送に用いられ、マルチキャストトラフィックチャネル(MTCH)が、MBMSデータパケットを受信するUEへのユーザートラフィックの伝送に用いられる。MBMSの主な長所は、ネットワークインフラが携帯電話ネットワークオペレータに既に存在し、サービスの新しいネットワークの構築に比べて、MBMSの部署は費用効率が高いことである。放送能は、コンスタントのネットワーク負荷を有する無限数のユーザーに達することを可能にする。また、放送能力は、同時に、多くの携帯電話加入者への放送情報の可能性、たとえば、緊急警報を可能にする。

MBMSサービス継続性は、MBMSユーザーエクスペリエンスにとって重要である。UEの移動性は、できるだけ、MBMSサービス受信に影響が少ないべきである。しかし、現在のLTE仕様(たとえば、LTE Rel-9中)によりサポートされるネットワーク支援MBMSサービス継続性がない。さらに、LTE-Aシステム中の付加キャリアアグリゲーション(CA)のため、および、複数のMBSFN領域により被覆されるネットワーク基地局(たとえば、eNB)の可能性のため、eNBは二個以上のMBSFN領域に関連することが予測できる。このような状況下で、MBMSサービス継続性のネットワーク支援ソリューションが必要とされる。局部的MBMSサービスは、MBMSによりサポートされる別の特徴である。局部的MBMSサービスは、MBSFN領域よりかなり小さい特定領域に関連する。どのようにして、UEを支援して、特定領域で効果的に局部的MBMSサービスを受信するかが解決されなければならない。さらに、UEのMBMSサービス受信状態に基づいて、MBMSネットワークが、一定レベルのインテリジェント制御(たとえば、MBSFNサブフレーム割り当て、サービス管理等)を達成することも望まれる。

本発明は、ネットワーク支援ソリューションを提供して、ハンドオーバまたはセル再選択後、MBMSサービス継続性を維持し、効果的な局部的MBMSサービスを提供して、インテリジェントMBMSサービス管理を達成することを目的とする。

第一態様において、ソースeNBは、隣接セルのMBMS情報とUEのMBMS受信/関心(reception/interest)状態情報を獲得する。MBMS情報は、各隣接セルによりサポートされるMBMSサービスIDのMBMS単一周波数ネットワーク(MBSFN)領域IDとMBMSサービスリストを含む。MBMS受信または関心状態情報は、UEが現在受信中または受信に興味がある(interested)MBSFN領域IDまたはMBMSサービスIDを含む。獲得情報に基づいて、ソースeNBはハンドオーバ決定を行い、UEが選択されたターゲットセルにハンドオーバされて、MBMSサービス継続性を維持する。

第二態様において、局部的(localized)MBMSサービスの位置情報がUEに提供される。位置情報に基づいて、UEは、最小電力消費で、局部的MBMSサービスを受信することができる。位置情報は、擬似静的または動的である。一新規態様において、位置情報は、非幾何学的描写、たとえば、セルIDを含む。別の態様において、位置情報は、幾何学的描写、たとえば、GNSS座標を含む。

第三態様において、MBMS計数(counting)要求工程が用いられて、eNBをトリガーし、MBMSサービスを受信するまたはMBMSサービスの受信に興味があるUEを数える。MBMS計数結果報告工程が用いられて、MCEに、MBMSサービスを受信するまたはMBMSサービスの受信に興味があるUEの数量を提供する。計数結果に基づいて、MBMSサービスが有効または無効になる。

他の実施の形態及び利点が以下の詳細な説明に述べられる。この概要は、本発明を定めるものではない。本発明は、請求項によって定められる。

添付の図面は、本発明の実施の形態を説明しており、同様の番号は同様の構成要素を示している。

一新規態様によるMBMSサービスをサポートするLTEシステムの論理アーキテクチャを示す図である。

一新規態様によるMBMSサービス(または同期)領域中のネットワーク支援MBMSサービス継続性を示す図である。

LTEシステムにおけるMBMSサービス継続性のネットワーク支援ソリューションを示す図である。

隣接セルのMBMS情報を示す増強した近隣セル情報テーブル(NRT)40の例を示す図である。

一新規態様によるハンドオーバ操作後のMBMSサービス継続性の方法のフローチャートである。

局部的MBMSサービスの二個の可能性を示す図である。

局部的MBMSサービスの二個の可能性を示す図である。

一新規態様による局部的MBMSサービスの位置情報を提供する例を示す図である。

一新規態様によるLTEシステム中の局部的MBMSサービスの提供方法を示す図である。

一新規態様によるLTEシステム中のMBMS計数実行方法を示す図である。

本発明の実施態様について詳細に述べる。その例は添付図面に示されている。

図1は、一新規態様による進化型マルチメディアブロードキャストおよびマルチキャストサービス(E-MBMS)サービスをサポートするロングタームエボリューション(LTE)システム10の論理アーキテクチャである。LTEシステム10は、コンテンツプロバイダー11、ブロードキャストマルチキャストサービスセンター(BMSC)12、MBMS CP&UPのMBMSゲートウェイ(MBMS-GW)13、パケットデータネットワークゲートウェイ(PDN-GW)14、移動管理エンティティ(MME)15、マルチセル/マルチキャスト調整エンティティ(MCE)16、二個の進化型Node-Bs eNB17とeNB18、および、複数のMBMSユーザー(たとえば、ユーザー装置(UE))を含む。各eNBは、メモリ51、プロセッサ52、MBMS制御モジュール53およびアンテナ55に結合されるトランシーバ54を含む。

UEが特定のMBMSサービスを購読する(subscribe)時、MBMSデータパケットは、コンテンツプロバイダー11から、BMSC12、MBMS GW13、eNB17を経て、UE19に伝送される(たとえば、粗い点線101で示される)。一方、MBMS制御情報は、MME15、MCE16およびeNB17により、PDN-GW14とUE19間で通信する(たとえば、粗い点線102で示される)。図1に示されるように、eNB17とeNB18は、純ユーザープレーンインターフェースM1により、MBMS GW13に接続される。MBMS GW13は論理要素で、論理要素の主機能は、SYNCプロトコルを有するMBMSパケットを、対応するMBMSサービスを伝送する各eNBに放送することである。SYNCプロトコル層が転送ネットワーク層(TNL)上で定義されて、コンテント同期化メカニズムをサポートする。SYNCプロトコルは、eNBを有効にして、無線フレーム伝送のタイミングを識別し、パケット損失を検出する追加情報を搭載する。

M1インターフェースに加え、二個の制御プレーンインターフェースM2とM3が、LTEシステム10中で定義される。M2インターフェース上の応用(application)部分は、eNBとMCE16間で、無線構成情報を輸送し、且つ、M3インターフェース上の応用部分は、MCE16とMME15間のMBMSベアラーレベル上で、MBMSセッション制御シグナリングを実行する。MCE16は論理要素で、MCE16もその他のネットワーク構成要素の一部で、たとえば、eNB内にある。MCE16は、機能、たとえば、MBMS単一周波数ネットワーク(MBSFN)領域中の全eNBにより用いられる無線リソースの割り当てを実行し、変調と符号化スキーム(MCS)を含む無線構成を決定する。M3インターフェースの重要なアプリケーションのひとつは、MBMSセッション制御シグナリングである。進化型パケットシステム(EPS)ベアラーレベル上のMBMSセッション制御シグナリングは、進化型パケットコア(EPC)によりトリガーされ、UEとPDN-GW14間の仮想接続(たとえば、“ベアラーサービス”-特定のQoS属性を有する輸送サービスを提供する“EPSベアラー”)を構築する。MBMSセッション開始工程は、E-UREANに、やってくる既定のMBMSベアラーサービスのMBMSセッションについてUEに通知し、このMBMSセッションのMBMS E−RABを構築するよう要求する。MBMSセッション停止工程は、E-UTRANに、既定のMBMSセッションの終了についてUEに通知し、このMBMSセッションの対応するMBMS E−RABを釈放するよう要求する。

一新規態様によると、ネットワーク支援ソリューションが提供されて、MBMSサービス継続性を維持し、効果的な局部的MBMSサービスを提供して、インテリジェントMBMSサービス管理を達成する。各種ネットワーク支援ソリューションの詳細は以下のようである。 [MBMSサービス継続性]

図2は、一新規態様によるMBMSサービス(または同期)領域20におけるネットワーク支援MBMSサービス継続性を示す図である。MBMSサービス領域20は、複数のMBSFN領域(たとえば、MBSFN領域1−4)を被覆(cover)する。MBSFN領域は、ネットワークのMBSFNサービス領域内の一組のセルを含み、ネットワークが調和されて、MBSFN伝送を達成する。MBSFNサービス領域はネットワークの領域として定義され、ネットワーク領域中、全eNBが同期化されて、MBSFN伝送を実行する。MBMSサービス領域は、ひとつまたはそれ以上のMBSFN領域をサポートすることができる。既定の周波数層で、一eNBは一MBMSサービス領域だけに属することができる。MBMSサービス領域内で、一セルは、ひとつまたはそれ以上のMBSFN領域に属すると共に、全セルがMBSFN領域に属するMBMSサービスをサポートする。

図2の例において、eNB22はMBSFN領域1に属し、セル27を服務(serve)して、搬送波成分1(CC1)のMBMSサービスを提供し、eNB23は、MBSFN領域1と領域2に属し、セル28に服務し、CC1のMBMSサービスを提供し、eNB24はMBSFN領域2に属し、セル29に服務して、CC1のMBMSサービスを提供し、eNB25はMBSFN領域3に属し、セル31に服務して、CC2のMBMSサービスを提供し、eNB26はMBSFN領域4に属し、セル32に服務して、CC2のMBMSサービスを提供する。UE21は、最初に、eNB22により服務されるセル27中で、特定のMBMSサービスを購読し、その後、異なるeNBにより服務される異なるセルに移動する。一新規態様において、UE21は、まず、セル27中のMBSFN領域1で、購読したMBMSサービスを受信し、その後、セル28中のMBSFN領域1&2に移動し、その後、セル29中のMBSFN領域2に移動する。別の態様において、UE21は、まず、セル27中のMBSFN領域1中で、MBMSサービスを受信し、その後、セル31中のMBSFN領域3に移動し、その後、セル32中のMBSFN領域4に移動する。

UE21が一セルから別のセルへ移動する時、UE21は、ハンドオーバかセル再選択を実行する。LTEシステムにおいて、2個の無線リソース制御(RRC)状態、即ち、RRC_IDELとRRC_CONNECTEDが定義される。RRC接続がうまく構築される時、UEは、RRC_IDLE状態から、RRC_CONNECTED状態になる。RRC接続を解放することにより、UEは、RRC_CONNECTED状態から、RRC_IDLE状態に戻る。RRC_IDLE状態において、UEは、ブロードキャスト/マルチキャストデータを受信し、ページングチャネルを監視して、入ってくる呼び出しを検出し、隣接セル測定とセル選択/再選択を実行し、システム情報を獲得することができる。移動性(Mobility)は、RRC_IDLE状態で、UEにより制御される。RRC_CONNECTED状態において、UEから/UEへのユニキャストデータ伝送およびUEへのブロードキャスト/マルチキャストデータ伝送が行われる。UEは、シェアされたデータチャネルと関連する制御チャネルを監視、スケジュールされるデータを決定、チャネル品質フィードバック情報を提供、隣接セル測定を実行、報告測定、および、システム情報を獲得する。RRC_IDLE状態とは異なり、RRC_CONNECTED状態の移動性とハンドオーバはネットワーク制御され、UEにより支援される。

一新規態様において、UE21がRRC_CONNECTED状態にあり、且つ、ハンドオーバが必要であると見なされる時、そのサービングNBは、MBMSサービス情報と受信状態を獲得して、ハンドオーバを決定し、よって、サービス継続性が維持される。同様に、UE21がRRC_IDLE状態にある時、そのサービングeNBは、UE21がMBMS情報を獲得するのを支援して、セル再選択期間に、移動性とサービス継続性決定を行う。

図3は、LTEシステム30におけるMBMSサービス継続性のネットワーク支援ソリューションを示す図である。LTEシステム30は、UE33、ソースeNB34、隣接またはターゲットeNB35およびネットワーク制御エンティティ36を含む。UE33はRRC_CONNECTED状態で、且つ、ソースeNB34とデータ接続を構築する(工程301)。構築されたデータ接続に加え、UE33もMBMSサービスを購読し、eNB34により、MBMSデータパケットを受信する(工程302)。その後、UE33が移動し、eNB34はハンドオーバが必要であると見なされる。ハンドオーバ操作を促進するため、eNB34は、隣接セル(たとえば、eNB35により服務されるセル)のMBMS情報を獲得し(工程303と工程304)、UE33のMBMS受信/関心状態を獲得する(工程305)。工程306において、獲得した情報に基づいて、ソースeNB34は、ハンドオーバ決定を行う。UE33がMBMSサービスを受信しないまたはどのMBMSサービスにも興味がない場合、ソースeNB34はターゲットセルを決定し、MBMSサービス継続性を考慮しない。そうでなければ、UE33がMBMSサービスを受信するまたはMBMSサービスに興味がある場合、その後、ソースeNB34は、獲得したMBMS情報に基づいて、ターゲットセルを決定する。その後、ハンドオーバ要求がターゲットeNB35に伝送され(工程307)、ハンドオーバ命令がUE33に伝送される(工程308)。ハンドオーバ命令受信後、UE33は、ターゲットeNB35と測距とネットワーク再エントリー工程を実行する(工程309)。測距とネットワーク再エントリー工程完成後、新しいデータ接続が、UE33とターゲットeNB35間で構築される(工程310)。ハンドオーバ後、UE33は、ターゲットeNB35により、MBMSデータパケットの受信を続行する(工程311)。

LTEシステムMAC層において、マルチキャスト制御チャネル(MCCH)は、各MBSFN領域中のMBMS制御情報の伝送に用いられ、且つ、マルチキャストトラフィックチャネル(MTCH)は、ユーザートラフィックからMBMSデータパケットを受信するUEへの伝送に用いられる。PHY層中、MCCHとMTCHは、物理マルチキャストチャネル(PMCH)により搭載される。一般に、MBMS情報は、システム情報ブロック2(SIB2)中のMBSFNサブフレーム配置、SIB13中のMBSFN領域IDとMCCH配置およびMCCH中のPMCH配置とMBMSサービスリストを含む。ソースeNBに隣接セルのMBMS情報を獲得させる各種方法がある。

第一方法において、eNB34は、UE報告により、隣接セルのMBSFN領域とサービス可用性を獲得する(工程303)。一新規態様において、UE33は、存在する測定報告中の新しい情報要素(IE)により、隣接セルのMBSFN領域または興味のあるサービスのサービス可用性を報告する。別の態様において、UE33は、独立したトリガーを有する新しいRRCメッセージにより、隣接セルのMBSFN領域または興味のあるサービスのサービス可用性を報告する。UE報告はeNBにより配置されるかまたはUE自主的なトリガーに依存し、たとえば、UEがMBMSサービスを受信するまたはMBMSサービスに興味がある時、UEは、自主的にUE報告を開く。

第二方法において、eNB34は、別のネットワーク制御エンティティ36(たとえば、MCE36)またはターゲットeNB35により、隣接セルのMBMS情報を獲得する(工程304)。M2インターフェース増強に対し、eNB34は、MCE36に、ターゲットセルが同一MBSFN領域にあるか問い合わせ、MCE36は、ターゲットセルが、同一MBSFN領域下にあるか回答する。ターゲットセルが同一のMCE下にない場合、MCE36は、さらに、別のネットワーク制御エンティティ(たとえば、隣接MCEまたはMME)と通信して、ターゲットセルのMBMS情報を得る。X2インターフェース(たとえば、基地局間)増強に対し、ソースeNB34は、ターゲットeNB35に、MBMS情報(たとえば、MBSFN領域IDまたはMBMSサービスリスト、或いは、ターゲットセルに特定のMBMSサービスが提供されるか)を問い合わせ、ターゲットeNB35は、ターゲットセルのMBMS情報をソースeNB34に返答する。M3インターフェース増強に対し、eNB34は、MMEに、MBMS情報(たとえば、MBSFN領域IDまたはMBMSサービスリスト、或いは、ターゲットセルに特定のMBMSサービスが提供されるか)を問い合わせ、MMEは、ターゲットセルのMBMS情報をeNB34に返答する。

工程305に関し、同様に、UE33に、そのMBMS受信/関心状態をソースeNB34に報告させる各種方法が存在する。MBMS受信/関心状態は、MBSFN領域か特定のMBMSサービスID(たとえば、一時的移動体グループ識別子(TMGI)である。一新規態様において、UE33は、存在する測定報告中の新しいIEにより、MBMS受信および/または関心状態を報告する。別の態様において、UE33は、独立したトリガーを有する新しいRRCメッセージにより、MBMS受信および/または関心状態を報告する。MBMS受信/関心状態報告はeNBにより配置されるかまたはUEの自主的なトリガーに依存し、たとえば、UEがMBMSサービスを受信するまたはMBMSサービスに興味があるとき、UEは自主的に報告を開く。

図4は、隣接セルのMBMS情報を表示する増強された近隣セル情報テーブル(NRT, neighboring relation table)40の例を示す図である。図4に示されるように、NRT40は、新しいエントリーを含んで、隣接セルのMBMS情報、たとえば、隣接セルが同一MBSFN領域にあるかまたは隣接セルのMBSFN領域IDが何であるかを示す。この新しいエントリーは自動隣接関係(ANR)機能モジュール41により充填され、操作および整備(O&M)モジュール42により維持される。ANR機能モジュール41は、NRT管理機能43、隣接除去機能44、隣接検出機能45を含む。

図5は、一新規態様によるハンドオーバ操作後のMBMSサービス継続性の方法のフローチャートである。工程501において、ソースeNBは、隣接セルのMBMS情報を獲得する。MBMS情報は、隣接セルによりサポートされるMBSFN領域ID、MBMSサービスリスト、または、特定のMBMSサービスIDを含む。工程502において、ソースeNBは、UEのMBMS受信および/または関心状態情報を獲得する。MBMS受信情報は、MBSFN領域IDまたはUEが現在受信中であるMBMSサービスIDを含む。MBMS関心情報は、MBSFN領域IDまたはUEが将来受信することに興味があるMBMSサービスIDを含む。工程503において、ソースeNBは、隣接セルからターゲットセルを決定する。UEが、どのMBMSサービスも受信しないまたは興味がない場合、ソースeNBは前記ターゲットセルを決定し、MBMSを考慮しない。一方、UEが、MBMSサービスを受信するまたは興味がある場合、ソースeNBは、獲得した情報に基づいて、ターゲットセルを決定する。たとえば、eNBは、UEを、同一MBSFN領域中の隣接セルにハンドオーバするまたはUEを、興味のあるMBMSサービスを提供する別のMBSFN領域中の隣接セルにハンドオーバすることを決定する。最後に、工程504において、eNBは、ハンドオーバ要求を選択されたターゲットセルに伝送し、ハンドオーバ命令をUEに伝送して、ハンドオーバ操作を開始する。

キャリアアグリゲーション(CA)中、さらに、ハンドオーバ増強を達成することができる。一新規態様において、プライマリーサービングセル(PCELL)が同一MBSFN領域にない場合、ソースeNBは、ハンドオーバ命令中に、MBMS情報(たとえば、MBSFN領域または受信されたサービス)を含む。別の態様において、ターゲットeNBは、MBMS情報に基づいて、セカンダリサービングセル(SCELL)を選択するまたはPCELLを変化させて、サービス継続性を維持する。

上述のように、RRC_CONNECTED状態において、移動性とハンドオーバはネットワーク制御され、UEにより支援される。しかし、RRC_IDLE状態において、移動性とセル再選はUEにより制御される。一新規態様において、進行中のMBMSサービスを有するUEのセル再選択工程が修正されて、サービス中断を最小化する。一般に、UEは、各種優先順位決定スキームを用いて、セル再選択を実行する。たとえば、現在のセルの維持が優先され、同一MBSFN領域中のセルの再選択が優先されるまたは別のMBSFN領域中のセルの再選択が優先され、別のMBSFN領域は、購読されたMBMSサービスを提供する。さらに特に、測定された信号強度上のオフセットが用いられて、同一MBSFN領域中の所望の隣接セルを優先する。このようなオフセットはeNBにより放送されるかまたは事前に定義される。このほか、UEは、自発的に、隣接セルのMBMS情報(たとえば、MBSFN領域IDまたは興味のあるMBMSサービスが提供されるか)を発見することができる。

移動性とセル再選択は、RRC_IDLE状態で、UEにより制御されるが、ソースeNBはUEを支援して、セル再選択決定をすることができる。たとえば、ソースeNBは、システム情報(SI)中の隣接セルのMBMS情報(たとえば、MBSFN領域ID)を放送することができる。MBMS情報は、新しいシステム情報ブロック(SIB)または存在するSIBたとえば、SIB13またはSIB4により提供される。MBMS情報獲得後、UEはセル再選択決定が可能である。たとえば、UEが購読されたMBMSサービスを停止する場合、UEは、MBMSベアラーを釈放し、且つ、非アクセス層(NAS)エンティティに通知し、セル再選択後に、購読されたMBMSサービスが可用である場合、UEは、セル再選択期間に、MBMSベアラーを保留する。 [局部的MBMSサービス]

図6Aと図6Bは、局部的MBMSサービスの二種の可能性を示す図である。図6Aに示される第一状況中、局部的サービスAがMBSFN領域X中に提供される。局部的サービスAが特定領域61中だけに提供され、特定領域61は、MBSFN領域Xよりかなり小さい。一新規態様において、局部的サービスAは、球状内の野球の試合に関連する放送サービスである。別の態様において、局部的サービスAは、劇場内のオペラに関する放送サービスである。サービスAの位置は、サービス期間期間中に変化しないので、サービスAの位置情報は擬似静的(semi-static)である。

図6Bに示される第二状況中、局部的サービスBがMBSFN領域Y中に提供される。局部的サービスBは、同時に、特定領域62と63中に提供され、特定領域62と63は、MBSFN領域Yよりかなり小さい。たとえば、局部的サービスBは、高速道路1と高速道路2上の高速道路交通情報に関する放送サービスである。領域62は高速道路1に対応し、領域63は高速道路2に対応する。サービスBの位置は、サービス期間で動的に変化するので、サービスBの位置情報は動的である。高速道路1上の運転者にとって、彼等は、高速道路1に関する交通情報だけを受信したい。同様に、高速道路2上の運転者にとって、彼等は、高速道路2に関する交通情報だけを受信したい。

一新規態様において、局部的サービスは、特定領域内部だけで関係するので、局部的サービスの位置情報がUEに提供され、よって、UEが特定の関係のある領域内だけで移動する時だけ、UEがサービスを受信し、UEが関係のある領域外に移動する時、サービス受信を停止して、電力消費を最小化する。

図7は、一新規態様による局部的MBMSサービスの位置情報を提供する例を示す図である。図7の例中、eNB71はMBSFN領域1に属し、セル72に服務する。局部的サービスAは領域73中に提供され、領域73は、セル72内の特定の小さい領域である。UE74が、局部的サービスAを購読することに興味がある時、サービスAの位置情報はUE74に提供され、UE74は、位置情報に基づいて、サービスAを受信するかを知る。一般に、位置情報はMCCHにより提供される。擬似静的位置情報にとって、各サービス基礎(service basis)毎に、位置情報が提供される。一方、動的位置情報にとって、各セッション基礎(session basis)毎に、位置情報が提供される。たとえば、第一セッションは高速道路1の位置情報を提供し、第二セッションは、高速道路2の位置情報を提供する。位置情報は、ネットワーク制御エンティティ、たとえば、MCEにより提供され、ネットワーク制御エンティティは、上層、たとえば、MMEまたはMBMS-GWから、eNBに獲得される。

位置情報は、異なるフォーマットで提供される。第一態様において、サービス位置の非幾何学的描写(たとえば、セルID)が提供される。サービスの位置情報が、UEが通常操作で所有される情報により提供される場合、追加工程が不要で、更なる電力節約が達成できる。たとえば、セルIDエンティティが用いられて、位置情報を提供する場合、一旦、UEが特定サービスの所定リスト上のセルの被覆範囲にあると、UEは特定サービスの受信を開始する。しかし、セルIDが用いられる場合、位置情報は、セルの粒度でだけ提供される。図7を例とすると、セルIDが用いられて、サービスAの位置情報を提供すると仮定する。UE74は、最初、位置Cに位置する。UE74が位置Bに移動する時、サービスAが、セル72よりかなり小さい領域73とだけ関連しても、位置Bがセル72の被覆範囲にあるので、UE74はサービスAの受信を開始する。

第二態様において、サービス位置の幾何学的描写(たとえば、GNSS座標)が提供される。異なる座標、たとえば、多辺形(即ち、一組の座標)、円形(即ち、中心と半径の座標)または道(即ち、座標により形成されるサイドラインまたは座標と幅により形成される中央線)が幾何学的描写として用いられる。局部的サービスに関連する位置情報が幾何学的描写形式で提供される場合、サービスの境界、たとえば、高速道路を精確に定義することができる。しかし、サービスを受信するかを決定するため、UEも、その現在の座標(たとえば、図7中、GPS75による)を得る能力を有する必要がある。UEは常にその現在の座標を有することができないので、UEが、サービスを受信するかを決定することが出来る前に、余分な追加が必要になる。

図8は、LTEシステム80における局部的MBMSサービスを提供する方法を示す図である。LTEシステム80は、UE81、ソースeNB82、ネットワーク制御エンティティ83およびGPS装置84を含む。工程801において、UE81は、ソースeNB82により、局部的MBMSサービスを受信する。工程802において、eNB82は、ネットワーク制御エンティティ83から、MBMSサービス位置情報を獲得する。工程803において、eNB82は位置情報をUE81に送る。位置情報が幾何学的描写を含む場合、工程804において、UE81はその現在の位置(たとえば、GPS84から)を得る。工程805において、UE81が、相関区/領域内にある場合、現在の位置とサービスの位置情報に基づいて、UE81は、サービスの受信を開始または継続する。そうでなければ、UE81が相関区/領域(relevant region/aria)にない場合、UE81はサービス受信を停止する。 [MBMS計数(MBMS Counting)]

LTE中のMBMS計数が用いられて、サービスに興味がある十分なUEがあるか判断し、オペレーターが、MBSFNにより、サービスを届けるのに適するか決定することができるようにする。MBMS計数は、オペレーターが、サービスのMBSFN伝送の有効または無効間の選択ができるようにする。MBSFN伝送の有効と無効は、MBMSサービス懸架と回復(Suspension and Resumption)機能により実現される。計数は、MBSFN領域中のMBSFNにより既に提供されているサービスとMBSFN領域により提供されていないサービスをサポートする。MBMS計数は、RRC_CONNECTED状態のUEにだけ適用され、RRC_IDLE状態のUEには適用されない。

計数工程はネットワークにより初期化される。計数工程の初期化は、各eNBに要求を生成して、UEに計数要求を伝送し、各eNBは、MBSFN領域の提供に関連する。計数要求は直接拡大した(directly extended)MCCHメッセージに含まれ、直接拡大したMCCHメッセージは、UEフィードバックを要求するTMGIのリストを含む。RRC_CONNECTED状態のUEは、RRC計数応答メッセージにより応答し、UEは、指示されるサービスを受信するまたは興味がある。RRC計数応答メッセージはMBMSサービスIDを含み、且つ、重複が配置される場合、選択的に情報を含んで、MBSFN領域を識別する。

図9は、LTEシステム90中でMBMS計数を実行する方法を示す図である。LTEシステム90は、UE91、UE92、eNB93およびMCE94を含む。工程901において、eNB93は、MBMS計数要求を伝送することにより、計数工程を初期化する。要求/ポーリングは、MBMSサービス基礎毎に、全UEに放送される。たとえば、サービス情報に伴う指示はMCCH中に含まれ、UE報告をトリガーする。或いは、UE報告が必要なサービスのリストは、MCCH中の新しいIE中に含まれ、要求はRRCメッセージとして放送され、UE報告も準備されて、RRCメッセージとして伝送される。また、要求は、一般のポーリングとして、全UEに放送される。たとえば、MBSFN情報(たとえば、MBSFN領域IDの横)に伴う指示はMCCH中に含まれ、UE報告をトリガーする。放送されるポーリングに加え、計数要求は、各UE基礎上の専用のポーリングである。一新規態様において、eNBは、MAC制御素子(CE)により、UEをポーリングし、UE状態報告も、MAC CE中に伝送される。別の態様において、eNBは、RRCメッセージにより、UEをポーリングし、UE状態報告もRRCメッセージ中に伝送される。

工程902と工程903中、MBMS計数要求メッセージの受信時、RRC_CONNECTED状態のUE91とUE92は、MBMS計数応答メッセージを提出する。計数応答メッセージは、UEがMBMSサービスを受信しているまたはMBMSサービスの受信に興味があることを示す。UEがDRXモードである場合、報告は依然としてトリガーされるが、実際の報告は次の期間まで遅延される。UEがRRC_IDLE状態である場合、トリガーがキャンセルされる。或いは、UEがまだMBMSサービスを受信する時、UEは、それでも、周期的に報告する。

UE報告のパターンは、eNBによりシグナリングされるかまたは予め定義される。一新規態様において、パターンはタイマーにより定義される。別の態様において、専用RRCメッセージにより信号が発信されるかMBMS SIBに伴って放送される。さらに別の態様において、確率パラメータがシグナリングされて、報告を制御する。UE報告のタイミングは以下の選択がある。UEがサービスを受信する時周期的に報告する。UEがサービスを開始するときだけ報告する。UEがサービス受信を開始および停止するとき報告する。再構築後報告する。または接続要求後報告する。

MBSFN領域で現在提供されるサービスの計数を実行するのに加え、ネットワークが考慮されて、提供するサービスも計数される。たとえば、eNBは、将来提供される(to-be-provided)サービスを提供し、UE報告をトリガーする。十分なUE報告が、サービスに興味がある場合、eNBはサービスを起動する。将来提供されるサービス(TMGIのリスト)の情報もMCCHにより搭載される。

工程904において、eNB93は、全UEから受信した計数応答に基づいて、MBMS計数結果をMCE94に報告する。サービスを受信するまたはサービスに興味があるUEの数量が計数される。工程905において、MCE94は、計数結果に基づいて、MBSFN伝送を無効にするか有効にするか決定する。たとえば、低購読量(subscription)のため、MCE94は、サービスを停止し、ユニキャストでサービスを継続する。

キャリアアグリゲーション(CA)を有するMBMSに対し、UEがSCELL上でMBMSサービスを受信する場合、UEが、SCELLのSI変化を監視するまたはeNBがMBMS情報の更新(たとえば、SIB13中)の提供に対し責任を持つ。サービングセルではなく、CA能力があるUEがMBMSを受信する場合、計数/ポーリング要求受信時、CA能力があるUEは、要求を無視することができるまたは複数のサービングセルの任意の1個のサービングセル中で報告するまたはMBMSサービスを提供する1個のサービングセル中で報告する。複数のサービングセルは、たとえば、同一のMBSFNサービス領域に属する。 本発明では好ましい実施例を前述の通り開示したが、これらは決して本発明に限定するものではない。したがって、様々な変更、適合、および説明した実施形態の様々な特徴の組み合わせは、特許請求の範囲に記載されている本発明の範囲から逸脱することなく実施することができる。

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