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無線通信システムにおいてSCTP接続及びX2インタフェースを設定する方法及び装置

申请号 JP2015518351 申请日 2013-11-04 公开(公告)号 JP2015524232A 公开(公告)日 2015-08-20
申请人 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド; エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド; 发明人 チアン ス; チアン ス; テウク ピョン; テウク ピョン; キョンミン パク; キョンミン パク;
摘要 【課題】無線通信システムにおいてターゲットセル情報を送信する方法及び装置を提供すること。【解決手段】eNBは、X2設定要求メッセージ又はeNB構成更新メッセージを介してX2ゲートウェイにターゲットセル情報を送信する。ターゲットセル情報は、ターゲットeNB ID(、ターゲットセルID、又はターゲット無線ネットワーク層IDのうち、少なくとも一つを含むことができる。【選択図】図9
权利要求

無線通信システムにおいて、第1のeノードB(eNB)がターゲットセル情報を送信する方法であって、 ターゲットセル情報を含むX2設定要求メッセージをX2ゲートウェイに送信するステップと、 第2のeNBに関する情報を隣接セル情報として含むX2設定応答メッセージを前記X2−GWから受信するステップと、 を有する、方法。前記ターゲットセル情報は、ターゲットeNB ID、ターゲットセルID、又はターゲット無線ネットワーク層IDのうち、少なくとも一つを含む、請求項1に記載の方法。前記X2−GWの伝送ネットワーク層アドレスを取得するステップを更に有する、請求項1に記載の方法。前記取得したX2−GWのTNLアドレスを使用して、前記X2−GWに向かってストリーム制御伝送プロトコル接続設定を初期化するステップを更に有する、請求項3に記載の方法。前記第1のeNBは、マクロeNBであり、 前記第2のeNBは、ホームeNB(HeNB)である、請求項1に記載の方法。前記第1のeNBは、ホームeNB(HeNB)であり、 前記第2のeNBは、マクロeNBである、請求項1に記載の方法。無線通信システムにおいて、X2ゲートウェイがメッセージを送信する方法であって、 ターゲットセル情報を含むX2設定要求メッセージを第1のeノードB(eNB)から受信するステップと、 第2のeNBに関する情報を隣接セル情報として含むX2設定応答メッセージを、前記第1のeNBに送信するステップと、 を有する方法。前記ターゲットセル情報は、ターゲットeNB ID、ターゲットセルID、又はターゲット無線ネットワーク層IDのうち、少なくとも一つを含む、請求項7に記載の方法。前記X2−GWと前記第2のeNBとの間のX2インタフェースが既に設定されている場合、前記第1のeNBに関する情報を隣接セル情報として含むeNB構成更新メッセージを、前記第2のeNBに送信するステップを更に有する、請求項7に記載の方法。前記X2−GWと前記第2のeNBとの間のX2インタフェースがまだ設定されていない場合、前記第1のeNBに関する情報を隣接セル情報として含むX2設定要求メッセージを、前記第2のeNBに伝送するステップを更に有する、請求項7に記載の方法。ターゲットセル情報を含むX2設定応答メッセージを前記第2のeNBから受信するステップを更に有する、請求項10に記載の方法。前記第1のeNBは、マクロeNBであり、 前記第2のeNBは、ホームeNB(HeNB)である、請求項7に記載の方法。前記第1のeNBは、ホームeNB(HeNB)であり、 前記第2のeNBは、マクロeNBである、請求項7に記載の方法。無線通信システムにおいて、第1のeノードB(eNB)がターゲットセル情報を送信する方法であって、 ターゲットセル情報を含む第1のeNB構成更新メッセージをX2ゲートウェイに送信するステップと、 第2のeNBに関する情報を隣接セル情報として含む第2のeNB構成更新メッセージを前記X2−GWから受信するステップと、 を有する方法。前記ターゲットセル情報は、ターゲットeNB ID、ターゲットセルID、又はターゲット無線ネットワーク層IDのうち、少なくとも一つを含む、請求項14に記載の方法。

無線通信システムにおいて、ゲートウェイがX2メッセージを処理する方法であって、 前記ゲートウェイが、第1eノードB(eNB)からX2設定要求メッセージ及びターゲット情報を受信するステップと、 前記ゲートウェイが、前記の受信したターゲット情報に基づいて、前記の受信したX2設定要求メッセージを第2eNBに送信するステップと、 前記ゲートウェイが、前記第2eNBからX2設定応答メッセージを受信するステップと、 前記ゲートウェイが、前記の受信したX2設定応答メッセージを前記第1eNBに送信するステップと、を有し、 前記ターゲット情報は、前記X2設定要求メッセージの追加情報である、方法。前記ターゲット情報は、ターゲットeNB識別子を含む、請求項1に記載の方法。前記第1eNB又は前記第2eNBの少なくとも一つはホームeNB(HeNB)であり、 前記ゲートウェイは移動性管理エンティティ(MME)と接続していないX2ゲートウェイである、請求項1に記載の方法。無線通信システムにおいて、第1eノードB(eNB)がX2メッセージを送信する方法であって、 前記第1eNBが、X2設定要求メッセージ及びターゲット情報を生成するステップと、 前記第1eNBが、前記の生成したX2設定要求メッセージ及び前記の生成したターゲット情報をゲートウェイに送信するステップと、を有し、 前記ターゲット情報は、前記X2メッセージを前記ゲートウェイを介して第2eNBに送信するためのものであり、 前記ターゲット情報は、前記X2設定要求メッセージの追加情報である、方法。前記第1eNBが、前記ゲートウェイを通じて前記第2eNBから、X2設定応答メッセージを受信するステップを更に有する、請求項4に記載の方法。前記ターゲット情報は、ターゲットeNB識別子を含む、請求項4に記載の方法。前記第1eNB又は前記第2eNBの少なくとも一つはホームeNB(HeNB)であり、 前記ゲートウェイは、移動性管理エンティティ(MME)と接続していないX2ゲートウェイである、請求項4に記載の方法。

说明书全文

本発明は、無線通信に関し、より詳細には、無線通信システムにおいてストリーム制御伝送プロトコル(stream control transmission protocol、SCTP)及びX2インタフェースを設定する方法及び装置に関する。

はん用移動体通信システム(UMTS)は、ヨーロッパシステム、GSM(登録商標)、及び一般パケット無線サービス(GPRS)を基盤としてWCMDA(登録商標)で動作する第3世代非同期移動体通信システムである。UMTSの長期進化システム(LTE)がUMTSを標準化する第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によって議論中である。

3GPP LTEは、高速パケット通信を可能にする技術である。使用者及び供給者の費用減少、サービス品質向上、並びにカバレッジ及びシステム容量の拡張及び向上を含むLTEの目的のために、多くの方式が提案されてきた。3GPP LTEは、上位レベルの要求条件として、ビット当たり費用の減少、サービス可用性の増加、柔軟な周波数の使用、単純な構造、オープンインタフェース及び端末の適切な電消費を要求する。

図1は、進化UMTS(E−UMTS)のネットワーク構造を示す。E−UMTSは、LTEシステムであるといえる。通信ネットワークは、IPマルチメディアサブシステム(IMS)を介してのIP電話(VoIP)及びパケットデータのような様々な通信サービスを提供するために広範に配置される。

図1に示すように、E−UMTSネットワークは、進化はん用地上無線接続(E−UTRAN)、進化パケットコア(EPC)、及び一つ以上の端末(user equipment、UE)を含む。E−UTRANは、一つ以上の進化ノードB(evolved NodeB、eNB20)を含むことができ、複数のUE10は、一つのセル内に位置することができる。一つ以上の移動性管理エンティティ(MME)/システムアーキテクチャ進化(SAE)ゲートウェイ(S−GW)30がネットワークの最後に位置して、外部ネットワークと接続することができる。

以下、「下りリンク」は、eNB20からUE10への通信を、「上りリンク」は、UE10からeNB20への通信を表す。UE10は、使用者が持ち運ぶ通信装置を表す。UEは、さらに、移動機(MS)、利用者端末(UT)、加入者局(SS)、又は無線装置などと呼ばれることがある。

eNB20は、UE10に使用者平面(user plane)と制御平面(control plane)の終端点(end point)を提供する。MME/S−GW30は、UE10のためのセッションの終端点と移動性管理機能とを提供する。eNB20とMME/S−GW30とは、S1インタフェースを介して接続することができる。

eNB20は、一般的にUE10と通信する固定されたステーションであり、基地局(BS)又は接続ポイント(access point)と呼ばれることがある。一つのeNB20は、セル別に配置することができる。使用者情報(トラヒック)又は制御情報を伝送するためのインタフェースがeNB20等間に使用され得る。

MMEは様々な機能を提供する。MMEが提供する様々な機能は、eNB20等への非接続層(non−access stratum、NAS)信号通知、NAS信号通知セキュリティ、ASセキュリティ制御、3GPP接続ネットワーク等間の移動性のためのコア網(CN)間ノード信号通知、アイドルモードUE到達可能性(reachability、呼出し再送信の制御及び実行を含む)、(アイドルモード及び活性モードのUEのための)位置登録エリア(tracking area、TA)リスト管理、パケットデータネットワーク(PDN)GW、及びサービス提供GW選択、MMEが変更されるハンドオーバのためのMME選択、2G又は3G 3GPP接続ネットワーク等へのハンドオーバのためのサービス提供GPRSサポートノード(SGSN)選択、ローミング、認証、専用ベアラ(dedicated bearer)設定を含むベアラ管理機能、地震津波警報システム(ETWS)、及び商用移動体警報システム(CMAS)を含む公共警報システム(PWS)メッセージ伝送のサポートなどを含む。S−GWホストは、使用者別のパケットフィルタ処理(例えば、詳細パケット調査)、合法的な傍聴、UE IPアドレス割当、下りリンク(DL)における伝送レベルパケットマーキング(transport level packet marking)、上りリンク(UL)及びDLサービスレベル課金、ゲート制御及び等級強制(gating and rate enforcement)、接続ポイント名集約最大ビットレート(APN−aggregated maximum bit rate、AMBR)を基盤とするDLレート強制などの様々な機能を提供する。以下において、より明確にするために、MME/S−GW30は、簡単にゲートウェイと呼ばれることがあるが、ゲートウェイは、MME及びS−GWをすべて含むものと理解され得る。

複数のノードがeNB20とゲートウェイ30との間のS1インタフェースを介して接続され得る。eNB20等は、X2インタフェースを介して互いに接続することができる。隣接するeNB等は、X2インタフェースを有するメッシュネットワーク構造を有することができる。

図2は、一般的なE−UTRAN及びEPCの構造を示す。

図示されたように、eNB20は、ゲートウェイ30選択、無線資源制御P(RRC)活性化中のゲートウェイに向かったルーティング、呼出しメッセージのスケジュール及び伝送、同報制御チャネル(BCCH)情報のスケジュール及び伝送、UL及びDLでUE10等に対する資源の動的割当、eNB測定の構成及び提供、無線ベアラ(RB)制御、無線受付制御(radio admission control、RAC)、及びLTE_ACTIVE状態で接続移動性制御の機能を行うことができる。前述したように、EPCにおいてゲートウェイ30は、呼出し開始(origination)、LTE_IDLE状態管理、使用者平面の暗号化(ciphering)、SAEベアラ制御、及びNAS信号通知の暗号化及び保護を行うことができる。

図3は、E−UMTSのための使用者平面プロトコルスタックと制御平面プロトコルスタックとを示す。

図3(a)は、使用者平面プロトコルを示すブロック図であり、図3(b)は、制御平面プロトコルを示すブロック図である。図示されたように、プロトコル階層は、通信システムの技術分野においてよく知られた開放型システム間相互接続(OSI)標準モデルの3個の下位階層を基盤として第1のレイヤL1、第2のレイヤL2、及び第3のレイヤL3に区分することができる。

物理階層、すなわち、L1は、物理チャネルを利用して上位階層に情報伝送サービスを提供する。物理階層は、伝送チャネル(transport channel)を介して上位レベルに位置した媒体接続制御(medium access control、MAC)階層と接続される。MAC階層と物理階層との間のデータは、伝送チャネルを介して伝達される。別個の物理階層間、すなわち、伝送側の物理階層と受信側の物理階層との間でデータは物理チャネルを介して伝達される。

L2のMAC階層は、論理チャネルを介して上位階層である無線リンク制御(RLC)階層にサービスを提供する。L2のRLC階層は、高信頼データ伝送をサポートする。図3(a)及び図3(b)にRLC階層が図示されているが、RLC機能がMAC階層によって実現され実行されるとき、RLC階層は不要なこともある。L2のパケットデータ融合プロトコル(PDCP)階層は、IPv4又はIPv6などのIPパケットを導入して伝送されるデータが相対的に小さい帯域幅を有する無線インタフェース上で効率的に伝送され得るように、不要な制御情報を減らすヘッダ圧縮機能を行う。

L3の最も低い部分に位置するRRC階層は、制御平面だけで定義され、RB等の構成、再構成、及び解除に対して論理チャネル、伝送チャネル、及び物理チャネルを制御する。以下、RBは、UEとUTRANとの間のデータ伝送のためにL2によって提供されるサービスを意味する。

図3(a)に示すように、RLC階層及びMAC階層(eNB20のネットワーク側で終端)は、スケジュール、自走再送要求(ARQ)、及びハイブリッドARQ(HARQ)のような機能を行うことができる。PDCP階層(eNB20のネットワーク側で終端)は、ヘッダ圧縮、完全性保護(integrity protection)、及び暗号化のような使用者平面機能を行うことができる。

図3(b)に示すように、RLC階層及びMAC階層(eNB20のネットワーク側で終端)は、制御平面のために同じ機能を行うことができる。図示されたように、RRC階層(eNB20のネットワーク側で終端)は、同報、呼出し、RRC接続管理、RB制御、移動性機能及びUE測定報告並びに制御のような機能を行うことができる。NAS制御プロトコル(ゲートウェイ30のMMEのネットワーク側で終端)は、SAEベアラ管理、認証、LTE_IDLE移動性管理、LTE_IDLEでの呼出し開始、及びゲートウェイとUE10との間の信号通知のためのセキュリティ制御のような機能を行うことができる。

RRC状態は、RRC_IDLEとRRC_CONNECTEDの2個の別個の状態に区分され得る。RRC_IDLE状態で、UE10は、NASによって構成された不連続受信(discontinuous reception、DRX)中に同報されるシステム情報及び呼出し情報を受信することができる。TAでUE10を唯一に識別する識別子(ID)がUE10に割り当てられ得る。UE10は、公衆地上移動体ネットワーク(PLMN)選択及びセル再選択を行うことができる。また、RRC_IDLE状態で、RRCコンテキストは、eNBに記憶されない。

RRC_CONNECTED状態で、UE10は、E−UTRANにおいてネットワークにデータを伝送するか、ネットワークからデータを受信することを可能にするE−UTRAN RRC接続及びコンテキストを有する。また、UE10は、eNB20にチャネル品質情報(CQI)及びフィードバック情報を報告することができる。

RRC_CONNECTED状態で、E−UTRANは、UE10が属するセルを知ることができる。したがって、ネットワークは、UE10にデータを伝送するか、UE10からデータを受信することができる。ネットワークは、UE10の移動性(ハンドオーバ及びネットワーク支援セル変更(network assisted cell change、NACC)を介してGERANで無線接続技術間(inter−RAT)セル変更指示を制御することができる。ネットワークは、隣接セルのために、セル測定を行うことができる。

RRC_IDLE状態で、UE10は、呼出しDRX周期を特定する。特に、UE10は、特定呼出しDRX周期ごとの特定呼出し機会(paging occasion)で呼出し信号を監視する。

呼出し機会は、呼出し信号が伝送される時間間隔である。UE10は、自分の呼出し機会を有する。

呼出しメッセージは、同じTAに属するすべてのセル上に伝送される。UE10が一つのTAから他のTAへ移動する場合、UE10が自分の位置を更新するために、ネットワークにTA更新メッセージを伝送することができる。

図4は、物理階層の構造の一例を示す。

物理階層は、UEとeNBのL1との間の信号通知及びデータを伝達する。図4に示すように、物理チャネルは、無線資源を利用して信号通知及びデータを伝達する。無線資源は、周波数領域で一つ以上の副搬送波を含み、時間領域で一つ以上のシンボルを含む。

一つのサブフレームは、1msの長さを有し、複数のシンボルを含む。サブフレームの最初のシンボルのような特定シンボル(等)は、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)のために使用され得る。PDCCHは、物理資源ブロック(PRB)及び変調符号化方式(MCS)のような動的に割り当てられた資源を運ぶ。

伝送チャネルは、L1とMAC階層との間の信号通知及びデータを伝達する。物理チャネルは、伝送チャネルにマップされる。

DL伝送チャネルタイプは、同報チャネル(BCH)、下りリンク共有チャネル(DL−SCH)、呼出しチャネル(PCH)、及びマルチキャストチャネル(MCH)を含む。BCHは、システム情報を伝送するために使用される。DL−SCHは、HARQをサポートする。DL−SCHは、変調、符号化及び送信電力を変化させることによって、動的リンク適応をサポートする。DL−SCHは、動的/半静的(semi−static)資源割当をサポートする。DL−SCHは、さらに全体セル内で同報及びビーム形成の使用を可能にすることができる。PCHは、UEを呼出しするために使用される。MCHは、マルチキャスト又はブロードキャストサービス伝送のために使用される。

UL伝送チャネルタイプは、上りリンク共有チャネル(UL−SCH)及びランダム接続チャネル(RACH)を含む。UL−SCHは、HARQをサポートする。UL−SCHは、送信電力及び潜在的に変調、符号化を変化させることによって、動的リンク適応をサポートする。UL−SCHは、さらにビーム形成の使用を可能にすることができる。RACHは、一般的にセルへの初期接続のために使用される。

MAC副層(sublayer)は、論理チャネル上にデータ伝達サービスを提供する。論理チャネルタイプ等の集合は、MACによって提供される別個のデータ伝達サービスのために定義される。各論理チャネルタイプは、伝達される情報のタイプによって定義される。

論理チャネルは、一般的に2個のグループに分類される。2個のグループは、制御平面情報の伝達のための制御チャネルと、使用者平面情報の伝達のための情報チャネルとである。

制御チャネルは、専ら制御平面情報の伝達のために使用される。MACによって提供される制御チャネルは、BCCH、呼出し制御チャネル(PCCH)、共通制御チャネル(CCCH)、マルチキャスト制御チャネル(MCCH)、及び専用制御チャネル(DCCH)を含む。BCCHは、システム制御情報を同報するためのDLチャネルである。PCCHは、呼出し情報を伝達するDLチャネルであり、ネットワークがUEの位置を分からないときに使用される。CCCHは、ネットワークとRRC接続されていないUE等によって使用される。MCCHは、マルチメディアブロードキャスト/マルチキャストサービス(MBMS)制御情報をネットワークからUEに伝送するために使用される一地点対多地点(point−to−multipoint)DLチャネルである。DCCHは、端末とネットワークとの間の専用(dedicated)制御情報を伝送するRRC接続を有するUE等によって使用される一地点対多地点双方向(bi−directional)チャネルである。

情報チャネルは、専ら使用者平面情報の伝達のために使用される。MACによって提供される情報チャネルは、専用情報チャネル(dedicated traffic channel、DTCH)及びマルチキャスト情報チャネル(MTCH)を含む。DTCHは、使用者情報の伝達のために、一つのUEに専用される点対点チャネルである。DTCHは、DLとULの両方に存在することができる。MTCHは、ネットワークからUEに情報データを伝送するための一地点対多地点DLチャネルである。

論理チャネルと伝送チャネルとの間のUL接続は、UL−SCHにマップされ得るDCCH、UL−SCHにマップされ得るDTCH、及びUL−SCHにマップされ得るCCCHを含む。論理チャネルと伝送チャネルとの間のDL接続は、BCH又はDL−SCHにマップされ得るBCCH、PCHにマップされ得るPCCH、DL−SCHにマップされ得るDCCH、DL−SCHにマップされ得るDTCH、MCHにマップされ得るMCCH、及びMCHにマップされ得るMTCHを含む。

HeNB(home eNB)について説明する。これは、3GPP TS 36.300 V10.5.0(2011−09)の4.6節を参照されたい。

E−UTRAN構造は、拡張可能な多数のHeNBをサポートできるように、HeNBとEPCとの間のS1インタフェースを許すためのHeNBゲートウェイ(HeNB GW)を導入することができる。HeNB GWは、制御平面(C−plane)、特に、S1−MMEインタフェースのための集線器(concentrator)で動作する。HeNBからのS1−Uインタフェースは、HeNB GWで終端され得る。又は、HeNBとS−GWとの間の直接論理使用者平面(U−plane)接続が使用され得る。

S1インタフェースは、次のように使用され得る。 ・HeNB GWとコア網との間 ・HeNBとHeNB GWとの間 ・HeNBとコア網との間 ・eNBとコア網との間

HeNB GWは、MMEにeNBのように見える。HeNB GWは、HeNBにMMEのように見える。HeNBとEPCとの間のS1インタフェースは、HeNBがEPCにHeNB GWを介して接続されたか否かに関係なく、同様である。

HeNB GWは、HeNB GWによって提供されるセルへの流入移動(inbound mobility)又は流出移動(outbound mobility)がMME間(inter MME)ハンドオーバを必要としないようにEPCに接続される。一つのHeNBは、専ら一つのセルだけを提供する。

HeNBによってサポートされる機能は、eNBによって提供される機能(例外的に、NASノード選択機能(NNSF)等を除くことが可能)と同様である。また、HeNBとEPCとの間に実行される手順もeNBとEPCとの間に実行される手順(例外的に、ローカルIP接続(LIPA)サポートの場合、S5手順等を除くことが可能)と同様である。

図5は、HeNB GWが配置された全体的なE−UTRAN構造を示す。

図5に示すように、E−UTRANは、eNB50、HeNB60、及びHeNB GW69を含む。一つ以上のE−UTRAN MME/S−GW59がネットワークの最後に位置して、外部ネットワークと接続することができる。eNB50等は、X2インタフェースを介して互いに接続される。eNB50は、S1インタフェースを介してMME/S−GW59と接続される。HeNB GW69は、S1インタフェースを介してMME/S−GW69と接続される。HeNB60は、S1インタフェースを介してHeNB GW69に接続されるか、S1インタフェース又はS5インタフェースを介してMME/S−GW59と接続される。

図5に示すように、HeNB60等は、X2インタフェースを介して互いに接続される。どのようなHeNB等がハイブリッドモードをサポートするとしても、専ら同じ閉加入者グループ(CSG)IDを有するHeNB等だけが直接X2インタフェースを有することができる。特定条件を満たす場合、ハンドオーバが直接X2インタフェースを介して実行され得る。すなわち、HeNB等の間のX2基盤ハンドオーバは、MMEで接続制御が必要でない場合に許可することができる。例えば、同じCSG IDを有する閉鎖/ハイブリッド接続HeNB等の間のハンドオーバであるか、ターゲットHeNBが開放接続HeNBである場合に、HeNB等の間のX2基盤ハンドオーバが許可され得る。

また、HeNBとマクロeNBとの間のX2ハンドオーバのために、HeNBとマクロeNBとの間のX2インタフェースが議論されてきた。HeNBとマクロeNBとの間に直接X2インタフェース、又は間接X2インタフェースが設定され得る。

伝送ネットワーク層(transport network layer、TNL)アドレス探索(address discovery)について説明する。eNBが候補eNBのeNB IDを知っているが(例えば、自動隣接セル交渉(automatic neighbor relation、ANR)機能を介して)、SCTP接続のための適したTNLアドレスを知らない場合、eNBは、TNLアドレスを決定するために、次のとおりに構成転送(configuration transfer)機能を使用することができる。

・eNBは、候補eNBのTNLアドレスを要求するために、ソース及びターゲットeNB IDなどの関連情報を含むeNB構成転送メッセージをMMEに伝送する。

・MMEは、ターゲットeNB IDによって識別される候補eNBにMME構成転送メッセージを伝送することによって、当該要求を中継する。

・候補eNBは、最初eNBとのSCTP接続のために使用される一つ以上のTNLアドレス及びソースとターゲットeNB IDなどの関連情報を含むeNB構成転送メッセージを伝送することによって応答する。

・MMEは、ターゲットeNB IDによって識別される最初eNBにMME構成転送メッセージを伝送することによって、候補のeNBの応答を中継する。

SCTP接続及びX2インタフェースを設定する方法が問題になることができる。

本発明の技術的課題は、無線通信システムにおいてストリーム制御伝送プロトコル(SCTP)及びX2インタフェースを設定する方法及び装置を提供することにある。本発明は、無線通信システムにおいてターゲットセル情報を伝送する方法を提供する。本発明は、ホームeノードB(HeNB)の移動性向上のためのX2設定手順を提供する。

一態様において、無線通信システムにおいて、第1のeNB(eNodeB)がターゲットセル情報を送信する方法が提供される。方法は、ターゲットセル情報を含むX2設定要求メッセージ(X2 setup request message)をX2ゲートウェイ(GW)に送信し、第2のeNBに関する情報を隣接セル情報として含むX2設定応答メッセージ(X2 setup response message)をX2−GWから受信することを含む。

ターゲットセル情報は、ターゲットeNB ID、ターゲットセルID、又はターゲット無線ネットワーク層(RNL)IDのうち、少なくとも一つを含むことができる。

方法は、X2−GWの伝送ネットワーク層(TNL)アドレスを取得することを更に含むことができる。方法は、取得したX2−GWのTNLアドレスを使用してX2−GWに向かってストリーム制御伝送プロトコル(SCTP)接続設定を初期化することを更に含むことができる。

第1のeNBは、マクロeNBであり、第2のeNBは、HeNB(home eNB)でありうる。

第1のeNBは、HeNBであり、第2のeNBは、マクロeNBでありうる。

他の態様において、無線通信システムにおいて、X2ゲートウェイ(GW)がメッセージを送信する方法が提供される。方法は、ターゲットセル情報を含むX2設定要求メッセージを第1のeNB(eNodeB)から受信し、第2のeNBに関する情報を隣接セル情報として含むX2設定応答メッセージ)を第1のeNBに送信することを含む。

方法は、X2−GWと第2のeNBとの間のX2インタフェースが既に設定されている場合、第1のeNBに関する情報を隣接セル情報として含むeNB構成更新メッセージ(eNB configuration update message)を第2のeNBに伝送することを更に含むことができる。

方法は、X2−GWと第2のeNBとの間のX2インタフェースがまだ設定されていない場合、第1のeNBに関する情報を隣接セル情報として含むX2設定要求メッセージを、第2のeNBに送信することを更に含むことができる。方法は、ターゲットセル情報を含むX2設定応答メッセージを第2のeNBから受信することを更に含むことができる。

他の態様において、無線通信システムにおいて、第1のeNB(eNodeB)がターゲットセル情報を送信する方法が提供される。方法は、ターゲットセル情報を含む第1のeNB構成更新メッセージをX2ゲートウェイに送信し、第2のeNBに関する情報を隣接セル情報として含む第2のeNB構成更新メッセージをX2−GWから受信することを含む。

X2ゲートウェイ(X2−GW)の存在のために発生するHeNBの移動性向上のためのX2接続の問題を解決することができる。

E−UMTSのネットワーク構造を示す図である。

一般的なE−UTRAN及びEPCの構造を示す図である。

E−UMTSのための使用者平面プロトコルスタックと制御平面プロトコルスタックとを示す図である。

物理層の構造の一例を示す図である。

HeNB GWが配置された全体的なE−UTRAN構造を示す図である。

マクロeNB(eNodeB)とHeNBとの間のX2インタフェース設定の一例を示す図である。

本発明の一実施形態が適用され得る第1のシナリオを示す図である。

第1のシナリオのためのTNLアドレス探索手順の一例を示す図である。

本発明の一実施形態によって第1のシナリオのためのSCTP接続及びX2インタフェースを設定する方法の一例を示す図である。

本発明の一実施形態によって第1のシナリオのためのSCTP接続及びX2インタフェース設定手順の一例を示す図である。

本発明の一実施形態によって第1のシナリオのためのSCTP接続及びX2インタフェース設定手順の更に他の例を示す図である。

本発明の一実施形態によって第1のシナリオのためのSCTP接続及びX2インタフェースを設定する方法の更に他の例を示す図である。

本発明の一実施形態によって第1のシナリオのためのSCTP接続及びX2インタフェース設定手順の更に他の例を示す図である。

本発明の一実施形態によって第1のシナリオのためのSCTP接続及びX2インタフェースを設定する方法の更に他の例を示す図である。

本発明の一実施形態によって第1のシナリオのためのSCTP接続及びX2インタフェース設定手順の更に他の例を示す図である。

本発明の一実施形態によって第1のシナリオのためのSCTP接続及びX2インタフェースを設定する方法の更に他の例を示す図である。

本発明の一実施形態が適用され得る第2のシナリオを示す図である。

本発明の一実施形態によって第2のシナリオのためのSCTP接続及びX2インタフェースを設定する方法の一例を示す図である。

本発明の一実施形態によって第2のシナリオのためのSCTP接続及びX2インタフェースを設定する方法の更に他の例を示す図である。

本発明の一実施形態によって第2のシナリオのためのSCTP接続及びX2インタフェースを設定する方法の更に他の例を示す図である。

本発明の実施形態が実現される無線通信システムのブロック図である。

以下の技術は、符号分割多元接続(CDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、時分割多元接続(TDMA)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)、単一搬送波周波数分割多元接続(SC−FDMA)などのような様々な無線通信システムに使用され得る。CDMAは、はん用地上無線接続(UTRA)又はCDMA2000のような無線技術で実現され得る。TDMAは、GSM(登録商標)/一般パケット無線サービス(GPRS)/GSM(登録商標)進化用強化データ速度(EDGE)のような無線技術で実現され得る。OFDMAは、IEEE802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802−20、進化UTRA(E−UTRA)などのような無線技術で実現され得る。IEEE802.16mは、IEEE802.16eの進化形であり、IEEE802.16eに基づいたシステムとの後方互換性を提供する。UTRAは、はん用移動体通信システム(UMTS)の一部である。3GPP LTEは、E−UTRAを使用する進化UMTS(E−UMTS)の一部であって、下りリンクでOFDMAを採用し、上りリンクでSC−FDMAを採用する。高度LTE(LTE−A)は、3GPP LTEの進化形である。

説明を明確にするために、LTE−Aを中心として記述するが、本発明の技術的特徴がこれに制限されるものではない。

図6は、マクロeNB(eNodeB)とHeNBとの間のX2インタフェース設定の一例を示す。

図6に示すように、E−UTRANは、マクロeNB70、71、72、HeNB80、81、82、83、HeNBゲートウェイ(HeNB GW、89)、及びX2−GW90を含む。一つ以上のE−UTRAN MME/S−GW79がネットワークの最後に位置して、外部ネットワークと接続することができる。マクロeNB70、71、72等は、X2インタフェースを介して互いに接続される。マクロeNB70、71等は、S1インタフェースを介してMME/S−GW79と接続される。HeNB GW89は、S1インタフェースを介してMME/S−GW79と接続される。HeNB81、83等は、S1インタフェースを介してHeNB GW89に接続される。HeNB82は、S1インタフェースを介してMME/S−GW79と接続される。HeNB81、82、83等は、X2インタフェースを介して互いに接続される。

X2−GW90が追加的に配置される。X2−GW90は、X2インタフェースを介してHeNB181と接続される。しかし、X2−GW90とHeNB3(83)との間の接続はまだ設定されていない状態である。また、マクロeNB1(71)とX2−GW90との間の接続又はマクロeNB1(71)とHeNB3(83)との接続もまだ設定されていない状態である。

マクロeNBとHeNBとの間にX2インタフェースが導入され得る。二つの接続が可能であるが、一つは、HeNBとマクロeNBとがX2−GWを経て間接的に接続されるものであり(図6の経路「A」)、他の一つは、HeNBとマクロeNBとがX2インタフェースによって直接接続されるものである(図6の経路「B」)。図6において説明された構造を基盤として、HeNBとマクロeNBとの間のX2ハンドオーバがより速く実行され得る。図6の経路「A」で、X2−GWとHeNB GWとは別個のノードでありうる。

図6において、マクロeNB1とHeNB3との間のX2インタフェースがまだ設定されていない状態である。すなわち、直接X2インタフェースが設定されるか、X2−GWを経る間接X2インタフェースが設定されるかがまだ決定されていない状態である。一方、X2−GWの伝送ネットワーク層(TNL)アドレスがHeNB3又はマクロeNB1に予め構成され得る。修正されたTNLアドレス探索手順を適用することによって、マクロeNB1/HeNB3は、X2−GW又は対向ノード(peer node)のTNLアドレス(又は、IP)を得ることができる。しかし、得たIPアドレスでストリーム制御伝送プロトコル(SCTP)及びX2インタフェースをどのように設定するかを定義する必要がある。

以下、本発明の一実施形態によってターゲットノードの情報を伝送する方法を説明する。本発明の実施形態は、ある対向ノード(マクロeNB又はHeNB)が他のノードを先に発見するかによってSCTP接続及びX2インタフェースを設定する二つのシナリオを含む。

図7は、本発明の一実施形態が適用され得る第1のシナリオを示す。第1のシナリオにおいて、マクロeNB1セルに位置するUE1がHeNB3を発見し、これをマクロeNB1に報告する。マクロeNB1は、HeNB3に向かってTNLアドレス探索手順を初期化する。

マクロeNB1がCSGをサポートする(開放モード、ハイブリッドモード、又は閉鎖モード)HeNB3に向かってTNLアドレス探索手順を初期化するとき、マクロeNB1は、対応するMMEに伝送されるeNB構成転送メッセージ(eNB configuration transfer message)内にマクロeNB1とHeNB3との間、又はマクロeNB1と対応するX2−GWとの間の現実X2設定(actual X2 setup)の指示子を含めることができる。すなわち、現実X2設定の指示子は、直接又は間接X2インタフェースのうち、いずれのX2インタフェースが設定されるかを指示する。マクロeNB1は、現実X2設定の指示子を含むeNB構成転送メッセージをMMEに伝送する。MMEは、MME構成転送メッセージを介して現実X2設定の指示子を対応するHeNB GWに転送することができる。HeNB GWは、MME構成転送メッセージを介して現実X2設定の指示子を対応するHeNBに転送することができる。

現実X2設定の指示子を受信したHeNB3は、TNLアドレス及びソースeNB IDを決定する。現実X2設定の指示子によって、TNLアドレスは、HeNB3のTNLアドレス又はX2−GWのTNLアドレスのうち、いずれか一つでありうる。ソースeNB IDも、現実X2設定の指示子によって、HeNB3のeNB ID又はX2−GWのeNB IDのうち、いずれか一つでありうる。より詳細に、現実X2設定の指示子がX2−GWとマクロeNB1との間のX2インタフェース設定、すなわち、間接X2インタフェースを指示するならば、HeNB3は、X2−GWのTNLアドレスを使用し、ソースeNB IDは、HeNB3のeNB ID又はX2−GWのeNB IDのうち、いずれか一つでありうる。現実X2設定の指示子が、HeNB3とマクロeNB1との間のX2インタフェース設定、すなわち、直接X2インタフェースを指示するならば、HeNB3は、HeNB3のTNLアドレス及びeNB IDを使用する。HeNB3は、TNLアドレス及びソースeNB IDを含むeNB構成転送メッセージを使用してHeNB GW/MMEに応答することができる。TNLアドレスをHeNB3から受信したマクロeNB1は、X2インタフェース設定を初期化することができる。

図8は、第1のシナリオのためのTNLアドレス探索手順の一例を示す。このTNLアドレス探索手順は、専らX2−GWを経る間接X2インタフェースだけが可能なシナリオに対応する。

ステップS100において、マクロeNB1は、新しい隣接HeNB3を探す。このとき、マクロeNB1のIDは1、マクロeNB1の位置登録エリア識別情報(tracking area identity、TAI)は1であると仮定する。また、HeNB3のIDは3、HeNB3のTAIは2であると仮定する。

ステップS110において、マクロeNB1は、MMEにeNB構成転送メッセージを伝送する。eNB構成転送メッセージは、マクロeNB1/HeNB3のeNB ID、マクロeNB1/HeNB3のTAI、及びSON(self−optimizing network)情報要求を含む。eNB構成転送メッセージは、現実X2設定の指示子を更に含むことができる。現実X2設定の指示子は、マクロeNB1とX2−GWとの間の間接X2インタフェースが設定されることを指示する。

ステップS120において、MMEは、HeNB GWにMME構成転送メッセージを伝送する。ステップS130において、HeNB GWは、HeNB3にMME構成転送メッセージを伝送する。MME構成転送メッセージは、マクロeNB1/HeNB3のeNB ID、マクロeNB1/HeNB3のTAI及びSON情報要求を含む。MME構成転送メッセージは、現実X2設定の指示子を更に含むことができる。

このとき、ステップS140において、専ら間接X2インタフェースだけが設定されるので、HeNB3は、TNLアドレス及びソースeNB IDを決定する必要がない。HeNB3は、X2−GWのTNLアドレスを使用し、ソースeNB IDは、HeNB3のeNB ID又はX2−GWのeNB IDのうち、いずれか一つでありうる。

ステップS150において、HeNB3は、HeNB GWにeNB構成転送メッセージを伝送する。eNB構成転送メッセージは、HeNB3によって決定されたTNLアドレス及びソースeNB IDを含む。

ステップS160において、HeNB GWは、MMEにeNB構成転送メッセージを伝送することによって、TNLアドレス及びソースeNB IDをMMEに転送する。ステップS170において、MMEは、マクロeNB1にMME構成転送メッセージを伝送することによって、TNLアドレス及びソースeNB IDをマクロeNB1に転送する。

図9は、本発明の一実施形態によって第1のシナリオのためのSCTP接続及びX2インタフェースを設定する方法の一例を示す。図9の実施形態において、マクロeNB1とX2−GWとの間のSCTP接続及びX2インタフェースはまだ設定されていないと仮定する。

図9に示すように、マクロeNB1がX2−GWのTNLアドレスを取得した後(例えば、図8の実施形態によって)、マクロeNB1は、取得したTNLアドレスを利用してX2−GWに向かってSCTP結合設定(SCTP association setup)を初期化することができる。また、マクロeNB1は、ターゲット(H)eNB ID又はターゲットセルIDなどのターゲットノードの追加的な指示子によって、X2−GWに向かってX2インタフェース設定を初期化することができる。又は、ターゲットノードの追加的な指示子は、ターゲット無線ネットワーク層(RNL)IDでありうる。マクロeNB1は、X2−GWにX2設定要求メッセージ(X2 setup request message)を伝送することによって、SCTP結合設定及びX2インタフェース設定を初期化することができる。

表1は、本発明の一実施形態によるX2設定要求メッセージの一例を表す。

表1に示すように、X2設定要求メッセージは、サービス提供セル情報だけでなく、ターゲットセル情報を含む。

X2−GWがマクロeNB1からSCTP結合設定及びX2インタフェース設定の初期化を含むX2接続設定メッセージを受信すれば、X2−GWは、マクロeNB1から受信されるターゲット(H)eNB ID、ターゲットセルID、又はターゲットRNL IDなどのターゲットノードの追加的な指示子を介してターゲットノードを識別することができる。

X2−GWとHeNB3との間のX2インタフェースが既に設定されているときは、X2−GWは、HeNB3に関する情報を隣接セル情報として有するX2接続応答メッセージをマクロeNB1に伝送することができる。同時に、X2−GWは、マクロeNB1に関する情報を隣接セル情報として有するeNB構成更新メッセージをHeNB3に伝送することができる。このような場合は、下記の図10において説明されるであろう。

X2−GWとHeNB3との間のX2インタフェースがまだ設定されていなければ、X2−GWは、マクロeNB1に関する情報を隣接セル情報として有するX2接続要求メッセージをHeNB3に伝送することができる。ターゲット(H)eNB、すなわち、HeNB3は、X2−GWにX2接続応答メッセージを伝送することができる。X2接続応答メッセージは、ターゲット(H)eNB ID又はターゲットセルIDを含むことができる。X2−GWは、X2接続応答メッセージに含まれるターゲット(H)eNB ID又はターゲットセルIDを用いて、又は記憶されたマクロセルIDを用いてターゲットセルを識別することができる。このような場合は、下記の図11において説明されるであろう。

図10は、本発明の一実施形態によって第1のシナリオのためのSCTP接続及びX2インタフェース設定手順の一例を示す。図10において説明される実施形態で、マクロeNB1とX2−GWとの間のSCTP接続及びX2インタフェースはまだ設定されていないと仮定し、HeNB3とX2−GWとの間のSCTP接続及びX2インタフェース設定は完了したと仮定する。図10において説明されるSCTP接続及びX2インタフェース設定手順は、マクロeNB1がX2−GWのTNLアドレスを取得した以後に(例えば、図8の実施形態によって)実行され得る。

ステップS200において、X2−GWのTNLアドレスがHeNB3に予め構成された直後にSCTP接続が設定される。HeNB3は、X2−GWにX2接続要求メッセージを伝送し、X2−GWは、X2接続要求メッセージに対する応答としてHeNB3にX2接続応答メッセージを伝送する。

ステップS210において、マクロeNB1は、取得したX2−GWのTNLアドレスを使用してSCTP接続を初期化する。また、ステップS211において、マクロeNB1は、X2接続要求メッセージを伝送することによってX2インタフェース設定を初期化する。X2接続要求メッセージは、ターゲット(H)eNB ID、ターゲットセルID、又はターゲットRNL IDなどのターゲットノードに関する情報を含むことができる。表1において説明されたX2接続要求メッセージが使用され得る。

ステップS212において、ターゲットノードに関する情報を受信したX2−GWは、X2−GWとターゲット(H)eNBとの間のX2インタフェースが既に設定されていることが分かる。したがって、ステップS213において、X2−GWは、HeNB3に関する情報を隣接セル情報として有するX2接続応答メッセージをマクロeNB1に伝送する。ステップS214において、X2−GWは、マクロeNB1に関する情報を隣接セル情報として有するeNB構成更新メッセージをHeNB3に伝送する。

図11は、本発明の一実施形態によって第1のシナリオのためのSCTP接続及びX2インタフェース設定手順の更に他の例を示す。図11において説明される実施形態で、マクロeNB1とX2−GWとの間のSCTP接続及びX2インタフェースはまだ設定されていないと仮定し、HeNB3とX2−GWとの間のSCTP接続だけが完了したことと仮定する。図11において説明されるSCTP接続及びX2インタフェース設定手順は、マクロeNB1がX2−GWのTNLアドレスを取得した以後に(例えば、図8の実施形態によって)実行され得る。

ステップS300において、X2−GWのTNLアドレスがHeNB3に予め構成された直後にSCTP接続が設定される。

ステップS310において、マクロeNB1は、取得したX2−GWのTNLアドレスを使用してSCTP接続を初期化する。また、ステップS311において、マクロeNB1は、X2接続要求メッセージを伝送することによってX2インタフェース設定を初期化する。X2接続要求メッセージは、ターゲット(H)eNB ID、ターゲットセルID、又はターゲットRNL IDなどのターゲットノードに関する情報を含むことができる。表1において説明されたX2接続要求メッセージが使用され得る。

ステップS312において、ターゲットノードに関する情報を受信したX2−GWは、ターゲット(H)eNBを認知することができる。したがって、ステップS313において、X2−GWは、マクロeNB1に関する情報を隣接セル情報として有するX2接続要求メッセージをHeNB3に伝送する。ステップS314において、HeNB3は、ターゲット(H)eNB ID又はターゲットセルIDを有するX2接続応答メッセージをX2−GWに伝送する。HeNB3とX2−GWとの間のX2インタフェースが設定される。

ステップS315において、HeNB3からターゲット(H)eNB ID又はターゲットセルIDを受信したX2−GWは、受信されたターゲット(H)eNB ID又はターゲットセルIDを介するか、又は記憶されたマクロeNB1セルIDを介してターゲットセルを識別することができる。ステップS316において、X2−GWは、HeNB3に関する情報を隣接セル情報として有するX2接続応答メッセージをマクロeNB1に伝送する。

図12は、本発明の一実施形態によって第1のシナリオのためのSCTP接続及びX2インタフェースを設定する方法の更に他の例を示す。図12の実施形態において、マクロeNB1とX2−GWとの間のSCTP接続及びX2インタフェースは設定されたと仮定する。

図12に示すように、マクロeNB1がX2−GWのTNLアドレスを取得した後(例えば、図8の実施形態によって)、マクロeNB1とX2−GWとの間のX2インタフェースが設定されたので、マクロeNB1は、ターゲット(H)eNB ID又はターゲットセルIDとともにeNB構成更新メッセージを伝送する。ターゲット(H)eNB ID又はターゲットセルIDを受信したX2−GWは、受信されたターゲット(H)eNB ID又はターゲットセルIDを基盤としてHeNB3に向かってX2インタフェース設定を初期化する。X2−GWは、HeNB3にX2接続要求メッセージを伝送し、HeNB3は、X2接続要求メッセージに対する応答としてX2−GWにX2接続応答メッセージを伝送する。

図13は、本発明の一実施形態によって第1のシナリオのためのSCTP接続及びX2インタフェース設定手順の更に他の例を示す。図13において説明される実施形態で、マクロeNB1とX2−GWとの間のSCTP接続及びX2インタフェースは設定されたと仮定し、HeNB3とX2−GWとの間のSCTP接続だけが完了したと仮定する。図13において説明されるSCTP接続及びX2インタフェース設定手順は、マクロeNB1がX2−GWのTNLアドレスを取得した以後に(例えば、図8の実施形態によって)実行され得る。

ステップS400において、X2−GWのTNLアドレスがHeNB3に予め構成された直後にSCTP接続が設定される。ステップS410において、マクロeNB1は、取得したX2−GWのTNLアドレスを基盤としてマクロeNB1とX2−GWとの間のX2インタフェースが設定されたことが分かる。

ステップS420において、マクロeNB1は、ターゲット(H)eNB ID、ターゲットセルID、又はターゲットRNL IDなどのターゲットノードに関する情報とともにeNB構成更新メッセージを伝送する。

表2は、本発明の一実施形態によるeNB構成更新メッセージの一例を表す。

表2に示すように、eNB構成更新メッセージは、サービス提供セル情報だけでなく、ターゲットセル情報を含む。

ステップS421において、ターゲットノードに関する情報を受信したX2−GWは、ターゲット(H)eNBを認知することができる。したがって、ステップS422において、X2−GWは、マクロeNB1に関する情報を隣接セル情報として有するX2接続要求メッセージをHeNB3に伝送する。ステップS423において、HeNB3は、ターゲット(H)eNB ID又はターゲットセルIDを有するX2接続応答メッセージをX2−GWに伝送する。HeNB3とX2−GWとの間のX2インタフェースが設定される。

ステップS424において、HeNB3からターゲット(H)eNB ID又はターゲットセルIDを受信したX2−GWは、受信したターゲット(H)eNB ID又はターゲットセルIDを介するか、又は記憶されたマクロeNB1セルIDを介してターゲットセルを識別することができる。ステップS425において、X2−GWは、HeNB3に関する情報を隣接セル情報として有するeNB構成更新メッセージをマクロeNB1に伝送する。

図14は、本発明の一実施形態によって第1のシナリオのためのSCTP接続及びX2インタフェースを設定する方法の更に他の例を示す。図14の実施形態において、マクロeNB1とX2−GWとの間のSCTP接続だけが設定されたと仮定する。

図14に示すように、マクロeNB1がX2−GWのTNLアドレスを取得した後(例えば、図8の実施形態によって)、マクロeNB1は、X2接続要求メッセージを伝送することによってX2インタフェース設定を初期化する。X2接続要求メッセージは、ターゲット(H)eNB ID、ターゲットセルID、又はターゲットRNL IDなどのターゲットノードに関する情報を含むことができる。ターゲット(H)eNB ID又はターゲットセルIDを受信したX2−GWは、受信されたターゲット(H)eNB ID又はターゲットセルIDを基盤としてHeNB3に向かってX2インタフェース設定を初期化する。X2−GWは、HeNB3にX2接続要求メッセージを伝送し、HeNB3は、X2接続要求メッセージに対する応答としてX2−GWにX2接続応答メッセージを伝送する。X2接続応答メッセージは、ターゲットに関する情報を含むことができる。

図15は、本発明の一実施形態によって第1のシナリオのためのSCTP接続及びX2インタフェース設定手順の更に他の例を示す。図15において説明される実施形態で、マクロeNB1とX2−GWとの間のSCTP接続だけが設定されたと仮定し、HeNB3とX2−GWとの間のSCTP接続だけが完了したと仮定する。図15において説明されるSCTP接続及びX2インタフェース設定手順は、マクロeNB1がX2−GWのTNLアドレスを取得した以後に(例えば、図8の実施形態によって)実行され得る。

ステップS500において、X2−GWのTNLアドレスがHeNB3に予め構成された直後にSCTP接続が設定される。ステップS510において、マクロeNB1は、取得したX2−GWのTNLアドレスを基盤としてマクロeNB1とX2−GWとの間のSCTP接続だけが設定されたことが分かる。

ステップS520において、マクロeNB1は、X2接続要求メッセージを伝送することによってX2インタフェース設定を初期化する。X2接続要求メッセージは、ターゲット(H)eNB ID、ターゲットセルID、又はターゲットRNL IDなどのターゲットノードに関する情報を含むことができる。表1において説明されたX2接続要求メッセージが使用され得る。

ステップS521において、ターゲットノードに関する情報を受信したX2−GWは、ターゲット(H)eNBを認知することができる。したがって、ステップS522において、X2−GWは、マクロeNB1に関する情報を隣接セル情報として有するX2接続要求メッセージをHeNB3に伝送する。ステップS523において、HeNB3は、ターゲット(H)eNB ID又はターゲットセルIDを有するX2接続応答メッセージをX2−GWに伝送する。HeNB3とX2−GWとの間のX2インタフェースが設定される。

ステップS524において、HeNB3からターゲット(H)eNB ID又はターゲットセルIDを受信したX2−GWは、受信されたターゲット(H)eNB ID又はターゲットセルIDを介するか、又は記憶されたマクロeNB1セルIDを介してターゲットセルを識別することができる。ステップS525において、X2−GWは、HeNB3に関する情報を隣接セル情報として有するX2接続応答メッセージをマクロeNB1に伝送する。

図16は、本発明の一実施形態によって第1のシナリオのためのSCTP接続及びX2インタフェースを設定する方法の更に他の例を示す。図16の実施形態において、マクロeNB1とX2−GWとの間のSCTP接続だけが設定されたと仮定し、HeNB3とX2−GWとの間のSCTP接続及びX2インタフェースは設定されたと仮定する。

図16に示すように、マクロeNB1がX2−GWのTNLアドレスを取得した後(例えば、図8の実施形態によって)、マクロeNB1は、X2接続要求メッセージを伝送することによってX2インタフェース設定を初期化する。X2接続要求メッセージは、ターゲット(H)eNB ID、ターゲットセルID、又はターゲットRNL IDなどのターゲットノードに関する情報を含むことができる。ターゲット(H)eNB ID又はターゲットセルIDを受信したX2−GWは、HeNB3にeNB構成更新メッセージを伝送することによって、受信されたターゲット(H)eNB ID又はターゲットセルIDを基盤としてHeNB3に向かってeNB構成更新を初期化する。

以上において、実施形態でX2接続要求メッセージ及び/又はeNB構成更新メッセージがターゲットセル情報を含むものと説明された。しかし、本発明はこれに制限されない。例えば、UEがハンドオーバを行うとき、ハンドオーバ要求メッセージがターゲットセル情報を含むことができる。

図17は、本発明の一実施形態が適用され得る第2のシナリオを示す。第2のシナリオで、HeNB3セルに位置するUE2がマクロeNB1を発見し、これをHeNB3に報告する。HeNB3は、マクロeNB1に向かってTNLアドレス探索手順を初期化する。マクロeNB1は、自分のTNLアドレス又はX2−GWのTNLアドレスをMMEとHeNB GWを経てHeNB3に応答する。

図18は、本発明の一実施形態によって第2のシナリオのためのSCTP接続及びX2インタフェースを設定する方法の一例を示す。図18の実施形態において、HeNB3とX2−GWとの間のSCTP接続だけが設定されたと仮定し、マクロeNB1とX2−GWとの間のSCTP接続及びX2インタフェースは設定されたと仮定する。

図18に示すように、HeNB3がX2−GWのTNLアドレス又はマクロeNB1のTNLアドレスを取得した後(例えば、図17の実施形態によって)、HeNB3は、X2接続要求メッセージを伝送することによってX2インタフェース設定を初期化する。X2接続要求メッセージは、ターゲット(H)eNB ID、ターゲットセルID、又はターゲットRNL IDなどのターゲットノードに関する情報を含むことができる。表1において説明されたX2接続要求メッセージが使用され得る。ターゲット(H)eNB ID又はターゲットセルIDを受信したX2−GWは、マクロeNB1にeNB構成更新メッセージを伝送することによって、受信されたターゲット(H)eNB ID又はターゲットセルIDを基盤としてマクロeNB1に向かってeNB構成更新を初期化する。また、X2−GWは、X2接続要求メッセージに対する応答としてHeNB3にX2接続応答メッセージを伝送する。

図19は、本発明の一実施形態によって第2のシナリオのためのSCTP接続及びX2インタフェースを設定する方法の更に他の例を示す。図19の実施形態において、HeNB3とX2−GWとの間のSCTP接続だけが設定されたと仮定し、マクロeNB1とX2−GWとの間のSCTP接続だけが設定されたと仮定する。

図19に示すように、HeNB3がX2−GWのTNLアドレス又はマクロeNB1のTNLアドレスを取得した後(例えば、図17の実施形態によって)、HeNB3は、X2接続要求メッセージを伝送することによってX2インタフェース設定を初期化する。X2接続要求メッセージは、ターゲット(H)eNB ID、ターゲットセルID、又はターゲットRNL IDなどのターゲットノードに関する情報を含むことができる。表1において説明されたX2接続要求メッセージが使用され得る。ターゲット(H)eNB ID又はターゲットセルIDを受信したX2−GWは、マクロeNB1にX2接続要求メッセージを伝送することによって、受信されたターゲット(H)eNB ID又はターゲットセルIDを基盤としてマクロeNB1に向かってX2インタフェース設定を初期化する。マクロeNB1は、X2接続要求メッセージに対する応答としてX2−GWにターゲットセルIDとともにX2接続応答メッセージを伝送する。また、X2−GWは、X2接続要求メッセージに対する応答としてHeNB3にX2接続応答メッセージを伝送する。

図20は、本発明の一実施形態によって第2のシナリオのためのSCTP接続及びX2インタフェースを設定する方法の更に他の例を示す。図20の実施形態において、HeNB3とX2−GWとの間のSCTP接続及びX2インタフェースは設定されたと仮定し、マクロeNB1とX2−GWとの間のSCTP接続だけが設定されたと仮定する。

図20に示すように、HeNB3がX2−GWのTNLアドレス又はマクロeNB1のTNLアドレスを取得した後(例えば、図17の実施形態によって)、HeNB3は、eNB構成更新メッセージを伝送することによってeNB構成更新を初期化する。eNB構成更新メッセージは、ターゲット(H)eNB ID、ターゲットセルID、又はターゲットRNL IDなどのターゲットノードに関する情報を含むことができる。表2において説明されたeNB構成更新メッセージが使用され得る。ターゲット(H)eNB ID又はターゲットセルIDを受信したX2−GWは、マクロeNB1にX2接続要求メッセージを伝送することによって、受信されたターゲット(H)eNB ID又はターゲットセルIDを基盤としてマクロeNB1に向かってX2インタフェース設定を初期化する。マクロeNB1は、X2接続要求メッセージに対する応答としてX2−GWにターゲットセルIDとともにX2接続応答メッセージを伝送する。また、X2−GWは、HeNB3にeNB構成更新メッセージを伝送する。

図21は、本発明の実施形態が実現される無線通信システムのブロック図である。

eNB又はHeNB800は、プロセッサ810、メモリ820、及び無線周波(RF)部830を備える。プロセッサ810は、本明細書で提案された機能、過程、及び/又は方法を実現するように構成され得る。無線インタフェースプロトコルの階層等は、プロセッサ810によって実現することができる。メモリ820は、プロセッサ810と接続されて、プロセッサ810を駆動するための様々な情報を記憶する。RF部830は、プロセッサ810と接続されて、無線信号を伝送及び/又は受信する。

X2−GW900は、プロセッサ910、メモリ920、及びRF部930を備えることができる。プロセッサ910は、本明細書で提案された機能、過程及び/又は方法を実現するように構成することができる。無線インタフェースプロトコルの階層は、プロセッサ910によって実現することができる。メモリ920は、プロセッサ910と接続されて、プロセッサ910を駆動するための様々な情報を記憶する。RF部930は、プロセッサ910と接続されて、無線信号を伝送及び/又は受信する。

プロセッサ810、910は、特定用途集積回路(ASIC)、他のチップセット、論理回路、及び/又はデータ処理装置を備えることができる。メモリ820、920は、ROM、RAM、フラッシュメモリ、メモリカード、記憶媒体、及び/又は他の記憶装置を備えることができる。RF部830、930は、RF信号を処理するためのベースバンド回路を含むことができる。実施形態がソフトウェアで実現されるとき、上述した技法は、上述した機能を行うモジュール(過程、機能など)で実現することができる。モジュールは、メモリ820、920に記憶され、プロセッサ810、910によって実行することができる。メモリ820、920は、プロセッサ810、910の内部又は外部にありうるし、よく知られた様々な手段でプロセッサ810、910と接続され得る。

上述した例示的なシステムにおいて、上述した本発明の特徴によって実現され得る方法は、順序図に基づいて説明された。便宜上、方法は一連のステップ又はブロックとして説明されたが、請求された本発明の特徴は、ステップ又はブロックの順序に限定されるものではなく、あるステップは他のステップと上述したところとは異なる順序で又は同時に発生することができる。また、当業者であれば、順序図に示したステップが排他的でなく、他のステップを含んだり、順序図の一つ又はそれ以上のステップが本発明の範囲に影響を及ぼさずに削除したりできることが理解できるであろう。

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