Aggregation method of service connection identifier at relay station adaptive to ieee802.16, program, and relay station |
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申请号 | JP2006018432 | 申请日 | 2006-01-27 | 公开(公告)号 | JP2007201847A | 公开(公告)日 | 2007-08-09 |
申请人 | Kddi Corp; Kddi株式会社; | 发明人 | SAITO KENJI; KANEKO HISAFUMI; IZUMIKAWA HARUNORI; | ||||
摘要 | PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an aggregation method of service connection identifier at a relay station, capable of reducing overhead at a base station BS according to increase in the number of service connection IDs, in a high speed wireless system applied with IEEE802.16. SOLUTION: The relay station accumulates, for a first service information required from a mobile station MS1, the table information in which a first service connection ID between a base station and a relay station is corresponded to a second service connection ID between a relay station and a mobile station. When a dynamic service addition request that contains the service information identical with the first service information is received form a mobile station MS2, a dynamic service change request for changing service information is transmitted to the base station. When a dynamic service change response is received from the base station, a third service connection identifier between a relay station and a mobile station is assigned. The relay station converts a service connection identifier for relaying. COPYRIGHT: (C)2007,JPO&INPIT |
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权利要求 | IEEE802.16を適用した中継局におけるサービス接続識別子の集約方法であって、 前記中継局は、第1の移動局から要求された第1のサービス情報に対して、基地局−中継局間の第1のサービス接続識別子と、中継局−移動局間の第2のサービス接続識別子とを対応付けたテーブル情報を蓄積しており、 第2の移動局から、第1のサービス情報と同じサービス情報を含むサービス追加要求を受信した際に、サービス情報を変更するサービス変更要求を前記基地局へ送信する第1のステップと、 前記基地局からサービス変更応答を受信した際に、中継局−移動局間の第3のサービス接続識別子を割り当て、第3のサービス接続識別子を第1のサービス接続識別子に対応付けてテーブル情報に蓄積し、第3のサービス接続識別子を含むサービス追加応答を第2の移動局へ返信する第2のステップと、 基地局−中継局間のデータ通信には第1のサービス接続識別子を用い、中継局−第1の移動局間のデータ通信には第2のサービス接続識別子を用い、中継局−第2の移動局間のデータ通信には第3のサービス接続識別子を用いるように、サービス接続識別子を変換して中継する第3のステップとを有することを特徴とする中継局におけるサービス接続識別子の集約方法。 前記第1のステップの前段階として、 第1の移動局から、第1のサービス情報を含むサービス追加要求を受信した際に、該サービス追加要求を前記基地局へ転送するステップと、 第1のサービス接続識別子を含むサービス追加応答を前記基地局から受信した際に、中継局−移動局間の第2のサービス接続識別子を割り当て、第2のサービス接続識別子を第1のサービス接続識別子に対応付けてテーブル情報に蓄積し、該第2のサービス接続識別子を含むサービス追加応答を第1の移動局へ返信するステップとを有することを特徴とする請求項1に記載の中継局におけるサービス接続識別子の集約方法。 前記移動局が、前記基地局と直接的に通信可能となった場合、 第1又は第2の移動局から、第2又は第3のサービス接続識別子を含むサービス削除要求を受信した際に、サービス情報を変更するべく、第1のサービス接続識別子を含むサービス変更要求を前記基地局へ送信する第4のステップと、 前記基地局からサービス変更応答を受信した際に、第2又は第3のサービス接続識別子を含むサービス削除応答を第2又は第3の移動局へ返信する第5のステップとを有することを特徴とする請求項1又は2に記載の中継局におけるサービス接続識別子の集約方法。 前記サービス接続識別子は、サービスフローID(SFID)及び接続ID(CID)であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の中継局におけるサービス接続識別子の集約方法。 IEEE802.16を適用した中継局に搭載されたコンピュータを実行させる、サービス接続識別子の集約プログラムであって、 前記中継局は、第1の移動局から要求された第1のサービス情報に対して、基地局−中継局間の第1のサービス接続識別子と、中継局−移動局間の第2のサービス接続識別子とを対応付けたテーブル情報を蓄積しており、 第2の移動局から、第1のサービス情報と同じサービス情報を含むサービス追加要求を受信した際に、サービス情報を変更するサービス変更要求を前記基地局へ送信する第1のステップと、 前記基地局からサービス変更応答を受信した際に、中継局−移動局間の第3のサービス接続識別子を割り当て、第3のサービス接続識別子を第1のサービス接続識別子に対応付けてテーブル情報に蓄積し、第3のサービス接続識別子を含むサービス追加応答を第2の移動局へ返信する第2のステップと、 基地局−中継局間のデータ通信には第1のサービス接続識別子を用い、中継局−第1の移動局間のデータ通信には第2のサービス接続識別子を用い、中継局−第2の移動局間のデータ通信には第3のサービス接続識別子を用いるように、サービス接続識別子を変換して中継する第3のステップとしてコンピュータを実行させることを特徴とするサービス接続識別子の集約プログラム。 IEEE802.16を適用した通信システムにおける中継局において、 テーブル情報蓄積手段と、サービス情報判定手段と、サービス接続識別子割当手段と、サービス追加要求手段と、サービス変更要求手段と、データ中継手段とを有しており、 前記テーブル情報蓄積手段は、移動局から要求されたサービス情報に対して、基地局−中継局間の第1のサービス接続識別子と、中継局−移動局間の第2のサービス接続識別子とを対応付けたテーブル情報を蓄積しており、 前記サービス情報判定手段は、サービス情報が、前記テーブル情報蓄積手段に既に登録されているか否かを判定するものであり、 前記サービス接続識別子割当手段は、中継局−移動局間のサービス接続識別子を割り当てるものであり、 前記サービス追加要求手段は、移動局からサービス情報を含むサービス追加要求を受信した際に、前記サービス情報判定手段が当該サービス情報は既に登録されていると判定した場合、サービス情報を変更するべく前記サービス変更要求手段へ通知するものであり、 前記サービス変更要求手段は、サービス情報を変更するサービス変更要求を前記基地局へ送信し、前記基地局からサービス変更応答を受信した際に、前記サービス接続識別子割当手段から中継局−移動局間の第3のサービス接続識別子を取得し、第3のサービス接続識別子を前記テーブル情報蓄積手段へ登録するものであり、 前記データ中継手段は、基地局−中継局間のデータ通信には第1のサービス接続識別子を用い、中継局−第1の移動局間のデータ通信には第2のサービス接続識別子を用い、中継局−第2の移動局間のデータ通信には第3のサービス接続識別子を用いるように、サービス接続識別子を変換して中継することを特徴とする中継局。 サービス追加応答手段を更に有し、 サービス追加要求手段は、前記移動局からサービス情報を含む前記サービス追加要求を受信した際に、前記サービス情報判定手段が当該サービス情報は前記テーブル情報蓄積手段に登録されていないと判定した場合、その旨をサービス追加応答手段へ通知し、 前記サービス追加応答手段は、前記サービス追加要求手段の指示に基づいてサービス追加要求を前記基地局へ送信し、第1のサービス接続識別子を含むサービス追加応答を前記基地局から受信した際に、前記サービス接続識別子割当手段を用いて中継局−移動局間の第2のサービス接続識別子を割り当て、第2のサービス接続識別子を第1のサービス接続識別子に対応付けて前記テーブル情報蓄積手段に蓄積し、サービス追加応答を移動局へ返信するべく前記サービス追加要求手段へ通知することを特徴とする請求項6に記載の中継局。 サービス削除要求手段を更に有し、 前記サービス削除要求手段は、移動局からサービス接続識別子を含むサービス削除要求を受信した際に、サービス変更要求手段へ、サービス情報を変更する旨を通知し、該サービス変更要求手段によって前記基地局からサービス変更応答が受信された際に、サービス接続識別子を含むサービス削除応答を移動局へ返信することを特徴とする請求項6又は7に記載の中継局。 前記サービス接続識別子は、サービスフローID(SFID)及び接続ID(CID)であることを特徴とする請求項6から8のいずれか1項に記載の中継局。 |
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说明书全文 | 本発明は、IEEE802.16を適用した中継局におけるサービス接続識別子の集約方法、プログラム及び中継局に関する。 IEEE802.16は、BWA(Broadband Wireless Access)サービスを提供可能な高速無線アクセスシステムの標準規格である。 現在、IEEE802.16標準化会合では、データを中継することによってカバレッジエリアを拡大するMMR(Mobile Multihop Relay)技術に関し、メディアアクセス制御(Medium Access Control)及び物理層の規定を行うための検討が開始されている。 このMMR技術によれば、基地局BS(Base Station)は、その基地局BS圏内の固定局SS(Subscriber Station)又は移動局MS(Mobile Subscriber Station)と通信をすると共に、基地局圏BS圏内の中継局RS(Relay Station)を介して、基地局BS圏外の固定局SS又は移動局MSとも通信をすることができる。 IEEE802.16の高速無線アクセスシステムは、基本的に、固定局SS向けBWAサービスの提供を目的とした標準規格である(例えば非特許文献1参照、IEEE802.16−2004)。 ここでは、PMP(Point-to-Multipoint)及びMeshの2つのネットワークトポロジが規定されている。 PMPは、一般的なセルラシステムと同様、基本的に「BS:SS=1:多」でネットワークを構成する。 一方、Meshは、固定局SS同士をマルチホップでネットワークを構成する。 非特許文献1によれば、カバレッジエリアの拡大を目的とする中継機能については全く考慮されていない。 電力増幅の中継を行う場合、中継局RSは、中継局RS−固定局SS間の通信状況によって決定された、所望Burst Profileを単に増幅して転送する。 従って、基地局BS−中継局RS間の通信状況が考慮されず、結果的に基地局BS−中継局RS−固定局SS間の整合が取れない。 また、IEEE802.16−2004標準規格のMeshトポロジを用いてカバレッジエリア拡大を図ることはできる。 しかし、Meshはオプション扱いであって、フレーム構成についてPMPと互換性が無い。 また、PMPと比較して、フレームのオーバヘッドが多く、スループットに影響する。 複信方式は、TDD(Time Division Duplex)しかサポートしていない。 更に、使用周波数帯として2GHz以上が想定されている。 その周波数特性上、固定局SSは、地形や周辺建造物などの影響により受信状況が不安定となり、屋内や地下では圏外による利用不可となる可能性が高い。 このような状況の場合、同規格のPMPでは、新たに基地局BSを設置するしかない。 また、IEEE802.16−2004を、移動局MS向けBWAサービス提供を目的として修正した高速無線システムの標準規格もある(例えば非特許文献2参照、IEEE802.16e)。 ここでは、ネットワークトポロジとして、PMPのみが規定されている。 これら標準規格によれば、基地局BSは、その基地局BSと通信する端末局(SS又はMS)の全てにサービス接続識別子(サービス接続ID)を付与し、それら端末局と通信する。 また、IEEE802.16標準化会合では、RS〜MS間の複数のCIDを、BS〜RS間の1つのCIDにまとめる提案も行われている(例えば非特許文献3参照)。 IEEE Std 802.16-2004、「IEEE Standard for Local andmetropolitan area networks, Part 16 : Air Interface for Fixed BroadbandWireless Access Systems」 IEEE P802.16e/D12、「Draft IEEE Standard for Local andmetropolitan area networks, Part 16 : Air Interface for Fixed and MobileBroadband Wireless Access Systems, Amendment for Physical and Medium AccessControl Layers for Combined Fixed and Mobile Operation in Licensed Bands」 IEEE C802.16mmr-05/005r2、「A Recommendation on PMPMode Compatible Frame Structure」、[online]、[平成18年1月16日検索]、インターネット<URL:http://grouper.ieee.org/groups/802/16/sg/mmr/contrib/C80216mmr-05_005r2.pdf> しかしながら、IEEE802.16における基地局BSは、セル半径が最大10kmと広範囲をカバーするために端末局の数も極めて多い。 更に、基地局BSが、中継局RSを介して端末局と通信する場合、基地局BSと通信する端末局の数は膨大な数となる。 この場合、基地局BSは、全ての端末局からの要求に対して、サービス接続IDを付与する必要がある。 従って、基地局BSが管理するサービス接続IDも膨大な数となり、端末局が増大すると共に、そのオーバヘッドも増大する。 従って、本発明は、IEEE802.16を適用した高速無線アクセスシステムについて、サービス接続IDの数の増加に伴う基地局BSのオーバヘッドを低減させることができる、中継局におけるサービス接続識別子の集約方法、プログラム及び中継局を提供することを目的とする。 本発明によれば、IEEE802.16を適用した中継局におけるサービス接続識別子の集約方法であって、 本発明のサービス接続識別子の集約方法における他の実施形態によれば、 本発明のサービス接続識別子の集約方法における他の実施形態によれば、 本発明のサービス接続識別子の集約方法における他の実施形態によれば、サービス接続識別子は、サービスフローID(SFID)及び接続ID(CID)であってもよい。 本発明によれば、IEEE802.16を適用した中継局に搭載されたコンピュータを実行させる、サービス接続識別子の集約プログラムであって、 本発明によれば、IEEE802.16を適用した通信システムにおける中継局において、 本発明の中継局における他の実施形態によれば、サービス追加応答手段を更に有し、 本発明の中継局における他の実施形態によれば、サービス削除要求手段を更に有し、 本発明の中継局における他の実施形態によれば、サービス接続識別子は、サービスフローID(SFID)及び接続ID(CID)であってもよい。 本発明によれば、IEEE802.16高速無線アクセスシステムにおいて、中継局RS配下の移動局MSから要求されるQoSサービスが同一の場合、それら移動局MSに係る複数の通信を中継局RSがとりまとめ、基地局BS−中継局RS間で単一のサービス接続IDを用いて通信を集約する。 これにより、サービス接続IDの数の増加に伴う基地局BSのオーバヘッドを低減させることができる。 以下では、図面を用いて、本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。 本発明は、IEEE802.16高速無線アクセスシステムのPMPについて、中継局RSを備えた場合におけるサービス接続IDの集約方法等に関する。 基本的なネットワークトポロジとして、基地局BS圏内に中継局RSが存在し、中継局RS圏内に移動局MSが存在し、移動局MSは基地局BS圏外に存在するものを想定する。 従って、移動局MSは、中継局RSを介して、基地局BSと通信する。 サービス接続IDとは、具体的には、SFID(Service Flow IDentifier)及びCID(Connection IDentifier)である。 サービス接続IDは、端末局毎に、その端末局が要求するQoSパラメータセット又はサービスクラス名に対して1つだけ付与される。 SFID:移動局MSから要求されたQoSサービス(Service Flow)を識別するための任意の識別子(32ビット) SFIDとCIDとは、1対1の関係「SFID:CID=1:1」にある。 CIDは、帯域要求BW−REQのヘッダや、MAC−PDUのヘッダに含められる。 このCIDによってSFIDが特定され、QoSサービスが特定される。 また、SFIDに対応付けられるQoSサービスは、「QoSパラメータセット」又は「サービスクラス名」によって表される。 QoSパラメータセット等は、複数のSFIDと対応付けることができ、1対多の関係「QoSパラメータセット:SFID=1:n」にある。 本発明におけるサービス接続識別子の集約方法は、以下の3つのステップによって構成される。 図1は、本発明における第1のステップのシーケンス図である。 (S101)本発明によれば、中継局RSは、当該中継局RS配下の移動局MSに対してCIDを割り当てる。 そのために、中継局RSは、複数のCIDを予め保持しておく。 これらCIDは、基地局BSから予め割り当てられたものである。 従って、基地局BSが、当該基地局BS配下の移動局MSに割り当てるCIDとは、別ドメインとする。 (S102)移動局MS1は、中継局RSに対し、動的サービス追加要求DSA−REQ(Dynamic Service Addition Request)を送信する。 DSA−REQは、移動局MS1が所望するQoSサービスを表す「QoSパラメータセット」又は「サービスクラス名」を含む。 (S104)DSA−REQを受信した基地局BSは、基地局BS−中継局RS間で用いるSFID及びCIDを割り当てる。 図1によれば、基地局BS−中継局RS間では、「QoS=○○」に対して、「SFID=A」「CID=01」が割り当てられている。 (S105)基地局BSは、割り当てたSFID及びCIDを含む動的サービス追加応答DSA−RSP(Dynamic Service Addition Response)を中継局RSに返信する。 (S106)DSA−RSPを受信した中継局RSは、中継局RS−移動局MS1間で用いるSFID及びCIDを割り当てる。 図1によれば、中継局RS−移動局MS1間では、「QoS=○○」に対して、「SFID=X」「CID=11」が割り当てられている。 尚、基地局BS−中継局RS間と、中継局RS−移動局MS1間とは、SFID及びCIDが異なる。 ここで、中継局RSは、SFID及びCIDをテーブル情報に登録する。 テーブル情報は、基地局BS−中継局RS間のSFID及びCIDに対応付けて、中継局RS−移動局MS1間のSFID及びCIDを登録する。 両者のSFID及びCIDは異なるけれども、「QoS=○○」は同一である。 (S107)中継局RSは、中継局RS−移動局MS1間に割り当てられた「SFID=X」「CID=11」を含むDSA−RSPを移動局MS1へ返信する。 (S108)移動局MS1は、SFIDに対応したQoSサービスの所望帯域を要求するため、帯域要求BW−REQを中継局RSへ送信する。 BW−REQは、中継局RSから割り当てられた「CID=11」を含む。 (S110)中継局RS−移動局MS1間で送受信するMAC−PDUのヘッダは、「CID=11」を含む。 基地局BS−中継局RS間で送受信するMAC−PDUのヘッダは、「CID=01」を含む。 図2は、本発明における第2のステップのシーケンス図である。 (S201)第1のステップの通信継続中に、移動局MS2が、移動局MS1と同じ中継局RSへ、DSA−REQを送信する。 DSA−REQは、移動局MS2が所望するQoSサービスを表す「QoSパラメータセット」又は「サービスクラス名」を含む。 図2によれば、移動局MS2が要求するQoSサービスは、移動局MS1が要求したQoSサービスと同じである。 (S202)DSA−REQを受信した中継局RSは、テーブル情報を参照し、DSA−REQに含まれたQoSサービスと、中継局RS配下の既存のQoSサービスとが一致するものがあるか否かを判定する。 図2によれば、「QoS=○○」は、既にテーブル情報に登録されている。 (S203)中継局RSは、動的サービス変更要求DSC−REQ(Dynamic Service Change Request)を基地局BSへ送信する。 DSC−REQは、既に割り当てられた「QoS=○○」に対する基地局BS−中継局RS間のCIDを用いて、基地局BSに対してサービス変更を要求する。 ここで、中継局RSは、「CID=01」に対応する帯域幅を2倍とするQoSサービスを基地局BSへ要求する。 中継局RSは、同一のQoSサービスであれば、基地局BSに対して、移動局MS1及び移動局MS2に対して、2倍の帯域を確保すればよい。 (S204)DSC−REQを受信した基地局BSは、基地局BS−中継局RS間で用いるSFID及びCIDはそのままで、「QoS=△△」に変更する。 サービス内容の変更であって、帯域幅を2倍に変更する。 (S205)基地局BSは、動的サービス変更応答DSC−RSP(Dynamic Service Change Response)を中継局RSに返信する。 DSC−RSPは、「SFID=A」「CID=01」を含んでおり、変更はない。 (S206)DSC−RSPを受信した中継局RSは、中継局RS−移動局MS2間で用いるSFID及びCIDを割り当てる。 図2によれば、中継局RS−移動局MS2間では、「QoS=○○」に対して、「SFID=Y」「CID=12」が割り当てられている。 ここで、中継局RSは、SFID及びCIDをテーブル情報に登録する。 テーブル情報は、基地局BS−中継局RS間のSFID及びCIDに対応付けて、中継局RS−移動局MS2間のSFID及びCIDを登録する。 両者のSFID及びCIDは異なるけれども、「QoS=○○」は同一である。 (S207)中継局RSは、中継局RS−移動局MS2間に割り当てられた「SFID=Y」「CID=12」を含むDSA−RSPを移動局MS2へ返信する。 (S208)移動局MS2は、SFIDに対応したQoSサービスの所望帯域を要求するため、帯域要求BW−REQを中継局RSへ送信する。 BW−REQには、中継局RSから割り当てられた「CID=12」を含む。 (S210)中継局RS−移動局MS2間で送受信するMAC−PDUのヘッダは、「CID=11」を含む。 基地局BS−中継局RS間で送受信するMAC−PDUのヘッダは、「CID=01」を含む。 図2によれば、基地局BS−中継局RS間は、同一のQOSサービスに対しては、中継局RS配下の移動局MSの数に関係なく、1つのCIDを管理すればよいこととなる。 即ち、基地局BSにとっては、中継局RS配下の移動局MSの数が増加しても、CIDを管理するオーバヘッドが増加しない。 図3は、本発明における第3のステップのシーケンス図である。 (S301)第2のステップの通信継続中に、移動局MS2が、基地局BS圏内に移動したとする。 このとき、移動局MS2は、中継局RSを介することなく、基地局BSと直接的に通信をすることができる。 そこで、移動局MS2は、中継局RSに対し、動的サービス削除要求DSD−REQ(Dynamic Service Deletion Request)を送信する。 DSD−REQには、移動局MS2に割り当てられている「SFID=Y」「CID=12」を含む。 (S303)DSC−REQを受信した基地局BSは、基地局BS−中継局RS間で用いるSFID及びCIDについて「QoS=○○」に変更する。 サービス内容の変更であって、帯域幅を1/2に変更する。 (S305)中継局RSは、中継局RS−移動局MS2間に割り当てられた「SFID=Y」「CID=12」を含むDSD−RSPを移動局MS2へ返信する。 (S306)中継局RSは、テーブル情報から、中継局RS−移動局MS2間で用いるSFID及びCIDを削除する。 テーブル情報は、以下のようになる。 (S307)移動局MS2は、次に、基地局BSと通信するために、基地局BSに対し、動的サービス追加要求DSA−REQを送信する。 DSA−REQは、移動局MS2が所望するQoSサービスを表す「QoSパラメータセット」又は「サービスクラス名」を含む。 (S308)DSA−REQを受信した基地局BSは、基地局BS−移動局MS2間で用いるSFID及びCIDを割り当てる。 基地局BSは、割り当てたSFID及びCIDを含む動的サービス追加応答DSA−RSPを移動局MS2に返信する。 このように、図3によれば、移動局MS2が、中継局RSを介して基地局BSと通信している位置から、基地局BS圏内に移動したとしても、基地局BSにとっては、サービス内容を変更するだけであり、CIDの変更も生じない。 これは、基地局BSのCIDの管理のオーバヘッドを低減することにつながる。 図4は、本発明における中継局RSの状態遷移フローチャートである。 図4によれば、中継局RSに以下のメッセージが受信された際の処理フローを表す。 (S400)DSA−REQを、移動局MSから受信したとする。 (S410)DSA−RSPを、基地局BSから受信したとする。 (S420)DSD−REQを、移動局MSから受信したとする。 (S430)DSC−RSPを、基地局BSから受信したとする。 (S440)BW−REQを、移動局MSから受信したとする。 図5は、本発明における中継局の機能構成図である。 図5によれば、中継局RSは、無線通信インタフェース部101と、DSA要求部102と、サービス情報判定部103と、DSA応答部104と、テーブル情報蓄積部105と、DSD要求部106と、DSC要求部107と、SFID・CID割当部108と、BW要求部109と、データ中継部110とを有する。 これら機能は、中継局に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムによっても、実現可能である。 テーブル情報蓄積部105は、移動局MSから要求されたサービス情報に対して、基地局BS−中継局RS間のサービス接続識別子と、中継局RS−移動局MS間のサービス接続識別子とを対応付けたテーブル情報を蓄積する。 サービス情報判定部103は、同一のサービス情報が、テーブル情報蓄積部105に既に登録されているか否かを判定する。 SFID・CID割当部108は、中継局RS−移動局MS間のサービス接続識別子を割り当てる。 DSA要求部102は、移動局MSからDSA−REQを受信した際に、サービス情報判定部103を用いて、当該サービス情報は既に登録されているか否かを判定する。 既に登録されている場合、DSC要求部107へ、サービス情報を変更するべく指示する。 登録されていない場合、DSA応答部104へ、サービス追加を基地局BSへ要求するべく指示する。 また、DSA要求部102は、DSC要求部107及びDSA応答部104から応答を受信した旨の通知を受けた際に、移動局MSへDSA−RSPを返信する。 DSD要求部106は、移動局MSからサービス削除要求を受信した際に、DSC要求部107へサービス情報を変更するべく指示する。 また、DSD要求部106は、DSC要求部107から応答を受信した旨の通知を受けた際に、移動局MSへDSD−RSPを返信する。 DSC要求部107は、DSA要求部104又はDSD要求部106の指示に応じて、サービス情報を変更するDSC−REQを基地局BSへ送信する。 DSC要求部107は、基地局BSからDSC−RSPを受信した際に、SFID・CID割当部108から中継局RS−移動局MS間のSFID及びCIDを取得する。 DSC要求部107は、そのSFID及びCIDをテーブル情報蓄積部105へ登録する。 そして、DSC要求部107は、DSA要求部102又はDSD要求部106へ応答を受信した旨を通知する。 DSA応答部104は、DSA要求部102の指示に基づいてDSA−REQを基地局BSへ送信する。 また、DSA応答部104は、第1のサービス接続識別子を含むDSA−RSPを基地局BSから受信した際に、SFID・CID割当部108から中継局RS−移動局MS間の第2のサービス接続識別子を取得する。 更に、DSA応答部104は、第2のサービス接続識別子を第1のサービス接続識別子に対応付けてテーブル情報蓄積部105に登録する。 そして、DSA応答部104は、基地局BSから応答を受信した旨をDSA要求部102へ通知する。 データ中継部110は、基地局−中継局間のデータ通信には第1のサービス接続識別子を用い、中継局−第1の移動局間のデータ通信には第2のサービス接続識別子を用い、中継局−第2の移動局間のデータ通信には第3のサービス接続識別子を用いるように、サービス接続識別子を変換して中継する。 本発明によれば、IEEE802.16高速無線アクセスシステムにおいて、中継局RS配下の移動局MSから要求されるQoSサービスが同一の場合、それら移動局MSに係る複数の通信を中継局RSがとりまとめ、基地局BS−中継局RS間で単一のサービス接続IDを用いて通信を集約する。 これにより、サービス接続IDの数の増加に伴う基地局BSのオーバヘッドを低減させることができる。 前述した本発明における種々の実施形態によれば、当業者は、本発明の技術思想及び見地の範囲における種々の変更、修正及び省略を容易に行うことができる。 前述の説明はあくまで例であって、何ら制約しようとするものではない。 本発明は、特許請求の範囲及びその均等物として限定するものにのみ制約される。 1 中継局 101 無線通信インタフェース部 102 DSA要求部 103 サービス情報判定部 104 DSA応答部 105 テーブル情報蓄積部 106 DSD要求部 107 DSC要求部 108 SFID・CID割当部 109 BW要求部 110 データ中継部 2 基地局 3 移動局 |