首页 / 国际专利分类库 / 电学 / 电通信技术 / 无线通信网络 / 网络数据管理 / 画像形成システム、画像形成装置、およびプログラム

画像形成システム、画像形成装置、およびプログラム

申请号 JP2016240719 申请日 2016-12-12 公开(公告)号 JP2018097545A 公开(公告)日 2018-06-21
申请人 京セラドキュメントソリューションズ株式会社; 发明人 石田 敬之;
摘要 【課題】 制限されている台数より多い携帯端末装置で画像形成装置が利用可能となるようにする。 【解決手段】 携帯端末装置1は、所定のピアツーピア通信方式で画像形成装置2へジョブ要求の送信可能に画像形成装置2に登録されており、それ以外の携帯端末装置1aは、画像形成装置2に登録されていない。画像形成装置2は、プラテングラス32a上に載置された携帯端末装置1,1aのデバイスIDを光学的にスキャンし、(b)携帯端末装置1aのデバイスIDを携帯端末装置1へ送信する。携帯端末装置1は、その携帯端末装置1aのデバイスIDを、当該携帯端末装置1に関連付けてAPIサーバー3に登録する。その後、APIサーバー3は、ジョブ要求を携帯端末装置1aから受信すると、対応する携帯端末装置1へ送信し、その携帯端末装置1は、そのジョブ要求を画像形成装置2へ送信する。 【選択図】 図1
权利要求

画像形成装置と、 所定のピアツーピア通信方式で前記画像形成装置へジョブ要求の送信可能に前記画像形成装置に登録されている第1携帯端末装置と、 前記所定のピアツーピア通信方式で前記画像形成装置へジョブ要求の送信可能に前記画像形成装置に登録されていない少なくとも1台の第2携帯端末装置と、 サーバーとを備え、 前記画像形成装置は、(a)プラテングラス上に載置された前記第1携帯端末装置および前記第2携帯端末装置によりそれぞれ表示されている前記第1携帯端末装置のデバイスIDおよび前記第2携帯端末装置のデバイスIDを画像読取装置で光学的にスキャンして読み取り、(b)前記第2携帯端末装置のデバイスIDを前記第1携帯端末装置へ前記ピアツーピア通信方式で送信し、 前記第1携帯端末装置は、(a)前記画像形成装置から前記第2携帯端末装置のデバイスIDを前記ピアツーピア通信方式で受信すると、受信した前記第2携帯端末装置のデバイスIDを、当該第1携帯端末装置に関連付けて前記サーバーに登録し、(b)前記第2携帯端末装置により発行されたジョブ要求を、前記サーバーから受信すると、受信した前記ジョブ要求を、前記ピアツーピア通信方式で前記画像形成装置へ送信し、 前記サーバーは、前記第2携帯端末装置により発行された前記ジョブ要求を前記第2携帯端末装置から受信すると、その第2携帯端末装置のデバイスIDに関連付けられている前記第1携帯端末装置を特定し、受信した前記ジョブ要求を、特定した前記第1携帯端末装置へ送信すること、 を特徴とする画像形成システム。前記画像形成装置は、(a)1度のスキャンで読み取ったスキャン画像における前記第1携帯端末装置のデバイスIDおよび前記第2携帯端末装置のデバイスIDを特定し、(b)特定した前記第1携帯端末装置のデバイスIDおよび前記第2携帯端末装置のデバイスIDのうち、前記ピアツーピア通信方式で前記画像形成装置へジョブ要求の送信可能に登録されている携帯端末装置のデバイスIDを検索し、前記第1携帯端末装置のデバイスIDを特定し、前記第1携帯端末装置のデバイスID以外のデバイスIDを前記第2携帯端末装置のデバイスIDと特定することを特徴とする請求項1記載の画像形成システム。前記第1携帯端末装置および前記第2携帯端末装置は、前記デバイスIDとして、前記デバイスIDを示す可視コードを含む特定画面を表示装置で表示し、 前記画像形成装置は、前記スキャン画像内で前記可視コードを検出し、前記可視コードをデコードして前記デバイスIDを特定すること、 を特徴とする請求項2記載の画像形成システム。前記サーバーは、前記第2携帯端末装置の登録後、所定時間、当該第2携帯端末装置からのジョブ要求が発生しなかった場合、当該第2携帯端末装置の登録を破棄することを特徴とする請求項1記載の画像形成システム。所定のピアツーピア通信方式でジョブ要求の受け付けが可能な画像形成装置において、 プラテングラス上に載置された第1携帯端末装置および少なくとも1台の第2携帯端末装置によりそれぞれ表示されている第1携帯端末装置のデバイスIDおよび第2携帯端末装置のデバイスIDを光学的にスキャンして読み取る画像読取装置と、 前記第2携帯端末装置のデバイスIDを前記第1携帯端末装置へ前記ピアツーピア通信方式で送信する無線通信装置とを備え、 前記第1携帯端末装置は、前記所定のピアツーピア通信方式で前記画像形成装置へジョブ要求の送信可能に当該画像形成装置に登録されており、 前記第2携帯端末装置は、前記所定のピアツーピア通信方式で前記画像形成装置へジョブ要求の送信可能に当該画像形成装置に登録されていないこと、 を特徴とする画像形成装置。所定のピアツーピア通信方式で画像形成装置へジョブ要求の送信可能に前記画像形成装置に登録されている第1携帯端末装置内のコンピューターに、 前記所定のピアツーピア通信方式で前記画像形成装置へジョブ要求の送信可能に前記画像形成装置に登録されていない第2携帯端末装置のデバイスIDを、前記画像形成装置から前記ピアツーピア通信方式で受信するステップと、 受信した前記第2携帯端末装置のデバイスIDを、当該第1携帯端末装置に関連付けて前記サーバーに登録するステップと、 前記第2携帯端末装置により発行されたジョブ要求を、前記サーバーから受信すると、受信した前記ジョブ要求を、前記ピアツーピア通信方式で前記画像形成装置へ送信するステップと、 を実行させることを特徴とするコンピューター読取可能なプログラム。

说明书全文

本発明は、画像形成システム、画像形成装置、およびプログラムに関するものである。

ある画像形成装置は、携帯端末装置から操作可能となっている(例えば特許文献1参照)。

また、近年、Wi−Fi Direct(登録商標)、ブルートゥース(登録商標)などのピアツーピア通信が、複合機などの画像形成装置と、スマートフォンなどの携帯端末装置との間で可能となっている。

特開2014−232390号公報

しかしながら、画像形成装置にピアツーピア通信でアクセス可能な携帯端末装置の台数が所定台数以下に制限されることがあり、オフィスなどで多数のユーザーが携帯端末装置で画像形成装置を利用した場合でも、利用権限がある携帯端末装置は画像形成装置を利用することはできるが、利用権限がない携帯端末装置は画像形成装置を利用することはできない。

本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、制限されている台数より多い携帯端末装置が画像形成装置を利用可能とする画像形成システム、画像形成装置、およびプログラムを得ることを目的とする。

本発明に係る画像形成システムは、画像形成装置と、所定のピアツーピア通信方式で前記画像形成装置へジョブ要求の送信可能に前記画像形成装置に登録されている第1携帯端末装置と、前記所定のピアツーピア通信方式で前記画像形成装置へジョブ要求の送信可能に前記画像形成装置に登録されていない少なくとも1台の第2携帯端末装置と、サーバーとを備える。前記画像形成装置は、(a)プラテングラス上に載置された前記第1携帯端末装置および前記第2携帯端末装置によりそれぞれ表示されている前記第1携帯端末装置のデバイスIDおよび前記第2携帯端末装置のデバイスIDを画像読取装置で光学的にスキャンして読み取り、(b)前記第2携帯端末装置のデバイスIDを前記第1携帯端末装置へ前記ピアツーピア通信方式で送信する。前記第1携帯端末装置は、(a)前記画像形成装置から前記第2携帯端末装置のデバイスIDを前記ピアツーピア通信方式で受信すると、受信した前記第2携帯端末装置のデバイスIDを、当該第1携帯端末装置に関連付けて前記サーバーに登録し、(b)前記第2携帯端末装置により発行されたジョブ要求を、前記サーバーから受信すると、受信した前記ジョブ要求を、前記ピアツーピア通信方式で前記画像形成装置へ送信する。前記サーバーは、前記第2携帯端末装置により発行された前記ジョブ要求を前記第2携帯端末装置から受信すると、その第2携帯端末装置のデバイスIDに関連付けられている前記第1携帯端末装置を特定し、受信した前記ジョブ要求を、特定した前記第1携帯端末装置へ送信する。

本発明に係る画像形成装置は、所定のピアツーピア通信方式でジョブ要求の受け付けが可能な画像形成装置であって、プラテングラス上に載置された第1携帯端末装置および少なくとも1台の第2携帯端末装置によりそれぞれ表示されている第1携帯端末装置のデバイスIDおよび第2携帯端末装置のデバイスIDを光学的にスキャンして読み取る画像読取装置と、前記第2携帯端末装置のデバイスIDを前記第1携帯端末装置へ前記ピアツーピア通信方式で送信する無線通信装置とを備える。ここで、前記第1携帯端末装置は、前記所定のピアツーピア通信方式で当該画像形成装置へジョブ要求の送信可能に前記画像形成装置に登録されており、前記第2携帯端末装置は、前記所定のピアツーピア通信方式で当該画像形成装置へジョブ要求の送信可能に前記画像形成装置に登録されていない。

本発明に係るプログラムは、所定のピアツーピア通信方式で画像形成装置へジョブ要求の送信可能に前記画像形成装置に登録されている第1携帯端末装置内のコンピューターに、前記所定のピアツーピア通信方式で前記画像形成装置へジョブ要求の送信可能に前記画像形成装置に登録されていない第2携帯端末装置のデバイスIDを、前記画像形成装置から前記ピアツーピア通信方式で受信するステップと、受信した前記第2携帯端末装置のデバイスIDを、当該第1携帯端末装置に関連付けて前記サーバーに登録するステップと、前記第2携帯端末装置により発行されたジョブ要求を、前記サーバーから受信すると、受信した前記ジョブ要求を、前記ピアツーピア通信方式で前記画像形成装置へ送信するステップとを実行させる。

本発明によれば、制限されている台数より多い携帯端末装置が画像形成装置を利用可能となる。

本発明の上記又は他の目的、特徴および優位性は、添付の図面とともに以下の詳細な説明から更に明らかになる。

図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成システムの構成を示す図である。

図2は、図1における携帯端末装置1、画像形成装置2、およびサーバー3の構成を示すブロック図である。

図3は、図1における画像読取装置32に載置された複数の携帯端末装置1,1aの一例を示す斜視図である。

図4は、図1および図2に示す画像形成システムの動作を説明するシーケンス図である。

以下、図に基づいて本発明の実施の形態を説明する。

図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成システムの構成を示す図である。図1に示すシステムでは、複数のユーザーが、スマートフォンなどの携帯端末装置1または携帯端末装置1aをそれぞれ携帯しており、さらに、画像形成装置2(複合機、コピー機、ファクシミリ機など)が、それらのユーザーの拠点(オフィスなど)に配置されている。また、携帯端末装置1,1aから携帯電話網データおよびインターネットを介してアクセス可能なAPI(Application Programming Interface)サーバー3が設けられている。

図1に示すシステムでは、画像形成装置2は、Wi−Fi Direct(登録商標)、ブルートゥース(登録商標)などの所定のピアツーピア通信方式で、所定の台数以下の携帯端末装置からのジョブ要求(印刷要求など)を受け付けることができる。つまり、画像形成装置2は、予め登録されている所定の台数以下の携帯端末装置からのジョブ要求をそのピアツーピア通信で受け付けることができる。

ここでは、携帯端末装置1は、その所定のピアツーピア通信方式で画像形成装置2へジョブ要求の送信可能に画像形成装置2に登録されており、携帯端末装置1aは、その所定のピアツーピア通信方式で画像形成装置2へジョブ要求の送信可能に画像形成装置2に登録されていないものとする。

図2は、図1における携帯端末装置1、画像形成装置2、およびAPIサーバー3の構成を示すブロック図である。なお、携帯端末装置1aの構成は、携帯端末装置1と同様である。

携帯端末装置1は、例えばスマートフォンなどのポータブルデバイスであって、無線通信装置11、携帯電話網通信装置12、表示装置13、入装置14、記憶装置15、演算処理装置16などを備える。

無線通信装置11は、無線LAN(Local Area Network)、ブルートゥース(登録商標)などの所定の無線通信規格でデータ通信を行う内部装置である。上述のピアツーピア通信方式の無線通信は、無線通信装置11により行われる。

携帯電話網通信装置12は、携帯電話網に接続可能な無線通信装置であって、データ通信および音声通信を行う。

表示装置13は、ユーザーに対して操作画面などを表示する液晶ディスプレイなどといった内部装置である。入力装置14は、ユーザー操作を検出するタッチパネルなどといった内部装置である。

記憶装置15は、フラッシュメモリー、ハードディスクなどの不揮発性の記憶装置である。記憶装置15には、プログラム21などが記憶されている。

演算処理装置16は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)などを有するコンピューターであり、プログラム21をRAMにロードしCPUで実行することで、ドライバー22を実現する。

携帯端末装置1のドライバー22は、無線通信装置11を使用して、上述のピアツーピア通信方式で画像形成装置2へジョブ要求を送信する。

また、携帯端末装置1のドライバー22は、画像形成装置2から携帯端末装置1aのデバイスIDを上述のピアツーピア通信方式で受信すると、受信した携帯端末装置1aのデバイスIDを、当該携帯端末装置1に関連付けてAPIサーバー3へ送信してAPIサーバー3に登録する。

さらに、携帯端末装置1のドライバー22は、APIサーバー3へ当該携帯端末装置1に関連付けて登録された携帯端末装置1aにより発行されたジョブ要求を、APIサーバー3から受信すると、受信したジョブ要求を、上述のピアツーピア通信方式で画像形成装置2へ送信する。

なお、携帯端末装置1aのドライバー22は、上述のピアツーピア通信方式で画像形成装置2へジョブ要求を送信せずに、APIサーバー3へジョブ要求を送信する。

一方、図2において、画像形成装置2は、登録された複数のユーザーにより使用される複合機などであって、印刷装置31、画像読取装置32、操作パネル33、無線通信装置34、有線通信装置35、およびコントローラー36を備える。

印刷装置31は、印刷画像データに基づいて1ページずつ画像を印刷用紙に電子写真方式で印刷する内部装置である。

画像読取装置32は、プラテングラス上の物体の画像を光学的にスキャンして読み取り、その画像データを生成する内部装置である。

操作パネル33は、画像形成装置2の筐体表面に配置され、ユーザーに対して各種情報を表示する表示装置と、ユーザー操作を受け付ける入力装置とを有する。表示装置としては例えば液晶ディスプレイが使用される。入力装置としては、キースイッチ、タッチパネルなどが使用される。

無線通信装置34は、無線LAN、ブルートゥース(登録商標)などの所定の無線通信規格でデータ通信を行う内部装置である。上述のピアツーピア通信方式の無線通信は、無線通信装置34により行われる。

有線通信装置35は、有線LANなどのネットワークに接続され、そのネットワークに接続された他の装置とデータ通信を行う回路である。

また、コントローラー36は、コンピューター、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)などを有し、画像形成装置2内の内部装置を制御するとともに各種データ処理を実行する。コントローラー36は、デバイス登録部42、およびジョブ管理部43として動作する。

デバイス登録部42は、無線通信装置34を使用した所定のピアツーピア通信方式でジョブ要求を送信可能な携帯端末装置を登録する。つまり、デバイス登録部42により既に登録されている携帯端末装置(上述の携帯端末装置1)からのピアツーピア通信方式でのジョブ要求は、許可され、登録されていない携帯端末装置(上述の携帯端末装置1a)からのピアツーピア通信方式でのジョブ要求は、拒否される。

図3は、図1における画像読取装置32に載置された複数の携帯端末装置1,1aの一例を示す斜視図である。

デバイス登録部42は、(a)図3に示すように画像読取装置32のプラテングラス32a上に載置された携帯端末装置1および携帯端末装置1aによりそれぞれ表示されている携帯端末装置1のデバイスIDおよび携帯端末装置1aのデバイスIDを画像読取装置32で光学的にスキャンして読み取り、(b)無線通信装置34を使用して、その携帯端末装置1aのデバイスIDをその携帯端末装置1へ上述のピアツーピア通信方式で送信する。

つまり、携帯端末装置1および携帯端末装置1aのドライバー22は、それぞれ、入力装置14に対するユーザー操作に従って、自己のデバイスIDを含む特定画面を表示装置13に表示する。ユーザーは、その状態で、表示面を下向きにして、携帯端末装置1および携帯端末装置1aをプラテングラス32aに載置する。これにより、画像読取装置32により得られるスキャン画像内にデバイスIDの画像が含まれる。

また、デバイス登録部42は、(a)1度のスキャンで読み取ったスキャン画像における携帯端末装置1のデバイスIDおよび携帯端末装置1aのデバイスIDを特定し、(b)特定した携帯端末装置1のデバイスIDおよび携帯端末装置1aのデバイスIDのうち、画像形成装置2に登録されている携帯端末装置1のデバイスIDを検索し、携帯端末装置1のデバイスIDを特定し、携帯端末装置1のデバイスID以外のデバイスIDを携帯端末装置1aのデバイスIDと特定する。

さらに、携帯端末装置1および携帯端末装置1aのドライバー22が、デバイスIDとして、デバイスIDを示す可視コード(デバイスIDをエンコードしたQRコード(登録商標)などの可視コード)を含む特定画面を表示装置13で表示し、画像形成装置2は、スキャン画像内で可視コードを検出し、可視コードをデコードしてデバイスIDを特定するようにしてもよい。

ジョブ管理部43は、無線通信装置34または有線通信装置35を使用して、ジョブ要求を受信し、印刷装置31、画像読取装置32などの内部装置を使用して、受信したジョブ要求により指示されたジョブ(印刷ジョブなど)を実行する。

他方、APIサーバー3は、通信部51、従属デバイス登録部52、およびジョブ転送部53を備える。

通信部51は、インターネットに接続され、インターネットおよび携帯電話通信網を介して、携帯端末装置1,1aとの間でデータ通信を行う。

従属デバイス登録部52は、画像形成装置2に登録されている携帯端末装置1からの要求に応じて、画像形成装置2に登録されている携帯端末装置1(のデバイスID)に対して、画像形成装置2に登録されていない携帯端末装置1a(のデバイスID)を関連付けて管理する。

ジョブ要求転送部53は、画像形成装置2に登録されていない携帯端末装置1aからのジョブ要求を、その携帯端末装置1aに関連付けられている携帯端末装置1へ転送する。例えば、APIサーバー3は、GCM、APNSなどのプッシュ通知を実行するサーバーであって、プッシュ通知でジョブ要求を携帯端末装置1へ送信する。

次に、上記画像形成システムの動作について説明する。図4は、図1および図2に示す画像形成システムの動作を説明するシーケンス図である。

まず、画像形成装置2は、ユーザー操作などに基づいて、ユーザーの携帯端末装置(つまり、携帯端末装置1)の登録を行う(ステップS1)。この後、携帯端末装置1は、画像形成装置2に対して所定のピアツーピア通信方式でジョブ要求を送信可能となる(ステップS2)。

その後、携帯端末装置1aのユーザーが、登録台数の制限などに起因して、画像形成装置2に登録されていない携帯端末装置1aを画像形成装置2に登録できないが、その携帯端末装置1aで画像形成装置2を利用したい場合、携帯端末装置1または携帯端末装置1aのユーザーが、登録済みの携帯端末装置1および未登録の携帯端末装置1aに、デバイスIDを表示させた状態で、登録済みの携帯端末装置1および未登録の携帯端末装置1aをプラテングラス32a上に配置する。

そして、画像形成装置2は、ユーザー操作に従って、プラテングラス32a上に配置された携帯端末装置1および携帯端末装置1aの画像をスキャンし(ステップS3)、上述のようにして、携帯端末装置1のデバイスIDおよび携帯端末装置1aのデバイスIDを特定し(ステップS4)、携帯端末装置1aのデバイスIDを携帯端末装置1へピアツーピア通信で送信する(ステップS5)。

携帯端末装置1は、携帯端末装置1aのデバイスIDをピアツーピア通信で受信すると、自己のデバイスIDとともにAPIサーバー3へ送信する(ステップS6)。

APIサーバー3は、携帯端末装置1のデバイスIDおよび携帯端末装置1aのデバイスIDを受信すると、携帯端末装置1のデバイスIDに関連付けて携帯端末装置1aのデバイスIDを登録する(ステップS7)。

このように携帯端末装置1aのデバイスIDがAPIサーバー3に登録された後、携帯端末装置1aは、APIサーバー3および携帯端末装置1を介して、画像形成装置2を利用可能となる(ステップS8〜S10)。つまり、携帯端末装置1aが、APIサーバー3へジョブ要求を送信すると(ステップS8)、APIサーバー3はそのジョブ要求を携帯端末装置1へ転送し(ステップS9)、携帯端末装置1は、ピアツーピア通信でそのジョブ要求を画像形成装置2へ送信する(ステップS10)。これにより、携帯端末装置1aにより発行されたジョブ要求に従って、画像形成装置2は、ジョブを実行する。

以上のように、上記実施の形態によれば、携帯端末装置1は、所定のピアツーピア通信方式で画像形成装置2へジョブ要求の送信可能に画像形成装置2に登録されており、携帯端末装置1aは、所定のピアツーピア通信方式で画像形成装置2へジョブ要求の送信可能に画像形成装置2に登録されていない。画像形成装置2は、(a)プラテングラス32a上に載置された携帯端末装置1および携帯端末装置1aによりそれぞれ表示されている携帯端末装置1のデバイスIDおよび携帯端末装置1aのデバイスIDを画像読取装置32で光学的にスキャンして読み取り、(b)携帯端末装置1aのデバイスIDを携帯端末装置1へそのピアツーピア通信方式で送信する。携帯端末装置1は、(a)画像形成装置2から携帯端末装置1aのデバイスIDをそのピアツーピア通信方式で受信すると、受信した携帯端末装置1aのデバイスIDを、当該携帯端末装置1に関連付けてAPIサーバー3に登録し、(b)携帯端末装置1aにより発行されたジョブ要求を、APIサーバー3から受信すると、受信したジョブ要求を、そのピアツーピア通信方式で画像形成装置2へ送信する。APIサーバー3は、携帯端末装置1aにより発行されたジョブ要求を携帯端末装置1aから受信すると、その携帯端末装置1aのデバイスIDに関連付けられている携帯端末装置1を特定し、受信したジョブ要求を、特定した携帯端末装置1へ送信する。

これにより、制限されている台数より多い携帯端末装置1,1aで画像形成装置2を利用可能となる。

また、簡単な操作で、画像形成装置2に登録されていない1または複数の携帯端末装置1aが携帯端末装置1を介して画像形成装置2を利用可能とすることができる。特に、画像形成装置2に登録されていない携帯端末装置1aを一時的に利用可能とする場合には便利である。

なお、上述の実施の形態に対する様々な変更および修正については、当業者には明らかである。そのような変更および修正は、その主題の趣旨および範囲から離れることなく、かつ、意図された利点を弱めることなく行われてもよい。つまり、そのような変更および修正が請求の範囲に含まれることを意図している。

例えば、上記実施の形態において、所定時間、携帯端末装置1aからのジョブ要求が発生しなかった場合、APIサーバー3は、携帯端末装置1aの登録を破棄するようにしてもよい。これにより、携帯端末装置1aによる画像形成装置2の利用が終了した場合に自動的に携帯端末装置1aの登録が破棄され、その後、携帯端末装置1aによる画像形成装置2の利用ができなくなるため、セキュリティが高くなる。

本発明は、例えば、オフィスなどに設置される画像形成装置に適用可能である。

1 携帯端末装置(第1携帯端末装置の一例) 1a 携帯端末装置(第2携帯端末装置の一例) 2 携帯端末装置 3 APIサーバー(サーバーの一例) 14 表示装置 16 演算処理装置(コンピューターの一例) 21 プログラム 32 画像読取装置 32a プラテングラス

QQ群二维码
意见反馈