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無線通信装置およびペアリング方法

申请号 JP2013090719 申请日 2013-04-23 公开(公告)号 JP2014216723A 公开(公告)日 2014-11-17
申请人 日本電信電話株式会社; Nippon Telegr & Teleph Corp ; 发明人 WATANABE SHIGEMICHI; NAKAMURA TORU; KONNO MICHIHIRO; ISHIGURE YASUO; FUJIMURA KAORI; SHIRAISHI MASAHIRO; IKEDA YOSHIO; HAYASHI MAYUMI; MAEDA YUJI;
摘要 【課題】ユーザの意思に合ったペアリング対象を正しく認識させ、簡便にペアリングできるようにすること。【解決手段】中継器2は、ペアリング対象機器との間で近距離無線通信のペアリングを行う無線通信装置であって、ペアリングモードの下で計測機器3からの電波の受信強度を測定する受信強度測定部201と、この受信強度測定部201で測定された受信強度が予め決められたペアリング条件に合致した場合にペアリング完了を通知するペアリング判定部202とを備える。【選択図】図1
权利要求
  • ペアリング対象機器との間で近距離無線通信のペアリングを行う無線通信装置であって、
    ペアリングモードの下で前記ペアリング対象機器からの電波の受信強度を測定する受信強度測定手段と、
    前記受信強度測定手段で測定された受信強度が予め決められたペアリング条件に合致した場合にペアリング完了を通知するペアリング判定手段とを具備することを特徴とする無線通信装置。
  • 前記ペアリング条件は、一定時間以上、前記受信強度が所定の閾値を超えることであることを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  • 前記ペアリング条件は、一定時間内に、前記受信強度が所定の閾値を2回超えることであることを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  • 前記ペアリング判定手段は、前記ペアリング条件に合致しない場合は、前記ペアリング対象機器の電源を一旦オフにし、再度オンにするように通知し、前記受信強度測定手段で測定された受信強度が一定時間内にゼロになることを検知することでペアリング完了を通知することをさらに特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  • ペアリング対象機器との間で近距離無線通信のペアリングを行う無線通信装置に用いられるペアリング方法であって、
    ペアリングモードの下で前記ペアリング対象機器からの電波の受信強度を測定する受信強度測定ステップと、
    前記受信強度測定ステップで測定された受信強度が予め決められたペアリング条件に合致した場合にペアリング完了を通知するペアリング判定ステップとを有することを特徴とするペアリング方法。
  • 前記ペアリング条件は、一定時間以上、前記受信強度が所定の閾値を超えることであることを特徴とする請求項5に記載のペアリング方法。
  • 前記ペアリング条件は、一定時間内に、前記受信強度が所定の閾値を2回超えることであることを特徴とする請求項5に記載のペアリング方法。
  • 前記ペアリング判定ステップは、前記ペアリング条件に合致しない場合は、前記ペアリング対象機器の電源を一旦オフにし、再度オンにするように通知し、前記受信強度測定手段で測定された受信強度が一定時間内にゼロになることを検知することでペアリング完了を通知することをさらに特徴とする請求項5に記載のペアリング方法。
  • 说明书全文

    この発明は、ペアリング対象機器との間で近距離無線通信のペアリングを行う無線通信装置およびペアリング方法に関する。

    PHR(Personal Health Record)システムは、個人の健康情報を収集して一元管理し、個人が自らの健康情報を健康維持や疾病予防等に活用できるようにする。 健康情報としては、例えば、歩数計や体重計等の計測機器で計測されるバイタルデータ、検診機関の検診データ、医療機関の検査データ等が含まれる。

    血圧などのように毎日計測するデータは、時には一日に複数回計測し管理が必要なものもある。 PHRシステムにアクセスし、手入する場合はパソコンの置ける場所や、時間が必要になるため、データ登録が面倒となってしまう。 結果、古いデータをまとめて登録したり、データ登録が行われなくなってしまうこともあり、健康管理が継続して実施されないことになる。 計測したバイタルデータをリアルタイムで、場所や時間を選ばずに簡単に登録することで、健康管理を長く続けることができ、生活習慣病などの病気の予防にもつながる。 そこで、計測機器とスマートフォンとの間をBluetooth(登録商標)でペアリングすることで、計測機器のバイタルデータをスマートフォン等を中継器として利用し、サーバに登録する手法が提案されている。

    従来のペアリング技術では、Bluetoothの仕様に基づき設定画面等を用いてペアリングを行っていたが、この方式では、設定が煩雑であり、設定知識がないとペアリングできないため、一部の人しか利用できないといった課題があった。 この課題を解決するために、NFC(Near Field Communication)を利用して、かざすだけの簡単な操作でペアリングする方式が提案されている(例えば、非特許文献1を参照)。

    " Bluetooth Secure Simple Pairing Using NFC ",インターネット〈URL:http://www.nfc-forum.org/resources/AppDocs/NFCForum_AD_BTSSP_1_0_1.pdf〉

    しかしながら、NFCを用いた方式は、ペアリングを簡単に行う上では非常に有効な方式であるが、NFCの実装に必要なコストの増大となる点及びかざすだけでいい半面、かざせばだれでも勝手にペアリングできてしまうというセキュリティ上の課題がある。

    この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、既存システムに特別な装置等を付加することなく、ユーザの意思に合ったペアリング対象を簡便にペアリングできるようにする無線通信装置およびペアリング方法を提供することにある。

    上記目的を達成するためにこの発明の第1の態様は、ペアリング対象機器との間で近距離無線通信のペアリングを行う無線通信装置であって、ペアリングモードの下で前記ペアリング対象機器からの電波の受信強度を測定する受信強度測定手段と、前記受信強度測定手段で測定された受信強度が予め決められたペアリング条件に合致した場合にペアリング完了を通知するペアリング判定手段とを具備することを特徴とする無線通信装置、およびこれに対応するペアリング方法を提供する。

    第1の態様によれば、ペアリングを行いたい機器同士を近づけることで変化する電波の受信強度を利用することで、ペアリング対象を正しく認識し、簡単にペアリングできるようになる。 これにより、追加のハードウェアを必要とせず、かつ利用者の意識的なペアリング動作によってペアリングを可能とすることでセキュリティも確保できる。

    この発明の第2の態様は、前記ペアリング条件は、一定時間以上、前記受信強度が所定の閾値を超えることであることを特徴とする。
    第2の態様によれば、受信強度の強弱を利用し、利用者の意思に反して勝手にペアリングしてしまうことを防ぎながら、簡単にペアリングを可能とする。

    この発明の第3の態様は、前記ペアリング条件は、一定時間内に、前記受信強度が所定の閾値を2回超えることであることを特徴とする。
    第3の態様では、利用者は機器同士を2回近づけることで利用者のペアリングの意思を確認しつつ、ペアリング対象と簡単かつ確実にペアリングする。

    この発明の第4の態様は、前記ペアリング判定手段は、前記ペアリング条件に合致しない場合は、前記ペアリング対象機器の電源を一旦オフにし、再度オンにするように通知し、前記受信強度測定手段で測定された受信強度が一定時間内にゼロになることを検知することでペアリング完了を通知することをさらに特徴とする。
    第4の態様によれば、通信環境にノイズがあり、機器間の距離を変えても受信強度が一定の閾値を超えないようなケースにおいても利用できるようになる。

    すなわちこの発明によれば、既存システムに特別な装置等を付加することなく、ユーザの意思に合ったペアリング対象を簡便にペアリングできるようにする無線通信装置およびペアリング方法を提供することができる。

    本発明に係る無線通信装置を適用したPHRシステムを示す図。

    ペアリング条件の一例を示す図。

    実施例1に係るペアリング動作を示すシーケンス図。

    実施例2に係るペアリング動作を示すシーケンス図。

    以下、図面を参照してこの発明に係る実施形態を説明する。
    図1は、本発明に係る無線通信装置を適用したPHRシステムを示す図である。
    このPHRシステムは、PHRサーバ1と、中継器2と、計測機器3とを有する。 計測機器3と中継器2との間で近距離無線通信のペアリングを行うことで、中継器2を介して計測機器3で計測したバイタルデータをPHRサーバ1のバイタルデータDBに登録することができる。

    中継器2は、例えば、Bluetooth通信機能に対応する無線通信モジュールを有するスマートフォン等で構成され、マスタとして動作することで無線エリア内に存在する最大7台までの機器をスレーブとして無線接続することができる。 また、中継器2は、ペアリング処理プログラム200をインストールすることで、計測機器3で計測したバイタルデータを無線通信によりPHRサーバ1に送信する際に、計測機器3と中継器2との間で必要なペアリングを簡単に実現する。

    ペアリング処理プログラム200は、受信強度測定部201と、ペアリング判定部202とを有する。 受信強度測定部201は、ペアリングモードの下でペアリング対象の計測機器3からの電波の受信強度を測定する。 ペアリング判定部202は、受信強度測定部201で測定された受信強度が予め決められたペアリング条件に合致するか否かを判定し、ペアリング条件に合致した場合にペアリング完了を中継器2の画面等に通知する。 ペアリング条件については後述する。

    計測機器3は、血圧計や歩数計や体重計等のヘルスケア機器で構成され、基本的な計測機能のほか、中継器2と無線接続可能な無線通信モジュールを有し、マスタとして動作する中継器2に対し、スレーブとして無線接続することができる。
    ここで、図2を参照して、ペアリング条件について説明する。 図2(a)は、3cm以下になると閾値を超えるので、ペアリング対象とすることを示す。 機器との距離で受信強度が変わることから、N秒以上、ある受信強度を超えたら、ペアリング対象として認識する。 この受信強度の強弱を利用し、利用者の意思に反して勝手にペアリングしてしまうことを防ぎながら、簡単にペアリングを可能とする。

    図2(b)は、ペアリングモード中に例えば3秒以内に2回、同一対象をペアリング対象として検知したらペアリングを確立する。 利用者は一度近づけ、中継器2がペアリング対象として認識したことを音や光などで通知を受けたら中継器2とペアリング対象の計測機器3の距離を離し、3秒以内に再び近づけることで利用者のペアリングの意思を確認しつつ、ペアリング対象と簡単かつ確実にペアリングする。
    図2(c)は、電源をオフにすることで受信レベルがゼロになる区間を検知することによりユーザのペアリング意思を確認するものである。

    次に、本実施形態に係るペアリング動作を、以下の実施例に従って説明する。
    [実施例1]
    図3に、実施例1に係るペアリング動作を示すシーケンス図を示す。
    利用者は、中継器2に対し、ペアリング処理プログラム200のインストール、ペアリング条件の設定を行い(ステップS1a)、正常に設定できたことを確認する(ステップS1b)。 ここでは、前提として、ペアリングモード時に、一定の閾値を受信強度が3秒間に2回を超えることをペアリング条件に設定するものとする。

    計測機器3のボタン押下等でペアリングを開始すると(ステップS1c)、計測機器3から中継器2へペアリングのリクエストが送信される(ステップS1d)。 計測機器3をペアリングモードにする方法は、電池を交換した際にペアリングモードになる、あるいはボタン押下時にペアリングモードに移行する等の既存の方法をそのまま利用することができる。 中継器2が上記ペアリングのリクエストに対する応答を計測機器3へ送ると(ステップS1e)、中継器2はデータ受信モードからペアリングモードへ移行する。 中継器2は、利用者が設定した3秒でタイマを開始し、受信強度を測定する。

    利用者が中継器2を計測機器3に近づけると(ステップS1f)、中継器2と計測機器3とが近づき(ステップS1g)、受信強度が一定の閾値を超えるとペアリング情報のやり取りが行われる(ステップS1h)。 中継器2は、ペアリングに必要な情報を収集すると、2回目の一定の閾値を超える受信強度の信号待ちの状態となる。

    利用者が中継器2を計測機器3から遠ざけると(ステップS1i)、中継器2と計測機器3とが離れ(ステップS1j)、再度利用者が中継器2を計測機器3に近づけると(ステップS1k)、中継器2と計測機器3とが近づき(ステップS1l)、図2(b)のように中継器2が閾値を2回超える受信強度の信号を検知する。 これにより、中継器2はペアリング条件に合致したことを検知し、ペアリング完了を計測機器3に通知する(ステップS1h)。

    [実施例2]
    図4に、実施例2に係るペアリング動作を示すシーケンス図を示す。 実施例2では、通信環境にノイズがあり、計測機器3と中継器2の距離を変えても受信強度が一定の閾値を超えないようなケースに備え、そのような場合の利用者のペアリング意思を確認する方法を設定しておくことで、ノイズがあるようなケースにおいても利用できるようにする。

    前提として、ノイズが有る場合、無い場合それぞれのペアリング条件を設定しておくものとする。 ここでは、ノイズ無(受信レベルが閾値を超える場合)のペアリング条件は、一定の閾値を受信強度が3秒間に2回を超えることとする。 ノイズ有(受信レベルが閾値を超えないまたは安定しない場合)のペアリング条件は、5秒間に受信強度0を1度検知することとする。

    計測機器3のボタン押下等でペアリングを開始すると(ステップS2a)、計測機器3から中継器2へペアリングのリクエストが送信される(ステップS2b)。 計測機器3をペアリングモードにする方法は、電池を交換した際にペアリングモードになる、あるいはボタン押下時にペアリングモードに移行する等の既存の方法をそのまま利用することができる。 中継器2が上記ペアリングのリクエストに対する応答を計測機器3へ送ると(ステップS2c)、中継器2はデータ受信モードからペアリングモードへ移行する。 中継器2は、利用者が設定した3秒でタイマを開始し、受信強度を測定する。

    利用者が中継器2を計測機器3に近づけると(ステップS2d)、中継器2と計測機器3とが近づき(ステップS2e)、ペアリング情報のやり取りが行われる(ステップS2f)。 中継器2は、ペアリングに必要な情報を収集すると、ノイズにより受信強度が閾値に達していないので、さらに近づけるように指示する旨のメッセージを中継器2の画面に表示する(ステップS2g)。 受信強度に変化がなければ、計測機器3の電源をオフ後、オンするように指示する(ステップS2h)。

    利用者が計測機器3の電源を一旦オフにし、再度オンにすると(ステップS2i)、中継器2は、図2(c)のように受信強度0を検知する。 これにより、中継器2は、ペアリング条件に合致したことを検知し、ペアリング完了を計測機器3に通知する(ステップS2j)。

    以上述べたように上記実施形態によれば、既存システムに特別な装置等を付加することなく、Bluetoothのマスタ側に上記ペアリング処理プログラムをインストールすることで、ユーザの意思に合ったペアリング対象を正しく認識させ、簡便にペアリングできるようになる。
    これにより、ペアリングに関する知識が無くても、機器同士を近づけるだけの簡単な操作でペアリングができるため、利用者の幅が広がることにつながる。 また、中継器と無線接続可能な計測機器であれば、中継器側に上記ペアリング処理プログラムを導入するだけで、利用可能となることから既存製品を活かしつつ、簡単にペアリングが可能なことから、ペアリングができずに利用されていなかった計測機器が再び使われることになる。

    なお、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。 また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。 例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。 さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。

    1…PHRサーバ、2…中継器、3…計測機器、200…ペアリング処理プログラム、201…受信強度測定部、202…ペアリング判定部。

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