首页 / 国际专利分类库 / 电学 / 电通信技术 / 无线通信网络 / 网络数据管理 / Architecure to support sevice function with respect to wireless calling in wireless electric communication system

Architecure to support sevice function with respect to wireless calling in wireless electric communication system

申请号 JP2000243502 申请日 2000-08-11 公开(公告)号 JP2001103541A 公开(公告)日 2001-04-13
申请人 Lucent Technol Inc; ルーセント テクノロジーズ インコーポレーテッド; 发明人 MILO OSHIKKU; YANGU-FU CHANGU; LIU CHUNG-ZIN; DOLAN MICHAEL FRANCIS; MENARD JOHN P; YANG YIN;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a service function with respect to wireless calling in a wireless electric communication system especially.
SOLUTION: This invention is a method for typicaly providing the service function to the wireless calling in the wireless electric communication system and includes a step where a packet data network managing a service function with respect to wireless calling with respect to a wireless terminal is accessed and a step where a home network connected to the packet data network is accessed to manage all service functions at a center position independently of the position of the wireless terminal.
COPYRIGHT: (C)2001,JPO
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 無線電気通信システムにおいて、無線呼出しに対してサービス機能を提供するための方法であって、 無線端末との間の無線呼出しに対するサービス機能を管理するためにパケット・データ・ネットワークにアクセスする段階と、 該無線端末の位置とは無関係に、すべてのサービス機能を中央位置において管理するために、該パケット・データ・ネットワークに対して接続されているホーム・ネットワークにアクセスする段階とを含む方法。
  • 【請求項2】 請求項1に記載の方法において、該ホーム・ネットワークが該無線端末に関連するホーム・ネットワークである方法。
  • 【請求項3】 請求項1に記載の方法において、該ホーム・ネットワーク・アクセスの段階が、該ホーム・ネットワークの中のパケット・データ機能サーバにアクセスする段階を含む方法。
  • 【請求項4】 請求項3に記載の方法において、該ホーム・ネットワークのアクセスの段階が、該ホーム・ネットワークの中のホーム位置レジスタ・データベースに問い合わせる該機能サーバをさらに含む方法。
  • 【請求項5】 請求項3に記載の方法において、該ホーム・ネットワーク・アクセスの段階が、該無線端末に対してローカルであるパケット・データ機能サーバに対して該機能サーバがサービス機能の制御を渡す段階をさらに含む方法。
  • 【請求項6】 請求項1に記載の方法において、該データ・ネットワーク・アクセスの段階が、該移動端末が接続されているローカル・ネットワークから該データ・ネットワークにアクセスする段階を含む方法。
  • 【請求項7】 請求項1に記載の方法において、該データ・ネットワーク・アクセスの段階および該ホーム・ネットワーク・アクセスの段階が呼出しごとのベースで実行されるようになっている方法。
  • 【請求項8】 請求項1に記載の方法において、該無線呼出しが音声呼出しである方法。
  • 【請求項9】 請求項1に記載の方法において、該無線呼出しがデータ呼出しである方法。
  • 【請求項10】 請求項1に記載の方法において、該ホーム・ネットワークが無線ネットワークである方法。
  • 【請求項11】 請求項1に記載の方法において、該ローカル・ネットワークが無線の音声またはデータのネットワークである方法。
  • 【請求項12】 無線電気通信システムにおいて、無線の呼出しに対してサービス機能を提供するためのシステムであって、 無線端末との間で無線呼出しに対するサービス機能を管理するためにパケット・データ・ネットワークにアクセスするように適合されているスイッチと、 ホーム・ネットワークの中にあって、該無線端末の位置とは無関係に該無線端末に対するサービス機能を管理するように適合されているパケット・データ機能サーバとを含み、該ホーム・ネットワークが該パケット・データ・ネットワークに接続されているシステム。
  • 【請求項13】 請求項12に記載のシステムにおいて、該ホーム・ネットワークが該無線端末に関連するホーム・ネットワークであるシステム。
  • 【請求項14】 請求項12に記載のシステムにおいて、該ホーム・ネットワークが複数の無線ネットワークの無線端末に関連するホーム・ネットワークであるシステム。
  • 【請求項15】 請求項14に記載のシステムにおいて、該機能サーバが該ホーム・ネットワークの中のホーム位置レジスタ・データベースに問い合わせるようにさらに適合されているシステム。
  • 【請求項16】 請求項14に記載のシステムにおいて、該機能サーバが、該無線端末に対してローカルであるパケット・データ機能サーバに対してサービス機能の制御を渡すようにさらに適合されているシステム。
  • 【請求項17】 請求項12に記載のシステムにおいて、該スイッチが、該移動端末が接続されているローカル・ネットワークから該データ・ネットワークにアクセスするように適合されているシステム。
  • 【請求項18】 請求項12に記載のシステムにおいて、該スイッチが呼出しごとのベースでサービス機能の問合わせを発行するように適合されているシステム。
  • 【請求項19】 請求項12に記載のシステムにおいて、該無線呼出しが音声呼出しであるシステム。
  • 【請求項20】 請求項12に記載のシステムにおいて、該無線呼出しがデータ呼出しであるシステム。
  • 【請求項21】 請求項12に記載のシステムにおいて、該ホーム・ネットワークが無線ネットワークであるシステム。
  • 【請求項22】 請求項17に記載のシステムにおいて、該ローカル・ネットワークが無線の音声またはデータのネットワークであるシステム。
  • 【請求項23】 無線電気通信システムにおいて無線呼出しに対するサービス機能を提供するための方法であって、 パケット・データ・ネットワークに対して接続されているローカル・ネットワークの中の無線端末との間の呼出しに応答して、該無線端末に対するサービス機能を管理するように適合されているパケット・データ機能サーバに対して、該パケット・データ・ネットワークを横断してサービス機能要求を送信する段階と、 該ローカル・ネットワークに対してサービス機能の応答を返す段階とを含む方法。
  • 【請求項24】 請求項23に記載の方法において、該機能サーバが該データ・ネットワークに対して接続されているホーム・ネットワークの中にあり、単独の無線ネットワークの中の移動加入者にサービスするように適合されている方法。
  • 【請求項25】 請求項23に記載の方法において、該機能サーバが該データ・ネットワークに接続されているホーム・ネットワークの中にあって、複数の無線ネットワークの中の移動加入者にサービスするように適合されている方法。
  • 【請求項26】 データ・ネットワーク機能サーバにおいて、無線呼出しに対してサービス機能を提供するための方法であって、 複数の無線端末に対するサービス機能ロジックを格納する段階と、 データ・ネットワークを経由して無線ネットワーク内にあるスイッチとサービス機能メッセージを通信し、該スイッチが、サービス機能ロジックが該機能サーバによって維持されている無線端末と通信する段階と、 必要に応じて、データ・ネットワークを経由して該無線端末とサービス機能のメッセージを通信する段階とを含む方法。
  • 【請求項27】 請求項26に記載の方法において、追加のサービス機能情報が該無線端末に対して必要であるかどうかを判定する段階と、該機能サーバと通信しているサービス機能情報リソースからそのような情報を得る段階とをさらに含む方法。
  • 【請求項28】 請求項26に記載の方法において、該無線端末に対してローカル機能サービスが必要であるかどうかを判定し、必要である場合に、該無線ネットワークに関連するローカル機能サーバに対してサービス機能の制御を渡す段階をさらに含む方法。
  • 【請求項29】 無線呼出しに対してサービス機能を提供するためのデータ・ネットワーク機能サーバであって、 複数の無線端末に対するサービス機能ロジックと、 データ・ネットワークを経由して無線ネットワークの中にあるスイッチとサービス機能メッセージを通信し、サービス機能ロジックが該機能サーバによって維持されている無線端末と該スイッチが通信している通信のための手段と、 データ・ネットワークを経由して該無線端末とサービス機能メッセージを通信するための手段とを含むデータ・
    ネットワーク機能サーバ。
  • 【請求項30】 請求項29に記載のデータ・ネットワーク機能サーバにおいて、追加のサービス機能情報が該無線端末に対して要求されているかどうかを判定し、該機能サーバと通信しているサービス機能情報のリソースからそのような情報を得るように適合されている制御プログラミングをさらに含むデータ・ネットワーク機能サーバ。
  • 【請求項31】 請求項29に記載のデータ・ネットワーク機能サーバにおいて、該無線端末に対してローカル機能サービスが要求されているかどうかを判定し、要求されていた場合、該無線ネットワークに関連するローカル機能サーバに対してサービス機能の制御を渡すように適合されている制御プログラミングをさらに含むデータ・ネットワーク機能サーバ。
  • 【請求項32】 無線ネットワークの中の無線ネットワーク・スイッチにおいて、無線呼出しに対してサービス機能を提供するための方法であって、 データ・ネットワークに対する接続を確立する段階と、 無線端末に対して接続を確立する段階と、 該無線端末との間の呼出しに応答して、該データ・ネットワークに接続されているか、あるいはその一部分であるホーム・ネットワークの中の機能サーバに対して該データ・ネットワークを経由してサービス機能要求を送信する段階と、 該機能サーバから送信されたサービス機能メッセージに対して応答する段階とを含む方法。
  • 【請求項33】 請求項32に記載の方法において、該データ・ネットワークを経由して該無線端末と該機能サーバとの間でのサービス機能メッセージのルーティングを必要に応じて支援する段階をさらに含む方法。
  • 【請求項34】 無線呼出しに対してサービス機能を提供するための無線ネットワークの中の無線ネットワーク・スイッチであって、 データ・ネットワークと通信するための手段と、 無線端末と通信するための手段と、 該データ・ネットワークに対して接続されているか、あるいはその一部分であるホーム・ネットワークの中にある機能サーバに対して該データ・ネットワークを経由して機能要求を送信するための該無線端末との間の呼出しに応答する手段と、 該機能サーバからのサービス機能メッセージに対して応答するための手段とを含む無線ネットワーク・スイッチ。
  • 【請求項35】 請求項34に記載の無線ネットワーク・スイッチにおいて、該データ・ネットワークを経由して該無線端末と該機能サーバとの間で、必要に応じて、
    サービス機能メッセージのルーティングを行うための手段をさらに含む無線ネットワーク・スイッチ。
  • 【請求項36】 無線ネットワークにおいて通信のために適合されている無線端末において、該無線端末に対してサービス機能を提供するための方法であって、 データ・ネットワークに接続されているか、あるいはその一部分であるホーム・ネットワークの中にあるデータ・ネットワーク機能サーバに対してサービス機能を送信し、そしてサービス機能メッセージをサーバから受信する段階を含み、該サービス機能メッセージが該無線ネットワークの中のスイッチを経由して該機能サーバとの間で送受信されるようになっている方法。
  • 【請求項37】 請求項36に記載の方法において、該機能サーバとのデータ・ネットワーク接続を確立する段階をさらに含む方法。
  • 【請求項38】 請求項37に記載の方法において、該機能サーバに対するデータ・ネットワーク接続を確立する該段階が、該機能サーバに対するデータ・ネットワーク・アドレスのルックアップを実行する段階を含む方法。
  • 【請求項39】 無線ネットワークにおいて通信するために適合されている無線端末であって、 該無線ネットワークに関連するスイッチと無線インターフェース上で通信するように適合されている無線機と、 データ・ネットワークに対して接続されているか、あるいはその一部であるホーム・ネットワークの中にあるデータ・ネットワーク機能サーバとの間でサービス機能メッセージの送信および受信を行うための手段とを含んでいて、該サービス機能メッセージが該無線ネットワークに関連する該スイッチを経由して該機能サーバとの間で送受信されるようになっている無線端末
  • 【請求項40】 請求項39に記載の無線端末において、該機能サーバとのデータ・ネットワーク接続を確立するための手段をさらに含む無線端末。
  • 【請求項41】 請求項40に記載の無線端末において、該機能サーバに対するデータ・ネットワーク接続を確立するための該手段が、該機能サーバに対するデータ・ネットワーク・アドレスのルックアップを実行するための手段を含む無線端末。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の分野】本発明は、無線電気通信システムに関する。 特に、本発明は無線電気通信システムにおける無線呼出しに対するサービス機能の提供に関する。

    【0002】

    【従来の技術】既存の無線電気通信システムにおいては、無線呼出しに対するサービス機能(たとえば、呼出し転送、呼出し待機)は、移動交換センタ(Mobile S
    witchingCenter:MSC)で実施されている。 無線加入者がその加入者のホームMSCの管轄範囲を超えてローミングする時、その訪問先のMSCによる移動登録プロセスの間に一時的な加入者データベースが生成される。 このデータベースはVLR(Visitors Location
    Register)と呼ばれる記憶リソースの一部分である。
    訪問先のMSCはその加入者のホーム・ネットワークM
    SC(home network MSC)に関連するHLR(Home Lo
    cation Register:HLR)に問い合わせることによって、VLRデータベースを生成し、ホーム・ネットワークMSCはその加入者のサービス機能情報を訪問先のM
    SCに対して返す。 このサービス機能の問合わせ交換はPSTN(Public Switched Telephone Network:
    公衆電話網)の既存のリソースによってサポートされている。 その訪問中の無線加入者の代わりに呼出しが発信されるか、あるいは終了すると、VLRの中の呼出し制御ロジックをローカル的に実行することができる。 しかし、VLRとHLRとの間の頻繁な再同期化が必要になる可能性がある。

    【0003】訪問先のMSCがその無線加入者のHLR
    の中に既に存在しているデータベース情報を再生成する必要がない場合、無線呼出しに対するサービス機能の管理が改善される可能性があることが指摘されている。 特に、この情報再生成ステップをなくすことによって登録関連の遅延が減る傾向になる。 また、従来技術のシステムにおいては、基本の、あるいは補助的なサービス機能は普通は利用できないことも指摘されている。 上記の無線サービス機能のサポートは、搬送およびシグナリングのチャネルが別々に使用される音声領域においてのみ提供されている。 従来技術のさらにもう1つの欠点はHL
    RなどのPSTNリソースの中に格納されている加入者情報が一般に公開されていることである。 したがって、
    サービス・プロバイダは自分の加入者の情報を機密に保ちたいと思っても、そうすることができない。

    【0004】

    【発明の概要】上記問題は、無線電気通信システムにおいて無線呼出しに対してサービス機能を提供するための新しいシステムおよび方法によって解決され、技術における進歩が得られる。 本発明のシステムおよび方法によると、無線端末との間で無線呼出しに対してサービス機能を管理するためのパケット・データ・ネットワークに対するアクセスが行われる。 アクセスはこの他に中央位置にある無線呼出しに対するサービス機能を管理するためのホーム・ネットワークに対しても行われる。 ホーム・ネットワークはパケット・データ・ネットワーク(あるいはその一部分)に対して接続される。

    【0005】本発明の好ましい実施例においては、ホーム・ネットワークの中のパケット・データ機能サーバがその無線呼出しに対するサービス機能を管理する。 ある場合には、機能サーバはHLR(またはHSS(Home
    Subscriber Server:ホーム加入者サーバ))に問い合わせて付属のサービス機能情報を得ることができる。
    他の場合においては、機能サーバはサービスしている無線ネットワークの中のローカルなパケット・データ機能サーバに対してサービス機能の制御を渡すことができる(たとえば、緊急呼出しまたは位置サービスに対して)。 これらの機能は、ローカル機能情報の記憶を不要にするために呼出しごとのベースで与えられることが好ましい。 無線呼出しは音声呼出しまたはデータ呼出しが可能である。

    【0006】本発明の上記、および他の特徴および利点は、以下の添付図面の中で示されているように、本発明の好ましい実施例のより特定の説明から明らかになる。

    【0007】

    【発明の詳細な記述】ここで図を参照すると、いくつかの図の中のすべてにおいて、同様な参照番号は同様な要素を表しており、従来の技術の無線電気通信システムはこれ以降で図2および図3を参照して説明される本発明の特徴をよりよく示すために、図1を参照して説明される。 図1に示されているように、従来の技術の無線通信システム2は無線(アクセス)ネットワーク4を含む。
    無線ネットワーク4はMSC6を含み、MSC6はネットワーク4によってサービスされる移動端末に代わって音声呼出しをサポートする。 さらに、あるいはその代わりに、無線ネットワーク4はM‐IP(Mobile-Inter
    net Protocol)/GPRS(Global PacketRadio
    Service)システム8を含むことができ、システム8は無線ネットワークによってサービスされる移動端末に代わってデータ呼出しをサポートする。 知られているように、M‐IP/GPRSシステム8は、通常、SGSN
    (Serving GPRS Support Node)およびGGSN
    (Gateway GPRSSupport Node:ゲートウェイGPR
    Sサポート・ノード)を含む。 等価的に、CDPD(C
    ellular Digital Packet Data:セルラー・ディジタル・パケット・データ)システムを、任意の他の適切な無線データ・オペレーション・システムが可能であるように、データ呼出しに対して使うことができる。 基地局10が従来の無線通信リンク11を経由してMSC6およびM‐IP/GPRSシステム8に対して接続され、
    無線インターフェース12上で移動端末14と通信する。 移動端末14は無線機ユニットおよび移動電話機、
    移動電話端末のいずれか、または両方を含む。 移動端末14および基地局10は2G/3G(第2世代/第3世代)の音声および/またはデータ通信に対して無線インターフェース12上で装備されていると仮定される。

    【0008】この分野の技術においてよく知られているように、MSC6は1つのスイッチを提供し、そのスイッチによって、その無線ネットワーク内の移動端末が音声通信のためにPSTN(Public Switched Telepho
    ne Network:公衆電話網)16にアクセスする。 同様に、図には示されていないが、M‐IP/GPRSシステム8はスイッチ/ルータとして働き、無線ネットワーク4の中の移動端末と、インターネットなどのデータ・
    ネットワーク(図示せず)との間の従来のゲートウェイ接続を提供する。 MSC6およびM‐IP/GPRS8
    はそれぞれ自分自身の移動端末加入者に代わって無線の移動性および無線機のアクセス機能をサポートするために従来のアクセス・マネージャ機能を提供する。 また、
    これらの機能は無線ネットワーク32の管轄範囲内の移動している移動端末に代わっても提供される。 いくつかの実施においては、上記機能を基地局コントローラ(図示せず)によって支援することができる。 M‐IP8ではなく、MSC6はネイティブの、および移動している移動端末の両方に対してサービス機能(たとえば、呼出し転送、呼出し待機)などを実施する。 移動中の移動端末に対してサービス機能の提供を支援するのはVLR1
    8であり、VLR18は以下に説明されるように、MS
    C6によって呼び出されるためのサービス機能情報を格納する。

    【0009】移動端末14が無線ネットワーク20(ホーム・ネットワーク)から無線ネットワーク4(訪問先のネットワーク)に訪問していると仮定する。 移動端末14が無線ネットワーク4において登録する時、MSC
    6がサービス機能要求の問合わせを無線端末のHLR2
    2に対して送信し、特に、その無線端末に関連するサービス機能情報を要求する。 この問合わせは、SS7(S
    ignaling System 7)、ANSI‐41、またはGS
    M(Global System for Mobile communications:移動通信のためのグローバル・システム)、MAP(Mob
    ile Application Part:モバイル・アプリケーション・パート)などのプロトコルに従って動作しているシグナリング・ネットワーク24を経由して通常のように送られる。 HLR22は、無線端末14に関連するサービス機能情報を返すことによって応答する。 この情報は無線ネットワーク4のVLR18の中に格納され、移動端末が無線ネットワーク4の中に登録されている限り、移動端末14の代わりに呼出しを発信および終了するためにMSC6によって使われる。

    【0010】上記の背景によって示されたように、上記ローミングのシナリオは移動端末のホーム無線ネットワーク20と訪問先の無線ネットワーク4との間に必要な情報交換のために登録の遅延を誘起する可能性がある。
    また、VLRエントリをローカル的に生成する必要もあり、そのエントリをホーム・データベース(HLR)と頻繁に同期化する必要性もあり得る。 上記の背景によってさらに指摘されるように、従来の技術のシステムにおいては基本の、あるいは補助的なサービス機能は無線データ呼出しに対しては、通常、利用できない。 音声領域とは違って、搬送用のトラヒックおよびデータ領域におけるシグナリング情報に対する別々のチャネルは存在しない。 データ接続だけが提供されている。

    【0011】ここで図2を参照すると、無線電気通信システムにおける無線呼出しに対するサービス機能を提供するための改善されたシステムおよび方法が、絶えず改善されている現代のパケット・データ・ネットワークの性能特性を利用する。 前もって要約すると、無線の音声またはマルチメディア・サービス機能が無線電気通信システムの中に導入される時、パケット・データ(たとえば、IPコンバーサント(IP conversant))機能サーバ(MSCの代わりに)を使って、1つの呼出しに関係付けられている移動端末に対してその中に格納されているサービス機能情報および制御ロジックに基づいてサービス機能の機能を管理することができる。 現在のパケット・データ・ネットワークの改善された性能(たとえば、
    IPルーティングおよび/またはATMスイッチングの実施)のために、VLRを使わずに(そのモバイルの位置とは無関係に)パケット・データ・ネットワークを経由して中央位置において呼出しごとのベースで機能サーバにアクセスすることができる。 これによって、無線サービス・プロバイダは単独の位置からの与えられた移動加入者に対するほとんどすべてのサービス機能を管理することができ、そして単純なアーキテクチャによって操業コストを減らすことができる。 追加の1つの利点として、例の方法によってのみ、加入者は呼出しを処理するためにカスタマイズされた「仮想ホーム・サービス機能環境」を構成するために機能サーバにアクセスし、コマンドを入することができる。

    【0012】図2に示されているように、本発明による無線通信システム30は、無線(アクセス)ネットワーク32を含む。 無線ネットワーク32は、音声通信をサポートしているMSC34および/またはパケット・データ通信をサポートしているM‐IP/GPRSシステム36を含む。 等価的に、CDPD(Celluar DataP
    acket Data)システムを、他の適切な無線データ・オペレーション・システムが可能であるように、データ呼出しに対して使うことができる。 基地局38は、従来の通信リンク39を経由してMSC34および/またはM
    ‐IPシステム36に対して接続され、無線インターフェース40上で移動端末42と通信する。 移動端末42
    は、すべての点において図1の移動端末14と同じであると仮定される。 ただし、必要とされる時に、音声およびデータ呼出しの間に上記の機能サーバとシグナリング・メッセージを通信するように適合されている(以下にさらに詳細に説明される)。 また、MSC34およびM
    ‐IP/GPRSシステム36も図1のMSC6およびM‐IP/GPRSシステム8に同じであることが好ましい。 ただし、(1)それらは両方ともパケット・データ・ネットワーク44と(データ・リンク46を経由して)データ通信(たとえば、TCP/IPプロトコルを使用している)に対して適合されており、そして、
    (2)MSC6またはM‐IP/GPRSシステム8のいずれも移動加入者に代わってサービス機能を管理しない、を除く。 その機能はパケット・データ機能サーバの制御下で提供され、それが移動端末42に代わってサービス機能ロジックを実施する。 以下にさらに詳細に説明されるように、機能サーバは、無線ネットワーク32の管轄範囲内を移動している移動端末以外にネイティブの移動加入者の両方に代わってサービス機能を実施する。

    【0013】無線ネットワーク32がホーム・ネットワーク(ホーム・ネットワーク1)を表しているネイティブの移動加入者に関して、ローカル機能サーバとして働くパケット・データ機能サーバ48によってサービス機能を提供することができる。 例として、Lucent Technol
    ogies,Inc.の製品7R/E Call Feature Server(商標)を使って機能サーバ48を実施することができる。
    代わりに、機能サーバは別のホーム・ネットワーク(ホーム・ネットワーク2)の中に存在していて、複数の無線ネットワークからの加入者にサービスするパケット・
    データ機能サーバ50(グローバル機能サーバ)によってサービス機能を提供することができる。 例として、機能サーバ50は無線端末42などの無線端末に対してサービス・ロジックを提供するように特に適合させることができるLucent Technologies,Inc.の製品Softswitch
    (商標)を使って機能サーバ50を実施することができる。

    【0014】無線ネットワーク32が訪問先のネットワークである移動加入者は、普通は無線ネットワーク32
    の外部のパケット・データ機能サーバからサービス機能が提供される。 これは(グローバル)機能サーバ50、
    または(ローカル)パケット・データ機能サーバ52
    (機能サーバ48と同様な構造)を使って行うことができる。 それは訪問中の移動加入者のホーム・ネットワーク(ホーム・ネットワーク3)と仮定される無線ネットワーク54の中にある。 パケット・データ機能サーバ5
    2が使われる場合、必要に応じて付属のサービス機能情報を得るために従来のHLR(Home Location Regis
    tration:ホーム位置レジストレーション)またはHS
    S(Home Subscriber Server:ホーム加入者サーバ)56にアクセスするように構成することができる。

    【0015】ここでさらに図3を参照して、例として、
    移動端末42が無線ネットワーク54から無線ネットワーク32の中に訪問していると仮定する。 さらに、呼出しの発信または終了のセットアップ要求が、移動端末4
    2に関連してMSC34またはM‐IP/GPRSシステム36において受信されると仮定する。 これは図3の中のステップ60として示されている。 その呼出しは音声呼出しまたはデータ呼出しであってよい。 その呼出しを処理する方法を決定するために、MSC34またはM
    ‐IP/GPRSシステム36は図3のステップ62に示されているように、その移動端末の機能サーバの識別
    (identity)を確認する。 これは移動端末42が無線ネットワーク32の中で登録した時に無線端末42から与えられた情報を使って行うことができる。 代わりに、多くの無線ネットワークによって使われるグローバルな機能サーバ、たとえば、機能サーバ50があった場合、そのサーバの識別を用意することができる。 図3のステップ64においてMSC34またはM‐IP/GPRSシステム36がその識別された機能サーバに対してサービス機能要求を発行する。 この例の目的に対して、機能サーバ52が使われると仮定して、そのサービス機能要求はパケット・データ・ネットワーク44を経由して送信される。 そのサービス機能要求はパケット・データ・ネットワーク44によって実施されている任意の適切なプロトコル(たとえば、TCP/IP)を使って機能サーバ52へ送信することができる。 機能サーバ52はほとんどまたはすべての無線端末の基本および補助のサービス情報を格納することが好ましい。 これがそのケースであることを確かめるために、機能サーバ52によってステップ66においてテストを行うことができる。 追加の情報が必要な場合、機能サーバ52は図3のステップ68
    に示されているように、HLR/HSS56に問い合わせることができる。 ステップ70において機能サーバ5
    2は機能サービス応答を訪問先のネットワーク32の中のMSC34またはM‐IP/GPRSシステム36に対して返す。

    【0016】ローカル固有のサービス(たとえば、緊急呼出しまたは位置サービス)が要求される場合、そしてそのサービス機能要求を受け取るのが機能サーバ50または52であった場合、その問い合わせられた機能サーバはそのサービスを制御するために訪問先のネットワーク32の中のローカル機能サーバ48が使われるべきであることを決定することができる。 このソフトウェア実施の決定は図3のオプションのステップ72において行われる。 機能サーバ50または52が制御を渡す場合、
    機能サーバ48は、図3の中のオプションのステップ7
    4によって示されているように、訪問先のネットワーク32の中にローカルサービス機能サポートを提供することになる。 どの機能サーバを使うかは呼出しごとのベースで実行できることが有利である。

    【0017】サービス機能ロジックはステップ76において実施される。 この処理はほとんどの部分に対して普通のものであるが、MSC34の代わりにサービス機能ロジックをここで実施する機能サーバと無線端末42がメッセージを交換することができるように変更される必要がある。 音声呼出しが関係しており、選択された機能サーバと無線端末42との間の通信が必要な場合、搬送用のトラヒックをシグナリング・メッセージから分離するためのその本来的な機能のために、MSC34をこれらのネットワーク端点間のシグナリング・メッセージに対する中継点として働くように適合させることができる。 データ呼出しが関係している場合、別のシグナリング・チャネルはなく、無線端末42と機能サーバとの間にデータ接続が確立されなければならない。 無線端末4
    2が機能サーバのネットワーク・アドレスを知る必要がある場合、無線端末は従来のDNSホストにおいてDN
    Sルックアップを実行するようにプログラムすることができる。 代わりに、データ端末40は機能サーバに対するデータ接続をセットアップする特別のサーバとして働くように適合させることができる、M‐IP/GPRS
    システム36に問い合わせることができる。 接続の確立に続いて、移動端末42および機能サーバは通常のネットワーク接続の端点として会話することができる。

    【0018】したがって、パケット・データ・ネットワークを含む無線電気通信システムにおいて、無線呼出しに対してサービス機能を提供するための新しいシステムおよび方法が開示される。 本発明のシステムおよび方法はローミングの間にVLRが生成されて維持されなければならない従来のシステムに関して性能の利点を提供することができる。 有利なこととして、呼出しのセットアップ時に訪問先のネットワークに対してサービス機能情報を動的に提供するので、移動登録時に訪問先のネットワークに対してVLRおよびサービス・ロジックがダウンロードされる必要がない。 本発明のシステムおよび方法のもう1つの利点は、中央位置において加入者機能をカスタマイズおよび管理するための能力である。 さらに、本発明のシステムおよび方法は無線データ呼出しに対するサービス機能を提供する。 本発明の各種の実施例が開示されてきたが、本発明に従って多くの変更および代替実施例を実施することができることは明らかである。 したがって、本発明は、添付の特許請求の範囲およびその等価物の精神による以外、どのようにも制限されるものではないことを理解されたい。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】従来技術の無線電気通信システムの関連部分を示すブロック図である。

    【図2】本発明に従って実施されている例示としての無線電気通信システムを示すブロック図である。

    【図3】本発明に従って実行される方法のステップを示すフローチャートである。

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヤング−フ チャング アメリカ合衆国 60089 イリノイス,バ ッファロー グローヴ,エイコーン プレ イス 2334 (72)発明者 チュン−ヅィン リウ アメリカ合衆国 60565 イリノイス,ネ イパーヴィル,ウエンディ ドライヴ 2623 (72)発明者 マイケル フランシス ドラン アメリカ合衆国 60440 イリノイス,ボ ーリングブルック,ミュージアル サーク ル 311 (72)発明者 ジョン ピー. メナード アメリカ合衆国 60540 イリノイス,ネ イパーヴィル,ワトキンス レーン 1515,アパートメント 103 (72)発明者 ジン ヤング イギリス国 エスエヌ2 3ダブリュエッ チ,スウィンドン,アビイ ミーズ,オベ ロン ウェイ 6

    QQ群二维码
    意见反馈