Call method and apparatus in a trunking system

申请号 JP2009537474 申请日 2007-11-19 公开(公告)号 JP5254242B2 公开(公告)日 2013-08-07
申请人 チャイナ アカデミー オブ テレコミュニケーションズ テクノロジー; 发明人 穎欣 潘;
摘要
权利要求
  • 発信者機器UEが呼出確立請求を提起し、宛先UEが所在する位置領域を探し、前記位置領域及びその隣接位置領域において宛先UEを呼出するステップを備え、
    発信UEが所在する第1の無線ノードは、
    発信UEが送信した呼出確立請求メッセージを受信するステップと、
    宛先UEが第1の無線ノードに位置する場合、第1の無線ノードはその格納した宛先UEの情報に基づき宛先UEが所在する位置領域を確定し、発信UEへ呼出確立応答メッセージを送信するステップ と、に従って、宛先UEが所在する位置領域を見つ け、
    宛先UEが第1の無線ノードに位置する場合は、
    宛先UEの所在する位置領域の隣接位置領域が第3の無線ノードに属すのであれば、第1の無線ノードは前記隣接位置領域の情報及び前記呼出確立請求情報を第3の無線ノードに送信し、
    第1の無線ノードは宛先UEが所在する位置領域及び第1の無線ノードに属す隣接位置領域において、前記第3の無線ノードは相応の位置領域において、それぞれ宛先UEを呼び出す、
    ことを特徴とするトランキングシステムにおける呼出方法。
  • 宛先UEは当面の位置において、その当面に所在する無線ノードに呼び出し応答メッセージを送信し、その無線ノードと移動性管理接続及び無線資源管理接続を確立するステップを更に備える、
    ことを特徴とする請求項 に記載のトランキングシステムにおける呼出方法。
  • 前記当面の無線ノードが第1の無線ノードである場合、発信UEと宛先UEが通信を確立するステップ、
    あるいは、
    前記当面の無線ノードが第1の無線ノードではない場合、前記当面の無線ノードは呼出応答メッセージを第1の無線ノードに送信し、第1の無線ノードが前記当面の無線ノードとリンクを確立して、発信UEと宛先UEが通信を確立するステップ、
    を更に備える、
    ことを特徴とする請求項 に記載のトランキングシステムにおける呼出方法。
  • 発信者機器UEが呼出確立請求を提起し、宛先UEが所在する位置領域を探し、前記位置領域及びその隣接位置領域において宛先UEを呼出するステップを備え、
    発信UEが所在する第1の無線ノードは、
    発信UEが送信した呼出確立請求メッセージを受信するステップと、
    宛先UEが第2の無線ノードに位置する場合、ルータにより宛先UEが所在する第2の無線ノードを見つけて、第1の無線ノードと第2の無線ノード間のリンクを確立して、呼出確立請求メッセージを第2の無線ノードに送信し、第2の無線ノードがその格納した宛先UEの情報に基づき宛先UEが所在する位置領域を確定するステップと、に従って、宛先UEが所在する位置領域を見つけ、
    宛先UEが第2の無線ノードに位置する場合
    宛先UEの所在する位置領域の隣接位置領域が第3の無線ノードに属すのであれば、第2の無線ノードは前記隣接位置領域の情報及び前記呼出確立請求メッセージを第3の無線ノードに送信し、第2の無線ノードは宛先UEの所在する位置領域及び第2の無線ノードに属す隣接位置領域において、前記第3の無線ノードは相応の位置領域において、それぞれ宛先UEを呼び出す、
    ことを特徴とするトランキングシステムにおける呼出方法。
  • 宛先UEは当面の位置において、その当面に所在する無線ノードに呼び出し応答メッセージを送信し、その無線ノードと移動性管理接続及び無線資源管理接続を確立するステップを更に備える、
    ことを特徴とする請求項 に記載のトランキングシステムにおける呼出方法。
  • 前記当面の無線ノードが第2の無線ノードである場合、宛先UEが通信を確立するステップ、
    もしくは、前記当面の無線ノードが第1の無線ノードである場合、第1の無線ノードと第2の無線ノードとの間のリンクをリリースして発信UEの呼出確立を完成するステップ、
    あるいは、
    前記当面の無線ノードがその他のノードである場合、第2の無線ノードは前記当面の無線ノードの情報を第1の無線ノードに送信し、第1の無線ノードとの間のリンクをリリースし、第1の無線ノードは前記当面の無線ノードに呼出確立請求メッセージを送信し、前記当面の無線ノードに送信された呼出確立応答メッセージを受信してから、発信UEの呼出確立を完成するステップ、
    を更に備える、
    ことを特徴とする請求項 に記載のトランキングシステムにおける呼出方法。
  • 発信ユーザ機器UEに提出した呼出確立請求に基づき、宛先UEの所在位置領域を探す調査手段と、
    前記位置領域及びその隣接領域において宛先UEを呼び出す呼出手段と、
    を備え、
    前記調査手段は、
    発信UEが送信した呼出確立請求メッセージを受信する受信手段と、
    発信、宛先UEが共に第1の無線ノードに属するか否かを判断する判断手段と、
    発信、宛先UEが共に第1の無線ノードに属す場合に、第1の無線ノードに格納した宛先UEの情報に基づき宛先UEの所在位置領域を確定し、発信UEに呼出確立応答メッセージを送信するための同ノード調査手段と、
    発信UEが第1の無線ノード、宛先UEが第2の無線ノードにそれぞれ属す場合に、ルータにより宛先UEが所在する第2の無線ノードを見つけて、第1の無線ノードと第2の無線ノードとの間におけるリンクを確立し、第2の無線ノードに呼出確立請求メッセージを送信して、第2の無線ノードがその格納した宛先UEの情報に基づき宛先UEの所在位置領域を確定する相違ノード調査手段と、
    を備え、
    前記呼出手段は、
    宛先UEの所在位置領域の隣接領域が第3の無線ノードに属すか否かを判断する位置領域判断手段と、
    宛先UEの所在位置領域の隣接領域が第3の無線ノードに属す場合に、前記隣接位置領域の情報及び前記呼出確立請求メッセージを前記第3の無線ノードに送信する通知手段と、
    宛先UEの所在位置領域及び宛先UEの所在ノードの隣接位置領域において宛先UEを呼び出し、前記第3の無線ノードに相応の位置領域において宛先UEを呼出ように通知するUE呼出手段と、
    を備える、
    ことを特徴とするトランキングシステムにおける呼出装置である。
  • 说明书全文

    本発明は、トランキングシステムに関し、特にトランキングシステムにおける呼出方法に関する。

    トランキングシステムは高級なディスパッチモバイル通信システムである。 トランキングシステムとは、システムの所有する利用可能なチャネルがシステムのユーザ全体に共有され、チャネルを自動に選択する機能を有し、資源をシェアして費用を分担して設備及びサービスを共有する多用性、高効性、及び低コスト性を持つ無線ディスパッチ通信システムである。 トランキングシステムは速やかにコーリングを確立することが強く要され、そして適用されるユーザ群の特殊性から、コーリングの接続率に対しても非常に厳しく要されている。

    トランキングシステムは大分が集中制御コーリングシステムであり、従来の移動インタネット、例え、グローバル移動通信システム(GSM)ネットにおいて調達サブシステムを追加して実現されるものである。

    最近、分布式のトランキングシステムを新たに提出されており、該システムは移動インタネットを介さず、独立したコーリングシステムを有している。 該システムは図1に示すように、無線ノード(TRN:Trunking Radio Node)、調達センタ(TDC:Trunking Dispatching Center)、位置レジスタ(TLR:Trunking Location Register)、管理台(AS、Application Service)及び調達台を備え、更に、音声ゲートウェイ(VGW:Voice Gateway)、データゲートウェイ(DGW、Data Gateway)及びトランキング相互接続ノード(TIN:Trunking Interworking Node)を備える。

    TRNはそれが有する空中インタフェイスを介して、ユーザ機器(UE:User Equipment)をネットワークに接続させ、当該TRNに接続されたUEに移動性管理及びコーリング制御を行い、当該TRNに接続されたUEの関連情報をTDC、TLR及びその他のTRNに通知して、その他のTRNから送信されたUE情報を取得して格納する。 TDCは調達台の調達によってネットワークにおけるTRN、TLRを介してUEに対する調達制御を行うものである。 TLRはUEの関連情報を格納して、TRNに情報を提供し、TRNがUEに対する移動性管理に携わるものである。 ASはTLRに格納したUEの関連情報について管理操作を行うものである。 調達台はトランキング通信ネットワークにおけるUEについて、調達制御および業務管理を行う機器であり、主にトランキングコーリングの調達指揮を完成する。 VGWはシステムにおけるTRN、TDC、TLRと、公共電話交換ネット及び/又は公共陸上移動ネットとの相互接続及び音声通信を実現するものである。 DGWはシステムにおけるTRN、TDC、TLRと、外部の業務ネット/データサーバとの相互接続及びデータ通信を実現するものである。 TINは該システムにおける異なるトランキングネットワークの間のネット渡り通信を実現するものである。

    移動インタネットにおいて、ネットワーク側はその格納した宛先UEの位置領域/ローティング領域情報に基づいてそのUEに呼出する。 しかし、ある特別な場合において、無線ネットワークの品質が悪いことや、UEの所在位置領域/ローティング領域情報が変化してもUEが即時に通報していないことで、ネットワーク側はUEが呼び出されないことになる。

    移動インタネットにおいて、二次呼出を採用することによって上記問題の発生を低減している。 二次呼出とは、ネットワーク側はその格納した宛先UEの位置領域/ローティング領域情報に基づいて、その位置領域/ローティング領域において宛先UEを呼出し、宛先UEが新しい位置領域/ローティング領域にすでに移動し且つ新たな位置情報をネットワーク側へ即時に通報していない場合、ネットワーク側は元の位置領域/ローティング領域においては宛先UEが呼び出されないことになる。 そのとき、ネットワーク側は呼出範囲を自動的に拡大して、元の位置領域/ローティング領域の隣接する位置領域/ローティング領域において宛先UEに対して二次呼出を行うことによって、呼出成功率及び宛先との接続率が高まっている。

    移動インタネットによってトランキングシステムユーザを呼び出す課題として、一次呼出を採用すれば、ユーザの呼出範囲に制限され、一つのみの位置領域/ローティング領域に対して行われることになり、二次呼出を採用すると、呼出の遅延が大きくなってしまう。 そして、一次呼出でも二次呼出でも、同一コアネットの管轄位置領域/ローティング領域においてのみ呼び出すことになり、コアネット間渡りの呼出を実現できない。

    また、分布式のトランキングシステムについても具体的な呼出方法が開示されていない。

    そこで、本発明は分布式のトランキングシステムについて、呼出範囲を拡大し、呼出遅延を短縮させだけではなく、TRN渡りの呼出を実現させ、ユーザの高速移動によるTRN渡りの呼出不可の課題も解決できる分布式のトランキングシステムにおける呼出方法及び装置を提供することを目的とする。

    本発明は、上記課題に鑑でなされたもので、トランキングシステムにおける呼出方法であって、発信者機器UEが呼出確立請求を提起し、宛先UEが所在する位置領域を見つけて、前記位置領域及びその隣接位置領域において宛先UEを呼出することを特徴とする呼出方法である。

    より具体的には、発信UEが所在する第1の無線ノードは、発信UEが送信した呼出確立請求メッセージを受信するステップと、宛先UEが第1の無線ノードに位置する場合、第1の無線ノードはその格納した宛先UEの情報に基づき宛先UEが所在する位置領域を確定し、発信UEへ呼出確立応答メッセージを送信するステップ、あるいは、宛先UEが第2の無線ノードに位置する場合、ルータにより宛先UEが所在する第2の無線ノードを見つけて、第1の無線ノードと第2の無線ノード間のリンクを確立して、呼出確立請求メッセージを第2の無線ノードに送信し、第2の無線ノードがその格納した宛先UEの情報に基づき宛先UEが所在する位置領域を確定するステップと、に従って宛先UEが所在する位置領域を見つけることを特徴とする上記トランキングシステムにおける呼出方法を提供する。

    また、より具体的には、宛先UEが第1の無線ノードに位置する場合、宛先UEの所在位置領域の隣接位置がその他の無線ノードに属すのであれば、第1の無線ノードは前記隣接位置領域の情報及び前記呼出確立請求情報を相応の無線ノードに送信し、第1の無線ノードは宛先UEが所在する位置領域及び当該ノードに属す隣接位置領域において、前記その他のノードは相応の位置領域において、それぞれ宛先UEを呼び出すことを特徴とする上記のトランキングシステムにおける呼出方法を提供する。

    また、より具体的には、宛先UEは当面の位置において、その当面に所在する無線ノードに呼び出し応答メッセージを送信し、その無線ノードと移動性管理接続及び無線資源管理接続を確立するステップを更に備えることを特徴とする上記トランキングシステムにおける呼出方法を提供する。

    さらに、より具体的には、前記当面の無線ノードが第1の無線ノードである場合、発信UEと宛先UEが通信を確立するステップ、あるいは、前記当面の無線ノードが第1の無線ノードではない場合、前記当面の無線ノードは呼出応答メッセージを第1の無線ノードに送信し、第1の無線ノードが前記当面の無線ノードとリンクを確立して、発信UEと宛先UEが通信を確立するステップを更に備えることを特徴とする上記トランキングシステムにおける呼出方法を提供する。

    また、より具体的には、宛先UEが第2の無線ノードに位置する場合、宛先UEの所在位置領域の隣接位置領域がその他の無線ノードに属すのであれば、第2の無線ノードは前記隣接位置領域の情報及び前記呼出確立請求メッセージを相応の無線ノードに送信し、第2の無線ノードは宛先UEの所在する位置領域及び当該ノードに属す隣接位置領域において、前記その他の無線ノードは相応の位置領域において、それぞれ宛先UEを呼び出すことを特徴とする前記トランキングシステムにおける呼出方法を提供する。

    また、より具体的には、宛先UEは当面の位置において、その当面に所在する無線ノードに呼び出し応答メッセージを送信し、その無線ノードと移動性管理接続及び無線資源管理接続を確立するステップを更に備えることを特徴とする上記トランキングシステムにおける呼出方法を提供する。

    また、より具体的には、前記当面の無線ノードが第2の無線ノードである場合、宛先UEが通信を確立するステップ、もしくは、前記当面の無線ノードが第1の無線ノードである場合、第1の無線ノードと第2の無線ノードとの間のリンクをリリースして発信UEの呼出確立を完成するステップ、あるいは、前記当面の無線ノードがその他のノードである場合、第2の無線ノードは前記当面の無線ノードの情報を第1の無線ノードに送信し、第1の無線ノードとの間のリンクをリリースし、第1の無線ノードは前記当面の無線ノードに呼出確立請求メッセージを送信し、前記当面の無線ノードに送信された呼出確立応答メッセージを受信してから、発信UEの呼出確立を完成するステップを更に備えることを特徴とする上記トランキングシステムにおける呼出方法を提供する。

    また、本発明は、上記方法の元に、発信ユーザ機器UEに提出した呼出確立請求に基づき、宛先UEの所在位置領域を探す調査手段と、前記位置領域及びその隣接領域に宛先UEを呼び出す呼出手段と、を備えることを特徴とするトランキングシステムにおける呼出装置を提供する。

    より具体的には、前記調査手段は、発信UEが送信した呼出確立請求メッセージを受信する受信手段と、発信、宛先UEが共に第1の無線ノードに属するか否かを判断する判断手段と、発信、宛先UEが共に第1の無線ノードに属す場合に、第1の無線ノードに格納した宛先UEの情報に基づき宛先UEの所在位置領域を確定し、発信UEに呼出確立応答メッセージを送信するための同ノード調査手段と、発信UEが第1の無線ノード、宛先UEが第2の無線ノードにそれぞれ属す場合に、ルータにより宛先UEが所在する第2の無線ノードを見つけて、第1の無線ノードと第2の無線ノードとの間におけるリンクを確立し、第2の無線ノードに呼出確立請求メッセージを送信して、第2の無線ノードがその格納した宛先UEの情報に基づき宛先UEの所在位置領域を確定する相違ノード調査手段と、を備えることを特徴とする上記トランキングシステムにおける呼出装置を提供する。

    さらに、より具体的には、前記呼出手段は、宛先UEの所在位置領域の隣接領域がその他の無線ノードに属すか否かを判断する位置領域判断手段と、宛先UEの所在位置領域の隣接領域がその他の無線ノードに属す場合に、前記隣接位置領域の情報及び前記呼出確立請求メッセージを前記その他の無線ノードに送信する通知手段と、宛先UEの所在位置領域及び宛先UEの所在ノードの隣接位置領域において宛先UEを呼び出し、前記その他の無線ノードに相応の位置領域において宛先UEを呼出ことを通知するUE呼出手段と、を備えることを特徴とする上記トランキングシステムにおける呼出装置を提供する。

    本発明によれば、発信UEが呼出請求を発した際に、ネットワーク側は宛先UEの所在位置領域を見つけてから、前記位置領域及びその隣接位置領域において宛先UEを呼出する。 これにより、宛先UEが各位置領域間に移動されるときに、宛先UEがその当面の位置情報を即時に通報するか否か、またはネットワーク側が宛先UEの当面の位置を知るか否かを問わず、ネットワーク側が呼出範囲を自動的に拡大することから、ネットワーク側に当該UEを一回で呼び出せる確率が大いに増えると共に、呼出遅延が短縮される。

    トランキングシステムにおけるネットワーク構造の概要を示す図である。

    実施例1のフローチャートである。

    実施例2のフローチャートである。

    実施例2のシグナルのフローチャートである。

    実施例3のフローチャートである。

    本発明に係る装置の構造の概要を示す図である。

    本発明において、発信UEが呼出請求を発したときに、ネットワーク側は宛先UEが所在する位置領域を見つけてから、前記位置領域及びその隣接位置領域において宛先UEを呼び出すことによって、呼出範囲を拡大して呼出遅延を短縮している。

    UE1がUE2を呼び出すときに、UE1は発信UEでUE2は宛先UEとなり、UE1がTRN1に属す位置領域A1、UE2がTRN2に属す位置領域B1にそれぞれ位置しており、位置領域B2、B3はB1の隣接位置領域であるとする。

    実施例1では、UE1とUE2が同一のTRNに位置し、即ちTRN1とTRN2が同一のTRNである場合に、UE1がUE2を呼び出す流れは図2に示すものとなる。

    ステップ201において、UE1はTRN1に呼出確立請求メッセージを送信し、即ち発信UEがネットワーク側へ呼出する。

    ステップ202において、TRN1はその呼出確立請求メッセージを受信すると、宛先UEであるUE2の番号を取得し、UE2が本TRNに属すことを判明すると、TRN1はUE1に対して呼出確立応答メッセージを送信すると共に、位置領域B1、B1の隣接位置領域B2、B3においてUE2を呼び出すようにする。

    ステップ203において、UE1は呼出確立応答メッセージを受信すると、TRN1に対して呼出完成指示メッセージを送信する。

    ステップ204において、UE2は呼出メッセージを受信し、TRN1に対して呼出応答メッセージを送信する。

    ステップ205において、TRN1とUE2の間にMM及びRR接続を確立する。

    ステップ206において、UE1とUE2の間に通信を確立して通話を行う。

    実施例1では、位置領域B1、B2およびB3は共にTRN1に属しており、UE2が前記3つの位置領域に移動するときに、UE2がその当面の位置を即時に通報するか否かを問わず、TRN1は前記3つの位置領域において直ちにUE2を呼び出せられる。

    位置領域B3がTRN1ではなくTRN3に属すれば、TRN1は位置領域B3において直ちにUE2を呼び出すことができない。 そのときに、TRN1は呼出確立請求メッセージと位置領域B3の情報をTRN3に送信し、TRN3により位置領域B3においてUE2を呼出する必要がある。

    ネットワーク側は呼出を提起したときに、UE2が位置領域B3へ移動されると、TRN3はUE2からの呼出応答メッセージを受信し、UE2との間に移動性管理(MM、Mobility Management)及び無線資源管理(RR、Radio Resource Management)接続を確立すると共に、呼出応答メッセージをTRN1に送信する。 そのときに、TRN1とTRN3がリンクされ、UE1とUE2は通信を確立して通話を行うようになる。

    実施例1からわかるように、UE2即ち宛先UEが各位置領域間で移動されるときに、宛先UEが当面位置の情報を即時に通報するか否か、ネットワーク側が宛先UEの実際の当面位置を知るか否かを問わず、ネットワーク側が呼出範囲を自動的に拡大することから、ネットワーク側に当該UEを一回で呼び出せる確率が大いに増えると共に、呼出遅延が短縮される。

    実施例2において、UE1とUE2が相違のTRNに位置し、即ちTRN1とTRN2が異なるTRNであると、UE1がUE2を呼び出す流れは図3に示すものとなる。

    ステップ301において、UE1はTRN1に対して呼出確立請求メッセージを送信し、即ち発信UEがネットワーク側に対して呼出を提起する。

    ステップ302において、ローティング調査をし、TRN1はUE2がTRN2に位置することを判明し、TRN2とリンクを確立する。

    ステップ303において、TRN1はTRN2に対して呼出確立請求メッセージを送信する。

    ステップ304において、TRN2はTRN1から送信された呼出確立請求メッセージを受信後、その他のTRNに属す隣接位置領域が存在すると発見した場合に、呼出確立請求メッセージを当該隣接位置領域に属すTRNに更に送信する必要がある。

    例えば、TRN2は位置領域B1の隣接位置領域B3がTRN3に属すと発見すると、呼出確立請求メッセージ及び位置領域B3の情報をTRN3に更に送信する。

    ステップ305において、呼出確立請求メッセージを受信したTRNは相応の位置領域においてUE2を呼び出す。

    位置領域B1、B2及びB3が共にTRN2に属せば、TRN2のみは位置領域B1、B2及びB3においてUE2を呼び出すが、位置領域B1、B2がTRN2に、位置領域B3がTRN3に属せば、TRN3はTRN2から送信された呼出確立請求メッセージ及び位置領域B3の情報を受信するようになる。 そのときに、TRN2は位置領域B1、B2においてUE2を呼び出すだけではなく、TRN3も位置領域B3においてUE2を呼出とする。

    ステップ306において、UE2は呼出メッセージを受信したら、その当面に位置するTRNに対して呼出応答メッセージを送信し、当面に位置するTRNとの間にMM及びRR接続を確立する。

    TRN2の管轄位置領域でUE2は呼出メッセージを受信する場合、TRN2に対して呼出応答メッセージを送信し、TRN2との間にMM及びRR接続を確立する。 TRN3が管轄する位置領域でUE2は呼出メッセージを受信する場合、TRN3に対して呼出応答メッセージを送信し、TRN3との間にMM及びRR接続を確立する。

    ステップ307において、呼出応答メッセージを受信したTRNはその呼出応答メッセージをTRN2に送信する。

    例え、TRN3はUE2から送信された呼出応答メッセージを受信したとすると、そのメッセージをTRN2に送信することによって、UE2がTRN3に位置することをTRN2に知らせる。

    ステップ308において、TRN2は呼出応答メッセージがその他のTRNから送信されたか否かを判断する。

    その他のTRNから送信された場合に、ステップ310において、TRN2は呼出ローティングの再割当過程を起こし、UE2が当面に位置するTRNのアドレスをTRN1に送信すると共に、TRN1とTRN2との間のリンクをリリースしてステップ311を実行する。

    そうでない場合に、ステップ309において、UE1とUE2は通信を確立して通話を行う。

    ステップ311において、TRN1はUE2が実際に所在するTRNに対して呼出確立請求を提起する。

    UE2が実際に所在するTRNはTRN3であるとすると、UE2よりTRN3に送信された呼出応答メッセージはTRN2に送信され、TRN2によって呼出ローティングの再割当過程を起こし、TRN3のアドレスをTRN1に送信すると共に、TRN1とTRN2との間におけるリンクをリリースする。 それから、TRN1はTRN3に対して呼出確立請求を提起する。

    ステップ312において、UE2が当面に位置するTRNはTRN1の呼出確立請求に応答する。

    ステップ313において、TRN1はUE1に対して呼出確立応答メッセージを送信し、UE1はTRN1に対して呼出完成指示メッセージを返信することによって、発信UEの呼出確立を完成。

    以上からわかるように、実施例2では、発信、宛先UEが同一TRNに位置しなくても、ネットワーク側が宛先UEを呼び出す原理は実施例1と全く同じで即ち呼出範囲を自動的に拡大しているので、ネットワーク側に当該UEを一回で呼び出せる確率が大いに増えると共に、呼出遅延が短縮される。

    実施例2では、UE2が所在する位置領域B1の隣接位置領域にはその他のTRNに属すものがあり、かつUE2がその隣接位置領域に移動後その当面位置を即時に通報していない場合には、そのときにおけるシグナルフローチャートは図4に示す。

    実施例3では、UE1とUE2が相違のTRNに位置し、呼び出す際にUE2はUE1が所在するTRNであるTRN1に移動すると、UE1がUE2を呼び出す流れは図5に示すものとなる。

    ステップ501において、UE1はTRN1に対して呼出確立請求メッセージを送信し、即ち発信UEがネットワーク側に対して呼出を提起する。

    ステップ502において、ローティング調査をし、TRN1はUE2がTRN2に位置することと判明し、TRN2とリンクを確立する。

    ステップ503において、TRN1はTRN2に対して呼出確立請求メッセージを送信する。

    ステップ504において、TRN2はTRN1から送信された呼出確立請求メッセージを受信後、その他のTRNに属す隣接位置領域が存在すると発見した場合に、呼出確立請求メッセージを当該隣接位置領域に属すTRNに更に送信する必要がある。

    例えば、TRN2は位置領域B1の隣接位置領域B3がTRN1に属すと発見すると、呼出確立請求メッセージ及び位置領域B3の情報をTRN1に更に送信する。

    ステップ505において、呼出確立請求メッセージを受信したTRNは相応の位置領域においてUE2を呼び出す。

    位置領域B1、B2及びB3が共にTRN2に属せば、TRN2のみは位置領域B1、B2及びB3においてUE2を呼び出すが、位置領域B1、B2がTRN2に、位置領域B3がTRN1に属せば、TRN1はTRN2から送信された呼出確立請求メッセージ及び位置領域B3の情報を受信するようになる。 そのときに、TRN2は位置領域B1、B2においてUE2を呼び出すだけではなく、TRN1も位置領域B3においてUE2を呼出とする。

    ステップ506において、UE2は呼出メッセージを受信して、当面に位置するTRNに対して呼出応答メッセージを送信し、相応のTRNとの間にMM及びRR接続を確立する。

    UE2はTRN2の管轄位置領域で呼出メッセージを受信した場合、TRN2に対して呼出応答メッセージを送信してTRN2との間にMM及びRR接続を確立する。 UE2はTRN1の管轄する位置領域で呼出メッセージを受信した場合、TRN1に対して呼出応答メッセージを送信してTRN3とMM及びRR接続を確立する。

    ステップ507において、TRN1はUE2から送信された呼出応答メッセージを受信すると、TRN2に呼出ローティングの再割当を行うように通知する。

    TRN2はTRN1から送信されたローティング再割当通知を受信してから、TRN1との間におけるリンクをリリースする。

    ステップ508において、TRN1はUE1に対して呼出確立応答メッセージを送信し、UE1はTRN1に対して呼出完成指示メッセージを返信することによって、発信UEの呼出確立を完成。

    上記方法に基づき、本発明は トランキングシステムにおける呼出装置を更に提供し、該装置の構造を図6に示しており、該装置には調査手段61及び呼出手段62を備える。 調査手段61には受信手段611、判断手段612、同一ノード調査手段613及び相違ノード調査手段614を備える。 呼出手段62は位置領域判断手段621、通知手段622及びUE呼出手段623を備える。 システムが運行する時に、あらゆるTRNにその装置が備わり、発信UEが呼び出す際に、前記装置は所在するTRNに応じて相応機能を発揮している。

    UE1がUE2を呼び出すときに、UE1は発信UEでUE2は宛先UEとなり、UE1がTRN1に属す位置領域A1、UE2がTRN2に属す位置領域B1にそれぞれ位置しており、位置領域B2、B3はB1の隣接位置領域であるとする。

    UE1がネットワーク側に対して呼出確立請求メッセージを送信すると、TRN1において前記呼出装置における調査手段61によってUE1に提起された呼出確立請求メッセージに基づき、宛先UEであるUE2が所在する位置領域を探すと共に、呼出手段62に通じてUE2の所在位置領域及びその隣接位置領域においてUE2を呼び出すようにする。

    UE1がネットワーク側に対して呼出確立請求メッセージを送信するときに、前記装置は受信手段611によってUE1に送信された呼出確立請求メッセージをTRN1で受信すると共に、判断手段612によりUE1とUE2が共に同一の無線ノードに属すか否かを判断する。

    UE1とUE2が同一のTRNにある場合、即ちTRN1とTRN2が同一のTRNである場合には、同一ノード調査手段613はTRN1で格納したUE2の情報に基づきUE2が所在する位置領域である位置領域B1を取得し、UE1に対して呼出確立応答メッセージを送信する。

    その後、前記呼出装置は位置領域判断手段621によって位置領域B1の隣接位置領域である位置領域B2とB3はその他のTRNに属すか否かを判断する。 隣接位置領域の中、その他のTRNに属すものがあれば、仮に位置領域B3がその他のTRNに位置すると、通知手段622によって位置領域B3が所属するTRNにその位置領域B3の情報及びUE1から送信された呼出確立請求メッセージを送信する。

    最後に、前記呼出装置はUE呼出手段623によって位置領域B1及びその隣接位置領域B2においてUE2を呼び出すようにし、位置領域B3の所属TRNに位置領域B3においてUE2を呼び出すように通知する。

    UE1とUE2が同一のTRNに位置しなく、即ちTRN1とTRN2が同一のTRNではない場合に、相違ノード調査手段614はローティング調査でUE2の所在TRN2を見つけて、TRN1とTRN2との間のリンクを確立し、TRN2に呼出確立請求メッセージを送信し、TRN2はその格納したUE2の情報に基づきUE2の所在位置領域である位置領域B1を判明する。

    TRN2において、前記呼出装置は位置領域判断手段621によって位置領域B1の隣接位置領域である位置領域B2、B3にその他のTRNに属すものがあるか否かを判断する。 隣接位置領域にその他のTRNに属すものが存在する場合に、位置領域B3がその他のTRNに位置すると仮定すれば、通知手段622によって位置領域3の情報及びUE1に送信された呼出確立請求メッセージを位置領域B3の所属TRNに送信する。

    その後、前記呼出装置はUE呼出手段623によって位置領域B1及び隣接位置領域B2においてUE2を呼び出し、位置領域B3の所属TRNに位置領域B3においてUE2を呼び出すように通知する。

    以上からわかるように、UE2が各位置領域の間で移動されるときに、UE2がその当面位置情報を即時に通報するか否か、またはネットワーク側がUE2の当面位置を知るか否かを問わず、ネットワーク側が呼出範囲を自動的に拡大することから、ネットワーク側に当該UEを一回で呼び出せる確率が大いに増える。

    以上に記載した実施例は本発明を実施するための最良の形態に過ぎなく、本発明はこれらに限られることはない。 本発明の要旨や原則を違反しない限り、施したいかなる変更、均等置換、改良などは、本発明の保護範囲に属すものである。

    本発明は、2006年11月24日、中国特許局に提出した出願番号が200610144067.8である中国特許出願「トランキングシステムにおける呼出方法及びその装置」の優先権を要求し、引用によって該中国特許出願の全部内容が本出願に入れ込まれるものとする。

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