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マルチモード・ユーザ装置においてアプリケーションベースのルーティング・ポリシーを確立する方法

申请号 JP2015523086 申请日 2013-06-06 公开(公告)号 JP2015526985A 公开(公告)日 2015-09-10
申请人 インテル コーポレイション; インテル コーポレイション; 发明人 ジー. グプタ,ヴィヴェク; ジー. グプタ,ヴィヴェク;
摘要 ユーザ装置(UE)などのマルチモード無線通信装置のためのアプリケーション・ルーティング・ポリシーを確立し、実現する手法を本明細書及び特許請求の範囲において概括的に記載している。一部の例では、UEのプロファイル及びプラットフォーム構成に特有の情報が、アクセス・ネットワーク発見機能(ANDSF)サーバに通信される。ANDSFサーバは、特定のアプリケーション及び装置構成のための適切なネットワーク・オフロード動作を扱うためにシステム間ルーティング・ポリシー(ISRP)を提供し得る。一部の例では、ISRPは、特定のソフトウェア・アプリケーションからのフローベースの、又は非シームレスベースのトラフィック・オフロードに特有であり得る。本明細書及び特許請求の範囲記載の手法は、ANDSFサーバから伝播させ、3GPPロング・ターム・エボリューション/ロング・ターム・エボリューションアドバンスド(LTE/LTE−A)エボルブド・パケット・コア(EPC)ネットワーク・アーキテクチャにおいて確立されたオフロード・ポリシーに関して種々のマルチモードUEモバイル・コンピューティング装置において実現し得る。
权利要求

マルチモード・ユーザ装置(UE)であって、 キャリアベースのアクセス・ネットワークのエボルブド・パケット・コア内に維持されたアクセス・ネットワーク発見及び選択機能(ANDSF)サーバからANDSF管理オブジェクトを受け取るよう構成された受け取り構成部分であって、前記ANDSF管理オブジェクトは、前記UEのオペレーティング・システムのオペレーティング・システム識別子(OSId)に基づいたシステム間ルーティング・ポリシー(ISRP)を含み、前記ISRPは、前記UE上の動作のために構成されたソフトウェア・アプリケーションのデータをオフロードするためのアプリケーション・ネットワーク・ルーティング・ルールを含む受け取り構成部分と、 前記ISRPに応じて、前記ソフトウェア・アプリケーションから生成されたデータの、二次アクセス・ネットワークへのオフロードを行うよう構成されたルーティング構成部分と を備えるマルチモードUE。請求項1記載のマルチモードUEであって、第2のANDSF管理オブジェクトを送信するよう構成された送信構成部分を備え、前記第2のANDSF管理オブジェクトはUEプロファイル情報を含み、前記UEプロファイル情報は前記OSIdを含むマルチモードUE。請求項2記載のマルチモードUEであって、前記UEプロファイル情報は、ソフトウェア・バージョン、ハードウェア・バージョン、又はハードウェア・アーキテクチャを含む前記UEの1つ又は複数の局面についての情報を含むマルチモードUE。請求項1記載のマルチモードUEであって、前記ISRPは、非シームレス・オフロード・ベースのルールを含むマルチモードUE。請求項4記載のマルチモードUEであって、前記非シームレス・オフロード・ベースのルールは、前記ソフトウェア・アプリケーションについての非シームレス・オフロード・ベースのルーティング・ルールを含む前記ソフトウェア・アプリケーションのノードを含むマルチモードUE。請求項1記載のマルチモードUEであって、前記ISRPは、フローベースのルールを含むマルチモードUE。請求項6記載のマルチモードUEであって、前記フローベースのルールは、前記ソフトウェア・アプリケーションについてのフローベースのルーティング・ルールを含む前記ソフトウェア・アプリケーションのノードを含むマルチモードUE。請求項1記載のマルチモードUEであって、前記キャリアベースのアクセス・ネットワークは、3GPPロング・ターム・エボリューション又はロング・ターム・エボリューション・アドバンスド(LTE/LTE−A)標準ファミリーのうちの標準に応じて動作し、前記二次アクセス・ネットワークは、IEEE802.11標準ファミリーからの標準に応じて動作するマルチモードUE。請求項1記載のマルチモードUEであって、加速度計を備えるマルチモードUE。請求項1記載のマルチモードUEであって、 前記キャリアベースのアクセス・ネットワークと通信するよう構成された第1のトランシーバと、 前記二次アクセス・ネットワークと通信するよう構成された第2のトランシーバと を備えるマルチモードUE。アプリケーションベースのネットワーク・ルーティング・ポリシーを確立するために、アクセス・ネットワーク発見及び選択機能(ANDSF)サーバにおいて行われる方法であって、前記方法は、 ユーザ装置(UE)のオペレーティング・システムのオペレーティング・システム識別子(OSId)を第1のANDSF管理オブジェクトにおけるUEプロファイル・ノードから取得する工程と、 前記UE上で動作するよう構成されたソフトウェア・アプリケーションについて一次アクセス・ネットワークから二次アクセス・ネットワークへデータをオフロードするためのアプリケーション・ポリシーを前記OSIdに基づいて判定する工程と、 第2のANDSF管理オブジェクトのシステム間ルーティング・ポリシー(ISRP)ノード内のアプリケーション・ノードを定義する工程であって、前記アプリケーション・ノードは、前記二次アクセス・ネットワークにデータをオフロードするために前記アプリケーション・ポリシーを含む工程と、 前記第2のANDSF管理オブジェクトを前記UEに提供する工程と を含む方法。請求項11記載の方法であって、前記ISRPノードは、フローベースのルールを含む方法。請求項11記載の方法であって、前記ISRPノードは、非シームレスの、オフロード・ベースのルールを含む方法。請求項11記載の方法であって、前記OSIdを取得する工程は、オープン・モバイル・アライアンス装置管理(OMA−DM)交換中に前記UEから前記第1のANDSF管理オブジェクトを取得する工程を含む方法。請求項11記載の方法であって、前記第1のANDSF管理オブジェクト及び前記第2のANDSF管理オブジェクトは、拡張可能なマークアップ言語(XML)形式において構成される方法。請求項11記載の方法であって、前記二次アクセス・ネットワークにデータをオフロードするための前記アプリケーション・ポリシーに含めるために識別された前記UEのアプリケーション毎に前記ISRPノード内に含まれる方法。請求項11記載の方法であって、前記アプリケーション・ノードは、前記ソフトウェア・アプリケーションを一意に識別するアプリケーション識別子を含む方法。請求項11記載の方法であって、前記ANDSFサーバは、3GPPロング・ターム・エボリューション又はロング・ターム・エボリューション(LTE/LTE−A)標準からの標準に応じて動作するエボルブド・パケット・コア内に提供され、前記二次アクセス・ネットワークは、IEEE802.11標準ファミリーのうちの標準に応じて動作する無線ローカル・エリア・ネットワークである方法。アクセス・ネットワーク発見及び選択機能(ANDSF)管理オブジェクトを含むマシン読み取り可能な媒体であって、前記ANDSFの管理オブジェクトは、 オペレーティング・システム(OSId)ノードを含むユーザ装置(UE)プロファイル・ノードと、 一次アクセス・ネットワークから二次アクセス・ネットワークへのUEデータ・オフロードのためのアプリケーション・ルールを含むシステム間ルーティング・ポリシー(ISRP)ノードと を備えるマシン読み取り可能な媒体。請求項19記載のマシン読み取り可能な媒体であって、前記ISRPノードは、非シームレスのオフロード・ノードを含むマシン読み取り可能な媒体。請求項20記載のマシン読み取り可能な媒体であって、前記非シームレスのオフロード・ノードは、OSIdノードを含むマシン読み取り可能な媒体。請求項19記載のマシン読み取り可能な媒体であって、前記ISRPモードは、フローベースのノードを含むマシン読み取り可能な媒体。請求項19記載のマシン読み取り可能な媒体であって、前記フローベースのノードは、OSIdノードを含むマシン読み取り可能な媒体。請求項19記載のマシン読み取り可能な媒体であって、前記ANDSF管理オブジェクトの形式は、拡張可能なマークアップ言語(XML)であるマシン読み取り可能な媒体。

说明书全文

本出願は、何れも全部を参照によって本明細書及び特許請求の範囲に援用する、西暦2012年12月11日付け出願の米国特許出願第13/711,338号(西暦2012年8月3日付け出願の米国特許仮出願第61/679,627号に対する優先権の利益を主張する)に対する優先権の利益を主張する。

実施例は、無線ネットワークにおける通信装置によって行われる動作及び通信に関する。一部の実施例は、無線ネットワークによって可能にされるデータ通信について確立されたルーティング・ポリシー及び装置情報に関する。

3GPPロング・ターム・エボリューション/ロング・ターム・エボリューションアドバンスド(LTE/LTE−A)標準ファミリーのうちの標準に応じて動作するネットワークなどのキャリアベースの無線通信ネットワークは、ネットワーク・ポリシーの発見及び管理を支援するための機構を導入する。LTE/LTE−Aネットワークでは、前述の一手法には、LTE/LTE−Aシステム・アーキテクチャのエボルボド・パケット・コア(EPC)内のアクセス・ネットワーク発見機能(ANDSF)ルール及びポリシーの使用が関係する。例えば、ANDSFルール及びポリシーは、非3GPPアクセス・ネットワークを発見するために、マルチモード・ユーザ装置(UE)について規定し得、ワイファイ(WiFi)無線ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN)(例えば、IEEE802.11標準に応じて動作するネットワーク)、又はワイマックス(WiMax)無線ワイド・エリア・ネットワーク(例えば、IEEE802.16標準に応じて動作するネットワーク)に対する接続をマルチモードUEが確立することを支援し得る。

しかし、既存のポリシーは、アプリケーション特有の要件又は装置特有の機能に対処していない。

以下の説明及び図面は、特定の実施例を、当業者が実施することを可能にするために十分に例証している。他の実施例は、構造的変更、論理的変更、電気的変更、処理上の変更、及び他の変更を組み入れ得る。一部の実施例の一部分及び構成を、他の実施例の一部又は構成に含め、又は、他の実施例の一部又は構成と置換し得る。請求項記載の実施例は、前述の請求項の利用可能な均等物全てを包含する。

更なる記載例による混合モード通信ネットワーク・アーキテクチャの構成を示す図である。

更なる記載例による混合モード・ユーザ装置デバイスによるデータ処理を示す図である。

更なる記載例によるユーザ・プロファイル構成サブオブジェクトを含むANDSF管理オブジェクトを示す図である。

更なる記載例によるアプリケーション特有構成を含むANDSF管理オブジェクトのISRPフローベースのポリシー・ノードを示す図である。

更なる記載例によるアプリケーション特有構成を含むANDSF管理オブジェクトのISRP非シームレス・オフロード・ベースのポリシー・ノードを示す図である。

更なる記載例によるANDSF管理オブジェクトのユーザ・プロファイル・ノードを示す図である。

更なる記載例によるアプリケーション識別ANDSFポリシーを確立し、導入する例示的な方法のフローチャートを示す図である。

本明細書及び特許請求の範囲記載の構成及び手法を導入し得る例示的なモバイル装置を示す図である。

本明細書及び特許請求の範囲記載のコンピューティング及びネットワーク通信装置のコンピューティング・プラットフォームとして使用し得る例示的なコンピュータ・システムを示す図である。

本明細書及び特許請求の範囲記載の種々の手法及び構成は、特定の装置/ネットワーク実現形態及びオフロード・ユース・ケースに対処するよう導入し得るANDSFポリシーの作成及び処理を可能にする。

ANDSFポリシー内で考慮に入れられる情報は、装置タイプ、ハードウェア・バージョン、オペレーティング・システムのタイプ及びバージョン、ソフトウェア・アプリケーションのタイプ及びバージョン、並びに同様なUE構成の詳細を含むアプリケーション特有の構成及び装置特有の構成を含み得る。前述のUE構成の詳細は、UE内にインストールされたアプリケーションのうちのトラフィック・ルーティング及びモビリティの制御のための特定のシステム間ルーティング・ポリシー(ISRP)を確立し、導入するために使用し得る。

LTE/LTE−Aシステム構成では、ANDSFサーバは、ハンドオーバ決定を支援するために使用されるシステム間モビリティ・ポリシー、複数の無線アクセス・インタフェースにわたって同時にIPトラフィックをルーティングするためのISRP、及びUEの近傍において利用可能であり得る非3GPPアクセス・ネットワークを示して、上記ネットワークとのUEの接続を支援するための発見情報を提供し得る。別々のいくつかのポリシーを、IPフロー・モビリティ・オフロード手法のためのISRPの一部として規定することが可能である。

トラフィック・ルーティング及びモビリティの例として、(WLAN及びセルラーなどの)マルチモード・ユーザ装置における複数の無線ネットワーク・インタフェースにわたる通信ができる特定のアプリケーションは、別のインタフェースに対して一インタフェース(WLAN)を介してトラフィック全てをルーティングすることにし得る。ANDSFベースのポリシーは、キャリア・ネットワーク・オペレータによって制御され、ネットワーク・オフロードのルールベースの管理により、前述のシナリオを補完することが意図されている。ANDSF機構は、特定のフロー、又は特定の領域、特定の時刻でのネットワーク・アクセス及びオフロードの管理などの種々の理由及び状況のためのオペレータに代わって、ポリシー及びポリシー情報をUEに提供するために使用し得る。

しかし、現在のANDSFベースのポリシーは、アプリケーション特有の選好及びポリシーに十分に対処するための機構を提供する訳でない。例えば、ビデオベースのアプリケーションは、WLAN接続の使用を選び得る一方、音声アプリケーションはセルラー接続の使用を選び得る。更に、オフロードを行うために使用される選好及びポリシーは、UEの特定のバージョン又は構成、及び特定のアプリケーションについてフローベースのオフロード又は非シームレス・オフロードが望まれるか、又は可能にされるかに依存し得る。

一例では、アプリケーション識別情報に基づいたトラフィック識別をISRPがサポートすることを可能にするための、ANDSFサーバにおける種々のアプリケーション識別子の追加を含む、種々のデータ識別フィールドがANDSF管理オブジェクト(MO)に使用されるために提案されている。ISRPに対する現在の更新は、IPトラフィックの識別としてのアプリケーション識別情報の使用及び処理の増加を可能にする。適切なアプリケーション識別情報を求めるために使用された関連情報は、特定のアプリケーション・バージョン又はアプリケーション構成のみならず、UEバージョン、UEプラットフォーム及びハードウェア構成、UEオペレーティング・システム等を含む関連フィールドも含む。本願記載のデータ構成及び交換機構はしたがって、詳細なアプリケーション識別情報、並びに関連付けられたデータ処理のポリシー及び手順の通信を可能にする。

図1は、混合モードの通信ネットワーク・アーキテクチャ100の例示的な構成の例証を記載している。ネットワーク・アーキテクチャ100内で、(3GPP標準ファミリーのうちの標準に応じて動作するLTE/LTE−Aセル・ネットワーク)は、キャリアベースのネットワーク・システム102(例えば、セルラ・ネットワークを確立するエボルブド・ノードB(eノードB))がマルチモード・モバイル装置(UE)104A、104Bと通信することによって確立される。ローカル・エリアベースのネットワーク・システム106(例えば、IEEE802.11標準のファミリーのうちの標準に応じて動作するワイファイ・ネットワーク)は、ワイファイ・ルータ又はアクセス・ポイントを含むローカル・ネットワーク装置によって確立し得る。キャリアベースのネットワークはモバイル装置104A及び104Bそれぞれに対するネットワーク接続108A、108Bを含み、ローカルエリアベ—スのネットワークは、モバイル装置104A、104Bそれぞれに対するネットワーク接続110A、110Bを含む。モバイル装置104A、104Bは一体化された、又は外部の無線ネットワーク通信装置を有するスマートフォン(モバイル装置104A)及びパーソナル・コンピュータ(モバイル装置104B)を含む別々のフォーム・ファクタに準拠しているものとして示しているが、同じ、又は他のフォーム・ファクタを使用し得る。

種々のモバイル装置104A、104Bのうちの無線ネットワーク通信接続108A、108B、110A、110Bは、種々のオフロード・ポリシー及び選好の導入に関してキャリアベースのネットワーク・システム102又はローカル・エリアベースのネットワーク・システム106を使用して可能にし得る。オフロード・ポリシー及び選好は、キャリアベースのネットワーク・システム102(及びネットワーク接続108A、108B)を介してANDSFサーバ114から通信される1つ又は複数のANDSFポリシー120を使用して通信し得る。

ANDSFサーバ114は、キャリア・ネットワークのサービス・プロバイダ・ネットワーク112内で可能にし得る。サービス・プロバイダ・ネットワーク112は、エボルブド・パケット・コア(EPC)の種々の構成部分と、種々のサービス118及びP−GW(パケット・データ・ネットワーク(PDN)ゲートウェイ)116を含む3GPP LTE/LTE−Aの他の構成部分とを含み得る。ローカル・エリアベースのネットワーク・システム106にオフロードされたデータ・トラフィックは、P−GW116との接続を介してサービス・プロバイダ・ネットワーク112に返信し得る。よって、別のネットワーク・アーキテクチャ(無線ネットワーク接続110A、110B)にオフロードされた無線ネットワーク通信は、サービス・プロバイダ・ネットワーク112の機能にアクセスするために使用し得る。

図2は、図1の混合モード通信ネットワーク・アーキテクチャ100に関して行われる混合モード・ユーザ装置デバイス(モバイル装置104C)による例示的なデータ処理200を示す。図2に示すように、モバイル装置104Cは、(インターネットなどの)外部ネットワーク122への、キャリアベースのネットワーク・システム102による、3GPPネットワーク・データ206の通信を行うよう構成され、モバイル装置104Cは更に、外部ネットワーク122への、ローカル・エリア・ネットワーク・システム106による、非3GPPネットワーク・データ208の通信を行うよう構成される。

モバイル装置104Cは、3GPPネットワーク・データ206において第1のソフトウェア・アプリケーション「App 1」により、かつ、非3GPPネットワーク・データ208において第2のソフトウェア・アプリケーション「App 2」により、データを通信しているとして表している。種々のソフトウェア・アプリケーションから適切なネットワークへのデータの導入は、ANDSFサーバ114から供給された1つ又は複数のアプリケーション・ポリシー204Aを含むISRPポリシー204に関して可能にされる。モバイル装置104Cは、(App2に対するApp1の表示などの)アプリケーション識別子に基づいてIPフロー・モビリティ・アプリケーションを規定するためにISRPポリシー204を実現するよう構成される。

ISRPポリシー204における特定のアプリケーション識別子、及びアプリケーション・ポリシーAの組は、非オフロード・ネットワーク(例えば、3GPP LTE/LTE−A)を介して受け取られ、ANDSFサーバ114からANDSF MO内でモバイル装置104Cに通信される。ANDSF MOは、拡張可能なマークアップ言語(XML)形式で構成し得、モバイル装置104Cからプルし、又はモバイル装置104Cにプッシュし得る。ISRPポリシー204において導入するのに適切なアプリケーション・ポリシーを決定するために、適切なアプリケーション及びUEに関する情報をANDSFサーバ114に通信し得る。一例では、適切なUE及びアプリケーション情報202Aを有するUEプロファイル202は更に、ANDSF MOにおいてANDSFサーバ114に通信される。

導入されたISRPポリシー204におけるアプリケーション・ポリシー204Aの使用は、UEにおけるアプリケーションのネットワーク使用に対処するために使用し得る。アプリケーション・ポリシー204Aは、多種多様なネットワーク使用事例及びシナリオにカスタマイズし得、識別されたアプリケーションから、選ばれたネットワーク又はネットワーク・タイプへの特定のアクセス又はアクセスの組を行うためのルールを含み得る。例えば、マルチメディア再生アプリケーションにおけるビデオ・コデック再生を考えてみる。一部のシナリオでは、UEは、3GPPアクセス・ネットワークからダウンロードされるための選好を有する低品質ビデオを再生し得る。高品位又は高分解能形式における高品質再生が望まれる場合、アプリケーションにワイファイ又は他の二次無線ネットワークを使用させることが好まれ得る。アプリケーション・ポリシー204Aは、一意にアプリケーションを識別し、キャリア・ネットワーク要件及び選好に基づいてアクセス・タイプ・ルールとアプリケーションを関連付けるために使用し得る。

図3には、ユーザ・プロファイル構成サブオブジェクトを含む構成された一連のサブオブジェクトを有するANDSF MO形式の構造化されたノード・オブジェクト302の例示的な図300を記載している。構造化されたノード・オブジェクト302の構造化されたサブオブジェクトは、特定の仕様(例えば、3GPP LTE/LTE−A仕様)に準拠するために定義し得、ポリシー・ノード・ツリー304Aを定義するポリシー・ノード・サブオブジェクト304、発見情報ノード・ツリー306Aを定義するDiscoveryInformationノード・サブオブジェクト306、ユーザ装置位置ノード・ツリー308Aを定義するUE_Locationノード・サブオブジェクト308、ISRPノード・ツリー310Aを定義するISPノード・サブオブジェクト310、(図5に更に示す)UE_Profileノード・ツリー312Aを定義するUE_Profileノード・サブオブジェクト312、及びベンダ特有情報のための潜在的な定義を提供するExtノード・サブオブジェクト314を含み得る。

アプリケーションベースのルーティング・ポリシーを規定し、導入するための、ANDSF MOに対する修正は、2つの局面(第一に、特定のUEハードウェア構成、オペレーティング・システム、オペレーティング・システム・バージョン情報、及び他のUE動作情報を含むUE_Profileノード・ツリー312Aにおける定義と、本明細書において更に説明する(、図4A及び図4Bそれぞれにおけるノード・ツリー400、450において示す)ようにISRPノード・ツリー310Aにおける導入のために定義されたApplicationIdリーフの定義)に関して提供し得る。

UE_Profileノード・ツリー312Aにおける定義は、図2における、通信されたUEプロファイル202において示したようにANDSF MOを介して汎用UE及びアプリケーション処理情報を通信するために使用し得る。特定のアプリケーション・ポリシーについてApplicationIdを規定するノードは、フローベースの機構及び非シームレスWLANオフロード機能の何れについてもISRP において導入される ANDSF MOにおいて使用される。

図4A及び図4Bは、フローベースのポリシー・ノード・ツリー400及び非シームレス・オフロード・ポリシー・ノード・ツリー450それぞれのANDSF管理オブジェクトのISRPポリシー・ノード構造の例示的な例証を記載している。ISRPルールの組は、図4Aに示すようなIPフロー・モビリティ及びシームレス・オフロード(IFOM)・サービスのためのForFlowBasedノード402、及び図4Bに示すような非シームレス・オフロード・サービスのためのForNonSeamlessOffloadノード452を含む1つ又は複数のフロー配分コンテナを含み得る。

ISRPノード分岐は、特定のアプリケーションによって生成されたトラフィックを識別するための機構を規定する。フロー配分コンテナは、1つ又は複数のフロー配分ルールを有し得る。図4Aに示すようなIFOMサービスのForFlowBasedノード402において、前述の配分ルールは、IFOMオフロード機構に関するUEのためのトラフィック配分ルールを含む。図4Bに示すような非シームレス・オフロードのためのForNonSeamlessOffloadノード452において、前述の配分ルールは、非シームレス・オフロード機構に関するUEのためのトラフィック配分を含む。

一例では、ISRPノードは、App−IDノード404、Platformノード406、PlatformAppsノード408、及びPlatform_specificAppIDノード410の定義に関してForFlowBasedノード402の下で使用されるために定義される。前述のノードの定義は、以下のように記載し得る。

Node:

/ISRP/

/ForFlowBased/

/IPFlow/

/App−ID

この内部ノードは、アプリケーション識別子を介したIPFlow識別機構のプレースホルダとしての役割を果たす。前述のノードがないことは、ルールのIPフロー記述に対してパケットをマッチングさせる場合にアプリケーション識別子が検査されないことを示すために使用し得る。

−生起:0又は1 −形式:ノード −アクセス・タイプ:Get、Replace Node:

/ISRP/

/ForFlowBased/

/IPFlow/

/App−ID/

/

この内部ノードは、UE_Profileノードに含まれる情報に基づいてUEによってサポートされた1つ又は複数のプラットフォーム構成のプレースホルダとしての役割を果たす。

−生起:1又は複数 形式:ノード −アクセス・タイプ:Get、Replace Node:

/ISRP/

/ForFlowBased/

/IPFlow/

/App−ID/

/Platform

Platformリーフは、対応するPlatform_specificAppIDリーフに含まれるアプリケーション識別子に関連付けられたプラットフォームを示す。

−生起:1 形式:chr −アクセス・タイプ:Get、Replace 値:

Platform識別子の値は、対応するバージョン情報、及びUEのハードウェア・アーキテクチャとともにオペレーティング・システム、又は実行環境を規定する列である。Platform識別子の値及び形式について更なる定義を提供し得る。

Node:

/ISRP/

/ForFlowBased/

/IPFlow/

/App−ID/

/PlatformApps/

この内部ノードは、1つ又は複数のPlatform_specificAppIDリーフのプレースホルダとしての役割を果たす。

−生起:1 −形式:ノード −アクセス・タイプ:Get、Replace Node:

/ISRP/

/ForFlowBased/

/IPFlow/

/App−ID/

/PlatformApps/

この内部ノードは、1つ又は複数のPlatform_specificAppIDリーフのプレースホルダとしての役割を果たす。

−生起:1又は複数 −形式:ノード −アクセス・タイプ:Get、Replace Node:

/ISRP/

/ForFlowBased/

/IPFlow/

/App−ID/

/PlatformApps/

/Platform_specificAppID

Platform_specificAppIDリーフは、IPFlow記述に関連付けられたプラットフォーム特有アプリケーション識別子を示す。

−生起:1 −形式:chr −アクセス・タイプ:Get、Replace 値:

ApplDの値は、特定のアプリケーションに関連付けられた文字列である。プラットフォーム特有アプリケーション識別子は、特定のプラットフォームについてUE内のアプリケーションを識別する。例として、アプリケーション識別子は、形式com.organization.app−nameをとり得る。

別の例では、ISRPノードは、App−IDノード454、Platformノード456、PlatformAppsノード458、及びPlatform_specificAppIDノード460の定義に関してForNonSeamlessOffloadノード452の下で使用されるために定義される。

前述のノードの定義は以下のように記載し得る: Node:

/ISRP/

/ForNonSeamlessOffload/

/IPFlow/

/App−ID

この内部ノードは、アプリケーションIDに基づいたID識別のプレースホルダとしての役割を果たす。前述のノードがないことは、ルールのIPフロー記述に対してパケットをマッチングさせる場合にアプリケーション識別子が検査されないことを示すために使用し得る。

−生起:0又は1 −形式:ノード −アクセス・タイプ:Get、Replace Node:

/ISRP/

/ForNonSeamlessOffload/

/IPFlow/

/App−ID/

/

この内部ノードは、UE_Profileノードに含まれる情報に基づいてUEによってサポートされた1つ又は複数のプラットフォーム構成のプレースホルダとしての役割を果たす。

−生起:1又は複数 −形式:ノード −アクセス・タイプ:Get、Replace Node:

/ISRP/

/ForNonSeamlessOffload/

/IPFlow/

/Platform

Platformリーフは、対応するPlatform_specificAppIDリーフに含まれるアプリケーション識別子に関連付けられたプラットフォームを示す。

−生起:1 −形式:chr −アクセス・タイプ:Get、Replace 値:

Platform識別子の値は、対応するバージョン情報、UEのハードウェア・アーキテクチャとともにオペレーティング・システム、又は実行環境を規定する列である。Platform識別子の値及び形式について更なる定義を提供し得る。

Node:

/ISRP/

/ForNonSeamlessOffload/

/IPFlow/

/App−ID/

/PlatformApps/

この内部ノードは、1つ又は複数のPlatform_specificAppIDリーフのプレースホルダとしての役割を果たす。

−生起:1 −形式:ノード −アクセス・タイプ:Get、Replace Node:

/ISRP/

/ForNonSeamlessOffload/

/IPFlow/

/PlatformApps/

この内部ノードは、1つ又は複数のPlatform_specificAppIDリーフのプレースホルダとしての役割を果たす。

−生起:1又は複数 −形式:ノード −アクセス・タイプ:Get、Replace Node:

/ISRP/

/ForNonSeamlessOffload/

/IPFlow/

/PlatformApps/

/Platform_specificAppID

Platform_specificAppIDリーフは、IPFlow記述に関連付けられたプラットフォーム特有アプリケーション識別子を示す。

−生起:1 −形式:chr −アクセス・タイプ:Get、Replace 値:

AppID識別子の値は、特定のアプリケーションに関連付けられた文字列として定義され得る。プラットフォーム特有アプリケーション識別子は、特定のプラットフォームについて、UE内のアプリケーションを識別する。例として、アプリケーション識別子は、形式com.organization.app−nameをとり得る。

図5は、ANDSF MOを使用してANDSFサーバ114に通信されるユーザ・プロファイル・ノード構造500(例えば、UE_Profileノード312)の例示的な例証を記載する。UE_Profileノード構造500は、情報の提供のためにANDSFサーバ114によって使用することが可能なUEのプラットフォーム構成を特徴付ける情報を含めるよう構成し得る。UE_Profileノード構造500は、適切な時点で(例えば、電源をオンにした後、又はネットワーク接続の確立前に)UEによって更新される。ANDSFサーバ114は、UE(例えば、モバイル装置104C)がANDSFサーバ114との接続を確立した後、UE_Profileノード構造500から情報を取り出すよう構成される。しかし、前述のノードに含まれる情報の更新は、必ずしも、ANDSFサーバとの相互作用を示唆するものでない。

UE_Profileノード構造500は、UE構成を定義し、ネットワークにその構成をUEが示すことを可能にするために使用される。複数のオペレーティング・システム・サポート要件に対処するために、ANDSFサーバ114は、アプリケーションを適切に識別するために、ハードウェア・プラットフォーム・タイプ、及びUE上で実行している対応するオペレーティング・システムのアプリケーションIDを含むポリシーをUEに提供する。UE_Profileノード構造500により、UEは、サポートされたプラットフォームによって使用されたアプリケーションIDにより、ポリシーを取得し、又はダウンロードし、よって、ポリシーが表すアプリケーションを識別する旨をANDSFに通知するために、サポートされたオペレーティング・システム及びハードウェア構成情報をANDSFに提供する。

UEは複数のプラットフォーム構成をサポートし得る。ANDSFサーバ114によって通信されたプラットフォーム構成は、適用可能なオペレーティング・システム又は実行環境を、対応するバージョン情報とともに示し得る。一例では、ANDSFサーバは、UE_Profileノード構造500のうちのユーザ・プロファイル情報を使用して、アプリケーション・トラフィックを分類するために使用するために、特定のISRP(例えば、フローベースのポリシー・モード・ツリー400又は非シームレス・オフロード・ポリシー・ノード・ツリー450にカスタマイズされたISRP)を確立し、通信する。ISRPは、UE_Profileノード構造500に規定された情報に基づいてUEプラットフォーム構成によってサポートされたアプリケーションのみに使用される。

UEは、UEと相互作用する場合にANDSFサーバ114がこの情報を読み出すことが可能であるようにUE_Profile構造500におけるノードを更新する。UE_Profileノード構造500における情報は、例えば、サーバがUEのMOを読み出す場合にオープン・モバイル・アライアンス装置管理(OMA−DM)交換中にANDSFサーバ114によって取り出し得る。

図3に示すように、MOは、UEの構成を示し、UE_Profileノード構造500を含むノード(UE_Profileノード312)を有する。UE_Profileノード構造500は、UEのハードウェア・プラットフォーム、及びUEによって利用され、又はUEに利用可能なオペレーティング・システム若しくは実行環境を詳細に規定する。前述のノードに含まれる情報の更新は、ANDSF114との相互作用を必ずしも示唆しない。しかし、MOは、ANDSFサーバ114が、UEのハードウェア構成、UE上にインストールされたオペレーティング・システム及びオペレーティング・システムのバージョン、並びに他の関連するUEプロファイル情報について知らされることを可能にする。この情報に基づいて、ANDSFサーバ114は、UE構成に対応する特定のアプリケーション識別子を生成し、提供する(とともに、特定のアプリケーション識別子に特定のISRPポリシーをカスタマイズする)ことが可能である。

実現形態の特定例として、UE_Profileノード312及びUE_Profileノード・ツリー312Aの以下のノード及びリーフ・オブジェクトは、ANDSF MOによってフォーマッティングされた構造化されたノード・オブジェクト302の下で提供し得る。

Node:

/UE_Profile/

UE_Profileノードは、UEのプラットフォーム構成情報を記述するためのプレースホルダとしての役割を果たし、特定のUEのアプリケーション及びアプリケーション環境を識別するために使用される。

−生起:0又は1 −形式:ノード −アクセス・タイプ:Get Node:

/UE_Profile/

/

この内部ノードは、UEの1つ又は複数のプラットフォーム構成のプレースホルダとしての役割を果たす。

−生起:1又は複数 −形式:ノード −アクセス・タイプ:Get Node:

/UE_Profile/

/Platform

Platformリーフは、UEによってサポートされたプラットフォーム構成を示す。

−生起:0又は1 −形式:chr −アクセス・タイプ:Get 値:

Platform識別子の値は、対応するバージョン情報及びUEのハードウェア・アーキテクチャとともにオペレーティング・システム又は実行環境を規定する列を含み得る。Platform識別子の値及び形式の更なる定義は、ハードウェア・アーキテクチャ及びオペレーティング・システム又は実行環境情報を示して、UE上の適切なアプリケーションを一意に識別するために提供し得る。

Platform識別子又はUE_Profileノードの形式の更なる規定は、特定のハードウェア、オペレーティング・システム、又はソフトウェア構成を考慮に入れ得る。例として、Platform識別子は、 x86ベースのプロセッサ上のx86上のアンドロイド、 x86ベースのプロセッサ上のARM上のアンドロイド、 x86ベースのプロセッサ上のウィンドウズ(登録商標)バージョン8、 ARMベースのプロセッサ上のウィンドウズ(登録商標)バージョン8、及び ARMベースのプロセッサ上のiOS の値のうちの1つを規定することが可能である。

上述した識別子の値の例は特定の装置の実現形態に特有であるが、前述の値の例は限定でなく、例証の目的で記載している。種々の他の装置ハードウェア、オペレーティング・システム、及びソフトウェア実現形態の値を、UE_Profileノード構造500におけるPlatform識別子又は他の情報によって規定し得る。前述は、構成可能、適合可能、又はアップグレート可能なハードウェア及びソフトウェアの構成に特有の値を含み得る。

更なる例では、ISRPは、種々のUE及びUEアプリケーションのプロファイル情報の更新を含む、配分ルールの更新を提供するために使用される更新ポリシーを管理するよう構成し得る。

Node:

/ISRP/

/UpdatePolicy

UpdatePolicyリーフは、ISRPの更新ポリシーを示す。

UpdatePolicy値は、ルールが、UEにより、もう有効であるとみなされない場合にそのISRPの更新を要求するか否かを判定するためにUEによって使用し得る。前述のリーフが提供されない場合、デフォールト値0が適用される。

−生起:0又は1 −形式:bool −アクセス・タイプ:Get、Replace 値:0、1(0はルールの更新をUEが要求することが必要でないことを示す。1はルールの更新をUEが要求することが必要であることを示す。)

図6は、アプリケーションを識別するANDSFポリシーを確立し、導入する方法を示す例示的なフローチャート600を記載している。図示したように、フローチャート600は、ANDSFサーバにおいて行われる動作及びUEにおいて行われる動作の組み合わせを含む。しかし、以下の概要手法に対する変形は、ANDSFサーバ又はUEで排他的に行われる対応する動作及び手法を含み得る。

フローチャート600は、UEからANDSFサーバにUEプロファイル情報を提供する工程(処理602)と、UEプロファイル情報からANDSFサーバにおいて装置構成情報を判定する工程(処理604)とを含む、UEプロファイル情報を通信し、取得するための動作を表す。UEプロファイル情報は、ISRPポリシーの配布前に、ANDSFサーバに提供される他のデータにおいて、又はANDSF MOオブジェクトにおいて通信し得る。

次に、特定のISRPポリシーの値を求めるための処理は、装置構成情報に基づいてISRPを更新する工程(処理606)と、ANDSFサーバからUEにISRPを提供する工程(処理608)とを含む。ISRPはUEに通信されたANDSF MOオブジェクトのノードとして通信し得る。ISRPは、ANDSFサーバ、又はEPCの他のサービスとの間でプッシュ又はプルし得る。

ISRPは、UEのハードウェア及びソフトウェア構成を考慮に入れるよう更新されるが、適用される対象の複数のタイプのオフロード・ポリシーを提供し得る。ISRPにおける適切な組のポリシー値を求める工程は、生起しているトラフィック・オフロードがシームレスか非シームレスかを判定する工程(処理610)を含み得る。ISRPにおける適切な組のポリシー値を選択すると、オフロードのためのアプリケーション・ポリシー値をISPから抽出し得る(処理612)(例えば、シームレスベースのオフロ—ド又は非シームレスベースのオフロ—ドに特有のISRP部分においてAPP−IDノードから)。

上述の例は、3GPPネットワークにおける特定のANDSFサーバ及びポリシーの使用を参照して記載しているが、ネットワーク・オフロードのための識別アプリケーション情報の使用及び導入は、種々のネットワークにおいて、かつ、他のタイプの導入機構を使用して提供し得る。例えば、非ANDSF構造は、特定のソフトウェア・アプリケーションについてのポリシー情報の全て又は一部分を通信するために使用し得る。更に、マルチモード・ユーザ装置は、パーソナル・コンピュータ、ノートブック及びラップトップ、スマートフォン、タブレット、モバイル・ホットスポット、メディア・プレイヤ等を含む、二次オフロードされたネットワーク上、及び一次キャリア・ネットワーク上で通信することができる何れかの装置を含み得る。

本明細書及び特許請求の範囲に記載したように、種々の方法若しくは手法、又はそれらの特定の局面若しくは部分は、フラッシュ・メモリ、CD/DVD−ROM、ハード・ドライブ、又は何れかの他のマシン読み取り可能な記憶媒体などの有形媒体において実施されたプログラム・コード(すなわち、命令)の形式をとり得、プログラム・コードが、コンピュータなどのマシンにロードされ、上記マシンによって実行されると、マシンは種々の手法を実施する装置になる。プログラム可能なコンピュータ上のプログラム・コード実行の場合、コンピュータ装置は、プロセッサと、プロセッサによって読み取り可能な記憶媒体(揮発性メモリ及び不揮発性メモリ、並びに/又は記憶素子を含む)と、少なくとも1つの入装置と、少なくとも1つの出力装置とを含み得る。本明細書及び特許請求の範囲記載の種々の手法を実現又は利用し得る1つ又は複数のプログラムは、アプリケーション・プログラミング・インタフェース(API)、再使用可能な制御部等を使用し得る。前述のプログラムは、コンピュータ・システムと通信するために、高準手続型又はオブジェクト指向型プログラミング言語で実現し得る。しかし、プログラムは、必要な場合、アセンブラ又はマシン言語で実現し得る。何れの場合にも、言語は、コンパイラ又はインタープリタ言語であり得、ハードウェア実現形態と組み合わせることができる。

図7は、ユーザ装置(UE)、移動局(MS)、モバイル無線装置、モバイル通信装置、タブレット、ハンドセット、又は他のタイプのモバイル無線装置などのモバイル装置700の例示的な例証を記載している。モバイル装置700は、基地局(BS)、eNodeB、又は他のタイプの無線ワイド・エリア・ネットワーク(WWAN)アクセス・ポイントと通信するよう構成された1つ又は複数のアンテナ708を含み得る。モバイル装置700は、3GPP LTE、ワイマックス(WiMAX)、高速パケット・アクセス(HSPA)、ブルートゥース(登録商標)、ワイファイ(WiFi)を含む少なくとも1つの無線通信標準を使用して通信するよう構成し得る。モバイル装置700は、無線通信標準毎の別個のアンテナ、又は複数の無線通信標準に対する共有アンテナを使用して通信し得る。モバイル装置700は、WLAN、無線パーソナル・エリア・ネットワーク(WPAN)、及び/又はWWANにおいて通信し得る。

図7は更に、モバイル装置700からオーディオ入力及び出力に使用し得る一又は複数のスピーカ712及びマイクロフォン720の例証を記載する。ディスプレイ画面704は、液晶ディスプレイ(LCD)画面、又は有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイなどの他のタイプのディスプレイ画面であり得る。ディスプレイ画面704はタッチ画面として構成し得る。タッチ画面は、静電容量タイプ、抵抗タイプ、又は別のタイプのタッチ画面技術を使用し得る。アプリケーション・プロセッサ714及びグラフィックス・プロセッサ718は、処理及び表示機能を提供するために内部メモリ716に結合し得る。不揮発メモリ・ポート710も、ユーザに対してデータ入出力オプションを提供するために使用し得る。不揮発メモリ・ポート710は更に、モバイル装置700のメモリ機能を拡張させるために使用し得る。キーボード706は、モバイル装置700と一体化し、又は、モバイル装置700と無線接続して更なるユーザ入力を提供し得る。仮想キーボードもタッチ画面を使用して提供することができる。モバイル装置700の表(ディスプレイ画面)側又は裏側に配置されたカメラ722も、モバイル装置700のハウジングに一体化し得る。

図8は、本明細書及び特許請求の範囲記載の方法論の何れか1つ又は複数を実行し得る例示的なコンピュータ・システム・マシンを示すブロック図である。コンピュータ・システム800は、(図1及び図7のうちの)モバイル装置104A、104B、モバイル装置700、又は、本明細書及び特許請求の範囲において記載し、又は参照した何れかの他のコンピューティング・プラットフォームとして実施し得る。別の実施例では、マシンはスタンドアロン装置として動作し、又は他のマシンと接続(例えば、ネットワーキング)し得る。ネットワーク化された配置では、マシンは、クライアントサーバ・ネットワーク環境におけるサーバ又はクライアント・マシンとして動作し得、又は、ピアツーピア(若しくは分散)ネットワーク環境におけるピア・マシンとしての役割を果たし得る。マシンは、ポータブル(例えば、ノートブック又はネットブック)であってもなくてもよいパーソナル・コンピュータ(PC)、タブレット、セットトップ・ボックス(STB)、ゲーム・コンソール、携帯情報端末(PDA)、モバイル電話機若しくはスマートフォン、ウェブ機器、ネットワーク・ルータ、スイッチ若しくはブリッジ、又は、当該マシンによって行われる対象の動作を規定する命令(シーケンシャル他)を実行することができる何れかのマシンであり得る。更に、単一のマシンのみを示しているが、「マシン」の語は更に、本明細書及び特許請求の範囲記載の方法論の何れか1つ又は複数を行うための命令の組(若しくは複数の組)を個々に、又は一緒に実行するマシンの何れかの収集物を含むと解される。

例示的なコンピュータ・システム800は、相互接続808(例えば、リンク、バス等)を介して互いに通信し合うプロセッサ802(例えば、中央処理装置(CPU)、グラフィックス処理装置(GPU)又は両方)、主メモリ804、及びスタティック・メモリ806を含む。コンピュータ・システム800は更に、ビデオ・ディスプレイ装置810、英数字入力装置812(例えば、キーボード)、及びユーザ・インタフェース(UI)ナビゲーション装置814(例えば、マウス)を含み得る。一実施例では、ビデオ・ディスプレイ装置810、入力装置812、及びUIナビゲーション装置814はタッチ画面ディスプレイである。コンピュータ・システム800は、更に、記憶装置816(例えば、ドライブ装置)、信号生成装置818(例えば、スピーカ)、出力コントローラ832、電力管理コントローラ834、(1つ又は複数のアンテナ830、トランシーバ、又は他の無線通信ハードウェアを含み、若しくは、動作するよう1つ又は複数のアンテナ830、トランシーバ、又は他の無線通信ハードウェアと通信し得る)ネットワーク・インタフェース装置820、及び、GPSセンサ、コンパス、位置センサ、加速度計、又は他のセンサなどの1つ若しくは複数のセンサ828を含み得る。

記憶装置816は、本明細書又は特許請求の範囲記載の方法論又は機能の何れか1つ又は複数を実施し、若しくは、本明細書又は特許請求の範囲記載の方法論又は機能の何れか1つ又は複数によって利用されるデータ構造及び命令824(例えば、ソフトウェア)の1つ又は複数の組が記憶されたマシン読み取り可能な媒体822を含む。命令824は更に、コンピュータ・システム800によるその実行中、プロセッサ802内、及び/又は主メモリ804内、スタティック・メモリ806内に完全に、若しくは少なくとも部分的に存在し得る。主メモリ804、スタティック・メモリ806、及びプロセッサ806は更に、マシン読み取り可能な媒体を構成する。「マシン読み取り可能な媒体」の語は更に、 マシンによる実行のための命令を記憶し、コード化し、又は収容することができ、本明細書及び特許請求の範囲記載の方法論の何れか1つ又は複数をマシンに行わせ、又は、前述の命令によって利用され、若しくは前述の命令に関連付けられたデータ構造を記憶し、コード化し、又は収容することができる何れかの有形の媒体を含むと解される。「マシン読み取り可能な媒体」の語はよって、ソリッドステート・メモリ、光媒体、及び磁気媒体に限定されないが、それらを含むと解されるものとする。マシン読み取り可能な媒体の具体例は、例えば、例として、半導体メモリ装置(例えば、電気的にプログラム可能なリードオンリ・メモリ(EPROM)、電気的に消去可能なプログラマブル・リードオンリ・メモリ(EEPROM))及びフラッシュ・メモリ装置、内部ハード・ディスク及び着脱可能なディスクなどの磁気ディスク、光磁気ディスク、並びに、CD−ROMディスク及びDVD−ROMディスクを含む。

命令824は更に、いくつかの周知の転送プロトコル(例えば、HTTP)の何れか1つを利用するネットワーク・インタフェース装置820を介して伝送媒体を使用して通信ネットワーク826を介して送信、又は受信し得る。通信ネットワークの例は、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、モバイル電話ネットワーク、旧来の電話(POTS)ネットワーク、及び無線データ・ネットワーク(例えば、ワイファイ、3G、及び4G LTE/LTE—A又はワイマックス(WiMAX)ネットワーク)を含む。「伝送媒体」の語は、マシンによる実行のための命令を記憶し、コード化し、又は収容することができる何れかの無形の媒体を含むと解され、前述のソフトウェアの通信を可能にするためのディジタル又はアナログの通信信号若しくは他の無形媒体を含む。

適用可能な他のネットワーク構成も、本願の通信ネットワークの範囲内に含まれ得る。ローカル・エリア無線ネットワーク構成及びワイド・エリア・インターネット・ネットワーク接続を参照して例を記載しているが、通信は、有線伝送媒体及び無線伝送媒体の何れかの組み合わせを使用して、何れかの数のパーソナルネットワーク、LAN、及びWANを使用して可能にし得る。

実施例は、ハードウェア、ファームウェア、及びソフトウェアの1つ又は組み合わせで実現し得る。実施例は更に、本明細書及び特許請求の範囲記載の動作を行うために少なくとも1つのプロセッサによって読み取り、実行し得る、コンピュータ読み取り可能な記憶装置上に記憶された命令として実現し得る。コンピュータ読み取り可能な記憶装置は、マシン(例えば、コンピュータ)によって読み取り可能な形式で情報を記憶するための何れかの一時的でない機構を含み得る。例えば、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、リードオンリ・メモリ(ROM)、ランダムアクセス・メモリ(RAM)、磁気ディスク記憶媒体、光記憶媒体、フラッシュ・メモリ装置、並びに、他の記憶装置及び媒体を含み得る。

本明細書記載の機能的な装置又は機能は、その実現の独立性を特に強調するために、構成部分又はモジュールとして表し、又はラベリングされていることがあり得る。例えば、構成部分又はモジュールは、カスタム超大規模集積(VLSI)回路又はゲート・アレイや、ロジック・チップ、トランジスタ、又は他の個別部品などの既成の半導体を含むハードウェア回路として実現し得る。構成部分又はモジュールは更に、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ、プログラマブル・アレイ・ロジック、プログラマブル・ロジック装置等などのプログラマブル・ハードウェア装置において実現し得る。構成部分又はモジュールは更に、各種プロセッサによる実行のためにソフトウェアで実現し得る。例えば、実行可能なコードの識別された構成部分又はモジュールは、例えばオブジェクト、手順、又は機能として編成し得る1つ又は複数の物理的若しくは論理的なコンピュータ命令ブロックを含み得る。しかし、識別された構成部分又はモジュールの実行可能ファイルは、物理的に一緒に配置されていなくてよい一方、論理的に併せて結合されると、構成部分又はモジュールを含み、構成部分又はモジュールの記述された目的を達成する、別々の場所に記憶された別個の命令を含み得る。

実際に、実行可能なコードの構成部分又はモジュールは単一の命令又は多くの命令であり得、別々のいくつかのコード・セグメントにわたり、別々のプログラム間で、かつ、いくつかのメモリ装置にわたり、分散し得る。同様に、動作データは、本明細書及び特許請求の範囲において、構成部分内又はモジュール内で識別し、例証し得、何れかの適切な形式で実現し得、何れかの適切なタイプのデータ構造内に編成し得る。動作データは単一のデータ・セットとして集約し得、又は別々の記憶装置を含む別々の場所にわたって分散し得、少なくとも部分的には、単に、システム上又はネットワーク上の電子信号として存在し得る。構成部分又はモジュールは、所望の機能を行うよう動作可能なエージェントを含み、受動型又は能動型であり得る。

本願記載の方法、システム、及び装置の実施例の更なる例は、以下の限定でない構成を含む。以下の限定でない例はそれぞれ、独立していることがあり得、又は、後述する、又は本開示にわたるその他の例の何れか1つ又は複数との順列又は組み合わせで組み合わせ得る。

例1は、アプリケーションベースのネットワーク・ルーティング・ポリシーを確立するために、アクセス・ネットワーク発見及び選択機能(ANDSF)サーバにおいて行われる方法によって実施される主題を含み、上記方法は、ANDSF管理オブジェクトにおけるUEプロファイル・ノードからユーザ装置(UE)プロファイル情報を取得する工程であって、UEプロファイル情報はUEの構成に特有である工程と、UEの構成において動作している特定のソフトウェア・アプリケーションの二次ネットワークにデータをオフロードするためのアプリケーション・ポリシーを決定する工程と、ANDSF管理オブジェクトのシステム間ルーティング・ポリシー(ISRP)ノード内のアプリケーション・ノードを定義する工程であって、アプリケーション・ノードは、二次ネットワークにデータをオフロードするためのアプリケーション・ポリシーを提供する工程と、データを二次ネットワークにオフロードするためにアプリケーション・ポリシーを実現するためにUEにISRPを提供する工程とを含む。

例2では、例1の主題は、ANDSFサーバからUEにANDSF管理オブジェクトを送信することにより、実現のためにUEにISRPを提供する工程を任意的に含み得、アプリケーション・ノードは、ISRPノードのフローベースのポリシーについて定義された第1のアプリケーション・ノード、及びISRPノードの非シームレス・オフロード・ベースのポリシーについて定義された第2のアプリケーション・ノードを含む。

例3では、例1−2の一又は何れかの組み合わせの主題は、任意的には、オープン・モバイル・アライアンス装置管理(OMA−DM)交換中にUEからANDSF管理オブジェクトを取得することにより、ANDSF管理オブジェクトにおけるUEプロファイル・ノードからUEプロファイル情報を取得する工程と、UEプロファイル・ノードをANDSF管理オブジェクトから読み出す工程とを含み得、ANDSF管理オブジェクトは、拡張可能なマークアップ言語(XML)形式で構成される。

例4では、例1乃至3の1つ又は何れかの組み合わせの主題は、二次ネットワークにデータをオフロードするためにアプリケーション・ポリシーに含めるために識別されたUEのアプリケーション毎にISRP内に含まれた新たなアプリケーション・ノードを任意的に含み得る。

図5では、例1乃至4の1つ又は何れかの組み合わせの主題は、UEの構成に特有の複数のソフトウェア・アプリケーションを識別するための情報を含むUEの構成に特有のUEプロファイル情報を任意的に含み得る。

例6では、例1乃至5の1つ又は何れかの組み合わせの主題は、ソフトウェア・バージョン、ハードウェア・バージョン、ハードウェア・アーキテクチャ、又はオペレーティング・システムの1つ又は複数を示すUEの構成に特有の複数のソフトウェア・アプリケーションを識別するための情報を任意的に含み得る。

例7では、例1乃至6の1つ又は何れかの組み合わせは、アプリケーション識別子を含むアプリケーション・ノードを任意的に含み得、アプリケーション識別子は、UEの構成において動作する特定のソフトウェア・アプリケーションを一意に識別するために使用される。

例8では、例1乃至7の1つ又は何れかの組み合わせの主題は、3GPPロング・ターム・エボリューション又はロング・ターム・エボルーション・アドバンスド(LTE/LTE−A)のうちの標準に応じて動作するエボルブド・パケット・コア内に備えられるANDSFサーバを任意的に含み得、二次ネットワークは、IEEE802.11標準ファミリーのうちの標準に応じて動作する無線ローカル・エリア・ネットワークである。

例9は、マルチモード・ユーザ装置(UE)デバイスによって実施される主題を含み得、又は、マルチモード・ユーザ装置(UE)デバイスによって実施される主題を含むよう、例1乃至8の1つ又は何れかの組み合わせの全部又は一部分と任意的に組み合わせ得、マルチモード・ユーザ装置(UE)装置は、キャリアベースの無線ネットワークとの通信、及び無線ローカル・エリア・ネットワークとの通信を行うよう構成されたトランシーバと、キャリアベースの無線ネットワークのエボルブド・パケット・コア内に維持されたアクセス・ネットワーク発見及び選択機能(ANDSF)サーバから提供された1つ又は複数のアプリケーションベースのネットワーク・ルーティング・ポリシーを実現するよう構成された処理回路とを備え、処理回路は、UEのハードウェア及びソフトウェア構成を含むUEプロファイル情報をANDSFサーバに送信する工程と、UE上の動作のために構成されたソフトウェア・アプリケーションのデータをオフロードするためのアプリケーション・ネットワーク・ルーティング・ポリシーをANDSFサーバから受け取る工程であって、アプリケーション・ネットワーク・ルーティング・ポリシーは、ANDSF管理オブジェクトのシステム間ルーティング・ポリシー(ISRP)に含まれる工程と、データをオフロードするためにアプリケーション・ネットワーク・ルーティング・ポリシー及びISRPに関して、ソフトウェア・アプリケーションから生成されたデータの無線ローカル・エリア・ネットワークへのオフロードを行う工程とを行うための1つ又は複数の命令を行うよう構成される。

例10では、例9の主題は、ソフトウェア・バージョン、ハードウェア・バージョン、ハードウェア・アーキテクチャ、又はオペレーティング・システムの1つ又は複数についての情報を含むUEプロファイル情報を任意的に含み得る。

例11では、例9乃至10の1つ又は何れかの組み合わせの主題は、UE上の動作のために構成された複数のソフトウェア・アプリケーションのために複数のノードを含むアプリケーション・ネットワーク・ルーティング・ポリシーを任意的に含み得、複数のソフトウェア・アプリケーションはそれぞれ、特定のソフトウェア・アプリケーションに特有の識別子、及び特定のソフトウェア・アプリケーションの動作環境を含む。

例12では、例9乃至11の1つ又は何れかの組み合わせの主題は、ISRPの非シームレス・オフロード・ベースのポリシーについて定義された第2のアプリケーション・ネットワーク・ルーティング・ポリシー、及びISRPのフローベースのポリシーについて定義された第1のアプリケーション・ネットワーク・ルーティング・ポリシーを含むアプリケーション・ネットワーク・ルーティング・ポリシーを任意的に含み得る。

例13では、例9乃至12の1つ又は何れかの主題は、UEのハードウェア及びソフトウェア構成に基づいた、変動する複数のアプリケーション・ポリシーを含むソフトウェア・アプリケーションのためのノードをそれぞれが含む第1のアプリケーション・ネットワーク・ルーティング・ポリシー及び第2のアプリケーション・ネットワーク・ルーティング・ポリシーを含み得る。

例14では、例9乃至13の1つ又は何れかの組み合わせの主題は、3GPPロング・ターム・エボリューション又はロング・ターム・エボリューション・アドバンスド(LTE/LTE−A)標準ファミリーのうちの標準に応じて動作するキャリアベースの無線ネットワークを任意的に含み得、無線ローカル・エリア・ネットワークは、IEEE802.11標準ファミリーのうちの標準に応じて動作する。

例15は、アプリケーションベースのネットワーク・ルーティング・ポリシーを実現するためにユーザ装置(UE)によって行われる方法によって実施される主題を含み得、又は、上記主題を含むよう、例1乃至例14の1つ又は何れかの組み合わせの主題の全部又は一部分と任意的に組み合わせ得、方法は、UEのハードウェア及びソフトウェア構成についてUEプロファイル情報をANDSFサーバに提供する工程と、UE上の動作のために構成されたソフトウェア・アプリケーションのためにデータをオフロードするためのアプリケーション・ポリシーをANDSFサーバから受け取る工程であって、アプリケーション・ポリシーはANDSF管理オブジェクトに含まれ、UEのハードウェア及びソフトウェア構成に特有である工程と、アプリケーション・ポリシーの仕様に応じて、オフロード・ネットワークにソフトウェア・アプリケーションにおけるデータをルーティングすることにより、データをオフロードするためのアプリケーション・ポリシーに関してソフトウェア・アプリケーションを動作させる工程とを含む。

例16では、例15の主題は、システム間ルーティング・ポリシー内のフローベースのポリシーについて定義された第1のアプリケーション・ポリシー、及びシステム間ルーティング・ポリシー内の非シームレス・オフロード・ベースのポリシーについて定義された第2のアプリケーション・ポリシーを含み得る。

例17では、例15乃至16の1つ又は何れかの組み合わせの主題は、ソフトウェア・アプリケーションにおいて利用可能であるのがフローベースのトラフィック・オフロード又は非シームレスベースのトラフィック・オフロードであるかを判定する工程と、上記判定に基づいて第1のアプリケーション・ポリシー又は第2のアプリケーション・ポリシーを選択する工程とを任意的に含み得る。

例18では、例15乃至17の1つ又は何れかの組み合わせの主題は、アプリケーション・ポリシーの仕様に応じて、第2のソフトウェア・アプリケーションにおけるデータをオフロード・ネットワークにルーティングすることにより、データをオフロードするためにアプリケーション・ポリシーに関して第2のソフトウェア・アプリケーションを動作させる工程を任意的に含み得る。

例19では、例15乃至18の1つ又は何れかの組み合わせは、オープン・モバイル・アライアンス装置管理(OMA−DM)交換中にUEからの管理オブジェクトにおいて提供されるUEのハードウェア及びソフトウェア構成上にUEプロファイル情報を任意的に含み得る。

例20は、エボルブド・ノードB(eNodeB)によって確立された一次無線ネットワークを介してユーザ装置(UE)と無線通信する、エボルブド・パケット・コア又は同様なシステム構成によって実施される主題を含み得、又は、上記主題を含めるよう、例1乃至19の1つ又は何れかの組み合わせの主題の全部又は一部分と組み合わせ得、上記エボルブド・パケット・コア又は同様なシステム構成は、動作可能にeノードBと通信し、UEにおいて動作している1つ又は複数のソフトウェア・アプリケーションから遠隔二次無線ネットワークへのデータ・トラフィックのオフロードを制御するためにANDSF管理オブジェクトを管理するよう構成されたアクセス・ネットワーク発見及び選択機能(ANDSF)サーバと、eノードB及び遠隔二次無線ネットワークと動作可能に通信し、遠隔二次無線ネットワークにデータ・トラフィックのオフロードを可能にするよう構成されたパケット・データ・ネットワーク・ゲートウェイとを備え、ANDSFサーバは、ANDSF管理オブジェクトのユーザ装置プロファイル・ノードに含まれるUEプロファイル情報にアクセスする工程であって、UEプロファイル情報がUEの動作構成に特有である工程と、ANDSF管理オブジェクトのシステム間ルーティング・ポリシー(ISRP)ノードに含めるためのアプリケーション・ノードを定義する工程であって、アプリケーション・ノードは、UEにおいて動作するソフトウェア・アプリケーションについてのデータのオフロードのための1つ又は複数のアプリケーション特有ポリシー、及びUEにおいて動作するソフトウェア・アプリケーションについての遠隔二次無線ネットワークへのオフロードを制御するアプリケーション特有ポリシーを提供する工程と、アプリケーション特有のポリシーの実現のためにUEにISRPノードを含むANDSF管理オブジェクトを提供する工程とを行うための動作を行うよう構成される。

例21では、例20の主題は、UEプロファイル情報によって示された特定のソフトウェア・アプリケーションのハードウェア及びソフトウェア動作構成に基づいてソフトウェア・アプリケーションの特定のソフトウェア・アプリケーションのためのデータをオフロードするためのアプリケーション特有ポリシーを判定するための動作を行うよう構成される。

例22では、例20乃至21の1つ又は何れかの組み合わせの主題は、ソフトウェア・バージョン、ハードウェア・バ—ジョン、ハードウェア・アーキテクチャ、又はオペレーティング・システムの1つ又は複数を使用して特定のソフトウェア・アプリケーションを識別する情報を含むUEプロファイルによって示された特定のソフトウェア・アプリケーションのハードウェア及びソフトウェアの動作構成を任意的に含み得る。

例23では、例20乃至22の1つ又は何れかの組み合わせの主題は、フローベースのオフロードのための仕様、及び非シームレスベースのオフロードのための仕様を提供するISRPノードを任意的に含み得る。

例24では、例20乃至23の1つ又は何れかの組み合わせの主題は、アプリケーション識別子を含むアプリケーション・ノードを任意的に含み得、UEにおいて動作するソフトウェア・アプリケーションを一意に識別するために使用され、ANDSF管理オブジェクトは、拡張可能なマークアップ言語(XML)形式に構成される。

例25では、3GPPロング・ターム・エボリューション又はロング・タ—ム・エボリューション・アドバンスド(LTE/LTE−A)標準ファミリーのうちの標準に応じて動作を行うエボルブド・パケット・コアを任意的に含み得、遠隔二次無線ネットワークは、IEEE802.11標準ファミリーのうちの標準に応じて動作する無線ローカル・エリア・ネットワークである。

要約は、本願の開示の特性及び本質を読み手が確かめることを可能にするために記載される。本出願の特許請求の範囲に記載された請求項の範囲又は意味を解釈又は制限するために使用されないと理解されるものとする。特許請求の範囲に記載の内容は、上記詳細な説明に組み入れ、各請求項はそれ自体が別個の実施例として独立している。

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